レス数が1スレッドの最大レス数(1000件)を超えています。残念ながら投稿することができません。
映画感想スレ(3)
洋邦実写アニメまとめて語りましょう
……そんな事言ってたのか、み○ほちゃん……wwwwww
日本の組織としての強みと組織の大きさからくる動きづらさ両方描写してましたし
米国の判断も別に作中否ってほどでもありませんでしたよね
…一握りの天才とかいましたっけシン・ゴジラ
個人的には庵野さん楽しそうに趣味に走ってるな、という感想でした
まぁでも、はっきり言ってしまえば、主人公や主人公の周りに集まった人たちの反応の方がおかしかったというのはあると思いますよ。
むしろ、首相や大臣、官邸に呼ばれた学者たちの反応の方がまとも。
あの段階で、あれは生物だとか、あれは陸上を歩き出すとか言う人たちの方がおかしいです
うーん、生物というのは別におかしくはないような……
一般の考え方を否定するというのはよかったとは思う
でも主人公が映画製作者と同じサイドに立ちすぎるきらいがあるんですよね、シン・ゴジラ
あたかも主人公たちのような人間が日本の舵取りをとるのがいいのではないかというメッセージさえ感じてしまう。
何か釣り臭くなってきたなぁ
>>444
修都さん
学者はすでにゴジラが生物だと確定した段階に呼ばれて
ありえないありえないと、陸上に上がる可能性はおろか、現実にすでに起きていることすら否定していて、
まともどころか、「よくあるバカな学者像」だったと思います
>>446
感想下記さん
>一般の考え方を否定する
どの辺の事ですか?
主人公の立ち位置云々については、
「ゴジラに対して現実的に(現実にゴジラが出たら、本当にその通りに対処するという意味ではない)対応する」
というコンセプトでスピーディに話を回すためにああなったのだと思いますが
あー、書き方が悪かったです。
一番最初の段階では、生物が現れたという認識すらなかったのに主人公がやたらにあれは生物だと言い続けていたのはちょっとおかしかったということですね。
学者にしても、そりゃああいうことを言うのは当然ですよ。だって何のデータもなく、映像だけがある状態で意見を聞かれて何か実のあることを言えというほうが無理です。
まともな学者なら、何のデータもなく、実際に現場に行った訳でもないのにあれは歩き出すとか言えませんよ。
この映画が、政治家や官僚や自衛隊の皆さんがんばってくださいよ、という映画だったとは思いますよ。
がんばろうじゃなくて、がんばってくださいという映画だったとは思います
>>448 ヤカルさん
>>一般の考え方を否定する
福島原発事故の様な後から見れば楽観的な考え方を軸に発言していたという描写は良かったと思う。
お偉いさんがたの経験則で動いていたものに対し、それとは別軸で物事を考えている主人公というのは良かったと思います。
書き方が足りませんでした、申し訳ありません。
ただ主人公に関しては成功が前提で話は動いたなというのが感想です。
ヤカルさんの言う通り物語なのだから成功して当然だと思いますが、気になるとこもある
自分たちのプランを通すためにフランスと交渉し爆撃を遅らせた流れ
一歩間違えればゴジラが動き出し更なる被害をもたらした上で熱核ドーンだった可能性だってあります。
成功したからいいですが、そうなった場合彼らはどういう感情を抱いたんだろうとは思いますね。
リアルがゆえに目立った部分かなと思うし、偏屈な読み方だとは思っています。
裏を返せばそこまで検討したくなる要素がある良い作品ということなのかもしれません。
>>449 修都さん
>>この映画が、政治家や官僚や自衛隊の皆さんがんばってくださいよ、という映画だったとは思いますよ。
がんばろうじゃなくて、がんばってくださいという映画だったとは思います
その感じすごいわかります。優秀なやつがやればいいっていう感じがどうしてもしてしまいますね。
それと同時に優秀じゃないやつはそのテーブルに上がらなくてよいという排他的な感じがあります。
核が実行された場合、首都圏は壊滅するのでこれ以上の被害もクソもないんじゃないですかね
倒せるかどうか判らないのは核も同じですし
>>452 徹さん
じゃあ、かなり意地悪な発想になりますが、
もし進化に成功し飛行し始めて核でも落とすのが困難になった場合はどう思ったんでしょうね?
何が意地悪なのか判りませんが
そもそも核の有効性に疑問が残るのでなんとも
核に耐えて手を出せない地域になったり、四散して増える可能性もありますからね
凝固剤の方はサンプルによるテストが済んで有効性が証明されているので
同じテーブルに載せるのが間違いでは
あと、無能が出てくるなというのは至極当たり前のことと思います
>>454 徹さん
サンプルで成功したから実際に成功するかどうか確実なことは言えないというのがまず第一の意見です。
そのうえで成功する確率があるならば試してみるのは間違いでないというのが第二の意見。
ただその成功するかどうか基本は分からないものに対して他の成功率が高いと思われているプランの予定を遅らせる是非というものに関しては要検討したほうがいいというのが第三の意見です。
あと現時点でゴジラ細胞のサンプルに対して高エネルギーに晒した場合の反応に関するデータがでていない以上熱核兵器の有用性に関してはこれ以上の論議は難しいと思います。
仮定の話をされたので仮定で返しただけですしね
その仮定を検討した上で建てるものが作戦だと思います。
そしてその作戦を進めたうえでのメリット、デメリットを極めて客観的に捉えた上でやるべきだとも思います。
そして未知の事態に対し、そういった作戦を立てれるのが一握りの天才ですねー
そろそろ、白熱スレに移られた方がいいかもしれませんね
では最後に一つ
>>458 徹さん
あそこまで進んだ意思の共有ができたのが主人公一味だけだったのはしょうがないと思う
事実あのメンバーじゃなきゃこのエンディングに辿りつけなかったとも思う
そしてそのうえでやりやすい環境を作るための内閣総辞職ビームは大局的に見れば幸運だったと思う(ゲス発想)
少数精鋭の強味というのが存分にでているのはいいとは思うんですよね
大多数派の象徴でもあった旧態じみたものが減ってなければ核一直線だったかもしれませんね…
そのあたりは非常に難しいとこでもあると思いますね…
シン・ゴジラを一握りの天才が世の中を動かしたと解釈するならそれは牧悟郎のことだろうな
カヨコなんかどうでもよくなるほど牧教授だけ作品のリアリティレベルをぶっちぎってる
>>461
>唯野さん
普通の作品の一握りの天才達は「雑兵達が時間稼ぎしてくれた。後は俺たちに任せてあっち行ってろ!」と『チーム』として各々がワンマンアーミーっぷりを見せ付けるけど、
この作品の場合「俺達が全部お膳立てしたから後は現場の人に任せた、頼む!」という感じで
一握りの天才達という名の『支援集団』で一まとめに扱われている感じがするというか。
言うなれば、ひぐらしシリーズで『皆殺し編』までは明確に「主人公」だった圭一達部活メンバーが『祭囃し』編では(半ば意図的に)「メインキャスト勢」に格落ちしたような感覚。
その辺を考えると、事実上たった一人で世界中を引っ掻き回したあの人だけぶっ飛んでるよなぁ……
シン・ゴジラの本筋とはずれるんですが
『常に世の中を動かしてきたのは 一握りの天才だ!』
というセリフを吐いたのはZガンダムのパプティマス・シロッコというかたなんですが
彼は劇中次の時代は女が統治すればいいと言っているんですよね
シン・ゴジラの主人公も偉くなることよりも次の時代がどうなるかっていうことを最後は大事にしていたと思う。
シロッコに近いのかなと感じる、実際その辺りを意識してキャラデザインをしたかどうかは知らないが…
>>462 多鎖さん
で、その支援集団のお膳立てのお膳立てをするためにシャツの仕立て屋とか弁当屋とか本当に色んな名も無いプロの人たちが頑張ってる感があったんですよねー。
さっきの話じゃないですけれど、そういう「天才だろうと何だろうと服やご飯などの兵站はいる」感というか世界の「外」を感じさせる作りは本当に凄いと思った
>>464 スパイクさん
ただ人間ドラマが省かれてる分、そういった現場の人達の人間味がなかったってデメリットもあるんですよね。
実際にゴジラを倒したのは現場の人達だけど、彼らは手足となっただけで『代役可能な人手』であり、一握りの頭脳役が居なかったら何もならなかった感は確かにありました。
勿論『組織対災害クラスの怪物』というテーマ上、これは当たり前のことなんですが、
必要以上に現場クラスの様子が淡々と描写されたのもあって、感想下記さん達が仰ることも分かる部分はありますねー
>>465 ギアさん
んー、まあ『数』で戦ってたのは確かですけど今の自衛隊って色んな専門知識がいるし(感情的な意味ではなく、純粋に利益とかそういう意味で)失ったら『代役可能な人手』というレベルで割り切れるものではないと思うんですよね……
というか、個人的には1回目の通常兵器での敗北でねっちり「現場」の感情を描いてたからヤシオリ作戦をやってる時もドラマ感を感じないという事は無かったかなぁ
現場の人も実際一握りの天才だと思いますね。
ヤシオリ作戦、死ぬことを覚悟して日本という国のために戦うんですよ。
それは生半可なものではないと思いますし、失敗も許されないプロですよマジで。
いざという時、誰かのために戦える人間は優秀だというのが僕の意見なので現場の人達もすごいと思います。
そのすごさに関しては描写が少ない、そこは主人公が前線に出て同じ立場になったことで表現しようとしたのかなと思います。
作戦に向かう人たちと家族の描写とかあればまた変わったのかもしれませんけどね
国のために戦うという決意をした個人とその家族の作戦に対する評価というものを
極論でいえば核を落とす作戦でいけばヤシオリで犠牲になった人間は生きてたかもしれないんですから。
>>466 スパイクさん
あー、『代役可能』というのは技術的な面というよりは、(個人的には)ドラマを感じられない現場の人たちは『キャラとしての顔がない』から、
その人である理由が感じられないって感じですかね。
彼らも彼らで命を賭ける理由やら守りたい人がいるはずなんですが、それを匂わすこともなく『手足となって働き切った人』で終わってるので、モブみたいな感じなんですよね。
なので、(実際に人員に余裕があるかともかく)欠員が出れば淡々と次が補充されて、以前と同様に問題なく回るんだろうなーって印象でした。
まぁ組織が回るためには代替要員が機能して、スムーズに代わりが務まることが大事なので、当然といえば当然なんですが、
仕草や一言の台詞なんかでいいので、もう少しキャラを立たせて欲しかったかなぁとは思いました。
そういう意味で、一部の官僚が一握りの天才であとはその手足となって淡々とこなしてるって印象がありましたね。
・スーサイドスクワッド (なんか長くてすみません)
見たことあるノリだなぁと思ったら、ガーディアンズ オブ ギャラクシーだ! 名曲の使用率からして似ている。
本国では酷評されたらしいけど、ポイントポイントではセンスを感じられたし… また評価のしづらい作品が出来上がってきたものだなぁ。
ヴィランズというよりは、ヤンキー大集合映画という印象でした。急に「仲間だからだ!」とか言い出すからなー(笑)
デッドショットは『悪逆の狂宴』そのままのタフガイでちょっと拍子抜け。バットマン アーカム三部作だともっと外道なんですけどねー。
ウィル・スミスが演じてるからかブラックスプロイテーション感もあり、ちょっとしたダークヒーローだなぁ。まぁ、カッコイイんですけどね。
ハーレィクインはとにかく可愛かった。もうそれでいいじゃない。エンチャントレスは魔女化の演出がスゲェ。でも正装はちょいダサ…。
フラッグ大佐はロボコップではなく当初噂されてた通りトム・ハーディだったなら、もっと殺気に満ちた作品になっていたかも?
個人的に非常に残念だったのはアクション演出が漫然としていたこと。特化型技能者の集団に相応しい一芸の凄味がもっと見たかったのです。
あと烏合の衆だった奴らが咄嗟に生み出す野生のコンビネーション攻撃とか、そういう『燃え』も欲しかった。
ただ本家ヒーローの登場シーンは流石の格好良さでした。本当の主役は俺たちなんだぞ! とでも言いたげ。
ジャスティスリーグのショートクリップは今のところ割といい感じだと思うので、この調子でお願いしたい。…頼むよ、ホント!
◆orange (2015年作品)
原作は「別冊マーガレット」「月刊アクション」に連載された漫画。10年後の未来の自分から自分宛に来た手紙に転校生に関する出来事が書かれていて、彼が自殺するのを防ぐため主人公が未来を変えようと奮闘する恋愛青春映画です。
この映画を楽しみたかったなら、原作やアニメを観ないで初見がベスト。もしアニメ原作を見てるなら内容を忘れた頃に観るのがベターですね。
アニメ等を観た後すぐに観るとただのダイジェストになって面白さ半減ですね(まあ何にでも言える事だけどね)。
逆に言えばアニメにそっくりで違和感ないって事ですね。映画の方が濃縮されてる分、設定の荒が見えなくてなかなか良かったです。
細かいところでアニメと違っていて、そういう楽しみ方も出来ます。「あずさ2号」じゃなく「ひげダンス」で笑うとか。
大きなネタバレになるので、ラストがどうなるのか派書きませんが、それなりに感動しました。コブクロの歌もよかったし、題名の「orange」の意味もなんとなく分りました。
予告を観ると翔が「ありがとう、さよなら」って言いながら自転車を爆走させていましたwしかし6人の仲良しぶりを観てるとスピードワゴンが「甘ーい!」って突っ込んでくれないかなあって思いました。
どうやって手紙を過去に送ったのだろうって?そりゃあ遠い未来「タイムマシン」が開発されるんでしょうね(手紙ぐらいしか送れない「シュタゲ」みたいな感じの)。
原作ではもう少し具体的だったと思います。あと「リレー」のアナウンスは6組の回し者かw
まあまあ良く出来た映画だと思います。
◆SPY/スパイ(2015年米)
スパイ映画といえば「007」だが、この映画は「007」をパロったような太ったおばちゃんがスパイとなって活躍するアクションコメディです。
アメリカ人って、日本がアニメでしかやれないことを見事に実写でやるんだなあって再認識させられるなかなかの快作でした。
最初、ドジなスパイが重要参考人をギャグで殺したときは「なんだこれ?ふざけすぎ!」って冷めた目で見てましたが、ふっとったおばさんがスパイになって敵地に乗り込む頃には凄く面白い映画だと変わりました。
いやあ面白かった。「特攻野郎Aチーム」「チャーリーズエンジェル」っぽい映画でした。
特にジェイソンステイサムやジュードロウの引っかき回しギャグはクスクスと笑いがこぼれました。
久々に隠れた(自分が知らないだけ)財宝を発見した満足感がありました。ぜひ続編が見たいですね。
◆バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生(2016年米)
なんていうか、夢の共演にしては爽快感が無いちょっと詰まらないえいがでしたね。
ライトの反射、暗がり、爆発の発光などで、せっかくのアクションシーンがよく解らなくてイライラしましたし、
最初に出てきた敵の正体も詳しく説明されず、やっつける前に18ヶ月後に飛んでそれっきり。子供は楽しめない映画ですね。
大人だって、よほどアメコミや特撮好きじゃ無いと面白くないと思います。
バットマンとスーパーマンを互角に戦わせようとして色々苦心惨憺するくらいなら、最初っからいがみ合いながら協力して巨悪を倒す方が面白いと思いましたわ。
また、レックスルーサーが若すぎて、貫禄の無いオタク青年で、黒幕にしては役者不足かなあ。
テーマも正義の超人が勝手に悪人を裁くと被害が大きくなるからアカン!。っていうもので、無理矢理感が半端ない。
分かりにくいルーサーの罠も面白さにつながってないなあ。
悪口ばかり書いたけど、いい点もあります。
謎の女がアレで最後に大活躍!チラチラと他の超人も姿もでてきて、続編で活躍するんだろうなあというワクワク感。
スーパーマンを苦しめるだけのクリプトン鉱石が、結構役に立ったl事。ダイアンレインやケビンコスナーが出演してたことなどなど
あと、スーパーマン、バットマンのお母さんが同じ名前だったとはねw
じっくり見ればそれなりにうなるような所はあると思いますが、片手間に観るべきエンターテイメント的な映画ではないので。
最後に、この映画で一番許せないのは、あの人が死ぬ事です。続編は彼なしですかね。
◆レヴェナント: 蘇えりし者(2015年米:レヴェナントとは幽霊の事)
インディアン(凶暴なアリカラ族)に追われ、熊に襲われ瀕死の重傷を負った上に、仲間に息子を殺される主人公グラスが、復讐のため一人取り残された極寒の地で生き抜こうとするサバイバル映画。
実話らしいし、この映画はアカデミー受賞作品でもある(自分はここで驚きましたw)。
主人公もポーニー族の娘と結婚して、息子はインディアンの混血。そしてインディアン絡みで上司ともめて殺したという過去を持つ。そして今は毛皮商人のハンターチームの斥候として暮らしているらしい。
さて感想ですが、最初のアリカラ族の襲撃と熊に襲われて瀕死を追うところ、そして息子を仲間に殺される所までは面白かったのだが、その後の長い長いサバイバル生活で、何度眠気に襲われたことかw長すぎるんだよう、カットすれば2時間ぐらいでまとめられるだろうって思いましたよ。
まあ自分の堪え性が無いのが原因ですが、ホント体調の良い(眠気疲れの無い)時にしか見てはいけない映画だなあ。ずっと白黒の世界を観ていると眠くなるってwアカデミー賞映画に失礼だけど、これは自然の美しさ厳しさ(あと哲学っぽい神秘的な何かとグリズリーのリアルさ)が評価されてるのであって、ストーリーの面白さでは無いなあって思いました。
馬が欲しい連呼のアリカラ族は、ポワカって娘を白人に連れ去られたからって、白人皆殺しにしなくてもwフランス人には普通に接してるので、アメリカ人との見分けはつくのかな。途中主人公が観る不思議な幻や夢は、多分日本人には分りにくい感覚で、「地獄の黙示録」っぽい。解説を見たらポワカさんは無事救出されたようで、それでもアメリカ人は殺すようでw
意味不明の部分も沢山あるので、もう一度見返したい映画ではあるが、また寝むくなるだろうなあ。あと、主人公を助けたインディアンは誰に吊られて殺されたんだろう?
最後に、主人公の銃声がアリカラ族を呼んでしまった気もするし、一人で斥候に言ったのも主人公のミス。瀕死になってみんなに迷惑を掛けているから、「俺を置いていってくれ」と頼まなかったのも息子を死なせた原因だし、
自分が生き残るために、馬泥棒をして、何人か撃ち殺したよね?主人公もフィッツさんと同じくらい罪深い気がするんだよね。
ホントに不思議ななんとも言えない映画でした。最初ホラーかと思ったよ。
◆,オデッセイ(2015年米) ※「長期の放浪」という意味です
まあまあ面白かったです。ちょっと都合良すぎる箇所もあったが、面白かったので目をつぶるw
宇宙旅行では些細な事故でも死に直結するのに、この主人公の強運、植物学者なのに、機械工作も万能、運動神経、体力、操縦技術、医療技術、コンピュータ技術、化学技術、勇気、回復力が人並み以上のスーパーマン。
そりゃあ、火星で独りぼっちになっても生き残れるわwグリズリーに襲われても大丈夫じゃ無いかなw
テンポ良く進むので、途中でだれないところが良かった。しかし、加工イモの生命力のたくましさよ。
少し気になったのは、まだ生きてることを仲間に伝えないことで怒ったこと。日本人なら相手を思いやり、堪え忍ぶところなのに、お国柄が違うのだろうなあ。
彼らが「ライトスタッフ」ならあまり感情的になるのはオカシイ気がするが、まあ映画を面白くするためだろうね。
食べ物が足りないというのに、食ってるシーンばっかりだし、陽気な音楽を掛けたり、シャワー浴びてるし、「火星さようなら」の記念碑ばっかり作ってるし、もう少し危機感出したら?って思ったけど、これもお国柄なんだよねw
また、太った東洋系の技師がなあ。いまいち頼りなさそうで、役に合ってないような気がする。
なんやかんや言いましたが、謝意金観た映画の中では大変楽しめました。さすがリドリースコット。
なんやかんや言いましたが、謝意金観た映画の中では大変楽しめました。
↓
なんやかんや言いましたが、最近観た映画の中では大変楽しめました。さすがリドリースコット。
◆グラスホッパー(2015年制作)
原作は「コインロッカー」「フィッシュストーリー」「重力ピエロ」など数々の小説が映画化された伊坂幸太郎氏。
リアルさを追求する人には向かないが、意外性と爽快感と多少のバイオレンスを求める漫画好きには溜まらないようなストーリーの映画でした。
最初、実際に怒ったような歩行者ひき殺し事件が起こったときは、なんてハードな映画なんだと思ったんですが、主人公が気弱な中学の先生で、ドジばっかりしてるのも観て結構緩いんだなあってちょっと安心。
半分ぐらい見たところで、ああそういう映画だと分っちゃいましたwでも指輪は仕事の依頼金だと思っていたらちょっと違っていましたけどね。
しかし、自殺屋とナイフ使いは完全にサイドストーリーでしたね。あいつらも仲間になるのかなと思いましたけど。2時間以内でこの内容のので、なかなかの佳作だと思います。
最後に、何年も前の料理は怖くて食べられないなあw
・ゴジラ(1954)
芹沢博士のビジュアルのインパクト、なんという格好良さ
今まで自分が知ってたのはジャイアント芹沢だっただけにギャップが凄い
芹沢博士が何故語り継がれるのかようやく分かったのは収穫ではあった
あまりにも悲劇的過ぎる…
理解者がいないわけではないのに死ぬしかなかったというのは悲しい
ゴジラの造形はマッシブでオマケに顔もゴツい
話に聞くとキノコ雲をイメージしてるんだったか
劇中での暴れっぷりもとにかく力強い
東京大空襲を想起させる大惨事、実際に被害にあった人の胸中は如何程であったのか
歩くだけでなく積極的に手を使って破壊行為をしていくのはもうどうにもならない
熱煙を吹き付けて火の海が起きるのは時代背景もあってヤバい
破壊の結果燃え上がるのではなく最初から燃やす前提の攻撃というのも恐ろしい
あと直接人間に吹き付けるのは初めて見た気がする
初代のゴジラには悲哀はあまり感じない
というかあれだけ傍若無人に暴れてまさしく破壊の権化という存在にそんな感情は持てない
最後の咆哮に悲哀は感じるがそれはオキシジェンデストロイヤーというさらなる理不尽に蹂躙されたものへの悲哀であって
ゴジラという存在そのもの悲哀ではない
言ってみればゴジラに蹂躙された人々への感情と変わらない
・シンゴジラ
間違ってクッションのない席に座ってしまいケツの痛みと手摺りで見えないこととの戦いになってしまった
地上の星とヘッドライトテールライトが流れても違和感のない映画
私は好きにした、というのが最も端的にこの映画を示してると思う
ゴジラの出番自体は3回くらいしかないが全てのことがゴジラを中心に起こっているので特に不満はない
さすがに序盤のCGの出来には不安になったが終わってみれば素晴らしい出来だった
ていうかCG制作白組か、最初手抜いてやがったな
今作のゴジラはダルダルの足、取って付けたような手
最初に熱線を吐く際の絶叫のような咆哮等、とにかく無理のある進化を重ねた存在という印象
ランドマークは壊さず徹底的に日常を破壊する使者であり核の被害者という側面が強いと思う
後に続くかはともかく、まだまだやれるという前向きな映画だった
◆ガールズ&パンツァー劇場版(2015年作品)
ご存じ、美少女達がいろんな戦車を使って対戦する、荒唐無稽な大人気アニメの劇場版。
全国高校生大会で優勝したものの、学校は廃校することになり、大学選抜チームとの殲滅戦に勝てれば、廃校を免れる約束をなんとか取り付ける。
30台VS30台のクソ熱い戦車戦を描いた力作。
やってることは意味不明の地球に優しくない上、何故か乙女の嗜みである「戦車道」なのだが、何故か熱くて、なかなかに面白かったですね。
例えるなら歴代仮面ライダーが総出演して巨悪を戦う映画とだいたい似てる(アベンジャーズの方が分りやすいかな)。
凄いところは2時間の映画の4/5が戦闘シーンw日常シーンはオマケですね。ラストの主人公姉妹の友情パワーは凄かった。
戦闘は山あり谷ありで、それぞれの高校に見せ場があって、結構よく考えられてる。笑いどころはすぐ特攻したがるチハタン高校w
そして、陽気なイタリア系の高校。イギリス系は紅茶と上から目線、ロシア系はちびっ子を中心に友情に厚い。アメリカ系は豪快。
そして、初めて見る北欧系の「ケイゾク」さんは頼りになるサトリ系。黒森峰は冷静沈着。一番影が薄いのは大洗高校かも知れないね。
相手は大学生だが大学生に見えん!大学チームーの上にも社会人チームがあるとはこの世界どうなってるのw
町は平気で破壊するし、家を壊されて喜ぶ住民。いやあ不思議なある意味デストピアだね。
自分の好みの「娘」を応援するも良し、好きな戦車を応援するも良し、良く動く作画に感動するも良し、馬鹿馬鹿しいけど大変楽しい映画でした。
ちなみに自分の応援する女の子は、アメリカ系の高校のガムを噛みながら狙い撃つ女の子ですね。
あと、いつもあさっての方向を眺めてボゥとしてる子もちょっと気になりましたwいやあ名前は全員は覚えきれませんわ。ソド子は覚えたぞw
あの世界の日本は物凄いどころじゃないレベルで金があるらしく「戦車道の試合で壊された建物は、政府が1から全部建て直して差し上げます」というルールになっているんですよね、だから壊されると喜ぶというか「俺の家はいい加減古くなってるんだよー、だから立て直して欲しいからぶっ壊してくれー」と叫ぶ人も多いというw
ハリウッド映画で爆破シーンの撮影に富豪が取り壊し予定の豪邸を提供したエピソードを思い出します。
解体費用が浮いて助かるんだそうで。
>>474 シャアダムさん
オデッセイ気に入られたなら是非とも原作の「火星の人」も読むと良いですよ
映画版はダイジェストと言っていいくらいに内容ガッツリ削られているので
映画ではさくっと乗り越えてたことも原作だと物凄い難事だったりします
>>481 ウララさん
いつか読んでみたいと思います・ご返答ありがとうございます。
それにしても最近はリメイク物が多いですね。「オデッセイ」も何度も映画化されてるみたいで、昔の映画版を是非観てみたいです。
あと、新作の「レイダース」のハリソンフォード大丈夫ですかね。年齢が。スターウォーズもですけど。
それと、「ガルパン」の最新作が作られるそうですね。声優が引退する前に沢山作ってくださいw
◆ピクセル(2015年作品)※ピクセルとは「画素」の事
地球外知的生命体に向けて打ち上げた無人探査機(多分ボイジャー計画みたいなやつ)を受け取った宇宙人が、
メッセージに込められたビデオゲームの映像を見て、地球人からの挑戦状と勘違いして、ゲームキャラを真似た兵士を使って攻めてくる。
ゲームに則ったルールで攻めてくる敵に、先に三勝すれば地球は守られるのだが・・というゲームファン歓喜な内容の映画です。
「ガルパン」と一緒でその世界観を受け入れることが出来れば、馬鹿馬鹿しいけど楽しい映画だと思います。
今の少年にとってレトロゲームというのは「コールオブデューティ」(PS2)なんですね。じゃあ「ドンキーコング」「ギャラが」はなんて呼ぶのでしょうかね。
とにかく、何も考えないでポップコーン片手にくつろぐにはぴったりの映画でした。
昔「スーパーマリオ」の映画を観たときは人気のあやかった面白くないもの作るなあと思いましたが、この映画はが、テンポもよく、映像も進化してるので、同じゲーム映画でも、かなり楽しめる物になったなあって思います。
宇宙船内での「立体ドンキーコング」はやったことがある人は一見の価値があると思います。あとラストんの市街戦は「ゴーストバスターズ」っぽいですね。
しかし宇宙人がちゃんとルールを守る奴らで良かったですね。遊びで侵略しにきたのかなあw
ただ、パックマンの生みの親が出てくるのですが、自分は「だから何?遊ばせてもらったから崇めなきゃいけないの?」って感じで現実に引き戻され感があって、ギャグも笑えなかったし、いらないシーンかなあ(超個人的な感想でごめんね)。
ちょっと愚痴ったっけど、「ト○ン」「シュ○ーラッシュ」よりも楽しめたし、ゲーム好きにはたまらない映画だと思います。
>>482
節子、「オデッセイ」は日本公開時に日本だけで勝手につけられたタイトルで、
原題は「he Martian」(意味は「火星人」)、初映画化作品や
ご都合主義ってのがどの部分のこと言ってんのかわからないけど、火星行きの宇宙飛行士に選抜されるのは当然、知力体力抜群のスーパーマンに決まってる
あと危機感が云々ってのは、ワトニーのユーモアと楽観主義があってこそ圧倒的な孤独と絶望を乗り切れたってことなんだよなあ
>>484
初映画化だったのか、勘違いして済みません。同じ題名の映画が沢山あったもんで。
ところで、「火垂るの墓」は泣けるし、いい映画ですよね。
◆X-ミッション(原題: Point Break=「限界突破」という意味かなあ?)2015年アメリカ
エクストリームスポーツ(スケボ・ロッククライミング・サーフィンなど危険でスリルを楽しむスポーツ)が得意なFBI新米捜査官が
各地でXスポーツをしながら、過激な犯罪を起こす集団に潜入捜査する話です。
昔観たキアヌ主演の「ハートブルー」に雰囲気が似てるなあって思ってたら、それのリメイクでしたw
犯罪集団は「オザキ8」と呼ばれる8つの過激なXスポーツをクリアすることを人生の目標としていた。つまり物欲ではなく精神的満足を得ようとしていたんだね。
犯罪はその挑戦資金を稼ぐため。その精神に感化された主人公は、犯人達に感情移入して、犯罪に荷担しそうになる。その辺を同決着を付けるのかが見所のある意味、大人の青春映画とも言えるのでは無かろうか。
アランドロンの「冒険者たち」に通づる物悲しい澄んだ空気を感じる映画でした。
「レヴィナント」がよく映像が綺麗だといわれるが、こっちの映画の方が綺麗な気がするなあ。
挑戦内容は、山頂からムササビみたいに飛ぶ・山頂からスノボで降りる、ロッククライミング・滝から落ちる・スカイダイブ・崖をバイクで降りる・嵐の中でサーフィンで大波をクリアするなど、どこまでが特撮なのか分らないが怖くて常人には出来ない物ばかりだ。
スリルを求める人って更に過激な挑戦をクリアしないと満足できなくなるって言うが、まさにそれだね。
ストーリー自体はあまり面白くなかったが、映像とアクションの凄さ過激さは一見の価値があると思います。
ロッククライミングって手が真っ青になるんだね。いやあ命がけな事よくやるわw
◆天空の蜂(2015年作品)
原作は映画化の常連となった東野圭吾氏の1995年に書かれた作品。1995年といえば阪神淡路大震災の年。
そして1983年頃から建設し始めた福井県の高速増殖炉「もんじゅ」(原発)が発電を開始した年。
この物語は、新型軍用ヘリ「ビッグB」がそのお披露目の日に原発に恨みを持つ何者かに遠隔操縦され盗まれてしまう。
ヘリは爆弾を積んでおり、また開発者の息子が悪戯で乗り込んだまま、福井の原発「新陽」の真上で日バーリング。
日本中の原発を廃止しないと原発に落として爆発させると脅迫する。リミットはヘリの燃料が尽きる8時間。政府の対応は?というサスペンスである。
感想をいうと、ちょっと原発に対する考え方が古いなあ(原作が福島原発前に書かれたからね)、まだ原発が安全だと国民全体が思っていた時代だもんなあ。
政府は安全神話を壊したくないために、ヘリが落ちても大丈夫、原子炉は何十にも守られているからと主張するし、世間には止めたふりをするとか色々せこいのが腹立たしい。
それからこの映画って最初「反原発」かなあと思ったけど、
7原発のお陰で、快適な生活が送れるんだ、へりも開発できるんだ」とか「福井県以外の人はお金を払うだけで恩恵にあずかってる」「福井県の人はお金もらったから仕方が無い」とか
色んな主張が飛び交っていて、「原発推進」にも「反原発」にも、どうにでも捕れるところが、もやっとしてずるい映画だなあって思いました。
あと、見所であるアクションシーンは肝心なところで少し残念な感じになってる。子供を救ってパラシュートを開くところとか、カットしないでそこにお金を掛けろよって思ったw真犯人とのラストバトルも中途半端で残念。
役者が豪華すぎて、そっちにお金を使い果たしたのかなあ。ホント役者は豪華(江口洋介・本木雅弘・竹中直人・などなど)
しかし、「ビッグB」が意外と格好いいな、ずっとホバリングしてばっかりだけどねーw
まあでも全体的には楽しめたし、意外などんでん返しや原発関連蘊蓄も面白かった映画でした。
◆ストレイト・アウタ・コンプトン(2015年米)
アウタとはOUT OFの事で、題名は「コンプトンの外へ」という意味です。コンプトンはカリフォルニアの都市。
この映画に出てくるゲットーとは弱い立場の人たちが住む、居住地(ユダヤ人隔離地から来ている)。
いやあ、題名が格好いいとの理由から借りてみたが、有名ラップグループNWAの歴史映画だとは思わなかったわ。
エリック(イージーE)からはじまりエリックで終わる構成だった。ラップにはあまり好きでも興味も無いし、ラップのことは何も知らない自分がこの映画をどう思ったか正直に書いてみたい。
これが実録と思うと、人生いろいろで、生きるって大変だと改めて感じたし、波瀾万丈ノコの映画は意外と面白かった。飽きずに最後まで観られた。
音楽も好きまでは行かないけど、まあ心地いい感じは楽しめた。ラップって歌詞の内容で人気が左右されるんだなあ、その辺はポエマーと一緒だな。
ただ聴衆は歌詞の内容に感動する物ばかりで無く、多分クールでスマートさに憧れて聞いてる人も多いんだろうなあとも思う。ファンのみんながスラム出身じゃないしね。
犯罪をあおる歌詞はいけないと思うし、すぐ暴力沙汰や乱痴気騒ぎになるのも頂けない。でも悪ぶって突っ張って生きないとみんなが付いてこないんだろうなあ。とことん突っ走って、事故や病気や逮捕されるまで止まれない人生は自分には無理だと思ったわ。
あれだけ、暴力&SEX&不摂生に生きればそりゃあ最後はそうなるわッ手も思った。
ワル格好いいと死は隣り合わせ、成功と不運は隣り合わせ、でも大多数の人より、お前ら充実したいい人生だよって思った映画だった。
ストーリーで面白かったのは映画俳優でも有名なアイスキューブがグループを脱退して成功するところかな。
顔と名前が区別付かなかったので(自分苦手なんですよ)、もう一度最初っから観てみたいとは思う。
◆ズートピア(2016年米・アニメ)
まとまりもよく、動きはいつも通り滑らかでよく動き、キャラクターも愛らしく、それでいて格好良くじつに子供受けしそうないい映画でした。
ちょっぴりお話が難しくて、どんでん返しが2度も3度もあり、幼児向けアニメから子供向け実写映画へステップアップする時期の子供向けにぴったりの映画だと思います。
もちろん、ちょっぴり社会問題や暗部に触れていて、そういう意味でも微毒のあるステップアップ教育アニメですね。
物語はズートピア(肉食・草食動物が仲良く暮らしてる大都会)に憧れるウ夢多きサギ女の子が、警察官となり赴任するが、そこで現実の厳しさを知るが、めげずに頑張って大活躍する話です。
多分子供の何割かは主人公の元気いっぱいウサギちゃんより、イカス詐欺師のキツネに憧れそうな雰囲気ですけどね。そして何割かはガゼルちゃんに興奮するのでは無かろうかwほんとアメリカ人って片目隠したセクシーポニー系好きですよね。
日本人だと女豹・猫又系ですか。あとケロッグコーンの虎そっくりな奴が出たときはちょっと吹きましたw
さて大人目線で感想を言わせてもらえば、違反切符の仕事馬鹿にするなよ、新人はまずそういう地道な仕事からだろ、簡単に仕事を辞めやがって、そして簡単に仕事復帰しやがってそんな職場あるかあーw
あとは、ヌーディスト倶楽部いやらしい。子供は分らないだろうけどwてっきりあの倶楽部が野生化と関係してると思ったんだけど、ミスリードかな。
ディズニー映画なので、子供安心ですし、ストーリーのレベルが高かったので自分の中では佳作認定です。
>チャンピオンの動物のやつ
新連載開始時で「ズートピアの初期構想っぽいな」と思ってたらうさぎが出てきていよいよそれっぽくなってきた…
◆ミケランジェロ・プロジェクト(2014年米)原題「The Monuments Men」(記念碑の守護者達)
娯楽としては山も谷も無く、終始淡々としていて、あまり面白くなかったが、それなりに味はあったと思う。
初見は完全に宣伝負けのC級映画の印象。良いところを見つけようともう一度チームメンバー8人の顔と性別と行動を確認しながら観ると、初めてこの淡々とした事務的なお使いRPGのような映画なのだが、みんなの頑張りが伝わってきてなんとなく愛せる映画に思えてきたよ。
監督が役者のジョージクルーニーって所で納得。まだ面白い映画の作り方に不慣れなんだよね。道理で観る人の想像を超えないニュースみたいな映画だと思いましたよw学生に毛が生えたような作りというか(偉そうで御免)。お金出してまで観たくない感じ。
ストーリーは久々の戦争映画?で第2次世界大戦中のヨーロッパ。戦闘で美術芸術品が壊されたり盗まれたりする前に保護確保するために世界中の美術に詳しい学者がチームを組んで、最前線に乗り込んで、守ろうとする話で、久々の大戦ものだったので最初はワクワクしたが、
ほとんどアクションや戦闘が無いのでスリルもサスペンスも薄い映画でしたわw
まあギャグっぽい戦闘はあったけどね。あと幾人かチームに犠牲者が出るのだが、2人目はギャグに見えて何か実在する人なのに(実話だから)何か可哀想だなあって思いました。
敵の仇のドイツ軍の司令官も片手を怪我したのにもかかわらず印象薄いなあ。あの若い男の絵は燃やされていたよね、この人によって。
副主人公のマットディモンが、取り戻した絵を元塗師の所絵持って行ってやるのだが、あれは女スパイを籠絡するための見せかけの優しさだったのかも知れないwその他にも2回目観たことで気づく点がいっぱいあった・・かなw
戦時中、暗号解読のエニグマを作った人もいれば、こういう美術品を命がけで守った人もいるってことだね。クルーニーさん次の映画はもっと楽しめる映画を作ってくれると期待してます。
・ミケランジェロ・プロジェクトの感想文の訂正
誤;副主人公のマットディモンが、取り戻した絵を元塗師の所絵持って行ってやるのだが、
正;副主人公のマットディモンが、取り戻した絵を元の所有者の家に持って行ってやるのだが、
◆ヘイトフル・エイト(忌々しい八人) 2015年米作品
なんていうか、よく出来た読み切り漫画みたいな小話のような映画。2時間50分近くあるのだが、続きが観たくて途中でやめられない面白さがある。
だからって、テーマも主張するところも感動的でもなく、後味スッキリ(何も残らないとも言えるw)でストーリーの軽薄さ痛快さ意外さを前面に押し出したよう映画であった。
ストーリーは、指名手配のデイジー(女性)を生きたままレッドロック(町の名前)まで連れて行く途中の賞金稼ぎジョンが、吹雪が酷くなったため、ミニーの店に立ち寄って宿泊することになる。
そこには一癖ありそうなな先客がいて、全員で8人が一つ屋根の下夜を過ごすことになる。
8人の中には、良からぬ事企む人もいて、次第に殺し合いへとエスカレートしていくという物だ。
誰が味方で敵で、なにが嘘で真実でと8人の駆け引きが見所となる。
後味がスッキリと書いたが、やや考えさせられる所や、空しさ切なさが感じさせられるラストがなんとも言えない余韻が残る。
出演俳優が古参の有名どころばかりで、意外と豪華なだなあって思いました。
とにかくストーリーが面白い、気分転換や暇つぶしに持ってこいの長編映画でした。
じいさんは、息子の敵を取りたいのなら、強盗団に任せて、有利になるように動けば良いのに。まあ強盗団の脅しに屈服した時点で、尊厳とか元将軍の権威や誇りとか失墜してるけどね。
老人だから悪人の言うとおりにするしか無いから、酷な話だけどね。
◆ハンガーゲームFINAL レボリューション(2015年米)
アメリカの若者に大人気のハンガーゲームシリーズ四作目で完結編である。
アメリカのライトノベル的なモノを映画化したって感じなのかな。イギリスだったら格上だけど「ハリポタ」なのかなあ。
原作走らないが、この映画を観た限りでは「子供だまし」「冗長で退屈」「女性特有の詩的な戦争とやたら強調する恋のロマンス」「蛇足が多い」という言葉が頭にちらつく。
「子供だまし」は言い過ぎだが、多分多感な子供(特に女性)しか熱狂できないファンタジーで、人生経験豊富であろう大人が観ても退屈するだろうなあとは思う。
でも地下のミュート(ミュータントの造語かな?)の大群に襲われるシーンだけは面白かったわwそういえばピータが「自分はミュットだっていったけど、お前作られたミュータント的なものなの?
「冗長」は観れば分ると思うが、戦闘シーンより恋の三角関係やら、大統領を倒さねば!とか心の葛藤とかの方が長くて2時間が長く感じることだろうなあ。
「女性特有」というのは原作者が女性なので、男性の荒々しい感じはあまりなく、なんでも愛や恋に結びつけて行動するのがもどかしい、かつ主人公は感情的で衝動的で、自分勝手な行動するので、あまり共感できない
全員とは言わないが、男は協調性があって、普段は我が儘で悪ぶっていても、いざというとき仲間のために命を懸ける主人公の方が共感できると思うんだよなあ。まあその辺は人それぞれか。
でも、もっと戦闘シーンに力を入れて欲しかったなあ。マネシカケスとか洒落たニックネームが小手先の設定に見えて嫌みにならない程度には戦闘で魅せて欲しかったわ。
あともっとギュッと濃縮すれば1時間30分ぐらいにはまとめられて、引き締まった映画になったかもw
一作目はまあまあ面白かったので、この流れは残念ではある。
◆メイズ・ランナー2: 砂漠の迷宮(2015年米)原題:The Scorch Trials(焼け焦げる審理)
もはや前作の続編と言うだけで、迷路でも迷宮でも無い。まあ心の迷宮って捕らえられないことも無いが前作のようなモノを期待してるとがっくりきます。
「ハンガーゲーム」がハンガーゲームをやらない3,4作目と一緒だねwていうかハンガーゲームの兄弟みたいなデストピアに反抗する若者達の映画でした。
世の中は「フレアウィルス」の所為で、絶滅寸前。ウィルスに懸かった者は死んだ後にゾンビみたいなミュータントになってしまう。主人公達特別な若者は免疫があり、人類を救うために
WCKDという組織が若者をさらったり、実験したり、脳から抗ウイルス剤を作ったり非人道的な事をやっていた。それに気づいた主人公達が反抗を開始する。レジスタンスも出てきてまさに「ハンガーゲーム」をまたやってる感じでした。
でもハンガーゲームに比べれば、エンターテインメント性も高く、アクションも豊富で、まだ面白く観られた。
ただねー、主人公が口ばっかりで、無茶するくせにいつも運が良く他人に助けてもらってばかり、戦闘中に敵をかばうとか打開策も無いのに英雄的行動をしたがる、某08小隊隊長のような奴で、好きになれないなあ。
こいつに任せたら下手な同情(仲間には友情に訴える)で部隊全滅になるよw
10代の頃はこういう主人公は格好良く見えたんだけどね-。大人になったらクリーンな正義・理想論ばかりじゃねえって思うよ。裏切ったあの人にも同情するんだろうね。
ダラダラ続くより次回作でスッキリ終わらせて「ハンガーゲーム」の二の舞にならないことを祈る
◆アントマン(2015年米)
主人公が小さくなったり、相手を大きくしたりして活躍する例のマーベルヒーローシリーズ映画である。
突っ込みたい謎理論がいっぱいのちょっとコミカルな感じなのが特徴。真面目な暗いキャプテンアメリカとは肌が合わなそうw
つーか、「アベンジャーズ」と関係ないと思ってたのに、しっかり同じ世界なので少々残念な気分です。
小さくなると力が強くなるのはいいとして(いやわからんw)、顔を殴ったりするのはおかしくないかい?いちいち顔までジャンプして殴るのかい?
アリが動かせるなら、他の昆虫も動かせるんじゃないかい?原子より小さくなって通り抜けたら、機械を壊すことが出来なくなるんでないかい?
一回修行で成功したからって、何度も成功するのはおかしくないかい?
いろんな疑問をノリと勢いとスピードと奇跡で乗り切るヒーローって感じでした。
修行や不思議メカで超人になるより、薬とか放射能事故とか生まれた時か超能力を身につけてた方が説得力はあるよね。
でも脇役の泥棒仲間が楽しかったので、全体としては楽しめました。暗いヒーローより明るいヒーローの方が好きという人にぴったりの映画ですね。
ヒロインの日本語版声優が素人っぽいのが気になった。
◆ジュラシックワールド’2015年米)
ジュラシックパークシリーズの第4弾。ストーリーはジュラシックパークの悲劇から約20年後。
とある島には生きた本物の恐竜がうごめく「テーマパーク」が作られ、日々大盛況であった。
最も受けようと思った社長達が、新種の合成恐竜を作りだしお披露目を迎えようとしていたが、頭が良く脱走して、会社の人やお客さん達を襲い始めるパニックSF映画。
まず言いたい、この事故の原因を作ったのは、恐竜がいないと思って勝手に飼育場へ入って恐竜を逃がしてしまった主人公だろw
この主人公、最初は凄く頼れる奴と思っていたが、格好いい正論は言うんだが、ほとんど役に立たなくて、ヒロインのおばさんが大活躍。もしかしてこのおばさんが真の主人公かな?
ストーリーにも一言。途中までは何も考えずに見られる良くあるパニック映画だなあと、楽しく見ていたが、主人公達の行動が酷い、逃げる客を尻目に、自分たちだけ安全な車内に逃げ込み、客にどけどけとバックで暴走運転。外では翼竜に次々二客が食べられてるのに・・。
そして、子供が「歯の数が少ない・・」のヒントだけで、おばちゃんがティラノザウルスを連れてくるというご都合主義w少しは前にこの場所で{ティラノ]を飼育してますよーとか、誰かが発煙筒で恐竜を誘導してるとか「伏線」を張れって言いたいわ。いくら楽しければ設定が緩く店¥も良いかもしれないけど、説得力が無さすぎて、夢から覚めましたわ。
その上、誰もおもり役の助手が翼竜に弄ばれ、海流に食われた事について哀しみもしないという非情さw馬鹿映画でもある程度はお約束を守って欲しいわ。これが2015年夏に大ヒットしたっていうから、みんな余程刺激に飢えてるのかな。ストーリーはそっちのけで。
深く考えなければ、恐竜好きなお子様には大受け、大人も楽しめる映画だとは思います。新種の恐竜を倒したって全然解決になってないのに、ハッピーエンドっぽい所が凄いねwまさにアメリカ映画だわ。
「君は聞いたかあの(ティラノ)鳴き声を!」w
歯の数が少ないについては、翻訳の限界を感じました
力が足りないと、序盤で言っていた歯の数を日本語で上手くダブルミーニングするにはどうすればいいのでしょうね?
◆屍者の帝国(2014年作品)
死者をフランケン博士の技術で蘇らせて(プログラムをインストールするから蘇らすのとは違うかも)ロボットの様にはたかせたり、兵士として使役したりしてる別次元の地球。
より万能な死体兵士を作るため「フランケン博士が残した手記」を巡って、ロシア・アメリカ・イギリスが争っていた。主人公は友を勝手に蘇らせた罪を帳消しにする条件で、その手記の奪取の任務に就く。
目指すはアフガニスタンに手記を持ち逃げしたロシアの博士が作った屍者の国。そして、フランケン博士の遺作の人造人間もその手記を狙っていた。果たしてその目的は・・という話です。
ホームズ・ワトソン・エジソン・007・マニーペニー・カラマーゾフ・ノーチラス・フランケンなどなど、有名どころがこぞって出てくる中高校生が喜びそうな、冒険オカルト映画でした。
ちょっとやり過ぎじゃ無い節操なくない?って馬鹿にしようと思いましたが、原作者の遺作を友情で別の小説家が引き継いで書いたと知って、何も言えなくなりましたw
ラストバトルがが観念的で光のシャワーがきつくて残念ですが、それ意外はなかなかわくわくする冒険活劇でした。あの人は心が戻ったんですね。てっきりり友と心中したのかと思いましたよ。
あと女戦士は「未来のイブ」から「ホームズ」の登場人物になったんですね。
調べればまだまだ元ネタキャラがいそうですね。
あと、最初っから、かなりグロいのでそういうの苦手な人は気をつけてください。吐きそうになりましたw
>>498 徹さん
ご指摘があったので、もう一度最初から見直してみました。
言われたとおり、最初の方で歯の数がどうの、海竜が動く者はすぐかみつくとか、ティラノザウルスのパドックで子供が熱心に見たりとか、色々伏線があったんですね。
気づかずにボーッと見て見逃してました。ごめんなさいね。
うん、その辺はしっかりしている娯楽映画だと考え直しました。
◆ダイバージェントNEO(2015年米)原題The Divergent Series: Insurgent:ダイバージェントシリーズ・反乱を起こす
ダイバージェンス(異端者)シリーズ第2弾。今回で一応完結するんだが、考えようによってはまだ続きそうな終わり方だった。
話は文明が滅び人類が絶滅の危機に。そのため「三権分立」みたいに、人類を性格により5つに分類して、5つの派閥を作って互いに牽制&監視して人類が滅びないようなシステムを作ってシカゴの周りに壁を作ってそれぞれのエリアに棲み分けて暮らしていた。
しかし、頭の良い「博学」のグループが、全体の支配を目論見、「勇敢」のグループをロボットのように洗脳し始める。それに気づいた主人公達が反乱を起こすディストピアをぶっ壊せ系のSF映画である。
「メイズランナー」「ハンガーゲーム」とこれで、「デストピアに立ち向かう若者映画三部作」とでも呼びたいと思うw
続けてみたら「またこういう話か」って思う映画ではあるが、一番期待していたシリーズだった。しかし面白くなるのは40分ぐらいから、それまでは航路ロマンスとグダグダ葛藤。後半も特撮は映像的に凄いと思うのだが、戦闘が少なく何か物足りなかった。
話のたたみ方は「ガンダムUC」のラプラスの箱みたいな謎が解けて、上手くまとまったなと初感じはしたが、「博識」のリーダーの発言と無所属派のリーダーがやらかしたのかけじめを付けたのかで、まだ作ろうと思えば続編を作れる終わり方だった。まあもう一作だけなら観てもいいかなw
「メイズ」「ハンガー」と違って、心の中の戦いの映像化が面白くて売りの映画でした。
最後のベアトリスの行動は仲間を危険に合わせる行動で、またこういう自分の正義を貫く我が儘主人公はもう良いよ。
それと、もう少しハラハラさせてくれよ。
◆特捜部Q キジ殺し〔2014年デンマーク〕〔原題FASANDRAEBERNE・英題The Absent One(不在のもの)}
未解決事件の整理が主な仕事の特捜部Qに左遷させられた主人公がアラブ系の刑事と組んで、未解決事件を解決していくシリーズ第2弾。
キジ殺しの意味は分らないが、人を狩猟のように狩って殺す所から付けられた副題と推測します。
前作観たような気がするんだよなあ。あのアラブ系の相棒に見覚えがあるんだよなあ。主人子はお笑いの「パックンマックン」に似ていて「何真面目に演技しとんねん」て最初は笑ってしまったw
アメリカ映画とまた違った「澄んだ空気・昼間なのに薄暗い真っ白な闇・漂う陰鬱な空気」が新鮮であった。
はっきりいって「妥協しない真面目な2時間サスペンスドラマSP」で、映画と言うよりテレビドラマを見てる気分だ。アクションも娯楽的要素も薄く、人間の心の闇・やるせない事件をホラータッチで魅せていくスタイルかなあ。
主人公は行動力と決断力はあると思うのだが、いつもピンチを他の人に助けてもらって、やや情けない自分の嫌いな「シローアマダ」タイプであるのだが、体を張って事件に取り組むところは好感が持てる、ただ上手くいかなくて、もう少し格闘技でもおぼえて頑張って欲しい所だがw
少しずつ捜査を進めていくところは日本の刑事ドラマに似ていて、デンマークと日本人てその辺は似てるのかなあってこれも好感が持てる作りでした。
事件は残酷で目が離せなく面白いです。寄宿舎って陰険ないじめが横行してるって勘違いしそうw
キーパーソンの独り言女が主人公達より喧嘩が強くて笑っちまったが、ラストは哀しい終わり方だったなあ。
主人公が復讐はいけないと正論を言うのだが、復讐することはそんなに空しくイケナイ事なのかなあって考えさせられる映画でした。
日本の刑事ドラマが好きなら多分面白く見れる映画だと思います。
■高慢と偏見とゾンビ
素晴らしい出来でした。
恋愛物としてもゾンビ物としても一級品の出来。
根底の世界観が狂ってて、ストーリー自体は高慢と偏見そのまま。
恋愛映画として見ると「これゾンビ要素必要?」と思うし、
ゾンビ映画としてみると「これ恋愛要素必要?」と思うけど、
でも二つの要素が非常に高いレベルで融合していて見ていて気持ち良かったです。
ゾンビア物としての設定を非常に良く練って有るのが勝因でしょうか。
姉妹喧嘩や告白シーンで一々カンフーバトルするのが、
なんとも言えない独自のアトモスフィアを醸し出していました。
◆ハーモニー(2015年作品)
ノイタミナムービー作品第5弾として作られた、原作は伊藤計画氏のSFアニメ映画である。
一見すると、「攻殻機動隊」に影響を受け「サイコパス」に影響を与えた作品に思えるぐらい足して2で割った様な、管理社会情報社会に立ち向かう強い女性の話である。
もう少し詳しく書くと、「WATCH ME」と呼ばれる医療ナノマシーンみたいな者に健康・個人情報などを管理される社会がいやで、日本を脱出して、海外で紛争を調停する「螺旋監察官」となって働く主人公は、
ヘマをやって謹慎処分として、久々に日本へ帰ることになる。その日本で、大量自殺事件に出くわす。友人を自殺させられた主人公は、犯人を突き止めるべく五日間の猶予を与えられる。そしてその事件が昔自殺した友人と関係があることを知る。
感想は、まさに攻殻機動隊の草薙を観てるかのよう。また大量自殺・謎の女という点では野崎まどの小説みたいだなあっても思いました。
何かが何かに影響を受けてるのか、それとも考えることは同じというか、この映画を観てる最中、ずっとそんな不思議な感覚を味わってました。
ただこのアニメ自体は薄味で大ざっぱで、多少物足りないかなあって来はします。
やたら、過去の自殺の回想も少しくどいし、ラストも盛り上がり方も、おとなしいかなあ。
ただラストの結末はめっちゃ「やるせない」です。砂漠の民もアホになっちゃたんだろうかw彼らは大丈夫だと信じたい。
救いが無いところはまさに「野崎まど」の小説だなあwあと、主人公の考え方は嫌い。「贅沢病」ですよ。
小説版でも思ったなぁ>贅沢病
何というか、主人公に対してもラスボス(?)の娘に対しても死にたいならゴチャゴチャ言ってないで早く死ねという感想は最初から最後まで変わらなかったというか
・君の名は
『秒速』世代としては是非観とこうと、観に行きました。
普通以上に面白かったんですが、美少女と美少年だから成立したって感じの話でしたw
いや青春っぽくて良かったですけども。
ただ、大きな奇跡の引き換えに、ヒロインは人生のピークともいえる期間を8年間も何か分からない喪失感を抱えつつ生きたかと思うとちょっとやるせないですね…
せめて3年間長くても4年間あたりで勘弁してあげて欲しかったところですw
ラストもそうですが、僕自身が『秒速』に引っ張られ過ぎてた部分もあって若干話が飲み込めてなかったとこもちらほらと。
ヒロイン達の田舎も本州じゃなくて、どっかの島の話かと思いこんでたので途中無闇に混乱してましたw
・君の名は
よかったです。満足しました。
忘れたくないおっぱいがある。忘れちゃいけないおっぱいがある。
目が覚めて美少女になったら、おっぱい揉み揉みせざるえない。
三葉ちゃんのおっぱい揉み揉みする毎に奥寺先輩への恋心が薄れるのはしょうがない。
そして再び会えたなら、おっぱい揉み揉みの揉まれ揉まれになることは、
火を見るより明らかである!
そりゃ口醸酒も迷わず飲むさ。いやさ呪術的に分身魂という意味があるんだけど。
紐は時間で絆で運命の赤い糸。
こういう「未来で待ってる」的な作品が大好きですね。
つまり作品の中に「時間・歴史」があるのが私にとってのポイントなのか?
あとお祖母ちゃんが出てくると評価甘くなりますね。
新海誠作品をまともに観るのは初めてだったりする。
背景の重さが気になるが、それが持ち味というのはわかってるし、
まあ受けての問題っすなあ。
青春ものは青臭いので苦手なのですが、そこまで青臭さを感じなかった。
作画要求が高く・面倒くさい、かつそれに十全に応えているのが凄い。
激うまな人が揃いまくっているぜ。
コンテ集出してほしいけど、映像コンテという話だしにゃあ。
パンチラは2カットか?
世界の危機が迫っているけど周りはそれを信用してくれない描写は、
とりあえず必要なんだけど、食傷気味なのでどうにか別パターンを出したい、
と自分への宿題。
◆シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ(2016年米)
「アベンジャーズ」シリーズ第3弾かと思ったら「キャプテンアメリカ」シリーズの第三弾でしたw
道理で、キャプテンとバッキーばかりがクローズアップされると思った。
ハルクやクイックやソーがでないのは寂しいが、「アントマン」「スパイダーマン」が出たのは嬉しい。一気に映画が明るくなって戦いが面白かった。
暗いキャプテンと明るいアントマンが同じ仲間として戦うのだが、意外と調和していたなあwそしてスパイダーマンがまたギャグ担当で盛り上げていました。
しかし「ヴィジョン」さんと「ワンダ」さんが本気を出せば、簡単に事件は解決しそうw良かったね、ワンダさんが味方になってなければキャプテンチームは「シビルウォー」で南軍になってましたよ。
簡単にストーリー紹介すると、かつてのキャプテンの旧友である「バッキー」さんがテロ犯として追われることに。彼を無罪と信じた「キャプテン」は彼をかばって、もともと今後の方針について揉めていた「アイアンマン」と対立し始める。
ヒーローのあり方を問うヒーローアクション映画です。「スーパーマンVSバットマン」でも同じようなことで争っていたけど、こっちの方が分りやすく良く出来てると思いいました。
ただねー、ラストバトルと黒幕の思惑はイマイチだったなあ。Wソルジャー軍団との総力戦でみんな仲良くなってハッピーエンドかと思ってたら、肩すかしと言うかイマイチな予想の裏切られ方というかスッキリさせてくれよって叫びたくなりましたw
総評・「戦いの場面は今までのマーベル映画の中では1,2を争う出来、ラストを覗けば結構楽しめた娯楽作品でした。」
あっと、書き忘れたぜ、もう一人見た目が某「キラークイーン」みたいなチープな感じのヒーローがいましたねw
強いけど垢抜けてない感がする彼は結構強いんだよ、彼がいなかったら「キャプテン」は途方に暮れるんだよ、でもあんまり格好良くないなあw
◆マネーショート華麗なる大逆転(原題: The Big Short)2015年米
マネーショートってお金の小話って意味かなあ。The Big Shortは大きな小話(皮肉かw)
内容は2008年に起こった世界的な金融破綻事件の「サブプライムローン危機」をいち早く察知した金融マン達が、危機に乗じて儲けようとする実話に基づいたマネーゲーム映画。
人の不幸で儲けようとするちょっぴり?汚い男達の話でもあり、決して華麗なる大逆転では無いと思うよ。
主人公達が三グループぐらいいて、それぞれが別行動別視点で違ったスタンスから銀行相手に儲けようとするのが特徴。
MBS,B&B,ABX指数、CDS,CDO,LTV,サブプライムローン、空売りなど金融専門用語が飛び交って、凄く取っつきにくい内容だったが、
簡単に説明すると、担保確認なしで支払い能力の無い人にも家を買うお金をどんどん銀行が貸すから、お金が戻ってこなくてお金を貸した証明書(債権)がどんどんパアになって、気づいたら銀行が倒産まで追い込まれたって話です。
世界中の銀行がこの住宅ローン債権(サブプライムローン=MBSの一種)に関わっていたから、世界中の銀行が倒産の危機に遭った事件が2008年に起こったと言うことです値(間違っていたら御免)。
用語をいちいち調べなくても、なんとなく話はわかる作りになっていって、それなりに面白かったから、こういうドキュメント映画あにしては佳作かなあ。
娯楽映画じゃ無いんで、じっくり考えながら観れる人向きだね。
あと、細かい感想を述べると、左義眼の人は演技が上手いのか、凄く不気味で、頭が良いが変わり者の特徴がでていて不気味だったw
それと、失業率が1%増えるごとに何百万人が死ぬとか入ってたのはゾッとしたね。
ホント形の無い商品や数字のやりとりだけで儲ける株債券保険投資の金融関係人って禄なのがいないよね(全員とは言わないけど)w
汗水苦労して稼ぐことのいかに健全か分る映画でもありました(うわあ偉そうですねw)。
◆砂上の法廷(原題:The Whole Truth”真実の全体”)2016年米
映画「スピード」一躍有名になったのキアヌを久しぶりに見ましたw
ストーリーは。父親殺しの青年を何とか無罪にしようとする主人公とその殺人事件に隠された真実が段々暴かれていく、法廷サスペンス映画。
どこかで見た様な、再映画化かなあ。勘違いかなあ。
まあ、とにかく良く出来たストーリーで全然退屈しなかった。ただ映画館まで見に行くかと言えばちょっと物足りないかなあ。
2時間ドラマを見てるような満足感でした。実際の法廷でも〔異議あり〕って人のしゃべってる途中で言うのかなあ。一度本物の法廷を見学してみたくなった。
あと、証人達がみんな嘘ついていて笑った。まあ、他人の事件で危うくなるより、保身・自分が一番可愛いもんね。
しかし後味はスッキリしない。できればBATENDでもいいから、哀しい終わり方の方が
心に残ったかも知れないね。
「逆転裁判」とか好きなら、結構楽しく見れるし、オチであっと言わせる良く出来た小話的な映画でした。
◆ボーダーライン(原題: Sicario)2015年米
内容はFBIの女性捜査官が、CIAの対メキシコ麻薬組織チームの作戦に級力することになる。
そのチームにはCIAでもない作戦の中心人物が混じっていた。彼の正体は?と言う話である。
前半の段々治安の悪いメキシコの街に近づくシーンが緊張感があって良かった。この街で何かが起こりそうだというドキドキ感が半端ない。
そして普通は麻薬組織とのドンパチで双方に愚生者が出るのだが、この映画は訓練され最新の機材を用いる組織と訓練されてない麻薬組織のチンピラとの差をリアルに描いてあって新鮮だった。
メキシコ付近の護送任務は大変面白かった。そして後半の原題ととても関係する戦闘も上手く描かれていて楽しめた。
お前一人で大丈夫なのか?この作戦無茶じゃ無いのか?って思ったけどこいつはただ者では無かったなあw
ただね、演出なんだろうけど、ヒロインの潔癖な正義感にはうんざり。いちいちチームのやり方に腹を立てる所がウザいと言うよりも、帰れ!って言いたくなるわ。
まあ映画を観た人がこの映画のやり方は乱暴だって文句を付けないように、そういう視聴者の代弁者、批判を受けないための良心(批判ストッパー)としての役割なんだろうなあ。
総評・暗闇シーンが何をやってるのか分らなくてイライラしたけどその他は大変楽しめたスリルアクション映画でした。まあまあお勧めかなあ。
age
●ガルシアの首
全てを失った男の孤独な復讐劇。
前半のピクニックシーンや首の保存に苦労する描写はやや冗長で
アクション映画ではなく、ロードムービーとして見ないとアップテンポな映画に慣れた人には結構ダレる。
最初は単なる金目当てだったベニーがエリータを失った後、腐りかけの首と共に過ごし
残った命まで投げ打った理由は何なのか。
そこに共感できる人のみが最後を見届けることが出来る。
また、男のストーリーでありながら女性の力強さも話を締める。
ビッチでありながらベニーは頭が上がらないエリータ、そして父親をも殺せという地主の娘。
やられっぱなしの弱い存在では終わらない彼女たちのしたたかさも魅力の1つ。
>『パシフィック・リム2』とハリウッド版『ゴジラ』続編は中国にて撮影
中国市場がハリウッドで影響力を増していると言われているが、これもその例か。
ゴジラに関しては国内市場だけでの復活はありえなかったし、むしろ恩恵というべきなんだろうけど。
ダヴィンチコード見ましたけど
多分これはアレですね、キリスト教の方でなければ
ことの重大さがわからないかもですね
ダヴィンチコードの面白さは分からなかった自分ですが
天使と悪魔はメッチャ面白かったです
・映画魔法つかいプリキュア!奇跡の変身!キュアモフルン!
クマだ、クマだ、クマね、アクマのクマタだ、モフモフモフルンキュアモフルン!
モフルン師匠によるモフルン師匠の映画でした。
話の構造は簡潔で、モフルンが願いが叶う魔法の石を手に入れる。
浪川クマがモフルンを誘拐する。追いかけて戦う。
諦めなかったから奇跡が起こった、という物語は苦手っす。
他力本願な感じがするし、結果にはそれ相応の能力を示してほしい畑の人間だからですかね。
納得で納得できる案としては、
モフルン死亡、しかしそれでは
みらいを助けたい(悲しませたくない)という願いに反する。
願望器の力を無理やり搾りとって、三途の河めいた場所から気合で復活。だろうか。
箒を使ったアクションがインスタント・マギっぽくて
青木潤太朗ファンとしては嬉しい限り。
・スターウォーズ ローグワン
ただひたすらにドニー師父がカッコイイ映画だった。あとお助けロボ・K-2がかわいい。
やっぱりジェダイがいないと地味ですね。ベイダーがおまけでちょこっとセーバー振るってましたが。
来年のエピソード8こそかっこいいセーバーファイトが見られますように…。
・ジェイソン ボーン
いつも通り手堅い良作という感じ。再シリーズ化もアリじゃないでしょうか。本題はそこではなくて、
本作に出演していたアリシア・ヴィキャンデル。次のトゥームレイダーの主演だとか。
女性的な華やかさを抑え込むことでむしろ異彩を放っていた彼女が、フェミニンの代名詞とも言えるララさんをどう演じるのか非常に興味あります。
・今年の私的BEST3
シビル・ウォー
ボーダーライン
デッドプール
ですかね。DCはちょっと頼りなかった。
シビルウォーは良かったですね
アクションという点でもすごく面白かったです
>2016年私的ベスト
1.シビルウォー
2.Too young to die
3.アイアムアヒーロー
4.君の名は
5.ズートピア
次点でゴジラとデッドプールですかね。
シビルウォーが頭抜けていたものの2016年は個人的には珍しく邦画が当たりだった年でした。
洋画もそこそこ楽しめましたが、コメディやアクション系が好きな癖して今年鑑賞したのはスポットライトやルームなど毛色が違うものや、インディペンデンスデイやスターウォーズなど思い出補正で盛り上がったのが多かったかなぁー
ローグワンとても良かった。
チアルートとベイズがホモっぽく見えたので私の腐女子脳もだいぶ重篤だと思った。
あとこの二人は、二人がかりでベイダー卿と戦って倒される、という終わり方をしてほしかったなあ、と。
続けてジュラシックワールドを見たんだけど何これ酷い……
CGは綺麗だけど脚本がどうしようもない
ネットの反応見てるとけっこう好意的な人もいるが信じられぬ
「ダメなハリウッド大作」の見本じゃないか
ワールドは、パークの子ネタににやりとしながら頭を馬鹿にして見るものだと思います
子ネタの広い方はよかったのです
過去のシリーズにない新たな要素を取り入れようという試みは良かったです。
確かに出来のいい作品ではないですが、加点評価で見ればそこそこ楽しめました。
●マルサの女2
伊丹監督自身が「本当はこれを描きたかった」と述べた「マルサの女」の続編にして真打。
華やかなイメージばかり語られがちだったバブルの負の側面である地上げ行為を堂々と描き切った作品(フリーザのモデルが地上げ屋なのは有名)。
主人公の体を張った捜査にも関わらず最終的には黒幕の動向を指をくわえて見守る他なく、さらに悪役の高笑いで終わるというダメ押しの演出。
これをあの時代に映像化できたという伊丹監督の豪胆さには恐れ入る。
伊丹監督の死と共に日本の社会派ドラマも死んだのではないか、と思わされる。
もっとも、映画が公開されたのは実際は本格的なバブル期に突入する少し前であり、
本作の知名度も1作目には及ばないのが社会派ドラマとしては惜しいところ(そもそも続編があること自体知らない人も多いだろう)。
バブル絶頂期に公開されていればもう少し影響力があったかもしれない。
●椿三十郎(1962年)
「用心棒」の続編。西部劇の決闘シーンを取り入れたラストが有名。
単純なチャンバラ劇ではなく、睦田夫人のセリフやラストシーンには原作および「七人の侍」からの
暴力の世界でしか生きられない男の哀愁も同時に描かれる。
一方で制作会社の都合で単純なヒーロー映画として作られた経緯もあり、
時にピンチに陥りながらも孤軍奮闘してみせた前作と比べるとやや緊張感に欠ける。
主人公の危機はといえばもっぱら若侍の失態が原因であり、
仲間の失態でピンチを作るストーリーには流石に萎える。
なにより若侍をただの主人公の引き立て役にしてしまったのは押しい。
若さならではの青さや情熱なども描かれてはいるが、黒澤映画の若者は基本的に脇役に徹する。
ラスボス役の室戸も優秀ではあるものの、これといった見せ場がないのがもったいない。
かがみさんの日記に
「『貞子vs伽椰子』もそうで、最後の最後で貞子とか伽椰子とかはこの世界の表面に現れた、より大きな世界からのエネルギーの流出に過ぎないことが分かって、世界がガツンと拡張されるんだ。」
とありましたが、そんなのありましたっけ?
ポッピンQ
公開翌日の土曜日に見たんですがらガラガラw
ちまたでは、女児と大きいお友達の両方狙って両方外した系、と言われてますが、言い返せないw
それぞれ悩みを抱えた女子中学生がファンシーな異世界に飛ばされ、ダンスで世界を救う話
ダンスは可愛かったです
で、主人公の100メートル走、11秒88に驚いたら、リアル女子中学生の日本記録が11秒61だった
女子中学生すげえ
>>526 ヤカルさん
本編にそういったセリフはありませんでしたが、どうやら白石監督作品に異界的な要素があるようです。
貞子vs伽倻子、ハリウッド公開とかしないんですかね? あのスピード感とパンチ力は向こうの方がウケる気がするんだけど…
・ベイマックス 地上波放送
トニー・スターク少年期とシャザム!を掛け合わせたような内容にぶったまげました。
日本公開時のハートフルCM詐欺みたいな話は聞いてましたが、まさかここまでの別物とは(笑)
怪談などを基にして邪神が侵略しようとしている、というのが白石晃士作品の基本らしいですね
・ノロイ
堀さんと奥さんが関係ない事件に巻き込まれて気の毒
除霊する力はないのに助けを求められてそれでも助けようと奮闘してくれる堀さんは間違いなくいい人
能力のせいか対人能力に問題があってキチガイ呼ばわりされてるけど
奥さんの最期は悲鳴もあって唖然とするしかないね…
ノロイでもネオがいてくれればなあ
・カルト
ネオがひたすら格好良い映画で笑える、一応ホラー映画なのに
ピンポン連打という迷惑行為を頼もしく魅せるのがネオの魅力
特定の宗教様式に則らず自身の霊能力で怪異をねじ伏せるストロングスタイルに痺れる
前にテレビに出てなかったとか言われたらアンクしか思い浮かばないよこれ
情報戦仕込んでたり、振り返ってみれば細かいところで意味があるのが分かったりしてかなり作り込んでる印象
とにかく意外性に満ちてて楽しかった
ネオ以外の霊能者もインパクト抜群でスーッ、セイッ! とかかめはめ波みたいに真似したくなるな
入来茉ってポワトリンやってた子か、アルティメイタムは罪深い映画だったな…
自分も便乗して2016ベスト
シビルウォー
バットマンVSスーパーマン アルティメットエディション
劇場版マジェプリ
>みる子さん dekuさん
ありがとうございます
ただやはり
「最後まで見ると、貞子もカヤコも巨大な世界の一部だとわかる」
とは思えませんし、白石作品のスタンスを踏まえて思い返しても、そういう展開ではなかったと思いますから、
かがみさんが白石作品のスタンスを知っていて、それに引きずられてラストを解釈したといった事かもしれないですね
というか白石作品に共通している設定なら最後も糞もないですよね……
貞子vs伽椰子
評判もいいんで見ましたけど
直接対決する頃にはもう終盤も終盤で、やや物足りなかったですね。
個人的にvs系はジェイソンvsフレディが不動のトップ
「巨大な世界の一部」とかは意識して見てもよくわかりませんでした。
>>531
しいたけのこさん
「さだかやは元々あるキャラだから、今回は白石作品のあの要素はないと思ってたけど、
ラストまで見たら、やっぱり今回もあった!」
とか思ったんじゃないでしょうか
私は逆に白石作品の要素を知っていたから、ラストの解釈をそっちに引きずられたのかなと思いますが
(バットマンVSスーパーマンの時も、敵の原作でのキャラを知ってたせいで、それに引きずられて
「敵の動機がよくわからない」とか言っていた
「映画のストーリー追って行ったら、こういう動機だと思った」とレスしたので覚えている)
最初は日記コメントで直接聞こうと思ったんですが、メールアドレス記入必須だったのでやめたんですよね…
ローグ・ワン
新年早々激ネタバレ感想
Q.ポスターの登場人物のうち何人生き残りますか?
A.
「あーロボ死んじゃったわー」
↓
「あージェダイなりきりおじさん死んじゃったわー」
↓
「あー巨大武器おじさん死にそうだわー…と思ったらパイロットの兄ちゃんが死んだ!?」
↓
「巨大武器おじさんは弁慶みたいに死んだ…死ぬとは思ってたけど…なんかみんな死んでいく」
↓
「げ、リーダーのおじさんも死にそう…と思ってたら生きてた、よかった」
↓
「さーて、エンディングかな…あのデス・スターさんが来ているんですけど、チャージはじまったんですけど…オイ馬鹿やめろ!」
答え:0人
いやーこれがVガンダムちゃんですか?
みんな死んでいくー、この殺しっぷりは富野作品を彷彿させてくれます
・敵
この作品で印象に残ったのは敵であった
反乱軍はローグであり、味方でありながらも危険な香りがある
一方で帝国軍は秩序をもつ、敵でありながらも組織としての哀愁もある
どちらの立場で戦いを続ける姿は片方の側に入り込みすぎない面白さがあり、見ている最中にも正義とは何かを考えさせられる
ただはっきりとした敵がいる、デス・スターだ
結局は兵器により全てが破壊される姿は終末を思わせる
今の我々の世にもデス・スターがいる
世界というシステムは時に暴力となり人を傷つける
その暴力が破滅に向かおうとしたとき、攻略する仕組みを人々は見つけようとするのではないかと作品を見ながら思った
●ラスト サムライ
この映画の説く「武士道」って結局カミカゼ特攻のことだったのか?
作品を通して伝わるメッセージはむしろ米国の保守層向け、
強引に日本向けに解釈するならブラック企業の精神論にしか見えない。
「時代に取り残された人々の戦い」という点では去年の真田丸にも通じるが、
最大の違いは新時代の象徴である大村を単なる俗物として描いてしまったこと。
そのせいで一層プロパガンダ色を強めてしまっている。
最後の海外ファンに媚びたNINJA軍団やキスシーンでは日本への敬意という点すらブレてしまっている。
後に制作された「硫黄島からの手紙」は本当に日本に真摯に向き合ったことが伺えたが、本作は疑わざるを得ないのが哀しいところ。
>>535 レトさん
映像は美しかったですし、合戦シーンも気合いが入ってて良かったですが、『侍』の世界観ではなかったですよね。
傷心の退役軍人が異界の部族との交流で心を洗われたっ感じにしたかったのかもですが、おおまかなあらすじと侍のコンセプトがマッチしきってなかった印象です。
まぁあくまで米国向けの『サムライ』と考えるればあれでいいのかもしれませんが。
・エイプリルフールズ
想像以上に面白かったです。
こういった群像劇は邦画の方が楽しめますね。
顔の区別がつきやすいってのもありますが、コミュ障、反抗期の万引き、虐められっ子の引きこもりなどキャラの背景からキャラクターがスッと入ってきますし、そこからの優しいギャグ展開にほんわかさせられました。
ってか豪華過ぎるキャストの中でも滝藤さんの怪演が光ってましたw
元旦那の誘拐騒動がなければ悪い方向にこじれる展開しかなかったので、すごいホッとしました。
・SPY
こちらは期待してた割にそこまでかなぁ…
コンセプトは面白いんですが、主人公のキャラが濃過ぎてストーリーに入っていき辛かったです。
僕はあのシーンを見た時に「ああ、これはギャグ映画だったんだな」と思っちゃったなぁ>ニンジャ軍団
日本への憧れは本物だとしても
公開当時がイラク戦争の最中だったり、監督の過去作が「マーシャル・ロー」であることを考えるとどうにもきな臭いんですよね。
○ラブライブ劇場版
まあ全体的にはかなり良かったですし、最後辺りは
うるっとはするんですけれども
テレビ版で自分が一番心に残った
水で書かれたμ'sが消えていくシーンの名場面度が下がった気がしますなー
あと、謎のシンガーの場面要りますかね、これ
○ポッピンQ
黒星紅白さんの絵が好き、可愛いキャラの太ももが好き、という方にはオススメ
自分は両方該当するのでそこそこ楽しめましたが
ストーリーは平凡ですかなー
バトル要素もあったからダンス要素要らなかったんじゃ?
親子連れの観客はほとんどいらっしゃらないので
といいますか観客自体がほとんどいらっしゃらないので
(自分以外には4組くらいで親子連れは1組)
大きなお友達も安心して見れます
・ポッピンQ
逆に自分はダンスもの(というかアイドル系?)を期待して行ったので
バトル要素には面喰らいましたね。
まあ色々とツッコみたいところはあるんですが、CGダンスに対する満足度で飲み込むとして、
それでも11.88秒に関しては飲み込み切れませんでした。
ご都合が過ぎてカタルシスの欠片もねぇ!!
あとED後のアレは、そんなに話題にしてほしいんですか……?って穿った見方をしてしまいました。
一応、ゲームか何かは出るらしいんですが……
スマートフォン版
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板