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ハンジ「抱かれたい男ナンバー2!」

5進撃の名無し:2014/09/15(月) 00:13:41 ID:.SqfFaVo0
リヴァイ「必要ない。それに俺は、俺に「出来ない」事をやっているハンジにはいつも「感謝」しているからな」

ハンジ「え? そうだったの?」

リヴァイ「ああ。研究の分野では、俺はとてもじゃないが協力出来ないからな。出来るのは肉体労働の方だけだ」

あらそうだったんだ? それは意外だったなあ。

リヴァイ「毎回、食われそうになりながらも捕獲した巨人を観察したり、無茶やっているだろ。俺には真似出来ん。項を削ぎたくなる気持ちを押さえきれる自信がない」

ハンジ「ううーん。まあ、その気持ちは分からなくもないけど。途中で蒸発さえしなければ、私も解剖したいのは山々だけどね」

リヴァイ「だろ? だからいいんだよ。むしろさせてくれ。俺自身は必要最低限、生きられる金さえあればそれでいい」

ハンジ「おおお……相変わらずのイケメンだね。ありがとう。流石3年連続抱かれたい男ナンバー1に選ばれるだけはあるね」

リヴァイ「…………は?」

と、言った直後のリヴァイの顔、本当に可笑しかった。

ポカーン…と、間抜けな顔になったんだよね。肖像画に残しておきたいくらい貴重な表情だった。

ハンジ「あれ? 知らなかったの? 女性兵士、男性兵士の間で密かに流行っているアンケートの件だよ。リヴァイ、3年連続、抱かれたい男ナンバー1に輝いたんだよ。連覇おめでとう!」

リヴァイ「そんなアンケートは初めて聞いたぞ……」

ありゃ? そうだったのか。リヴァイには内緒でやっていたのかな?

ハンジ「え? そうなの? 男性の方もアンケート取ってるって話だったんだけどなあ……リヴァイは票を入れてないの?」

リヴァイ「入れてないし、初耳だ。何だそれは? そんなアンケートを取って何の意味があるんだ」

ハンジ「さあ? 良く分かんない。ただの暇潰し? それとも、誰が1番人気あるかを調査しているだけとか?」

リヴァイ「ハンジもそのアンケートに票を入れたのか?」

ハンジ「いや〜それが、該当する男の兵士が思い浮かばなくて入れなかったんだよねえ。ごめんね? リヴァイに1票入れておこうかなとも思ったけど、私が入れなくても勝てそうな雰囲気だったし、まあいいかと思って辞退したよ」

リヴァイ「入れなくていい。いや、ちょっと待ってくれ。それは俺が調査兵団の中で一番「人気」のある男性の兵士だと思っていい話なのか?」

ハンジ「3年連続だからね! ぶっちぎりの1位だったそうだよ!」

リヴァイ「はー………」

すっごい深いため息だった。なんでそんなに落ち込むんだろ?

リヴァイ「そのアンケートは来年から中止にしろ。やる意味がねえ」

ハンジ「ええ? 兵士達が自主的に行っている物だからそれを中止させる権限なんてないよ。もしあるとすれば、エルヴィンだけじゃない?」

リヴァイ「なら俺から頼みに行く。あいつ、今、自室にいるよな?」

ハンジ「多分……」

リヴァイ「なら今から話してくる。じゃあな、ハンジ」

リヴァイが一人でエルヴィンの部屋に行った。私もこっそり追いかけて部屋の外で待ってみた。

そっかあ。普通はそういうアンケートで1位になれば嬉しいもんだと思うんだけど。

リヴァイは嬉しくないのか。何でだろ?

うーん。まさか、巷で噂になっている「実はエルヴィンと出来ている説」って本当なのかな?

リヴァイって、そういう「女」の影も噂も全くないから、女子の一部では怪しんでいる人もいるんだよね。

あーまじ気になるわあ。真実が知りたい!


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