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虹の向こうに

1:2010/09/11(土) 14:19:56 ID:FsSBzDbo
ここは桃の作品置場です。
タイトルは最近虹見たからなだけ。虹綺麗で好きだよ
お前の小説つまんねーて思う方は回って回って飛んでいk((


・感想は大歓迎。返事が遅れるときがありますが怒らないでください←
・一行レス、ダメ絶対
・荒らしとかやだよ

更新率は低めだったりすると思います。がなるべく出来るようにします
リクエストはいつでも受け付けますが遅れます(断言)
あほな発言しますが軽くスルーでもしといてやってください
ということで小説(文才無いけど)頑張る!

2:2010/09/21(火) 14:43:24 ID:FsSBzDbo
貴方が居てくれなかったら
――きっと今の自分は居なかった


---




「南は努力家だな」と幼いときに言われた気がする。

自分にピアノを教えてくれた人、奏竜さんに。奏竜さんは世界でも有名なピアニストだった。
ピアノをやってる人間、音楽をやってる人間なら誰でも知っている人だった。
でも、あの人は途中でピアノに触れるのをやめた。

何故やめたのかは人に聞いて大半は知っている。
「医者になって人の命を救いたい」それでピアノの道を捨て医者の道に進んだそれで今では有名な医者になったらしい。
それでも時折ピアノを教えてくれる。



「…何で奏竜さんはピアニストじゃなくて、医者になったの?」



暇そうにして座っていた奏竜さんに聞いてみた。見下ろしてる俺をめんどくさそうに見上げ
「何を言い出すんだ」という顔をする。


「…人の命を救いたいから?」
「それもあっけどさ、ぁーお前に言ってなかったけ?
 ほら、奏暫…今はぴんぴんしてっけど昔は響ちゃん並み、ちよちゃん並みに体弱くていっつも寝込んでたわけよ」



初耳だ。今の父さんは風邪なんかには一切罹らず元気だ。
風邪なんか絶対引かないだろぐらいの元気さなのに。



「それでさ、思ったわけよ。いつか俺が医者になって奏暫を元気にさせようって。
 でも医者になるのってなるまでが金かかるだろ?だから好きなピアノで稼いでその金で医者になろうって。
 両親にもまだ下が2人いるんだ。迷惑かけられねーしさ…うん、だからだ」
「そう………ありがとう」



いきなり俺が変なことを言うので奏竜さんが珍しそうに目を見開く。そんなに珍しくないのに
そして嬉しそうに「どうした?」って俺を見上げながら笑う



「別に…奏竜さんがもしピアニストだったら、俺ピアノと出会ってないだろうなって」



もし奏竜さんがピアニストだったらいろんなところに行って俺なんかに会いにこないだろうし
奏竜さんにピアノ教えてもらう時間なんか無かっただろうし、
俺も奏竜さんにピアノを勧められるまではピアノなんて縁のないものだと思ってた。
ピアノと言うものと出会えていなかったらきっと何も見つけられずに退屈な日々を過ごしていたと思う。




それに俺がピアノに出会ってなかったらきっと、




――――璃生に会えてなかった。

3:2010/09/21(火) 14:54:53 ID:FsSBzDbo
あとがき。


咲羅の南と璃生ちゃんの小説読んだ後に思いついて適当にメモ帳に書いてた奴
本当は南と璃生ちゃんのお話を書きたかったのに何故か奏竜と南の話しになった。何故だ!?←
こ、今度はちゃんと南と璃生ちゃんのお話になるように頑張ります。
てか璃生ちゃん可愛いよね。男勝りだけど南の前だと乙女になるとこ可愛すぎるぜー(黙れ)


そしてさすが自分!文才なさすぎて意味分からん小説になった!!
まじ意味分からん、自分でも何したいか分んない←
自分の文才の無さに泣きたい。誰か文才と画力分けてくれ

そういえば、黒豹でさすがに「くひょう」と読めないだろうとか今頃思いですね黒豹君の名前を変えます。
「黒豹」→「社(やしろ)」にします
黒豹の名字もどんな名字だったか忘れたので(ぇ)「立花(りっか)」にします。
黒豹→立花社。无ちゃんも兄妹なので立花无にいたします。
最近キャラの容姿もいろいろ変えてるのだ。男キャラはあんま変わってないのが多いけどね
響夜とか大河とか皐月とか千は変わってない

4:2010/11/27(土) 11:21:40 ID:SZxEcXWM


世界は、酷く汚れた醜い色で染まる
その色を君は塗り変えた――









 『色が変わる』









僕は、幼い4、5歳のころに捨てられた、両親に。
今世間で問題になっている育児放棄だったらしい



僕の記憶にもう両親は居ないし、その両親が知ってる僕も居ない
幼すぎて過去のことは忘れてしまった。両親のことは憎いとは思ったことはない


だって、あの人たちがいなかったら僕は居なくて、捨てられてなかったらあの人にも会えなかった。


逆に感謝してもいいぐらい。でも、もう両親には会いたくはない
もう捨てた時から関係は切れたんだ。僕はそう思う、会うことなんかないだろうけどね






そしてこれは僕の過去の話。




大河さんから聴いた話では僕は、桜の木の下に捨てられていた。
神城神社の脇のあまり知られない小道の坂を歩いた山の奥にある、桜の木。あまり知られてないけれど
大河さんはこの木は天界やらなんやらでは有名な木だという。
蒼い色をした幻想的な木だ、僕も一度見に行ったことがある。強い願いや力が無いと見れない木で
そういうのが無いと普通の木にしか見えない特殊な木。


雨の日のその木の坂道に捨てられていた。


そのことから僕のことは後に「雨坂」という苗字を貰うことになる




拾われた時名前なんかは忘れててその時の僕は大河さんに名前をどうするかと聞かれた時
「いらない」と答えた。何故なのかは分からないけれど。


拾われてから
僕はいつもいつも部屋の端っこに座っていた。でも大河さんはそんな僕にいつも話をしてくれた。






いろんないろんな話をしてくれた。







そしてあるときある少女を最近、家に引き取ったという話を聞いた。
その少女の名前を「碧李千」と言うらしい。そいつがどんな事情で此処に来たのか知らないが
何故か、興味を持った。だから僕は部屋の端っこから動いた




どんな子なのだろうか、千という名前は大河さんが付けたらしいが女か男か聞いてなかった
どっちなんだろうか。何歳なのだろうか…そいつを見たのは縁側でだった。



綺麗な金髪で碧眼の子だった。男か女かよく分からない顔立ちでも少し外国人っぽい感じもする、
よく見ると首筋に黒い刺青のようなものがあった。
そいつは僕に気付いたのか、少しだけ僕の方を見た。そして口を開ける






「…誰?」





凛とした透き通った声で女の子だと分かった。多分、僕より年上だ。僕は今6歳、彼女は9歳と言ったところだろう
少年の様な口調をする少女だった。






そして彼女に近づいていくうちに彼女のことをどんどんと知り、いろんなことを教えてもらった
彼女は、僕と同じ立ち位置に居た。捨てられた、いらない子という立場でも彼女は何か強い思いを持っている
そんな彼女に心惹かれ、僕はいつしか彼女の後をついていくようになった。





前、苗字だけはと言って大河さんが僕に苗字をくれた。苗字を貰ってからはいつも雨坂の雨から取ってあまねと呼ばれていた。
今まではどうでもいいと思っていた名前を、今、彼女に付けてほしくなった。








「千、千が僕に名前を付けて、くれない?」
「私が?別にいいが、どうしたんだ?」
「千に決めて欲しい」








そういうと1週間後、彼女は『戀』なんてどうだと言ってきた。「戀」と書いて「いとし」と読む
戀という字は恋の正字らしく、僕には似合わないんじゃないかと言ったら千に怒られた。
千はいろいろ調べたらしい。そして大河さんたちにいいんじゃないかとなかなかの好評だった。

















僕の世界は大河さんや千に会って変わった。
濁った灰色の世界が除所に塗り変わる。明るい色に染まる


君たちに会えなかったら、この色は酷く汚れた醜いのをもっと酷くしていっただろう

5:2010/11/27(土) 11:29:13 ID:SZxEcXWM
あとがき


1人で家に帰るときとかに思いついて書きたいなーってなった戀の過去小説。
もう2つ書きかけの小説があるからそれも早く書かなければ!!

1つはまた戀の小説とそしてまた南の小説。再挑戦で今度はちゃんと璃生ちゃん出すぜ!!
戀は「雨坂戀」で「あまねさか いとし」と読みます。いとしちゃんです。
僕っ子で口調が若干千に似てて毒舌な子。うちのキャラに毒舌キャラが居ない様な気がして…(ぇ
戀は結構容姿とか性格とか決まってるからさっさとプロフィール書こうと思う。

6:2011/01/13(木) 17:31:20 ID:SZxEcXWM
好きな子の前では
あまりかっこ悪いところは見せられと思うのは
きっと自分だけじゃないと思います。





−−−







「―――ぁ、南っ!」


遠くから、綺麗な凛とした澄んだ声。彼女だ…。
声だけで分かる。綺麗な――俺の好きな声



「おはよう、璃生。」
「奇遇だな、こんなところで会うなんて。」
「俺、いつも登校するの遅いからね…。」



そっか、と呟きながら微笑む璃生の横顔。それにしても璃生、朝から元気だな…。
そんなことを思っていると、急に胸が疼いた。そしてどんどんと胸が締めあげられ苦しくなる。
いつもより強く締めあげられ苦しく痛さに耐えられず膝をつく。
彼女が隣で何か言うが痛さが増して何を言っているか
…分からない。








――俺は、霙や雅と違って体が弱い方だった。
発作なんかはよくあったし体を壊して寝込むのもしょっちゅうだった。
19になった今は、昔のように倒れたりはしなくなったが、時々発作が起きる。
昔、何回もあったことだけれど、未だに慣れない。






額にひんやりとした感覚で目が覚めた。目だけ動かすと此処が音楽室だということが分かった。
というか璃生の顔が目の前にあってびっくりした…。急いで起き上がろうとしたら手で押さえられた。
膝枕…なんてものは母さんに小さい時数回してもらった以来だから…何というか。
起き上がろうとしても璃生が許してくれない。



「…大丈夫なのか?」
「大丈夫、だよ。でも何で…」





何で、音楽室に居るんだろうか。倒れたのは、確か高等部に向かう道だったはずなのに…
すると璃生は俺が倒れて意識を失った後、何とか場所を移動させようと困っていると
霙と都がたまたま通りかかったと話した。


身長180ちょいの俺を動かすのは璃生にとって困難だったので霙に頼んだらしい。
軽々俺を持ち上げた霙は最初保健室に行こうとしていたが璃生が言って此処にしたらしい。





「都が、すぐしたら起きるからって言ってたから、待ってた。」
「授業、出なくてよかったの?」
「別にいい。でも南、起きてくれてよかった」



その言葉に不思議に思って璃生を見上げると俺から目をそらしながら「もう、起きないかと思った…」と呟いた。
そんなに、心配かけてしまったのか…罪悪感みたいなのが込み上げてきた。



「心配かけて、ごめん…。」




そういうと、璃生は目を細めながら笑った。可愛かった…と思う、すごく。













それから、他愛のない話をしながら授業をサボって先生に見つかって、怒られて、笑って。

最近
君の隣にいるととても楽しいと、思うようになってきて
最近
君の隣に居て君がとても綺麗な、輝いている女性に見えてきて

そして











君のことが好きになってきた。今の俺は君に首っ丈です。

7:2011/01/13(木) 17:39:59 ID:SZxEcXWM
あとがきっぽいの



去年からぼちぼち書いてたリベンジの南と璃生ちゃんの小説
前のは璃生ちゃん出したかったけど何か南と奏竜の話しになったから。リベンジだよ、リベンジー。
今回はちゃんと出せたよーwwwでも文才ないから何か変なのになった
なんじゃこりゃー。
璃生ちゃんが璃生ちゃんじゃなくなってしまった。キャラ崩壊ごめんなさい咲羅様←
書きながら璃生ちゃん側の小説あっても楽しそうだと思った。咲羅の天才文才小説読みたいな((


他にもためまくってる小説とか書きたい小説があるから頑張らなきゃな(じゅけんせーw←

8咲羅:2011/01/26(水) 16:18:42 ID:MCZDPHHE
受験という敵を倒した勇者(自称)の咲羅です!

桃の小説読んで心ほっこりしました…ああ、目から変な汗g(
そしてキャラ崩壊じゃないよ、逆に可愛かった\(^o^)/
お前、ちゃんと乙女だったんだなみたいな!
璃生は受験勉強の間中ずっと「南に会わせろてめぇ!」と大騒ぎしてました(笑
これからは会えるようになるねw 宜しくお願いします!


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