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ベルトルト「ある雪の日の君」
63
:
◆k65ZL1Fpss
:2013/11/26(火) 22:42:44 ID:0T2NpHTE0
アニ「(まったく馬鹿な話だよ・・・あれから私ばっかりが意識してる)」
アニ「(あいつも何も覚えてないのにこういうものは渡すし・・・)」カチャ
アニ「(今日のツリーにした願い事は二つあった。一つは故郷に帰ること、でも、もう一つはあいつがこの話を思い出すようにって・・・)」
アニ「(もういいや、寝よ)」ゴロン
アニ「・・・・ベル」ボソッ
そう呟いた後、今度こそ朝まで眠った
64
:
◆k65ZL1Fpss
:2013/11/26(火) 22:43:31 ID:0T2NpHTE0
翌朝 食堂
ベルトルト「うーん(昨日はよく寝たなぁ〜寝相もベットから上半身が出るぐらいで済んだし・・・)」ノビー スタスタ
ベルトルト「(さて、どこに座ろうかな・・・!あれはマルコが一人で座ってる。昨日の事もあるしあそこにするか・・・)」キョロキョロ
ベルトルト「やぁ、マr!?(何処かみてる?・・・!・・・ミーナか、見慣れない髪かざりしてるし、多分そうなんだろうなぁ)」
マルコ「あっ、ベルトルト!おはよう」
ベルトルト「おはよう。ここに座ってもいい?」
マルコ「うん。どうぞ」
ベルトルト「ありがと。昨日は悪かったね」ガタッ
マルコ「あぁ、大丈夫だったの?ミーナは変なこと言ってたけど・・・」
ベルトルト「大丈夫だったけど、ミーナの思ってた展開じゃなかったと思うよ」
マルコ「ははは、そっか」
ベルトルト「そういえば、ジャンは一緒じゃないの?」
マルコ「あぁ、ジャンはエレンたちと食べてるよ。仲直りに協力したみたいなんだ」
ベルトルト「!!じゃあ上手くいったんだ、良かった・・・それにしても、あのジャン・・・」
マルコ「あぁ、さっきからミカサに話しかけようとして、ことごとく失敗してるね。もっといろんな方法でアプローチすれば少しは注意を引けると思うんだけど・・・」ブツブツ
ベルトルト「(!!昨日僕がからかわれたし、今日は僕がからかってみるか)」
ベルトルト「例えば・・・髪かざりを買ってあげるとか?」ボソ
マルコ「えっ!?」
ベルトルト「よかったね、ミーナ気に入ったみたいだよ。でも・・・あんまり見てると変に思われちゃうよ」ニヤニヤ
マルコ「〜〜〜っつ、わかった・・・」カアァ
ベルトルト「そうそう・・・・」ニヤニヤ
マルコ「・・・もしかして昨日の仕返し?」
ベルトルト「気付いたんだ。うん、そういうこと」
マルコ「はぁ、言われる側の気持ちがよくわかったよ」ガクッ
ベルトルト「それはそれは」
65
:
◆k65ZL1Fpss
:2013/11/26(火) 22:45:38 ID:0T2NpHTE0
そう言って僕もアニの方を見てみる、その瞬間、偶然にもアニもこっちを見てきた。俄かに見つめ合う
焦った僕はとりあえず笑ってみせる、アニはそれを見て一瞬視線を外した後笑いかけてきた。可愛い可愛い
僕はその顔を見て安心することができるからアニの事が好きなんだと思う
うん
あの雪と光のなかで生誕祭の準備をする人々のように、今を、この瞬間を生きよう
大丈夫、もし危なくなったら、僕には君との約束があるんだから
完
66
:
◆k65ZL1Fpss
:2013/11/26(火) 22:58:00 ID:0T2NpHTE0
これでこの話は終わりです。
なんというか、ベルトルトは揺らぐことがない人という話がたくさんあったのでこの話では揺らぎそうになるベルトルトを書いてみました。いかがだったでしょうか?
果たして読んでくれた人はいたのでしょうか?・・・すみません、初投稿で気にしすぎてます。
読んでくれた人がいることを祈って、お礼を言って終わりにしたいと思います。
こんな話を読んでくださり本当にありがとうございました!!
67
:
名無しに代わり進撃の巨人ちゃんねるがお送りします
:2013/11/28(木) 02:01:31 ID:RmAkYJgM0
ほっこりした!乙!
68
:
名無しに代わり進撃の巨人ちゃんねるがお送りします
:2013/11/30(土) 18:51:47 ID:XMlVnnaE0
ピザ好きなアニ可愛い乙
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