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Key Of The Twilight
529
:
リマ他
◆wxoyo3TVQU
:2016/05/26(木) 20:23:08
【ポセイドン邸】
「?」
リマは不思議そうに首を傾げるも、アブセルの心情など知るはずもなく、その行動を不審がることもなかった。
そして、
「あ、セィちゃん!」
庭の中を一通り歩いたところで、漸く目的の人物を見つけた。
リマはセナの姿を見るや、嬉しそうに駆けていく。
-----
「何じゃと・・・・・」
セナの口にした言葉に、ノワールは驚愕の声を漏らす・・・・・
「到底信じられぬ・・・・・」
十字界に、自分の知らない秘密が存在し、何かが暗躍している。
黒十字はその全貌にしろ一端にしろ何かしらの情報を入手し、巻き込まれぬように手を引いたのか。その時点で奇しくも自分は既に身篭っており、向こうの目的は果たしていたというわけか。
「甘く見られたものよ」
ノワールは自嘲気味に笑った。
「だぁれだ!」
その時、この場の空気に合わず緊張感の全くない声が入る。
リマが背後からセナの目を隠しじゃれついたのだ。
途端、セナの表情がふっと柔らかくなる。
先程までの冷たい雰囲気が嘘のように。憑き物が取れたように。
「セィちゃん見つけた!ナディアさんが呼んでるよ?行こう」
二人がどのような会話をしていたのか疑問にも思わない様子で、リマは無邪気にセナの手を引いていく。
セナ自身もまた、これ以上話す気はないようだ。
「そなた、何故あの娘を連れてきた」
言いようのない怒りが込み上げ、ノワールはアブセルを睨む。
「わらわはあやつと話をしておったのだ。邪魔をするでない。」
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