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ハンジ「抱かれたい男ナンバー2!」

28進撃の名無し:2014/09/15(月) 00:35:45 ID:.SqfFaVo0
リヴァイ「エルヴィンも言っていただろ。若い奴らを育成するのも仕事の内だと。だったら新人の兵士には出来るだけ、ベテラン組が目を光らせる必要があるだろ」

確かにね。育成も大事なお仕事のひとつだね。

そしてリヴァイは自室に戻ろうとしたので、そこで慌てて呼び止めた。

エルヴィンに頼まれていた事があったからだ。

ハンジ「あ、待ってリヴァイ」

リヴァイ「何だ?」

ハンジ「あのね。エルヴィンから頼まれていたんだけど、今度、結婚式に参加してくれない?」

リヴァイ「誰の」

ハンジ「例の産休中の女兵士だよ。本人は産んだら絶対、兵士として戻るって言っているけど、やっぱり家族の方が反対されているらしくてね。エルヴィンと私とで、一応、結婚式に顔を出してみる事になったんだよ。出来るなら、リヴァイも一緒に来てくれない?」

リヴァイ「…………」

困惑顔だね。複雑な心境は分かるけど。

リヴァイ「俺が行って、何か役に立つのか?」

ハンジ「むしろ来てくれないと凄く困るってエルヴィンが言っていたよ。人類最強のリヴァイがいるから「大丈夫」だって思わせるしか、説得する方法がないんじゃないかな」

リヴァイ「俺は保険みたいな存在か」

ハンジ「リヴァイがいるのといないのじゃ、雲泥の差だよ。本人の意志を尊重させたい訳だし。ね? 式に出る為のスーツなら持っているでしょ?」

リヴァイ「むしろ、ハンジの方が着ていく服を持ってないように思うが?」

ハンジ「あーそれは今度の休みに貸衣装屋に借りに行くよ。1人で行ってくる」

リヴァイ「………………1人で行くのか」

おや? 今、変な間があったね?

ハンジ「うん。1人で行くけど………あ、もしかして、リヴァイも街に用事ある?」

もし用事があるなら一緒に行ってくれそうかな?

リヴァイ「まあ、あるな」

あるんだ。じゃあ甘えちゃおうかな。

ハンジ「じゃあ、ついでに一緒に行く?」

リヴァイ「ああ。いいぞ。別に」

即答だった。おお。意外だな。最近、サービスいいなあ。リヴァイは。

ハンジ「じゃあ、そういう事で。私も報告書の件があるし。またね」

リヴァイと一緒に貸衣装屋に行ける事にちょっとだけ浮かれながら、私も自分の仕事に専念した。

そして次の日、いろいろ雑務を終わらせた後、夕方、ナナバからいい情報を貰って私は考えた。

どうやら例の貸衣装屋が今日まで安売りしているそうだ。

ただ、時間が時間だし、今からお店に行っても滑り込みだろうな。

ハンジ「ん〜」

でも、ちょっと無茶振りしてみたい気持ちになった。

最近のリヴァイ、ちょっと優しいから、振っても案外いけるかも?

そんな風に調子に乗ってしまって、私はついつい、リヴァイを誘ってしまったんだ。

ハンジ「リヴァイ! 今、時間ある?」

リヴァイ「ああ。雑務は大体済ませてきたが……何か用事があるのか?」

ハンジ「あのね……貸衣装屋さん、今日まで安売り価格でやっているんだって! 明日はお店が休みだし、今からトロスト区に行こう!」

リヴァイ「は? 今から? 待て。もう夕方だぞ。向こうに着くのはいいが、戻ってくる頃には夜にならないか?」

まあね! でも行きたいんだ! それでも!

ハンジ「ナナバがね、教えてくれたの! ギリギリセーフだよ! 安く借りられるなら安い方がいいでしょ? だから、行こう!」

リヴァイ「………」

嫌そうな顔しているなあ。これは断られるかな? 流石に。

あ、でも、リヴァイ、「NO」とは言わずに「エルヴィンの部屋に行く」って言って部屋を出て行っちゃった。

リヴァイ「エルヴィンの許可は貰って来た。行くぞ」

おおおおおお?! いいんだ? スゴイ!

最近、なんかリヴァイ、本当にサービスいいなあ。どうしちゃったんだろ。


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