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映画感想スレ(3)

817わんのねこ:2018/05/12(土) 09:55:28 ID:GfcQ5zoI
・劇場版名探偵コナン ゼロの執行人
名探偵コナン / 古谷徹 /脚本:櫻井武晴 / 公安 / 警察組織 /IoTテロ

「たかが隕石ひとつ!公安ゼロは伊達じゃない!」

東京サミットを前に会場で爆発テロが発生。
容疑者として毛利小五郎が拘束される。
果たしてコナンは小五郎のおっちゃんの無実を証明できるか。
真犯人は?そして、安室透の思惑は?

脚本のスマートさに痺れる。(おそらく)やりたいことである警察組織ものを描きつつ、
映画ならではの派手なアクション、容疑者毛利小五郎というドラマ、少年探偵団の活躍、を
しっかり盛り込んでいる。阿笠博士ってすげー!!福山雅治のうたうEDまでが完璧。

橘境子役上戸彩がよかったですね。耳に甘いけど妙に残る感じ。
飛田展男さんもキャラによくはまっていた。
青山キャラの妙なのか、音響監督浦上さんのおかげなのか、素晴らしいですね。

818ヒロ筋肉痛:2018/05/16(水) 23:26:40 ID:UEJRkgZU
■孤狼の血
「行き過ぎた暴力はギャグになる」というのを再認識させてくれた作品。
全然ギャグ要素のない過激な暴力シーンで度々笑いが起きてたのが印象的。

俳優及びスタッフの凄まじい熱量が画面越しに伝わってくる名作。
この作品に松坂桃李はどうなんだ?と思ったけど、
ベテラン名俳優たちの中でも全く迫力負けしていなくて凄かったです。

819シャアダム:2018/05/17(木) 23:52:40 ID:rODKo/KA
◆ファイブイージーピーセス(原題:Five Easy Pieces=五つの簡単な欠片)1969年アメリカ

内容は実家を飛び出した元音楽青年が、石油発掘の仕事に就きながら、退廃的で奔放な生活をしていたが、友が警察に捕まったのをきっかけに仕事を辞めて、姉の元を訪れ、別れたい恋人とともに実家に帰ることになるのだが、実家ででも上手くいかず・・って感じのくたびれた感じの中年(青年?)のつかみ所無い荒れた日常を描いた物語でした。

「イージーライダー」に出ていたみたいですが、ピータフォンダの印象しか無くどっちかというと「バットマン」のジョーカーや「シャイニング」の狂った作家のイメージのジャックニコルソン主演の映画です。主人公としてまあまあのイケメン顔かなって思ったのですが、たまに見せる狂気な表情がああ、個性的な俳優だなあって思わせてくれます。「黙っていれば美人なのにな」って台詞がありますが、自分に言わせれば「その狂気な表情さえ無ければギリギリイケメンなのにな」ですねw
あと、他の人の感想を見たら「ファイブイージーピーセス」という題名は映画内で使われてる5つの音楽、またはピアノの初心者向けのバイエルの事らしいのですが、自分は5つのシーンって意味でも、人生に必要な5つのも、とか色んな意味が込められてる気がしました。主な登場人物が5人なのかなって思ったけど、それは違いましたw

さて、感想なのですが、ホントつかみ所の無いどうしようも無い男の日常の垂れ流しって感じで、人生の闇の部分に共感を求めている映画なのかなあって思いました。それとも「イージーライダー」がヒットした勢い(ヒットしたのかは知らないけど有名ですよね)で作った映画なのかなあって勘ぐってもみましたwこの頃の映画の流れの一つとしてこういう反体制でアンニュイな退廃的な自分正直に生きる、開放的で欲望のままに生きる青春(人生)を描いたロードムービー的なものが流行っていたようですね(アメリカンニューシネマって言うんですかね)。
感動物とは対極にある目をそらしたくなるような物語とでもいいますか、今も昔も悩みは共通ですねって共感する部分もあり、この主人公は嫌なことから逃げてばっかりだなあって共感できない部分もあり、名作佳作とは言えないですが、考えさせられる部分はある映画でした。

最初の肉体労働シーンを見たときは、骨太な男の仕事映画だと思いましたが、実は軟弱、無計画、音楽少年だったというギャップは狙ったのかな。それにしても、恋人の五月蠅いこと、もっと構って、もっともっと愛して、構ってくれなかったら泣く、自殺するって四六時中言われれば、自分だってうんざり別れたくなりますわ(そこは共感w)。そして、ヒッチハイカーの人間は汚い連呼連呼連呼、これもうんざり、構ってちゃんの恋人も旅のパートナーもうんざりでそこは面白かったですwでも、主人公の我が儘ぶり、自由奔放ブリも酷かったなあ。
痴呆の父親に自分の気持ちを暴露するシーンがこの映画の最重要シーンと思うのですが、そこまで反省してるならもっと真面目に生きろよって言いたくなりましたわ。で、ラストシーンのアレw
「シンジ君、逃げちゃ駄目だよ」、エヴァンゲリオンから逃げたシンジ君ですかねwアラスカで餓死でもするのかな。「イントゥザワイルド」に続く。

名作という人も居ますが、自分は考えさせられる部分もあるけど、人には勧められない映画、気が向いたらどうぞ、って感じですね。

820もにゃら:2018/05/20(日) 18:07:37 ID:X0/7ABY2
ゴジラ〜決戦機動増殖都市〜

メカゴジラの残骸が自己修復機能で2万年かけて要塞都市に変貌ってそれメカゴジラなん?!

専門用語、独自用語が多くパンフレット無いと色々理解できないんじゃないかな?

フツア族の少女は可愛かったです
ヒロインより好き〜

ラスボスはギドラ?

821シャアダム:2018/05/20(日) 23:49:40 ID:rODKo/KA
◆大統領の陰謀(原題:All the President's Men=全ての大統領の部下達)1976年アメリカ

民主党本部ビル関係者の(ウォーターゲートビル)を盗聴しようとした共和党関係者の事件、いわゆる「ウォーターゲート事件」を基に作られたドキュメントタッチで描かれたノンフィクション映画。
感想を述べる前に、「ウォーターゲート事件」のことなど何にも知らなかった自分は、途中から理解できずに事件の事を調べながら見ることになりましたWこれは、完全に大人向け映画で、大人でも興味を持って観ないと、理解できなくて、アクションも皆無で凄くつまらない映画になると思います。
まず、登場人物の多さ、出てくる名前だけの人の多さに誰が誰だか分らなくなること必至ですねWそれから、主役の二人がダスティンホフマン(あの「卒業」の主役)とロバートレッドフォード(「明日に向かって撃て」の主役で「卒業」の主役を断った人W)で因縁もある当時二大スター共演で、わくわくした人も居ただろうなあって感慨深い物があります。
最初二人が出会うシーンですが、ライバル心バチバチ火花が散っていて、観ていて面白かったです。女を口説くのが上手そうなのがホフマンで、情報通の謎の人物「ディープスロート」と関係を持つのがレッドフォードって役割分担が出来てるところは良い味付けじゃないでしょうか。
さて、感想。映画は1972年6月1日から始まります。スーツ姿の怪しげな5人が侵入したビルに「JFK(暗殺された大統領)」の写真が飾ってあったので、ここは民主党のビルだと分りました。彼らは所持金がそれぞれ1000ドル以上(今のお金に換算すると120万円以上)持っていて、呼んでもいないのに個人弁護人がすでに来ていたことから、ただの窃盗犯やスパイでは無いと分ります。
ワシントンポストに勤める新人記者のウッドワードとバーンスティンは犯人が所有していた住所録に記されていたハント(元CIAでコピーライターで小説家)を調べます。すると彼はE.ケネディ(民主党有力候補でJFKの弟)の事を官邸図書館などで調べていたことが分る。しかし、図書館スタッフは嘘をついた上、否定して口を閉ざす。誰が圧力をかけたのか?次に、謎の人物「ディープスロート」に金の流れを追えとヒントをもらった二人は、ニクソン再選委員会を調べ、ダールバーグ(再選委の中西部の募金係)からスタンズ(再選委本部・財務委員長)へと大金(25000ドル=3000万円)が送られたことを突き止める。
ここで、なぜ不動の地位で再選確実のニクソン陣営が(共和党)が盗聴などをしようとしたのか?って疑問が浮上する。
次に、二人は再選委の名簿を入手、一人一人自宅まで行って取材を始めるが圧力が掛かっており誰も何も言わない(まあ当たり前かなW)。検察による再選委に対しての会計監査も公表を差し止められる。それでも二人は、強引に役員達を取材して(簿記係の女性や辞職たスローン氏など)、再選委の大金(金庫の100万ドル=12億)を自由(不正)に扱える立場の人物を数人突き止めることが出来た。これらを記事にすると関係者は否定(まあ当然)。二人はFBIに呼び出され、ニクソン当選のため民主党妨害を計画した中心人物セグレティの情報を得るが・・これはFBIが記者の目をそらすため、わざと小物の情報を流した罠っぽいと自分は感じましたわW
そして、官邸候補次長クローソンの「カナックレターは自分が書いたと暴露」(これも罠っぽい気がするが・・)。スローンとの電話での最終確認(これも罠の一連の流れか?)。そしてワシントンポストは犯人達を操っていた人物の暴露記事を発行・・(編集部全員、気持ちは分るけど焦りすぎだろって思いましたW)。そして、スローンの裏切り?(ホールドマンの事を証言しなかった・聞かれなかったのでW)。最後に語られる「ディープスロート」からの真実へと続きます。
娯楽映画としてはあまり楽しめなかったけど、後の政治的スキャンダル映画に影響を与えた事はよく分りました。そういう意味で非常に興味が持てて面白かったです。
さて、その他に思ったことですが、ニクソン政権って今の日本の自民党に似てるところがあって考えさせられましたね。ニクソンは国家繁栄や国家を守るため民衆党本部だけでなく色んな表に出せないスパイ活動を支持していた気がします。もちろんCIA・FBIなども色々なスパイ活動関わっているため、ウオーターゲート事件ごときで他の活動がばれるのを恐れて非協力的だったんだと思います。あのJFK暗殺も、彼ら(誰でしょうか?W)が裏で手を引いてると思うとゾッとしますね。
ラストの「ディープスロート」(どこかのFBI副長官らしいんですが)の言葉がこの映画の肝、一番言いたかった事では無いでしょうか?「ウォーターゲート事件なんて二の次・・」。
最後にワンピースの「ウォーターセブン」ってもしかしてこの事件から来てるのかなW

822シャアダム:2018/05/22(火) 22:07:38 ID:rODKo/KA
◆素晴らしきヒコーキ野郎(原題:Those Magnificent Men in Their Flying Machines or How I Flew from London to Paris in 25 Hours and 11 Minutes)1965年イギリス

原題を訳すると、「素晴らしき飛行機乗りの男たち。又は、どのようにして2時間11分でロンドンからパリへ飛んだのか」かな。ストーリーは原題通り、1910年、新聞社の社長が「飛行機の発展の為の交流」(もちろん自分の新聞社の宣伝のためもある)の目的で優勝賞金1万ポンド(当時の5万ドル=今の価値に直すと1億3750万円くらい)で世界各国から飛行機野郎を集めてロンドンからパリまでレースを開催するという話です。
なんと日本も参加します(石原裕次郎=山本役で)。他の参加国はドイツやフランスやイタリアやアメリカとイギリスでしょうか。全部で14機出場します。まあ、ゆるーいラブコメ映画なんですけどねw

感想:意外や意外面白かったです。この映画が作られたのが、第二次世界大戦から20年後の昭和40年ですから、日本やドイツがまだ悪者として描かれていた頃なんでしょうね、映画ないでの扱いも酷いw日本は零戦とか車とか性能の良い物を作る国の実績から強敵設定だったんでしょうが、スタート直後に墜落(まあこれには理由がありますが)、ドイツは散々フランスに馬鹿にされて道化を演じながら海へ墜落。イタリアもエンジン不良で・・。
しかし、日本の石原裕次郎さん以外の人の日本語や演技の下手さはどうして?裕次郎さんは外国の俳優に混じっても堂々として格好良かったですね、できればもっと活躍して欲しかった。そしてアメリカとイギリスのヒロインの取り合いが面白かったwこのヒロインがじゃじゃ馬のお転婆で、大地真央さんみたいな感じでした。親に隠れてバイクに乗ってることを自慢げに言う姿が可愛かったですね。バイクの隠した小屋がいかにも何か隠してありますよって感じで字が書いてあって、アホ可愛かったし、二人の男を気分で行ったり来たりで自分の欲望に正直な峰不二子的な行動も面白かったです。
あとドイツとフランスの啀み合いも面白かったです。ドイツ将校にお笑い敢闘賞を挙げたいぐらい体当たり演技で、太ってるのに良く動くなあって思いました。真面目なドイツチームを観てるとフランスチームが憎たらしかったです(フランス惨めに負けろーって思うくらいに)。
あと、これってチキチキマシンの元ネタなのかな?他人の飛行機に細工したり、ドーバー海峡をズルして渡ったりするパーシー卿(イギリス)とその部下が「ブラック大魔王」と「ケンケン」に見えて仕方が無かったです。

もう一つ映画は2時間20分ぐらい有るのですが、途中で休憩時間が入るところが斬新でした。6分間くらい画面が真っ黒になって音楽しか流れなくなり、その間にトイレと済ませろって事なんでしょうねwああ、ああ歌や音楽も乗りが良くて浮き浮きしてとても良かったです、歌や音楽が良いとそれだけで映画の評価120%増しになりますよね。
忘れていました、これCGが無い時代の映画なんで本当に奇天烈な飛行機を作ったんでしょうか、凄くお金が掛かってる映画だなあ、今CG無しで作ると凄くお金が掛かりそうです。

何度も書きますが昔の映画だけど、楽しくて馬鹿らしくて子供でも楽しめる良く出来たお笑い映画だと思います。ロバートレッドフォードの「華麗なるヒコーキ野郎」とは全然関係ないので。

823唯野:2018/05/23(水) 07:42:51 ID:8mh0JMu2
>日本は零戦とか車とか性能の良い物を作る国の実績から強敵設定だったんでしょうが

60年代前半当時の日本車は輸出量も少ないし性能的にも評価されてないです

824シャアダム:2018/05/26(土) 03:25:21 ID:rODKo/KA
◆ダージリン急行(原題:The Darjeeling Limited)2007年アメリカ

これてっきりフランスとインドの合作かと思ったらアメリカ映画だったのか。
これは父親の死後、母は行方不明で、バラバラになってしまった仲の悪い三人兄弟が再びインドに集まって、旅行を通して仲直りしようとする不思議な感覚のコメディタッチの物語。カモメ食堂。

感想:久々に作品としてどうでもいい空気な映画を見てしまった感じwコメディやギャグ一つ一つはまあまあ面白いのかも知れないけど、作品全体としてはスピリチュアル感、センチメンタル感も、情緒豊かさも、感慨深さも、全て中途半端で、雑な映画としか感じなかったなあ。
日本映画「カモメ食堂」や「メガネ」「プール」「東京オアシス」を思い出したけど、似てるけど全然及ばないって感じ。そういう情緒的な映画は日本映画の方が優れているなあって思った(日本人だからかも知れないが、アメリカ人の感覚とは違うのかも知れない)。しかし、インドの異国情緒に浸ろうとしたら、くだらないギャグで台無しって場面がチラホラ。
と思えば、急にシリアスになったり、その演出のタイミングがその独特で自分には合わなかった。アメリカンニューシネマのロードムービー的な感覚の方が近いのかな、ただし温室で骨抜きになったアメリカンニューシネマの子孫って感じだな。
蛇足感たっぷりの前日譚映画「ホテルシュバリエ」も含めて感動する所や考える部分があまり無かったので、感想もあまりないw久々のハズレを引いたって気分(自分はね)。

ただ、有名な俳優がチラホラ出ていたのには驚いた。ゴーストバスターズのビルマーレイやジュラシックワールドのイルファーン・カーン、シャンハイナイト(ジャッキー主演)のオーウェン・ウィルソンなどなど、意外と豪華です。
あとは、出だしが面白かったかな。最初ビルマーレイ主演のスパイ映画かと思うような演出、電車に乗り遅れ、追いかける演出は良かった。あとは、子供の死体の演技は生々しくてドキッとしました。車掌さんが段々主人公達に対する態度が冷たくなっていくのも面白かったかな。
それから、母親の良いこと言ってるようで、どこか狂ってる感がホラーだったwラストは「ファイブイージーピーセス」のパロディなのかなあ。感動させたいのか笑わせたいのかよく分らない、贅沢でマナーは悪くてだらしない甘えん坊3兄弟のインド旅映画でした。

825レト:2018/05/26(土) 14:16:01 ID:Vc7bU3PQ
●死刑台のエレベーター
ルイ・マル監督の長編デビュー作。
はっきり言ってサスペンスとしては破綻しているものの、それでも本作が名作たる理由は
パリの独特の雰囲気とモノクロ映像、そして犯罪という3つの要素を見事にマッチさせた監督のセンスだろう。
パリの街並みはニューヨークやロンドンの猥雑さとも違う気怠い雰囲気が漂う。
その空気こそが犯罪を犯した人間の空虚な心境や戸惑いを引き立てている。
そして、そのような陰鬱なストーリーで唯一輝きを放つのが浮気の写真という皮肉。
この写真をラストカットにもってくる演出も見事。
ヌーヴェル・ヴァーグと一緒くたにするのはもったいない、監督が若くして評価されたのも納得の一作。

●評決のとき
人種差別問題を扱ったジョン・グリシャムの法廷サスペンス。
裁判から街を二分した大騒動に発展し、判決をもって収束するなど娯楽性は高い。
ただその娯楽性と引き換えにドラマとしての深みには欠け
社会派ドラマとしては評価できない作品となってしまっている。
差別問題に鋭く切り込んでいるとはいえず、街を二分した原因としてしか機能していない。
これならばテーマは差別問題でなくてもよい。
判決が感情論に傾きすぎているのもまた問題だろう。
「ライフ・オブ・デビッド・ゲイル」同様に、扱うテーマに目を瞑り
単なる娯楽作として見れば良作。

826シャアダム:2018/05/28(月) 07:02:48 ID:rODKo/KA
◆おしゃれ泥棒(原題:How to Steal a Million=どのようにして100万ドル(の美術品)を盗んだのか?)1966年アメリカ

主人公ニコル(オードリーヘップバーン)は父シャルルが贋作を作ってお金儲けをしているのを良く思っていなく辞めさせようとしていたが、ある日父シャルルが美術館に貸した贋作のビーナス像(祖父が作った贋作)が、精密鑑定を受けることになり犯罪がばれる前に何とかしなければならなくなる。
そこで、ひょんな事から仲良くなった泥棒?(その正体はラストで)デルモットに祖父が作った贋作のビーナス像を盗んで欲しいと頼んだ。ニコルとデルモットの泥棒ラブコメディ映画。

最初、美術館にビーナス像を貸し出すシーンで、主人公の動きが怪しかった(台座をビーナス像に落とそうとした?)のは、ビーナス像をうっかり壊して父親にこれ以上犯罪をさせないようにするためだったのかな?ってその行動にクスって笑った。髪型は古臭いけど、オードリーってキャピキャピして10代の少女のようでホント可愛らしいですね。
100万ドルのビーナスって、当時1ドル=360円だから3億6千万円のビーナス像だけど、今の日本の価値に直すと7億2千万円か(本物だったらね)。最初っからコメディっぽい雰囲気は合ったけど、父親のキャラクターがマッドサイエンティストっぽいし、泥棒デルモットとニコルの最初のやりとり(デルモットがニコルの家に不法侵入するがバレる)がグダグダで、危機感ゼロでなんだこれ?って感じで完全にラブコメだなあって感じました。
それから、デルモットの吹き替えがあの広川太一郎(ヤマトの古代とか犬の名探偵ホームズ役とか)で懐かしかったです。デルモットの二枚目半の雰囲気にピッタリでした。オードリーの声は池田昌子(メーテル役)で甘えたどこか可愛らしい声がこれまたピッタリでした。

ストーリーも50分を過ぎたところからどうやって厳重な警備をかいくぐって盗むか、作戦を練ったり偵察したりで、急に面白くなりました。安易な例えだけど「ルパン三世」を見てる感じに近いかな。盗みのテクニックも、便利道具を使うのではなく、実在しそうな泥棒道具で創意工夫して、警備員の心理を利用とかで盗むところが秀逸(まあ、突っ込み処もありますがw)ですね。しかし、指紋を残しすぎじゃないでしょうかwあと、この頃って監視カメラとかなかったのかな?
あと、主人公が「頑張って泥棒します!」って所はルパン三世の「クラリス」ぽかった。途中ケバくてエロい格好をして変装するのですが、それでも無理して大人っぽくしているオードリーの可愛さは隠せなかったですねwいやあ、くるくる表情が変わるオードリー鑑賞映画ですよこれはwまあ、頬が痩けていてちょっと痩せすぎかな、もう少し太れば良いのにって思いましたが。

2時間越えの映画でちょっと長いかなって思ったけど、途中から凄く面白くなる(警備員との駆け引きとか)ので全然そんな事無く、まあ、犯罪映画なのでやってることはあれなんですが、雰囲気が良くほっこり癒やされました、そんな映画でした。

827シャアダム:2018/05/29(火) 21:11:57 ID:rODKo/KA
◆バグダッド・カフェー完全版ー(原題:Out of Rosenheim=ローゼンハイム(ドイツ)から離れて)1987年・1994年(完全版)西ドイツ

(ネタバレ有るので、興味のある人は読まずに観て下さい)

ドイツ人夫婦がアメリカ旅行中喧嘩して、太った奥さん「ジャスミン(ニックネーム?)」(主人公)は怒った勢いで車から飛び出して、鞄一つで砂漠へ歩き出してしまう。たどり着いた所はトラックの運ちゃんが立ち寄る宿泊施設(モーテル)や食事が出来る「バグダットカフェ」と呼ばれるラスベガス近くのモハーヴェ砂漠にあるうらびれた施設であった。
そこの女主人でいつもイライラしているブレンダは太ったドイツ女ジャスミンの行動や持ち物に不信感を抱き、必要以上に毛嫌いする。なにを思ったか、ジャスミンはブレンダが買い物に行っていない間に、「バグダットカフェ」の至る所を綺麗に掃除してしまう。嫌な予感がしたブレンダは急いで買い物から帰ってきてそのことを知り、激怒するが・・これは多分「女の友情」の物語です。

感想:最初はいきなり激しい夫婦げんかから始まって、キチ●イ主人公の映画かと思いましたw女主人ブレンダも怒ってばっかりでギスギスした感じで、主人公も太っていてケバくて汗びっしょりで、二人ともお世辞にも美人とは言えなく、父も従業員もどこかいい加減でやる気が無く、娘も男遊びに夢中で我が儘で、施設はボロくて散らかっていて寂れていて汚らしい場所で、そういう貧しい生活を描いた映画かと思いちょっとうんざりでしたw
でも違ってました、これはストレンジ(爺さんがストレンジっていったもん)なドイツ人の女性が、うらぶれた「バクダッドカフェ」を少しずつ明るく変えていく話だったんですね。だらしない体だなあとしか思わなかった主人公が掃除をきっかけに、施設のみんなと打ち解けていくところは、まさにヒロインでした。ほんとこの映画、最初はどうなるかと思いましたわ(またハズレを引いたかと)。
途中から加速度的に面白くなりましたわ。ただ、どんなカリスマ人も万人に受けるのは無理なようで、この仲良しな雰囲気について行けない入れ墨屋の、この映画では貴重な美人さんは出て行きましたね(そういう所がリアルw)。あと、ヒッチハイカーのブーメラン兄ちゃんはいつまでいるねん!ってちょっと思いました(住み着いちゃったんですね)。良い雰囲気で終わるかと思ったら、妙にリアルさを入れてくるこの映画、インディアン系の三つ編み警察官(男)が滞在ピザ切れを指摘してきて・・(あとは自分で観て下され)。

あとは、このモーテルは一泊25ドル(今のお金で約4352円)で主人公は大分(数ヶ月?)泊まってましたけど、働いてないでボランティアで店の手伝いをしてたのでお金はもらってないと思うけど、家族扱いでサービスしてもらったのかな。あと、ドイツの珈琲は濃くて苦い、アメリカの珈琲は薄くて水のようらしいw

だんだんと、主役のふたりが生き生きとした魅力的な人物に見えてくるのは不思議ですわ、ただ全裸はちょっときついかなあ・・wでも色々な人が上手く書け分けられていて、片田舎のカフェの日常が上手く描かれていて、雰囲気が良いそれなりに面白い映画だとは思いました(これも「グランドホテル」形式の映画なのかな)。カフェや施設経営の人にとっての一つの理想の姿を描いた映画だとも言えるのではないでしょうか。
人を選ぶ映画だとは思いますが、自分は観て損はしない大人向けの映画だと思います。

最後に、主人公はドイツで夫と離婚してきたんだろうなあ。結婚を申し込まれてすぐに返事せず、「ブレンダに聞いてくる(相談してくるだっけ?)」って言う台詞は意味深だなあ。友情を壊したくないって気持ちからかなあ。

828シャアダム:2018/05/31(木) 21:48:16 ID:rODKo/KA
◆ブレードランナー2049(2017年アメリカ)

レプリカントという人造人間を作って、宇宙開拓や危険な仕事に従事させてる世界。旧世代の危険なレプリカントを狩る仕事に就く主人公(新世代のレプリカント)の物語。
ある日、子供を産んだという旧世代のレプリカントの情報を得た主人公は行方不明のその子供を追うことになるが、先々に様々な困難が待ち受けていた。

感想:昔の映画ばかりを観ていた所為か、なんか活気や覇気が無い、大人しく上品な映画だなあって感じました。有名作の続編と言うことで、プレッシャーがかかったのか、あまり突飛な事はやらず、可も無く不可も無く無難に纏まった映画でした。
はっきり言うと、期待外れ、アクションもそこまで面白いとは思わなかった。2時間40分もあるけど、1シーン1シーンがせっかく苦労してかつお金が掛かけて作ったのでもったいないのか長く使われていて、もうちょっとテンポ良くうまくカットすれば二時間切ったのでは無いかって思いました。
1シーン長いから、未来の退廃的な雰囲気が味わえるかというと、旧作の「ブレードランナー」の方が雰囲気は楽しめブレードたと思います。
そうですね、例えるなら「メイズランナー」「ダイバージェント」「ハンガーゲーム」は一作目はそれなりに面白かったが、それらの続編はいまいちパッとしないなあって感じに似てますね。特に、話が中途半端でウォレス社の社長の野望もレプリカントの反乱軍もレプリカントの初の子供の件もぶつ切れで終わってしまい、人気が出たら続編作れますよ〜って所がなんかこの作品を貶めてる気がしてねえ(2時間40分もあったらもっと話進めれるだろうに)。
まあ、自分としては、アクションもイマイチで、期待外れ感が強い映画でした。途中までは、実は悪魔と契約した自分の正体を探偵していた「エンジェルハート」っぽかったかな。ハリソンフォードの扱いも中途半端で映画の面白さにあまり貢献してなかったかな。

自分としては、主人公を狙う敵がスマートな気取った悪女でだけではなくて、もっと色々な強敵と戦う展開が良かったな。それと、人工知能の映像のみの存在の恋人(女性)は面白い設定なので、捜査だけでは無く、戦いにももっと活躍して欲しかった。激しいアクションやドンパチはあるけど、全体的に静かなちょっとだけ哲学的な映画でした。

829ヒロ筋肉痛:2018/05/31(木) 23:14:39 ID:UEJRkgZU
ブレードランナー2049を見ると、
「1作目はリドリー・スコットらしいホラー感が肝だったんだなぁ」
という事に気付かされましたね……。

1作目も静かであまり派手なアクションもない映画なんですけど、
エイリアンに通ずる「得体の知れない存在と戦う」雰囲気が緊張感が有ったという。

ただまぁ内容的にはほとんどブレードランナーなエイリアン:コヴェナントが正直言って駄作だったので、
今のリドリーが2049を手がけるよりは良かっただろうなぁとも思っちゃいます。

830シャアダム:2018/06/01(金) 02:55:25 ID:rODKo/KA
◆マイティ・ソー バトルロイヤル(原題: Thor Ragnarok=ソー・ラグナロク)2017年アメリカ

北欧神話の雷の神ソー(トール)は宇宙を支配しようとする姉のヘラ(ヘル)を阻止しようと仲間と共に戦うエンタテイメント(SF/神話/コメディ)アクション映画。
ラグナロクとは神々の黄昏、終末の日で、キリスト教で言うハルマゲドンの事なのかな。あとヘラって何故か頭がヘラジカ(日本語!)ッぽかったけどヘラってヘル(地獄)の事だよねwついでにヴァルキリーとワルキューレとは同じ。

感想:突っ込み処も多かったけど、馬鹿馬鹿しくて面白かった。有無を言わせない勢いに押されたなあ。一番の突っ込み処は「神ってなんなの?物理で強ければ神なの?もっと霊的で絶対的な物じゃ無いの?」と「雷の神が未来SF系捕縛装置の電撃ぐらいで、しびれて動けなくなるってどういうことなの?」かなあ。
まあ、その疑問を忘れさせてくれるぐらいアクションが爽快で面白かったけどね。しかし、キリストやキリスト教の神をああいう風に扱うことはNGで北欧神話の神ならいいって、北欧神話って便利素材だね。強力な宇宙人や超人なら倒せそうな神って、それって神ランク的には底辺なのかなあ。あと、なんでハルクが狭間の星にいるのか分からなかった、アベンジャーシリーズ何本か見逃してるのかなあ?
「Dr.ストレンジ」はまだ観てないけど。神を翻弄するストレンジは何者なんだ(また神ランクが下がっていくw)。ロキって幻影で騙すだけなん?しょぼい神だなあw

二時間以上あるアクション映画だったけど、途中でダレずに楽しく見れた映画でした。「フラッシュゴードン」(実はよくは知らないけど)が2018にリメイクされたら多分「マイティソー」みたいになるだろうなあって思いつつ、この映画「フラッシュゴードンのテーマ」が凄く似合いそうだって思いながらソーのアクションシーンを眺めてました。
あと、ハルクは今の役者はあまり好きで無いけど(前のハルクの役者の方が合ってた)、あの活躍ぶりはもう彼は神認定されてもおかしくないよね。炎の魔人スルト(完全版)>ヘラ>ソー>ハルク>炎の魔人スルト(不完全版)って力関係だったが、ハルクは完全版スルトをほっとけば倒したかもw

ほんと、息をつかせないちょっとコメディの入ったアクションの連続は、最近観たアクション映画の中では群を抜いて面白かったです。「スターウォーズ」のパロみたいなシーンも結構有りました。あと、ロキは地球に来てはアカン、トラブルの元だよ。ラストのアレって、サノス関係なのかな?「マーベルVSカプコン」をまたやりたくなったわ。

831レト:2018/06/01(金) 09:59:53 ID:AgOzZFKw
ブレードランナーはハードボイルドとして見ていましたからアクションには期待していません。
「人間よりも遥かに強靭なレプリカントが命の尊さを知る」命の物語でしょう。デッカードが弱すぎるのもレプリカントの引き立て役だからです。
FF9のクジャがガーランドを殺し、最後にジタンを助けたのはブレードランナーの再現だと思います。

2049はむしろ上手いこと旧作からの焼き直しに終わらせなかった良作だと思っています。
SF映画でしかも35年越しの続編ともなれば時代錯誤との批判は充分に予想されますからね。

実際、攻殻機動隊の実写版が単なる愚直な映像化に終始した結果、
批評・興行ともに失敗し、無用な批判まで招いたことに比べればかなり器用にやった方ではないかと。

832みる子:2018/06/01(金) 12:33:33 ID:2ahjW22U
あー ブレランぽいって言われると本当にそうですね…>コヴェナント
リドリー御大はエイリアン3以降は無かったことにしたいようですが、その割にコヴェナントは4のエッセンスも入っていたような…?(笑)
2049は正統なる続編というよりサスペンスと情緒に寄せた印象がありましたが、時間を置いた今振り返ってみると入魂の一作だったなぁと。

・デッドプール2 超適当雑感
クソみたいなアバンに某シリーズ風の超クールなクレジット、キレッキレのしばき合い。
今回も悪趣味なゴア描写はそのままになんやかやでピュアなストーリー展開、最後は愛の力で〆。ラブ&ピース。
これぞエンタメッ……! 圧倒的エンタメッ……! ケーブルおじさんもえらいカッコよくて大満足でした。

ダイアナ(WW)が「愛こそ全てよ!」みたいに言うと、う〜ん… てなるのにデッドプールさんだと頷きたくなるのは何故なのか。
マカヴォイの台詞パロが一番笑いました。それはあなた そういうことではないでしょ(笑) あと透明人間がシンゴ・カトリ的な… 嘘でしょ…

833ヒロ筋肉痛:2018/06/02(土) 00:32:10 ID:UEJRkgZU
■ピーターラビット
評判通りのアクション大作でした。
デッドプールのような皮肉とユーモアもたっぷり。
愛と憎しみの連鎖の行き着く果ては?というテーマ(多分)をしっかり描ききっているのも凄かったです。

■デッドプール2
相変わらずあらゆる方面に喧嘩売りまくってて見ていてハラハラしてしまいます。
それでいて王道展開は外さないのが凄い。
1は恋愛映画、2はファミリー映画というのはガチ。

透明人間の中の人は元々ケーブル役やる予定が有ったらしいですね。
結果的にはサノスでもケーブルでも超はまり役だったジョシュ・ブローリンで正解だったと思いますが。

834シャアダム:2018/06/02(土) 17:11:54 ID:rODKo/KA
◆キングスマン ゴールデンサークル(2017年アメリカ)

凶悪な組織の陰謀から世界を救うイギリスの諜報機関「キングスマン」は麻薬密売組織「ゴールデンサークル」の襲撃を受けてたった数人になってしまう、最終手段として同じようなアメリカの諜報機関「ステイツマン」の協力を得てリベンジに乗り出すというストーリーです。

まず思ったことは、主人公がメガネを外すと顔が薄くてオーラが無いなあって思いましたwあと、一作目に比べてみんな老けたかなあ。それから、ストーリーが極端だなあ(ギャグコメディスパイ映画と思えばまあそうでもないかな)。あとは、UKジョークが18禁っぽくてでアメリカンジョークに比べて過激だなあ。
それと、一作目でアッと言わせたあのどんでん返しみたいな物が無くて、ストーリー滴には普通のスパイアクション映画になっちゃかなって思いました。

まず、過去の遺産(前作)の一掃で登場人物を一気に減らしたのは凄く極端でした(ランスロットは可愛かったのに、予算の都合かな)wそれから、見た目「YOU」みたいな婚約者が実はジャンキーってのがUKジョークキッツ!って思いました(大統領の女付き人もジャンキーw)。婚約者は恋人がスパイだって知ってるくせに色々束縛しすぎだろ(馬鹿なの?)w
あとエルトンジョンのゲイ的な行動も敵ボスの異常な行動(人をミンチにして、バーガーにして食べさせるとか)UKジョークきっつ!(ブラックジョークってやつ?)って思いました。イギリスのアメリカに対する偏見的な笑い(全体的にカウボーイチックな組織)も垣間見られて、アメリカの映画とはひと味違うな(色んな意味で)手感じました。

途中、解毒剤を取りに山頂のアジトに忍び込む場面は「007(とくに女王陛下の007)」を思い出しました。あと、女性のアソコに手を突っ込んで、リアルな映像と共に発信器を仕込むとか、出てくる女性が全体的に蓮っ葉で男が求める理想的な女じゃない感じなのも、さすがイギリスのジョークそこに痺れる憧れる的なものを少し感じましたね(夢を見させてくれないスパイシーな笑い)w
あと、思ったことは、この映画スタッフは日本の漫画「コブラ」のファンなんでしょうか?そこかしこに「コブラ」的なアクションや台詞や秘密道具からライバルの義手やアンドロイドの女性や犬から感じましたわ。

で、色々不満を書いたけど、実は面白かったです!(前作ほどでは無いけど)。ストーリーが馬鹿馬鹿しくてアホらしくて、ギャグが多少強引でも女性が蓮っ葉でもジョークがきつくても、「コブラ」感、アクションのかっこよさが、ジェットコースター感、ハチャメチャ感が上回って、中々楽しめる映画でした。

もうひとつふたつ、主人公がいい気になってたから大惨事になったんですね(義手が車の中に残ってるのも見逃したし、恋人のことばっかり考えていたし)。そういう意味では主人公に多大な責任がありそうですwそれから、ジャンキーの件に関しての大統領の過激な行動やアメリカエージェントの裏切りがこの映画の本音のような気がしてなりません。
自分だって、麻薬は無くなって欲しいので、こいつら助ける価値があるのかって一瞬思いましたし、医療や悩んだ末で麻薬を使うのは仕方が無いと思いますが、最初っから快楽のためだけに使う人は自業自得だと思いますね(麻薬中毒者はイギリスが抱える大きな問題なのかなあ、その辺はよく知らないや)。

話が逸れましたが、まあまあ面白かったコメディアクション映画でした。

835シャアダム:2018/06/02(土) 17:21:42 ID:rODKo/KA
訂正
「キングスマン・ゴールデンサークル」は
アメリカ映画ではなく、イギリス映画です。

836シャアダム:2018/06/03(日) 22:31:54 ID:rODKo/KA
◆ジャスティスリーグ(2017年アメリカ)

ジャスティスリーグは直訳すると正義の同盟という意味。内容はDC版アベンジャーズでスーパーマンやバットマンやワンダーウーマンが集まって巨悪や邪悪な魔人と戦う物語。
今回のストーリーは、マザーボックスと呼ばれる便利で不思議な箱状の装置を3つ集めて合体させると巨大な力を得られる。それを集めている魔神「スッテペンウルフ」の野望を阻止するため、バットマン中心となってが超人を集めて対抗しようとする話です。

感想:いやあ、見始めたばっかりの時は、全てが胡散臭いし、パチモン臭かったですw、だって俺の知ってるバットマンやスーパーマンと役者の雰囲気も姿も微妙に違うんだものwてゆうか、前作「バットマン vs スーパーマン」が酷い出来で(自分はね)つまらなかったから、全然期待できなくて大丈夫か?)って疑問系で見始めましたから。
で、海神も見た目がパッとしないし、天才サイボーグもあんまり格好良くない、バットマンももう若々しさが無く、コスチュームも微妙に違う、フラッシュも俺が知ってる真面目な科学者のイメージと違ってチャラいw唯一多少かっこうが古くさいけど、ワンダーウーマンだけでしたよ格好良かったのは!あ、そうそう前作で死んだ「スーパーマン」も役者のイメージが違ったなあ。

でも、途中から目が慣れてきたのか、こいつらでも結構いけるんじゃ無いか、古川登志夫がルパンでも構わないんじゃ無いかって思えてきました。アクションは面白いし格好いいし、アベンジャーズと違って勧善懲悪ファンタジーで話がストレートだし、どちらかというと「アベンジャーズ」より「マイティソー」よりで、途中から結構楽しかったです。平成「仮面ライダー大集合」を観てる感覚ですね。
それから今回の敵は多分四天王の中でも最弱なんだろうなあっておもいましたw意外と簡単にやられちゃいましたからね(それも味方であるはずの雑魚にw)。これからドンドン仲間が増えそうなので次回作に結構期待してます。決して「バットマン vs スーパーマン」のイミフな厨二哲学台詞のぶつけ合い展開とかはやめて欲しいです。

いやあ、スーパーマンが復活してからの無敵ぶりは格好良かったなあ!あと、天才サイボーグは「ウルトロン」並みにチートですね(頭が良くて機械に強くて物理でも強い!頼りになるわー)。フラッシュは「Xmen」でもう観た!って言いたいけれどそれでも面白かったです(意外性や掻き回し役だね)。ワンダーウーマンは欧州神話のヴァルキリーっぽくてこれまた格好良かったし華がある。アクアマンだけかないまいちパッとしなかったのは(ソーっぽいけど地味なんだよなあw)。
前半の仲間集めはイマイチなエピソードで都合良く仲間が集まった感じで残念だったけど、集まってからが凄く面白かった映画でした。映画「グリーンランタン」が好きなので、なるべく映画の軽ーいヤンキーなイメージを崩さない感じで次回作辺りに出してくれないかなあって密かに期待してます。

自分は、観て損はしない格好いい映画でした。

837シャアダム:2018/06/04(月) 22:24:52 ID:rODKo/KA
◆エイリアン コヴェナント(2017年アメリカ・イギリス)コヴェナントとは契約の意味

「エイリアン」シリーズの前日譚である「プロメテウス」の続編。惑星オリガエ—6へ移住するための宇宙船コヴェナントの乗組員は旅の途中で見つけた(何故か「カントリーロード」の歌が聞こえる)星が地球人の移住に適していると言うことで調査を開始するがそこは人に寄生して成長するエイリアンが住む星であった。

感想:変な厨二哲学の応酬も無く、小難しい話は最小限にとどめてあり、あとは映像と行動で視聴者に考えさせて、テンポも良く自分は大変楽しめるいい映画だと思いました。娯楽としても「13日の金曜日」を観てるようでドキドキハラハラさせてくれるエンターテイメント性も十分なSFホラー映画でした。うん、面白かった(満足)。
2時間で綺麗に纏めてくれてるし、自分は小難しい冗長な「ブレードランナー2049」よりはこっちですね。
「カントリーロード」が流れてきたときは、マーリンの呪いかと思ってまたかよ!ってクスッと笑ってしまいましたw立ち寄った星は第4惑星って言ってましたが「巨人であるエンジニアの星」でありリプリーが立ち寄ったLV-426と同じ星なのかな?まさか、エイリアンは○〇が元になって作られたとは意外でしたわ。「プロメテウス」の内容はもう大分忘れてしまいましたが、生き残ったアンドロイドがエイリアンの種をばらまいて、この星を滅ぼしたんですね。そして、自分も何かの創造主になりたかったのか、人間を作り替えて自分が新しい人間の創造の神にでもなりたかったのかなあ。上手くこういう話を作ったなあって感心しました。
惑星オリガエ—6の話はまた続編で作られるのでしょうか?ちょっと楽しみです。
あと、フェリス(女性クルー)、お前は笑いの神ですか?訓練受けてクルーになったと思うんだけど、すぐパニックになって、叫んで泣いて、滑って転んで、ただのジェイソンに襲われるエロ担当のお姉さんと同じゃねーか、そのドジっぷりに腹が立ちながらも、笑わせてもらいました。お前の所為で、お前の所為で船が・・・w

まあ、オチは何となく途中で分ってしまったけど、アクションが面白くホラーも味わえて、小難しい理屈で興ががそがれることも無く、ダレることも無く観て良かったと思える映画でした。まあ、何度も書くけど誰が次にどういう風にやられるか、どうやって倒すのかが楽しみな「13日の金曜日」的なスプラッタホラー映画としても楽しめる映画でした。

838ギア:2018/06/06(水) 20:51:54 ID:.9z1BhUo
・アベンジャーズ インフィニティ
素晴らし過ぎた…自分が全く知らない一団が参戦してましたが1.2作品知らなくてもついていける親切設計なのもいいですねw

ただこの終わり方だと暫くは『インフィニティより前の話』っていうスピンオフしか描けなさそうだけど……

・ホースソルジャー
良くも悪くも王道な展開でしたが、話の起伏も迫力もあり素直に楽しめました。
一番のツボは敵組織のトップに直接交信し出した将軍ですがw


・デッドプール
1よりパワーアップしてる好例ですね
メタメタしさも激しくなってますが、素直に話自体が無茶苦茶面白かったですw
あとはせっかく出演してたんだからユキオはもうちょい出番があった方が面白かったかな


・50回目のファーストキス
オリジナルを知らないんですが十分楽しめました。
ギャグのノリが自分に合ってるのもあるんでしょうが、アレのおかげで暗さの緩和や登場人物達の優しさが伝わってきて良かったです。

839:2018/06/06(水) 21:05:48 ID:rS.txf4w
>>838 ギアさん
アベンジャーズ次回の後編までの間はIWと少し前と言われているアントマンと、
かなり前で出会いの話のキャプテン・マーベルだけですね

840ギア:2018/06/06(水) 21:14:27 ID:.9z1BhUo
>>839 徹さん
ありがとうございます。
なるほど、そこらへんも上手く配置されてるんですね。
スパイダーマンの続編なんかもあるのかと思ってたので、『面白いのは間違いなくてもインフィニティを思い出すとなんとも宙ぶらりんか気持ちになりそう』と要らぬ心配をしてたので良かったですw

確かにアントマンはヤムチャやチャオズの如く置いてかれてたので、後半までのスピンオフとしてはちょうどいい印象ですね

841もにゃら:2018/06/06(水) 23:46:26 ID:OC.uUlQ.
○デッドプール2

グロシーン多めだけど楽しかった
最強鬼ヤバチーム、なんもしてないのに壊滅! 違う意味でヤバかった!

その分ドミノが凄かった
ラッキーマンが元ネタかな
ラッキーが特殊能力のヒーローなんて絵の下手な漫画家しか描かないとか言ってたし(笑)

第4の壁ネタは、ちょうどIceyをプレイしてたタイミングだったので爆笑

※iceyはメタネタ豊富な横スクロールアクションゲーム
例えばボタンを押して橋をかけるべき場面でボタンを圧さずに進んで谷に落ちると
「ボタンを押して橋をかけるだけだろ!」とナレーションが言い出し、しつこく落ち続けると
「OK 君の勝ちだ。空き容量使ってる谷底ステージ作ってやる」とかなる。


まあ楽しい映画でした

842シャアダム:2018/06/07(木) 02:14:31 ID:rODKo/KA
◆ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー リミックス(2017年アメリカ)

ソブリン人のを高価なバッテリー(電池?)を盗んだことによって追われる身となった主人公達「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー チーム」は主人公の神的な存在の父エゴに助けられるが・・というSFスペースドタバタアドベンチャー映画。

感想:うーん、巫山戯すぎかな。途中まではおふざけも許容範囲で面白かったけど、コメディで上映時間2時間16分は上映時間は長過ぎ、途中でギャグが退屈&苦痛に変わった。「マイティソー」はシリアスとコメディ具合が絶妙で面白く観れたのにだったのに、こっちはコメディなのに最後いい話にしようと殺さなくてもいい人を殺した「パイレーツオブカリビアン」みたいで白けました。でも子供にはこれ位馬鹿馬鹿しくて巫山戯ていてもギャグ映画として楽しめそう内容だとは思いますが。
一作目は冒険していて先が読めなくてハラハラして面白かったけどね。話の流れが単純になり神とか壮大な話になったのも白けた原因かなあ。ラストの星の爆発で都合良く助かったのもなんだかなーって感じ。あれで感動する人いるのかなあって思いました。

さて、不満ばかり書いてきたが、面白い所もありました。まず、グルートの憎たらしくて可愛いところwそしてシルベスタースターローンが出てきたところ(彼もアベンジャーズに加わるのかなあw)。二人の戦闘姉妹がサノスの娘って設定だったって所、「ナイトライダー」のハッセルホフ推しな所、カートラッセルの若作りwヨンドゥのウルトラマンみたいな鶏冠と口笛で操る武器で無双するシーンが意外と格好良かった所。

まあ、そこまで自分は面白くなかったけど、みんなでワイワイ観る分には楽しめる映画だと思う。基本コメディ映画なのに尺使って強引なお涙ちょうだいだけは辞めて欲しかったけど。

843シャアダム:2018/06/07(木) 02:46:59 ID:rODKo/KA
◆IT“それ”が見えたら、終わり。(2017年アメリカ)

行方不明者が多い町デリーで、弟が行方不明の主人公ビルはいじめられっ子で作る「ルーザーズ」というチームのリーダーだった。そして彼は常に消えた弟の行方を捜していた。
ある日、ルーザーズの間で奇妙な幻覚や現象が次々に起こり始め、その元凶である弟を攫った「ペニーワイズ」と名乗るピエロ(正体不明)対決することになる、というホラー映画。

感想:TV版を観ていたので、内容は知っていたから怖くも無かったし、弟が攫われる演出がクドいなあ、ピエロがぶん殴って逆に虐めたくなるぐらい憎たらしい小物にしか見えず、こりゃあただの焼き直しで初心者しか楽しめない映画かなって思いました。
しかし、途中から面白くなった。恋の三角関係が面白い、ホラー映画なのに甘酸っぱい青春映画してるってwあと、虐めがほとんど虐待殺人じゃねーかってくらい酷い。家庭環境も酷い、ヒロインは父親にやられていたんだよね。1989年の出来事なんで、エイズとか流行っていて微妙に昔のTV映画より微妙に現代に近い所も新鮮。
あと、憎まれ口メガネ君は自分は童貞じゃ無いって言ってたけど、お前ら小学生だよな(12歳)wやたら医療やばい菌に詳しいオタクが普通はメガネ君だろうに、このメガネ君は一番のませガキでしたwあといじめっ子との対立、ナイフを使ったり石の投げ合いとかもっと昔の不良っぽいなあwいやあ青春してるなあ。

ピエロとの対決でしっかり骨が折れてる所はリアルで吐きそうになったwあと攫われた弟君の手が喰われる所も吐きそうになった(子供なのに容赦ないw)。大人になった彼らまでやってくれなかったのは残念だが、結構楽しめた映画でした。
まあ、恐怖面ではTV版の方が怖かったけど、こっちは戦闘シーンがリアルで青春映画ものとしても楽しめましたので、新旧どっちも面白い映画って事でした。

しかし、続編は大人編だけなら内容薄そうなのが心配。

844rtr:2018/06/07(木) 12:51:33 ID:MIDBdUpc
巨乳ロリ後妻が義理息子に責められて淫乱女に豹変。もう年上旦那じゃ満たされない!
goo.gl/3dtVP

845シャアダム:2018/06/08(金) 18:15:40 ID:rODKo/KA
◆ワンダーウーマン (2017年アメリカ)

女性だけの隠されたアマゾン族の島に、スパイ活動で逃走中のスティーブが結界を破って入ってきた。彼を助けたアマゾン族の王女ダイアナ(ワンダーウーマン)は、外界で戦争(第一次世界大戦)をやってることを知り、勝手に戦争を起こしてるのが軍神アレスだと思い込み、アレスを倒すためスティーブといっしょにイギリスへ、そこで仲間を集ってドイツ軍相手に一緒に戦う事になる。女性ヒーローアクション映画。

感想:うーん、「ガーディアンズ2」よりは面白かったけど、ストーリーが雑で少年漫画的な青臭さがあって、そこまでのめり込めなかったなあ。まず、アマゾネスの島での子供時代修行時代が結構長くて、だからといってストーリーにあまり見所が無く自分は少々退屈でした。面白くなるのはドイツ兵が島に乗り込んできてから、弓矢や剣(アマゾネス)VS機関銃(ドイツ)は「ラストサムライ」を思い出すけど、アレと違ってアマゾネス軍団の強いこと、弓矢が勝っちゃたよ(まあ、超人部隊だからね)w
それから、スパイのスティーブ君とのおざなりなラブロマンスが始まるんだけど、また退屈に。イギリスへ渡ってからは、仲間集めとか、カルチャーギャップとかで結構わくわく楽しめたんだけど、ドイツとの戦闘がねえ、ワンダーウーマンの腕の甲ばかり狙ってるの?って感じで神の力なのか全部弾が跳ね返されて、脚とか狙えよとか横から狙えよとか、主人公無双は格好いいんだけどなんか納得のいかない戦いだなって感じました。主人公の全部争いは「軍神アレス」の所為って所はお馬鹿さんだなあって、微笑ましかったけどねwまるで「ワンピース」のルフィをみてるみたいでした。
あと、相手がドイツ人なら躊躇無く殺し、正義と平和をかざすウーマンさんにもちょっと違和感。なのに、いざとなったら大量殺人兵器を作って、人体実験をした女科学者を前に躊躇したり、人間は愚かだ、失敗作だ、争いの原因だ、とか人間には希望があるとか愛が全てを解決してくれるとか、チープな少年漫画を見てるかのような台詞の応酬が青臭すぎて自分には合わなかったかなあ。毒ガス兵器を積んだ飛行機の自爆もワンダーウーマンと一緒に乗っていれば助けられたかも知れないって思わないでも無い(でも主人公は一途な正義の熱血お馬鹿さんだからとっさの機転は無理か)。
○〇の死が無ければ、負けてかも知れないしね(幽遊白書かよ!)。監督が女性と言うこともあり、男がわくわくするツボが微妙に分ってなくて、女性人権の向上的な目線(男なんて!)な映画の気もしました。

まあ、ストーリーはイマイチだったけど、アクションシーンは格好良かったし、彼女の活躍は一見の価値はある映画だとは思います。しかし、誰も彼女を「ワンダーウーマン」って呼ばなかったなあw続編とジャスティスリーグ2に期待します

846シャアダム:2018/06/10(日) 08:40:34 ID:rODKo/KA
◆スターウォーズ 最後のジェダイ(2017年アメリカ)

旗艦スターデストロイヤーに乗ってファーストオーダー軍を率いて新共和国軍を追い詰めるスノーク(暗黒面フォース使い)とハンソロ船長の息子のカイロレン(暗黒面フォース使い)。
一方、辺境の星で最後のジェダイ「ルークスカイウォーカー」と邂逅するヒロインのフォースに覚醒したばかりのレイはそこで、カイロレンの過去の驚くべき真実を知る。レイとカイロレンはテレパシーのようなもので遠く離れていても心を通わせられる様になり二人はだんだん親密になっていく。
そして、カイロレンを説得するために旗艦デストロイヤーに単身乗り込む決意をする。
そのころ、レイア(新共和国の指導者)の乗る旗艦はデストロイヤーに消耗戦をしいられ、一刻一刻と最後の時を迎えようとしていた。その危機を打破するべく、元ストームトルーパーの脱走兵(敵兵だったが改心した)フィンはデストロイヤーの内部に乗り込み、追跡装置を破壊して新共和国軍を逃がす作戦を決行するがそこには困難が待ち受けていた・・という大河スペースオペラ(騎士道物語的なSFアクション)映画です。

今回は8作目ですね。さて感想。宇宙全体を巻き込むの戦いの話なんですが、スケールの大きさを感じなかったというか、ただの局地での逃亡戦を延々2時間30分見せられた感じですね。まあそれはそれで面白いとは思いますが・・話が雑で、スターウォーズというブランドに頼った感じのする感じのする映画に感じました。
まず、宇宙全体を支配寸前の敵のボスとその一番の部下がわざわざ追いかけてくる所が宇宙規模の戦いとは思えないですねwそれからレイアは宇宙空間を生身で漂うのですが、無意識にフォースが使えるんですかね、自動的に船まで戻ってくるところがなんとも都合がいいwそれから敵を振り切る作戦、まずコードを破らなければならないのですが、わざわざ違う星まで行ってコード破りの名人を見つけてって・・今にもやられそうで燃料も切れそうなのにそんな時間があるか!って突っ込みたくなりました。
それから、元トルーパーだからといって、スターデストロイヤーの重要な部分や隅々の配置とか分るわけないやろ!記憶力抜群で道に迷わない天才かお前w秘密主義で逃げてばっかりのホルド提督の作戦も疑問、無防備な輸送艦を敵が見逃してくれるとでも?まあ、敵はお馬鹿将軍でドジそうなハックス将軍だからDJ の裏切りさえ無ければ成功してた節もあるけどwそして、主人公や準主役達の処刑になると時間をかけて相手に逃れるチャンスを増やすファーストオーダー軍の面々wルークを無視すれば新共和国軍を壊滅できたのに、小物のカイロレンはプライドからわざわざ相手に逃げるチャンスを与えたもんなあw
そして、小型のデススターの威力がある敵の武器の威力、扉を破壊しただけ・・。デススターは星一個破壊したのにwもう一つ、敵の強力兵器に特攻しようとしたフィンを自分の乗る機体をぶつけて阻止したポッチャリヒロインのローズ、一緒に大破して瀕死「貴方を救う為よ」wもう滅茶苦茶、そんな雑な演出で感動できるかw乾いた笑いが出てきました。

「スターウォーズ」は好きなんですがね、どうもこのラストの3部作は自分の感性と少しずれているようで、何かが違う気がしてなりません。戦いもヨーダ現役のジェダイの騎士の戦いのスピーディーさやかっこよさが無くて、ややスローな感じで違和感がありました。それっぽいメカや武器やフォース哲学を出しとけばスターウォーズはお祭りのようなもんだからまあいいや、って思いたくない気質なんで少し厳しいことを書きました。

まあ、それでも映像は綺麗だし、最初の爆撃戦やダメロンのエースっぷりやラストの塩の星での戦闘は迫力は在ったし、それなりには楽しめましたけどね。次の締めの9作目はもっとわくわくさせて欲しいです(一番の不安要素、敵のボスがお悩み思春期のカイロレンって所と部下のドジっ子ハックス将軍w新しく強い敵を出して欲しいな)。あと、裏切り者DJがどう話に関わってくるのか気になりますね(ポスト・ハンソロか?)。

847シャアダム:2018/06/11(月) 20:41:17 ID:rODKo/KA
◆ゴースト・イン・ザ・シェル(2017年アメリカ)

原作は日本の漫画。人の体を機械に置き換える技術が進歩し、ついに脳以外機械の体(義体)に置き換えた人間が完成する。それが主人公のサラである。サラは公安九課に配属され、得意の電脳戦で電脳犯罪者を捕まえる仕事に就く。
ある日、ハンカ社(サラを義体化させたその分野ではその第一人者の会社)の役員ばかり狙われる事件が起こり、犯人は「クゼ」と名乗る。彼を捕まえるためサラは捜査を開始する。という近未来サイバーパンクアクション映画。

雰囲気的には「ブレードランナー」っぽい世界だが、こちらの映画は上映時間も1時間30分で、世界感を押しつけるような冗長なシーンもなく、すっきり纏まっていて自分はこっちの方が好きですね(その辺は人によりけり)。ただ、北野武の滑舌の悪は日本語訳が欲しいって思うくらい聞き取りにくくて気になったなあw
あと、日本の芸者(日本の文化)を馬鹿にしたような数々のギミックは、また勘違い日本かよってうんざりはしました。まあ、世界感は日本と上海辺りのハイブリッドって感じですが。あと、素っ裸で活躍するサラさん(体を透明化するため服が邪魔)は肌色のレオタードを着てるように見えて、そこまで興奮はしませんでしたwただし、体のラインはとても綺麗で魅力的でした(ビュリホー)。
アニメとそっくりなシーンもあり、頑張ってるなあって思ったし、バトーも途中からあの顔になってちょっと笑っちゃいました。サラのような万能な義眼にすればいいのに、高くて支給されなかったんだな。あと、一瞬ジャッキーチェン?って思う感じのトグサにサラも少佐そっくりの雰囲気で、役者はばっちりだと思います。ただ、武さんの無理矢理な髪型がねえw

ストーリーも上手く纏まっていてすっきり終わったって感じですね。もう少し他のメンバーとの連携とかアクションシーンを観たかったけど、続編に期待しましょう。あと、桃井かおりさんが出てました、吃驚。未来の日本は、日本人の方が少なくなるのでしょうかねwまあまあ面白かった映画でした。

848レト:2018/06/12(火) 20:31:52 ID:Vc7bU3PQ
>>847 シャアダムさん
国内興収で制作費の半分以下しか回収できなかったので続編はかなり厳しいと思います。
クラウドファンディングで規模縮小して製作するならワンチャンあるかもですが。

スターウォーズのスピンオフもかなり苦戦していてスピンオフ企画は凍結されるかもしれません。

849シャアダム:2018/06/13(水) 20:57:48 ID:rODKo/KA
◆DCスーパーヒーローズVS鷹の爪団(2017年日本)

ジャスティスリーグの5人(スーパーマン・アクアマン・バットマン・フラッシュ・サイボーグ)と鷹の爪団が協力して日本にやってきたジョーカーやハーレイクイン(+ペンギン)の悪巧みを叩くという内容です。

簡単に感想を書くと、それなりに笑えて面白かったが、二回は観る気はしないって感じですねwいつも以上にギャグがメタかった。制作費の残りを表すゲージが常に右に表示されて、ジャスティスリーグが活躍したり、きれいなCGや作画が良くなると急激にゲージが減り、ゼロになると映画はそこで打ちきりエンドという物で、スポンサーのCMが意味も無く出てきて、ゲージ増えたり、超お金持ちのバットマンがその気になって、資金を提供すればゲージは一気に回復するのだが、今回は正義とは何かと悩んだ面倒くさい性格のバットマンは、ジャスティスリーグを脱退して子供のためのアニメ制作を始めたから、ゲージが足りなくてジョーカー軍団を倒せないというピンチになるw
いやあ、そういう面倒臭いメタギャグをよく考えるなあッては思いました。あと、DXファイターがいつも以上にクズでバットマンに非常に嫌われていて(伏線)そこは面白かったかな。それから、ワンダーウーマンが格好やメイクが古臭いといわれて、今風メイクになるのもクスッと笑えました(あひる口ウーマンw)。制作費がゼロに近くなると、いつものように作画が、子供の落書きになるのだが、ジャスティスリーグの面々もパワー弱体化して、作画も酷いことになるのも面白かった(DCにおこられそうw)。あとは、岡田カズチカ(レインメーカー)も何故か出演、金田朋子も犬山犬子も山田孝之(役者)も声で出演、意外と豪華、意外と豪華でしたw

自分は二回は観る気は起こらない、というだけで結構楽しいギャグ映画でした。ちなみにレイ・ハリーハウゼンは「シンドバットの冒険」シリーズや「タイタンの戦い」などで、怪獣や怪物達の人形をコマ撮りして生きてるかのように見せる名人です。ドクロ兵士の動きが凄かったことを覚えています。しかし鷹の爪団の劇場版はもう9作目だとは知らなかったわw


>>848 レトさん
あんまり話題にならなかったもんなあ、そんな気がしてました。もう少し派手なアクションが欲しかったかなあ。

850deku:2018/06/13(水) 21:12:44 ID:tzDXeikU
・デッドプール2
徹頭徹尾インチキクセー映画
ギャグで笑わせてくるのもズルイし素直にしんみりさせてくるのもズルイ
特にあのノリなのに愛の物語というのがストンと腑に落ちるのが実にインチキ

851シャアダム:2018/06/13(水) 23:49:11 ID:rODKo/KA
DCスーパーヒーローズVS鷹の爪団 追記

書き忘れたけど、ラストの新海誠監督の「君の名は」のパロディで爆笑しました。
これは忘れちゃいけなかったわwまあ、シンゴジラのパロディもあったけど。

852シャアダム:2018/06/15(金) 00:32:37 ID:rODKo/KA
◆ラ・ラ・ランド(原題:La La Land=ロサンゼルス、現実離れしている状態)2016年アメリカ

ジャズ好きなピアニストと女優を目指すフリーターの恋愛を描くミュージカル映画。

英米数々のアカデミー賞を取った作品と言うことで観てみました。まさかミュージカルとは思わなかったので、急に踊って歌い出したときは何だこれ?正に題名通り絵空事だなあって思いました。
ミュージカル映画はあまり好きで無いので、30分過ぎた時から見るのが苦痛になってきました。だから自己評価としては厳しいです。この映画は本当にこんなのがアカデミー賞なのか?って思いました。

だから、客観的に感想を述べようと思います。まず、ミュージカル映画でも好きな映画はあります。曲が良かったり踊りが良かったり、観たあと元気が出たり、何も考えず馬鹿楽しかったり、感動で余韻が残ったり、楽しさの中にも人生的なもので考えさせられる部分があったり。
しかし、この映画は真に現実離れして絵空事、だからといってウキウキ楽しくなるわけでは無く、おざなりなラブロマンスミュージカルに感じて、そこまでのめり込めませんでした。踊りも歌もどこか中途半端に思えました。

しかし、自分が男性だからそう思うのかも知れませんね。女性にとっては二枚目スターとそこまで美人じゃ無い個性的な女優(自分は目力が有って好きです)との恋愛物語、女優を自分に置き換えて二枚目スターのゴスリングさんとのラブロマンスにのめり込めるのではないかと思います。
そして主人公が目が悪いとか虐められてるとかで悲惨で辛い内容でも無く、おしゃれで全体的にそこまで深刻では無いお手軽ストーリー、ヒロインは中々オーディションに受からないって苦労しますが、あまりその辛さが伝わってこないっていうか、この位誰にでもよくあるじゃんって感じの俳優の卵にお悩みしか見えなかった。
ただ、こういうキャッキャウフフでお手軽で、ちょっと切ない、だからって深刻になるほどでも無いってのが主に今時の女性に受けたんだと思います(と推測)。

ミュージカルでは無いですが、踊って歌う青春物の「サタデーナイトフィーバー」の方が自分は好きですね(男性目線の映画だからかな)。

ただ、テイクオンミーが流れた時は一瞬ですがウキウキしましたし、プロのバンドと組んだ時の曲は中々に良かったです。ミュージカルって歌や曲にによっても好き嫌いが出そうですね。
あと、ゴズリングファンには悪いのですが、ジムキャリーみたいなコメディ3枚目俳優が主演だったら、自分ののめり込んでたかも知れません(女性的にはヒットしなかったかも知れませんがw)。3枚目の主人公がピアノの才能一つで活躍するってのは考えただけでも笑って踊って楽しい感じでウキウキしますし。

ということで、女性向けの女性がヒロインになって二枚目の男とラブロマンスが出来るミュージカル映画って思いました。ラストは切なくてちょっとジーンときましたが、全体的には今ひとつ今ひとつ名映画でした(自分はね)。

853みる子:2018/06/16(土) 01:49:42 ID:ICkhhfwM
・ニンジャ バットマン
面白かった… アメコミと特撮好きにはクリティカルヒットする作品ではないかと。
とにかく画も演出も展開もスピード感に溢れてました。開始30秒でレッツゴー戦国時代! ハヤイ!
クライマックスの盛り上がりは冷静に考えるとだいぶオカシイんだけど、そこはまぁ勢い重視ということで。
何よりキャットウーマンがかわいい! 恐るべきかわいさ! ハーレィもまぁまぁかわいい。

レッドフードが仲間に、敵側にデスストロークさんがいるのが嬉しい。敵の四天王はもうちょい見せ場が欲しかったかな。
脚本がグレンラガンの方だったそうで、確かに過剰なまでの燃えファクターとサービス精神を感じました。
あと棒読み吹き替えがいなかったのも良かった… ってか、いないのが当たり前とは思いますけど最近は油断がならないので。

このクオリティでの映像化が見られるのなら、日本の漫画も無理に実写化しなくても… と思わずにはいられませんでした。

854シャアダム:2018/06/16(土) 06:49:49 ID:rODKo/KA
そうか、「卒業」で「これからはプラスチックだ!」っていったのは

可塑性だ

という事だったんだ。弾力性(力に反発する)に対する可塑性(何にでも変われる)
聖尺社の意図とは違うかも知れないが、「プラスティック業界見たいな新しい産業に云々」な解釈よりよりしっくりくる。

855ヒロ筋肉痛:2018/06/16(土) 21:57:55 ID:UEJRkgZU
■ニンジャバットマン
凄まじい作品でした……。
これ、相当予算かかってるんじゃないですかね?
それともそこそこの予算で、
これほどのクオリティで作れるノウハウが確立されたのかな?

息をつかせぬアクションの連続、コミカルに動き回るジョーカー、
エロ可愛いキャットウーマンにハーレイクイン、
SF系のバットマン装備から戦国仕様のバットマン、
全てが凝っていてとんでもなく情報量の多い画面ばかりでした。

856もにゃら:2018/06/16(土) 22:55:31 ID:OC.uUlQ.
○ニンジャバットマン

私も見ました!
ポスターもらいました!
帰る途中で折れましたけど!

感想はヒロ筋肉痛さんとだいたい同じ

動き回るジョーカーにエロ可愛いキャットウーマンにハーレイクイン!

驚天動地の超展開! 

ちゃっかり金儲けに成功してるキャットウーマン!

でもMVPはあいつらだけどな!


いやあ、密度の高い映画でした

857シャアダム:2018/06/17(日) 04:00:58 ID:rODKo/KA
◆グレイテストショーマン(2017年アメリカ)

実在の人物でアメリカの興行師P・T・バーナムの生涯を少し美化して描いたミュージカル映画。
身分の違う妻を幸せにするため、また仕事に成功して自分を認めてもらうためバーナムは珍しいものを集めた博物館を立てるが、客の入りはイマイチ、これでは借金を返せないと、あちこちの奇人変人や隠れた実力者をスカウトして、見世物まがいのサーカスを始める。一部の差別主義者や批評家には不評だが、これが大当たりで有名になる。
調子に乗ったバーナムは一流の演出家を雇い、イギリスで有名なオペラ歌手をアメリカに呼んで一大公演を開始するが、そこに落とし穴があった・・というストーリー。

さて感想だが、何も知らないで見始めたらこれまた「ミュージカル」映画・・。シリアスな場面で急に歌い出した時は、こいつらキチ●イじゃなかろうかって思ったわwとは言っても「ラ・ラ・ランド」よりは曲のノリも演出も良くあまり好きではないミュージカル部分もあまり苦痛ではなかった。「ラ・ラ・ランド」よりは男性向けだしね。とは言ってもやっぱり、シリアスな部分を全て歌と踊りで解決ってのは、やっぱり絵空事で都合が良すぎない?って思ってしまう。なんでも歌で解決する歌の宇宙人か?歌の魔法使いか?ってうんざりしてしまう。
又他の映画で比較してしまうが、「バグダッドカフェ」、女の友情を描いた物語だが、歌って踊るのは最後だけ(ミュージカル映画じゃないけど)、それでもこの映画の何倍も感動したわ。やっぱりここぞという時に踊って歌えよ!いつもいつもちょっと悩んだくらいで歌って踊ってんじゃねえ(ミュージカル映画だから仕方がないけど)って思いましたわ。あと、調子に乗りすぎるとよくないね〜って主人公を見て思いました。でもこういう性格じゃなかったら、そもそも奇人変人ショーなんぞ思いつかなかったし、成功もさせられなかっただろうなあ〜。奥さんはそこの所理解してやらなきゃ、団員も自分のプライドばかり考えて劇団全員の長い目で見た将来の事を考えていないから、ああいう大失敗(先に相手を殴ったり)を犯してしまうんだよなあ(全員が少し成功したからって調子に乗りすぎた感じ)。

でも、途中のオペラ歌手が歌う部分は感動しました。まあ、全体的にいい部分も気に入らない部分もあって、惜しい映画だなあって自分は思いました。
古いけど「サウンドオブミュージック」は好きです。ミュージカルはやっぱり使われる曲や踊り種類やタイミングで好き嫌いが分かれると思うし、自分には合ってなさそうで御免なさい。あ、「ロッキーホラーショー」やトラボルタが太った女装する映画もミュージカルだったね(どっちもあまり好きではないけど)。

858シャアダム:2018/06/18(月) 22:27:11 ID:rODKo/KA
◆ジオストーム(2017年アメリカ)

気候を宇宙に浮かぶ人工衛星(ダッチボーイ)で自由に操れるようになった未来の世界。何者かの陰謀によってダッチボーイを兵器として使った恐ろしい計画(ゼウス計画)が始動し、世界は大災害に襲われる。SFアクション映画。
ジオストームとは地球規模の大嵐の事である。

さて感想、自分好きなジャンルの映画なのでストレスなしに見れたし、時間も二時間未満で気軽に観れてよかった。
内容も都合が良すぎる部分もあるが、意外と細かい所もよく考えられていて、ストーリーにもあまり破城が無くて、面白かった。災害を分かりやすくするため、熱い地域は凍らせて、寒い地域は熱で温めてってそういうの逆気候ばっかりだったら笑っちゃうけど、しっかり雹や津波や雷や竜巻など全ての異常気象を見せてくれたので大変楽しめました。
その上、カーチェイスや銃撃戦やスパイアクションや宇宙でのSFサスペンスなどまで盛り込んであるから凄く欲張りな脚本の映画だなあって感心しました。

細かい不満点を言うと、急に子供の頃の秘密のコードの話をするのは不自然な気がした。それと悪人は何故、計画のデータを残すのかwマックスは大統領のコードを盗めって一方的に無茶な頼みをサラに突き付けて、やり方はサラに考えさせるってどれだけ勝手な頼みなんだよwこのマックスがまたシリアスなシーンでもニヤニヤしていて威厳が無いというかふざけた感じでなんか嫌いですねw
その他に、秘密を知ったチェン一人を殺すため香港の街全体を破壊するって犯人は馬鹿キ●ガイですか(計画の一部とは思えない)wそれから、主人公一人を宇宙に上げるためシャトルを発射するって糞贅沢な時代だなあw

まあ小さな不満あるけど、全体としてはとても良かった(二回目)。シークレットサービスのシーの部分をを唇の当てて言うところは微笑ましかったし、影の薄かったヘルナンデス(メキシコ人)にも活躍の場があったのも微笑ましい。あと警備担当(フランスの役者?)が意外に役に立ち好人物なのも良かった。あと、大統領がデニーロといつも間違えるガルシアさんとか「ロボコップ」の人も出てて役者はばっちりでした。
主人公は「ダッチボーイ」が心配で、シャトル発着場(ケープカナベラルのケネディ宇宙センター)見える所に住んでたんだね。

とにかく意外とよくできた怖くて楽しいSF映画でした。

859シャアダム:2018/06/19(火) 07:41:20 ID:rODKo/KA
◆打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?(2017年日本)

岩井俊二原作のTVドラマをアレンジしてアニメ化。夏休みの登校日、仲良し5人組で「花火を横から見たらどう見えるか」を確かめに行くことになったが、主人公は転校することになったヒロインに誘われて「駆け落ち」する事になる人生やり直し系のファンタジー青春アニメ。

感想:上映時間は90分なのですがそれでも「無駄に長い」と感じました。音楽はいい「瑠璃色の地球」(最初の一回は良かった。でも繰り返しでもう一回歌うのはちょっとなあ)とか主題歌「打ち上げ花火」とか良かった。映像も綺麗、だが二人でイチャコラするシーンが長すぎて感動が続かない、途中でもういいよ次のシーンに行こうよって感じでした。ストーリーにボリュームや盛り上がりが無いのにいきなり音楽と映像で無理矢理感動シーンを見せられてる感じ。
岩井俊二×化物語のシャフトスタッフは観る前は期待したんだけど、細かな微妙な心の動きや演技があの漫画チックな(いつもの化物語っぽい絵の)キャラじゃちょっと不自然だった。「花とアリス」の半リアルな絵だったらまだ良かったかも。それからSFタイムリープ物は上手くハマらなかった感じ、なんか最後は訳の分からないことになって、グラスリップを観てる様でした。
そして、どっちが先か良く分からないけど、某「君と時計と」シリーズとちょっと似ていて、あれ?原作の実写ドラマを参考にしたのかなあって思いました。

ついでに90年代に放送された実写版の方も観てみたら、リアルな少女と少年の生の演技生の風景が情緒があって、45分という短さもあってぎゅっといろいろな要素が詰まっていてアニメの数倍面白かったです。アニメは中学生でしたが、こっちは小学生。ヒロイン(奥菜恵)の体に付いた昆虫はトンボではなくアリ。家でやってるTVゲームもストリートファイターやマリオ。駆け落ちも電車ではなくバス。あとオタクの少年は「セーラームーン!」って叫んでいましたw
蛭子能活さんも酔っ払いで出ていてワロタ。賭けの商品もワンピ―スじゃなくてスラムダンク。でも「観月 ありさ!」は同じでしたw

まあ、映像は綺麗で音楽もよかったけど、この内容で90分は長いし、アニメ向きのストーリーではないし,このストーリーに合うキャラデザでは無かった(実写じゃないと出せない良さがある)というのが正直な感想ですね。

ところで、アニメ版でやっていたファミコンゲームは「キラキラスターナイトDX」(2016年発売)ですね。なぜかこのソフト押しで笑った。

860唯野:2018/06/19(火) 21:27:09 ID:8mh0JMu2
●キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー

非常に多くの要素が盛り沢山に入った、具だくさんゴロゴロ野菜カレーみたいな作品です。

ヒョロガリ童貞が超人血清を投与されて筋肉モリモリマッチョマンになって活躍する展開あり、
ナチスドイツのスパイとひみつ道具を駆使しあって戦う展開あり、
レトロ趣味な乗り物のチェイスあり、
世界征服を狙う悪の秘密結社の存在あり、
戦場で勇ましく戦うつもりが国債キャンペーンの客寄せパンダにされる悲喜劇あり、
一人だけ若いまま現代に蘇ってしまった男のタイムスリップ的要素あり、
アイアンマンの父親を始めMCUシリーズの嚆矢として他作品のキャラとの絡みあり、
キャプテンアメリカ最大のアイコンであるシールドを使ったバトルあり……
一方後半の展開はややダイジェスト気味で、親友が死ぬ場面がかなりアッサリしてて拍子抜けだったり。
なんにせよマーベル・シネマティック・ユニバースの入り口としての役割をきっちり果たしていておすすめです。

861唯野:2018/06/19(火) 21:49:38 ID:8mh0JMu2
「キャプテン・アメリカが国債キャンペーンに出演すると集まる金額が10%増える」という数字の微妙さが印象に残るw

862唯野:2018/06/20(水) 02:29:59 ID:8mh0JMu2
●アイアン・スカイ
ナチスが月の裏側に潜伏していて地球へ侵攻する機会を狙っているというヨタ話をガチで映画化してしまったという怪作。「最後の12日間」の露骨なパロディがあることでも話題になりました。

基本コメディで、小学生レベルのしょーもないネタが半分、割と深い風刺ネタが半分といったところだけど、この映画を肴に政治やポリコレ問題について語ったら負けな気がする……。
CGは粗さが見える場所とスターウォーズばりのド派手な場所とがあるので、安っぽい部分はわざとかもしれない。いずれにせよ第四帝国宇宙艦隊発進場面はSF映画ファンなら一見の価値あり。
あと最後の展開が筒井康隆っぽかったので筒井康隆が好きな人にもおすすめ(?)。
ゲームしながら見ててもまったく罪悪感の沸かないスナック菓子みたいな作品です。

863唯野:2018/06/20(水) 18:05:25 ID:8mh0JMu2
●「ジュマンジ」

近年、突如として続編が上映された作品。見た後で気づいたけど、キャプテン・アメリカと同じ監督だったのか。

ジャンルとしてはアニマル・パニック映画とでも言うべきか……ボードゲームで止まったマスの記述に合わせていろんな危険動植物や災害が巻き起こるというお話。100分で比較的短く、次から次へと危機が訪れるので飽きさせない。

基本的に私は役者の顔の区別がほとんどつかないので、黒人の靴職人が解雇されて警官になってたとか、父親とハンターが同じ役者とか、解説見るまでわからなかった……。

あと「ヒューゴの不思議な発明」の時も思ったけど、子供同士のカップルははっきりと女の子の方が背が高い。日本でも女子の方が先に二次性徴が来るけど、欧米ではそれがもっと顕著なのかな

864レト:2018/06/20(水) 20:20:02 ID:Vc7bU3PQ
>>859 シャアダムさん
実写版では奥菜恵は他の子役より2歳年上なんですよね。
年上少女の色気を作品に反映するナイスキャスティングだったと思います。

865シャアダム:2018/06/20(水) 21:27:03 ID:rODKo/KA
◆ひるね姫〜知らないワタシの物語〜(2017年日本)

夢の中では違う自分(魔法使いの王女)になって冒険するが現実はしがない田舎の自動車修理屋の娘、そんな主人公がある日、祖父の大企業(自動車産業)の社員から狙われることに、彼らの目的は大事なデータの入った父のタブレットだった。そしてなぜか夢の中のファンタジーな出来事と現実が連動・混在してしまう少女の青春冒険活劇ファンタジー映画。

あの「精霊の守人」の神山健治監督って事で期待して観ました。で、まあまあ面白かったけど期待してたものとはちょっと違ったかなあw
まず、「ひるね姫」って感じじゃないなあ、全てが昼寝では無かったから。でも昼寝ってノンビリした感じがあるけど、結構サスペンス展開で忙しなかったし。イメージ的には「夢うつつ姫」「うとうと姫」かなあ。(まあどうでもいいことだけどねw)
それから、子供でも無い大人でも無いそんなピンポイントな微妙な年齢向けのアニメだった。だから自分はファンタジー部分(夢の中)があまりに現実離れしていて、のめり込めなかったが、子供心や冒険心を持ってる十代の若者には十分に面白いとは思う。絵は綺麗で魅力的だし、良く動くし、ロボットやメカや夢世界のデザインも独特で見応えあるし、普通に異世界の話だったら自分もハマれたかも知れない。

タダ現実と連動しているので、現実から急にファンタジーにファンタジーから急に現実にって(ここがこの映画の肝かな)切り替えが自分の頭の中で上手くスムーズに行かなくて、それがのめり込めない原因の一つだったと思う。

ラストのクライマックスで、夢の中では鬼とロボットが戦って街を破壊して宇宙に飛んでいったけどたけど、そして主人公は悪人に追われて下に落ちて且つ変形ロボットで宇宙へ飛んだけど、現実ではどうなっていたのかをちゃんと描いて欲しかったなあ。現実では「大変なことが起こっています」だけじゃ何が起こってるのかわからないよw自動運転AIのなかに妻の意思が宿っていたというファンタジーはまあ、それくらいなら許容できましたけどね。

面白かった、ロボットや怪獣が出てくるとかの意外性もあり、個性的な美少女ヒロインのキャラの表情も魅力的でおきゃんな感じも良く出来ていた・・けどピンポイント十代向けなストーリー映画だったから、自分ははまれなかった、そういう映画でした。
主人公が歌う名曲「デイ・ドリーム・ビリーバー」は大変良かったし、今でもBGMとして聞いてます。最後にもう二つ、あのロボット(モーターヘッドじゃなくてエンジンヘッドw)の脚じゃ細すぎて不安定すぎるだろ、誰だ設計した奴はwそれと、悪人社員渡辺が「ジャイアントロボ」に出てきそうな横山キャラ(こいつだけキャラデザがなんか違うw)。

866シャアダム:2018/06/21(木) 21:16:34 ID:rODKo/KA
◆フラットライナーズ(意味は死んだ患者の事を指す)2017年アメリカ

研修医(医学生?)の仲良し5人組が、興味本位で(コートニーは訳あり)薬品を使って死んで死後の世界を数分間体験して蘇生するという実験をお互いにやってしまう。
あるものは蘇生後、頭の回転がよくなったり、体力が何時までも続いたり、まるで幻覚剤を使用したかのような態度となる。しかし良いことばかりでは無かった、そのうち悪夢を体験するようになり・・。という医学サスペンスホラー映画。

アメリカ映画だが監督がデンマーク出身とあって、ひと味違う映画に感じた。性に関しては開放的アメリカ的だが、日本映画のような感情の移ろいを繊細に描いた(大雑把ではない)日本人向けのホラーだと感じました。だからジワジワくる恐怖が素晴らしかった、映像も綺麗でそつなく、ストーリーもぎゅっと詰まっていて隙が無く、凄く面白かった。
医学ホラーと言うこともあって、医学の蘊蓄もぬかりなく小難しいのだが、それがかえってリアルさを出して知的好奇心をそそられるのも良かった。この監督の映画「ミレニアム」はそこまで凄いとは思わなかったが、「フラットライナーズ」に関してはケビンベーコンが出ていた「フラットライナーズ」(1990年公開)にも勝るとも劣らない作品だと自分は思いました。
あと、キーファーサザーランド(ジャックバウアー役で有名)が前作にも今作にも出ていたとは知らなかったw前作ではジュリアロバーツも出てたんだね(もう一回前作を観たくなった)。

この映画のいい所をもう一つ、スプラッタやオカルトホラーみたいに「ジェイソン」とか悪魔とかが人間を恐怖に陥れるのでは無く、●分の●の●さがラスボスって所。いかにも心理ホラーって感じで実際に精神病疾患に起こりそうな話だ。ただ、昔虐めた(破滅させた)女性に、自分が助かりたいが為に謝るってのは納得いかないなあ。一度犯した大罪は、相手が許しても一生抱えて生きるものだ。刑務所に行ったから刑期を終えたからといって罪を償ったことにはならない(償えない)と思う。
まあ、このフラットライナーズ(死を経験したもの)達はもう一生悪いことは出来ないんだろうなあw悪い事をしたら悪夢が・・。

さてこの映画で感心した一つの、医学蘊蓄について調べたものを書いていこうと思う。お仕事映画って専門知識が面白いんだよね。
まず、CGS(意識レベル)、レジデント(研修医)、ジアゼパブ(催眠導入剤)、アティバン(抗不安薬)、ベル麻痺(顔面を上手く動かせなくなる病気)、アデロール(気分の高揚する薬)、腰椎穿刺(針で脊髄液を採取など)、チェイサー(強い酒の後に飲む飲料水)、エスプレッソ(豆や茶葉を加圧して濾す方法)、磁気共鳴装置(MRI),エピ(アドレナリン・日本人が発見)、BVM(バックバブルマスク・人工吸入器)、灰白質(神経細胞が密集している部分)カプグラ症候群(家族が替え玉だと妄想する)、アイビーリーグ(アメリカ東部の八大学)、アディバン(抗うつ薬)、重炭酸ナトリウム(アシドーシスに効く)、ベナドリル(アレルギーを抑える)、メトプロロール(高血圧に効く)、ラシックス(血圧を下げる)、ベーチェット病(自己免疫疾患の一つ、風土病)、CTはX線を使う、MRIは磁気を使う。プロポフォール(全身麻酔・鎮痛剤・マイケルの死亡原因)、LSD(幻覚剤・麻薬)、ラモトリギン(気分安定剤)、カルバマゼピン(抗テンカン薬)。
その他にも、水頭症や脳ヘルニア、フレア画像やテント上白質、T2強調画像・慢性細小血管症・・など分らないことばかりで調べて理解するのが楽しかったわーw

にわか知識も得られる充実した映画でした。この監督これからも凄い作品を取って欲しいです。

867唯野:2018/06/23(土) 17:46:18 ID:8mh0JMu2
●アメイジング・スパイダーマン2
えーと、スパイダーマンってこんな性格だったっけ?
サム・ライミ版の印象が強すぎる上に1を見たのが結構前でしかもあんま面白くなかったのでだいぶ忘れてる……。
それはともかくとして。
まず冒頭のテロリストを捕まえる場面の展開・演出があまりに安っぽい。軽口を叩くのと犯罪者相手にナメプするのは違うだろう。これではスパイダーマンがふざけているせいで被害が拡大しているようにしか見えない。
悪役誕生の場面もなんかコントみたいなピタゴラスイッチで笑えない。
「最後のジェダイ」を評したライムスター宇多丸氏の台詞「スターウォーズはユーモアはあるけどコメディじゃないんだから」を思い出す
なんかもうそれ以降のシーンが全て安っぽく上滑りしているように感じられてどうにもならない。
ヒロインとのラブシーンは悪い意味で体が痒くなってくるやりとりでソシャゲの周回をやりながらじゃなきゃ見てられなかった
まあいい点も言っておくと、エレクトロとの戦闘は派手で画面映えしてかなりよかったし、ヒロインが死ぬ展開も悪くなかった。でも私の好きな「ギミックを多用する戦闘」はイマイチ。
アメイジング・スパイダーマン2は結構評価してる人多いから期待してたんだけどなぁ。脚本がトランスフォーマーのチームだって知って「あー」って感じ

868シャアダム:2018/06/23(土) 19:12:35 ID:rODKo/KA
◆メアリと魔女の花(2017年日本)

主人公メアリはある日森で、滅多に咲かない「夜間飛行」という花を見つけ一本摘んできてしまう。その花のエキスには一時的に凄い魔法使いになれる力があった。そしてその魔力を使って天空に浮かぶエンドア魔法学校に来てしまった主人公は、そこの校長達に天才魔女(本当は花のエキスのおかげ)と思われてしまう。嘘を誤魔化すためそして調子に乗った主人公の嘘はとんでもない事件に発展していく。という魔法ファンタジー冒険アニメ。

感想:絵は綺麗だし見やすいし分りやすいし、音楽も良い、キャラも親しみやすく、背景は抜群に素晴らしい、そしてストーリーは子供にとっては凄く心躍る楽しい映画だと感じた。ジブリ映画かと思ったが、ジブリじゃ無いんだね(元ジブリスタッフが作ったアニメ)w
だが、ストーリーに関して大人というか自分にとっては、何か物足りない、そう、考えさせられるものがあまりない、気の抜けた30分物のTVアニメと変わらない感じがした。今まで見たジブリアニメ(この映画はジブリアニメでは無いのだが)の上辺だけ掬ったような、この映画ならではの「何か」が感じられなかった。
あと、作品の広がりや世界感や生活感、敵味方のキャラ立ち感も他のジブリアニメと違って薄いというか、おざなり感があった。一言で言えば「物足りない」「深みが足りない」ですね。

まあ、子供がそんなことまで考えてみる訳が無いから、これはこれで十分に楽しい良い映画だとは思います。大人は素直じゃ無くて、ちょっと捻くれていて、欲張りですからね(自分だけかも知れないけどね)w親子で安心して観れるという点でもそこまでの残酷や暴力シーンも無く、敵も憎めなく、その辺はぬかりない映画だと思います。

さてその他に思ったことは、「全ての魔法を解く魔法」の存在。これずるいなあ、魔法でどんな悪さをしたってこれがあれば敵味方含めて大丈夫ですねwもし一度変身させてしまった動物をすぐには元に戻せないとしたら、子供は泣くかも知れないけど、それはそれで「悪いことしたら大変なことになるんだよ」って教訓を含んだの深みのある映画になってたかもね。
あり、魔法実験失敗の核融合炉のメルトダウンみたいな描写、これは福島原発事故の風刺かなあ、「バルブを開けろ」とかまるで原子炉っすwそれから、ラスボスもむやみに子供を傷付ける人では無かったという所、これは娯楽映画的には生ぬるくてつまらないけど、子供向けには悪人にも優しいところがあるんだよって感じでその辺に気付いて考えてくれると良いですねって思いました。
それから、動物が都合良く味方になってくれるところ、この辺は昔話や童話的で、子供には助けてくれたから味方になってくれたんだって、嬉しいんじゃ無いかなあ(自分は動物なのに人の気持ちが分かって、頭良すぎだろってつい思っちゃうけどねw)。そういえば、猫も最初っから頭良かったよなあ。
そして、不思議な存在が「フラナガン」さん。こいつは一体何者だよwガンダムのエルメス作った人かな(冗談)。全ての魔法が解けてもこの姿って、魔法で変身させられた人では無いのかな。魔法効果が及ばないところにいたので、人間に戻れなかったのかなwそれと、もう魔法が使えないのに箒に乗って帰る主人公達、その魔力はどうしたんだよw

まあ、色々不満も書きましたが、それなりに楽しく面白い映画だとは思います。「リトルウィッチアカデミア」の主人公にも「夜間飛行」をあげたいですねw

869唯野:2018/06/24(日) 18:58:54 ID:8mh0JMu2
●ドント・ブリーズ

盲人の老人が金を溜め込んでるからと盗みに入ったらその老人が最凶退役軍人でヤバイという話。

実質80分の中編作品でテンポよくまとまっている。
冒頭から引きつけられる異常な映像、各登場人物のキャラ立てもうまい。

全体としてはホラーの雰囲気。暗く緊張感のある画面。
盲目だが耳がいい(という設定らしいがそれほどでもない)老人に気づかれないよう静かにしようとするが、狭い家内ということで老人が急に現れたりして視聴者まで「息を止める(ドント・ブリーズ)」のがとても良い。

盲人が状況を有利にするために電気を消し、まっさきに出入り口を塞いで銃持って探し回るというシチュエーションの怖さとビックリ系の怖さが両方あってホラー映画好きも満足できるのでは。

被害者のはずの老人は実質モンスターのように描かれており、誰かが言っていたが「ダンジョンに入った冒険者がボスモンスターに気づかれないよう宝をとって脱出する」という状況に近い。
一方盗人の方はそれなりの事情や仲間意識を見せるものの、「同情できそうで同情できない少し同情できる」というラインをうまくついており、老人も盗人もどっちも応援できないというなかなか見ない作りになっている。

一方で「さすがにそれは強引だろ」という部分も多々あるのと、後半息切れしてくるので星1つ減らして4点。

870シャアダム:2018/06/25(月) 17:06:56 ID:rODKo/KA
◆カンフーヨガ(2017年中国インド合作)

内容は、ジャッキー分するジャック考古学教授がインド・マガタ国の秘宝を求めていつものカンフーアクションを駆使して、盗賊団と戦いながら冒険するアクションコメディ映画(インド風ダンスもあるでよ)。

まあ、いつものジャッキーチェン映画であってそれ以上でも以下でも無かったw暇なときや、家族で楽しむのにピッタリ、あまり考えずに観れるお気楽映画かな。
ただ、ジャッキーのアクションが昔のような切れが無くなった(それでも普通の人には真似できない運動神経だが)分、もっと他にワクワク心躍る演出や仕掛けやアクションが欲しかったかなあ。
たしかに、若手のアクションスターや美女アクションスターが大分体を張って活躍してるけど、まだ華が足りないかなあって感じました。それと、もちょっとストーリーにハラハラどきどきの危機感が欲しかったなあ。
何処か、敵も間が抜けてるというか、お笑いに走ってるというか、それがジャッキー映画の味とい言えば味なんだけどね。

今回、ジャッキーさん5人ぐらいの美女に囲まれてウハウハ状態、あまりに似たような感じの美人ばかりで、インドの王女以外誰が誰だか分からなかったわ(みんなスタイルも良いし、目の保養にはなりましたw)。
それから、氷の洞窟で戦ってるシーンで、ジャッキーが勝っていたのに、次のシーンで全員囚われの身になってるのは演出ミスかな?それから、7分も素人が息を止めて泳ぐのはムリだべ(溺れて水を吐くギャグで誤魔化したけど)w
ハイエナかジャッカルの檻から脱出するところは見応えがありました。
あと、観客に言われる前にジャッキー自ら「まるでインディージョーンズだ」って言うの狡い、クスって笑っちまったわ。インド合作だけあって、コブラやロープマジックや空中浮遊や剣を飲み込む芸とかその辺は結構楽しめました。
それから、ジャッキーさんドバイ好きねえwドバイは金持ちの街って感じが良く出てました。

まとめ、何も考えないで気軽に楽しんで観れる、いつものジャッキーカンフーアクション&少しだけインドヨガアクション&踊りの映画でした。ラスボスも一緒に踊るマハラジャや。

871シャアダム:2018/06/26(火) 19:06:23 ID:rODKo/KA
◆バリー・シール/アメリカをはめた男(原題:American Made=アメリカ人は作りました)2017年アメリカ

1978年レーガン政権時代のアメリカで、CIAに利用され、共産主義国の情報収集ための飛行機を使った撮影やコントラ(対共産主義勢力のニカラグア民主軍)への武器運び屋となり、逆にCIAを利用して、コロンビアの麻薬カルテルのコカインの運び屋となった「バリーシール」という男の犯罪まみれ、汚い金まみれの破天荒な半生を描いた伝記映画。

感想:結構面白かった。犯罪映画なので主人公の生き方に賞賛は出来ないけど、興味深い伝記映画だった。ウォータゲート事件を扱った「大統領の陰謀」の親戚のような映画で、こちらは最終的にレーガンが関わったとされる「イランコントラ事件」に繋がるところがストーリーが上手いねえって感じだ。つまり犯罪者の人生を描く事によって、アメリカの闇(CIAやNSCの陰謀)を描いてる所が憎い演出だ。
バリーシールの残した告白ビデオにそって映画は展開していくのだが、この人の人生を見てると、何処かで引き返せなかったものかって気の毒に思う。まず、気まぐれでパイロットを辞めたのが駄目。次にCIAの仕事を引き受けたのが駄目。コロンビアでメデジンカルテル(麻薬カルテル)にホイホイついて行ったのが駄目(断ったら殺されてたかも知れないが)。これでスリーアウト。まあ、最初に葉巻を密輸していたのが駄目だったんだけどね。連鎖的に破滅から逃れられられない運命な所は不運だなあって同情を禁じ得ない。
幸せな人生を送りたいなら小さな犯罪でも犯しちゃいけないねって思うわ。そしてこの映画からは、平和な日常に見えてもすぐ足下に闇が蠢いているから常日頃から油断禁物だよって言われてるようにも感じましたわ。

さて細かい部分の話。まず架空の会社IACってCIAを文字っただけじゃんって築いてワロタ。CIA局員のシェイファーってドイツ語で牧羊(意味深)。パナマ・ノリエガ将軍はCIAから6600万(今のお金に換算して)貰っていたのか。最初のコカイン運びで主人公は何と3.6億円(今のお金の価値に換算して)も貰っていたのかwパナマに行っていた主人公はなぜコロンビアに立ち寄って給油しようとしたのか(これさえ無ければ犯罪カルテルとの接触も無かったのにねえ、誰かにはめられた?)。あと、主人公の説明でホンジュラスとエルサルバドルを間違えているんだが、これは主人公のいい加減な性格を演出したものなのか?引っ越した先のアーカンソー州ミーナって人口がたったの2647人なのに、ポーク郡いちの市って、アーカンソー州の人口密度はどうなってんのw
2000エーカーの土地をタダで貰う主人公、2000エーカーって正方形に直すと縦2.9㎞×横2.9㎞の土地ですね(結構広いね)。嫁の弟のJBは大金持っていただけで不審者として捕まっちゃのか(警官見て逃げるからだよなあ、馬鹿だなあw)。まあ、FBIに目を付けられていたからなあ。それから「グリンゴ」は「よそ者のアメリカ白人」の事。救世軍はキリスト教の慈善団体。

あとは、コントラ。コナミのゲームでは格好いいのに、お金が欲しい楽がしたいだけの何か情けない集団だったねwクリントン知事から電話は来るわ、ジョージブッシュと会話するわ、オリバーノースとも会話するし、結構有名人と知り合うところの面白かった。それから、撮影中飛行機事故で2名死亡とか、トムクルーズがスタントを使わないで自分で飛行機を操ったって言うから驚き。あと、一番調子に乗っていた1982年夏(上映時間で言うと52分頃)のクラシックメドレーBGMが秀逸で何度でも聞きたかったですね。

何度も書きますが、犯罪映画なので賞賛は出来ませんが、とても面白くてやがて哀しい見応えのある映画でした(人生の浮き沈みを楽しめる人向けですね)。

872唯野:2018/06/28(木) 06:26:35 ID:8mh0JMu2
マーベル・シネマティック・ユニバースのメインヒーローの一角であるソーが主役のSF(スペースファンタジー)アクション映画。

なおMCUにおいて、オーディンやソーたちははっきりと「異星人」であり、彼らが過去に地球で活動した事跡が、地球人たちによって神話として語り継がれ記録されたのが「北欧神話」であるという設定だそうです。
●マイティ・ソー
●「マイティ・ソー」
勇敢で真っ直ぐな性格ながら脳筋なのが欠点のソーが勝手に暴れた結果、力を奪われて地球に追放され、そこで現地の人間たちと文化摩擦を起こしながら徐々に人格的成長をしていく、というコメディ的な側面と、シリーズおなじみのド派手なSF(スペース・ファンタジー)バトルアクション大作としての側面があり、一作で二度美味しい爽快な作品。

ソーが武器として操るムジョルニアは単なるハンマーに見えて多彩な攻撃方法があり、そういう点でも私好み。
あと超シリアスな場面でヒロインがクソダサTシャツを着てるのに気づいた自分を褒めてやりたい

873唯野:2018/06/28(木) 06:27:12 ID:8mh0JMu2
あれ、なんかコピペミスってる

874唯野:2018/06/28(木) 18:38:09 ID:8mh0JMu2
●サタンクロース

サンタの正体とは、西暦1005年に天使に(カーリングで)打ち負かされて1000年間プレゼントを配る罰ゲームをさせられていたサタンの息子であった。彼は罰の期間が開ける2005年のクリスマスをもってついにその本性を現し、クリスマスを祝う人々を虐殺していく……というブラックコメディ映画。

基本的に殺される人はその直前に嫌な人であることが強調されるので、いわゆる「ざまあ」感を楽しむ映画となっています。逆にそういうのが苦手な人にはオススメできません。
サンタがクリスマスにちなんだ様々な方法で相手を殺していくアイデアが秀逸。
またサンタ役はプロレスラーを兼業しているそうで肉体の説得力も充分。
本編が1時間ちょっとしかないので気軽に見れます。
あとヒロインがえれえ可愛いです

875みる子:2018/06/29(金) 16:38:45 ID:2ahjW22U
・ズートピア
地上波にて。二転三転する展開に良い意味で裏切られました。社会風刺等が理解できてるか分からんですが非常に面白かった。
序盤のチャキチャキ動きまくるアクションパートは動物らしいギミックが一杯でとにかく素晴らしい。
反面後半は事件を追っていくシリアスパート故か、人間っぽいアクションドラマになってしまったのが惜しかったです。

・ファインディングドリー
こちらも地上波。前作ニモで不覚にも感動しまくったので密かに期待していたんですが。
記憶障害のおばさんが時折思い出したり思い出せなかったり、まさにご都合主義。八代亜紀さんがどうたらも心底どうでもいいよ…
ハンクとディスティニーが愛嬌あって良いキャラなのが救いでした。

・ハンソロ スターウォーズ外伝
まぁなんだかんだで楽しめるだろうと思ってたのですが、凄く微妙な作品でした。SWの冠が付いていなくてもいいような…
でも銘打ってなかったらそもそも観に行かないか。本編シリーズの何処にも然程繋がりがない、影響がない、というのもフックに欠けてた気がします。
人権ロボ・L3だけはちょっと良かったかな… あとは山賊が登場する時の音楽とか。
オビワン外伝とかも楽しみではあったんですが先行き不透明になっちゃったので、大人しくEP9を待つことにします。

876唯野:2018/06/30(土) 01:25:15 ID:8mh0JMu2
●ガタカ
遺伝子操作が非常に発達した未来。ほとんどの子供は遺伝子操作によって理想的な心身の持ち主として生まれ、あらゆる人事は遺伝子を確認することで行われる一種のディストピアが舞台となります。主人公は未調整で生まれたために多くのペナルティと差別を受けながら生きてきた男。
彼は己の望む未来に進むために遺伝子検査を偽装して生きていくことを決意するが……という話。

公開されたのは1997年ですが、2018年に視聴してもそのテーマは古びていない、それどころか、当時からぐっと遺伝子操作技術が進歩し、クローン人間やデザイナーズベビーの実現性がはるかに信憑性を持って感じられる分より真に迫るものがあるところが名作の名作たる所以でしょうか。

主人公は「劣等な」遺伝子を持って生まれたがために苦労する男ですが、一方で優秀な遺伝子を持って生まれたがために苦労する男も登場し、また遺伝子で差別されこそすれ、人種・肌の色・男女差別は消滅している世界というのもいろいろと問題提起を見いだせる設定といえましょう。

基本的に、画面も物語も静かに進み、派手なアクションやSF的ギミックはほとんど登場しませんが、淡々としてそれでいて緊張感を持って進むストーリーは見ていて飽きさせません。(まあ警察がちょっと無能すぎない?と思う部分もありますが、遺伝子鑑定にすべてを頼り切っている社会ではこうなる、ということで)

さてここから重要なネタバレになりますが……

この物語をひときわ名作にしていると思うのが次の2点。
一つ目は、遺伝子鑑定による欠点の判定は実は全然間違っていないということ。
主人公はちょっとした不注意でピンチに陥り、短気にはやって暴力をふるい、自暴自棄になって全てを諦めようとし、近眼になり、心臓に障害を抱え、それでも前に進もうとする。ハンディキャップがあることは夢の実現を困難にするが不可能にするわけではないというメッセージ性が本作を貫いています。
第二に、この遺伝子で全てを判定するような作中の社会の中で、それに反抗しようとするのは主人公だけではないということ。終盤にばたばたばたっと明らかになりますが、彼は多くの人の助けを借りて出発します。主人公は必死の努力を行いましたが、己の身を投げ出して彼を助けた人が何人もいるということ。つまりこの物語は、主人公一人の成功譚ではなく人間讃歌の物語であるということです。

877ヒロ筋肉痛:2018/07/01(日) 18:43:01 ID:UEJRkgZU
■ハン・ソロ
面白かったんですが、傑作ではなく良作くらいかな、という感じでした。
作品の規模からすると興行収入でコケたのも当然かな、と。

ローグ・ワンは脇役達が主人公だからこそ「デス・スターの弱点を報告した」という重要な役割を演じたわけですが、
若いハン・ソロが主人公だと設定上スターウォーズの重要な部分に絡んでくるのは不自然になっちゃいますし、
企画自体に無理が有ったように思います。

キャラの魅力だけで持っている映画でしたが、
ハン・ソロよりも師匠や盗賊のリーダーの方が魅力的で、
やっぱりこいつらを主人公にしたスピンオフ作ったほうが良かったんじゃ……と。

878もにゃら:2018/07/02(月) 00:23:06 ID:OC.uUlQ.
○Vision

何これ…
何を描きたかったのか、何の映画なのかさっぱり分からない……

○ウタモノガタリ
何これ第2段
監督が歌をテーマにしたオムニバスらしいですが、どれも何を描きたかったのか分からない
東日本大震災をモチーフにしているようにも思えますが…


○オンリーザブレイブ
実際にあった森林消防隊の話。
巨大山火事に挑む20人の精鋭!
「恐れるのは愛する人の涙だけ」
このキャッチフレーズで1人残して全滅は…
実際にそうだったそうですが…


○パンク侍
パンクでした
一応は時代劇なのに「ワード」や「ウィンウィン」などと言った単語が飛び交い真面目な時代劇をやる気がないことをそうそうにアピール!

ほうぼうにお笑い要素がありますが…

主人公の十之進のハッタリがドンドン飛び火して果てしなく拡大していき、出どころである十之進にも、ハッタリを利用してライバルを蹴落とそうとする家老、ハッタリに乗った新興宗教幹部にも、誰にも制御出来なくなって暴走の果てに誰1人として幸せにならない結末は無常感があります

○ワンダー君は太陽
障害を持って生まれた少年が小学校に通う話。
障害が理由でいじめられたり、友達が出来たり、ケンカしたり、仲直りしたり
姉ちゃんサイドの話も面白かった
アメリカは新学年が9月からで学年の変わり目にはサマーキャンプとかある
で、サマーキャンプから帰ってきた中学時代の親友と高校で再会したら派手な外見になった上よそよそしい態度になり、イケテル男子と仲良くしてると凄い目で睨んできたり…
オチは本人にとってだけ深刻な内容でした(笑)

879唯野:2018/07/03(火) 14:11:02 ID:8mh0JMu2
●マイティ・ソー/ダーク・ワールド

今回は主な舞台が地球以外の世界ということで、ますますSF(スペースファンタジー)度があがったマイティ・ソーシリーズの第二作。

新たな脅威、ダークエルフを相手にソーが奮戦します。「アベンジャーズ」を間に挟んでいるので、それを見ないと前作で宇宙に追放されたはずのロキが冒頭で戻ってきている理由がよくわからないことになるので注意。

私は夜の戦いなどアクションシーンで画面が暗い洋画があんまり好きではないんですが(なにやってるのかよくわからなくなるので)、本作は敵がダークエルフだからかバトルシーンが暗く減点対象です・

またダークエルフが強いというよりアスガルドが弱い、あるいは間抜けに感じられるのも難点。
終盤いろんな伏線が一気に繋がっていくのはお見事。
ソーよりもロキの活躍が印象深いのでロキが好きな人向け。

880唯野:2018/07/03(火) 23:50:51 ID:8mh0JMu2
●ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー: リミックス

マーベル・シネマティック・ユニバースの中でも最もコメディに振った作品の第二作目。今回も基本コメディ調ですが、前作では明かされていなかったクイルの過去と両親についての真相が明らかになります。
MCUの一作ということになっていますが、この時点で他作品とのからみは無いに等しいので独立したシリーズとして見てもぜんぜん大丈夫。

さて洋楽の懐メロネタがウリの一つらしいんですが、洋楽全然知らないので前作は今ひとつのめりこめませんでした。
しかし今回は主人公のクイルのみならず、他の登場人物のキャラが一層魅力的に映し出されており、私の評価は高いです。(特にベビー・グルートの可愛らしさはあざとい!)

本筋とはちょっと離れますが印象的なシーンで、クイルがガモーラを口説くところ。「相思相愛だけどそのことを口に出していうと関係が壊れてしまいそうで敢えて言わないでおく」という文化がアメリカにもあったのですね。なんかアメリカ人というとおはようやおやすみよりも頻繁にアイラビューアイラビュー言ってるもんだという偏見があったのですが。

冒頭のモンハンがすごく琴線に触れるしグルートは可愛いしどうしようもないギャグとわざとチープなCGも面白いし、若干家族愛押しがくどいところもあるけど、EDまで飽きずに見れるよう工夫があるしグルートが可愛いのでよかったです

881唯野:2018/07/04(水) 13:37:56 ID:8mh0JMu2
●キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー

マーベル・シネマティック・ユニバースの中でもトップクラスに評判の良い一作。
キャプテン・アメリカシリーズの第二作です。

主人公であるキャップそれ自体が最近では逆に珍しくなった王道的ヒーローな性格の持ち主なわけですが、それに合わせて本作も王道のアクションムービーとなっています。

要素要素を見るとそれほど奇抜なことをやっているわけではありませんが、全ての完成度が高く見ていて心地よい高品質な映画。
肉体のアクション、メカのアクション、戦いのアクションが続けざまに行われ、そこに意外な展開、意外な味方、意外な敵が現れるのだから面白くないはずないですね。

前作ではキャプテンアメリカ誕生秘話みたいな話だったので、ある意味本作こそがキャプテン・アメリカの本編みたいなものと言って過言ではないかもしれません。

882唯野:2018/07/04(水) 14:44:14 ID:8mh0JMu2
「キャプテンアメリカ/ウインターソルジャー」は結構政治ネタや時事ネタを織り込んでいるという話 ttp://www.nicovideo.jp/watch/sm23760454 まあこんなこと知らなくても楽しめるっちゃあ楽しめます

883唯野:2018/07/05(木) 03:39:26 ID:8mh0JMu2
●シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ

キャプテン・アメリカシリーズの3作目……というタイトルになっていますが、「エイジオブウルトロン」から直接繋がっていること、アイアンマンをはじめとして他のヒーローもたくさん出てくることから(あとヒーローたちが仲間割れするからw)実質的には「アベンジャーズ3」的な内容になっております。

マーベル・シネマティック・ユニバースの中でも特に雰囲気が重くシリアスな一作で、その辺りで好みが別れるかもしれません。アクションシーンも他作品に比べるとやや控えめ。とはいえそれはあくまでMCU内での話。特にカーチェイスシーンは圧巻です。

核兵器クラスの戦闘能力を持つヒーローたちを国連の管理下におくかどうかでアベンジャーズが真っ二つに分かれるという話ですが、キャップの心情は「ウインターソルジャー」を視聴しておかないとその切迫感がわからないかも。また社長ことスタークがいつになくしおらしいのも、アイアンマン2、3の影響があり、さらにスパイダーマン、アントマン、ブラックパンサーも顔見せ程度ですが登場するという、これまでのMCUの集大成的作品。逆に言うとちょっとハードルが高いかも。

あとどんなに面白い映画でも2時間半は長い……

余談ですが、本作には黒人のヒーローが3人出てきます。が、コスチュームを着ていない状態だと私には誰が誰だか見分けがつかないという……(「なんでファルコンがブラックウィドウ相手に初対面みたいな会話してんの」→「ブラックパンサーの中の人だった」)。

884唯野:2018/07/05(木) 14:02:27 ID:8mh0JMu2
●マイティ・ソー バトルロイヤル

ええ……なにこれギャグは全部滑ってるし展開は全部唐突だし、褒めてる人は多いようだが全然わからん。見るのが苦痛。ハルク以下。MCUの中で最低。
感覚的には「ジュラシックワールド」「ターミネーター3」あたりと同じ感じ。この2つの映画がダメな人はダメじゃないかな。
ラストバトルの展開は良かったので星2。Immigrant Songが最初流れた時はなんだそりゃと思ったが2回目に流れる時の伏線(?)だったか。歌詞を考えればいい選曲……でも2回目の戦いはハンマー無くなってるじゃんよ

885シャアダム:2018/07/05(木) 23:36:37 ID:rODKo/KA
◆料理長殿、ご用心(原題:Who Is Killing the Great Chefs of Europe?=ヨーロッパの偉大なシェフ達を殺しているのは誰?)1978年米・伊・仏・西独合作

ヒロインのナターシャ(デザートの有名シェフ)が関わったヨーロッパを代表する有名料理人が次々に殺されていくという謎解き要素アリ、コメディあり、サスペンス有り、豪華なグルメ有りのエンタテイメント映画。
もう少し詳細にストーリーを書くと、ナターシャは料理雑誌編集長の超肥満のマックスが主催する「イギリス王室晩餐」のシェフとしてロンドンに呼ばれる。ロンドンでは元夫ロビーがよりを戻そうと彼女を待ち受けていた。一方、ヨーロッパを代表するシェフとして雑誌に載せてもらえなかったグランヴェリエ(肉料理のシェフ)はマックスと選んでもらったルイ(ハト料理シェフ)に恨みを抱く。そして「イギリス王室晩餐」が見事成功したその夜、ヒロインとルイは浮かれて関係を持つ。それを覗き見するストーカーまがいの行為をする元夫ロビー。
次の朝、ルイは何者かによって殺されてオーブンに入れられン焼かれていた。元夫ロビーとグランヴェリエが容疑者として疑われることになる・・って感じです。

感想:まず思ったことが、音楽といい雰囲気といい配役といい、あの有名映画「シャレード」に似てるなあって思いました。「シャレード」よりコミカルですけどね。主人公のヒロイン「ジャクリーン・ビセット」も性格がチャーミングで「オードリーヘップバーン」の役に似てるかな。ただし、このヒロインはすぐ男と寝る、軽い所がありますけどね(元夫以外は)w元夫もストーカーっぽくて凄く怪しく、味方なのか敵なのか何が目的なのか分からない、怪しいんだが凄く陽気な面もあり(演技なのか?本当に明るい人なのか?)って結構観る者を惑わせてくれます。そういう、誰が真犯人なのか最後の最後まで分からない所が面白かったですね(観た人は絶対真犯人はいわないで下さいw)。
そして、謎解きやサスペンスだけでなく、コメディ部分も爆笑はしないけど良い感じで挿入されていて、楽しかった。超肥満のオデブちゃんのマックス編集長はその存在だけでサスペンスからコメディに変えてくれるからズルいですねwマックスの行動を観てるだけで笑える(食べ過ぎで病気な部分はちょっと笑えないけど)。出てくるシェフ達のキャラも特徴が有って楽しいですね。忘れてはいけないのが、料理の数々、観ているだけで楽しくなってしまう程贅沢で豪華。爆弾ケーキなんか使う苺の数が凄くて、ほんとロイヤルな料理ってレベルが違うなあって感じでした。甘ったるそうで美味しそうとは思わなかったけどwラスト付近でマックス編集長が注文した料理の多さ!観てるだけで食べ過ぎ肥満で死にそうって感じで、料理がもう毒にしか見えませんでしたわw
ストーリーもいいし、見た目も楽しめる、全体的に陽気なキャラが多く楽しい気分いさせてくれて、見終わった後の余韻もまあまあ良い(人によってはしょうもない理由で殺されているって思う思うだろう部分がマイナスかな)そんなグルメ・謎解き旅な映画でした。

そういえば、西ドイツとの合作なのに西ドイツはロケ地になってなかったなあ、何に協力したのかなあ?

886:2018/07/08(日) 12:54:31 ID:OGocGjp6
▪️ハン・ソロ
期待してたほどアクションシーンに迫力が無かった。主人公の成長を丁寧に描いてる印象。主人公も脇役達のキャラも良い。俳優達の演技が素晴らしかった。ストーリーは良くも悪くもシンプル。7や8のような変化球は無かった。
最後主人公が彼女を置いて出発したっぽいシーンが疑問。ハンソロは彼女が宝石を盗って一緒に逃げるつもりだったんじゃないの。彼女はそのつもりでは無かったけど、そのことをハンソロは知らなかったのに。

887ズバロット:2018/07/08(日) 17:12:41 ID:u.tz1/Lc
彼女に逃げられたんすよ・・・

888シャアダム:2018/07/09(月) 17:32:45 ID:rODKo/KA
◆紳士協定 1947年アメリカ

アカデミー作品賞受賞作品。紳士協定とは相手のことを信用して紳士協定、文書にせずに結ぶルールや約束事。
この映画の場合の紳士協定は「暗黙のユダヤ人差別協定」のこと。
この映画が作られたのが日本が敗戦して2年後という時代だが、この映画の設定は第一次世界大戦後の世界。

ストーリーはある敏腕記者(グレゴリーペック)が編集長に呼ばれて家族とともにニューヨークへ引っ越してきた。編集長は彼に「反ユダヤ主義」(編集長の姪(ヒロイン)が発案)について記事を書いて欲しいと頼む。そこで彼はアメリカの社会の中で差別されている「ユダヤ人」になって(他の人には自分はユダヤ人だと思わせる)どういう差別を受けてるのか体験してそれを元に記事を書くことを思いつく。
社会派映画であると同時に編集長の姪とのラブストーリーでもある。

感想:丁寧な家族の日常の演出や家族(特におばあちゃん)やユダヤの友人やユダヤの秘書やファッション記事担当の女性の存在が女性きらりと光る映画でした。とは言っても途中までは少々退屈な映画でもありました。でも物語が急激に動き出すラスト30分が濃くて、差別に対するこの映画の主張素晴らしかった。「差別を嫌って主張しても、行動に起こさなくてもいざという時に沈黙していれば意味が無い」とか、夫婦のあり方とか色々と共感されられたり、考えさせられる部分が多かった。
アクションとか子供が楽しめるシーンは一切無いけど、こういう静かで丁寧で考えさせられる映画もたまにはいいなあって思いました。グレゴリーペックって何処かで観たことがあるなあって思ったら、「ローマの休日」や「ナバロンの要塞」や「オーメン」の主役の人か。昔の超イケメンって所だなw凶悪インディアンと戦う「レッドムーン」も好きだったなあ。
で、本題に戻すとこの頃って黒人並みにユダヤ人って差別されていたのかなあ(ドイツのこと悪く言えないじゃんw)。ちょっと調べたけど文献が多すぎて、理解するのに1か月は懸かりそうなので、考える(読むのを)のを辞めたwまあ、村八分にあってたらしい事は理解した。

あと、おばあちゃんの存在が素晴らしいね、的確な助言、主人公の心の支え。そしてユダヤの友人がヒロインのやや利己的な考えを優しく気付かせてあげるところの演出も素晴らしかった。ただね、主人公が嘘をついて「自分はユダヤ人だ」と偽っていたのは取材のためとはいえ、背徳感があるなあwユダヤ人の秘書なんか裏切られた!って思っただろうなあ。

とはいえ、観ても損はしない全体的に静かで大人な映画でした(自分はね)。
あと、ラブロマンスに関しては引っ付いたり離れたり思わぬライバルが出たりまた引っ付いたり離れたり、結構忙しいw



889シャアダム:2018/07/10(火) 07:06:32 ID:xSoXLvgQ
◆マネーモンスター(貨幣の怪物)2016年アメリカ

監督がジョディーフォスター(「羊たちの沈黙」の主演女優)って所でちょっと吃驚。いつから監督業をしているのかなど調べたら、彼女が女性と結婚している(ゲイ)って所も吃驚。
主演のジョージクルーニーも「オーシャンズ8」で制作を担当してるから、いずれイーストウッドのように監督にでもなるのかなあw

ストーリーは人気経済情報番組「マネーモンスター」の司会をしている主人公が番組内で「アイビス社」の株を買えって言ったことを信じて買って大損した視聴者が、アイビス社の社長がゲストで出る回を狙って番組中に爆弾と銃を持って乗り込んできた。彼の要求は「何故アイビス社の株が急に値を下げたのか?その本当の原因を全国中継の前で説明しろ」と言うものであった。
爆弾のチョッキを着せられた主人公と犯人、そして放送局スタッフと警察の長い戦いが始まるというサスペンス映画です。

感想:なんていうか、ちょっとだけ豪華な2時間のサスペンスTV番組を見てるかのような、どことなく漂うチープ感があり、まだ監督業に不慣れであろうジョディフォスターが作ったと言うことで納得しました。頭の弱い短気な犯人(素人)が一人番組中に乗り込んできたという設定だけで、一時間四十分の映画を一本撮ろうという発想がなんだかな〜って感じです。映画として華が無いなあ。
面白くなくは無いのだが、どこか脚本も演出も素人が作った感じがするのは自分だけだろうか。ラストもなんとなく後味が悪く、何を中心に持ってきたかったかぶれてる気がするなあ(素人考えですが)。まあ、ちょっとだけあの「リーマンショック」を思い出しました。実はああいう株価やFX大暴落事件の裏には陰謀があるのでは?って発想から作ったのかなっても思いました。

批判的な感想ばかりですが、良い所もあります。まず、犯人が番組を乗っ取る場面から急に「韓国」やアフリカの炭鉱ストの場面に切り替わった時は、まさかこの事件がきっかけで世界中の人が巻き込まれる壮大な事件になるのか?ってミスリードさせてくれた所です。面白い演出だなあって思いました。これは事件解決の伏線だったんですね。
それから、コンピュータが証券取引の高速化を可能にした云々の蘊蓄が某小説「未来恐慌」(2015年)でも同じ事を題材に書いてるので「お!」って興味が持てたことです。ただこの映画の場合、株価暴落の原因は●●にあったって事で違いますけどね。

面白くなくは無いが、映画館でお金を出してまでは観たくないかなあ、ちょっと華が無い感じ(お金が掛かってない感じ)のTV二時間スペシャル刑事ドラマみたいな映画でした。

890シャアダム:2018/07/12(木) 20:26:13 ID:xSoXLvgQ
◆波止場(原題:On the Waterfront=河岸にて)1954年アメリカ
8部門のアカデミー賞に輝いた作品。河岸で働く労働者から仕事紹介料を搾取して、仕切っている労働組合と称する暴力団。悪事を密告したり証言台に立とうとする労働者を次々と殺害・排除していた。
主人公もその暴力団の一人だったが、親友を殺され、親友の妹や神父が暴力団に対して立ち上がるのを観て、感化されしだいに反抗するようになる。そして暴力団との全面対決に。という実話を元にアレンジして作った(そう解説してあった)社会派映画。

いやあ、ハードでキツい映画だった。反抗すれば殺される暴力団に対して正義を貫こうとすることが、いかに大変で辛く厳しく覚悟がいるかが、よく分る映画だった。みんな目の前で殺人が起こっても見て見ぬ振り、主人公も身近な人が殺されてはじめて立ち上がる、立ち上がっても味方は神父とヒロインだけ。みんな怖くて観てるだけと言う状態。
何時殺されるか分からない孤立無援の街に住むって、その辺のホラー映画より怖いわ。神父も主人公には立ち上がれっていうくせに、自分は説教ばかりで何もしない、やや安全な立場からエールを送られてもなあwヒロインも最初は意気込んでいたのに、「この街から逃げて奥地で暮らそう」って弱気に。
ただ、相手の暴力団(本人達は労働組合の役員を称する)の規模が7、8人って少ない上、マフィアみたいに横の繋がりが無いのが不幸中の幸い?かなあ。

悪に立ち向かうのがいかに大変かよく分る映画でした。主演のマーロンブランドって調べたら、問題児すぎて笑っちゃったw学校は退学に次ぐ退学で、撮影でも様々なトラブルを起こして嫌われ者だったらしいwせっかく映画では体を張った正義のヒーローだったのに・・。

でも凄く面白い映画でした。ずっと面白くて見入ってましたわ、さすがアカデミー賞作品。いやあ、自分は真似できないなあ。正義を貫くって命がけ。

891シャアダム:2018/07/12(木) 20:35:25 ID:xSoXLvgQ
「波止場」追記

こういうストーリー何かの映画で観たことあるなあって思ったら
「摩天楼ブルース」って港街を仕切る不良集団にたった一人で立ち向かう風来坊の主人公(役者はビンセントさん)の話だった。

あと、もう一つこの映画に言いたいこと。そんなに悪事を暴いて暴力団を摘発したいのなら、警察(FBI?)は労働者に紛れるか、こっそり見張れば良いのにw
警察も口ばっかり。

892みる子:2018/07/13(金) 18:54:25 ID:2ahjW22U
・ジュラシックワールド 炎の王国
猛者先輩が再びその猛者っぷりをモサ〜ッと発揮する第2作。島での恐竜大運動会は面白かったが、まさか帰還してからの方が長いとは(笑)

ラプトル・ブルーが賢いのは分かるんですが、今ひとつオーウェンとの絆がしっくり来なかったなぁ。これは前作もそうでしたが。
敵役恐竜のサイズがレックス級だと対人間がやりづらいってのは分かりますが、そのせいでTさんのお役目が… 皆のヒーローなのに。
やはり人間様が相手できるモンスターはグレムリンやエイリアンが限度ということなのか。ドラマにもなり辛いしね…

次作が完結編ですかね? 〆はなかなか面白かったので期待したい。ブッとんだ展開にしてほしいなー。
そしてヒロインのクレアは相変わらずかわいかったです。グウェン演じてた頃の数倍はかわいい。

893:2018/07/14(土) 13:07:16 ID:0zE/tNWM
ジュラシックワールド2
これ、パーク2を元にしてきてるんですね

色々とガバガバなのはいつものことですが、今回は登場人物全員クズしかいません
清々しいクズっぷりにちょっとびっくりしました

894シャアダム:2018/07/14(土) 17:28:32 ID:xSoXLvgQ
◆普通じゃない(原題:A Life Less Ordinary=普通以下の生活)1997年アメリカ

天国の主任ガブリエル(天使)は部下2名に「とある二人の恋愛を成就させろ、失敗したらずっと地上で暮らすことになるぞ」と命令する。その二人とはさえない無職の青年(ユアンマクレガー)と金持ちの我が儘お転婆お嬢さん(キャメロンディアス)。彼らははひょんな事から誘拐犯と人質として逃亡生活を送ることになる。裏では二人を引っ付けようと天国から来た二人が四苦八苦する、そして娘の親(社長)は誘拐犯となった主人公青年を殺そうとする、ドタバタ恋愛コメディ映画。

なんて言うか、脚本がグダグダで、久々に酷い雑な映画を見たって感じですw最初は天国の使者達が魔法などで二人の恋を応援するのかなって、アメリカ人もこういう日本漫画的なラブコメ映画を作るのだなあって期待したけど、天国の次のシーンが、ヒロインが遊びで気に入らない男の頭の上にリンゴを乗せてそれを打ち抜こうとして失敗して、男の前頭葉を打ち抜いてしまう。男は「痛い痛い」って行って死にはせず、あとは何事もなかったように話が進む(もうこれだけで酷い)w
天使に使わされた二人も、車に押しつぶされても死なない丈夫さのくせに、銃で額を貫かれてあっさり死亡(訳分からんw)。何か全ての設定がゆるゆるでいいかげんで、見てるこっちは引きつった半笑い状態。笑いが中途半端で途中の歌とダンスがせっかく格好良く決まったのにラブコメとしてもパッとしない。誘拐犯のくせに危機感もなく、警察にも追われないし、全てが中途半端なギャグで誤魔化す始末。

キャメロンディアス映画なので期待したんだけどなあ。

まあ良く言えば、友達とくだらねー!って言い合いながらワイワイ楽しむ映画かなあ。あ、この映画のキャメロンディアスって「ミラ・ジョヴォヴィッチ」に似ていて最初彼女かと思ったし、ユアンマクレガーはさえない演技が上手い「 濱田岳 」っぽいねw社長役のイアンホルムは「エイリアン」のアッシュなのか。うーん俳優は豪華なんだがなあw

895レト:2018/07/15(日) 14:26:24 ID:Vc7bU3PQ
ジュラシック・ワールド/炎の王国
シリーズ作品の繋ぎの典型みたいな映画。
前作のテーマの継承と続編への布石としての役割が大きく逆に単体での魅力に今一つ欠ける。
前作が意欲的な内容だっただけに本作ももっと攻めた内容であって欲しかった。
タブーともいえるクローンを描くなど従来のバベル的なテーマに踏み込んではいるものの
ドラマとしては正直物足りない。
序盤と終盤の恐竜大脱走は絵的に面白かったけど、インドラプトルは前作の何でもありだったインドミナスに比べるとやや力不足。
率直に言ってしまえばやっぱり「次回作に期待」ってところかな。

896シャアダム:2018/07/16(月) 21:09:06 ID:xSoXLvgQ
◆ミッドナイトエクスプレス (1978年アメリカ)

ミッドナイトエクスプレスとは隠語で「脱獄」の事である。が、この映画は終始脱獄ばかりやってるわけではなく、どちらかというとトルコの刑務所内での惨めな生活を描いた作品である。
主人公はいたずら心?でハシシ(麻薬)をトルコから外国に持ち出そうとして、ちょうど麻薬密輸取り締まり強化していたトルコの警察に捕まってしまう。ハシシの売人取り締まりに協力してくれたら罪を軽くすると持ちかけられたが、土壇場で逃亡してしまい、再び捕まって問答無用に刑務所へ、禁固3年の罪となる。そして3年後、もうちょっとで刑期を終えようとしたとき、トルコ政府の意向で更に30年の刑を追加される。
絶望する主人公。ついに脱獄を決心すると言う、実話に元にしてアレンジを加えた刑務所映画です。

まず、ジョントラボルタの「ミッドナイトクロス」と間違えて借りてきた事を報告wこの映画の主人公が「ブラッドピット」かと思った事も報告(何となく似てる)。そしてこの映画、脚本があの「オリバーストーン」数々のアカデミー賞やゴールデングローブ賞に輝いた作品だった(意外と凄い作品だった)。

で、感想だが、刑務所内の生活が怖いし生々しいし、映画自体が面白くて一気に2時間飽きずに観られた。最初主人公はイスラム系の自爆テロで、死の決意が鈍ってトイレで震えてるのかと思ったら(ネタバレなので詳しくは)視聴者へのミスリードかよwそれにしても何かいい加減な気持ちで悪いことをして(それも当時アメリカと仲の悪いトルコで)、全て自業自得やん。親父が来て「何とかしてやるからな」って言われて、泣き縋り付く主人公(なんだかな〜後悔するくらいなら悪い事するなよ)。全然主人公に同情できなかったわ。
しかし、類人猿みたいな看守の憎たらしい事で段々主人公に同情して、トルコ政府が見せしめに無期懲役にしようとしてるのを見て、こりゃあまりにも酷すぎるって思いましたわ(実話らしい)。ジミーやマックス(囚人仲間)が脱獄を密告されたり、飼い猫を殺されたり、麻薬の売人にされたりして、看守に痛めつけられて、だんだん正気を失っていくのが見ていて辛かったなあ。ラスト近くで、賄賂を渡して受け取りながらゴリラ看守が主人公を正気を失うまでレイプしようとするのは怖かったわ。そしてラストがどうなるかは見てのお楽しみです。
面白いけど怖い、外国で罪を犯すと二度と日本の地は踏めなくなることもあるのだなあってゾッとする映画でした。

あ、昔見た「パピヨン」って映画に似てますね。「パピヨン」もう一度見たいなあ。「ミッドナイトクロス」もw

897ヒロ筋肉痛:2018/07/20(金) 17:44:36 ID:UEJRkgZU
■ブリーチ(実写映画版)
色々と欠点も有りましたが、アクションが見応えありましたし、
キャラの原作再現っぷりが思った以上にしっかりしてて良かったです。

白哉お兄様の舐めプっぷりがもう凄くて、
「お前何回とどめを刺した気になって余裕ぶっこいてんだよ!ちゃんと戦えよ!」
と思っちゃうオサレバトルっぷりが非常に原作再現してました。

キャラのアホさや話がペラッペラな所なんかも含めて、
まぁ、なんというか、良い所も悪い所も原作通りの作品でした。

898わんのねこ:2018/07/21(土) 21:48:04 ID:LFxfcWdc
・未来のミライ
細田守 / 家族 / 幼児 / 家庭

家族の話、親子の話、兄妹の話、夫婦の話、過去から未来へつながる話。
最高ですね。細田監督作品で一番好きですよこれ。
劇場では上映二日目だからか、そこそこ埋まっていて、
笑いところでお子様がちゃんと笑ってくれていましたよ。

「段差の家」を用意した時点で、勝ったも同然というか、
ランドマークとしても素晴らしい。
段差の家も樹も、血のつながり・親子関係を連想させるものですね。

小説版をさきに読んでいたので、だいたいこういう画がくるだろうという
予想はあったけど、軽々それを超えてくれるのは嬉しいですね。

アニメ誌で細田版「となりのトトロ」的なことを言っていたけど、
父・母・兄・妹・犬という家庭構成はむしろ、
クレヨンしんちゃんの野原家と対比させるべきというか、
いや、細田で兄妹ならデジモン無印か?

母親好きすぎますね。愛が目立ちすぎる。
芝居だけ観ると、母親が中心になってしまうかな?
星野源の絶妙な芝居の距離感も好きですよ。

作画的な見所は、まあ全部なんですけど。
山下高明が画面構成だけで原画にクレジットがありませんでした。
井上俊之は今回は不参加ですか、珍しい。
西田達三がいないってどういうこと!?

899わんのねこ:2018/07/21(土) 21:51:39 ID:LFxfcWdc
あとついでに、コンテ集を可及的速やかに刊行してほしいです。

900ガフ:2018/07/21(土) 22:04:45 ID:KSX21Eog
ジェームズ・ガン監督ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー3から降ろされたのか…

901幻獣ハンター:2018/07/21(土) 23:50:27 ID:LpFE8SRs
ミスト
予備知識も前評判も一切仕入れず観る。(今みたら本スレ97にもありましたな)

感想「アメリカ人はやっぱりアホだった」

そうしないと話が進まないのは分かるが持ってきかたってのもあるわけで、
原作と監督が「ショーシャンクの空に」「グリーンマイル」と同一コンビとは思えん。
ただ映画のお約束をいくつかひねってきたところとか、あのラストとか、国の違いによる
宗教観とか死生観とか議論だったらいくらでもできそうではあるが、いかんせん登場人物が
悉くアホすぎる。一人で観てはいけなかったな。多人数でツッコミながら観るべし。

アビエイター
アメリカ人なら誰でも知ってる大富豪兼変人ハワード・ヒューズの一代記。
ただ日本人(というか他国人)には少々説明不足な作品ではないか。潔癖症の母親が
後の不幸を招く、というのも彼の人となりを知っていれば常識だが本作では冒頭に
イメージ的に差し込まれるだけ。結構重要なファクターなんだがなあ。
また、作中色々やってるが、それが成功か失敗かも分からずやたら金だけ掛けてるので
「大きな財布を持ったキ印」にしか見えないのである。(事実そうだけど)
せめて金の出どころというか生活基盤の詳細は説明欲しかった。ラストの公聴会は面白かったけど。
ジョブズもそうだが、唯我独尊タイプの天才って周りは本当に大変。
しかもなまじっか成功しちゃうから目に見えないダメージは補佐にどんどん蓄積されるんだよね。
富と名声は一点集中なのに。
キャサリン・ヘプバーンを演ずるケイト・ブランシェットは流石の名演。
そして「アンダーワールド」直前のケイト・ベッキンセイルが美人さんでこれもまた良し。
キチガイ富豪に振り回されるイアン・ホルムもなかなか良い味。主演のディカプリオ含め
役者は名優揃いで満足。ただこの内容で2時間50分は長すぎだ。

902ギア:2018/07/23(月) 23:07:17 ID:ri5js6v2
・BLEACH
なかなか頑張ってたんじゃないでしょうか。
確かに巻き気味のとこはありますが、ルキア帰還までを纏めるとなると多少の駆け足は仕方ないでしょうし、上滑りも少なく実写の及第点レベルは軽く超えてくれてる印象でした。

特にレンジが凄く頑張ってました、ザビ丸の殺傷力は原作準拠だったんですが、その中でも確かな殺る気を感じささてくれたのはなかなかだったと思いますw

兄様はあー…、ノーコメントで。

903シャアダム:2018/07/23(月) 23:55:12 ID:xSoXLvgQ
◆マルタの鷹(原題:Satan Met a Lady=悪魔は女性と出会った)1936年アメリカ

マルタの鷹は過去3回制作されていて、これは2作目で正確にはリメイク&大幅アレンジ版で3作の中では一番マイナー。
何せ、主人公の名前が違う、探してる財宝が違う、宝物を運んでくる貨物船の名前も「フジヤマ丸」って何故か日本の名前w

有名なハンフリーボガードの「マルタの鷹」を見たかったのに、てっきりそれかと思って借りてきましたwでも大筋は同じだし、それなりに面白かったです。
「シティハンター」とかちょっとコメディチックな探偵物のご先祖様みたいな映画でした。主人公が軽薄で陽気で女ったらし、だがやるときはやる、決めるときは決めるみたいな感じでした。
戦前の映画なので、まだ今のような撮影技術がないので、張りぼてのような貨物船、銃撃シーンやアクションシーンが凄く単調で単純でもっさり、撃たれても血は出ないで、ゆっくり倒れるだけ、凄く微笑ましい死に演技でなんとも言えない、生温かい気分にw
この前観た「名探偵再登場」に似ていて、多分元ネタなのかな。

それでも、ラストは愛のために犯人を庇うの?って変な気分になりましたが・・・すっきり終わって良かったです。
しかし、親友が殺されたのにもうちょっと悲しめよ、デートの方が大事だって、軽薄すぎるだろw
探偵の秘書が美人で明るくて好みでした。

昔の白黒の映画もたまに観る分には気分転換にピッタリ、皆さんもいかがでしょうか。

904もにゃら:2018/07/24(火) 00:21:30 ID:ckd2a4k6
○ポケモン みんなの物語

強面のおっさんみたいな名前の幼女で有名な映画です
ポケモン映画は初体験(*´ー`*)

え〜、まあまあ面白かったです

いくつか気になる点もありましたが、(幼女が一晩であんなん出来るか? ポケモン研究員の発明が戦略兵器級とか)複数の主役格にスポットを当てつつ人間とポケモンの絆を描くと

サトシ
不動の主人公。群像劇なのでやや脇に回った
スーパーマサラ人

カガチ
姪っこを喜ばせたくて大袈裟なホラを吹きまくって、にっちもさっちもいかなくなった中年男性
事実上の主人公

リサ
メイク濃い目のギャル系JK。
ケガをした弟に代わって風祭りに参加
ミニスカニーソに絶対領域、生足クラウチングスタートなどフェチ溢れる
今回のMVPかも

トリト
天才ポケモン研究員。ただしコミュ症でいろいろ上手くいってない。
しれっと戦略兵器を発明してた困ったちゃん

ヒスイ
ポケモン嫌いの老女。ポケモン嫌いなのにトリトの発明のせいでポケモンになつかれてしまった
「おめえつええな。オラと友達になろう」ていつ言い出すかと…

ラルゴ
なぜに幼女にこの名を…
ラルゴが一晩でやってくれました!


カガチとリサが好きかな

905シャアダム:2018/07/25(水) 04:00:50 ID:xSoXLvgQ
◆ベルベット・ゴールドマイン 1998年米英

ベルベットゴールドマインとは直訳でビロードの金山(ドル箱)という意味、多分キラキラとした艶めかしいドル箱スターって言う意味かな。
てっきり「ロッキーホラーショー」(1975年)みたいなかなり昔のゲイ・ホモ・バイセクシャル映画だと思ったら、意外と新しい映画(といっても20年前だが)なんだね。
と言うか、サスペンス物か「時計仕掛けのオレンジ」みたいなサイコ物だと思って借りてきたのに、マジホモ、ゲイ、のロック歌手物だったとは、トホホな感じ。
ホモゲイ物に興味ないので正直2時間も観るの辛かったわw男の気持ち悪い化粧・衣装や裸や男同士のディープキスとかじっくり見せられてウンザリ。まさに「ロッキーホラーショー」再びw
でも超有名でそれなりに評価されてるんだよね。一度は観なきゃって思って気合で観ましたわ。

感想・最初宇宙からやってきた赤ちゃん(オスカーワイルド)どこ行ったの?wジャックフェアリーも主役と見せかけて、ちょい役で終わって、なんなんこの映画?)って疑問で始まりました。
あとから考えるに、この二人がグラマラスロック魂とゲイ魂を受け継いで、主役のブライアンスレイドと男の恋人カートワイルドにその異文化魂やゲイ魂が引き継がれ、新しい遺伝子がイギリスの若者に広められた(グラムロックやモッズファッション)ってことを表現したかったんだね。
つまり、この寓話はゲイ・バイ文化は宇宙からもたらされたッって事だ。

たまに実名が出るんだが、ビートルズは知ってるけどCCRは知らなかった。所々実名が出てほんとの話のように見せるから混乱するわ。あと、思ったけどこの映画の構成が「市民ケーン」方式でもう一人の主役の新聞記者が主役のスレイドの生涯を取材するって感じでした。もう少し男同士のイチャイチャが気持ち悪くなければ、その辺も評価したい気分ではあったけど(自分は気持ち悪すぎて冷静に観れないw)。
まあ、ゲイファッションゲイ文化はイギリスの文化だと割り切れる人なら、途中に挿入されるグラムロック?な数々の良曲にも陶酔できるんだろうなあ。

あとは「才能なんてのはゴロゴロしている、様は伝説を作れるかどうかだ」ってマネージャの言葉が一番の収穫だった。うん、確かに言い得てるし深いかも。
それと、この映画にも「ユアンマクレガー」が準主役で出てたとは気付かなかったぜ(主役と寝たりベロチュウした人)w

自分は結構辛い映画だったけど、ホモ・ゲイに偏見の無い人でロック音楽好きな人には結構楽しめて深い映画だと思う。

906秋あかね ◆1vQiJfbNcU:2018/07/25(水) 12:03:55 ID:nn4nYIgI
>ニセコイ実写版特報
う、うーむ……どうしても原作と比較してしまうからいけないな……。
リアルの人間がやると、どうしても濃くてなあ。
でも、千棘はわりと頑張ってると思いました。

千棘とマリーは目立ってるのに小野寺の存在感がなさすぎて草。
最初、出てることに気づかなかった。

907感想下記:2018/07/25(水) 21:07:25 ID:3ILS2jFg
え、小野寺さん出てたのか?
と思い見直してみたら霊圧を抑えてて草
モブみたいな顔してるだろ。ウソみたいだろ。真のメインヒロインなんだぜ。それで。

908秋あかね ◆1vQiJfbNcU:2018/07/25(水) 21:14:21 ID:0OhEf8bo
>>907 感想下記さん
キャラ的に地味だから今回の特報ではプッシュしなかったんですかね……?
不遇だ。

909感想下記:2018/07/26(木) 00:48:48 ID:3ILS2jFg
おちついてください
まんがのじっしゃかなんていう
ふぁんがよろこばないきかくではそっとしてもらえたほうがとくなのでは(棒)

910感想下記:2018/07/26(木) 01:01:28 ID:3ILS2jFg
全然関係ないですがニセコイの実写化を聞いて原作を貶めているといっている人たちの発言には少々困惑している
貶めれる要素がこの作品にまだ残ってたんだ!というプラス思考に聞こえてくるレベル
また千棘役がカワイクないという意見を聞くと千棘ガチ勢という勢力は存在してたんだなぁと実感した

あとジャニーズに楽をやらせるな!という声を聞きますが
楽をやるのが罰ゲームであることが分かっている人が文句を言っている人の中でどれほどいるのか?

なんだか漫画三次元化反対勢力っていうのはちょっと原作の狂信者とは必ずしもイコールではないのかなぁと思ってしまいますね。

911名無し:2018/07/26(木) 08:35:14 ID:mWBbE/yc
こういう所にいるから錯覚しちゃうけど
原作を普通に楽しんでたファンの方が多数派でしょそりゃ

912あぽーん:2018/07/26(木) 13:12:32 ID:TfwqRv5Y
あぽーん

913感想下記:2018/07/26(木) 19:17:07 ID:3DJ1I81s
原作を普通に楽しんでたファンが実写化に対してバッシングする際になって目立って現れたと考えると
なんだか悲しい気持ちにはなりますね…

914魚類:2018/07/26(木) 21:47:14 ID:EFhFhUuk
台車シリーズを映画でやってくれたらそれだけで許せる自分がいる

915修都 ◆7VC/HIVqJE:2018/07/26(木) 22:53:36 ID:/XJTTU3k
ガンダムSEEDだってファンはたくさんいたのにバッシングしてた方の声がでかかっただけというパターンと同じだと思うけど

916シャアダム:2018/07/27(金) 00:29:31 ID:xSoXLvgQ
◆マイウェイ 12,000キロの真実(原題:마이웨이=マイウェイ)2011年韓国

日本人(辰雄)と朝鮮人(ジュンシク)の二人は幼なじみで良き友達であったが、日本人を憎む何者かに辰雄の祖父(軍人)が暗殺されてから二人は仲が悪くなる。その後、マラソン大会で暴動があり、ジュンソクは強制戦場送りに、そこへ上官として辰雄がやって来てノモンハンで共にソ連軍と戦うが、大敗して双方ともソ連の捕虜となる、そして始まる地獄の捕虜生活。
そんな戦争を通して描く日本人達と朝鮮人達との友情と憎しみをを描いた壮絶な戦争物語。
最初、マイウェイでマラソン大会だったので、1975年南アが制作した「マイウェイ」の韓国版かなって思ってみたのですが、戦争描写が思ってた10倍ぐらい壮絶でしたwかなりお金の懸かった一大スペクタクル戦争映画だった(ハリウッド級)。

まずこの映画を見るに辺り、真実の本当の話じゃ無いじゃん、嘘映画じゃんって思うかも知れない。題名の「真実」ってのは日本人が勝手に付けた題名であり、出てくる人達はみんな多分ほとんど創作だと思うし、題名のそれは創作世界の中での隠された「真実」って言う意味だと思います。これは、家康が影武者だったら信長が高校生だったらみたいな歴史創作物、歴史IF物と同じだと思って観て欲しいかな。
それから、韓国・日本人双方、ヘイトな内容に感情を煽られるかも知れないが、そこは映画を面白くするための味付けだと思って大目に見て欲しいかな。映画の3分の2は韓国VS日本人のヘイト合戦だからなあ。「チョッパリ」とか結構酷い罵りや仕打ちが双方凄い映画だからなあ。逆に腹が立って仕方ないなら観るのをやめることをお勧めしますw

さて感想、結構面白かったです。最初は雑でダイジェスト感がある展開の早い内容に驚いたけど、慣れてくるとダレなくて心地よくなりました。しかし、韓国や中国映画に必ずいるよなあ、主役を引き立てるお笑い専門のちょっとデブのドジっ子脇役。このにも映画も早速登場でうわあワンパターンって思いましたw
でも、ノモンハンの戦い辺りから、一気に面白くなりました。中国娘のスナイパーとの戦い、ソ連モンゴル軍の戦車部隊との激戦、画面をわざとぶらす撮影法は見難くて嫌いだけど、激戦乱戦混戦を表現する分には合ってますね。敵戦車に特攻していく日本兵、頭を打ち抜かれたり戦車に轢かれたりする日本と朝鮮人の混合部隊。吹っ飛ばされる主人公達。いやあ凄かった。
次のソ連捕虜収容所で、日本人とソ連に取り入って偉くなったお笑い担当だったデブとの逆転劇も面白かったが、寒さという自然との闘いが悲惨だった。
あと、捕虜収容所での辰雄(オダギリジョー)はちょっとだけ「戦場にかける橋」のデビットニーブンでしたねw
そして今度はドイツ軍との死闘からラストの「ノルマンディ上陸作戦」での戦い、どれだけお金が掛かってるねん!って吃驚しましたわ。
イギリスに一番近いパドカレーに連合軍が来ると思ってたらノルマンディに来ちゃったんだねwノルマンディから脱走しようとしたら、連合軍が攻めてきた・・驚愕で一気に持って行かれましたわ。
最後まで面白かったんだけど、一つ難癖を付けるとすれば、全部負け戦なのに、二人だけ都合良く生き残りすぎ!ほぼ無傷でw

ラストはフランクシナトラの「マイウェイ」っぽい感動曲で終わりました(やっぱりあの映画を意識したのかな)。

どぎついヘイトスピーチさえクリアできれば、ハリウッドにも負けない結構面白い大作映画だと思いました(今の日本映画じゃ無理かなあ、このスケールの戦争映画は)。

917才蔵:2018/07/28(土) 15:36:15 ID:TfwqRv5Y
久しぶりに 日活ロマンポルノ良かった最高〜
愛染京子

918シャアダム:2018/07/29(日) 01:08:38 ID:xSoXLvgQ
訂正
×戦場にかける橋のデビッドニーブン

〇戦場にかける橋のアレックギネス

失礼しました

919ビックリバコ:2018/07/29(日) 12:38:10 ID:ZLXoEitc
バケモノの子
一度見てたけど改めて。うん、やっぱり女子いらねーな!
中二病から目覚めて一般の世界に憧れるという、主人公の年代からすれば分からなくもない行動も散々面倒を見てもらってる(まぁ主人公の貢献度も高かったとはいえ)恩を忘れてる恩知らずに見える。
豚の人とか駄目親父たちとかとのエピソードをもっと深く掘り下げてればなぁ。

920シャアダム:2018/07/31(火) 06:19:08 ID:xSoXLvgQ
◆グロリア(1980年アメリカ)

ギャングの会計係がFBIに密告してお金もくすねたため、ギャングの制裁により一家惨殺に会う。その前に会計係の妻は親友のグロリアに会計係の息子(フィル)と犯罪の証拠の手帳を預けていた。グロリアとフィルはギャング組織に狙われ追われる事になる、二人の逃亡劇の映画。

一見、ギャングアクションのハードな映画のように思えるが、これはオネショタならぬオバショタ映画で、どちらかというと息子フィルを愛でる女性向け映画かなあ。アクションもそこまで凄くは無い。とはいっても運動神経も良くなさそうなか弱いオバサンが足手まといの子供を連れてギャング軍団と戦うのだから、それなりにハードな展開ではある。
ただ、ずっと二人のオバショタ愛憎の逃亡劇を見せられて、この内容で2時間は長えよ!ってちょっと思ってしまったw上手く解決するのかと思えば、自分は納得のいかないフワッとした終わり方で、この2時間何だったんだ?って少し思ってしまったw
その所為で、ラストの感動のシーンも自分はあまり感動できなかったわ。多分、女性が観ると、フィル可愛い、守ってあげたい、かわいそ〜、健気な少年だわ〜、ラスト感動で涙が出た〜ってなるんでしょうね。うーんやっぱり女性向けかなあ。

ギャングにしつこく追われたり、銃撃戦はそれなりに迫力があって面白かったけどね。のんびり街中で泊まってないで、さっさと遠くに逃げろよって思ったけど、ちょっと主人公も優柔不断だったかなあ。まあ、フィルが少しずつグロリアとぶつかりながら成長していくところはちょっと可愛かったかなあw

2時間は長すぎだと思うけど、それなりに見所も有り、どっちかというと女性向けな映画でした。
シャロンストーンの1999年のリメイク版「グロリア」の方は観たような気がするけど記憶が曖昧なのでもう一度観てみようかな。

921ヒロ筋肉痛:2018/08/03(金) 23:17:37 ID:wyuIOQrM
■インクレディブル・ファミリー
凄く面白かったです。
ヒーロー物としては古今東西あらゆる作品の中で最高峰なのでは。

単純にアクションが凄いし、ヒーローが社会に及ぼす影響を功罪両面からしっかり描いているし、
タイトル通りヒーローと家族の両立問題が現代的なテーマで興味深いし、
どこをとっても高レベルで面白いという贅沢な映画。
ヴィランの魅力がちょっと薄かったのだけ残念。

922みる子:2018/08/04(土) 01:59:03 ID:8l5Ju2qA
・ミッションインポッシブル:フォールアウト
破茶滅茶かつどんでん返しの連続で面白かったです。今回も予想を裏切られまくりで痛快でした。
そしてトムさんは本当に何処に向かっているのだろう。次は映画史上初のリアル宇宙遊泳とかさせられそうだ…

最初のHALO降下のシーンが凄かったので後々の伏線なるのかなー と思ったけどそんなことはなかったぜ。
しかし直後のお便所格闘戦がとにかく凄まじかった。トムさんでもマン・オブ・スティールでもなくお前が輝くのかよ(笑)
それでもヘンリー・カヴィルのどでかい広背筋からオープンスタンスで放たれるフックの迫力には感動いたしました。

某大ヒットダークヒーロー映画を参考にしたという某老舗スパイ映画をさらにオマージュしたっぽい本作。
描写やら劇伴やら、そこかしこにエッセンスが感じられてその辺りも楽しめました。武装トラックによる襲撃っていいよね…
トムさんは歳も歳なんであまり無茶してほしくはないんですが、次作も期待してます。次はホークアイさんも参加してくれるといいなー。

923ヒロ筋肉痛:2018/08/05(日) 01:06:24 ID:z15o8hEQ
■ミッションインポッシブル:フォールアウト
めちゃ面白かったです。
トム・クルーズは歳をとる毎にアクションが凄くなっていくのどういう事なの……。
トムが全力疾走してるだけでなんかもうテンション上がります。

複数の勢力が入り乱れる騙し合いも凄く面白くて、
「クランクインの時点では脚本がほとんど出来ていなかった」というのが信じられないです。
が、確かに、シーン毎に別の映画を見ているような楽しさが有って、
現場でのライブ感が映画のテンションに反映されているんだろうなぁと。

924もにゃら:2018/08/05(日) 23:59:50 ID:ckd2a4k6
○ヒーローアカデミア

熱かった!
ほぼ出番が無かった方々も居たが、メイン勢はだいたい活躍し、最後はオールマイトとデクの師弟コンビが決める!


カッケー!


ところであの発明を量産してもらえばデクは100%出し放題では?

925シャアダム:2018/08/06(月) 07:53:27 ID:xSoXLvgQ
◆カジュアルベイカンシー 突然の空席(2014年 英米)

映画かと思ったら、海外ドラマだった。あの「ハリーポッター」の原作者の作品です。
内容はとあるイギリスの田舎町バグフォードが舞台。バグフォードの将来を決める議会では貧しい人々のための救護院を取り潰してスパなどのリゾート施設にする話し合いをしていた。それに反対の議員の一人バリーは脳梗塞で死んでしまう。そのリゾート施設の提案をした議長はバリーの代わりの議員を自分の息子にと立候補させるが、反対派は副校長のコリンを立候補させる、そして死んだバリーの従弟で暴力親父のサイモンも立候補する。
選挙戦が始まっって間もなく、インターネットに何者かが3人の候補の知られたくない過去や性格などが晒される。誰がやってるいたずらなのかわからなく、おびえる候補たち。一方、町の貧困層が住む「フィールズ地区」ではドラックが氾濫していて、母がドラック患者のため、荒んだ生活をしている少女クリスタルの波乱な人生も描かれる。果たしてこの町はどうなっていくのか?という映画(TVドラマ)です。

感想:はっきり言って、目的もなくただ色々な人々の様々な生活が3時間流れていくので、自分としてはあまり好きなジャンルでは無かったかなあ。だからといって、内容がつまらないというわけでもなく、起承転結なものを期待してみる作品ではなく、いつもと変わらない日常で少し変化があり、でも劇的な変化はなく、またいつもの日常が続いていくって感じな作品が好きな人向け。その変わらない日常、流されていく住民、そのなかで心理や考えさせられる部分を自分で見つけていく映画だと思う。
決して、「ハリーポッター」みたいな波乱に満ちた冒険物語を期待して見てはやめた方が良いですね。あくまでも静かな抒情的な詩的な映画です。

最初主人公っぽい性格の良い人が死んだときは、オカルティックな街の呪い的なあのホラー映画「IT」的な映画だと思いましたwだって、死神とかバリーの幽霊とかが「次はお前だ!」みたいなことをするから(あれは幻だったのかな)。でも、死んだバリーの事を疎んでいた議長も他の自分勝手でドラッグや盗みや暴力をふるってる人々も全然呪いにやられないので、「その手の映画じゃないんかい!」って肩透かしwインターネットの悪戯も死神とかの仕業と思ったら、作者のミスリードだったんかいって思いましたけど・・ラストはなんか切なかったですね。
墓が開いてるから死神が誰かを死の世界に連れ去るって言ってたのが、あの人(ネタばれなんで)だったんですねって解釈もできますね。別に悪人が死ぬとか決まってませんよね(なんかそこに作者の皮肉があるような)。「憎まれっ子世にはばかる」ってやつですか。

ただ、小説の方はまだ続くみたいなので(全7部作予定)、これはまだ第一部なんで、これからどうなるのかはわかりませんね。なんで、あんな可哀想なラストにしたのかは疑問ですけど、そこに作者の言いたい事が在るような気もします。
まあ、人間だれしも欠点も知られたくない秘密も、弱い部分もあって、そんな人々が集まって町ができる、そんな当たり前なことを再確認させてくれる作品でした。美容整形外科の男性は毎回ジョギングで走るだけなんですが、彼が一番の一歩引いて全体を見渡せる常識人のような気もします(彼にも隠し事がありそうですが今回は何もありませんでしたw)。

926シャアダム:2018/08/10(金) 19:27:50 ID:xSoXLvgQ
◆オールザキングスメン(原題: All The King's Men=王様の家来達の全て)1949年アメリカ

新聞記者のジャックはスタークという人物の取材を命じられる。スタークは誠実な政治運動家だった。彼は別の陣営に利用され知事に立候補することになる。それがきっかけで次々と民衆の心をつかんでついに州知事になるが、その裏では良からぬ連中との関りや表に出せない資金繰りのお陰であった。次第に誠実さを失い、独裁者のごとく振舞うようになるスタークに対し議員たちは彼の不正を暴いて弾劾しようとする。新聞記者だったジャックは記者をやめて彼の片腕となって汚い仕事をするようになる。そういった政治活動の表裏を描いた社会派な映画です。

感想:約60年前の映画なのだが、非常に面白かった。最初は政治運動やチラシを配ろうとすると、汚い役員たちの妨害に合って逮捕されたり、殴られたり,家に石を投げられたり散々な目に遭うスターク一家。しかし決して負けない根性と誠実さを見せる良い人だった。しかし小学校の死亡事故のお陰で民衆が一気にスタークを持ち上げた時の嬉しそうな顔がとてもいやらしく見えた。でもまだ、民衆のため誠実であろうとする姿勢は見えていたのだが、自分が利用されていたとわかった後の心の変容が最初はかっこいいと思うのだが、汚い取引などに手を染めていき、女遊びは派手になって批判していた不正議員と同じようになって行くスターク。人間の弱さが上手く描かれていて面白い。
一方、もう一人の主人公の記者のジャックも、元知事でお金持ちスタントン一族とスタークの命令との板挟みにあって苦悩する姿も上手く描かれている。ヒロインのアンも最初はジャックの事が好きだったのだが、スタークの勇ましい姿に恋に落ちていき、ついに叔父を裏切る過程やスタークの世話役のセイディの人物像やスタークに言い寄る女性たちへの嫉妬も面白く描かれている。まだある、スタークの息子の変容や判事の叔父や医者で従弟のアダムの心の変容、最初スタークを虐めていた郡の役員のダフィはスタークの裏の実働部隊になったり、ドモリのシュガーボーイも雑用係となってスタークを助けるようになるといった、人間関係の変化も面白かった。

2006年に「再映画化」されたのは知らなかったのでぜひ借りてみてみたいと思う。

実に人間関係や人物像の掘り下げや心の弱さ心の変容をうまく描いた、見ごたえのある大人向けの作品だと思う。ラストは・・うわあ!って叫びたくなるような終わり方だった。気になる人はぜひ見てください。スターク一家もスタントン一家もボロボロだね。

927ギア:2018/08/13(月) 01:49:38 ID:RW/b0Z9E
・ミッションインポッシビル フォールアウト
面白いっちゃ面白いけど話の展開が忙し過ぎて十分楽しめなかったかも…
もうちょい小気味良さがあれば尚よかったと思うんだけど


・カメラを止めるな!
これは上手い具合に騙してくれましたね
そこそこ高い期待値で臨んだんですが、ちゃんと超えてってくれました。
分厚い前振りで意表をついた上で、楽しい答え合わせだけじゃなくハートウォーミングな展開にしてくれるのも心憎かったです。

928才蔵&みる子:2018/08/13(月) 02:00:47 ID:TfwqRv5Y
日活ロマンポルノ

929レト:2018/08/17(金) 20:37:20 ID:Vc7bU3PQ
カメラを止めるな!
話題先行になっているイメージはあったが、これはもう映画ファンなら絶対見るべき映画。
とにかく全面に映画愛を感じるし、映画業界志望者ならこれを見てすぐにでも映画を撮りたくなるだろう。
しがらみのあるスタッフが文字通り団結する最後の演出も見事だし、
個々のキャラクターのハプニングが作品に反映されていくコント的な内容もアイデア豊富で飽きさせない。
撮影中のアドリブでつい本音が出てしまうシーンなど正に映像作品のあるある。
劇中劇という設定のおかげで細かいことが気にならなくなっていく作りもいい。

930.:2018/08/18(土) 19:04:01 ID:2gCbbT9Y
僕のヒーローアカデミアの映画興行収入が11億と幸先がいい結果となったわけであるが
つくづくネット批評家の感覚と一般社会の公正な評価は剥離しているのであるな

931ギア:2018/08/19(日) 18:24:53 ID:RW/b0Z9E
・銀魂2
ここの役者や話のまとめ方の完成度の高さは相変わらずだけど、期待値が高過ぎたのもあってちょいダレた部分というか長すぎる間が気になったかな。
確かに小栗旬の舞台挨拶の第一声も頷ける長さw

インタビュー等では俳優陣は全体的に前作より原作を意識せず演じたとのことだったけど、脚本監督のおかげかなんならより前作より原作に寄り添ってるような、まぁだからこそ変に原作を意識せずに済んだのかな。
特に吉沢亮は原作沖田よりかっこいいレベルで沖田してるリアル沖田ぶりが痺れましたw

まぁ総じてパロディネタや中の人ネタも豊富でなかなか楽しめました。
ただ劇中BGMはちと微妙だったかな、テーマソングは最高だったんだけど…

932もにゃら:2018/08/21(火) 00:32:03 ID:ckd2a4k6
○カメラをとめるな

いやはや、これは面白い!
昨日は三時間しか寝てなくて映画が始まる前は眠くて眠くて仕方なかったのですが眠気は綺麗さっぱり消えました!
色々なチープさも劇中劇のあれとして不成立していますし、ハプニングを強引にアドリブで繋いだりもう楽しい!



○ペンギンハイウェイ

思ってたのと違いすぎた…
ある種のオネショタ?
謎解きは理不尽に思いつつ、納得。
インターステラの「幼い娘の部屋で起こった怪現象を調べて極秘計画にたどり着き、選ばれし者として計画に参加した。でも、怪現象があったのは娘の部屋だったから選ばれし者は娘でした」に近いなあ

933シャアダム:2018/08/26(日) 20:05:11 ID:xSoXLvgQ
◆ワンピース フィルム ゴールド(2016年日本アニメ)

一つの国家と認識されている全長10キロの豪華カジノ船「グラン・テゾーロ」に立ち寄ったルフィ一行はそこで黄金を自由に操る船主でカジノ王のギルド・テゾーロの罠にかかり、見世物にされてしまう。ゾロを見世物として公開処刑にされそうになったルフィ一行は、船に眠る金塊の略奪とゾロの救出を試みるがどうなる?といった内容でした。

昔の感想でも書いたのですが、ワンピースは形を変えた「銀河鉄道999」ですね。今回は黄金のカジノ星についた鉄郎とメーテルってところですか。設定や前半のスピーディな展開は面白かったです。ただ、後半のダラダラいつまで続くのこの戦いって程の長い長い戦いは、途中で飽きそうになりました。小さい子供にとって2時間アニメ(ラスト30分くらいはずっと戦闘)は辛くないですか?って聞きたいくらいでした。
戦いが面白いならまだいいのですが、ただ訳の分からない「必殺技」の応酬、そこには勢い以外あまりアイデアが無い。作画はテレビ版よりいいのですが(まあ当たり前)、目を見張るシーンやハッと息をのむシーンがあまりなくて、いつもの戦いですねwって感じで少し退屈でした。

もう一つ不満を言えば、敵のテゾーロの過去はいらねえって事ですか。敵にも事情があって悪人になってしまったって言いたいんでしょうが、とってつけたような過去の不幸はテンポや爽快感を無くして、ただただウザいだけでした。悪人はすっきり悪人でいいじゃん、子供向けだしそんな深い内容にしなくても(するんだったらもっと掘り下げようよ。別特番アニメではなくこの作品内で)って思わないでもありません。多分テゾーロにこれで同情する人は少ないでしょうねw

とはいえ、これは大人の感想。子供にとっては、格好いいルフィー達の戦いが観れるこのアニメは、これはこれで価値のある作品だと思います。でも2時間って長くねえ?

あと、ナミが天候を操り、海水を相手に浴びせる技を仕えたら、簡単に勝てるのにって思わないでもありません。

934みる子:2018/08/31(金) 17:36:41 ID:2ahjW22U
・アントマン&ワスプ
シビルウォーのラストでとっ捕まった後のアントマンを描くシリーズ第2弾。
笑って泣けて、かつ綺麗にまとまったウェルメイドな続編という印象でした。

エンディングまで泣くんじゃない! とは何の宣伝文句だったか… 開始5秒からのファミリードラマにウルッと来てしまった。
相変わらずキャラクターが良い。特にルイスがイイのは言うに及ばず、今回は本当に全員が主役級にキャラ立ってて気持ちが良かったです。

今回の敵は今までいそうでいなかった位相ズラし人間。ヴィランと言うよりはDCドラマ、フラッシュに登場するメタヒューマンみたいな。
ハンク・ピムの奥さん、先代ワスプ役には何とミシェル・ファイファー! あのアメコミ映画史上最大の悲運のヒロインにして、
最も美しいヴィランを演じたミシェル・ファイファー。あの哀しきネコ姉さんが… そう思うと世の中どうなるか本当にわからないものですね。

こだわりを感じるエンドロールもナイス。そして終幕… これには泣きました。まさにエンディングまで泣くんじゃない!
物語はここから始まるのだ。次作のタイトルはヒューマンアント&ウィップラッシュに違いない。ドラムス的な意味で。

935deku:2018/08/31(金) 22:31:22 ID:CXOVOwho
・アントマン&ワスプ
全編に渡って小気味いい笑いを提供してくれた
おかげでラストの悲惨さが際立つことに
いやほんと絶望的な状況だけどどうなるんだろう

登場人物全員に愛嬌があっていい、もちろん敵役にも
見せ場がそれぞれあったのも嬉しい、救出に行くのは博士しかいない、そりゃそうだ

ホープは今作で滅茶苦茶美人になってる
キャリアウーマン風よりもラフな方が似合う
戦闘も八面六臂の大活躍、やはり自力で空飛べるのは強い
エンドロールにもあった車のガラスブチ抜きシーンが美しい

しかしシールドはまだ復活してないの?
タイムスケジュールどうなってるんだ、S4の時点では大々的に宣伝してたはずだが
それともまた潰れたのか

936もにゃら:2018/09/01(土) 11:01:45 ID:Dg2/ub2A
○君の膵臓を食べたい

カニバリズムではありません
なろう原作の小説のアニメ版)(原作未読だけど)

実写版もありますが、実写とは話の筋がかなり違います

特にエンドは全く別物
実写にはあった10年後がぞんざいしません

937:2018/09/01(土) 19:02:19 ID:kris7cXw
アントマンアンドワプス
ラストは運が良かったのか悪かったのか
あっちにいる期間が解りませんが、奥さんみたいにならないのかな?

938ヒロ筋肉痛:2018/09/02(日) 21:33:44 ID:8y2IwKCs
■アントマン&ワスプ
本作だけで完結してて良い作り。超絶なアクションも独特のギャグ空間も満載!
ラストもハッピーエンド!からのオマケ映像の絶望感よ……。

量子世界に閉じ込められたスコットはアベンジャーズ4のキーマンになりそうですね。
(初期アベンジャーズメンバー以外でアントマンだけ生き残ったのも、量子世界に居たから?)

■カメラを止めるな!
最高に面白かったです。
あらゆるシーンにちゃんと意味があって、映画愛に満ち溢れていて、
見終わった後に幸せを感じられる作品でした。

ただ映画見てから予告編を確認したんですけど、あの予告編は本編の楽しみを台無しにしてますね……。
監督はよくあの予告編でOK出したなぁ。

939もにゃら:2018/09/08(土) 13:36:17 ID:ckd2a4k6
○THE MEG

定番のサメ映画
メグとは絶滅したはずの巨大サメ、メガロドンの事
海洋研究所で主任研究員の「マリアナ海溝の底はチリの集まりで中に入れる」という仮説に基づき、マリアナ海溝の底に探査船を送り込み、仮説通りに海底の更に下に入る事に成功。
未知の新天地を発見したがそこには絶滅したメガロドンも生き残っていて…

例によって中華資本なのかヒロイン初め中国人が多いし、陸のメイン舞台も中国

ヒロインもヒロイン娘も可愛いから良いけどね…

しかし良く海に落ちる映画館だこと

相手がサメだから仕方ないかもしれないが苦笑いするレベルでみなが海に落ちる

ボートが急発進して落ち、
サメがビクンと動くのを見て落ち、
ボートにサメが体当たりした上限で落ち、
船にヘリコプターが墜落してきてみなが飛び込み

940みる子:2018/09/15(土) 02:25:51 ID:2B37.oHI
ザ・プレデター
待ちに待った新作でしたが、セリフのやりとりやシーンの繋ぎがぎこちないというか、全体的に粗さが目立ちました。
プレデターさん(1号)は本編を2回見たら刺さるであろう作りなんだろうなー。結果的にキャラは立ってたけど動機については少し違和感も。

役者に関してはやはり顔役がいないとキツイですね。ダッチ・シェイファーとまでは言わずとも主演俳優くらいはねぇ…
幸か不幸かミュータント能力が発現せず生物学者となったサイロックさんは結構良かったんですけどね。

リブートなのか続編なのか微妙な立ち位置の本作ですが、EDを見ちゃうとそっちのノリでの続編ならあまり見たくはないかな…
プレデター好きの私からするとやはり初代・2・デターズの壁はやはり高かった、という印象ですね。
ぶっちゃけTVアニメ『さばげぶっ! 』のプレデター回のが面白かったんじゃないかなと。

予告編色々。
実写銃夢はもうキャメロンとロドリゲスを信じるしかない…
あとはボヘミアンラプソディが気になりましたね。QUEEN好きなんで。

941シャアダム:2018/09/17(月) 14:15:28 ID:ThfKNmts
◆シンクロニシティ(2015年 アメリカ)

ワームホールを開く実験をしている主人公達は、ワームホールの出口を開くことに成功する。出口からは人影と特殊なダリア(KMC014)が出てくる。頭痛で倒れた主人公ジムだが、すぐに人影を追いかけて実験場の建物の玄関に向かうとそこには謎のヒロイン・アビーがいた。
彼女はワームホールを開く機械(タイムマシン的なもの)を自分の物にしようとするスポンサーのクラウズの仕掛けたハニートラップであった。彼の罠にかかり、機械の権利を奪われそうになった主人公は、最終実験でワームホールを使って自ら過去に戻り、失敗をやり直してワームホール生成マシンの権利を取られないように過去の自分たちに警告するが・・というタイムループSF映画です。

まず、シンクロニシティとは「意味のある偶然の一致」という心理用語です。凄く複雑なストーリー映画で、ラスト付近が何度見ても意味が分からなく、他人の解説を見てしまったのですが、誰の解説を見ても「タイムマシン」を作ってるって書いてあって、あれ、主人公達は一度もタイムマシンを作ってるとは言ってないのに何故?(ワームホールを作ってる=タイムマシンなの?)ってそこから違和感があって、解説も人によってまちまちで、間違ってる事を書いてる人も居て、読んでもラストの理解が出来ませんでした。
過去に戻ったジムAはその世界にもともといるジムBに近づくとジムBには頭痛が起こる。ジムAは時の浄化作用によって数十時間後に体の機能が停止して死ぬ。とかルールが有るのですがジムAは何とか生き延びる方法を探そうとします。そして、マティの「平行世界」理論からもう一回ワームホールを使って元の世界に戻れば助かるのでは?とジムBに内緒でワームホール実験をしますが「失敗」wもう材料(MRD=放射性物質)がないので、クラウズ社(スポンサー)から買うしかないのですが、アビーがクラウズに体を売って(愛人になって)材料を工面してくれたんですね。ジムAはそのことを見ていたが、(ジムB)は知らない。
そして、ジムBはジムAと同じように過去へ戻る。ただし、アビーが全てを綴った手帳をこっそりポケットに入れてあったので、ジムBはすべての謎が解けた状態で過去(次元の違う)で上手く立ち回れたということかな?

最後のシーンの勝手な解釈ですが、ジムAはベットの上で死んだけど、ジムBは「タイムマシン(ワームホール)を作る実験」で爆発を起こしてジムは死んでもういない世界に都合よくたどり着いて、クラウズのハニートラップではないSF作家志望のアビーとパブで出会い結ばれたって事ですかねえ(この世界のジムはもういないから、死なずに済む)。ハッピーエンド!

感想:頭を使う複雑で何度も見返さないといけない映画ですが、エンターテイメント性はあまりない特撮に関してはC級の映画ですね。人によっては途中で断念する、人を選ぶ映画ですね。
自分も面白くないなあ、でももったいないから最後まで見ようか、理解できないのはくやしいから、しょうがなく何度も見ようか、って苦痛と闘って見た映画でしたw
もう少し、ワームホールの形成シーンやそこから人や物が飛び出すシーンを曖昧にしないでちゃんと見せてくれれば、まだ面白かったのに?あと、ラストももう少し分かりやすく演出してくれればなあ。
結局タイムマシン(だだし、過去へ戻れる時間は固定?)+平行世界移動の複雑な装置だったと言うことでいいんですかねえ?
監督さん達にお願いしたいw
SFタイムループ物を作る際はもっとわかりやすくもっと楽しませて欲しいですねえ。例えるなら「バックトゥーザフューチャー」シリーズとかそんな感じな物を。

942ヒロ筋肉痛:2018/09/17(月) 23:04:51 ID:ObiebQQU
■ザ・プレデター
これプレデターとしてやる必要有った?って感じの内容でしたが、
凄まじい脳筋具合で容赦なくぶっ殺すしぶっ殺される感じが最高ですね。

ヘルメットがうっかり動作して爆死したモブの彼がカワイソすぎて笑いました。

主人公にもうちょっとでも魅力が有れば良かったんですけどね。
今日見たばかりなのにもう主人公の顔を忘れてます。

943シャアダム:2018/09/22(土) 04:27:20 ID:ThfKNmts
◆バニシングIN60”(原題:Gone in 60 Seconds=60秒で盗まれます(意訳))1974年 アメリカ

表向きは、事故や盗難車の調査や修理や警察の手伝いもしている保険の調査会社だが、裏では車を盗み
売りさばいている窃盗団。ある日、アルゼンチンの大物(悪の)依頼で、注文する40台の高級車を期日までに届けなくては成らなくなり、いつもより強引な手で次々に盗むことになる、だが意見が合わなく喧嘩した義兄の密告により、何十台ものパトカーに追われ、ロサンゼルスの街を混乱に巻き込む大カーチェイスになってしまう。

感想:この映画の付属の説明を聞く分には、沢山の車をぶっ壊したいだけに作った(映画内で90台以上車が壊れている)、またはカーチェイスの腕を観てもらいたかったから(ラストは35分ぶっ続けのカーチェイス)適当なストーリーをくっつけて作っただけの映画らしいwまるでスタントの腕とカーチェイスのスタントの凄さを観てもらいたい為に作った「ワールドスピード」シリーズみたいな映画ですねw
出てくる俳優も近所の知り合いを使ったらしく、素人なのでちゃんと演技してるのは数名だけって分かる作りで、台詞も少なく、カツラでみんな変な変装をしていて、最初誰が誰だか人物と名前が分からなかった。監督の「クラッシュキング」ハリッキーも出演してるが誰だかよく分らなかった(廃車を買ってくるディーラーの人かな)。
窃盗団のメンバー:
主人公が窃盗団のペイスで相棒の黒人がアトリー、主人公の義兄がユージーンで、ファッション1970年代なのがスターシュ、ユージーンの妹で紅一点がパンプキン、軍隊上がりでドジな新人がコリスかな。買い付けのじいさんがテイラー。本当分かりにくかったわ。

ストーリー自体は単純で、カーチェイスをワイワイ友達や恋人と突っ込みながら楽しむ映画かな。自分はもう少しカーチェイスにメリハリを付けて欲しかったけど(さすがに何も知らずに35分ぶっ続けのカーチェイスは長すぎるわw)まあまあそれなりに面白かったかな。おバカ映画と知っていれば、他のことをしながらながら見してたのに、何かどんでん返しがあったりするのかなってずっと真剣に見てましたw
犯罪映画なので、勧めにくいけど、「ニコラスケイジ」主演で2000年にリメイクもされた映画なので、一度はどんなものか見てみたらいいかも。CGの無い当時の、カーアクションスタントの最高峰だったんだろうなあ。

944シャアダム:2018/09/23(日) 18:01:29 ID:ThfKNmts
◆魔女の宅急便(実写映画)2014年日本

魔女の血筋を引き、箒で空を飛ぶ魔法を習得した13歳の主人公キキは本格的な魔女となるため、掟で一年間他の町で一人で暮らさなければならない。
キキがたどり着いた町コリコで「魔女の空飛ぶ宅急便」を仕事にしたキキ、果たして上手く一年間暮らすことが出来るのか、という児童向け映画でした。

感想:アニメ版は大人でも感動させられる物があったけど、この実写版は完全に子供向けだね(子供だま・・んがうぐ)。大人(自分)の感想からいうと突っ込み処が結構有って、現実と比べてしまって、物語にのめり込めず醒めてしまうかなあ。
しかし、実写の方が原作に近いと聞いて驚きでした。アニメ版はかなり大人も観れるように改編してあったんだね。てことは、原作を読んでもあまり感動はしないって事になるが・・・。

突っ込み処の最大点は、嵐の中、カバの子供を他の島にいる獣医に連れて行く主人公達。飼育員の大人が自分で船で行くって言ってるのに、園長は「風が強くて危ない、ダメだ」っていうんだが、少女のキキに対してはそんなことはいわず「行ってくれ」と前向き。ついでに少年の「トンボ」も乗せて重量オーバーっぽい感じで嵐の中を飛び立つ。
もうこの時点で、自分はダメ・・物語として破綻してるって感じて醒めたわ。そして、ラジオでキキのことを聞いた、声の出なくなった歌手(マツコDXみたいな感じ)が応援のエールの代わりに歌い出して復活!(都合がよすぎるだろw)。この島の住民は子供を危険な目に遭わせて、その点は何も思わないらしいw魔女だから大丈夫だろうって思ったのかなw

まあ、色々書いたけど、子供が面白ければ例え話がおかしくても映画は成功なんだよな、深く考えなければそれなりに爽やかな感動はあると思う。自分は子供心に戻ってこの映画を楽しむような器用なことは出来なかったがw
あと、浅野さんが出演してたことにはちょっと驚いたが、なにあのテキトーな治療は(しっぽに何かを巻き付けただけ)w病名「中心点不明病」って何?本当にあると思って調べたわ、ファンタジー病なんだね。まあ、人間誰も自我を確立するまでは「中心点不明病」なんだけどね。キキの挫折と成長を掛けて、そういう事を暗喩してるんだろうけど。
それと、キキが遅れてパンを届けたおばあさんがやけに冷たくて嫌な感じだったけど、あれ原作者の「角野栄子」さんだったのかwナレーションが上手かったなあ。

ロケ現場は「小豆島」だと聞いて、ここで毎日、高木さんにからかわれているのかと思うと、別の意味でしみじみしましたw

945シャアダム:2018/09/24(月) 17:13:39 ID:ThfKNmts
◆の・ようなもの のようなもの (2015年・日本)

冴えない新米落語家の主人公「志ん田」は当然落語家を辞めて行方不明になった「志ん魚」を探して連れてこいと師匠「志ん米」に命じられる。「志ん魚」の師匠であった「志ん扇」の13回忌の催しで、「志ん魚」のオリジナルの「出目金」という落語をぜひ披露して欲しいと言う落語協会会長(女性)の要望であった。
「志ん田」は手がかりの一枚の写真から彼を探す旅に出るのだが・・という話です。

感想:久々に心温まるいい映画を見たなあって感じです。いい映画は見終えた後、心の活力・元気の素になりますね。ゆるゆるゆったりとしてとして優しい人情味溢れる癒やし映画でした。同じ落語を扱った青春物の「花とアリス」もいいけど、こっちの映画の方が好きになりましたね。もちろん某「落語」で心中するシリアスなイケメン落語アニメよりもこっちの方を見て欲しいなって気持ちになりました。自分はこっちの方が10倍よかったです。
前作の「の・ようなもの」も是非見たくなりましたね。「の・ようなもの」には落語家が頭に付くんだろうなあ。出演陣も豪華で「松山ケンイチ」(デスノート)を初めとして、「北川景子」(セーラーマーズ?)「尾藤イサオ」(この人が良い味出してるんだよなあw)「伊藤克信」(多分前作の主人公、この人も良い味出してる)「鈴木亮平」(西郷どん!)「ピエール瀧」「塚地武雅」(お笑い)「鈴木京香」「仲村トオル」「三田佳子」「内海桂子」(漫才師)「佐々木蔵之介」「宮川一郎太」・・やべ、桐が無いわw
とにかく豪華でした。
主人公が前作の主人公と交流を深めてて行くシーンはほっこりします。若い方が意見をぶつけ、先輩がゆるゆる受け止めたり躱したり感化されたり、帰ってきた返答に若い奴が自分の糧にする、互いに互いを刺激し合うところがこの映画の良い所ですね(決して腐が喜ぶホモ的なあれじゃないよ)。また周りの人間が優しくて暖かくて良い感じ。みんな格好付けていなくて生活感もあって嘘くさくない。いい映画だったなあ。是非続編を付くって欲しいとまで思いました。
ラストの盛り上げ方も自然でジーンときましたよ。こういう自然な感動が「魔●の●急●」(実写版)にも欲しかったなあ。と言うことで、出来たらみんなにも見て欲しい映画でした。

※「魔女の宅急便」でもうひとつ笑ったシーンがありました
それは、風車のあるパン屋の家の主人公キキが住んでるところの窓と風車の位置。あれ事故物件じゃないのか?いつか頭と胴が離れる死亡事故がおこるぞw糞危ないからせめて窓に柵をを作れよ(これが是非言いたかったw)。

946みる子:2018/10/06(土) 03:22:32 ID:2B37.oHI
・イコライザー2
デンゼル・ワシントン主演のセガールアクション第2弾。
前作同様、容赦のないアクションと人情味のあるドラマ。アントン・フークア監督の手腕が光る快作でした。
クライマックスはクローズドスペースでの一騎討ち… ロマンというものを実によくわかっていらっしゃる。

幼女と戯れるデンゼル(かわいい)は見れるわ、黒い叔父貴としての役割も果たすわで今作も八面六臂のデンゼルでした。
続編はもう作らないのかもしれませんがジェラルド・バトラーの『エンドオブ〜』共々、まだまだ続けてほしい作品シリーズですね。

・デッドプール2 長尺吹き替え版
どちゃくそやばみ って何だろ… 笑ったけど。

947もにゃら:2018/10/08(月) 20:05:52 ID:ropy76pk
○モンスターストライク ソラノカナタ

アイドルとかに声当てさせるの、止めましょう

リズム怪盗みたいに1ワードで全てを諦めさせるほど圧倒的ではありませんが、やはり違和感は否めません

あ、千億売り上げるソシャゲ、モンスターストライクの劇場版アニメ第2段です

ソシャゲ全くやらないのでいろいろさっぱり分からないままに視聴

13年前の事件で東京は空に浮かび、以後はやりとり出来なくなっていたが、その東京ではモンスター(異世界人全般がモンスターと呼ばれているらしい)同士が2つの派閥に別れて争っていた

東京を封印した能力者の息子カナタが主人公で、その能力者を慕う人型モンスターの少女ソラがヒロイン

アクションはかなり派手に動いて良い感じ
ゲームのファンなら感動するかも

問題はストーリー
尺が足りなかったのかかなり唐突
ソラはかなりツンツンしたキャラでカナタとも友好的とは言いがたい

それが大したエピソードも無いままカナタは
「僕に大切な人を守らせてください!」
と覚醒し、ソラはソラでカナタのために命を投げ出します

ソラもカナタもその他のキャラも嫌いではありませんが、それだけに性急な展開は残念

948もにゃら:2018/10/14(日) 18:08:43 ID:j8Dr8S3M
○若おかみは小学生

20巻くらい出ている女児向け小説原作の映画
テレビアニメにもなってます

テレビアニメと原作は未読

両親が亡くなって祖母が経営する温泉街の旅館のお世話になる事になった小学生の織子、通称おっこちゃんの若おかみ物語

結論からいうとスゲー良かった

女児向けながら意外にヘビーな内容ありで、美人占い師の入浴やお買い物でのファッションショーモドキなど、大きいお友達にも響きそう(笑)な部分も…
いや、ファッションショーモドキは女児も喜びそうですが

登場人物も良い感じ

ライバルの真月(まつき)ちゃんは温泉街1の旅館の跡取りで嫌味なお嬢様枠ですが、口先だけでは無い凄い子です
そうそう。ライバルはスゲーヤツだから勝ちたいんだよ!

ラストはおっこと真月の神楽舞

女児アニメ、侮れないぜ!

949シャアダム:2018/10/22(月) 22:45:43 ID:ThfKNmts
◆の・ようなもの (1981年作)

落語家達を中心においた、青春群像劇・・のようなものでしたw落語のような物、青春映画のような物・・・全ての問題に「まあいいじゃん」って感じでのらりくらりと躱して決して断定はしない、そんな映画でした。当時の世相もそんな軽薄な感じだったのかなあ。
新感覚な笑い、新感覚なストーリーっていえばそうなんだけど、自分は散漫な感じであまり感動も笑いもなく凡作にしか思えなかったです。続編の「のようなもの のようなもの」が大変良かっただけに肩すかしを喰らったようで残念な映画でした(自分はね)。

ただ、秋吉久美子がエロい!大人のさりげないエロさというか、真っ赤な下着姿がエロい(一見の価値ありw)。
あと、主人公以下仲間達の落語が下手すぎる!これは笑うシーンなんだろうけど、下手すぎて笑えないのが笑えるw
それと、高校生との淫行ギリギリのデート、当時はそういう法律が無く自由だったのかな。
そして、女性達の軽薄な会話口調。「うっそー!やだー!しらないー!なにそれー!」こんな感じなのが時代を感じますw

ストーリーに関しては、行き当たりばったりなのか計算なのか分からないが、ちょっとふざけすぎな感がありました。とくに落語達の悪のり「お天気予想クイズ」のくだり。
マンモス団地って言うんだろうなあ、あの巨大な団地タウン。そのマンモス団地の奥さん達の行動も「お前ら暇人なのか」って感じでなんとも言えなかったですね。
クライマックスシーンの「しんとと」の歩きながらの新落語(創作落語)は、ちょっと哀愁が漂っていて味がありました(このシーンだけは認める)。

総評としては、続編に比べて凡作で無理して観るものでは無かったって感じですか。「しんとと、しんとと・・・」

950シャアダム:2018/10/28(日) 21:53:46 ID:ThfKNmts
◆エヴェレスト 神々の山嶺(いただき) 2016年日本映画

夢枕獏による小説を映画化。エヴェレスト登頂にかける一人の天才登山家とその姿を追いかけるカメラマンの姿を描いた登山映画。

まず感想をいうと、そこそこ面白かったです。どんな登山映画を見ても、命がけのスポーツだなあって思うものの、事故で死んでも自己責任、誰かに強要されたわけでも無く酷い言い方をすれば酔狂・娯楽・自己満足なんだよね。しかし、命がけを掛けても惜しくない生きがいにまで昇華してしまうと、熱い感動があるよなあ。
こういう高い山になると死んでも山に冷凍保存されそのまま、誰も救出にいけないし必要が無い他人に迷惑は掛けない、その覚悟で登るって所が潔いよなあ。登山事故というと、高齢者達や素人が油断して、無理して、舐めて遭難してみんなに迷惑を掛けるイメージしか無いから、こういう生き方は尊敬する部分もあるなあ。

まあ、マロリーさんのフィルムの謎は登頂したからフィルムがあるわけか。同じく登頂したからメモがあるわけで(確定条件では無いが)と言うことかな、マロリーと同じような結果をなぞった運命的な展開というわけなんだな。

話が逸れたけど、前半の天才登山家の羽生 丈二の半生は構成が絶妙で、大変面白く観れました。後半日本映画によく有る感動させようと諄く長くなるお涙頂戴シーンも以外と簡潔にまとまっていてアッサリ気味だし、日本映画によくあるラストのその後(数年後とか)や付け足したようなクドクド説明&感動シーンもなくスパッ!って終わったのは自分好みで賞賛したい。
この映画、本当にエヴェレストで撮ったのかなあ、そうならば、もっと賞賛したいかな。

こういう山を登るだけの映画が退屈だっていう人もいると思うから、人には勧めにくいけど登山シーンがリアルで観ても損はしない映画だと思う。
最後に、1000円(10ドル)で探し人を見つけてくれた少年は、どうやって車で行かなければならない遠くの家の場所を見つけたのかちょっとだけ疑問w

951わんのねこ:2018/10/28(日) 22:15:02 ID:6uxtyrQk
・パパは悪者チャンピオン
プロレス / 家族 / 中年 / 新日本プロレス
B級良作映画。良かった熱かった涙が止まらなかった!
となるのは私が新日ファンだからなのかどうなのか判断がつかない。

ケガを抱えたかってのエースプロレスラーが、再びトップを目指す話。
・家族のために戦うお父さんはかっこいい!
・もう一度夢を掴もうとあがく中年はかっこいい!
・プロレスラーはかっこいい!!
というシンプルな映画。普遍性はあると思う。

肝であるプロレスシーンが棚橋・オカダという
今の新日のツートップなので説得力は抜群。というかただの棚橋オカダ戦である。

北村・岡の異様な存在感。(通路からセコンドにワープしているのはご愛嬌で)
川人サンもいて、2018年ではなく2017年の新日だなという感じ。
ケガでZ1欠場となる期待の若手権藤がクシダというのは、ギャグじゃないけどギャグなのか?
そして口にせずにはいられないギンバエマスクこと田口隆祐の存在感。
わんのねこは田口ジャパンと田口隆佑監督を応援しています。

952シャアダム:2018/10/31(水) 00:04:57 ID:ThfKNmts
◆HOME 愛しの座敷わらし(2012年日本)

岩手県盛岡の田舎に色々な問題を抱えて引っ越してきた家族。引っ越し先のその古風な家には座敷わらしがいて、家族は最初は戸惑うのだが・・という話。

久々に目頭が熱くなってウルッときた良い作品だった。まあ、となりのトトロの亜流とも言えなく無いが、左遷・いじめ・痴呆とかなり深刻な悩みを抱えた家族、となりのトトロもお母さんの病気という不幸を抱えていたわけだが、結構この映画の方がじんわり重く深刻な感じがする。
でも、座敷わらしがもたらした幸運なのか、しだいに家族の絆が深まり、深刻な悩みを跳ね返すくらいの明るさと強い心が育っていく。

しかし、この映画は途中から祖母の痴呆が酷くなり、どこへ向かうのだろうかって観ている者を戸惑わせる。でも、上手い着地点だなあって感じで終わる所がまた良かった。てっきり会社の命令より今の田舎暮らしって決断をするのかと思ったのだが、良い裏切られ方だった。ラスト家族が最初と比べられないほどに心が強くしなやかになったことに感動しました。
良い原作だなあ。まあ、座敷わらしがああいう行動をするのは途中で何となく分かっちゃったけどね。あと、姉が美人で可愛かったし、弟が元気で明るかったし、田舎のサッカー少女やクラスメートも可愛かったのもプラス点かなw父親が上司に愛を語るシーンはちょっとこっぱずかしかったしこれ大丈夫?って思ったわw関係ないけど、長嶋一茂も出ていて、昔観た「ポストマン」の映画を思い出したわ。

ひとつ不満を書けば、ラストのエンディング曲を優しい優しい癒やし癒やしな曲にするよりも、さりげなく元気が出る曲にして欲しかったなあ(まあ、人それぞれだけどね)。
あと、座敷わらしって幸福をもたらすけど効果が切れる(去って行く)と不幸ももたらす存在なんだよね、麻薬のようで本当にいたらちょっと怖いなあw

いい映画だったので、できればみんなに観てもらいたい映画ですね。

953みる子:2018/11/02(金) 14:25:14 ID:2ahjW22U
・ヴェノム
アメイジングならぬアンレイテッド・スパイダーマンかな、くらいに思ってたんですが…
似た印象を抱いた作品は意外にもテッドでした、あのクマの。少しアントマンっぽくもあったかな?
ダークヒーロー映画というよりは、痛い大人の青春物とSFアクションコメディを混ぜたような… 結果的には凄く楽しめたので大満足。

元々 凶悪な存在として知られているから、悪党をブチ殺したところで評価が下がりにくいのは明確な強みですねー。
変幻自在のシンビオートアクションもアイディア満載で面白かったです。あとはとにかくキャラの立て方が上手かったなと。
もう終盤は「うおー ヴェノムすげぇ! かっけぇ!」ではなく「あっ ヴェノムさんが暴れてるぞ」みたいな印象に。

第1作として変に堅苦しく作らなかったことで間口の広い、見やすい作品になったのではないかと思います。
このままバディ要素を強めてもいいし、シリアスに振ってもそれはそれで締まるし… 続編が今から楽しみです。

954:2018/11/03(土) 14:10:49 ID:Ms6hc2Gg
ヴェノム
尺が足りてないと思ったら、40分近くカットされてるんですね
中盤の共生をもうちょい描いてほしかった

次回作あるとして、カーネイジだと戦闘がマンネリしませんかね?

955幻獣ハンター:2018/11/03(土) 23:57:30 ID:LpFE8SRs
カメラを止めるな!
予備知識0で観た。うん、これは一切感想を言ってはいけない映画だ。
これは観た人同士で語り合うだけの映画である。
ただ言えることはこういう映画が話題になるというのは邦画もまだまだ捨てたもんじゃない、
という事と、やっぱり映画産業の斜陽化って作り手の怠慢じゃね?ということ。
不治の病とふにゃらけた恋愛と漫画原作ばっかやってちゃダメでしょ。

956レト:2018/11/04(日) 09:25:42 ID:5xDgiNaU
昔のクライアントの要望が「今までにないものを」だったのが
今は「ヒットしたアレと同じものを」に変わってるとか。

957もにゃら:2018/11/13(火) 22:49:42 ID:j8Dr8S3M
○ゴジラ〜星を喰うもの〜

いやあ凄かったですねえ

ロリっことのセクロスを暗示……じゃなくてガチでボテ腹にするとは

海外配信するはずですが大丈夫か?


怪獣物としてはゴジラ自体が物理攻撃を阻むバリアを備えたりと歴代ゴジラの中でも最強の部類でしたがギドラは輪をかけたチート
因果率もぐちゃぐちゃでついさっきまで話してた相手がもっと前に死んでたりめちゃくちゃや!

958レト:2018/11/14(水) 09:32:17 ID:AgOzZFKw
ゴジラはなんか映画ファンからの評価が凄まじいことになってますね。
あのシリーズでゴジラ終了ではなくゴジラを復活させたハリウッドが落とし前をつけてくれることが救いです。

959みる子:2018/11/14(水) 17:50:59 ID:2ahjW22U
もう何作かは特別出演しておられそうなので、本当に寂しく感じるのはもう少し先になるのかもしれません。
スタン・リー先生のご冥福をお祈りいたします。


・ボヘミアンラプソディ
割とガッツリなゲイ描写には面食らいましたが、まぁそこはそれ。病気発覚後の覚悟を決めたフレディには目頭が熱くなりました。
QUEEN 及びフレディが好きなら必見の作品でしょう。クライマックスのライブエイドはまさに圧巻。

960わんのねこ:2018/11/15(木) 22:31:07 ID:8yXxHsbI
・宇宙の法 黎明編
超能力戦士の大学生が3億3千万年前の地球にいき、
宇宙最強の戦士でミニスカ巨乳美女のレプタリアン星人とイチャイチャしたり、
闇墜ちした親友と戦ったり、別の宇宙からきた蜘蛛と戦ったり、
大川隆法の説法を聞いたりする、大川隆法すげー、っていう映画。

序盤のナスカ大学パートはリップシンクロのずれとかが気になりましたが、
レプタリアンの星からは、ぐっと映像的に素晴らしいものがありますね。
ちょいちょい良いカットがある。

ありきたりな話はありきたりな画しか要求しないけど、
わけわからん話はわけわからん画を要求するのが素晴らしい。

大川隆法役が子安武人から梅原裕一郎にかわりましたね。
なんやかんやで役者のチョイスは好きだったりする。

須田正巳の担当は主神アルファだろうか。

961もにゃら:2018/11/17(土) 03:17:01 ID:j8Dr8S3M
○人魚の眠る家

家族物か、ホラーか?

冒頭が幻想的。小学生達がわいわい言いながら道を行くが誤ってボールをお屋敷に放り込んでしまう
そのボールを取りに来た少年は車椅子で眠る少女を見た…

話としては脳死状態の娘を金と科学技術で生かし続けるが時と共に歪みが拡大し、破綻するという内容

娘さんの父親が電子機器メーカーの社長でしかも脳波操作のロボットアームや、半身不随患者の手足に脳波操作の電極を装着することによる機能回復をテーマに様々な開発を行っていた

それらの応用で脳死状態の娘の横隔膜にペースメーカーを埋め込み、人工呼吸器無しでの呼吸を可能とした
更には半身不随患者用に開発された電極を流用し、機能停止した脳に替わって手元のコントローラーから命令することで簡単な動作も出来るようになり…
データ蓄積とプログラム改良でついにはぬいぐるみを抱き締めて笑みを浮かべるようにさえなる。本人の意思ではなくコントローラーの操作によって

ここに至り、死体を用いたグロテスクな人形遊びではないかと後悔し始めた父親と、頑として娘の死を認めない母親の対立になる

最終的には夢の中で娘の別れの挨拶を聞いて死を受け入れ、延命を取り止め臓器移植のドナーとなる

で、彼女の心臓を移植されたのが…冒頭のボールを取りに行った少年
彼は心臓の鼓動に導かれるように冒頭と同じように道のりを行き、社長宅にたどり着く
だがそこに屋敷はなくただ空き地が広がるのみ…

彼が心臓移植を必要としていたならかなり前から入院していたはずで冒頭の経験が出来たタイミングは無かったように思う
まして社長宅がただの空き地になっていたのは?

感動的でありながらどこか薄ら寒いものを感じさせる映画であった

962シャアダム:2018/11/17(土) 21:32:26 ID:ThfKNmts
◆風とライオン(1975年アメリカ)

舞台は1900年代初頭のモロッコ。モロッコに住むアメリカ人家族が、イスラム系ベルベル人のライズリ(ショーンコネリー)に攫われる。それを知ったルーズベルト大統領は軍隊を送って家族を助けようとする・・という話。

感想を一言で言うと、アメリカ人が思い描いて作ったイスラム系を主人公にした映画って感じ。少し勘違いした日本を描いた「ラストサムライ」と同じにおいがする。かつ、ドイツ(フランスも少しだけ)を悪者にしてアメリカはイスラムに恨み買わないよう結果的に共同戦線の形(&良きライバル)にしたところがあざとくて笑えます。
はっきりいうと、ストーリーが荒唐無稽すぎて全然どのキャラに共感できなかった。ルーズベルト大統領だけかなキャラに共感できたのは。他の人の感想を見ると、主人公の生き様が格好良かった、これぞ男の格好いい生き方!とか書いてあったけど、どう考えてもそこへは至らないかなあ。イスラム国のISとかに入隊しなきゃいいけどw

と言うわけで、細かな感想。
まずタンジールってのはモロッコ北端の街でヨーロッパからの玄関口なんだね。スルタンというのはイスラムの君主で大統領のようなもの。風というのはルーズベルト大統領の比喩でライオンはリフ族のスルタン・ライズリ(主人公)の比喩なんだね。この二人が良きライバルとして描かれてるから題名が「風とライオン」なんだね。さらにリフ族というのはモロッコのリフ山脈を根城にしてるからで、仲間の砂漠の部族はうぇざーんが根城。モロッコ全体のスルタンはモロッコ中央のフェスって所に住んでるのか。
まあここまではいいとして、昔の映画だから許せるってレベルじゃ無いほど、ストーリーがちょっとおかしいと思う(脚本家出てこいレベルw)。主人公に夫を殺されて使用人を殺されて、攫われておもちゃにされて、主人公のどこが男の格好いい生き様だよwそのうえ全てを「アラー」の思し召しの所為にして、ちょっと気にいらない事をした罪人の首を切断したり、指や舌を切ったり、かなり残酷なことを平気でする。そこに尊敬も無いし憧れないなあ〜w
ヒロインも夫を殺されたのに、段々主人公の生き様に共感して、最後は命をかけて(子供の命も危険にさらして)助けようとする(やる必要は無いのに・・)。主人公に惨殺された夫や使用人「私たちはなんだったんだ、家族のために戦ったのに」って声が聞こえてきそうだ。

一方、テディベアと深く関係ある「セオドアルーズベルト」大統領の描写。最初はヒロイン誘拐は対岸の火事で政治利用できるならするけどぐらいのリアル対応。贅沢三昧で最初はいけ好かなかったが、こっちの生き方の方が芯があって「アッラー」の神(この場合キリストかな)の所為にしなくて、それなりに考えていて奥深くて、段々好きになりました。隣でウロチョロしてたのはあの「ロックフェラー」だったんですねw銀行関係で二人は組んでいたって関係かな(歴史はよく知らない)。あと、クマ好きw

ラストは女子供(3人に)に簡単に掌握されるアメリカ海兵隊とライズリVS悪者にされた形のドイツ軍。まるで「ラストサムライ」の突撃シーンの元ネタのようでした。

うーん、自分ははっきりいって面白くは無い映画ですが、戦闘シーンや残酷シーン(首がゴローン、首がブラブラ、切られた舌がポツン)が好きな人には一見の価値はある・・かな。ショーンコネリー(ジャケット写真も格好いい)映画なので期待したけど、かなり残念な映画でした。

963シャアダム:2018/11/19(月) 22:03:15 ID:ThfKNmts
◆グランド・ブダペスト・ホテル(2014年ドイツ・アメリカ合作)

ブダペストホテルのコンシェルジュ(お客様苦情処理係)のグスダヴが懇意にしていたでルッツ城主の老婆マダムDが死んだ。彼は難民の新人ロビーボーイのゼロと友にルッツ城に行くと、そこで遺言により有名な絵『少年と林檎』を受け取る権利を得る。マダムDの息子デミトリは絵を渡したくないがために、グスタヴをマダムÐを殺した殺人犯に仕立て上げ、投獄してしまう。グスタブとゼロは何とか無実を証明してデミトリをやっつけようとするメロウでペーソス感漂うが、それでいて小粋で軽快なコメディ映画でした。

つまり、自分としては大傑作とまではいかないが、見て損はしない余韻が後を引く、小粋(二回目)でいい作品でした。コメディと馬鹿にするなかれ、伏線や細かな仕掛けがふんだんに使われており、やや軽薄な感じはするが、脚本が素晴らしい。日本で言うなら「三谷幸喜」作品に通じるものがありました。それから構成も素晴らしい。小説「ブダペストホテル」を小脇に抱え、その小説の著者の記念碑を訪れる女性のシーンから始まって、著者と孫が生きてる1985年へ、さらに著者とゼロ(お金持ちになった)との出会いの1968年へ、さらにグスタブとゼロの出会いの1938年へ、話が何重にも過去へ遡っていく構成が素晴らしかったですね。ラストは記念碑のある墓地で小説「グランドブダペストホテル」を読む女性で終わるのもよかった。

何度も書くようだが、大傑作、名作とまでは言いたくないが、小粋な昔話でなんとなく心の残る味わいのあるコメディでした。ホテルのオーナーはあの人だったんですね(まあすぐわかることなのだが)。

ラスト付近のゼロ・ムスタファの言葉だけが意味を理解できなかったのが悔しいなあ。ゼロ「彼の世界はとっくの昔に終わっていた・・・」うーん難しくて理解不能。コメディとしてだけでなく、アクション・サスペンス・脱獄物としても楽しめましたw

964わんのねこ:2018/11/21(水) 20:08:19 ID:qyqLstJk
2019年、Gレコ劇場版よっしゃきた!!生きる理由が一つ増えた!!

…まあ、公開予定だかんなあ。期待はほどほどに、かなあ、

965みる子:2018/11/24(土) 05:54:22 ID:biLOAs8c
・ボーダーライン2 ソルジャーズデイ
対メキシコ麻薬カルテル映画の続作。CIAが敵対組織に偽装して麻薬王の愛娘を誘拐、カルテル同士の内戦を画策する… という内容。
前作では常に薄ら笑いのいけ好かないCIA野郎のマット(ジョシュ・ブローリン)が今回ばかりは懊悩してたのは因果応報と言うべきか。

デルトロ演ずる主人公アレハンドロの寡黙ながらも弱き人々に見せる優しさ。特に天使(あえてこう書く)とのやり取りは、
彼の本来の善性を感じさせます。『嘆きの判事』という通称も、かつての彼が正義を全うしようとしすぎたことが由来なんだろうな…

前作同様、常に緊張感が漂うサスペンススリラーという印象は変わらず。中盤、荒野の銃撃戦は短いながらもド派手で大満足でした。
一方でアレハンドロの相手役が女性で亡くなった娘を想い起こさせる、という部分が前作と似すぎていてそこは一捻り欲しかった。
チンピラ少年の下りも、本編への絡ませ方にちょっと無理があったなぁと。密入国ビジネス自体は不気味な根深さを感じました。


銃夢もアクアマンも来年になってしまったので12月はマジで観に行くものがない… ガンダムNTくらいか。

966シャアダム:2018/11/24(土) 12:25:39 ID:ThfKNmts
◆悲しみよこんにちは(原題:Bonjour Tristesse=悲哀よ、こんにちは)1958年米英合作

暇をもてあましたお金持ち達がパリピ(パーティーピーポー)して、ウエーイ、ウエーイ(イエーイかな)して、愛人(遊び相手)をとっかえひっかえして、最初は楽しくやがて悲しき物語でした。

舞台はフランス市街での日常(白黒=現在)と去年のフランスの避暑地リビエラの別荘での出来事(カラー=過去)。現在を白黒で描くことで、今はあまり幸せでは無いことを表現してるのかも知れない。
主人公は勉強嫌いで、遊び人の父親の影響で、男性に対して開放的な性格で、退屈しのぎ(試験に落ちた憂さ晴らし)にリゾートで色々な遊びにいそしむ父親同様の遊び人の学生。明るく可愛い系の美少女で男にはモテモテ。
エルザ(父親のひと夏の遊び相手)と父親の3人で別荘に来て遊んでいたが、そこへ死んだ母の友人アンヌがやってきた。父親はエルザそっちのけでアンヌにお熱になり、ついに結婚しようと言い出す。主人公のセシール(娘)は、すでに新妻気分のアンヌに勉強勉強と口うるさく言われ、恋人と会うことも禁止され、疎ましく思い、なんとか父親と別れさせようと計画を練るのだが・・という話でした。

感想:まず主人公が超ショートカットなのだがチョロチョロしていて可愛い(ネズミっぽいw)。あと赤・青・黄色(毎回でる度に水着の色が変わるのは監督のあざとい戦略を感じる)の昔の水着姿も微エロ可愛い。父親のレイモン(デビッドニーブン)は糞な遊び人で飽きるとすぐ女を取り替える糞野郎だが、陽気で気にしないさっぱりとした性格でどこか憎めない感じ(妻に死なれたのが原因?あと娘がいないと寂しがる娘依存症な所も)。
愛人のエルザは陽気なちょっとお馬鹿な美人だが、ギャンブルにはめっちゃ強い。周りを明るくしてくれる。アンヌは他の人(ここに出てくる金持ち連中よりはw)は貞操観念がしっかりしていて、口うるさい教育ママ的な正確なクール美人。あとは、こいつら遊び人を悪(ワル)と思いながらも別荘でメイドをしているアルバティーヌ(彼らの軽薄な行動や貞操観念が気に入らなくて、キゲンが悪いときは妹のレオンティーヌ・クローティーヌになったりするw)。
ほかにもパリピ・ウエーイな金持ちの美男美女(オバサンも)が何人出てきて、彼らと遊ぶのだがあまり話に関係ないので省略。

正直言って、軽薄なお金持ち達のどうでもいい恋のさや当てどうでもいい嫉妬で悲劇が起こって、それを忘れようとさらに遊び人になってしまったという話で、雲の上のような世界でのちょっとアホらしい気もする悲劇で自分はあまり感動はしなかったが、こういう世界もあるんだなあって観てました。
でも、二回目の鑑賞で、お金持ちにもお金持ちのなり悩みがあって(貧乏人にとっては羨ましい贅沢な悩み)、今まで、自己中心的な軽薄な幸福と遊び倒す楽しさなどしか感じなかった主人公が悲しみと言う感情を知る、とらえ方によっては深い物語かなってそういう理解もできました。捉え方によって色々印象が変わる映画だなって感じました。
ラストに今度は気分転換にイタリアの避暑地に行くようで、深い悲しみを陽気な楽しさで糊塗することができますかな?

この映画で印象に残った言葉は「人生では何かに酔うべきだ、恋にでも成功にでも失敗にでも」かな。まあ、よくある言葉を言い換えただけの名言なんだけどねw

まあ、一度は観て欲しい昔の有名作って所ですか。毎日がこんな贅沢で楽しい生活ばっかりだったら、人間駄目になるよなあ(羨ましいけどね)・・うぇーい!たのしー(某ケモフレ風に)

967シャアダム:2018/12/02(日) 02:58:52 ID:ThfKNmts
◆劇場版 怪談レストラン(2010年日本)

TVアニメ版も原作も知らないから、よく分らないのだけど、怪談を提供するレストランなのか?オカルティック事件の解決に協力するお化けや妖怪が住むレストランっぽい。前菜はアニメーションでメインディッシュは実写で謎の消失事件を解決する3人の男女(中学生)が主役のオカルトホラーな映画でした。
アニメ「学校の怪談」「ゴーストハント」「花子さんが来た」やゲーム「トワイライトシンドローム」「夕闇通り探検隊」を想起させるような内容でした。あと三谷幸喜の「王様のレストラン」もパロっているのかなあw

たまには肩のこらないあまり考えなくていい子供向けの映画を見て、ボーとしてみていたいと言うことでこれを鑑賞しました。大人にとっては腰砕けなシーンも多いのですが、子供にとっては中々の面白映画になっていると思えました。
アニメーションパート(第一部)と実写パート(第二部)は同じ死神メール事件を違う男女三人が謎を解く構成でしたが、アニメーションは謎を残したままアッサリ解決パターンで実写は真実をより追求した形で終わる感じでした。どちらも自分が子供だったら面白く観れただろうなあって中々の良い出来な映画だと思います。
ただ、剛力彩芽さんの演技がしつこくて耳にキンキンして、ワンパターンでもういいよって感じでした。「なんなのよ〜」
あと、悪魔妖怪お化け退治の道具が可愛くて馬鹿馬鹿しくてちょっと笑いました(子供にはバカウケしそうですが)。

お手軽に観れて、家族で楽しめるし、笑いを含んだあまりグロくない恐怖シーンが多く、心臓が弱い人でも多分安心楽しめる映画だと思います。
ギャグが過剰演出でそこは生暖かい目で見てやって下さいw

968シャアダム:2018/12/04(火) 13:11:46 ID:ThfKNmts
◆舞子はレディ(2014年 日本)

青森からやってきた訛りの酷い少女・春子が舞妓を目指すため単身京都にやってきた、成長&お仕事&ミュージカル映画。
題名は有名な外国映画「マイフェアレディ」をパロったものだと思われるw内容も似てるっぽい。

内容を知らず観始めたのだが、意外と面白く嵌まってしまった。ただ、急に歌い出したときは自分の嫌いな「ミュージカル映画」かよ、って少し落胆。アカデミー賞作品「ララランド」が意外に面白くなく、ますますミュージカル映画が苦手になった事を思い出してしまった。
しかし、歌の内容が「浮かれた恋」を歌ったもので無く、「舞子としての心得」や「主人公の心情」「日頃の鬱憤を晴らすような楽しい音楽」だったので、飽きずに聞いていられた。はっきりいってアカデミー賞「ララランド」より絶対こっちの方が上だと思う(日本人だからかなw)。

「西郷どん」でよく聞いた鹿児島弁(かごんまべん)がここでも聞けて「ニヤリ」となりました。それにしても、方言をうまく話せないと仕事(舞妓・芸妓の)にならないのは世界中でも京都ぐらいじゃないのかなあ(それはそれで凄いね)。京都弁を話さない人には冷たいのは嫌な慣習だけどね(あと一見さんにも冷たい)。
まあ、水商売って一面もあるけど、一生を捧げる覚悟が無きゃできないある意味誇り高い仕事だよなあ。

あと、舞妓たちが宝塚女優のように跳ねたり飛んだりして踊るシーンや音楽が結構楽しかった、自分でもなんとか楽しめる「ミュージカル映画」でした。ちょっとだけ歌のシーンが多くてしつこく感じたかなあ。(歌が無かったら一時間半ぐらいで終わっていたねw)。

総評としてはお仕事&成長映画としては「えらい面白かったどすえ」ですね。「ミュージカル」部分は昔やったゲーム「サクラ大戦」を思い出すメロディでした。みんなにも観て欲しい一本ですね。

他の感想としては「京都の雨は大概盆に降る」ってどういう意味なんだろうか?「マイフェアレディ」のパロとは知ってるけど。
それと「濱田岳」さんぽっちゃりして太ったなあw「おいど」(踊りの先生がこればっかり言ってしつこいw)っておしりのことなんだねw

969みる子:2018/12/05(水) 08:22:23 ID:2ahjW22U
・機動戦士ガンダムNT
UCがZZの遺産なら、外伝の今作はZの遺産という感じでしょうか。NTと付くだけあってニュータイプ、強化人間関連の裏話が多く、
90分ほどの尺ながらも完結までキチッと描いてくれたので鑑賞後感が良かったです。
UCでは一連のサイコなんたら云々がフワッとした描写のまま話がズンズンと進んでしまって置いてけぼり感があったのですが、
今作は劇中で起きた現象を(かつての富野監督がどんな意図で生み出したかは別として)どうにか理論付けて説明してくれたのが好印象でした。

キャラクターは色々と複雑なヒロイン、ミシェルさんと清々しいまでの悪役ゾルタンが良かったですね。ゾルタンはホント輝いていた。
ナラティブはνが元型のようだけど… 後継機かな? サイコジオングはよくわからんけど凄かった。個人的にはカッコいいディジェが観れたので満足でした。

970シャアダム:2018/12/08(土) 23:16:14 ID:ThfKNmts
◆アフガンレポート(原題:KAJAKI TURE STORY 2014年 イギリス・ヨルダン合作)

2001年のアメリカ同時多発テロ事件により始まったアフガニスタン紛争。テロ犯の首謀者とみられるタリバン政権庇護下の組織アルカイダを壊滅させるべくアメリカ・イギリスなどの連合がアフガニスタンに軍を派遣した。
そして2006年、再びタリバンの活動が活発になったヘルマンド州のカジャキ・ダム周辺に駐屯するイギリス軍で起こった地雷による悲劇を描いたノンフィクション映画。

物語は25分までは人物紹介とタリバン兵士達との小競り合いの日常が描かれる。そして物語が大きく動き出すのは27分頃。ここからから地雷による連続的な悲劇が始まる構成でした。
地雷の威力は見た目はさほど大規模でも無く、踏んだ人間の一部を破壊する(脚を吹き飛ばす、胸をえぐるなど)規模でしたが、それはすぐに救助できない状態だと、死ぬまでの時間が長くなると言う残酷な兵器なんだなあってこの映画を見て感じました。
この地雷がアフガンの地に1000万個もソ連軍が埋めたという事実、ソ連軍よ戦争が終わったなら(休戦・撤退したなら)責任を持って回収しろよって言いたいな(どこに埋めたかも分からず、撤去費用などが馬鹿にならないからだろうが)。
まあ、この映画の場合、連続的に地雷を踏むうっかり軍人さんがいて、かなり悲惨な事になるのだが、絶望では無かった(絶望感は感じなかった)かなあ。だって周りに戦闘・救助のプロフェッショナルが何十人といるかならあ。これが、素人数人なら絶望かも知れない。
それでも、油断したら地雷を踏むって状況はドキドキして不謹慎だが映画として面白かったです。ちょっと落ち着いて笑いを取る人も出てきてって状況でいきなり地雷を踏んで爆発して新たな被害者が出てドキッとするって感じでした。

せっかく助けに来たヘリコプターも、それが起こす風で石が飛んで地雷に当たってまた爆発。水を渡そうとして油断して爆発。悲惨なのは何度も爆発に巻き込まれたピアスン。お前よく生きてるなあ、運が悪いなあってその頑丈さや運の悪さに少し笑いがでてしまいました(失礼)。
いやあ後半は、怪我の酷さや状況の悪さ、ヘリコプターが中々来ないって物語はドロドロで痛々しく目をそらしたくなりましたね。

やっぱりトリアージ度が一番高かった腕がもげそうな人(医者だと思う)は事故の当日になくなりましたか(一番みんなを励まして頑張ってましたね)。
あとで思うと、最初の子供が爆弾で魚を捕るシーンが印象的ですね。アフガンでは子供は武器を取り爆弾をおもちゃのように使っているって言いたかったのでしょうか。

とにかく、怪我がリアルでグロいけど中々面白い映画ではありました。ただ、ちょっとヘリが来るまでの苦しみを和らげようとするシーンが長くダレたかなあ(自分はね)。
戦争・紛争(だけでなく怪我するような諍いも)は悲惨で残酷で苦痛。戦争ゲームを楽しんでる人もたまにはそう思って欲しいかな。

971:2018/12/15(土) 18:36:51 ID:1kmGtYQ.
ブロリー
野沢 雅子さん、神と神のときは限界っぽかったのに
テレビシリーズを通して復活してる……
どういうことなの

ドラゴンボールはアクションしてれば良いんだろにほのかなアクション
割と最高でした

個人的なベストは一時間ぼこられ続けるフリーザ様です

972ビックリバコ:2018/12/16(日) 21:23:54 ID:YVgM5.Gg
・ボヘミアン・ラプソティ
この映画は音響のいい映画館で見るべきですね。
主演の役者さんも良かったけど、メンバーの金髪もいい味出してました。

973感想下記:2018/12/23(日) 19:27:44 ID:3ILS2jFg
ニセコイ(映画版)

この感想は駄文でありネタバレを多数含みます、まだ未見のかたは避けることをおすすめします。







まず一言


この映画に続編はない。ニセコイの映画はこれで終わりフィニッシュだ。













・ストーリーについて
ニセコイ25巻までやりきります(真顔)。
嘘じゃないんです、ニセコイ25巻までやり切るんです!!!!(迫真)
うん、こんなこと言っていたらうそつきノーランドみたいに思われるかもしれないんですが、本当なんです(必死)

見る前の僕
あーきっとロミジュリぐらいまでやって
千棘が楽のこと好きだって気づいて終わりだろ
アニメ1期のカムバック、その後の展開に期待だね。

はい、この時の僕は「ゴブリン?そんなの楽勝だろ!」
とかいうゴブスレ1話の戦士みたいな心持ちでした。
完全にこれは何かおかしい…ということに気づくのは中盤ごろでした

え、え、鍵を持っているのは小野寺さんだけ!?
しかも過去の記憶が残っているだとぉ!!

なんでしょうか、この小野寺さんが強くてニューゲームの状態は…
でもこの作品はニセコイ、小野寺さんが強くてニューゲームでも…その結末は…
まずい、この装備状態からのスタートは、ニセコイRTAだ!!!


・ニセコイRTA(re-onoderasan-kawaisou time atack)
これについては真ん中辺りまでおおよそ事前の予想通りでした。
まあ自称ニセコイ狂信者の感想下記先生ならこのぐらいの予想は当たり前(自画自賛)

終盤から壮大にチャート崩壊をおこしています。
というかこんな展開になるなんて、海のリハクの目を持ってしても、無理なんじゃないでしょうか。

鍵関連の女の子の夢からスタート

千棘転校、ビーハイブとの抗争開始

抗争を止めるためニセコイをする羽目になる

学校中にカップルであることをアッピルする羽目になる

マリー登場、ニセコイが本当かどうかが問題になる

みんなで仲良く勉強会をしながら交友を深める

修学旅行イベント出現、この旅行中に温泉、肝試し、置き去りダッシュの修羅場が見れるぞ!!

このあたりまではおおよそ予想通りでした。
序盤に関しては、ニセコイのキーイベントを回収して、ロミジュリやって仲直りして終了ーだよねーと内心見くびっていました。


が修学旅行前後から物語が異質なものになります、エヴァの新劇場版:破みたいな感じですね!(多分ちがう)
まあいろいろあってニセコイが完結するのですが、ストーリーの異質な点として、鍵1本体制が大きいと考えます
(2に続く)

974感想下記:2018/12/23(日) 19:28:30 ID:3ILS2jFg
ニセコイ(映画版)その2

この感想は駄文でありネタバレを多数含みます、まだ未見のかたは避けることをおすすめします。



















・鍵は1つしかないから…
なんと鍵はひとつしかないです、しかもキーブレード使いも小野寺さんのみ
さらにさらに過去の記憶ものこっており、自分が昔約束した女の子であることも小野寺さんは覚えている
こんなの絶対勝ち確じゃないか!!(余裕)
慢心王じゃなくても慢心できる状態。デュエルでいえばもはや相手のライフは100、削りきればこちらの勝ちみたいなもんですよ!!!

そう漫画と違い引き伸ばす必要がない映画はいきなり鍵問題がクライマックスだった

・たったひとりの最終決戦〜運命に挑んだヒロイン 小野寺さん〜
えーっと、とてもいいづらい話なんですが、この状況でも小野寺さんは負けます。
「どうせ覚えてないと思うし」とか言ったり、千棘ちゃんの応援していたら
ロミジュリやっている最中にぐんぐんと楽の千棘に対する好感度が上がっていきます
多分パチスロで連チャンしている時ってこんな感じなんだろうなーというぐらいに千棘ラッシュが続きます。

そんなこんなでタイミングを逃します(無慈悲)

で、ロミジュリが終わり千棘がほぼメインヒロイン当確!
落選確定のお通夜状態になった選挙事務所みたいなテンションで小野寺さんの最終決戦がはじまるのです…

原作ではロミジュリが終わったあと、小野寺さんが再度ジュリエットをおこない、幸せな気持ちになれるのですが…
映画は違います、小野寺さんはすでに覚悟を決めた状態で屋上に待ちわびてました…
ここから25巻の展開にワープします、クロノトリガーでゴミ箱を調べたらいきなりラヴォスの日に飛んだようなもんです。

ここで小野寺さんが自分が約束の女の子であると話て鍵がサクッと開きます、原作だと25巻かかりましたが、2時間映画の中であきます。
鍵をサクッと開けたらニセコイが終わる終わると連載中みんなでいっていましたが、サクっと開けられます。
出てきたのは原作と同じ、ビーズでできた指輪…

「指輪どうしてここで出る!指輪!おまえの役目は最後だぞ?だめじゃないか!小野寺さんを悲しめるやつが出てきちゃ!!!」

もうこの時点で僕の心は深い悲しみに包まれた、いや…それは早すぎる、なんでこんな悲しいをこんな早くに…
開けた時点でどう考えても楽の心が千棘に向かっているために、敗北エンド必須の状況
小野寺さんのイデルートは変えれない状態に

そんなイデルート真っ最中に小野寺さんは告白しちゃいます

そして「大好き」と告白して
楽に「千棘が好きだから」と返され崩御します

いやーこのシーンが本当にすごかった、お涙頂戴の純愛ラブストーリーではないニセコイにおいてここまで壮絶な展開を見せられるとは
どう考えても小野寺さんかわいそうだろ!?
(ただ一方で楽、千棘カップルも応援したくなるような状況であったので致し方ないのかなぁと納得できるっちゃできるんですけどね…)

というか次回作は!?こんな終わらすような流れにしたら九州編は!?最終決戦は!?
え、そのまま千棘を追い掛けて告白して二人は幸せなキスをして終了、NKT…
こんなのって こんなのってないよー!!(レイアース感)

・「納得がいく最終回ができる奴なんてなぁ…… 普段セーブして描いてる奴だよ!」by 流れ星超一郎(吼えろペンより)

なんて気持ちを持った時に自分としての甘さがあったなと思いました。
考えてみろよ、ニセコイの次回作があると思うか?
このあとチャンスがくる、そんな風に楽観視できる要素がどこにあった?

ファンは続きがあるといい、話が続くといいなんて無責任なことが言えるけど
制作スタッフに与えられるのは一度だけ、その一度に全力を注ぎ完成度の高いものを作る

それがプロとして当たり前だよなぁ!?

それに俺自身がいつもいっているじゃないか、ニセコイは最初と最後が一番面白いって!

ここ最近の映画はアヴェンジャーズしかりシリーズ化して、そのファンを引っ張ろう、引っ張ろうする作品を作る
だから次回作を考えて映画を作るのが当たり前なんて思う悪習が広がる
違う、そうじゃない、映画、いや映像作品なんて一本で満足できるものを作るのが基本なんだ

このスタンスを徹底し、あとにも先にもこの一作でニセコイは完成したと言われるような作品を作ったスタッフの皆様のご尽力に
いちファンながらも感謝せねばと思いました、素晴らしい映画をありがとうございました。

975感想下記:2018/12/23(日) 19:32:51 ID:3ILS2jFg
ニセコイ(映画版)その3

この感想は駄文でありネタバレを多数含みます、まだ未見のかたは避けることをおすすめします。

















では次に今作品の悪い点を…


・悪い点
「今から名前をよぶ!つぐみ!マリー!るり!」

「「「はい!!!」」」

「お前らは補欠だ!」

「「「!?」」」

かつて僕はこの作品の予想をするときに以下の予想を書いた

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ニセコイ談義場
289: 感想下記 :2018/04/14(土) 22:52:24 ID:3ILS2jFg より抜粋

「もともと中学時代から知り合いだった女の子のことがカワイイと思いながらも
新たに出現した転校生と偽恋契約をしているうちにそっちの子との仲がどんどん良くなっていくお話」

というシンプルな話にもっていくのが妥当なのではないかと思います。
うん、字面にしてみると小野寺サイドからすれば本当ひどい話だな!
これ!やっぱり二股じゃないか…(呆れ)

時間的な制約や内容をわかりやすくシンプルにすることを念頭におけば
つぐみ、マリーはリストラですね(無慈悲)
流石に小野寺さんと千棘ちゃんの話を掘らないといけないところに追加の二人の話をやるのは物理的に困難が予想されます。
春ちゃんと結姉さん、ムリムリそこまで話つめれないー
この時点でニセコイの魅力のマルチヒロインシステムが崩壊しそうなのでもう破滅が見えてきそうな感じです。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

すごい、もうこの時点でこんな話になることが予想できてたじゃないか!!!
なのになぜ直前で次回作もあるかもとか、とちくるった発言をしているんだ…(呆れ)

はい、RTAの関係上マルチヒロインは崩壊しています。
そりゃそうですよね、エンディングまでのフラグをいかにして解除していくかがポイントですし(白目)

予想に反して結構番宣にでている島崎さんのマリーがチョイ役です。
病弱設定、家の問題?なにそれ美味しいのというぐらい、ストーリーにでてきません
所詮マリーは後付けの敗北者じゃけぇんのぉ…(悲哀)

というかトリプルヒロインオーラを事前に出しときながらマリーがチョイ役なのは割と詐欺だと思います。
つぐみとるりちゃんは当初からチョイ役でやりますよーとかいってたからしょうがないなーで済むが
マリーをこの程度で終了させるならはじめからリストラにしてもいいのではないかと言いたくなるレベル

この点に関してだけは問題があると思います。
マリーがでなきゃファンが暴動を起こすから出した、島崎さんがネームバリューがあるから器用した
そんな邪推を起こしかねないレベルだったのでその点に関しては色々卑怯だと思います。

と、悪い点はこのぐらいですね。他に関しては概ね満足いきました

976感想下記:2018/12/23(日) 19:33:58 ID:3ILS2jFg
ニセコイ(映画版)その4

この感想は駄文でありネタバレを多数含みます、まだ未見のかたは避けることをおすすめします。

















では次に今作品の良い点を…

・良かった点
リアル小野寺さん

はい、主演の池間さんという小野寺さん役の女優がかわいいです。
見た瞬間に3次元に小野寺さんが降臨したと思えるかわいさです。

実をいうとニセコイの映画の際にこの池間さんというのに一番期待をしていなかったです(爆)
というか湘北の不安要素「素人 桜木」みたいな印象しか自分は持てなかったです。

どうみても表情硬いし
ただ若くて可愛いだけの素人っぽいし
芸歴もそんな長くないし
そもそも小野寺さんの可愛さを再現するのは困難だろうし

当初の予想ではこの子が無難な演技で小野寺さんをやって、千棘ちゃんよかったねの話にしてくれる
まあ対して感情移入もさせるような話にはならないし、いろんなショックが和らいで逆に良いと
そんな予想を実はしていました

が、開始数分でその考えは間違いだと気づきます。
カメラとかのアングルやとり方、映像の補正とかそういったものなのか、そもそもこの子が可愛いのか
どちらかわかりませんが、初めて映画館に現れた時の心のひとことが

「あ、小野寺さんだ」

というものでした。あ、これは小野寺さん、うん小野寺さんがでてるね。
そうだ、小野寺さんは実在したんだ!(ラピュタ感)
と軽い衝撃を受け、その後も大活躍

特に終盤の手の感触寺さん、スケッチ寺さん、怪我寺さん、告白寺さん
と凄まじくかわいい小野寺さんを量産します。
とにかくいい子でお人好しです。

あと映画ではロミジュリを提案するのは小野寺さんなのですが
結末がわかった上でそのシーンを見てた自分は、やめてくれー!!!という心の声がさけんでしまいました。

小野寺さんに関しては完璧です。もう小野寺さんだけ見て楽しめるって人は見たほうがいいです。
嘘だと思って劇場でこの子を見てください!僕の言っていることが本当だと思います。

ただし、あまりにも小野寺さんすぎて、失恋シーンでかつてのニセコイの記憶がフラッシュバックする危険性もありますがね!!!

千棘ちゃん
えーっと一方で中条さんはふつうです。
千棘っぽいですが…千棘じゃないです、ふつうの女の子です。
恋に悩み、友情に悩む、がさつな女の子です。
今回の読み切りの千棘は映画準拠だったのかなとも思います。

が、それがいい

あまり原作と比べ暴力的ではなく、序盤から楽のことを思ってくれるし、可愛げがあります。
そりゃこんな子とニセコイとか言われながらも登下校したら恋愛モードに入りますよねえ!!!

というかこの子の素朴に楽が会話する感じがすごく仲の良い二人という感じがでてとても良いです。
うんここまで仲良くしていてこの子に傾いたらそりゃ小野寺さんが来ても断る、仕方ないね
そうまで言える描写をしていたのはとても素晴らしかったです。

楽君
序盤の印象はこんなナヨっているやつに楽をやらしてもなー
チョロそうだし、キャラにあってないんじゃ…
というところがスタートなんですが

終盤の千棘を大事にすると決めてからの男気は本当にカッコイイです。
俺は千棘が好きだって気づいたからなんだってやってやる!!
という本気度が画面越しにも伝わってくる

特に千棘を追い掛けるシーンではつぐみに阻まれ、クロードにも阻まれるのですが
つぐみに対しては自ら土下座し、アイツの事を追いたいと懇願
クロードには銃を突きつけられても俺は本気だから引かないとメンチ切ってく
原作よりも主人公してますね…これは…

しかも千棘ちゃんにも自分から告白しているし…
楽に関しては原作よりもなんかカッコよくなってます
Sexy zoneの中島さんのいつもはチャラいけど、本気の時はガチの演技というのはこういうものかと思いました。


駄文をいろいろ書きましたが総じて良い作品だと思います。
ヒットするかどうかは別としてニセコイを読んだことがある人
ハマったことがある人なら一度は見といたほうがよいと思います(こなみ)

977:2018/12/24(月) 07:02:46 ID:nURmo6B.
感想下記さんの感想が面白かったです(小並感)

978名無し:2018/12/24(月) 13:08:58 ID:QV2.Ebcg
めっちゃ早口で言ってそう(いい意味で

979秋あかね ◆1vQiJfbNcU:2018/12/24(月) 14:48:24 ID:A.Gl9A2U
さすが感想下記さんだ、ニセコイを語らせたらすさまじい熱量。
これは映画が気になってきたなあ。
ツイッターでもジャンプ感想勢で観てきた人がいて、好評なんですよね。

980フーガ:2018/12/24(月) 20:03:40 ID:.l4G.RCY
感想下記さんの感想が読みたいので(現時点で読んでない)、映画見ようかな。

981シャアダム:2018/12/31(月) 02:45:51 ID:ThfKNmts
◆レディ・プレイヤー1(原題: Ready Player One=一番目のプレイヤー準備完了)2018年アメリカ

てっきり、女性プレイヤーの話かと思ったら、LadyじゃなくてReady(準備ができている、手早い)ねw
今年ネットゲーム的な内容で大ヒット大好評なのは知っていたので、ネットゲーム大好き人間達が持ち上げてるだけなのかなって疑って見始めたけど、意外と面白かったかな。
ゲーム大好き人間だけじゃ無くて、1980年代ポップカルチャーが好きな人や昔の映画が大好きな人向けにも作ってあって、スピルバーグの戦略に見事に取り込まれてしまったわw

とくに「シャイニング」でいたなあ双子のお化けや幽霊のパーティや斧を持った狂った小説家、あと初代ガンダムもずるいや、チュンリーやタートルズやアイアンジャイアントやメカゴジラもデロリアンもずるいやw
映画のストーリーが良くできてるんじゃなくて、懐かしの有名キャラクターが夢の対決をするのが楽しいエンターテーメントに特化した映画でした(やっぱズルいや、仮面ライダー大集合といっしょで、楽しいのは当たり前)。

あと、人類の未来はヴァーチャル世界が第二のリアルになるんだ、現実重視なんて古臭い、電子世界に逃げて何が悪い、とか主張してる映画だったら、唾はきかけてやりたかったが、現実は大事だよ、ゲームばっかりやってたらアカンよってメッセージがあって、良かった良かったw
でもひねたやつが、キスもセックスも食べる味も、ネット世界でも体験できるようになるぞ、みたいなことを言うんだろうなあ。
そういう意味では、最新映像の今時のネット世界中心の物語なんだけど、考え方は古臭い映画なのかもね(自分はリアルを大事にする派なので、その点は好きだけどね)。

欲を言えば、もっと色んなキャラクターに変身して欲しかったなあ。あと、事件が解決してからのエピローグやモノローグやクレジットが長いかな。

そういえば、アイアインジャイアントはまだ観てないので観たくなった。あと、ヴァンヘイレンの「ジャンプ」は流して欲しかったなあ。あとソリと薔薇のつぼみは、最近観た「市民ケーン」だっけ?
あと、ラストの戦闘シーンは「スターウォーズ・帝国の逆襲」っぽかったなあ、あと・・。

982シャアダム:2018/12/31(月) 06:54:05 ID:ThfKNmts
◆レディ・ガイ(原題: The Assignment=その任務)2016年アメリカ

今度のレディは女性って意味ですwレディ・ガイだから女男・・つまり「女に性転換した男」って意味かな。
内容は、弟を殺された性転換や整形の天才女医が弟を殺した殺し屋フランク・キッチン を捕まえて女性に強制的に性転換してしまう(罰を与えるために)。
外見は女性となった主人公の殺し屋フランクは、裏切った組織と女医に復讐しようとする、ちょっと変わったハードボイルド映画。主人公と女医の回想やモノローグで話は進みます。

率直な感想、性転換で女になった殺し屋という部分を除けば、そこまで面白くも、意外性も無い、淡々と進む、普通の女医と主人公の復讐物語って感じ。
もっと、女になってしまった主人公の戸惑いや女としての日常生活での失敗や違和感や男との違いを強調する話なのかなって思ったけど、そこまで突っ込んでないというか、おっぱいが大きくなって、おちんちんが無い!で一回だけ叫んで、あとは悩んでもしょうが無い復讐しようってサラッと物語は進んだなあw
殺しのプロも他の知識には疎いのか、医者に男に戻れるかって聞いてるところが、今時素人でも分かるわ、おちんちん切っちゃって無くしちゃったら、元に戻れるわけ無いだろって突っ込みたくなったわ(いつかはIPS細胞でおちんちんも再生できるかもな)w

ハードボイルドアクションの方はまあ、普通、特筆するところは無かった。ただ、話の構成がやや複雑で、女医の家で起こった殺人事件に始まり、女医の精神鑑定シーンから、過去の出来事に戻ったり、語り部が殺し屋主人公に変わったり、面白く見せようと頑張ってるのがうかがえましたね。
殺し屋アクション映画というよりは、女医と殺し屋、どっちがより倫理的に間違ってるか、どちらの主張がより悪なのか、どちらの仕打ちが残酷なのか、ちょっと哲学的な臭いのする映画でした。悪人VS悪人+周りのやつもみんな悪人、精神鑑定の医者も感じ悪いって感じ。

あと、主人公は最初は男なのだが、明らかに髭を付けてるだけで女優が男装してる(顔と肌が綺麗すぎ。裸体が下の方まで男なのは特殊メイク?男の体と合成?)って分かるし、吹き替えの声も男の時から女性声だし、なんだかな〜。セックスシーンも最初っからレズ(女同士)にしか見えないのも失敗じゃ無いかなあw
あと、前半は淡々と語ってばかりで物語が動かず、あまり面白くなかったです。もう少し性に関して突っ込んで欲しかったかなあ(それが売りなのに)。

ラスト、てっきり性転換の復讐で女医のおっぱいでも取っちゃうと思ったら、生きがいの方を取っちゃいましたね。もっと残酷でしたね。やるせなさが残る映画でした。

983シャアダム:2018/12/31(月) 06:55:31 ID:ThfKNmts
◆レディ・ガイ(原題: The Assignment=その任務)2016年アメリカ

今度のレディは女性って意味ですwレディ・ガイだから女男・・つまり「女に性転換した男」って意味かな。
内容は、弟を殺された性転換や整形の天才女医が弟を殺した殺し屋フランク・キッチン を捕まえて女性に強制的に性転換してしまう(罰を与えるために)。
外見は女性となった主人公の殺し屋フランクは、裏切った組織と女医に復讐しようとする、ちょっと変わったハードボイルド映画。主人公と女医の回想やモノローグで話は進みます。

率直な感想、性転換で女になった殺し屋という部分を除けば、そこまで面白くも、意外性も無い、淡々と進む、普通の女医と主人公の復讐物語って感じ。
もっと、女になってしまった主人公の戸惑いや女としての日常生活での失敗や違和感や男との違いを強調する話なのかなって思ったけど、そこまで突っ込んでないというか、おっぱいが大きくなって、おちんちんが無い!で一回だけ叫んで、あとは悩んでもしょうが無い復讐しようってサラッと物語は進んだなあw
殺しのプロも他の知識には疎いのか、医者に男に戻れるかって聞いてるところが、今時素人でも分かるわ、おちんちん切っちゃって無くしちゃったら、元に戻れるわけ無いだろって突っ込みたくなったわ(いつかはIPS細胞でおちんちんも再生できるかもな)w

ハードボイルドアクションの方はまあ、普通、特筆するところは無かった。ただ、話の構成がやや複雑で、女医の家で起こった殺人事件に始まり、女医の精神鑑定シーンから、過去の出来事に戻ったり、語り部が殺し屋主人公に変わったり、面白く見せようと頑張ってるのがうかがえましたね。
殺し屋アクション映画というよりは、女医と殺し屋、どっちがより倫理的に間違ってるか、どちらの主張がより悪なのか、どちらの仕打ちが残酷なのか、ちょっと哲学的な臭いのする映画でした。悪人VS悪人+周りのやつもみんな悪人、精神鑑定の医者も感じ悪いって感じ。

あと、主人公は最初は男なのだが、明らかに髭を付けてるだけで女優が男装してる(顔と肌が綺麗すぎ。裸体が下の方まで男なのは特殊メイク?男の体と合成?)って分かるし、吹き替えの声も男の時から女性声だし、なんだかな〜。セックスシーンも最初っからレズ(女同士)にしか見えないのも失敗じゃ無いかなあw
あと、前半は淡々と語ってばかりで物語が動かず、あまり面白くなかったです。もう少し性に関して突っ込んで欲しかったかなあ(それが売りなのに)。

ラスト、てっきり性転換の復讐で女医のおっぱいでも取っちゃうと思ったら、生きがいの方を取っちゃいましたね。もっと残酷でしたね。やるせなさが残る映画でした。

984わんのねこ:2018/12/31(月) 17:02:52 ID:Xt/bWbkA
・劇場版ドラゴンボール超ブロリー
ドラゴンボール / アクション / 東映アニメーション / 長峯達也

GO!ブロリーGO!GO!
あらすじ。ブロリーが地球にきたぞ、ブロリーは超強いぞ。以上。

鳥山明の感性と、オマージュというかたちで散りばめられる山内重保の感性、
を長峯達也が洗練された王道お祭り映画に纏めあげた傑作。
長峯達也の美徳は、研究することを怠らず、良いものは良いと素直に認められ、
任せられるものは担当の人間に全部任せることができることですね。

旧作のブロリーがサイヤ人の突然変異・悪魔という解釈だったのに対し、
今作では純粋・究極のサイヤ人、即ち、
誰よりもおだやかな心と激しい怒りを合わせもつ者になっています。

強く記憶に残るチャント(サッカー、プロレス等でみられる声援)が秀逸ですね。
ジョジョのOPのおじさんこと富永TOMMY弘明という人選もよい。

水樹奈々のお尻…じゃなくてチライちゃんのお尻…じゃなくてキャラクタもいいですね。
良い子じゃないけど悪い子でもないという絶妙な按配。
でも一番お尻の露出が多いのはパラガスさんということも覚えておいてください。

985シャアダム:2019/01/01(火) 04:04:20 ID:ThfKNmts
◆ジュラシック・ワールド 炎の王国(原題:Jurassic World Fallen Kingdom=ジュラ紀の世界・陥落した王国)2018年アメリカ

前作「ジュラシックワールド」の大惨事で閉鎖された島に取り残された恐竜たちが、島の火山の噴火により全滅の危機に会った。恐竜を助けるべく且つ財団のの命を受けて、重要な11種の恐竜だけでも救うべく島へ向かう主人公オーウエンとクレア達。しかしその救出作戦は財団の罠であった。彼らは噴火する島で殺されかけそして島に置き去りにされかける。財団の傭兵達は目的の恐竜を持ち帰って、世界中の欲しがる者達に売って儲けようとするが・・という話でした。

恐竜のCGやアクションに関しては文句なしに凄いと思うが、ストーリー的には可も無く不可も無く、感動する部分も特筆する部分も見つからなかった、普通なパニックアクション映画でした。
まあ、半分子供向け映画だから、キッチリ悪人は懲らしめられ(この映画の場合は食べられたり惨殺されたりで結構残酷w)、主人公達はどんな危機に会っても、嘘のように奇跡が起こって観客をハラハラと驚かせながらもギリギリ助かる(観ていてどうせ助かるんだろうって思ってしまうw)、遊園地のアトラクションのような映画ですね。善良な主人公側はほぼ死なないだろうなあって思って見てるから、いつまでも主人公達がグダグダ戦ってると「もういいよ、さっさと決着してくれよ」って思ってしまうんだよなあ。そこが欠点な映画でした。

孫娘は、「子供は事故で死んだ」「過度の遺伝子技術は人類を滅ぼすぞ」とかヒントがあった上、物語に関係ないところでやけに孫娘の出番が多いなあ、もしかしたら伏線張ってるのかなあ?って感じで、最初からこいつはあの技術で作られたかアレかもって感づいてしまいましたw

ラストを見る限り「猿の惑星」シリーズをもう一回「恐竜の惑星」として同じような感じで作りたがってるのかなって思いましたw次作で恐竜が知能を持ち、人間の言葉を喋り、ブルーを指導者として人間世界に対抗してきたら、「猿の惑星」のパクリかも〜w

まあ、凄く面白いとは思わないけど、家族で楽しめるパニック映画だとは思います。

あと3つ言いたいことがあります。
一つは題名「炎の王国」って噴火する島の事を「炎の王国」って皮肉か。「炎に焼かれる絶滅寸前の王国」だねw
それから、島で主人公達と挨拶を交わして10分後、すぐ本性を現して裏切る傭兵団(ハンター達)wこの超ウルトラスピード裏切りに糞ワロタ(普通ならもう少しいい人かな悪い人かなって観客をミスリードさせるのにね)。
最後に、恐竜を逃がすかどうかの判断、自分が同じアレだからって同情して危険猛獣(恐竜)を逃がすんじゃねえよ。お前の所為で罪の無い人間(動物も)がどれだけ犠牲になるんだよ、糞孫娘めw主人公達も迂闊だぞ。

986:2019/01/01(火) 05:19:05 ID:AFGwbd4Y
あれ外道対外道対恐竜の三つ巴ですよね

987レト:2019/01/01(火) 21:07:02 ID:5xDgiNaU
テーマにエコテロリストのような傲慢さが見え隠れするのは観客によっては拒絶反応を起こすでしょうね。

988シャアダム:2019/01/01(火) 22:28:02 ID:ThfKNmts
◆パシフィックリム・アップライジング(2018年アメリカ)※アップライジングとは反乱・暴動のこと

前作で異次元に通じる怪獣が現れる海底の穴をふさいで、人類に平和がもたらされて10年がたった。
しかし、異次元人(宇宙人かも)の地球侵略計画はまだ密かに続いていて、今度は最新鋭機の無人ロボットを操って再び異次元の穴を開こうと、とあるロボット(イエーガー)開発技術者の心を乗っ取っていた。
そして無人機の暴走事件が起こり、かつての英雄の息子(主人公)とメカに関して天才の少女がロボットに乗って活躍するというSFアクション映画でした。

感想:突っ込み処もあるけど(咄嗟のアイデアがすぐ実用化して(5〜30分ぐらいでw)必ず実験や試験運転無しで成功するとか・・あきらかにリハビリなしで主人公は相棒とぶっつけ本番でロボットで護衛任務につくとか・・)、ご都合主義な日本のロボットアニメを実写化したと思えば許せて楽しめる映画でした。
あの嘘っぽい武装理論で固めたような理屈臭いしゃちほこばった「シ●・ゴジラ」よりは、馬鹿になって楽しめましたし、面白かったかな。
後半、日本が舞台になったときは、「そんなに日本に媚びなくてもいいのに」「キラウェア火山とか他に火山はあるでしょ」とか思って苦笑いしました。まあ、ロボットがエヴァ1・2号機やパトレイバーライクだし、ガンダムの銅像が出てくるし、怪獣もウルトラマンの「ゴモラ」っぽいし、Gガンダムでシンクロ率っぽいシステムだし日本大好き?なのは感じましたが。
あと、やたら中国が良い奴っぽく描かれているのは(トランスフォーマーや火星で一人ぼっちの映画にしても)、最近のアメリカの映画界が中国資本に媚びてるのかなあって感じ(考えすぎ?)。日本が舞台でも、あの滅茶苦茶な壊され方(大惨事ですよ!)はなんか悲しいものもあります(日本に恨みでもあるかのような)ww

ロボットはそれぞれに特徴が有って、量産型では無く、一品ものロボ達で日本のアニメっぽい設定ですね。スパロボに出て欲しいかな。

あと、特筆すべきは、ラストの4対3の東京シティでの総力戦、ゴチャゴチャ乱戦していて凄くエキサイティングでここ最近の映画やアニメのロボット戦闘の中でも一二を争う面白さでした。味方も無敵ヒーローロボでは無く、無茶するとすぐ壊れる所がリアルっぽくて良かった。敵は3体合体巨大化するけど(大きい方が強いんだ!ってこの伏線かな)、あれってかえって目標を絞りやすくなっただけなのではw
それから「SSSSグリッドマン」はこの映画の影響受けてそうな気がする。「あかねちゃん」があの操られている開発者のおっさんwまあ、グリッドマンのように一撃必殺技で解決しないところが良かったけどね。

まとめ:うん、思ったより楽しめた映画でした。全体的に突っ込み処も多いけど、ラスト付近の戦いは秀逸でした。子供には受けるだろうなあ。

・オマケの「サルベーション地球の終焉」の第一話。
中々良くできた人類滅亡パニック群像ドラマで、面白かった。5話ぐらいでまとめてくれるなら借りて観てもいいけど、商業主義のアメリカドラマだから、物語を必要以上に引っ張って「第二シーズン」に続くとかなりそうで、借りるのをためらいますねw

989シャアダム:2019/01/02(水) 21:55:37 ID:ThfKNmts
◆ジュマンジ ウェルカム・トゥ・ジャングル(2017年アメリカ)

その呪われた双六ゲームを一度始めると止まったコマの指示通りに現実で物事が起こり(動物が現れ襲われたり)、サイコロ振ってゴールにコマを進めないと、いつまでもゲーム世界の呪いから逃れられない「ジュマンジ」第一作。
舞台が宇宙へ移った宇宙版ジュマンジの「ザ・スーラ」。そして今回はサイコロは使わない昔の「TVゲーム」に進化した呪いのゲーム「ジュマンジ」、自分のキャラクターを決めて、一度始めるとゲーム世界に引き込まれ、最終目的を達成しないとゲーム世界内で危険な目に遭って死んでしまう(ライフは3回ぶんある)。
主人公達の問題児4人は居残り作業中に「ジュマンジ・TVゲーム」を作動させてしまう。異世界(TVゲーム)世界に引き込まれ、別のキャラクターの姿になってゲームクリアーを目指す冒険アクションファンタジー。

感想:やべ!くっそ面白かった。その辺の「異世界・ゲーム世界アニメ」の何倍も面白や。伏線の張り方、ストーリーや設定や演出が素晴らしい。基本ギャグやお笑いなんだがホロリとさせられる部分シリアスな部分の切り替えも上手い。子供向けなんだろうけど、たまに良いこと言うんで、なぜか目頭が熱くなって感動したw
最近観た「ジュラシック」や「パシフィック」や「レディなんとか」よりも自分はこの映画が気に入りました。映画内の台詞で言えば見終わったあとの気分が「チョベリグ!」w

最初、まーたゲーム世界のご都合冒険ものかよ(どうせどんなに危険な目に遭っても、嘘のような奇跡が起こって助かるんでしょ・スピルバーグ映画のように)って、思って見ていたのだが、ゲーム内に入った途端、キャラが総入れ替え。オタクはムキムキ「キン肉マン」になるし、体格の良いスポーツマンは小っちゃな小狡そうな「カバンちゃん・いやおっちゃん(荷物持ち)」に、理屈っぽい奥手の女の子は「色っぽい格闘レディ」に、メール大好きおしゃれ女の子は「太ったおじさん(レディガイの逆)」になるし、そこの設定爆笑して・・で意外と面白くないかこの映画って思い始めましたw
また、得意分野や弱点がアホっぽくてまた爆笑。ケーキ食べて爆発して、また爆笑w下らないことでライフを失ってまた爆笑。いやあ展開がスピーディーでお笑いがしっかり入っていて、あまり好きで無いゲーム内の冒険映画なのに、いつまでも面白くて飽きないです(笑いって重要だね)。

この映画は「TVゲーム映画」っていうよりも、ゲームマスターがいて、卓を囲んでみんなで話し合いながらサイコロ振って結果を決める「ロールプレイングゲーム」ですね。

「レディガイ」に求めた「急に異性に性転換して色々戸惑ったりするギャグとか」もこの映画にはあるのも気に入った(この映画の場合ガイレディだけどね)。しかし、見た目男同士のマウストウマウスは気持ち悪かったわwライフが三つまでって言う設定も上手く使っていて、凄いシナリオだなあって感心したなあ。笑いに使ったり、大逆転に使ったリ、作戦に使ったり。

そして、ゲーム内で普段と逆の設定のキャラを演じる事によって、成長して相手を思いやれる心を持つ4人の問題児の部分や、見た目ひげ面のムサイ男でも、行動や台詞で、なぜか女性に見えてきてしまったわ、そういうLGBT問題にもさりげなく触れてる所も凄いなあ。臭くて良い台詞も、基本お笑い映画だから、素直に聞けたし、全てを包括できる、お笑い系たまにシリアス映画最高だな。

ラスト、アレックスとチャラい女は結ばれると思ったんだが、もうパパになっていて、少し切ない感じでそこがまた良かった映画でした。まさか、お笑い系の映画でここまで楽しめて感動できるとは思わなかったです。自分は大変いい映画だと思います。

最後にプロレスラーの「ザ・ロック」が「ハムナプトラ2」の時にこんな良い役者になるとは想像できただろうかw

990シャアダム:2019/01/03(木) 07:04:50 ID:ThfKNmts
◆ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書(原題:The Post=ワシントンポスト新聞社)2017年アメリカ

「炎の王国」同様、日本人がこの映画がヒットするように勝手に付けた題名に感心して良いやら嫌気がさすやら、ただ「ザ・ポスト」では味気ないけどね(ホラー映画の題名っぽいw)。

内容は、アメリカ国民を騙して、ベトナム戦争を始めて、長引かせた政府の隠された実態を、(マクナマラ国防長官が良心の呵責からか)赤裸々に綴った最高機密文書「ペンタゴンペーパーズ」を入手したワシントンポスト社がその後どう行動したかを描いた社会派群像劇。

映画「大統領の陰謀」の前日譚みたいな感じで作ったのだろうか、ラストで映画「大統領の陰謀」の冒頭シーン(ウォーターゲート事件)にキッチリ繋がる所が「あ〜成るほどね〜」ってパズルが嵌まったように腑に落ちました。

感想:凄く難しい内容なんだろうなあって身構えてみましたが、確かに人物関係の複雑さや登場人物の多さに辟易はしましたが、そこまで複雑な映画ではありませんでした。
まとめれば、経営が上手くいってない「ワシントンポスト社」が株を公開して立ち直ろうとしてる時期に、「ペンタゴン文書」事件が舞い込んできて、今政府に睨まれたら「ポスト社」は潰れてしまう、でも国民のために文書の報道はするべきだ!ってポスト社の上司達が悩む映ストーリーですね(かなりざっくり)。

娯楽映画としては、あまり面白くは無かったけど(淡々と事実を語っているだけなんで)、過去にこういう事件があったと思うと興味深い映画になりますね。「もう一回こういう事件が起こったらもう乗り越えられないかも知れない」って女社長が言ってますが、すぐ「ウォーターゲート事件」でまた「ポスト社」はピンチに晒されるんだよなあって思い、皮肉が効いてるその部分は笑いました。
今となっては紙の新聞はネット報道に駆逐されそうなメディアですが、無くなって欲しくないですね。新聞社は熱い職場だなあってちょっと格好いいです。

映画の中で「報道は政府のためでは無く国民のためにあるべき」って語ってますが、まさにその通りです。しかし、行きすぎた報道は個人を傷つけたり、国益を大きく損なったりするので、その辺は考慮して欲しいですね(自分お手柄や新聞を売るために報道はしないで欲しいですね)。

アメリカの歴史の一部(1970年頃)を、面白く知りたい人にはお勧めな映画かも知れません。昔の映画「大統領の陰謀」も一緒に観るとニクソン政権時代を理解できるかも知れませんね。

991シャアダム:2019/01/04(金) 02:24:50 ID:ThfKNmts
◆ブラックパンサー(2018年アメリカ)

マーベルコミック原作の映画化のひとつ。アメコミ(特にアヴェンジャーズ)に興味の無い人にとっては、どれだけ似たようなヒーローものを作るねん!って突っ込みたくなるよなあw自分も嫌いじゃ無いけど少し作りすぎだと思うわ。

で、今回の話はアフリカの架空の国で発展途上国の振りをした超技術先進国ワカンダ(ウガンダ共和国w)のバットマンこと黒豹の姿をしたヒーローの物語です。主人公の父は昔弟を殺していて、その弟がアメリカで作っていた子供が大きくなってワカンダ国を乗っ取ろうとする(一応、ワカンダの技術で世界の虐げられてる貧困層を救おうと言う名目で、今の王(主人公)のやり方ではそれができないと言う理由)が主人公がそれを阻止しようとする話。

感想:まあまあよく出来たストーリーで感心はするが、凄く面白いとか感動したとか、まででは無かったかな。
まず、アフリカっぽい衣装や格好の役者の人、つるっ禿げになるのは抵抗なかったのかなあとか、アフリカだからって槍を主武器にしなくてもとか、勝利宣言がワカンダ語では無く、「フォーエバー!」って叫んで英語に毒されてるやん!とか「商人族」「川族」「鉱山族」「国境族」とかゲームっぽい分かりやすい名前だな(これも英語でw)とか、最後の一つの部族が「ジャバリ族」で「ようこそジャバリパークへ♪ドッタンバッタン大騒ぎ」とか、サイが防具を被ってこれが「さいぼーぐ」か余計なことばっかり考えて観てました。
特に、ジャバリ族の守護神が「猿神(ハヌマン)」ってインドのヒンドゥー教とごっちゃになってないか?明らかに黒人じゃ無い朝鮮系のおばあさんや若い頃と似つかないズリ(アメリカ人のウティカーさんじゃんw)に違和感。一人だけ、アフリカっぽいところを見せようと「ムルシ族」っぽい人がいたり(口に皿をはめた人)、アメリカ人が考えた間違った日本(今回はアフリカね)みたいになってる所で失笑しましたw

あと、宇宙一堅い物質「ヴィラニウム」ってのは昔話の嘘で、簡単に「コブラ」悪者が付けている「サイコガン」っぽいので破壊されたじゃんwそんなに堅いなら、刑務所(CIAの建物)襲撃の時隠れないで、最初っからみんなの盾になれば、ロスさんも怪我しなくて済んだかもな(でもロスさん怪我しなかったら、武器流出は防げなかったから結果的にはオーケーでしたけど)。
それから、王を決める決闘はもう少しルールを考えようよ(武器は公平に、あと二人とも死んだらどうするねん、国王親衛隊はここぞとばかり、二人の決闘を煽るのも普段のストレス解消してるとしか思えなくてワロタ。それから主人公の「まだ戦いは決着してない!」って崖から落ちて戦えなくなったらそこは素直に王位継承を認めろ(相手は直接殺すことも出来たのに、優しさから崖から落としてやったんだぞ、大概助かるパターンやんw)。国王親衛隊も決闘や国のしきたりに忠実かと思えば簡単に手のひら返したり、信用ならねえなw
あと、今回の敵は簡単にパワーアップの薬草を全部燃やしてしまったが、薬が切れたらどうする(他の人に使わせないためだろうが)。それから、20年間捕まえられなかった「クロウ」さんが、いきなりしっぽを捕まれて捕らえられるって不自然っす。

ラストの戦いは面白かったけど、ちょっと長すぎかなあ。ロスさんはたった一人で多くの全輸送機を爆破してましたね(凄い腕前だなあ、それと何人死んだことかw)。敵ボスにやられた国王親衛隊の禿げ女戦士も「ワカンダフォーエヴァー」って言っててワロタけど、てっきり隊長がヤラレタと思ったぞ(顔が似ていて誰が誰か分からん)。しかしこの戦いで大勢が怪我したり死んだりして、絶対禍根が残るだろうなあw
一つだけ、心に響いた言葉がありました「完璧な人間はいない」そのとおり。
主人公や恋人は他人にも完璧な正義を求めすぎだよな。人に向けて銃乱射してる少年がいたら、普通は少年でも殺してでも止めるのに、「子供だから(怪我させちゃ・殺しちゃ)駄目!」とかその正義の心はなんだかな〜って感じ。

最後にもう一つ、ワカンダの壁の絵の落書きはアフリカっぽさを出したいのだろうが、ワカンダに不満を持ってる若者がストレス解消に暴走族のように落書きした観たいでワロタw

まあ、面白くなくは無かったしアクションはそれなりに凄かったから、観て損はしない映画だとは思います。

エンドロール後のオマケのアレは意味分からんし、要らんと思う。あの人物に興味も無いし。

992シャアダム:2019/01/05(土) 04:28:04 ID:ThfKNmts
◆オリエント急行殺人事件(2017年アメリカ)

自称「世界一の名探偵w」エルキュールポアロがオリエント急行内で起こった殺人事件の真相を解くというミステリー映画。
ポアロ「この世には正義と悪人しかいない!中間はいない!私はアンバランスなものが嫌いだ!」って某「ワイルド7」みたいなことを言う非常に偏った神経質な性格の髭親父が、この事件に触れてちょっとだけ自分を曲げるという所が味噌かなw
何せ、格闘アクション部分も全て引き受けるオールマイティなジジイな所が新しい(新しいから面白いと入ってない)。普通は相棒のブークや巡査がアクション部分は引き受けるだろうにw

さて感想:なんて言うか昔の「オリエント急行殺人事件」を観ていたので、推理や結末に関してはほとんど一緒であまり楽しめなかった。観ていなかったら、最後まで誰が犯人か分からなくて、アッと驚いただろうな、面白さも10倍増しだっただろうなあって思う(じゃあなんで借りて観たんだ・・)。
いや、結末や途中の推理過程も変えてくるかなあって思ったから、一応観てみました。よく出来てるとは思いますよ。初めて見る人にはアッと驚く結末だと思いますよ。
ただ、勘のいい人なら、これが単独犯では無く複数犯だと気付く人も多いだろうなあ。だって、みんながみんな「例の誘拐殺人事件」の関係者で殺された人に恨みを持ってるという、偶然にしては奇跡的な乗り合わせ出しねw

(これ以上はネタバレ含むので観てない人は読まないで下さい)

しかし、原作は読んだこと無いので、今回の話がどこまでオリジナルに沿っているのかは知らないけど、事件の関係者や被害者って創作しようと思えば何人でも作れますよねw「祖母(元女優)」「父の従者」「乳母」「メイドの恋人」「運転手」「家庭教師」「名付け親」「シェフ」「判事の息子」「父の友」「妹」「妹の夫」「メイドの兄」・・なんか推理カードゲームを作れそうw
みんな知り合いで知らん振り(演技)してたんですね〜(ちょっと笑える)。
とくに「〇〇」が必死で体を張ってマフィア犯人説を訴えてるのに、他の演者が自分が犯人だ!とかあいつが怪しいとか「ポアロ」を混乱させたかっただけなのでしょうかw

最後は駅に着くまでポアロもいつ犯人達に殺されるか気が気でなかった出しょうね。犯人が自分の罪を反省してポアロに何もしなかったから、ポアロも自分を曲げたのかも知れないですね。例え罪に問われなくても一生心の重荷になることは間違いないでしょう(それがポアロが与えた罰なのでしょう)。

ただ、傷口は12カ所、被疑者は13人・・あれ?誰か真っ白な人がいるぞ。分からない人はもう一度映画を見て探して下さい(俺の勘違いかも知れませんけど)。

と言うわけで、旧作を観ていない人には充分に楽しめると思うミステリーだと思います。

あれ?ナイル殺人事件ってポアロが偶然居合わせた所で起きた事件で、頼まれていったわけでは無いのでは?その辺どう改変するのかなあ??

993シャアダム:2019/01/05(土) 19:29:15 ID:ThfKNmts
◆ローガン・ラッキー (ローガン家の幸運)2017年アメリカ

不幸続きのローガン家のジンクスなど関係ねえ!失業したローガン兄が弟(バーテン)・妹・金庫破り(007のダニエル)とその馬鹿っぽい兄弟+α(約8人で)レース売店の売り上げ金を盗むという、田舎版「オーシャンズ8」(監督は「オーシャンズシリーズ」の人)ともいえるギャグ系痛快犯罪映画(本当に犯罪をやっては駄目、映画の中だけですよw)。

感想:なんて言うか、犯罪映画なんで賞賛は出来ないのだが、まじ面白かった、楽しめた、後味も良かった。馬鹿っぽい兄弟が馬鹿っぽい強盗計画を立てて、わちゃわちゃドタバタギャグしながら成功する映画かなあって思ったけど、主人公の兄貴が結構天才的な犯罪計画を立てるんで、あれ?これ意外と緻密で考えられた犯罪映画かなって途中で見方が変わったわ。
見終わったあとに、爆発のケムリを誤魔化すために、FBIの捜査・追跡を逃れるためになるほど〜もう一つ別の犯罪計画を立てていたのか〜って感心しました。そういえば、犯罪計画の心得に「代替計画を立てること」ってあったし、「引き際を見極めること(欲張らないこと)」ってのもあったなあ(伏線かあ)。

ゴキブリも何に使うかと言えば、チューブルート確認のためかあ。あの小さな爆発は、隣のチューブの蓋を壊すためかあって意外とよく考えられていて、痛快爽快納得な映画でした(まあ、犯罪成功には都合の良い運「所長の見栄やレーサーの不仲や間抜けな警備員や刑務所内での囚人の協力やレース経営者の捜査打ち切りのタイミングなど」も必要だったけどね)。
それも見通しての計画なら、主人公はどれだけ天才やねんって事になりますね。でも、あの最後はいつかFBI女性捜査官の執念捜査に捕まるって暗示なのかなあw

一見馬鹿っぽいギャグっぽいお笑い系犯罪映画ですが、自分はストレス解消にスッキリする凄くいい映画だと思いました。あと、パパの大好きな歌って「カントリーロード」なのか。あのシーンはちょっとホロリときました(笑いの中にちょっとした感動に弱いですw)。ただね、せっかく可愛いおませな少女も、あのケバい化粧で台無しwそこが素朴で田舎っぽくてよくある日常っぽくてリアルだけどね。
あと、主人公の妹がエロ可愛かったです(むさい男ばかりの映画なので、オアシスでしたw)。いやあ楽しい映画でした(正月に見た映画の中では一番の収穫かな、二番はジュマンジ)。

994園田英:2019/01/05(土) 22:28:15 ID:/Gc6BW4k
>>992シャアダムさん
>混乱させたかった
それもありますし、あくまで「私たちは赤の他人だ」とやりたかったもあります。
…一応ポワロが気づかなきゃ全員例の事件の関係者だとはばれないと思ってたでしょうし
(日本の前後編ではそこ突っ込まれてたな。「脅迫文は?」「パニくってたから燃やしました」「もう、なんで燃やすかなあ」

因みに原作ではポワロの自慢は灰色の脳細胞とチョビ髭らしいですが、冒頭中心人物の家庭教師が
「ぷっ、なにこのチビでチョビ髭の禿親父wこれじゃあ女の子にもてるの大変そうねえww」と言ってるんですよね

995シャアダム:2019/01/06(日) 18:35:54 ID:ThfKNmts
◆ミッションインポッシブル フォールアウト (2018年アメリカ)

フォールアウトとは「放射性降下物」。因みに前作「ローグネイション」とは悪党の国家(テロのシンジケートかな)。

今回のミッションは「盗まれた三つのプルトニウムを奪還すること」。そのプルトニウムを狙って、「ラーク」という正体不明のテロリストと、彼と手を組んだ「アポストル」というテロ集団と戦う事になる。その上、「プルトニウム」や「ラーク」そして前作の護送中の悪人「ソロモンレーン」を巡って、アメリカCIAやイギリスMI6のスパイや暗殺者(イルサやウォーカー)とも争うことになり、取引の仲介役に武器商人「ホワイトウィドウ」も絡んでくると言う複雑さでした。

感想:5つのグループが戦う一見複雑な人間関係ですが、整理してみるとそんなに複雑な話ではありませんでした。「ラーク達テロ集団(+ソロモンレーン)」VS 「IMFチーム」に加えてビジネスライクで中立な立場の「武器商人」と手柄を独り占めしたい「CIA」やソロモンレーンの口封じをしたい「MI6」って感じですか。映画自体は、アクションが凄く、格好良く、スパイっぽい騙し騙されもあり、スリリングで結構熱く、ラブロマンスも有り娯楽映画としては超一流だと思います。
敵を騙す作戦には「おお!」って感嘆するほど、面白かったですね。屋根を伝って犯人を追う長い長い疾走シーンやラストの主人公の根性と忍耐と不屈の活躍も熱かった(これでこそ主役!)。偽物ラーク(拳法使い)との肉弾戦ではイマイチやられっぱなしで、もう年で引退かなって思いましたがw

ここまで概ね好評価な映画ですが、残念な部分を幾つか。
まず、日本語吹き替えの声優が下手くそw今回の敵「ラーク」の声がボーカロイドかよって思うぐらい違和感。あと武器商人「ホワイトウィドゥ」も下手くそ(笑いが出てきた位)。まあ、字幕で観れば良いことですが。
次に、主人公「イーサン」が実はテロリスト「ラーク」だったと思わせるストーリーが雑!。もっと伏線を張ってそうミスリードさせれば良いのに、「ここに証拠がある!」ってそれだけで主人公を貶めようとしても、観てるこっちはえ?いきなり?そうなの?ってぽかーん状態wもっと徐々にそう思わせてくれよ。
そして、武器商人「ホワイトウィドゥ」の演技も下手くそ(吹き替え声優の下手くそとの相乗効果w)、素人の自分でも分かるくらい何か下手くそさが伝わってきた。目の演技が素人っぽいし、こいつホワイトウィドゥの偽物じゃ無いかって位威厳は無いわ、ただ可愛いから(自分は可愛いとは思わないけど)この役に採用されただけのアイドル演技っぽいよ。
もうひとつ、「ラーク」として「ソロモンレーン」奪還作戦に関わった主人公の代替作戦が雑!フランス警官隊を一人も殺したくないし、武器商人達には「悪人」と思わせたいのは分かるけど、あれで「武器商人達」を騙せるとは思わねえよ(でも騙されている武器商人達にこいつらチョロすぎ、もっと疑って用心しろよw)って呆れてみてました。やっぱこの「ホワイトウィドゥ」の小娘は偽物じゃ無いのかw

総評:ラスト核爆弾解除の時間との闘いがスリリングだし、ヘリコプター操縦が下手くそな主人公が根性で操縦して敵と戦ったり、「クリフハンガー」みたいな「高山の岸壁でのラスボスとの戦い」、あれ「ボルダリング」って言うのか「フリークライミング」っていうのか知らないけど、高所で背筋が凍る戦い、首を吊られて死にそうになりながらも、前作のラスボスと戦うシーン、元奥さんと今の恋人?(イルサ)も協力して戦うというちょっと熱いシーン、アクションに関しては文句無しの面白い映画でした。
ただほんのちょっとシナリオが雑な部分があったかなあ。あと声優と一部の演技が下手なところ(まあ些細な部分だけど)が残念だった。
でも、大変面白い2時間10分でした。

996シャアダム:2019/01/07(月) 00:24:41 ID:ThfKNmts
◆ラプラスの魔女(2018年日本)

ラプラスの悪魔とはその時点での全ての状態を把握・解析(不意のアクシデントも含めて)できれば、その後に起こる未来の事象を完璧に予測出来る。と言う、言われてみれば当たり前だろという概念ですね。
そういう能力を持った女性が、硫化水素を使った二つの不可解な殺人現場に現れ、主人公と共にその事件の真相に迫ると言うオカルティックミステリー映画でした。

感想:う〜ん、残念。前半1時間は凄く面白かったのに、後半1時間は中だるみで少し退屈、登場人物達の感情のぶつけ合いばかりで、意外性も無く、嘘みたいな都合の良い事ばかり起こって、つまらなかったかなあ。
この映画、1時間ぐらいで纏めた方か良かった気がする(2時間は持たないよ、この内容では)。2時間にするならもっと追跡劇を格好いいアクションで「ミッションインポッシブル」みたいに内容濃くするか、もっとラプラスの能力を使って、アッと驚く作戦で相手を巻いたりするか、新たな敵(政府や研究所の追跡者や悪人)を作ってバトル物するか、しないと、つまりもっと能力を生かせよって事ですね。

この監督の映画は、当たり外れが多く、今回は「ややハズレ」ですね(自分はね)。ホント、ラスト30分は尺稼ぎにしか思えなかったw

あと、「もてあました力は人類を滅ぼすかも知れない」って・・「ジュラシックパーク」の博士も同じ事を言ってたデジャブw
竜巻が起こることも予測していた、竜巻に吹っ飛ばされた車が落ちる場所に、事件のラスボスがいた、他のやつは無事というのはやりすぎじゃないかなあ。サイコロの目予想ぐらいなら説得力はあるけど。
あとラプラスの悪魔達が人類の未来を完璧に予想することは出来ない思うので(大体は分かっても、常に未来は変化し続けてると思うし、その時点の状態からの未来しか予測出来ないのでは?)、自分は人類の未来を彼らから聞きたいかなwまあそういう能力が無くても、常人にもある程度は予想できるしな。

ちょっと厨二がかったミステリー殺人事件でした。観て損はしないと思うけど、自分は後半退屈でした。

最後に主題歌の歌詞、I'mFADEDって「私は色あせた」って意味なのかな。

997もにゃら:2019/01/10(木) 00:05:00 ID:j8Dr8S3M
○ラブライブ サンシャイン

十代のきゃぴきゃぴした女の子がわんさか出てくるアニメはおっさんには眩しくて辛い

何年か前の旧ラブライブの映画はそうでもなかったのに
更に年を取ったという事だろうか…

998シャアダム:2019/01/11(金) 20:28:50 ID:ThfKNmts
◆機動戦士ガンダム ジ・オリジンⅥ 誕生 赤い彗星(2018年日本)

誰でも知ってるTVアニメ「機動戦士ガンダム」の前日譚をシャアを中心に描いたアニメ映画シリーズの最終章。

今回はルウム戦役(連邦が大敗して、レビル将軍が黒い三連星に捕らえられる)〜TVアニメ第一話直前(ホワイトベース始動・ガンダム完成)まで。

まあ、誕生赤い彗星っていうよりは、ジオンと連邦の駆け引きが中心でした。まあ、大体の流れは分かっていたので驚きはありませんでしたが、レビル将軍を脱獄させたのは「キシリア」が戦争を継続させるため、敵をあえて作る作戦だったのか(これは初めて知りましたが、これにより連邦の士気が上がって、思った以上に強い敵になってしまいましたとさw)。
シャアとレビルの偶然の出会いは・・蛇足っぽい気がしましたw
あと、アムロがどこでガンダムのことを知ったのかは前作の「激突ルウム戦役」をじっくりと見てなかったので分かりませんが、戦況を左右する連邦の「V作戦」、「ガンダム」のことを知っているアムロを解放したのはまずいのでは?まあ、この時点ではまさか「V作戦」がそこまで重要だとは兵士も思っていなかったのでしょうねwあと、家捜しで「ハロ」を持って行かなかったのもおかしい(ただのおもちゃだとしても、AIが入っているのだし、接収するよなあ)w

アムロ達は、カツレツキッカとも昔から知り合いだったのねん。そしてこれから、「シャアの失敗・失態の歴史」が始まるのか、相手が悪かっただけ、運が悪かっただけともいえますが。まあ、ルッグンでホワイトベースを落としたんだし、行動力や実力は凄いんだけどね。

予定調和な感が強い最終章でしたが、それなりに面白かったです。

999みる子:2019/01/12(土) 02:14:41 ID:cfLA2ASo
・クリード2 炎の宿敵
燃えに燃えて、燃え尽きた… 最高の映画でした。
ブラックパンサーを観た後だとアドニスはだいぶ幼く感じますが、やはりマイケル・B・ジョーダンはカッコイイなぁ。

そして今回は何と言ってもドラゴ。あの寡黙なマシンサイボーグがまぁ演技派になっちゃって…
子ドラゴとの貧乏暮らしはアイアンマン2に通ずるものが。(そういやミッキー・ロークの役名もイワンでした)
まさかのブリジット・ニールセン登場も物凄い。家族の数だけドラマがあるんだなぁと。

あとは毎度のトレーニングシーン。ロッキーが連れて行った『虎の穴』があまりにもな環境すぎてちょっと笑いました。拳闘暗黒伝かよ!
でも良かった… めちゃくちゃ燃えました。修行を終え、決戦を待つアドニスの背中はかつての強敵クラバー・ラングのようでした。

このままクリードが連作していくのもアリですが、いつかは作中世界をリブートしてほしいなぁ。新ロッキー、新アポロ。どちらも観たい。

1000シャアダム:2019/01/12(土) 03:38:37 ID:ThfKNmts
◆機動戦士ガンダム サンダーボルト バンデッドフラワー(2017年日本)

TVアニメ「機動戦士ガンダム」の番外編サンダーボルトシリーズの第5話から8話までを纏めた映画版。
今回はアオバクー戦後から7ヶ月、連邦のジオン残党の掃討作戦中の一つ、「対南洋同盟」作戦を描いた物(だよね?)。
主人公は、ガンダムアトラスに乗りこれに参戦。ジオン残党達も「南洋同盟」に奪われたサイコザク奪還のため行動を開始。両者は激突して痛み分け、その後奇しくも、インド洋で、空から連邦軍と海からジオン残党がそれぞれ「南洋同盟」軍と戦うことになる。

感想:胡散臭い、超胡散臭いガンダムだなあ(第一印象)w曲もジャズ(許せる)昭和初期の歌や演歌っぽい曲(何かふざけてるなあ)、お経(なんなん、世界感に合ってないやん)w胡散臭さがUP。
アオバクー戦やその後でこんな戦いがあったら今まで描かれてないのがおかしいやろって後付け感満載で最初はついて行けなかった。

でも、これが別の次元(世界線)の「ガンダム」だったらって事ならまあまあ面白く思えてきました。違和感のあるBGMや曲もだんだん慣れてきて、最後には早く続きを観たいなあって「南洋同盟」の兵士みたいに洗脳されましたw
一作品としてみれば、ターンAやSEEDやAGEやプラモガンダムアニメより面白いです(自分はね)。このまま別次元を突き進んで、このゲスっぽい主人公やダリルさんは、アムロ達と共闘して、別次元のシャアやシロッコやハマーンと対決して欲しいなあ(ファンが許さないだろうがね)w

謎を残しつつ途中で終わったけど、結構見応えはありました。

しかし、グラブロっぽいメカは必ず同じパターン(一度はガンダムをつかむが、ぎりぎりで脱出されて)やられちゃいますねw




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