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ライナー「俺呪われてるかもしんない」

1れっくす:2013/09/12(木) 20:11:52 ID:JMFfEpWU0
初投稿です。お手柔らかに。

2れっくす:2013/09/12(木) 20:23:24 ID:JMFfEpWU0
〜訓練中〜

ライナー「ハァ、ハァ」タッタッタッ

アルミン「ふぅ、ふぅ」タッタッタッ

エレン「ゼェ、ゼェ」

キース「どうしたアルレルト‼‼ 隊列から外れているぞ‼‼ その程度なら兵団のため巨人の餌となれ‼」

アルミン「いいえ‼‼ 自分は巨人の餌になどなりたくありません‼‼」

キース「ならば走れ‼‼ 足手まといになりたくなければな‼」

アルミン「はっ‼‼」

ライナー(大丈夫かアルミン・・・目が虚ろだ・・・下手すりゃ倒れちまうぞ・・・)

ガッ‼‼

ライナー「うおっ‼‼」よろっ

ライナー「ってて・・・足吊っちまったか・・・ったく、何につまずいたんだ・・・」

ライナーは背後を振り返る。足元に、何やら石のようなものが横たわっており、その石の上にはライナーの足跡がくっきりと付いていた。

ライナー「なんだコレ・・・ずいぶん長い石だな」

ライナーは石をしげしげと見つめる。

ライナー(ん・・・?表面に・・・なんだ?文字か・・・?」

ライナーは石の表面に付着した泥を払おうとする。しかし、前方を馬に乗って走るキース教官にどやされた。

キース「どうしたライナー・ブラウン‼‼ 戦場でお前は足を止めるのか‼‼」

ライナー「・・・やべっ。はっ‼‼ 申し訳ございません‼‼」ダッ

ライナーは石をそのままにして走り去った。

3れっくす:2013/09/12(木) 20:37:56 ID:JMFfEpWU0
〜訓練所〜

キース「では本日の訓練はここまでとする‼ 各自消灯時間は厳守するように‼」

「「「はっ‼‼‼」」」


〜男子寮〜

ライナー「いっててて・・・」

ベルトルト「どうしたのライナー」

ライナー「ほら見てくれよ・・・今日の行進でデカイ石につまずいちまってな・・・この通りだ」

アルミン「大変!腫れ上がってるじゃないか!」

ジャン「足元ちゃんと見とかねぇからだ」

アルミン「待ってて、今医務室から湿布もらって来るよ!」

ライナー「あ〜いい、いい。気にすんな。兵士がこの程度で音を上げるようじゃ、それこそ巨人の餌さ」

アルミン「でもライナー・・・」

エレン「アルミン、兵士のライナーが大丈夫だって言ってんだ。それ以上の口出しは野暮だぜ」

アルミン「・・・うん・・・ライナー、お大事にね」

ライナー「(天使か)・・・ああ、ありがとなアルミン」

ライナーはいそいそと立ち上がる。

コニー「どこ行くんだよ?」

ライナー「医務室さ。湿布くらい自分で取ってくるよ」

ライナーは扉を開けて出て行った。

ジャン「アイツ大丈夫かよ。足引きずってたぜ」

エレン「プライドがあんだろ。仕方ねえよ」

ベルトルト「・・・・・・」

マルコ「・・・どうしたのベルトルト」

ベルトルト「・・・いや、なんか、変だな〜って」

コニー「は?何が?」

ベルトルト「いや・・・・・・今日のライナー・・・」

アルミン「そう?別にいつものライナーだよ?」

エレン「俺もそう思う」

4れっくす:2013/09/12(木) 20:42:17 ID:JMFfEpWU0
ジャン「なんだぁベルトルト?ついに宇宙と交信でもおっ始めたか?」

ベルトルト「そんなんじゃないって・・・でも、なんだか違和感が・・・」

エレン「ベルトルトってさぁ、たまに面白い発想するよな」

コニー「ははは、お前も馬鹿ってことか!俺と同じかな」

ベルトルト「それは非常に屈辱だよ」

5名無しに代わり進撃の巨人ちゃんねるがお送りします:2013/09/12(木) 21:00:10 ID:JMFfEpWU0
〜医務室〜

兵医「はい、ただの打撲だね。ただ酷使し過ぎると後々響くから、対人格闘と立体起動の訓練は休むように教官にかけ合っておくよ」

ライナー「はい。夜分遅くにご迷惑おかけしました」

兵医「安静にしとくんだよ〜」

ガラッ

ライナーは医務室を出た。消灯時間が近いとあって、廊下には誰もおらず、明かりも廊下の脇に取り付けてある
蝋燭の灯火だけで、嫌に薄暗い。
右足を引きずっているため、左足に体重がかかり、その重みで木造の廊下がギシギシという不快音を上げる。

ライナー(嫌な夜だ・・・じっとりしてやがる)

廊下の角を曲がろうとした、そのときであった。

ライナー「ん・・・・・・?」

ライナーの先の突き当たりの所に、人が立っている。暗くて顔はよく見えないが、身体の線から推察するに、女のようだ。
奇妙なことに、女は突き当たりの角から左半身だけを出すようにして、こちらを見ている。

ライナー(何だあの女・・・こんな時間に、気色悪い)

ライナーはいささか腹立たしくなり、語気を強めて言った。

ライナー「おい、そこの女。誰だか知らんが、脅かそうって魂胆なら他を当たーーーー」

しかし。

ライナー「・・・・・・ん?」

女の姿がない。先ほどまで突き当たりの所に立っていたはずだが、いざ角を曲がってみると、その先には暗い廊下が伸びているだけであった。

ライナー「・・・・・・錯覚か?」

ライナーは目をこすった。ここのところ疲労が重なっていることは事実である。
先日はサシャによる特に理由のない暴力に襲われ、その後ミカサとアニの修羅場に巻き込まれ、なぜか投げ飛ばされるという
理不尽な目に遭った。

ライナー「・・・女子のせいか」

ライナーは首を掻きながら男子寮へ戻った。

6れっくす:2013/09/12(木) 21:12:18 ID:JMFfEpWU0
〜男子寮〜

アルミン「あ、おかえりライナー。どうだった?」

ライナー「ああ、ただの打撲だとよ。ただ明日の訓練は見学するように言われちまった」

コニー「ふーん・・・」

ジャン「ん⁉ ははっ、冗談だろおいライナー‼」

ライナー「何だよジャン」


ジャン「その女誰だよ⁉ どこでナンパしたんだぁ?」


ライナー「えーーーーー」

ライナーは振り返る。しかしそこには今しがた入って来たドアがあるだけである。

ライナー「・・・どこに女がいるんだよ」

ジャン「・・・んあ?ありゃ?どこ行った・・・?」

ベルトルト「・・・・・・」

コニー「おーい、ジャンが幻覚見てるぞ〜。誰か医務室連れてけ〜」

ジャン「いや、幻覚じゃねぇって!確かにさっきそこにーーーー」

エレン「ジャン、お前ミカサの幻覚でも見たんじゃねぇか?」

マルコ「ああ・・・好き過ぎてついに幻覚を・・・気持ち悪っ」

ジャン「気持ち悪ってなんだよマルコ⁉ おい、やめて、ねえ、距離をとらないで」

ライナー「・・・・・・」

7名無しに代わり進撃の巨人ちゃんねるがお送りします:2013/09/14(土) 23:20:58 ID:qsqTW8QU0
wktk

8名無しに代わり進撃の巨人ちゃんねるがお送りします:2013/10/03(木) 01:12:50 ID:CaDlCNTw0
続き

9名無しに代わり進撃の巨人ちゃんねるがお送りします:2013/10/03(木) 20:59:35 ID:IEO/9goQ0
期待

10名無しに代わり進撃の巨人ちゃんねるがお送りします:2013/10/03(木) 23:07:22 ID:FOMka9xA0




11青鬼といえば美香!卓郎!たけし!ひろし!:2015/02/26(木) 12:05:31 ID:Mln.6Ul.0
続きマダー?


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