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銀時×月詠SSスレ

1吉原の住人:2012/10/16(火) 18:44:20 ID:3LONKq8A
銀時と月詠のSSです。長編短編なんでもござれ
18禁を分けるかなど、詳しい条件はのちのちの議論で

2吉原の住人:2012/10/16(火) 18:44:53 ID:3LONKq8A

 秋の放課後ってなんかロマンチックだよね


 放課後になると坂田銀八はしばしば保健室で暇をつぶすことがある。こちらの方が喫煙所より近いらしい。当然、室内は禁煙なのだが、窓の境目では領空権が違うなどと屁理屈をこね、教師らしからぬ粗相で行儀悪く座っている。新任の保健医である月詠は、時折吹いてくる秋の香りと、慣れない種類の副流煙に、いつもと違う季節の到来を感じていた。
「おい銀八、吸うなら吸うでもっと乗り出して吸え。煙が逆流しとるじゃろうが」
「馬鹿やろう、そしたらお隣さんの方に行っちまうだろーが。黒板消しをパンパンしてたら隣のクラスから苦情が来てグウィーンでグウィーンしてるようなものだからね」
 ああ言えばこう言うで、なかなか譲らないのが坂田銀八である。我が物顔で、校長室にて爪切りをしたこともあるそうだ。というか授業中喫煙したりもしている。この男には時と場所という概念がないに違いあるまい。
 と、頭をポリポリかきつつ立ち上がると、冷蔵庫から患者用のポカリを取ってラップ呑み。
「おい」とクナイを投擲する。
「いいだろ別に。残り少なかったよ?」
「ペットボトルを受け皿にするやつがあるか!」
「つーかお前はなんでいんだよ。今日は完全下校だからガキ共はいねーだろ」
 教員を診ることも職務の一つなのだがと、突っ込むこともできるが、これ以上銀八の土壌に乗るのは思う壺だろう。溜息を一つつくと愛用のキセルを取り出した。
「あっ、てめっ」
「完全下校じゃからもうガキはおらんぞ」
 ふいた煙が、紅葉色を希釈した空風に、ふわりふわりと乗っていった。


 とりあえずこんなん

3吉原の住人:2012/10/16(火) 19:22:03 ID:3LONKq8A
あ、
>銀時と月詠のSS
は正しくは『銀時と月詠のSSスレ』でした

4吉原の住人:2012/10/16(火) 23:12:04 ID:0QkZAfs6
良かったよ
3Z銀月好きだ

5吉原の住人:2012/10/19(金) 17:02:00 ID:awc8PU9M
 原作と3Zの銀さんってテンション違うけどこれは原作の銀さんだから問題ないハズ

 教員たる者、一度くらいは『表と裏』というものを考えるのではないだろうか?
 生徒たちに教鞭を振るうが表、授業の準備や会議をするが裏。活動時間からしてもこれを逆に捉える者は少なかろう。そして坂田銀八が指示されているのはおそらく、そういう『裏』の仕事なのだ。
「はぁ?んな面倒なことやりたくありませんよ。ふざけんじゃねーぞバカ校長」
「いやそうは言ってもじゃな。つーか一応上司だからね。そんな口きいたらだめだからね」
 校長室ゆえ、他の部屋に比べかなりの個性が出ている。それなりに高級なものも多々あるせいか、夕日に彩られたトロフィーがどこか鋭い輝きを発していた。
「それに理事長からのお達しじゃ。そちが滞納している家賃、これでチャラにしてもいいとおっしゃっておるのじゃぞ」
「そうは言ってもですね……」
 朝に三にして暮に四にせん。痛い目に遭うのはもう懲り懲りだ。
「ふむ。して、センデンとはどういうことなんじゃ?」
 共に呼び出されていた月詠女史だった。保健医として至極真っ当に白衣を着服している。比べ銀八が白衣を着ている理由はよくわからない。家に帰ったらお父さんタバコ臭ァいと軽蔑されること請け合いである。
(医師詐称のお咎めか?)
 銀八と月詠、この二人がセットで呼び出される。学内の誰もが連想するだろう。二人もそう身構えていたが、どうやらその件とは関係ないようだった。おそらく宣伝イベントの方だろうと踏んだ銀八の考えは案の定当たる。
「先日のイベントで銀魂高校の知名度は今や鰻登りじゃ」
「苦情が9割近いですがね」
「誰のせいだと思っておる!」

6吉原の住人:2012/10/19(金) 17:03:29 ID:awc8PU9M
「100%テメェのせいだろーがッ!あんなクソロボ作んなきゃ騒動は起こらなかったんだよ!何?この中じゃ比較的常識人だよね嘘言っても大丈夫だよねみたいな面してんだ!」
「まままま銀八先生。バカのバカ面に免じてここは抑えてくだされ」と教頭先生。
「てめっバカって余のことかァァ!余のどこがバカが申してみよ!」
「むしろどこがバカじゃねーんだよ!徹頭徹尾バカだろ!バカが頭から飛び出してるだろ!」
「そうだバカ!早く校長の席譲れよバカ!バーカバーカ!」
「オイイイイ!テメェどっちの味方じゃ!とにかくあとはその書類に目を通すがよい。余は伝えたからな。もし問題起こしても余は『温厚で真面目な教員でしたがまさかこんな事件を起こすとは大変遺憾であります』の一点張りじゃからな。以上終わり!」

 ようは、アニメで銀八ネタやってたんだからお返しに宣伝よろしくねということらしい。原作416訓でも宣伝ネタやってたしね。近かろう一国傾城篇を、とのこと。
「だからってなんで俺なんだよ」
「いやぬしがいないと話が進まんじゃろ」
 ったくと項垂れる。蛍光灯の白い光が眩しいほど銀髪を輝かせていた。
「宣伝って何すりゃいいんだ?チラシでも配ればいいのかよ」
「それについても指示があるようじゃのう。何でもインターネットで宣伝すればいいらしいぞ」
「何それェェ!明らかに世界観違くね!?インターネットとか言っていいのこの世界!?」
「良いも何も、前のはネットの生中継だったろうが。そもそもアニメではウィキペディアとか結構出ているだろウン」
 そういう訳なんで二人がいるのはコンピュータールームだ。

7吉原の住人:2012/10/19(金) 17:04:29 ID:awc8PU9M
「ネットを使うのは分かったけどよォ、じゃあどういう路線でやりゃあいいんだ?」
「よくわからん。書類にはメカ媒体でよろしくとだけじゃな」
「メカ媒体ってなんだよあのクソババァ!知りもしねーのに指示だけいっちょまえにしやがってェェ!そのうちスナックのHP作る気だよ!ああそれよくね!?原作でも家賃まけてくれるものォ!」
「こういうのはどうじゃ。学校のHPにBDBOXのアフェを張るというのは」
「いやダメだろォ!一応俺達公務員だからね!横領着服その他一切は禁止されてるよよく分かんねーけど!」
 そもそもその程度の仕事なら他の教員に頼んでいるはずだ。2人に求められているのは最低でも滞納金分の仕事なのだ。……いやでも「この店で一番新しいコンピューターを買いたい」とか言っちゃう老人に2つくらい古い品を吹っ掛ける店員みたいに何とかなったりするんじゃね?
「おい銀八、ぬし今明らかに悪いことを考えてるだろ」
「え?何言ってんのツッキー。相手が満足してる分には良心的なビジネスだよ。ほら、絵画買うのも価値が分かるやつだけだろ。そういうアレだからセーフだよこれは」
「どういうアレじゃ。不正な方法で手に入れた金は身につかぬものじゃぞ」
 なかなか有りがたい言葉である。
「……だったらどうすりゃあいいんだよ。あれか、掲示板にURL張りまくる戦法でいくか?『銀魂のBD安すぎ!』みたいな。それとも他人のPC寝取ってアマ●ンで購入させちまう?」
「もっと悪くなっとるじゃろーが!」
「そんなこと言ったってよ。俺ァこういう細々したやつは向いてねーんだよ。宣伝しようにもまず宣伝する技術が限られてるわけ。お前だって得意ってわけじゃねーだろ?だって原作でほとんど触れてねーもの」

8吉原の住人:2012/10/19(金) 17:06:11 ID:awc8PU9M
 HPの創設くらいはできると軽視している銀八だが、創設自体はまだしも、アフェを張り付けたり注文ボタンを設置するなど、金銭が絡む設定は初心者では難易度が高いことを知らない。もしこのボタンを押したら10万取られたりしないよな俺今サギに掛かったりしてないよなと疑心暗鬼になること間違いなしである。そんな心構えの2人ができることなどたかが知れていた。
「わっちもわっちで今資金が欲しいところなんだがのう……」
「お前が?」
「うむ、歩けぬ友人がおるのは前に話したな。日輪というのだがな、驚いたことに夫からDVを受けておるらしい。しかもその夫、呆れたことに毎晩毎晩風俗で女を買い漁っては弾け買い漁っては弾けの性豪振りでのう。だからあれほどダメ男はやめろと忠告したのに……。で、今離婚に向けて資金集めをしている真っ最中だな」
「なんか違うゥゥ!ツッキーの裏事情が俺と全然違うゥゥ!明らかに昼ドラの煽りだよねそれ!」
「それじゃ銀時!」
「いや銀八ね。ここでは俺銀八だから。んで、なんだって?」
「つまりじゃ、わっちらには技術も知識もないし、できれば手間もかけたくない。そこで30秒くらいの予告動画を製作するというのは」
「はぁ?だから技術も知識も金もねェつってんだろ」
「以前どこかで目にしたんだが、動画制作のソフトは無料でダウンロードできるらしいぞ。それに考えてもみなんし、予告なぞ適当に文字を入れて適当にそれっぽい台詞を入れるだけで割とそれっぽくなる。◇◇史上最高のスタッフとか総製作費○○億円とか結構あるじゃろ」

9吉原の住人:2012/10/19(金) 17:08:37 ID:awc8PU9M
 アニメ50話で今後の方針について意見を出し合うという話があったので言われてみれば銀八もそれっぽいイメージが膨らんできた。
「やっぱ俺って天才だなぁ。分け前は7:3でいいぜ」
 ザザザとクナイが連射された。
 で、試行錯誤の末、できたのがこんなのである。

 −−−−−−−−−−−−−
 
 原作:空知英秋

「腹を切れ。鈴蘭が地獄で待っていよう」
 ――あの待望の長編が
          ついに
            アニメ化決定――
「マズイ事になったぜ。よりによって厄介な見回り組が見張ってやがる」
 製作:サンライズ
「天照院『奈落』。古くから時の権力に利用された暗殺組織」
 ――黒く渦巻く陰謀
        忍び寄る"闇"――
「て、てめェは」「姫様見〜っけ」「出てこい。処刑の時間だ」「将軍暗殺!?」「それは残念」

 地獄行きだ、コノヤロー

 〜なんかそれっぽい曲〜
「とっ、止まらんん!!前も、右も、左も、後ろも!!」
「アナタはもう使えないゴミです」
「銀ちゃああああああん!!」
 そしてついに明かされる――
          ――銀時の過去
「寛政の、大獄?」
「お前のその目は昔と変わらんな」
『みんなを、護ってあげてくださいね』
 約束……ですよ
「先生ェェェェ!!」
 総製作費1千万、
    サンライズ史上最高のスタッフで送る感動の物語!
「地獄へ帰るがいい……白夜叉ァァァ!!」

 ――先生に、よろしくな

 2012年秋、公開予定!鋭意製作中!

「劇場で前売り券を買うと、特製ストラップが貰えるアル!」

 −−−−−−−−−−−−−

「って、知るかァァ!途中から映画の宣伝になってんじゃん!つーか製作費1000万ってどんだけしょっぱいんだよ!ワンピースの30分アニメと同じじゃねーか!」
「待て銀八、路線は良かったはずじゃ!正直自分でもここまでできるとは思わなかったぞ!ここはストラップに振動機能を」
「そこが一番ダメだろ!そこが一番映画っぽかったわ!しかも何テメェは卑猥な機能つけようとしてんだ!ええい、最後の部分はカットして」
「待ちなんし!そこはこうするのが上策じゃろ!」
「ふざけんな!テメェに任せてたらR−18指定がつくわ!…………………」
 結局その日は朝まで製作に取りかかっていたらしい。2人してクマを作った姿に、一部では同伴出勤の噂が流れたとかないとか。
 とりあえず、コンピュータールームが半端じゃなくタバコ臭かったとは、転校したての晴太君談である。

 終わり
 なんかパサパサチャーハンみたいなSSですまんな

10吉原の住人:2012/10/21(日) 02:55:14 ID:ErwfORvc
お、2作目来てた。
目の下クマ作って同伴出勤的な…ってこりゃまた色々想像力掻き立てられますなあw

ツッキーが保健医という設定は銀八先生とのやりとりでしっくりきますな。
本当にいいコンビだ。

11吉原の住人:2012/11/10(土) 10:09:50 ID:vW3sAYJM


 ちんたま


「ガキの世話なんざ神楽一人でいっぱいいっぱいだっての。他あたれ他。つーか団子くれや」
「そこをなんとか頼まれてくれないかい?ついでに寺子屋代わりにそろばんだけでも教えてあげてくれる?」
「あのね日輪さん人の話聞いてた?アンタさァ、とうとう本性現してきたよね。バーゲンセールのおばちゃん並にぐいぐい押してくるよね」
 晴太の教育先についてだ。外に疎い日輪と月詠は銀時に助言を求めていた。銀時に憧れている節があるからその言で学徒になることを勧めてほしくもあったのだが、いかんせんその本人がまるで乗り気ではない。
 月詠は確認というより、どうにか返答が覆らないかとこれで数度目の質問をしたものの
「ったりめーだバカヤロー。んな面倒なこと俺がするわけねーだろーが。そんなに修業がしたけりゃ他んとこの里子にでも出せゃいいんだよ。指パッチンで時を止めて魂の限りゴッドノーズしてきやがれ」
 思わず、ふむう、と、紫煙を吹いてしまった。
「大体この前はお前が教えるカンジだったじゃねーか」
「わっちは百華で忙しい。日輪も昼間はここで働かあなりゃせん。一番の問題として、同世代の交流がないのが痛い」
 もう一度深く、紫煙をくゆらした。
 それは本気で困っている様子で、かえって無表情に近かったから、さしもの銀時も唸りながら少し考えてみた。いくら吉原救世の主だからと言っても無銭飲食している今、流石に居心地が悪い。ズズズとお茶を啜った。
「そういや、宛がないわけでもなかったわ」
「宛?」
「親八んとこでいま道場やってんだよ。寺子屋とは大分違ェが入らないよりはマシなんじゃね」
 二人は目を合わせた。どうやら検討しているらしい。
「そもそもさァ、晴太君は一体何になりたいわけ。塾に入っても合格するわけじゃねーんだぞ。大学に入ることがゴールじゃないんだよ?そこら辺分かって言ってんの」
「本人は一応百華に入団したいそうなんだけどねェ……何分女だけで構成された組織だから無理があるんだよ。どうしたもんだか」
「別にいいんじゃねーの?介護大学みたいなもんだよ。筆下ろし狙って十六包囲完全封鎖の自警団100%のできあがりだよ。三十路手前で焦ってるツッキーがもれなく見れるよ」
 ざく!
「はぁ、強くなりたいなんて言われてもね。いっそバックダンサーとでも言ってくれた方が気は楽だったさ。月詠、おかわり出してあげてくれる?あっそうだ、例のアレ、出してあげたらどう?」
 職業柄、常に笑顔の絶えない表情が下劣なものになる。ニコニコがニヤニヤになったと換言することもCAN DO IT。
「……あれほど言うなと申したはずじゃが」
「あら、てっきりそういうフリだと思ってたわ」

12吉原の住人:2012/11/10(土) 10:10:23 ID:vW3sAYJM
「おいおいなんだよ例のアレって。土産か何かか?できればいちご大福をプリーズしてェもんだぜ」
 訝る銀時にくすくす笑う日輪。
「いやいや普通の団子さよ団子。たださっきのに比べるとちーっとばかし堅いかもしれないねえ。ほら月詠、早く持ってきてちょうだいな。銀さんならきっとおいしいって言ってくれるわよ」
「い、いや!そもそもだな、アレはこういう用途で食べるものじゃないじゃろ?ぬしが邪魔をするから変になっただけで」
「あら、いいの?じゃああのことバラしちゃうおうかしら〜(威)」
 この場合の女とは月詠、戈とは弱みのことだろう。これ仕方なしと逃げるように台屋へ消えていくのを最後まで見届けた後、日輪は一変、陰りのある表情で
「今日ね、地雷亜師の月命日なのよ」
 そう、小さく言った。
「…………」 
「毎月ではないんだよ。ただ墓前で焼香する背中がいつになく頼りないらしくてね。あれから月に一度は暇をとってくれるようになったと安心した矢先これだよ。まったく、ちったぁ融通が利かないのかね」
 あの子らしいけどさと苦笑した。そこには妹を気遣う、姉のような姿があった。今でこそ見上げる関係になったと体の不自由さを皮肉る一方、根っこの部分ではそういう感情があったのだ。
 銀時は何者も映さぬ瞳をさぞ眠そうに細めた。手にしていた湯呑みの波が潮引きのように静かになる。
「それがあいつらしい生き方なんだろ。奴だって本当に辛い時は言ってくれるさ。俺達に出来るのは、その時そばにいてやることぐれーだよ」
 それはかつて、師を失ったことで、仲間とまで離散してしまった坂田銀時が口にするには、重い一言だった。幸か不幸か、それを知る者はここにはいなかったが。
 お前を孤独にはしねェよ。
「も〜銀さんったら、そういう手練でみんなを落としていくのね。じゃあ手管ついでにあの子の随伴、頼まれてくれるかしら?」
「あのさ日輪さん。アンタさァ『じゃあ』と『ついで』で随分人生得してるよね。何だかんだで思い通りの展開になってるよね。手管ならぬ蛇女(くちなわおんな)の所業だよこれは」
 そうこうしているうちに月詠が戻ってくる。ハイヒールの女が台屋から出てくるミスマッチだった光景も、今や堂に入っているように感じられた。
「どちらにせよ、階段があるらしいから私はいけないのよ。お願い銀さん、やっぱりあの子には捌け口になる場が必要だと思うの。今度お礼においしいまんじゅう仕入れておくからさ」
「…………」
 銀時は口をへの字にして、顰蹙した。何となく、ぶん殴られるのが瞼の裏に浮かぶようだった。

13吉原の住人:2012/11/10(土) 10:11:04 ID:vW3sAYJM

「…………階段なんてどこにもねェじゃねーか、あの女」
 そもそもそこは、墓場というには少しお粗末な場所だった。境内を外れ、水桶場も遠く、落ち葉に埋もれて忍びない。天下の幕府に反旗を翻した者の末路を物語っていた。それでも墓があるのは元お庭番という秘匿さゆえの許容なのだろう。桃、緑、白と柔らかな色の団子が控え目に積まれている。
「晴太の件じゃがのう、わっちらから申し出ておいてなんじゃが、もう少し本人の様子を見ることになった。その時はまたよろしく頼むぞ」
「そん時ゃ万事屋として呼んでくれや。俺だって人様の先行きをほいさほいさと決めたかねーんだ」
「うむ、分かりんした。日輪にもそう伝えておくとしよう」
「つーかお前さ、少ない休暇をこんなことに使ってるわけ?律儀なもんだねえ」
「死者を供養するのは生者の務めじゃ。不思議なことなどありゃあせん」
 ふーんと、鼻をほじり、天を見上げた。手の届きそうな昼の月が一つに、どこか郷愁にかられる薄い雲が漂っている。
「…………」
 なんだか、昔のことが随分、遠いようで近くに感じられた。
 あの頃と変わらぬ空なのに、自分の周りが変化していたのは、奇妙な気分だった。
「俺も歳取っちまったなぁ。人のこと言えねーぜこりゃ」
「ふっ、わっちもいまそれを考えておったわ。月日が経つのは、本当に早いものじゃのう」
 そう笑いながらしゃがみ、礼儀正しくお祈りした。その手前、ちっと失礼かこれ?と思った銀時も、ちんぴらさながらに膝を折る。手元の紅葉をくるくると回しながら頬ずれをついた。
「お前さ、あいつを心配させてくれるなよな。足が不自由だかなんだか知らねーけどよォ、私は一緒にいけないから〜とかっつって結局俺に白羽の矢が立つんだぜ」
「…………それはすまかったな。まさか日輪に知られていようとは思わなんだ。わっちも今朝知ったところなんじゃ」
「ふーん。何考えながら合掌してんの?」
「うむ。やはり、昔のことじゃな。ここに来ると、これからの前進は、今までの前進あってこそのものだと思い知らされる。だから、師匠には感謝しておるんじゃ」
「完全にババァの思考じゃねーかそれ」
「未来を偲べるのは生者の特権ぞ。それから、彼岸も安らかであるように、師匠の犯した罪に許しを請うておる」
「そうかいそうかい。出来た弟子を持ってさぞ師匠冥利に尽きるだろうよ」
 今のは少し、含みがあるように思えた。
 銀時は銀時で、いま己の過去を振り返っているのだろうか。しかしそう問いただしても、おそらく返答は芳しくない気がした。人に慰められる以前に、己の痛みを共有することに慣れていない。月詠の視点で、坂田銀時とはそういう人物だった。

14吉原の住人:2012/11/10(土) 10:11:34 ID:vW3sAYJM
 供え物を拝借する非礼を詫び
「のう銀時。一本、どうじゃ?」
「え?くれんの?」
「ぬしにではない。ぬしの師匠にじゃ」
 たばこの味比べのように手渡される団子に、銀時は小さく鼻を鳴らして、不承不承と言わんばかりにぼーと眺め始める。
「ぬしは言ったな。鼻水垂れ流して俺にすがりやがれと。だがそれはわっちも同じじゃ。ぬしが泣いている時は、わっちもそれ以上の声で泣いてやる。ぬしが笑っている時は、わっちも腹抱えて笑ってやる」
「…………」
「だからぬしが何も言わん時はわっちも何も言わん。ただその一本は、ぬしのこれまでを導いた、ぬしの師匠への感謝の印じゃ」
「おいおい人の師匠掻っ攫うんじゃねーよ。俺の立つ瀬がなくなるだろーが」
「黙りんす。ぬし、どうせ墓参りになど行かんのじゃろう?たまには顔を見せてやらんと師匠が寂しがるぞ。故人の楽しみは子供の顔を拝むことくらいしかないのじゃからな」
 ふっと笑いの声が漏れた。いつの間にか、空の彼方はオレンジ色に染まっていた。
 銀時の目の前に、物言わぬ姿になり果てた松陰先生が思い出される。
 怒りに燃える友がいた。悲しみに暮れる友がいた。振り返れば、かつて同じ釜を共にした、多くの仲間が死んでいた。
 もうたくさんだ。仲間が死ぬのはこりごりだ。
 何もかも放り投げ、戦場から逃げ出した負け犬に、もう一度同じ道を歩こうと、桂小太郎は誘ってくれた。意気消沈し、仲間を捨てた臆病者に、高杉晋助は刃を向けた。
 そんな弱い己を斬れとでも告げるかの如く、全てを捨てた地雷亜という男が現れたのは、果たして必定だったのだろうか。いま一度仲間を守れと、かつての宿敵が現れたのも、果たして何かの必定だったのだろうか――。
「…………」
 両手を合わせ、目をつぶる。その姿は、何かを詫びているようだった。そして供饌するかと思いきや、銀時は団子をぱくりと口にした。
「おい、流石にそれはどうかと思うぞ…………」

15吉原の住人:2012/11/10(土) 10:12:05 ID:vW3sAYJM
「死人が口利くかよ。食べらんねェもんを見せびらかされる方がよっぽど非礼だっての」
「それは神饌と言ってじゃな、神に捧げるものなんじゃぞ」
「知るかよんなもん。故人の楽しみはガキが元気なツラして笑ってる姿だろ。それ以上の餞なんざ俺には思い浮かばねーよ」
 げんなりする一方で、虚を衝かれる思いに駆られた。なるほど一理あった。
「……ふむ。ではわっちは、煙管でも吹くことにしようかのう?これは師匠の罪の分なのでな。食べる気にはなれん」
「好きにしろよ。お上さんもそれくらい見逃してくれるはずさ」
 主流煙を胸一杯に吸い込み、そして掃き出す。
 それまで感じていた重い物が、双肩から下りていくのを感じた。
 そこにはもう、いつも通りの月詠の背中があった。

「ふーん、銀さんも師匠をねェ……知らなかったとはいえ、少し図々しかったかしら」
「そうかもしれんが、あの男のことだ、謝罪なぞされれば余計に気を悪くしよう。今まで通り、気にせず接してやりなんし」
「あら?それってノロケってやつ?も〜銀さんのことは全部分かってますってカンジ?」
「な、なわけないじゃろーが!そもそもわっちは連いてこいなんて言ってないし日輪がどうしてもと言うから渋々一緒に行っただけだし」
「けど、月詠が元気になってくれて良かったわ。これからもよろしくって言っとくわね。お参りデートってのも、案外味わい深いものなんじゃない?」
「い、いい加減にしろ!わっちは供養しに行っとるんじゃ!」
「ふふふ、はいはい」


 おわり

 そろそろ18禁でも書いてみようかなと企んでるんだけどどうっすかね(ゲス顔)
 個人的には余計過疎りそうだから有りだと思ってるんだけども

16吉原の住人:2012/11/10(土) 11:01:19 ID:vW3sAYJM
あ、pixivに書いたのあげてみたけどどざんしょ
見てみると銀月って結構需要あるみたいでうれち!

17吉原の住人:2012/11/12(月) 23:58:10 ID:wrMgghI.
銀時×月詠スレの599〜601の話題をプチSSにしてみました

銀時「晴太、彼女出来たってマジか?」
晴太「へへッ、うん!!」
銀時「かー、最近のガキは色々と進んでんな…もしかして、もうA、Bすっ飛ばしてZまで行ってしまいにゃGTまで経験してねーだろうな」
晴太「し、してないよ。と言うか付き合い始めたばっかだよ」
月詠「全く銀時は何を言っておるのじゃ…。じゃが男女の間では何が起こるか解らん、晴太、デートの時や下校中は必ずこれを持ち歩きなんし」
晴太「これって…」
月詠「コンドームじゃ。使い方は日輪に聞きなんし」
銀時「オメーは何つうもん渡してんだ!!GTより飛んでSEEDまで進んでんじゃねーか」
日輪「銀さん、晴太なら大丈夫よ。でもね晴太1つだけ覚えておきな、彼女のご両親とは、早めにご挨拶して仲良くなるの。もし間違いが起きても相手先のご両親と親交が深く仲良ければ6割の確率で、スンナリとデキ婚まで行けるからね。」
晴太「うん」
銀時「オイー、アンタはなんつう事デクチャーしてんの!?それはooレベルだよって言うか2人とも流石、吉原だな。性知識どころか対処術までしってんのな!!」

18吉原の住人:2012/11/13(火) 01:41:17 ID:mpF8Wbss
おつだお
彼女っつってもめっさ歳上な気がしてならないwww

19吉原の住人:2012/11/13(火) 07:16:18 ID:PzjwyneM
乙です
笑ったww 流石吉原。子どもは晴太だけだしねぇ。それとも地上の寺子屋に彼女が出来るとか

20吉原の住人:2013/02/07(木) 17:17:13 ID:cCAlRO8U
坂田銀時と月詠の仲は実際どうなのか周りの方に聞いてみた

Q坂田銀時さんと月詠さんは口論をよく見られますが、やはり仲は良くないのですか?

※特定を防ぐため名前は伏せさせて頂きます
吉原自警団
部下A「全然さ、逆だよ、逆。」
部下B「そうそう、口論というより痴話喧嘩かな。いや、喧嘩にも成らない、日ノ輪様で言うと只のじゃれあいだね。」
部下C「そうそう。最初はさ、あたい達が目撃したときは肝を冷やしたよ…吉原の救世主様である、銀様と頭(かしら)が言い争ってるんだもん。」
A「確かにあれはビックリなんてものじゃないね。」
B「あちき、止めに行ったからね。」
C「他にも止めに行った子いたよね」
-そんなに険悪な感じだったですか?-
A「あの頃は晴太が正式に日ノ輪様と住み始めて二週間過ぎたぐらいかな。鳳仙の事件以降、銀様来てくださらなかったし」
C「来てたら、あたい達に直ぐ情報が流れてるから」
B「で、止めに入ったら日ノ輪様に逆に止められたんだよね。"只のじゃれあいだからほおっておきな"ってさ」
A「そしたら御二人とも、声を合わせてしかも同じ台詞で日ノ輪様にツッコミしてさ」
C「いつの間にそんな仲に???って感じだよ」
B「今思うとあの頃から頭が銀様と話してる時の表情が和らいでるというか密かに楽しんでた感じがするんだよね」
-成る程、その頃から二人の仲は別の意味で良かったという事ですね。お答え頂き有り難うございました。-

24吉原の住人:2014/10/24(金) 03:58:02 ID:71oh6Enc
初SSです。誤字脱字だらけの駄文ですがもし良ければお付き合い下さい。

愛染香篇原作補完SS

日「そうだ!銀さんたち今日はウチに泊まって行きなさいよ。
事件収束のお礼も兼ねて美味しいご飯用意するわよ!」

神「飯アルカ!?銀ちゃんやったアル。今夜は卵かけご飯じゃなくても良さそうアルっ」

新「あはは…まあせっかくですしお言葉に甘えちゃいましょうか」

銀「ったくしかたねーなー。つーか夕飯が卵かけご飯なのは大食らいが一人と一匹いるからだろーが。…つー事で世話んなるぜ日輪さん」

晴「やったー!新兄、神楽ちゃん、ご飯食べたらオイラと花火しようよ」

新「いいね。花火なんてもう何年もやってないしたまには良いかも」

神「楽しみアル!」

日「そういえば寝るところなんだけど、神楽ちゃんは月詠の部屋で銀さんと新ぱっさんは月詠の部屋のとなりが空いてるからそこ使ってもらえる?」

新「わかりました」

銀「うぃーす」

神「きゃっほーい。ツッキー、夜一緒にがーるずとーくするアル!」

月「おお。それは楽しみじゃな」

そして楽しい夕食を取り神楽たちが花火をしている頃、
銀時は一足先に部屋で夜風に当たりながら一人酒を飲んでいた。
するとそこに夜の見回りから帰ってきた月詠が通りがかった。

25吉原の住人:2014/10/24(金) 03:59:33 ID:71oh6Enc
銀「よぉ。こんな日まで夜の見回りたぁ仕事熱心だねぇ。
神楽がお前とガールズトークできるかどうか心配してたぞ」

月「仕方なかろう。あんな事があったんじゃから」

銀「別になにも無くても行くくせによく言うぜ」

月「……ようやく、終わったな。」

銀「あ?…ああ。もうウンザリだ。惚れたはれただの、香だの煙だの
もうウンザリだ。むせるのはどっかのバカが撒き散らす煙管の煙だけで充分だ。」

月「……そうじゃな。これで…充分じゃ。春でも冬でも、わっちはたまにこうしてお前様の隣で、
毒煙を撒き散らせるならそれで幸せでありんす。」

月詠はそう言って銀時の顔に煙管の煙を吹きかける。

銀「ゲホッゴホッ…っ何やってんだお前!?コレ本当にタバコ!?
 イライラする香吸ってた!?DJ香とか吸ってた!?」

月「フフフっ」

銀「……ったく…意味わかってやってんだろうな」

月「なんの事じゃ?」

銀「つくづく末恐ろしい女だよお前は。」

月「?」

26吉原の住人:2014/10/24(金) 04:00:46 ID:71oh6Enc
銀「…今から月見酒するから付き合えよ」

月「ぬしもう酔っておるのか。今は10月じゃろうが」

銀「うるせーなまだ酔ってねーよ。今年は月見酒し損ねたんだよ」

月「そうか…ていうか今日新月じゃぞ?」

銀「月なら目の前に綺麗なのが昇ってるだろーが」

月「?」

銀「…まあいいわ。吉原を何度も救ったこの救世主様に酌してくんねぇ?
あっ、お前は飲むなよ頼むから」

月「勧められても飲まんわ!それに酌なら日輪にでもしてもらえば良かろう」

銀「俺はおめぇに酌してもらいてぇーの。
この前座敷上がった時だって結局してもらえずじまいだったんだ。
それぐらいサービスしろよコノヤロー」

月「全くぬしも物好きじゃな。…ほら、かしなんし」

銀「おめぇ程じゃねーさ。っていうかお前様って呼んでくれないの?
あれ結構グッと来たんだけど。」

月「なにをたわけた事を…ほら、どうぞ………お前様///」

銀「…太夫もしかして照れてます?」

月「だっ、誰が照れてなどおるものか///!死神太夫をなめるなっ///!」

銀「いや、そんな真っ赤な顔で否定されても…」

月「こっちを向くな変態!」

銀「ひでー言い草だなオイ。さっきはあんなにエロくベッドのお誘いまでしてくれたってのによー」

月「なっ///誰がいつした!」

銀「え?だからさっき。遊女が男の顔に煙管の煙吹きかけるのは、私をかわいがって。つまり
わたしを抱いてって意味だぜ。まあお前死神だけど太夫って付くから遊女みたいなもんだし
俺もすべての店タダで入れる客みたいなもんだし、ひょっとして誘ってるのかと。
どうします?これからどっか行きます?」

月「行かん!!!だいたいそんなこと今初めて知ったわ!」

銀「なーんだ残念。期待したのにー」

月「言っておれ///」

銀「まあ銀さん紳士だからむりやりなんてしないし安心して。
…それに俺たちは行くときもイクときも逝くときも一緒だろう?」

月「なっ///ぬし記憶があるのか!?」

銀「ああもうバッチリな」

月「っ///ニヤニヤするなっ///」

銀「ははっ、ワリーワリー」

月「…」

27吉原の住人:2014/10/24(金) 04:01:45 ID:71oh6Enc
銀「…それで?」

月「なんじゃ?」

銀「お前の中に今咲いてる花はもう枯れちまったのか?」

月「なっ、何じゃ急に///」

銀「…頼むから勝手に枯らすなよ。
…今はまだ無理だが、いつかその花一緒に育てて行こうぜ。
俺ァ花なんざ育てるのは全くもって苦手だが、おめぇとなら育てていける気がすんだ。
言ったろう、俺たちは行くときもイクときも逝くときも一緒だって」

月「銀時……ああ、分かった。待っておる。
じゃが、早くしないと別の花が咲いてしまうかもしれぬぞ?」

銀「……言ってろ。」

月「しかしぬし、女を口説くセリフにイクなどとはいかがなものかのう?」

銀「…うるせーな。なんかわかんねぇけど調子出ねぇんだよ。笑うな///
…まあ…なんだ、あんなことがあったから言う訳じゃねぇけどよ
俺ァお前に逢えて、よかったよ。」

月「銀時…ぬしたちに、ぬしに…お前様に出逢えて、わっちは幸せじゃ。」

銀「月詠…」

ガタッ

銀&月「「!?」」

新&神&晴「「「あ…いや…はははっ」」」

銀&月「」

銀「いつから…聞いてた?」

晴「…月詠姐の、ようやく終わったなの辺りから…」

月「な///ほぼ最初っからではないか!」

新「すいません止めようとしたんですけど…」

晴「なんだよ新兄だってノリノリだったじゃないか!」

新「やっ、ちょ…」

神「銀ちゃん、ツッキー、大丈夫アル誰にも言わないネ!」

新「そ、それじゃあお邪魔しましたー」


銀&月「「…」」



新&神&晴「「「日輪さーん(母ちゃーん)明日は赤飯(ですー)(アルー)(だよー)」」」

銀&月「「早速バラして(んじゃねぇーかぁー///)おるではないかぁー///」」
                                      fin


こんな駄文にお付き合い頂きありがとうございました。

28吉原の住人:2014/11/01(土) 12:54:50 ID:hpvSG9dc
ちと読みずらいな
銀さんがイケメンでめちゃくちゃ格好いい

29吉原の住人:2014/11/01(土) 13:29:52 ID:hpvSG9dc
銀時と月詠のSSスレじゃなくて
銀月SSスレにすれば?
だってこれ銀月じゃん、銀時と月詠じゃなくて

31吉原の住人:2014/11/01(土) 15:48:08 ID:X5sW4ti.
※29
銀時と月詠のSSと銀月SSの違いって何だろう?

32吉原の住人:2014/11/03(月) 11:13:49 ID:S/i3cu5M
>>31
銀月→カップル
銀時と月詠→この二人が出てくる

的なやつとか…?
よくわからなくてスマソ

33吉原の住人:2014/11/12(水) 18:53:55 ID:a9vIJeQE
乙です
え、煙を吹きかけるのは、そんな意味があったの?

34吉原の住人:2014/11/12(水) 21:30:46 ID:Oc5Kb.6M
>>32
何となくわかりました
ありがとうございますでも多分
>>29は荒らしかと…

35吉原の住人:2014/11/12(水) 21:33:31 ID:Oc5Kb.6M
連結ごめん
どっちにしろ
銀月と銀時×月詠は同じ意味だと思います。

36吉原の住人:2014/11/12(水) 22:17:19 ID:NX799eFU
>>33
そうみたいだよ他の板でも出てた

厳密に言えば月詠は遊女じゃないけどそこは妄想補完って事でw

45吉原の住人:2015/02/18(水) 07:47:24 ID:t3bpwbkY
昨日銀月スレにSS書いてくれた人こちらでお待ちしてますので気が向いたらまたよろしくw

46吉原の住人:2015/02/18(水) 08:19:04 ID:dG8XoNE.
同じくSS大歓迎ですw
是非萌えを共有しましょう!

47吉原の住人:2015/02/18(水) 14:32:11 ID:QjRd1U/U
お願いします


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