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映画感想スレ(3)

100winwin:2015/10/12(月) 17:46:31 ID:715m4.P2
・UFO学園の秘密
幸福の科学の大川隆法が脚本のアニメ映画
前半はSFミステリーと学園物がいい感じにマッチしていて予想以上に面白かった
後半は敵対する宇宙人の計画がしょぼすぎるのと、主人公が獣人に突然変身したり、
パニックアクション物になってて訳分からん
しかも幸福の科学の思想全開でプロパガンダ映画と化してました
作画は割と良く、主人公の仲間のアフロヘアの眼鏡がいいキャラしていました

101もにゃら:2015/10/12(月) 17:53:30 ID:ioeOU7y6
□バクマン

倒れたサイコーのために、福田、平丸、中居が集まるというのをやりたかったんだろうけど、
そのためにアシスタントがまったく居ないという珍妙な状態になってるのはマイナスですな。

でも、演出は悪くなかったし、作中マンガは読んでみたいと思った。

味覚少女は、角川系その他の萌えマンガ誌なら生き残れたかな?

102day:2015/10/12(月) 18:06:03 ID:3N2OE.QM
もにゃらさん

演出よかったですよね。暗殺のテストやソウキチの演奏を彷彿とさせるようなバトル(?)している演出。エンドロールもオサレでした

103もにゃら:2015/10/12(月) 18:21:56 ID:ioeOU7y6
>>102
エンドロールは実に良かったですね。
始めはマンガの吹き出しで、次は並んだ単行本のタイトルと作者欄。

巨大なペンを振り回してのマンガ家バトルも燃えるべきか笑うべきか悩ましい。

104ヒロ筋肉痛:2015/10/12(月) 22:16:55 ID:rpDfMZAI
■実写版進撃の巨人(後編)
前編より断然面白かった。
前編で不可解に感じたところの多くが伏線になっており、
巨人同士のプロレス大会も見応えがあった。
これ、2時間20分くらいで1本の映画にまとめるべきだったのでは。

あと、主人公の父(タガが外れた科学者)役で出てきた草なぎ剛のインパクトが凄かった。

■ファンタスティック・フォー(2015リブート版)
アメリカで叩かれまくってる作品ですが、確かにお世辞にも良い出来とは言えなかった。
ヒーローになるまでがとにかく長い上に、
ヒーローになってからもウジウジしてるシーンばかり。
最後の最後にちょろっと申し訳程度のアクションシーンが有って終わり。

同じ監督の前作「クロニクル」から、
ラストのカタルシスを無くしたような作品でした。
キャラもあまり魅力がなく、特に主人公役はミスキャストだったのでは。
あの俳優、セッションではドハマリしてたんですけどね。

それでも超能力を得る辺りまでは間違いなく面白かったので、
もう20分位長くしてアクションシーンを増やせば名作になった気がします。
(上映時間が100分しかなく、60分くらいがヒーローになるまでの経緯。)

105ヤカル:2015/10/13(火) 08:42:47 ID:pPFI1M.U
>>104
元々一本の映画の予定でシナリオが書かれましたが、予算をアップさせるために分割になりました…

106day:2015/10/13(火) 08:56:38 ID:l50FxUO2
予算をアップさせるためじゃなくて予算を回収するために撮影直前に急きょ前後編にしたんだろ妄想で書き込みすんなよバーカ

107ヤカル:2015/10/13(火) 09:22:19 ID:nkWm/i0Q
こちらがソースです
ttp://www.tbsradio.jp/utamaru/2015/09/926_attack_on_titan.html

108ヒロ筋肉痛:2015/10/13(火) 22:35:30 ID:rpDfMZAI
ヤカルさん>
おお、ありがとうございます、聞いてみました。

なるほど、予算を増やしてより大きな作品にしようとしたけど、
そもそも1本の映画としてスタートした企画だから結果的におかしなバランスになってしまったと…。
とにかく全体的に「このタイミングでそれをやるの!?」ってシーンが多かったですが、
やっぱり無理に2つの作品に分けたせいなんですねぇ。

なんか日本でよく聞く話ですよね。
「何を作りたいか」の為に予算を決めるのでなく、先に予算が決まって、
予算を使うための企画になってしまうという…。

109ガフ:2015/10/15(木) 21:04:06 ID:auZXWgQs
○GAMERA
ギャオスの顔と新怪獣がちょっと粘土っぽい

○シン・ゴジラ
脚本・総監督の人の名前に見覚えあるなーと思ったらエヴァの人か
…エヴァ作れよ

○ベルセルク三部作
CGが…うん…もうちょっと何とか、ねえ…

姫様のセックスからキャスカのレイプまでちゃんと書いてる癖に
グリフィスがゲノンにケツ売った話は会話だけでさらっと流すのはなぜ
川でのキャスカとグリフィスの会話が好きだったので残念

110サンライトイエローシャワー:2015/10/18(日) 11:08:45 ID:M6/w8YEM
CUBE

そんな悪いわけじゃなかったんですけど、どうももやもやする。

乙一の短編でもこの手の話(一切情報を与えられず放り込まれた状況下からの脱出ゲーム)はありましたけど、面白さに限界があるんじゃないかな。
自分たちのいる空間の法則性を見つけ出し、脱出法を見出そうと推理する過程は面白いと言えば面白いんですが、ゲームマスターと言っていいのか、彼らをあの状況に追い込んだ側の意図は描かれないので本当に「ゲーム」の域を出ないんですよね。

劇中で言われているように目の前のこと=生還することのみを描くのは純粋にゲームを描いてると言えるしそちらが好きだという人もいるんでしょうが。
ゲームに臨む人たちの人間ドラマで魅せられれば単なるゲームでも胸が熱くなったかも知れないけど、この映画は別にそんなこともないんだよね。

また、建設に従事していたワースが「黒幕などいない」と言い出しますが、なぜそんな考えに至るのかわかりませんでした。一人一人は全容を知らず行われている公共事業だとか言いますが、お前は何も知らないのになんで推測だけでそんな思考に至るんだよと。
あんな異常なものが作り上げられているんだから力のある者の意志が働いてるに決まってるじゃない。

どうも、CUBEは社会システムや人生の暗喩だとかそんな意図があるんだなとは思いましたが、それは制作側の意図であって劇中人物がそこに言及するのは説得力がなさすぎて言わされてる感バリバリでした。

111サンライトイエローシャワー:2015/10/18(日) 23:55:31 ID:J1/bKRfQ
【バトルシップ】

非常に面白い映画でした。
退役した戦艦を退役したジジイが引っ張りだして宇宙人に艦砲射撃を決めるとかすごいロマン。
吹き替えで見たんですが、主人公が前半クッソダメ人間なのに(海軍入隊を機に人間的に成長するかと思えば別にそんなことはなかった)無駄にイケボで、この声でこんな奴なのかよ〜と思ってたら後半からはうってかわって大活躍。
全体に非常に爽快なんですよね。各登場人物にしっかり見せ場があって、それで窮地を脱する場面がグッと来る。
序盤のミズーリ号と退役軍人たちとか、あのひげもじゃのメガネの人が助けに来るとか、もうダメだってところを動けるようになった友軍が助けてくれるとか。
この手のド派手なアクションで魅せる映画で一番好きかも知れません。

で、見た後で知ったんですけど、この映画けっこう評判悪いらしいですね。そんな馬鹿なと思ったんですが。
たしかに宇宙人弱っ! とは思うし何十年も使ってない退役艦が二時間やそこらの整備で動くとか絶対嘘だろうけど、でもよくない?
そもそもアクション映画って基本穴だらけじゃない? そんなつっこまなくてよくない?

>>49でキングスマンをボロカスに言った自分ですが、きっとキングスマンファンの方々は「なんでそんなことつっこむの?」と思ったのだろうなあ。
こうして見るとやっぱ正しい創作なんてないですね。すいませんでした。

112もにゃら:2015/10/19(月) 00:40:44 ID:OC.uUlQ.
□進撃の巨人 後編

前編は見てません。
一言で言えば、ハンジさん劇場。
原作時点でかなりの変人でしたが、実写ではターボがかかって周囲の人間が対話や相互理解を最初から諦めてる感じが妙にツボりました。
『ハンジはおいといて俺らで話し進めとこうぜ』みたいな扱いで、本人も含めてその扱いを気にしてないとかね!

立体機動とかそこそこ良かったし、悪くない映画だと思いました。

まあ、私はマンガやラノベの実写版への期待値が果てしなく低いらしいのですが。

113まは:2015/10/19(月) 09:23:42 ID:zTxCEZJE
>私の内面を勝手に推し量るのはやめてもらえませんか。
>きっとキングスマンファンの方々は「なんでそんなことつっこむの?」と思ったのだろうなあ。

この人w

きっとキングスマンファンの方々ではなくても「なんでそんなことつっこむの?」と思った人もいるかもしれませんね
そもそもなんでその映画を見ようと思ったんだろ、とは思いました

114アーノルド:2015/10/20(火) 02:17:56 ID:mCeNmVQw
誰がどんな動機でどんな映画見ようと自由でしょうが
好きな作品けなされたからって粘着するのはみっともないですよ

115まは:2015/10/20(火) 06:30:09 ID:vCFbbf82
わかってますよそんなこと
誰がどんな動機でどんな映画見ようと自由でしょうし粘着してみっともないのも自由でしょうが
いったいどんな動機でその映画を見に行ってきたんだろと思っただけのことでして
問いかけではないですし返答を期待してもおりません
好きな作品けなされたおぼえも特にないですが、作品を悪く言っておいて自分は悪く言われたくないと思っておられるとしたらずいぶん虫がよくないですか
みなさんその程度なのでしょうかとも思いましたがやっぱりそれも自由なのでしょうね

私の内面を勝手に推し量るのはやめてもらえませんか。と言ってる人がキングスマンファンの内面を勝手に推し量ってて草生えました

しかし粘着してみっともないなんてよくあなたが人のこと言えますねアーノルドさんw

朝っぱらから失礼しました

116唯野:2015/10/20(火) 19:35:46 ID:hA.NLBcI
>【バトルシップ】
>で、見た後で知ったんですけど、この映画けっこう評判悪いらしいですね。

日本ではウケてアメリカではそんなでもないらしいですな。

117サンライトイエローシャワー:2015/10/23(金) 00:10:28 ID:J1/bKRfQ
>>113 >>114

まはさん

たしかに私も他人の内面を推し量った物言いしてましたね。
まはさんに謝っても仕方のないことかも知れませんが、すみませんでした。

【桐島、部活やめるってよ】

すごいと思うし、絶賛する人がいるのもわかるし、面白いんですけど、オススメかと言われるとそうでもない感じ。
観てても楽しくはないかな。
この映画の登場人物を無理に善悪に分けたとして、比較的善寄りであろうバド部の2人も映研のことは普通に見下してるんですよね。
映研が善玉っぽいのもジョックに反撃するからってだけで、神木くんも吹部の女子に対して無神経だったり、その子もまた勝手な面があったりと、通して「善人」というか、悪い面が描かれないのは野球部キャプテンくらい。
感情移入できるようなドラマと嫌悪感を抱かせる面、どちらも描くのは誠実だと思いますが、しかし見てるとその誠実さはなかなかキツい。

この映画に言うと全否定で身も蓋もないんでしょうけど、フィクションの人間関係ってあんま現実に近づけられると嫌だなと思いました。

ただ、スクールカーストについてはここまで極端なものかなとも。
学校やクラスによるんでしょうけど、自分の高校時代を思い返すと少なくとも男子はここまで上下が分かれてはいなかったなと思いました。
戯画化されている作品ならまあと思うけど、これはリアルなぶん違和感も強い。

一番好きな登場人物は野球部キャプテンです。

118レト:2015/10/24(土) 19:44:45 ID:pmM/qx7.
●ミザリー
人気作家ともなれば生みの苦しみや読者からのプレッシャーはずっと付き合っていかねばならない問題だろうが、
それを逆手にとってこのような傑作を作ってしまうのだから転んでもただでは起きない作家のしたたかさには恐れ入る(「バートン・フィンク」も)。
缶詰生活が描かれることから本作のアニーの存在を編集になぞらえる解釈もあるが、
本作のアニーは単純に読者のプレッシャーそのものの象徴であろう。
作品は作者自身の手によって生み出されるが、人気作品ともなればそれはもはや作者個人のものではなくなる。
作者の手を離れて独り歩きし、作者の手に負えない存在になる可能性をはらんでいる。
コナン・ドイルがシャーロック・ホームズシリーズによってもたらされた苦悩が正にそれであり、
ジャンプの看板漫画家も作品を自身の臨むタイミングで終えられず延命を強いられるケースに陥っている。
本作のアニーは異常性を強調されたキャラクターではあるが、人気作家であればそれこそポールのようなトラウマを抱え込んでもおかしくない。
ご都合主義を批判して書き直しを要求する場面などツボを押さえていて思わず共感しそうになる場面だ。
しかし、そんな作者も最後に読者に逆襲してみせる。
それもかつて自分がやられた作品を燃やされるという意趣返しによって。
読者にとってクライマックスが読めないというのは口惜しいことだが、
作者にとっても仮に読者に酷評され否定された作品であろうと自身の作品を処分されるのはこの上ない屈辱だ。
そこに作品を隔てた作者と読者の溝が存在する。
キャシー・ベイツは「静」と「動」双方で狂気を表現していてアカデミー賞も納得の熱演。
没個性的な容姿が逆にコンプレックスに裏打ちされた狂気を感じさせてハマり役。
監督の演出もソツがなく全体的に手堅いが、ポールの脱出策が全て無駄に終わってしまう展開は
いかにも尺稼ぎに思えてしまって少し勿体ない。
結末は完璧なだけに活かしきれていないシーンがやや気になってしまった。

119アーノルド:2015/10/26(月) 09:24:06 ID:mCeNmVQw
モーリン・オハラ亡くなったのかあ・・・
フォード映画のミューズとしてだけでなく、間違いなく映画史上に残る名女優でしたね
ベストは『静かなる男』か『長い灰色の線』のどちらかで迷うところ

120ヨックモック:2015/10/26(月) 20:43:45 ID:5w8ccGJU
ギャラクシー街道のあまりの酷評ぶりが逆に気になってきた……
どなたか特攻された方居られませんか!

121ガフ:2015/10/27(火) 00:02:54 ID:O2FQv8QE
○ヘルレイザー
解いたものに究極の快楽を与えるパズルボックスをめぐる物語

パズルを解いた時に現れるセノバイトの見た目はグロ格好いいけれど、それ以外は微妙
話の内容よりも「撮影用のゴキブリを輸入するために雌雄の鑑定をした」
「役を取って喜んでる女優にあらすじを説明したら死にそうな顔になった」なんかの撮影裏話の方が面白いくらい

特に面白かったのがタイトルの候補に”最高のセックスをするために女がすべきこと”ってのがあった事
ヒドい字面だが的確に内容を表しているとは思う、このタイトルならまず見なかったろうけれど

122a:2015/10/28(水) 17:32:42 ID:.L/2YfYM
桐光学園中の男子にマストな面白情報

女子が抜きサービス3千円してる子いると思う?

その子はshimazaki●結koって偽名らしい。

東京電機大学中に万引きで有名な兄いる件。

ネガネの吉野?あたりからの情報

そのshimazaki◆結koって実在らしい。

確かめようと「おまえのダチの嶋崎ってやつ、小学校は?」って聞いた。

「稲城の稲城市立向陽台小学校だよ」って。

もはや確実に実在!

123サンライトイエローシャワー:2015/10/28(水) 23:44:31 ID:J1/bKRfQ
SAW

CUBEに続いて見ました。スゲー面白かったです。
ソリッドシチュエーションモノでも監禁されている2人だけでなく、それを更に見ているゼップ、タップの視点でも物語が展開していき、ダレる瞬間が全くない。
ジグソウ当人は姿を現さないまま進み、どう収拾つけんのこれ……と思ったら。

スケールがデカかったCUBEに比べるとこれは監禁場所もクソ汚い部屋だし、黒幕も余命僅かなジジイっていう矮小な存在なんですけど、スケールが小さいからこそ全ての謎をスピーディに解き明かして終われたんでしょうね。
また、ジグソウは自分が余命僅かだから罪のある他人を死地に追い込んで説教して死ぬ様を眺めるってもうマジで救いようがないただのクソジジイなんですけど、それが「ゲームオーバー」っつって完全勝利して終わるのにモヤモヤが無いのが不思議。

シリーズがけっこう続いているっぽいけど、このジグソウは遠からず死ぬんだよなあ。後継者が現れるのだろうか。面白いんですかね。

124ハンセイ:2015/10/29(木) 00:12:57 ID:X41tX54w
あんまり世間の評判は良くないようなのですが、個人的には2はかなり楽しめました。
3は……うん……。

125jinn:2015/10/30(金) 15:53:28 ID:Z1ejEjMk
>アントマン
面白かった。
博士の「この技術をスタークに渡すわけにはいかない」がツボ。

126jinn:2015/10/30(金) 22:01:15 ID:Z1ejEjMk
>アポロ13
有名なアポロ13号の事故を描いた作品。20年前の作品にしては宇宙空間の表現は上手く出来ている。
つい先年に初の有人月面着陸を果たしたばっかりなのに、3度目の挑戦であるアポロ13号の時点でHOTな話題でなくなってるのが何とも言えない。
事故を起こしてなければ記憶に残らなかったかも知れん。
酸素タンクの爆発という、ちょっと諦めたくなる重大事故を、諦めずに最適手を探って全員生還を果たす物語。
いやホントに運が悪いにも程があるけど、即死しなかっただけ悪いなりに運が良かったとも言える。
爆発の影響でヤバくなった司令船から着陸船に避難して難を逃れたわけだが、
着陸船に地球帰還のための機能は付与されていないので、二酸化炭素濃度やらコンピュータや機器を動かすための電力が足りないやら、
クルーが高熱出すやらの難問が続出するのを、現場にあるもので対処すべく管制室が知恵を絞るのが見もの。

127ビックリバコ:2015/11/02(月) 13:17:38 ID:Du3zyrVw
るろ剣 京都大火編
出演者の熱演によって、漫画原作であることが勿体無いと思った作品
あのジジィの変態軌道は何なんだよ。あんな強いとは思わなかったよ。

128ガフ:2015/11/09(月) 16:38:54 ID:i3SU20Ec
○RED
ヤク中の爺の言う事がどんどん的中していく辺りであぁコレ馬鹿映画だなと確信した

○ギャロウ・ウォーカー
冒頭の俺を覚えているか?が自虐的すぎる…

129レト:2015/11/10(火) 19:35:31 ID:pmM/qx7.
もうすぐスター・ウォーズの新作も公開か
スターウォーズといえばEP6を初めて見たのは地上波放送だったけど、
ダースベイダーの最期のセリフが原文と全く違うセリフに吹き替えられてると知ったときはショックだった・・
セリフのない場面にセリフを入れたり、全く違う内容のセリフに変更したりすることが地上波ではたまにあるけど、
ローカライズのための工夫ならまだしも、独自解釈でアドリブを入れるのは正直やめてほしい。
原文よりもセンスがいいケースもあるけど、良し悪しと関係なく脚本家に対しては屈辱的な行為。

130アーノルド:2015/11/11(水) 18:17:16 ID:Jcthx.Bo
◆パトレイバー首都決戦(DC版)
ここでボロクソ言われてたんで不安だったんですがかなり面白かったです
ネクジェネの短編全部見てからでキャラに愛着湧いているのもあるんでしょうけど、
少なくともあの語り口の上手さ(二時間緊張感を保てるのはすごい)は評価されるべきでしょう
何よりカーシャのアクションがたっぷりあるのが嬉しい
一号機を囮にしてグレイゴーストの進行経路を読むカーシャと言い、
カーシャ萌え映画と言っても過言ではない
てかこれ見るまで明がかなり戦える方だって忘れてたよ!
カーシャの銃を取りに行こうとする明を三木が制して自分が飛び出すとこは地味に良かったです

吉田鋼太郎たちのチープさに関しては銃撃されたらあっさりゲロったとこからも感じられましたし、
そもそもキーポイントとして書かれてなかったので気にならなかったです
明が灰原に急に対抗意識を燃やしたのも灰原=バドと分かったのでああそういうことか…と納得できました

確かに独立した1本の映画として観ると2の焼き直しに見えますが、
「今の特撮技術でパトレイバーやろう」という企画のネクストジェネレーションシリーズの一篇として考えたら充分な良作だと思いました
『クロコダイル・ダンジョン』と同じ系譜ですよこれ(「特車二課の遺産」と繰り返し言ってるし意識してるはず)

131レト:2015/11/12(木) 07:25:17 ID:pmM/qx7.
●ファーゴ
コーエン兄弟の作品では後に手掛ける「ノーカントリー」と同様に犯罪の不条理を前面に押し出した作品。
劇中でジェリーの息子のスコティが「もし犯人がカッとなったら」と言う場面があるが、このセリフが全てを物語っている。
ミステリーでは犯罪者の計画と警察側の捜査がロジカルに交錯し、その均衡がハプニングのような偶発的要素をきっかけに崩れるのがセオリーだが、
そのハプニングを主題にしたストーリーと言ってもいい。
そもそも、ミステリーとしては簡単に殺人が行われる上に結末もアッサリしているので評価は出来ず、あくまで犯罪ドラマとして見るべきである。
本作の秀逸な点の一つは雪の降り積もるブレーナードが主な舞台となっている点である。
犯罪映画の舞台としては鬱屈したスラム街や乾いた空気の荒野なども適しているが、
本作の雪原も極限状態をイメージさせ惨劇の舞台として効果を上げている。
そんな陰鬱なストーリーと対をなすのがマージのエピソードである。
身重の体でアジトに単身乗り込むキャラクターも力強いが、
事件以外のエピソードも豊富に盛り込まれているのがストーリーを陰鬱なだけに終わらせないバランスを保っている。
ただ、最後のダメ押しの結末はさすがにクドく蛇足だと感じた。

132みる子:2015/11/20(金) 03:19:00 ID:gBWSBZ76
・コードネーム:UNCLE
バディムービーとして手堅くまとまってて良かったです。ホームズと比べると伏線のロングパス少なめ。
鋼鉄の男ことヘンリー・カビルがとにかくカッコイイ。アーミー・ハマーはちょっと印象薄かった。
スパイ映画恒例のアレは演出も相まってグッと来ましたね。「君のためのページだ」

・ジョン ウィック
射撃と柔道をミックスしたようなガンファイターとして復活したキアヌさん。
ジョン・レグイザモ、ウィレム・デフォーと共演が地味に豪華でした。
マスタング(車)とケルテック・ショットガンがかっこよかった。

・マッドマックス 怒りのデス・ロード
円盤買ったので吹き替え版でも視聴。…意外にもエグザイルさんがそう悪くなかったです。
マックスのセリフが少ないせいもあるだろうけど。 ジョー様もリクタスも違和感なし。
それでもやっぱりまぁ吹き替えはプロに任せるのが一番無難、だと思うんだけど。

133deku:2015/11/25(水) 23:29:01 ID:Rd2wOUEY
キャプテン・アメリカ
二作品とも面白かった
シールドの使い方に特徴があってそれがアクションの幅を広げてる
軽くて使いやすいからか強敵には逆に使われたりするのはご愛嬌
一作目は時代背景もあるからか昔のヒーロー映画といった趣で懐かしい感じがする
レッドスカルの存在もあり、危険な超人薬の被験者に何故スティーブが選ばれたのかを印象強く描写したおかげで応援したくなるヒーローだった
みんなのリーダーという役割もあるからか共に戦う部隊があり、協力して敵に立ち向かう姿が頼もしい
それだけにダイジェストで流されたのが残念でならない
ラストの自己犠牲も含め、投与前のスティーブの写真は卑怯だ
彼の始まりを象徴する写真をラストに出てくるっていうのがまた

二作目では何よりアクションのパワーアップ具合が素晴らしい
素早く連続性を持ち、メリハリの効いたアクションは見応えが本当にあった
ウィンターソルジャーのナイフアクションは子供だったら真似したくなるスタイリッシュさ
キャプテン・アメリカは絶妙な強さなんだな
地に足ついた強さでボロボロになるし彼自身の強さを理解しやすい
おかげで生身のアクションが映える映える
ヴィランっぽい見た目の敵がいないからかアメコミっぽさはあんまり無かったかな
ストーリー的にもお預けをくらった気分
バッキーとの友情は彼がナイスガイなのもあって命をかけるに足る男だった

出落ち登場即退場したドクターは一体何だったんだろう
というかヒドラにあそこまで忠誠を誓っていたのが不思議だった、これは彼だけではないが
一作目じゃ粛清されるのが怖いから裏切った立場だったのに
そもそもヒドラの目的がレッドスカルもいないのに動いてるってのが不気味だ
まあ復活しそうだけど

ザンバラ頭のウィンターソルジャーは刀持ったら似合いそう、というかくりそつ
ちょうど片腕もサイボーグだし
キャプテン・アメリカは走る姿がよく似合う
姿勢も良いし諦めずに立ち向かう姿も良い
オトナ帝国のしんちゃんのように

134アーノルド:2015/11/26(木) 22:23:31 ID:fECShv1M
原節子、引退から半世紀経ってたんですなあ
女優でなかった時期の方が長いのに日本を代表する大女優として存在し続けたのはスゴい

135jinn:2015/11/28(土) 15:59:29 ID:r9xOAvlg
>劇場霊
呪いの人形が次々と人を殺すお話し。おわり。

これほど何の感動もなく見れるホラー映画も珍しい。脳波とか測定してたら寝ているかのような波形になるんじゃなかろうか。
先週号のチャンピオンを見た方ならお分かりだろうが、何のひねりもなくあの人形が犯人です。
映画でも冒頭あのシーンなので、事前に何の情報も仕入れずに見ても「ああ、こいつが人を襲っていくんだな」と知れます。

136みる子:2015/12/01(火) 04:59:49 ID:gBWSBZ76
ウィンターソルジャーは14年の私的ベスト映画でした。
アントマン2ではキャップ一味との絡みがもっと増えるといいなー。

・007 スペクター
敵の陰謀担当クリストフ・ヴァルツ、暴力担当バティスタ。どっちも雰囲気あってよかったんだけど、
両方兼ね備えたスカイフォールのシルヴァにはちょっと敵わなかったかなぁ… という印象。
集大成めいた内容からクレイグ・ボンド最終作な空気がひしひしと伝わってきたが、どうなるか。
まだフレッシュなM、Q(堺雅人さん似)、マニーペニーは続投でも良い気がしますね。

137レト:2015/12/02(水) 19:40:54 ID:pmM/qx7.
>「ロード・オブ・ザ・リング」のアラゴルン役V・モーテンセンがジャクソン監督を痛烈批判
ttp://gqjapan.jp/entertainment/news/20140519/viggo-mortensen-criticizes-peter-jackson

キューブリックといい黒澤明といい、完璧主義の監督は美談が伝えられがちだけど、
スタッフにしてみたらブラック上司も同然なのかもなぁ・・
スケジュールも予算もどんどん超過していくし。
今の日本で監督が完璧主義を貫くのは困難だろうな。

138シャアダム:2015/12/02(水) 20:39:31 ID:1u064hlk
●チャーリー・モルデカイ 華麗なる名画の秘密(2015年作)

「チャーリーとなんちゃら工場」とは全く関係ありませんが、その辺を狙ったチョイスなのかなw
もともとは喜劇俳優ではなくギタリストという経歴のジョニーの映画は数々見てきましたが、カッコつけながら笑いを取るというちょおと矛盾したスタイルの演技から日本のアイドル俳優「キムタク」のドラマを見てるようで、ちょっと嫌味で心の底から笑える映画ではないが、女性の心を掴むにはちょうど良いんだろうなあと思いましたわ。
でも、忠実なプレイボーイの執事のゲロギャグはちょっと面白かったwあとしっかり人物の名前とか状況を覚えてないと混乱する推理映画の要素もあったのは良かった。
最初はふざけ過ぎだろって思ったけど、それなりにしっかりした脚本で「ナショナルトレジャー」っぽい所もあって楽しめました。

ちなみにMI5とは内務省(国内に関する事件)の情報機関でMI6とは外務省(海外の事件)の情報機関らしい。実在するらしい。
それと、忠実な執事は女好きで主人に迷惑をかける(ないがしろにする)のに、ご主人のためなら命も惜しくないって、女と主人はどっちが大事なんだろうか。
このキャラの性格が良く解らんが、まあいいかw生真面目だけど趣味嗜好と仕事は分けるタイプかな、器用すぐる性格ですな。

139シャアダム:2015/12/03(木) 19:18:53 ID:1u064hlk
●フォーカス(2015年作品)
フォーカスとはこの映画の場合、相手の興味を引く事(スリとか詐欺とかのテクニックらしい)。本来の意味はレンズの焦点、ピント。
前半はヒロインとの出会いとアメフトの客相手の詐欺、後半はヒロインとの再会とブラジルFIレース詐欺ときっちり別れる所が珍しい構成。

まあ、あの説教じいさんは、ああ多分あの話のあの人だなあって予想はできました。あとクエンティン映画っぽい第3者視点の演出が途中合ったのでニヤリとしました。
まああれだけスリをすれば絶対ばれるだろうって呆れた場面もありましたが、中国人との賭け勝負は面白かった。
女の尻のタトゥーにもしっかりそれがあるというので、止めて確認しましたw日本映画で言うと{カラスの親指」と「カイジ」を混ぜた感じかな。それなりに楽しめました。
ラストにもう一勝負あればいいなあって思ったけどね。

関係ないけど、ブラジル人って「巨乳・巨尻」が好きなんだなあ。まあ嫌いじゃないけど、顔よりもBODYって感じ。民族性の違いかな。
ヒロインが凄く魅力的なのに、「ちょっと貧乳なのが残念」とか言われてました。
そりゃブラジル人のグラマーさ(でか過ぎ)に比べればしょうがないでしょうよwうん、映画とは関係ないですね。

140シャアダム:2015/12/05(土) 02:14:40 ID:1u064hlk
●アベンジャーズ エイジオブウルトロン(2015年)

どうもマーベルヒーロー映画の演出は自分の感覚に合わないようだ。観ていてあまり面白くなかった。
ヒーローが必要以上に悩み過ぎな所、日常は女性との付き合いを描けばいいとお座なってる所、戦闘がワンパターンで理屈がふわっとし過ぎてる所、
行動理由がいまいち整合性が取れてない所、盛り上がりに欠けて、淡々としてる所、肝心な場面をさらっと流して観てる人にいらぬ疑問をに残すところ、日本のヒーロー物に慣れた身としては少し退屈な映画でした。

例えば ウルトロン「あの時殺そうと思えば殺せた・・」自分{あれそんな場面あったっけ?」観返したら一瞬戦いの中で撃つのを躊躇うウルトロンがいましたw
日本のヒーロー物なら、もう少しストップモーションになるなり、間を取るなり時間をかけると思う。

スーパーマンとかスパイダーマンの方がヒーロー物としては自分に合ってますな。アベンジャーズは戦いがごちゃごちゃし過ぎな気がする。ウルトロンも含めて敵もやられるために出てくる無限湧きの雑魚敵ばっかりの様な気がする。

ところで、クイックシルバーがなんでいるの?Xmenのあいつとは別物なのかな?アメコミは設定が複雑だわ。
あと架空金属アダマンチウムってミスリル銀みたいにいろんな作品で使われてるんだね。

141シャアダム:2015/12/05(土) 19:15:59 ID:1u064hlk
●劇場版 サイコパス  (2015年)
意外と面白かったけど、ラストの盛り上がり小さくて残念。映像的にアメリカンナイズ(わざとぼかして見にくくした戦闘シーンとか、ごちゃごちゃして過度なスピーディバトル、暗闇でこれまた見にくい戦闘シーンとか)な感じがしました。(個人的には嫌いです)
あとは,疑似「サイコパスvsブラックラグーン」的なノリがあって少しワクワクしました。
それと完全に「あしたのジョー」みたいなシーンもw
格闘技が好きなスタッフがいるなって思うほど格闘シーンが凝ってました。
もし「修羅の門」がアニメ化する時はこのくらいにやって欲しいなあ。ただしいつもの哲学・社会学の小理屈なしでお願いしますw

さて、シュビラシステムですが、軍事政権には扱えないでしょう。だって人を殺す訓練をしていて犯罪係数に引っかからない訳ないでしょうw
そういう所がちょっと矛盾してる設定だなあって思いました。でも安心して眠れる社会という意味では日本は何て恵まれた国なんだろうと再認識させてくれる映画ですね。そういう意味ではシュビラシステムは大歓迎ですね。
某「イスラム」にシュビラシステムを持ちこんだら、ほとんど人がいなくなるんじゃないかなw海外には無理なシステムな気はします。

あと用語ですが、アジテーターとかポストコロニアルとか、日本語でお願いしますよ。そのくらい辞書を引けって?はいそうですねw
台詞でずっと英語を使うのもちょっといただけないなあ。かっこいいけど、字を見てばっかりで映像を楽しめないじゃん。
ということで、自分としては意外に面白かったけど、不親切でラストの盛り上がりに少し欠けるアニメでした。あと日高のり子さんがあの声を・・

142:2015/12/06(日) 16:05:53 ID:wZMk54DM
>>140 シャアダムさん
版権の関係で合流できていませんが、アヴェンジャーズとX-menは同じ世界の出来事です
X-men側の版権が取れてないため、ミュータントではなくヒドラ被験者としての参戦となっています
アダマンチウムとかヴィブラニウムも世界が同じであるため共通してます
(確かX-menでキャップの盾が出てきたことがあったはず)

・ガルパン劇場版
混んでるのが嫌だったのでわざと時期を外していったのに半分ぐらい埋まってました。解せぬ
ストーリーはあってないようなものですが、それでも面白かったです
というかびっくりドッキリメカ出しすぎぃ!

143シャアダム:2015/12/06(日) 19:10:10 ID:1u064hlk
>>142 徹さん
情報ありがとうございます。違う会社なら無理して出す必要ないのに。
そういえば「ザ・フラッシュ」って言うヒーロー物があったけど、あれはまた違う会社なのかなあ。
あと「グリーンランタン」ってチープで結構好きだったけど。

●ラスト・リベンジ(原題:Dying of the Light 訳:栄光の死)

決して、娘をさらわれた父親が助けに行くあの映画シリーズではありません。ニコちゃんの映画です。
いやあ、ボス戦で笑った。笑っちゃいけないとこで失笑しました。主人公は頭がおかしくなり、ラスボスは体の自由が利かない、重病人同士の戦いw

主人公は脳が腐る病気で、テロリストのボスは骨髄関係の血の病気でともに死にそうなのに、命がけの戦いを繰り広げるという「皮肉オブ皮肉」の展開ですよw

で真面目な感想ですが、良質の短編小説、読み切り漫画を読んでるかのような感覚でした。シリーズ物にはならない一回こっきりのとんでもない設定、で主張したい部分がしっかりある。
派手ではなく、だれでも楽しめる娯楽映画ではないけど、作り手の言いたいことをはっきりと主張する映画で自分は好きです。
今時、自分の中の「正義」「信念」に命を賭ける生き方、カッコいいじゃないですか。ただ結果、他人を銃撃戦に巻き込んだのは失点ですなあ。
CIAが腐ってるってのはどうもピンとこないのは、無関係な日本人だからでしょうね。アメリカ人はそう思ってるのでしょうか。

ケニアも全然知らない国ですなあ。

144:2015/12/06(日) 21:42:00 ID:wZMk54DM
ザ・フラッシュとグリーンランタンはDCコミックの方ですね
こちらはこちらで来年公開予定の「バットマン vs スーパーマン」関連のヒーローチームと
クロスオーバーが存在します

アヴェンジャーズ側のヒーローだとファンタスティックフォーやスパイダーマンがいます
前者は無理でしたが、後者は次回のキャプテンアメリカのシリーズからアヴェンジャーズに参戦とのことで楽しみにしてます

145シャアダム:2015/12/07(月) 19:15:06 ID:1u064hlk
●マッドマックス 怒りのデスロード(原題:Mad Max: Fury Road 訳:怒りの道路)2015年作品

絶賛するほどでは無いけど「アベンジャーズ」よりは戦いが面白かった。内容は「行って帰ってくる」だけのクソ単純でほとんどが車を使っての銃撃戦。
2時間そればっかりじゃ飽きちゃうかなあって思ったけど、中ボス(武器将軍・人食い将軍・谷間の盗賊)の存在とウォーボーイ・ニュークスの改心・残酷な生きるためのシステムなどを盛り込んで、それなりに工夫がしてあって飽きずに見れました。

片腕ない人や足の無い人や奇形の人をばんばん使って、どこまでがCGなんだろうと不気味な世界観を構築してる所は凄いのかやりすぎなのか?とにかく突き抜けてました。
確か初代マッドマックスではCG無しのスタントマンのみで、死人も出たという噂があるが、今回もスタントマンを使ってたとしたら命懸けだなあって思うシーンが続出で、こんな泥臭い過激アクション映画は最近無いので、初めて触れる若者の心をわしづかみにするのも分かる気がする。

「アベンジャーズ」この位、ギリギリ必至な戦いをしてくれたらいいのにとか思いました。
「あとは勝手にしてくれ、俺は一人がいいんだ」のマックスさんは何のためどこへ向かって生きてるのでしょうね。ノープランでぶらぶら旅をしてたら、普通飢え死にしますよ。
次回作もあるみたいなんですが、今回がマッドマックス2の焼き直しみたいな内容だったんで、3度目は避けて欲しいです。

146シャアダム:2015/12/08(火) 18:38:17 ID:1u064hlk
●イミテーションゲーム エニグマと天才数学者の秘密(原題:The Imitation Game 訳:模倣ゲーム)

原題の『模倣ゲーム』とは、機械は人間の様に思考することが出来るか(人間を模倣することが出来るか)から来てるらしい。
ざっくっり内容をのべると、コンピュータは同性愛者の英雄が基礎を作りましたという話。

それにしても、イギリス映画といえば、男子校で同性愛を出しとけば深いストーリーであるみたいなお約束には正直うんざりだが、
この映画自体は「すごく面白かった」(ホモ臭いのを除けば)。現在・戦時中(過去)・学生時代(過去)を行き来するつくりが秀逸で飽きさせない。
学生時代に親友だった名前を暗号解読機械ににつけて、チームを作ってドイツの暗号「エニグマ」の解読に挑戦する。その話を現在の取調室で話すという構成だ。

チームの中には2重スパイも交じっていて、主人公も同性愛者(犯罪で捕まる時代)なのがばれないように女性と付き合ったり、MI6やら期限切れやら絡んできて、人間関係が実に面白く描かれてかつスリリング。
アクション無しでこれだけ面白いものが作れるのかと思ってしまうう程だ。

いろんな金言・迷言が出てくるが、主題の一つに「考えられないような人物が考えられない偉業を建てることもある」らしいのだが、
自分が好きな台詞は「友人が婚約すると、女はよりいい男と危ない事をしたがるものだ」。
最後に、偉業を成すがその他はさびしい人生を送るのと、普通の幸せ普通の人生を送るのとはどっちがいいだろうか。大抵はどっちも人生も得られない人が多数派だと思うけどね。

それにしても、ヒロインが好みの顔だったわーw知的でかわいい感じ、いいじゃないか。

最近観た映画の中では結構面白かったので、同性愛者に拘りが無ければお勧めです。アクションは無いぞー。

147シャアダム:2015/12/09(水) 18:47:44 ID:1u064hlk
●ターミネーター 新起動・ジェニシス 

ターミネーターとは終わらせるもの。ジェニシスはジェネシス(創世記)をもじったコンピューターのOSの名前だ。
でもターミネーター「おじさん」は守るモノで、だれが過去に送ったかは謎とされている。

あれ?ただの焼き直しジャン!ってがっくりして観てたら、途中から一作目と話の流れが変わっていて、2作目の液体金属ターミネイターも出てきてカオス状態に。
急に前作までちゃんと観ていてよかった状態になって楽しめました。3部作らしいので、今回の話では終わらないのがスカイネットは不死身のジェイソンかってちょっとうんざりしたけど、それなりのよく出来た続編でした。
3作目の女ターミネーターが出ないのは残念だ。次回作に期待しましょう。

しかし、なぜ審判の日ギリギリにタイムワープするのか?なぜカイル一人しか戦士を送らないのか?細かい疑問が残る。何年も前からコンピューターの工場が完成するのを妨害すればいいのにねー。どうせ時間軸はグチャグチャになったんだしね。
シュワちゃんが「古い型」と言われて切なそうな顔になるのが面白かったです。バージョンアップしたとか言ってたけど「液体金属」の体になったのかな。

148deku:2015/12/09(水) 23:53:16 ID:U0G67bfU
>>136 みる子さん
確かに劇場で観れなかったのが悔しくなる出来でした

・LA第捜査線/狼たちの街
主人公が本当にどうしようもないやつで殴り合いになったらボコられて、検事に逆ギレしてお情けで参考人に逃げられるわと散々
オマケに女、というかイヌの扱いが下手な上に犯罪行為に走る始末
仕舞いには相棒に全部押し付ける無責任ぶりを発揮
力量の伴わない暴走がどういうことを引き起こすかをまざまざと見せつけてくれた
相棒も相棒で意思を継いだといえば聞こえはいいが結局は半ば飲み込まれる形で主人公のようになるというのは業だなあ

一番の衝撃は若き日のギル・グリッソムもとい、ウィリアム・L・ピーターセンが主演だった事
たしかに目元が同じだ、優しさを感じない目つきだったから気づかなかった

・桐島、部活やめるってよ
男子やめなよーとか言いながら明らかに楽しんでた奴の無駄なリアルぶり
全編にわたって存在感を発揮してたから一番印象に残ってしまった
群像劇で色々な人にスポットが当たるけど思い返してみるとたしかモノローグがなかったはず
正しく映像作品という感じ
要は桐島に振り回されなかった人と振り回された人の話でしかないのに最後は何故か感動する
好きなものに夢中になってる姿が描かれてるからかな
映画監督は無理だよ、と照れくさそうに言うのが良いんだ

一番のファンタジーは映画部の人数、間違いない

・U・ボート
この映画はあまりにも暴力的だった

149シャアダム:2015/12/10(木) 21:27:16 ID:1u064hlk
●ワイルドスピード SKY MISSION (原題: Fast & Furious 7 訳:速さと激怒7)
単純にアクションの濃さだけ比べたら、「マッドマックス」や「アベンジャーズ」より上だろう。
こんなにすごいアクションの連続とは思わなかった。金もかかってるなあ。どこまで本当にやったのかわからないが、本当にCGなしでやったら、弁償金が何十億になるだろうね。
ただ、あきらかに都合よすぎる漫画みたいなアクションは少々醒めた(車から車に飛び移る所とか、女ハッカーじゃ無理だろw)。
ただ「トニージャー」が出てたから、命がけのスタントをやったのかもしれん。あのやたら格闘する敵が彼だったとは、クレジットを見るまできずかなんだw

あと、主役の相棒の役者の人事故で死んだそうで、最後のシーンで何とも言えない気分になった。

とにかく、カートラッセルは出るはジェイソンステイサムは出るわで豪華絢爛かつ余すと来なく彼らの魅力を引き出してる所は凄く感心しました。
自分が観た映画の中で、今年最大のアクション映画に決定wステイサムは次回作で見かたになりそうだな。

150シャアダム:2015/12/10(木) 21:50:29 ID:1u064hlk
●誘拐の掟(原題: A Walk Among the Tombstones 訳 墓石の間を歩く)2014年作品

小説「探偵マット・スカダー」シリーズを映画化。2014年作品とは思えない古臭さを感じるが、舞台が2000年問題を気にしてた頃なのでそれで良いのであるw
当時の雰囲気をパソコン・携帯電話嫌いの主人公が良く表していて微笑ましい。

内容は連続誘拐犯を捕まえるため、一匹狼の探偵が四苦八苦する話。非常によく出来てて、探偵小説を読んでるかのようでなかなか見ごたえがあった。
謎も複雑で、名前と人物をきちんと把握してないと、何度も観返すことになるだろうなあ。ああ、あそこで使ったあれが後で役に立つのかとか細かい発見もあって、見返すのも無駄ではなかったけどね。
ラストのスーパーマンの絵は、主人公を描いたものかな。くそ生意気な黒人の少年が少年探偵団みたいで物語に花を添えてるのも良かった。
あとマラリアと鎌型赤血球の勉強になりました。「酒断の会」の訓戒をアクション中に挿入するのはやめて欲しかったかな。

151シャアダム:2015/12/11(金) 19:24:04 ID:1u064hlk
●シグナル (2014年作品)

予算が足りなかったのか終盤の演出が安っぽかったし、厨二爆発の演技だったが、脚本はまあまあ面白かったかな。
ノーマッドと聞くとアニメ「G/A」のぬいぐるみを思い出すが、なるなる、そう無関係ではなかったか。
ノーマッドの役者の人がどこかでよく見るなあって思ったら、「マトリックス」の隊長の人でした。なんか顔がパンパンになったなあ。

途中「人間は面白い」とか言ってたので、あいつらは人間じゃないとわかってましたし、この施設が多分あそこにあるなあとは何となく感じました。
予想しやすい映画でしたね。ラスト付近の演出は、どうにもならない社会(大人)への若者の怒りが爆発した比喩と解釈もできる。
マンガ「アイシールド」を彷彿とさせる爆走でした。惜しいあと一歩な映画でした。

152ハンセイ:2015/12/11(金) 22:44:05 ID:X41tX54w
『マンドレイク 人喰い植物のえじき』
外人共が未開の部族の領地へ侵入した挙句、封印されていた怪物を起こしたので、部族が事情を説明。
すると外人の一人が「俺がやる」と言い出したので任せてみたら内容を勘違いして儀式が失敗するという、
終始未開の部族が迷惑を被り続けるだけの映画でした。面白かったです。

153シャアダム:2015/12/12(土) 20:28:38 ID:1u064hlk
●ハンガー・ゲーム FINAL: レジスタンス(原題:The Hunger Games: Mockingjay – Part 1)2014年作品

原題のMockingjayとは、「あざ笑うカケス」という意味らしい。カケスとは物まね上手な小鳥である。「ジェーイ」と鳴くことからイギリスではjayと呼ぶ。

さて感想だが、2時間使ってこれだけ?実にスカスカで残念な映画でした。盛り上がる所も主人公が活躍する所もほとんどなくて、ラストの見せ場も尻切れトンボで「予算尽きたのかな?」って思わせる駄作っぷり。
これで終わりかと思ったら、続編があって、3部作じゃないじゃん、4部作じゃんって騙されたわ。「ハリーポッター」のラストを2部作にしたのをまねしたのかなw
でも結局最終作「レボリューション」も観るんだろうなあ。褒めたいところが無いわー。でも小説は馬鹿売れしたんだよね。信じられないぜ。
期待を残念な方へ裏切ってくれた映画でした。

154シャアダム:2015/12/13(日) 19:15:32 ID:1u064hlk
●花とアリス 殺人事件(2015年)
実写の様な、多分実写をトレースしてアニメに落としたのだろう、アニメ「悪の華」っぽいリアルさといえばいいのかな、そんな感じの作品。
内容はアリス(元・黒柳徹子w)と花の出会いと中学生の日常と日常の謎を追う可愛らしい物語。
最初、鈴木蘭々演じる「ムー」ちゃんが宗教じみたことを始めたときには「厨二」くせえ「演劇」くせえって監督が考えた妄想中学生像に嫌悪感を覚えたけど、
いじめられないためと分かってから、ふーん何となくリアルじゃんって感じで引き込まれていきました。

リアルな日常に少しだけ気持ちの良い妄想が加わって、微笑ましいアニメが出来ましたって感じで、最後まで面白かったわw
自分にとって某「吹奏楽部アニメ」が面白くないのは、この日常のリアルな無駄な時間や遊び感覚が足りないのかもしれない。目指す方向性は同じリアルな青春ものだと思うんだよなあ。
とにかく観終わった後、仕草が行動が可愛らしいのでもういっかい観たいなあって思ったのは久しぶりですね。爽やかなアニメでした。

気になったのはコバルト商事の渡辺さん。声優が表示してないけど、あれは「平泉成」さんですね。
何故、メインキャストに書かれてないのか。書いた人は実は「未見」なのではって疑っちゃいますぜ。
あと、車の下で寝るのはやめましょう。あれはギャグでも怖いわ。起きたら体が潰れてたとかいやじゃんw

155シャアダム:2015/12/14(月) 22:14:31 ID:1u064hlk
●レフトビハインド(2014年作品)

レフトビハインドとは「取り残される」という意味で、何から取り残されるかは伏せよう。ヒントは「最後の審判」w

始まった当初は同じ飛行機に搭乗する人物紹介に30分使うので「エアポート」シリーズの飛行機トラブルものかなってちょおと懐かしい感じがしたのだが、
実は全世界的オカルトパニック映画(全世界の人の目が見えなくなるとかw)でした。それにしてもニコちゃんいろんな映画に出るなあ、一時期のブルースウィリスみたいだよ。
それにニコは前にも「予言が次々にあたる」終末映画に出てましたなあ。

原作はシリーズ物なのでもしかしたら続編とかあるかも。キリスト教系の団体が喜びそうな映画です。
キリストを信じてないと「救われないぞ」って言うのがちょっと鼻についたかな。面白いんだけど内容を全崇拝は絶対したくない映画です。
ここまで書いたらネタバレと一緒だなあw

気になったのは「飛行機から離れて!」って美人の乗務員が言ったのに、爆発しそうな飛行機のそばで生きてる事を噛みしめているのはどうして?
爆発で巻き込まれちゃうよ。それと、あれだけ広い空で飛行機同士がそう簡単にぶつかるかなあ?さっさと避けろよ。
暇つぶしにはいい感じな映画でした。といっても感動する人もいるんだろうなあ、宗教色がもう少し薄ければねえ。

156シャアダム:2015/12/14(月) 22:41:37 ID:1u064hlk
●リピーテッド(原題:Before I Go to Sleep 訳:わたしが眠りにつく前に)2014年作品

これもニコちゃん出演の映画。といっても元・トムクルーズの妻の方だけどねー。どちらかと言うとナチスドイツ兵が似合いそうなマークストロングの方が見覚え在りました。
内容は寝ると前の日の記憶をすっかり忘れてしまう「記憶障害」の女性が真実を知ろうとして怖い目に合うスリラーです。
しかし、寝ると記憶がなくなるって夢を見ることと関係があるのかねえ。夢を見ることによって記憶の整理がなされるって聞くけど、全てを忘れるって事は、全てを要らない記憶と判断してしまうか、記憶したくても脳に書き込む物質や機能が欠損してるのかなあ。

感想はそれなりに面白かったけど、もう一捻り欲しかったって感じかなあ。犯人も諦めてさっさと主人公をどこか絵置き去りにすれば、警察にも捕まらなかったしあとくされなかっただろうに。変態暴力野郎だけど本当に愛してたって事かなあ。普段はまじめそうに仕事もしてるしね。
しかし元の夫がこれまた怪しい感じで吹きましたw眉毛も目がいってますぜ、ベンさん。子供が居なかったらこいつも変態野郎だって疑いますよw
これも暇つぶしには最適な映画でした。もう一盛り上がりが欲しかったです。

157シャアダム:2015/12/16(水) 22:10:28 ID:1u064hlk
●7500 (2014年作品)
飛行機を舞台にしたオカルトパニック映画。
また「神を信じない」者は天国に行けないぞって映画と思ったら、やっぱりその手の今度は「死神信仰」に基づいたホラー映画でした。
日本のスタッフ(呪怨の監督の清水崇とか)が関わってるらしく、ジワーと来る日本的な恐ろしさがあり、その点では大変面白く観れました。
ただ文句を言うなら、2組のカップルとも似たような人を選び過ぎて、顔と名前をしっかり憶え憎かったので、ちょっと混乱しました。

最初、いろんな人が飛行機に乗ってくるのですが、結局重要人物は7人ぐらいで、日本の推理サスペンス的なミスディレクションを誘ってるなって勝手に思う次第ですw
1時間20分しかないので、とにかくスピーディでコンパクト、もう少し長く楽しみたかったなあ。
ただ、白い手にゅっと出てくるとか「呪怨」っぽいのはちょっと満腹なので、違う怖がらせ方をして欲しかったです。

しかし、整備不良すぎるぞ、あの飛行機wそれとあの人形が活躍してたのですね。潔癖症の嫌な女をゴミ箱に引き込もうとするのは罰かなw

158シャアダム:2015/12/17(木) 20:14:08 ID:1u064hlk
●メイズランナー(2014年)

突然迷路に囲まれた、若者だけの監獄の様な集落に放り出された主人公トーマスはここからのダッシュ鬱を試みようとするデストピア映画。
原作はもうすぐ5作目が刊行されるが映画は3部作らしい。
あの「ハンガーゲーム」や「ダイバージェント」が好きな人には多分好きな映画じゃないかな。
最近こういう若者中心の未来映画3部作って多くない?自分は「ダイバージェント」がその中では一番良かった。

さて感想だが、設定やシナリオや演出がちょと甘いなあって感じ。
まず新入りは「牢屋」に閉じ込められるのだが、入れた次の瞬間、リーダーがやって来て簡単に出れましたw(何のため入れた?虐めか儀式?)
そして、誰も見たことの無いグリーバー(緑川光かな)と呼ばれる怪物なのに、ちびのおデブちゃんはやたら詳しいw見たやつは殺されるんだろww
迷路も3年も探索して出口が見つからなかったのに、主人公が来た途端、3日目ぐらいですぐに見つかりましたww(主人公補正が凄い)。
どう考えても、主人公の考えが乱暴で急進すぎるのに、反対する者が悪者みたいになっているw
モブが毒に刺された時は、死刑みたいな仕打ちをしたのに、リーダーが刺された時はみんなで助けようとする。
主人公に罰を与えるのだが、一晩牢屋に入るだけって、それ罰になってないよねw
また真実が語られるのだが、うーん「ジャンプの読み切り漫画」ならありだろうけど、ありふれているし、フワーっとしすぎじゃない?

とにかく迷路設定は面白かったけど、その他が脇が甘くて好きにはなれなかったなあ。
でも、2作目も観ちゃうんだろうなあ。もう舞台が迷路じゃないようだけどw

159シャアダム:2015/12/17(木) 20:37:59 ID:1u064hlk
●プレッシャー (2015年作品)

プレッシャーとはこの映画の場合、圧力、水圧の事である。
パイプライン修理のため海底200メータまで潜った4人は海上の母船に異常が起こったため、取り残されてしまう。海底サバイバル映画です。

最初主人公がリーダーのしっかり者だと思ってたら違ってたw評価+1だね。
またキャラクターがわかりやすい。新入りのヒヨッコ。しっかりリーダー、問題児の酒飲み野郎。かなり高齢のベテラン。一発で顔と性格・名前を覚えられた。+1だね。
誰が助かるのか全滅するのか予測がつかなかった。+1だね。

ただね、失策・失敗多いなー。まず、嵐が近づいてるのに海底へもぐった(まあこれが無いと話が始まらないからしょうがないかw)。
仕事をほったらかして逃げる酒飲みw簡単な仕事一つできない酒飲みw空気を3倍減らす酒飲みw(アウト―!)
うそだろ!?を連発する若造。すぐパニックになる若造wいざとなったら自分の事しか考えられない若造w(アウトー!)
自殺願望のベテラン老人。すぐ、酒飲みと争うベテラン老人。・・・リーダーたいへんですねーwリーダーも大事な場面で・・・。

あと中国船。中国人がいないとわかると助ける気がなくなったのかどっか行っちゃいましたねー。救助に来た海軍ももうすぐ酸素が切れるって言ってるのに「あと3時間かかる、頑張れ」とかモタモタしてます。

昔の思い出語りは少し退屈だったけど、その墓は面白く観れました。海底事故の恐怖が味わえる映画でした。

160スパイク ◆qPwjzNYYys:2015/12/18(金) 15:48:55 ID:Lo9YSlPU
■ガルパン・劇場版
いやー、面白かった……テレビ版は全く見てなかったはずなのに、それでもメチャクチャ面白かった!
チハ娘を含め登場した味方のほぼ全てにカッコいい見せ場を与え、良い意味でプロレスをやりまくってた!

161シャアダム:2015/12/18(金) 18:31:01 ID:1u064hlk
●カイト/KITE(2014年作品)
日本を舞台にした漫画が原作の実写映画。
どこかで見た、少女が親の復讐のため人身売買の悪人達をバッサバッサと暗殺していくという内容で、なんか2番煎じっぽくて、記憶に残りそうもないなあって感じ。

ただ、主人公の女の子がめちゃ可愛い、人形さんのようで、それでいて色っぽい、グーだよその点はグー!w
もし可愛くなかったら気合入れて真剣に見なかったろうなあ。一生懸命アクションを頑張りましたって所もグー!。
特徴としては殺しの道具、撃った後、しばらくして爆発する。その他はサミュエル・ジャクソン久しぶり―って所か。
もうひとつ、主人公は記憶を失うクスリのジャンキーで、その薬を定期的に味方の刑事から撃たれて、頭空っぽになってから殺しに行くって所。

最後に取って付けたような「どんでん返し」があるが、全体的にはうーんお使いゲームみたいだなあって印象。
面白くなくはないので、良かったらどうぞって感じかなあ。

162シャアダム:2015/12/18(金) 18:51:26 ID:1u064hlk
訂正:上記でカイトが漫画原作と書いたか、アニメが原作でした。すみません。

●バトルヒート(原題:Skin Trade 訳;セックス産業)2015年の作品

久々にトニージャーのアクションみたいな―って思って借りてみました。内容は人身売買組織(またかよw)壊滅のためFBIやらタイの国際警察やらが協力する映画。

この映画の売りの一つが、ドルフラングレンVSトニー・ジャーですね。主役の2人が時には対立したり協力したりして、様々なアクションを繰り広げました。
思ってたより、トニージャーのアクションがもう一つだなあって思いましたが、その分、老体にムチ打って「ドルフ」が格闘にガンアクションに大活躍。頑張れ『ラングレン』って感じでしたね。
この映画の主題が「人身売買」の実情を訴えていたので、最初のシーンの希望を胸に田舎から裸足で都会へ向かう少女が印象的でした。売る奴が悪いんだけで、買う奴も悪い、育てられないのに産む親も悪いね。
ストーリーは単純で、見るべきものは無いけど、気分転換にはぴったりの痛快アクション。敵が自分の身内にだけ優しいのは映画とはいえ怒りを覚えますね。

ハッピーエンドとはいかなかったので、もしかしたら「バトルヒート2」が作られたりしてね。
「エクスペンダフル」にトニージャーが出て欲しいなあ。

163ハンセイ:2015/12/19(土) 15:06:49 ID:X41tX54w
公開2日目ですがネタバレしてます。


●スターウオーズ フォースの覚醒



まあまあでした。100点満点でつければ60点くらい。
終盤の盛り上がりがあまりなく、カタルシスが得られ無かったのが一番残念。
これはもう、ダース・ベイダーのポジションであるベン君がショボ過ぎたのが一番の原因でしょうね。

いや、ベン君のキャラ自体は嫌いじゃないんです。あのショボさは狙ってやってるんでしょうしね。
仮面を取ったときのヒョロい青二才顔だとか、怒りを抑制できず部下から避けられたりだとか
そういう位置づけ自体は良いと思うんですが、ラスボスには置くべきじゃあないでしょう。

もう一人、ベン君の兄弟子の暗黒卿を用意して、今作ではそしつを倒して締めれば良かったんじゃないかなあ。
ストームトルーパー1人に手古摺るような奴を倒しても(しかも倒しきれてない)盛り上がらないんですよねえ。
スターキラー(うろ覚え)の攻略も、ep4のデス・スター攻略戦の焼き直し以上のものにはなっていないし。

あと、全体的に説明不足で、よく解らない部分が多かったと思います。

まずは出だしのナレーション。「銀河帝国からファーストオーダーが生まれた」と言われても一体何のことかわかりません。
そこは、「銀河帝国残党はファーストオーダーを設立し」とでもしてくれれば分かりやすいのに。
人名なのか、組織名なのかはっきりしないので序盤の会話で混乱してしまう。これは作品というか翻訳者の問題ですが。

次に、主人公レイの出生。もちろん、レイの出生が現時点で謎のままなのは構わないのですが、
登場人物たちにとっても謎なのか、それとも周知の事実なのか曖昧なのは良くなかった。
作中での彼女の位置づけがハッキリせず、どのように扱われているのか不明なので、感情移入しにくかったんですよね。

一番モヤモヤしたのがルークの地図の存在。あの地図がどういう存在なのかさっぱりわからない。
ルークの現在の居場所を記したものだとして、最初に出てきた村のお爺さんはなぜそれを持っていたのか。
また、なぜその地図の大部分元はが帝国にあって、現在はファーストオーダーが手にしているのか。

当初の話の流れではルークの居所が書いてあるというものだったのに、ベン君が帝国にあった地図だとか言い出したおかげで
そっからずっと混乱してました。そもそも、ルークの居場所を書いた地図だとしてもよくわからないのに(誰が作ったのかとか、どうしてお爺さんが持ってたのだとか)
それが帝国のあったものだと言われて、「え……? ルークの居所を書いた地図じゃなかったの?」という新たな疑問が生まれて処理しきれなくなりました。

これも、作中でも謎であるならそれでも良いんですが、だとしあらレイにでも「ルークの地図をなぜ帝国が?」と疑問に思わせましょうよ。
ラストにR2-D2が目覚めて地図の残りを持ってた理由もよくわからないし、そもそもなぜスリープしてたのかもよくわからない。
肝心な部分が説明不足でゴチャゴチャになってるせいで、世界観に引き込まれないんですよねえ……。

あれは結局、「ジェダイの最初の寺院」の場所を示すものだったのかなあ。
村のお爺さんはルークがそこにいると聞いて、寺院の地図の一部を手に入れたとか?
帝国が地図を持っていたということは、ファーストオーダーから盗んだんでしょうかねえ。うーん……。

164シャアダム:2015/12/19(土) 21:03:19 ID:1u064hlk
●百日紅(さるすべり)2015年作品

原作は杉浦日名子原作の漫画。葛飾北斎の娘を主人公に添えた、絵師の日常を描いたアニメ。
ちょっと生々しく、ちょっとホラーで結構泣ける人情物語でした。病気の妹はズルいなあ、「火垂るの墓」以来だよw
最初の15分間は「僕の考えた妄想江戸っ子話」かとちょっと冷めた目で観てたが、その後のストーリーに引き込まれました。

生まれたときから目が見えないって辛いだろなあ。って不幸なのに健気に生きる妹にちょっとウルッと来たね。
あと、アニメータが絵師のの話を制作したって所が、なんか意味深な映画だね。
性と絵の関係も結構包み隠さず描いていて、物語にリアルさを感じたよ。

しかしこの絵師って儲かるのか、結構ぜいたくな暮らしをしてたね。多分中の上の暮らしかな。。

江戸の「漫画道」(バクマンではない)って感じのアニメでした。涙脆い人は注意だね。原作の故人もさばさばした感じの人だったに違いないと勝手に思ってますw
中々良いアニメでした。

165シャアダム:2015/12/19(土) 21:07:06 ID:1u064hlk
訂正:杉浦日名子ではなく、「杉浦日向子」でした。すみませんでした。

166サンライトイエローシャワー:2015/12/20(日) 03:18:29 ID:1IQsQh/U
ガルパン劇場版

 文科省どんだけ大洗を廃校にしたいんだよ……テレビシリーズもそうだけど廃校の理由が意味わかんねえよガルパン世界の日本なんて石油なりレアメタルなりが湯水のごとく湧きまくってるに決まってんだろ維持費って。逆にそれだけ廃校にしたいなら戦車道に左右されてしまっていいのだろうか。
 あと、島田流家元「西住流の名を地に落とせ」とか言ってたのになんか決着後には「次はわだかまりのない勝負をしたいですね」とか何しれっと善玉ぶってんだ。

 とかそんなことを思わないでもないのですが、そこから始まった本編が大変素晴らしかったので舞台装置の不自然さはまあよしとしたいです。
 女の子が可愛い、戦車がかっこいい、とガルパンはシンプルなエンタメ性の強い作品で、劇場版はその極地でした。
 テレビ版のライバルたちが仲間として戦ってくれる王道展開。とにかくみんな可愛くて可愛くてたまらないんだよなあ。
 ダージリンさんは相変わらず諺を引用しながら紅茶飲んでるし、カチューシャはノンナに肩車されながらクソ偉そうだけど、チハタン学園の面々と共に勝利のため退くことを学んだし、ケイさんは気前がいいし、西住姉は妹大好きだし。
 個性豊かな面々がテレビ版にもまして魅力的に描かれ、それぞれの活躍が勝利に繋がるオールスター、お祭り映画の理想像でした。
 こいつら全員日本人らしいですね……。いや、日本の高校生なんだから普通そうだろうけど、なんでキン肉マンみたいな国辱ロールにあんな熱心なんだよ……。ダージリンさんとか面白すぎるだろ……。逆に素のままの黒森峰が異様に思えてくる。
 プラウダの子がメイン3人を除いて津軽弁だったのはそういうことだろうけど、カチューシャもバリバリの津軽弁だった幼少期からあのような似非共産党員になる流れがあったのだろうか。
 アンツィオさんはOVA見てないのでテレビ版ではしょられたとこってイメージしかなかったんですけどスゲーいいなあ。パスタパスタ。

 戦車戦のひたすら脳みそに快楽を叩きつけてくる映像も本当によかった。戦車の重量感ある動きとコミカルな軽さが両立されたガルパンらしい楽しさ。
 パシリムやバトルシップのように、とにかくドカンドカンドカンドカンとかっこいいもののかっこよさを存分に魅せつけてくるんだよなあ。しかもガルパンは女の子が可愛い。
 また、テレビ版では戦車台数半分もない大洗のほぼ素人集団に強豪校が次々落とされるあまりの敵YOEEE感に呆れるところも多かったのですが、今回は戦力が両者拮抗したことでちゃんと白熱した戦いになっていたと思います(まあ、主人公たちより上手のチームという感じは別にしなかったけれど)。
 
 大洗ではうさぎさんチームが大好きです。かりなちゃん可愛い。
 主人公の西住殿については、彼女って主人公でありながら「大げさじゃない」ところが一つのキャラクター性だったと思うのですが、それは劇場版も変わりませんでした。学園艦を去る時も多少目を潤ませているくらいだし、デカいことを言ったりもしないし。
 だからといって冷めているわけでは決してなく真摯。新キャラとの交流も実に控えめで、でも情感豊か。
 無個性な優等生のようでいて、アニメの主人公というメタ基準で見ると逆にマイペースなんですよね。そのペースを崩さずにみんなを纏めることができる彼女はとてもしっかりした、品のいい主人公だよなあ。作品全体はこんなに荒唐無稽なのに(だからこそ、かも知れませんが)。

 作品もキャラクターも大好きになれる最高の劇場版でした。テレビシリーズのファンはもちろん、未見という人も十分楽しめる作品だと思うので是非劇場に足を運んでいただきたい。

 アリスさんやチハタン学園と並ぶ新キャラ継続高校(?)の2人は最初に印象的に登場したので「重要なキャラなのかな?」と思ったら普通に仲間の一角として頑張ってくれたし可愛かったけどなんなんだこいつは。思わせぶりにも程があるだろ。
 あたかもメタ的に重要キャラと思われそうな言行をするというキャラ性なのだろうか。

167スパイク ◆qPwjzNYYys:2015/12/20(日) 05:09:32 ID:Lo9YSlPU
>>166 サンライトイエローシャワーさん
別雑誌でスタッフへのインタビューがあったんですけど、どうも「西住流叩き潰してやるククク→は? 文科省必死すぎだろ腹立つわ気分悪いわ→テメーらムカつくから西住の娘の肩持ってやる増援を黙認してやる→(……あー、くそ)次はわだかまりのない勝負をしたいですね」という感じだったらしいですねw

168レト:2015/12/20(日) 13:35:36 ID:pmM/qx7.
●スター・ウォーズ/フォースの覚醒
良くも悪くもスター・ウォーズファン世代の作品という感じ。
4をなぞった展開に加えて悪役はルークのライトセイバーにも執着するベイダー信者(しかも今度は息子)。
とはいえ、再編集版を出す度にファンを失望させてきたルーカスとの縁を切ったのは正解だっただろう。
ファンタジーでは馴染のあるスカベンジャー設定に加えレジスタンスの登場シーンのカッコよさはいかにもファン目線。
映像にもそれなりにこだわりがある。
一方でカイロ・レンの設定はエンターテインメントとしては諸刃の剣といった感じで足を引っ張る印象も少なくない。
彼自身がそうであるように正しくキャラクターとしても未熟で今後の成長に期待。
さらに、フィンになまじフォースを使わせてしまったのはレイの価値を相対的に下げてしまい勿体なかった。
レイもまた(ルークの下で)成長するキャラクターということだろう。
ルークもオビ・ワンを彷彿とさせる風貌になったのは感慨深いが、
弟子の造反を防げなかったという点でも師匠に似てしまったんだな。

169シャアダム:2015/12/23(水) 21:35:37 ID:1u064hlk
●ドラゴンボールZ 復活の「F」
いつもの「強敵とその部下が現れて、Z戦士と格闘する」パターンはいつもの通り。だからストーリーには全く期待してなかったが、意外と面白かった。
ただし、前作を観て漫画「銀河パトロール・ジャコ」を読んだ事があるのならだけどね。
上手く今までのキャラクターを再登場させて、無理のないストーリーに仕上がってる所は良かった。
ドラゴンボールにして最後まで飽きずに見れたのも、小憎たらしい「ジャコ」と強烈な個性の「フリーザ」のおかげかな。

カメ仙人がまだ最前線で戦うってのにも驚いた。それに比べ「ヤムチャ」さん・・・。
それと、クリリンが愛されてるなあ。着信音が「ワンピース」w多分モデルは俳優の「ジェット・リー」だろうなあ。
フリーザ1000人の部下との戦いがみんな見せ場があって、なかなか見ごたえがあった。「キリが無いぜ」って言わないって素晴らしい。

ただね、もう宇宙最強の二人が存在してるからね、フリーザさんの野望もちょっと虚しいな。御前試合みたいになってるし。
それと、地球破壊のエネルギーと体力は別腹らしい。神龍は自分より強い者の生死は叶えられないんじゃ?
こんな簡単に「ドラゴンボール」が集まる世界は、物騒すぎるだろう、住みたくないぜ。
核ミサイル並みの一撃一撃を受け止めてるこいつらは核ミサイル如きじゃ死なないんじゃないかな。
ほんと、北の都がゴミの様だ(使者100万人ぐらいかな)。リアルで考えると一般人は絶望しかないアニメだなあw

とにかく、今までの「ドラゴンボール」映画の中では今の所一番の出来だと思います。

170感想下記:2015/12/23(水) 22:16:52 ID:CsbIU94A
スター・ウォーズ/フォースの覚醒
この感想はネタバレだらけです!!!
この映画はネタバレなしで絶対に見た方がいいので、見てない人は絶対に見ない方がいい感想です。
ただネタバレ抜きに一言いえるのはスターウォーズEP1-6全てを見たことない人同士がカップルで一緒にいくのはものすごくお勧めできません!











映画としては0点、個人的には100点

・全体として
はっきりいってわけわかめな作品です
背景世界観、キャラの設定、パワーバランス、バトル理論
全てとってもわけわかりません
ただし訳が分からないがゆえに設定を頭の中でぐるぐると回すことができます。
これはパンでいえば小麦粉だ、膨らまし焼き上げるのは視聴者だ

演出面
好き嫌いが絶対分かれますが僕は好きです
あくまでスターウォーズEP6の延長として書かれたコンソールの類の表現がもう最高
超能力、超跳躍に頼りすぎないチャンバラファイト
レジスタンスという名に相応しい現実的な戦力
大河ドラマでいう歴史考察ならぬスターウォーズ考察が本当に良くねられています
EP6の延長としてこの話を続けようという並々ならぬスタッフのスターウォーズへの愛を感じます
過剰なSFXなんて必要ねぇんだよぉ!!!!

それぞれキャラ総評を
・ハン・ソロ、レイア・オーガナ、ベン・ソロ
この映画の主人公は間違いなくハン=ソロ
ハン・ソロのためのハン・ソロによるハン・ソロの映画だと思います。
そしてレイアがメインヒロイン、ババア結婚してくれって言いたくなるほどのいい女です
どんぐらいいい女かというとヘリック共和国の大統領並にいい女です
もうハン・ソロとレイアがEP6の後どんな人生を送ってきたか
その表情で感じ、好奇心をビシバシ刺激されます
なんでハン・ソロがまたアウトローになったのか
なんでレイアが共和国ではなくレジスタンスにいるのか
(んでなんでアグバーさんまで参加してんだよオラァ!)
そしてベン・ソロがカイロ・レンになったか
全く説明がありません、ただこうなったわけは確実に存在する、なんともいえない重みを感じます
「ルークはジェダイ、あなたは父親」この台詞が痺れすぎます…
そしてそのうえでのその後の展開
ハン・ソロと向かうベン・ソロ向かったうえで和解しあう親子
あーなんだよーいい話でよかったじゃねーかよー、そのまま協力しあって帝国ぶっ潰してくれよー頼むよー
と…思っていたら画面が暗くなりカイロ・レンによりハン・ソロ死亡
チューバッカの叫びが映画館に響きます
いや普通に考えれば死亡フラグなんだけど、それでもハン・ソロならなんとかしてくれるだろ、ハン・ソロだし
そんな僕の中での先入観がぶっ壊され大ショックでしたね
でも不思議とハン・ソロを殺したカイロ・レンを憎むことはなかった
この子もこの子で色々あったんだろうなぁ
なんというかコンプレックスみたいなのはありそう、そのための仮面…そのためのファッション暗黒面
未熟だなーでもなんだか応援したくなる悪役、すっごい面白いキャラで彼が今後どういう道をたどるのか楽しみです

171感想下記:2015/12/23(水) 22:18:05 ID:CsbIU94A
スター・ウォーズ/フォースの覚醒つづき
この感想はネタバレ(ry
















・フィン
「働いていた場所がブラック企業だった、辞めたい」
終始バカな子なんですが彼が動くことで話が進んできます。
その動機もブラック企業から逃げたい、好きな女のために頑張るとかいうガキみたいな理由
でもその中で彼は彼なりにできることをやっています
ライトセイバー使って戦うも瞬ころで今回はいまいちな活躍していないキャラですが、今後の成長が本当に楽しみ
ジェダイの騎士としての素養はレイより高いと思っています、理由は後述
射撃が得意ですし次回はパイロットもするのか

・レイ
どうみてもミディクロリアン産です、本当にありがとうございました。
はっきりいってレイの活躍に疑問を感じてカイロ・レン弱っと思った人は多分この世界に入り込めなかった人だと思います。
はじめのドッグファイトからまともじゃねぇーなーと感じ、途中からマインドコントロールまで取得
レイ…恐ろしい子
彼女はジェダイになれないと思います。
フィンのほうが光になれるような明るさがあり、彼が今後育ってくると思います。
彼女は今作における光と闇の調停者だと感じています。
フィンとカイロ・レンの戦いは光と闇の戦いであり、レイとカイロ・レンの戦いは闇を剪定する戦い
はっきりいってフォースが純粋すぎる、わかるんだよね
もう危ういのなんの、使う理由が暴力的でありのっけから暗黒面に片足突っ込んでると思います。
この子はここからルークに導かれ光になるのかそれとも闇になるのか読めねぇ…
EP7は導入、こっから物語がビルドアップしそうなのをヒシヒシと感じます
とにかくEP8あくしろよ、何でもしますから!
後背景世界の2次創作あくしろよ!こんなんじゃ売り物になんないんだよ!

おまけ
ポー
彼をみたときにあっちのけがあるんじゃないかと思い、心が汚れてしまったなぁと感じましたまる

172ギア:2015/12/24(木) 00:18:23 ID:DbAT7nmU
・スターウオーズ エピーソードⅦ
エピソード4〜6の流れをしっかり汲み、実に今風なスターウオーズに出来てたかなぁと…とりあえず感無量でした。
補正効果も強いんですけどねw

ただ改めて4〜6を鑑賞後に観たのもあって、7での過去作でのセルフオマージュぶりが一々楽しかったです。

そして、地図の下りはよく分かりませんでしたが、6以降の30年間の推移を凄く妄想させられるハンにレイア、キャラの立った新キャラたちと皆のキャラ立ちと話の進展が噛み合って中々楽しかったです。

ただ、ハリソン・フォードがいたからこそ、リニューアルではなく続編のスターウオーズⅦとして成立してた感が強いので今後はチト不安ですね…。
エピソードⅣの流れからすると、奇しくもハンがオビワンの立ち位置に立ったようですが、ルークはヨーダポジに収まるのかな。

173感想下記:2015/12/24(木) 01:20:29 ID:CsbIU94A
>>172 ギアさん
OBの起用がかなりいいですよねぇ今作
ガンダムAGEのアセム編みたいに絶妙な立ち位置の過去キャラがたまんねぇ
こ、こっからはランド=カルリシアンが登場+活躍すれば問題ないから(震え声)
ただこのヒーロー達が割とクズい流れを見ているとランドもなんかアレなことになってそう…

174シャアダム:2015/12/24(木) 02:58:43 ID:1u064hlk
●アース・トウ・エコー(2014年作品)

地球外生命体(といってもロボットにしか)と不思議でスリリングな一夜を体験する4人の少年少女の話。
昔観た「スーパーエイト」という宇宙人と子供たちの冒険を描いた映画があったが、それを可愛らしくしたような内容でした。

最初、謎のメッセージが携帯に写るので、指定場所でまたキャトルミューテーションされて、宇宙人に実験される映画化と思ったw
それと「ブレアウィッチプロジェクト」から続く、誰かが撮っているカメラ視点がいやで、ウンザリしたのだが、意外と展開がスピーディーで小気味よく進んでいくのであまり気にならなくなったのはまあいい点かな。
でもビデオカメラ目線は嫌いだ。やめて欲しい。ユーチューブ視点とかあって、今風だなあってこれもうんざりだったが。

子供に夢を与えるという点では素晴らしい映画だが、大人が観て面白い内容じゃなかった。
なぜ一瞬で物を分解したり精製したり、組み立てたりする能力があるなら、悪い調査隊に捕まらないだろうに。脱出も簡単だろうにと思うのは大人目線過ぎるだろうか?

ビデオカメラ目線の所為で、イマイチ感動が、ドライな部分に打ち消されてもったいない映画ではある。
子供がワクワクするそれでいてやさしい映画に仕上がってるいい映画ではあると思う。

175ヤカル:2015/12/24(木) 19:18:58 ID:lTszBtpc
>>168
レトさん
>>170
感想下記さん

フィンがフォースを使ったとかジェダイ候補と言うのは、ライトセーバーを使ったのが根拠だと思うのですが
(それ以外にフォースを使ったと思しきシーンがあったらごめんなさい)
ep5冒頭でハン・ソロがライトセーバーを使ったように、ライトセーバーを使うだけなら、フォースの使い手じゃなくても出来ますよ

176ハンセイ:2015/12/24(木) 19:29:59 ID:X41tX54w
ということはベン君は本当にストームトルーパー相手に手こずってたのか……。

177秋あかね ◆1vQiJfbNcU:2015/12/24(木) 20:21:26 ID:8PEbG8qM
たしか、フィンと戦う前のカイロ・レンは銃撃でダメージを受けていたと思いますが、
あれは結構な深手だったんじゃないでしょうか。

178ハンセイ:2015/12/24(木) 20:58:41 ID:X41tX54w
うーん、個人的にはフォースの使い手はマスタークラスでなくとも、ストームトルーパーくらいは圧倒してほしいってのがあったんですよねー。
ep7のラスボスポジでもあるので、盛り上がり的にも。

179シャアダム:2015/12/24(木) 21:54:33 ID:1u064hlk
●E/T エレクトラテレストリアル(訳:地球外知的生命体)2014年作品

またまた「宇宙人」ものである。今度の宇宙人は「ET」の様に優しくも無く、「アーストゥエコー」の様に可愛らしくも無い。
残虐で冷酷なリトルグレイタイプである。田舎の別荘に遊びに来たチャラい5人の若者はそこで宇宙人の恨みを買ってしまう。
そして周りの住民も巻き込んで、人間狩りが始まるという内容である。

感想だが、B級映画をそれなりに面白く気軽に見れる映画と定義するなら、この映画はC級映画だった。
低予算なのは仕方がないとして、暗闇、フラッシュ、ぼかしの多様で誤魔化そうとする所が目に優しくない。疲れるし内容も戦いもイマイチ面白くなかった。
カナダ映画という事で「キューブ」みたいなスリルを期待したのだが、自分にとっては「ハズレ」映画だった。残念。
もともと、展開が冗長な上、尺が余りそうだったのか、水増し演出でダレるって感じ。いちいち振り向く演技も10秒ぐらいかけてゆっくりにイライラした(あんまり怖くない)。
男も女も「うそ・・だろ?」の連発した時点で自分にとって駄目なヤツだって思ったね。

UFO好きな人なら何とか楽しく観れるんじゃないかな。

180:2015/12/24(木) 22:15:06 ID:19N3sx0g
イザナミ零
fx.easytradefx.net/ifff

181シャアダム:2015/12/24(木) 22:35:24 ID:1u064hlk
●海月姫(2014年作品)

三国志マニアのまややが「監獄学園」のタケヒトと被っていてちょっと笑った。
海月姫のパロディであるとは前から思っていたけどね。でも三国志のみのマニアっていないだろw
まあ、5人の尼ーズ達(+オカマ)が、協力して何かを成そうとしている所は、「監獄学園」だね。
あと、シノラーがジジ様(年寄好きマニア)として出演してるとは意外でした。あと、もこみち、お前美味しいなあ。
ファッションものなので、「ドン小西」さんも出るし、平泉成やアジアンの太ってる方も出て、脇が意外と豪華です。

アニメで見た事があるので、ストーリーに驚きは無かったけど、それなりに面白かったです。
衣装関係が結構力は言ってるし、女装関係も結構気合も入っていてそこまで気持ち悪くなくて良かったw
まあ、この映画を楽しむためには、まず実写の「女装男子」というハードルがあるからね。見慣れてくると普通に見れるけど。

しかし、素人のファッションショーが例え人気があったとしても、政治のパーティ層と被るとは思えないんだが、もう少しそこはリアルさが欲しかったなあ。
あと、ドレス10着でファッションショーって成り立つの?ラストのトラブルも時間関係がおかしいよ。普通間に合わないだろw
その辺が惜しいけど、あとは楽しく観れました。なかなかの佳作だと思います。
あと、「ドラゲナイ」のバンドの曲がなかなか良かったかな。音楽は「ヒャダイン」なんだね。

一瞬で見えなかった人のために
「苦裸毛野龍遇上(くらげのりゅうぐうじょう)」「クラゲ服専門店 特急あま」
「尼ーズ服飾店」「和装着物あまみず」さて何のことでしょうねw

182deku:2015/12/25(金) 00:20:52 ID:U0G67bfU
・マッドマックス三部作
初代は敵の嫌悪感は随一、あくまで現実にある悪党っぷりだからか
暴走族の誇りとか抜かしてやりたい放題してる癖にビビって逃げる腰抜けぶりがさらに助長してる
焼殺するシーンはエグい
カーチェイスはシリーズで一番好きかな、処刑のノリでクラッシュさせていく様は痛快ではある
中盤は上げて落とす徹底ぶりで流石に予想してなかった…
犬の死体とかキツイ

2はマジで北斗の拳だった、いや北斗の拳がマッドマックスだったのか
初代のどこら辺に北斗の拳要素があるのか分からなかったけどこっちの方だったのか
服装もそうだしノリもそれだ、汚物は消毒とか言い出しても違和感無いだろうな
シリーズで一番インパクトのある敵勢力なのは確か
やってることは外道で非道なのにボスには知性を感じられるからか嫌悪はそれほどでもない
というか突き抜けすぎてそんなこと考えていられない
マックスは奥さんどうしたと思ったら冒頭で2つ墓があったってことは死んじまったのか、不憫すぎる
ボロボロになりながら立つマックスは紛れもなくヒーローだった
そりゃ憧れにもなるし、神話にもなる
オルゴールを放り投げるシーンはマックスの擦れた感じと優しさが見れた感じで好き
劇中一心通わせていた犬が矢で射られるなんて
やり取りが微笑ましくて癒しだったのに
相棒はある意味マックス以上に不死身じゃないか、ちゃっかりリーダーにもなってるし彼がバットポジか
チェイスシーンはジリジリした緊張感があって見応えがあり、こっちもしぶといが向こうもしぶとくて何度さっさと死ねと思ったことか
ただ初代の高速追走劇が好きだったので観れなかったのはチョイ残念
あっさり破壊されるインターセプターをみて、もう時代じゃないんだと突きつけられたけど

サンダードームはマッドマックスファンほど嫌がりそうな作品だったな
じぶんは1から2の路線変更の時点で大概だと思ってるし一気に観て思い入れ自体そんなにないから拒否感はない
ただ首を捻る話運びだったかな
決闘シーンは特殊な状況とルールで縦横無尽に動いてのアクションが面白い
ジョセフVSワムウ戦を思い出してワクワクする戦いだった
が、序盤であっさり終わっちまったのが非常に残念、せっかくタイトルにもなってるのに
中盤からはインディか、もしくはスターウォーズのノリ
2より更に神話的要素が強くなって最初は戸惑った
ラストの灯し続けるというセリフが印象的
今回、敵はいても悪役はいないし
2とは違い大人は環境に適応して逞しく生きて、子供達は再生への一歩を踏み出してる
マッドマックスの世界の締めくくりには良かったんじゃないかと思う
それにマックスが保護者を務めようとしたのは色々泣けてくるものがある
そしていつの間にかいなくなる猿

183感想下記:2015/12/25(金) 20:55:39 ID:CsbIU94A
>>175 ヤカルさん
フィンに関してはタイファイター、ファルコン号で火器担当をやった時かなりの命中率を誇っています
話の流れから火器はあまりつかったことがない印象でしたのでほぼ実戦では初めてなのではないかと思います
そのうえであの成績を出したことを考えるとフォースの素養はあると思います
ただレイが異常なだけで…
スパロボで例えるなら現時点ではレイがアムロぐらいのニュータイプで、フィンはカツぐらいの性能なんじゃないかと思います
ただジェダイはなろうと思う気持ちが大事なので今後なりたいと思えばなれるんじゃないでしょうか
ルークだってEPⅣで使ったフォースは照準器なしで射撃成功したぐらいですし
次回修行して強くなってほしいキャラです

・ベン「ぶっさwジェダイ抜けるわ」
カイロ・レンに関してはクソ雑魚ナメクジだと思いますが彼の名誉のために反論を
まずカイロ・レンの時代はつい最近まで平和な時代だったのではないかと思います
反乱軍が帝国を叩きひと段落したがその後治安が乱れ始めてきた時期がEPⅦなのかなぁと思います
ファースト・オーダーはネオナチをこじらしたやつらの集まりっぽいですし(正しい表現かはなんともいえないですが)
そういう意味ではそれまでの時代のシス達と比べて実戦での経験値が足りなかったのではないかと思います
ヴェイダーなんてジェダイ狩りを喜々としてやっていた歴戦の勇士ですし、それ以外の敵も今までずっと戦いに身をおいていたやつらだと考えます。
一方でカイロ・レンはまだまだ戦いに身を投じて日が浅い、フォース能力はあるがその力で大将首をとったとか戦場での武勲がなかったと思います。
(それがひいてはトルーパーの態度に現れているかと)
で、ただでさえ実戦慣れしてないのにライトセイバーVSライトセイバーなんて訓練ではやってはいたが本当にやることになるとは思わなかった
でその結果が今回のぽんぽん痛いなのではないかと。彼は能力がないんじゃないんです、経験がないんです(半ギレ)
ルークの元から去るときは争わずして逃げたんじゃないかなぁーと思います、この能力で実力でルークに勝てるとは思えんw

184シャアダム:2015/12/26(土) 01:18:53 ID:1u064hlk
●まほろ駅前狂騒曲(2014年作品)

「まほろ」とは幻、まほろ駅前とは架空の街の駅前、まほろまてぃっくとは戦闘用アンドロイド「まほろ」が出てくるアニメw
間引き運転とは運行スケジュールを誤魔化して、駅やバス停を停まらず通過するなど不正を行う運転。
この映画は何でも引き受ける便利屋を営む多田よ行天が巻き起こすトラブルを描いた、普段はマイペースで時にスリリングな人情コメディ映画です。

感想としては、中々面白かった。けっして過度の期待を持ってみてはいけない、肩透かしを逆手に取った小粋でマイペースな映画かな。
駄目な方の主人公が時々ドキリとするような真実めいた言葉を吐く所、またその正直な言動、時折見せる優しさっぽい所を楽しみ、隠された監督のめーっセージを見つけると事が楽しい映画でもある。
そんこの映画のテーマのひとつが、「人生、生きていれば何度もやり直せる」ってやつ。
昨今「一度踏み外した人生は取り戻せない」的な風潮がまかりとおてるが、そうでもないよって言ってる感じがした。自分に甘く人にも甘いともいうけどねw
過去のミス、トラウマを乗り越えようとするストーリーにそれが現れてる感じだ。
こいつら生き方を観てると「人生どうにでもなる」っって元気が出てくる。

さておき、一番笑ったところが、ダウナーで無表情な主人公とダウナーで無表情の旧友(教団の親分)とダウナーで暗い少年の戦い。
このダウナー主人公の前では洗脳された教団の人たちが人間らしくたじたじになる所。そして老人の方が若々しく生き生きとしてる所w興味深い描写だなあ。

「あの世なんてないよ。その代り自分が死ぬまであなたの事を憶えていてやる。それでいいだろ?」何となく感動したんで書いてみたw
人を選ぶが、自分はこのダラダラ感が好きな映画でした。

185ヤカル:2015/12/26(土) 16:06:59 ID:jb9/6.Ec
>>183
感想下記さん

なるほど。射撃の腕前は、本当にただ「何となく向いている」(若干ご都合主義的な才能)かと思ったんですが、
フォースの賜物と言う可能性はありますね

186シャアダム:2015/12/26(土) 20:54:51 ID:1u064hlk
●ルパン三世(実写版・2014年作品)

今やってるアニメの方はすっごくイタリア臭いが、こっちの方は東南アジア臭い、世界を股にかけるルパン三世はどこ行った?ルパンはフランス人やぞw
ってのは置いといて、ノリが韓国・中国ギャグ映画でした。助っ人のマイケルとかピエールとか完全にアジア系アメリカ人、ハッカーの小太りおチビちゃんもアジア系のコメディアンっぽく、キャスティングやネーミングで笑いを取ろうとしてる感じだ。
なんだろう?実写をアニメっぽくしようとして、微妙な感じの映画になってしまったように感じた。

さて、第一印象だが、気取りすぎて嫌味を感じるぐらいのオシャレ風キザなルパンやキザな演出(メダルにキスし過ぎw)にがっくりきたのだが、慣れとは恐ろしいもので、45分ぐらい我慢して観てたら、小栗ルパンにも慣れてまあまあ面白く観れました。
次元!タバコ加えながらしゃべるな、台詞が全然聞き取れなかったぞw
不二子もルパンも敵も味方もカンフークンフーボクシング格闘の嵐で、実は「ス」トリートファイターじゃねえのこれ?って思いましたよ。
五右衛門も団子好き設定でなんかギャグキャラになってるし(それはそれで楽しめたが)、銭形もルパンと会うのは初めてなのに「生涯の目標はルパンを捕まえること」になってるし、一回捕まえて解放しようとしたろってわけわかんない事になってるし、話のつじつまが所々合わない。
多分撮影に4年もかかったから、設定がちゃんぽんになったんだろうなあ。
辻褄が合わないといえば、アタッシュケースの中にクレオパトラの秘宝が無かった亊。おかしいいつすり替えるチャンスがあった???
あとマイケルも金庫の中に入ればいいじゃん。金庫の中からじゃ爆破でき何のかな?とか。

間合い理入り突っ込みたいところはあるけど、お馬鹿映画と思って観れば楽しい映画だと思いますよ。

187シャアダム:2015/12/27(日) 22:13:56 ID:1u064hlk
●マジック・イン・ムーンライト (2014年作品)
1928年の話。第一次世界大戦から10年後である。今から約90年前。ピンとこないなあ。
服装や髪形や水着や車種からかなり前だとわかる。高名な奇術師である主人公は超能力を持つ占い霊媒師のトリックを見破って欲しいとゆ人の依頼を受ける。
霊的なものを一切信用しない主人公と人の過去をズバズバ言い当てる若い女性との対決が始まるのだが、事態は思わぬ方向へ向かうというロマンティックコメディ映画です。

感想は微妙・・。面白いのだがラストがねえ、そんな選択でいいのか?後悔しないのか?生き推しだけで決めていいのか?みんなに騙されていないのか?って賛成できないんだよね。
婚約者は泣いてるぞ。いろんな人を不幸にしてないかい?おばちゃんは主人公の性格を直そうとしてこんな強引な手を考えたのかな。
ほんとラストで主人公に共感できなくなった映画だなあ。

ロマンティックなら他人の気持ちなんて二の次さ。ってウッディアレン脚本・監督さん、今回は同意できないぜ。
でもこういう恋愛にあこがれる女性も多いんだろうなあ。
中々考えさせられる映画でした。面白くない面白いでいえば、まあまあ面白かったです。

188ガフ:2015/12/28(月) 00:18:49 ID:fgExCBdY
○ウルトラマンティガ THE FINAL ODYSSEY
あらすじ
光(今の恋人)と闇(昔の恋人)、どちらを選ぶのか
ヒーロー映画かと思ったら昼ドラだった

カーミラ以外の敵キャラの印象が薄いのと、古代文明での巨人の戦争の原因が不明なのがちょっと残念
あと闇に堕ちたウルトラマンはベリアルだけって話だったような?M87星雲生まれではベリアルが唯一って事?

○大決戦!超ウルトラ8兄弟
終盤急に出てきたシスの暗黒卿みたいな奴は一体何なの

189ハンセイ:2015/12/28(月) 08:26:51 ID:X41tX54w
超映画批評でフォースの覚醒のレビューを見てみたら、字幕より吹き替えをおすすめしてました。
字幕だと重要な部分のニュアンスが伝わっていないのだとか。

うーん、ルークの地図の話がワケ分からなかったのは翻訳の問題で、本来はちゃんと筋の通った説明がなされてるのでしょうか。

190名無しさん:2015/12/28(月) 10:39:46 ID:Hx1puDRs
経験無=人生のワイがリア充になった訳!
お前らも来年こそ2次元専卒業しようぜ!
12,800円だけど今なら1,280円で手に入るぞ!
ttp://infooff.ph/nKY24KapVVxh

191唯野:2015/12/28(月) 16:10:25 ID:hA.NLBcI
フォースの覚醒見てきた。

レイの正体、ネット上の分析見ると、
ルークの娘説が一番多くて、次いでソロの娘(つまりレンの妹)の2パターンだなー
私はアナキンと同じ、フォースによる処女懐胎で生まれた娘だと予想

192シャアダム:2015/12/28(月) 20:14:03 ID:1u064hlk
●チャッピー(2015年作品)

あなたがもし南アフリカ共和国ヨハネスバーグで奇妙なロボットに出会ったら、決して「眠い」と言ってはいけない・・永遠に眠らされるから、それだけではなく眠らされるのに失敗してすごく痛い目に合うから。

この映画は人工知能を発明し隠れて実験しようとして、ギャングに強奪され、強盗として育てられるロボット「チャッピー」の不思議な物語である。

感想:一見してすごくファンタジーな感じはするが、よく考えるととてもうすら寒い映画であった。
最初、ロボコップ軍団が出てくるが、なんか中に人が入ってる着ぐるみ感が有りもうちょっと頑張ってーって思った。
そして構成がまさに『ロボコップ」のオマージュ。あとで絶対敵になるだろうってごっついロボットも早速登場wまた主人公の科学者の行動が、本当に子ども、ルールを破り、自分の思い通りにしようと会社の部品も盗み、拳銃まで買って、ギャングに脅されているのに「こいつらの様なクズになるなよ」とか言いたいことを言う。
ギョロ目でニコッって笑う演技がいかにも世間知らずのオタク技術者っぽくて凄い嫌悪感w好きになれないわ―。

逆にお馬鹿なクールギャングの「ニンジャ」の方が好感が持てるっていうか、だんだんかっこよく見える。大きな赤ちゃんロボット「チャッピー」の教育もなかなか強引で、えーこんなんでいいの?ってちょっと疑問。
でもだんだんこの世界にも慣れてくると、粗削りだが中盤から結構面白くなってくる。ラストはまあいろいろと不便になるけど、自己中「オタク」主人公だから研究さえできればいいよね、好き勝手なことをやった罰でもあるし、これでいいんじゃねって感じだ。
総評:なかなか面白いB級映画でした。

それで、生き延びたことになるのかい?自分は嫌だねw

193ハンセイ:2015/12/28(月) 21:31:45 ID:X41tX54w
●007スペクター
組織の規模の割にボスがちょっと小物過ぎる。
パパが愛情を向けていた養子のことを恨んで、
いい年したオッサン(もはや初老)になってもネチネチとイビるとかどんな悪の組織のボスだよ……。

というか動機が前作のシルヴァと被ってるんですよねえ。
シルヴァの場合は最初からMI6への怨恨が犯行の理由というのが感じられましたし
過去が凄惨なので、その憎悪も理解できましたが、オーベルハウザーは色々と残念すぎです。

あんな登場の仕方した敵のボスがボンドの(義理とはいえ)親族というだけで一気に世界が小さくなった印象なのに
無駄に手が込んでる割につまらない嫌がらせで自滅していくとか、もうね。

前作が傑作だったので期待していただけに、結構がっかりしました。

194winwin:2015/12/29(火) 09:28:13 ID:ukHCofAU
・007 スペクター
アクションや撮影技術はシリーズで一番良かったと思います
冒頭のヘリコプター内の格闘とかすごかった
残念なのは敵が印象に残りずらいところ
暴力担当のメキシコ人ぽい人はそこそこボンドを苦戦させたけど、
ボスのオーベルハウザーことブロフェルドは007シリーズの宿敵なのに印象が薄い
これまでの事件すべてに関わってたとか後付けぽいし、ボンドの時計型爆弾にも気付かない
正直シルウァどころかカジノロワイヤルのマッツミケルセンより小物に見えました
あと父親を雪崩で殺したって言ってたけどブロフェルドはまだ子供だったのに
どうやって雪崩を起こしたんだろう
ちなみにブロフェルドが終盤に再登場した時に顔に傷を負っていたのは過去作のオマージュだそうです

195winwin:2015/12/29(火) 09:32:19 ID:ukHCofAU
>>193 ハンセイさん
嫌がらせとはいえ今回のボンドガールにボンドが彼女の父親を自殺させる
場面を見せたシーンや拷問でボンドが発狂するシーンは精神的にキツかったですね
ただやはり前作のボスが身体能力も頭脳も備えていて007の前任者だったという
インパクトには勝てませんでしたね

196ハンセイ:2015/12/30(水) 10:10:04 ID:X41tX54w
>>195 winwinさん
たしかにミスターホワイトの自害映像を流していたあたりはまだ大物感がありましたねー。

ボンドへの執着と、その理由がショボいことが小物っぽく感じた原因なのかなあ。
特にボンドとは関係性はなく、00部門で目立ったボンドにたまたま目をつけて、戯れに弄んだとかだと悪役として魅力的になったのかな。

そもそも、ボンドを苦しめることを意図してヴェスパーを接近させて殺させたとせずに
単に結果的にオーベルハウザーのせいでそうなったということにしていても、十分な因縁になったような気がするんですけどねー。

197jinn:2015/12/30(水) 14:55:49 ID:2MUKk.Q2
>スター・ウォーズⅦフォースの覚醒
まだ見てない人のために一言。
エンドロールの後に次回作の情報とかないので本編終わったら退出してオッケー。

内容はまぁこんなもんですかね。
ダースベイダー擬きがホントにただのコスプレだったのはある意味驚きましたが。
ただ、シリーズ通しての売りであるチャンバラがショボかったのは残念至極。
とは言えこれもルーク直々に手ほどきを受けたベン・ソロ対昨日今日フォースに目覚めた元ゴミ拾いの小娘と言う無理ゲーを成立させるために、
ベン・ソロはどてっぱらを撃たれていると言う超ハンディキャップマッチであることを鑑みれば致し方ないか。

198シャアダム:2015/12/30(水) 21:21:14 ID:1u064hlk
●サイボーグ009VSデビルマン⓵ (2015年作品)
プロローグでのアポロンや亀の悪魔との対決だけでも、すごく燃えた。気迫の絵に久々にちょっとした感動を覚えました。
009の方はシュッとしたスマートなカッコよさ、一方デビルマンにはドロドロとした怨念の様な不気味さ、こいつらがガチンコで戦うのだから気分はスーパーロボット大戦!
今回は序章という事で、話は最初の邂逅までだが、好きな人には十分楽しめるだろうなあ。
デビルマンの電撃が「必殺サンダーブレーク」みたいだし、加速装置が「エックスメン」や「マトリックス」みたいでほんと終止ワクワクしました。

早く次回作が見たい。あと、原作のアスカ君の正体を知ってるので、あとで敵になっちゃうのかなあって複雑な気分で彼の生身の活躍を見てました。
しかし、ダンスが古くて、昭和と平成の混じった不思議な世界に笑った。悪魔の乗っ取り攻撃もゾンビよりもエグくて人間は絶望しかないじゃんw
悪魔に比べたら、ブラックゴースト団が霞むなあ。

199シャアダム:2015/12/30(水) 21:52:52 ID:1u064hlk
●デッドシティ2055(原題:VICE 訳:罪)2015年作品

ブルースウィリスは最近悪役ばっかりだなあ。「ジーンハックマン」でもリスペクトしてるのかな。
今回は欲望の街「ヴァイス」の管理者・経営者として、君臨してる。「ヴァイス」とは、どんな犯罪でもレプリカント(人間そっくりのアンドロイド)相手なら許される遊技場みたいな所。
そこで、殺された美人レプリカントのリセット(記憶消去)に失敗して、外の現実世界へ逃げ出してしまう。自我を持った彼女を追って、刑事や技術者や犯罪者や追手が戦うSF映画です。

自分がレプリカントって知っても平常運転な所はあれって思ったし、彼女を追いかけるヴァイスの追手も間抜けすぎて、ちょっとモタモタしてるなあって感じだった。
でもラスト30分展開が加速してあれよあれよという間に、ヴァイスとの全面対決までいったのだから、良くまとめたなあってちょっと感心w
てっきり「チャッピー」みたいにお前も記憶だけ移植されてレプリカントになって遠くの島で仲良く暮らしましたとさで終わると思ったが、なんと彼女は暗殺者のスキルを身に着けウィリスと単身対決に行くとわw

刑事もいいのか上司に怒られるぞって、警備員を躊躇なく次々に殺していくところが、こいつ言い訳どうすんだ?って笑いながら観てました。殺しすぎww
ラストのブルースウィリスのアレは、最初っから予測してた。まあレプリカント映画の王道パターンだろうなあ。

総評としては、まあまあ面白いB級映画かな。観て損はしなかった。あとあの2人ってレズ設定かな。なんかベタベタ・いちゃいちゃw

200シャアダム:2015/12/31(木) 18:31:08 ID:1u064hlk
●シンシティ・復讐の女神(原題: Sin City: A Dame to Kill For 訳:犯罪都市・殺し屋の女)

ストーリーに全然期待しないで観たら、意外と面白く最後までスルスル観れた快作でした。ただこのモノクロぽい漫画の様な演出は好き嫌いが分かれると思う。
ウィリスを期待して観た人は残念w彼は脇役でした。主人公はごっつい野郎マーブ役のミッキーロークでした。
また出てくる女性がいちいちエロい。服装もエロく、スタイルも抜群でそれを見るだけでも価値があるかもww

内容は多人数視点による、それぞれの話がクロスオーバーしてる映画「パルプフィクション」みたいな感じだ。ざっくり言うとハードボイルドチックな漫画だよね。

一つ理解できないのが、ギャンブラーの息子の行動。さっさと逃げろって言われて、何か手があるので逃げなかったんじゃないのか?何の策も無いくせにカッコつけすぎてボロボロになって、なんだこいつ最低だなあって思ったわ。
意地だけで女を巻き込むなよ。
でもなかなかテンポもよく変てこなんだけど目が離せない映画でした、ハードな漫画好きな人にぴったりですね。

201シャアダム:2015/12/31(木) 19:26:25 ID:1u064hlk
●ラン・オールナイト(2015年作品)

殺し屋ジミーがボスの息子を仕方なく撃ったために、ボスの復讐のため自分の息子一家が狙われることになるサスペンススリラー映画。
2時間近くあるのだが、ダレることなく最後まで一気に観れたなかなかのアクション映画でした。
ぱっぱと切り替わる画面は臨場感を増すが、何をやってるのか観客に分かりにくいのが難点だが、それを差し引いても目が離せないアクションの連続でした。
佳作とまでは評価したくないけど、そこら辺の映画よりは大変面白かったです。

しかしマフィアってホント自己中の集まりですねw思いやりの心が足りないなあって思いましたw(映画の中だけならいいんですけどね)

アクションとカーチェイスがなかなかの映画でした。あと、刑事、おまえは銭形の親戚か

202シャアダム:2016/01/02(土) 03:27:12 ID:1u064hlk
●ゼロの未来(原題:The Zero Theorem 訳:ゼロの定理)2013年作品

前から見たいと思ってた作品だが、いざ観てみると「なんじゃこら??」である。
まあ、「未来世紀ブラジル」「バンデットQ]の監督だから訳の分からないものを作るの得意だと思っていましたよ。
でも、面白い面白くないでいえば、面白くないです。難解です。難解を着飾ってます。まるで、「エヴァンゲリオン」の最終回です。
アスカが「気持ち悪い」って言いそうです。でもせっかく借りたから、何回も見直して、監督の意図するところを理解しようと努力しました。

まず、「エンティティ」とはIT用語でもあり概念という意味です。いあやそれだけでもわからんw
引きこもり体質で自分を「我ら」と呼ぶことで責任の回避・分散をして逃げてるのでしょうか?
ラスト付近で「私」になり、ようやく自分というものを確立した(一皮むけた)のかなあ。
魂を追求するVRスーツでたどり着いた世界は誰もいない海辺。沈まない太陽を捕まえて無理矢理沈ませたのは、止まった時を進める、先へ進もうという決意か?
ラストのラストで聞こえてきた声は?ヴァーチャルの世界から抜け出して現実の彼女に会いに行ったのか?
肯定的にも虚無的にもとらえられる哲学的な服を着飾った気障で下品な映画でした。(何書いてるかじぶんっでもよく解らないw)

あの息子も、クローンで死んでもまた変わりがいそうですねwそしてあの子供は主人公を啓発させるために残りの人生をかけたのかも(マネジメントの命令かも)。
最初虚無的な主人公だからこそ、「ゼロの定理」を仕事つぃて与えられたのか?
マネジメントはそういった『引きこもり』人間を治療する事業の一環として主人公を治験してたのかもしれません。
ラストでもう現実人間になったので、「あなたはもう必要なくなった」と解雇したのかもしれませんね。

まだ色々ありそうですが、面白くないが考えさせられる映画という事で、みなさんもチャレンジしてみては?

203シャアダム:2016/01/02(土) 18:15:58 ID:1u064hlk
●ソロモンの偽証 前篇・事件(2015年作品)

前篇だけで2時間越えだから、全部観るのが大変だ。大変だけど内容が面白いから一気に観れました。
やっぱり日本映画はミステリーだねぇ、絶対外国映画にまねできない心の繊細さが秀逸ですわ。
まあ日本人だから味わえる日本映画特有の感覚なのかもしれない。とにかく2時間ドキドキして飽きなかった。

内容は少し突飛で、現実では絶対ありえないだろうという「中学生による学校裁判」。中学生が自殺か殺人かで「異議あり!」とかいうやつ。
言葉にするとチープな感じの裁判ごっこに聞こえるが、原作がしっかりしてるとやっぱ違うね。リアルではないが、馬鹿に出来ない面白さ重厚さで、いじめやらの学校の隠ぺいに対してのアンチテーゼというか何処かでこうあって欲しいという願いを映像化した物になってると思う。
学校で裁判?とか殺伐として健全な教育に悪いという考え方もあるが、やってみる価値はあるのかも?って思わないでもないかなあ。
最近観た「カンニング疑惑の学級裁判」をネタにしたアニメを思い出すけど、後半はそんな感じになるのかな?

長いけれどよく出来てるので特に学生さんに観て欲しいかな。不気味な隣人奥さんや謎の他校生・神原やら心霊写真やら出てきて闇は深そうだなあ。
泣き叫ぶ太めのマツコがゴムまりみたいに飛ぶシーンだけはちょっといろんな意味でヤバかったなあ。もうちょっとアレはなんとか・・・W

後半が楽しみである。

204シャアダム:2016/01/03(日) 01:05:27 ID:1u064hlk
●ソロモンの偽証 後篇・裁判(2015年作品)

予告で言ってるような感動的な結末でも涙する事も最大のミステリーとも思わなかったが、もし人の生死にかかわる事件を中学生だけで裁判をやったらどうなるか?ともしもを映像化してる点で非常に面白い映画だと思いました。
あの結末はやや期待外れだが、まあ青春映画とみれば爽やかな終わり方だと思う。

何がいけなかったのか、正直に言わないで隠す事、そして虐めの隠ぺいかなあ。
ちくる事が男らしくない卑怯な事というのは時代遅れなのかもしれない。いじめられてる人は、自分を情けないと思わず、頼れる人にどんどんチクって欲しいな。その積み重ねが虐めをなくすんじゃないかな。
ただし、それ以外の他人を傷つけるようなチクリはやってはいけないと思うね。
怖くても情けなくても、苛められるよりは親や先生にどんどん密告しようぜ。チクル事が卑怯だというのはいじめっ子の言い訳だからね。

という事で、この映画のいじめっ子がなんかいい奴風になって、全然反省してない所だけは残念である。
この映画で言う偽善はいい偽善、どんどんやれ。危ないときは逃げてもいい。誰か助けを呼べばいい。自分はそう思うね。

という事で後半2時間半、合計4時間40分ぐらいか、長かったけどいろいろ考えさせられる良い映画でした。現実でありえない事をエンターテイメントとしてそして説得力を持って面白く見せるのも映画の功績の一つだと感じた。

205シャアダム:2016/01/03(日) 20:03:04 ID:1u064hlk
●ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション(2015年作品)

ローグネイションとは「ならず者国家」という意味。今回の作風はギャグ・ジョーク多めの「007」。政府のために働く「ルパン三世」、ちょっと真面目な「特高野郎Aチーム」。ヒロインも大活躍する所は「ミスター&ミセス・スミス」(フフフ・・)
とにかく2時間越えのの長丁場なのに、ダレることも無く、常にハラハラアクションてんこ盛りな所は、久々に観て良かったと思えるあくしょん映画でした。
「アベンジャーズ」「マッドマックス」よりも自分は好きだなー。このシリーズ。

今回特に好きなシーンは「バリバリ伝説」よろしく、ノーヘルメットのラフな普段着でかっ飛ばす、バイクチェイスシーン。風になびく主人公を見てると、ホントに疾走してるなあ、気持ちよさそうだなあってトリップ思想でした。バイクスーツ着こんだバイクシーンはアクションとしてはイマイチだね。
とにかく、アクション映画好きにはお勧めです。あとアベンジャーズの「ホークアイ」好きにもねw

ただ、敵の集団のネームが「シンジケート」って言うのはダサいなあ。「ワルワル団」位にダサい。何のひねりも無い所が。
IMFってのも「国際通貨基金」かな。とにかく変に子供にも分かりやすくしようとして、ダサくなったって感じですねw

うん、良作でした。バイクシーンだけもういっかい見直そうっとw

206ガフ:2016/01/04(月) 17:10:34 ID:d2EI2N7o
○仮面ライダー×仮面ライダー W&ディケイド MOVIE大戦2010
・ディケイド
何の説明もなくタックルが幽霊化していたり、成滝の正体を説明する気ゼロだったり、
夏ミカンがキバーラ使って変身したのにピンピンしてたり、これが完結編か…と思わざるを得ない
「ディケイドに物語はありません」ってセリフは自虐か

・ダブル
師と師の教えどちらをとるかというシチュエーション、
「拳銃を作る工場の従業員は悪人か?」とダブルのテーマに関わってくる問いの答えに詰まる翔太郎と鮮やかに切り返すおやっさんなど
好みの素材でかつ出来も良いと思うが、本編でやって欲しかった

・合流後
ラスボスのデザインがダセえ上に素材になった怪人の面影もないので褒めるところがない

○ルパン三世 ハリマオの財宝を追え!!
敵味方ともに無能ぞろいの上に本筋も合間合間のギャグも酷い

○ルパン三世 1$マネーウォーズ
動機は幼稚で腕前はプロとかタチが悪すぎる

時給千円でルパンや不二子に使われたり、カルトにハマって金を持ち逃げされたり、
なんで五ェ門はこんな糞みたいな扱いなのか

207シャアダム:2016/01/05(火) 22:31:56 ID:1u064hlk
●マッハ!無限大(2013年・タイ映画)

ゾウ・象・ゾウ!レスキュー!肘!膝!ひざ!ひじ!キックキックパンチ!ゾウの命は地球より重いぜ!覚悟しな悪党ども!

「トムヤムクン」の続編。また象を助けるため、田舎からムエタイ?象拳法?を引っ提げて、命がけの体当たりの格闘するアクション映画。
因みに「分離主義」とは少数派の民族が独立を目指す事。タイのプーケットはタイ国の南端、マレー半島にあります。
この映画、ボーっと見てると、人物の把握が困難です。像を攫ったやつは下っ端、その命令をした奴はビルの屋上にいたやつ、そいつにゾウ強奪の依頼したのが「LC」という格闘集団の武器商人。
その「UC」と組んで和平を乱そうとしてるのが、東カタナ国の副大統領。そのほか潜入捜査官や復讐に燃える女の子、インターポールや謎の格闘女No20、暴走族集団、お笑い担当のいつもの刑事w人間関係が結構複雑かもw

とにかく命がけのアクションが凄い!ときどき場面や舞台が急に変わって別の日に撮ったのかな?って所があるけど、あの格闘アクションは死人でそうwジャッキーチェンの映画を観てるようだ。
バイク軍団との対決なんて13分もあって、いつ終わるんだこの戦いって呆れるほどでしたよ。
あと{ストⅣ}のヴァイパーみたいに足から炎を出しながら回転蹴りしたり、手足から電撃を放ったり、凄いんだけど笑っちゃった。
ラストの絶望的な戦い、なぜ役に立たない「お笑い担当」に戦わせた?トニージャーが戦えよ、って誰もが思うよ。

トニージャーも「エクスペンダフル」に出て欲しいでっす。

208シャアダム:2016/01/06(水) 19:08:53 ID:1u064hlk
●ジョーカー・ゲーム(2015年作品)

キャー!亀梨-。ジャニーズ好きなら評価が上がるそんな映画であるw自分は「出来損ないのルパン三世」かな。
とにかく、この題名に納得がいかない。ジョーカーの様に何位何にでも化けられ一番強い切り札となるスパイ活動をジョーカーゲームというならまだしも、情報戦で仲間外れにしてはめる事をジョーカーゲームというんだぜー(ドヤ顔)。
なんかピンとこないわー。原作が大人気なのだろうが、この映画を観る限りラノベかな?って思ってしまう出来だった。(ラノベにもいいのはあるけど)。演技が気障で格好つけすぎ。女の子にはたまらないだろうがねw

それと虹揚ってどこやねん。ルソン島の地図広げて周辺を探したけど見当たらないぞ。架空の島なのかな?ほんとやってる事はシビアなスパイ活動らしいが、どうみても少年少女向けの漫画をみてるような感じで、のめり込むどころか、白けムード。
エッチ描写もなんか18禁にならないように、ふわっとしてあいまいにしてるし、何がハニートラップだよww

主人公の行動がちょっと女中がいじめられてたからと言って、ヒーローみたいな目立つ行動をするわ、スパイじゃねえ。
ほんと、死んだヤツがあっさり生き返ったり、スパイの車いす隊長の行動がまぬけだったり、最後は銭形に追われるルパン一味じゃねーか。ふーじこちゃーん裏切らないでーw

もうね、あきれてものも言えないよ。何これ、アニメ化するみたいだけど、ほとんど女子・腐女子向けだなあ。まあ話のネタにはいい映画だと思うよ。

209winwin:2016/01/06(水) 19:18:50 ID:ukHCofAU
何か女性層や腐女子を軽く見てないですか?
今の女性ファンはただイケメンを見てるわけではなく、内容もきちんと評価している人が
多いですよ
Freeの映画もテレビ版より評価されてますし

210シャアダム:2016/01/07(木) 18:58:55 ID:1u064hlk
軽くは観てませんよ。彼女らがいなければ映画界は廃れるだろうし、アイドルが出演するってだけで映画館に見に来てくれる貴重な収入源だからね。
ただ男性が観て感心する映画じゃないなあって事です。内容を見てるのなら、この映画に対してのアイドル抜きの公正な女子・腐女子の意見を聞いてみたいです。
アニメ|ジョーカーゲーム」の方はIG仕様らしいのでハードボイルドとリアルさが上がっていればなあと思ってます。

211シャアダム:2016/01/07(木) 19:37:41 ID:1u064hlk
●紙の月(2014年)

また評価が難しい映画だなあ。原作は読んでないけど、原作者と映画監督の意図するところが違ってるんじゃないかって思うラストの逃走シーン。
このシーンを評価する人って多分原作者の意図するところを理解してない気がする(自分はね)。
といっても、自分が原作者の言いたいことが分かってるかと言えば、わからないですね。
実際の横領事件をみて、執筆したと書いてあったので、横領犯の心理を想像して書いたのだろうが、イマイチ理解できなかった。女性の心理は難しいねーw

横領したのは、子供の頃の寄付のお礼が嬉しかったから?自分がさみしかったから?(あんないい夫がいてさみしいだと?)、大学生のダメ男と別れたくなかったから?
それとも、子供が出来ないからだったのだろうか?SEXに飢えてたから?
まあどれが理由だとしても横領の理由にはならんわなあ。逆にそういう言い訳をするほどこの主人公は悪質に見えるわ。
偽善にも自分も損する偽善、自分も得する偽善ってあるけど、男に貢ぐことで自分も得して楽しいのはクソ偽善ですなあ。

まあ、真面目が一番。一番強いってことだな。十六茶のおばちゃんの生き方が一番だよ、例えつまらなくても、他人を犠牲にして楽しむ人生は「神のライト」もとい「紙に書いた月」ってことかな。
本当の幸せはつかめない。ってことで何とかタイトルまでたどり着けたぜー。グチャグチャな文章だけどなーw

まあ鬱になりたいならおすすめ。内容聞いたときからこりゃダウナーな映画だろうなあって覚悟してみたから。

しかし、同僚の不倫女性(大島優子)はもうちょっとありがちでない、いいアドバイスをすべきでしたな。あのアドバイスはうぶな娘には悪の罠だよw
あと、原作者が何を言いたくてこの物語を書いたかが、ぜひ知りたいです。俺だったら、もっと徹底的に横領犯を惨めに描くけどなあ(教訓的な意味を込めて)。

212シャアダム:2016/01/08(金) 19:57:07 ID:1u064hlk
●マキシマム・ブラッド(原題:Pound of Flesh 訳:無理な要求)2015年作品

マキシマムといえばヴァンダム映画なんだw沈黙の〇〇といえばセガールだもんな。
宣伝で「人質奪還屋」って書いてあったけど、内容と関係なくてちょっと腰砕け。
その内容は、起きたらここ何処?何が起こったんだ状態で、なんと「腎臓」を一個とられてたという恐怖サスペンス展開。
自分の腎臓を取り戻すべく、悪党どもと闘う映画だ!って書くとあ
んまりカッコよくねえなあって感じだが、高齢に鞭打って格闘アクションを繰り広げる「その男ヴァンダム」は見慣れてくるとカッコいい。
動きの切れは「トニージャー」と比べるものじゃないが、一般人なんか目じゃない強さなのは間違いない。

もともと、腎臓をとって、フィリピンにいる腎臓病の娘のために使うつもりだったんだがどっかの金持ちのために使われてしまったらしい。と言うちょっとやるせない話である。
しかし、一人の娘を助けるために、悪党とはいえ30人ぐらいの命を奪って、人の命は公平じゃねえなあってちょっと感傷的になったわw
映画自体は、無難なストーリーの愛すべきB級映画ってところかな。ポテチ片手に一息つきたい時に観る映画だと思う。

年をとっても、こんなに動けるんだぞって頑張る姿を観て欲しい映画でした。

213シャアダム:2016/01/09(土) 18:59:46 ID:1u064hlk
●万能鑑定士Q(2014年作品)

「催眠」「千里眼」などを書かれた原作者の書いた「Qシリーズ」を基にした作品である。
主人公は天才と言われる鑑定士なのだが、「シャーロックホームズ」もびっくりの観察・洞察眼をもち、犯罪解決に活躍するミステリー映画である。
最初の30分は主人公の能力の凄さの紹介の様な話で、なんか都合よすぎるなあと思いつつも、非常に内容に引き込まれた。
まあ、一つくらいは超能力めいたものが無いと主人公として成り立たないからこれは許容できた。
ただ、もう少し観察や考察に時間かけ悩んでくれた方がリアルさが増して良かったかな。まるで全能の神の如くすべて一瞬でを当ててしまうのはちょっとやりすぎのような。
観客にはったりをかますという点では、いいかもしれないが。

ただ、モナリザの呪いで主人公を駄目のするあれは、ちょっと自分としては頂けないなあ。まどろこしいし、不確実過ぎるだろw
そんな手を使うなら、君は毒なり、インチキを使って学芸員失格にした方が確実で手っ取り早いよw
あとさあ、モナリザを燃やすときダメ記者を置いていくのはいいんだけど、数時間くらいは絶対動けないようにしろよな。
それと、主人公が場所を特定する推理も、かなり強引で、絶対警察が協力してくれそうもないのに、みんな鑑定士の部下のように動く所は、コトセット「映画だからねぇー」って感じで苦笑いしながら観てました。

とはいえ、2時間ストレスを感じずに見れたという事は自分にとって興味深い作品だったという事で、
原作を読みたくなりました。これも、愛すべきB級ミステリー映画という事で自分の中では落着しましたw

最後にQってなんでしょうね。ウルトラQ?エヴァンゲリオンQ?探偵学園かなwクエスチョンのQかな。
Qちゃんかなって考えていあたけど、なるほどー。主人公は愛すべきお馬鹿設定だったので、可愛らしい答えだと思いました。

214シャアダム:2016/01/10(日) 19:13:13 ID:1u064hlk
●花とアリス(2004年作品)

「4月物語」の監督かあ。ふわっとした感じが似てるもんな。途中だらだらいつまで嘘を引っ張るんだって少し退屈だったけど、最後まで観ると不思議な感動がある、不思議な映画でした。

監督が考える妄想中学生って前にいったけど、まあ理想の可愛らしい中学生を描くのも観れるのも、映画のいい所かなっておもったりね。ただアニメ版と違って花とアリスは幼馴染なんだ。そこが設定が食い違っていて惜しい。
最初っから最後までふわふわしていて、これだというストーリーはないけど、いろんな出来事が同時進行して日常が作られていくってのが妙にリアルな映画なんだよなあ。
ラストは二人ともハッピーエンドに終わって末永くめでたしめでたしじゃなくて、また通教運転に戻って話は続いていくってのがなかなか癖になる映画でした。

あといいなあって思ったところが、しっかり父親の言動や考えをまねして自分の血肉にして日常に生かそうとする所が微笑ましかった。それ全部父親から習ったばかりじゃん!w
アニメ「花とアリス殺人事件」みてからこの本編を見ても逆でもよし、観るならどっちも観て欲しいって思いました、なんつって!
あと音楽とバレエの可憐さが良かったつって!

215亀頭院シコルスキー:2016/01/11(月) 18:07:33 ID:w.0MvDXU
スターウォーズ
良かったから書込。
旧三部作からの往年のファンが自分の人生引っ提げて「彼」に逢いにいく物語。それだけ。
だがこの愛され映画はそれでいい。スターウォーズにしかできないことをスターウォーズがやってくれた。
そんな感動を味わえる映画他にない訳だから。

他は蛇足だけど

SFX(Eじゃないよ、スパイクさん^^;)に関しても製作と観客の信頼関係が光る。新三部作があったからこその良い意味でのハリボテ、着ぐるみ。宇宙戦艦も宇宙人もあれでいい、あれがいい。CGじゃないほうがいい。
設定も然り。フォースはかってSF少年の憧れでありアメリカ人の宗教であった。フォースは微生物じゃなくて魔法と言わせたJJハン・ソロに往年のファンも喝采を送る。

蛇足の蛇足

レイ:アナキンでありルークでもあるが初の女性主人公、そういう意味で次回以降の展開が読めず、楽しみ
レン:たっぷり枠を用意された贅沢な悪役。強さや恐ろしさの前に、弱さや愛らしさを描写し次回に送るJJの親心
BB8:ずるいくらい可愛いな
ソロ
レイア
ルーク:ミナギル本物感。この積み重ねた歴史がスターウォーズ
スノーク:唐突な黒幕。ダークサイドの行間も意図的に用意されている訳だ。やはり3度目の三部作、抜かりない。コンプレックスを感じさせる程立体映像が大き過ぎて、しかもヨーダの使用も意図的に控えられていることから、次回以降の活躍?に期待がもてますね、jinnさん。

216シャアダム:2016/01/11(月) 18:40:30 ID:1u064hlk
●ファイナル・ゲーム(原題EDEN 訳:楽園)2014年スペイン・マレーシア作品

ブラジルとのサッカー試合の帰りの飛行機で墜落遭難してしまったアメリカチーム15人の無人島でもサバイバルを描いた映画。
「蟻の王」という少年たちのサバイバル映画があったが、あれを青年に置き換えた感じで、結局、極限状態では少年と変わらなかったねと言う皮肉が込められているのかな。

一瞬で顔を覚えるのが苦手な自分は、ヒロイン2人の区別も、幼い少年の様な選手たちの区別も、悪人っぽい選手たちの区別もつかなく、まして暗闇で決闘すると誰が誰やらわからない状態になった。
主人公の黒人と韓国人っぽいコーチと足を怪我した髭面の人だけだよ、わかりやすかったのはwフィリピン映画だから、第2次大戦の日本人の白骨かな、無人島のあれは。
あと体力温存しないといけないのに、サッカーの練習をするなw病人一人の水をケチった所で、そんなに変わらないだろ。外国の人はその辺ドライと言うか現実的と言うか、日本人だったら思いやりの心を発揮したり、生き残った時に後味の悪い行動はしないと思うのだが、外国人はあっさり切り捨てるなあw
島国と陸続きの民族の考え方の違いが分かる映画でした。まあ映画を面白くするためもあるだろうけどね。

科学者は難しい研究もいいけど、「馬鹿でも海水を真水に変える便利グッズ」「その辺の雑草を食料にするグッズ」などを発明すべきだと思うよ。ラストはなんだろうズルいお前らに助けてもらって感謝すべきかすごく複雑な気分だね。そして、見捨てられた人ww

217シャアダム:2016/01/12(火) 17:39:59 ID:1u064hlk
「蟻の王」ではなく「蠅の王」でしたね。間違えました。

218シャアダム:2016/01/12(火) 21:16:55 ID:1u064hlk
●カリフォルニアダウン(原題: San Andreas 訳サンアンドレアス断層)2015年作品

「ザロック」主演の映画だから、「シュワちゃん」の2番煎じのナルが入ったB級アクション映画化と思って観始めたのだが

219シャアダム:2016/01/12(火) 21:44:32 ID:1u064hlk
●カリフォルニアダウン(原題: San Andreas 訳サンアンドレアス断層)2015年作品

「ザロック」主演の映画だから、「シュワちゃん」の2番煎じのナルが入ったB級アクション映画化と思って観始めたのだが,
意外としっかりした、一昔前なら「超大作」と言われそうな「タイタニック級」のA級映画だった。
ただ、題名が胡散臭くてどうしてもB級映画のそれである。原題の方が大作感あるなあって感じました。

内容だが、東北の大震災を基して作ったらしく、大地震と津波がカリフォルニアを破壊しつくし、逃げ惑う家族を救うため「スコーピオンキング」が大活躍する大災害レスキュー映画である。

ただちょっと引っかかるのは、レスキュー隊長のくせに、救うのは自分の家族優先、家族を救うためなら、みんなを救うためのヘリを自分のためだけに使い、揚句にヘリで店を破壊、服を盗み車を強奪、その車と交換に飛行機を得て、それを自動操縦にしたまま墜落、今度はボートを盗むといった「火事場泥棒」のプロと化すw
家族をすくうためなら、何でも許すのが多分アメリカの常識なんだろうなあ(ホントかな)。まあ父親としては正しい。だから自分も許すよwただ、逃げた社長も許す。訓練された人だけだよ、極限状態で人助けできるのは。普通は社長さんみたいになるよ、責めるのは可哀そうだよって思った。だから、あの最後の仕打ちは可哀そうだったわ。
ドライで現実主義なくせに家族を守るためには無茶をするそれがアメリカ人なんだなあ。

赦せBないのはあの奥さんだな、自分の気持ちをちゃんと話さないから別れただと??あいてが超金持ちだから乗り換えたんだろう?ほんとアメリカの女性はこういうのを見ると絶対付き合いたくないなあっておもう。我慢することを知らない、思いやりが足りないんだな。(まあ映画の話なんだけどね)
災害を体験した身としては、ちょっとリアリテイの欠けると感じたけど、エンタメだからこの位大げさにしなきゃね。

という事で、結構見ごたえがありました。あと、キムさんあんたはアジアの鏡だよ。退場されることないのにその辺が安直でちょっと駄作でした。

220サンライトイエローシャワー:2016/01/13(水) 05:36:25 ID:MMB9xBwE
ガラスの花と壊す世界

ガルパン映画見に行った時、予告が気になったので見に行きました。
ガルパン二周目にしときゃよかった……。

70分弱という比較的短い作品ですが、その尺の中で明らかに何がどうしてどうなったのか描き切れていませんでした。
なんとなく感動的な雰囲気醸し出してなんとなくいい感じに〆てたけどえ、何どういうこと? ってなる。

「説明不足」って批判すると「見る側が読解力不足なだけ」とか言われることネット上では間々ありますけどこの映画は絶対作中で起こった出来事を観客に理解させられてないでしょ。
尺が足りなかったのかもしれないけど、ならせめて挿入歌流すパートとか削れよ……。
Twitterの公式垢が「考察を楽しめる作品」とか抜かしてて、そういうことは表面的なストーリーを整合性を持って成立させてから言えと……。

原作が何なのかちょっとわからなかったけど、ノベライズ版などあればもっと整理して十全な説明と共に書いて欲しいですね。買わないけど。

SAOでも思ったけど、仮想世界で「奇跡」起こされると萎えるのって何なんでしょうね。物質世界でファンタジーが起きていいなら情報世界でもファンタジーが起きたっていいだろうに。我ながら理不尽だ。まあ、生身の世界の話でも奇跡は萎えることが多いですが。

あと、地球環境を管理する超スゴイコンピューターが人間を滅ぼそうとするとかいう70年代のSFかよって背景とか、主役の女の子二人の戦闘時の衣装のセンスとか、予告の雰囲気に反してやたら古臭かった印象。

221winwin:2016/01/13(水) 11:46:34 ID:ukHCofAU
・ハイスピード freeスターティングデイズ
アニメFreeのキャラたちの中学生時代のアニメ映画。
作画はアニメ以上、特に水や海が綺麗で最新アニメだなぁという印象。
ストーリーも起承転結出来ていてアニメ版よりまとまってる
聞いた話ではアニメ版と監督が違うそうなのでその影響かも。
新キャラ達も皆キャラ立ってて良かったです。桐嶋兄弟に萌えましたね。
ただ疑問点もあり、中学時代の仲間たちは何故アニメ本編に出なかったのかとか
中学一年で満足いくリレーが出来たのに何故遥は凛のことで部活を辞めたのかとか
アニメ版と映画版で矛盾が出来たのが残念です。
青春アニメ、青春映画としての完成度は高いと思います。

222シャアダム:2016/01/13(水) 21:21:11 ID:1u064hlk
●キングスマン(原題:Kingsman: The Secret Service 訳:王たちの男:特務機関)2014年作品

ネタバレは嫌だけど、ある程度の前情報は映画を面白く観るためのスパイスだなあと感じた作品でした。
てっきり、シリアスな大人向けの映画だと見始めたら、斬鉄剣の様に人間を真っ二つ、紳士ぶりながら冷酷にオシャレに無双に敵を殺していく。あれ思っていたのとなんか違う?って思ってしまった。
ははーん無双を楽しむゲーム・アニメの様な映画だなあって一瞬白けてしまった。

心を切り替えて、若者向けのスタイリッシュアクション映画だと思って観たら、けっこうお面白かった。観る前の気構え一つでこうも印象が変わるのか。
調べたら、原作はイギリスのスパイ漫画だと知って納得。
主人公は貧農層のちょい悪青年。それがスパイ学校に入学してめきめき頭角を現していき、最後は世界を救う。こりゃあ若者の心をグッとつかむはずだわw

昔「アレックスライダー」と言う少年スパイ映画があったが、原作のいいところを表現しきれずパッとしなかったが、今回の青年スパイは脚本も映像も10倍増しで楽しかった。凄いんじゃなくて楽しかったわ。
そうだなあ「おしゃれ探偵アベンジャーズ」や「007」と「バットマン」「スーパーマン」「ハリーポッター」「エンダーのゲーム」の面白い所を煮詰めた感じかなあ。
あと親が子供に見せたくないくらい過激なのも特徴だ。頭が音楽に乗せて弾けるんだよw教会で正義の味方が大量殺人だよw主人公が王女の「後ろの穴」発言に歓喜するんだよw
いやあその辺もがっちり若者たちの心を掴んだろうなあ。

どんでん返しが実に爽快で、過激で楽しい映画でした。胡散臭いブルジョワや政治家を一掃してくれたところは自分も爽快でした。しかし斬鉄義足怖いなーw

223シャアダム:2016/01/14(木) 21:59:51 ID:1u064hlk
●海街ダイアリー(2015年)

ストレートに書くと、不倫やっちゃった、傷ついた女性のための言い訳&応援映画に感じた。
若草物語のように4人姉妹が一生懸命生きてますとか、感動ものではなくて、両親はいないけれど幸せな家庭が時々波を立てることもあるけど楽しくやってます位の軽い気持ちで観る、雰囲気を楽しむ、癒しの時間を提供を与えてくれるちょっと緩めの毒が無い映画かなあ。

なんかすべてがあっさりしすぎてるんだよなあ。2時間以上もあって、観た後何も残らなかったなあ。
父親の不倫とか姉の不倫とか次女の失恋とか末っ子のコンプレックスとか病気のおばちゃん、病んだ母親とか表面をなぞるだけで、全然伝わってこないんだよなあ。
そうそういう感情の泥臭さを全て排除して、気持ちよくみられるようにした雰囲気映画でした。

だから、観る者を心地よい気落ちにさせる子守唄かな。

自分としては、観終わった後に鬱になってもいいからもっとグッと心を揺さぶるような映画を期待してた。
あと、人の死で締めるのは飽きたなあ。たまには日常映画でも、人の死が関わらない、さあやるぞ!と元気な感じで終わる、いや続いていく映画を観たいなあと思いました。
ちょっと期待外れでした。

224みる子:2016/01/15(金) 08:33:03 ID:E6nWlCKU
・SW フォースの覚醒
まさかタイファイターが活躍する日が来るとは。4DXだったので飛行シーンは臨場感あって良かったです。
カンジクラブに『ザ・レイド』のシラット使い二人いたはずなんだけど、モルボル相手じゃキツかったか…。
本格的なセーバーファイトは次作に持ち越しですが、年末にローグ・ワンあるのでそっちに期待。

・クリード
手堅い良作だったとは思うんですが、本家アポロの過去編の方が断然観たかったりします。

・ストレイト アウタ コンプトン
正直アイスキューブくらいしかまともに知らなかったけど、めちゃくちゃ面白かったです。
ドキュメンタリーも悪くはないですが、やはりストーリー映画だと感情移入の度合いが違いますね。
音楽映画史上最高の興収らしいので、今後はこのスタイルの映画が増えていくかもしれないなぁ。

・アカデミー賞
マッドマックスが作品賞獲ったら宴会しようと思います(笑)
主演は今年こそディカプリオに獲らせてあげたいけど… レブナントどうなんすかね。

225ガフ:2016/01/29(金) 00:15:11 ID:Zqr6Eueo
○新仮面ライダー1号
脚本井上先生なのか
ギャラ次第で本編もやるって言ってたからずっと待ってるのに、映画か…

○オデッセイ
ジャミラ「」

226シャアダム:2016/01/31(日) 21:47:34 ID:1u064hlk
◆死霊高校(2015年作品)原題:THE GALLOWS 訳:絞首台

結果、面白かったけど、ハンディカメラ目線映画は嫌いです。何故って?手振れで目が疲れるし、チープ感がものすごいし、何よりも危機一髪な場面でもしっかりと撮影が不自然過ぎて、リアリティがゼロって所です。
お前、手にアロンアルファ―でハンディカメラくっ付けられて、それなしでは生きていけないマンですか〜って言いたくなるわw

内容は首つり芝居で本当に首つって死んだチャーリーさんが、逆恨みで気に入らない奴を首つりに追い込むホラー映画です。
一人わざとらしく逃げ遅れる奴がいて、そこで結末が予想できました。真犯人がいると思いきや、本当に死霊がオカルトパワーでやってるので、警察も裁けないでしょうね。

こういう映画って、たまには人間が勝ってほしんだが、ヒットした時に続編を作ろうとしてるために悪霊に勝たせちゃうんだよなあ。クエンティンの映画だったら、
犠牲者の方に「スーパーマン」「人間の味方の霊」「更なる悪霊ジェイソン」とかしこんで、逆に悪霊を追いこんだりする映画を作ってくれるだろうね。たまには違うパターンのホラー映画を観たいなあ。

まあまあ面白いので、暇つぶしにはぴったりですね。

227シャアダム:2016/02/01(月) 22:06:15 ID:1u064hlk
◆ロシアンスナイパー(2015年作品)制作国はウクライナ・ロシア

面白くなくはなかったが、評価が難しい作品。「イミテーションゲーム」と同様で、戦時中にはこういう人もいたんだよ。「へーへー」って感心するしかない気がする。
この309人も殺したロシア人女性に対して、憧れる訳でも無く非難する訳でも無く、結局の所「戦争」って悲惨でやっちゃいけない姉、って感想に収まってしまうなあ。

この女性も、男みたいな性格で「国を守るために戦わなきゃ、戦わない奴はクソだ!」って決意で前線にスナイパーとして勇敢に赴くんだけど、そこで戦争の悲惨さを体験して、最後には「もういやだ!」って戦争拒否者になってしまう。
ちょっと頭に回る人なら前線で戦ってそれを学ばなくても結末は想像できるだろうにね。馬鹿にならないと兵士なんて戦争なんてやってられませんわって事かな。

構成とかもよく出来ていて、面白いんだよこの映画。でも何か感銘を受ける面白さじゃないって事。
スナイパーの苦悩なんて、簡単に殺された309人の人生に比べれば悲惨でも何でもない気もするしなあ。
あ、ジブリ映画好きには受けるかもしれない。構成がジブリっぽい。
あと、映像が戦争映画なのにちょっと美しいって感じたのが悔しいなあ。
戦争は悲劇と狂気を生むって事で締めますか。戦争反対ー。

228スパイク ◆qPwjzNYYys:2016/02/02(火) 15:25:49 ID:Lo9YSlPU
■逆襲のシャア
民衆に「消費」される事に嫌気がさし地方で働いていた元アイドルが、かつて憧れていた先輩アイドルが自分から民衆に「消費」される道を選んだ事に憤りを覚え「アンタ何やってんだ、それがアンタの目指したアイドルか!」と叫ぶも「うるさい、俺よりずっと凄い癖してアイドルという仕事から逃げ出したお前が俺に何か言う資格あんのか!?」と返されてしまったお話。
……いや、だってもうホント「シャア、お前は凄い奴なのになんでそんな事やってんだ!」「アムロ、お前は凄い奴なのになんでそんな事やってんだ!」とばっか言ってるんだもんこの人たち

229八尾狐:2016/02/02(火) 18:31:36 ID:k9otQ4/k
>スパイクさん
まあ、あの二人ってお互い自分にないものを相手に求めすぎてますからね……w
それでいてお互いに腹割って話し合える程親しいわけでもなかったという。
Zあたりでそう言う機会があればまた変わったのかもですね。

230スパイク ◆qPwjzNYYys:2016/02/02(火) 19:31:31 ID:Lo9YSlPU
>>229 八尾狐さん
アムロ「君は人身御供の家系だもんな」
クワトロ「フッ そうだな」

小説版ではハヤトに全く同じことを言われたクワトロさんが普通に腹立てまくってたあたり、Zではアムロとクワトロさんの友情は成立してたのかもしれませんw

231ゆとりのぽこぺん:2016/02/02(火) 20:06:11 ID:IxQ2aCvE
シャア豹変の流れ(うろ覚え)

クワトロ「地球も宇宙も人類仲良くなる為に打倒ティターンズで頑張るやで」

クワトロ「なんか宇宙上がってから仕事が一気増えたンゴ・・・、
レコア、カミーユ、カツ、ブレックスさん、ハマーン、ミネバ、優先すべきはどれか、
間違えたらバッドエンド直行やな・・・おっ!サボテンやんけ!全力で世話したろ!」

クワトロ「色々とフラグが手遅れになりました(白目)。もう逆襲するしかないじゃん」

232スパイク ◆qPwjzNYYys:2016/02/02(火) 20:17:08 ID:Lo9YSlPU
ぶっちゃけ、みんな20代後半の若造であるクワトロさんに責任を押し付けすぎたんですよね……
もしもブレックスさんが生きてればあの人の下で政治を勉強しながらゆっくりと40台50台になっていく道もあったのかもしれませんが、レコアさんもアムロもクワトロさんに「ヒーローになってくれ」と言うだけで彼を支えようとはしなかった

233八尾狐:2016/02/02(火) 20:33:28 ID:k9otQ4/k
>>230 スパイクさん
そこで表面ええかっこしちゃうのがシャア(クワトロ)の欠点だと思うんですよね……w
根っこがマジメで取り繕うのも上手いからみんな水面下の悩みに気がつかないって言う。

むしろ、腹立てた方がお互いのために良かったのかもと。

234スパイク ◆qPwjzNYYys:2016/02/02(火) 20:43:00 ID:Lo9YSlPU
>>233 八尾狐さん
優しい人なのは事実なんですよね、だから自分というものを殺して「この仮面をかぶってくれー!」という誰かの願いに答えようとする。
だから、個人的にはクワトロさんが好きだったのはやっぱカミーユだったんだろうなとは思っていたり……仮面をかぶってカッコ付けたがるクワトロさんに「カッコつけてんじゃねぇ!」と事あるごとに修正を加えてくるカミーユというのはマジでありがたかったんだろうなとは思っていたりw

235シャアダム:2016/02/02(火) 21:03:48 ID:1u064hlk
◆バードマンあるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)2014年アメリカ

無知な自分の素直な感想は・・・面白くなく退屈過ぎて、途中で一回休憩を入れて覚悟して義務として最後まで観た作品でした。
いやあ、つまらなかったw無知って怖いねえ、何も知らない故の暴挙・暴言ですねえ。

内容は、若い頃に「バードマン」と言うヒーロー物で一世風靡した役者が、栄光が忘れられなく、有名小説を基にした劇を作り、主演で返り咲こうとするとする話。

映画観た後いろいろ考えました。まず主役が映画「バットマン」の主人公のマイケルキートンなんですねえ。その辺がメタいというか、皮肉な味付けというか。
次に、監督脚本がメキシコの監督であの「バベル」という変わった叙情的なサスペンス映画を作った人なんですねえ。そう言われれば雰囲気がどちらもドキュメンタリーっぽい。
あとこの映画でゴールデングローブ賞を取ってるんですね。評価された映画という事です。

でも一番の注目は元になったレイモンドカーヴィの小説「愛について語るときに我々の語ること」ですか。
この内容を知らないと、この映画の肝が分からないんじゃないかと思います。だからといって読む気にはなれないので、今の所自分の中では「奥の深そうな小難しい退屈な映画」ですね。
小説の内容は4人の男女がテーブルで「愛について」いろいろと語るという内容なんですが、そういう場面が劇中劇でもありました。

その他には、ギネス記録にでも載せたいのか「ノーカット」映画なんですわ。凄いけど一息つきたくても付けなくて余計に辛かったw

副題の「無知が起こす奇跡」とは多分愛について無知な主人公が、心労が重なり情緒不安定になり最後に起こした行動によって、娘や妻との距離が縮まり、かつ返り咲いた事でしょうか。
でも奇異な行動で有名になっても自分だったら嬉しくないなあ。そんな役者・俳優の職業病的な性癖を2時間体験できる映画です。
あと、ビルから飛び降りたあれは何だったんですかねえ。まあいろいろ考えさせられる、大人の厨二病映画ってのもぴったりkな気がしました。小説の方はいつか読んでみようと思います。

236シャアダム:2016/02/03(水) 19:28:16 ID:1u064hlk
◆マーシュランド(湿地帯)(原題:La isla mínima 訳:極小の島)スペイン2014年作品

冒頭で人間の脳みたいな模様が出るが、上空から撮った湿地帯で、ちょっとびっくり。
こういうジメジメした土地は人間関係も犯罪もなんか陰鬱さが2倍になるね。ああジメジメ。

あとフランコ政権について。反乱軍であったフランコが保守派の支持を得て、スペインの政権を乗っ取り1975年までその体制は続く。
そんなに不評な政権でもなかったようだが、映画では弾圧が酷かったと言っています。

で、物語はフランコ政権が終わった後の民主主義の国になったばかりの1980年代のスペイン。
2人の刑事が湿地帯ばかりの田舎町に左遷させられ、そこで連続少女誘拐殺人事件と出くわし、街の暗部が次々に露わになるという、不気味な雰囲気を持ったミステリー物かな。

中々に複雑で陰湿で謎解きが楽しい映画でした。食事中は観ない方がいいかな。死体がリアルで、寒そうなのに死体役の全裸の女の人が大変だなあって思います。マジ全裸、親と見たら赤面必至。
2人の刑事が両方とも暴力的なんですが、片方が暴力的になるともう片方は止める役になってるのが上手いなあ。あと目撃情報を全部信じないで、夜は色の見え方が違ってくるって考察する所もいい感じ。
腹立たしいのが「狩猟宿」のおばちゃん。息を吸うように平気で嘘をつくので、刑事も苛立って暴力を振るうんだが、全然可哀想と思わなかったわw
それと、街の有力者が怪しいんだが、多分間接的に犯罪にかかわってるんだろうなあ。

あとやたらと証拠品やら情報を持ってくる被害者家族の奥さん、すごおく怪しいです。こいつが裏で刑事たちをミスリードさせてるんじゃ。
エロ写真を撮ったのもこの人だったりして。
ラストにフランコ政権時の拷問のプロの正体が分かるのだが、犯罪とは関係なく、ただの皮肉な味付けだと考えます。
昔はワルだったんだが今は更生してる的なやつ。でもナイフぶすぶすで本性が現れちゃったかなあ。
ちんけな性犯罪者が暴力でかなう相手ではなかったという皮肉かな。
あとこの町の娘は町の外に出たがってる、とにかくどこでもいい出たいってのが当時のスペインの風潮だったのかなあ。

軽い頭の体操にもってこいの映画だと思います。自分は一回じゃ細かい所を把握できませんでした。うん面白かった。

237シャアダム:2016/02/04(木) 20:17:49 ID:1u064hlk
◆攻殻機動隊 新劇場版(2015年)

小難しい作品なので、気合入れてみないと訳が分からなくなること必至。一語一句一画面とも逃さないように頑張って観たのですが、やっぱり何度も繰り返し見る羽目のなった作品です。

まず冒頭はあれは両親と養護施設と真の黒幕、そしてクルツとの出会いだったんですね。
そして、この作品の主題が「デッドエンド(行き止まり)と模索する未来」らしいです。
それから、総理大臣派と東亜連合の対立と双方を裏で操るファイアースタータを名乗る人物(黒幕)。
それに翻弄される(?)草薙素子部隊とクルツ501部隊の諍い。草薙部隊を九課に引き入れようとする荒巻。
ここまで理解しないとスタートに立てない難易度のアニメですね。

だいたい理解できてようやく面白さが分かってきますね。
ただ、なんで唯一ストレス発散できるカッコいい戦闘シーンを霧・暗闇・フラッシュ・分かりにくいアングル・素早過ぎる画面切り替え・光の点滅やぼかしで、分かりにくく見にくい見せ方をするのでしょうか。
おかげで何をやってるのかわからないシーンが続出で、おかげで静止ボタンで確認作業w普通に楽しめませんでした。(IG作品の特徴といえばそうなんですがね。)
あと、総理大臣の命令って東亜連合の・・・なんですね。

それにしての主題の「デッドエンド」は怖いですね。せっかく病気しない体になっても、そういう罠があるとは。コンピュータOSの世代交代で、使えなくなるのと同じですね。
で、今流行の真田一族の様に、あのおとなしそうな黒幕とクルツが人類の生き残り・未来をかけいろんな可能性にかけて、実験をしてたんですね。
実に整合性のとれた、よく出来た面白いアニメでした。頭が疲れますけどねー。
解釈が間違ってたらすいませんね。

238ウララ:2016/02/05(金) 21:13:57 ID:VGNXxWtg
◆オデッセイ
公開日なので見てきましたー
感想は正直イマイチ……でしたかね

尺の都合で仕方ないのでしょうけど原作のかなりの部分が削られていてダイジェスト版見てるような気分でした
原作は火星サバイバルの苦労がこれでもかと言うほど描かれてるのですが映画だとぽんぽん問題を解決してしまっていて絶望感があまりでてなかったのがなんとも
あとはまあ結構シリアス寄りに作ってて原作のコメディ色が薄いのも個人的にはイマイチだった理由の一つですね

なので原作未読で映画版先に見てから原作を読むのが一番楽しめると思います

239deku:2016/02/05(金) 21:55:05 ID:CP5EWwHA
シビルウォーCM
なんでシビルウォーと思ったら本当に内戦だったのか
政府に従わないのはらしいと思う
それにしても今回の映画でキャップはやっちまうんだろうか
原作知らないのでCMからするとそんな印象を受ける
味方は多いのは流石のカリスマだと思うけどそれでも結構アイアンマン達とは差があるはずでどうなるんだろう
あとバッキーなんか太った?
角度の問題か二重あごっぽいシーンがあった気が

・マイティソー
挫折後のソーが誰お前レベルの変貌ぶりに驚く、さすがに変わりすぎでは…
父親みたいなこと言いだした兄貴を見てロキは内心コンプレックス爆発させてたんだろうか
血の繋がりをまざまざと見せつけられたようなもんだし
そして次の映画がアベンジャーズなのか
4次元キューブ弄って世界を危機を招いたってあったけどロキも関わってるのかな

・彼岸花
楽しい映画だった
大体おばさんが喋り倒すシーンが多いけどそれも面白いな
喋りのテンポが良くて飽きない、聴いてて気持ちがいい
特に田中絹代さんが良かった、他の出演作も観てみようか

・ペイルライダー
幽霊映画ということに気づかないと半分も理解できないな
気付かなかった自分がちゃんと見てなかっただけだが
絵になるシーンが多くてそれだけで満足しそうだがこれのルーツとなる映画も知ってたらもっと楽しめたかもしれない

240レト:2016/02/08(月) 19:30:53 ID:pmM/qx7.
●オデッセイ
「インターステラー」でジョーカーキャラを演じたマット・デイモン主演、そしてジェスカ・チャスティンも出演している本作だが、
毛色は違えどこれまたSF映画の傑作が生まれた、という印象。
テンポ良くサクサク進む反面、個々のドラマの掘り下げはどうしても物足りなく、その点では万人受けする内容とは言えないかも知れない。
しかし、「科学を武器に生き延びる」という言葉どおり、マークが知識と地球でのクルーの協力によって困難を乗り越えていく姿は科学至上主義の観点から見て痛快そのもので
かつてアストロノーツやエンジニアに憧れた人達にとってはどストライクな内容だろう。
マークに指示を出すため地球でシミュレートする場面があるように本作は火星版「アポロ13」と言ってもいい。
中国との協力を描いたのもアメリカの独り相撲に終わらせず、国際的な一体感を出していた。
マーク側のドラマに注目すれば印象深いのはマット・デイモンの皮肉屋かつ陽気なキャラと随所で強調される音楽である。
孤独を紛らわせる上での陽気な音楽の果たす役割の大きさを再確認させられた。

241jinn:2016/02/18(木) 01:40:34 ID:6BcDjR9I
>オデッセイ(原題:The Martian 火星の人)
インターステラーを見た人は補給物資のドッキングシーンで、マット・デイモン死亡シーンを思い出したんじゃなかろうか。
ともあれ作品は良かったです。現代版『アポロ13』といえばわかりやすいかも。
まぁあちらに比べればえらくご都合主義的に危機を乗り越えていくんですけどね。
それでも12光分と言う絶望的な距離の壁があるので、緊張感をもって見れました。

242レト:2016/02/27(土) 22:19:38 ID:pmM/qx7.
●ヘイトフル・エイト(ネタバレ)




タランティーノ監督による血みどろ西部劇第2弾。
コーエン兄弟の作品をさらに下品かつバイオレンスにしたような内容で
この時点で多くの人は脱落必至だろう。
また、ミステリーとの売り込みだが、ミステリーとしては大味でありウォーレンの推理も
状況証拠や矛盾を突くスマートさに欠けるためどうしても物足りない印象はある。
最初からミステリーを期待するのではなく、あくまで二転三転する状況を楽しむ作品と言うべきかもしれない。
実際、ミステリーの展開になるのは後半からで、前半の一触即発の空気感はそれとはまた別のものだ。
フラットな状態で見ればさりげない伏線の張り方などは流石。
このストーリーの恩恵を一番受けたのはクリス。
軽蔑している相手にすら従う腰巾着気質ながらキャスティングボードを握ってからは正しく最初で最後の輝きを見せる。
ウォーレンも情け容赦のないアウトローぶりがいっそ清々しい。
最後に見せた束の間の友情もお約束ながら印象的。
逆に勿体ないキャラはモブレイ。
前作のシュルツを思わせるキャラながら後半にギャングの一味だと知れてからは格下げの印象もあり魅力が薄れてしまう。
前半で見せたインテリキャラの側面が失われるのもその一因。
逆にティム・ロスをキャスティングした理由は納得なのだけれど。

243みる子:2016/03/01(火) 03:39:51 ID:2qeycjfo
・オデッセイ
開始5〜10分で即火星ぼっち生活に突入という大胆な展開に度胆抜かれました。リドリー・スコット枯れてねぇ!
ライトタッチハードSFとでも言ったらいいのか、途方もなく絶望的な設定なのに陽気で小気味良い映画でした。
私たち世代ではありえないことでしょうが、ずっと先の未来では起こりうる事故なのかもなぁ… という、
割とどうでもよい余韻が残りました(笑) あと「ヨハンセンが臭い」てのが終始頭から離れんかったです。

・ウォリアー
祝! マッドマックス 怒りのデス・ロード V6! ということでレンタル視聴。
トム・ハーディー主演のMMA(総合格闘技)を題材にした映画。 割と重めの家族ドラマも有り。
元々はW主演のジョエル・エドガートンの方に『マックス』役のオファーが来たんだとか。

主役二人よりもニック・ノルティ演じるアル中の老父が凄まじかった。年老いて落ちぶれた星一徹みたいな存在感。
正直 最終盤はプロスポーツ的に見てちょっと擁護できないくらいに酷い展開があるけども、
MMA映画としてはウェルメイドな秀作かと。トム・ハーディーがナルシマリョウっぽくて格好いい。

・レオナルド:許されし者
オスカー獲得おめでとうございます! 意欲的な役柄ばかり演じた努力が実りましたねぇ。よかったよかった。
まず語られることはないと思うのですが、この人はタイタニック後にいったい何をしでかしたんでしょうね。

244deku:2016/03/09(水) 23:11:08 ID:CP5EWwHA
・マッドマックス怒りのデスロード
またしても冒頭でぶっ壊されるインターセプターに涙を禁じえない
次回作こそ活躍してくれるんですかね、今作は今作で活躍してたと言えなくも無いけど
かなりキテた世界観はかなり好み、皆楽しそうだ
自分のせいで人を死なせてからのマックスは確かに英雄、母乳で顔を洗うとか神話に詳しければもっと楽しめたんだろうな
何度か観て元ネタ探しも一興かも
あやふやなものではなく確かな道を指し示したマックスは素直に格好いい
トラウマのフラッシュバックやらフュリオサのバックボーンとかはコミック版を読んでないと詳しくわからないのが惜しい、読んでみたいけど結構高いのがネック

・アイアンマン
コールソンが若い! そしてシールドのうさんくせー組織感はマイティソーに匹敵するな

テレビで見たときはつまんねない映画だったと記憶していたがBDで見直したらちゃんと面白かった
単に真面目に見てなかったせいかと思ったが最後でようやくそんな感想になったのを思い出した
なんの捻りもなく上空まで追っていって凍ったり碌な殴り合いもなく戦いが終わったのが残念過ぎたからだ
鋼と鋼で火花散らせ合うバチバチの闘いが見たかった

・アイアンマン2
演者も違ければ吹き替えも変わってる人がいるな
ギャラの問題という事情を知っちゃうと微妙な気分だ

これも見直した感想は1と一緒だった、まるっきり
前作よりパワーアップした空中戦にガチガチの殴り合いもあってとても満足だがやっぱり最後の最後で力尽きた…
そこは戦えよ! 出落ちみたいな終わりになってるぞ
コメンタリーでここら辺の事情語ってたりするんだろうか
あとヴィブラニウムはトニーが初めて作ったものみたいな感じだったけど盾になってたような

・ハルク
昔見た時は退屈な映画という印象だったが今見るとしっかりした映画だった
あまり派手な展開はなかったけどキャラとかは後発より骨太で好みだ
特に将軍の不器用な感じがたまらない

・インクレディブルハルク
特典で所々前作を軽くdisってて笑える
DVDで入ってなかったものがBDで入ってるのはありがたいな

ブロンスキーが超イカす
ハルクとの戦いはどっちが主人公わからないくらい格好よくてDMCみたいなスタイリッシュアクション
部下を走ってぶち抜くシーンはキャプテンアメリカにも似たようなのがあったな
5、60キロは出てたらしいがとんでもない速度だ
カーグローブしたり同規格同士の殴り合いがあったりとアクション部分は満足する内容だったけどシナリオ方面はあんまりのめり込めなかったなあ
何がどうとは上手く言葉にできないけど
というか吹き替えで被ってる人いるが何故そんな人選に…
ラストはマーベルワンショットでもあったシーンか

245サンライトイエローシャワー:2016/03/13(日) 01:48:21 ID:EMWK.KJg
オデッセイ

非常によかったです。すごく気持ちいい映画。
主人公ワトニーの前向きなチャレンジが実を結ぶのと、それにNASAが気付いてどうにか交信しよう、助けようとする、双方が頑張る姿はとても温かい気持ちになりました。別に悲壮な場面や大げさに感動させようとする場面もないのにちょっとした成功に皆が喜んでるシーンとかでもなんか泣きそうになった。
キャラクターが全体的に好感度高いんですよね。

絶望的な状況から生還しようとする話なんですが、真面目な中にも適度なコミカルさがあってテンポがよく、いい意味で軽い感じになっていました。
面白い映画にも終わった後の感覚には色々あるんだけど、これはすごく前向きになれて充足感が強い。

まあ、上下巻の原作を映画化してるので原作未読の自分にもダイジェストっぽいなあとは感じられましたが。原作だと多分ワトニーのサバイバルや地球サイドの救出作戦ももっと掘り下げて描かれるんでしょうね。

ところで、「住居は31日しか保たない」みたいなことを序盤で言ってたと思うけど映画の中ではそのへん解決されたんだっけ。

246もにゃら:2016/03/19(土) 22:21:19 ID:OC.uUlQ.
□僕だけがいない街

原作とアニメがロリコン製造機として名高い『僕だけがいない街』の実写版。
ああ、うん(´・ω・`)
ワンクールアニメ(4時間)でさえ尺が足りないと言われ、実際にカットされた場面が多いのに、更に半分の尺で実写化は無理があったね。

ヒロインの愛梨の描写も、真のヒロインの佐知子の描写も、裏のヒロインの加代の描写もカットされまくり(`;ω;´)

愛梨はまだマシだけど、佐知子と加代は気の毒なレベルでカットされてる。

あれじゃあ、佐知子はただの若作りで、加代も凡百のロリ。
視聴者をことごとくロリコンに宗旨替えさせたと言われるロリパワーは…

まあ、加代ちゃんラブが増えない分、終盤の展開に卒倒する人は少なくなるだろうが…

あと、独自のエンドはどうなんだろ。
まとまってると言えばまとまってるが…

原作やアニメを知らない人はどういう感想だったんだろ。


ああ、話はピザ屋のバイトで食いつないでいる売れない漫画家は実はリバイバルという超能力持ちという内容。
身近で人死にが出そうになると、それを阻止できるタイミングまで時間が巻きもどってしまい、人知れず人助けしてる。
で、誘拐犯を目撃した母親が殺害されたあげく自分に罪が着せられ、警察に追われる中リバイバルが発動。小学生時代に逆行。
それはクラスメイトが誘拐犯に殺害される事件の直前だった。
恐らく犯人は同一人物で、クラスメイトを助けることが母親を救うことにつながると、小学生の状態で行動を始める。

てな話。

247ハンセイ:2016/03/23(水) 18:43:10 ID:X41tX54w
劇場版『逆襲のミルキィホームズ』を鑑賞。
いやあ、良かった。1期2期の監督脚本のコンビだけあって、あの頃のキチガイっぷりを存分に発揮していたと思います。
まさかモリアーティの伏線を回収してくれるとは思ってなかったからなあ。
徹頭徹尾、勢いだけの映画ですがミルキィ好きの人は観に行って損はしません。
綺麗にまとめてはいるものの、またこのコンビでミルキィホームズやってほしいなあ……。

あと、モリアーティがなぜラードの神なのかと思ったら、そう言えば豚くんに犯罪者達の悪の心かなんが入った結果、ラードの神になったんでしたね。
モリアーティの人格が強い影響を与えていたということなのか。

248唯野:2016/03/23(水) 19:03:02 ID:/ljWj.7U
●オデッセイ
原作先に読んでおいてよかった。
なぜなら映画は原作のダイジェストなので。
映画しか見てなくてよくわからない部分があった人は原作を読もう。

>サンライトイエローシャワー さん
>「住居は31日しか保たない」
31日しか保たない、ではなく、「31日の使用を前提としてる」ということです。
いわば賞味期限みたいなもので、期限が来た途端使えなくなるわけではありません。
宇宙飛行に使う物品ですから当然、安全率は高めに設定されていたので、想定を遥かに上回る期間、使用に耐えました。
もっとも、結局はエアロックの酷使で穴が開いてしまったわけですが。

249ウララ:2016/03/23(水) 19:41:56 ID:GxKOeBb2
オデッセイは本当に原作のダイジェストでしたねえ
まさかアレス4のMAVがあるスキャパレリへの3235km大行軍が普通のドライブみたいな描写で終わるとは……
原作だと砂塵嵐に巻き込まれたりローバー横転したりするのに

そういや映画の食料31日分って煽りは中々の詐欺だなあとw
実際は6人が56日分食えるだけの量があってワトニー1人なら1年くらい普通に持つという

250唯野:2016/03/23(水) 19:48:27 ID:/ljWj.7U
映画だと、中国がタダでロケット提供したみたいになってるんですよねー。
原作では火星探査ミッションに中国人クルーを参加させるという交換条件だったんですが
というか、エンディングのアレス5の打ち上げで中国の人が喜んでるシーンを入れてるのになぜ取引の部分をカットしたし

251ウララ:2016/03/23(水) 19:56:54 ID:GxKOeBb2
>>250 唯野さん
中国がタイヤン・シェン提供するあれは映画だけ見るとえっとなりそうですよね
実際ヤフー映画レビューとか見るとハリウッドが中国に露骨に媚びだした中国マネーの影響だーって感想が大量にありましたし

あと個人的にパスファインダーが壊れて地球との交信不可になるのがカットされたのはびっくりでした

252レト:2016/03/23(水) 20:11:14 ID:pmM/qx7.
リドリー・スコット監督作品ですからディレクターズ・カット版で削除されたシーンが見られるかもしれません

253唯野:2016/03/23(水) 20:53:30 ID:/ljWj.7U
>>251
>>パスファインダーが壊れて地球との交信不可になるのがカットされた

まあ映画の長さ的にもストーリー的にも、カットされるのは仕方ない部分だとは思うんですが、それにしてはスペースパイレーツのギャグは入れてるんですよね
総じてカットしたら意味がわからなくなるシーンがなぜか残ってる場面が多くて、撮ったけど使わなかっただけなのかなあと
レトさんの言うようにディレクターズ・カット版で4時間ぐらいある完全版が発売されるかもしれません

254みる子:2016/03/25(金) 16:25:32 ID:2qeycjfo
・バットマン v スーパーマン ドーン・オブ・ジャスティス
物語に集中したいなと思い、4DXではなく3DIMAXにしました。4Dでもよかったかも。
面白かったは面白かったんだけど、これを待ってたの? と聞かれるとうーん… という感じですね。
CMや予告編はなるたけシャットアウトしていたので 過度に期待しすぎてしまってたかもしれない。

新バットマン。スーツの見た目はともかくソロでのブルータルな立ち回りはかなり好印象。
アフレック=ブルースは何だかそつなく演じました感が。もうちょっと個性がほしかった。
ガル・ガドットのワンダーウーマンは良かったです。ただただ美しく格好良かった。

その他ヒーローに関してもDCコミックス・オリジンズを読んでいたので理解はできたものの、
どうにも描写不足でした。フラッシュはうっかりまた来週号のジャンプでも買ってきてしまったの?(笑)

マーベルはデッドプールさんがキチガイじみた興収+来月のシビルウォーも間違いなく好成績を叩き出すでしょうから、
DC側もジャスティスリーグはフンドシ締め直してがんばってほしいところです。TVシリーズのヒーローは評判良いんだけどねー…

255ヒロ筋肉痛:2016/03/26(土) 00:11:12 ID:gNfJFR62
■ヘイトフル・エイト
タランティーノファンの自分としては延々と続く会話劇を楽しめたものの、
これは楽しめない人が大半だろうなぁとも思いました。

タランティーノらしい展開も、ちょっとマンネリ気味。
とは言え、役者それぞれの演技を見るだけでも価値がある迫力がありました。
ジェニファー・ジェイソン・リーは50歳超えてるのに、
「かわいらしいおばちゃんだな!」と思えるのが凄かった。

■バットマンvsスーパーマン
凄く楽しめたんですけど、
やぱり「今後のシリーズのための布石の作品」という感じがして、
なんだか消化不良。

バットマン、ロビン、ジョーカーの因縁もありそうな感じでしたが、
スーサイド・スクワッドではココは描かれないでしょうし、
ベン・アフレック版バットマンの単品作品も有るんでしょうか?

で、今回はバットマンでもスーパーマンでもなく、ワンダーウーマンがとにかく最高でしたね。
登場シーンはBGMの格好良さとの相乗効果で鳥肌モノ。
ガル・ガドットはワイルド・スピードシリーズのジゼル役でも印象的でしたし、
本当に良い女優ですねー。

レックス・ルーサー役のジェシー・アイゼンバーグの怪演も良かったです。

バットマンは…スーツが…。
アーマード・バットマンは動いてるの見ると思ったより格好良かったんですが、
ノーマルスーツ(?)が凄くダサくて。
バットマンカー、バットウィングのデザインもノーラン版が好みでした。

256わんのねこ:2016/03/26(土) 22:49:05 ID:aBVVcGDc
・プリキュアオールスターズ みんなで歌う奇跡の魔法!
思った以上に、映画を観たという満足感にひたることができた。
大半が戦闘なのにドラマがきっちりできているのはミュージカルのおかげなのか?すごいや森雪之丞!
Go!プリンセスプリキュアの優雅な連携がよかった
ドキドキプリキュアのえげつない連携がよかった
ハピネスチャージプリキュアの力のごり押し感がよかった
ハピチャのデザインは好きだと再確認できた。
コメディーパートもちゃんと笑えた。ゲストもちゃんと芝居ができる人だった。
キュアエコーが出番多めで、剣崎キュアソード真琴がしゃべって、谷井あすかに仕事があって、
それだけでちょっとした感無量になれたのは自分でも驚きだった。
プリキュアの拘束が破られたなら、抵抗むなしく散っていくトラウーマさんは、
美しくすらあった。数の暴力が年々酷くなる。

それはそれとして、ジャイアントロボかよ!とツッコミたくなったことよ。

257deku:2016/03/26(土) 23:02:00 ID:CP5EWwHA
・アベンジャーズ
キャプテンアメリカを復習してから観る
見直して思ったけどレッドスカル絶対死んでないなこれ
消える時のエフェクトがソーでも見たエフェクトだ

AoS語られてたNY決戦かー、確かにこんなのが大々的に報道されたらこれ以降が新世界というの頷ける
コールソン殉職はあっさりだと思ったらちゃんと一矢報いてくれて良かった
その最期も長官が蘇らせようとしたのも分かる男っぷり
その長官はWSの時妙にキャップが辛辣だったのも納得のやらかし具合、信用されなくて当然だった
社長とキャップがぶつかり合ってたけどこれがシビルウォーに続いてくのだろうか
立場が逆になってるのはあまり意外なようで意外じゃないかな
そして ハルクが強すぎる、インクレディブルの時より明らかに強い
ついでに役者も変わってるし最初はキャラが把握出来なかった
あの映画の立ち位置って今どうなってるんだ
ホークアイとブラックウィドゥが本格的に活躍したけどみんなアクション格好良かったな
今回の映画みるとWSにもホークアイは出るべきだったのでは?
それとホークアイの吹き替え宮迫なの? 全く気づかなかった…

仲間割れ云々聞いてたけど思ってたより大した事なかった
というかあれは仲間割れじゃない、ロキの杖が原因っぽかったし。ここの所のコメンタリ聞いてれば良かったな

ロキはソーの時は悲しみを背負った者って感じだったけど今回完全にお笑い要員
いいようにやられすぎじゃないですかね、一挙手一投足が面白い人になってる

・アイアンマン3
アベンジャーズでのことがトラウマになったらしいがシナリオがシリアスになんてことにはならず完全にコメディ
トニーの成長が主軸なのであまり見たいものは見れなかったが最後のパーティーは興奮する
エクストリミス兵がヤバい、生身が相手ならキャップの出番ではと思ったけど簡単にスーツ壊しまくって怖い
そんでマンダリンには超ガッカリした、トニーもローズも何だこれって顔してたけど凄い分かる
話的にはシリーズで一番面白い映画だった
アベンジャーズで無力だったとちゃんと自覚してたのが好印象

・ガーディアンズオブギャラクシー
はぐれ者たちが絆を育んで一つになっていくのが泣ける、「私たちはグルード」は仲間とは何かを全て語っている気がする
最後の手を取り合うのはチームで立ち向かうこの映画の真髄だなー
所々おそらく原作ネタであろう細かいところの説明がなかったのが気になったかな
コレクターとか家ぶっ壊されて放置で終わりって…
何にしても楽しい連中だったので続編が楽しみだ
あとは地球に彼らやって来るんだろうか

・アントマン
これAoU後の話だったのか
CMだと世界は崩壊する勢いって感じだったが別にそんなことはなかったのね

軽快なテンポと明るいノリで最後まで楽しい映画
どんどん戦いの舞台がスケールダウンしていったのは面白かったな
娘の部屋では派手な事をしてるはずなのに被害がショボいのが笑える、結局部屋ブッ壊れた上にペットも買うことになったけど
トイストーリーでも思ったがこういう身近な所を舞台にするセンスは凄い
チームで臨み、群れを率いて任務を遂行するってのは新鮮
それだけにアントニーが残念でならない…
スコットは流されやすいけど娘の為に頑張るヒーローってのは親しみがわきやすい、背伸びしない等身大な感じが好き
親子の仲を取り持ったり3バカ含めて安心出来る人たちだ

そしてラストでまさかのシビルウォー参戦発覚
CMで影も形も無かったんだけど出るんかい!
これはどんな活躍するか楽しみだ
というかファルコン相手には気まずいよね
謝りながら叩きのめすとかいう最悪の出会いだったしどんなやりとりになるか期待
それにスーツ相手には滅法強いはずだしハンクの過去もあってキャップ陣営に入るはず

社長親子は信用が薄くて気の毒になる
でもウィンターソルジャーがハワードを殺したっぽいからそこら辺の事情もあるのかな
本編でやったようにシビルウォーでも取り持ってくれたらいいな

258わんのねこ:2016/03/26(土) 23:02:04 ID:aBVVcGDc
・ガラスの花と壊す世界
監督は石浜スタイリッシュ真史。多摩センターはウイルスに侵されました。
SFしてるけど、かわいい女の子の共同生活映像としか印象には残らない。
「花守みゆり」は耳にしたことがない声質でよかったです。
コンテ・レイアウトは本当に気持ちいい。

映画館アニメ(アニメ映画とはいわない)が増えてますが、
いい作品・いい商品・いい仕事になるならそれでいいんじゃないかな?

259ガフ:2016/03/27(日) 00:11:47 ID:RkvV/VVc
○マイ・フェア・レディ
イギリス版野豚をプロデュース

主人公のヒロインへの扱いが良く言ってしゃべるオウム扱いなので序盤は見ていてキツかったが、終盤の因果応報で大分胸がすいた
特に主人公の母親の「話題を制限します」が最高

○悪魔を憐れむ歌
人間にとりついて連続殺人を繰り返す悪魔vs敏腕刑事

劇中の悪魔の能力がチート過ぎて、倒そうと思ったら飛行機ハイジャックして爆破するくらいしかねーというクソゲー状態
オチもホラーだからありだとは思うが胸糞悪い

○ULTRAMAN
ウルトラマンネクサスの前日談

個人的にウルトラマンが飛ぶと言うと怪獣を倒して帰る時の印象が強かったので
泳ぐように空を飛ぶシーンのインパクトは強烈だった、ヌルヌルっとした感じで初見だと正直ちょっと気持ち悪い

映画版の敵のザ・ワンはスペースビーストのくせに饒舌で性格が悪いのでスペースビーストというより溝呂木に近い印象
もっと不気味で意思疎通のできない存在の方が好みだったが、こいつの解説がないと訳分からん映画だから仕方ないか

260ヒロ筋肉痛:2016/03/27(日) 00:17:42 ID:gNfJFR62
>>257 dekuさん
アントマンは正確に言うとAoUの最中〜その後辺りの時間軸ですかね。
「奴らは空を飛ぶ島を落とすのに忙しい」みたいな事を言ってましたし。

ハンク・ピムがS.H.I.E.L.D.やアベンジャーズに反感を持っているのと、
ファルコンに認知されたことから、
アントマンはシビルウォーではキャップ側に着く事になるんですかね。

ちなみに、シビルウォー最新のCMだったか宣伝用の画像では、
チラッとですがアントマンもちゃんと映ってました。
ビジョンも出るみたいですが、
あんな超絶チート野郎に対してどう戦うのやら…。

261修都 ◆7VC/HIVqJE:2016/03/27(日) 09:40:18 ID:lABoF2ek
原作ではアントマンはアイアンマン側のようですけどね。
どこまで原作どおりなのかは分かりませんが。

262ヒロ筋肉痛:2016/03/27(日) 13:03:36 ID:gNfJFR62
原作では、という話だと、
本来はウルトロンを開発したのはハンク・ピムですし、
イエロージャケットも人格崩壊したハンク・ピム自身という設定なので、
アントマン関連に関してはかなり原作と違っているかと。

アベンジャーズAoUはトニー・スタークがウルトロンを開発した事にしたせいで、
トニー・スタークにヘイトが集中し過ぎちゃうバランスの悪い作りになってましたね…。

263修都 ◆7VC/HIVqJE:2016/03/27(日) 15:49:46 ID:lABoF2ek
まぁ原作に出てた人達がだいぶいませんし、話はだいぶ変わってくるのかもしれませんね。
その分、誰かの役割を誰かが代わりに担うなんてことが起こってくるかも。
個人的には、パニッシャー出て欲しかったですね

264deku:2016/03/27(日) 22:33:18 ID:CP5EWwHA
>>260 ヒロ筋肉痛さん
確かにそんなこと言ってました
あれはまた別の話だと思ってたんですがAoUの話だったんですね

自分は原作を全く知らなくて最後にアレされるということをネタバレされたんですが
色々原作と変わってて気にしなくて良いみたいで安心しました

・INFINIT
最初は何が何だか分からないまま進み、その後サバイバーのスタンド攻撃を喰らったかのような展開に
そしてお決まりの全滅エンドと見せかけてからまさかの展開は素直に驚ける
ラストはなんとでも受け取れるが含みは無いように感じた

・リアルスティール
感想は大半が思うであろうロボット版ロッキー、アポロがゼウスとかもそうだろうし
蝶にまつわる話は親子の絆をより感じられるしカットしない方が良かった気がする
ノイジーボーイの外人センス爆発の漢字選出は逆に良い
アトムも慣れると愛嬌があるって気づいて立ち上がるシーンは思わず手を握るほど熱い
ただロボット同士の殴り合いは確かに燃えたけどダイジェストも多くて1試合通してガッツリ見たかった
対戦相手も本当にただの敵役でしか無かったのが残念だけど流石にそこまでは手が回らないかな

・メタルマン
頬のこけたアイアンマンのヘルメットを着けた男女が新世界とか抜かしながらいちゃついてエンドとかマジで未来に生きてる

何というかこうスゲェ出来
SFXと演技抜かせばクラスの文化祭で撮った物ですと言えば通る代物
これが商品として流通してることが奇跡だ
ハンディカムで撮りましたと言わんばかりの画質に貫禄も何もなく普通にのっそり入ってくるボディガードとか笑いどころじゃないのに笑ってしまう
それにまだフレームインしてるのに演技は終わったとばかりにスタスタと元の位置に戻るのとかもう心を掴んで離さない
主人公の境遇も気の毒でスーツを着脱不可の状況に追いやられた挙句にすべての元凶のAIが四六時中付きまとうとかいう悪夢
オマケにエロい夢見ても介入してくる徹底ぶり
肝心のスーツの性能も銃弾数発でバッテリー切れになる低スペック
こんなの捨て置いても問題ないと思う

本編では空を飛ぶこともなくアイアンマンっぽいことは何も無いのが最後のプライドかと思ったらエンドロールでもろアイアンマンに
ていうかそれを本編でやれや

色々書いたけど馬鹿にしたいわけではなく何故か妙に気に入ってしまう妙な映画でした

265レト:2016/03/28(月) 06:48:00 ID:pmM/qx7.
「一生着ていろと?」
「悪いが そうなんだ」

266唯野:2016/03/29(火) 20:15:41 ID:AapV9NCU
「本当に申し訳ない」
例のあの人の動画のせいで完全に博士のボイスで脳内再生されるw

267レト:2016/03/30(水) 20:05:37 ID:pmM/qx7.
●乱
黒澤明監督が「人類への遺言」と宣言した映画。
「羅生門」とは違い、救いのない内容や終盤に打ち出されるテーマがその主張に当たるのだろう。
とはいえ、最後は説教臭すぎるのは否めない。
演出からかつての力強さや泥臭さが失われ、全体的にスタイリッシュに走っているのは
どちらかといえば海外受けを狙っているような印象を受ける。
もっとも、後に今村昌平や北野武も同じ轍を踏んだように
日本より海外で評価された監督ほどその傾向は強いのかもしれない。
ストーリーは前半とは対照的に後半はやや駆け足気味な上に2時間半という長尺ということもありどうしてもダレる。
そもそも、秀虎と狂阿弥のコンビに画面を持たせるだけの魅力が無い。
楓の方と鉄修理の2人の方がまだ存在感があったぐらい。
ただ、中盤の最大の見せ場である三の城の炎上シーンはやはり圧巻。
この映画はこのシーンのためにあると言ってもいいかもしれない。

268deku:2016/04/09(土) 22:39:56 ID:CP5EWwHA
・マンオブスティール
素晴らしい戦闘シーンが堪能できて非常に満足
兵器なんぞくだらねえと言わんばかりの強さの表現が実に素敵だ
建物や列車をブチ抜いて吹っ飛んでくシーンはスタンディングオベーションもの
REXvsRAY戦のオタコン並のテンションになるしかない
ドラゴンボールがハリウッドで映画化したらこういう感じになるんだろうな

しばらく見てなかったけどラッセルクロウが老けてたなあ
思わぬところで時間の経過を実感させられた
ジョーは死んでからも役に立つ親父キャラの鑑

ストーリーのほうはもう少しだけ、敵でも味方でもない普通の人々とのドラマが欲しかったかな
けどそれはテーマじゃないからしょうがないかな

新聞社の人たちがかなりガッツがあってビックリしたな
死にそうな状況で愚痴りながら見捨てないとか超好み

続編は公開日に4Dで見ようとしたけどもう無理そうだ
初の4Dはシビルウォーに持ち越しかな

・マイティソー ダークワールド
ソーが本当に格好良い漢になってた、これだけでも観る価値はあった
そしてセルヴィク博士とかいう真の救世主、世界を救う手段を用意した上にソーも助けるとか大活躍ってレベルじゃない
世界中に恥を晒したけど
ていうかシールドは保護したれよ
お前らのせいで巻き込まれたっていうのに監視もなしかい

ロキが死んだ後のギャグラッシュでこれは死んでないなと思ったら案の定
というか親父はどうなったんだ
死んだとか幽閉されてるとかになったらソーが間抜けになってしまうぞ

・アベンジャーズ エイジオブウルトロン
初っ端からヒドラがボコられてたがAoSのほうでフォローあるのかな
本拠地を壊滅させたんだろうけどよく分からない
WSで貫禄を見せてたストラッカーがあんなショボい扱いされるとは思ってなかった
社長は何というか気の毒だったな
他の人よりやれることが多いからか力を尽くそうとするとこういう役回りになってしまうのか
肝心のウルトロンは妙に人間臭くて面白かったけど
微妙にヘタレなところが社長とそっくりで親子みたい
ヴィジョンはMoSを直前に見てたこともあってスーパーマンにしか見えなかった
ホークアイは今作では主人公とも言えるナイスガイっぷりを発揮
本当にこれで退場なのだろうか…
長官は相変わらず美味しいとこを持っていく、あんた本当になんでもありだな
コールソンもこんな感じで復帰して欲しいなあ

アクションは今回連携プレーが光ってた、特にキャップとソーのコンビ
あんなの相手にする方が可哀想だ
ハルクバスターのロマンっぷりが爆発してた
CMで見たときは自律型かと思ってたらまさかの強化スーツとは
遠慮のない殴り合いはやはり最高
クイックシルバーが特に強い感じたな
スピードタイプで力は無いかと思ってたら普通にスクラップにしてた

ロキの杖にあんな重要なアイテムが付いてたとは、尖兵にあげる武器じゃない
それにしても今回の事件は一体どういう意味を持つんだろうか
そしてサノスは次のアベンジャーズに出るようだけどGoGの面々はどうなるん?

新CMでしれっと混ざってるアントマン、何最初っからいましたみたいな空気出してるんだ
陣営はある程度はっきりしたけどよく分からないマスクつけた人がいたが
彼が新しく出るヒーローだろうか
あとスパイダーマンも出るらしいが一体どうからんでくるんだろう?

・キングスマン
上品なふりしたバカ映画
ヴァレンタイン社長の意向を汲んで血が極力出ない優しい仕様
ラストの花火大会後でも血の海になっていない
その代わり容赦なく身体欠損するが
マーリンは見守る立場が多いからか一番好きになった
パラシュート訓練の時とか本当に焦ってるのが特に好き
そしてマーリンこそ真の紳士、絶対ムッツリとか思ってごめんなさい

アクションは基本的に良いものあるのにカメラがブレブレだったり
1.5倍速っぽかったりするところがあるのが気になってしまった

269修都 ◆7VC/HIVqJE:2016/04/10(日) 15:30:09 ID:lABoF2ek
DCコミックもマーベルもお祭り騒ぎなので、事典でも買って改めてキャラの勉強しようかなと思ったけれど、どっちも中古でもなかなか高い。
特にマーベルのほうは、詳細な事典がとんでもない値段になってますね

270わをん:2016/04/10(日) 20:16:09 ID:tvcIMai.
・マジカルガール
おーー、面白い。決して万人向けする映画じゃないけど、秀逸。
画面の映し方で関係性を示す画作り、BGMの入れ方、先の読みづらい展開、
それに日本人としては前情報無しに見た方が驚くスペイン映画でした。
1から10まで説明しないし、想像の余地に頼る部分が多いですが、
それが面白い映画であり、喋らずに語る画作りなど多分見れば見る程に発見があるだろう内容。
あー、もう1回見てみたい。

271レト:2016/04/10(日) 20:51:30 ID:pmM/qx7.
スーパーマンのジミー・オルセンって原作じゃクラークの日常を象徴する重要なキャラなのに
映画じゃ散々な扱いですね。
まさか冒頭で

272みる子:2016/04/15(金) 08:13:03 ID:2qeycjfo
・ボーダーライン
メキシコの麻薬カルテル撲滅作戦。その裏側に垣間見える、どす黒い何か。
暗闘も行くところまで行くと、善悪の境い目など最早あってないようなものなのでしょう。
綺麗事だけじゃ世の中回らないんだなぁ… なんて感慨にふけりたくなります。

エミリー・ブラントの悲壮感漂う美しさ。飄々としたジョシュ・ブローリン。
そして何と言ってもベニチオ・デル・トロ演ずるアレッハンドロの存在感に痺れます。
デンゼル・ワシントン版 必殺仕事人『イコライザー』とはまた趣の異なった準軍事工作員の凄味を見た。
続編も決定しているという話ですが、アレッハンドロの前日譚が観たいなぁ。

273わをん:2016/04/15(金) 22:13:44 ID:tvcIMai.
・スーパー!
冴えない中年が麻薬ディーラーに妻を奪われた事を切っ掛けにヒーローになるという、
特殊能力のない等身大の人間がヒーローになるという話なんですけど、
繰り出される暴力も等身大でヒーロ―の持つ一種の独善性を強調して、
アクション(暴力的解決)にカタルシスをあまり持たせない描き方をしていて、中々にそれが良い。
一番の武器がレンチで殴る、という所でこの映画の誠実さが伺えますw

主役となるヒーローが完全に異常者として描かれていますが、それに輪をかけてヒロイン役は狂人。
どう考えても善悪の判断やそれに対する行動がおかしいし、制裁行為も異常。
何よりも終盤辺りにヒロインがヒーローをレイプするとは思いもよらねえよ!
相対化を仕掛けるキャラでもありますけど、久々にイっちゃったキャラを見たなぁ。
故に魅力的でもあるけど。

内容が似てて時期も近かった映画「キックアス」とは全く異なる毛色で
テーマも違いますし、描くカタルシスも違います。個人的にはこっちのほうが好みかなぁ。
何よりもOPのアニメが素晴らしいかったなぁ。

274deku:2016/04/23(土) 21:08:15 ID:CP5EWwHA
・遊戯王
相変わらず頭おかしい海馬、相変わらずロクなことしない千年リングと懐かしい気分になった
遊戯は遊戯として認めつつアテムへの執着を捨てない海馬には笑うしかない
シャーディーと闇バクラとの因縁の回収と思ってもみなかった展開もあり嬉しい誤算
闇バクラは登場するかと思ったけど、結局千年リングに闇バクラなる人物は存在せず
所有者の影を依代に人格を形成するってことなのか?
そして遊戯侮られすぎ問題、海馬はともかく藍神すらも侮るってどういうことだ
王が去ったことをどういう風に解釈したんだろう

CGは一回しか出番ないのが多いことが勿体無いくらいの出来
(たぶん)Arc-VのCG力を吸収しただけのことはある
オシリスとかオベリスクが出番あれだけって贅沢な作りだ
仲間外れがいるが気にしてもしょうがない
席が埋まってて前列過ぎて全体を把握出来なかったのが悔やまれるなあ

決闘の構成はとにかく説明を省いて凄い勢いで進んでいくので理解が追いつかないとこもあった
本当にもう少しだけでも説明してくれたらな、効果ダメージによるLP減少も表示がなかったし
OCGでは効果は変わらないらしいので復習してみるかな
まあ特に気しなくても問題ない作りではあるけど
初期LPが8000だからかガンガン減るのは楽しい
LPはただのコスト感もベネ
次元領域決闘はステータスを変更できるのにそれを利用した戦術が藍神しかなかったのが拍子抜け
あくまで舞台装置でしかないのが惜しい
ついでにカードを○枚伏せてターンエンドって台詞もなかったな
あれは「さあ、来い」って感じがして好きだったので無くて残念
原作にあったかは覚えてないけど

275サンライトイエローシャワー:2016/04/24(日) 02:35:34 ID:6NRurI9Q
遊戯王

シャーディーって原作では初期に一度登場して、その後終盤でも謎の男の正体が実は……という感じで再登場したくらいの人物で正直千年アイテムを二つ所持していること以外のポジションとか全然覚えてないんだけど、ぼんやりした役どころの割にこの映画での扱いはなかなか大きいですよね。
この映画の回想だと幼少期のバクラ(闇)に殺されてるみたいだったけど、シャーディーこれより後の時点で登場してるよね? 俺の記憶が曖昧なだけで、原作読み直せばそのへん整理されるんだろうか。
千年リングの邪悪な意思、便利だなあ。邪悪な意思って闇バクラ(原作ラスボスである邪神だかの分身)で、その闇バクラは倒されたのではと思ってたんですけど、千年リングそれ自体に邪悪な意思が宿ってるの?

本筋であるディーヴァこと藍神率いるプラナの目論見とか恐れや憎しみに囚われるなとかそのへんは割りとどうでもいいと思います。
デュエルさえも割りとどうでもいい。わけわかんねえし。
皆が認識しあうことでこの世界に存在している、みたいなプラナの世界観は古代エジプトなのにかがみさんがダンゲロスで持ち出す仏教思想みたいで面白かったです。

映画の見どころは読み切りに引き続いての社長のクレイジーさと表遊戯の成長ですよね。
表遊戯、原作で「アテムをも超えるデュエリストになった」とか言われてた時はピンと来ない気持ちでいたんですけど、この映画の彼は実に頼もしくて、デュエルよくわからんけど藍神をくだし社長とも渡り合い(ライフ100残して伏せカードがあったのて続けたら社長が勝ってたっぽいけど)、最強のデュエリストの名に恥じない成長を見せていました。

社長も社長でとにかくヤバい。
「デッキを持っていなければ住民登録できない」ってなんで海馬コーポレーションが街を支配してるんだよ。
巨大企業が市政の実験を握り支配する実験都市ってよくある設定だけど、海馬コーポレーションゲーム会社だからね……。
「狂った独裁者」って藍神の罵倒は全く間違ってないよ。海馬コーポレーションは10年あれば「おもちゃで世界征服」を成し遂げると思います。

まあでも、あのとてつもないオチを飾った社長、間違いなく遊戯以上に遊戯王を牽引するキャラクターだと思います。



デュエルディスク学校に持って行くばかりか劇中一回もデュエルしてないのにずーっと付けてた城之内くんめちゃヤバいな。

276まる:2016/04/25(月) 09:09:57 ID:HKwcRJpY
シャーディーは原作中では遊戯を守る霊的な存在である事が示唆されてます
記憶編で活躍してた仮面マッチョがそれっぽいって言われてますね
あと文庫本収録かなんかの追加シーンでバクラの背後に意味深に佇んでるシーンもあります
映画での設定も合わせて肉体を越えた高次元的な何かにイっちゃってるっぽいです

277かぼす:2016/04/25(月) 15:30:35 ID:DlxNiJQY
原作中で闇バクラが5年前にはシャーディーは死んでいる筈と言うような発言をしていたので、今回の映画ではその部分を回収した形ですね。
ディーヴァ達の元に光と共に現れた事やファラオに仕えていたらしい事、原作終盤での扱いを考えると映画内での死亡シーン以前から超常的な存在だったのだと思います。

278wktk:2016/04/25(月) 21:19:20 ID:.BYH12Es
スタッフロールの後を見るだけで泣きかけた
あれだけで映画を見る価値がある
カードも欲しいしあと三回は見に行く

279サンライトイエローシャワー:2016/04/25(月) 23:01:33 ID:J1/bKRfQ
>>276-277

理解できました。ありがとうございます。

280ロロ:2016/04/26(火) 15:00:55 ID:/YVC8ihk
アイアムアヒーロー
素晴らしいの一言に尽きる
こういうのでいいんだよこういうので
日常から非日常への変遷、一気に膨れ上がるパニックの連鎖、ショッピングモールでの籠城、人同士での殺し合い
ゾンビ映画の胆をしっかり抑えつつ、原作のZQNのあの感じを限りなく再現している。
たまーにこういう映画があるから実写化に夢を見るんだよなあ……

281ヒロ筋肉痛:2016/04/26(火) 19:31:14 ID:gNfJFR62
■アイアムアヒーロー
最高でした。るろ剣に続き、また日本映画のレベルが上がってしまった。

何気ない日常が崩れ去る一連の流れが本当に素晴らしかったです。
ゾンビ映画でこういうシーンをここまで予算かけて作った例は無いんじゃないだろうか?

ショッピングモールに立てこもって、人間同士のいがみ合いで崩壊し、
最後には血みどろの大殺戮!!
ゾンビ映画としては本当に文句がない、どころか、
古今東西あらゆるゾンビ映画の中でもトップレベルの完成度。

その上で一部エピソードをカットしつつも、
ほぼ原作通りの内容になっているのも凄い。
様々なデザインのZQNがしっかり原作通りに再現されていて、
気味の悪い動きや独特のセリフ回しもイメージ通り。完璧。

ただ、原作の緻密な人物描写が大幅に削除されているのは、
まあ2時間に収める以上仕方のない事かなーと思います。

282jinn:2016/04/27(水) 23:35:57 ID:3F8hs9pg
うげぇ。近所の映画館シビル・ウォーを吹き替えしかやらねえ。

283:2016/04/29(金) 14:49:33 ID:zBVKFmGE
シビルウォー、アヴェンジャーズシリーズじゃないと判断されてるのかどこも公演絞ってるんですよね

・キャプテンアメリカ シビルウォー感想
新スパイディがどんな人物なのか気になってましたが、なんと少年
口振り的に叔父さんの悲劇は起こってないっぽいですね
スパイディはトニーに振り回された一人ですが、トニーも少年を巻き込みたくないのか慎重です
メイ伯母さんが死ぬことはなさそうかな?
クレジット後から見ると、トニーの後援を得て密かにヒーロー活動をするみたいです
ところで、スパイディの公開はいつでしょうか


そして本編の感想
よかったぁぁぁ、キャップ生きてた!
てっきり死んでバッキーが二代目になると思ってましたが、良かったです
全身ヴィブラニウムのブラックパンサーも良かったです
どうやって参戦するのかと思ってましたが、地名が出てアッとなりました

キャップはウィンターソルジャーを経験してるので国連に託したくないのはよくわかります
精神力も超人薬で増幅されてますしね
この騒ぎ、トニーと結婚した世界だと、どうやって納めたのかな

キャップ絶対殺すマンの活躍が序盤で終わったのが残念ですが、彼はあまり引っ張られてもなぁ

ところで、国連的に異世界の王であるソーはどういう扱いなんですかね

284みる子:2016/04/29(金) 15:04:58 ID:2qeycjfo
・レヴェナント 蘇りし者
全体通してみると復讐譚というよりも厳しい自然に立ち向かう、フルライフ物といった感じでした。
とにかくレオが苦しみ続ける内容で、たぶん一時間半くらいは尺割いてる(笑) ここまでやってのオスカーなら納得です。
助演でのノミネートだったトム・ハーディも良かったです。うざったい喋り方がハマってたし、一番キャラが立っていた。

どん詰まりでのレオ vs マックスのブルータルファイトは相当に燃えるものがありました。
…が、本作の見所は何と言っても熊でしょう。他の追随を許さぬほどの熊による凌辱描写は必見。

・キャプテンアメリカ シビルウォー
ブラックパンサーに痺れました。超かっこいい…。こういうのってやっぱ御留流?的な武術なんだろか。
大乱闘!クラッシュ(オブ)アヴェンジャーズのシーンは見所満載。アントマンがんばった!
物語としてはウィンターソルジャー編がようやく完結といった印象。前作の熱血漫画展開から一歩進んだシリアス編の雰囲気。
ここからどうやってアヴェンジャーズ完結編に持っていくのか、非常に興味深いです。銀河系ボンクラチーム関係かな?

新スパイディは人気出るんじゃないかなー。御膳立てとしては最高なのではないかと。ヒロインとヴィラン次第ですかね。

285deku:2016/04/29(金) 15:57:32 ID:CP5EWwHA
・シビルウォー
まだ見てないけどスーパーマンのパンフが買えて助かった
GW初日初回とはいえ劇場ど真ん中で見れたのも最高だった
遊戯王の時は首が痛くなったしなあ

正直なところ満足しきれなかった、続編早く公開して欲しい
あの盾が返還される時が待ちきれないぞ
内容的にはアベンジャーズ2.5、もしくは外伝と言ってもいいぐらいヒーロー盛り沢山
ブラックパンサーは最初はあ? なんだこいつ? だったけど進むうちにどんどん好きになってった
ブラックパンサーに限った話ではないがアクションのキレが素晴らしい
ああいうの見せられちゃうと興奮するしかない
静かに復讐を終えたのもカッコいい
ただあの国一体どうなってんだ、人外魔境か
アベンジャーズ大決戦も見どころ多すぎて一回では把握しきれない
アントマンは今回客演だからと好き勝手暴れてて笑った、あれは反則
ピーターと社長との交流もうんうんってなる
この2人は今作の清涼剤で出てきてくれて良かった

社長はどんどん追い詰められていくのが不憫
少しは容赦してやれ、特にホークアイ
キャップも追い詰められるけど精神的にタフだし、何よりキャップ個人も慕われてるから安心感がある
最後まできっちりアイアンマンが敵になって安心したような頭を抱えたくなるような
社長以外だとヴィジョンが一番ダメージ大きかったんじゃないかな
思い遣ってるのに最悪な形になっちゃったし
ションボリしてたのが印象に残る
ジーモは噂でしか知らないのになんかパニッシャーっぽいと思ってしまった

286わをん:2016/05/01(日) 15:29:51 ID:garGEx0A
・テラフォーマーズ
CMの印象そのままですね。以上はなくて、以下なら有り得ますけど。
低俗、俗悪の三流馬鹿映画を見るなら一応アリです。
とはいえ悪い所の原因のいくつかは原作由来というか、それをそのまま映像化したらそうなるだろうなという内容で。
まぁ、三池映画という感じはしたし、すっごい苦痛な駄作かというとそこまではなくただの駄作かなと。

・シビルウォー
ふー、テラフォーマーズを見た後の清涼剤だw

287deku:2016/05/01(日) 22:15:25 ID:CP5EWwHA
・バットマンVSスーパーマン
今作でも吹っ飛びの美学があって安心
ワンダーウーマンが馳せ参じてBGMがガラッと変わってからが超燃える
肝心の二大ヒーローの対立は両者の主張が露骨で、首を傾げてしまうものだった
ただ前作で言及がなかった、単に父親の希望通りにしただけということの掘り下げがあったのは嬉しい
そんなことする必要はないとはっきり言ってあげられるマーサの男前っぷりよ
マーサといえば名前被りを利用したのには驚いた

メタヒューマン関連や未来の話もこれまた露骨で今後の前振り映画の面が強まってしまった
正直誰だお前ら感が強くて邪魔な要素だったかな
そういえばバットマンが容赦無い描写が多かったけど不殺設定は今回無いのかな?
ジョーカーの落書きらしきものがあったがそれが原因だろうか

・レヴェナント
友人の勧めで鑑賞
一応復讐譚なのだが物語の大半がそんな場合じゃない状況で色んなモノが酷い目に遭いまくる
腕だけで這っていくシーンは特に鬼気迫ってる
そしてとにかく描写の一つ一つが痛い、熊の描写は熊嵐を思い出す凄惨さ
圧倒的な自然描写も相まって映像の凄さを見せつけられた

フィッツの都合のいい神論が耳に痛い

288サンライトイエローシャワー:2016/05/01(日) 22:48:58 ID:J1/bKRfQ
アイアムアヒーロー

 非常にいい実写化だったと思います。
 原作は途中までしか読んでなくて記憶も曖昧なんですけど、気合の入った実写化であることがバリバリわかる。
 特筆すべきはなんといってもZQNの完成度ですよね。ゾンビの中でもずば抜けた見た目と動きのヤバさ。
 最初の徹子はエクソシスト系の動きだけど、あの映像クオリティで人間があの動きしてるの見せられるとめちゃくちゃ怖い。
 ゴア描写もアクションも実に気合が入っていて、主要人物が噛まれそうになって抵抗してる場面とかマジうああって表情になっちゃう。怖い怖い。

 宏美ちゃんがZQN化しない理由は多分原作でも明かされてないとかなんだろうなあと思いましたが、それはそれとして気になるところがあって、日浦さんっていつ噛まれたんですっけ?
「噛まれてないのにZQN化した」「日浦とヤブさんはセックスしていたらしい」「冒頭に肉体関係のあった二人がZQN化している」
というので最後にヤブさんも感染者であったことが発覚しZQする伏線だと思ってたんですけど、そんなことなかったね。
 俺が見落としてただけでふつうに傷口映ってた?

 原作では花沢健吾の絵柄だし、7巻の表紙で腋毛剃ってるしで可愛いと思わなかった宏美ちゃんですが映画だと有村架純さんなのでクソ可愛かったのもよかったです。
 なのでっていうかこの映画見るまで名前しか知らなかったんだけど、こんなJKいたらヤバ過ぎるというくらい可愛い。

289jinn:2016/05/02(月) 18:45:28 ID:3F8hs9pg
>>283
なるほど。ひでえ(笑)市を跨ぐとやってるんだけど苦手な3Dなんだよなぁ。

290jinn:2016/05/03(火) 00:34:43 ID:3F8hs9pg
●レヴェナント
いやー、圧巻でした。ディカプリオの演技も凄まじかったが自然光にこだわったという映像美がすごい。
日を重ねるにつれてスタッフが減っていったという逸話もうなずける。
ただ良くわからんのが「復讐は神に委ねる」と教えたインディアンが、目を覚ましたら吊るされてたのはなんでかね?

291サンライトイエローシャワー:2016/05/03(火) 03:53:07 ID:3iJIGUvc
マジカルガール

予告映像さえ見ず、Twitterで見かけた宣伝に惹かれてミニシアターまで出かけていきました。
勝手に想像してたのは余命僅かな白血病の少女の魔法少女コスが常軌を逸したものとなり……というサスペンスホラーだったんだけど、アリシア当人はこの映画ではかなりどうでもよかったね……。

見てる間は疑問符ばかりが浮かんでたんですが、一緒に見た友人と話したら疑問点がだいたい解消され、ちょっとしたアハ体験を味わえました。

全体を踏まえると高く評価する人がいるのもまあわかるんだけど、でもなあというところの強い映画でした。
とにかくわかりづらくて見てる間混乱する。

時系列順に進めろとは言わないけど、なおさらはっきりさせる指標(カレンダーや時計の日付とか)を劇中で提示しておくべきなのでは。
ダミアンの出所のくだりとか、最初はルイスを殺って刑務所に行った後日談なのかと。

あと、やたら長々としたやり取りしてるけど別に重大な意味とかなかったじゃんという場面もいくつかありこちらも混乱を呼んでいた印象。

12歳で教師を欲情させ後に殺人に駆り立てたマジカルガールバルバラですが、冒頭のダミアン先生とのやり取りはとてもそんな感じではないふつうに嫌な子供でしかなかったような……。
ミニシアター映画を見るのははじめてなんですが、ヘアヌードが見られるのはよかったです。

292わをん:2016/05/03(火) 15:16:04 ID:garGEx0A
>>291 サンライトイエローシャワーさん

アリシアは無垢な思いを持つ少女が魔法少女になった故の今回の事件で、
ある種魔法少女になったからこその業の発現と戦いととれるので、アリシアはやっぱり重要かと。
反面、バルバラはかつて魔法少女だったけど、今は魔女になった女性と考えると
魔法少女対魔女(の使い魔)という構図になるんだと思います。

まぁ、あの映画は1から10を語る映画ではないですからね。
その余白を想像の余地と考えるか、説明不足かと考えるのかで結構評価が分かれるかと。

あと以下の評論とかも聞くといくつかは腑に落ちるかもです。
ttps://www.youtube.com/watch?v=YtETmojxvxg

293ギア:2016/05/04(水) 02:50:08 ID:aVVXJug.
>>288 サンライトイエローシャワーさん
面白かったですねー。
自分も原作は曖昧にしか把握してないんですが、なかなか楽しめました。
スプラッタ強めでしたがw

日浦の件は、確かに傷跡の描写はなかったと思います。
守衛室?で1人でいるシーンで周りの気配か彼が何かに気付いたようなシーンがあったので、そこだけで映ってない間に噛まれたことを暗示してるようです。

セックスの件も、薮さんが怪訝な表情を浮かべてたので彼女に思い当たる節はなく、
ゾキュンの初期症状として日浦君の強く心に残ってる台詞が出てきちゃった感じじゃないですかね。

294サンライトイエローシャワー:2016/05/04(水) 03:10:44 ID:4Jd8xuUU
>>292

ありがとうございます。今は動画拝見できないのですが後で確認させていただきます。

銀の匙

実写と漫画、違うんだなあと改めて実感する映画。
原作からして(高校生たちのボーダー隊員並の意識の高さと成熟ぶりを除けば)現実離れしたところはそんなない漫画だと思ってたのですが、キャラが生身の人間だと全然印象違いますね。

原作は真面目な内容ながらも苦しい部分(八軒のコンプレックス、農業経営の厳しさなど)が重くなり過ぎないよう、コミカルに軽く読ませる配慮が随所にあったんだけど、映画は嫌な感じがそのまま伝わってくる。
中学時代の回想の場面とか生々しすぎて停止ボタン押したくなりました。

一番印象の変わったキャラは駒場ですかね。
キャラ造形は基本的に原作通りですが、役者さんのリアル高校生的な容姿と演技により、原作の硬派な雰囲気が抜けて「少年」って感じになってました。
映画だと常磐とかなり仲が良くて、寮ではふざけてプロレスのマスク被ってるんだよな、あの駒場が。
その常磐も常磐でとにかく女の子とヤりたくてしかたない童貞男子高校生感半端ない。いるよこういう高校生。

女優さんには悪いけど御影さんは可愛いと思えなかったな……。
原作で最も漫画的なキャラであろうあやめちゃんの髪型(金髪縦ロール)は実写だとなんかこう、おばさんみたいな髪型になってましたね……。ちょっとかわいそうだよ……もう少しふつうにかわいいビジュアルにリデザインしてあげようよ……。
富士先生は何もかも原作そのまんまでしたね。


さすがに尺が足りないので登場人物の掘り下げは足りないよなあ。

駒場の甲子園の夢もそうだけど、たまこの実家に行くエピソードもなく彼女の理念も掘り下げられてないので、ひたすら八軒に辛辣な子って感じになってしまってたこととかね。

決してダメな実写化ではないと思うけど、原作の充実感に比べるとやっぱり物足りなさは強いんだよな。
八軒がピザ会やるまでの前編と文化祭までの後編、二本立てが理想だったのでは。いや、そんなの無理だろうとは思うけど。

295ガフ:2016/05/04(水) 16:52:58 ID:k1RzGZvc
○シビル・ウォー
王子様が復讐を断念した理由が誰かに説得されたのではなく
復讐をやり遂げた人間を見て「こうはなりたくないな…」と思ったのが理由だったのが印象的
ただ車並みのスピードで走れる身体能力があるなら、父親を爆発から守れたのではと思わんでもない

○ウルトラマンコスモス THE FIRST CONTACT& THE BLUE PLANET
バルタン、ギャシー星人ともに境遇には同情するが何してもいい訳じゃないだろう…としか思えない
宇宙語を解読する所だけは面白かった

296:2016/05/05(木) 04:43:06 ID:Ik1p/kJE
>>295 ガフさん
ブラックパンサーの身体能力は特殊なハーブを吸うドーピング効果なので
普段はそこまで高くはないのです

297ガフ:2016/05/05(木) 22:52:57 ID:mgPFVC0A
>>296 徹 さん
なるほど、常にあの動きが出来る訳ではないと

298ヤカル:2016/05/06(金) 17:21:31 ID:pPFI1M.U
>>283
徹さん

ブラックパンサー、全身あの金属なんすか…
てっきり爪だけかと…。チートすぎる…

299:2016/05/07(土) 20:28:12 ID:HY81m3hw
一応、ヴィブラニウムにも格差があるので偶然生まれたヴィブラニウム合金のキャップの盾には及びませんが
宇宙由来の技術力でヴィブラニウムを加工してるあの国は割とチートです

劇中だとヘリの掃射を受けて平然としてた理由ですね

300サンライトイエローシャワー:2016/05/08(日) 01:42:43 ID:J1/bKRfQ
>>292

動画拝見させていただきました。
アリシアが単に動機を提供するだけでなく、テーマ的にバルバラと対をなす存在であるというのはなるほどと思わされました。
パパが明らかに高価な衣装をプレゼントしてくれたのに喜ぶより杖がほしいと泣いてるあたり、アリシアも相当アレだなとは感じましたが、死ぬことがなければバルバラのような魔女の資質を秘めていたということでしょうかね。
(どうでもいいけど衣装の3倍弱の値段の杖は一体誰が買うんだろう。いや買っちゃったけど)

ただ、まあいくらなんでもわかりづら過ぎてここまで来ると説明不足という印象は変わらないですね。
トカゲの部屋で具体的に何が起こったのかは語らないとか、そのくらいなら適度に観客に委ねる表現と思えるんですが。

ところで、ダミアンにとっては魔女だったバルバラだけど、ルイスはバルバラと二度寝たいとは別に思ってなくて完全に金蔓としか見てないし、バルバラが魔女なのはダミアンとの、あるいは夫との関係においてのみなのでは。
いや、ルイスにとっての魔女はアリシアだからってことなのか。

>>293 ギアさん

あーなるほど、自分が読み違ってるだけみたいですね。ありがとうございます。





ズートピア

ディズニー映画で……は昔見た作品の記憶が朧気なので自信がないけど、近年見た作品の中では一番好きです。
正直キャラが歌うミュージカル映画はなんか痒くなってくるんだけど、これは歌の使い方がとても自然で自分にとってもすっと入ってきました。
コミカルなノリと目に鮮やかなズートピアを駆け回る映像がとても楽しくて好き。
草食動物/肉食動物の互いに無理解な状態から分かり合うという良心的なテーマも、ジュディとニックの関係もすごく気持ちいいですね。
スピード違反してたのがナマケモノというオチの小ネタもテーマを象徴していてよかったです。

ただ、警察の捜査体制ガバガバ過ぎなのと署長の手のひらクルクルっぷりはまあ話の都合ということで目をつぶっても、駐車違反取り締まりの仕事が主人公サイドからも終始軽んじられてるのはどうかと……。
駐車違反取り締まりは現実でも絶対市民に嫌われてるでしょうけど、だからこそこういうテーマの作品なら「これはこれで治安維持に重要なんだ」とフォローすべきだと思うし、ジュディが後で反省するパート入るなと思ってたらラストでも舐めっぱなしなのは。
警察の仕事に理想を抱いているキャラなのに、「警察官らしい仕事がしたいんです」一点張りだとただのヒーロー気取りになってしまうし、反差別を掲げてるようで職業差別推奨なん? という気持ちになる。

301トムソン:2016/05/08(日) 13:49:51 ID:mgiEJAnA
シビル・ウォー
おもしろかったです(小並感)
途中、敵の目的しょぼすぎてゲンナリしたんですが、最後にそうくるとは思ってなかったからなー
ただ強い敵とかよりよっぽど魅力的だったなジーモ
社長は精神修行しよう。自分を律する強い心を持つんだ。
スパイダーマンとブラックパンサーの参戦は心配だったんですが、どっちもすごい良かったです。
オタクというより子供なスパイダーマンはかわいいし、バットマンもどきかと思ってたブラパンもかっこよくて
彼らが主役になる映画にも期待。
一番良かったのはバッキーとファルコンのにっこにっこな笑顔
気になったのはバランスブレイカーかと思ってたヴィジョンが乗り気ではないとはいえ
良いとこなしなとこですかね。
あのビーム、ファルコンに当たってたら脊髄どころじゃ済まなかったでしょ

302うい:2016/05/08(日) 21:10:54 ID:5Uz.DGkw
>>301 トムソンさん
ビジョンのビームはファルコンの翼のエンジンを狙ったんですよ
避けられて命令したウォーマシーン本人のリアクター部分に当たって墜落したって流れです

303トムソン:2016/05/08(日) 22:43:13 ID:mgiEJAnA
>>302 ういさん 
全身スーツのウォーマシーンが墜落して脊髄損傷なら
ほぼ剥き身のファルコンがあの高度で飛行能力失ったら墜落してミンチでしょって意味です。

ファルコンは翼とは別に緊急パラシュート等が装備されてるんですかね

あれ、そういえばなんでウォーマシーンなんだ…
アイアンパトリオットはどうしたんだろう…
見た目の差別化の問題?

304:2016/05/09(月) 00:08:31 ID:FIJQG/TU
>>303 トムソンさん
ファルコンは翼を失わなければ滑空が可能なので、それを含めて背部のユニットを狙えと指示していたと思われます
ウォーマシンもただ撃墜されただけなら各種アシストが効くのでよかったんですが、動力がやられましたからね……

ウォーマシン=パトリオットなので、改修の際にペイントしなおしたと思われます

305ギア:2016/05/10(火) 02:22:01 ID:7l6.AF36
・シビルウォー
お祭り感満載で良かったですw
ってか公開初日ってのもあったんでしょうが、なかなかの盛況ぶりでした。年末のスタウォーズ以上でしたねー。
ウインターソルジャーは未視聴でしたが、説明が丁寧でアベンジャーズさえ押さえてれば、スムーズに着いていけたのも助かりましたw

一番盛り上がったのは、やっぱ空港の乱戦ですかね〜。
見所が多くて楽しかったです。

このシリーズのスパイダーマンが主役の話は是非観てみたいなぁー

・マイティソー 2
敵役の魅力が分からず正直そんなについていけなかったんですが、ロキ関連は終始ニヤニヤしてましたw
特に脱出の際のハシャギっぷりは卑怯ですねw

これは結末からして、寧ろロキのための話だったことを改めて実感しました。

・ターミネーター ジェネシス
この前のスタウォーズもそうでしたが、古き良き雰囲気を残しつつ、それなり以上にまとめてくれてる辺りが好感度が高いです。

この続編は是非観たいなぁー

・キングスマン
おバカなブラックユーモアがそこかしこに漏れつつも、しっかり王道と言える展開の中で盛り上げてくれたのが最高でしたw

スパイ養成のシリアス具合がおバカなノリを抑えるいいアクセントになってたのかも。

・インディペンデンスディ2
本当にやるんですねw
楽しみなような怖いような……

306ヤカル:2016/05/10(火) 11:22:21 ID:pPFI1M.U
>>303
トムソンさん
たしかウィンターソルジャーでパラシュート使ってたような

307レト:2016/05/10(火) 13:27:42 ID:yQUJLLIo
最近のアメコミ映画はキャラ再現度が高くなってきましたね
出来不出来はともかくキャラ再現度は低い作品が多かったジャンルなだけに感慨深いです(私はダークナイトシリーズも好きですが)。

308しいたけのこ:2016/05/27(金) 15:08:05 ID:aS2GqQb.
・名探偵コナン純黒の悪夢
なんかもう完全にアクション映画だったな(まぁ前からだけど今作は推理要素がまるでなかった)
コナンってかなり昔から追ってないんですが全然知らないキャラがドンパチやっていて凄いですね
原作もこんなにドンパチしてるのかしら? ジンさんとか大物ぶってるけどアムロさんとやったら普通にぶち殺されるのでは……
なんか全体的に破壊の規模がでかすぎてちょっとギャグになってませんかね?

元太君のオネショタ展開とかなかなかぶっ飛んだ内容でしたが割りと面白かった。
よく考えたら半日程度の付き合いしかないのに新キャラが命掛けてくれるのにあんまり違和感がないのは結構凄いな

しかし光彦は大人の人脈を当然の様にズカズカ使っていて怖いなって思いました。
そして園子姉ちゃんは財閥の娘という立場を小学生に体よく利用されているのに突然の要求にも答えていて良い人だな

ウォッカの「辺りは闇に包まれやしたぜ!」とか言う台詞がなんか凄い面白かった。

309わんのねこ:2016/05/28(土) 21:27:17 ID:C4tiXf1A
・ズートピア
良かった。楽しい映画でした。ジュディちゃんエロかわいい。
田舎育ちの婦警うさぎちゃんが、都会の警察に入り、
詐欺師の狐と奇妙な相棒を組み、謎の誘拐事件に関わる話。
動物の擬人化はイソップ童話に遡ること云々で寓話をするのにぴったりなんですよね。
大小の動物がいっしょに暮らしているという説得力をもたせるためのデザインが素晴らしかった。
狩られる側の代表として羊、が竹内順子なのですが、お前はキツネだろ。とナルト的な意味でツッコミたかった。
ベルウェザーという名前がネタバレすぎるのは如何なものか。順子かわいいよ順子。

ジュディちゃんの下半身、腰・おしり・ふとももが始めから終りまで性的すぎたのがとにかく一番よかったです。

シュガーラッシュのベネロペも、名前が結構なネタバレなんですよね。
キャンディが偽の王で、ベネロペが正当な女王に返り咲く話と説明している。

310わんのねこ:2016/05/28(土) 21:43:43 ID:C4tiXf1A
・HKアブノーマルクライシス
シビルウォーとXメン黙示録に対抗するのが、
仮面ライダー1号と変態仮面ってどうなんだ。素晴らしいですね。
いい「映画」では決してないが、映画館で観て確かな満足はあった。
度々挟まれるギャグがテンポを崩している。…かもしれないが、
逆にテンポを調整しているのかもしれない。よくわかりません。
殺陣は問答無用に大笑いして元気がでる。
レイアウト含め色々と言いたいこともあるが、全部ひっくるめて、これが変態仮面なんだよ!
という力強い奇妙な説得力もある。
なにか忍殺アニメイションに近いものがあるのかもしれない。

311わんのねこ:2016/05/28(土) 21:44:42 ID:C4tiXf1A
服を着た動物映画観たあとに、脱衣(クロスアウト)した変態映画を観るのは
洒落ているのだろうか?どうなんだろうか?

312サンライトイエローシャワー:2016/05/29(日) 13:29:42 ID:jrBCYNJE
シビルウォー

キャプテンアメリカとアイアンマンとアベンジャーズはそれぞれ一作目を見てるから行けるだろと思ってたら行けなかった……。
「誰だこいつ?」ってキャラが多くてドラマに入り込めませんでした。
アベンジャーズや各ヒーローのこれまでの作品(もしかしたら原作コミックまで?)を全部抑えて人物のバッググラウンドもしっかり把握してる人じゃないと感情移入して見るのは難しそう。

わかった範囲で言うと、トニー・スタークはこの映画で「少しはエゴを抑えたらどうなの?」みたいに言われましたが、いやむしろそれを言われるのはキャップの方なのではと感じました。
この映画でのトニー・スタークはむしろ穏健派というか、それなりに常識的な動きをしてたんじゃないかなあ。以前のシリーズでの彼はそりゃエゴイストだけどね。
トニー・スタークの父親がウィンター・ソルジャーに殺されてるとか、そのへんの設定って既出なんですかね。このへんは知識がないのでなんとも言えないです。

あと、キャプテンアメリカは明らかに強すぎ。小型とはいえヘリの離陸を腕力で引き止めたのもそうだけど、なんでアイアンマンに素手で殴り勝てるんだよ。お前やや人間の能力を超えている程度の強さなんじゃねえの。体何でできてるんだよ。

空港でのアクションシーンはさすがに楽しかったですね。アントマンがよかった。スパイダーマンってマーベルヒーローなんだ。


アイアンマン2、3

シビルウォーがわからなかったので見ました。
トニー・スターク、2では肉体を冒され3では精神を病んでて、本人の人間性の問題で劇中あれこれトラブルを招いてるとかなかなかアレなヒーローだな。
びっくりしたのが3の最後で心臓が治っちゃったことで、え……じゃあ以降のシリーズの彼は本当に何でもない体なのか、と。
あと、Xメンのミュータントみたいになったペッパーの体をふつうに治せてしまうのもやべえなと。今さらだけど、SF(?)としてはガバガバどころじゃないよな。

アクションは本当に楽しいな。3の、スーツを細かく分離させて操りトリッキーに戦う姿はすごく戦闘巧者って感じで見応えありました。
トニー・スターク、生身だと腕っ節が強いわけじゃないんだろうけど天才だしよく動くし身一つで立ち回れるキャラなんだよなあ。冒険漫画の主人公みたい。

ウィンター・ソルジャーもそうだったけど、3でトラウマの要因になってるのがアベンジャーズでの戦いだとか、マーベルヒーロー映画ってスーパーヒーロー大戦であるところのアベンジャーズのみならず、各ヒーローの映画でも同シリーズの前作だけじゃなく他の作品の内容も絡んできててなかなか視聴のハードルが高いなと思いました。
これもウィンター・ソルジャーと合わせて感じたんだけど、マーベルって割りと簡単にというか、特殊な出自とか特異体質とか人体改造を施されるとかしなくても外付けのスーツ着るだけで案外手軽にヒーローになれるのな。ローズ大佐もファルコンもスーパーパワーもなく天才でもないふつうの軍人だし。

ウィンター・ソルジャー

シビルウォーがよくわからなかった要因、ウィンター・ソルジャーことバーンズが出てくる映画。
っていうかバーンズはキャプテンアメリカの最初の映画の時点で出てるのな。
貧弱な少年だった頃のキャップ、いやスティーブ・ロジャース、どうやって撮ったんだろう。
俳優さんはもとからあのマッチョ体型だと思うんだけど、さすがに役作りであそこまでマッチョにはなれないだろうし。

映画の中ではキャップがお尋ね者となり全米が敵にって感じだったけど、同じアベンジャーズのトニー・スタークがいるしファルコンと同じ米軍の大統領直下にウォーマシンのローズ大佐がいるんだよな。
彼らを頼る展開にならなかったのはまあ話の都合なのだろう。

シビルウォーにも出てきたファルコンやナターシャ・ロマノフも活躍してましたね。
ファルコンの飛行ガジェットはふつうに米軍が作ったものって設定、ヒーローがふつうに体制側で量産できそう。

313サンライトイエローシャワー:2016/05/29(日) 13:31:11 ID:jrBCYNJE

天使にラブソングを

超有名作品だし今さらだなあと思ってたけど超面白かったです。
文句をつけるところがない。
高いスキルを持つがひょんなことから活躍の場を奪われた主人公が全然別な世界へ放り込まれ、そこでスキルを活かして大活躍って、少年漫画にも通じるエンタメの黄金パターンだなあ。
歌っているシーンが本当に楽しそうで見ていてすごく楽しかったですね。テンポも非常によく、コメディタッチで巧みに話を転がしていました。お手本のような映画だ。

しかし、劇中のシスターたちが自分からするとちょっと怖いレベルの奉仕精神をデフォルトで備えているの、実際望んで修道院に入るような人たちはああいうメンタリティなんでしょうかね。
あと、ギャングの人たちがシスターは殺すのを躊躇うっていうのも、やっぱキリスト教圏は悪人でもキリスト教の倫理観が根付いているのだろうか。

314わをん:2016/05/29(日) 14:06:10 ID:qXrIc35I
一概には言えませんが、あちらのドキュメンタリーを見てると
結構奉仕精神の高い方がやはりデフォな感じはします>修道院
それが仕事でもあるわけですし、志望動機を考えたら当然なのかもしれませんね。

315ヤカル:2016/05/29(日) 17:12:59 ID:3FOo4XQI
>>312-313
サンライトイエローシャワーさん

ウィンターソルジャーがトニーの父を殺したというのは、
少なくとも関連映画の中では初出のはずです
原作はどうかわかりませんが…

ギャングでもシスターを殺すのをためらう、というのは、
ジョジョ6部のサヴェジ・ガーデン作戦の時にも、
看守を呼び出し殴ろうとしていた徐倫が、
看守ではなく神父(徐倫は彼がホワイトスネイクだと知らない)が来たのを見て
殴るのをためらったりとかありましたね

316:2016/05/29(日) 17:19:01 ID:qxE0nEz6
>>315 ヤカルさん
ウィンターソルジャーで、キャップはバッキーの任務一覧として確認しています
なので知っていて黙っていたのか?や
最後の手紙での 君のためと思って黙っていたけど、本当は自分のためだったかもしれない
というセリフになるのです

トニーが心臓を放置していたのは、トニーが自分の心臓を特別である証として感じていたためです
超人連中や軍人どもに囲まれて、自分の特別であるところを探していたのです

317ヤカル:2016/05/29(日) 17:22:53 ID:3FOo4XQI
>>316
徹さん

トニーとの「知っていたのか」といったやりとりを見て、
キャップはいつ知ったんだっけ、と思いましたが、WSでありましたか
ただ、観客にもそれと知れる形でしたっけ
だいぶ前に見たので、ちょっとあやふやなのですが

トニーが心臓を治さなかった理由はいいですね
3ラストの「私がアイアンマンだ」のセリフが重みを増しました

318わをん:2016/05/29(日) 17:26:54 ID:qXrIc35I
基本的にアメリカ社会はキリスト教が根強いので、宣教師や新婦の存在感が今でも大きいですね。
テレビ宣教師とかで財を築くような人もいますし、政治的活動にも結構な割合で神父は出てきます。
テキサス州での銃のオープンキャリーを広めていた主要人物も確か神父でしたし、
その存在感と発言力、そして信頼は日本における宗教(神道、仏教)に比べたらかなり大きいですね。

とはいえ、日本でも流石に坊さんとかの前で暴力はためらったりはすると思いますがw

319:2016/05/29(日) 17:59:21 ID:qxE0nEz6
>>317 ヤカルさん
ぶっちゃけ私も忘れてて人から教わったのでアレなんですが
ゾラがキャップに色々説明するシーンでハワードの死亡記事が出ます
ハワードだけに対してキャップが特別な反応はしないので忘れてて当然なんですが

320deku:2016/05/29(日) 21:39:30 ID:CP5EWwHA
あのシーンはまさかのゾラ登場と即退場するインパクトが強かったですからね
見直してなかったら自分も忘れるはず

・GARO DIVINE FLAME
上映前にパンフ売り切れだったのが上映後に補充
駄目元でも試すのが大事だな

GOLD STORM 翔に引き続き超シンプルな話
牙狼のテーマと時代設定だから出来る荒業だな
戦闘シーンをみるにあれ以上長くしたら作画班死んじゃうだろうけど

親父は特にドラマもなくあっさり復活してて笑った
それでも格好良いところ見せてくれたのは流石
レオンの成長も本当に泣ける、ララのこともあって特に
アルフォンソとロベルトとのほのぼのとしたやり取りも良かったなぁ
ガルムはなんやかんやで体張ってて一番印象変わったな、今までは名前のせいでどうせ敵になるんだろう感半端なかったからな
ザルバも結構喋ってたな、刻印の時は古風で尊大な感じだったけど今回はいつものザルバだった気がする

ダリオは声も素敵で味方だったらいいキャラしてただろうな
ただ敵になると色んな意味で弱いキャラになってしまった
レオン側はフルメンバーなんで戦力差が酷いことになってるから緊張感がほとんど無いのも残念だった

戦闘は実写じゃ出来ない動きとカットで何度も見たい、というか何度も見ないと理解できない
当然のように無茶な機動させられる轟天
馬で全力バック走とか想像できねえよ
鎧はどれも美しくて満足、背後に輝く光臨にゼムのフェイスオープンとか格好良くてもうね
天剣煌身のキワモノぶりも素晴らしい
ああいうのがあるから牙狼はやめられないんだ

・スターウォーズ フォースの覚醒
全体的に視点がバタバタしてて忙しなかった印象
誰に視点を定めればいいのか最初は分かんなくてちょっと戸惑った
カイロは成長型なんだろうけどそれ差っ引いても弱い気が…、怪我してるとか言い訳のならないレベル
無駄に攻撃的なライトセーバーとハンの件もあって実に残念なヤツだが今後に期待

321サンライトイエローシャワー:2016/05/31(火) 01:34:03 ID:zRbMbNEI
ジョン・ウィック

ガン=カタ! ガン=カタじゃないか!
『リベリオン』見たことないのでガン=カタ(らしきもの)を見るのはこの映画が初めてなんですが、人混みや狭い入り組んだ地形にあって打投極で敵を抑え込みつつ最大効率で射殺していく(時々ナイフ)スタイル、かっこいいと言わざるを得ない。
Twitterで教えてもらったんですが、ガン=フーとか呼ばれてるんですってね。中国拳法には見えないけど。

アクションのかっこよさもですけど、この映画は完全にフィクションの殺し屋の世界を描いていて、そのボンクラ感がめちゃくちゃ好みでした。
敵の死体を片付けてくれる清掃業者だの恐らくは同業者専門のホテルだのクラブだの、共通して支払いに使われる謎の金貨だの、たまんないですね。

しかしジョン・ウィック当人はゴルゴ13級と思しきプロフェッショナルの割にその辺のチンピラの不意打ちで犬を殺され車を奪われたり、依然狙われているのが明らかな状況でカーテンも閉めず無防備に寝ていて狙撃されたりとすぐに死にそうな隙の多さだな……。
(まあそのゴルゴ13も作者からこんなヤツすぐ死ぬに決まってると言われてますが)
特に前者はその後に見せる戦闘力からすると素手であっさり返り討ちにして欲しかったぞ。

ラストに緊急避難で忍びこんだペットショップから新しい犬を盗むの、さすがにお金は置いていったんだろうか。

322レト:2016/06/01(水) 19:30:09 ID:pmM/qx7.
ジョニー・デップもつくづくとんでもないビッチに引っかかったなぁ・・
結婚前から金目当てなのは明らかだったのに惚れた弱みというのは恐ろしい
高嶋政伸のケースもそうだけど、こういうのは関わった時点で負けだな

323みる子:2016/06/01(水) 21:11:07 ID:2qeycjfo
・デッドプール
「シリアスは許さない! なぜなら私は…」そんなアンタイ魚雷イズム映画。
とか言いつつ、終始ふざけながらも今時珍しいくらいの正統派オリジンをやりきってたと思います。
タートルズ同様、今回は顔見世興行の感があったので早く帰ってきてね (ブ○ニー・)デップさん。

前のムロッサスも好きだったけど今回のコロッサスもかなりいいヤツなのが嬉しい。
ネガ子ちゃんは凄いんだけど、凄いんだけど… なんか虎丸みたいな印象だったよ…。
しかしリーアム・ニーソンはもうすっかりネタ俳優になりましたねー。みんな大好き96時間。

324jinn:2016/06/02(木) 00:45:28 ID:wVfAPUK.
●デッドプール
面白かったよ。X-MENの空気っぷりは見もの。
お下品な作品だけどベースにあるのが純愛ってのもなかなか。某爪とかメビヤツどもは見習え。
ちなみにこの世界に治安維持部隊は存在しません。

325ギア:2016/06/02(木) 00:52:42 ID:7l6.AF36
・デッドプール
メタメタしさや口の減らない下ネタから、好悪は分かれそうですが、個人的にはそこそこ楽しめましたw

ウルヴァリン版のウィドのフィギュアがあるなど、色々お遊び全開でしたね。

326ヒロ筋肉痛:2016/06/03(金) 01:19:42 ID:gNfJFR62
■デッドプール
いやぁ、チョー面白かったです。
ストーリー自体はシンプルで王道、結構真面目な作りでありながらも、
デップーのメタ発言&第4の壁突破しまくりの演出のおかげで、
もう本当に滅茶苦茶な作品でした。

ただ、アイアムアヒーローを見た後だったので、
グロ描写は結構抑え気味だなーと思ってちょっとガッカリ。

あと、X-MENやアベンジャーズだけでなく、
全然関係ない映画のネタも大量に有るので、
結構な映画好きでないと隅々までは楽しめない作りだなぁとも思いました。

127時間のネタはすげー笑ったけど、
(特に日本では)あの映画見てる人少ないだろうしなぁ…。

X-MENシリーズもただ見てるだけでなく、
プロフェッサーのハゲじじい時代と、若い時、
それぞれを演じてる俳優の名前を知ってないと分からないネタが有ったり。

主演のライアン・レイノルズがグリーンランタンをやってたというのも、
抑えておきたいポイントですねw

327シャアダム:2016/06/03(金) 01:25:02 ID:kQqnkGdc
●エベレスト(2015年作品)
この映画を観るとエベレスト登山がいかに大変で危険な冒険かと恐怖に襲われるが、実際は十分なお金と準備(訓練資材人材)があればそこまで危険ではないらしい。
この映画は、エベレスト登山の中で大量の遭難者(死者)を出した事件を取り上げた物らしいです。でも覚悟はいるよね。

サテこの映画を観て思ったのは、700万近くのお金を払って道楽や趣味で危険な事にチャレンジしているという次点で、可哀想とは思う物の、自己責任だよねって感動や共感はしなかったなあ
まだイスラムあたりの危険地帯に入って取材をする人の方が感動も共感できるなあ。山登りは完全に自己満足のためだけに大金を使って、遭難したら家族や他人に迷惑をかけるからなあ。
ストーリー的には面白かった(こう言い方は不謹慎だが)、感動はしにくいんで、観た後もやもやっとする映画でした。これが誰かのためとか仕方なく登山する奈良話は別だけどねえ(そんなシュチュエーションはないだろうなあw)
こういうドキュメント映画はどう観ればいいのだろうか?真剣に一つも事に取り組む熱い奴らの生き様を見ろって感じでもなかった。

あと、最初の40分いろんな人が出てきて覚えきれずに混乱する人はロブとベックとダグをチェックをチェックすればいいと思うけど、2回目以降はいろんな伏線が張られていて細かい部分に注目してみよう。ダグがなぜ山頂にごだわったかとか、ストーリーがよく寝られていてその辺は感心しました。
この事故の原因の大半は運が悪かった事にあるけど、酸素ボンベとかヒラリーステップの不首尾はシェルパのいがみ合いか、シェルパの手抜きのように感じられた。

328シャアダム:2016/06/03(金) 22:35:16 ID:kQqnkGdc
●スターウォーズ・フォースの覚醒(2015年作品)

使い古された王道ストーリー、現代のSFXにしてはやや古めかしい表現方法など相伴って懐かしいノスタルジーに浸れて実に心地よく楽しめる初代シリーズの正統たる続編って感じの作品でした。
この昭和の匂い漂うチープさが今の子供にも楽しめるかは心配だけど、自分はまあまあ面白かったなあ。

惜しむらくは、ラストバトル。もう少し緊張感とカタルシスが欲しかったなあ。
ライトセイバーの戦闘シーンももっさりしていて、そこは第2シリーズのスマート差が欲しかったなあ。

良かったとこ所は「ミレニアムファルコン号」が戦闘機並みに縦横無尽に駈け回るところ、主人公が敵トールーパー兵の黒人と機械に強い女性で今までに無い新鮮味があったところ。
ハンソロを始め、懐かしい面々が健在で特殊メイクなしに年を取っていた所。
タイファイターなど初代とほとんど変わらずに出てきたところなどなど。

まあ、あいつは生きてるだろうし、あいつはルークの隠し子なんだろうなあ。
次回作にも期待できますね。

329唯野:2016/06/04(土) 01:26:00 ID:WroQ2WcM
>ライトセイバーの戦闘シーンももっさりしていて、そこは第2シリーズのスマート差が欲しかったなあ。

どっちもジェダイとして未熟な二人のチャンバラだからあれはわざとかも

330ヒロ筋肉痛:2016/06/04(土) 16:52:30 ID:gNfJFR62
>>ライトセイバーの戦闘シーンももっさりしていて、そこは第2シリーズのスマート差が欲しかったなあ。

>どっちもジェダイとして未熟な二人のチャンバラだからあれはわざとかも

ド素人vs怪我人だったというのも有りますが、
EP1〜3のダンスでもしてるかのようなライトセーバー戦は嫌いだという人も結構居たみたいなので、
2重の意味で「わざと」だった気はしますねー。

331シャアダム:2016/06/04(土) 23:21:53 ID:kQqnkGdc
唯野さん、ヒロ筋肉痛さん、ご返答ありがとうございます。
おっしゃるとおり、初めての戦闘と未熟な戦士の戦いだから、わざともっさりとやったのかも知れませんね。
次回作からはまたダンス戦闘が始まるのかも知れませんね。

●ブリッジオブスパイ(2015年作品)
米ソのスパイ交換で活躍した弁護士ドノヴァンの実話に基づく映画。
「エヴェレスト3D」と同じタイプの映画なので、また実話ということを武器にしたお仕着せがましい映画かなとうんざりしたが、こちらは物語としても多少退屈で「エヴェレスト」よりもエンタ性も下かなあって思いました。
ただこちらは、他人のために活躍した英雄的な話なので、共感はできました。

ただ、全体的に淡々と出来事をつづってるだけで、あまり訴えかけてくる物が無かった気もする。もう少し感情的な演出で観客の感情を揺すぶった方が良かったんじゃないかなあ。
老人スパイも達観しすぎて、助けてやりたいと思わないし、学生もアメリカのスパイも映像が少なくて同じく助けなければという感情があまり起きなかった。
また、全米に嫌われ、銃撃されたり、ギャングに絡まれたり、交渉のごたごたのシーンもおざなりな感じで、危機感も少なかったし、あまり可哀想とは感じなかった。
まあ好みの問題なんだが、もっとオーバーな演出で観る者の心を揺さぶっても良かった気もする。
それとこの内容で2時間越えは少しだけ退屈でした。
まあ、スピルバーグ監督の映画は子供でも見れるように、残酷なシーンや過剰な暴力はカットする傾向にあるようで、この映画もそういう点で物足りなかったのかなあ。
実はこういうことがありましたよって言う歴史確認映画だったのかな。あと、強引な2対1の交換と法律第一主義の自分だけの正義感には、ちょっと違うんじゃ無いかって思いました。
続編でキューバでのドノヴァンの活躍の映画は見てみたい気もしますw

332シャアダム:2016/06/06(月) 01:53:26 ID:kQqnkGdc
●クリード(2015年作品)
ロッキーの続編でアポロの息子が主役でボクシングチャンピオンを目指すという話。です。
スターウォーズと同じく一作目の焼き直しという印象だが、スターウォーズほどわくわくしなかったなあ。
物語の練度も新しいアイデアの取り入れもスターウォーズに劣ると感じた。

何がいけないのか?自分が思うに「練習の音楽」がラップで盛り上がらない、恋人が気取りすぎていて好きになれないし、彼女の歌じゃボクシングの映画と合わない、ラストの試合がそんなに危機感が無く短く、感動するほどには盛り上げてくれなかった。
つまり、今風のスマートアンドクールな音楽と演出かなあ。もっとハングリーな演出が欲しかった。

というものの、なぜボクシングをするのか?の質問お答えだけは共感できた。
「生きてる実感を感じるため」これは映画「エベレスト3D」の人も言っていた。
ただエヴェレスト登山自体は贅沢で危険な遊びって感じで好きにはなれない人生の挑戦だけど。

次回作があれば「ロッキーのテーマ」かもっと「燃える曲(アイオブザタイガーみたいな曲で)」でよろしくお願いしますw

333シャアダム:2016/06/07(火) 19:38:49 ID:kQqnkGdc
●007 スペクター(2015年作品)

ジェームスボンドと数名の仲間がスペクターという組織と戦うスパイ映画。
最初の感想としては007映画にしてはいつもの派手さが無い気がした。ストーリーは一見複雑だが、よく吟味してみる一本道の各章に中ボス戦があるお使い式のRPGっぽい。
それを感じさせない渋さと暗めのストーリーはなかなか良かった。

しかし疑問点がいくつかある。
まず、Mrホワイトがどういう人物だったか思い出せない(これは忘れた自分が悪いのだが)。
次に、何処から飛行機を調達したのか。療養所の専用の飛行機をかっぱらったのかな。
そして、ホワイトの娘に打った注射は何だったのか。
それに、ミッキーマウスで会議場へ通してくれたのはなぜか?
あと、なぜ何の作戦も無く行き当たりばったりで、「アメリカン」にいったのか。’主人公補正に頼りすぎw)
「アメリカン」があの短時間の戦闘で簡単に爆発大破したのはなぜか。これには失笑しました。敵本拠地なのに脆いぞw

まあ派手さが足りないのと、小さい不満やおかしな部分はあるけどまあまあ楽しめました。
あと姿が見えなかったが「009」も働けよ。もしかして最後の方でMの運転手やってたのが009ですかね?

334ヒロ筋肉痛:2016/06/20(月) 22:11:04 ID:gNfJFR62
■貞子vs伽倻子
お、おおお、本当に素晴らしい映画だった…。
アイアムアヒーローもそうでしたが、「観客に一切媚びていない」本気の作品。

前半のホラー部分はガチで怖くて、
霊媒師が出てからの白石節とラストのカタルシスが本当に凄まじい。
「化物には化物をぶつけるんだよ」に至る理屈も完璧である。

原作ファンとしては貞子がモンスターと化してるのが残念な所ですが、
これは今に始まったことではないですし、
映画を作る前提として仕方ないのでじゅうぶんに許容範囲内でした。

今年はアイアムアヒーローと貞子vs伽椰子が年間で一位を争うことになりそうだ…。

335jinn:2016/06/22(水) 23:08:44 ID:wVfAPUK.
●キングスマン
2時間超の大作ながら何一つ驚きがない。あーこいつはヘタレるなー、あーこいつは裏切るなーとか思ってたら実にその通りの展開が続く。
とは言えつまらないかと言うとそうでもない。なんと言うか製作側が「ベタな展開」を意図して作ったんだなぁと感じる。
キレイな言葉で言えば「様式美」「オマージュ」かな?ショーン・コネリー以前のスパイ映画を見ているようなもんか。
なので未見の方は「スパイ映画に対する愛があふれた作品」と思って見てみましょう。

336ノラ:2016/06/24(金) 23:03:00 ID:DfCgqE56
●貞子vs伽椰子

面白かったです。
ホラーというより、エンターテイメント作品だなあ

前半のホラー部分が丁寧で普通にビビってたんですけど、
終盤のバトルでは普通に笑いましたしワクワクしましたね
呪力の貞子と暴力の伽椰子&俊雄という対決が素直に面白い

人間相手に神出鬼没さとその腕力でワンキルしていた俊雄が貞子にあっさりやられたり、
貞子の即死魔眼が伽椰子にも有効だったり(すぐ復活するけど)。
バトルシーンが短かったのが不満といえば不満ですが、概ね満足のいく出来だったかな
テレビから貞子が、階段から伽椰子がきて挟まれるシーンはまさに噴飯モノ。

純正ホラーを見たい人にはお勧めしませんがエンタメを見たい人にはお勧めしたい1本

337jinn:2016/06/27(月) 19:54:56 ID:wVfAPUK.
●貞子対伽椰子
面白かった。上半期邦画№1と言って過言でない。
もちろん私は爆笑したんだけどね。それは私が擦れてるだけなのでノーカン。
最近の貞・伽椰はギャグキャラになってた(始球式に出てんじゃねぇよ)から、今回二人絡めたうえでホラー映画の本分を外れる事無く纏めた手法は高く評価したい。

338ギア:2016/07/06(水) 21:49:34 ID:N7Zc/8Ys
・too young to die 若くして死ぬ
もの凄く好みでした。
ヒロインが、いやヒロインも展開もww

個人的にはクドカンの映画作品にしては敷居が低いというか、マス受けし易そうな印象でした。
下ネタもソフトですし、序盤の伏線も丁寧に広げられており、救われてないようで救われてる主要キャラ達も魅力的でした。

『天国とはどんなとこか』というのも長瀬の歌が結論だったと綺麗にオチてるあたりも好感度高かったです。

339レト:2016/07/16(土) 16:53:02 ID:pmM/qx7.
●KINGSGLAIVE FINAL FANTASY XV
忽那汐里の演技は流石に酷かったけど、映画だけのキャスティングだからまだいいか。
最後は王道の1vs1かと思ったらまさかのパシフィック・リム展開だった。
おまけに巨体でもおかまいなしに空中ワープを繰り返すんだから痛快。
あれだけの規模のバトルが見られたんだから「シン・ゴジラ」はわざわざ見に行かなくてもいいな。

340レト:2016/07/18(月) 21:05:30 ID:pmM/qx7.
●カイジ2 人生奪回ゲーム
前作が終盤に向けてそれなりに盛り上げることに成功していたのとは対照的に
本作は終盤のgdgdっぷりが酷い。
導入部はダイジェストとはいえ原作未読者にとっては十分な内容でテンポも良かったのに終盤に向けてどんどんスローダウンしていく。
単純にイベントの釣瓶打ちが過剰すぎる。
原作が漫画であることを考えれば映画はせいぜい目詰まりのところで打ちとめにしておけば綺麗に終われただろう。
加えて吉高由里子のキャラクターははっきり言って蛇足。
ただでさえ一人芝居も見ていて辛いレベルなのに屈折したキャラを演じさせる方が無理があるというもの。
そもそも、大衆受け狙いとはいえ前作の単なるゲストキャラをメインキャラに据えたこと自体が問題だった。
企画自体が前作が忘れられないうちに上映に臨んだおまけのような映画なだけに露骨な手抜きでないだけマシかもしれない。

341わをん:2016/07/20(水) 21:12:42 ID:qXrIc35I
・葛城事件
評判がとにかくよかったので言ってみたら、確かに高評価も頷けるというか。
家族、父親という呪縛でどんどん家族が壊れていく感じ、壊れた先の各々の終着点。
若干特殊な人物造形、家族観ではあるものの、要所要所の見ているこっちの居たたまれなさと身につまされ感。
フィクショナルな部分はおおけれど、もしかしたら誰にでも有り得た問題であり。

出てくる人間にクズが多い、時系列がかなり入り乱れる、兎に角重く救いがない、
はっきり言ってクソッたれな内容ではあり、大衆受けは絶対するはずがない。
しかし、間違いなく面白く、高評価は頷ける映画だった。

342シャアダム:2016/07/21(木) 19:54:36 ID:kQqnkGdc
◆青い瞳のキャスバル(ガンダム・オリジンⅠ)

最初の戦闘以外はさすが初代ガンダム。内容が分かりやすいけど重厚で見応えがありました。まるで「大河ドラマ」ですね。
あのドズルがランバラルがキシリアがハモンがギレンが。ギレンを除いてみんな若いですw
特に「ナウシカ」でてきそうな「ラル」「ハモン」「キシリア」が生き生きとしていて良いですね。
クランプやガルマもちょこっと出てきます。これらがみんな白い悪魔の餌食になると思うと感慨深いです・

ところで、タチという太目のキャラはオリジナルなのかなあ。
あと、ガンタンクは極秘「V作戦」のメカじゃ無かったのかな。別次元のガンダムと言うことですかね。
惜しいのは最初の戦闘。スピード感と美麗さはあるものの、CG戦闘は味気なくて印象に残らないです。
初代の戦闘は例え美麗では無くとも「セル画」の方がしっくりきますね。

343heavyhand:2016/07/22(金) 09:17:26 ID:PWF0O1AU
>>342 シャアダムさん

>ガンタンク
オリジンではテレビ版から色々と設定が変更されており
青い瞳のキャスバル登場のガンタンクは形式番号がRTX-65で
宇宙世紀0065年に連邦軍に正式採用された大型戦闘車両という設定になっています

344シャアダム:2016/07/22(金) 21:01:18 ID:kQqnkGdc
>>343 heavyhandさん
ご説明ありがとうございます。

◆哀しみのアルテイシア(ガンダム・オリジンⅡ)
今回も面白かったなあ。アムロやアムロパパ、ミライや黒い三連星も出てきてサービス満点でした。
特筆すべきは「シャアアズナブル」と「キャスバル兄さん」は別人だったと言うことですね。上手い改変ですね。

惜しむらくは「キャスバル」の声に無理があって、若い声優使えよってのと、唐突に旅立つキャスバルの演出。別に急に旅立たなくても普通に「都会の学校へ行きたい(笑)」ってセイラを悲しませないように説得してから普通に旅立てよ。
多分、ザビ家復讐のための作戦「シャア」を思いついたから急いでるんだろうけどねw
やっぱり「初代ガンダム」の戦闘は「ガンタンクVSザク試作機」位もっさりダサくて重厚な方が似合いますね。
あとCMでパチンとてを合わせてたのは、シャアとエドワードだったんですね。パチン!w
早く続きをみたいです。

345修都 ◆7VC/HIVqJE:2016/07/22(金) 23:28:42 ID:EYZHLtgE
クワトロ・バジーナのクワトロとは4という意味で、これは4つ目の名前ということなんですね。
ですから、キャスバル→エドワゥ→シャア→クワトロ、という流れの設定自体はあったはずです。
むしろどうしてシャア・アズナブルになったのかを初めてちゃんと描いたのがオリジンだったんですよ

346シャアダム:2016/07/23(土) 01:33:44 ID:kQqnkGdc
ああ、エドワードではなくて、エドワウでしたか。エドワウ・マスですね。

347ガフ:2016/07/23(土) 15:35:02 ID:YCZUbZ46
○バケモノの子
九太が死んだ熊徹の事を想って「今も俺の胸の中にいる」と表現するなら文句はないけれど
人格を持った状態の熊徹が九太の胸の中に物理的に存在して、あまつさえ「これからも見てるからな」とか正直気持ち悪い
息子がどーしようもないクズだというならともかく、自分で外の世界に飛び出して楓という心の支えを見つけてた訳だし、子離れしろ


九太から見た一郎彦が作中で触れていた「白くじら」の鯨なのは分かるが、一郎彦はそんなこと知ったことじゃないだろう
なのに鯨の姿になるのは、やりたい展開のためにキャラの心情をおざなりにしているようで見ていて萎える

348シャアダム:2016/07/23(土) 18:29:49 ID:kQqnkGdc
◆サイボーグ009VSデビルマン(第2話)

内容は可も無く不可も無く。映像は綺麗で良く動くし格好いい。ただストーリーがまだ序盤なのか普通で特筆したいところが少なかったなあ。
002も加速装置を使えるなら009の特徴って何って思ってしまった。008はコンピューターに強いのかな、お得意の水中戦ってあまり使う所が無いんだよなあ、不憫w
敵は悪魔セトやリリスとサイボーグ0014〜0017か。あの女の子もサイボーグの方かな。
まあ起承転結で言うところの「承」って部分だと思うのでこれから面白くなると期待します。
あと、石ノ森キャラと永井豪キャラが違和感無く融合してるところは凄い。この世界にマジンガーZが出てきても違和感ないね!

349シャアダム:2016/07/24(日) 02:32:35 ID:kQqnkGdc
◆サイボーグ009VSデビルマン(第3話)

何度も書くが良く動き絵も綺麗格好いい。アニメとしては満点なのだが、ご都合主義な王道展開な話で目の肥えた人にとっては物足りないだろうなあ。
主人公達は何度ダメージ受け手も爆発しないのに、最新鋭のサイボーグは簡単に爆発とか、弟の意識が姉の思いにより回復して敵が弱体化とかね。
あと臭い台詞が甘利心に響かなかったなあ。お祭り映画でエグいことは出来ないから、こんなもんだろうってなんとなく予想はしていたが。
結論、子供が楽しめる良いアニメ。大人はストーリーに感動とか感銘を求めずに、懐かしみ格好良さを楽しめって感じかなあ。OPは格好良くて好きですね。

350ギア:2016/07/24(日) 12:12:57 ID:bc1cM/Gs
・ワンピース ゴールド
個人的には前2作より好きな感じでした。
端的な過去シーンでバックボーンを明らかにした敵のボス役が良かったです。
シキより悪役として魅力があり、ゼファーさんより共感し易かったなー

前半は少々ご都合展開とダレてる感は否めませんが、後ろに行けばしっかり納得できる形で纏めてくれてます。
感動作って感じでは全然ないですが、まとまってる度合いで言えば作者が携わった劇場版1かも。

予告にも出てきたサボやルッチは勿論、今までの登場キャラがモブに紛れて登場してるのでそっちも探してみると楽しそうでした。

351レト:2016/07/24(日) 12:50:37 ID:pmM/qx7.
●アメリカン・ヒストリーX
アメリカが直面する差別の問題をデレクの一家を中心に掘り下げていく社会派ドラマ。
結末も非常に重く、理想論やご都合主義でお茶を濁すことのない製作者の真摯な姿勢が伝わってくる。
といっても、製作にはエドワード・ノートンがかなりの口出しをしたらしく、そこら辺には複雑な事情がありそうだが。

差別問題は多人種国家であるアメリカが現在進行形で抱える問題であり今まさに大統領選でも政治的に利用されている。
しかし、本作で描かれる問題はアメリカに限ったものではない。
テロが頻発している現状ではイスラム社会への偏見は一層強まっており、移民問題も欧州で大きな課題となっている。
これらの騒動に共通する点はいずれも人々の不安が軸となっているという点であろう。
本作のデレクはもともと黒人文学も嗜むリベラルな人間だったが、レイシストの父親の死をきっかけに憎しみと喪失感を募らせ過激な差別主義に駆り立てられる。
そして弟のダニーもデレクの逮捕をきっかけに同じ道を歩んでしまう。
あくまでやり場のない不満や怒りを第三者に向けただけであり、身も蓋もない言い方をしてしまえば八つ当たりに近いのだが、
こういった不満を募らせる環境が存在する場所ならどこでも起こり得る現象と言ってしまえる。
日本もアメリカほどの社会問題にはなっていないが、長引く不況による生活保護受給者や高齢者へのヘイトは存在し、そういったヘイトを利用する政治家もいる。
感情を制御できる理性的な人間であることこそが重要であり、高いハードルでもある。

そしてデレクやダニーのケースだけでなく、もう一つのケースについても踏み込んであるのがポイント。
それは地位や生活にも不自由していないにも関わらず潜在的なレイシストであった父のケースである。
これは差別問題をアメリカが歴史的に抱えてきたことを端的に象徴している。
常識人であっても環境によって誘導され差別意識を植え付けられてしまう。
だからこそ新しい世代に問題に目を向けることが求められる。

本作の作劇上の問題点はデレクが改心する描写がややアッサリしすぎていること。
刑務所内での出来事はかなり単純化されており正直物足りない。
それでも本作は結末が示すように決して風化しない、風化させてはいけない議論を観客に突きつける意味で非常に重要な作品である。
エドワード・ノートンの正気と狂気の境目を感じさせない演技は流石の一言。
エドワード・ファーロングもこの頃が一番輝いてたな。

352ハンセイ:2016/07/24(日) 18:36:18 ID:ZEj3/tpY
●FILM GOLD
面白かったです。Zには及ばないとはいえ、ワンピで毎回あんな敵を出されても困りますしね。
テローゾも可哀想な過去を持つ一方で現代の姿は完膚なきまでのクズ人間で、最後まで改心することもない魅力的な悪役。
悪趣味な演出を引っくり返す麦わらの一味の芝居にもカタルシスがありましたし、良い作品でした。

一番面白かったのはラキラキの実の攻略かなー。
カジノという舞台とウソップの特技を上手く組み合わせていて、思わず舌をまきました。

原作でも未登場のサイファーポールのトップの役職名が「CP総監」と明かされたり
海軍元帥にすら強気に出られるCP0の地位の高さ、ルッチの成長率がルフィ並みなどなど、新情報面での見所も多かったです。


ただ、一点気になったのは能力者が海水をただ浴びるだけで脱力していたこと。
海水と言えども膝まで浸からないと力は抜けないはずなんですが……。

353シャアダム:2016/07/24(日) 21:51:28 ID:dp.0bZN.
◆心が叫びたがってるんだ.(2015年作品)

多感な10代のためのアニメって感じで、多感じゃ無くなった自分が見てもそんなにのめり込めなかったw

自己暗示で言葉を無くした少女がとある学校行事でミュージカルを催すこととなり、言葉を取り戻すまでを描いた青春群像アニメ。
多感じゃ無い自分でもラストのミュージカルや挿入歌だけは感動できました。
ジブリのファンタジーっぽさと岩井俊二作品の妙なリアルさを足して2で割った感じのアニメでした。ただ、双方のいいとこ取りというより、どっちつかずって感じがしたなあ。

ラストに向けて感動させようと無理矢理ピンチイベントを盛り付けすぎてわざとらしくなったと言えば良いのかなあ。
すぐ事あるごとに飛び出して何処かへ行ってしまう主人公、ラストでも失恋で何処かへ消えてしまうのだが、そこは思いとどまって欲しかったなあ。
夜のうちにお城での告白イベントを済ませて、失恋を乗り越えて、何事も無いふりでちゃんと登校してくれた方がグッとくるんだよなあ(自分としてはね)。

ちょっとお芝居臭い日常がもう少しリアルっぽかったら自分好みでした。
でもED曲もオーバーザレインボウ&悲愴のシーンや挿入歌も大変良くて「花とアリス殺人事件」や「歌魂」(実写)っぽい感動がありました。
年齢によってかなり評価が変わるアニメだと思います。

354ギア:2016/07/25(月) 00:03:04 ID:bc1cM/Gs
>>352 ハンセイさん
ウソップのラキラキの能力攻略は良かったですよねw
また、『相手の運を奪う』という手段以上に幸運になった彼女の攻撃の無体さが描写されてたのも好印象でした。
どこぞの『時の神』じゃないですけど、自分へのパワーアップ効果を付与するより、基本能力を使ってた方が強いってキャラも多い中で、彼女は確かに自分を幸運にさせる説得力がありました。

また、ルッチのルフィへの淡白さも印象的でした。
そういや、ルフィのことを長の器だと認めていた描写もあったし、容赦することはなくてもスパンダムのように怨恨の気持ちは持ってないのかもしれませんね。


ただ少し残念だったのは予告でテゾーロの通称を『新世界の怪物』だと明かしてしまってたことですかね。
予告が作品スタッフとは別の人の手で出来てたのなら致し方ないですが、
ラストでルッチがサボにその通称を吐き捨てるシーンが、神を目指した彼への良い皮肉でオチとしても良かっただけにちょっともったいなかったです。

355ハンセイ:2016/07/25(月) 13:00:40 ID:pAdiwj6c
>>354 ギアさん
正直ワンピではあんな風にスマートな攻略はほとんど見られないだけに新鮮さすら感じましたw

ルッチは良くも悪くも彼なりの正義を持っていて、それを貫いているキャラですからねえ。
ルフィに執着しないのは彼らしいと思いました。その分、スパンダムのみっともなさが際立ったわけですが。
当初はスパンダム1人を天上金の護衛につけたサイファーポール総監はマジで何を考えてたんだろう……。

テゾーロの二つ名が怪物だというのは、最後の方にパッと語られるだけなので、ちょっと分かりづらいかなと判断したのかもしれませんね。
特に子供にとっては「二つ名」という単語を音声で聞いても理解しにくいでしょうし。

356シャアダム:2016/07/26(火) 21:30:04 ID:dp.0bZN.
◆バケモノの子(2015年作品)
まず言いたい、DVDを借りてきたその日にTVで放送って何だよ。すっごく損した気分で観ましたw

親を亡くして自棄になった少年が渋谷の隣にあるバケモノの街に迷い込み、そこで長老の後継者争いをしている一方の熊徹という熊の姿の暴れん坊の弟子となり成長していく物語。
まあ、これも多感な10代向けアニメなんで、多感じゃ無い自分には所々のめり込めない部分があったんだけど、まあまあ良い作品であると思います。

「みんな嫌いだ」っていう気持ちであった9歳の子供が異世界の住民には興味津々になりそのまま異世界に住むことになるのは、「現実逃避」「ショック療法」「吊り橋効果」なんですかねえ。
それから拾ったネズミは成長しないし寿命は長いし、あれもバケモノなのかなあ。

あと最後の戦いはご都合良すぎで結局気合いと意味不明のパワーで解決かよ、あれだけ大袈裟な戦いなのに軽いけが人だけかよってちょっとついて行けなかったなあ。そこは成長した蓮の剣技・体技で決めて欲しかったなあ。
マネっ子修行辺りから面白くなって宗師を決める戦いまでは楽しかったので、そのあとの胸にあいた穴がどうのこうの展開の部分が惜しいと思いました。熊徹も神化(居なくなる)させる必要があったのか疑問ですね。

親とはこうあって欲しいという、子供向けアニメに借りたの監督のメッセージが垣間見えるアニメでもありました。主人公を萌え系女の子にしなかったのは個人的に評価しますw。

357唯野:2016/08/01(月) 11:33:25 ID:aV0BW8Os
「シン・ゴジラ」がとてもよかったのでageます
ネタバレ感想は避けますが、私のイチオシは里見総理代理

358わんのねこ:2016/08/02(火) 12:39:06 ID:pIM02vwU
・シン・ゴジラ
 最高だった。今年最高の一作と断言できる。
観終わったあとにくる充実感が半端でない。
ゴジラで、3.11で、岡本喜八で、オタク愛で、樋口で、庵野。
 登場人物全員が淡々と、自分の職務をこなしていく。
それだけで濃厚なドラマが生まれるってすごいなあ。
最後のびっくりドッキリ作戦への落差も見事だった。
ヒロインは石原さとみではなく尾頭さん。

359わんのねこ:2016/08/02(火) 18:08:39 ID:GCl9/3pA
パンフで頻繁に出てくる単語、プリヴィズってなんやねんと思ったが、
Previsualization、映像コンテのことだったのか。また一つ勉強になった。

・ONE PIECE FILM GOLD
 支配VS自由。ルフィを自由たらしめているのは暴力だよね?
自由は弱者には優しくないよね?と思ったりするが、
作品の構造的問題なので、まあ、別にいいや。
 スパイアクションごっこ良かったです。
強運を消費させるウソップの戦いよかったです。
ダイス役のケンコバもいい存在感でした。
 テゾーロがルフィに、過去の自分をだぶらせたのなら、
止めの一撃を食らう直前の表情は、
驚愕のなかに狂気のような笑いが一瞬あってもいいのではと思った。
 言いたいことがあるようなないような。
ナミさんがセクシーだったので、それだけで結構な満足はしているのですよ。

360スパイク(新トリ) ◆KuPMOslVaQ:2016/08/04(木) 13:41:05 ID:Lo9YSlPU
■シンゴジラ
いやー、役人が書類でゴジラと戦う話と聞いてたから「どーせ日本の政治はクソ以下でゴジラが来ても何も出来ないから若手の僕らが頑張るぞ」という話と思っていたが全く良い意味で裏切られた!w
ガチで日本VSゴジラでしたね、政治家から官僚から現場の自衛官から日本の皆ががんばって滝沢国電パンチで締めて文句ないくらい最高でした!

361ロロ:2016/08/06(土) 19:31:13 ID:5OmGcVUk
・シンゴジラ
まさしく「虚構vs現実」を体現した作品でした
庵野先生はすげえなあ

362レト:2016/08/06(土) 22:16:13 ID:hElrqMRI
●シン・ゴジラ
前のコメントではあんなこと言ったけど視聴。
近年、海外に株を奪われつつある特撮映画において
かつての特撮ファンがそれを奪い返さんとする作品としてはかなり完成度が高かったと思う。
なにより余計なドラマを入れずシンプルにまとめたのが成功要因の一つ。
もちろん、権限移譲や外交での綱引きなどは描かれているが、キャラ設定はいずれも単純明快。
さらに政府のトップが一斉退場して指揮系統が簡略化されるというおまけ付き。
教授の描写がパトレイバーなのはオマージュだろう。
指揮系統のトラブル、災害からの復興、陰謀論、いずれの要素も軽く触れられる程度であくまで「現代に怪獣映画を甦らせる」というコンセプトを崩さない。
ドラマが苦手な樋口監督にとっても長所を生かしやすいシナリオだったのかもしれない。

映像では第一形態の質感のショボさからして不安を感じさせるが、
共感を拒否するような眼のデザインによってあくまで怪物として描写されていたのでそこまで大した問題ではなかった。
災害描写の力の入れ方はもちろんだが、ビルの使い方も憎い。
序盤はあくまで住居だけを破壊しビルは手つかず。
この溜めがあるからこそゴジラの熱戦放出と終盤が盛り上がる。
作戦のシーンは都市を丸々活用した物量作戦が単純に気持ちいい。
特に大量の電車を無人爆撃機として使用するアイデアは東京でしか出来ないだろう。
音楽の使いどころも「ここぞ」というタイミングで効果的。
撃墜される戦闘機が全て米軍機で自衛隊は戦車が一台潰されるだけというのは大人の事情を感じた(平成ガメラでは戦闘機が撃墜されるシーンの許可が下りなかったはず)。

363シャアダム:2016/08/09(火) 20:44:31 ID:dp.0bZN.
◆ガンダム第08MS小隊 ミラーズ・レポート(1998年制作)

いやあ借りて損した気分になったガンダム作品だった。ただの総集編(ミラーさんの所は新作だけど)じゃないかよw
同時上映の「エンドレスワルツ」のオマケ作品じゃなかったら、コアなファンしか見に行かないんじゃ無いだろうか。

それにしても、一年戦争と不殺(ころさず)精神は混ぜるな危険、水と油だねえ。シローアマダ自体が上手くはまっていないというか、何言ってるんだこいつ?状態になって作品自体が白けてしまいました。
この戦争は間違ってる、人を殺したくない、話せば分る、でもガンダム乗りで小隊長wなんだこりゃですよ。
多分、ガンダムW(劇場版)とかトライガンとかるろうに剣心とかで、当時、誰もころさないヒーローが流行っていたんだねえ。
でも「Wエンドレスワルツ」とか「トライガン」とか少々ふざけたファンタジー世界なら馴染むんだけど、リアルな戦争をベースにしている宇宙世紀編でそれは白けるでしょう。
まあ当時の空気がそうだったから、当時観たときはそこまでは考えなかったけどね。

ローゼンバーグ情報将校が受けたジオン開戦の連絡「ニイタカヤマアラシ」ってどんだけ日本びいきなんですかw「トラトラトラ」とかも言ってそう。それと、ルウム戦役で宇宙空間で「キュイ」を宇宙で使って戦艦にゲリラ戦を仕掛けるランバラル、やり過ぎですよw
ガンダムの後付け設定は時々笑いを誘う。

364:2016/08/11(木) 13:44:59 ID:XKkHLIIU
今さらシンゴジラを見てきました

初代ゴジラ再び
懐かしくて泣けてくるし、シュールな笑いはあるし
対怪獣という点では凄く面白い作品でした

ところで、核攻撃は耐えそうと思ったのは私だけでしょうか

365ギア:2016/08/11(木) 14:59:54 ID:rI4qkLn.
・ゴジラ
>>364 徹さん
まぁ米軍の爆弾にダメージを負ってたので、駆除は可能なんじゃないでしょうか。


淡々と進んでいくため人間ドラマは薄いものの、色々アツかったです。
ただラストの血液凝固剤を注入する車たちは俊敏過ぎるような気もしましたがw

366スパイク(新トリ) ◆KuPMOslVaQ:2016/08/11(木) 15:07:56 ID:Lo9YSlPU
DDDの「一度喰らった攻撃に完全耐性を身に付ける妹」みたいなものっぽくはあったんですよねー、だから一撃で倒せないとやばいか?

367:2016/08/11(木) 15:15:58 ID:XKkHLIIU
>>365 ギアさん
あれも貫通力があったから有効だった感じで
核攻撃となると、迎撃されない上空から投下、迎撃範囲に入る前に起爆となるので
単純な熱だけで効くかな? と思ったのです

368唯野:2016/08/11(木) 15:39:34 ID:z6K3StcY
凍結中した後でまたバンカーバスターで攻撃すればいいじゃん説はあるw

369スパイク(新トリ) ◆KuPMOslVaQ:2016/08/11(木) 15:44:10 ID:Lo9YSlPU
下手したら「起きる」可能性もあるでしょうからねー、いやまあないとは思うのですが何か死んでないっぽい可能性もあるし……w

370:2016/08/11(木) 15:47:33 ID:XKkHLIIU
生態が一切不明な以上、あれがただの休眠である可能性もありますしね

上陸してからのものは大丈夫としても、ゴジラ細胞が普通に海底に存在していて二世登場とか否定できないのがまた怖い

371スパイク(新トリ) ◆KuPMOslVaQ:2016/08/11(木) 15:56:48 ID:Lo9YSlPU
よし、次はシン・ミニラだ!

372jinn:2016/08/11(木) 22:02:47 ID:XMY4n1ac
●シン・ゴジラ
特撮としてはまあまあの出来。
やはりCGに関してはハリウッドに20年位遅れているが。って言うかあのくらいなら最近のライダーの初回辺りで見れる。
とは言え『ドラマ』としては秀逸。視点をあくまでも『日本政府側』に絞ったためにとっちらからずに済んだ事により観客としてスムーズに見れた事は非常に良い。この点は前作ハリウッド版よりもはるかに優れている。

373修都 ◆7VC/HIVqJE:2016/08/11(木) 22:51:14 ID:EYZHLtgE
シン・ゴジラ
ここで、あの音楽を使うのか!っていうのと電車をそういう風に使うのか!っていうところは熱くなれたけど、
それ以外に関してはそこまで熱くなれなかった。
個人的には、小林よしのり同様、官僚VSゴジラの構図に感情移入できなかった

374ギア:2016/08/11(木) 23:19:16 ID:N7Zc/8Ys
>>367 徹さん
なるほど。確かにあの爆弾は爆発というより初手の物理攻撃が効果的だったのかもですね…

そうなると核の炎も、まぁ少なくても2回目には対応されてそうな気配はあります。

>>373 修都さん
お役人もあんな硬直的な議論はしないだろうってとこですかね?
まぁ早口過ぎたし台詞に振り回されてる感はありましたが、個人的には適度にイメージ通りの硬直さながらも、
思いの外柔軟というか、ファンタジーと言えなくもないくらい上手く機能してる印象でしたが…

375スパイク(新トリ) ◆KuPMOslVaQ:2016/08/11(木) 23:38:20 ID:Lo9YSlPU
僕も、官僚は綺麗すぎとは思ったけどそこはファンタジーで流せたというか派閥争いとかゴチャゴチャする要素を混ぜまくったら悪い意味でわけがわからなくなるからあえて単純化したという感はあったなぁ

376jinn:2016/08/12(金) 00:33:07 ID:XMY4n1ac
官僚ズは彼らが平時では決して出世に縁のない『逸れ者・変わり者』の非主流派たちと言う事で一応の説明付けは出来ていると思います。

377ギア:2016/08/12(金) 12:10:51 ID:N7Zc/8Ys
・帰ってきたヒトラー
何故か死の直前にタイムスリップしたヒトラーが(ある程度)素を出した状態でも今のドイツ社会に溶け込んでいく様がドキュメンタリー形式で描かれた作品。

序盤からジョーク混じりで描かれているので観にくくないですが、鑑賞後はなかなかブラックな気持ちにさせられます。

378修都 ◆7VC/HIVqJE:2016/08/12(金) 18:58:45 ID:EYZHLtgE
>シン・ゴジラ
これはもう散々言われてる事でしょうけど、やっぱりもう少し登場人物の背景を描いて欲しかったですね。
官僚・政治家・自衛隊員で変わり者だから彼らはあんなにがんばっている、という理由だけじゃ感情移入しにくいというか、もう少し感情移入できる何かが欲しかった。
まぁこの作品は、あえてそういうところを切り捨ててるのが売りだし、いい所なんだというのは分かるんですけど、個人的にはそれじゃ熱くなれなかった

379レト:2016/08/12(金) 19:24:38 ID:hElrqMRI
樋口監督ですからむしろそういう路線で行ったら失敗していたかもしれません。
官僚組織ではなくはぐれ者集団で迎え撃つという設定や
電車やビルのリベンジなんていうアイデアからして「特撮オタクの映画」という印象が強かったです。

それからシン・ゴジラの公開に関してはギャレス版の功績も大きいでしょう。
あの作品の大ヒットなくして日本ではオワコンだったゴジラの復活はありえなかった。

380ギア:2016/08/12(金) 20:05:03 ID:N7Zc/8Ys
樋口監督かぁ…のぼうの城は好きなんですけどねw
進撃を事故として置いといたとしても、ローレライ、隠し砦、日本沈没とダメな意味での実績は目白押しですもんね

381修都 ◆7VC/HIVqJE:2016/08/12(金) 23:02:46 ID:EYZHLtgE
庵野監督ということで、最後は「あの素晴らしい愛をもう一度」が流れるなか、女性高生たちがドブ川のなかを歩いて終わるというタイプかもしれないとも思ったんですけどね

382みる子:2016/08/13(土) 06:54:59 ID:5mmAvOvM
・X-MEN : アポカリプス
次々と展開を消化していく感じで情緒的な積み重ねが足りなかったように感じました。キャラが増えた分、尺が足りなかったかな?
加えて戦いのスケールが大きくなりすぎて、ミュータントだけで解決してよかったんだろうか… という思いも残る。
チャールズかジーンのテレパシーを使うなどして世界中の人間、ミュータントに協力を呼びかける!…みたいな展開、平たく言っちゃうと元気玉が観たかったです。

ヤングX-MENは旧シリーズに比べると流石にパンチに欠けますね。サイロックはビジュアルは問題ないけど、活躍的には今ひとつ。
ナイトクロウラーは時代設定的にマイケルの仮装してて面白い。見た目はどっちかってーとプリンスだったけど。
ゲスト参戦枠はもはや完全にケダモノ。でもちょっと切ない。…彼の役も残すところあと一回かと思うと寂しいものですね。

言わずもがなですが今回のMVPも奴です。前回ピンクフロイド、今回RUSH。わかりまくってるニクい奴。

383ハンセイ:2016/08/13(土) 12:42:00 ID:4p38bx7o
亡国のイージスは映画単体で楽しめたんですが、確かにローレライは原作読まないとなんのこっちゃ分かんなかったなあ。

384ハンセイ:2016/08/13(土) 15:12:44 ID:4p38bx7o
今更ながら『メイズランナー2』を鑑賞。
もはや迷路が全く関係ないのは1の最後で流れた予告の段階で分かってたんで別に良いんですが
迷路を実験場にしていた意味が全く語られないのはさすがに予想してなかった……。

1も大概でしたが、2は輪をかけて酷い出来です。ミンホくらいしか見所がない。

しかもググったら完結した原作でも迷路実験に何の意味があったのかの説明は一切ないそうで………。
実写版進撃の巨人もなんかそんな感じのオチだったけど、何で今更「政府(巨大組織)の実験でした」なんてカビの生えた設定をストレートに持ってくるかなあ。
『キャビン』を見習ってほしい。

385レト:2016/08/13(土) 16:57:33 ID:hElrqMRI
●X-MEN:アポカリプス
X-MENシリーズ新三部作の最終章にあたる作品だが、個人的には肩透かしな印象で終わった。
ドラマシリーズも制作決定してるし、当然これで終わりということはないだろうが、
全米での興収の伸び悩みを見る限りシンガーの手掛けるシリーズ作品としては最後になるかもしれない。

描かれる事件のスケールが監督のキャパシティを超えてしまったのが荒が目立つ原因だろう。
シンガー監督といえばドラマを描く意図こそあれど、肝心のキャラの掘り下げが甘く物足りない印象があるが、
キャラクターの増えた本作でもそれが浮き彫りになってしまった。
さらに肝心のアポカリプスが能力の凄まじさの割に今一つ観客に強さや威圧感が伝わってこないのは演出の弱さだろう。
彼のカリスマ性を十分に描写出来なかったのは本作の主な失敗の一つ(部下の小粒感も痛い)。
都市の破壊描写もハリウッドではもはや陳腐な表現に終始しており、危機感や恐怖を全く感じさせない。
加えて「プロフェッサーXが利用され」、「動けないボスの護衛との戦闘」という展開は「2」と「1」の焼き直しであり、マンネリズムも酷い。
トドメを刺すのがフェニックスというのも作品単体では描写の積み重ねがないためご都合主義感がある。
演じるソフィー・ターナーも正直、力不足といったところ。
プロフェッサーXは新三部作ではいずれも冴えない役回りだが、本作でもそのイメージを上塗りしてしまった。
マグニートーも苦悩するキャラクターとしてはやはり掘り下げが足りず、おまけに今回は小物感も加わって一番損な役割に。
クイックシルバーとの家族設定も本作ではむしろ足を引っ張っている。
家族を捨ててる癖に「普通に暮らそうとした」とか虫が良すぎるわ。

386ギア:2016/08/13(土) 16:57:54 ID:pxnUSYs2
>>383 ハンセイさん
亡国のイージスは(海戦以外の)演出が淡白だったり、真田広之がカッコよすぎだったり気になる部分もありますが、全体的にまとまってくれてた印象です。
まぁ冒険せずに原作をなぞった故という言い方もできますがw

一方のローレライは…うん。
原作のキャラが未登場だったり、一名に統合されてたりするのは仕方ないとして、描写不足のまま進んでいくので色々ついて行きづらかったですね。
おまけに佐藤隆太の死に方や肝心のローレライの弱体化など要らん要素は足すわ…

・戦国自衛隊1549
上の作品と原作者繋がりで…
こちらは序盤や中盤の迫力やアツさは充分だったものの、ラストの鹿賀丈史の謎の一騎打ちなどよく分からん部分があるのがマイナスか。

ちなみに原作では、もっと的場一佐が本気で抵抗して来れるので余計に見応えがありますw
まぁ原作通りやると年齢制限が必要になるかもですが…

387:2016/08/13(土) 17:03:48 ID:4wWMYDL6
アポカリプスは新シリーズの序章として詰め込みすぎでしたねぇ
折角の最強の敵だったのですが

388レト:2016/08/13(土) 17:19:59 ID:hElrqMRI
旧三部作とは完全に矛盾してしまってますし、ファンの期待に応えたとは言い辛いですね。
旧作でハル・ベリーの出番が増えたように、今作ではジェニファー・ローレンスがあからさまに優遇されすぎてますし。

ただ、エイジ・オブ・アポカリプス復刊のきっかけになってくれれば水に流します。
あれは正しくX-MENの総決算ともいうべき作品ですから。

389ハンセイ:2016/08/14(日) 18:04:21 ID:bWDsrlzg
>>386 ギアさん
(明らかにシャアを意識した)敵の大佐の目的すら映画ではよく意味が分かりませんでしたしねえ。
まあ亡国のイージスの方もあのニュータイプを意識した少年と(北朝鮮の)少女の精神交流は原作読まないと意味不明でしたがw

390ハンセイ:2016/08/14(日) 18:05:15 ID:bWDsrlzg
いや、原作読んでもあれは作者の福井さんがガンダム好きだと知らなければ意味不明だったな……。

391スパイク(新トリ) ◆KuPMOslVaQ:2016/08/14(日) 18:19:05 ID:Lo9YSlPU
良くも悪くも富野フォロワーですからねぇ福井さん、だから登場人物の過去を物凄く悲惨にする時があったり……

392みる子:2016/08/19(金) 11:45:51 ID:flAfD09Q
・ジャングルブック
ファミリー向けのディズニー映画でした。子狼や小動物たちが特に可愛かった。
CGの動物もここまで来たか…! という感じ。最後の夜戦がちょい見辛かったのがマイナス。

・バットマン vs スーパーマン アルティメットエディション
追加シーンが観たくて買いました。車椅子に鉛が含まれていて透視できず、自爆に気付けなかった… 等々。
一時停止して見るとフラッシュのコスチュームが金属製なのが分かり、これもうアイアンマンじゃねーかと。でも格好良い。

次作からロイス・レーンは控えめでお願いしたいなぁ。少年漫画の駄ヒロイン(実際そうなんだけど)並にいらんことばかりしてたから…。

393わんのねこ:2016/08/20(土) 22:00:48 ID:oFeNyRmE
・ペット
ペットたちのちょっとした冒険のお話。気楽に観れる良い映画。みんなかわいい。
主な登場人物、もとい登場動物たちは、
主人公の犬マックス。新しく飼われることになったデューク。
マックスと同じアパートのペット友達。地下に住む元ペット集団。

どいつもこいつも動物だからか割りと本能全開、能天気。
兎の声を中尾隆聖氏があてているが、これがハマリ役。
不良でバカで情に厚くて愉快な兎。中尾氏の演技だけでも観る価値がある。
メインの2人がバナナマンだけど、ぎこちないなりに上手く演じている。

いきなり続編決定らしいが、まあ売れ行き次第なんだろうか。

394サンライトイエローシャワー:2016/08/21(日) 19:16:22 ID:T0rZlo5I
HIGH&LOW

不良漫画とかって現代日本が舞台のファンタジーみたいなところあると思いますが、この映画はその極地みたいな感じでしたね。
不良が治安維持してるスラム街が現代日本に……w
警察とズブズブのヤクザとかまあ実際にあるのかも知れないけどあんな真似して黙認されるのはズブズブのレベルが違うよなあメキシコとかソマリアのレベル。
ただ、やってることは不良の喧嘩で武器を持ちだしても鉄パイプとかナイフのレベルなんだよな。

アクションシーンはさすがにすごくて、るろうに剣心は超人対超人かその他大勢なんだけど、この映画は所詮喧嘩強い人間のレベルで多対多の乱戦を描いてたのが見応えありましたね。
ドラマパートもけっこうよかったんですけど、やっぱドラマ版を見ておけばもっとよかったかなあ。
アニメだと外見一発で差別化できるけど、実写だとそうはいかなくて「こいつ誰だったっけ」みたいな場面が度々ありました。

バクマン。

尺の都合で仕方ないけど原作を遥かに上回るトントン拍子っぷりに笑ってしまいました。
漫画描き出して1年も経たずに連載しちゃったからね。
原作よりもかなりスッキリした構図になっていて、岩瀬はともかく見好も存在せず、亜豆との恋愛パートの比重も抑えられ、ぶっちゃけ添え物レベルになっていたように思います。
シュージンとサイコーは互いにあだ名を付け合うくだりがなかった(と思う)割にいつの間にかナチュラルに呼び合ってるし原作だと名字で読んでる福田さん中居さんにまで定着してるんだよな。
中居さん、原作とちがってクズにはならなかったけどあの体で裸でペンいれしてる絵面はちょっと汚すぎて嫌でしたね……。

映画の尺で描き切るためにサイコーシュージンの友情努力勝利に絞るという判断は適切だったんでしょう。
アシスタントすら使わず過労でぶっ倒れるサイコーは仕事ナメすぎでしょとか、再開に当たっても今後の健康管理や執筆のスケジュールに関して具体的に改善の話がほとんどなかったとか説得力を失ってる部分はありましたが。
無理して再開してもその後結局連載打ち切りになる流れをスラムダンクパロみたいにして、「二重の意味で俺たちの戦いはこれからだ!」で〆る流れは好きですね。

原作よりダメになった部分はたしかに多いんですけど、原作と不可分だったあの気持ち悪い男女観とかマッチョイズムとか亜豆との恋愛パートとかが削ぎ落とされたためにエンタメとしてはむしろ上質になったんじゃないでしょうか。
実写と漫画を融合させた表現とかすごく楽しかったですし。
原作より好きです。いや原作が嫌いだから嫌いな部分がなくなってよくなったっていうか。原作信者みたいな人からしたらどうなんでしょうね。

ただ、新妻エイジが魅力的じゃなくなってたことは大きな損失だと思う。

シンゴジラ

スゲー設定資料集の欲しくなる映画でしたね。
バンバンキャラが立っていく政治家&官僚ズとか赤坂先生・矢口・志村のBL感とか蒲田くんから急速進化するゴジラとか放射熱線とか内閣総辞職ビームとか無人在来線爆弾とか楽しい楽しい。
特にゴジラそのものの魅力は今まで見たゴジラ作品の中でもダントツでした。よかった。

凍結した原理とか全然わからない(どういうメカニズムで冷やしたのか、いずれ自然に温度が下げれば凍結解除されるのでは)とか疑問点もけっこう大きいんですが、そのへんは資料待ちかなあ。9800円は流石に高いけど欲しい。

395唯野:2016/08/22(月) 06:19:17 ID:yZVLXAFo
>>394
シンゴジは余剰の体温を冷却するために血液循環を利用しているんですが、ヤシオリ作戦によって血液凝固剤を流し入れられました。
その結果、体温上昇による自壊を防ぐために生体原子炉が停止したということで、人間が冷やしたわけではないです。

396サンライトイエローシャワー:2016/08/22(月) 10:04:13 ID:T0rZlo5I
>>395

ゴジラが自分で自分の原子炉を止めざるを得なくなったというのはわかるんですが、それで活動停止はまだしも凍り付くのが理解できませんでした。 
原子炉の熱がなければゴジラの体温は超低温なのか、仮にそうだとしても原子炉の熱はしばらく残るだろうし外気も低温でもなんでもないのに一瞬であそこまで冷えるものなのかと。

また、活動停止してもあれだけの超生物なら熱が取れればすぐ活動可能な状態へ回復しても不思議じゃないだろうに一旦は安心みたいになってるのはどうなのかとか、そのあたりが気になりました。

397MS:2016/08/23(火) 01:13:27 ID:5P6SYQ0Y
>>396
作中で明言してたかどうかは覚えてませんけど、血液循環で原子炉の核分裂熱を冷やしている以上、
熱くなった血液をまた十分冷やさないといけないから体温は極低温なんじゃないですかね
後は少なくとも血液が凝固してる間は原子炉動かせないから一旦安全、その間に継続的に凝固剤継ぎ足したり
もっと別の対応考えつつゴジラと共存していくっていう判断でしょう

まあ動き出したら一時間足らずで熱核兵器が降ってきますけど

398:2016/08/23(火) 07:13:25 ID:4wWMYDL6
凍結とは言ってますが、冷却機構を破壊して活動不能にするだけなので実際に凍りついているわけではないと思われます
後は凝固剤を定期投与すれば時間を稼げるので、研究や最終措置の検討はこれからの課題ですね
ラストでまだやることがあるみたいに言ってたのはそれと思われます

今更ですけど、シンゴジラってゴジラというよりデストロイアですよね

399とういち:2016/08/23(火) 07:20:01 ID:6QIbdfEY
凄まじい速度で進化して形態変化していくのはまんまデストロイアでしたね
あっちと違い飛行や分裂はしませんでしたけど(いずれする可能性はあると作中で言及されてましたが)
冠しているものが完全生命体(デストロイア)と完全生物(シンゴジラ)と合わせてきてるあたりやっぱり意識してるんでしょうかね?

余談ですけど今週のジャンプに現在東宝怪獣とコラボしてるバトスピの記事が載っているせいで収録されているシンゴジラ(第4形態)という名前ががっつり載ってしまってるのは笑った
第1〜第4まで全部カード化されてますけど第2や第3が載ってなくてよかった・・・

400唯野:2016/08/23(火) 07:27:11 ID:yZVLXAFo
マイナス196度(液体窒素?)までゴジラの体温が低下した理由は劇中無いようですねー 
なにか緊急用の冷却機構があって、それが発動したせいかもしれませんね

401jinn:2016/08/24(水) 16:32:52 ID:XMY4n1ac
シン・ゴジラで石破茂元大臣がガチすぎるコメントをしてて笑った。
劇中でも『超法規的措置』って明言してんだからそこは流してやってくださいよ。

402:2016/08/27(土) 13:30:22 ID:tpa5HPPY
・君の名は。
評価に困る
面白かったですし、今までの作品と違って最後がアレだったのでよかったのですが
ジャンルとしては何なのでしょうね、これ

前半、相手との交流よりも主人公達の掘り下げがメインだった気がします
映画の時間制限の中で見せたかった部分がそこなのでしょうか
そして中盤から後半の急展開

後一時間欲しい、時間が立つのが早い作品でした

403もにゃら:2016/08/28(日) 22:57:38 ID:OC.uUlQ.
□シンゴジラ

新ゴジラにして真ゴジラでありました。
まさにエヴァンゲリヲンの監督ならではの内容。
エヴァのヤシマ作戦を思い出した人は星の数ほど居るでしょう。
そして、従来の怪獣映画を期待していた人にはおっさんたちがひたすら会議してる退屈な映画に映ったであろう事も想像に難くない。


□君の名は

新海氏の新作。
こ、これは評価に困る。
映像はお見事ですが、焦点が分からない。
少年少女の時間と空間を隔てた交流の話なのか、閉塞感に囚われた少女の脱却の話なのか、絆の話なのか。
様々な要素がそれなりの質量を持って出ているが、そのどれもがキチンと終わっていないような…

404ほだか:2016/09/01(木) 20:31:41 ID:ciJ7Megw
一日だから料金が安くて二本も観ちゃったよ

シンゴジラ
ツイッターで絶賛の嵐だったもんだからもともと観るつもりはなかったんですけど
いやー正解でした。
言いたいことは皆さんがおっしゃっていたので省きますが
前半ほぼ会議だったのに面白いってなんでなの?

あと自分ラストカットの意味がよくわからなかったんですけど解る方いらっしゃいます?

傷物語
これで羽川さんとくっつかないっていうから信じられないよなーw
戦闘がものすごくあっさりなのは物語シリーズのお約束(実は対策完璧だった、勝ち確だった)
みたいなもんなので気にしないw
ただ正直羽川さんに対して恩を感じるアララギ君っていうのが、理解はできるんですけどいまいちピンとこなかったですね

405スパイク(新トリ) ◆KuPMOslVaQ:2016/09/01(木) 20:41:20 ID:Lo9YSlPU
パートナーにしたいのはガハラさん
嫁にしたいのは八九寺
罪を償いたいのは忍
養いたいのは火憐
恩を返したいのはバサ姐

アララギさんの好きって結構明確に分かれてるんですよね、なんかヤバいのも混じってますけどw

406ほだか:2016/09/01(木) 20:51:32 ID:ciJ7Megw
ただくっつかなかったのは羽川さんがそれどころじゃなかったんだろうなー
ゴールデンウィークで記憶を失ってその間に二人は六月には付き合ってるんだもん

407唯野:2016/09/01(木) 21:01:14 ID:yZVLXAFo
>>404
ゴジラは次の進化の形として人間のようなデザインを選ぼうとしていた
てのがよく言われる説です

408MS:2016/09/01(木) 21:04:26 ID:5P6SYQ0Y
あんのくん「私は好きにした、君たちも好きにしろ」

409ほだか:2016/09/01(木) 22:03:43 ID:ciJ7Megw
>>407 唯野さん
あーあーあーなるほど!言われてみればなんでそう思わなかったんだろう?ってぐらいしっくりきました
ありがとうございます
そうなると最初の頃に「上陸は出来ない」っていうのが間違っていたのと同じで
「意思疎通は無理」も間違いだったっていう可能性もあるのか

410:2016/09/02(金) 00:07:25 ID:IdMETDKk
>>409 ほだかさん
作中で言われていた郡体としての進化途中だったというやつです
飛び散ったゴジラの肉片や撒き散らした体液から再びゴジラが現れるかもしれない恐怖の継続も表していると思われます

411みる子:2016/09/02(金) 02:56:29 ID:flAfD09Q
新バットマンの敵役、デスストロークさんらしいですねー。やったぜ!

・ゴーストバスターズ
思ったほど悪くはなかったけれどもバスターズのコスプレした妙齢の女性たち、という印象が終始ぬぐえなかったです。
事務所はエセ中華屋の二階だし、バスターズサイレンもくそダサい。ビル・マーレイを始めとしたオリジナル版キャストの使い方だけは秀逸だったと思う。

しかし今作にもたった一つ、オリジナル版を超える要素が。クリス・ヘムスワース演ずる究極のダメ男子、ケヴィンだ。
こんなマイティ・ソーはイヤだ! 父上とロキさんが見たら泣いちゃう…! ってくらいに酷い。酷すぎる。
かつてロケットラクーンやアイアンマンを地獄の底に叩き落としたという、伝説のアラン・ニンジャ…… には及ばないか、さすがに。
正直ケヴィンが凄まじすぎて、ゴースト? はぁ… みたいな印象でした。続編ではなくケヴィンのスピンオフ作ってほしいですね。

・ニンジャタートルズ 影 -アウト オブ シャドウズ-
ビーバップ&ロックステディが最高なのとエンドロールで懐かしのあの曲が流れて感激。そこだけは評価したい。
シュレッダーがめちゃくちゃグレードダウンしてしまってガッカリ。あの恐怖の無限クロー攻撃が見れないなんて…。
他は前作から大して変わらず。悪い意味でトランスフォーマーを真似てしまった感じ。ケイシー・ジョーンズとか出す意味あったんだろうか。

412感想下記:2016/09/02(金) 14:40:03 ID:wTJguzVI
シン・ゴジラ
これは平成シリーズ好きな人間の書くレビューであり、辛辣なものが多く含まれています。
ご注意を

ゴジラが人気と聞いて楽しみにして視聴
感想としては

こんなのゴジラなんかじゃない!!

もうこれに尽きると思います。
ゴジラかわいそうが全然ないんですよね、この作品。
旧来の作品の中でのテーマの一つとして

ゴジラを生んだのは人間であり、都合で駆逐されるゴジラも被害者である

これが常に作品内の源流としてあったと思います。
でも見ろよこの(ゴジラの)無残な姿をよぉ!!!

もうゴジラが自然災害でしかとらえられてないんですよね、ゴジラの人間性や怒りみたいなものを全く感じない。
ただ現れて暴れたいが故に存在する。

その姿を見て先に来るのが『この国』というワード、なぜ神からの『天罰』という発想、ワードが作品中薄まっているのか理解に苦しみます。
いや僕は宗教は嫌いだけど人間ある一定以上の事象と遭遇すればまず神を恨むと思う
こんな作品を描くなら自然災害に対応するの海猿みたいなものを流した方がよっぽどいい

さらに最後は人類大勝利みたいな終わり方、ゴジラ虐めて勝利してよかったねとかね…
残虐描写が作品内にあるからゴジラは死ぬべきという話で進むのは正しい、ただ生物として捉える視点が欠落している
なにこのWe are USA!のノリ

デストロイアのラストを思い出しました
あれはハッピーエンドじゃなかった、でも感動した
シン・ゴジラはハッピーエンドだった、でも悲しみが増した

まあ書き方の一つだと思って受け入れるしかないなと思いました

413感想下記:2016/09/02(金) 14:48:01 ID:wTJguzVI
シン・ゴジラ追記
ちなみに自分なら最後のエンドは凍結失敗→核兵器を乗せた飛行機が飛び立ち終了というものでもよかったと思う。
絶望を書くならばここまで徹底してもよかったと思う。

414変な人:2016/09/02(金) 18:43:43 ID:Ga2CPIvE
今回のゴジラは核兵器の犠牲者の象徴では無く
東日本大震災と原発事故の化身と言うべき存在で
天罰では無く天災、怒りでは無く、無感情
バッドエンドでもハッピーエンドでも無く
ようやく勝ち取った小康状態、to be continued
なんですよ

そしてそう言うコンセプトを
ふんだんに庵野イズム
つまり、思わせ振りで、大げさで、とにかく謎めかせりゃいいんだよ
と言うハッタリづくしの濃いめの味付けで仕上げたモノなんですよ


でもその思わせ振りが、良い感じで
視聴者自身に色んな事を考えるきっかけを与えているという ね

実に巧みな作りだと思いました

415deku:2016/09/02(金) 19:29:48 ID:ekgEtR1.
・ミュータント・タートルズ
吹き替えが酷すぎて途中で変えてしまった
ちょい役ならともかく長台詞であれはない
ヒロインがきっちり仕事してるのは好感が持てていい
シュレッダーの強さは素晴らしかった
ちょっと齧った連中に負けるかと言わんばかりの暴れっぷりが楽しい
あとあのスーツ超使いづらそう

・バットマンvsスーパーマン アルティメットエディション
PS Storeで買ったけど特典が申し訳程度なのが泣ける
こんなんならソフト版を買えば良かった

内容はカットする部分が逆だろ、というのが正直な感想
追加されたのは主に2人が対峙することへの説得力が増すシーン
特にスーパーマンが何故バットマンを危険視するかが分かりやすくなってる
劇場で見たときは正直、自分のこと棚に上げて何言ってんだと思ってた
観終わってから引っかかることがほとんどなくなるからメタヒューマンと未来? 関連と今回の追加シーンを丸ごと変えた方が絶対良かったよ
ただロイスのダメダメっぷりが際立つだろうが
情報は得るだけで終わってるのがなんとも
黙って見送るんじゃなくてせめて小声ででも伝えろよ
結果はどうあれ印象は変わるだろうに

416感想下記:2016/09/02(金) 20:33:34 ID:wTJguzVI
>>変な人さん
>>ようやく勝ち取った小康状態、to be continued

そうであるにしても除染がさっくりできる物質だよっていうのは問題と真っ直ぐ向き合わなかったなっていう印象になりましたね、その方向性でも

417:2016/09/02(金) 20:41:12 ID:IdMETDKk
ぶっちゃけいつ復活するか、他に個体がいないか、最終処理どうすれば良いのか
除染にしても半減期が年単位なのでいうほど簡単でもなく問題山積みで片付いてないのです

418ヤカル:2016/09/02(金) 20:49:12 ID:4ktgFfH.
>>415
dekuさん
劇場版の動機は
「自分の価値基準で自警団やってやがる」
みたいなのでしたっけ
たしかに描かれた動機はおろか、自分がどう解釈したかすら、全然印象に残ってないなあ…

419変な人:2016/09/02(金) 20:51:33 ID:Ga2CPIvE
除染ていうか、ゴジラ自体が今もなお…なんですが

420修都 ◆7VC/HIVqJE:2016/09/02(金) 20:53:25 ID:EYZHLtgE
>>412 感想下記さん
個人的には同感かなぁ。僕も、バリバリの平成シリーズ好きなので。
あの時代のゴジラって、神秘性が非常に強かったですから、今回のゴジラみたいにただの生物みたいに描かれると、違和感みたいなものは感じます。
前も書きましたけど、庵野がやりたかったことは分かる。でも個人的には、それじゃ燃えなかったし、感動もできなかったというのが僕の感想です

421レト:2016/09/02(金) 21:02:31 ID:hElrqMRI
シン・ゴジラは80年代の特撮オタクの趣味の集大成みたいな映画ですから。
そこが作品の魅力であり、同時に限界でもあるのでしょう。

422変な人:2016/09/02(金) 21:07:10 ID:Ga2CPIvE
まあ、今までにないゴジラってのはまちがいないんで
こんなんゴジラじゃねえ!って感想はわかりますね

特撮技法に拘ったり、破壊の化身だったりで
原点回帰してる面もあるし
全く新しい面も持ってるし、平成ゴジラの定石を意図的にぶっ壊してる、つまり逆に言えば強烈に意識してるし

ゴジラで有りゴジラで無い、事前の期待からすると判断に困る作品ですよね


ただ、どうせ作るんならこのぐらい濃い味付けが良いなぁとは思いますね
賛否両論だけじゃ無く色々言われる、どぎつい味付けが
半端な味付けのゴジラとか、今更みたくないですし

423感想下記:2016/09/02(金) 21:12:54 ID:wTJguzVI
本当に作品として問うような内容であれば核を落とすべきだったと思うんだけどなぁ…
セカンドインパクトを書いた作者がその選択を考え付かなかったとは思えない

途中まで核落ちるんじゃねぇのか…とドキドキしていたのを返してほしいwww

424変な人:2016/09/02(金) 21:17:48 ID:Ga2CPIvE
平成ゴジラが好きなわりに
核兵器使用推奨なんですね

まぁ、平成ゴジラだと核兵器使用の度に何か怪獣が生まれるし…派手には成りますしね

425感想下記:2016/09/02(金) 21:25:07 ID:wTJguzVI
使える手をどれだけ使ってもコントロールが出来ないもの
痛みを伴って、しかも他国主導でしか結局は止められなかったっていうのもありかなーと思いますね。
日本という国の限界みたいなものを見せつけるっていう話にはなったと思う。

絶対に問題になりますけどね!作品としては!

426deku:2016/09/02(金) 21:27:07 ID:ekgEtR1.
>>418 ヤカルさん
劇場版だと取って付けたように敵視してるわ、いきなり焼き印が入った死体写真を送られてきてるわで描写が歯抜けでしたからね
追加シーンではゴッサムの人々がバットマンに恐怖してるのを目の当たりにする(後ろ暗い所がある人は、とフォローされてはいる)
焼き印を押された犯罪者が刑務所で私刑にされるとバットマンの負の部分が描かれてたのでそこら辺スッキリしました

427:2016/09/02(金) 21:27:12 ID:jExM2qFo
問うような内容はないと思いますよ

結末はオキシジェンデストロイヤで倒された初代ゴジラのリスペクトでしょうし

428レト:2016/09/02(金) 22:07:04 ID:hElrqMRI
ダークナイト・リターンズが30年も前の作品だというのは本当に凄いことだと思います。
自警行為をそれも正体を隠して行うという設定は現代では厳しくなっているという
時代の変化をフィクションにおいて反映させたわけですね。

429感想下記:2016/09/02(金) 22:19:43 ID:wTJguzVI
>>424 変な人さん
平成ゴジラは反核っていうレベルじゃないと思いますね。
あれは反人類であり賛歌って感じですね
反核は反人類という要素を書く道の上にあっただけだと思います

>>427 徹さん
毒をもって毒を制す
オキシジェンデストロイヤーに関しては今回の凝固液とは性格がかなり違いますからね…
どちらかというと熱核兵器に近いものだと思います…良くも悪くも

430多鎖:2016/09/03(土) 19:31:01 ID:5XadLArc
シン・ゴジラは「一般的な」人間ドラマを極端に削減した割と淡々としたものなのだけれど、
その異色さ故に「何を期待してこの映画を観に行ったのか」という各人の根底的な趣向が露骨に感想に反映されるんですよね。
twitter上で「極上の白米」に喩えられていましたが、より心理学的な方向で比喩するとロールシャッハテストのそれに近い在り方。
変にハリウッド的にせずとも、こういうアプローチの仕方もあるという事を示せただけでもこの作品が作られた価値はあると思う。

とりあえず、明日辺り新海作品をある程度経験したTS次元民として「君の名は。」を鑑賞しに行きます。

431スパイク(新トリ) ◆KuPMOslVaQ:2016/09/03(土) 23:54:32 ID:Lo9YSlPU
そうそう、一般的とは違うけど人間ドラマはあるんですよねw
何というかな、物語の「外」にあるもののドラマが描かれているというか……

432ギア:2016/09/04(日) 02:14:04 ID:N7Zc/8Ys
>>430多鎖さん
ちょこまかとした『ドラマの匂い(種)』はありますし、あんだけ多くの登場人物を役割ごとに働かせ切ると観客としても補完し易いって感じですかね。
なんかズルいといえばズルいような気もしますが笑、
あそこまでシミュレーションを実施し切った上での副産物と考えたら立派なモンなのかも。

433スパイク(新トリ) ◆KuPMOslVaQ:2016/09/04(日) 07:43:11 ID:Lo9YSlPU
各所の関係者や専門家に聞いて「超巨大怪獣が出たら政府はどういう風に動くか」という事を徹底的に検証したと聞きますが、あの「閣僚のほとんどがヘリに乗って一掃」なシーンもその結果だったりするんだろうか……w

434:2016/09/04(日) 09:00:06 ID:jExM2qFo
首都壊滅するまでは度々家族の写真を見ていたチームの人、どうなったんですかね
蒸し焼きになった数万人の遺体回収とか考えるだけでめげます

435感想下記:2016/09/04(日) 12:42:10 ID:OBbiT.b.
良くも悪くも常に世の中を動かしてきたのは 一握りの天才だ!
みたいな感じもしましたけどね。

子供がいないんですよね、この話
子供の純粋な願いが奇跡を起こすとか人を動かしたとかその要素が少ない
どちらかというとゴジラ殺せみたいなデモ隊の声として表現してたかなぁと思います。

436ほだか:2016/09/04(日) 13:42:12 ID:ciJ7Megw
>>433 スパイクさん
あれは災害とかでトップが死亡した場合どうなるか?ということだと思うので、取材したんでしょうね
多分その際に、トップが替わってもまぁ大丈夫っていうアンサーになったんだと思います

437唯野:2016/09/04(日) 14:33:45 ID:eUkOASAg
≫良くも悪くも常に世の中を動かしてきたのは 一握りの天才だ!
みたいな感じもしましたけどね。

なんでこんな感想が出てくるんだろう
本当に同じ映画を見たのか疑うレベルだ

438スパイク(新トリ) ◆KuPMOslVaQ:2016/09/04(日) 14:43:13 ID:Lo9YSlPU
>>436 ほだかさん
なるほどー……やっぱ、何だかんだいって日本は完成しているんだよなぁ>トップが替わってもまあ大丈夫

439ほだか:2016/09/04(日) 15:04:54 ID:ciJ7Megw
>>437 唯野さん
どこかでシンゴジラは明確なテーマを設定してないし、話が淡々と進むので、
普段その人が考えていることがそのままゴジラの感想になっているみたいなこと言っててなるほどなー
と思いました

440ヤカル:2016/09/04(日) 15:11:25 ID:uGebFaHA
漫画家の緒方てい先生のツイッターですね>普段その人が考えていることが感想になっている

441ほだか:2016/09/04(日) 15:18:25 ID:ciJ7Megw
>>440 ヤカルさん
おぉ!そうでした。ありがとうございます。
あと別な方の意見と混ざっていいたようですね

シン・ゴジラの面白いところはそれぞれの感想が普段からその人が普段から主張している言と同じである事。
私は「物語とは誰かに希望を与えるものであるべき」
私の友人は「とにかく尻尾が可愛い」
福島み○ほ女氏は「とにかく原発はダメ」
島本和彦先生は「やめろぉぉぉ!庵野ぉぉ!」

442スパイク(新トリ) ◆KuPMOslVaQ:2016/09/04(日) 15:28:02 ID:Lo9YSlPU
……そんな事言ってたのか、み○ほちゃん……wwwwww

443レッケイド:2016/09/04(日) 15:49:30 ID:rOdc0Vnw
日本の組織としての強みと組織の大きさからくる動きづらさ両方描写してましたし
米国の判断も別に作中否ってほどでもありませんでしたよね
…一握りの天才とかいましたっけシン・ゴジラ

個人的には庵野さん楽しそうに趣味に走ってるな、という感想でした

444修都 ◆7VC/HIVqJE:2016/09/04(日) 16:34:29 ID:EYZHLtgE
まぁでも、はっきり言ってしまえば、主人公や主人公の周りに集まった人たちの反応の方がおかしかったというのはあると思いますよ。
むしろ、首相や大臣、官邸に呼ばれた学者たちの反応の方がまとも。
あの段階で、あれは生物だとか、あれは陸上を歩き出すとか言う人たちの方がおかしいです

445スパイク(新トリ) ◆KuPMOslVaQ:2016/09/04(日) 17:12:26 ID:Lo9YSlPU
うーん、生物というのは別におかしくはないような……

446感想下記:2016/09/04(日) 17:17:05 ID:OBbiT.b.
一般の考え方を否定するというのはよかったとは思う
でも主人公が映画製作者と同じサイドに立ちすぎるきらいがあるんですよね、シン・ゴジラ

あたかも主人公たちのような人間が日本の舵取りをとるのがいいのではないかというメッセージさえ感じてしまう。

447スパイク(新トリ) ◆KuPMOslVaQ:2016/09/04(日) 17:24:07 ID:Lo9YSlPU
何か釣り臭くなってきたなぁ

448ヤカル:2016/09/04(日) 17:31:26 ID:vCE9aUiY
>>444
修都さん
学者はすでにゴジラが生物だと確定した段階に呼ばれて
ありえないありえないと、陸上に上がる可能性はおろか、現実にすでに起きていることすら否定していて、
まともどころか、「よくあるバカな学者像」だったと思います

>>446
感想下記さん
>一般の考え方を否定する
どの辺の事ですか?

主人公の立ち位置云々については、
「ゴジラに対して現実的に(現実にゴジラが出たら、本当にその通りに対処するという意味ではない)対応する」
というコンセプトでスピーディに話を回すためにああなったのだと思いますが

449修都 ◆7VC/HIVqJE:2016/09/04(日) 17:37:10 ID:EYZHLtgE
あー、書き方が悪かったです。
一番最初の段階では、生物が現れたという認識すらなかったのに主人公がやたらにあれは生物だと言い続けていたのはちょっとおかしかったということですね。
学者にしても、そりゃああいうことを言うのは当然ですよ。だって何のデータもなく、映像だけがある状態で意見を聞かれて何か実のあることを言えというほうが無理です。
まともな学者なら、何のデータもなく、実際に現場に行った訳でもないのにあれは歩き出すとか言えませんよ。

この映画が、政治家や官僚や自衛隊の皆さんがんばってくださいよ、という映画だったとは思いますよ。
がんばろうじゃなくて、がんばってくださいという映画だったとは思います

450感想下記:2016/09/04(日) 17:41:13 ID:OBbiT.b.
>>448 ヤカルさん
>>一般の考え方を否定する
福島原発事故の様な後から見れば楽観的な考え方を軸に発言していたという描写は良かったと思う。
お偉いさんがたの経験則で動いていたものに対し、それとは別軸で物事を考えている主人公というのは良かったと思います。
書き方が足りませんでした、申し訳ありません。

ただ主人公に関しては成功が前提で話は動いたなというのが感想です。
ヤカルさんの言う通り物語なのだから成功して当然だと思いますが、気になるとこもある
自分たちのプランを通すためにフランスと交渉し爆撃を遅らせた流れ
一歩間違えればゴジラが動き出し更なる被害をもたらした上で熱核ドーンだった可能性だってあります。

成功したからいいですが、そうなった場合彼らはどういう感情を抱いたんだろうとは思いますね。
リアルがゆえに目立った部分かなと思うし、偏屈な読み方だとは思っています。
裏を返せばそこまで検討したくなる要素がある良い作品ということなのかもしれません。

451感想下記:2016/09/04(日) 17:46:19 ID:OBbiT.b.
>>449 修都さん
>>この映画が、政治家や官僚や自衛隊の皆さんがんばってくださいよ、という映画だったとは思いますよ。
がんばろうじゃなくて、がんばってくださいという映画だったとは思います

その感じすごいわかります。優秀なやつがやればいいっていう感じがどうしてもしてしまいますね。

それと同時に優秀じゃないやつはそのテーブルに上がらなくてよいという排他的な感じがあります。

452:2016/09/04(日) 17:47:57 ID:zPFmx2xw
核が実行された場合、首都圏は壊滅するのでこれ以上の被害もクソもないんじゃないですかね
倒せるかどうか判らないのは核も同じですし

453感想下記:2016/09/04(日) 17:50:14 ID:OBbiT.b.
>>452 徹さん
じゃあ、かなり意地悪な発想になりますが、
もし進化に成功し飛行し始めて核でも落とすのが困難になった場合はどう思ったんでしょうね?

454:2016/09/04(日) 17:57:37 ID:zPFmx2xw
何が意地悪なのか判りませんが
そもそも核の有効性に疑問が残るのでなんとも
核に耐えて手を出せない地域になったり、四散して増える可能性もありますからね

凝固剤の方はサンプルによるテストが済んで有効性が証明されているので
同じテーブルに載せるのが間違いでは


あと、無能が出てくるなというのは至極当たり前のことと思います

455感想下記:2016/09/04(日) 18:05:09 ID:OBbiT.b.
>>454 徹さん
サンプルで成功したから実際に成功するかどうか確実なことは言えないというのがまず第一の意見です。
そのうえで成功する確率があるならば試してみるのは間違いでないというのが第二の意見。
ただその成功するかどうか基本は分からないものに対して他の成功率が高いと思われているプランの予定を遅らせる是非というものに関しては要検討したほうがいいというのが第三の意見です。

あと現時点でゴジラ細胞のサンプルに対して高エネルギーに晒した場合の反応に関するデータがでていない以上熱核兵器の有用性に関してはこれ以上の論議は難しいと思います。

456:2016/09/04(日) 18:08:23 ID:zPFmx2xw
仮定の話をされたので仮定で返しただけですしね

457感想下記:2016/09/04(日) 18:23:58 ID:OBbiT.b.
その仮定を検討した上で建てるものが作戦だと思います。
そしてその作戦を進めたうえでのメリット、デメリットを極めて客観的に捉えた上でやるべきだとも思います。

458:2016/09/04(日) 18:33:23 ID:zPFmx2xw
そして未知の事態に対し、そういった作戦を立てれるのが一握りの天才ですねー

459スパイク(新トリ) ◆KuPMOslVaQ:2016/09/04(日) 18:35:55 ID:Lo9YSlPU
そろそろ、白熱スレに移られた方がいいかもしれませんね

460感想下記:2016/09/04(日) 18:43:05 ID:OBbiT.b.
では最後に一つ

>>458 徹さん

あそこまで進んだ意思の共有ができたのが主人公一味だけだったのはしょうがないと思う
事実あのメンバーじゃなきゃこのエンディングに辿りつけなかったとも思う
そしてそのうえでやりやすい環境を作るための内閣総辞職ビームは大局的に見れば幸運だったと思う(ゲス発想)

少数精鋭の強味というのが存分にでているのはいいとは思うんですよね
大多数派の象徴でもあった旧態じみたものが減ってなければ核一直線だったかもしれませんね…
そのあたりは非常に難しいとこでもあると思いますね…

461唯野:2016/09/04(日) 20:38:24 ID:yZVLXAFo
シン・ゴジラを一握りの天才が世の中を動かしたと解釈するならそれは牧悟郎のことだろうな
カヨコなんかどうでもよくなるほど牧教授だけ作品のリアリティレベルをぶっちぎってる

462多鎖:2016/09/04(日) 23:52:33 ID:5XadLArc
>>461
>唯野さん
普通の作品の一握りの天才達は「雑兵達が時間稼ぎしてくれた。後は俺たちに任せてあっち行ってろ!」と『チーム』として各々がワンマンアーミーっぷりを見せ付けるけど、
この作品の場合「俺達が全部お膳立てしたから後は現場の人に任せた、頼む!」という感じで
一握りの天才達という名の『支援集団』で一まとめに扱われている感じがするというか。
言うなれば、ひぐらしシリーズで『皆殺し編』までは明確に「主人公」だった圭一達部活メンバーが『祭囃し』編では(半ば意図的に)「メインキャスト勢」に格落ちしたような感覚。

その辺を考えると、事実上たった一人で世界中を引っ掻き回したあの人だけぶっ飛んでるよなぁ……

463感想下記:2016/09/05(月) 00:26:58 ID:OBbiT.b.
シン・ゴジラの本筋とはずれるんですが
『常に世の中を動かしてきたのは 一握りの天才だ!』
というセリフを吐いたのはZガンダムのパプティマス・シロッコというかたなんですが
彼は劇中次の時代は女が統治すればいいと言っているんですよね

シン・ゴジラの主人公も偉くなることよりも次の時代がどうなるかっていうことを最後は大事にしていたと思う。
シロッコに近いのかなと感じる、実際その辺りを意識してキャラデザインをしたかどうかは知らないが…

464スパイク(新トリ) ◆KuPMOslVaQ:2016/09/05(月) 01:12:21 ID:Lo9YSlPU
>>462 多鎖さん
で、その支援集団のお膳立てのお膳立てをするためにシャツの仕立て屋とか弁当屋とか本当に色んな名も無いプロの人たちが頑張ってる感があったんですよねー。
さっきの話じゃないですけれど、そういう「天才だろうと何だろうと服やご飯などの兵站はいる」感というか世界の「外」を感じさせる作りは本当に凄いと思った

465ギア:2016/09/05(月) 01:24:01 ID:N7Zc/8Ys
>>464 スパイクさん
ただ人間ドラマが省かれてる分、そういった現場の人達の人間味がなかったってデメリットもあるんですよね。

実際にゴジラを倒したのは現場の人達だけど、彼らは手足となっただけで『代役可能な人手』であり、一握りの頭脳役が居なかったら何もならなかった感は確かにありました。
勿論『組織対災害クラスの怪物』というテーマ上、これは当たり前のことなんですが、
必要以上に現場クラスの様子が淡々と描写されたのもあって、感想下記さん達が仰ることも分かる部分はありますねー

466スパイク(新トリ) ◆KuPMOslVaQ:2016/09/05(月) 02:22:36 ID:Lo9YSlPU
>>465 ギアさん
んー、まあ『数』で戦ってたのは確かですけど今の自衛隊って色んな専門知識がいるし(感情的な意味ではなく、純粋に利益とかそういう意味で)失ったら『代役可能な人手』というレベルで割り切れるものではないと思うんですよね……
というか、個人的には1回目の通常兵器での敗北でねっちり「現場」の感情を描いてたからヤシオリ作戦をやってる時もドラマ感を感じないという事は無かったかなぁ

467感想下記:2016/09/05(月) 08:54:18 ID:OBbiT.b.
現場の人も実際一握りの天才だと思いますね。
ヤシオリ作戦、死ぬことを覚悟して日本という国のために戦うんですよ。
それは生半可なものではないと思いますし、失敗も許されないプロですよマジで。

いざという時、誰かのために戦える人間は優秀だというのが僕の意見なので現場の人達もすごいと思います。
そのすごさに関しては描写が少ない、そこは主人公が前線に出て同じ立場になったことで表現しようとしたのかなと思います。

作戦に向かう人たちと家族の描写とかあればまた変わったのかもしれませんけどね
国のために戦うという決意をした個人とその家族の作戦に対する評価というものを
極論でいえば核を落とす作戦でいけばヤシオリで犠牲になった人間は生きてたかもしれないんですから。

468ギア:2016/09/06(火) 11:39:35 ID:N7Zc/8Ys
>>466 スパイクさん
あー、『代役可能』というのは技術的な面というよりは、(個人的には)ドラマを感じられない現場の人たちは『キャラとしての顔がない』から、
その人である理由が感じられないって感じですかね。
彼らも彼らで命を賭ける理由やら守りたい人がいるはずなんですが、それを匂わすこともなく『手足となって働き切った人』で終わってるので、モブみたいな感じなんですよね。
なので、(実際に人員に余裕があるかともかく)欠員が出れば淡々と次が補充されて、以前と同様に問題なく回るんだろうなーって印象でした。

まぁ組織が回るためには代替要員が機能して、スムーズに代わりが務まることが大事なので、当然といえば当然なんですが、
仕草や一言の台詞なんかでいいので、もう少しキャラを立たせて欲しかったかなぁとは思いました。

そういう意味で、一部の官僚が一握りの天才であとはその手足となって淡々とこなしてるって印象がありましたね。

469みる子:2016/09/10(土) 14:39:35 ID:flAfD09Q
・スーサイドスクワッド (なんか長くてすみません)
見たことあるノリだなぁと思ったら、ガーディアンズ オブ ギャラクシーだ! 名曲の使用率からして似ている。
本国では酷評されたらしいけど、ポイントポイントではセンスを感じられたし… また評価のしづらい作品が出来上がってきたものだなぁ。
ヴィランズというよりは、ヤンキー大集合映画という印象でした。急に「仲間だからだ!」とか言い出すからなー(笑)

デッドショットは『悪逆の狂宴』そのままのタフガイでちょっと拍子抜け。バットマン アーカム三部作だともっと外道なんですけどねー。
ウィル・スミスが演じてるからかブラックスプロイテーション感もあり、ちょっとしたダークヒーローだなぁ。まぁ、カッコイイんですけどね。

ハーレィクインはとにかく可愛かった。もうそれでいいじゃない。エンチャントレスは魔女化の演出がスゲェ。でも正装はちょいダサ…。
フラッグ大佐はロボコップではなく当初噂されてた通りトム・ハーディだったなら、もっと殺気に満ちた作品になっていたかも?

個人的に非常に残念だったのはアクション演出が漫然としていたこと。特化型技能者の集団に相応しい一芸の凄味がもっと見たかったのです。
あと烏合の衆だった奴らが咄嗟に生み出す野生のコンビネーション攻撃とか、そういう『燃え』も欲しかった。
ただ本家ヒーローの登場シーンは流石の格好良さでした。本当の主役は俺たちなんだぞ! とでも言いたげ。
ジャスティスリーグのショートクリップは今のところ割といい感じだと思うので、この調子でお願いしたい。…頼むよ、ホント!

470シャアダム:2016/09/11(日) 11:03:03 ID:slHMF61A
◆orange (2015年作品)

原作は「別冊マーガレット」「月刊アクション」に連載された漫画。10年後の未来の自分から自分宛に来た手紙に転校生に関する出来事が書かれていて、彼が自殺するのを防ぐため主人公が未来を変えようと奮闘する恋愛青春映画です。

この映画を楽しみたかったなら、原作やアニメを観ないで初見がベスト。もしアニメ原作を見てるなら内容を忘れた頃に観るのがベターですね。
アニメ等を観た後すぐに観るとただのダイジェストになって面白さ半減ですね(まあ何にでも言える事だけどね)。
逆に言えばアニメにそっくりで違和感ないって事ですね。映画の方が濃縮されてる分、設定の荒が見えなくてなかなか良かったです。
細かいところでアニメと違っていて、そういう楽しみ方も出来ます。「あずさ2号」じゃなく「ひげダンス」で笑うとか。

大きなネタバレになるので、ラストがどうなるのか派書きませんが、それなりに感動しました。コブクロの歌もよかったし、題名の「orange」の意味もなんとなく分りました。
予告を観ると翔が「ありがとう、さよなら」って言いながら自転車を爆走させていましたwしかし6人の仲良しぶりを観てるとスピードワゴンが「甘ーい!」って突っ込んでくれないかなあって思いました。
どうやって手紙を過去に送ったのだろうって?そりゃあ遠い未来「タイムマシン」が開発されるんでしょうね(手紙ぐらいしか送れない「シュタゲ」みたいな感じの)。
原作ではもう少し具体的だったと思います。あと「リレー」のアナウンスは6組の回し者かw
まあまあ良く出来た映画だと思います。

471シャアダム:2016/09/12(月) 20:30:19 ID:slHMF61A
◆SPY/スパイ(2015年米)

スパイ映画といえば「007」だが、この映画は「007」をパロったような太ったおばちゃんがスパイとなって活躍するアクションコメディです。
アメリカ人って、日本がアニメでしかやれないことを見事に実写でやるんだなあって再認識させられるなかなかの快作でした。

最初、ドジなスパイが重要参考人をギャグで殺したときは「なんだこれ?ふざけすぎ!」って冷めた目で見てましたが、ふっとったおばさんがスパイになって敵地に乗り込む頃には凄く面白い映画だと変わりました。
いやあ面白かった。「特攻野郎Aチーム」「チャーリーズエンジェル」っぽい映画でした。
特にジェイソンステイサムやジュードロウの引っかき回しギャグはクスクスと笑いがこぼれました。

久々に隠れた(自分が知らないだけ)財宝を発見した満足感がありました。ぜひ続編が見たいですね。

472シャアダム:2016/09/12(月) 20:58:24 ID:slHMF61A
◆バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生(2016年米)

なんていうか、夢の共演にしては爽快感が無いちょっと詰まらないえいがでしたね。
ライトの反射、暗がり、爆発の発光などで、せっかくのアクションシーンがよく解らなくてイライラしましたし、
最初に出てきた敵の正体も詳しく説明されず、やっつける前に18ヶ月後に飛んでそれっきり。子供は楽しめない映画ですね。
大人だって、よほどアメコミや特撮好きじゃ無いと面白くないと思います。

バットマンとスーパーマンを互角に戦わせようとして色々苦心惨憺するくらいなら、最初っからいがみ合いながら協力して巨悪を倒す方が面白いと思いましたわ。
また、レックスルーサーが若すぎて、貫禄の無いオタク青年で、黒幕にしては役者不足かなあ。
テーマも正義の超人が勝手に悪人を裁くと被害が大きくなるからアカン!。っていうもので、無理矢理感が半端ない。
分かりにくいルーサーの罠も面白さにつながってないなあ。

悪口ばかり書いたけど、いい点もあります。
謎の女がアレで最後に大活躍!チラチラと他の超人も姿もでてきて、続編で活躍するんだろうなあというワクワク感。
スーパーマンを苦しめるだけのクリプトン鉱石が、結構役に立ったl事。ダイアンレインやケビンコスナーが出演してたことなどなど
あと、スーパーマン、バットマンのお母さんが同じ名前だったとはねw

じっくり見ればそれなりにうなるような所はあると思いますが、片手間に観るべきエンターテイメント的な映画ではないので。
最後に、この映画で一番許せないのは、あの人が死ぬ事です。続編は彼なしですかね。

473シャアダム:2016/09/13(火) 23:03:46 ID:slHMF61A
◆レヴェナント: 蘇えりし者(2015年米:レヴェナントとは幽霊の事)

インディアン(凶暴なアリカラ族)に追われ、熊に襲われ瀕死の重傷を負った上に、仲間に息子を殺される主人公グラスが、復讐のため一人取り残された極寒の地で生き抜こうとするサバイバル映画。
実話らしいし、この映画はアカデミー受賞作品でもある(自分はここで驚きましたw)。

主人公もポーニー族の娘と結婚して、息子はインディアンの混血。そしてインディアン絡みで上司ともめて殺したという過去を持つ。そして今は毛皮商人のハンターチームの斥候として暮らしているらしい。

さて感想ですが、最初のアリカラ族の襲撃と熊に襲われて瀕死を追うところ、そして息子を仲間に殺される所までは面白かったのだが、その後の長い長いサバイバル生活で、何度眠気に襲われたことかw長すぎるんだよう、カットすれば2時間ぐらいでまとめられるだろうって思いましたよ。
まあ自分の堪え性が無いのが原因ですが、ホント体調の良い(眠気疲れの無い)時にしか見てはいけない映画だなあ。ずっと白黒の世界を観ていると眠くなるってwアカデミー賞映画に失礼だけど、これは自然の美しさ厳しさ(あと哲学っぽい神秘的な何かとグリズリーのリアルさ)が評価されてるのであって、ストーリーの面白さでは無いなあって思いました。

馬が欲しい連呼のアリカラ族は、ポワカって娘を白人に連れ去られたからって、白人皆殺しにしなくてもwフランス人には普通に接してるので、アメリカ人との見分けはつくのかな。途中主人公が観る不思議な幻や夢は、多分日本人には分りにくい感覚で、「地獄の黙示録」っぽい。解説を見たらポワカさんは無事救出されたようで、それでもアメリカ人は殺すようでw
意味不明の部分も沢山あるので、もう一度見返したい映画ではあるが、また寝むくなるだろうなあ。あと、主人公を助けたインディアンは誰に吊られて殺されたんだろう?

最後に、主人公の銃声がアリカラ族を呼んでしまった気もするし、一人で斥候に言ったのも主人公のミス。瀕死になってみんなに迷惑を掛けているから、「俺を置いていってくれ」と頼まなかったのも息子を死なせた原因だし、
自分が生き残るために、馬泥棒をして、何人か撃ち殺したよね?主人公もフィッツさんと同じくらい罪深い気がするんだよね。
ホントに不思議ななんとも言えない映画でした。最初ホラーかと思ったよ。

474シャアダム:2016/09/14(水) 18:00:39 ID:slHMF61A
◆,オデッセイ(2015年米) ※「長期の放浪」という意味です

まあまあ面白かったです。ちょっと都合良すぎる箇所もあったが、面白かったので目をつぶるw
宇宙旅行では些細な事故でも死に直結するのに、この主人公の強運、植物学者なのに、機械工作も万能、運動神経、体力、操縦技術、医療技術、コンピュータ技術、化学技術、勇気、回復力が人並み以上のスーパーマン。
そりゃあ、火星で独りぼっちになっても生き残れるわwグリズリーに襲われても大丈夫じゃ無いかなw

テンポ良く進むので、途中でだれないところが良かった。しかし、加工イモの生命力のたくましさよ。
少し気になったのは、まだ生きてることを仲間に伝えないことで怒ったこと。日本人なら相手を思いやり、堪え忍ぶところなのに、お国柄が違うのだろうなあ。
彼らが「ライトスタッフ」ならあまり感情的になるのはオカシイ気がするが、まあ映画を面白くするためだろうね。

食べ物が足りないというのに、食ってるシーンばっかりだし、陽気な音楽を掛けたり、シャワー浴びてるし、「火星さようなら」の記念碑ばっかり作ってるし、もう少し危機感出したら?って思ったけど、これもお国柄なんだよねw
また、太った東洋系の技師がなあ。いまいち頼りなさそうで、役に合ってないような気がする。

なんやかんや言いましたが、謝意金観た映画の中では大変楽しめました。さすがリドリースコット。

475シャアダム:2016/09/14(水) 18:03:32 ID:slHMF61A
なんやかんや言いましたが、謝意金観た映画の中では大変楽しめました。
                   ↓
なんやかんや言いましたが、最近観た映画の中では大変楽しめました。さすがリドリースコット。

476シャアダム:2016/09/14(水) 22:30:36 ID:slHMF61A
◆グラスホッパー(2015年制作)

原作は「コインロッカー」「フィッシュストーリー」「重力ピエロ」など数々の小説が映画化された伊坂幸太郎氏。
リアルさを追求する人には向かないが、意外性と爽快感と多少のバイオレンスを求める漫画好きには溜まらないようなストーリーの映画でした。

最初、実際に怒ったような歩行者ひき殺し事件が起こったときは、なんてハードな映画なんだと思ったんですが、主人公が気弱な中学の先生で、ドジばっかりしてるのも観て結構緩いんだなあってちょっと安心。
半分ぐらい見たところで、ああそういう映画だと分っちゃいましたwでも指輪は仕事の依頼金だと思っていたらちょっと違っていましたけどね。

しかし、自殺屋とナイフ使いは完全にサイドストーリーでしたね。あいつらも仲間になるのかなと思いましたけど。2時間以内でこの内容のので、なかなかの佳作だと思います。
最後に、何年も前の料理は怖くて食べられないなあw

477deku:2016/09/14(水) 22:37:19 ID:ZReetv6Y
・ゴジラ(1954)
芹沢博士のビジュアルのインパクト、なんという格好良さ
今まで自分が知ってたのはジャイアント芹沢だっただけにギャップが凄い

芹沢博士が何故語り継がれるのかようやく分かったのは収穫ではあった
あまりにも悲劇的過ぎる…
理解者がいないわけではないのに死ぬしかなかったというのは悲しい

ゴジラの造形はマッシブでオマケに顔もゴツい
話に聞くとキノコ雲をイメージしてるんだったか
劇中での暴れっぷりもとにかく力強い
東京大空襲を想起させる大惨事、実際に被害にあった人の胸中は如何程であったのか
歩くだけでなく積極的に手を使って破壊行為をしていくのはもうどうにもならない
熱煙を吹き付けて火の海が起きるのは時代背景もあってヤバい
破壊の結果燃え上がるのではなく最初から燃やす前提の攻撃というのも恐ろしい
あと直接人間に吹き付けるのは初めて見た気がする

初代のゴジラには悲哀はあまり感じない
というかあれだけ傍若無人に暴れてまさしく破壊の権化という存在にそんな感情は持てない
最後の咆哮に悲哀は感じるがそれはオキシジェンデストロイヤーというさらなる理不尽に蹂躙されたものへの悲哀であって
ゴジラという存在そのもの悲哀ではない
言ってみればゴジラに蹂躙された人々への感情と変わらない

・シンゴジラ
間違ってクッションのない席に座ってしまいケツの痛みと手摺りで見えないこととの戦いになってしまった

地上の星とヘッドライトテールライトが流れても違和感のない映画
私は好きにした、というのが最も端的にこの映画を示してると思う
ゴジラの出番自体は3回くらいしかないが全てのことがゴジラを中心に起こっているので特に不満はない
さすがに序盤のCGの出来には不安になったが終わってみれば素晴らしい出来だった
ていうかCG制作白組か、最初手抜いてやがったな

今作のゴジラはダルダルの足、取って付けたような手
最初に熱線を吐く際の絶叫のような咆哮等、とにかく無理のある進化を重ねた存在という印象
ランドマークは壊さず徹底的に日常を破壊する使者であり核の被害者という側面が強いと思う

後に続くかはともかく、まだまだやれるという前向きな映画だった

478シャアダム:2016/09/16(金) 20:18:12 ID:slHMF61A
◆ガールズ&パンツァー劇場版(2015年作品)

ご存じ、美少女達がいろんな戦車を使って対戦する、荒唐無稽な大人気アニメの劇場版。
全国高校生大会で優勝したものの、学校は廃校することになり、大学選抜チームとの殲滅戦に勝てれば、廃校を免れる約束をなんとか取り付ける。
30台VS30台のクソ熱い戦車戦を描いた力作。

やってることは意味不明の地球に優しくない上、何故か乙女の嗜みである「戦車道」なのだが、何故か熱くて、なかなかに面白かったですね。
例えるなら歴代仮面ライダーが総出演して巨悪を戦う映画とだいたい似てる(アベンジャーズの方が分りやすいかな)。
凄いところは2時間の映画の4/5が戦闘シーンw日常シーンはオマケですね。ラストの主人公姉妹の友情パワーは凄かった。

戦闘は山あり谷ありで、それぞれの高校に見せ場があって、結構よく考えられてる。笑いどころはすぐ特攻したがるチハタン高校w
そして、陽気なイタリア系の高校。イギリス系は紅茶と上から目線、ロシア系はちびっ子を中心に友情に厚い。アメリカ系は豪快。
そして、初めて見る北欧系の「ケイゾク」さんは頼りになるサトリ系。黒森峰は冷静沈着。一番影が薄いのは大洗高校かも知れないね。

相手は大学生だが大学生に見えん!大学チームーの上にも社会人チームがあるとはこの世界どうなってるのw
町は平気で破壊するし、家を壊されて喜ぶ住民。いやあ不思議なある意味デストピアだね。

自分の好みの「娘」を応援するも良し、好きな戦車を応援するも良し、良く動く作画に感動するも良し、馬鹿馬鹿しいけど大変楽しい映画でした。
ちなみに自分の応援する女の子は、アメリカ系の高校のガムを噛みながら狙い撃つ女の子ですね。
あと、いつもあさっての方向を眺めてボゥとしてる子もちょっと気になりましたwいやあ名前は全員は覚えきれませんわ。ソド子は覚えたぞw

479スパイク(新トリ) ◆KuPMOslVaQ:2016/09/16(金) 22:47:31 ID:Lo9YSlPU
あの世界の日本は物凄いどころじゃないレベルで金があるらしく「戦車道の試合で壊された建物は、政府が1から全部建て直して差し上げます」というルールになっているんですよね、だから壊されると喜ぶというか「俺の家はいい加減古くなってるんだよー、だから立て直して欲しいからぶっ壊してくれー」と叫ぶ人も多いというw

480レト:2016/09/16(金) 23:09:00 ID:hElrqMRI
ハリウッド映画で爆破シーンの撮影に富豪が取り壊し予定の豪邸を提供したエピソードを思い出します。
解体費用が浮いて助かるんだそうで。

481ウララ:2016/09/17(土) 00:03:41 ID:dxbgNwyI
>>474 シャアダムさん
オデッセイ気に入られたなら是非とも原作の「火星の人」も読むと良いですよ
映画版はダイジェストと言っていいくらいに内容ガッツリ削られているので

映画ではさくっと乗り越えてたことも原作だと物凄い難事だったりします

482シャアダム:2016/09/17(土) 01:46:42 ID:slHMF61A
>>481ウララさん
いつか読んでみたいと思います・ご返答ありがとうございます。
それにしても最近はリメイク物が多いですね。「オデッセイ」も何度も映画化されてるみたいで、昔の映画版を是非観てみたいです。

あと、新作の「レイダース」のハリソンフォード大丈夫ですかね。年齢が。スターウォーズもですけど。
それと、「ガルパン」の最新作が作られるそうですね。声優が引退する前に沢山作ってくださいw

483シャアダム:2016/09/17(土) 22:42:30 ID:slHMF61A
◆ピクセル(2015年作品)※ピクセルとは「画素」の事

地球外知的生命体に向けて打ち上げた無人探査機(多分ボイジャー計画みたいなやつ)を受け取った宇宙人が、
メッセージに込められたビデオゲームの映像を見て、地球人からの挑戦状と勘違いして、ゲームキャラを真似た兵士を使って攻めてくる。
ゲームに則ったルールで攻めてくる敵に、先に三勝すれば地球は守られるのだが・・というゲームファン歓喜な内容の映画です。

「ガルパン」と一緒でその世界観を受け入れることが出来れば、馬鹿馬鹿しいけど楽しい映画だと思います。
今の少年にとってレトロゲームというのは「コールオブデューティ」(PS2)なんですね。じゃあ「ドンキーコング」「ギャラが」はなんて呼ぶのでしょうかね。
とにかく、何も考えないでポップコーン片手にくつろぐにはぴったりの映画でした。

昔「スーパーマリオ」の映画を観たときは人気のあやかった面白くないもの作るなあと思いましたが、この映画はが、テンポもよく、映像も進化してるので、同じゲーム映画でも、かなり楽しめる物になったなあって思います。
宇宙船内での「立体ドンキーコング」はやったことがある人は一見の価値があると思います。あとラストんの市街戦は「ゴーストバスターズ」っぽいですね。
しかし宇宙人がちゃんとルールを守る奴らで良かったですね。遊びで侵略しにきたのかなあw

ただ、パックマンの生みの親が出てくるのですが、自分は「だから何?遊ばせてもらったから崇めなきゃいけないの?」って感じで現実に引き戻され感があって、ギャグも笑えなかったし、いらないシーンかなあ(超個人的な感想でごめんね)。

ちょっと愚痴ったっけど、「ト○ン」「シュ○ーラッシュ」よりも楽しめたし、ゲーム好きにはたまらない映画だと思います。

484唯野:2016/09/18(日) 20:32:18 ID:yZVLXAFo
>>482
節子、「オデッセイ」は日本公開時に日本だけで勝手につけられたタイトルで、
原題は「he Martian」(意味は「火星人」)、初映画化作品や

ご都合主義ってのがどの部分のこと言ってんのかわからないけど、火星行きの宇宙飛行士に選抜されるのは当然、知力体力抜群のスーパーマンに決まってる
あと危機感が云々ってのは、ワトニーのユーモアと楽観主義があってこそ圧倒的な孤独と絶望を乗り切れたってことなんだよなあ

485シャアダム:2016/09/18(日) 23:11:53 ID:slHMF61A
>>484
初映画化だったのか、勘違いして済みません。同じ題名の映画が沢山あったもんで。

ところで、「火垂るの墓」は泣けるし、いい映画ですよね。

486シャアダム:2016/09/19(月) 14:09:32 ID:slHMF61A
◆X-ミッション(原題: Point Break=「限界突破」という意味かなあ?)2015年アメリカ

エクストリームスポーツ(スケボ・ロッククライミング・サーフィンなど危険でスリルを楽しむスポーツ)が得意なFBI新米捜査官が
各地でXスポーツをしながら、過激な犯罪を起こす集団に潜入捜査する話です。
昔観たキアヌ主演の「ハートブルー」に雰囲気が似てるなあって思ってたら、それのリメイクでしたw

犯罪集団は「オザキ8」と呼ばれる8つの過激なXスポーツをクリアすることを人生の目標としていた。つまり物欲ではなく精神的満足を得ようとしていたんだね。
犯罪はその挑戦資金を稼ぐため。その精神に感化された主人公は、犯人達に感情移入して、犯罪に荷担しそうになる。その辺を同決着を付けるのかが見所のある意味、大人の青春映画とも言えるのでは無かろうか。
アランドロンの「冒険者たち」に通づる物悲しい澄んだ空気を感じる映画でした。

「レヴィナント」がよく映像が綺麗だといわれるが、こっちの映画の方が綺麗な気がするなあ。
挑戦内容は、山頂からムササビみたいに飛ぶ・山頂からスノボで降りる、ロッククライミング・滝から落ちる・スカイダイブ・崖をバイクで降りる・嵐の中でサーフィンで大波をクリアするなど、どこまでが特撮なのか分らないが怖くて常人には出来ない物ばかりだ。
スリルを求める人って更に過激な挑戦をクリアしないと満足できなくなるって言うが、まさにそれだね。
ストーリー自体はあまり面白くなかったが、映像とアクションの凄さ過激さは一見の価値があると思います。
ロッククライミングって手が真っ青になるんだね。いやあ命がけな事よくやるわw

487シャアダム:2016/09/20(火) 20:48:04 ID:slHMF61A
◆天空の蜂(2015年作品)

原作は映画化の常連となった東野圭吾氏の1995年に書かれた作品。1995年といえば阪神淡路大震災の年。
そして1983年頃から建設し始めた福井県の高速増殖炉「もんじゅ」(原発)が発電を開始した年。

この物語は、新型軍用ヘリ「ビッグB」がそのお披露目の日に原発に恨みを持つ何者かに遠隔操縦され盗まれてしまう。
ヘリは爆弾を積んでおり、また開発者の息子が悪戯で乗り込んだまま、福井の原発「新陽」の真上で日バーリング。
日本中の原発を廃止しないと原発に落として爆発させると脅迫する。リミットはヘリの燃料が尽きる8時間。政府の対応は?というサスペンスである。

感想をいうと、ちょっと原発に対する考え方が古いなあ(原作が福島原発前に書かれたからね)、まだ原発が安全だと国民全体が思っていた時代だもんなあ。
政府は安全神話を壊したくないために、ヘリが落ちても大丈夫、原子炉は何十にも守られているからと主張するし、世間には止めたふりをするとか色々せこいのが腹立たしい。

それからこの映画って最初「反原発」かなあと思ったけど、
7原発のお陰で、快適な生活が送れるんだ、へりも開発できるんだ」とか「福井県以外の人はお金を払うだけで恩恵にあずかってる」「福井県の人はお金もらったから仕方が無い」とか
色んな主張が飛び交っていて、「原発推進」にも「反原発」にも、どうにでも捕れるところが、もやっとしてずるい映画だなあって思いました。

あと、見所であるアクションシーンは肝心なところで少し残念な感じになってる。子供を救ってパラシュートを開くところとか、カットしないでそこにお金を掛けろよって思ったw真犯人とのラストバトルも中途半端で残念。
役者が豪華すぎて、そっちにお金を使い果たしたのかなあ。ホント役者は豪華(江口洋介・本木雅弘・竹中直人・などなど)
しかし、「ビッグB」が意外と格好いいな、ずっとホバリングしてばっかりだけどねーw

まあでも全体的には楽しめたし、意外などんでん返しや原発関連蘊蓄も面白かった映画でした。

488シャアダム:2016/09/20(火) 21:36:59 ID:slHMF61A
◆ストレイト・アウタ・コンプトン(2015年米)

アウタとはOUT OFの事で、題名は「コンプトンの外へ」という意味です。コンプトンはカリフォルニアの都市。
この映画に出てくるゲットーとは弱い立場の人たちが住む、居住地(ユダヤ人隔離地から来ている)。

いやあ、題名が格好いいとの理由から借りてみたが、有名ラップグループNWAの歴史映画だとは思わなかったわ。
エリック(イージーE)からはじまりエリックで終わる構成だった。ラップにはあまり好きでも興味も無いし、ラップのことは何も知らない自分がこの映画をどう思ったか正直に書いてみたい。

これが実録と思うと、人生いろいろで、生きるって大変だと改めて感じたし、波瀾万丈ノコの映画は意外と面白かった。飽きずに最後まで観られた。
音楽も好きまでは行かないけど、まあ心地いい感じは楽しめた。ラップって歌詞の内容で人気が左右されるんだなあ、その辺はポエマーと一緒だな。
ただ聴衆は歌詞の内容に感動する物ばかりで無く、多分クールでスマートさに憧れて聞いてる人も多いんだろうなあとも思う。ファンのみんながスラム出身じゃないしね。

犯罪をあおる歌詞はいけないと思うし、すぐ暴力沙汰や乱痴気騒ぎになるのも頂けない。でも悪ぶって突っ張って生きないとみんなが付いてこないんだろうなあ。とことん突っ走って、事故や病気や逮捕されるまで止まれない人生は自分には無理だと思ったわ。
あれだけ、暴力&SEX&不摂生に生きればそりゃあ最後はそうなるわッ手も思った。
ワル格好いいと死は隣り合わせ、成功と不運は隣り合わせ、でも大多数の人より、お前ら充実したいい人生だよって思った映画だった。

ストーリーで面白かったのは映画俳優でも有名なアイスキューブがグループを脱退して成功するところかな。
顔と名前が区別付かなかったので(自分苦手なんですよ)、もう一度最初っから観てみたいとは思う。

489シャアダム:2016/09/22(木) 02:38:45 ID:slHMF61A
◆ズートピア(2016年米・アニメ)

まとまりもよく、動きはいつも通り滑らかでよく動き、キャラクターも愛らしく、それでいて格好良くじつに子供受けしそうないい映画でした。
ちょっぴりお話が難しくて、どんでん返しが2度も3度もあり、幼児向けアニメから子供向け実写映画へステップアップする時期の子供向けにぴったりの映画だと思います。
もちろん、ちょっぴり社会問題や暗部に触れていて、そういう意味でも微毒のあるステップアップ教育アニメですね。

物語はズートピア(肉食・草食動物が仲良く暮らしてる大都会)に憧れるウ夢多きサギ女の子が、警察官となり赴任するが、そこで現実の厳しさを知るが、めげずに頑張って大活躍する話です。
多分子供の何割かは主人公の元気いっぱいウサギちゃんより、イカス詐欺師のキツネに憧れそうな雰囲気ですけどね。そして何割かはガゼルちゃんに興奮するのでは無かろうかwほんとアメリカ人って片目隠したセクシーポニー系好きですよね。
日本人だと女豹・猫又系ですか。あとケロッグコーンの虎そっくりな奴が出たときはちょっと吹きましたw

さて大人目線で感想を言わせてもらえば、違反切符の仕事馬鹿にするなよ、新人はまずそういう地道な仕事からだろ、簡単に仕事を辞めやがって、そして簡単に仕事復帰しやがってそんな職場あるかあーw
あとは、ヌーディスト倶楽部いやらしい。子供は分らないだろうけどwてっきりあの倶楽部が野生化と関係してると思ったんだけど、ミスリードかな。

ディズニー映画なので、子供安心ですし、ストーリーのレベルが高かったので自分の中では佳作認定です。

490K:2016/09/22(木) 05:44:03 ID:Lx0ktN/6
>チャンピオンの動物のやつ
新連載開始時で「ズートピアの初期構想っぽいな」と思ってたらうさぎが出てきていよいよそれっぽくなってきた…

491シャアダム:2016/09/23(金) 06:31:39 ID:slHMF61A
◆ミケランジェロ・プロジェクト(2014年米)原題「The Monuments Men」(記念碑の守護者達)

娯楽としては山も谷も無く、終始淡々としていて、あまり面白くなかったが、それなりに味はあったと思う。
初見は完全に宣伝負けのC級映画の印象。良いところを見つけようともう一度チームメンバー8人の顔と性別と行動を確認しながら観ると、初めてこの淡々とした事務的なお使いRPGのような映画なのだが、みんなの頑張りが伝わってきてなんとなく愛せる映画に思えてきたよ。

監督が役者のジョージクルーニーって所で納得。まだ面白い映画の作り方に不慣れなんだよね。道理で観る人の想像を超えないニュースみたいな映画だと思いましたよw学生に毛が生えたような作りというか(偉そうで御免)。お金出してまで観たくない感じ。

ストーリーは久々の戦争映画?で第2次世界大戦中のヨーロッパ。戦闘で美術芸術品が壊されたり盗まれたりする前に保護確保するために世界中の美術に詳しい学者がチームを組んで、最前線に乗り込んで、守ろうとする話で、久々の大戦ものだったので最初はワクワクしたが、
ほとんどアクションや戦闘が無いのでスリルもサスペンスも薄い映画でしたわw
まあギャグっぽい戦闘はあったけどね。あと幾人かチームに犠牲者が出るのだが、2人目はギャグに見えて何か実在する人なのに(実話だから)何か可哀想だなあって思いました。
敵の仇のドイツ軍の司令官も片手を怪我したのにもかかわらず印象薄いなあ。あの若い男の絵は燃やされていたよね、この人によって。
副主人公のマットディモンが、取り戻した絵を元塗師の所絵持って行ってやるのだが、あれは女スパイを籠絡するための見せかけの優しさだったのかも知れないwその他にも2回目観たことで気づく点がいっぱいあった・・かなw

戦時中、暗号解読のエニグマを作った人もいれば、こういう美術品を命がけで守った人もいるってことだね。クルーニーさん次の映画はもっと楽しめる映画を作ってくれると期待してます。

492シャアダム:2016/09/23(金) 06:40:10 ID:slHMF61A
・ミケランジェロ・プロジェクトの感想文の訂正

誤;副主人公のマットディモンが、取り戻した絵を元塗師の所絵持って行ってやるのだが、

正;副主人公のマットディモンが、取り戻した絵を元の所有者の家に持って行ってやるのだが、

493シャアダム:2016/09/24(土) 01:56:25 ID:slHMF61A
◆ヘイトフル・エイト(忌々しい八人) 2015年米作品

なんていうか、よく出来た読み切り漫画みたいな小話のような映画。2時間50分近くあるのだが、続きが観たくて途中でやめられない面白さがある。
だからって、テーマも主張するところも感動的でもなく、後味スッキリ(何も残らないとも言えるw)でストーリーの軽薄さ痛快さ意外さを前面に押し出したよう映画であった。

ストーリーは、指名手配のデイジー(女性)を生きたままレッドロック(町の名前)まで連れて行く途中の賞金稼ぎジョンが、吹雪が酷くなったため、ミニーの店に立ち寄って宿泊することになる。
そこには一癖ありそうなな先客がいて、全員で8人が一つ屋根の下夜を過ごすことになる。
8人の中には、良からぬ事企む人もいて、次第に殺し合いへとエスカレートしていくという物だ。
誰が味方で敵で、なにが嘘で真実でと8人の駆け引きが見所となる。

後味がスッキリと書いたが、やや考えさせられる所や、空しさ切なさが感じさせられるラストがなんとも言えない余韻が残る。

出演俳優が古参の有名どころばかりで、意外と豪華なだなあって思いました。
とにかくストーリーが面白い、気分転換や暇つぶしに持ってこいの長編映画でした。

じいさんは、息子の敵を取りたいのなら、強盗団に任せて、有利になるように動けば良いのに。まあ強盗団の脅しに屈服した時点で、尊厳とか元将軍の権威や誇りとか失墜してるけどね。
老人だから悪人の言うとおりにするしか無いから、酷な話だけどね。

494シャアダム:2016/09/25(日) 01:36:47 ID:slHMF61A
◆ハンガーゲームFINAL レボリューション(2015年米)

アメリカの若者に大人気のハンガーゲームシリーズ四作目で完結編である。
アメリカのライトノベル的なモノを映画化したって感じなのかな。イギリスだったら格上だけど「ハリポタ」なのかなあ。
原作走らないが、この映画を観た限りでは「子供だまし」「冗長で退屈」「女性特有の詩的な戦争とやたら強調する恋のロマンス」「蛇足が多い」という言葉が頭にちらつく。
「子供だまし」は言い過ぎだが、多分多感な子供(特に女性)しか熱狂できないファンタジーで、人生経験豊富であろう大人が観ても退屈するだろうなあとは思う。
でも地下のミュート(ミュータントの造語かな?)の大群に襲われるシーンだけは面白かったわwそういえばピータが「自分はミュットだっていったけど、お前作られたミュータント的なものなの?

「冗長」は観れば分ると思うが、戦闘シーンより恋の三角関係やら、大統領を倒さねば!とか心の葛藤とかの方が長くて2時間が長く感じることだろうなあ。
「女性特有」というのは原作者が女性なので、男性の荒々しい感じはあまりなく、なんでも愛や恋に結びつけて行動するのがもどかしい、かつ主人公は感情的で衝動的で、自分勝手な行動するので、あまり共感できない
全員とは言わないが、男は協調性があって、普段は我が儘で悪ぶっていても、いざというとき仲間のために命を懸ける主人公の方が共感できると思うんだよなあ。まあその辺は人それぞれか。

でも、もっと戦闘シーンに力を入れて欲しかったなあ。マネシカケスとか洒落たニックネームが小手先の設定に見えて嫌みにならない程度には戦闘で魅せて欲しかったわ。

あともっとギュッと濃縮すれば1時間30分ぐらいにはまとめられて、引き締まった映画になったかもw
一作目はまあまあ面白かったので、この流れは残念ではある。

495シャアダム:2016/09/26(月) 06:00:13 ID:slHMF61A
◆メイズ・ランナー2: 砂漠の迷宮(2015年米)原題:The Scorch Trials(焼け焦げる審理)

もはや前作の続編と言うだけで、迷路でも迷宮でも無い。まあ心の迷宮って捕らえられないことも無いが前作のようなモノを期待してるとがっくりきます。
「ハンガーゲーム」がハンガーゲームをやらない3,4作目と一緒だねwていうかハンガーゲームの兄弟みたいなデストピアに反抗する若者達の映画でした。

世の中は「フレアウィルス」の所為で、絶滅寸前。ウィルスに懸かった者は死んだ後にゾンビみたいなミュータントになってしまう。主人公達特別な若者は免疫があり、人類を救うために
WCKDという組織が若者をさらったり、実験したり、脳から抗ウイルス剤を作ったり非人道的な事をやっていた。それに気づいた主人公達が反抗を開始する。レジスタンスも出てきてまさに「ハンガーゲーム」をまたやってる感じでした。

でもハンガーゲームに比べれば、エンターテインメント性も高く、アクションも豊富で、まだ面白く観られた。
ただねー、主人公が口ばっかりで、無茶するくせにいつも運が良く他人に助けてもらってばかり、戦闘中に敵をかばうとか打開策も無いのに英雄的行動をしたがる、某08小隊隊長のような奴で、好きになれないなあ。
こいつに任せたら下手な同情(仲間には友情に訴える)で部隊全滅になるよw
10代の頃はこういう主人公は格好良く見えたんだけどね-。大人になったらクリーンな正義・理想論ばかりじゃねえって思うよ。裏切ったあの人にも同情するんだろうね。

ダラダラ続くより次回作でスッキリ終わらせて「ハンガーゲーム」の二の舞にならないことを祈る

496シャアダム:2016/09/27(火) 23:31:01 ID:slHMF61A
◆アントマン(2015年米)

主人公が小さくなったり、相手を大きくしたりして活躍する例のマーベルヒーローシリーズ映画である。
突っ込みたい謎理論がいっぱいのちょっとコミカルな感じなのが特徴。真面目な暗いキャプテンアメリカとは肌が合わなそうw
つーか、「アベンジャーズ」と関係ないと思ってたのに、しっかり同じ世界なので少々残念な気分です。

小さくなると力が強くなるのはいいとして(いやわからんw)、顔を殴ったりするのはおかしくないかい?いちいち顔までジャンプして殴るのかい?
アリが動かせるなら、他の昆虫も動かせるんじゃないかい?原子より小さくなって通り抜けたら、機械を壊すことが出来なくなるんでないかい?
一回修行で成功したからって、何度も成功するのはおかしくないかい?

いろんな疑問をノリと勢いとスピードと奇跡で乗り切るヒーローって感じでした。
修行や不思議メカで超人になるより、薬とか放射能事故とか生まれた時か超能力を身につけてた方が説得力はあるよね。

でも脇役の泥棒仲間が楽しかったので、全体としては楽しめました。暗いヒーローより明るいヒーローの方が好きという人にぴったりの映画ですね。
ヒロインの日本語版声優が素人っぽいのが気になった。

497シャアダム:2016/09/29(木) 03:29:26 ID:slHMF61A
◆ジュラシックワールド’2015年米)

ジュラシックパークシリーズの第4弾。ストーリーはジュラシックパークの悲劇から約20年後。
とある島には生きた本物の恐竜がうごめく「テーマパーク」が作られ、日々大盛況であった。
最も受けようと思った社長達が、新種の合成恐竜を作りだしお披露目を迎えようとしていたが、頭が良く脱走して、会社の人やお客さん達を襲い始めるパニックSF映画。

まず言いたい、この事故の原因を作ったのは、恐竜がいないと思って勝手に飼育場へ入って恐竜を逃がしてしまった主人公だろw
この主人公、最初は凄く頼れる奴と思っていたが、格好いい正論は言うんだが、ほとんど役に立たなくて、ヒロインのおばさんが大活躍。もしかしてこのおばさんが真の主人公かな?

ストーリーにも一言。途中までは何も考えずに見られる良くあるパニック映画だなあと、楽しく見ていたが、主人公達の行動が酷い、逃げる客を尻目に、自分たちだけ安全な車内に逃げ込み、客にどけどけとバックで暴走運転。外では翼竜に次々二客が食べられてるのに・・。
そして、子供が「歯の数が少ない・・」のヒントだけで、おばちゃんがティラノザウルスを連れてくるというご都合主義w少しは前にこの場所で{ティラノ]を飼育してますよーとか、誰かが発煙筒で恐竜を誘導してるとか「伏線」を張れって言いたいわ。いくら楽しければ設定が緩く店¥も良いかもしれないけど、説得力が無さすぎて、夢から覚めましたわ。
その上、誰もおもり役の助手が翼竜に弄ばれ、海流に食われた事について哀しみもしないという非情さw馬鹿映画でもある程度はお約束を守って欲しいわ。これが2015年夏に大ヒットしたっていうから、みんな余程刺激に飢えてるのかな。ストーリーはそっちのけで。

深く考えなければ、恐竜好きなお子様には大受け、大人も楽しめる映画だとは思います。新種の恐竜を倒したって全然解決になってないのに、ハッピーエンドっぽい所が凄いねwまさにアメリカ映画だわ。
「君は聞いたかあの(ティラノ)鳴き声を!」w

498:2016/09/29(木) 06:21:27 ID:RcCkHItU
歯の数が少ないについては、翻訳の限界を感じました
力が足りないと、序盤で言っていた歯の数を日本語で上手くダブルミーニングするにはどうすればいいのでしょうね?

499シャアダム:2016/09/29(木) 18:43:10 ID:slHMF61A
◆屍者の帝国(2014年作品)

死者をフランケン博士の技術で蘇らせて(プログラムをインストールするから蘇らすのとは違うかも)ロボットの様にはたかせたり、兵士として使役したりしてる別次元の地球。
より万能な死体兵士を作るため「フランケン博士が残した手記」を巡って、ロシア・アメリカ・イギリスが争っていた。主人公は友を勝手に蘇らせた罪を帳消しにする条件で、その手記の奪取の任務に就く。
目指すはアフガニスタンに手記を持ち逃げしたロシアの博士が作った屍者の国。そして、フランケン博士の遺作の人造人間もその手記を狙っていた。果たしてその目的は・・という話です。

ホームズ・ワトソン・エジソン・007・マニーペニー・カラマーゾフ・ノーチラス・フランケンなどなど、有名どころがこぞって出てくる中高校生が喜びそうな、冒険オカルト映画でした。
ちょっとやり過ぎじゃ無い節操なくない?って馬鹿にしようと思いましたが、原作者の遺作を友情で別の小説家が引き継いで書いたと知って、何も言えなくなりましたw

ラストバトルがが観念的で光のシャワーがきつくて残念ですが、それ意外はなかなかわくわくする冒険活劇でした。あの人は心が戻ったんですね。てっきりり友と心中したのかと思いましたよ。
あと女戦士は「未来のイブ」から「ホームズ」の登場人物になったんですね。
調べればまだまだ元ネタキャラがいそうですね。
あと、最初っから、かなりグロいのでそういうの苦手な人は気をつけてください。吐きそうになりましたw

500シャアダム:2016/09/29(木) 20:55:16 ID:slHMF61A
>>498 徹さん

ご指摘があったので、もう一度最初から見直してみました。
言われたとおり、最初の方で歯の数がどうの、海竜が動く者はすぐかみつくとか、ティラノザウルスのパドックで子供が熱心に見たりとか、色々伏線があったんですね。
気づかずにボーッと見て見逃してました。ごめんなさいね。
うん、その辺はしっかりしている娯楽映画だと考え直しました。

501シャアダム:2016/10/03(月) 02:25:57 ID:slHMF61A
◆ダイバージェントNEO(2015年米)原題The Divergent Series: Insurgent:ダイバージェントシリーズ・反乱を起こす

ダイバージェンス(異端者)シリーズ第2弾。今回で一応完結するんだが、考えようによってはまだ続きそうな終わり方だった。

話は文明が滅び人類が絶滅の危機に。そのため「三権分立」みたいに、人類を性格により5つに分類して、5つの派閥を作って互いに牽制&監視して人類が滅びないようなシステムを作ってシカゴの周りに壁を作ってそれぞれのエリアに棲み分けて暮らしていた。
しかし、頭の良い「博学」のグループが、全体の支配を目論見、「勇敢」のグループをロボットのように洗脳し始める。それに気づいた主人公達が反乱を起こすディストピアをぶっ壊せ系のSF映画である。
「メイズランナー」「ハンガーゲーム」とこれで、「デストピアに立ち向かう若者映画三部作」とでも呼びたいと思うw

続けてみたら「またこういう話か」って思う映画ではあるが、一番期待していたシリーズだった。しかし面白くなるのは40分ぐらいから、それまでは航路ロマンスとグダグダ葛藤。後半も特撮は映像的に凄いと思うのだが、戦闘が少なく何か物足りなかった。
話のたたみ方は「ガンダムUC」のラプラスの箱みたいな謎が解けて、上手くまとまったなと初感じはしたが、「博識」のリーダーの発言と無所属派のリーダーがやらかしたのかけじめを付けたのかで、まだ作ろうと思えば続編を作れる終わり方だった。まあもう一作だけなら観てもいいかなw

「メイズ」「ハンガー」と違って、心の中の戦いの映像化が面白くて売りの映画でした。
最後のベアトリスの行動は仲間を危険に合わせる行動で、またこういう自分の正義を貫く我が儘主人公はもう良いよ。
それと、もう少しハラハラさせてくれよ。

502シャアダム:2016/10/04(火) 17:30:02 ID:slHMF61A
◆特捜部Q キジ殺し〔2014年デンマーク〕〔原題FASANDRAEBERNE・英題The Absent One(不在のもの)}

未解決事件の整理が主な仕事の特捜部Qに左遷させられた主人公がアラブ系の刑事と組んで、未解決事件を解決していくシリーズ第2弾。
キジ殺しの意味は分らないが、人を狩猟のように狩って殺す所から付けられた副題と推測します。

前作観たような気がするんだよなあ。あのアラブ系の相棒に見覚えがあるんだよなあ。主人子はお笑いの「パックンマックン」に似ていて「何真面目に演技しとんねん」て最初は笑ってしまったw
アメリカ映画とまた違った「澄んだ空気・昼間なのに薄暗い真っ白な闇・漂う陰鬱な空気」が新鮮であった。
はっきりいって「妥協しない真面目な2時間サスペンスドラマSP」で、映画と言うよりテレビドラマを見てる気分だ。アクションも娯楽的要素も薄く、人間の心の闇・やるせない事件をホラータッチで魅せていくスタイルかなあ。
主人公は行動力と決断力はあると思うのだが、いつもピンチを他の人に助けてもらって、やや情けない自分の嫌いな「シローアマダ」タイプであるのだが、体を張って事件に取り組むところは好感が持てる、ただ上手くいかなくて、もう少し格闘技でもおぼえて頑張って欲しい所だがw

少しずつ捜査を進めていくところは日本の刑事ドラマに似ていて、デンマークと日本人てその辺は似てるのかなあってこれも好感が持てる作りでした。
事件は残酷で目が離せなく面白いです。寄宿舎って陰険ないじめが横行してるって勘違いしそうw
キーパーソンの独り言女が主人公達より喧嘩が強くて笑っちまったが、ラストは哀しい終わり方だったなあ。
主人公が復讐はいけないと正論を言うのだが、復讐することはそんなに空しくイケナイ事なのかなあって考えさせられる映画でした。

日本の刑事ドラマが好きなら多分面白く見れる映画だと思います。

503ヒロ筋肉痛:2016/10/04(火) 22:25:44 ID:gNfJFR62
■高慢と偏見とゾンビ
素晴らしい出来でした。
恋愛物としてもゾンビ物としても一級品の出来。
根底の世界観が狂ってて、ストーリー自体は高慢と偏見そのまま。

恋愛映画として見ると「これゾンビ要素必要?」と思うし、
ゾンビ映画としてみると「これ恋愛要素必要?」と思うけど、
でも二つの要素が非常に高いレベルで融合していて見ていて気持ち良かったです。

ゾンビア物としての設定を非常に良く練って有るのが勝因でしょうか。

姉妹喧嘩や告白シーンで一々カンフーバトルするのが、
なんとも言えない独自のアトモスフィアを醸し出していました。

504シャアダム:2016/10/04(火) 22:55:35 ID:slHMF61A
◆ハーモニー(2015年作品)

ノイタミナムービー作品第5弾として作られた、原作は伊藤計画氏のSFアニメ映画である。
一見すると、「攻殻機動隊」に影響を受け「サイコパス」に影響を与えた作品に思えるぐらい足して2で割った様な、管理社会情報社会に立ち向かう強い女性の話である。

もう少し詳しく書くと、「WATCH ME」と呼ばれる医療ナノマシーンみたいな者に健康・個人情報などを管理される社会がいやで、日本を脱出して、海外で紛争を調停する「螺旋監察官」となって働く主人公は、
ヘマをやって謹慎処分として、久々に日本へ帰ることになる。その日本で、大量自殺事件に出くわす。友人を自殺させられた主人公は、犯人を突き止めるべく五日間の猶予を与えられる。そしてその事件が昔自殺した友人と関係があることを知る。

感想は、まさに攻殻機動隊の草薙を観てるかのよう。また大量自殺・謎の女という点では野崎まどの小説みたいだなあっても思いました。
何かが何かに影響を受けてるのか、それとも考えることは同じというか、この映画を観てる最中、ずっとそんな不思議な感覚を味わってました。
ただこのアニメ自体は薄味で大ざっぱで、多少物足りないかなあって来はします。
やたら、過去の自殺の回想も少しくどいし、ラストも盛り上がり方も、おとなしいかなあ。
ただラストの結末はめっちゃ「やるせない」です。砂漠の民もアホになっちゃたんだろうかw彼らは大丈夫だと信じたい。
救いが無いところはまさに「野崎まど」の小説だなあwあと、主人公の考え方は嫌い。「贅沢病」ですよ。

505スパイク ◆o3P2SVPdNQ:2016/10/04(火) 23:40:05 ID:Lo9YSlPU
小説版でも思ったなぁ>贅沢病
何というか、主人公に対してもラスボス(?)の娘に対しても死にたいならゴチャゴチャ言ってないで早く死ねという感想は最初から最後まで変わらなかったというか

506ギア:2016/10/05(水) 15:48:43 ID:N7Zc/8Ys
・君の名は
『秒速』世代としては是非観とこうと、観に行きました。
普通以上に面白かったんですが、美少女と美少年だから成立したって感じの話でしたw
いや青春っぽくて良かったですけども。

ただ、大きな奇跡の引き換えに、ヒロインは人生のピークともいえる期間を8年間も何か分からない喪失感を抱えつつ生きたかと思うとちょっとやるせないですね…
せめて3年間長くても4年間あたりで勘弁してあげて欲しかったところですw

ラストもそうですが、僕自身が『秒速』に引っ張られ過ぎてた部分もあって若干話が飲み込めてなかったとこもちらほらと。
ヒロイン達の田舎も本州じゃなくて、どっかの島の話かと思いこんでたので途中無闇に混乱してましたw

507わんのねこ:2016/10/06(木) 21:20:03 ID:P.LmvYfc
・君の名は
よかったです。満足しました。
忘れたくないおっぱいがある。忘れちゃいけないおっぱいがある。
目が覚めて美少女になったら、おっぱい揉み揉みせざるえない。
三葉ちゃんのおっぱい揉み揉みする毎に奥寺先輩への恋心が薄れるのはしょうがない。
そして再び会えたなら、おっぱい揉み揉みの揉まれ揉まれになることは、
火を見るより明らかである!
そりゃ口醸酒も迷わず飲むさ。いやさ呪術的に分身魂という意味があるんだけど。

紐は時間で絆で運命の赤い糸。
こういう「未来で待ってる」的な作品が大好きですね。
つまり作品の中に「時間・歴史」があるのが私にとってのポイントなのか?
あとお祖母ちゃんが出てくると評価甘くなりますね。

新海誠作品をまともに観るのは初めてだったりする。
背景の重さが気になるが、それが持ち味というのはわかってるし、
まあ受けての問題っすなあ。
青春ものは青臭いので苦手なのですが、そこまで青臭さを感じなかった。

作画要求が高く・面倒くさい、かつそれに十全に応えているのが凄い。
激うまな人が揃いまくっているぜ。
コンテ集出してほしいけど、映像コンテという話だしにゃあ。
パンチラは2カットか?

世界の危機が迫っているけど周りはそれを信用してくれない描写は、
とりあえず必要なんだけど、食傷気味なのでどうにか別パターンを出したい、
と自分への宿題。

508シャアダム:2016/10/06(木) 22:05:29 ID:slHMF61A
◆シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ(2016年米)

「アベンジャーズ」シリーズ第3弾かと思ったら「キャプテンアメリカ」シリーズの第三弾でしたw
道理で、キャプテンとバッキーばかりがクローズアップされると思った。
ハルクやクイックやソーがでないのは寂しいが、「アントマン」「スパイダーマン」が出たのは嬉しい。一気に映画が明るくなって戦いが面白かった。
暗いキャプテンと明るいアントマンが同じ仲間として戦うのだが、意外と調和していたなあwそしてスパイダーマンがまたギャグ担当で盛り上げていました。
しかし「ヴィジョン」さんと「ワンダ」さんが本気を出せば、簡単に事件は解決しそうw良かったね、ワンダさんが味方になってなければキャプテンチームは「シビルウォー」で南軍になってましたよ。

簡単にストーリー紹介すると、かつてのキャプテンの旧友である「バッキー」さんがテロ犯として追われることに。彼を無罪と信じた「キャプテン」は彼をかばって、もともと今後の方針について揉めていた「アイアンマン」と対立し始める。
ヒーローのあり方を問うヒーローアクション映画です。「スーパーマンVSバットマン」でも同じようなことで争っていたけど、こっちの方が分りやすく良く出来てると思いいました。
ただねー、ラストバトルと黒幕の思惑はイマイチだったなあ。Wソルジャー軍団との総力戦でみんな仲良くなってハッピーエンドかと思ってたら、肩すかしと言うかイマイチな予想の裏切られ方というかスッキリさせてくれよって叫びたくなりましたw

総評・「戦いの場面は今までのマーベル映画の中では1,2を争う出来、ラストを覗けば結構楽しめた娯楽作品でした。」

あっと、書き忘れたぜ、もう一人見た目が某「キラークイーン」みたいなチープな感じのヒーローがいましたねw
強いけど垢抜けてない感がする彼は結構強いんだよ、彼がいなかったら「キャプテン」は途方に暮れるんだよ、でもあんまり格好良くないなあw

509シャアダム:2016/10/07(金) 22:22:35 ID:slHMF61A
◆マネーショート華麗なる大逆転(原題: The Big Short)2015年米

マネーショートってお金の小話って意味かなあ。The Big Shortは大きな小話(皮肉かw)
内容は2008年に起こった世界的な金融破綻事件の「サブプライムローン危機」をいち早く察知した金融マン達が、危機に乗じて儲けようとする実話に基づいたマネーゲーム映画。
人の不幸で儲けようとするちょっぴり?汚い男達の話でもあり、決して華麗なる大逆転では無いと思うよ。

主人公達が三グループぐらいいて、それぞれが別行動別視点で違ったスタンスから銀行相手に儲けようとするのが特徴。
MBS,B&B,ABX指数、CDS,CDO,LTV,サブプライムローン、空売りなど金融専門用語が飛び交って、凄く取っつきにくい内容だったが、
簡単に説明すると、担保確認なしで支払い能力の無い人にも家を買うお金をどんどん銀行が貸すから、お金が戻ってこなくてお金を貸した証明書(債権)がどんどんパアになって、気づいたら銀行が倒産まで追い込まれたって話です。
世界中の銀行がこの住宅ローン債権(サブプライムローン=MBSの一種)に関わっていたから、世界中の銀行が倒産の危機に遭った事件が2008年に起こったと言うことです値(間違っていたら御免)。

用語をいちいち調べなくても、なんとなく話はわかる作りになっていって、それなりに面白かったから、こういうドキュメント映画あにしては佳作かなあ。
娯楽映画じゃ無いんで、じっくり考えながら観れる人向きだね。

あと、細かい感想を述べると、左義眼の人は演技が上手いのか、凄く不気味で、頭が良いが変わり者の特徴がでていて不気味だったw
それと、失業率が1%増えるごとに何百万人が死ぬとか入ってたのはゾッとしたね。
ホント形の無い商品や数字のやりとりだけで儲ける株債券保険投資の金融関係人って禄なのがいないよね(全員とは言わないけど)w
汗水苦労して稼ぐことのいかに健全か分る映画でもありました(うわあ偉そうですねw)。

510シャアダム:2016/10/08(土) 21:57:49 ID:slHMF61A
◆砂上の法廷(原題:The Whole Truth”真実の全体”)2016年米

映画「スピード」一躍有名になったのキアヌを久しぶりに見ましたw
ストーリーは。父親殺しの青年を何とか無罪にしようとする主人公とその殺人事件に隠された真実が段々暴かれていく、法廷サスペンス映画。
どこかで見た様な、再映画化かなあ。勘違いかなあ。

まあ、とにかく良く出来たストーリーで全然退屈しなかった。ただ映画館まで見に行くかと言えばちょっと物足りないかなあ。
2時間ドラマを見てるような満足感でした。実際の法廷でも〔異議あり〕って人のしゃべってる途中で言うのかなあ。一度本物の法廷を見学してみたくなった。
あと、証人達がみんな嘘ついていて笑った。まあ、他人の事件で危うくなるより、保身・自分が一番可愛いもんね。
しかし後味はスッキリしない。できればBATENDでもいいから、哀しい終わり方の方が
心に残ったかも知れないね。

「逆転裁判」とか好きなら、結構楽しく見れるし、オチであっと言わせる良く出来た小話的な映画でした。

511シャアダム:2016/10/10(月) 20:09:20 ID:slHMF61A
◆ボーダーライン(原題: Sicario)2015年米

内容はFBIの女性捜査官が、CIAの対メキシコ麻薬組織チームの作戦に級力することになる。
そのチームにはCIAでもない作戦の中心人物が混じっていた。彼の正体は?と言う話である。

前半の段々治安の悪いメキシコの街に近づくシーンが緊張感があって良かった。この街で何かが起こりそうだというドキドキ感が半端ない。
そして普通は麻薬組織とのドンパチで双方に愚生者が出るのだが、この映画は訓練され最新の機材を用いる組織と訓練されてない麻薬組織のチンピラとの差をリアルに描いてあって新鮮だった。
メキシコ付近の護送任務は大変面白かった。そして後半の原題ととても関係する戦闘も上手く描かれていて楽しめた。
お前一人で大丈夫なのか?この作戦無茶じゃ無いのか?って思ったけどこいつはただ者では無かったなあw

ただね、演出なんだろうけど、ヒロインの潔癖な正義感にはうんざり。いちいちチームのやり方に腹を立てる所がウザいと言うよりも、帰れ!って言いたくなるわ。
まあ映画を観た人がこの映画のやり方は乱暴だって文句を付けないように、そういう視聴者の代弁者、批判を受けないための良心(批判ストッパー)としての役割なんだろうなあ。

総評・暗闇シーンが何をやってるのか分らなくてイライラしたけどその他は大変楽しめたスリルアクション映画でした。まあまあお勧めかなあ。

512真ナルト信者:2016/10/12(水) 12:56:59 ID:???
age

513レト:2016/10/23(日) 09:44:04 ID:hElrqMRI
●ガルシアの首
全てを失った男の孤独な復讐劇。
前半のピクニックシーンや首の保存に苦労する描写はやや冗長で
アクション映画ではなく、ロードムービーとして見ないとアップテンポな映画に慣れた人には結構ダレる。
最初は単なる金目当てだったベニーがエリータを失った後、腐りかけの首と共に過ごし
残った命まで投げ打った理由は何なのか。
そこに共感できる人のみが最後を見届けることが出来る。
また、男のストーリーでありながら女性の力強さも話を締める。
ビッチでありながらベニーは頭が上がらないエリータ、そして父親をも殺せという地主の娘。
やられっぱなしの弱い存在では終わらない彼女たちのしたたかさも魅力の1つ。

514レト:2016/10/23(日) 19:46:39 ID:hElrqMRI
>『パシフィック・リム2』とハリウッド版『ゴジラ』続編は中国にて撮影

中国市場がハリウッドで影響力を増していると言われているが、これもその例か。
ゴジラに関しては国内市場だけでの復活はありえなかったし、むしろ恩恵というべきなんだろうけど。

515ぺんぼー:2016/10/29(土) 07:14:11 ID:LZpvKveU
ダヴィンチコード見ましたけど
多分これはアレですね、キリスト教の方でなければ
ことの重大さがわからないかもですね

516ぺんぼー:2016/10/29(土) 23:56:32 ID:LZpvKveU
ダヴィンチコードの面白さは分からなかった自分ですが
天使と悪魔はメッチャ面白かったです

517わんのねこ:2016/11/11(金) 23:11:22 ID:sYOhSAjM
・映画魔法つかいプリキュア!奇跡の変身!キュアモフルン!
 クマだ、クマだ、クマね、アクマのクマタだ、モフモフモフルンキュアモフルン!
モフルン師匠によるモフルン師匠の映画でした。
 話の構造は簡潔で、モフルンが願いが叶う魔法の石を手に入れる。
浪川クマがモフルンを誘拐する。追いかけて戦う。
 諦めなかったから奇跡が起こった、という物語は苦手っす。
他力本願な感じがするし、結果にはそれ相応の能力を示してほしい畑の人間だからですかね。
納得で納得できる案としては、
モフルン死亡、しかしそれでは
みらいを助けたい(悲しませたくない)という願いに反する。
願望器の力を無理やり搾りとって、三途の河めいた場所から気合で復活。だろうか。
 箒を使ったアクションがインスタント・マギっぽくて
青木潤太朗ファンとしては嬉しい限り。

518みる子:2016/12/18(日) 04:18:00 ID:3Ynzc46E
・スターウォーズ ローグワン
ただひたすらにドニー師父がカッコイイ映画だった。あとお助けロボ・K-2がかわいい。
やっぱりジェダイがいないと地味ですね。ベイダーがおまけでちょこっとセーバー振るってましたが。
来年のエピソード8こそかっこいいセーバーファイトが見られますように…。

・ジェイソン ボーン
いつも通り手堅い良作という感じ。再シリーズ化もアリじゃないでしょうか。本題はそこではなくて、
本作に出演していたアリシア・ヴィキャンデル。次のトゥームレイダーの主演だとか。
女性的な華やかさを抑え込むことでむしろ異彩を放っていた彼女が、フェミニンの代名詞とも言えるララさんをどう演じるのか非常に興味あります。

・今年の私的BEST3
シビル・ウォー
ボーダーライン
デッドプール
ですかね。DCはちょっと頼りなかった。

519:2016/12/18(日) 17:06:57 ID:YCI7EoMI
シビルウォーは良かったですね
アクションという点でもすごく面白かったです

520ギア:2016/12/18(日) 19:00:37 ID:bg4kX3n.
>2016年私的ベスト
1.シビルウォー
2.Too young to die
3.アイアムアヒーロー
4.君の名は
5.ズートピア

次点でゴジラとデッドプールですかね。
シビルウォーが頭抜けていたものの2016年は個人的には珍しく邦画が当たりだった年でした。

洋画もそこそこ楽しめましたが、コメディやアクション系が好きな癖して今年鑑賞したのはスポットライトやルームなど毛色が違うものや、インディペンデンスデイやスターウォーズなど思い出補正で盛り上がったのが多かったかなぁー

521唯野:2016/12/20(火) 15:41:19 ID:yZVLXAFo
ローグワンとても良かった。
チアルートとベイズがホモっぽく見えたので私の腐女子脳もだいぶ重篤だと思った。
あとこの二人は、二人がかりでベイダー卿と戦って倒される、という終わり方をしてほしかったなあ、と。

522唯野:2016/12/20(火) 20:51:05 ID:yZVLXAFo
続けてジュラシックワールドを見たんだけど何これ酷い……
CGは綺麗だけど脚本がどうしようもない
ネットの反応見てるとけっこう好意的な人もいるが信じられぬ
「ダメなハリウッド大作」の見本じゃないか

523:2016/12/21(水) 00:02:08 ID:YCI7EoMI
ワールドは、パークの子ネタににやりとしながら頭を馬鹿にして見るものだと思います
子ネタの広い方はよかったのです

524レト:2016/12/21(水) 06:41:01 ID:hElrqMRI
過去のシリーズにない新たな要素を取り入れようという試みは良かったです。
確かに出来のいい作品ではないですが、加点評価で見ればそこそこ楽しめました。

525レト:2016/12/24(土) 14:18:18 ID:hElrqMRI
●マルサの女2
伊丹監督自身が「本当はこれを描きたかった」と述べた「マルサの女」の続編にして真打。
華やかなイメージばかり語られがちだったバブルの負の側面である地上げ行為を堂々と描き切った作品(フリーザのモデルが地上げ屋なのは有名)。
主人公の体を張った捜査にも関わらず最終的には黒幕の動向を指をくわえて見守る他なく、さらに悪役の高笑いで終わるというダメ押しの演出。
これをあの時代に映像化できたという伊丹監督の豪胆さには恐れ入る。
伊丹監督の死と共に日本の社会派ドラマも死んだのではないか、と思わされる。

もっとも、映画が公開されたのは実際は本格的なバブル期に突入する少し前であり、
本作の知名度も1作目には及ばないのが社会派ドラマとしては惜しいところ(そもそも続編があること自体知らない人も多いだろう)。
バブル絶頂期に公開されていればもう少し影響力があったかもしれない。


●椿三十郎(1962年)
「用心棒」の続編。西部劇の決闘シーンを取り入れたラストが有名。
単純なチャンバラ劇ではなく、睦田夫人のセリフやラストシーンには原作および「七人の侍」からの
暴力の世界でしか生きられない男の哀愁も同時に描かれる。
一方で制作会社の都合で単純なヒーロー映画として作られた経緯もあり、
時にピンチに陥りながらも孤軍奮闘してみせた前作と比べるとやや緊張感に欠ける。
主人公の危機はといえばもっぱら若侍の失態が原因であり、
仲間の失態でピンチを作るストーリーには流石に萎える。
なにより若侍をただの主人公の引き立て役にしてしまったのは押しい。
若さならではの青さや情熱なども描かれてはいるが、黒澤映画の若者は基本的に脇役に徹する。
ラスボス役の室戸も優秀ではあるものの、これといった見せ場がないのがもったいない。

526ヤカル:2016/12/28(水) 09:04:30 ID:ygcGQ7wM
かがみさんの日記に
「『貞子vs伽椰子』もそうで、最後の最後で貞子とか伽椰子とかはこの世界の表面に現れた、より大きな世界からのエネルギーの流出に過ぎないことが分かって、世界がガツンと拡張されるんだ。」
とありましたが、そんなのありましたっけ?

527もにゃら:2016/12/31(土) 01:22:01 ID:OC.uUlQ.
ポッピンQ
公開翌日の土曜日に見たんですがらガラガラw

ちまたでは、女児と大きいお友達の両方狙って両方外した系、と言われてますが、言い返せないw

それぞれ悩みを抱えた女子中学生がファンシーな異世界に飛ばされ、ダンスで世界を救う話

ダンスは可愛かったです

で、主人公の100メートル走、11秒88に驚いたら、リアル女子中学生の日本記録が11秒61だった

女子中学生すげえ

528みる子:2016/12/31(土) 08:25:32 ID:9jbxm0Zg
>>526 ヤカルさん
本編にそういったセリフはありませんでしたが、どうやら白石監督作品に異界的な要素があるようです。

貞子vs伽倻子、ハリウッド公開とかしないんですかね? あのスピード感とパンチ力は向こうの方がウケる気がするんだけど…

・ベイマックス 地上波放送
トニー・スターク少年期とシャザム!を掛け合わせたような内容にぶったまげました。
日本公開時のハートフルCM詐欺みたいな話は聞いてましたが、まさかここまでの別物とは(笑)

529deku:2016/12/31(土) 11:08:51 ID:8PuRM1wQ
怪談などを基にして邪神が侵略しようとしている、というのが白石晃士作品の基本らしいですね

・ノロイ
堀さんと奥さんが関係ない事件に巻き込まれて気の毒
除霊する力はないのに助けを求められてそれでも助けようと奮闘してくれる堀さんは間違いなくいい人
能力のせいか対人能力に問題があってキチガイ呼ばわりされてるけど
奥さんの最期は悲鳴もあって唖然とするしかないね…
ノロイでもネオがいてくれればなあ

・カルト
ネオがひたすら格好良い映画で笑える、一応ホラー映画なのに
ピンポン連打という迷惑行為を頼もしく魅せるのがネオの魅力
特定の宗教様式に則らず自身の霊能力で怪異をねじ伏せるストロングスタイルに痺れる
前にテレビに出てなかったとか言われたらアンクしか思い浮かばないよこれ

情報戦仕込んでたり、振り返ってみれば細かいところで意味があるのが分かったりしてかなり作り込んでる印象
とにかく意外性に満ちてて楽しかった
ネオ以外の霊能者もインパクト抜群でスーッ、セイッ! とかかめはめ波みたいに真似したくなるな

入来茉ってポワトリンやってた子か、アルティメイタムは罪深い映画だったな…

自分も便乗して2016ベスト
シビルウォー
バットマンVSスーパーマン アルティメットエディション
劇場版マジェプリ

530ヤカル:2016/12/31(土) 15:05:53 ID:kj2yclRY
>みる子さん dekuさん

ありがとうございます
ただやはり
「最後まで見ると、貞子もカヤコも巨大な世界の一部だとわかる」
とは思えませんし、白石作品のスタンスを踏まえて思い返しても、そういう展開ではなかったと思いますから、
かがみさんが白石作品のスタンスを知っていて、それに引きずられてラストを解釈したといった事かもしれないですね

531しいたけのこ:2016/12/31(土) 18:10:48 ID:.aXNZTNk
というか白石作品に共通している設定なら最後も糞もないですよね……

532K:2016/12/31(土) 18:48:08 ID:UzCp4Hms
貞子vs伽椰子
評判もいいんで見ましたけど
直接対決する頃にはもう終盤も終盤で、やや物足りなかったですね。
個人的にvs系はジェイソンvsフレディが不動のトップ
「巨大な世界の一部」とかは意識して見てもよくわかりませんでした。

533ヤカル:2016/12/31(土) 18:55:14 ID:kj2yclRY
>>531
しいたけのこさん

「さだかやは元々あるキャラだから、今回は白石作品のあの要素はないと思ってたけど、
ラストまで見たら、やっぱり今回もあった!」
とか思ったんじゃないでしょうか

私は逆に白石作品の要素を知っていたから、ラストの解釈をそっちに引きずられたのかなと思いますが
(バットマンVSスーパーマンの時も、敵の原作でのキャラを知ってたせいで、それに引きずられて
「敵の動機がよくわからない」とか言っていた
「映画のストーリー追って行ったら、こういう動機だと思った」とレスしたので覚えている)

最初は日記コメントで直接聞こうと思ったんですが、メールアドレス記入必須だったのでやめたんですよね…

534感想下記:2017/01/01(日) 01:34:31 ID:BipAmG5M
ローグ・ワン
新年早々激ネタバレ感想





















Q.ポスターの登場人物のうち何人生き残りますか?
A.
「あーロボ死んじゃったわー」

「あージェダイなりきりおじさん死んじゃったわー」

「あー巨大武器おじさん死にそうだわー…と思ったらパイロットの兄ちゃんが死んだ!?」

「巨大武器おじさんは弁慶みたいに死んだ…死ぬとは思ってたけど…なんかみんな死んでいく」

「げ、リーダーのおじさんも死にそう…と思ってたら生きてた、よかった」

「さーて、エンディングかな…あのデス・スターさんが来ているんですけど、チャージはじまったんですけど…オイ馬鹿やめろ!」

答え:0人


いやーこれがVガンダムちゃんですか?
みんな死んでいくー、この殺しっぷりは富野作品を彷彿させてくれます


・敵
この作品で印象に残ったのは敵であった
反乱軍はローグであり、味方でありながらも危険な香りがある
一方で帝国軍は秩序をもつ、敵でありながらも組織としての哀愁もある

どちらの立場で戦いを続ける姿は片方の側に入り込みすぎない面白さがあり、見ている最中にも正義とは何かを考えさせられる
ただはっきりとした敵がいる、デス・スターだ
結局は兵器により全てが破壊される姿は終末を思わせる

今の我々の世にもデス・スターがいる
世界というシステムは時に暴力となり人を傷つける
その暴力が破滅に向かおうとしたとき、攻略する仕組みを人々は見つけようとするのではないかと作品を見ながら思った

535レト:2017/01/02(月) 00:21:10 ID:hElrqMRI
●ラスト サムライ
この映画の説く「武士道」って結局カミカゼ特攻のことだったのか?
作品を通して伝わるメッセージはむしろ米国の保守層向け、
強引に日本向けに解釈するならブラック企業の精神論にしか見えない。
「時代に取り残された人々の戦い」という点では去年の真田丸にも通じるが、
最大の違いは新時代の象徴である大村を単なる俗物として描いてしまったこと。
そのせいで一層プロパガンダ色を強めてしまっている。
最後の海外ファンに媚びたNINJA軍団やキスシーンでは日本への敬意という点すらブレてしまっている。
後に制作された「硫黄島からの手紙」は本当に日本に真摯に向き合ったことが伺えたが、本作は疑わざるを得ないのが哀しいところ。

536ギア:2017/01/02(月) 11:48:44 ID:vv20j1js
>>535 レトさん
映像は美しかったですし、合戦シーンも気合いが入ってて良かったですが、『侍』の世界観ではなかったですよね。

傷心の退役軍人が異界の部族との交流で心を洗われたっ感じにしたかったのかもですが、おおまかなあらすじと侍のコンセプトがマッチしきってなかった印象です。
まぁあくまで米国向けの『サムライ』と考えるればあれでいいのかもしれませんが。


・エイプリルフールズ
想像以上に面白かったです。
こういった群像劇は邦画の方が楽しめますね。
顔の区別がつきやすいってのもありますが、コミュ障、反抗期の万引き、虐められっ子の引きこもりなどキャラの背景からキャラクターがスッと入ってきますし、そこからの優しいギャグ展開にほんわかさせられました。

ってか豪華過ぎるキャストの中でも滝藤さんの怪演が光ってましたw
元旦那の誘拐騒動がなければ悪い方向にこじれる展開しかなかったので、すごいホッとしました。

・SPY
こちらは期待してた割にそこまでかなぁ…
コンセプトは面白いんですが、主人公のキャラが濃過ぎてストーリーに入っていき辛かったです。

537スパイク ◆o3P2SVPdNQ:2017/01/02(月) 11:59:32 ID:Lo9YSlPU
僕はあのシーンを見た時に「ああ、これはギャグ映画だったんだな」と思っちゃったなぁ>ニンジャ軍団

538レト:2017/01/02(月) 19:52:08 ID:hElrqMRI
日本への憧れは本物だとしても
公開当時がイラク戦争の最中だったり、監督の過去作が「マーシャル・ロー」であることを考えるとどうにもきな臭いんですよね。

539ぺんぼー:2017/01/04(水) 06:55:53 ID:TW.kgnNQ
○ラブライブ劇場版
まあ全体的にはかなり良かったですし、最後辺りは
うるっとはするんですけれども
テレビ版で自分が一番心に残った
水で書かれたμ'sが消えていくシーンの名場面度が下がった気がしますなー
あと、謎のシンガーの場面要りますかね、これ

540ぺんぼー:2017/01/04(水) 17:22:36 ID:TW.kgnNQ
○ポッピンQ
黒星紅白さんの絵が好き、可愛いキャラの太ももが好き、という方にはオススメ
自分は両方該当するのでそこそこ楽しめましたが
ストーリーは平凡ですかなー
バトル要素もあったからダンス要素要らなかったんじゃ?
親子連れの観客はほとんどいらっしゃらないので
といいますか観客自体がほとんどいらっしゃらないので
(自分以外には4組くらいで親子連れは1組)
大きなお友達も安心して見れます

541吉彦:2017/01/04(水) 22:16:20 ID:8yXqqZY.
・ポッピンQ
逆に自分はダンスもの(というかアイドル系?)を期待して行ったので
バトル要素には面喰らいましたね。
まあ色々とツッコみたいところはあるんですが、CGダンスに対する満足度で飲み込むとして、
それでも11.88秒に関しては飲み込み切れませんでした。
ご都合が過ぎてカタルシスの欠片もねぇ!!

あとED後のアレは、そんなに話題にしてほしいんですか……?って穿った見方をしてしまいました。
一応、ゲームか何かは出るらしいんですが……

542修都 ◆7VC/HIVqJE:2017/01/04(水) 22:51:06 ID:F6emULec
>>ぺんぼーさん
謎のシンガーは、未来のほのかであるという考察はありますね。
まぁ、それでも色々と説明不足なのでご想像にお任せしますというところなんでしょうが。
とりあえず、ほのかに色々と決心させる役割でしたね

543ぺんぼー:2017/01/04(水) 23:03:52 ID:TW.kgnNQ
個人的には、重要な決心をさせるキーキャラが
なんかよく分からない現象ってどうよそれ、とは思いますなー
マイクが残るのも謎ですし

ポッピンQは出来は平凡かもしれませんが
さすがにもう少し話題になってもいい出来のような気が

544もにゃら:2017/01/06(金) 00:05:35 ID:OC.uUlQ.
□この世界の片隅で

「みぎてのうた」は反則やろ

大戦中の呉を舞台に新婚夫婦の生活を描いた話…で良いのかなあ?

戦争中でありながらも、のほほんと暮らすすずさん達ですが、やはり戦争中、当たり前のように人が死んでいきます

それを湿っぽくなくサラリと描くのがまた…

原作からカットされてる部分も少なくない映画ですが、やはり良い

545P4:2017/01/12(木) 21:51:20 ID:slHMF61A
◆この世界の片隅で(未視聴)
「君の名は」の予告はあまり何も伝わってこなかったが、
この映画予告映像を見ただけで泣けてきた。何かのオーラが・・。
是非観たい映画ですね。

546多鎖:2017/01/15(日) 16:12:43 ID:5XadLArc
●この世界の片隅で
漸く、地元でも視聴できるようになったので親と一緒に視聴。



上映終了後、誰も彼も口数少なく劇場全体が静まり返った映画なんて初めてだった……。
大体の内容は、もにゅらさんが語った通りなんですけど戦時中だからと言って過度にドラマティックにせず、
ただただ日々を面白おかしく、そして悲しい事があっても逞しく生きていく人々を等身大で描く。
それだけなのに、心に深く深く染みわたるものがあってしばらく余韻に浸りたい気分。

この作品もまた、『シン・ゴジラ』や『君の名は。』と並ぶ「2016年邦画のブレイクスルー現象」と言える存在だよなぁ。

547わんのねこ:2017/01/18(水) 22:15:03 ID:e7KyDaY.
・ポッピンQ
陸上部の女子中学生が記録に伸び悩んでいたけど、
ダンスのおかげで自己記録を更新できました。

ダンスで悪い奴をどう倒すのかと思っていたけど、
んちゃ砲からのアラバマ落しは予想外でクールでした。

なんでJポップでポップダンスが宗教的な踊りなんだよ、
とツッコムことすら野暮なんですが、オリジナルの映画である以上
説明は欲しかった。もしくは世界観に合わせた音楽と踊りを用意してほしかった。

物理的な問題(大きい問題)と精神的な問題(小さい問題)の並立は、
ドラマ作りとしては当たり前なんだけど、後者の比率が大きくなるのは
いまいち好きになれないですね。

どうしたもんかな、これは、と観ながらずーっと思っていました。

548わんのねこ:2017/01/18(水) 22:20:14 ID:e7KyDaY.
・この世界の片隅に
最高でした。
シンプルな絵でも色気ってだせるんですね。
一気に観るなら
「ホタルの墓」「風たちぬ」「この世界の片隅に」の師弟で戦争もの3本立てか
「アリーテ姫」「まいまい新子と千年の魔法」「この世界の片隅に」の3本立てか
機会があればどこかでやってほしいです

549シャアダム:2017/01/18(水) 22:26:00 ID:slHMF61A
◆10クローバーフィールドレーン(クローバーフィールドの細道にある10番地)2016年作


クローバーフィールド(前作)の直接的な続編ではないが、同じ制作者(JJエイブラムス)が作ったシリーズ物らしい。
内容はSFサスペンスホラーとジャンル分けが難しい。(ギャング強盗物と思ったら途中から吸血鬼物になったみたいな)。

感想としては核戦争後の恐怖に似た恐怖を味わいながら、誘拐監禁物の恐怖も味わえる。そして一難去ってまた一難、トムクルーズの宇宙戦争的な恐怖も味わえる贅沢感はありました。
ただ、欲張りすぎてそれぞれがやや中途半端な満足感になってしまった気もする。それなりに面白いかったけれど、見終わった後の感動的な物はやや薄いかな。
人に寄ってはデブのおっちゃんのサイコ性(&荒い息づかい)がトラウマになる映画かも知れない。こういうホラーSF に慣れてない人は充分に怖いので心して観ましょうw

550シャアダム:2017/01/20(金) 23:13:43 ID:slHMF61A
◆ヘイル、シーザー(万歳、シーザー)  2016年アメリカ制作

久々に唸るようなストーリーの映画でした。内容は映画制作部長のマニアックスが映画作りや俳優のトラブルのため四苦八苦するもスルリ見事に解決していく、出来る男の格好良さを描いた映画です。
一見軽めの取り留めもないおふざけコメディに見えて、肌に合わない人には派手なアクションもないしつまらないと判を押されそうな感じだが、おふざけの中に色々と制作のメッセージが見え隠れして、それを見つけるたびに「なるほどなあ」とつい感心してしまう。
そして何度も見返した映画も久々だった。見返すたびにこれまた新しい発見が有り「なるほどなあ」と感心してしまう。
実に隠れた佳作だと思う。

自分が気に入ったシーンはラストでマニアックスのある決意表明を聞いて秘書がにこっと微笑む所。自分もこんな上司なら付いていきたいなあって思うわw出来る男とはこういうやつだって言いたくなる。
それから、素朴な西部劇俳優がまた良い味出している。意外と頼りになるから、将来はマニアックスの相棒になれるかもな。

ラスト付近で出てくるキリスト役に選ばれたのトッドさんは何者だろう?それからヘイルシーザーという映画を撮影しているんだが、キリストの行いが共産主義そのものじゃねえか、この映画の脚本もあいつらが書いたんじゃねえのかw
あとあの監督はホモだったのねんw何度も見返してようやく最後の謎解きが分りました(頭悪いねw)。
色んな映画の裏側や撮影シーンが観れて映像的にも楽しかったです。水兵とロマの将軍はホモ友達だったんだねw

とにかく楽しくて笑えて主人公が格好いい映画でした。

551シャアダム:2017/01/21(土) 22:36:27 ID:slHMF61A
◆ディセンダント(原題Descendants;子孫達)  2015年アメリカ作品

白雪姫・アリババ・眠り姫・101匹ワンちゃんの悪役達の子孫が、それぞれの物語の子孫達が通う高校に留学することになった。親である魔女たちは娘達にこの機会にいい魔法使いの「魔法の杖」を盗めと命じる。
正義と悪の間で悩む子孫達の騒動を描くディズニー映画です。
はっきりいって、小中学生向けで、大人がどうのこういう映画ではないが、急に歌い出したり踊ったりするシーンはそれなりに楽しかかなwストーリーは観てる方が気恥ずかしくなるくらいお子様向けでしたw

まあどぎついシーンもエロいシーンもないから家族全員で観られるいつものディズニー映画でした。
女の子はこういう王子様とラブラブトラブルな映画は好きだろうなあw

552ヒロ筋肉痛:2017/01/22(日) 11:18:11 ID:cqodGCZE
■沈黙-サイレンス-
ビジュアルも内容も、とてもハリウッド作品とは思えないくらいに「日本」を感じる作品。
ハリウッド側も日本側も、俳優が皆迫真の演技で印象的。
特にイッセー尾形の怪演が凄い、
アンドリュー・ガーフィールドもリーアム・ニーソンも影が薄く感じるほどの存在感。

また、かがみさんの「仁義なきキリスト教史」を読んでいたおかげで、
「切支丹は神のために死んでいるんじゃない」
「切支丹を弾圧している側のほうがキリスト教のことをよく分かっている」
という構図を理解しやすかったですw
結局は人同士のしがらみや仁義が根底にあるという。

553お茶妖精:2017/01/26(木) 23:52:30 ID:ZIZd89s2
・鋼の錬金術師 嘆きの丘(ミロス)の聖なる星
ニコニコ生放送でやってたんですが、「キャラや設定を一切いじらずオリジナル
ストーリーを作るって大変なんだよ」という脚本家の疲労を感じました。
たぶんエドと同じ罪を背負いかけた女性を書こうとしたんでしょうけど、
賢者の石があって人体練成ですらないのに足を失うのかな?
ググったら同じ所で悩んでいる人がいて、いろいろ考察してましたがスッキリせず、
「普通に兄を蘇生しようとして失敗する展開でよくね?」と思ったり。
大佐の戦闘がカットされたのは実に残念!

554みる子:2017/01/27(金) 14:35:33 ID:9jbxm0Zg
・沈黙
内容にも映像にもただただ圧倒、打ちのめされました。160分の長尺も全く気にならない濃密さ。
正月に神棚を拝む程度の身としては最早ファンタジーに近い作品ではありましたが、それでもこれだけ心揺さぶられるのだから物凄い。
拷問はあくまでキリスト教弾圧のための職務として描かれていて、スコセッシ流の暴力表現は抑え目。主題は信仰であって暴力ではないんだな、と。
驚くべきは劇中の侍やお奉行ですね。まさかこれほどまで理知的で教養があり、話のわかる人達が登場するとは…。衝撃でした。

残念ながら今年度オスカーのノミネートからは外れてしまいましたが、非常に格調高い、まさにスコセッシ 魂の一作だと思います。

・ドクターストレンジ
原作もカンバーバッチさんもあまり知らないままに観に行きましたが面白かったです。魔術という名の雄々しき肉弾戦満載!
予告編からインセプションを想像してたけど、スカイリムの魔術大学クエストとかバットマンのスケアクロウ戦の方に近かったかな。
悪役のミケルセンはコジプロ新作、ローグワンと続いたのでプレミアム感がなかったなぁ(笑) レイチェル・マクアダムズは相変わらず可愛かったです。

555testes:2017/01/31(火) 16:31:57 ID:oqGJRiYY
test

556シャアダム:2017/02/04(土) 18:17:33 ID:slHMF61A
◆ターザン:REBORN(原題: The Legend of Tarzan=ターザンの伝説)2016年米

すっかり都会の暮らしに慣れて貴族っぽくなったターザンがベルギー王の罠にかかって、アフリカ・コンゴに再び舞い戻り、コンゴ部族や動物のためにベルギー王の舞台と戦う話です。
最初はバットマンシリーズみたいに変にシリアスな話になんかこれ思っていたターザンと違う!っていいたくなったけど、アクションは及第点だし一緒に旅する「ジョージワシントン」の陽気さに救われてまあまあ面白かったし、最後まで観れたって感じかなあ。
ほんとアメリカ人って有名なファンタジーをこねくり回して奇妙な重厚さ&シリアスにするのが好きだねえ。自分は安易にシリアスにするのは嫌いです(最近のスーパーマンとかバットマンとかキャプテンアメリカとか特にそう感じる・・)。スパイダーマン最高w

コンゴといえば凶暴な猿の映画がありましたけど、あれを思い出すような猿が出てきますね。かまれたら「エイズとかエボラ」とかにかかりそうで怖いなあw

とにかくラストの動物爆進撃がなかなかの見物、ファミリーで楽しめるアクション映画だと思います。

557シャアダム:2017/02/04(土) 18:49:30 ID:slHMF61A
◆スーサイド・スクワッド (Suicide Squad=決死隊)2016年米

別に人気作品を批判する俺、かっこいいっては全然思ってなくて、素直な感想を書くと面白くないなあって感じでした。
まず、ふざけた頭のおかしい女(ハーレクイン)ごときに次々にやられる、ゾンビ軍団やラスボス。もう乾いた笑いしか出ないよ。やられるために出てきたの?っていいたいわwそれから普通の銃や刃物で倒せるなら、訓練されたモブ隊員がゾンビ軍団に全滅っておかしいだろ。
そしてヘリが墜落してもあっけらからんと生きている主要人物やジョーカー。
この辻褄の合わなさすぎるギャグ漫画みたいな乗りについて行けなかった俺は頭が固いのかなあ。
あと、戦闘もつまらなかった。暗闇やスモークでよく見えない戦闘ばっかりで、中国のクンフー映画がアクション面において、いかに素晴らしいか再認識しましたよ。アクションのごまかし暗闇&スモークは駄目、絶対w
ラスバトもおかげで全然面白くなかった。

まあ、最初どんどん悪者が集まってくるところはそれなりに楽しめましたし、某サイロックみたいな暗殺忍者みたいなのと炎を出すブードゥー信者みたいなキャラ花か仲良かったです。彼らの武器ならゾンビ軍団をあっさりやっつけても納得できるし。
敵が神や悪魔じゃなくて、人間の極悪人だったら楽しめたかも知れません。もう少し特長を生かした頭を使った面白い戦いをしてほしかったなあ。

558シャアダム:2017/02/04(土) 19:15:49 ID:slHMF61A
◆X-MEN: アポカリプス(黙示録)2016年米

ご存じ超能力集団チーム「Xmen}が地球の危機に立ち向かうヒーロー映画です。今度の敵は最初で最強のミュータント「ヌール」。
ちょっとジョジョっぽい始まり方で古代エジプト人の反乱で長い眠りについて、地下発掘によって現代に目覚めたDIOさんみたいな敵です。
ていうか、序盤にジョジョネタありましたよね、某フィリップス議員の車みたいな車の前に立ちふさがったり、舞台はカイロだしw

こっちのヒーロー映画はアクションのごまかしも少なく少し強引なストーリー展開もあったけど、大変楽しめました。戦いが面白かったです。
最初はあの忍者や天候を操る人は敵だったんだね。あとエグゼビアが何故「つるっぱげ」になったのかも解るという展開、素晴らしいw
クイックシルバーさんの大活躍も見所、あまりの能力のチートさに爆笑しましたw

全体的に明るい感じのストーリーで自分好みな映画でよかった。暗く重いだけのヒーロー映画じゃなくてよかった。
結構面白かったので二回連続で観ましたよ。

559winwin:2017/02/16(木) 05:06:31 ID:siQYjBcE
●エクソシスト
この映画はすごいです。1970年代の映画とは思えない。
これただのホラー映画ではないんですよね
雇われ神父が悪魔に取り付かれた少女のために命を賭けてまで救う話なんですよ
最後も神父がなぜそこまでしたのかが分かるのも良し

560レト:2017/03/03(金) 22:15:23 ID:hElrqMRI
●インフェルノ
「ダ・ヴィンチ・コード」から始まったロバート・ラングドンシリーズの第三弾。
ヴェッキオ宮殿などを舞台にした観光映画としての魅力は本作も健在。
しかし、ストーリーは序盤の地獄絵図のイメージ映像がクライマックスで後半は盛り上がりに欠ける。
悪役がアッサリ退場したりコロコロ入れ替わったりする展開が話の勢いを削いでしまう。
途中で明かされる衝撃の種明かしも面白いというより正直、拍子抜け(保菌者が街中走り回っていいのか、というツッコミを解消してはいるが)。
中途半端に挿入されるロマンスにしてもキャラそのものに馴染が薄いため感情移入できず蛇足。
そもそも登場時にスタンスが明確でなかったキャラでやられてもね・・

561シャアダム:2017/03/15(水) 23:56:46 ID:slHMF61A
ひるね姫、歌いいなあ。

562レト:2017/03/25(土) 20:32:58 ID:hElrqMRI
●キングコング: 髑髏島の巨神
「大金を投入したB級映画」というのは正に本作に対する褒め言葉だろう。
説明最小限の漫画チックなアヴァンタイトル、テンポのいい展開、あってないようなストーリー、
ベトナム戦争終結後の時代設定も冒険映画として人間が怪獣にギリギリで対抗しうる上手い設定だったと思う。
それでいて下手に軍人のヒロイズムを美化せずプロパガンダにもしない気の利いた演出。
ヒロインにちゃんと伝統を踏襲させた割に主人公が最後に活躍しなかったのは勿体ないけれども。
マーロウの過去の日本兵との友情や日本刀の扱いは日本の怪獣映画に対する敬意が見られる。
ただ、肝心のガンペイは思いっきり中国人だったわけだが。
本作だけでなく、最近は特撮映画に投資しまくってるし、単純に中国が羨ましい。

最後のシーンは続編への期待を駆り立てるものだけど、現時点での国内興収だと正直厳しそうなのが哀しい。
今度こそ、日本資本で・・!ともいかないかなぁ・・・

563みる子:2017/03/26(日) 06:33:29 ID:3Ynzc46E
・キングコング
コングかっこよかった! それに尽きますね。髑髏島クリーチャーズの面々も無茶苦茶な奴らばかりで面白かった。
冒頭30分くらいの70年代ミリタリーな雰囲気も良い感じ。主演のロキさんもニヤケ面ナシで男前でした。
サミュエルがコング打倒に燃やす執念が印象深かったですね。泥沼の10年を吹き飛ばす 形のある敵に出会った、みたいな。

続編が楽しみですが、ちょっと他が圧倒的すぎるような…? vs武藤さん(♂)でも厳しい気がする。

564唯野:2017/04/02(日) 20:27:25 ID:16JDcKk6
●キングコング
まさかイカリ・グンペイの名前が碇シンジと横井軍平からとられていたとはこのリハクの目をもってしても……
スカルクローラーはうしおととらの「暴」みたいだなーと思ったがさすがに考えすぎか
昼間に戦う怪獣映画が見れてよかった

565唯野:2017/04/02(日) 20:32:04 ID:16JDcKk6
>肝心のガンペイは思いっきり中国人だったわけだが

え、日本人でしょ?

566レト:2017/04/02(日) 21:12:16 ID:hElrqMRI
>唯野さん
書いた後で勘違いだと気づきました。
演じてたのは日本人でした。

567ガフ:2017/04/10(月) 00:28:20 ID:xCVcJw0I
○キャプテン・アメリカ ファースト・アベンジャー
モヤシが投薬でマッスルボディに、ってバキのジャックハンマーみたいな経歴だ
4作中のキーアイテムの次元キューブ、マイティ・ソーの方に出てきた巨人の力を封じた箱と見た目が似ていて紛らわしい


○キャプテン・アメリカ ウィンター・ソルジャー
退役兵が「キャプテン・アメリカが助けを求めてる。これ以上の戻る理由があるか?」と言って復帰するの、
キャプテンが歴史上の偉人でかつ尊敬を受けてるんだなと一発で分かるいいシーンだと思う


○キャプテン・アメリカ  シビル・ウォー
友人はヒドラに洗脳されて連続殺人鬼に仕立て上げられ、当時の上司は老衰で死亡、上司の残した組織もヒドラに浸食されてました、と
キャプテンの中のスティーブ・ロジャーズ要素がゴリゴリ削られていく…

もう自分の中に正義感くらいしか残ってないこの状況で、アベンジャーズを国連の管理下にして、
殴る相手まで自分で決められなくなるってのはキャプテンには受け入れられないだろーなーと

キャプテンのプライベートというと、アベンジャーズ2の飲み会以外じゃ一人寂しく筋トレしてる場面しかなかった気がするので、
出来れば彼をキャプテン・アメリカと知らない友人なり恋人なりを作った方がいいと思うが、多分無理なのだろうな
知名度の高さが逆に呪いに思えてくる、やっぱりヒーローは仮面をつけてないと駄目だな


○キングコング
コングの武装がどんどんレベルアップしてるのに笑う
vsゴジラでは高層ビル引き抜いて戦いそうだ、はやく毒男最強決定戦がみたい

568:2017/04/10(月) 05:02:25 ID:7fSTEIMo
>次元チューブ
似てるのは伏線ですね

569ガフ:2017/04/29(土) 20:01:43 ID:Cy3EawK6
サノス向けのフェイクとかそんなんでしょうか

○キングコング
売上いいようで何より
これならゴジラvsキングコングもできるか

○マイティ・ソー3
PVの再生数が異様にいいらしいが何が原因なんだかさっぱり

○スパイダーマン ホームカミング
登場するヴィラン・ヴァルチャーがアベンジャーズのザコ兵士の装備を改造して使っていると聞いてすごくがっかりしたが、
考えてみればグリーンゴブリンは人間が最新装備で武装してるだけだったので、
異世界の技術で作られた装備を持ってるヴァルチャーは今までにない脅威になるか…?

○アベンジャーズ1
ラストの社長、ファーストアベンジャーのキャプテンと同じことしてたのか

○アベンジャーズ2
1はコールソンの死でチームがまとまるのに説得力を感じられたが、2は…微妙
なんか流れ作業のように感じてしまった

ムジョルニアを持ち上げられるヴィジョンの言うことなら…なのかもしれないけれど、
同じようにムジョルニアを持ち上げられるソー(やキャプテン)も、善良ではあるけど正しさが保証されてるキャラではないし
あとエスパー兄弟はもっと文句言うべき
でも「幸い俺は、マイティー・ソーだからな」は最高でした、アレはズルい
次点でパーティでの真顔

序盤の「弱い奴を〜」で真っ先に負傷したホークアイが活躍できるか心配だったが、杞憂に終わってよかった
銃で撃たれたら死ぬレベルの微超人ぐらいの方が見ていてい面白い

○X-MEN フューチャー&パスト
設定が違うので比べるのは良くないんだろうけど、
同じロボットでもアベンジャーズ2のウルトロンより今作のセンチネルの方が強さも実績も上に見える

マグニートーが指輪物語のゴクリみたいな扱いで笑ってしまった

570ガフ:2017/05/01(月) 19:24:21 ID:Cy3EawK6
○ブレードランナー
脱走した5体ののアンドロイドを主人公が追う、という話らしいけれど悪い意味であっという間に時間が過ぎていったなー
名作と聞いてたが合わなかった、残念

巨大オイランの立体画像?には吹いた


○GARO 炎の刻印 ディバインフレイム
人気のない場所でセックスしてるカップルを襲うモンスター、という気持ちの良いくらいクラシックなホラー作品の導入から始まって
アニメでしか不可能な騎士やホラーの造形、アクションを堪能できて幸せでした
出来れば劇場で見たかった


PVにヘルマンが写っていたので、レオンのピンチに颯爽と現れて
美味しい所持っていくんだろうなと思っていたら最初からがっつり登場していて笑った
もうちょっと感動的な親子の再会を演出してもいいのでは…とてもヘルマンらしくはあったが

歴代主人公で最も紙メンタルだったレオンが、
最愛の人間を失って堕ちた元騎士に守りし者の心構えを説くシーンはお前立派になったな…と胸が熱くなった

ガルムは最悪の事態に備えて独自に行動(裏目に出たけど)、最終決戦で支援砲撃、
そして今回は体を張って増援の手配と相変わらずすごく仕事してるな
変な…特徴的な声もくせになってきた

…ヘルマンと感覚がリンクしてるみたいだけど、仮にナンパが成功してたらどーなってたのだろう
やっぱりそう言う事になっていたのだろうか


残念だったのはアルフォンソのエマの出番がちょっと少なかったことか
アルフォンソの一番印象に残ってるのシーンが、ロベルトの教育方針を巡ってレオンと言い争ってる所なのが悲しい
しかもスパルタの父親と甘い母親みたいに見えてしまった

あと毎回恒例の牙狼の特殊形態、
アニメ版の双烈融身が変身方法、強さ、作品のテーマの回収のどれも完璧だったのでどーしても比べてしまうのだけれど、
なんでこの形態になれたのかよく分からない…
歴代英霊の方たちはなんで来たの、甥の顔を見に来たの

571もにゃら:2017/05/06(土) 19:12:14 ID:OC.uUlQ.
○ひるね姫

この1年で見た映画で一番つまらなかった
監督はこの映画で何を言いたかったの?
ていうか、夢の世界って何だったの?
現実とリンクしてるんだかしてないんだか、さっぱり分からない

572ギア:2017/05/07(日) 12:02:41 ID:bg4kX3n.
・帝一の國
完成度たけーなオイww

原作は一年生編までしか読んでなかったんですが、原作を踏襲しつつも所々で上手くオリジナル要素も挟んでおり、凄い面白かったです。
菅田将暉の演技は連ドラ『民王』の時から好みだったんですが、今回もエキセントリックな部分から程度差を付けた棒読み具合までなかなか良かったです。

こりゃ新八も期待できるかなw

573修都 ◆7VC/HIVqJE:2017/05/07(日) 12:33:49 ID:z68wRE6o
町山智浩の本を読んでたら、
「バック・トゥ・ザ・フューチャー」と「フォレスト・ガンプ」はアメリカ人の潜在的な人種差別意識と保守的な歴史観でつくられていると書かれていたのですが、
そう言われてみれば納得できるなぁと思いましたね。
特にフォレスト・ガンプの方はすごい納得。ヒロインなどの描き方が極端すぎるよなぁとは思っていましたが

574レト:2017/05/07(日) 19:06:40 ID:hElrqMRI
ベトナム戦争を主人公の栄光のエピソードとして扱ってるところに歪んだ自国史観が表れてますね。
原作未読ですが、原作者は改変に強い不満を表明しています。
同じ脚本家のベンジャミン・バトンの方がそういったナショナリズムが薄い分見やすいです。
あと、ここまで書いておいてなんですが、フォレスト・ガンプは好きな映画です。

575修都 ◆7VC/HIVqJE:2017/05/07(日) 19:31:45 ID:z68wRE6o
僕もフォレスト・ガンプは好きですよ。
ただ、あの映画はアメリカ人の保守的な心理にうける映画だということは知っておいても損はないでしょうね

576唯野:2017/05/07(日) 20:00:53 ID:XQef5M/g
たぶんあの本だと思うけどあれは牽強付会が過ぎると思った

577修都 ◆7VC/HIVqJE:2017/05/07(日) 21:22:08 ID:z68wRE6o
まぁ言い過ぎな部分もあるけど、「フォレスト・ガンプ 保守」とか「フォレスト・ガンプ 共和党」とかで検索すると考察も結構出てくるので昔から言われていた話のようですけどね

578みる子:2017/05/12(金) 17:53:32 ID:FUb9.Sh2
・ガーディアンズ オブ ギャラクシー vol.2
文句なしの面白さ。前作に引き続き、笑えて泣けて萌えられる最高の作品でした。
今回は個人的に「こうだったらいいなー」と思ってたことが実現して、なんかもう胸が一杯で…
カート・ラッセルは相変わらずカッコイイ。意図的かどうか、クリプトン人の方のラッセルに似てた気もしましたが(笑)
そしてあの人が特別出演のはずなのに存在感ありすぎてヤバい。ギャラクシーミッション、超観たいです。

余談。予告編で流れたホームカミングとマイティ・ソー、どちらもめちゃくちゃ面白そうで期待大。

579deku:2017/05/14(日) 22:26:00 ID:Cy2u6XBo
ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー リミックス
前作からの正統進化でとんでもない化けっぷりの面白さだった
Dlifeで前作復習してて良かった
あと個人的MVPはクラグリン、ズルイよあれは

ラヴェジャーズ関係は前日譚も後日譚も濃そうで見てみたい

580サンライトイエローシャワー:2017/05/15(月) 19:59:15 ID:gB0j3lrI
帝一の國

原作で一番おもしろいと思っているエピソードが2巻の合宿編なのですが、そこは丸々カットされていて悲しい。
いや、映画の尺を考えたら間違いなくカットすべきなんですけど、でも合宿編ラストのあの「自決!?」は実写で見たかったんだよな。
原作キャラの容姿や異常なノリの再現はかなりがんばっていて、原作ファン的にはうれしいんですが、やはり尺の都合でドラマ的な掘り下げがあまりに薄くなってしまったのが惜しい。
氷室先輩の暴走とか森園先輩、堂山会長の関係とかね。
原作でもそうなんですけど帝一は自分の将来に有利かどうかという基準でしか行動してなくて、こんな奴が主人公でいいのか感は甚だしかったですね。
ただ、ラストは非常によかったです。

映画の本筋には関係ないんですけど、男性俳優やらアイドルやらの脇毛ってけして見栄えのいいものじゃないけど綺麗に処理されててもそれはそれでなんか気になってしまうのは私だけでしょうか。

581wktk:2017/05/15(月) 21:57:19 ID:drTy/SNo
プレゼントを「誰に」上げるのかわかるぐらいならオールマイトが誰に殺されたのかなんて余裕でわかるんじゃ…?

582ギア:2017/05/17(水) 00:11:09 ID:h55IffGo
・劇場版コナン から紅
何気に映画館で観たのは初なんですが、今回のはアクションが大人しめな分、それ以外にも力が入れられていてなかなかクオリティが高かった印象です。
京都の再現度が前回程ではなかったのは寂しいですが…w

今回は前回のクロスロード以上に平次がフューチャーされてまして、もはやコナンを喰ってる勢いでしたねー
かつての平次の名言をなぞるかのような台詞も飛び出したのも良かったですが、
1番気に入ってんのは服部が土壇場に言う『コレが終わったらお前に言うとかなあかんことがある』にときめかなくなった和葉ですかねw
今まで事件後に照れた平次がしょうもないこと言って逃げるのがお約束だったので、この展開は地味に良かったですw

583wktk:2017/05/17(水) 13:01:28 ID:drTy/SNo
首都高を分断した結果それに巻き込まれて大人が多数死んで子供が泣きながら「ママ―!どこー!?」と
言ってるのを見てガレキが「革命の為には必要な犠牲だ」と言ってそれに対してクドー君が「戦うってのはこんな強い覚悟を持つことなのか」と
崇高な意思表示をしてくれたら単行本100冊買います

584ガフ:2017/05/20(土) 02:20:35 ID:muB38./6
○アベンジャーズ インフィニティ・ウォー
ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーが参戦するらしいけれど、
宇宙つながりでファンタスティック・フォー(2015年版)にも救いを…

○ヘルボーイ ライズ・オブ・ザ・ブラッドクイーン
リブートしてホラーに転向か、残念
エクトプラズムチンポ先生が活躍する予定の3が見たかった、こっちも見るけども

585みる子:2017/06/03(土) 08:04:46 ID:thcE3vhQ
・ローガン
ヒュー・ジャックマンが演じる最後のウルヴァリンに恥じない、骨太な漢泣き映画でした。
兎にも角にもまず暴力描写に感動。R15でここまでやっていいのかよ、というくらいに攻めてる。
アクションのキレも凄まじく、特にローラ役のダフネ・キーンちゃんは正にクズリそのもの。ヘッドスライディングがちょっとかわいい。

話の筋で説明不足なところもあったように思えたけど、情緒的な部分は数あるアメコミ作品の中でも随一ではないかと。
長きにわたり頑張ってきたプロフェッサーとウルヴァリンの年輪が作品にずっしりと乗っかっている気がします。

非常に興味深かったのは本作に初代『マクロス』のTVシリーズと劇場版のような含みを感じたところ。
リブートは今や珍しくもないですが、それらの作品間の齟齬を解消しようという試みに感じられて個人的には非常に好印象でした。


プロフェッサー役の交代はまぁ成功として、気の早い話ですが次代のウルヴァリンはどのタイミングで登場するのか気になりますね。
中継ぎのデッドプールさんがいくらか時間稼ぎしてくれそうではありますが。(ケーブルはリーアム・ニーソンがよかったなー)

586deku:2017/06/04(日) 12:10:51 ID:TRLwUwCQ
・BLAME!
やはり何と言っても重力子放射線射出装置、これに尽きる
描写も良いが音も良い、空気が震える感じが堪らなく好き
駆除系の超キモい機動も見れて満足
霧亥の声を出すのも久しぶりのようなカスレ具合も広大さも感じられる
戦闘は集落と人間の近くだったからか大人しめだったかな
次があるなら珪素生命体も交ぜて周りの被害気にしない戦闘が見たい
全力パンチからの下段キックは会心の出来

587たなかaka:2017/06/06(火) 17:54:02 ID:gc4WBSG2
ttp://bit.ly/2q4mPE6

588猛打賞:2017/06/08(木) 01:40:50 ID:gc4WBSG2
2001本目

ttp://bit.ly/2q4mPE6

589修都 ◆7VC/HIVqJE:2017/06/08(木) 22:53:19 ID:z68wRE6o
もう何回も見ている「ソナチネ」をまたCSで見たけど、勝村政信だけ生き残る理由ってなんかあるんだろうか。
単純に、この人はたけしの子分でもなんでもないし、何かあったらすぐに逃げ出す人だったからということだろうか

590レト:2017/06/08(木) 23:10:06 ID:hElrqMRI
意味というより最低1人でも生き残るのが武映画という印象がありますね。
芸術性の高さも魅力ですが、ソナチネは北野武のバイオレンス映画の中で一番無駄がない印象があります。
アウトレイジは1作目も2作目もどうも物足りなくて。

591wktk:2017/06/09(金) 12:28:02 ID:drTy/SNo
久々にファニーゲームを見たくなった
見ると一週間ぐらいイライラが止まらなくなるんですけどねw

592修都 ◆7VC/HIVqJE:2017/06/09(金) 20:25:02 ID:z68wRE6o
>>590 レトさん
>>最低1人でも生き残る
なるほど確かにそれはあるかもしれませんね。

アウトレイジは役者の個性や迫力を前面に押し出しすぎている感じはします。
アウトレイジを動的な作品だとすると、ソナチネは同じバイオレンス映画だけど静的な作品だと思いますね。
フランス人に受けたというのもなんとなく分かるし、ゴダールの影響があるとか言われたりするのもなんとなく分かりますね。
まぁゴダールの作品は有名なやつしか見たことないけど

593レト:2017/06/09(金) 22:48:42 ID:hElrqMRI
北野武のバイオレンス映画は暴力の不条理さを前面に押し出した作風が特徴なので
そこがぼやけてる作品はどうも不満が残ります。
HANA-BIもその点では残念でした。

594タツ:2017/06/09(金) 23:54:28 ID:y1sBgg3A
ワンパンマン
今回のとなジャン版で、サイタマがやけに考え込んでたのが気になって仕方ない・・・。
何か重要なフラグのように見えるけど原作には無かったし、となジャン版はこのまま原作とは違うストーリーに進んで、パラレルワールドみたいになるんだろうか。

モブサイコ100
死亡フラグからの闇落ちとは・・・。前々から???%が何なのか気になってたので、(多分もうすぐ作品が終わるであろう前に)いくらか説明がありそうで良かった。
???%のモブはサイタマ並みに対抗しようが無さそうだけど、ツボミちゃんが説得か何かでどうにかしてくれるのかな。

勇者が死んだ!
なんか熱血漢で裏表無さそうな新キャラが出たけど、こんな人でも3年前にアンリを仲間外れにしてはいた筈だから、トウカが警戒するのは正解だな。
石化したディアナは賢者の島に置き去りにしてたんだろうと思ってたのに、まさか普通に持ち歩いてたとは・・・。結構えげつない人だったから仲間化はしないだろうと思うけど、魔力タンクにでもすると予想。

595タツ:2017/06/09(金) 23:55:29 ID:y1sBgg3A
すみません、漫画雑誌総合スレと間違えました。

596レト:2017/06/10(土) 20:29:44 ID:hElrqMRI
●ローガン
俳優のキャラ引退作としてこのような作品が与えられるとはなんとも素晴らしい。
これまで演出の都合で抑えられてきたた流血描写も解禁し、
暴力の世界に生きてきた男が最後の命を燃やし尽くす様を描く。
X-MENのスピンオフ映画の一つであるが、作品自体はサム・ペキンパーの作風に近い。

とにかくプロットそのものが最大の勝因だろう。
これまでのように圧倒的な力で敵をなぎ倒していくわけではない、
衰え傷つきボロボロになりながらも最後まで戦う姿が涙を誘う。
元ネタはあるものの、ミュータントが絶滅危機にあるディストピア設定もプロットとガッチリ噛み合っており、
終末的な世界観と最後の盟友まで失う展開がローガンの捨て鉢な生き方にシンクロしている。
他人より長く悲痛な人生を歩んできたローガンが最後の最後のわずかな時間で報われるという演出も憎い。
ローラが遺伝子だけでなく、生い立ちまでローガンとダブっているのは世代交代だけでなく共感もさせる上手い設定だった。

チャールズもローガンも物寂しい最後ではあったが、その最後が幸福なひとときであったことこそが救い。
本作でローガンの物語は終わりだけれども、子供たちの将来を描く続編の構想もあるようだし、
一つの時代の終わりにして次の時代への橋渡しにもなりうる、わずかならがも希望を持たせる作品だった。

597みる子:2017/06/11(日) 08:22:13 ID:2ahjW22U
過剰な暴力表現しかり、ワイルドバンチっぽいなー とは見ていてぼんやりと思いました>ローガン
カナダ国境とメキシコの壁、オンボロ車と自動運転トラック等、ローガンとローラに限らず随所に対比要素があるのも面白かったです。
ワキシーメイズスターチ(トウモロコシのサプリメント)がミュータント衰退の一因というモダンな裏設定? には驚きましたが。

598レト:2017/06/11(日) 20:17:27 ID:hElrqMRI
主人公の枯れ具合とかは「ガルシアの首」に通じるものがありますね。
こちらは全く救いがないですが。

599青木の安打数:2017/06/14(水) 16:23:22 ID:gc4WBSG2
ttp://bit.ly/2q4mPE6

600青木の安打数:2017/06/14(水) 16:28:43 ID:gc4WBSG2
ttp://bit.ly/2s9yWC3

601青木の安打数:2017/06/14(水) 16:33:39 ID:gc4WBSG2
bit.ly/2paTTNF

602レト:2017/06/24(土) 21:38:51 ID:hElrqMRI
●スティング
コン・ゲームの代表的な作品にしてどんでん返しのルーツともいえる作品。
今となってはそのような作品は珍しくなくなっただけにオチは簡単に読めるのだが、
逆に現代の作品が見失いがちなエンタメの基本を改めて教えてくれる。
それは「悪役を騙すカタルシス」という要素だ。
現代のどんでん返しにおいては主人公が騙される側に回ることも多く、そのような作品はどうしても後味の悪さが残ってしまう。
一方で本作は勧善懲悪の王道をしっかり押さえることでシンプルにして最高の爽快感を与えてくれる。
これこそがエンターテインメント。
監督の演出は正に軽妙洒脱。
ロバート・レッドフォードの若々しさとポール・ニューマンのナイスミドルな魅力もまたガッチリとフィットしている。
ただ、難点は終盤の女詐欺師の件。
フッカーがプレイボーイとはいえ、大してオーラもない彼女になぜあんなに簡単に引っかかったのかが少し納得しかねる。
あのシーンだけは蛇足に感じたが、それは大した問題ではないだろう。
痛快なストーリーを突き詰めた教科書のような作品である。

603ギア:2017/06/26(月) 23:59:51 ID:vv20j1js
・ハクソーリッジ
確かに迫力は凄かったです。
日本兵の異端ぶりもよく描けてましたし、前半はサイコさが目につく主人公がそのひたむきさで奇跡を成し遂げるあたりのカタルシスはなかなかでした。

ただやっぱ戦場に銃は持ってくべきだと思うけどなー主人公も戦友の銃によって生き残れた訳だし…
まぁ非武装を美談として押し出そうって感じも薄かったので、自分の信念を貫いて戦い抜いたあたりは凄いとしか言いようがありませんでした。

ところどころシリアスな笑いが溢れてたのも(制作側の狙い通りかはともかく)良かったです

604とゆう:2017/06/28(水) 20:07:49 ID:dFQc5jgI
bit.ly/2q4mPE6 検索で〇〇の秘密

605ギア:2017/07/15(土) 23:14:14 ID:tEKHH0B6
・銀魂
チープさとクオリティの高さが共存する福田監督ならではの銀魂でした。
小栗さんをはじめキャストがキャラに溶け込みきってるのは流石でしたが、もうちょい映画オリジナルの部分を入れてくれた方が良かったかなー
台詞はちょこちょこ改変しててくれて楽しかったんですが、大筋を知ってる人を引き込めるかって意味では中盤は火力不足か。

まぁでもアクション、ギャグどちらをとっても実写化作品としては総じて優秀といえるラインは超えてくれてたと思うので、
いつかしれっと『柳生篇』か『真選組動乱篇』あたりを深夜ドラマでやって欲しいな

MVPはやっぱ安田顕かなー
危ない馬鹿をギャグとシリアスどちらも対応する隙のなさで演じ切ってくれてましたw

・パイレーツオブカリビアン
こちらは思い出補正でなんとかなってる感じかなー
もっとターナー夫妻が活躍してくれるかと期待してたのもあって少し肩透かしでした

606多鎖:2017/07/16(日) 21:33:29 ID:5XadLArc
●ノーゲーム・ノーライフ ゼロ
公開日の時点で全国の当日券全滅&入場者特典が全滅していて涙。
この手のアニメ映画は2週目の特典があまり期待できないだけに心が非常に痛い。

それはさておき、元々「前知識がなくてもそこまで問題ない涙腺破壊誘発前日譚」として劇場版向けのシナリオだったけど
実際映像化されて声がつくと涙腺破壊力増幅されるよなぁと感無量。

とりあえず、アニメ版や原作小説経験済みの人なら絶対観るべき作品。
原作知らない人にPRするなら、
ちょっとした厨二センスが大丈夫・終末世界のSFとか好き・ロボット少女の恋愛ものに萌える、辺りの単語に当てはまるなら多分問題ない。

607わんのねこ:2017/07/21(金) 20:51:28 ID:6wxexThw
・メアリと魔女の花
超絶作画でメアリちゃんの脚を堪能する映画。
「信じる心が私の魔法!」…とは言わない。
どうしてもLWAと比較してしまうのだ。

ハイソックス・ニーソ・生足より、ハイソックス・生足・ニーソのほうが良かったか?
キャラクタ・舞台、良くも悪くも過去のジブリっぽいもので構築されている。
それが望まれている感はあるけど、それを越えないことには…と
モヤモヤしたりしなかったり。

主演の杉咲花は声優でないナマっぽい声を期待しての起用なんだと思うんだけど、
むしろアニメ声優っぽく演じていたのがどうなんだ、と。
私がそう感じただけか?
潘めぐみでよかったのでは?…それじゃ本当にLWAだな。
何故か神木隆之介がアニメ映画の常連になってきつつある。

あこそこを、こういう風にしたい、というのはあるが、まあいいですよ。

クレジットに「感謝:高畑勲 宮崎駿 鈴木敏夫」と入れておけば
なんとなくいい感じにまとまって見えるから困る。

608わんのねこ:2017/07/21(金) 20:52:30 ID:6wxexThw
・POWER RANGERS
…まあまあ、こんなもんでしょうか。どうでしょうか。
戦隊ものを期待していたが、アメリカのティーン向けドラマでしたことよ。

吹替えで観たが、沢城みゆきの怪演が見所の8割ほど。
杉田智和という役者について年に数度考えるときがあるが、
今回のトリケラレンジャーの黒人はハマリ役といえますよ。
水樹奈々の存在感もよかった。

採石場と「GoGo power rangers」の歌がかかる場面は有無を言わせず熱い。
人間臭すぎる司令官も好きでした。敵のやられ方も良かった。

でもまあ、B級映画の域を出ないよなあ。

609わんのねこ:2017/07/21(金) 20:57:14 ID:6wxexThw
「メアリと魔女の花」を好きといえる人間は、
たぶん、「ももへの手紙」も好きというタイプで、
つまり、まあ、そういうことなんですかね。

610みる子:2017/07/24(月) 18:23:38 ID:Pl7tEKiU
・ ハクソーリッジ
アンドリュー・ガーフィールドは図らずも再び信徒の役でしたね。細っこい彼が傷ついた兵を担いで、というのもまた奇跡。
前半の出兵前が長くてちょい退屈でしたが容赦のない白兵戦は凄まじかったです。ゼロ距離の殴り合いはさすがに笑いましたが。
あとコメディ(というかほぼ『ドッジボール』)の印象しかなかったビンス・ボーンが軍曹役で出演してて驚き。シリアスもいけるのね。

良い作品でしたがメル・ギブ監督ならやはりアポカリプトが一番かなー。

・ ジョン・ウィック チャプター2
今回はとにかく投げまくるジョン・ウィックさん。流れるような 打・投・銃。
前作に続き長回しの銃撃&格闘戦の多きこと。撮影難度の高さは分かるけど乱用も芸がないので、もっと割った立ち回りも見たかった。
共演は前回のが豪華だったかな。レグイザモはホント顔見せ程度だし。コモンは存在感あってカッコよかったです。

611もにゃら:2017/07/30(日) 15:24:48 ID:OC.uUlQ.
○東京喰種


なんかごっつい尻切れトンボ
俺たちの戦いはこれからだ、的な



○銀魂

こっちは実に素晴らしい
マンガやラノベの実写はともすれば凍死しそうなほど寒くなりますがギャグもシリアスも良い感じでした

612K:2017/08/04(金) 15:02:44 ID:fScTvhzQ
>ジョジョ
丈助はともかく、承太郎と億泰のフェルト細工みたいな髪型は勘弁して欲しかったですけど
思った以上に悪くない出来でした。

虹村兄弟戦まで綺麗にまとまっていたのでは無いかと。
アンジェロ戦が終わった時点で2時間くらい経ったようなボリュームで、情報量はかなり多いですが、これで足りているのかどうか。
ジョジョ初体験の人にはどう写ったか、気になります。

613みる子:2017/08/05(土) 02:25:26 ID:c1v3DlsQ
・トランスフォーマー 最後の騎士王
派手なところはとにかく派手、雑なところはとにかく雑な、いつも通りの感じでした。
要素要素は面白いんだけど繋ぎが今ひとつ機能してないせいでとっ散らかった印象なのがもったいなかったです。

何の事前情報も無く観に行ったので冒頭のアーサー王伝説にはちょっとビックリ。
アンソニー・ホプキンスとその執事がとにかく軽妙で良かったです。ちょっとキングスマンみたいだった。
主役も惰性感のあるケイドではなく新主人公で良かったかも。それこそ王様の剣のような。

614ガフ:2017/08/06(日) 23:45:51 ID:qtkjTmr2
〇ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー
4人がかりで石を制御してロナンを滅ぼしたシーンは胸熱なんだけれど、
石って触れた有機物の質量に比例して出力が上がるとかいわれていた記憶が

〇仮面ライダーウィザード 約束の場所
レギオンの攻撃で魔力を失ったはずのハルトが魔法使えたのは多分チンプイ製の指輪のおかげなんだろうけど、
少し都合がいいような気がする

ハルトとコヨミを戦わせないためにキマイラと再契約するマヨラーと、
オーガとの最終決戦の演出が最高だったのでいいけれども

615ガフ:2017/08/09(水) 23:09:53 ID:FLFejCbc
〇ザ・マミー
評価・興行収入ともに振るわないみたいだけどダーク・ユニバース大丈夫なんだろうか
確かもう5作以上タイトル公表していたような

〇ジュラシック・ワールド
続編を出す都合なんだろうけれど、まるで成長していないウー博士が生存して
子供の面倒を押し付けられた部下の女性が何の意味もなく食われて死んだのには言葉が出ない

616:2017/08/11(金) 11:53:26 ID:bo8m.irw
スパイダーマン ホームカミング
面白かった!
スパイディの成長と青春、子供だからこその葛藤
トニーの不器用な干渉
御披露目だけされたアイアンスパイダーマンスーツ

スパイディの映画だと1番好きですね

最後にソニー側でもまたスパイディの映画やるみたいな感じだったけど大丈夫なのかな?

617みる子:2017/08/11(金) 12:48:44 ID:2ahjW22U
・ホームカミング
いやー まさかあの人がヒロインとは… 夢にも思わなんだ。面白かったです。早くも次作が気になりますね。
スパイディを大スター扱いせずローカル感で攻めてきたのは意外でした。ヒーロー1年生というより未就学児?
ピーターのキャラクター(+ネッド)も良かったですが、社長やハッピーやバルチャーに物凄く感情移入してしまったなぁ。

不満だったのはフラッシュがしょぼいことですね。やはり彼はジョックじゃないと。その一点のみ残念でした。
あとはキャップが素晴らしすぎた。ジェームズ・ガン監督へのリスペクトだと受け取っておきたいところ。

新ヴェノムはトム・ハーディーの予定だそうですが、いずれ共演する時が来るのかしら? …ぺしゃんこにされそうだ。

618:2017/08/11(金) 12:58:05 ID:l2Olzgdw
お前MJ!?は皆思いますよね

619K:2017/08/12(土) 00:35:52 ID:QTg0k0XE
>スパイダーマンホームカミング
スパイダーマン映画で一番好きです。
重いものを背負ってない青春物語のスパイダーマン、良いですね。
そのぶん正義活動への欲求が他のピーターより異常で、ある種狂気すら感じますが
この子ちゃんと見張ってないと死んじゃいそう…。

MJはビックリしましたけど、最初からピーターにアプローチしまくってたし
正直一番可愛かったので嬉しい。あの子とのロマンスがあまり想像つきませんが…。
へなちょこフラッシュも新鮮ですね。
次は大学編だったりするのかな。

620みる子:2017/08/12(土) 08:36:22 ID:2ahjW22U
キックアスとかアニメのアルティメットスパイダーマンに似た、若く青い新スパイディでしたね。

バルチャーも社長やキャップがわざわざ出向くような大物じゃないってのが良かったです。
守るべき家族があるから小悪党に徹している、一本筋の通った大人の敵というか。

クモ云々の発端はなくともちゃんとオリジンになるんだなぁと感心しました。副題のホームカミングも鑑賞後だと色々と感慨深い。

621唯野:2017/08/14(月) 20:36:39 ID:OFPHbLeQ
スパイダーマンホームカミングの感想書こうと思ったらだいたいすでに感じたこと全部書かれてた
スタークは、なんというか、とうとう不良中年を続けられなくなって、キャップみたいな若者に小言を言う立場になって
「俺、親父と同じこと言ってる……」みたいになるところが好き

622:2017/08/14(月) 22:24:10 ID:Ut4WUDxs
トニーの親父と同じ事言いたくないけどどう接して良いのか判らないのと
スパイディにキャップの影を見て正しく成長して欲しいと願う気持ちと
色々絡まってて楽しいです

シビルウォー後なので、独自活動するヒーローはかなり厳しくなってるはずですが
トニーが色々と後始末してるんでしょうね

623もにゃら:2017/08/15(火) 19:14:02 ID:piq70Igc
スパイダーマン、あのMJはただのオマージュ、お遊びで、いわゆるMJではないと聞きましたが、どうなんですか?

624:2017/08/15(火) 19:43:17 ID:Ut4WUDxs
略称が同じですけど、名前が違いますね

625唯野:2017/08/15(火) 21:18:11 ID:OFPHbLeQ
盆休みは映画をたくさん観たので(アマゾンプレミアムを讃えよ)つらつらと感想を
●インクレディブル・ハルク
MCUシリーズ第二作。だけど設定も役者も「アベンジャーズ」で変わってしまったし、映画そのものもあんまりおもしろくないので、観なくても大丈夫な作品でした……。

●「トランスフォーマー/ロストエイジ」
最高のアクションと有って無いようなストーリーという、マイケル・ベイの極みみたいな作品でした。あと長いです。二本分見た気分。

●ワールド・ウォー・Z
原作小説とは別物ですが、そこを割り切れば悪くなかったです。特に冒頭30分は文句無しに面白い。予算不足だろと揶揄される後半の「だるまさんがころんだ」も緊張感あって好きです。
確かに脚本の粗はありますが、何千何万というゾンビが全力疾走する映像の迫力は満点。
グロ描写少ないのでホラー苦手な人でも入りやすいかと。
でも原作も読んでね超名作だから。

●ゾンビランド
1時間半の間に「ゾンビネタのコメディ」→「ロードムービー」→「心地よい破滅」と雰囲気が大きく変わる作品
冒頭の凝った演出が好きなので後半それが力尽きてくるのは残念。これもゾンビ映画入門にいいかも。

●ヒューゴの不思議な発明
映画に詳しければ詳しいほど面白く、そうでない人には退屈な作品。
私は恋愛物語にまったく興味がないので、群像劇パートが苦痛なだけ。主人公もうじうじめそめそしていて好感度低い。
おじいちゃんの話だけでつくってもよかったのに……でもおねショタ要素があってそこは良い(良い)。

626ガフ:2017/08/16(水) 19:15:56 ID:GM7I13TE
〇スパイダーマンホームカミング
ヒロインだと思っていた子がハリー・オズボーン的な境遇で次回作不安

市と正式に契約してる業者の仕事を一方的に取り上げて保証もなし&罵倒ってそんな奴いるか?なレベルで横暴だな、訴えられたら負けるだろう
ダメージコントロール局の雑な仕事のせいででそこら中に潜在的バルチャーが存在してそう

バルチャー側も不愉快なのはわかるが、武器の密造&密売より堅気の仕事がリスク少ないんだから社長に電凸なり裁判なりした方がよかったのでは

エレベーターの爆発とフェリー真っ二つが大体スパイダーマンのせいなのはメンターに似たせいか

〇アントマン
主人公「俺は自分の子供に誇れる人間になるぞ。もう不法侵入も盗みもしない。で、どんな仕事をすればいいんだ?」
博 士「あるところに不法侵入してあるものを盗んできてほしいんだ」

博士の鬼畜ぶりが一貫していて喋るたびに笑えた、特に「この技術はスタークに渡せない」は最高
言ってることには同意するがお前が言うなと

627もにゃら:2017/08/20(日) 13:41:09 ID:lqh8bQCs
○打ち上げ花火上から見るか横から見るか

ダメでした
主役二人の棒読みが話題になってますが、ちゃんとした声優使っててもやっぱりダメだったと思う

君の名は人気に便乗したのか元作品には無い時間移動という要素を付け足しましたが、それがギミックとして役にたってないし、「だから何?」感が強い

主役達の年齢を元作品より上げて(小学生→中学生)スク水やらなんやら萌えをぶっこみましたが、小学生だから成立していた子供っぽさがおかしな事になってるし

628シャアダム:2017/08/20(日) 18:16:43 ID:gVk8kjHE
◆パッセンジャー(2016年アメリカ)
パッセンジャーとは乗客の事。宇宙移民船で冷凍睡眠120年の旅の途中、事故で睡眠から目覚めた主人公。だが、目的地まではまだ90年かかる。他に起きてる人はいない。
再び冷凍睡眠に就こうと思って、アタフタするのだが、自力では無理と知る。そしてたった一人で一年間過ごすが、一人でいる事に我慢が出来なくなって、ついに眠ってる人を無理矢理起こしてしまう。
その頃宇宙船自体に異常が起こり始めていた。さてこの物語の行方は?って映画です。

たった一人で死ぬまで過ごすのは地獄だなって思ったけど、引きこもりニートなら耐えられるんじゃない?って思ったw視聴者もこの映画主人公一人しか出ないのかいって飽きて来た頃、絶妙のタイミングで二人目が起きる。それもスレンダー美人。
目の保養ができてナイス!でもイチャイチャ、ラブロマンスが続いて飽きて来た頃、バーテンロボがいらん事を・・ナイス!
そして絶妙のタイミングで3人目が、異変が・・・。この映画の面白さは視聴者を飽きさせないタイミング良さだなって思いました。

面白かったんですけど、腑に落ちない点がいくつか。建築技術史の主人公がクルー&宇宙船設計士並みに宇宙船に詳しい事、暇だから独学下にしては、天才過ぎる。火星に独りぼっちの映画を思い出す。
それから、熱を逃がしただけで問題解決かい!自動修復するんかい!まあ細かいことは考えちゃダメかwちょっとだけ大雑把な表現のまあまあ面白いSF映画でした。

629シャアダム:2017/08/21(月) 20:20:43 ID:gVk8kjHE
◆神様の言う通り(2014)

世界中の空に立方体(UFO?)が現れ、高校生限定の神の子を選ぶための命がけの試練が始まった。

空から立方体・・異方・・神・・ザシュニナ・・。もしかして「正解するカド」の元ネタ?気の所為かなw
とにかく荒唐無稽で、意味不明、突っ込みどころ満載なサバイバルゲームのオンパレードで出来の悪い「カイジ」を見てるかのようでしたw
ただ、つまらないかというとそうでもなく、「深く考えるな、感じてもだめだ、ただ有りのままを楽しむ」ってスタンスなら結構面白い映画です。
よく見かける「謎解き・脱出・体感クイズ番組」を観てるみたいな感覚で楽しむ映画ですね。高校生ウルトラクイズってのがありましたがあれですね。ただし、罰ゲームは「死」なんですけど。

しかし、主人公たち以外のモブが無能すぎて、たまにイラっとします。もう少し演技や行動にリアルさがあればなあ。「だるまさんが転んだ」でも、最初の「だ・・」を言った時から動けよ。
原作は漫画ですか、全然知らなかった。「ガンツ」とかグロいサバイバル系好きならお勧めです。

630シャアダム:2017/08/24(木) 19:51:59 ID:gVk8kjHE
◆罪の余白(2015年・日本)

いやあ、久々に精神的にきついハードな映画観たわー。でも辛いけど面白かったです。

親しい人に気まぐれ冷たくされ、いじめられ追い詰められた少女が、事故で転落死。その原因を探る父親と苛めの中心人物の女子高生とのねちっこいバトル。
よく復讐は何も生まない、虚しいだけっていうけど、それは綺麗ごとだと思うわ。虚しくても間違ってても後ろ向きでも、本人にとっては一生苦しみ悩み、前に進めなくなるよりは復讐した方がいいと思う。

先に手を出した人やイジメた人が、そのまま何の罰も受けないまま生きられる方が間違ってると思うわ。
つまり、苛めダメ絶対、自分にいつか跳ね返ってくるってことだよね。
この映画のいじめっ子は分かりやすく、自ら墓穴を掘ってくれたからいいけど、実際はこううまくいかないんだよね。
この父親の覚悟も普通の人には真似できないし。

胸が締め付けられるような、でもラストは少しスキっとする映画でした。
大人しい人を、都合よく使ったり、抵抗しないからと言ってイジメちゃ駄目だぞ。

631みる子:2017/08/25(金) 15:03:38 ID:2ahjW22U
・ワンダーウーマン
時代設定やらも相まってまさに超女戦記といった感じですね。19世紀の集合写真は何度見てもかっこいい。
B v S で一人気を吐いていたワンダーウーマン=ガル・ガドッドがとにかく美しい。お世辞でなく全カット美しかった。
相手役のクリス・パインは凄く良かった。他サブキャラ、敵の博士も良かったです。一次大戦前後の背景美術も好みでした。

問題は内容なのだ…。島の外に出てからはなんか大雑把で没入しづらかったですね。カタルシスが一次大戦の暗さを上回れなかった感もあり。
マーベルとの差別化もあるのでしょうが、戦争ドラマとかヒューマニズムよりも痛快なヒーロー活劇が観たいなぁ。
ホームカミングの後だけに余計にそう感じてしまいました。今思うにバットマン・ビギンズは最良のバランスだったのかも。

ジャスティスリーグは色々な事情で大変ですが、ジョス・ウィードン監督の力量を信じて待ちたい。

632シャアダム:2017/08/25(金) 23:18:31 ID:gVk8kjHE
◆インフェルノ(2016年アメリカ)

インフェルノとは「地獄」。このまま人口増加すれば人類は滅びると考えた科学者が考えた、増えすぎた人口を減らそうとする計画を防ぐため主人公(大学教授)が活躍するサスペンス。

「ダ・ヴィンチコード」の続編なのか。ただのお使い謎解きではマンネリと思ったのか、味方と敵が何回も逆転したりかつての相棒(女性)を悪者っぽくしたり、主人公を記憶喪失にしたり、いろいろ面白くしようと頑張ってる。
が、結局宝探しクイズゲームなんだよねwでも面白かったです。ラストの水中バトルがもう少し見やすく面白かったらもっとよかったんだが、トムハンクスもいい年で、アクションは無理っぽいのが残念。ヒロインの方が強いんだもんなあ。主人公は判断力と頭の良さで勝負ってか。
一昔前の映画じゃあり得なかった、男女の役割逆転映画ともいえるね。トムクルーズもそろそろアクションきつくてこのヒロインに守られる映画になりそうw

しかし、敵はさっさと計画実行すればいいのに、主人公が来るまで何してたのって言いたいかなw

633シャアダム:2017/08/26(土) 21:58:17 ID:gVk8kjHE
◆ジャック・リーチャー NEVER GO BACK(2016年アメリカ)
Never Go Backとは「決して戻らない」だが意訳して「振り返らない」って事かなあ?
前作「アウトロー」は覚えてないけど、有名シリーズ小説が原作。
いきなりだが、主人公がリーチャーで協力する軍人がリーチって、そのうちリーって拳法使いが出てくるんじゃないと思ったら、原作者がリーチャイルドだった。w
自分の名前を文字って理想の自分を描き自己投影してたのかは知らないw

話は放浪の元軍人が犯罪に巻き込まれ(いや自分から首を突っ込み)解決していくハードアクション映画。
今回は軍隊の腐敗を暴こうとしてと自分の娘かも知れない女の子と危険な旅をすることになる話。
黒幕ははあの「Tバック」さんだよねw最近は「ワイルドスピード」や「007」とかで見かけたけど、あの若槻のねっとり声ですぐわかったわw

内容に関する感想は、この映画の女性も格闘が強いね。その分頭が固い(悪い)気がしたけどw昔だとアクション映画では頭が良いのは女性で男は肉体労働が普通だったけど最近はだいぶ男女平等感がでてきたねw
といってもトムクルーズのアクションも健在。しかし続編作るなら早くしないと、若手アクション俳優になるんじゃないかな「ミッションインポッシブル」も。
アクションに次ぐアクションでなかなか見ごたえがあったけど、ライバルの敵がバトルマニアかと思ったらしっかり娘を人質にとって堂々と勝負しないのが残念でした。
あの護身術は捕らえられた時にいつか使うと思ったけどねw
スキっとしたい人におすすめの勧善懲悪サスペンス要素ありの映画でした。
しかしリーチャーにかかわった人は悉く死んでいきますなー。死神かよーお前w

634シャアダム:2017/08/28(月) 02:27:32 ID:gVk8kjHE
◆ジェイソン・ボーン(2016年アメリカ)
CIAのプロジェクトにより、全くの別人ジェイソンボーンとしてスパイ活動をしていたが、記憶を失い自分の過去を探すためCIAと対立し、命を狙われることになる。
ただし、ジェイソンボーンは最強のスパイ、CIAのヒットマンたちを退けてきた。今回はついに自分の過去と殺された父親との関係が暴かれるのだが、CIA長官は真実が公になる前に彼を抹殺しようとする(またかよw)というスパイアクション映画です。

ところでこの映画はシリーズ5作目なのに何故この題名?また初めからやり直し(リブート)するのかと思えば、そうでもない。そういう意味で不思議な立ち位置の映画だなあって思いました。

さて映画の感想だが、相変わらず、臨場感を出すための揺れ揺れブレブレに分かりにくい映像と尾行追跡シーンが長い映画でした。
この尾行追跡が好きな人には好きなんだろうなあ、ワンパターンだけどね。
今回はボーン追跡に加え、ボーンの所為で敵に捕らわれた恨みを持つCIAスナイパーとコンピュータ・インターネット会社の社長(ビルゲイツみたいな感じ)とCIAとのいざこざも加わって、複雑で乱戦になるのかなって期待したけど、意外とシンプルな展開で肩透かしw
その上、ヒロインのCIA局員のリーさんが、簡単にボーンを信じて上司を裏切るは、上司を殺害して自分がのし上がろうとするわ、意味不明な引っ掻き回仕方をして、何このストーリー??って感じでした。
アクションも追跡シーンが長すぎて目が痛くなる。なんか視聴者に対するこれくらいでいいだろうみたいな怠慢・手抜き・妥協を感じました。
アクションもシナリオももう少し頑張ってって感じの映画でしたw

635わんのねこ:2017/08/28(月) 20:47:38 ID:PKgUzMn.
・銀魂実写版
最高点であり、限界点。そしてシャアザクとナウシカ。

構造は非常にシンプル。映画というには小さく纏まりすぎ。
ただし銀魂の実写化としてはこれ以上ない出来。
配役の妙が特に秀逸。邦画・ドラマにありがちなただのコスプレに終わっていない。
ちゃんと銀魂だけど、ちゃんと福田雄一のフィルムになっている。すごいですね。

636deku:2017/08/28(月) 22:23:21 ID:VPxhzRHA
・スパイダーマン ホームカミング
ヒーローモノであり青春モノであり、良い映画でした
MJが可愛かったのもグッド、といっても初代映画ぐらいしか知らないが
初代映画ではMJの何処がいいのかというのを好き勝手言いあってたのを思い出す
ホームカミングというタイトルも終わってみればスパイダーマンのコピーに寄り添う味わいのあるものでした

ソー三作目のタイトルがいつに間にか変わってた
ただロキが相変わらずロキってたので安心する
Dr.ストレンジの出番が多いといいな

・ワンダーウーマン
ガド・ガドッドが美しい、何やっても絵になる人ですよこの人
ドゥームズデイ相手にあれだけバトってたからアマゾン族の人たちも強いんだろうと思ってたら銃で撃たれて死んだのには驚いた
ダイアナクラスがゴロゴロいたらそれはそれで恐ろしいが
国同士の戦いに介入するのは正直どうなんだろうと思ってたけどアクションが格好良いのでどうでも良くなった
コミック的な戦闘が好きだったの今作も派手な画があって満足
それにより普遍的な立ち位置で戦うのが本編後なんだろうし
異星の敵とも戦ったことがあるらしいけどその時の話も見てみたい

ジャスティスリーグ予告
面白そうではあるけど何も設定とか知らないのでそういった層にも楽しめる映画だと期待する

637シャアダム:2017/08/28(月) 23:02:14 ID:gVk8kjHE
◆グランドイリュージョン 見破られたトリック【原題Now You See Me 2(今あなたは私を見てる2)】2016年アメリカ

前作の「グランドイリュージョン」の内容があまり思い出せないwでも大丈夫だった、大体楽しめました。

内容は正義の手品師&盗賊集団ホースメン(5人組)が謎の組織アイからの指令を受けて世の中の悪事を手品を使って暴くというもの。
今回はインターネットを使って他人のプライバシーを覗こうとする会社ソフトの暴露(ん?ジェイソンボーンでも見たなw)をしようとしたら敵の罠に掛かって一網打尽にされるのだが・・って話でした。

さて感想、
前作のヒロインがリストラされて新メンバーに新たな女性が加わってきたのを見て、女優の旬って短いなって憐憫の情を覚えました。新しいメンバーの女性はなぜ正義の為とはいえ、一生追われる犯罪者になりたがるのだろうってその辺が腑に落ちなかったなあ。
後この映画製作者は「ルパン三世」がお好きなのかなwなんか全体的に似てますなあ。
あと手品(イリュージョンね)といいながら、魔法並みに便利すぎるだろう。しつこいカード飛ばしパスと催眠術のことだよwもう超能力者だよ。
正義の秘密組織アイのマークはグリニッジ天文台の天井なのねん(意味が分からない人はぜひ映画を見てください)。
最終的な感想としては、まあまあ面白かったかな、都合よすぎるきらいはあるけどね。
FBIもロンドン警察も警備員も「ルパン三世」の銭形と警察並みに間抜けでドジっ子でしたwまあこういう映画ではしょうがないけどね。待てールパーン!。

638シャアダム:2017/08/30(水) 00:49:47 ID:gVk8kjHE
◆ザ・コンサルタント【原題The Accountant(会計士)】2016年アメリカ

まず最初にコンサルタントとは会社を診断して助言を与えたりする職業なので、会計士とは微妙に違うと思います。
そしてこの映画は思ったより伏線が多くて複雑で推理力・読解力・物事を整理する能力と多少の経営知識を必要とします。
かなり難しい映画だと感じました。
そして、自閉症の計士の正義のヒーローというかなり特殊なスーパーマン映画って所がとっても新鮮な映画でした。

主人公の過去(やばいくらいの精神的障害持ちだった)が現在の無敵の敏腕会計士とどう繋がるのかってのも見どころの一つです。
はっきりいって、「ジェイソンボーン」「インフェルノ」「ジャックリーチャー」よりも新鮮さ・外性という部分で面白かったです。

一回見ただけでは」分からない部分が多くて(特にクレイジーエディと社長の妹の株公開の話)、何回も見直しました。
クレイジーエディとはロボティック社の会計士エドですかね?何故妹が殺されたのかは、不正の首謀者だったから?
でも社長の妹を社長が殺すでしょうか?多分主人公の弟が勝手にやった事なのか、社長が親友エドが死んだのを恨んだのか?そこが一番の謎です(自分にとって)。
あとは、母親が出て行ったのは自閉症の息子の教育方針が父親と違ったからか、子育てに疲れたからなのかな。

FBIの上司が見て見ぬふりをして、主人公が敵を全滅させてるからいるから、この犯罪暴露通報システムがうまく作動してますが、かなり危うい綱渡りだなあ(顔も家も武器所持もみんなにバレたし)。この先どうやってFBIと上手く付き合って行くのでしょうか。
その辺は「ジャックリーパー」「ジェイソンボーン」といい、常に犯罪者や警察から追われるダークヒーローと同じで都合良すぎですね(ちょっとその点が不満)。そういう常にびくびくして生きなければならない日常を見てみたいですw

もう一つ、仕事人の弟(ラスボス)がスイスで行った脅しは、ロボテック社の株を空売りしてた相手だったんですねw
とにかく面白かったけど、ぼーっとして楽しめる映画じゃなかったです。頭使います。

639シャアダム:2017/08/31(木) 00:34:05 ID:gVk8kjHE
◆ゴーストバスターズ)2016年アメリカ)

1984年の映画「ゴーストバスターズ」の焼き直し)リブート)。但し配役を男女逆転してあるみたいで、主人公たちは全員女性。
内容は幽霊退治の4人組チーム「ゴーストバスターズ」が活躍するドタバタギャグ映画です。

ストーリーとかぶっちゃけどうでも良くて、お祭り馬鹿騒ぎを楽しむ映画だと思う。でもなあ、前作も音楽は良かったんだけど、ぶっちゃけあんまり面白いとは思わなかったのに、今回は女性お笑い芸人の滑り気味な笑いと、女性の見たくない醜い部分が強調されていて、「チャーリーズエンジェル」みたいなお色気美人が生意気な事をするならまだしも、おデブちゃんや奇天烈な女性が汚い言葉を吐き、奇妙な行動をずっと見るのはあんまり笑えなかったなあ。
お笑いはやっぱ男の方が笑えるわ。女性向けなのかなこの映画。ゲイみたいな受付アホイケメンが出てくるし、ラスボスに向かって「不細工」な顔だとはっきり馬鹿にするし、女性向けのお笑いだなあって感じた。

でも音楽は良かったよ。あとはお笑いの好みの問題かな。自分は続編はあまり観たくないかな。長いスタッフロールの後で、続編の予告みたいなのが・・・ズールって次の敵?

640ギア:2017/09/03(日) 00:30:23 ID:/5GN7poQ
・関ヶ原
面白かったです。
真田丸とはまた違った石田三成がなかなか良かったです。
役所家康はまぁ期待通りだったんですが、岡田君も人間的に小さいくせにある意味魅力的な石田三成を見事に演じてくれてました。
官兵衛がウソのようだ……
まぁ三成は原作でも浮世離れした青臭さがあるので、時代小説の改変にありがちな現代的価値観のセリフもそんなに違和感ないのも良かったです。

そして、関ヶ原に至るまでの展開のクオリティの高さは見事としか言えませんが、確かに原作を知らない人には字幕がいる作品ですね。
早口もそうですが、ナレーションは諱呼びなのに、登場人物は前置きもなしで官名や通称で呼び合ってるからなかなか混乱させられます。
『コウシュウ(甲斐守)』が黒田長政だととか暫く気付かなかったよ…


・スパイダーマン ホームカミング
自身の感想もここで既に言われてきってましたw
まぁでもこのシリーズが前作までよりも断然好きかなー

641ガフ:2017/09/03(日) 04:51:00 ID:Co9yK0Bo
〇ワンダーウーマン
内容自体は好評っぽいのに主演女優の発言のせいで公開中止になった国があるとかもったいない

〇ミザリー
アニーが思い出帳と称しているデスノート(物理)が怖すぎる…どーいう意図であれらの新聞記事をスクラップしてるんだ…勲章?
なくなった旦那さんの記事がないのは、アニーが手を下していないからか、それとも単に記事にならなかっただけなのか
そもそも旦那はなんでアニーなんかと結婚したのか

保安官が何も言わないうちから家に訪れた理由を察して即座にそれっぽいウソをでっちあげる、
婦長にまで出世、ペンギンの置物の向きを覚えている、と性格と外見以外は優秀なのが本当にタチ悪い

アニーがポールの足をへし折るシーンは思わず声が出そうになるくらい生々しくてきつい

ポールの復讐は原稿を焼き払う、豚のミザリーの像で殴打、致命傷はタイプライターと因果応報が決まってて爽快感はあった
専業作家とは思えない華麗な掌打には笑ってしまったが

642もにゃら:2017/09/03(日) 23:31:08 ID:OC.uUlQ.
○新感染

ゾンビパンデミック物
証券会社のエリートである主人公は幼い娘の学芸会に行けす、誕生日のプレゼントも前回と被っていたお詫びに、別居中の母に会いたいという彼女の願いを聞いて早朝に釜山行き高速鉄道に乗るが、社内には感染者が入り混んでいて…

最初に揉めた兄ちゃんは妊娠中の嫁を守るべく果敢に戦って散り、高校の野球部の少年は、ゾンビと化したマネージャーの少女と運命を共にし、足手まといっぽいホームレスは実際に足手まといだったけど最期は幼い少女と妊婦を救うべくゾンビに挑んで散り…

そして自分さえ助かれば良いというバス会社の常務は乗務員や女子高生をゾンビの前に突き飛ばして囮にしようというクズで、こいつのせいで被害が拡大した感ある

同じく自分達さえ助かれば〜的な一団がその考えのためにゾンビに襲われたのはちょっとカタルシス

ゾンビ化した常務と最後の戦い!
勝つには勝ったが噛まれたため、妊婦に娘を託して、列車から飛び下りて散る

釜山手前のトンネル入り口にはバリケードが組まれ、出口には軍隊が張っていた
感染者が入り込もうとしたら射殺するためである

学芸会で父に聞かせるために練習した歌を歌って妊婦さんを元気つけようとした、正にその歌を聞いて軍は感染者ではなく生存者であると判断して射殺命令撤回

二人は救助された

なかなか良い話でした

643643:2017/09/08(金) 17:29:53 ID:axce2h8c
かがみさんのハイロー2の感想にちょっとツッコミたい。

かがみさんのハイロー2の感想にちょっとツッコミたい。

全体的には同意なんですが、『ゼロじゃない』どころか、ロッキーの勝利は「文脈バトル」そのものじゃないですか……。
台詞を極力廃して映像とアクションで魅せているから、そう感じないだけで。
”助けに来てくれたコブラに「うるせーバカ」と返した後に、コブラからもらったバンダナを拳に巻いて殴り勝った”に
集約されていますが、ロッキーvs蘭丸は互いの「勝つ理由/負ける理由」が文脈で示された結果通りに決着していますし、
そもそもハイロー2のネームド同士の戦いはすべて文脈バトルです。
対戦する両者の勝つ理由・負ける理由が揃った場合にその通りの結果が出て、それが出尽くしていない者同士のバトルは決着が付きません。
(戦闘シーンそのものが無い対決もあるぐらい。もちろん続編ありきという部分もありますが、それも材料が出ていないこととイコールです)

644みる子:2017/09/09(土) 14:41:44 ID:2ahjW22U
・ダンケルク
つ、疲れた…。なんて気の休まらない作品なんだ。とにかく疲れる、と同時に凄く良い映画でもありました。
戦争物としての迫力や緊張感はもちろんですが、市井の人々の素晴らしき人間性、何気ない一言や仕草に胸を打たれたなぁ…。
負けて全てが終わりじゃない、勝負はまだこれからだぜ 的な静かな熱さはノーラン監督作の一番の美点だと思います。
ただ時系列が前後、重複するあたりはノーラン監督にしては珍しく少し分かりづらかったかな?

・ジャスティスリーグ予告編
ヒーロー勢揃いのカットはやはり胸が高鳴る。不安はあれどもなんだかんだでめちゃくちゃ楽しみにしてます。
フラッシュが若さと明るさできっと何とかしてくれるよね? DCはもう少しコメディ色があってもいいのではないかなー。

645レト:2017/09/09(土) 16:37:24 ID:hElrqMRI
●ダンケルク
やはりノーラン監督作に外れなし。
今回はセリフが少なくストーリーは薄いものの、それでも終盤のセリフはしっかりと印象に残る。
とにかく全編に渡る映像、音声、BGM全ての作り出す臨場感と緊迫感が圧倒的。
「ハートロッカー」においてはそれでも後半には観る側の感覚が麻痺してしまいそれが作品の皮肉でもあったのだが、
本作では作中での緩急を効かせた構成が最後まで緊張感を持続する。
特に駆逐艦内での一時のやすらぎの直後に艦が撃沈されてしまう展開は正に賽の河原というべき戦場の絶望感を演出している。
全体的に灰色がかった映像の中において鮮やかな民間の船と最後の夕日の対比も定番ながら効果的。
敗走し命からがら帰ってきた兵士たちを市民は暖かく歓迎した。
役立たずとの誹りではなく、戦火を生き延びた人々は祝福を受ける権利がある。
戦争映画のイデオロギーから距離を置きつつ、新たな戦争映画として記憶に残る作品だ。

646みる子:2017/09/15(金) 14:05:51 ID:2ahjW22U
・エイリアン:コヴェナント
前作プロメテウスもそうでしたが、今作も人を選びそうな感じですね。
内容的には… まぁそうなるよね、みたいな。特にこれといった印象はなかったですが、
さすがにクリーチャーに関しては圧巻の出来。奇怪な動きや生々しい血飛沫は怖気をふるいます。
そして今回もやらかしまくるクルーが(笑) まるでB級ホラーの厄介キャラのようだ。パニックになる気持ちは分からんでもないけど。

今更詮無きことですが、やはり前作でスペースジョッキーの大いなる謎を明らかにしてしまったのは大失敗だった気がします。
全く何もわからないからこそ不気味で怖いのであって、タネが割れてしまったらもうそこには神秘的な恐怖は存在しない…。
とか言いつつ、神秘のカケラもないエイリアン2が一番好きなんですけどね。2は誰が観ても傑作だと思う。

さて新ブレードランナーはどうなるか… 秀作にしろ凡作にしろ、事前情報無しで観に行って思い切り振り回されたいですね。

647もにゃら:2017/09/19(火) 00:54:19 ID:OC.uUlQ.
○エイリアン コヴェナント

要らんことばっかりやって、やるべき事をやらんクルー達に草不可避

つかウォルター、最新型とか言って負けたんかい

648みる子:2017/10/15(日) 01:02:51 ID:EHpKJchU
・猿の惑星 グレートウォー
ひとまずは完結編ということでいいのかな? まさにシーザーサーガを締めくくる(上映時間的にも)大長編でした。
アンディ・サーキスの業前か、もうシーザーの顔が人間にしか見えないですね。ウディ・ハレルソンも名演。

旧・猿の惑星の原作は読んでないのですが、どういった経緯で書かれたものかは知っているので、
途中の強制収容所のシーンは幾重にも感じ取れるものが。良くも悪くも多くの人に響くのではないかと。

余談。マット・リーブスは次のバットマンを監督するとのことですが… 前作今作と見応え充分だったので大いに期待したいです。

649みる子:2017/10/27(金) 15:09:32 ID:2ahjW22U
・ブレードランナー2049
バティスタにステゴロで勝つ時点で新型レプリカントの優秀さが分かる。が、超人強度がちょっと分かりづらかった。
どこまで大丈夫なのか、どこまでやったら死ぬのかが脚本の都合に左右されてしまっていたような…。
VRヒロイン、ジョイはとにかく可愛かったです。R・ゴズリングは男前だけどその辺にいそうな気安さがいいですね。

ビジュアル的には最早、誰も見たことがない未来 という感じでもなく。まぁ前作が多くの作品に影響を与えた元祖ではありますけども。
いつかこんな映画のような未来が来る、という夢想が通用しなくなった昨今、近未来SFは中々に厳しいのかなぁとも思ったり。

・予告編
COME TOGETHERがバックに流れてるだけでジャスティスリーグへの期待度がグンと上がった気がします。ノリの良さって大事。
あともう何度も目にしてますがマイティ・ソーの『移民の歌』も満を持して、という感じで素晴らしい。

650シャアダム:2017/11/02(木) 18:47:22 ID:gVk8kjHE
◆ねらわれた学園(1981年)

初めて観たのだが、音楽は名曲なんだよなあ。薬師丸ひろ子さんもそれなりに可愛いし。
アニメ映画の方もいまいちだったけど、これも何か実験映像映画っぽくて一回見たらもういいかなって感じでした。
でも、最初のコマ送りオープニング(主題歌「守ってあげたい」と合っていて)は雰囲気抜群で、大変好みでした。

内容は金星人?が地球を支配する第一段階として、主人公の通う学園をマインドコントロール(命令に従順な人間に)で支配しようとする。それに気づいた主人公(超能力者)が阻止しようとする物語です。
最初の15分は当時の雰囲気が感じられてとても微笑ましく楽しく観れました。昔の高校って大学みたいなクラブ勧誘をしてたのか、面白くするための創作なのかはわからないけど、クラブ同士でダンス合戦で新入生を勧誘し合うのは楽しかったです。
また、規則なんて糞くらえの自由重視な校風、成績重視先生VS体育重視教師の対立がいかにも昭和だなあって微笑ましかったです。

ただね、金星人が現れた時のショック(その恰好)が自分の許容範囲をはるかにオーバーして、呆然としましたよw当時はアレがカッコ良かったのかなあ。あとラストの対決が学生の劇を観てるみたいで、ちょっと悲しくなりました。
でも色々な斬新な映像は色んな工夫がなされていて頑張ってるなあっては感心しました。
そうですね、演出や映像効果が外国映画「ザナドゥ」っぽいというか、影響を受けてそうな気がします。やたらローラーを履いてるのもそうかな。

でも、今の学園物映画に無い温故知新的なものや影響を与えたものが沢山見つかる映画だと思います。ストーリーさえ気にしなければ、結構笑える賑やかで楽しい映画ですよ。
出演者に大山のぶよさんって、あのドラえもんの人なのか?それとちょこちょこ無理矢理映り込む、サングラスでロックっぽい人は誰?w

651シャアダム:2017/11/03(金) 01:43:36 ID:gVk8kjHE
◆天河伝説殺人事件(1991年)

中森明菜「二人静」(彼女の歌の中で一番好きです)で有名な(有名かな?)、素人探偵&ルポライターの浅見光彦シリーズの映画化。

事件は新宿でサラリーマンが毒殺され、手に持っていたお守りが奈良県の天川村天河神社の物だった所から、舞台は天川村へ。偶然、能の取材に来ていた主人公が事件に巻き込まれるというストーリー。
ミステリー好きな自分としては、なかなか見ごたえがあって面白かったです。ただ、半分観た時点で跡継ぎのお母さんが誰だか分かっちゃって、事件全体は大体こんな感じだろうと推理したらその通りで、意外性やどんでん返し的なものはあまり感じ無かったかなあ。
でも導入部分はかなりワクワクしました。最初に抱き合っていた二人は能の後継者(男の方)と恋人だったんだね。

あとは出てくる俳優が懐かしいというか有名俳優が多くて、豪華でした。それと金田一耕助役の石坂浩二さんが主人公の兄貴って所でクスッと来ました。
第二弾第三弾作ればいいのに、あまりヒットしなかったのかなあ。
ミステリー好きにお勧めの、丁寧に作られていてかつ笑い処も十分な映画でした。関口さんの「二人静」も好きですね。ていうか、能の二人静の場面が無かったのが残念w
それと、伝説って薪能の時に結ばれた恋人は不幸になるってやつですかね。空の天の川とは関係ない映画でしたw

652みる子:2017/11/03(金) 12:37:30 ID:2ahjW22U
・マイティソー バトルロイヤル
冒頭は分かるけど、まさか劇中にもう一回流れるとは思わなかったなー。やっぱりツェッペリンは最高だぜ!
内容は超王道スペースアドベンチャーって印象でした。脳筋しか出てこないからクドクド ジメジメ 一切無し(笑)

前2作とは打って変わってコメディ色が強い今作。関連作で皆キャラ立ちまくってるから何気ない会話がめちゃくちゃ面白かったです。
ロキさんとかもう画面に映る度に客席から笑いが起こるレベル。愛されてますなー。

ソーは相変わらずカッコイイしロキさんには終始癒されましたが、今回は何と言ってもケイト・ブランシェットに尽きますね。
恐ろしくも神々しい、まさに死の女神のような気高い雰囲気が最高でした。ガル・ガドットのワンダーウーマンに勝るとも劣らない美しさ。

653シャアダム:2017/11/04(土) 15:25:15 ID:gVk8kjHE
◆砂の器(1974年製作)

調べたら5回ドラマ化されてる有名な作品なんですね。今回観たのは松本清張原作の映画版です。
内容は東京で殺された身元不明の初老。犯人の手掛かりは東北弁と「かめだ」というキーワード。
二人の主人公刑事(丹波哲郎と森田健作)を中心に描かれる日本縦断するミステリーです。

初めて観たのですが、導入で引き込まれました。事件の経過とかが文字で説明され解りやすいのも親切でいいですね。
あと、意外と若い頃の丹波哲郎って結構渋いイケメンですねw森田健作(現在は千葉の知事だっけ?)はエネルギッシュな猛犬みたいです。緒形拳はいかにも正義感溢れる生真面目な感じですね。あと、渥美清(男はつらいよ)も出てました。豪華だなあ。
それと役者たちの演技が上手い。実在の人物じゃないのって感じさせるくらいみんな自然でなじんだ演技をしてます。
それから怪しい天才作曲家が出てくるんですが、某インチキ作曲家とダブってみえて、出てくるたびに苦笑いでしたw
あと、主人公は出張ばかりしてるので、「出張刑事」ですねw

あと特筆すべきは、犯人逮捕までのプロットが凄い。ちょっと推理に強引な部分もありますが、濃密で捜査が丁寧でリアルさがありかつ二転三転して、目が離せないほど面白かったです。
それと、スケールがでかい、捜査範囲が秋田・東京・島根・山梨・岡山・石川って・・旅映画ですかw

ただね、惜しい点があって、殺す理由が良く分からない(動機が弱い)のと、ラスト20分位にわたってコンサートの曲と「父と子」の放浪旅のシーンが長い、堪え性の無い人はちょっと辛いかも。
いや、そこがこの映画を傑作たらしめているメインな部分なんですけどね。音楽はいいし、何回か見ればそのシーンの良さも分かってくると思いますが。

考察をちょっと
この映画の制作当時、ライ病患者って差別の対象だったんですね、今でいうとエイズ患者みたいな。
それから「砂の器」という題名は何を表してるのかって部分ですが、犯人の心情だと思います。砂の器のように脆い心、少しの衝撃で壊れる心(犯行理由に繋がった?)、芸術家の不安定で繊細な心という意味ではなかろうかと思います。
犯人は父と別れてで強く生きようと器(心の形)を作るのですが、それは砂で作ったように脆い器であったって事でしょうか。

あともう一つ疑問なんですが、最初の秋田の村でウロウロしていた怪しい人物はなんだったんでしょうねwもしかしたら犯人が昔、父と旅していて迫害に遭った場所を訪れていたんでしょうか。石川→秋田→島根って旅したのかなあ。
それと、旅した時期って戦前なのかな。
いやあ、子供が旅の途中でいじめられ足り、学校を眺めたりするシーンにはちょっとウルっと来ましたわ。もう一回見たらまだ別の感動があるかもしれません。

原作と違ってる部分が多いらしいので、原作も読んでみたいなって思いました。

654みる子:2017/11/11(土) 07:06:03 ID:EHpKJchU
・アトミックブロンド
冷戦終結前夜のベルリンを舞台にしたスパイアクション。シャーリーズ・セロン版の『ソルト』というのが一番しっくりくるかな?
思った以上にアクション少なめ・謀略多め。その割に伏線回収が雑なせいか、折角の80年代の名曲たちが何処か虚しく響く…。

アクション監督に真面目な作品は鬼門だなー、と再認識しました。シャーリーズ・セロンがとにかく格好良かっただけに惜しい。
アクション映画狂いの身からすると、やはり10分に1回は地獄のようなアクションがないともう退屈で退屈で…。
共演はマカヴォイやソフィア・ブテラと豪華だったので、もっとシンプルな作りなら現世代ヒロインアクションの決定版になっていたかも?

ちなみにヒロインアクションの私的オールタイムベストは『ロングキス・グッドナイト』です。

655みる子:2017/11/15(水) 22:45:46 ID:2ahjW22U
・IT それが見えたら終わり
最初の排水溝のところが一番怖かったです。うおお、やりおった…! みたいな。
直感的にわかりやすく怖いし、少年少女たちの演技は上手いし、悪たれ共のいじめは胸糞悪いし…、
スタンドバイミーかヤングゼネレーションのホラー版のような雰囲気。青春エンタメとしても良くできた作品だと思いました。

鑑賞後は、もし子供の頃の自分があの怪現象に遭遇したらいったい何を見ただろう… とつい考えてしまったり。

・シン ゴジラ 地上波放送
面白かったです。エヴァの決戦BGMは笑いましたが、思った以上にマッチしてた。
CGのぎこちなさは終始気になったけど、実写の作り込みがいちいち凄すぎて圧倒されました。脚本(台本かも)と演出の隙間の無さも物凄い。
ラストカットは薄気味悪い尻尾でしたが、何か含みがあるのかな? 続きが作られるのなら今度は劇場で観たいですね。

656heavyhand:2017/11/15(水) 23:30:14 ID:fxaYh4Fg
>>655 みる子さん
>ラストカットは薄気味悪い尻尾
あれはゴジラ第5形態である小さい人型の個体が生えてきてる状態ですね
作中で巨災対の学者のおっさんの予測の一つとして「ゴジラが群体化する」ことがありましたが
これが現実になったわけです

人に近い形を取りつつある理由としてファンの考察では
・自分を追い詰めた強敵である人間を模倣しようとした
・実はゴジラには牧教授が取り込まれており、そのDNAに影響された
といった説をちょくちょく見ます

あと、ラストの矢口とカヨコの会話シーンではまだ第五形態が生えてないようにも見えるので
・ラストカットは実は時間が経ったあとであり凍結が破られかけている
・最初から凍結でもゴジラを封じきれていなかった
という解釈をするファンもいますね

657みる子:2017/11/16(木) 00:23:33 ID:2ahjW22U
>>656 heavyhandさん
補足ありがとうございます。まだまだ更に進化するつもりだったのか… 頑張り屋すぎる。

確かにどっちにも取れるというか、どっちも頷きたくなる説なんですが… >人型への進化
初上陸した際、既にTレックスのなりかけ(二足歩行)みたいだったので教授を真似ていた可能性の方が飲み込みやすいですかね。
何の工夫もなく上陸したらまずイグアナみたいになっちゃうんじゃないかなーと思うので。

いやでも群体化するっていうなら、人間社会が一つの群体生物とか社会性昆虫みたいなものなので、
人間とやり合った経験を活かして〜 の可能性も捨てきれないのか。うーん… やっぱりどっちとも取れますね(笑) 奥深いです。

658deku:2017/11/18(土) 19:41:15 ID:1eG/u0mE
ゴッドオブエジプト
真面目に見てたのに「俺は超合神だ」の一言で全て塗りつぶされた
何も間違ってはいないけど実際に見るととんでもねえインパクト
そしてそこまで言ったのにホルスに普通に負けるのがウケる

地球が丸くなかったりラーが空にいたり神話を描いてたのは印象的

マイティソーバトルロイヤル
冒頭、前2作とは違うノリで不安になったが全くの杞憂だった。個人的にシリーズ中最高傑作
ドクターストレンジも存在感発揮して満足

ロキもだけどソーもかなり笑いの神だった
髪切られる時とか最高に情けなかった
助けてーはあんなことやってたらそら裏切られますよ
それでもあんなに格好良いんだから反則

VSハルクはゴリゴリの殴り合いで一番面白かった、やっぱ戦闘は吹っ飛ばされてナンボ
ヘラは髪かきあげる仕草が美しい
強い、硬い、速いのストロングスタイルで覚醒したソーですら歯が立たないの納得の描写
ヘイムダルの殺陣はダークソウルで大剣キャラ作りたくなるくらい惚れ惚れする

ジェーンは今後出ない事確定なんだろうか
ペッパーの件もあるからよう分からん
ラストは百パーロキの所為

659吉彦:2017/11/22(水) 19:46:21 ID:XC.IJUhA
・GODZILLA 怪獣惑星
同じ作戦を2回説明したり、仕方ないとはいえ誘導作戦が絵的に同じことの連続になってたり
燃料切れる切れる詐欺みたいになってたところが気になったと言えば気になったけど
全体的に満足だった。
特にラストのメカゴジラの引きは事前情報も何も無しに行ってたのでかなりテンション上がった。

何も無しとは言うが「虚淵ィ!」みたいな反応は見てた、けど言うほど虚淵ィって感じではなかったかな。
お母さんゴジラ(?)はずっと可能性に触れられてましたし。

660みる子:2017/11/23(木) 14:27:54 ID:2ahjW22U
・ジャスティスリーグ
色々不安だったけど、心配いらなかったです! 面白かったー!
やはりフラッシュは正義でした。DCに於けるスパイディかってくらいの賑やかし。JOJOっぽいバトルも迫力充分。
監督交代の影響であることは言うまでもないでしょうが、随所にアヴェンジャーズのような明るさが感じられるのも良かったです。
最低でも『マン・オブ・スティール』『バットマン vs スーパーマン』は観ておかないといけない作りなのが短所と言えば短所ですかね。

小ネタではありますが「彼らは宇宙に帰ってしまったのか?」はちょっとしんみり。
あと毎回言ってるけどガル・ガドットが超絶に美しいです。今回も全カットキメキメ。

噂されるアルティメットエディションも見たいは見たいので、ディスク版で追加してくれたらなーと。

661deku:2017/11/23(木) 20:11:33 ID:1eG/u0mE
ジャスティスリーグ
次回作や関連作にも期待できる面白さで満足
アクションもみんな格好良くてイケイケゴーゴーなノリも合わせてテンション上がる
予告でもみせた剣蹴り上げてから剣を掴む一連のシーンは実に様になってる

アクアマンは年齢的に若いのかな?
見た目正直おっさんなので判断出来ない
そしてマンオブスティールの時点でアクアマンはスーパーマンを助けてたと
そういうさり気なさをBvSで出来てたらもっと良かった気がするが今作の出来の前には些事か

座頭市喧嘩旅
チクショウと瞽連呼で笑っちまった
特にチクショウはくっころ感に溢れてる
ていうか座頭市若! テレビシリーズは後年の作品だったのか
座頭市の名前の通ってなさと市の人間性が作品の若さを感じさせる

662シャアダム:2017/11/24(金) 02:08:20 ID:gVk8kjHE
◆グランドホテル (1932年 米)アカデミー作品賞受賞作

1932年といえば第二次世界大戦前ですね。グレタガルボってモード系のブランドかと思っていたけど有名な俳優だったんですねw
あと、ドリューバリモア(ETに出演)の祖父が主人公なんですね。なんか凄く時代の繋がりを感じる映画です。

ストーリーはグランドホテルに偶然止まった5人の客の奇妙な運命の一期一会、人生の交わりすれ違いを描いた物語です。

主人公ガイゲルンはギャンブルの借金でホテル泥棒にまで落ちぶれた男爵。
グルシンスカヤは人気が衰え、神経質になって公演も休みがちなロシアのバレエダンサー。
ブレイジングは経営危機に瀕して、明日重要な会談を控えた体育会系の会社社長。
若き女性フレムはハリウッドスターを夢見る速記記者(臨時秘書・書記みたいな感じ)でブレイジングに雇われてホテルにやってきた。
クリンゲラインはブレイジングの会社でこき使われて、病気で余命いくばくもなく、残りの人生をホテルで豪華に過ごそうとしている会社員。
その他戦争で顔にやけどを負った、ストーリーテラーっぽい役の博士(医者)や妻に赤ちゃんが生まれそうでやきもきしているホテルマンとか出てきます。

物語は30分を過ぎたころから、借金のため主人公がバレエダンサーの部屋に盗みに入る所から面白くなりましたね。
最初主人公は女たらしのお調子者で気持ち悪かったのですが、実は人情に脆く、寂しがりやの紳士だったんですね。まあ、話自体は何だこれ?って?がつくような投げっぱなしで、何が言いたいのかすぐには分からなくて、すごく面白いとは言えませんでしたが、
作られた年代(戦前)を考えると、なんが地味でも丁寧に作られていて時代の深みがあって、結構面白く観れました。ホテルでの日常一部分を切り取って、毎日色んな思いがけないドラマがあるんだよって見せてる感じですか、派手なアクションとかCGとかなくても、味わい深い映画でした。

「有頂天ホテル」の元ネタらしいですね。というか「グランドホテル形式」という言葉を作った映画らしいです。
ちなみに、ギャンブルで設けた14000マルク(当時1マルク=0.864円)を「今」の日本円の価値に直すと、計算が間違ってるかもしれませんが、約3456万円ぐらいになると思います。一生は遊んでは暮らせないですねw
しかし、主人公に関しては、ああ無情ですねw

663みる子:2017/11/26(日) 10:24:23 ID:2ahjW22U
・機動戦士ガンダム サンダーボルト BANDIT FLOWER
冒頭のア・バオア・クー決戦からして物凄い作画と戦闘描写で大満足。濃密すぎる1時間20分でした。
新ヒロインのビアンカは原作より少し幼い感じがしますが、その分かわいらしくなってて好印象。
宇宙編よりも地上に降りてからの群像劇が好きなので、省略せずにやってくれるのは嬉しいですね。早く海上都市編が観たいなー。

同時上映のトワイライトアクシズは構成が分かりづらかったけど、簡易デンドロビウムは中々に格好良かったです。
主役2人は『ジョニー・ライデンの帰還』にも登場してたので、どうせならそっちも映像化してほしかったり。

664シャアダム:2017/11/26(日) 17:31:02 ID:gVk8kjHE
◆レベッカ(1940年・米)アカデミー作品賞受賞作品

うわあ、戦時中に作られた映画ですねw白黒で派手なアクションは無かったものの、まあまあ面白かったです。ヒッチコックの作品。

ストーリーはモンテカルロで偶然出会ったキャロライン(主人公)とマキシム(男爵)は惹かれ合い、その場で結婚して故郷コンウォールのマンダレー屋敷で生活することになる。
しかし、どうもメイド長の様子がおかしい、嫌がらせをされるし、自殺した前の女主人「レベッカ」と比較される。マキシムも自殺した前妻の「レベッカ」の事で病むほど悩んでいて、たまに辛く当たってくる。
ぎくしゃくし始めた生活の中、ある日レベッカの従弟と名乗る男が、勝手に屋敷に入ってきて、メイド長と密会してる所を目撃してしまう。レベッカとはどういう人物でなぜ自殺したのかが気になってくる主人公だが・・って感じです。

常に無表情のメイド長ダンバース(ダニー)が不気味ですね。自分だったら解雇しますよ。あそこまで嫌がらせされて、なぜ主人に黙ってるんでしょうかね。
物語が大きく動くのは1時間を過ぎたころからかな。それまでは、昔の貴族の生活や昔の生活、昔の美男美女や昔の男女の付き合い方などを楽しんでくださいっ、温故知新。いやあ、貴族の旦那が強引でキザ!、女の方は従順で一途!今とはかなり違うかも。
あと、メイド長はなんであんなにレベッカにゾッコンなのかな。レズなのかな?
あの事件あと、主人公たちはどこでどう生活をしたのかお金は大丈夫なのかが気になります。

最後に、「レベッカ」といえばラズベリードリーーム♪の方を思い浮かべてしまいますわw

665シャアダム:2017/11/28(火) 02:51:40 ID:gVk8kjHE
◆地上より永遠に(原題: From Here to Eternity)1953年・米 アカデミー賞受賞作品

まず題名の「地上」は「ここ」って読むんだね。それからパッケージをみると戦争物にみえたけど、実際は軍隊の人間模様を描いたヒューマニズム物でした。

ストーリーは1941年(第二次世界大戦だが、まだアメリカが参戦してなかった頃)のハワイの歩兵隊(陸軍)に主人公が転属してきたところから始まり、彼は上司の命令(軍のボクシング部に入れ)に服従しなかったため、軍隊内で苛めを受ける。ある日中のいい親友とハワイにある軍隊行きつけのクラブに行き、そこでヒロインと恋仲になる。
一方親友の方は営倉の看守長ともめて、恨みを買ってしまう。そしてある事件で営倉行きとなったその親友は、暴行を受けて軍を脱走してしまった。一方、主人公の上官であるウォーデン軍曹も、陸軍をまとめる大尉の奥さんに同情して恋仲(不倫ですね)となってしまう。それぞれに問題を抱えながら、1941年12月7日の真珠湾攻撃の日(太平洋戦争開戦)を迎えてしまうという内容です。

実際戦争シーンは迫力はあるものの、約12分ぐらいでオマケといった所かな。といっても、映画「Uボート」で帰港して一息ついた所に空から奇襲され壊滅させられたくらいの驚きはありました。日常から非日常に落とされたかんじですね。
でも、メインはその日までの人間関係のアレコレ。恋あり喧嘩あり友情あり復讐ありイジメあり、なかなか面白かったです。
特に軍隊内での男同士のさばさばしてかつ情に厚い友情がなんなくカッコいいなあ、こんな軍隊だったら悪くないかもって思いましたね。これも温故知新、現代では忘れかけてる古き良きものですね。上司たちイジメにガッツで立ち向かい、それを見た友達は気晴らしに遊びに誘う、友達がピンチの時は命がけで立ち向かう。そして、理解ある上官と時には飲みながら語り合う、そしてひとめぼれから始まる恋。青春だねーw
この映画を見てると、戦争時じゃない軍隊は体育会系クラブですねw

だからこそ、親を亡くして寂しい主人公は軍隊が好きなんだろうなあ。戦争が始まった時、軍隊の仲間のために軍に戻ったんだろうなあ。ラストが何とも言えない虚しさが漂うけど、それ以外はなかなか面白い作品でした。
あと、上官とのボクシングシーン(喧嘩)、昔のトラウマの所為で顔が殴れない主人公(あしたのジョーかなw)が逆転勝ちする所がなかなかの見どころです。もうひとつ、アーネストボーグナインとのナイフでの決闘シーンは自分としてはごまかさないで全部見せてほしかったなあ。でもいい作品。

666ガフ:2017/12/02(土) 19:01:25 ID:K.IVRTsM
〇マイティ・ソー バトルロイヤル
序盤から前作と雰囲気の違うギャグが来て面食らったが、それなりに面白かった&本筋のヘラ関係は真面目だったので特に問題なし

終盤の覚醒したソーは格好いいけれど、ムジョルニアないと多分飛べないしキャップとの連携攻撃もできないしで、あった方がいいと思う

スルトの冠と永遠の炎を同じ場所に管理するのはどうかと思うが、預けられる相手もいないし仕方ないか
しかし、1作目では王様を暗殺され、3作目ではヘラを滅ぼすために都合よくつかわれと、氷と炎の巨人族可哀そう

「アスガルドは土地ではない、人だ」→インフィニティ・ウォーのPVの流れ、視聴者とアスガルド(民)を全力で殺しに来てる…
ロキは4次元キューブを持ってるなら使えよ…


〇インフィニティ・ウォーPV
ホークアイさんがいない…?

いまだにインフィニティ・ストーンの色・名前・所在が脳内で一致しない


〇ダークユニバース
監督と脚本家が逃げたか…
何作も連続で当ててるMCUがおかしいんだけども、どーしても比べてしまう

667ギア:2017/12/06(水) 09:50:32 ID:/5GN7poQ
・女神の見えざる手
ロビー活動って馴染みが薄いテーマだったんですが、そういう人にも分かりやすい構成ながらリアルっぽさも提供してくれてどんでん返しの展開共々なかなか面白かったです。
軽妙な会話の中に専門家っぽい台詞がいい塩梅で混ぜられてるのも好感度が高いですし。

地味に気に入ってるのが聖書のあたりで、自分の携わってる分野はアホほど精通してて初めて戦える土俵があるってのはホントその通りだと思うし、含蓄ある言葉ですよね
…じゃあ出来るかと言われれば全く出来る気がしないけどw

・it
ホラー要素とシリアスな笑いも同居してましたが、素直に面白かったですw

終わってみれば序盤が一番猟奇的だったなー
ホラーパートの真っ最中がギャグっぽくなってる部分もありましたが、序盤のフックが効いてるためかホラーパートに入りそうで入らないタイミングが逆に怖くて、総じてちゃんとホラーしてましたw

また、青春モノとしても成り立ってるのも凄い良かったです。時代を感じるノスタルジーとそこからホラーに立ち向かう子供達に説得力を持たせてくれたのもグッドでした。
まぁラストは一見オヤジ狩りにしか見えない構図でしたがw(とは言いつつあのピエロの中の人平成生まれなんだよな…)


・マイティソー 3
シリーズで一番面白かったです!
雷神様すっかりアメリカナイズされちゃって…w

ギャグ多めながらも決めるとこは決めてくれたお手本のようなアクション映画で、なおかつ医者あがりの魔法使いなど他の主要キャストが混ざってきてるシリーズ物ならではの楽しみ方が増えてきたのも嬉しい展開でした。
勿論一番はハルクとの再会ですがw
あそこは想定しててもカタルシスが凄かったです。

・探偵はBARにいる3
1.2よりグロさやバイオレンス度は低下しましたが、これくらいがいいのかもしれませんね。
何気に完成度としてはこれまでで一番面白かったと言って良いと思います。

構成や仕掛けはシンプルながらも大仰に謎解きする訳でもなくサラッと進めるので、この作品の一番の売りである探偵たちの等身大のハードボイルドさとマッチしてるからからなんでしょうね
先の展開は特に想定内なのにそれでも面白いというww

ヒロインの動機や探偵のラストの独白も後味が独特の切なさで締めてくれたのも好印象でした。

凝らない展開でも面白く出来るってのは水戸黄門や特命係長に通じる連続物の秘訣を押さえてると思うので、引き続きシリーズを続けてって欲しいなぁー

668ガフ:2017/12/07(木) 23:15:10 ID:w1IY3GtU
〇MCU
ディズニーの20世紀フォックス買収でMCUの参加作品が増えるとか言われてるけど
後天的に能力を得たファンタスティックフォーはともかく今更X-MENは無理じゃねーかな
タイムストーンかリアリティストーンでも使うんだろうか

669みる子:2017/12/08(金) 11:05:59 ID:2ahjW22U
・劇場版 ガールズ&パンツァー
地上波にて。ド迫力の戦車戦で冒頭からズタズタにされる大洗!(笑) 破壊のカタルシスというか、
実写じゃできないからトコトンやっちまおうぜ! 的な、いっそ清々しい気概すら感じます。
例の割烹店とか人死にが出るレベルで爆発してて笑う。チハたんのポンコツっぷりもかわいい。

西住家はまほ姉さんが内緒で面倒見てくれる母親、家元は頑固親父みたいな。一応優勝したのだからもう少し関係が上向いてもいいような…
一方でライバル校の面々がとにかく良く描かれてましたね。特にサンダースの過剰なお節介さは格が違った。
キャラに関しては流石というか、どのキャラも活き活きしてて最高ですね。バレー部やドゥーチェも活躍してて個人的にも大満足でした。

vs大学選抜。各戦車の見せ場もありつつで見応え充分。三連星、センチュリオン戦も強者の格をギリギリ下げない巧みさが光ります。
MVPは重戦車を倒したダージリンさん(&ナオミ)にあげたいところ。あの合体技には感動しました。
聖グロは落ち着きのない新顔も面白かった。で、かつてのダージリンポジが継続高校かな? 勝手に帰っちゃってて笑いました。

今作の不満、敢えて挙げるならサクサク行きすぎて溜めが無かったことですかねー。尺の都合というのは分かりますが。
あとアンツィオ戦のカエサルのような練習・特訓シーンが無いのも寂しかったです。
まぁアリクリチームとか鍛えすぎておかしなことになってたけど(笑) 見てるこっちが若干引くレベル。

最終章は小分けにしてじっくりやってくれそうなので、期待できるのではないでしょうか。


余談。SW 最後のジェダイの前夜興行予約、どうにか滑り込んで27〜30時の回を取りましたが、
はたして30時とは…?(笑) なんにせよ平日なので、もう死ぬ気の零地点突破で行くしかねー。

670修都 ◆7VC/HIVqJE:2017/12/09(土) 15:44:58 ID:mMM/Egmk
・咲-saki-
阿知賀編の実写版ドラマも始まったので、まだ見てなかった前作劇場版を見ました。
いやぁやっぱり咲実写版からは原作愛を至る所から感じますね。
製作陣がキャラクターそれぞれをちゃんと理解してつくっているので随所でこだわりを感じます。
特に桃子は途中までずっとはっきりと映さないというところに感心しました。

671ガフ:2017/12/14(木) 00:01:04 ID:w1IY3GtU
〇マン・オブ・スティール
スーパーマンが数年がかりで克服した知覚過敏をゾッド将軍が数時間で克服したのは自然出産とデザイナーベイビーの差か

クリプトンが滅びたのは資源問題の対応をミスったからであって、
生まれつき役割が決まっている管理社会のせいではないと思うんだがジョー=エル的には後者なのか

故郷を滅ぼした男が目の前で女といちゃつきだしたら、地球人を皆殺しにしてやる!となっても無理ないと思う

〇バットマンVSスーパーマン 
原題はDawn of Justiceなのに邦題がジャスティスの誕生ってどーいうことだと思ったら、ジャスティスリーグにつながるのか

ワンダーウーマンはともかく、フラッシュの時間移動はドラマ見てないとワケが分からないんじゃないかと思う

圧倒的存在のスーパーマンに対して人類はどう折り合いをつけるのか、みたいな話になるかと思っていたら
スーパーマンが幼少期のトラウマをこじらせた面倒くさいの×2に因縁つけられる話で肩透かしを食らった気分
バットマンは描写が多かったのでまだしも、黒幕の方は動機を聞いてもカウンセリングを受けろとしか言いようがない

〇X-MEN アポカリプス
敵が全体的にしょぼかった印象
ラスボスのアポカリプスは能力が転生+他人の能力強化で絵的に地味だし、
配下の四騎士はマグニートー以外近代兵器で何とかなりそうな程度の強さにしか見えない&内面的な魅力もあまり感じられないと散々だった

アポカリプスが死んだ後、サイロックが「やべえ寝返るタイミング逸した…」な感じで撤退するのはちょっと面白かった

672みる子:2017/12/15(金) 15:14:45 ID:2ahjW22U
・スターウォーズ 最後のジェダイ

雑感のみ。ネタバレは無しで。

とにかくルークに尽きる第二幕。老いてなお主人公でした。
フォースの覚醒は新三部作のフレームが形作られただけという印象でしたが、今作で実体を得た感じがします。
帝国の逆襲もクローンの攻撃もそうでしたが、二作目で一気に物語が深まっていくのはSWの醍醐味ですね。

ていうかデルトロが出演してて、そこに一番ビックリしました(笑) マスター・サミュエル以来の衝撃。

673レト:2017/12/16(土) 19:54:05 ID:hElrqMRI
●スター・ウォーズ/最後のジェダイ
適度に観客の予想を裏切りつつ2時間半飽きさせない展開で面白かった。
アクションのバリエーションも豊富だし、ライトセイバーバトルも敵兵が実力者揃いでしっかり魅せる。
何より会話が面白い。
皮肉やお約束外しが上手く陳腐なセリフ回しが存在しない。
序盤で前作に対するツッコミにしっかり言及してるのも見所。

迷える伝説のルークも先人としての役割をしっかり果たしたけれども、
これが遺作となったキャリー・フィッシャー演じるレイアのインパクトも抜群だった。
カイロ・レンは尊敬するヴェイダーの辿った道を丁寧に踏襲してるな(順序は違うが)。
ある意味これはヴェイダーのifルートにも近いか。
それだけに共和国以上にファーストオーダーの行く末が気になる。
ハックス将軍のネタキャラぶりとかも面白かったけど。

674ビックリバコ:2017/12/20(水) 12:53:21 ID:ZREYdOQQ
実写ハガレンの話題が出たのでこちらで。いろんな所で散々議論されてるけど、この作品はハリウッドに作ってもらうべきだったんじゃないかな。
アジア系はシン組と、百歩譲ってヒューズ、ロイだけにして。
怖いもの見たさでみるべきか、イメージ崩壊を避けるためにスルーすべきか……

675レト:2017/12/20(水) 19:13:50 ID:hElrqMRI
鋼の錬金術師ってアニメの劇場版もいずれも不評でしたし、
映画化に恵まれないですね

676ビックリバコ:2017/12/20(水) 20:21:50 ID:2Xu5fDAQ
>>675 レトさん
ですねー。
僕はシャンバラもミロスも好きでしたけど、いずれも原作熱が冷めてから視聴したからで原作に熱中していた時に見たらと思うと否定したくなる気持ちは分かります……!

・シャンバラ
世界観が秀逸。良くも悪くもハガレンっぽくは無いが、ナチス・ドイツをはじめとした時代や風習に振り回される人々を描写したという点だけでも”文化”として価値がある。

・ミロス
原作に配慮しつつ若干コレジャナイ感はあったが、アニメーションや戦闘シーンは良かった。列車のシーンは必見。

二作の評価は”ハガレンに求めているもの”が人によって違うって部分が原因な気もします。
アニメ1期と原作初期は”陰惨なダークファンタジー作品”で2期(と原作)は”ハッピーエンドを目指す少年漫画”という部分に重きを置かれた作品ですし。

ただ実写となると配役の段階でもう、『自分を洗脳して作品を楽しむ』という苦行が必要になりそうだから、いっそ原作を知らない方が楽しめそうという先入観が……

677ギア:2017/12/20(水) 22:03:42 ID:/5GN7poQ
・スターウォーズ8
レトさんが仰られてるように適度に予想を外してくれ、クライマックス感も序盤から全開となかなか中だるみも少なくワクワクし続けられた印象でした。
うん、補正抜きにしても素直に面白かったです。

予想外な展開(後半のソロの行動やルークの参戦方法)についても、ちゃんと理屈が通ってるのも丁寧な展開で良かったです。
キャリー・フィッシャーは本当にお疲れ様でした。


>ハガレン
実写版は観る勇気が持てませんね…
まぁ見てないのでダメ出しとかも出てこない訳ですが
>>675レトさん
原作者が書き下ろした二作目はともかく、シャンバラって不評だったんですか?
興行収入が12億を超えてるのでアニメ一本目としては地味に健闘してるかなってイメージですが…
まぁシャンバラ単体がどうこうというよりアニメ一期を認められない層には不評でしょうけど、あのオリジナル展開の中ではあれはあれでありなんじゃないかなぁー

678レト:2017/12/20(水) 22:16:36 ID:hElrqMRI
>>677 ギアさん
高く評価している人もいますが、一般的な評価は振るわないですね。
下手にカットせず丁寧に描き切ればもっと評価されたかもしれません。

679多鎖:2017/12/20(水) 22:19:25 ID:5XadLArc
シャンバラは1期アニメの路線だったらまぁそうなるよなぁ、というメリーバッドエンドでしたね。
主にウインリィが犠牲になってしまった。

ただ、OPムービーの演出はこれまで見てきたアニメ映画の中でも至上の出来と言わざるを得ない。

680フーガ:2017/12/22(金) 10:42:47 ID:FLmfgXog
ハガレン実写化ってそんなに評判が悪いんですか。
周囲の感想では漫画の実写の割には検討しているっていう印象受けてましたが(見てない)

681もにゃら:2017/12/23(土) 11:59:30 ID:qPmv.mzM
ハガレン実写は見ました


マンガの実写化に対する期待値が元から低いので、まあまあに感じました


エピソードのつまみ食いな構成は賛否ありそうな感じ

682感想下記:2017/12/23(土) 17:59:54 ID:3ILS2jFg
スターウォーズエピ8
ネタバレ注意
この感想は個人的なスターウォーズエピ8に対する感想がつらつらと書かれています。バンバンネタバレもあるので注意を。




まずは悪かった点からスタート

①気がついたら共和国が滅んでいた
いやいやいやいやいやいやいやいや
前作のファーストオーダーは一勢力であって共和国を潰せるほどの力じゃなかったのではと記憶していたのですが…

あれか?前作でファーストオーダーの秘密兵器が炸裂したから共和国が滅んだのか?
というか共和国の残党は?残った軍事力は?
それまでファーストオーダーと小競り合いしていて共和国は弱っていたのか?

なんとも前作のファーストオーダーのポッと出感からの共和国が出落ちで滅んで残りはレジスタンスだけなんだよなぁ…というスタートは違和感バリバリでした。

②ほうれんそうのできないガバガバれじすたんす
あのさぁ…作戦があるなら皆に周知させようぜ。
いやホルド提督の逃げの一手は確かに辛い作戦だけどちゃんと作戦方針を皆に伝えたら従うはずやぞ。というかリスクの高すぎるポーの案はやっておいてそれが失敗した上での次善策にするとか全然ありだと思うんですけど(殺意)。

ポーの案が成功したらクルーザーでジャンプし逃げる
ポーの案が失敗したら輸送船で予定の星に逃げる

ちゃんと話しあえばこれぐらいの作戦は小学生にでも立てれるんだよなぁ
結局話し合わなかったせいで必要のない内ゲバが発生
しかも内ゲバ発生後にホルド作戦の全容を知ったポー
「この作戦いけるやん!」

オイィィ!?(錯乱)
いやまぁ娯楽作品なのでこんな細かい点突っ込んで見なくてもいいんですけど、いいんですけど、いいんですけど

③裏目に出る作戦、作品バランスの悪さ
個人的な好みになりますが作品としてのマイナスとプラスの悪さが目立つ印象です。

例えばDJというハッキングのできる有能が仲間になって途中で裏切るのですが、裏切ったあとエピ5のランド=カルリシアンみたいに再度こっち側についてくれるんじゃないかって皆期待すると思うんですよ(強要)
世の中金だけど気の合うやつと一緒にやるのも楽しいんやで!みたいな流れで(妄想)

だから2足歩行マシンがフィン達を助けたのはDJがハッキングしてくれたおかげや!
DJは帝国軍をさらに裏切るんや!みたいな流れになると思ったんですよ。

残念BB-8ちゃんでした!
その後DJの行方を知る者は誰もいなかった…

なんというかマイナスイベントがその後のプラスイベントの布石になるみたいなものが無いんですよね

帝国の船に侵入してもは結局はれじすたんすの作戦ばらしにしかならなかったし
フィンが特攻をしかけて豚ロースが邪ま…じゃなくて助けるのも、結局負傷兵が一人増えただけだし、防御壁破られるし、豚ロースがご満悦な演説を始めて罰ゲーム的なトンカツキスが炸裂するし

いやまあみんなの心意気がわかるのですがなんというか主人公陣営がおこなった行動が全然好転する方向に転ばないのは流石にどうかと思う。
まだ鉄血のオルガのほうが意味あることしてるぞ(止まらない感)

このあたりをもってバランスの悪い作品と言わざるをえない

後半に続きます。

683感想下記:2017/12/23(土) 18:02:29 ID:3ILS2jFg
スターウォーズエピ8
この感想は個人的なスターウォーズエピ8に対する感想がつらつらと書かれています。バンバンネタバレもあるので注意を。
後半編スタート




④主人公補正が強い
作戦があれな分、主人公補正は強いという追撃のクソコンテンツ
特攻作戦で船に爆発がおきました!
周りの敵はやられて自分達は無事!←まま、許したる
レイはいつの間にかミレニアム・ファルコンに乗ってました←まま、許したる
特攻に失敗したフィンと豚ロースが基地に帰還しました←ファ!?

いやさぁどう考えても敵陣のど真ん中で墜落してますよね。
負傷兵がいますよね。
救出するのは難しいですよね。
救出できるほどの戦力もいませんよね。

何故無事に帰ってこれるんだ!?
見ていた時はさほど気にしなかったが落ち着いて考えればむちゃくちゃにもほどがある

いやまぁ主人公補正で帰れました!キー人物なので無事でした!
でいいんだけどさ!いいんだけどさ!こんなチープなことやらんほうがええよ!
と流石に少しは言いたい。
その一方でアクバー提督サクっと殺しやがって絶対に許さない、絶対にだ!(とばっちり)

主人公補正が強すぎる作品は反感を買う、ニセコイという作品がそれを証明してくれている。次のやつもこれに近い。

⑤私がレジスタンス提督レイア・オーガナである!!
物語の序盤にレイアのクルーザーが攻撃される
→宇宙に放り出されるレイア
→そこからいきなりの宇宙遊泳
→重症ながらも生還
→物語後半でピンピンしてる

ふぉーすのちからってすげー(棒)

いやまあいいんだけど、フォースのちからでどうにかなる世界だからいいんだけど
流石に宇宙遊泳しはじめた時は霊体になったんじゃないかと思っていました(素)
でも生きている
ああ、あれだレイアがあと10人いたらファーストオーダーは敗北するとかいうあれだ

その前のカイロ=レンの葛藤とかが良かった分なんともいえない気分になりました。
まあ豚ロースの帰還に比べればフォースで説明できる分許容範囲内なんですがなんといもいえないピンボケセンスを感じざるをえない

⑥スノークとはなんだったのか?
ファーストオーダー総司令スノーク!
見た目は悪そうなETをしたこの男、ダークサイドのフォースはすごく強いぞ!
カイロ=レンの心も読み取るぞ!
→慢心したのかカイロ=レンの心を読み違え敗北

いやこいつの出自とか正体とかカイロ=レンとの出会いとか全然わからないんですけど
いきなりザクっとやるのは意外性あってよかったけど流石にもう少し補正しても…

もしかしたらドン=サウザント様みたいにやられたふりをして最後の最後でかっこいい姿になって再臨するかもしれないし!
いやそうだきっとそうだよ!俺はその可能性に花京院の魂を賭ける!

そう言いたくなるぐらいの消化不良はありました

⑦せんそうびじねす
なんとファーストオーダーとレジスタンスの戦いの裏で富を搾取する存在がいるんやぞ
→で?(威圧)

いやそういう存在がいる世界観だっていうのはいいんですけど、じゃあそいつらが一体この物語でどういう役割をしているのか全然見えてこない。
真の敵として武器商人を今後出す予定があるんですか?戦うの?

話題にのぼるもその後は放置という

あれだArc-Vシンクロ次元編にも通じる自分は世の中の仕組みのおかしさはわかっているんだよー!でも具体的な提案は何一つできないよー!
というクリエイターとしての浅さみたいなやつだ。
カジノで暴れたから満足やみたいな発言もなんともいえないこのシンクロ次元臭

調理できない素材を厨房に持ってくるという愚かさ
ここらへんも作品としてのピンボケ具合が本当に強い


総じて作品全体にあふれるなんともいえないグダグダ、ピンポゲがあふれた作品だと思います。まあ良い点もあるので悪い作品ではないとは思います。
ただ決していい作品と手放しに褒めれる作品ではないことは間違いないと個人的に思います。

684感想下記:2017/12/23(土) 18:20:04 ID:3ILS2jFg
スターウォーズエピ8
ネタバレ注意
この感想は個人的なスターウォーズエピ8に対する感想がつらつらと書かれています。バンバンネタバレもあるので注意を。





良かった点を次に


①カイロ=レンがかっこよかった(こなみ)
前作ではクソ雑魚ナメクジだったレン君が大活躍
ヘルメット無し、まだまだ弱気なマインドがのぞかれる中奮闘していました
彼のやり方がいいか悪いかは別として彼自身のがんばりは評価してあげたいなぁと思いました。

作品としてのピークがスノークを倒してカイロ=レン無双したとこだったのでそのままカイロ=レンがかっこよく総司令になり、レジスタンスをぶっ潰して終わりでも良かったです(極論)。

しかしやはり僕らのカイロ=レン、そんなかっこいい役に収まるわけはなく突如現れたルークに一斉射撃の命令。
「いやいやここは即一騎打ちだろ、そんな一斉射撃なんて小物がすることやぞ」と優しく声をかけたくなるぐらいカイロ=レンの小物っぷりが炸裂してご満悦でした。

②ルークのクズっぷりがよかった(こなみ)
ルークもすごく小物クズでよかったです。
人間間違いをおこすもんなんやというのを感じさせます。
あれだけジェダイを最後にしたかったのに結局はジェダイに愛着を感じるというところもなんともいえない哀愁が漂っていました。

③次回への引きがよかった
ラストは馬小屋に生まれた新しい希望、まさに啓示的である
次回で終わるのだがこの少年がどう物語に関わるのかというワクワク感は本当によかったです。
色々文句垂れたいところもありますが次はどうなるか気になったという意味では良かったです。

良い点としてはこのあたりですね
割とキリスト教の色が強いなーと思いました

685那覇:2017/12/23(土) 22:34:50 ID:ZCeDuKfA
スターウォーズエピソード8
結論からいうと大満足でした。
他の方も言ってる通り良い意味で予想を裏切る展開が多く退屈しませんでした。カイロレンがかっこいいしルークも活躍するし新作のキャラと昔のキャラ両方ともいいバランスでスポットが当たっていてとても素晴らしい作品でした。

>感想下記さん
DJは再登場して味方になりそうな気もします。
最後に出てきた少年は深い意味ないんじゃないかな。あの少年が大きくなって戦える頃にはレイもかなり年取っちゃうし。
武器商人の件は一応暴れて痛い目に合わせてるし叩く所でもないと思います。あの世界で大手を振って歩いていけるのは帝国軍に与するしかないという象徴のような存在でしたね。あれがあるからこそ援軍が全然こない展開が不自然に感じないしあそこは必要だと思います。

敵を倒すことよりも味方を助けることが大事というテーマが最初から最後まで通してあって筋が通った映画でしたね。

686わんのねこ:2017/12/26(火) 17:11:42 ID:ohZQK3cc
・仮面ライダー平成ジェネレーションズFINAL
清清しいお祭り映画。仮面ライダーが力を合わせて超悪い大槻ケンヂをぶっ倒すぞ。

神と御成の存在感が強すぎる、のでライダーはドラマに徹することができる。
先輩ライダーの格を維持しつつ、エグゼイドとビルド、クローズが
ちゃんと映画の主役になっている。ナイスなバランスですよ。

・未来のミライ
山下高明は?西田達三は?ちょっとちょっと、そこ大事よ!
「バケモノの子」はちょっと気取りすぎた感があるので、
今回はもっと細田守の人間性が滲みでたフィルムであることを期待しますよ。

687みる子:2017/12/31(日) 17:19:17 ID:2ahjW22U
・今年の劇場映画いろいろ+α
BEST映画は『ローガン』。アクションもドラマもガツンときました。

5位までを選ぶなら、
マイティーソー・バトルロイヤル
スターウォーズ/最後のジェダイ
スパイダーマン・ホームカミング
ジャスティスリーグ
ほぼ横並びでこの四つ。

次点:ガーディアンズ2、ブレラン2049等
ガーディアンズは終盤でボロ泣きしましたが、リミックスの邦題通り若干の焼き直し感も。
ブレランは往年のファンの方の考察を聞いてようやく補完できた気がします。

去年枠:シン・ゴジラ、ガルパン
両作共に劇場に行っときゃよかったなと。年始に『君の名は。』放送するそうなので、そちらにも期待。

シリアス枠:沈黙、ダンケルク
エンタメと並べるのと違和感が凄いので除外しましたが、どちらも傑作。

劇場で観たどれもが面白かったので、今年は特に当たり年だったかもしれません。
年の瀬に長々と失礼いたしました。皆様良いお年をお迎えください。

688わんのねこ:2017/12/31(日) 22:08:37 ID:p8zxVyx6
・スターウォーズepisode8最後のジェダイ

皆さんお待ちかね!
ついにハン・ソロを倒したカイロ・レン。
ですが、怒りに燃えるレイは、銀河とジェダイの未来を賭け、
最大最後のジェダイファイトをスノークに挑みます。
SWエピソード8『さらば師匠!スカイウォーカー、黄昏に死す』
にレディー!ゴー!!

面白かったです。レイがたまに室伏に見えたけど、
無骨さと戦士としての美しさを備えている証左なんだろうさ。
アニメ以外の映画を観たのはこれが今年最初だわ。
2時間半はけっこうきつい。

689ガフ:2018/01/03(水) 18:07:58 ID:7Cfbvfg6
〇アイアンマン
冒頭のインタビュアーで即堕ち2コマを見ている気分に

〇アイアンマン2
公聴会はどっちもどっち過ぎて片方を応援しづらい

電撃鞭オジサン、トニーを殺したいならもっとまともな武器を使うべきでは
生身ほぼむき出しとか銃で攻撃されたらどうするんだ

トニー・スタークはビデオメッセージで父親に愛されていたと知る&命の危機を脱したのに
イヴァンが父親から受け取ったものと言えば極貧生活とスターク一族への逆恨み…ひどい格差だ

別れた妻がクソの役にも立たなかったのも残念

〇アイアンマン3
ホームセンターで装備揃えて敵地に突撃するのホームカミングでも見たな
意図的にかぶせたんだろうけど

690みる子:2018/01/05(金) 12:29:37 ID:2ahjW22U
・キングスマン ゴールデンサークル
新年1発目の劇場鑑賞。しかし期待値を上げすぎたかな。前作と比べると… な感じ。
キレのある立ち回りは相変わらずですが、あの殺戮教会を超えるものはなかったです。

前作では安易に色恋にしないのがクールだったけど、やはりヒロインはランスロットことロキシーにしとくべきだったかも。
敵役もサミュエルやガゼル(ソフィア・ブテラ)ほどの華はなく突き抜けきれていない印象でした。残酷趣味も火加減間違えてる気がする。
テキーラを演じたチャム公にも今回は珍しく期待してたんですけどねー。もうちょっとがんばろ?

ただそれでも、前作に絡ませてくるシーンでは何度か目頭が熱くなりました。この辺りの演出は流石。
全体的に粗い印象でしたが、この作品世界が好きなので何とかまた続編やってほしいですね。

・君の名は。 地上波放送
テレビアニメOPのような演出に始まり、2人が入れ替わりに気付いたタイミングでメインテーマが流れる。
冒頭約30分でのクライマックスが掴みとして最高だったと思います。作画も超リッチで大ヒットする理由も頷けますね。

以降の展開も残り時間で上手いこと纏めていたのではないかと。記憶が薄れる設定だけはフワフワしてましたが。
エピローグはバタフライエフェクトみたいな? とりあえずテッシーとさやちんが幸せそうでよかったです。
あとZ回のCMが紛らわしかった(笑)

・トラック野郎 一番星北に帰る
年末にやってたものを録画で。シリーズ見るのは初めてですが、面白かったです。
どうしようもなく下品かつ低俗なんだけど、昭和ならではの勢いと熱さがありました。サクッと楽しめる感じ。
今のエンタメ邦画もこれくらい適当なノリとスピード感でいいんじゃないかなー とか思ってみたり。

691deku:2018/01/12(金) 21:15:38 ID:1eG/u0mE
・牙狼 神ノ牙
テレビシリーズでもキレがあったけどやはり劇場版はレベルが違うモノを見せてくれた
ひたすら格好良くて大満足
テレビでは押されてたジンガに今作では逆に押してて成長も見れて嬉しい
ボルシティ組が揃って戦ってるのを見れて感無量
流牙の叫びとともに駆けつけるシーンはシリーズ象徴と言っていいシーン
ただその分ラスボス戦で活躍が無いのは残念な点でもある
たいしたエピソードもないアグリにスポットがあたってよかった
1人だけ扱い辛い獲物で頑張ってたし
これで終わりって感じでも無かったし(というかまだ轟天すら呼んでない)今後にも期待
ジンガはバージルを思い出すラストだ

しかしマジで復活するのかと思ってビビった
相変わらずいい尻とおっぱい

・仮面ライダー平成ファイナル
一作だけ別の映画やってるOOO、OOOファンとしてはみれて良かった
ライダー集合はあったけど生身の方でも集合が見たかったな
役者の都合が露骨に見えたのが残念だったけど一つの区切りを終えてラストだった

・マックススティール
つまらないの教科書が出来そうなくらいつまらないの羅列っぷり
ショボいアクションはともかくいる意味の無いヒロインにしょうもないバディトーク
無駄な変身に思わせぶりなくせに予想通りの展開と普通につまらないという感想以外出てこない

・アサシンクリード
オリジンの評判が良さそうなので復帰を兼ねて視聴
映画なためか現代編と過去編の割合を逆転した構成になってる
過去編の人がアクションするだけになってたのはアサシンのドラマも魅力な原作なだけに残念かな
その分アクションはゲームよりもスムーズで見応えバッチリ…なのにスタイシッシュパントマイムアニムスアクションで台無し
馬鹿か!? これで通したやつ全員クビにして欲しいレベルなんだけど!
未公開シーンでは本編に影も形もない少女がいたり結末が変わってたり紆余曲折があったのは伺えるけどアニムスの改悪は許されない

692シャアダム:2018/01/19(金) 17:49:15 ID:gVk8kjHE
◆パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊(原題:Pirates of the Caribbean: Dead Men Tell No Tales=死人に口なし)2017年アメリカ

主人公によって幽霊にされたスペイン海軍が、自分たちの呪いを解くため、復讐のため主人公とポセイドンの槍を付け狙う。一方主人公側も青年に頼まれ且つ成り行きで、青年の父で主人公のかつてのライバルの呪いを解くために、ポセイドンの槍を見つけようとする冒険ファンタジー。

一応話題作や有名タイトルは見る主義なんで、その流れでこの作品を見たが、やっぱりいつものドタバタギャグ映画でした。感動するシーンも思うところもなく、こういうギャグアクションは子供には受けるだろうなあ追いかけられる(その辺はさすがディズニー)って、醒めた目で見てました。
よって、あまり言及する所はないのですが、気になった点がありました。幽霊サメと幽霊海賊に追いかけられるシーンで、何故サメは主人公を襲わないで陸まで主人公の小舟を引っ張って、偶然にも助ける行動をしたのだろうか?その辺が都合が良すぎるというか、もう少し何とかならなかったのかなあって感じ。
もう一つ言えば、銀行強盗で追いかけられるシーンで、千鳥足のスピードでいったん引っ張られる銀行の建物に追い越されながら、何故かその建物に追いついて、上に飛び乗るところ、時間的にも無理があるだろう、ギャグとしても都合良すぎない?ってまあ突っ込めばまだ他にあるのですが、そういうシーンを見るたびに冷めていく自分がいました。

何も考えないで、映像を感覚で楽しめばいいんだよって言う意見もありますが、何も知らない頃の子供じゃないので無理ですwギャグにも納得がいくまたは有無を言わせない笑いパワーのあるギャグと白けるギャグっていろいろありますが、なんか笑えないギャグが多い映画だなって感じました。
最後のパパ海賊も死ぬ必要性があったか?そんなおざなりなお涙ちょうだいシーンでは子供でもだませないのでは?って疑問でした。

いあや、お金がかかっていてCG(特撮)は凄かったです。あと、最初の銀行強盗シーンは「ルパン」のファンが作ったのですかね、ルパン的な強盗計画の適当さ緩さを感じました。

子供向け映画に大人があれこれ言うのは無粋だとは思ってます。その辺はすみません。

693レト:2018/01/19(金) 19:39:02 ID:hElrqMRI
出演者も認めてますけど、ジョニー・デップの好演があったからこそ大ヒットしたシリーズですからね。
良くも悪くもディズニー映画の域を出ないと思います。
もっともこのシリーズでスター俳優の仲間入りをしたのがジョニーにとって良かったのかは疑問ですが。

694ビックリバコ:2018/01/19(金) 21:15:57 ID:2Xu5fDAQ
ジョニー・デップの映画だとチャーリーとチョコレート工場は皮肉に溢れていて好きでしたね。

695唯野:2018/01/20(土) 18:07:30 ID:OFPHbLeQ
●スター・ウォーズ 最後のジェダイ
過去ログ読むと感想下記さんのが一番自分の感想に近いかな……。

いやシリーズで一番ダメ。特に前半が寒すぎる。中盤から後半にかけてはよかったが……。
キャラの大半に魅力を感じない。でもホルド中将は良かった。美しく年を取るってこういう人だな……BBA結婚してくれ。でも作戦は教えろ。
テーマがとっちらかっててストーリーに太い背骨が無い。中途半端にEP5をなぞろうとしていたのがよくないのか?
戦闘シーンも、悪くは無いが今時のSF映画で特筆すべき見せ場は無かったなあ。
あと老ルークの顔アップにし過ぎ。映像が鮮明になった分、顔の出来物とかが目立ってしょうがない。
とってつけたようなキスシーンはマジでいい加減にしろ
スノークとファズマはまさかこれで終わりじゃないよね?
EP1以降は全て映画館で見てるけど、EP9は前評判がよほど良くないと行く気にならないなコレ……

696シャアダム:2018/01/21(日) 10:33:58 ID:gVk8kjHE
◆ワイルド・スピード ICE BREAKワイルドスピード(原題:The Fate of the Furious / Fast & Furious 8=荒れ狂う運命/速さと激しさ8)

おなじみ、危険なカースタントで有名なアクション&犯罪サスペンス映画。まあ、ストーリーが多少ドタバタギャグが入っていて「パイレーツオブカリビアン」的なてきとーでハチャメチャな面もあるが、迫力あるカーアクション&バトルアクションの前ではどうでも良くなるくらいの過激なパワーを持った映画です。
結構、犯罪やエロがエグイ面もあるので、こちらは青年向け、大人向け映画と言ってもいいでしょうか。

まず、目に飛び込んで来るのは映像の綺麗さ、そして出てくる女性のエロさ華やかさ、出てくる男どもの悪そうな厳つさですかw出だしから、狂ったような陽気さや犯罪の臭いがプンプンw最初のカーレースバトルで、ニトロターボ乗せた全速の車より交通整理してるバイクの方が速いじゃんwって思いました。まあいいか。

今回もミッションは犯罪組織に家族を人質に取られ敵となった主人公(ディーゼル)と犯罪組織を相手に、もう一人の主人公(ザ・ロック)といつものカーチーム+α(ステイサム)が電磁パルス砲や核ミサイル発射解除装置などの争奪戦を繰り広げる。いってみれば、破天荒な犯罪チームの007的な映画かなあ。
主人公は年取ったなあって感じはするものの、筋肉もりもりで体鍛えて頑張ってるなあ、ヒロインは相変わらずあんまり可愛くなくて、目つき悪いなあ、「ブラックラグーン」のレヴィっぽくて、本当に犯罪やってそうwそして今回は主人公よりも活躍するザ・ロックやステイサムが主人公っぽい。特にステイサムが出てきてからは「あれ、これステイサム主演の映画でいいじゃんw」って思うくらい主人公を食ってますね。
ただステイサム役の「デッカード」は強いけどマザコン(家族が大事)でした(まあそこがいい)wあと、ザロックは「バキ」のオリバですね。鋼のような筋肉とパワーは鋼鉄をへこませる、銃も効かなそう。二人は良いコンビで、掛け合い漫才でニヤニヤします。
それから、人質に取られているエレナって、この映画シリーズが長くてどんな人か忘れてしまって、主人公は浮気者だなあ、二股野郎は外国じゃちょい悪強い男のデフォなのかなとか思ったけど、今の恋人レティは死んだと思われていて、その間にエレナと仲良くなったのかって納得。

2時間以上もある映画だけど、アクションが半端なく、迫力があって、都合良すぎる辻褄の合わないシーンもあるけど、そんなのを吹き飛ばすき飛ばすぱわーがあるえいがで、大変楽しかったです。
また、禿げ男3人組が活躍する映画でもありますw禿げは強い男の象徴ですね、この映画のおかげでwこのシリーズにジェイソンステイサムを起用したのは大正解だと思います。

最後に、カートラッセルも出てたんですね、若者に混じってノリノリですねw。強い禿げ男と言えば、ブルースウィリス。彼も出演して欲しいなあw

697修都 ◆7VC/HIVqJE:2018/01/21(日) 20:07:16 ID:6LiIbOJg
・阿知賀編実写版
舞台挨拶つきの回を見てきましたが、安定の原作再現クオリティ。
色々と削られた部分があるのはしょうがないですすが、それでもファンならニヤリとするシーンを色々と取り上げてくれていて満足。
越谷女子まで再現度が高いのはさすがとしか言いようがない。
玄さんが最後にあがるシーンは普通に感動した。阿知賀編先鋒戦の盛り上がりはやっぱり半端ない

698修都 ◆7VC/HIVqJE:2018/01/21(日) 20:07:50 ID:6LiIbOJg
・阿知賀編実写版
舞台挨拶つきの回を見てきましたが、安定の原作再現クオリティ。
色々と削られた部分があるのはしょうがないですすが、それでもファンならニヤリとするシーンを色々と取り上げてくれていて満足。
越谷女子まで再現度が高いのはさすがとしか言いようがない。
玄さんが最後にあがるシーンは普通に感動した。阿知賀編先鋒戦の盛り上がりはやっぱり半端ない

699:2018/01/21(日) 23:07:27 ID:9l3tT7Dw
劇場版マジンガーZインフィニティ
良い感じにまとまった良作でしたが、4DXはなれるまでに時間がかかりますね
座席が揺れるのはともかく、耳元に風が出るのはどうなのでしょうか

作品としてはマジンガーのエンタメとしてよくできてると思います
機怪獣出まくり、マジンガーZ活躍、大人になった甲児くんもよく描かれてます

700ヒロ筋肉痛:2018/01/21(日) 23:54:33 ID:UEJRkgZU
>>699 徹さん
4DX(MX4D)は二回目以降の鑑賞で行くものだと思ってます。

マッドマックス:怒りのデスロードやガルパンは4DXでの鑑賞が最高でしたが、
ほぼずっと席揺れっぱなしなので初見の人は集中できないだろうなぁと。
ガルパンなんて演出用の煙出しすぎてスクリーン隠れちゃうくらいでしたし。

701:2018/01/22(月) 01:04:01 ID:9l3tT7Dw
>>700 ヒロ筋肉痛さん
4DXしかやってる劇場がなかったのです
ガルパン劇場版みたとこの4DXは控え目でよかったのですが、今回のとこはアトラクションに乗ってる気分でした

劇場によって設定も違うようなので評判集めておくべきですねぇ

702ギア:2018/01/22(月) 01:28:22 ID:/5GN7poQ
・キングスマン2
面白いっちゃ面白いかったけど、前回を超えられてないかなー
まぁでも、次作があればやっぱり観に行くと思います。

・マジンガーz インフィニティ
思い入れがないと響きにくい作品ですかね
とりあえずロボットパートと人間パートの絵の動き具合の差が激し過ぎるような……笑

・あぶない刑事 リターンズ &フォーエバー
あぶ刑事はほぼ初見だったんですが、問答無用で楽しませてもらいましたw
でもこれは21世紀でやったらダメなノリだと思うなーw

まぁでも1〜3は普通に観てみたくなりました。

・ゾンビランド
ゾンビ系で一番好きな作品、世紀末なのにこれをギャグに出来るのはアメリカンならではなんだろうか

703シャアダム:2018/01/22(月) 07:28:46 ID:gVk8kjHE
◆メッセージ(原題:Arrival=到着・出生・新生児)2016年アメリカ

宇宙人の巨大宇宙船が地球の12カ所に飛来。言語学者の主人公は宇宙人とコミュニケーションを取ろうと、言語解読を試みるが、他の国(主に中国)では宇宙人を排除しようと動き出していた。SF映画。

最初の宇宙人飛来にはホラーパニック映画の様相を呈していてどきどきワクワクしましたが、中盤、ちょっともたついて眠りそうになりましたwでも終盤アッと言うどんでん返しに、目が覚めました。そんな映画でした。
また、シャマラン監督のワンアイデア(実は主人公が死者でした〜とか)を諄く二時間に延ばしたような映画かなとか、途中思いましたね。しかし、そうか、最初の赤ちゃんや娘の映像は、そういう事だったのかって、分かってからこの映画の自分の中で評価は上がりました。
結構単純に見えて考えると複雑な映画です。ネタバレでこれ以上言えませんが。

しかし、未来の地球の危機とは何でしょうかね。来たるべき対話に備えて地球統一が必要なのは、ガンダムooのソレビですが、この映画は来たるべき危機の備えて、その役目を宇宙人がやってくれたのは何故?色々な疑問が残りますね。
あと、正解するカド(アニメ)の元ネタっぽい。凄く似てる、宇宙人はあんな美形じゃなくて不気味でしたけど。凄く面白くはなかったけど、それなりに考えさせられて楽しめる映画でした。娘さんが罹った新しい病気の蔓延が危機なのかなあ。

704シャアダム:2018/01/23(火) 05:58:00 ID:gVk8kjHE
◆ザ・マミー/呪われた砂漠の王女(原題:The Mummy=ミイラ)2017年アメリカ

ダーク・ユニバース第一弾。ユニバーサル映画のリメイクシリーズらしい。この他にも、「ドラキュラ」「フランケンシュタイン」「半漁人」「ウルフマン」とかもリメイクされるらしい。
色々なヒーローのクロスオーバーに影響されて、色々な怪人・怪物・魔人のクロスオーバーでも目論んでいるのだろうかw

さてこの映画の内容は、かかなくても分かると思うが、セト神の加護を得たミイラ女が、現代によみがえり人間達に復讐しようとする物語で、ミイラ女が復活させようとしているセト神(この映画では悪魔)の生け贄として、軍人の主人公が狙われる。しかしそこへ第3の勢力のジギル博士(二重人格)のオカルト研究私設軍隊が介入してきてちょっとだけ複雑な話となるのがこの映画の肝。
なんだろうなあ、どことなく「ジョジョの奇妙な冒険第二部」や「ハンナプトラ」に似てるなあって感じながら観ました。で、「ハンナプトラ」も同じ映画のリメイクだったんですね(そりゃ似てるわ)w

さて感想ですが、トムクルーズやラッセルクロウが出てる映画にしては、B級ホラーで全体的にしょぼいなあ。いやあ、お金はそれなりにかかっていそうで、CGアクションなどもなかなか凄いんだけど、小さく纏まっていてスケールが小さい感じ。題材が使い古されたミイラの復活だから、意外性も少ないしありふれているストーリーだからかもしれないけど。
ただ何遍も繰り返して観たいとは思わないかな。人の生き血や精気を吸うごとに段々力や美貌を取り戻すところは、まさに某ディオ様ですね。終わり方が、超能力を得た主人公がこれからも事件に挑みそうな所はやっぱり、ジャスティスリーグとかアベンジャーズみたいになるんじゃないかと思いました。

凄く面白かったわけではないけど、それなりに楽しい映画で、お暇な時にどうぞって感じですか。

705BXY:2018/01/23(火) 15:58:16 ID:CXjat0tg
なにも映画を見る人たち皆が皆、お金や時間をもて余している人ばかりではないですよ
シャアダムさんにとって映画なんてものは所詮その程度でしかないかもしれませんが、
なかにはその映画を見るために、計画を立てて、貴重なお金と時間を割く馬鹿もいるってことも知っていただけるとありがたいです
シャアダムさんの書き込みを読ませていただくと、ご自分の印象や感想や考えなどと、客観的な事実や現実がごちゃ混ぜになってないか気になります

706ヒロ筋肉痛:2018/01/23(火) 16:38:00 ID:UEJRkgZU
>>704 シャアダムさん
ダーク・ユニバースは1作目のザ・マミーで打ち切り濃厚、
やるとしても仕切り直しの可能性が高いです。
プロデューサーの離脱からその後予定していた作品は現状で全て製作が止まっています。

まぁ、ザ・マミーがあの出来じゃ仕方ないですね……。

>>705 BXYさん
計画を立てて、貴重なお金と時間を割いた結果つまらない映画を見るのも、
映画鑑賞の醍醐味ですよ……!

707シャアダム:2018/01/23(火) 20:18:38 ID:gVk8kjHE
>>705
BXYさん

自分はプロの文章家じゃないですから、気に入らないなら、下手な文章しか書けない馬鹿の戯れ言と思ってれば良いんじゃないでしょうか。
空いた時間に即興で書いてるので、校正とか熟慮とかしてないし、整合性は無いと思います。その程度の低レベルな感想ですよ。こういう一視聴者の感想や意見もあるのだなって事で納得して欲しいです。

今度、BXYさんの感想の見本を見せてくださいね。

708シャアダム:2018/01/23(火) 20:18:39 ID:gVk8kjHE
>>705
BXYさん

自分はプロの文章家じゃないですから、気に入らないなら、下手な文章しか書けない馬鹿の戯れ言と思ってれば良いんじゃないでしょうか。
空いた時間に即興で書いてるので、校正とか熟慮とかしてないし、整合性は無いと思います。その程度の低レベルな感想ですよ。こういう一視聴者の感想や意見もあるのだなって事で納得して欲しいです。

今度、BXYさんの感想の見本を見せてくださいね。

709シャアダム:2018/01/23(火) 20:22:18 ID:gVk8kjHE
あれ?何故か二回書き込まれてる?
連投になってしまってすみません。(これも連投ですねw)

710レト:2018/01/23(火) 21:14:34 ID:hElrqMRI
>>706 ヒロ筋肉痛さん
シリーズものは当たればデカいですからね。
形を変えてまたやるでしょう。
ターミネーターシリーズが何度もリブートしたように。

711BXY:2018/01/23(火) 21:26:46 ID:281qhnjk
下手な文章しか書けない馬鹿の戯れ言と思ってれば良いんじゃないでしょうかとおっしゃるなら、そんな馬鹿に見本なんか見せてさし上げる訳がないですやん…
なに開き直ってんだこの人は…

712BXY:2018/01/23(火) 21:43:24 ID:281qhnjk
あ、そうか
馬鹿にマジレスしてしまった
気に入らないのは確かですが、こちらがどう思うかまで指図されたくないです

713シャアダム:2018/01/24(水) 04:39:35 ID:gVk8kjHE
◆ダンケルク(2017年アメリカ)

第二次世界大戦初期のダンケルクの戦いの撤退戦を描いた映画。
最初バリバリの戦争映画のかと思ったが、「ポセイドンアドベンチャー」みたいな船からの脱出のようなダンケルクからの脱出のようなパニック映画っぽい感じで、演出が新しいなあって感心しました。
それだけではなく、ダンケルク埠頭での一週間、民間船での一日、戦闘機スピットファイヤーでの一時間を時間差で交互に見せるという構成に、多視点のパズルが上手く填まっていく快感を覚えた。おかげで、一地方の脱出戦が飽きずに約二時間楽しんで見れました。

しかし、30万人も脱出したとは思わなかった、そこはちょっと映像不足かなあ。あとここまで連合軍が追い詰められた説明とか有ったら良いのに、とおもったけど、説明をあえてせず淡々と話が進んでいく静かで激しい印象的な物語がこの映画のいい所なのかもしれない。
まるで、いい音楽と相まって片田舎の海岸の風景画を鑑賞してるかのような映像でした。

この映画は自分の中では結構評価が良いです。ただ、イギリスについてから、もう一つ何かがあって欲しかった気もする。脱出の成功してから15分ぐらい余韻に浸るためのエピローグが続くのがちょっと長いかなあ。
あと、あのヨットで味方の兵士に殺された青年が不憫だなあ、戦争の狂気状態では仕方が無い事とはいえ。あと、何とか生き残ろうと、何とか脱出しようと必死なところは、「大脱走」のあれこれ脱走を考える主人公を思い出した。

第一次・第二次世界大戦を最初から分かりやすく描いた映画・ドラマって無いかなあ?そういうのがあったら是非観てみたい。っそう思わせてくれた映画でした。

714通りすがり:2018/01/24(水) 07:32:29 ID:v2fTP52Y
完全な書捨ての感想置場なんだから
プロの評論家はお金貰ってよいしょしてる立場なんだろうけど、
否定意見批判ボロクソだろうが完全な主観視点でしかないものに
いちいち目くじら立てて噛み付く方がナンセンスである。と、しか思えませんね…

ともすれば皮肉めいた感想が、ある種プライド高い方の逆鱗に触れやすいのはいちいち配慮してられないでしょう。

715BXY:2018/01/24(水) 07:48:26 ID:3wBn6eYk
完全な書捨ての感想置場なんだったらそれこそ何に噛み付こうと勝手でしょ

716BXY:2018/01/24(水) 09:07:21 ID:3wBn6eYk
>>714 通りすがりさん
いちいち目くじら立てて噛み付いてるのはそちらも同じかと

717通りすがり:2018/01/24(水) 10:14:48 ID:v2fTP52Y
んーつまりロクに管理も自治もされてないところだから何を書こうが勝手って事ですか
そういう意見も一理ありますよね、主にスラム街だとか旧2ちゃんねるのノリとかで
一応は個人サイトの掲示板交流なのだから、その辺は各々節度を持って(直接他人とやり取りする時は敬意を持って)事に当たるべきかと。

戻って言えば、>>704の感想に特に作品を蔑視する狙いは感じられませんでした。
むしろ評価すべきポイントは確り批評された印象でしたので、個人的な意見を申し上げると粗探しするような点は見受けられないですね…

718BXY:2018/01/24(水) 23:33:50 ID:b9c4wCkk
なんか拗れそうな人だなぁ… 友達います?
あなたの見解なんざ求めちゃいないし、知ったこっちゃないです
妙な邪魔が入りましたが、シャアダムさんもスルーしてますし、もう蒸し返さないでもらえます?
お大事に

あ、それとヒロ筋肉痛さんありがとうございました
あなたいったい何年筋肉痛なんですか…!

かしこ

719シャアダム:2018/01/25(木) 01:53:51 ID:gVk8kjHE
>>717
通りすがりさん。

ああ言えばこう言う、自分はなにも悪くない、自分がいつも正しいんだって人には
何を言っても無駄ですから、話につきあうだけで胸くそ悪くなりますので、スルーしましょう。

たぶん自分が友達いなくて寂しいのでしょう、かまって欲しくて噛みついてるだけだと思いますよ。
他人に言った暴言は、その瞬間から自分に跳ね返ってくるというのにねえ。
自分以外の人に対してもあまりにも酷いのでつい、書き込みましたが。自分もスルーしますので。

720シャアダム:2018/01/25(木) 03:44:58 ID:gVk8kjHE
◆ライフ(2017年アメリカ)

ライフって題名から生命万歳!生命賛歌みたいな、感動物語かと思ったが、新しい形の「エイリアン」やんけw
つまり、グロいホラー、スプラッタSFムービーでした。ストーリーがストレートな古典でなんか懐かしいです。

感想としてはラスト以外はそれなりに面白かったです。ラストのスプラッタムービー落ちはねえ、ジェイソンを倒したと思ったら、まだ生きてましたみたい(ちょっと違うけど)な、後味がすっきりしなくてええ!?こんな落ちで良いの?疑問を感じました。
日本人代表・真田広之さんが結構活躍する部分は同じ日本人として応援したくなりましたが、あの展開はロシア人に迷惑かけてごめん!っても思いましたねwもっともっと活躍して最後まで生き延びて欲しかったなー。

今回の問題児は黒人の科学者ですね。あそこでもっと気をつけていれば・・この自分の欲望に負けた、間抜け野郎って思いました。
敵も一つ一つの細胞に目、筋肉、脳が有って、合体できて、宇宙でも活動できて、パワーも万力で締め上げるほどの力。こりゃ人間生身じゃ勝てませんわ。こんなの一欠片でも体内に入ったら(いや肌にとりついたら)そこで増殖して終わりじゃん。
本家本元「エイリアン」より退治しにくいですね。

CGや特撮は凄いです。あと、主役の人は「ナイトミュージアム」の人だと思ったら違ってました、なんか似てるなあw

一人でどきどきして観るもよし、みんなでワイワイ騒いで観るもよし、そんな映画でした。
続編は作ろうと思えば作れる(地球が今度はクリオネっぽい「カルビン」さんに襲われる)けど題名がなんか青春物語みたいな「ライフ」じゃ、なんか笑らけてきますw

721:2018/01/26(金) 11:22:14 ID:qZBjcYxw
もともとシャアダムさんの書いた事が胸くそ悪くて絡まれたんじゃないんですかね
相手にしてるのもシャアダムさんの方ですし

722わんのねこ:2018/01/30(火) 23:35:31 ID:qCaetZxQ
・マジンガーZ infinity
満足できる東映まんが祭り。バランスがいい。
偉大な勇者が、技を叫び機械の獣をけちらす序盤で大満足。

小難しいようで構造自体はシンプル。つまり、
キャラクタと世界の提示、一時敗退、ドラマと準備を整え、
再戦、ピンチからの大逆転勝利。

723ヒロ筋肉痛:2018/02/03(土) 00:18:43 ID:UEJRkgZU
下がってるので一旦age

■デトロイト
ドキュメンタリー物としては面白かったけど、映画としてはまとまりがない感じで残念。
ホラー映画見てるかのような緊張感が良かった。

■スリー・ビルボード
滅茶苦茶面白かった。
何書いてもネタバレになりそうで感想書きづらい映画。二転三転四転する展開が凄い。
キャラクターも凄く魅力的だし、先の読めない展開で緊張感もたっぷり。
それでいてストーリー自体はシンプルというバランス感覚が秀逸。

724ガフ:2018/02/04(日) 14:12:48 ID:hq2syz..
〇貞子vs伽椰子
主人公の友人の夏美がクズ過ぎて、こんなのを助けようと命を懸ける主人公は聖女なのではなかろうかと思えてならない

タイトルになっているニ大怨霊の対決シーンは尺が少ないし内容も微妙

物語の最後に二体の怨霊が融合したけれど、元々一体でも手に負えない存在だったのでさらに強化されても逆に脅威に感じないというか
人類への悪影響は間違いなく夏美の愚行>>>>>>>>>>>>>>二体の融合

〇変態仮面
誰からも忌み嫌われる力を正義のために使う孤高のヒーロー…といえなくもないのかもしれない

〇変態仮面 アブノーマル・クライシス
使用済みパンツを吸収する敵に対して未使用のパンツでも変身できるように特訓する、と意外と納得できる理論を展開してるのがバカ映画のくせに!と腹立つ

主人公と彼女が変態だとか、付き合っている相手を危険にさらすだとか、プライベートが確保できないとかでもめているが、
こっちとしてはパンツ泥棒だと疑ったことを謝罪もしない女や、実の母親とSMプレイに興じる男とは付き合わない方がいいだろうとしか思えない

前作の偽変態仮面と今作の師匠は役者同じ?なのかな
紛らわしいのでやめてほしい

変態仮面の縄技や移動手段がスパイダーマンぽいなーとは感じていたが、
今回の敵は多脚のロボットアームで、ドクター・オクトパスがモデルなのだろうか

725シャアダム:2018/02/08(木) 19:56:06 ID:gVk8kjHE
◆図書館戦争(日本・2013年作品)

簡単に書けば、悪書と思われる書籍を排除しようとするメディア良化隊と不当な排除を阻止して書籍を守ろうとする図書隊との抗争を描いた映画。
悪く言えば思想を持った暴力組織の同士の抗争みたいな感じ。ただし、図書館隊の方は専守防衛(自分からは仕掛けない、図書館内でしか武器の使用はしない)で日本自衛隊みたいな感じである。
そういう、ある種のディストピアな世界で、好きな本を守ってくれた図書館隊員(王子様)にあこがれて、自分も図書館隊に入った主人公の成長物語。

さて、感想ですがまず設定に感情移入できなかった。どうしても、良化法(検閲して悪書を規制する法)は良いとして、武器を使ってかつ殺人を犯してまでも本を駆除する組織が公然と横行していて、警察も自衛隊も政府も民衆もするーという世界がもう駄目・・。さらに、図書隊まで作って対抗するのは良いが、こちらも自衛隊みたいな訓練、武器や訓練場まで作って良化隊に対抗するためだけに軍隊を組織している。もう駄目、設定に入っていけない。
これが、異世界でそういう異常な世界だってなら仕方が無いが、昭和の日本の延長にあるって言うから、何故暴力検閲を取り締まらない?暴力沙汰を見逃す?なぜ、こんな法律を作った?)何故この法律を受け入れたままで、戦争みたいな者を初めて、本のために人が死んだりするのに、民衆はこの法律を廃止しようとしないのか?って観てる間ずっと引っかかって、せっかくの凄い戦闘シーンも、ラブコメも、格闘シーンも、成長ドラマも、友情も、みんな空虚な物に見えて仕方が無かった。
アニメならまだ架空の異常なそういう世界なんだなあって、思えたかもしれないけど、実写版と言うことが追い打ちをかけた感じ。結局この世界に、のめりこめなかったなあ。

でも、戦闘シーンは迫力あったし、格闘シーンは本場中国のカンフー映画にも劣らない素晴らしい動き、普通にテロを防止する特別組織の映画だった良いのにってもったいないなあって思いました。あと、中世の戦いかよ、まず大将同士が戦い開始の宣言の宣言をしてと時間指定をしてと時間指定戦争始めるってw
自分にとって、設定は駄目、ストーリーはまあまあ(ちょっと臭いw)、アクションシーンは素晴らしい、そんな映画でした。
でも人気がある作品らしいから、みんなはこの設定を受け入れてるンだろうなあ、と思うと自分は頭が固いのかなあとも思うけどね。

主人公や上官の行動を観てるとアルジェボルンの主人公を思い出してしまう(これは内緒だよw)。こっちは叩かれなかったのだろうか。

あと、栗山千明さんは特別出演って書いてあったけど、結構メインで活躍してるよね。特別出演(ちょい役の意味かと思ったが)とは何だろう?って思いました。ちなみにアニメの方は観てません。

726シャアダム:2018/02/10(土) 08:40:27 ID:gVk8kjHE
◆図書館戦争-THE LAST MISSION-(日本・2015年作品)

内容は日常茶飯事となった良化隊と図書隊の銃器&暴力による抗争のさなか、主人公が焚書に協力したとの疑いをかけられる。一方、手塚光隊員の兄、手塚慧によりある謀略がめぐらされていた。
罠に掛かった図書隊は圧倒的な物量の良化隊の攻撃を受けて水戸図書館内へと退却。図書館内には自由の象徴である『図書館法規要覧』が保管されており、これを死守するために徹底抗戦を開始する。

二作目となるとこの半ディストピアな世界にも自分が大分慣れて、無茶な設定をまあ許せるようになりました。良化隊のバックには法務省がいたんですね。それで、この世界の国民は無関心すぎて、私たちの世界では成立しないはずのメディア良化法が成立してしまう。映像・ゲームなども規制対象ですが、特に書籍の規制が厳しく、暴力検閲や焚書に対抗するために図書隊が作られた。
武器で戦争じみた抗争も政府公認なので、刑事も自衛隊も止めに来ないというわけですか(フムフム)。そういう世界と言うことを納得してから観る映画なのでした。

と言うことで感想ですが、やっぱりたかが本のために、人が死ぬなんておかしいよ。外敵とか内政とかもっと命をかける問題があるだろうに・・この日本は本のために戦争(内戦だよね)する余裕があるくらいに平和なのか。良化隊も武器を使って攻撃とか人殺しとかやってるのに、政府や警察が見て見ぬふりとか完全におかしい世界ですね。図書隊も本が燃やされるのが嫌だからといって、武器や暴力で自衛隊みたいな軍隊を作って対抗するとかいう考え方もおかしい。ってやっぱり思っちゃいましたw

しかし、そういう点を無視してみたら、疑似戦争アクション映画としては楽しめました。特に水戸図書館での攻防戦は、第一次世界大戦の西部戦線の映画を観てるかのような迫力でした。どんどん増える敵に対して、後退しつつも、ゲリラ戦や狙撃を駆使して戦線を守る図書隊、完全に戦争映画ですねwこれどうやって図書隊は撃退するのだろうって思っていたら、後半は「リアル鬼ごっこ」的な追跡逃亡戦。その辺はまあまあ面白かったです。
ただ、主人公はせっかく王子様が先に行け!って身を犠牲にしてるのに棒立ち、戦闘中にラブロマンスはやめろって言いたくなりました。まあ、そういう部分(ロマンス)も盛り込んでいかないと女性の共感は得られないから、仕方が無い気はしますけどね。自分は必死さリアルさが薄れるから嫌だけど。あと、銃を構えてから撃つまでに邪魔が入って、助かるってのも不自然で気になりました。あれだけの戦闘をして死者がいないってのもなんだかなあ(いたのかもしれないけどそういうシーンはなかった)。
敵も味方も、人殺しになりたくないので、手足や防具ばかり狙ってるのかなwあと、手榴弾(音や光で制圧するやつ)は禁止なのかな。敵は火薬で爆破していたが。

前にも書いたけど、戦闘シーンが気合いが入っていて凄いので、テロ暴力組織に対して正義の味方設定でこういう戦闘アクションする映画だったらなあ(「亡国のイージス」とかにこういう戦闘シーンを使って欲しいかな)。なんかもったいないなあって気分です。さいご、この悪法がメディア報道により国民の手によって廃止されるENDだったらすっきりしたのに、まだ続編を作れるようなENDかあ。あと、主人公たちが「鋼の錬金術師」の凸凹コンビにみえたし、熱血ヒロイン(主人公)がゴツい、デカい・・でも妙な味があって嫌いじゃないです。

727もにゃら:2018/02/10(土) 20:17:10 ID:OC.uUlQ.
図書館戦争は予告編の派手な銃撃戦に引かれて見に行ったら客の大半が女性で面食らった覚えがありますね

俳優さんが女性人気が高い方なだけじゃなく、原作からして女性人気が高いと知って2度びっくり

マンガ版はLaLa掲載ですよ!

728シャアダム:2018/02/12(月) 23:09:58 ID:gVk8kjHE
◆タニタの社員食堂(2013年・日本)

新商品の体脂肪計の評判が良くないタニタ(会社名)。打開案として副社長・幸之助は自分と脂肪率の高い社員4人を集めてダイエット企画(ネットなどに挙げる)を提案する。
その際、昔なじみの栄養士を雇ってダイエットメニューを作ってもらうことにした。果たしてダイエットは成功するのか?)会社の命運は?って話です。

まあ、実話をベースに面白おかしくアレンジしてあるので、成功せず、会社が傾くって事は無いだろうってのは予想できるのだから、あとは、どれだけお笑い部分が楽しめるのか、どれだけダイエットがリアルに描かれるのかって事に注目して観る感じでした。
まず、出てくる俳優がイケメン・美女じゃないし、そこまで有名でない俳優って所がいいね!キムタク辺りが出てたら、こののほほんとした味は出てなかっただろうなあ。唯一の美女が優香って所も明るくて親しみやすくて良かった(まあ、他にも妖しげな美女はいたけどw)。
あと、太ってる特殊メイクが凄かった。最初特殊メイクって分らなかったからね。そして痩せて行くにつれて、特殊メイクも痩せメイクになっていく所も細かくていい。
そして、びしっと決めるところは決めるちょい悪の社長の「草刈正雄(真田丸の親父役)」と、専務の「酒向芳」渋いしいかにもやり手って感じ、で配役が良かった。あとは、社員食堂の賄いの二人もツンデレ具合が良かったね。あと不思議な双子のメガネ社員がなんか、良いアクセントになって多と思う。

肝心のストーリーは適度に笑いとシリアスな部分がちりばめられていてバランス良かったし、たまに人生のきっつい名言も飛び出して、耳に痛かったけど深さを感じさせてくれたのも良かった。
ただ、ダイエットと失恋に所為で自殺未遂はねー、フィクションだとしたらやり過ぎなような、普通なら会社クビになるか責められて自主退社だよねー・・あと、ダイエットの挫折して企画倒れになった時のヒロインの説得&副社長の立ち直りが都合良すぎる気もしたかなあ。

まあその部分をにぞけば、最初から最後まで笑える楽しく爽やかな映画でした。社長の愛人はお金なのか本当の恋なのかその辺は気になったけどw

729ななしさん:2018/02/13(火) 01:08:16 ID:Zkv6mCSA
ハガレン実写版グロかったけど面白かったです。
原作と少し違いますね。

730わんのねこ:2018/02/21(水) 21:12:04 ID:wgnrDO6M
・バーブバリ 王の凱旋
インド映画 / インド風ファンタジー / アクション

偉大な王バーブバリの映画。最上級の娯楽映画であり21世紀の神話。
美しきデーヴァセーナ姫との出会い、国母シヴァガミとの不和、
従兄バラーラーデーヴァとの確執、武人カッタッパの裏切り、
子バーブバリの復讐と戴冠。

2018年最高の映画と断言していいのではないか。
観ない人は人生を損している!といってもいいのではないか。
冒頭の、挿入歌とともにバーフバリ王が現れた瞬間から心奪われて、
最初から最後まで多幸感に打ちのめされるようでした。

イチャイチャ弓矢、エクストリーム城内突撃と派手なアクションも見所ですが、
母と妻、法と義の間の葛藤、兄弟の確執、王・英雄の在り方、と
時代に左右されない骨太で普遍的なドラマも素晴らしいです。

731ガフ:2018/02/21(水) 22:53:14 ID:jm25q2IQ
〇グレイテスト・ショーマン
主人公のバーナム役が10代前半、10代後半、ヒュー・ジャックマンの3人しかいないので作中の時間経過が分かりにくい
主人公は一体何歳で結婚したんだ…?

主人公は沈没した船の権利書を担保に銀行から金を借りるような奴なので、
結婚以降に起こるトラブルはたいてい自業自得なのだけれど、オペラ歌手の件だけは完全な流れ弾でちょっと笑ってしまった
あの人は主人公の何がそんなによかったんだ…?

新聞で下品と叩かれれば、新聞を持参した人は半額とキャンペーンをうち
住民に出て行けとデモを起こされれば、撃って出て乱闘騒ぎを起こしと
フリークショーを扱っている割に登場人物のメンタルが鋼なのであんまりジメジメしていないのはいい所か

732もにゃら:2018/02/27(火) 23:28:54 ID:OC.uUlQ.
○グレイテストショーマン

巨乳なんて飾りです。ちっパイが一番エロ可愛いんです

という事で見ました。
私、ミュージカル映画って好きじゃないんですよね
「何で踊り出すねん!」とつい突っ込んじゃう

でも、コレはサーカスネタのせいか、いきなり踊り出したり歌い出したりしても違和感無し

ちなみにバーナムは実在の人物で近代サーカスの父的な人物
映画のバーナムも沈んだ船の権利書を担保に金借りたり、出し物の大男の身長体重を水増ししたりでしたが、リアルバーナムはもっと酷かった(笑)
自分で作って埋めた石膏像を掘り出して巨人の化石って、マジもんの詐偽やん!

サーカスの出し物としてのフリークスショーを身体的な特徴を理由に迫害されるマイノリティに見立てて自己表現に繋げるなど良い

フィリップがアンに惚れるのは見れば分かるけど、アンがフィリップに惚れるのはもうちょい描写が欲しかったかな
いや、上流階級の生活を捨てて彼らの居場所作りに駆けずり回ったイケメンだから疑問は無いですが

数々の歌も素晴らしかったし、良い映画でした

733ヒロ筋肉痛:2018/03/02(金) 01:29:11 ID:UEJRkgZU
■ブラックパンサー
前評判の良さから期待しすぎていたせいか、そこまで面白いと思えなかった。
いや、面白かったのだが、マーベルシリーズの中では下の方かなという印象。

国王のキャラクター性がシビル・ウォーの時より劣化していた気がする。
アクションもシビル・ウォーの方が圧倒的に良かった。

主人公妹が凄く良いキャラしてたので、今後の活躍に期待したい。

■シェイプ・オブ・ウォーター
こちらも期待しすぎていたせいか、若干肩透かしであった。
凡作以上名作未満。
主人公と魚人の恋愛よりも、主人公とおっちゃんの友情物語の方が胸熱だった。

734みる子:2018/03/02(金) 03:12:35 ID:2ahjW22U
・ブラックパンサー
マイティ・ソー1作目 × ライオンキング みたいな作風だったなぁ。王道とは何か? を問う王道の物語… の、ような気が、した。

まぁとにもかくにもキルモンガー役のクリードJr. ことマイケル・B・ジョーダンがめちゃくちゃカッコよくてですね。
ぶっちゃけブラックパンサー=ティ・チャラよりもカッコいいから、王位簒奪にも説得力があるというか… ほとんどW主演に近い印象。
例えるならキャップ1作目で主役が垢抜けない内に超クールなウィンターソルジャーが登場しちゃったよ、みたいな。

加えてアンディ・サーキス。普段は中の人ってイメージが強いけど、リアルの悪役演技も活き活きしていて最高でした。
そんな悪党連中が魅力的すぎて善玉のワカンダ勢のファミリー感は、好ましくともパワー負けしてたかなと。
共演はゴーストドッグやら若ビルボさんと豪華だし、キャラも個人的にエムバクが凄く良かったので作品としては満足でした。

宣伝でアヴェンジャーズ3に続く物語と銘打ってた割にはさほど繋がりを感じなかったし、
正直アメリカ本国で超々特大ヒットするほどのものかなー? とは思いました。(『IT』でも思った)
マーベルユニバースを知らなくても本作1本で十分に楽しめる(完結してる)作りというのもヒットの一因かもしれませんね。

735:2018/03/02(金) 12:07:27 ID:OVTLqZJc
ブラックパンサー
バッキーいぃぃ!

しかしこれ、キャップたちはどこで何してるんでしょうか

736ヒロ筋肉痛:2018/03/02(金) 13:11:50 ID:UEJRkgZU
>>735 徹さん
あのオマケシーンは多分インフィニティ・ウォー内での出来事なんじゃないかなぁと。
治療中で退避していたバッキーを連れ出すために妹ちゃんが来た、みたいな。

アントマン→シビル・ウォーでも同じような演出有りましたし。

737:2018/03/02(金) 13:19:05 ID:OVTLqZJc
>>736 ヒロ筋肉痛さん
時系列的に、本編はシビルウォー直後のはずですが、
保護されてるキャップたちは何してるのかなと

バッキー復活してたのは、IW直前の現在で妹さんが洗脳除去技術を作れたからとは判ったのですが

予告をみる限りだと、技術解放されたから、ウォーマシンの人も脊椎損傷から治療されたっぽいですね

738ヒロ筋肉痛:2018/03/02(金) 15:49:52 ID:UEJRkgZU
>>737 徹さん
ブラック・パンサー本編と、
シビル・ウォーのラストでキャップが刑務所に乗り込んでたのが同時進行なんじゃないでしょうか。

シビル・ウォーの最後の方はダイジェストで時系列がはっきりしてなかったですが、

キャップとバッキーがワカンダに保護される

バッキー冷凍睡眠

キャップが刑務所に乗り込む

という順序でしたし。

739:2018/03/02(金) 17:23:55 ID:RaM7ef3k
ああ、そうかもですね
ありがとうございます

740deku:2018/03/04(日) 12:21:57 ID:IpXSCfTM
・ブラックパンサー
フェーズ1作品かのような初々しさ、物足りなさもそのまんまだった
ブラックパンサー個人ではなくワカンダという国そのものに焦点が当たってるからか単調に感じる部分もある
アクションも正直シビルウォー時に比べると今ひとつ、せっかくの一騎討ちが黒スーツなのに暗所が舞台に加えて内乱も同時進行で慌ただしかったのも残念

ロスとストレンジ共演しないかな、いや画面に一緒に映るだけでもいい

パシリム続編は明るい場所での戦闘がしっかりしてそうで期待、パンフにスタッフ書いてないから調べたらデルトロ監督は今回製作にまわったのね

741唯野:2018/03/04(日) 14:32:43 ID:OFPHbLeQ
バーフバリ 伝説誕生
●親子二代にわたる物語なんだけど、子が割と変態なのに対して親が英雄らしい英雄(少なくともその側面しか描かれてない)なので子の陰が薄い……
●特に子供は意中の相手の手や肩にこっそりタトゥーをしたり、戦いながら次々と相手の着ているものを脱がしていったり、挙句の果てにヨイデワナイカ・パッション・重点とばかりに帯回しまで披露
●ヒロインの組織も狂信的なまでの武闘派と思いきややたら物分りがよかったり。まあこれはテンポをよくするためなんだろうけど。
●いろいろとんでもない展開があるんだけど、エンタメに振り切っているので楽しめた。ただし雪崩、てめーはだめだ
●インド映画といえば歌とダンスですがこの映画では少ないです

742もにゃら:2018/03/04(日) 15:45:46 ID:nJ98v9kA
○バーフバリ 王の凱旋

上で唯野さんが書いた「伝説誕生」の後編です

父バーフバリのヒロイン、デーヴァセーナが大活躍してる一方で子バーフバリのヒロイン、アヴァンチカはほとんど出番無し(笑)
唯野さんの感想読んだ限りでは前編で活躍してるようで

如何にも小物かませだったデーヴァセーナの従兄弟ヴァルナクマラが意外に良いキャラで良かった

エクストリーム入城に代表される馬鹿馬鹿しいほどに派手なアクションにイチャコラ弓術など

「細けえ事は良いんだよ!!」精神溢れる大作

地位や権力には拘らないが嫁にちょっかい出されると即切れするバーフバリさん、イケメンだな

印象に残ったセリフは
「命を授けるのが神、命を救うのが医者、命を守るのが王だ」

743レト:2018/03/05(月) 13:40:58 ID:AgOzZFKw
ゲイリー・オールドマン、アカデミー主演男優賞受賞。
日本では未だにレオンの悪役という本人にとっては不本意なイメージが強い俳優ですが、
今回の栄誉でそのイメージが変わるかもしれません。

744修都 ◆7VC/HIVqJE:2018/03/05(月) 19:39:50 ID:jYkYEvMY
確かにゲイリー・オールドマンは悪役のイメージ強いけど、
バットマンの影響か最近は善人だけど色んなことに巻き込まれてひどい目にあってる管理職というイメージが強い

745修都 ◆7VC/HIVqJE:2018/03/05(月) 19:39:51 ID:jYkYEvMY
確かにゲイリー・オールドマンは悪役のイメージ強いけど、
バットマンの影響か最近は善人だけど色んなことに巻き込まれてひどい目にあってる管理職というイメージが強い

746レト:2018/03/05(月) 21:19:31 ID:Vc7bU3PQ
かつてレインフォールなんて駄作の日本映画に巻き込んでしまった過去があるだけに
日本人とのコンビ受賞はホッとするものがあったり。

747ガフ:2018/03/05(月) 23:51:27 ID:2MTdPVzw
〇ブラックパンサー
他作品との関連性の薄さとヴィランのキャラクターでアイアンマン2を見ている気分に

ワカンダのハーブの効用を見るに、ソウルストーンをヴィブラニウムで包んで宇宙に放流した奴がいるのだろうか

748ヒロ筋肉痛:2018/03/08(木) 21:46:43 ID:UEJRkgZU
ブラックパンサーの次がインフィニティウォーなので、
もう最後のインフィニティ・ストーン(ソウルストーン)の在り処は明示して良かったと思うんですけどね。
十中八九ワカンダに埋まってるんだろうとは思いますが。

ワカンダの超絶テクノロジーは便利すぎるのも有り、
インフィニティ・ウォーで早々にワカンダ壊滅となりそうな予感。

749もにゃら:2018/03/10(土) 00:01:53 ID:OC.uUlQ.
○さよならの朝に約束の花をかざろう

?!??!!
反応に困る映画だった

19世紀前半くらいの架空世界が舞台

主人公はエルフみたいな不老長生の一族出身の少女
一族は二十歳前くらいで成長や老化が止まり、その姿で数百年を生きる

で、その一族の村にレネトというドラゴンみたいなのを従えた国の兵が攻め込んで来て、そのどさくさで主人公は故郷から離れた所に飛ばされてそこで拾った赤ん坊を育てる決意をする

だが不老長寿故に一所には留まれず流浪の身
そんな中、敵に拐われた幼なじみを救うべく行動する同族と再会するが…

まだ評価が固まってない

ちと、色々駆け足やった
主人公は不老長寿で何十年経っても姿が変わらないんで、その設定で駆け足されると何年経ったのか分かりにくい

とりあえずクリム君が可哀想

・愛する彼女が浚われる
・数年後に救出作戦を実行するも彼女は敵国の王子に孕まされてた
・合わせる顔が無いと救出拒否される
・20年近く掛けて、その国を良く思わない周辺諸国を纏めて攻め込むも彼女は娘のことしか頭に無かった
・全てを終わらせようと心中を図るも彼女の護衛に阻まれ、一人寂しく死ぬ
・彼女は娘と再会して「自由に生きろ」(違約)と言い、主人公と共に脱出

750わんのねこ:2018/03/10(土) 20:04:53 ID:UQJx5jkE
・さよならの朝に約束の花を
PAworks / 岡田磨里 / 中世ヨーロッパ風ファンタジー / 育児

山の奥地でひっそりと暮らす長命の一族の少女二人が、
竜にさらわれ、一人は都、一人は牧場に行き、
母親になったり、いろいろあったりする話。

いい映画ですよ。賛否両論ばっさり別れそうなところがいい。
マリーがちゃんと映画してる!すげえ!というのが観賞直後の感想。
構成が非常にシンプル。主人公とお姫ちゃんと対比させる構造が美しい。
美術が素晴らしい。機能がデザインを要求していて、
ちゃんと使われているということが凄い。

〆の場面がちょっとダルく感じたけど、意図はわかるし、
岡田磨里作品はだいたいそうだし、それが好きな人には
受けているんだろうし、まあ、いいんじゃあないですか。

作画に関しては岡田磨里人脈と井上俊之人脈があわさって最強にみえる、まる。

751もにゃら:2018/03/11(日) 20:41:30 ID:OC.uUlQ.
○シェイプオブウォーター

異種婚姻譚
作中で白黒テレビが現役だったりソビエトが犬を宇宙に飛ばしたとか海外にミサイル基地とかあったんで1950年代後半から1960年代前半が舞台と思われる

宇宙センターで清掃婦やってる主人公とそこに運び込まれた半魚人男性の話

主人公と半魚人ががっつりセクロスやっててビックリ

妊娠出産までいけよお〜

752ガフ:2018/03/17(土) 09:29:37 ID:2MTdPVzw
〇インフィニティ・ウォーPV
ヴァルキリーはバトルロワイアルのラストがああだったのでまだわかるが、ホークアイさんはどこ行ったの

ワカンダでの合戦シーン見てると、エイジオブウルトロンでロボットを大量配備しようとした博士二名は間違ってなかったのだろうなと
インフィニティ・ウォーで社長の見た悪夢が実現しそうだし
あとバトルロワイアルでアスガルドの兵士がほぼ全滅状態になっちゃったのも痛い

キャプテン・アメリカにパワーストーン付きのパンチを止められて困惑顔のサノスで吹いた
あの人、落下するヘリを支えられるくらいの身体能力じゃなかったっけ…
ワンピースのゾオン系みたいに鍛えるほど強くなるのだろうか

〇スリー・ビルボード
あらすじに惹かれたが近所では公開終わってたファッキン

753シャアダム:2018/03/17(土) 20:07:46 ID:gVk8kjHE
◆信長協奏曲(2016年)

原作は漫画で、内容はタイムスリップで戦国時代にやってきた高校生が、信長に自分の代わりをやれといわれ、信長になりすまして戦国の世で活躍する物語です。

まず読み方「信長協奏曲」はノブナガコンツェルトって読むんですね。そして原作漫画はまだ連載中で、映画はとっくに原作を追い越して、オリジナルな話に突入して完結してしまっていたと言う事実(知らなかった)。
原作漫画もあまり詳しくはないのですが大きな違いもいくつか在りそう。その一つが、秀吉は主人公が偽物だと知っているし、親兄弟を信長に殺されて復讐心に燃えている点。帰蝶(信長の嫁)も部下の幾人かも」主人公の正体を知っている。そして、明智光秀(本物の信長)は主人公に嫉妬してその座を取り戻そうとしてる、って所かなあ。
原作漫画も今から映画見たいな関係になるかも知れないけど、映画に引きずられてしまうのだけは避けて欲しいですね。

さて感想。まず、TVドラマ版の続きなので、初めて見た自分には何故、どういった経路でサブロー(主人公)が信長になって天下統一目前まで来たのか、さっぱり分らなかったです(初心者無用)。その辺が不親切だなあって思っていたら、特別映像特典にこれまでのあらすじがありました(初見の方はこれを観てから本編を見て下さい)。まあ、どういう理屈で、なぜタイムトリップしたかは観ても分りませんでした。多分神の見えざる手、神の気まぐれでしょう、そう思っておこうw
内容に関してですが、まあまあ面白かったです。陰険な秀吉、嫉妬深い明智光秀、いかにも極道な感じの松永秀久、ツンデレプンプン丸な帰蝶、そして馬鹿殿のふりをした徳川家康(こいつが一番黒そうw)忠臣なのか出世欲なのかすぐリーダー格を取ろうとする柴田勝家など、なかなかイイキャラ立てで観ていて楽しかったです。最後は、歴史が変わって信長が死なずに天下を取るのかなあって思ったけど、やっぱり定番な終わり方でちょっと残念かなあ。最後の方はちょっと演出がグダグダしたのもマイナスかなあ。
でも、このとんでもないIF設定の行方を上手くまとめた方だと思います。TVドラマを見てから映画を観れば良かったとちょっと後悔してますwアニメもあるみたいで、結構な人気作品だったんですねえ。総評は可もなく不可もなくって所ですか。
タイムトリップ少女時代劇「アシガール」を思い出しました。こちらはおすすめです。

754シャアダム:2018/03/17(土) 22:09:19 ID:gVk8kjHE
◆ハッピーフライト(2008年)

飛行場のある一日を切り取った笑いあり感動ありのお仕事映画。こんな面白い映画を今まで見逃してたとは情けないぜ。
いやあ、面白かった。だいたい途中でトイレ休憩を挟んで2時間物は観るのだが、これは途中で観るのをやめられずに一気に観てしまった。
まず自分の知らない世界のお仕事や知識を学べるって時点で興味が出る。そしてお仕事の見せ方が上手い。出てくる俳優が渋くて中堅で豪華なのもいい(演技の下手なアイドル片手間俳優がいない)。
仕事の内容や専門用語や蘊蓄が素人の自分でも前後から推測してぎりぎり分る面白さってのも心地よい。そんな映画でした。

内容は、いつものようにホノルル行きの1980便が出立するのだが、その便には機長に昇格する試験を兼ねた主人公の副操縦士とベテラン機長(試験管も兼ねている)、初の国際線に乗るキャビンアテンダント(CA)とベテランCA、そして新人の生意気な整備士と厳しい先輩整備士、、ベテランと新人のコンビのグランドスタッフ&苦情係など色んな人が関わっていて、それぞれにドラマチックな物語が発生する。
見終わった後、たった一機を安全にホノルルまで飛行機を飛ばすのにこれだけの人が居てこれだけの苦労があるんだって思いましたよ。これが何度も毎日続くんだぜ、凄いなーって感心するしかないよ。
いやあ、学ぶべき大事なものが結構詰まった映画で観て良かったです。
この映画も、いつものような職場のある一日を切り取ったという点で「グランドホテル」形式の映画って言えそう。

あと、専門用語や蘊蓄が面白かった。
コーパイ(副操縦士)・エコー(雨雲)・グライドスロープとローカライザー(誘導装置)・エルロン(補助翼)・ピトー(速度を測る管)・クロスピックアップ(他人の荷物を間違えて取ること)・80(150キロ)、V1,V2,ポジティブ(離陸する時の基準速度)・L1.L2.UL.URなど(飛行機のドアの位置でCAの待機場所)クラブをとる(横滑り着陸すること)・RVR(滑走路視距離)・ミニマム(時間がない、すぐ決定しろ)・ディスパッチャー(天候を観てフライトプランを立てる人)・ILS(計器着陸システム)とか
ANAはAll Nippon Airways Co.の略とか、ビジネスクラスでホノルルまで往復20〜50万円 掛かるとか、カモメは馬鹿wとかとか。

一つだけ気になった部分、厳しくて頼りになる先輩頼りになるCAが後輩CAが立ち直るたびに温かい目で笑う部分、少ししつこくて演出過剰で感動の押し売りって感じてしまったかなあ。あと、苦情係は運動靴を履いた方がいいねwそしてお客にもホテルで寛いでるんじゃないんだから、従業員の気持ちも考えて危機意識を持ってマナー良く乗って欲しいですね。
果たしてこの映画を見て、こんな仕事は大変だと覚悟しつつも、でもやってみたいという人が増えればいいですね。

最後にもう一回、いやあ面白かった。

755シャアダム:2018/03/19(月) 21:59:53 ID:gVk8kjHE
◆のぼうの城(2012年)

本来なら2011年に公開だったが、東日本大震災と映画の内容(水攻め)により公開延期になった、何やら予言・因縁めいた感じの映画になってしまった。
内容は、でくの坊と呼ばれた忍城の城主が秀吉の家臣・石田三成の2万の大軍により攻められたとき、機転を利かせて持ちこたえさせたという逸話を膨らませて面白く仕上げた感じの物語です。

ただねえ、2万対500は明らかに誇張な感じがする内容でした。だって、主人公が別に機転を利かせて戦に勝ったわけでもなく、水攻めの際に敵の目の前でおどけて撃たれて百姓の感情を煽っただけじゃん(いや本当なら凄いよ)w何処まで本当の事か事疑わしいし、脚色にしても作戦が上手くいきすぎだろう、あと、大量の鉄砲兵に撃たれて一発も当たらない武将達、まるで都合の良い少年漫画を見てるような感じで醒めた笑いが。
そして、プライドなのか姫のためなのか、我慢して開城すればいいのに、相手が「気に入らない」から戦をする無謀な主人公。結局自分がまいた種で、農民や家臣に大被害。最後、敵に凄い武将だ、落ちなかった城だ、いい戦だったと褒められて、超自己満足げな主人公。なんだかなーなんだかなー(苦笑い)。

まあ、悪い点ばかり書いたけど、SFX(特撮)は凄い。本当に城を作って村を作って田んぼを作って、二万人の兵のエクストラを雇って何十キロの土手を作って、本当に決壊させて洪水を起こしたみたいな迫力満点なリアルさ。武将個人の戦いはギャグが多分に入っていたけど。この戦闘シーンの迫力映像は一見の価値ありだと思います。お金かかってんなーって感じ。
あと、クライマックスの主人公の踊り、まるでアイドルのコンサートのようで、演出が良くて長かったけど飽きずに観てられました、その辺は凄く面白かったですね。あと洪水シーンはたしかに、東日本大震災を思い起こさせました(これはまずいかなあと思いました)。

総評としては、血なまぐさい大規模な大人の日本昔話(何処まで本当か分らないので)てっ感じかな。語りたいエピソードが薄いっていうか、もう少し話を盛って、馬鹿殿様が頭のいい所、相手を出し抜いて作戦勝ちな所を見せつけてくれれば良かったかなあ。

756シャアダム:2018/03/21(水) 19:38:55 ID:gVk8kjHE
◆パタリロ! スターダスト計画(1983年)

ホモ・ゲイもののギャグアニメって事は知っていたが、まさかゴールデンタイムで、かなり本格的なホモ・ゲイ描写を含むアニメを放映してたとは恐れ入りましたw
ギャグで薄まってるとは言え、男同士でキスはするは、重なって寝るわ、パタリロ同士でチンチン丸出しで抱き合うわ、なんともカルチャーショックでした。
ヤマトやガンダムや当時はやっていたアニメのパロディギャグにはクスクス笑えるところもあるので、ギャグアニメとしてみればギリギリホモシーンとかの性描写も気にならないかも(人によるけどw)。

調べたら、舞台かされて今現在講演されており、その上今秋には実写映画化もされるそうで、なかなかの需要や人気があるみたいです。(これをタイミング良く観た自分にも吃驚)今年はパタリロイヤーになるかもw

映画内容は、世界各地のダイヤモンドを盗む盗賊団を捕まえるため、MI6のバンコラン(こいつイギリス情報部なん?)が捜査を始めるが、被害に遭った主人公のギャグメーカーのパタリロも捜査に加わって、トタバタ喜劇とちょっとシリアスな人情劇を繰り広げるという物語です。

感想は、男同士で抱き合ったり見つめ合ったりするシーンは、やっぱり気持ち悪かったけど、まあ今流行ってる女性が書くストーリー漫画や腐女子漫画の原点みたいなものが見え隠れして、漫画の歴史を感じ観た点では一度は観て良かったと思いました。こう言うスパイアクション&推理サスペンス&諜報物は嫌いではないので、
ホモシーンが少なくてストーリーやギャグ重視なら原作も読んで観たいなあっては思う。でも、女性がパタリロの母親だけしか出ないとはw

最後に、だーれが殺したクックロビン♪とかタマネギ部隊とかマライヒ(ホモ)とかなんかナツカシスw

757シャアダム:2018/03/21(水) 21:25:54 ID:gVk8kjHE
◆悪魔島のプリンス 三つ目がとおる(1985年)

やたらCMに入る時の「アイキャッチ」は入るので調べたら、映画上映ではなく「24時間テレビ」内の長編アニメだった。
内容は、初めて「三つ目がとおる」を見た人にも分るよう親切設計で、主人公がどうして犬持医師の所で暮らすようになったか(赤ちゃんの頃)から始まっている。
そして、虐めからの覚醒、和登さんとの関係や運命刑事との出会い、ナチスの孫の陰謀に巻き込まれるまで、とても分りやすく何のストレスもなく楽しめるストーリーだった。

感想、まず完全に子供向けなのだが、大人が観てもそれなりに楽しめるスピーディでバラエティに富み、童心に帰れる冒険展開が良かった。かつ、主人公が絆創膏を剥がすことによって、純粋な良い子からダーティヒーローに変わるところが癖があって、大人でも楽しめる一因となっている。例えるなら「遊戯王」かな。
そして、ヒロインの和登さんが元ネタは「ハイカラさんが通る」の紅緒ではと思われるお転婆ぶりで美少女では無い無い所がかえって大変魅力的なキャラに仕上がってると思う。まあ、名前の元ネタは「ホームズ&ワトソン」なんだがw主人公の名前と写楽(実在した絵描き)とは関係ないらしい。

シャーロック&ワトソンが元ネタなので探偵物かと思いきや、推理や探偵めいた事もするがオカルト&冒険・探検物でもあるらしい。最初は人類を滅ぼそうとした覚醒した写楽(主人公)も周りの馬鹿さ加減(特にヒロインのお転婆ぶり)に感化されて、段々正義の味方っぽい行動を取る様に成っていく所が面白かった。
脇役のヒゲ親父はラーメン屋台をやっていて、まるで「おそ松くん」のチビタでしたwそして運命刑事は顔がベートベンっぽく自称ベートーベンの生まれ変わりで、某「クラシカロイド」のベトさんみたい。そのうち「ムジーク!」って言いそうでした。
敵がネオナチスってところは「パタリロ」の敵もナチスの残党だったので、当時の流行だったんだなあって思いました。ラストはナディアのネオアトランティスの島のバベルの塔っぽい展開で、もしかしたらこれに影響を受けたのかな?って感じました。まあ、深く理屈を考えないで調子の良いコメディ調の冒険とおもえば沢山のアイデアの詰まった中々の力作だと思う。
あと、今の子供がこれを見たら作画が酷いと言うかも知れないが、自分は崩れた作画も味として楽しめました。

ヒロインのパンチラがやたら多いけど、自分は性格も含めて健康的で可愛いと思うけどあんまり美少女では無いのでその辺は微妙かもwエロい目で見たらエロいよ。
子供も安心して見れる楽しいギャグ多めの良作でした。

758シャアダム:2018/03/23(金) 02:06:03 ID:gVk8kjHE
◆地球へ(1980年)

TVアニメ版(2007年)は観たことがあるが、映画版はちゃんと観たのは初めてでした。だいたいの流れは知っていたので、少し退屈な視聴になるかと思えば、ミステリアスなSFでスピーディーな展開で作画もなかなか良くて最初から引き込まれた。
はっきり言うと、展開がもたつかない分、映画版の方が面白いと感じた。

内容は、地球が住めなくなり宇宙の星に移民して500年、マザーコンピューターの徹底した管理社会により、二度と地球汚染のような過ちを犯さないように選別教育される世界で、14歳の成人検査を受ける主人公は政府機関にミュウ(エスパー)の疑いをかけられ、かつ反抗的な性格を矯正するために生きてきた記憶を消されようとした時、ミュウの長のソルジャーブルー部下が現れ、地下のミュウの宇宙船に連れ去られる。
そこで、主人公は超能力を覚醒してミュウの二代目の長となり、ソルジャーブルーの意思を継いで、母なる星、地球(テラ)を目指すことになる。だが行く手にはミュウを危険視して抹殺しようとするマザーコンピュータとそれに従うキースらエリート軍人達が立ち塞がる。そして彼らの地球への戦い旅は何十年も続くことになる。SF大河アニメと言ってもよい物語である。

感想、まず声優が豪華っていうか、有名な俳優が声を当ているので、人によっては専門の声優より下手と思うかも知れないが、自分は気にならなかった。薬師丸ひろ子さんや岸田今日子さんや秋吉久美子さんも声を当てている。池田昌子さんや神谷明さんや古谷徹さんなどのベテラン声優も出演。主題歌も良い(ダ・カーポ)。
そして、何度も言うけど3世代にわたる壮大なドラマであり敵味方双方の視点が絡み合いながら盛り上げていくで良質な群像劇であり、SFミステリー的な部分がふんだんに盛り込まれてあり、視聴を途中で辞められない面白さがある。作画は昔のアニメなので多少の雑作画は味としてみれれば、中々の佳作だと思う。最後どうなるか予想が出来ないところも良かった。

ただ、難を言えば、アクションシーン・戦闘シーンが雑で作り込みが甘く適当なところかなあ。そしてマザーコンピュータがなんとなく狂って自己崩壊したのか、ソルジャーやジョミーの攻撃で壊れたのかよく分らない所がすっきりしなかったなあ。そこまで、作画が間に合わなかったのかなw戦闘シーンが全体的に惜しい、大ざっぱ過ぎる。
初代ガンダムの頃のアニメだと思えば許せるけどねwとにかくストーリーは面白いので、まだ観てない人は一度は観て欲しいかなあ(強制はしませんw)。

759みる子:2018/03/24(土) 02:42:10 ID:8l5Ju2qA
・トゥームレイダー ファーストミッション
最初の15分はMMA、自転車と中々の面白さでしたが、島に着いてからは何の変哲もないB級アクションという感じ。
チョイ役のニック・フロストは和みました。

・ジャスティスリーグ
円盤買ったので視聴。DCがマーベルより間違いなく優れている点は日本語吹き替えですね。
WWはよりクールに、フラッシュはよりお茶目に、サイボーグは歳の割には渋い感じに。
しかしダイアナが「私、地味なタイプだから…」なんて言うと嫌味にしか聞こえない(笑)

・マイティーソー バトルロイヤル
こちらもブルーレイで。ジャイアンが人間台風と組まされてオロオロするのはインディ 最後の聖戦に似た妙な楽しさだなぁ。
これで兄貴もスネ夫の苦労を知り、真の王へと近づいたか… と思いきやオペレーション・タスケテ。台無し!
アヴェンジャーズ完結以降の各シリーズがどうなるか分かりませんが、今作の岩男&虫は是非どこかで再登場させてあげてほしいです。

760シャアダム:2018/03/25(日) 23:23:36 ID:gVk8kjHE
◆サタデーナイトフィーバー(1977年アメリカ)

ブルックリンでペンキ屋に勤めながら週末はディスコで仲間と連み踊りまくる生活を続ける主人公はある日ディスコで踊りの上手い女性に一目惚れし、彼女とダンスコンテストに出ることにする。そして彼女の生き方に触れることによって感化され成長していく主人公の青春物語。
って書くと凄く爽やかなものに聞こえるが、実際はドラッグ、暴力(喧嘩)、セックス、貧困、失業、レイプ、家族問題とあらゆる要素をさりげなく詰め込んだ、シビアな物語である。ただ、ディスコの艶やかな華やかなシーンがそれらを吹き飛ばしてくれる視聴者にもそれが体験できるそう意味ではヤンキー不良の青春が誰でも体験(ヴァーチャルね)できる良作な映画だとも思う。

主人公はオシャレしてダンスする以外じつに真面目な青年だが、付合ってる友達がドラック、喧嘩、セックス、レイプなどの危険な遊びが大好きで、主人公が仕方なく付き合ってやってる感じだ。そんな人生にヒロインの自分を高めていこうとする(嘘をついてでも)生き方が眩しく見えたのだろうか感化され、友達を巫山戯た危険な遊びの所為で失い、最後は考え方や生き方が変わりああなった(ネタバレに成るから伏せます)と思われる。
ほんと、主人公はダンス以外では実に素直で兄思い、家族思いのいい奴で泣けてきますwそのダンスでも最後は自分より上のダンサーと出会い、ああいう行動に出た(ネタバレになるので)というは成長したからなんだろうなあ。そういう意味で色々考えさせられるいい映画だった。

観るまでは「ダンスでイエー!フィーバーフィーバー!ノリノリだぜー!」っていう気取って踊るだけの映画だと思ったんだが、全然違っていていい方向で裏切ってくれた映画でしたw兄さんも家族も残してきたダメダメな友達も新しい道を見つけて頑張って欲しいなあw

761シャアダム:2018/03/25(日) 23:50:15 ID:gVk8kjHE
◆ロッキーホラーショー(原題:The Rocky Horror Picture Show )1975年イギリス

特殊な性癖や異性装やゲイやホモの宇宙人達が集う屋敷に迷い込んだカップルが体験する滅茶苦茶でスプラッタでコメディでホラーな体験を描いた映画。
まあ、はっきりいって、気持ち悪い化粧と女装をした館の主人にまともなカップルが感化されて、ホモセックスや女装や際どいことをしたりしていくゲテモノ映画でしたw

最初はちょっとキモいダンス・ミュージカル映画だと思って多少のゲイの性描写は我慢してみていたが、自分にはキツかった。1時間50分もキモい男の化粧顔やキチガイじみた世界、支離滅裂なストーリーを見続けることはできなかった。途中何回か休憩を取り他の事をして気分転換をしてようやく最後まで見終わったって感じw
まあ、宇宙人(エイリアン)という設定は迫害されているゲイとかの揶揄なんだろうなあ。しかし、アメリカの映画館の映像とかも入っていて、みんな心待ちにしてみてる様子を見る(特典で入ってる)と、結構な熱狂的なファンがいたんだなあって思う。

しかし、女装や際どいファッションにしてもにしてももう少し上品にエロくしてくれればいいのに、気持ち悪いだけ(自分はね)、全然エロくない(女性もケバすぎて)、ほんと、多分酔っていないと見れませんw
でも、映画的に結構有名なタイトルなんで、こう言う映画を作ったこと自体にはチャレンジ賞を自分も上げてもいいかなw多分もう一生観る事は無いと思うけどね。

みんなも本当の意味でホラーなこの映画にチャレンジしてみては。もしかしたら波長が合うかもwあと、ロッキーというのはマッチョな人造人間の名前で脇役のピエロ役で全然ホラーじゃ在りませんでしたw

762シャアダム:2018/03/29(木) 07:57:35 ID:gVk8kjHE
◆山猫 イタリア語・完全復元版 (原題:Il gattopardo=山猫)1963年イタリア・フランス合作

イタリア貴族が書いた小説をヴィスコンティが映画化(原作の6章まで)したもの。1860年シチリア島で起こった反乱に乗じて、イタリアの英雄と称される「ガリバルディ」の赤シャツ隊が介入し現政権を倒しシチリア島を征服した頃が舞台です。
そのシチリア島の貴族で山猫の紋章を掲げる主人公サリーナ公爵(バートランカスター)とその甥であるタンクレディ(アランドロン)の生き様を対照的に描いた物語です。

てっきり二枚目スターのアランドロンが主人公かと思ったら、初老の貴族役のバートランカスターが主役なんですね。いあや、格好良くて渋くて器がでかそうな主人公でした。ちょっと頭が固そうで腹黒い感じはするんだけど、意外と真面目で誠実で面倒見が良く時代を見据える目を持ち、考え方も柔軟な一家の主って感じでした。
内容は、戦争が始まったので甥のタンクレディが反乱軍(ガルバルディ軍)に加わって手柄を立てて、その後正規軍となって出世します。そして、従妹のコンチェッタの好意を振って、一目惚れした美人のアンジェリカと結婚します。一方、貴族で一族の主の主人公は新政府の議員に誘われたりしますが、自分は古い人間なのでと言うことで断ります。
新しい時代には甥の様な元気な若者または時代に合ったもの達に託し、自らは見守ることだけに専念し,静かに華やかな舞踏会を去ります。また、コンチェッタも新しい時代の波に新しい考え方について行けずに泣きながら舞踏界を去ります。

まあ、深く考えなければ、何の盛り上がりも,クライマックスも無く,ただ時代が流れていくのを眺めるだけの,アクションもあまりなく、退屈な映画に見えるだろうなあ。最後の何十分にも渡る有名で豪著な舞踏会シーンがクライマックスなんだけど、子供には退屈だろうなあwこの映画はこの時代の雰囲気を楽しむ映画ですね。
その舞踏会のシーンは確かに凄い,本当の貴族の舞踏会など観たことは無いけれど、煌びやかな衣装、しっかりとした制服、貴族達のダンス、何部屋もある大広間、貴族が貴族らしく気取ったり、退廃的な振る舞い、祭りの後の靴やゴミの散乱具合、多分再現度は凄いのだろう、自分は観ていて飽きなかったです。
そうですね、例えるなら、イタリア貴族を舞台にした「サタデーナイトフィーバー」ですか。ストーリーは淡々としてこれだ!というものもなく,180分以上の放映時間、一気に観るのはキツいですが、本当に1860年代の貴族達のドキュメント映画を観てるかのような、感慨深いものが在りました。

何遍も見返せば、また別の角度から主人公達の気持ちも分って,新しい発見が在る映画だと思います。一番印象に残ったのは、主人公が従妹同士で結婚してる状況や女性達がうちわを仰ぎながら、幾人もかたまってキャッキャと会話が途切れず何時までも弾んで騒いでるのを観て、「まるで猿のようだ」って言う所ですね。
古い貴族の慣習を忌み嫌いながらもそうやってしか生きていけないもの達を哀れんでるが、しかし古きものを守っていこうとしてるって感じですかね。主人公ととコンチェッタは古きものの象徴、タンクレディとアンジェリカ(アンジェリカの父も)は新しきものってかんんじで実に対照的でした。

イタリアの片田舎の貴族文化や雰囲気を楽しめるおおらかなで考え深い人向けの映画ですね。自分は観て良かったと思いました。

763わんのねこ:2018/03/30(金) 21:37:02 ID:QVqcH3fk
文豪ストレイドッグス DEAD APPLE
BONES / 五十嵐卓哉 / 榎戸洋司 / 異能バトル

異能力者・澁澤瀧彦がヨコハマに現れた。
その能力は街を霧につつみ、異能者は自らの異能と戦うことになる。
中島敦は己の異能に打ち克ち、澁澤をとめることができるか。

良かったです。素晴らしい。お祭り映画であり、ちゃんと文ストになっている。
榎戸脚本と五十嵐演出が堪能できて満足。
声優がちょいちょい血界戦線と被っているのが面白い。

林檎は宝石・異能・罪・生命・希望など。

764シャアダム:2018/04/03(火) 02:59:13 ID:gVk8kjHE
◆ドラムライン(2002年アメリカ)

反抗期真っ最中の楽譜を読めない主人公が、有名大学のマーチングバンド部にスカウトされて入部、天才的な音感やテクニックはあるのだが、事あるごとに先輩やコーチに反抗しまくって事件を起こす,そんな青春学園物語。

いきなり感想、主人公が嫌いです!w若いから物を知らないからで済まされる限度を超えて,自分の思い通りにならないと気が済まない、退屈な事は絶対やらない,目上のやることに必ず反抗する,笑い方がわざとらしくて爽やかでは無い(これは演技の問題かな)、こうなると顔の歪みとか引きつり笑いとか全てが嫌いになってくるレベルでしたw
途中で反省して,謙虚になって,頭を坊主に丸めて,仲間のために頑張ろうって成っても,前半の反抗期ぶりがマイナスすぎて最後の方まで共感できませんでした。
しかし、終わってみると結構エキサイティングで楽しく,素晴らしく,面白く,ノリノリの映画だと感じました。

マーチングバンド部VSほかの大学のマーチングバンド部のとの対決は最初は笑ったけど(マーチングバンド部の本来の目的は試合や場を盛り上げたり応援したりする事だろうに)意地と意地の張り合い駆け引きダンス対決ドラム叩き対決もどころ満載で、いつの間にか目が離せないほど引き込まれていました。
PIPⅡクラスなどの昇格降格戦はまるで少年ジャンプの「食卓のソーマ」の食戟戦ですね。「響けユーフォニアム」でもレギュラーを賭けて先輩後輩が楽器で競った場面を思い出します。
あと、ジャクソン5の曲のアレンジもなかなか楽しかったです。リー監督も最初はカッチカチの古風な頑固者だと思っていたけど、意外と柔軟で面倒見がいいのが好感持てましたね。ただ、敵校を最先端の音楽ので若者受けさせたり金に物を言わせたり賄賂とかスパイ行為の強要とか悪者扱いにするストーリーがちょっと安易で笑ってしまいました。
それと、マーチングバンドのダンスは性的なエロティズムが入ってないと審査員受けがわるそうですねw

まあ、主人公の最初の突っ張りや我が儘やイキリさえ許容できれば、観て良かったと思える楽器演奏映画作品でした。

最後に「一つの音、一つの音楽」。これはあの三銃士の「みんなは一人のために!一人はみんなのために!」的なことなのかなw

765シャアダム:2018/04/05(木) 03:06:47 ID:gVk8kjHE
◆戦場にかける橋(原題:The Bridge on The River Kwai=クワイ河の橋)1957年 英・米合作

内容は1943年第二次世界大戦中のタイ国のクワイ河に日本軍が軍事利用目的の鉄道の橋を架けようとして、その建築にイギリス軍捕虜を使うことになった。だが、そのイギリス軍の将校と日本人捕虜収容所所長と意見のぶつかり合い、そしてそれを見守るアメリカ人捕虜と軍医のなどの主義主張の違いを巧みにを描いた戦争映画である。
3時間近くある映画だが、人と人の意地のぶつかり合いが面白くて、一気に観てしまった。戦争映画なのでアクション中心かと期待してみた人には残念だが、ラスト付近の鉄道橋爆破ぐらいしか戦争らしいアクションは無い(小競り合いはあるけど)。でも補って余りあるほど途中の人間ドラマ(収容所やイギリス軍基地などの)が面白かった。

まず、最初に何百人ものイギリス軍捕虜が口笛を吹きながら行進して,収容所に来るところから粋だなあ感じてって掴みはばっちりwそして、将校以上は働かない(働いたら負けだ!)と言うイギリス軍ニコルソンと「将校も働け!」と言う所長の斉藤の意地のぶつかり合い、殴ったり,銃で脅したりするのだが、効果無し。だが、斉藤は猛暑の中そのまま弱音を吐くまで立たせることにする。
それを、あざ笑いうかのように観ているアメリカの捕虜シアーズ「いつまで軍隊の誇りがもつかな?」。そしてニコルソンしょうこうや将校達は暴行を受けた上で暗闇の狭い独房に監禁。しかし、将校の居ないイギリス軍隊は規律も無く巧みに怠け放題で、橋の建設が遅れて,斉藤がついにニコルソンを独房から出して、もてなしたりして捕虜達を何とかして欲しい(期日までに橋が完成しないと自害しなければならない)と頼み出すw
ここからがさらに面白いのだが、長くなるので、それは映画を観て下さい。
もう一人の主人公アメリカ軍のシアーズは収容所を脱走に成功,イギリス軍に助けられるが、身分を偽ってたことがばれて、橋爆破の決死隊(たった4名)の案内役を強制的にさせられる。タイ密林地帯にパラシュートで降下した際にいちばん頼りになる兵士が降下失敗で死亡(たった3人になる)そこからが、さらに過酷な橋爆破決死行になるのだが、これも長くなるので、映画をどうぞw

いやあ、3時間で無駄な部分も無く,次の展開も読めず、音楽もよく、派手なアクションが無くてもこんなに面白い映画が出来るんだなあって感心しました。あと、タイの女の子(6人ぐらい)も決死隊の手伝いをするのだが、観ていると凄く可愛くなってくる不思議,みんな美人だよなあwそれと、イギリス軍に意識的になかば支配されたも同然の捕虜収容所の所長「斉藤」が哀れで成らない、多分橋が完成しても,イギリス捕虜達に屈した感じになってる自分が情けなくて自害するつもりなんだろうなあ。
ラストは、まるで橋爆破決死隊VSイギリス将校(せっかく作った自分の誇りである橋を爆破されたくない)+日本軍みたいになってなんとも複雑でやるせない気分になりました。戦争って虚しくてマッドネスだなあ。まさに,プリンシプルのぶつかり合いの映画でした。

レンタルで観てるけど,初めて手元に欲しいなあって思った映画でもあります。

766シャアダム:2018/04/07(土) 23:20:59 ID:gVk8kjHE
◆オーケストラ!(原題: Le Concert=演奏会)2009年フランス

ボリショイ交響楽団の天才指揮者の主人公は30年前のユダヤ弾圧の時にユダヤ人を庇ったため、解雇され今はしがない清掃員。あるときパリ公演の依頼をこっそり受け取り、もう一度返り咲こうとこっそりボリショイ楽団と偽って公演を引き受けてしまう。
そして仲間をかき集め、ボリショイやフランス主催者に行動や正体が知られないようにオーケストラ55人を率いてパリを目指すが、果たして上手くいくのか。そこまでして危険な事をする主人公の真の思惑とは?というかなりコメディタッチの音楽映画です。

なんて言うか、ラストの感動的な音楽・演奏以外はギャグ映画ですねw
まず、人気の無い共産党員がパリ行きと聞いただけで,態度を180度変えて詐欺行為に協力すると言う安直さ。主人公は自分が言い出したパリ公演なのに、途中で「やっぱり自信が無いどうしよう?」って情けなく泣きつくし、かき集めた団員はパリでリハーサルすっぽかして金儲けや観光や無駄遣いの馬鹿騒ぎ、そりゃ共演のソリストのヒロインも怒りますわw
こんな練習無しの一発勝負で、人の心に響く音楽を奏でようと本番だけ頑張るって,観てる自分が馬鹿馬鹿しくてあきれましたわ。それwでお涙ちょうだいの過去話で盛り上げよ撃ってんだから、誰こんな酷いシナリオ考えた人は出てこい!ですよw最初っからがギャグ映画としてみてたらまた感想も違ってたんでしょうがねー。

これがフランス流の感動映画だと言われれば、まあ納得するしか無いか・・。ラストの演奏がとても素晴らしかった、まあギャグは面白かったけど感動物としてはストーリーはちゃめちゃ支離滅裂で乾いた笑いが出ました。こんな練習もしない、いい加減な奴らが感動的な音楽を奏ででしまう都合の良さが絶対的に駄目でしたね。
これから観る人はギャグコメディ映画(感動はオマケ)としてみた方がいいかも。

767もにゃら:2018/04/08(日) 23:40:42 ID:OC.uUlQ.
○ジュマンジ

最後のジェダイより売れたとか、君の名はの倍中国で売れたとかの広告で有名な映画

アメリカの高校生四人が理由は様々だけど問題行動への罰として物置の片付けを命じられ、ガラクタにあった古いゲーム機を動かしたらゲームの中に吸い込まれて、な話

豪華なB級映画(悪口にあらず)
ゲームオタクはマッチョな冒険家、アメフト部員はチビの助手、ガリベン女はセクシー美女、インスタ狂いのゆめかわギャルはデブ親父になって現実世界に戻るべくゲームをクリアしようとする!

冒険物ではなくギャグです

ギャルが立ちションの仕方を教わったり、ガリベン女がギャルに男受けの良い歩き方や仕草を教えるもまるでダメだったり、各所で観客の笑い声があがりました
20年前に吸い込まれた人が「チョベリグ」とか使ってたりね!
吹き替え版だけど、英語ではなんて言ったのか気になる(笑)

最後は現実に戻り、ゲーム内の経験でちょっとだけ成長したり

ギャルだけはちょっと可哀想かも
ゲーム内で会った20年前に吸い込まれた人に恋をして、彼を救うために命を張ったのに、彼は20年前に戻り、その時間軸で結婚して子どもも居る
一応、娘に恩人であるギャルの名前つけたけどね!

深みはないけど、笑えるアクションコメディでした

768ヒロ筋肉痛:2018/04/08(日) 23:43:02 ID:UEJRkgZU
■グレイテスト・ショーマン
まだIMAXシアターでやっていたので鑑賞。
ストーリーやキャラクターは駄目だったけど、音楽と映像(アクション)の良さだけで大満足。
映画館で、それもIMAXで見ておいて良かった。

この映画がアメリカでは評論家からボロクソな評価を受けて前評判最悪の中、
観客の口コミでジワジワと売れてヒットしたというのが、映画の内容とリンクしててまた面白い。

769もにゃら:2018/04/08(日) 23:47:45 ID:OC.uUlQ.
○グレイテストショーマン

最後に木に扮した次女ちゃんのシーンだけがちょっと意味が分からなかった

あれはどういう意味だったんだろう

770ズバロット:2018/04/09(月) 00:41:05 ID:xCJ3qCwE
普通に妹も劇に参加するぐらいに成長しました
ってことなのでは。
まあどんな人間にも必要不可欠な役割があるんだよ、みたいな深読みもできるけど。

リライトザスターズ好きだけど空中ブランコの女性、役者がハーフだからこれぐらいの黒さに日焼けした白人まあいるよね・・・と。
オバマは黒人にしてはあんまし黒くないから大統領になれた的なアレ

771ヒロ筋肉痛:2018/04/09(月) 16:05:12 ID:UEJRkgZU
グレイテストショーマンの空中ブランコの女性、
黒人だという事に気づくのに時間がかかって、
途中まで「何が問題なの?とっとと付き合えばーじゃん」って不思議に思ってました……。

そもそも空中ブランコ組が兄妹という事も途中まで把握してなかったんですけど、
序盤の仲間集めのシーンで見落とししてたのかなぁ。
兄はひと目で黒人と分かる俳優さんでしたが。

772もにゃら:2018/04/09(月) 20:11:30 ID:nJ98v9kA
>>771
仲間集めの面接で「兄妹か」って言ってました

兄貴がいかにも黒人という感じなのでひょっとしたら白人の旦那様が母親をピーして生まれたのが妹とかいう設定だったり?

773ヒロ筋肉痛:2018/04/09(月) 22:22:34 ID:UEJRkgZU
>>772 もにゃらさん
ありがとうございます、やっぱり僕が見逃してたんですね。

空中ブランコの女優はスパイダーマン:ホームカミングの次回作で重要キャラになりそうですし、
今後要注目ですねー。
ホームカミングの時点で結構目立ってましたけど。

774ギア:2018/04/10(火) 12:23:38 ID:IAoeMK3I
・グレイテストショーマン
音楽とキレキレな動きがいいですねー
個人的に特に好きなのはバーでのスカウトの一幕ですが、全体的に凄い楽しめました。

あの火事は逆に凄く都合がいい感もありましたがw
話も全体的に綺麗にまとまってたんじゃないでしょうか。


・ブラックパンサー
キャプテンの登場を心待ちにしてたら結局最後まで出てこなかった件…
まぁ良くも悪くもアベンジャー系列の1話って感じですかね。
その前のマイティソーバトロワが盛り上がり過ぎたのもあって、個人的には少々肩透かし感

まぁでも妹さんはごっつ可愛いかったです

・ジュマンジ
王道なB級映画って印象ですが、なかなか楽しませてもらいました。
だんだん仲良くなっていってハッピーエンドで終わってくれるあたりも好感度高いですね。

あとは20年前からきてた彼は蚊に食われたら終わりの世界でよく半年も保ったなー
もう少しブラックジョーク満載な雰囲気なら最後に蚊にくわれて御陀仏なのかもだけど、帰還後の展開も含めて優しい世界で安心できましたw

・ペンタゴンペーパーズ
スポットライトに近い話かと思いきやどちらかといえばクライマーズ・ハイに似た印象かな
どちらも最後に新聞が活躍してた時代というか泥臭いながらも新聞屋達のアツさやプライドが古き良き雰囲気?で描かれたからかなー

事前知識なしでも楽しめるんでオススメです。


・ウィンストンチャーチル
こちらは事前知識がないと少し辛かったかも
ヒトラーの恐れた男と持ち上げられてる主人公ですが、映画の中だと鼻息だけ荒くしてる酒浸りの印象が強かったんで…

それでもラストの展開はなかなかアツかったです。
ラストのナレーションからして、非常時のみ輝けるタイプだったのかな

775シャアダム:2018/04/12(木) 23:38:03 ID:gVk8kjHE
◆名探偵登場(原題:Murder by Death=死による殺人)1976年アメリカ

ミステリーマニアの大富豪トゥエインに招かれて奇妙な館にやってきた5組の名探偵達、それは「館で殺人が起こるので謎を解いてみろ」というトゥエイン氏からの挑戦であった。

感想:はっきりいって馬鹿馬鹿しいというか、豪華俳優で演じられるドリフのコントを見てるような感じの映画でした。映画が作られた時代が古いので、今の人の感覚では多分笑えないギャグだろうとは思う。
古い映画なのである程度の古くささは許容しようとは思ったのだが、これ当時の人が見ても多分巫山戯すぎで下らなすぎるのでは?笑えるギャグもあるのだが、もし自分が当時の人であってもこれに映画館まで行ってお金を払いたくないなあって思うw

それにしても出演俳優が豪華。刑事コロンボのピーターフォークに、ピンクパンサーのピーターセラーズ、戦場にかける橋のアレックギネス(スターウォーズにも出てる)に007カジノロワイヤルのデビットニーブン、今の映画で言うとお笑い系アベンジャーズって所ですか。
出てくる名探偵もエルキュールポワロやミスマーブルやサムスペードなどのパロディ。ストーリーに関しては意外な人が殺され意外な人が犯人だったのだが、やはり下らないというか全然感心できなかったw
まあ、この映画自体、3流ミステリーに対する風刺というか皮肉みたいな物であり、作られた意図は分るのだが、うーんやっぱりお金出してまでは・・である。

まあ、どんな下らないお笑いもどんとこい!という心の広い人以外はおすすめは出来ませんw

776みる子:2018/04/13(金) 07:34:31 ID:2ahjW22U
・パシフィックリム アップライジング
ボイエガくんがガンプラ買ってウヒョウヒョしていたらしいとのことで、そんな素敵な野郎ならば最速上映行ってやっか! と。
夜中なのにめちゃくちゃ客がいる、何かがおかしい… と思ったら名探偵コナンも深夜上映でした。コナンて女性人気凄いんですねー。

さて本編。ぶっちゃけてしまうと前作は微妙だったので期待半分で臨んだのですが…、
熱い! とにかく ロボ vs ロボ のバトルが超熱かったです!
このド迫力ファイトを観れただけでもお金を払った価値があったなと思えるくらい良かったです。

…以上です(笑) 他はなんていうか あまりピンとこなかった。

777ヒロ筋肉痛:2018/04/13(金) 20:35:51 ID:UEJRkgZU
■パシフィック・リム:アップライジング
良い意味でも悪い意味でも前作とは別物でした。
前作が昭和の特撮怪獣物、今作は平成のロボットアニメという感じ。

前半が非常にエヴァっぽいし、とあるシーンでガンダムUCが映る事からも、
今回の監督はあえて趣向を変えてきたんだろうなと。

イェーガー同士のバトルを描きたいというのが最大の目的だったらしいので、
その点では大成功していると思いました。

ただ、前作のように、
『このシーン良かったよね!』と語りたくなる格好良い瞬間が無いのが残念。

特にラストの決着方法が、うーん……。

778deku:2018/04/14(土) 01:04:48 ID:IpXSCfTM
・パシフィック・リム アップライジング
大分テイストが変わっていて前作見直してたせいか違和感を強く感じた
こんなんだったら見直さない方がよかったかも
シナリオのノリも変わってるけど一番の違いは画作りかな
前作はギミックやワンカットの格好良さにこだわってたけど今作はアクションの速さや豪快さ、一連のアクションに比重を置いてる感じ
見栄もさらっと流されてたし
合体怪獣は好みなんだけど強さもデカさもイェーガーに太刀打ち出来ない存在になっちゃって、戦う相手ではなくなったのが勿体無かった
日本の作品も外国の街並みっぽさを再現出来てるかは知らないけど今作のは日本っぽさ皆無で思わず笑った

というかローリーはどした

779みる子:2018/04/14(土) 02:54:22 ID:8l5Ju2qA
今作は要素要素は良いんだけど放ったらかしたまま映画が終わっちゃったのが惜しいです。中華CEOがいつの間にか味方面してスクラッパーでしたからね…

あと個人的にパシリム怪獣に魅力を感じないのは、その怪獣が背負ってる業が無いからだろうなぁと。
いくらフォルムや呼称が格好良くともちょっと強いチタウリみたいな存在でしかない… まぁ ただの侵略兵器扱いなのでしょうがないんですが。

ここまでくるとパシリム大喜利になっちゃいますが… オブシディアンにローリーが、だったら燃えたんですけどねー。お約束の主人公対決。

780ヒロ筋肉痛:2018/04/14(土) 11:48:15 ID:UEJRkgZU
トランスフォーマー:ロストエイジもそうでしたけど、
中国資本で作ってるせいか中国人役者を活躍させる為に
ストーリーの流れがおかしくなるのは何とかして欲しいですね……。

女社長が自然な流れで活躍する脚本を最初から作れば良いのに、
明らかに不自然な展開で活躍させるのは、
途中でゴリ押しが入ったのかハリウッド映画界のプライドからの抵抗なのか。

781もにゃら:2018/04/14(土) 20:26:53 ID:CLtGkZKY
○パシフィックリム アップライジング

うん
騙されてたとはいえ、大惨事の片棒担いだ中華CEOがしれっと仲間になってて、しかも彼女自らスクラッパーに乗って出撃とか(笑)

ラストのアレはやはり昔のマンガとかでお馴染みの

「くそ、後はマザーコアだけだというのに弾切れだ」
「仕方ねえ、ミサイルをぶち込む」
「ミサイル? とっくに使い果たしただろ」
「一発、デカイのがあんだろうが。この機体はまだエンジンは動くんだぜ」

のオマージュですかね?

782もにゃら:2018/04/14(土) 21:56:50 ID:c5eZMvyg
○ヴァレリアン 千の惑星の救世主

タイトルに偽りあり(笑)
危機が司令官の過去の犯罪を揉み消すためのでっち上げだった


パール人の少女がエロ可愛い
巨乳なんて飾りです

ヒロインがセクシー
くそ、巨乳の癖に!

1970年代に作られた宇宙ステーションが増築増築で多様な種族が3000万人も住む巨大コロニーになるとは
ここが一番面白かった

不可解な点が1つ
排他的な種族に囚われたヒロインを救うために変幻自在の液体異星人の協力を取り付けるが、下水から脱出した際に液体人死亡
物理無効で剣でどれだけ攻撃されても平気だったのに…

783シャアダム:2018/04/14(土) 22:16:45 ID:gVk8kjHE
◆名探偵再登場(原題:The Cheap Detective=安っぽい探偵)1978年アメリカ

ピーターフォーク(刑事コロンボ役で有名)が主役ってだけで、前作とは全然関係ない、ギャグテイストな探偵物サスペンスものでした。
内容は、相棒が何者かに殺され、主人公が犯人と疑われます。その直後に奇天烈な女が要点のつかめない依頼をしてきます。その上、オネエっぽい太った男も仕事の件で会いたいと行ってきます。その上酒場で昔の女と出会い、恋人の重要書類をナチスから取り戻して欲しいと頼まれます。
複数の事件や依頼を同時に巧みにこなす主人公の活躍を描いた物語です。

感想:前作よりは面白かったです。ただかなり巫山戯たばめんがあり、真面目に見てると「なんだこれ?「ふざけんな」って唖然・呆然としますので、あくまでギャグ映画コメディ映画として映画見ることを忘れてはいけませんw特に人が殺されるシーンで「あれ、俺が撃たれて死んだのか?」っていって死んだり、立ったまま固まって死んだりかなり巫山戯ています(自分は面白かった)。
あと、名前をころころ変える女の繰り返しギャグ、何人もの女性が,主人公の家に不法侵入していて主人公が女性同士が出会って、痴話げんかにならないように四苦八苦する繰り返しギャグなど、ちょっとしつこかったけど面白かったです。
そうですね、ハーレム系ラノベアニメでドリフの繰り返しギャグをやってる感じで、それらの原型がこの時代にすでに生まれていたのかってかんじですね。シティーハンターかよ!って思うほど依頼人の女達や酒場で出会った女達にモテモテな内容でニヤニヤしました。温故知新,温故知新。

ただ、殺人の犯人は意外だったんですが、ほんと殺人理由が強引で,「なんだこりゃ?金返せ!」な内容でがっくりでしたね。ここも笑って飛ばすんでしょうがwそしてラスト、美女達に(一人微妙な人もいますがw)囲まれてウハウハ状態になる主人公、まあいくつもの事件を同時に解決したのだからご褒美として同然なのかも知れませんが、羨ましいし調子よすぎない?って思いました。
うーん、ハーレムアニメ「異世界はスマートフォンとともに」みてるかのようw

まあ、こっちの映画は自分は楽しかったので、前作よりはおすすめできますね。

784シャアダム:2018/04/17(火) 07:32:04 ID:gVk8kjHE
◆シャレード 1963年アメリカ

シャレードとは”見せかけ”という意味だと思います。確かに、出てくる登場人物は見せかけな”上辺ばかり”の人が3人くらい出てきて、主人公を散々に惑わせますね。
物語は主人を殺された未亡人(「ローマの休日」で有名なオードリーヘップバーン)が、主人の隠した25万ドルを狙う5人の男達に命を狙われるサスペンスです。誰が夫を殺した犯人なのか?どこに25万ドルを隠したのかがこの映画の肝です。

感想:まず、始まってすぐ「ジョジョ第二部」のジョジョやリサリサが柱の男のアジトの近くの屋敷のベランダで作戦会議をしてるシーンを思い出すのは自分だけでしょうかwリサリサのファッションが正にこの主人公(オードリー)のファッションと重なるのは自分だけかなあ。
次に、夫の葬式のシーンで一人づつ次々に現れる怪しい男達。そこで登場の仕方でその人の性格を表してるのが粋な演出だと思いました。
そして、昔の有名な俳優ばかり出てるのも何気に凄いです。暴力的な性格のハーマンはジョージケネディ(復活の日・エアポートシリーズ)・小粋なチンピラ風のテックスにはジェームズコバーン(「大脱走」で脱走に成功した人w)・暗い会計士みたいなバーソロミューにはウォルターマッソー(がんばれベアーズ)そして正体不明の二枚目ミドルのジョシュアにはケーリーグラント(北北西に進路を取れ)。
そして、最後まで誰が本当の見方で、誰が犯人なのか分らない、3転4転するストーリー、今のようなCGとかSFXとか無かった頃の映画でも、音楽や演出でこれだけ面白い物を作れるんだって所が良いですね。そうそう、シャレードと言えば音楽が有名ですね。
もうひとつ、オードリーが可愛いんですよね。表情がころころ変わる所が大人になりきれない我が儘少女風って感じですね。しかし、ある意味年の差カップル恋愛映画でもありますね。しかし、アレに本当に25万ドルの価値があるのでしょうか?買う人がいないと只の〇ミ〇レですよw

有名な映画なので一度は見てみては?自分は楽しい時間を過ごさせていただきました。

785シャアダム:2018/04/19(木) 16:31:10 ID:gVk8kjHE
◆寄生獣(2014年)

有名漫画の実写版。ある日、何者か(神?地球の意思?)の使命を受けて、または本能で人間を捕食する寄生生物が現れる。そのためには幼虫期に、まず人間に寄生して脳を乗っ取り自分の物にしなければならないのだが、主人公に寄生したミギーはそれに失敗して、主人公の右手しか支配できなかった。主人公とミギーの奇妙な生活が始まるのだが、そこに寄生生物にようって支配された人間の集団が近づいてきて、邪魔な主人公達を抹殺しようとする。というホラーサスペンス映画。

感想:大概の漫画原作映画は映像化失敗に終わることが多いのだが、これは面白かった。テンポがだれないし、グイグイ世界観に引き込まれる構成が秀逸。CGと実写の合成も違和感なく、冴え無い主人公もリアルな感じで浮いてなかった。
漫画原作映画もここまで来たかって感じで、貶すところが見つからなかった。素晴らしい。ただ、人によってはグロい残酷シーンが受け付けないだろうな。あと、寄生された母親とのラストバトルももうちょっと盛っても良いかなって感じだな。一つだけ疑問に思ったのだが、右手に寄生したミギーさんは、他人に移れるなら、主人公の頭にも移れるのでは?主人公の心臓を治したとき頭に寄生し直せば良いやんって思った。
あと、ミギーの声のサダヲさんは違和感なくイメージにピッタリでした。これは完結編も期待できそう。

786シャアダム:2018/04/20(金) 17:43:38 ID:gVk8kjHE
◆寄生獣 完結編(2015年公開)

前作「寄生獣」の続編。右腕に「ミギー」という寄生生物に寄生された主人公と寄生虫に頭を乗っ取られた「パラサイト」と呼ばれる化け物達との戦いを描いたSFホラーサスペンスアクション映画。
今回は警察や警察特殊部隊SATも戦いに加わり、前作以上の多彩な戦闘シーンが繰り広げられる。その上、パラサイトに協力する人間、人間に歩み寄ろうとするパラサイト、パラサイトと人間の区別がつく異常犯罪者、主人公を盗撮するカメラマンなども加わって、複雑な関係の物語になっている。

感想:面白かった。前作以上の豊富な戦闘シーンが飽きさせない。最後の最後まで目が離せないストーリーの良かった。
ただ、市役所での戦闘がアニメと違って端折られていたのと、戦い中に敵との哲学的な問答が多いのが気になった(特に赤ちゃんを主人公に預けようとする田宮良子との公園での会話が長い)。あと、主人公は放射能は大丈夫なのか?って言うのも疑問だったが、ミギーが治療してくれてたんだね。
あと、吸収されたミギー吸収されたの復活はちょっと都合が良すぎるかなって感じた。
細かいことで気になることはあるが、あいつが実は人間だったとか、題名の「寄生獣」とは実は○〇のことを指していたんだねって言う意外性が特に心に響いたなあ。
「人間は地球の癌だ」って言葉を思い出しました。ラストは一瞬だけミギーが復活して助けてくれたのかなw

ちょっと都合が良すぎ所はあったけど、楽しくて恐ろしくて面白くて感動する映画でした。観て良かったですね。

787唯野:2018/04/20(金) 23:40:30 ID:OFPHbLeQ
パシフィック・リム アップライジング

前半部分は正直、不満が多い作品になってしまいました
・新登場人物のキャラが立ってない。訓練生で記憶に残ったのはかろうじてロシア人の女性のみ。
・妙に全面に出てくる中国人。特に女社長はトランスフォーマーロストエイジの社長の性転換キャラかと思うぐらい作中の役回りがそっくりで
・バトルシーン以外はテンポが悪く、展開もしばしば強引

以上のマイナス点がエンタメ的快楽を削いでいたと感じました
でもロボットバトルは楽しかったので許します(何様)

788唯野:2018/04/20(金) 23:57:16 ID:OFPHbLeQ
追記
「パシフィックリム アップライジング」の東京描写は相変わらずの勘違い日本でしたが、特に気になったのが富士山との距離感。
たぶん劇中の富士山は八王子あたりにある
あと戦いが全部昼間だった。これははっきりと前作に比べてよかった

789もにゃら:2018/04/21(土) 01:03:05 ID:OC.uUlQ.
○レディープレイヤーワン

VR技術が普及した近未来SF
仮想世界オアシスの支配権をかけての大勝負!

仮想世界に隠された3つの鍵を見つけた者がオアシス創始者の後継になる!


とにかくハチャメチャ!
メカゴジラ対ガンダムとかさ!
マスターチーフはわんさか出てくるし春麗とかも…
海外じゃ何対何なんだろう…

マッチョマンのアバター使ってる親友エイチがじつはヒロインかと思ったら違った
でも現実では女性だってのは当たってた!

若干とっちらかってましたがまあまあ面白かった

790レト:2018/04/21(土) 14:47:18 ID:Vc7bU3PQ
いぬやしき
期待通りの映画だった。見たかったものが見れたという感じ。
新宿のビル群を主観視点で超高速で疾走する場面が迫力満点。
アメコミ映画では定番だけど、やはり見慣れた都市が舞台だと面白さが全然違う。
ビルの側面を走ったり狭いトンネル内をすり抜けるなどツボを押さえたアクションが楽しい。
もともと実写化向きの題材ではあったが、今回の実写化は成功といっていいと思う。

ストーリーでは主人公の犬屋敷が使命に目覚めていく描写はグッと来るものがあった反面、
獅子神は単純なヒールでない割に今一つ掘り下げが足りなかった印象。
佐藤健の演技も一本調子すぎる。もう少し細かい表情の変化が欲しい。
ラストはぶつ切り感があるけれども、原作のラストを愚直に再現するよりはマシかな。
2時間の映画としてまとめるならアンブレイカブル的な結末で充分だろう。

791ヒロ筋肉痛:2018/04/21(土) 18:49:00 ID:UEJRkgZU
■レディ・プレイヤー1
全体的に展開に無理が有る(イースターエッグ探しで逆走なんて一番最初に試すだろとか)のが気になりましたが、
冒頭のカーチェイスとラストの決戦だけで大満足。

スピルバーグ監督作品で、
ゴジラのテーマをバックにメカゴジラとガンダムが戦うとか贅沢過ぎてもう何が何だか。
タメにタメてからの日本語で『俺はガンダムで行く!』が最高すぎる。
パシフィック・リム:アップライジングで足りなかったのは、こういうタメの演出だよ!

■いぬやしき
レディ・プレイヤー1と連続で見たんですが、それでも大満足の出来だったのが凄い。
ハリウッド作品と比べれば遥かに少ないであろう予算を、最後の新宿バトルにつぎ込んだっぽいのは英断。
バトル描写は原作漫画、アニメ版よりも良かったのではと思うレベル。

2時間にまとめるために色々カットされたり、ラストが変更されたのも許容範囲内。
というか、終わり方に関しては原作より好きかも。
ガンツもアイアムアヒーローもそうでしたが、
佐藤信介監督は映画用に結末を変更・まとめる能力が滅茶苦茶高いですよね。

ブリーチは今の所死臭が漂ってますがどうなる事か……。

792Q5:2018/04/22(日) 08:34:23 ID:gVk8kjHE
◆さらばあぶない刑事(2016年公開)

1986年にTVシリーズが始まって「もっとあぶない刑事」や劇場版七作が作られて、これが一応「あぶない刑事」の最終作である。
内容はダンディータカとセクシーユージというセクシー二人の常識にとらわれない破天荒な刑事コンビが、コメディタッチで派手なアクションで事件を解決していく。
今作は最終作とあって、二人が定年退職5日前から物語は始まる。闘竜会・中国マフィア・ロシアマフィアのブラックマーケットを仕切っていた伊能が殺され、代わりにアメリカ最悪のストリートギャング「BOB」がやってきて新しいコネクションを作ろうとする。それに気付いた主人公の刑事コンビが対決するという話です。

飛び飛びでは在るが映画版は何作か見ました。仲村トオルが出ていることもあって、アクションシーンは「ビーバップハイスクール」のノリかな(笑いあり、とんでもないアクションあり、急にシリアスになったり)って思いました。今回大分お年を召されて、アクションの方は大丈夫かなあって思ってみました。最初は年齢の割に若者のようなアクションや振り付けに違和感を覚えて不安でしたが、観ていくと慣れてくる物で、これはこれでありじゃ無いか、コメディ部分が意外と面白いなって思いましたね。
内容も前半はマフィア同士の抗争や、敵のギラギラした狂犬の様な加藤や吉川晃司の演じる格好付けの渋いガルシアが良いキャラでドキドキハラハラな展開でサスペンスとしても楽しめました。

ただ、後半がちょっとダメでしたね(自分はね)。まず、恋人を死なせたこと、ガルシアとの最終決戦が格好付けに走ってイマイチ盛り上がらなかったこと。大勢の敵の取り囲まれて絶体絶命のピンチに陥ったとき、どうやって助かったのかを「明日に向かって撃て」風に濁したこと。簡単に重要証拠を管理する倉庫の襲撃を許したことなどが、せっかく面白かったのにそこ手を抜いたり省略する?って自分は残念におもいました。
陽気なノリの映画なのに、恋人はギリギリ助かってハッピーエンドで良いじゃんかよ。そこでお涙ちょうだいを入れる?ってちょっと感情がついて行けませんでした。まあラストて、ああなってああいうオチを入れるには邪魔だったんでしょうけどw
タカとガルシアの渋いミドル対決は香港ジャッキー映画みたいで頑張ってるなあッては思いましたから、最後の二人の対決が何だかなーって感じで苦笑い。あと、仲村トオルももっとアクションで活躍してくれよ、最終作なのに、元ケンカ番長だろ(って違う映画か)て所も残念。

まあ、色々不満な点もありますが、楽しい映画ではありました。二人の若者に負けない演技が見所だと思いました。次は3人で「あぶない探偵」シリーズを作って欲しいですね。

793ビックリバコ:2018/04/22(日) 09:33:32 ID:APy5CvrI
・ロッキー3
名前だけは知っていた名作を始めて視る。ロッキー1から見るべきだったかな……
主人公よりも主人公の元・ライバルっぽい人の方が強そうとか、主人公より真面目にトレーニングしてチャンピオンにまでなった相手の人のヒール扱いなどに疑問を感じないではないが、主人公の元・ライバルさんが本当に良い演技でした。

794もにゃら:2018/04/22(日) 17:36:23 ID:3HROQR8Q
○いぬやしき

原作もアニメ(アニメ化してたのか…)も見たことないですが観ました

ハリウッドに比べれば遥かに予算少ないだろうに頑張った!

獅子神君も言いたい事はあるだろうけど、何の恨みもない通りすがりの一家を「何か幸せそうでムカついた」とかで殺害したのが全ての元凶

あれ無ければ「母ちゃんのガン治せた! 孝行頑張るぞ!」で済んでたよね

795もにゃら:2018/04/23(月) 00:34:11 ID:OC.uUlQ.
○リズと青い鳥

これ、「響けユーフォニアム」の劇場版だったのか
「聲の形」スタッフ集結の謳い文句しか見てなかった
響けは原作もアニメも知らないです

微百合具合が良い
ガチ百合は余り好きじゃないのだ!

しかしwiki見たら共学なのな
女生徒ばかりで女子高だと思ってたよ!

あ、割と面白かったです
「響け」見てたら、読んでたらもっと面白かったのかな

796シャアダム:2018/04/26(木) 19:24:29 ID:gVk8kjHE
◆卒業(原題:The Graduate)1967年アメリカ

ラストシーンだけはよく見るのだが、ちゃんと観たことがなかったので借りて観ました。

ストーリーは大学を卒業して家に戻った内気なお坊ちゃんの主人公はそこで色々な体験を経て、敷かれたレールを外れて、自分の考え自分の人生に覚醒していくという物語である。

はっきり言おう、最初観たときは、超有名な作品ではあるが、名作・傑作とは言いがたい作品だなあって思いました。主人公に共感できる部分と出来ない部分があり、エレインと恋に落ちていく過程もいきなりだなあ(凄い一目惚れ?)って感じであまり共感できなかった。
そして、ストーカー行為に花嫁強奪。うーん、何処にみんなに支持されてる部分があるのだろうって多少疑問を抱えて見終わりました。

さて、少しアレコレ考えてからの感想:
まず、ガーファンクルの音楽と共に始まる主人公が空港を流れていくオープニングが、オシャレで感慨深い(先行き不安な主人公の人生を暗示させる)。でも、主人公は不安に感じてるものの、顔はぼおーとして深くは考えてない、まだ人生を知らないお坊ちゃんって感じが良く出ています。
空港内に施されたギミック、意味深な「DO THEY MATCH?(彼らはマッチしてますか?)」とわざと「USE OTHER DOOR(他のドアをお使い下さい)」と書かれてるドアをくぐって外へでます。親が強いた人生に微かな反抗心が芽生えてるって事でしょうか。
そして、主人公の卒業パーティで主人公は「みんなと違う人生を歩みたい」と独白し、どこかの偉いおじさんから「これからはプラスティックだ!」とアドバイスを受ける。これは、プラステッィク(軽くお手軽なものが)業界がこれから主流になるということでしょうか。これはで新しくて画期的な考えのだろうか?危険な考えなのか?自分には分りませんでした。

そして、ミセス・ロビンソン(エレインの母)のしつこくて強引な誘いにとうとう陥落してしまう主人公。まあ、自分というものが確立されていないお坊ちゃんだから、流されるまま自分の感情の赴くまま不倫に走ったのでしょう。あれだけしつこく勧誘されれば、自分だって同じ過ちを犯すかもなあ(それか、しつこい!って怒るかもw)
陸上部のエースだから、ダバコは吸わなかったのだが、彼女とのエッチを何度も繰り返す内に、顔つきは変わり、タバコも吸うようになった。(ここの変容の演技の巧さは秀逸!)変な方向に大人の階段を上ったんだね。ここの演技をみてダスティホフマンって名役者だなあって改めて見直しました。
いい子ちゃんの青年(童貞)からの卒業って所でしょうか。同じような名役者といえば「バックトゥザフューチャー」のマイケルJフォックを思い出しました。どちらも背が低いし童顔だもんな。

高校の時仲が良かったエレインが帰ってきて、親はデートを強要するが、ミセスロビンソンは自分の娘に嫉妬して、付き合っては駄目という(付き合ったら不倫をバラすと脅す)。ガーターストッキングをはいてる姿はエロくて好きだったが、これで、一気に嫌なおばさんになったなあ。主人公は昔のように流されるままではなく、誰かの抑えつけに対して反骨心が目覚めている&若さ故の暴走なのか後先考えず、言うことを効かず彼女に不倫の全てを明かしてミセスロビンソンに一泡吹かしてやりたかったのだろうなあ。
それで、彼女とは失恋してしまう(正直に全てを話せば彼女も分ってくれると思ったんだろうなあ、それは無謀だけどね)。そして、彼女が諦めきれずストーカー化(気持ちは分るw)。ミセスロビンソンは娘のエレインに、むりやり主人公にレイプされたと嘘をついていた(くそばばあ!って思ったねw)。彼女を追ってカルフォルニア州を行ったり来たり(愛車真っ赤なアルファロメオで)。あまりに酷使したのでアルファロメオは故障(アルファロメオ頑張ったなあw)。そして、あの有名な結婚式のラストシーンへ。
ラストはまたガーファンクルの歌で締めるのはオシャレ。只、ハッピーエンドでは無く、これからいくつの試練が主人公に待ってるのかって所で締めるのはいいね(人生甘くないって感じで)。

時代背景とか、主人公の心情を熟慮すると中々見所満載な映画だと思いました。ただ、エレインが略奪(ある意味犯罪だよ)してまでも欲しい相手と思わせる恋愛の過程をもうちょっと描いて欲しかったなあ。一回しかデートしてないのに、二回目のデートは邪魔されて失恋だよ。変な事を書くと、親やロビンソン夫婦や体制や抑圧に対する反抗心のためだけに、自分を鬱屈した感情を納得させるためにストーカーになったり彼女を奪ったのかも知れない。
最後に映像や演出が斬新で音楽がいいなあw

797みる子:2018/04/27(金) 14:15:10 ID:2ahjW22U
・シビルウォー
おさらい視聴。劇場で観て以来だったんですが… く、暗い。こんなにダークで痛々しい話だったかぁ。
ワンダが物凄い強キャラだった&ヴィジョンがあんまり大したことなかった…。ハンマーを持てる=強い、ってわけではないのか。
ブラックパンサーを観た後だとクライマックスでの陛下が一際渋いですねー。アクションが主演作よりキレキレだったのは内緒。


・インフィニティーウォー
いやー 凄まじかった…! もう何が何やら。来年まで待つしかないとか生殺しだなぁ。以下、あまり核心に触れない雑感でも。

最強の格闘技は何か!? の答えの一端が明らかに。デカくて強い奴がやるボクシングが最強でした。身もふたもないぜ。
そしてやはりソーが段違いに強い! ディープパープルのストームブリンガーと共に登場してたら満点だったなー。
vsサノスは医師と社長の超必連発がとにかく凄かった…! 全員の十二分な活躍は後編ですかね。合体技なんかにも期待したい。
敵四天王もキャラ立ってて良かったですが、宇宙レベルの精鋭かと言われると…? マーベル映画 強さ議論スレとか覗きたくなりますね(笑)

前後編ということもあり、全体的な印象としては『指輪物語』みたいな視聴感でした。+帝国の逆襲… かな?
とにもかくにも、どれだけ絶望的状況でもルッソ兄弟ならここから素晴らしい大団円に導いてくれるはず。今から楽しみです。

798deku:2018/04/27(金) 21:59:20 ID:8RzhkoOI
・インフィニティウォー
全てを捧げやり遂げた漢、サノス覇王伝記ここに完
爽やかな笑顔でハッピーエンド感マシマシ

数多い関連作品を見続けてきたのはこのためだったと言っても過言ではない圧巻の出来
文句はお気にがあんまり活躍しないとかいうしょうもない理由ぐらいなもん
意外な絡みやコンビ組んだのが見れて楽しかった
魔術を駆使した戦いはやはり美しい
これぞヒーローといった姿が見れたのはホント良かった

まだS3までしか見てないけど遂に合流、でいいんだよね?

・インヒューマンズ
存在意義不明な作品
正直この出来でS2に期待とはいかない

799ヒロ筋肉痛:2018/04/28(土) 01:21:15 ID:UEJRkgZU
■アベンジャーズ:インフィニティウォー
制作陣が「今回はサノスが主人公」と言っていましたが、なるほど理解できる。
とにかく何もかもが凄くて、映画史に残る大事件。

シビル・ウォーでも同じことを思いましたが、
これだけの人数をしっかり活躍させて、
しかも見やすくて面白いアクションを撮るルッソ兄弟は頭おかしい(褒め言葉

ギャグシーンもたっぷり有って、
シビル・ウォーのように終始重たい空気では無いのも良かったです。
ガーディアンズが出てくると途端にギャグ空間に変貌してしまう……!

800:2018/04/28(土) 11:40:27 ID:qlcnLLSA
アベンジャーズIF
思春期に突入したグルートが、ソーの生き様を見て成長するのが凄く胸を打ちました

サノスの半分選定の基準は何でしょうね
ソーは種族で一人で生き残り、スターロードもハーフで一人だけど消去

801ヒロ筋肉痛:2018/04/28(土) 11:50:33 ID:UEJRkgZU
サノスは無作為に半分減らすと言ってたので、完全ランダムのはずですね。
それってサノス自身も含まれるんじゃない?って思いますけどw

802:2018/04/28(土) 11:55:23 ID:qlcnLLSA
人類の半分は生き残ると言ってたので、種族単位で半分とか基準あるのかなと思ったのです

何にしても、ガントレットが完成すると慢心で弱体化すると評判のサノスとの戦いはこれからが本番ですね

803シャアダム:2018/04/28(土) 21:01:23 ID:gVk8kjHE
◆ライフ・イズ・ビューティフル(原題:La vita è bella)1997年イタリア

1939年イタリアの都会にやってきたユダヤ人の主人公はそこで小学校教師ドーラに一目惚れ、「卒業」のように略奪結婚してしまう。そして子供が生まれ幸せな日々が続いた中、ある日ユダヤ人と言うことで、ドイツ軍に親戚や家族全員、収容所に入れられてしまい、役に立たない老人子供はガス室で処刑される。主人公の子供もガス室処刑の危機に陥るが、収容所内で主人公が機転を利かせて何とか子供を隠そうとするという話です。

いやあ、最初はお調子者の都合のいい恋愛喜劇しか見えなくて、有名なアカデミー賞の感動映画じゃないのか、巫山戯たコメディなのか?って肩すかしを喰らいました。コメディとしてみればそれなりに面白いけど、感動物とばっかり思ってたからとばっかり思ってたから「え?こんなんでみんな感涙したの?」て納得できませんでした。
しかし、ちょうど映画の半分、一時間たってから戦争が始まり、喜劇色が薄れていきがらりと雰囲気が変わりました。アウシュビッツ強制収容所を思わせる所へ小さな子供もろとも汚い貨物列車に乗せられ、男女・老人選別され、汚部屋に収容される。その間、効いてるこっちが恥ずかしくなるような嘘で子供が怖がらないように騙す主人公。子供が素直な子で良かったねって思えるほど嘘が酷いw
なんせ、これからいく所でゲームをして1000点溜めたら戦車がもらえるから頑張るんだぞとか、子供を騙すために命がけなので、もう見てるこっちは苦笑いの連続。何度もピンチをくぐり抜け、戦争が終わり収容所のドイツ軍が逃げる所まで家族全員何とか生き延びたんだけど、虐待の証拠隠滅のため収容所の囚人を虐殺しようとするドイツ人達から奥さんのドーラを救おうと主人公は隠して頑張るのだが・・(あとは観て下さいw)。

最後の最後までこれは1000点獲得ゲームとだまし通そうとする主人公が涙ぐましいかったです。そして、本当に子供が1000点獲得して戦車に乗れル奇跡が起こったときは、泣いていいのか喜んでいいのかかなり複雑な気分になりました。
前半はどう転んでも調子の良過ぎる陽気な喜劇なんですが、ラストシーンでホロリと感涙しました。前半はクイズ大好き軍医さんとか、卵を二度も頭から被った所長、嘘ばっかりで人を煙に巻いても何のお咎めもない主人公やら巫山戯すぎな感があり、感動の傑作!とは言いがたいですが、笑いと対比して差し込まれるドイツ軍の残虐で冷酷な行為(ガス室で殺した死体の山が突然現れたり、人を殺して石けんやボタンを作ったり)非情に興味深い構成や演出が目を引きました。あと、奇跡を起こすテクニックもたまに感心しましたね。

確かに観て損はしない、いい映画だとは思いました。戦争は悲劇しか生まない、そう思わせてくれる映画でもありました。あと、アメリカ人が救世主に見えましたw

804もにゃら:2018/04/30(月) 20:50:30 ID:OC.uUlQ.
○アベンジャーズインフィニティウォーズ

スパイダーマン(とアイアンマン)以外誰でどういうヤツなのか全く知らない状態で観ました

そんな訳で色々さっぱりでしたがそれでも派手なアクションで色々楽しめました

しかし背景も能力を得た理由もバラバラすぎるメンツが同じ世界の人間とは…

アメリカ人にはジャンプマンガは全部同じ世界(ナルトもドラゴンボールもブリーチも)と解釈してる読者が居るというのはこのアベンジャーズとかの影響かしら?

805ヒロ筋肉痛:2018/05/02(水) 00:27:08 ID:UEJRkgZU
>>804 もにゃらさん
アメコミは
『会社が作品ごとにチームを用意して方向性や内容を決める』
のが基本なので、根本的に日本の漫画文化とは違うんですよね。

なので、例外はありつつも、
その会社の出す作品は同じ世界観という場合が多いです。

アベンジャーズやジャスティス・リーグように複数の作品のキャラクターが集まるだけでなく、
パラレルワールドのスパイダーマンが集結するスパイダーバースなんて作品も有りますw
(ちなみにこのスパイダーバースも来年アニメ映画が公開予定です。)

806シャアダム:2018/05/02(水) 07:29:55 ID:rODKo/KA
◆市民ケーン(原題: Citizen Kane)1941年アメリカ

1941年、新聞王C.F.ケーンが死に、その波乱に満ちた生涯を一本の作品にしようとしたが、彼が最後の残した言葉「バラのつぼみ」の意味するところが分らなくて、それを調べるため記者のトンプソンが彼と関わりのある者や場所を取材してケーンの生涯を辿っていく物語。
果たして、これが最後に言い残した「バラのつぼみ(RoseBud)」とは何なのか?という映画です。

まず、映画内にドイツのヒトラーらしき人物がケーンと合ってる場面があり、1941年と言えばすでに第二次世界大戦がヨーロッパで始まっていて、アメリカがこれに参戦した年です。それから、この映画の元ネタは実在の人物の新聞王ハーストで、ハーストから映画差し止めに合ったそうです。この映画の制作や公開自体かなり波乱に満ちてますねw
色々な妨害に遭いながらも、アカデミー賞脚本賞を取ってますし、批評家の間でも映画史上最高傑作とも言われているそうです(何かすげえw)。それから主演のオーソンウェルズですが、なんと身長190センチもあり、顔はどことなくレオナルドデカプリオっぽい。確か、デカプリオも似たような実在の金持ちの生涯を描いた映画に出てたと思う。「マクベス」などシェークスピア関係の俳優とか英語の教材「ゲームの達人」だっけ?などで名前だけは知っていましたw
あと、ケーンが作った城のような豪邸「ザナドゥ」を調べてみたら、フビライハンが作ったモンゴル帝国の首都「上都」の事であり、桃源郷を作ろうとしたらしい。自分は「ザナドゥ」といえばオリビアニュートンジョンの方を思い出すんだけどw

さて感想:ストーリーや構成や演出に隙が無く無駄も無くて意外に面白かった。構成が時間通りに進むのではなく、過去に行ったり現代に戻ってきたりで、後の有名人の伝記映画がこれを手本にして(真似して)作ったといっても納得(「グランドホテル」が後のお仕事人間模様の映画に影響を与えたように)。ケーンの生涯が面白可笑しく、または悲しく切なく、彼に関わった人達の口から語られて行くにつれ、人物像や人生をパズルを組み立てて完成させていくような面白さがあった。
最近観た映画でこれに似たような映画はといえば、暗号解読器エニグマを開発したチューリングの生涯を描いた「イミテーションゲーム」だろうか(この映画を参考にしたのかは知らないが)。この映画も過去や現在を交互に織り交ぜて人物像や人生をより印象的に見せている。
内容についての感想だが、ケーンは幼い頃(8歳)父の暴力に合っていたのだろうか、家が鉱山(母親が権利を持っている)で大金持ちなると、母親の意思で親元から引き離され銀行家の後見人の元で教育を受けて生活するようになる。それが、彼の性格を少し歪ませてしまい、人一倍愛を欲しがるようになったのかな(愛を与えることはしない)。それで、友情も失い、二度も結婚生活を失敗して、償い方も知らず、孤独になってしまったという訳かな。ただ、最後に凄い逆転劇があるわけでも、アッと驚くオチあるわけでもないストーリー、ただただ虚しく切なく悲しく終わっていく所を、どう汲み取るかが難しい映画だなあって思いました。
自分は、ストーリーに面白みはないけどリアルだなあ、人生ってこういうものなのだろうなあって、しみじみと余韻に浸ったって感じでしたwヒーロー映画っぽいものを期待してると多分この映画はつまらないと感じるかも。

余談だけど、「中央日報」という新聞が出てくるけど、韓国の新聞ではなく架空の日本の新聞で、こんな時代(1941年)でも日本は一応アメリカに主な世界の諸国として認識されていたんだなって、少しニンマリしましたw

最後に、「バラのつぼみ」の謎。これは子供時代・・んがんぐっ・・よく目を懲らせば・・ああー!ってなります。しかしもっと深い思いがそこには込められていそうです(親の愛情とか・・)。謎の答えを知りたければ、映画史上最高傑作と噂される、この映画を観て下さいw

807シャアダム:2018/05/03(木) 19:37:47 ID:rODKo/KA
◆機動戦士ガンダム ジ・オリジンⅢ 暁の蜂起(2016年日本)

TVアニメ「機動戦士ガンダム」の前日譚で宿敵シャアを中心として色々なキャラの過去を描いたストーリー。ジオンと連邦の軋轢またはジオンの主導権を巡る陰謀・政治劇でもある。
今回のストーリーはキャスバル(シャアの本名)が本当のシャアに成り代わって(顔が似ている)ジオンの士官学校に入学し、ガルマやゼナ(後のドズルの奥さん)などの交流を描いたり、シャアの正体を疑うルームメイトの追求を逃れたり、最後には連邦の横暴に対して武装蜂起したりする。
彼の真意は何処に向かっているのか?って感じでした。

感想:スゲーーー!面白かったです。これぞ自分が観たかったガンダムって感じでした。ⅠやⅡ(前作)もまあまあ面白かったんだっけど、なんか宇宙世紀の歴史物語を綴ってるだけで、盛り上がらないなあってパッとしなかったんですが、ここに来て溜めていたもの(積み重ねていたもの)がいっきに爆発した感じです。
練りに練ったシナリオ、40年の年月が作ったガンダムって感じでした。まず、本当のシャアと主人公の入れ替わり、本当のシャアは暗殺される所、上手くシナリオ作ったなあって感心しました。入校してからも本当のシャアの旧友と出会い、偽物だと疑われて、シャア(本当はキャスバル)の危機は続く。そして、お坊ちゃんのガルマにも睨まれる。
だがシャア(キャスバル)は堂々としたもので、才能と知略で悠々とそれらの危機を乗り越えていく。ガルマと親友となり、ドズル校長(笑)にも認められてていく。(うわあ、物語が良く出来てるなあ)

一方ジオンと連邦の啀み合いも旨く描かれていき、段々戦争へと繋がっていく所も上手い!って思いました。ほとんどロボット(MS)は出てこないけど、それでもガンダムだなあって思わせるストーリーは凄い!
今回の戦いのメインは白兵戦だったけど、TVアニメのシャア少佐がたった一人で前線に立ち活躍するのもこのⅢを見ていればすんなり受け入れられます

ラストでアムロが出てきて、サイドⅦに到着するシーンを入れることで、シャアの陰謀などギスギスした雰囲気をリフレッシュさせてくれる、もうひとつの世代の新鮮な微風が吹くことにより、より感慨深い物語になったと思います。

ちょっと褒めすぎかなあって思ったけど、まあ本当に面白かったのでいいか(自分はね)。wガンタンク(戦車扱い)がザクより先に開発されているこのガンダムは、ガンタンクが最終決戦に出てこない(ハヤトがガンキャノンにのる)「めぐり会い・宇宙」の世界線のガンダムなのでしょうね。

808もにゃら:2018/05/03(木) 20:44:07 ID:B3AiR9mQ
>>805
なるほど
会社が主導なんですね

しかし、それぞれのヒーローが能力を得た理由がバラバラなのはアメリカですね

809もにゃら:2018/05/03(木) 20:44:14 ID:hwpPJNwM
>>805
なるほど
会社が主導なんですね

しかし、それぞれのヒーローが能力を得た理由がバラバラなのはアメリカですね

810レト:2018/05/03(木) 22:04:06 ID:Vc7bU3PQ
アメコミは一大サーガともなると複数のライターが連作形式で書き上げますから
スケールがダンチですね。
もちろん一見さんお断りレベルの敷居の高さですが。
加えて社会情勢から読者の反響もリアルタイムで反映させるインタラクティブな作風も見られます。
漫画より安価スレとかの方が近いのかも。

811シャアダム:2018/05/05(土) 18:15:18 ID:rODKo/KA
◆ラストサムライ(原題:The Last Samurai )2003年アメリカ

ゲティスバーグの戦い(南北戦争1863年)やリトルビッグホーンの戦い(インディアン戦争1876年)で生き抜いてきた主人公アール・グレンは戦友の誘いで、日本の軍隊訓練の教官として日本へやってくる(1876年)。
そこでは明治維新後の不当に扱われる侍の代表たる勝元と日本政府が諍いを繰り返していた。ある日、訓練不足の軍隊を指揮してグレンは勝元の精鋭部隊と戦い敗北して捕虜として捕まってしまう。勝元の本拠の村に連れて来られたグレンはそこで何故か?冬の間、勝元の妹の家で半強制的に暮らす事になる。
勝元たちと次第に心を通わせるようになり、共感していくグレン。春になり、天皇に呼ばれた勝元はそこで、政敵の大村に監禁されてしまう。村から解放され軍隊訓練の仕事をくびになり、帰国の途に就こうとしていたグレンはそのことを知って助けに行こうとする。勝元と大村の諍いは激化して、ついに決戦の時を迎える(1877年)、という話です。

感想:何というか,実に批評しにくい感想を語りにくい映画でした。トムクルーズも出てるし、戦争シーンもアクションシーンも一流で出ている俳優も一流(トムクルーズに小雪、真田広之に渡辺謙など)でアメリカ人が考えた架空の日本(歴史の主幹はだいたいあってるが、細かい所で違う)と思えば楽しめないこともないが、実際主人公が勝元に捕まるまでは凄くワクワクしたのだが、その後のストーリーがついていけなかった。

まず、勝元は何のためゲリラ活動をしてるのかがちゃんと語られていない。侍が不当に扱われているのなら、その部分を映像な説明で示して欲しかった。日本が侍の心を忘れかけてるから怒ってるのなら、そんな理由でドンパチするなよって思う。インディアンみたいに土地を奪われ虐待されたのならそういう場面もちゃんと映像で示して欲しい。スターウォーズみたいなジェダイの精神論や謎の仕来りを見ているかのような、天皇とのやり取りが忍者や侍好きなアメリカ人向けに日本をちょっと面白く描いた感じがして、何とも言えない気分で見てましたw
次に、目の前で勝元の妹の夫を殺したグレンを勝元は殺さずに捕虜にした上、勝元がその妹の家で妹に治療させて妹の家で暮らさせたことwまあ、正々堂々戦ったグレンに侍の心を見たとか理由は付ければ付けられるんだけど、普通知り合いが目の前で殺されたら、敵討ちするよな(そこで大物ぶって捕虜にして殺さないとかしないよな)、殺された奴が嫌いだったのかもしれないがwだが妹に看病させ一緒に暮らさせるとか、妹をどれだけ虐めるねん(なんかの修行かよ)「、グレンも自分も???だよwそしてグレンが「何故俺を助けた?」って聞くと勝元は「なんでだろうな?俺にもわからん」www
風流や酔狂で助けたのかなー、それとも妹の夫に侍として名誉ある死を与えてくれたグレンに対しての侍としての返礼?

そして天皇に呼ばれて上京。え?天皇や政府に逆らってテロやゲリラをやっていたのに、天皇とは仲がいいんだ?政敵のいるど真ん中に少数で乗り込むんだ?そりゃ捕まって当然だぜ。まあ、天皇が何か重要な刀を献上することで、改心して侍の心を取り戻すと踏んだんだろうけど、企て(グレンは企てって言ったもん)が甘すぎる、精神論で政治改革とかふわっとしすぎるわーwどこかの童話を観てるかのよう。
ラストの戦闘は目を見張るものがあり、凄かったが500人(刀・弓矢・火計)VS2000人(銃剣・大砲・ガトリング砲)+援軍じゃあ最初っから勝ち目はない、死ぬことと見つけたり、負けていく滅びの美学的な戦いでワクワクはしなかった。万が一引き分けに持ち込んで、勝元達が生き残る期待もほんのちょっとしてたけどなー。

迫力満点でお金も掛かっていて、俳優もすごいアクションもすごい、ただストーリーが駄目な超大作でありました(自分はね)。

なんやかんや不平不満を書いたけど、戦闘シーンやアクションシーンは凄いから、それだけでも一見の価値はあると思います。

812レト:2018/05/05(土) 20:01:10 ID:Vc7bU3PQ
虐げられる被害者の側に立って作られたのではなく
逆にイラク戦争を支持した側の視点から作られたからドラマとして胡散臭いんでしょうね。

813もにゃら:2018/05/06(日) 22:20:29 ID:OC.uUlQ.
○ラプラスの魔女

温泉地で起きた2件の不可解な硫化水素中毒死にまつわる推理もの?

最後のどんでん返しはなかなかでしたが、ブログに書かれた理想的な家族像は虚構で近所への聞き込みではかなり荒れてた、ってのは8年前の事件の時に分かってるんじゃないかなあ

814シャアダム:2018/05/08(火) 04:19:00 ID:rODKo/KA
◆モネ・ゲーム(原題: Gambit=交渉などの初手)2012年アメリカ

メデイア王といわれる社長に虚仮にされた主人公の美術管理人ディーンは、仕返しをしようとモネの絵「夜明け」絵を盗もうと犯罪を企てたが、初手から計画通りに行かず失敗の危機を迎えるが・・という犯罪コメディ。

なんて言うか全体的に軽いし、重い映画や有名作品や大作を見たあとのデザート、気分転換にぴったりな映画だった。とはいえ、ギャグやコメディの部分はもう少しリアリティが欲しかったかな。
途中、高級ホテルで主人公とヒロインと社長と見知らぬお金持ちの婦人とホテルマンとで、ドタバタギャグが何度も繰り返されるのだが、主人公は人の部屋に侵入しても隠れようとしないのだ、そういう素振りも見せないで、勝手に周りが勘違いしてピンチを幾度も無く幸運だけで乗り越えていく。
多分、この映画で一番の笑い部分だと思うんだが、せめて、主人公は焦ったり、隠れたりする素振りを見せろよ、ボケーッと突っ立って堂々と立ってるだけってギャグにしてもリアリティがなさ過ぎて面白くないなあって思った。あと、ラスト付近のライオンの警備も何だかなー、ここは笑うところかなー?って感じでイマイチだった。

それ以外の部分はまあまあ笑えたし、ストレスフリーで楽しめた。BGMがピンクパンサーっぽかったw脇役の名前がやたら覚えにくいのは、名前で笑湧かそうとしたのかな?)。メデイア王の自伝の本のタイトルが「Me」ってのもちょっとだけクスッときた。最初全部妄想だったのかよってギャグがあったので、犯罪が上手く行く度にこれは主人公の妄想かなって疑ってしまう映画でしたw

あと細かいことを書くと、モネの絵の値段は1100万ポンド落札(2012年レート換算)って言うことは落札約13億7500万円かあ。ヒロインに払う仕事料は50万ポンドだから6250万円かあ。使いすぎた(数千ポンドの自腹出費w)主人公の残り財産は162.26ポンドだから2万円w最終的に結構最終的に儲けたなあw
それから、トーナメントはトニーって略するのか。ドナルドトランプって名前が出てきたけど2012年の映画なのに何故?背広に下はパンツ一丁ってギャグはセンスはちょっと古い気もするw有名な絵を隠して飛行機に乗ったけどこれって密輸なのかなあ?社長はよく見たら「ダイハード」の憎たらしい悪役じゃねーかw
ヒロインのキャメロンディアスはお茶目なおばちゃんになったなあw(この頃ソフトバンクのCMに出てたような気がする)。

まあ、そんなことを考えながら観てました。お勧めはしないけど、短くてそれなりに笑えて一応アッと驚く大逆転オチもあって(薄々気付く人も多そうだが)気軽に楽しめる映画でした。
主人公が何回も殴られてたり酷い目に遭うのは、犯罪は怪我するよ、痛い目に遭うよって事なんだろうねw

815シャアダム:2018/05/10(木) 23:05:49 ID:rODKo/KA
◆バルカン超特急(原題:The Lady Vanishes=その女性は消える)1938年イギリス・日本公開は1976年(38年後)

ヒッチコック監督の有名なサスペンス映画。多分、第二次世界大戦前の世界でドイツ(ドイツ語を喋っていたので)の山中を経由してからイギリスまでの蒸気で走る列車に乗り込む色々な人達。その中にロンドンで」結婚することになってる女性(ヒロイン)がいた。彼女はトラブルに巻き込まれ、自分を助けてくれた年輩の女性が列車内でいなくなってることに気付く。彼女を探して列車内の知り合いなどに聞いて回るのだが、誰もそんな女性は最初っからいなかったと言う。果たして、ヒロインの妄想なのか、本当に女性は消えてしまったのかって言う映画です。

まず、バルカン超特急というのは日本人が勝手に付けた題名で、存在しませんw映画内ではバール駅(モンテカルロ駅?)を通ってイギリスへ行くって言ってるみたいですが、そうなると経路が滅茶苦茶なので、多分出てくる鉄道は架空のヨーロッパ横断鉄道なんでしょう。バルカン半島も通るのか通らないのかよく分りません。ドイツ語を喋っていただけでドイツ(架空の国)じゃ無いのかも知れません。ただ、終点はロンドンかマンチェスターつまりイギリスということだけは確かなようです。ドーバー海峡は列車をフェリーに乗せて渡るんだと思います(1938年当時だから)。

さて感想。意外に意外面白かったです。列車サスペンス列車パニック物の王道展開で、最初の夜は列車に乗り込む人々の人間模様がホテルの一夜で紹介されます。誰が主人公で誰がヒロインなのかはその時点では分りません、みんなが脇役に見えましたwそしてまさか、あの性格の悪い小悪党が主役になろうとは、まさかあのお転婆で我が儘なあの人がヒロインになろうとは、意外で面白かったです。この二人が段々意気投合して、ホームズとワトソンみたいになるとは思いもよらなかったです(いいね!)。
また、あの歌い手は、暗号をメロディーに乗せて歌っていたんですね。ラスト付近で○○〇の○ばちゃ〇が拳銃の弾をかわしながらあんなに早く駆けて逃げていくとは、普段は運動音痴の振りをして、隠れて足腰を鍛えていたんですね(そこでクスッときました)w奇術師とのユーモアたっぷりの命がけの乱闘はお温かい目で見てました(もっと必死で戦わんかい!)wラスト付近で色んな事情を抱えたイギリス人客がみんなが協力してドイツっぽい敵と戦うところは、まさかこんなお笑い混じりのゆるーいサスペンスでこんなシリアスでドキドキな戦闘があるとはって吃驚。戦う尼さんはまるでブラッグラグーンを見てるかのようでした(大げさ)。

上映時間も1時間30分強で、だれるところも無く、会話劇が面白く、サスペンス映画・列車パニック映画・ラブコメディも詰まったの基本が詰まった傑作だと思います。ヒロインが自分の頭がおかしくなったのか悩むシーンと、他の乗客がジーと監視してる目つきでヒロインを見てるシーンは本当に見てるこっちも不安になりました(いい演出だ)。

あと、あの人、列車より速くイギリスへどうやって着いたんですかね(飛行機?)。
最後に、白黒映画の上、映像が古くて埃みたいなのがチラチラする映画で最後まで見たのは初めてかも。

816シャアダム:2018/05/10(木) 23:20:02 ID:rODKo/KA
訂正
バルカン半島のバール駅はモンテカルロでは無く、モンテネグロ国でした。

817わんのねこ:2018/05/12(土) 09:55:28 ID:GfcQ5zoI
・劇場版名探偵コナン ゼロの執行人
名探偵コナン / 古谷徹 /脚本:櫻井武晴 / 公安 / 警察組織 /IoTテロ

「たかが隕石ひとつ!公安ゼロは伊達じゃない!」

東京サミットを前に会場で爆発テロが発生。
容疑者として毛利小五郎が拘束される。
果たしてコナンは小五郎のおっちゃんの無実を証明できるか。
真犯人は?そして、安室透の思惑は?

脚本のスマートさに痺れる。(おそらく)やりたいことである警察組織ものを描きつつ、
映画ならではの派手なアクション、容疑者毛利小五郎というドラマ、少年探偵団の活躍、を
しっかり盛り込んでいる。阿笠博士ってすげー!!福山雅治のうたうEDまでが完璧。

橘境子役上戸彩がよかったですね。耳に甘いけど妙に残る感じ。
飛田展男さんもキャラによくはまっていた。
青山キャラの妙なのか、音響監督浦上さんのおかげなのか、素晴らしいですね。

818ヒロ筋肉痛:2018/05/16(水) 23:26:40 ID:UEJRkgZU
■孤狼の血
「行き過ぎた暴力はギャグになる」というのを再認識させてくれた作品。
全然ギャグ要素のない過激な暴力シーンで度々笑いが起きてたのが印象的。

俳優及びスタッフの凄まじい熱量が画面越しに伝わってくる名作。
この作品に松坂桃李はどうなんだ?と思ったけど、
ベテラン名俳優たちの中でも全く迫力負けしていなくて凄かったです。

819シャアダム:2018/05/17(木) 23:52:40 ID:rODKo/KA
◆ファイブイージーピーセス(原題:Five Easy Pieces=五つの簡単な欠片)1969年アメリカ

内容は実家を飛び出した元音楽青年が、石油発掘の仕事に就きながら、退廃的で奔放な生活をしていたが、友が警察に捕まったのをきっかけに仕事を辞めて、姉の元を訪れ、別れたい恋人とともに実家に帰ることになるのだが、実家ででも上手くいかず・・って感じのくたびれた感じの中年(青年?)のつかみ所無い荒れた日常を描いた物語でした。

「イージーライダー」に出ていたみたいですが、ピータフォンダの印象しか無くどっちかというと「バットマン」のジョーカーや「シャイニング」の狂った作家のイメージのジャックニコルソン主演の映画です。主人公としてまあまあのイケメン顔かなって思ったのですが、たまに見せる狂気な表情がああ、個性的な俳優だなあって思わせてくれます。「黙っていれば美人なのにな」って台詞がありますが、自分に言わせれば「その狂気な表情さえ無ければギリギリイケメンなのにな」ですねw
あと、他の人の感想を見たら「ファイブイージーピーセス」という題名は映画内で使われてる5つの音楽、またはピアノの初心者向けのバイエルの事らしいのですが、自分は5つのシーンって意味でも、人生に必要な5つのも、とか色んな意味が込められてる気がしました。主な登場人物が5人なのかなって思ったけど、それは違いましたw

さて、感想なのですが、ホントつかみ所の無いどうしようも無い男の日常の垂れ流しって感じで、人生の闇の部分に共感を求めている映画なのかなあって思いました。それとも「イージーライダー」がヒットした勢い(ヒットしたのかは知らないけど有名ですよね)で作った映画なのかなあって勘ぐってもみましたwこの頃の映画の流れの一つとしてこういう反体制でアンニュイな退廃的な自分正直に生きる、開放的で欲望のままに生きる青春(人生)を描いたロードムービー的なものが流行っていたようですね(アメリカンニューシネマって言うんですかね)。
感動物とは対極にある目をそらしたくなるような物語とでもいいますか、今も昔も悩みは共通ですねって共感する部分もあり、この主人公は嫌なことから逃げてばっかりだなあって共感できない部分もあり、名作佳作とは言えないですが、考えさせられる部分はある映画でした。

最初の肉体労働シーンを見たときは、骨太な男の仕事映画だと思いましたが、実は軟弱、無計画、音楽少年だったというギャップは狙ったのかな。それにしても、恋人の五月蠅いこと、もっと構って、もっともっと愛して、構ってくれなかったら泣く、自殺するって四六時中言われれば、自分だってうんざり別れたくなりますわ(そこは共感w)。そして、ヒッチハイカーの人間は汚い連呼連呼連呼、これもうんざり、構ってちゃんの恋人も旅のパートナーもうんざりでそこは面白かったですwでも、主人公の我が儘ぶり、自由奔放ブリも酷かったなあ。
痴呆の父親に自分の気持ちを暴露するシーンがこの映画の最重要シーンと思うのですが、そこまで反省してるならもっと真面目に生きろよって言いたくなりましたわ。で、ラストシーンのアレw
「シンジ君、逃げちゃ駄目だよ」、エヴァンゲリオンから逃げたシンジ君ですかねwアラスカで餓死でもするのかな。「イントゥザワイルド」に続く。

名作という人も居ますが、自分は考えさせられる部分もあるけど、人には勧められない映画、気が向いたらどうぞ、って感じですね。

820もにゃら:2018/05/20(日) 18:07:37 ID:X0/7ABY2
ゴジラ〜決戦機動増殖都市〜

メカゴジラの残骸が自己修復機能で2万年かけて要塞都市に変貌ってそれメカゴジラなん?!

専門用語、独自用語が多くパンフレット無いと色々理解できないんじゃないかな?

フツア族の少女は可愛かったです
ヒロインより好き〜

ラスボスはギドラ?

821シャアダム:2018/05/20(日) 23:49:40 ID:rODKo/KA
◆大統領の陰謀(原題:All the President's Men=全ての大統領の部下達)1976年アメリカ

民主党本部ビル関係者の(ウォーターゲートビル)を盗聴しようとした共和党関係者の事件、いわゆる「ウォーターゲート事件」を基に作られたドキュメントタッチで描かれたノンフィクション映画。
感想を述べる前に、「ウォーターゲート事件」のことなど何にも知らなかった自分は、途中から理解できずに事件の事を調べながら見ることになりましたWこれは、完全に大人向け映画で、大人でも興味を持って観ないと、理解できなくて、アクションも皆無で凄くつまらない映画になると思います。
まず、登場人物の多さ、出てくる名前だけの人の多さに誰が誰だか分らなくなること必至ですねWそれから、主役の二人がダスティンホフマン(あの「卒業」の主役)とロバートレッドフォード(「明日に向かって撃て」の主役で「卒業」の主役を断った人W)で因縁もある当時二大スター共演で、わくわくした人も居ただろうなあって感慨深い物があります。
最初二人が出会うシーンですが、ライバル心バチバチ火花が散っていて、観ていて面白かったです。女を口説くのが上手そうなのがホフマンで、情報通の謎の人物「ディープスロート」と関係を持つのがレッドフォードって役割分担が出来てるところは良い味付けじゃないでしょうか。
さて、感想。映画は1972年6月1日から始まります。スーツ姿の怪しげな5人が侵入したビルに「JFK(暗殺された大統領)」の写真が飾ってあったので、ここは民主党のビルだと分りました。彼らは所持金がそれぞれ1000ドル以上(今のお金に換算すると120万円以上)持っていて、呼んでもいないのに個人弁護人がすでに来ていたことから、ただの窃盗犯やスパイでは無いと分ります。
ワシントンポストに勤める新人記者のウッドワードとバーンスティンは犯人が所有していた住所録に記されていたハント(元CIAでコピーライターで小説家)を調べます。すると彼はE.ケネディ(民主党有力候補でJFKの弟)の事を官邸図書館などで調べていたことが分る。しかし、図書館スタッフは嘘をついた上、否定して口を閉ざす。誰が圧力をかけたのか?次に、謎の人物「ディープスロート」に金の流れを追えとヒントをもらった二人は、ニクソン再選委員会を調べ、ダールバーグ(再選委の中西部の募金係)からスタンズ(再選委本部・財務委員長)へと大金(25000ドル=3000万円)が送られたことを突き止める。
ここで、なぜ不動の地位で再選確実のニクソン陣営が(共和党)が盗聴などをしようとしたのか?って疑問が浮上する。
次に、二人は再選委の名簿を入手、一人一人自宅まで行って取材を始めるが圧力が掛かっており誰も何も言わない(まあ当たり前かなW)。検察による再選委に対しての会計監査も公表を差し止められる。それでも二人は、強引に役員達を取材して(簿記係の女性や辞職たスローン氏など)、再選委の大金(金庫の100万ドル=12億)を自由(不正)に扱える立場の人物を数人突き止めることが出来た。これらを記事にすると関係者は否定(まあ当然)。二人はFBIに呼び出され、ニクソン当選のため民主党妨害を計画した中心人物セグレティの情報を得るが・・これはFBIが記者の目をそらすため、わざと小物の情報を流した罠っぽいと自分は感じましたわW
そして、官邸候補次長クローソンの「カナックレターは自分が書いたと暴露」(これも罠っぽい気がするが・・)。スローンとの電話での最終確認(これも罠の一連の流れか?)。そしてワシントンポストは犯人達を操っていた人物の暴露記事を発行・・(編集部全員、気持ちは分るけど焦りすぎだろって思いましたW)。そして、スローンの裏切り?(ホールドマンの事を証言しなかった・聞かれなかったのでW)。最後に語られる「ディープスロート」からの真実へと続きます。
娯楽映画としてはあまり楽しめなかったけど、後の政治的スキャンダル映画に影響を与えた事はよく分りました。そういう意味で非常に興味が持てて面白かったです。
さて、その他に思ったことですが、ニクソン政権って今の日本の自民党に似てるところがあって考えさせられましたね。ニクソンは国家繁栄や国家を守るため民衆党本部だけでなく色んな表に出せないスパイ活動を支持していた気がします。もちろんCIA・FBIなども色々なスパイ活動関わっているため、ウオーターゲート事件ごときで他の活動がばれるのを恐れて非協力的だったんだと思います。あのJFK暗殺も、彼ら(誰でしょうか?W)が裏で手を引いてると思うとゾッとしますね。
ラストの「ディープスロート」(どこかのFBI副長官らしいんですが)の言葉がこの映画の肝、一番言いたかった事では無いでしょうか?「ウォーターゲート事件なんて二の次・・」。
最後にワンピースの「ウォーターセブン」ってもしかしてこの事件から来てるのかなW

822シャアダム:2018/05/22(火) 22:07:38 ID:rODKo/KA
◆素晴らしきヒコーキ野郎(原題:Those Magnificent Men in Their Flying Machines or How I Flew from London to Paris in 25 Hours and 11 Minutes)1965年イギリス

原題を訳すると、「素晴らしき飛行機乗りの男たち。又は、どのようにして2時間11分でロンドンからパリへ飛んだのか」かな。ストーリーは原題通り、1910年、新聞社の社長が「飛行機の発展の為の交流」(もちろん自分の新聞社の宣伝のためもある)の目的で優勝賞金1万ポンド(当時の5万ドル=今の価値に直すと1億3750万円くらい)で世界各国から飛行機野郎を集めてロンドンからパリまでレースを開催するという話です。
なんと日本も参加します(石原裕次郎=山本役で)。他の参加国はドイツやフランスやイタリアやアメリカとイギリスでしょうか。全部で14機出場します。まあ、ゆるーいラブコメ映画なんですけどねw

感想:意外や意外面白かったです。この映画が作られたのが、第二次世界大戦から20年後の昭和40年ですから、日本やドイツがまだ悪者として描かれていた頃なんでしょうね、映画ないでの扱いも酷いw日本は零戦とか車とか性能の良い物を作る国の実績から強敵設定だったんでしょうが、スタート直後に墜落(まあこれには理由がありますが)、ドイツは散々フランスに馬鹿にされて道化を演じながら海へ墜落。イタリアもエンジン不良で・・。
しかし、日本の石原裕次郎さん以外の人の日本語や演技の下手さはどうして?裕次郎さんは外国の俳優に混じっても堂々として格好良かったですね、できればもっと活躍して欲しかった。そしてアメリカとイギリスのヒロインの取り合いが面白かったwこのヒロインがじゃじゃ馬のお転婆で、大地真央さんみたいな感じでした。親に隠れてバイクに乗ってることを自慢げに言う姿が可愛かったですね。バイクの隠した小屋がいかにも何か隠してありますよって感じで字が書いてあって、アホ可愛かったし、二人の男を気分で行ったり来たりで自分の欲望に正直な峰不二子的な行動も面白かったです。
あとドイツとフランスの啀み合いも面白かったです。ドイツ将校にお笑い敢闘賞を挙げたいぐらい体当たり演技で、太ってるのに良く動くなあって思いました。真面目なドイツチームを観てるとフランスチームが憎たらしかったです(フランス惨めに負けろーって思うくらいに)。
あと、これってチキチキマシンの元ネタなのかな?他人の飛行機に細工したり、ドーバー海峡をズルして渡ったりするパーシー卿(イギリス)とその部下が「ブラック大魔王」と「ケンケン」に見えて仕方が無かったです。

もう一つ映画は2時間20分ぐらい有るのですが、途中で休憩時間が入るところが斬新でした。6分間くらい画面が真っ黒になって音楽しか流れなくなり、その間にトイレと済ませろって事なんでしょうねwああ、ああ歌や音楽も乗りが良くて浮き浮きしてとても良かったです、歌や音楽が良いとそれだけで映画の評価120%増しになりますよね。
忘れていました、これCGが無い時代の映画なんで本当に奇天烈な飛行機を作ったんでしょうか、凄くお金が掛かってる映画だなあ、今CG無しで作ると凄くお金が掛かりそうです。

何度も書きますが昔の映画だけど、楽しくて馬鹿らしくて子供でも楽しめる良く出来たお笑い映画だと思います。ロバートレッドフォードの「華麗なるヒコーキ野郎」とは全然関係ないので。

823唯野:2018/05/23(水) 07:42:51 ID:8mh0JMu2
>日本は零戦とか車とか性能の良い物を作る国の実績から強敵設定だったんでしょうが

60年代前半当時の日本車は輸出量も少ないし性能的にも評価されてないです

824シャアダム:2018/05/26(土) 03:25:21 ID:rODKo/KA
◆ダージリン急行(原題:The Darjeeling Limited)2007年アメリカ

これてっきりフランスとインドの合作かと思ったらアメリカ映画だったのか。
これは父親の死後、母は行方不明で、バラバラになってしまった仲の悪い三人兄弟が再びインドに集まって、旅行を通して仲直りしようとする不思議な感覚のコメディタッチの物語。カモメ食堂。

感想:久々に作品としてどうでもいい空気な映画を見てしまった感じwコメディやギャグ一つ一つはまあまあ面白いのかも知れないけど、作品全体としてはスピリチュアル感、センチメンタル感も、情緒豊かさも、感慨深さも、全て中途半端で、雑な映画としか感じなかったなあ。
日本映画「カモメ食堂」や「メガネ」「プール」「東京オアシス」を思い出したけど、似てるけど全然及ばないって感じ。そういう情緒的な映画は日本映画の方が優れているなあって思った(日本人だからかも知れないが、アメリカ人の感覚とは違うのかも知れない)。しかし、インドの異国情緒に浸ろうとしたら、くだらないギャグで台無しって場面がチラホラ。
と思えば、急にシリアスになったり、その演出のタイミングがその独特で自分には合わなかった。アメリカンニューシネマのロードムービー的な感覚の方が近いのかな、ただし温室で骨抜きになったアメリカンニューシネマの子孫って感じだな。
蛇足感たっぷりの前日譚映画「ホテルシュバリエ」も含めて感動する所や考える部分があまり無かったので、感想もあまりないw久々のハズレを引いたって気分(自分はね)。

ただ、有名な俳優がチラホラ出ていたのには驚いた。ゴーストバスターズのビルマーレイやジュラシックワールドのイルファーン・カーン、シャンハイナイト(ジャッキー主演)のオーウェン・ウィルソンなどなど、意外と豪華です。
あとは、出だしが面白かったかな。最初ビルマーレイ主演のスパイ映画かと思うような演出、電車に乗り遅れ、追いかける演出は良かった。あとは、子供の死体の演技は生々しくてドキッとしました。車掌さんが段々主人公達に対する態度が冷たくなっていくのも面白かったかな。
それから、母親の良いこと言ってるようで、どこか狂ってる感がホラーだったwラストは「ファイブイージーピーセス」のパロディなのかなあ。感動させたいのか笑わせたいのかよく分らない、贅沢でマナーは悪くてだらしない甘えん坊3兄弟のインド旅映画でした。

825レト:2018/05/26(土) 14:16:01 ID:Vc7bU3PQ
●死刑台のエレベーター
ルイ・マル監督の長編デビュー作。
はっきり言ってサスペンスとしては破綻しているものの、それでも本作が名作たる理由は
パリの独特の雰囲気とモノクロ映像、そして犯罪という3つの要素を見事にマッチさせた監督のセンスだろう。
パリの街並みはニューヨークやロンドンの猥雑さとも違う気怠い雰囲気が漂う。
その空気こそが犯罪を犯した人間の空虚な心境や戸惑いを引き立てている。
そして、そのような陰鬱なストーリーで唯一輝きを放つのが浮気の写真という皮肉。
この写真をラストカットにもってくる演出も見事。
ヌーヴェル・ヴァーグと一緒くたにするのはもったいない、監督が若くして評価されたのも納得の一作。

●評決のとき
人種差別問題を扱ったジョン・グリシャムの法廷サスペンス。
裁判から街を二分した大騒動に発展し、判決をもって収束するなど娯楽性は高い。
ただその娯楽性と引き換えにドラマとしての深みには欠け
社会派ドラマとしては評価できない作品となってしまっている。
差別問題に鋭く切り込んでいるとはいえず、街を二分した原因としてしか機能していない。
これならばテーマは差別問題でなくてもよい。
判決が感情論に傾きすぎているのもまた問題だろう。
「ライフ・オブ・デビッド・ゲイル」同様に、扱うテーマに目を瞑り
単なる娯楽作として見れば良作。

826シャアダム:2018/05/28(月) 07:02:48 ID:rODKo/KA
◆おしゃれ泥棒(原題:How to Steal a Million=どのようにして100万ドル(の美術品)を盗んだのか?)1966年アメリカ

主人公ニコル(オードリーヘップバーン)は父シャルルが贋作を作ってお金儲けをしているのを良く思っていなく辞めさせようとしていたが、ある日父シャルルが美術館に貸した贋作のビーナス像(祖父が作った贋作)が、精密鑑定を受けることになり犯罪がばれる前に何とかしなければならなくなる。
そこで、ひょんな事から仲良くなった泥棒?(その正体はラストで)デルモットに祖父が作った贋作のビーナス像を盗んで欲しいと頼んだ。ニコルとデルモットの泥棒ラブコメディ映画。

最初、美術館にビーナス像を貸し出すシーンで、主人公の動きが怪しかった(台座をビーナス像に落とそうとした?)のは、ビーナス像をうっかり壊して父親にこれ以上犯罪をさせないようにするためだったのかな?ってその行動にクスって笑った。髪型は古臭いけど、オードリーってキャピキャピして10代の少女のようでホント可愛らしいですね。
100万ドルのビーナスって、当時1ドル=360円だから3億6千万円のビーナス像だけど、今の日本の価値に直すと7億2千万円か(本物だったらね)。最初っからコメディっぽい雰囲気は合ったけど、父親のキャラクターがマッドサイエンティストっぽいし、泥棒デルモットとニコルの最初のやりとり(デルモットがニコルの家に不法侵入するがバレる)がグダグダで、危機感ゼロでなんだこれ?って感じで完全にラブコメだなあって感じました。
それから、デルモットの吹き替えがあの広川太一郎(ヤマトの古代とか犬の名探偵ホームズ役とか)で懐かしかったです。デルモットの二枚目半の雰囲気にピッタリでした。オードリーの声は池田昌子(メーテル役)で甘えたどこか可愛らしい声がこれまたピッタリでした。

ストーリーも50分を過ぎたところからどうやって厳重な警備をかいくぐって盗むか、作戦を練ったり偵察したりで、急に面白くなりました。安易な例えだけど「ルパン三世」を見てる感じに近いかな。盗みのテクニックも、便利道具を使うのではなく、実在しそうな泥棒道具で創意工夫して、警備員の心理を利用とかで盗むところが秀逸(まあ、突っ込み処もありますがw)ですね。しかし、指紋を残しすぎじゃないでしょうかwあと、この頃って監視カメラとかなかったのかな?
あと、主人公が「頑張って泥棒します!」って所はルパン三世の「クラリス」ぽかった。途中ケバくてエロい格好をして変装するのですが、それでも無理して大人っぽくしているオードリーの可愛さは隠せなかったですねwいやあ、くるくる表情が変わるオードリー鑑賞映画ですよこれはwまあ、頬が痩けていてちょっと痩せすぎかな、もう少し太れば良いのにって思いましたが。

2時間越えの映画でちょっと長いかなって思ったけど、途中から凄く面白くなる(警備員との駆け引きとか)ので全然そんな事無く、まあ、犯罪映画なのでやってることはあれなんですが、雰囲気が良くほっこり癒やされました、そんな映画でした。

827シャアダム:2018/05/29(火) 21:11:57 ID:rODKo/KA
◆バグダッド・カフェー完全版ー(原題:Out of Rosenheim=ローゼンハイム(ドイツ)から離れて)1987年・1994年(完全版)西ドイツ

(ネタバレ有るので、興味のある人は読まずに観て下さい)

ドイツ人夫婦がアメリカ旅行中喧嘩して、太った奥さん「ジャスミン(ニックネーム?)」(主人公)は怒った勢いで車から飛び出して、鞄一つで砂漠へ歩き出してしまう。たどり着いた所はトラックの運ちゃんが立ち寄る宿泊施設(モーテル)や食事が出来る「バグダットカフェ」と呼ばれるラスベガス近くのモハーヴェ砂漠にあるうらびれた施設であった。
そこの女主人でいつもイライラしているブレンダは太ったドイツ女ジャスミンの行動や持ち物に不信感を抱き、必要以上に毛嫌いする。なにを思ったか、ジャスミンはブレンダが買い物に行っていない間に、「バグダットカフェ」の至る所を綺麗に掃除してしまう。嫌な予感がしたブレンダは急いで買い物から帰ってきてそのことを知り、激怒するが・・これは多分「女の友情」の物語です。

感想:最初はいきなり激しい夫婦げんかから始まって、キチ●イ主人公の映画かと思いましたw女主人ブレンダも怒ってばっかりでギスギスした感じで、主人公も太っていてケバくて汗びっしょりで、二人ともお世辞にも美人とは言えなく、父も従業員もどこかいい加減でやる気が無く、娘も男遊びに夢中で我が儘で、施設はボロくて散らかっていて寂れていて汚らしい場所で、そういう貧しい生活を描いた映画かと思いちょっとうんざりでしたw
でも違ってました、これはストレンジ(爺さんがストレンジっていったもん)なドイツ人の女性が、うらぶれた「バクダッドカフェ」を少しずつ明るく変えていく話だったんですね。だらしない体だなあとしか思わなかった主人公が掃除をきっかけに、施設のみんなと打ち解けていくところは、まさにヒロインでした。ほんとこの映画、最初はどうなるかと思いましたわ(またハズレを引いたかと)。
途中から加速度的に面白くなりましたわ。ただ、どんなカリスマ人も万人に受けるのは無理なようで、この仲良しな雰囲気について行けない入れ墨屋の、この映画では貴重な美人さんは出て行きましたね(そういう所がリアルw)。あと、ヒッチハイカーのブーメラン兄ちゃんはいつまでいるねん!ってちょっと思いました(住み着いちゃったんですね)。良い雰囲気で終わるかと思ったら、妙にリアルさを入れてくるこの映画、インディアン系の三つ編み警察官(男)が滞在ピザ切れを指摘してきて・・(あとは自分で観て下され)。

あとは、このモーテルは一泊25ドル(今のお金で約4352円)で主人公は大分(数ヶ月?)泊まってましたけど、働いてないでボランティアで店の手伝いをしてたのでお金はもらってないと思うけど、家族扱いでサービスしてもらったのかな。あと、ドイツの珈琲は濃くて苦い、アメリカの珈琲は薄くて水のようらしいw

だんだんと、主役のふたりが生き生きとした魅力的な人物に見えてくるのは不思議ですわ、ただ全裸はちょっときついかなあ・・wでも色々な人が上手く書け分けられていて、片田舎のカフェの日常が上手く描かれていて、雰囲気が良いそれなりに面白い映画だとは思いました(これも「グランドホテル」形式の映画なのかな)。カフェや施設経営の人にとっての一つの理想の姿を描いた映画だとも言えるのではないでしょうか。
人を選ぶ映画だとは思いますが、自分は観て損はしない大人向けの映画だと思います。

最後に、主人公はドイツで夫と離婚してきたんだろうなあ。結婚を申し込まれてすぐに返事せず、「ブレンダに聞いてくる(相談してくるだっけ?)」って言う台詞は意味深だなあ。友情を壊したくないって気持ちからかなあ。

828シャアダム:2018/05/31(木) 21:48:16 ID:rODKo/KA
◆ブレードランナー2049(2017年アメリカ)

レプリカントという人造人間を作って、宇宙開拓や危険な仕事に従事させてる世界。旧世代の危険なレプリカントを狩る仕事に就く主人公(新世代のレプリカント)の物語。
ある日、子供を産んだという旧世代のレプリカントの情報を得た主人公は行方不明のその子供を追うことになるが、先々に様々な困難が待ち受けていた。

感想:昔の映画ばかりを観ていた所為か、なんか活気や覇気が無い、大人しく上品な映画だなあって感じました。有名作の続編と言うことで、プレッシャーがかかったのか、あまり突飛な事はやらず、可も無く不可も無く無難に纏まった映画でした。
はっきり言うと、期待外れ、アクションもそこまで面白いとは思わなかった。2時間40分もあるけど、1シーン1シーンがせっかく苦労してかつお金が掛かけて作ったのでもったいないのか長く使われていて、もうちょっとテンポ良くうまくカットすれば二時間切ったのでは無いかって思いました。
1シーン長いから、未来の退廃的な雰囲気が味わえるかというと、旧作の「ブレードランナー」の方が雰囲気は楽しめブレードたと思います。
そうですね、例えるなら「メイズランナー」「ダイバージェント」「ハンガーゲーム」は一作目はそれなりに面白かったが、それらの続編はいまいちパッとしないなあって感じに似てますね。特に、話が中途半端でウォレス社の社長の野望もレプリカントの反乱軍もレプリカントの初の子供の件もぶつ切れで終わってしまい、人気が出たら続編作れますよ〜って所がなんかこの作品を貶めてる気がしてねえ(2時間40分もあったらもっと話進めれるだろうに)。
まあ、自分としては、アクションもイマイチで、期待外れ感が強い映画でした。途中までは、実は悪魔と契約した自分の正体を探偵していた「エンジェルハート」っぽかったかな。ハリソンフォードの扱いも中途半端で映画の面白さにあまり貢献してなかったかな。

自分としては、主人公を狙う敵がスマートな気取った悪女でだけではなくて、もっと色々な強敵と戦う展開が良かったな。それと、人工知能の映像のみの存在の恋人(女性)は面白い設定なので、捜査だけでは無く、戦いにももっと活躍して欲しかった。激しいアクションやドンパチはあるけど、全体的に静かなちょっとだけ哲学的な映画でした。

829ヒロ筋肉痛:2018/05/31(木) 23:14:39 ID:UEJRkgZU
ブレードランナー2049を見ると、
「1作目はリドリー・スコットらしいホラー感が肝だったんだなぁ」
という事に気付かされましたね……。

1作目も静かであまり派手なアクションもない映画なんですけど、
エイリアンに通ずる「得体の知れない存在と戦う」雰囲気が緊張感が有ったという。

ただまぁ内容的にはほとんどブレードランナーなエイリアン:コヴェナントが正直言って駄作だったので、
今のリドリーが2049を手がけるよりは良かっただろうなぁとも思っちゃいます。

830シャアダム:2018/06/01(金) 02:55:25 ID:rODKo/KA
◆マイティ・ソー バトルロイヤル(原題: Thor Ragnarok=ソー・ラグナロク)2017年アメリカ

北欧神話の雷の神ソー(トール)は宇宙を支配しようとする姉のヘラ(ヘル)を阻止しようと仲間と共に戦うエンタテイメント(SF/神話/コメディ)アクション映画。
ラグナロクとは神々の黄昏、終末の日で、キリスト教で言うハルマゲドンの事なのかな。あとヘラって何故か頭がヘラジカ(日本語!)ッぽかったけどヘラってヘル(地獄)の事だよねwついでにヴァルキリーとワルキューレとは同じ。

感想:突っ込み処も多かったけど、馬鹿馬鹿しくて面白かった。有無を言わせない勢いに押されたなあ。一番の突っ込み処は「神ってなんなの?物理で強ければ神なの?もっと霊的で絶対的な物じゃ無いの?」と「雷の神が未来SF系捕縛装置の電撃ぐらいで、しびれて動けなくなるってどういうことなの?」かなあ。
まあ、その疑問を忘れさせてくれるぐらいアクションが爽快で面白かったけどね。しかし、キリストやキリスト教の神をああいう風に扱うことはNGで北欧神話の神ならいいって、北欧神話って便利素材だね。強力な宇宙人や超人なら倒せそうな神って、それって神ランク的には底辺なのかなあ。あと、なんでハルクが狭間の星にいるのか分からなかった、アベンジャーシリーズ何本か見逃してるのかなあ?
「Dr.ストレンジ」はまだ観てないけど。神を翻弄するストレンジは何者なんだ(また神ランクが下がっていくw)。ロキって幻影で騙すだけなん?しょぼい神だなあw

二時間以上あるアクション映画だったけど、途中でダレずに楽しく見れた映画でした。「フラッシュゴードン」(実はよくは知らないけど)が2018にリメイクされたら多分「マイティソー」みたいになるだろうなあって思いつつ、この映画「フラッシュゴードンのテーマ」が凄く似合いそうだって思いながらソーのアクションシーンを眺めてました。
あと、ハルクは今の役者はあまり好きで無いけど(前のハルクの役者の方が合ってた)、あの活躍ぶりはもう彼は神認定されてもおかしくないよね。炎の魔人スルト(完全版)>ヘラ>ソー>ハルク>炎の魔人スルト(不完全版)って力関係だったが、ハルクは完全版スルトをほっとけば倒したかもw

ほんと、息をつかせないちょっとコメディの入ったアクションの連続は、最近観たアクション映画の中では群を抜いて面白かったです。「スターウォーズ」のパロみたいなシーンも結構有りました。あと、ロキは地球に来てはアカン、トラブルの元だよ。ラストのアレって、サノス関係なのかな?「マーベルVSカプコン」をまたやりたくなったわ。

831レト:2018/06/01(金) 09:59:53 ID:AgOzZFKw
ブレードランナーはハードボイルドとして見ていましたからアクションには期待していません。
「人間よりも遥かに強靭なレプリカントが命の尊さを知る」命の物語でしょう。デッカードが弱すぎるのもレプリカントの引き立て役だからです。
FF9のクジャがガーランドを殺し、最後にジタンを助けたのはブレードランナーの再現だと思います。

2049はむしろ上手いこと旧作からの焼き直しに終わらせなかった良作だと思っています。
SF映画でしかも35年越しの続編ともなれば時代錯誤との批判は充分に予想されますからね。

実際、攻殻機動隊の実写版が単なる愚直な映像化に終始した結果、
批評・興行ともに失敗し、無用な批判まで招いたことに比べればかなり器用にやった方ではないかと。

832みる子:2018/06/01(金) 12:33:33 ID:2ahjW22U
あー ブレランぽいって言われると本当にそうですね…>コヴェナント
リドリー御大はエイリアン3以降は無かったことにしたいようですが、その割にコヴェナントは4のエッセンスも入っていたような…?(笑)
2049は正統なる続編というよりサスペンスと情緒に寄せた印象がありましたが、時間を置いた今振り返ってみると入魂の一作だったなぁと。

・デッドプール2 超適当雑感
クソみたいなアバンに某シリーズ風の超クールなクレジット、キレッキレのしばき合い。
今回も悪趣味なゴア描写はそのままになんやかやでピュアなストーリー展開、最後は愛の力で〆。ラブ&ピース。
これぞエンタメッ……! 圧倒的エンタメッ……! ケーブルおじさんもえらいカッコよくて大満足でした。

ダイアナ(WW)が「愛こそ全てよ!」みたいに言うと、う〜ん… てなるのにデッドプールさんだと頷きたくなるのは何故なのか。
マカヴォイの台詞パロが一番笑いました。それはあなた そういうことではないでしょ(笑) あと透明人間がシンゴ・カトリ的な… 嘘でしょ…

833ヒロ筋肉痛:2018/06/02(土) 00:32:10 ID:UEJRkgZU
■ピーターラビット
評判通りのアクション大作でした。
デッドプールのような皮肉とユーモアもたっぷり。
愛と憎しみの連鎖の行き着く果ては?というテーマ(多分)をしっかり描ききっているのも凄かったです。

■デッドプール2
相変わらずあらゆる方面に喧嘩売りまくってて見ていてハラハラしてしまいます。
それでいて王道展開は外さないのが凄い。
1は恋愛映画、2はファミリー映画というのはガチ。

透明人間の中の人は元々ケーブル役やる予定が有ったらしいですね。
結果的にはサノスでもケーブルでも超はまり役だったジョシュ・ブローリンで正解だったと思いますが。

834シャアダム:2018/06/02(土) 17:11:54 ID:rODKo/KA
◆キングスマン ゴールデンサークル(2017年アメリカ)

凶悪な組織の陰謀から世界を救うイギリスの諜報機関「キングスマン」は麻薬密売組織「ゴールデンサークル」の襲撃を受けてたった数人になってしまう、最終手段として同じようなアメリカの諜報機関「ステイツマン」の協力を得てリベンジに乗り出すというストーリーです。

まず思ったことは、主人公がメガネを外すと顔が薄くてオーラが無いなあって思いましたwあと、一作目に比べてみんな老けたかなあ。それから、ストーリーが極端だなあ(ギャグコメディスパイ映画と思えばまあそうでもないかな)。あとは、UKジョークが18禁っぽくてでアメリカンジョークに比べて過激だなあ。
それと、一作目でアッと言わせたあのどんでん返しみたいな物が無くて、ストーリー滴には普通のスパイアクション映画になっちゃかなって思いました。

まず、過去の遺産(前作)の一掃で登場人物を一気に減らしたのは凄く極端でした(ランスロットは可愛かったのに、予算の都合かな)wそれから、見た目「YOU」みたいな婚約者が実はジャンキーってのがUKジョークキッツ!って思いました(大統領の女付き人もジャンキーw)。婚約者は恋人がスパイだって知ってるくせに色々束縛しすぎだろ(馬鹿なの?)w
あとエルトンジョンのゲイ的な行動も敵ボスの異常な行動(人をミンチにして、バーガーにして食べさせるとか)UKジョークきっつ!(ブラックジョークってやつ?)って思いました。イギリスのアメリカに対する偏見的な笑い(全体的にカウボーイチックな組織)も垣間見られて、アメリカの映画とはひと味違うな(色んな意味で)手感じました。

途中、解毒剤を取りに山頂のアジトに忍び込む場面は「007(とくに女王陛下の007)」を思い出しました。あと、女性のアソコに手を突っ込んで、リアルな映像と共に発信器を仕込むとか、出てくる女性が全体的に蓮っ葉で男が求める理想的な女じゃない感じなのも、さすがイギリスのジョークそこに痺れる憧れる的なものを少し感じましたね(夢を見させてくれないスパイシーな笑い)w
あと、思ったことは、この映画スタッフは日本の漫画「コブラ」のファンなんでしょうか?そこかしこに「コブラ」的なアクションや台詞や秘密道具からライバルの義手やアンドロイドの女性や犬から感じましたわ。

で、色々不満を書いたけど、実は面白かったです!(前作ほどでは無いけど)。ストーリーが馬鹿馬鹿しくてアホらしくて、ギャグが多少強引でも女性が蓮っ葉でもジョークがきつくても、「コブラ」感、アクションのかっこよさが、ジェットコースター感、ハチャメチャ感が上回って、中々楽しめる映画でした。

もうひとつふたつ、主人公がいい気になってたから大惨事になったんですね(義手が車の中に残ってるのも見逃したし、恋人のことばっかり考えていたし)。そういう意味では主人公に多大な責任がありそうですwそれから、ジャンキーの件に関しての大統領の過激な行動やアメリカエージェントの裏切りがこの映画の本音のような気がしてなりません。
自分だって、麻薬は無くなって欲しいので、こいつら助ける価値があるのかって一瞬思いましたし、医療や悩んだ末で麻薬を使うのは仕方が無いと思いますが、最初っから快楽のためだけに使う人は自業自得だと思いますね(麻薬中毒者はイギリスが抱える大きな問題なのかなあ、その辺はよく知らないや)。

話が逸れましたが、まあまあ面白かったコメディアクション映画でした。

835シャアダム:2018/06/02(土) 17:21:42 ID:rODKo/KA
訂正
「キングスマン・ゴールデンサークル」は
アメリカ映画ではなく、イギリス映画です。

836シャアダム:2018/06/03(日) 22:31:54 ID:rODKo/KA
◆ジャスティスリーグ(2017年アメリカ)

ジャスティスリーグは直訳すると正義の同盟という意味。内容はDC版アベンジャーズでスーパーマンやバットマンやワンダーウーマンが集まって巨悪や邪悪な魔人と戦う物語。
今回のストーリーは、マザーボックスと呼ばれる便利で不思議な箱状の装置を3つ集めて合体させると巨大な力を得られる。それを集めている魔神「スッテペンウルフ」の野望を阻止するため、バットマン中心となってが超人を集めて対抗しようとする話です。

感想:いやあ、見始めたばっかりの時は、全てが胡散臭いし、パチモン臭かったですw、だって俺の知ってるバットマンやスーパーマンと役者の雰囲気も姿も微妙に違うんだものwてゆうか、前作「バットマン vs スーパーマン」が酷い出来で(自分はね)つまらなかったから、全然期待できなくて大丈夫か?)って疑問系で見始めましたから。
で、海神も見た目がパッとしないし、天才サイボーグもあんまり格好良くない、バットマンももう若々しさが無く、コスチュームも微妙に違う、フラッシュも俺が知ってる真面目な科学者のイメージと違ってチャラいw唯一多少かっこうが古くさいけど、ワンダーウーマンだけでしたよ格好良かったのは!あ、そうそう前作で死んだ「スーパーマン」も役者のイメージが違ったなあ。

でも、途中から目が慣れてきたのか、こいつらでも結構いけるんじゃ無いか、古川登志夫がルパンでも構わないんじゃ無いかって思えてきました。アクションは面白いし格好いいし、アベンジャーズと違って勧善懲悪ファンタジーで話がストレートだし、どちらかというと「アベンジャーズ」より「マイティソー」よりで、途中から結構楽しかったです。平成「仮面ライダー大集合」を観てる感覚ですね。
それから今回の敵は多分四天王の中でも最弱なんだろうなあっておもいましたw意外と簡単にやられちゃいましたからね(それも味方であるはずの雑魚にw)。これからドンドン仲間が増えそうなので次回作に結構期待してます。決して「バットマン vs スーパーマン」のイミフな厨二哲学台詞のぶつけ合い展開とかはやめて欲しいです。

いやあ、スーパーマンが復活してからの無敵ぶりは格好良かったなあ!あと、天才サイボーグは「ウルトロン」並みにチートですね(頭が良くて機械に強くて物理でも強い!頼りになるわー)。フラッシュは「Xmen」でもう観た!って言いたいけれどそれでも面白かったです(意外性や掻き回し役だね)。ワンダーウーマンは欧州神話のヴァルキリーっぽくてこれまた格好良かったし華がある。アクアマンだけかないまいちパッとしなかったのは(ソーっぽいけど地味なんだよなあw)。
前半の仲間集めはイマイチなエピソードで都合良く仲間が集まった感じで残念だったけど、集まってからが凄く面白かった映画でした。映画「グリーンランタン」が好きなので、なるべく映画の軽ーいヤンキーなイメージを崩さない感じで次回作辺りに出してくれないかなあって密かに期待してます。

自分は、観て損はしない格好いい映画でした。

837シャアダム:2018/06/04(月) 22:24:52 ID:rODKo/KA
◆エイリアン コヴェナント(2017年アメリカ・イギリス)コヴェナントとは契約の意味

「エイリアン」シリーズの前日譚である「プロメテウス」の続編。惑星オリガエ—6へ移住するための宇宙船コヴェナントの乗組員は旅の途中で見つけた(何故か「カントリーロード」の歌が聞こえる)星が地球人の移住に適していると言うことで調査を開始するがそこは人に寄生して成長するエイリアンが住む星であった。

感想:変な厨二哲学の応酬も無く、小難しい話は最小限にとどめてあり、あとは映像と行動で視聴者に考えさせて、テンポも良く自分は大変楽しめるいい映画だと思いました。娯楽としても「13日の金曜日」を観てるようでドキドキハラハラさせてくれるエンターテイメント性も十分なSFホラー映画でした。うん、面白かった(満足)。
2時間で綺麗に纏めてくれてるし、自分は小難しい冗長な「ブレードランナー2049」よりはこっちですね。
「カントリーロード」が流れてきたときは、マーリンの呪いかと思ってまたかよ!ってクスッと笑ってしまいましたw立ち寄った星は第4惑星って言ってましたが「巨人であるエンジニアの星」でありリプリーが立ち寄ったLV-426と同じ星なのかな?まさか、エイリアンは○〇が元になって作られたとは意外でしたわ。「プロメテウス」の内容はもう大分忘れてしまいましたが、生き残ったアンドロイドがエイリアンの種をばらまいて、この星を滅ぼしたんですね。そして、自分も何かの創造主になりたかったのか、人間を作り替えて自分が新しい人間の創造の神にでもなりたかったのかなあ。上手くこういう話を作ったなあって感心しました。
惑星オリガエ—6の話はまた続編で作られるのでしょうか?ちょっと楽しみです。
あと、フェリス(女性クルー)、お前は笑いの神ですか?訓練受けてクルーになったと思うんだけど、すぐパニックになって、叫んで泣いて、滑って転んで、ただのジェイソンに襲われるエロ担当のお姉さんと同じゃねーか、そのドジっぷりに腹が立ちながらも、笑わせてもらいました。お前の所為で、お前の所為で船が・・・w

まあ、オチは何となく途中で分ってしまったけど、アクションが面白くホラーも味わえて、小難しい理屈で興ががそがれることも無く、ダレることも無く観て良かったと思える映画でした。まあ、何度も書くけど誰が次にどういう風にやられるか、どうやって倒すのかが楽しみな「13日の金曜日」的なスプラッタホラー映画としても楽しめる映画でした。

838ギア:2018/06/06(水) 20:51:54 ID:.9z1BhUo
・アベンジャーズ インフィニティ
素晴らし過ぎた…自分が全く知らない一団が参戦してましたが1.2作品知らなくてもついていける親切設計なのもいいですねw

ただこの終わり方だと暫くは『インフィニティより前の話』っていうスピンオフしか描けなさそうだけど……

・ホースソルジャー
良くも悪くも王道な展開でしたが、話の起伏も迫力もあり素直に楽しめました。
一番のツボは敵組織のトップに直接交信し出した将軍ですがw


・デッドプール
1よりパワーアップしてる好例ですね
メタメタしさも激しくなってますが、素直に話自体が無茶苦茶面白かったですw
あとはせっかく出演してたんだからユキオはもうちょい出番があった方が面白かったかな


・50回目のファーストキス
オリジナルを知らないんですが十分楽しめました。
ギャグのノリが自分に合ってるのもあるんでしょうが、アレのおかげで暗さの緩和や登場人物達の優しさが伝わってきて良かったです。

839:2018/06/06(水) 21:05:48 ID:rS.txf4w
>>838 ギアさん
アベンジャーズ次回の後編までの間はIWと少し前と言われているアントマンと、
かなり前で出会いの話のキャプテン・マーベルだけですね

840ギア:2018/06/06(水) 21:14:27 ID:.9z1BhUo
>>839 徹さん
ありがとうございます。
なるほど、そこらへんも上手く配置されてるんですね。
スパイダーマンの続編なんかもあるのかと思ってたので、『面白いのは間違いなくてもインフィニティを思い出すとなんとも宙ぶらりんか気持ちになりそう』と要らぬ心配をしてたので良かったですw

確かにアントマンはヤムチャやチャオズの如く置いてかれてたので、後半までのスピンオフとしてはちょうどいい印象ですね

841もにゃら:2018/06/06(水) 23:46:26 ID:OC.uUlQ.
○デッドプール2

グロシーン多めだけど楽しかった
最強鬼ヤバチーム、なんもしてないのに壊滅! 違う意味でヤバかった!

その分ドミノが凄かった
ラッキーマンが元ネタかな
ラッキーが特殊能力のヒーローなんて絵の下手な漫画家しか描かないとか言ってたし(笑)

第4の壁ネタは、ちょうどIceyをプレイしてたタイミングだったので爆笑

※iceyはメタネタ豊富な横スクロールアクションゲーム
例えばボタンを押して橋をかけるべき場面でボタンを圧さずに進んで谷に落ちると
「ボタンを押して橋をかけるだけだろ!」とナレーションが言い出し、しつこく落ち続けると
「OK 君の勝ちだ。空き容量使ってる谷底ステージ作ってやる」とかなる。


まあ楽しい映画でした

842シャアダム:2018/06/07(木) 02:14:31 ID:rODKo/KA
◆ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー リミックス(2017年アメリカ)

ソブリン人のを高価なバッテリー(電池?)を盗んだことによって追われる身となった主人公達「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー チーム」は主人公の神的な存在の父エゴに助けられるが・・というSFスペースドタバタアドベンチャー映画。

感想:うーん、巫山戯すぎかな。途中まではおふざけも許容範囲で面白かったけど、コメディで上映時間2時間16分は上映時間は長過ぎ、途中でギャグが退屈&苦痛に変わった。「マイティソー」はシリアスとコメディ具合が絶妙で面白く観れたのにだったのに、こっちはコメディなのに最後いい話にしようと殺さなくてもいい人を殺した「パイレーツオブカリビアン」みたいで白けました。でも子供にはこれ位馬鹿馬鹿しくて巫山戯ていてもギャグ映画として楽しめそう内容だとは思いますが。
一作目は冒険していて先が読めなくてハラハラして面白かったけどね。話の流れが単純になり神とか壮大な話になったのも白けた原因かなあ。ラストの星の爆発で都合良く助かったのもなんだかなーって感じ。あれで感動する人いるのかなあって思いました。

さて、不満ばかり書いてきたが、面白い所もありました。まず、グルートの憎たらしくて可愛いところwそしてシルベスタースターローンが出てきたところ(彼もアベンジャーズに加わるのかなあw)。二人の戦闘姉妹がサノスの娘って設定だったって所、「ナイトライダー」のハッセルホフ推しな所、カートラッセルの若作りwヨンドゥのウルトラマンみたいな鶏冠と口笛で操る武器で無双するシーンが意外と格好良かった所。

まあ、そこまで自分は面白くなかったけど、みんなでワイワイ観る分には楽しめる映画だと思う。基本コメディ映画なのに尺使って強引なお涙ちょうだいだけは辞めて欲しかったけど。

843シャアダム:2018/06/07(木) 02:46:59 ID:rODKo/KA
◆IT“それ”が見えたら、終わり。(2017年アメリカ)

行方不明者が多い町デリーで、弟が行方不明の主人公ビルはいじめられっ子で作る「ルーザーズ」というチームのリーダーだった。そして彼は常に消えた弟の行方を捜していた。
ある日、ルーザーズの間で奇妙な幻覚や現象が次々に起こり始め、その元凶である弟を攫った「ペニーワイズ」と名乗るピエロ(正体不明)対決することになる、というホラー映画。

感想:TV版を観ていたので、内容は知っていたから怖くも無かったし、弟が攫われる演出がクドいなあ、ピエロがぶん殴って逆に虐めたくなるぐらい憎たらしい小物にしか見えず、こりゃあただの焼き直しで初心者しか楽しめない映画かなって思いました。
しかし、途中から面白くなった。恋の三角関係が面白い、ホラー映画なのに甘酸っぱい青春映画してるってwあと、虐めがほとんど虐待殺人じゃねーかってくらい酷い。家庭環境も酷い、ヒロインは父親にやられていたんだよね。1989年の出来事なんで、エイズとか流行っていて微妙に昔のTV映画より微妙に現代に近い所も新鮮。
あと、憎まれ口メガネ君は自分は童貞じゃ無いって言ってたけど、お前ら小学生だよな(12歳)wやたら医療やばい菌に詳しいオタクが普通はメガネ君だろうに、このメガネ君は一番のませガキでしたwあといじめっ子との対立、ナイフを使ったり石の投げ合いとかもっと昔の不良っぽいなあwいやあ青春してるなあ。

ピエロとの対決でしっかり骨が折れてる所はリアルで吐きそうになったwあと攫われた弟君の手が喰われる所も吐きそうになった(子供なのに容赦ないw)。大人になった彼らまでやってくれなかったのは残念だが、結構楽しめた映画でした。
まあ、恐怖面ではTV版の方が怖かったけど、こっちは戦闘シーンがリアルで青春映画ものとしても楽しめましたので、新旧どっちも面白い映画って事でした。

しかし、続編は大人編だけなら内容薄そうなのが心配。

844rtr:2018/06/07(木) 12:51:33 ID:MIDBdUpc
巨乳ロリ後妻が義理息子に責められて淫乱女に豹変。もう年上旦那じゃ満たされない!
goo.gl/3dtVP

845シャアダム:2018/06/08(金) 18:15:40 ID:rODKo/KA
◆ワンダーウーマン (2017年アメリカ)

女性だけの隠されたアマゾン族の島に、スパイ活動で逃走中のスティーブが結界を破って入ってきた。彼を助けたアマゾン族の王女ダイアナ(ワンダーウーマン)は、外界で戦争(第一次世界大戦)をやってることを知り、勝手に戦争を起こしてるのが軍神アレスだと思い込み、アレスを倒すためスティーブといっしょにイギリスへ、そこで仲間を集ってドイツ軍相手に一緒に戦う事になる。女性ヒーローアクション映画。

感想:うーん、「ガーディアンズ2」よりは面白かったけど、ストーリーが雑で少年漫画的な青臭さがあって、そこまでのめり込めなかったなあ。まず、アマゾネスの島での子供時代修行時代が結構長くて、だからといってストーリーにあまり見所が無く自分は少々退屈でした。面白くなるのはドイツ兵が島に乗り込んできてから、弓矢や剣(アマゾネス)VS機関銃(ドイツ)は「ラストサムライ」を思い出すけど、アレと違ってアマゾネス軍団の強いこと、弓矢が勝っちゃたよ(まあ、超人部隊だからね)w
それから、スパイのスティーブ君とのおざなりなラブロマンスが始まるんだけど、また退屈に。イギリスへ渡ってからは、仲間集めとか、カルチャーギャップとかで結構わくわく楽しめたんだけど、ドイツとの戦闘がねえ、ワンダーウーマンの腕の甲ばかり狙ってるの?って感じで神の力なのか全部弾が跳ね返されて、脚とか狙えよとか横から狙えよとか、主人公無双は格好いいんだけどなんか納得のいかない戦いだなって感じました。主人公の全部争いは「軍神アレス」の所為って所はお馬鹿さんだなあって、微笑ましかったけどねwまるで「ワンピース」のルフィをみてるみたいでした。
あと、相手がドイツ人なら躊躇無く殺し、正義と平和をかざすウーマンさんにもちょっと違和感。なのに、いざとなったら大量殺人兵器を作って、人体実験をした女科学者を前に躊躇したり、人間は愚かだ、失敗作だ、争いの原因だ、とか人間には希望があるとか愛が全てを解決してくれるとか、チープな少年漫画を見てるかのような台詞の応酬が青臭すぎて自分には合わなかったかなあ。毒ガス兵器を積んだ飛行機の自爆もワンダーウーマンと一緒に乗っていれば助けられたかも知れないって思わないでも無い(でも主人公は一途な正義の熱血お馬鹿さんだからとっさの機転は無理か)。
○〇の死が無ければ、負けてかも知れないしね(幽遊白書かよ!)。監督が女性と言うこともあり、男がわくわくするツボが微妙に分ってなくて、女性人権の向上的な目線(男なんて!)な映画の気もしました。

まあ、ストーリーはイマイチだったけど、アクションシーンは格好良かったし、彼女の活躍は一見の価値はある映画だとは思います。しかし、誰も彼女を「ワンダーウーマン」って呼ばなかったなあw続編とジャスティスリーグ2に期待します

846シャアダム:2018/06/10(日) 08:40:34 ID:rODKo/KA
◆スターウォーズ 最後のジェダイ(2017年アメリカ)

旗艦スターデストロイヤーに乗ってファーストオーダー軍を率いて新共和国軍を追い詰めるスノーク(暗黒面フォース使い)とハンソロ船長の息子のカイロレン(暗黒面フォース使い)。
一方、辺境の星で最後のジェダイ「ルークスカイウォーカー」と邂逅するヒロインのフォースに覚醒したばかりのレイはそこで、カイロレンの過去の驚くべき真実を知る。レイとカイロレンはテレパシーのようなもので遠く離れていても心を通わせられる様になり二人はだんだん親密になっていく。
そして、カイロレンを説得するために旗艦デストロイヤーに単身乗り込む決意をする。
そのころ、レイア(新共和国の指導者)の乗る旗艦はデストロイヤーに消耗戦をしいられ、一刻一刻と最後の時を迎えようとしていた。その危機を打破するべく、元ストームトルーパーの脱走兵(敵兵だったが改心した)フィンはデストロイヤーの内部に乗り込み、追跡装置を破壊して新共和国軍を逃がす作戦を決行するがそこには困難が待ち受けていた・・という大河スペースオペラ(騎士道物語的なSFアクション)映画です。

今回は8作目ですね。さて感想。宇宙全体を巻き込むの戦いの話なんですが、スケールの大きさを感じなかったというか、ただの局地での逃亡戦を延々2時間30分見せられた感じですね。まあそれはそれで面白いとは思いますが・・話が雑で、スターウォーズというブランドに頼った感じのする感じのする映画に感じました。
まず、宇宙全体を支配寸前の敵のボスとその一番の部下がわざわざ追いかけてくる所が宇宙規模の戦いとは思えないですねwそれからレイアは宇宙空間を生身で漂うのですが、無意識にフォースが使えるんですかね、自動的に船まで戻ってくるところがなんとも都合がいいwそれから敵を振り切る作戦、まずコードを破らなければならないのですが、わざわざ違う星まで行ってコード破りの名人を見つけてって・・今にもやられそうで燃料も切れそうなのにそんな時間があるか!って突っ込みたくなりました。
それから、元トルーパーだからといって、スターデストロイヤーの重要な部分や隅々の配置とか分るわけないやろ!記憶力抜群で道に迷わない天才かお前w秘密主義で逃げてばっかりのホルド提督の作戦も疑問、無防備な輸送艦を敵が見逃してくれるとでも?まあ、敵はお馬鹿将軍でドジそうなハックス将軍だからDJ の裏切りさえ無ければ成功してた節もあるけどwそして、主人公や準主役達の処刑になると時間をかけて相手に逃れるチャンスを増やすファーストオーダー軍の面々wルークを無視すれば新共和国軍を壊滅できたのに、小物のカイロレンはプライドからわざわざ相手に逃げるチャンスを与えたもんなあw
そして、小型のデススターの威力がある敵の武器の威力、扉を破壊しただけ・・。デススターは星一個破壊したのにwもう一つ、敵の強力兵器に特攻しようとしたフィンを自分の乗る機体をぶつけて阻止したポッチャリヒロインのローズ、一緒に大破して瀕死「貴方を救う為よ」wもう滅茶苦茶、そんな雑な演出で感動できるかw乾いた笑いが出てきました。

「スターウォーズ」は好きなんですがね、どうもこのラストの3部作は自分の感性と少しずれているようで、何かが違う気がしてなりません。戦いもヨーダ現役のジェダイの騎士の戦いのスピーディーさやかっこよさが無くて、ややスローな感じで違和感がありました。それっぽいメカや武器やフォース哲学を出しとけばスターウォーズはお祭りのようなもんだからまあいいや、って思いたくない気質なんで少し厳しいことを書きました。

まあ、それでも映像は綺麗だし、最初の爆撃戦やダメロンのエースっぷりやラストの塩の星での戦闘は迫力は在ったし、それなりには楽しめましたけどね。次の締めの9作目はもっとわくわくさせて欲しいです(一番の不安要素、敵のボスがお悩み思春期のカイロレンって所と部下のドジっ子ハックス将軍w新しく強い敵を出して欲しいな)。あと、裏切り者DJがどう話に関わってくるのか気になりますね(ポスト・ハンソロか?)。

847シャアダム:2018/06/11(月) 20:41:17 ID:rODKo/KA
◆ゴースト・イン・ザ・シェル(2017年アメリカ)

原作は日本の漫画。人の体を機械に置き換える技術が進歩し、ついに脳以外機械の体(義体)に置き換えた人間が完成する。それが主人公のサラである。サラは公安九課に配属され、得意の電脳戦で電脳犯罪者を捕まえる仕事に就く。
ある日、ハンカ社(サラを義体化させたその分野ではその第一人者の会社)の役員ばかり狙われる事件が起こり、犯人は「クゼ」と名乗る。彼を捕まえるためサラは捜査を開始する。という近未来サイバーパンクアクション映画。

雰囲気的には「ブレードランナー」っぽい世界だが、こちらの映画は上映時間も1時間30分で、世界感を押しつけるような冗長なシーンもなく、すっきり纏まっていて自分はこっちの方が好きですね(その辺は人によりけり)。ただ、北野武の滑舌の悪は日本語訳が欲しいって思うくらい聞き取りにくくて気になったなあw
あと、日本の芸者(日本の文化)を馬鹿にしたような数々のギミックは、また勘違い日本かよってうんざりはしました。まあ、世界感は日本と上海辺りのハイブリッドって感じですが。あと、素っ裸で活躍するサラさん(体を透明化するため服が邪魔)は肌色のレオタードを着てるように見えて、そこまで興奮はしませんでしたwただし、体のラインはとても綺麗で魅力的でした(ビュリホー)。
アニメとそっくりなシーンもあり、頑張ってるなあって思ったし、バトーも途中からあの顔になってちょっと笑っちゃいました。サラのような万能な義眼にすればいいのに、高くて支給されなかったんだな。あと、一瞬ジャッキーチェン?って思う感じのトグサにサラも少佐そっくりの雰囲気で、役者はばっちりだと思います。ただ、武さんの無理矢理な髪型がねえw

ストーリーも上手く纏まっていてすっきり終わったって感じですね。もう少し他のメンバーとの連携とかアクションシーンを観たかったけど、続編に期待しましょう。あと、桃井かおりさんが出てました、吃驚。未来の日本は、日本人の方が少なくなるのでしょうかねwまあまあ面白かった映画でした。

848レト:2018/06/12(火) 20:31:52 ID:Vc7bU3PQ
>>847 シャアダムさん
国内興収で制作費の半分以下しか回収できなかったので続編はかなり厳しいと思います。
クラウドファンディングで規模縮小して製作するならワンチャンあるかもですが。

スターウォーズのスピンオフもかなり苦戦していてスピンオフ企画は凍結されるかもしれません。

849シャアダム:2018/06/13(水) 20:57:48 ID:rODKo/KA
◆DCスーパーヒーローズVS鷹の爪団(2017年日本)

ジャスティスリーグの5人(スーパーマン・アクアマン・バットマン・フラッシュ・サイボーグ)と鷹の爪団が協力して日本にやってきたジョーカーやハーレイクイン(+ペンギン)の悪巧みを叩くという内容です。

簡単に感想を書くと、それなりに笑えて面白かったが、二回は観る気はしないって感じですねwいつも以上にギャグがメタかった。制作費の残りを表すゲージが常に右に表示されて、ジャスティスリーグが活躍したり、きれいなCGや作画が良くなると急激にゲージが減り、ゼロになると映画はそこで打ちきりエンドという物で、スポンサーのCMが意味も無く出てきて、ゲージ増えたり、超お金持ちのバットマンがその気になって、資金を提供すればゲージは一気に回復するのだが、今回は正義とは何かと悩んだ面倒くさい性格のバットマンは、ジャスティスリーグを脱退して子供のためのアニメ制作を始めたから、ゲージが足りなくてジョーカー軍団を倒せないというピンチになるw
いやあ、そういう面倒臭いメタギャグをよく考えるなあッては思いました。あと、DXファイターがいつも以上にクズでバットマンに非常に嫌われていて(伏線)そこは面白かったかな。それから、ワンダーウーマンが格好やメイクが古臭いといわれて、今風メイクになるのもクスッと笑えました(あひる口ウーマンw)。制作費がゼロに近くなると、いつものように作画が、子供の落書きになるのだが、ジャスティスリーグの面々もパワー弱体化して、作画も酷いことになるのも面白かった(DCにおこられそうw)。あとは、岡田カズチカ(レインメーカー)も何故か出演、金田朋子も犬山犬子も山田孝之(役者)も声で出演、意外と豪華、意外と豪華でしたw

自分は二回は観る気は起こらない、というだけで結構楽しいギャグ映画でした。ちなみにレイ・ハリーハウゼンは「シンドバットの冒険」シリーズや「タイタンの戦い」などで、怪獣や怪物達の人形をコマ撮りして生きてるかのように見せる名人です。ドクロ兵士の動きが凄かったことを覚えています。しかし鷹の爪団の劇場版はもう9作目だとは知らなかったわw


>>848 レトさん
あんまり話題にならなかったもんなあ、そんな気がしてました。もう少し派手なアクションが欲しかったかなあ。

850deku:2018/06/13(水) 21:12:44 ID:tzDXeikU
・デッドプール2
徹頭徹尾インチキクセー映画
ギャグで笑わせてくるのもズルイし素直にしんみりさせてくるのもズルイ
特にあのノリなのに愛の物語というのがストンと腑に落ちるのが実にインチキ

851シャアダム:2018/06/13(水) 23:49:11 ID:rODKo/KA
DCスーパーヒーローズVS鷹の爪団 追記

書き忘れたけど、ラストの新海誠監督の「君の名は」のパロディで爆笑しました。
これは忘れちゃいけなかったわwまあ、シンゴジラのパロディもあったけど。

852シャアダム:2018/06/15(金) 00:32:37 ID:rODKo/KA
◆ラ・ラ・ランド(原題:La La Land=ロサンゼルス、現実離れしている状態)2016年アメリカ

ジャズ好きなピアニストと女優を目指すフリーターの恋愛を描くミュージカル映画。

英米数々のアカデミー賞を取った作品と言うことで観てみました。まさかミュージカルとは思わなかったので、急に踊って歌い出したときは何だこれ?正に題名通り絵空事だなあって思いました。
ミュージカル映画はあまり好きで無いので、30分過ぎた時から見るのが苦痛になってきました。だから自己評価としては厳しいです。この映画は本当にこんなのがアカデミー賞なのか?って思いました。

だから、客観的に感想を述べようと思います。まず、ミュージカル映画でも好きな映画はあります。曲が良かったり踊りが良かったり、観たあと元気が出たり、何も考えず馬鹿楽しかったり、感動で余韻が残ったり、楽しさの中にも人生的なもので考えさせられる部分があったり。
しかし、この映画は真に現実離れして絵空事、だからといってウキウキ楽しくなるわけでは無く、おざなりなラブロマンスミュージカルに感じて、そこまでのめり込めませんでした。踊りも歌もどこか中途半端に思えました。

しかし、自分が男性だからそう思うのかも知れませんね。女性にとっては二枚目スターとそこまで美人じゃ無い個性的な女優(自分は目力が有って好きです)との恋愛物語、女優を自分に置き換えて二枚目スターのゴスリングさんとのラブロマンスにのめり込めるのではないかと思います。
そして主人公が目が悪いとか虐められてるとかで悲惨で辛い内容でも無く、おしゃれで全体的にそこまで深刻では無いお手軽ストーリー、ヒロインは中々オーディションに受からないって苦労しますが、あまりその辛さが伝わってこないっていうか、この位誰にでもよくあるじゃんって感じの俳優の卵にお悩みしか見えなかった。
ただ、こういうキャッキャウフフでお手軽で、ちょっと切ない、だからって深刻になるほどでも無いってのが主に今時の女性に受けたんだと思います(と推測)。

ミュージカルでは無いですが、踊って歌う青春物の「サタデーナイトフィーバー」の方が自分は好きですね(男性目線の映画だからかな)。

ただ、テイクオンミーが流れた時は一瞬ですがウキウキしましたし、プロのバンドと組んだ時の曲は中々に良かったです。ミュージカルって歌や曲にによっても好き嫌いが出そうですね。
あと、ゴズリングファンには悪いのですが、ジムキャリーみたいなコメディ3枚目俳優が主演だったら、自分ののめり込んでたかも知れません(女性的にはヒットしなかったかも知れませんがw)。3枚目の主人公がピアノの才能一つで活躍するってのは考えただけでも笑って踊って楽しい感じでウキウキしますし。

ということで、女性向けの女性がヒロインになって二枚目の男とラブロマンスが出来るミュージカル映画って思いました。ラストは切なくてちょっとジーンときましたが、全体的には今ひとつ今ひとつ名映画でした(自分はね)。

853みる子:2018/06/16(土) 01:49:42 ID:ICkhhfwM
・ニンジャ バットマン
面白かった… アメコミと特撮好きにはクリティカルヒットする作品ではないかと。
とにかく画も演出も展開もスピード感に溢れてました。開始30秒でレッツゴー戦国時代! ハヤイ!
クライマックスの盛り上がりは冷静に考えるとだいぶオカシイんだけど、そこはまぁ勢い重視ということで。
何よりキャットウーマンがかわいい! 恐るべきかわいさ! ハーレィもまぁまぁかわいい。

レッドフードが仲間に、敵側にデスストロークさんがいるのが嬉しい。敵の四天王はもうちょい見せ場が欲しかったかな。
脚本がグレンラガンの方だったそうで、確かに過剰なまでの燃えファクターとサービス精神を感じました。
あと棒読み吹き替えがいなかったのも良かった… ってか、いないのが当たり前とは思いますけど最近は油断がならないので。

このクオリティでの映像化が見られるのなら、日本の漫画も無理に実写化しなくても… と思わずにはいられませんでした。

854シャアダム:2018/06/16(土) 06:49:49 ID:rODKo/KA
そうか、「卒業」で「これからはプラスチックだ!」っていったのは

可塑性だ

という事だったんだ。弾力性(力に反発する)に対する可塑性(何にでも変われる)
聖尺社の意図とは違うかも知れないが、「プラスティック業界見たいな新しい産業に云々」な解釈よりよりしっくりくる。

855ヒロ筋肉痛:2018/06/16(土) 21:57:55 ID:UEJRkgZU
■ニンジャバットマン
凄まじい作品でした……。
これ、相当予算かかってるんじゃないですかね?
それともそこそこの予算で、
これほどのクオリティで作れるノウハウが確立されたのかな?

息をつかせぬアクションの連続、コミカルに動き回るジョーカー、
エロ可愛いキャットウーマンにハーレイクイン、
SF系のバットマン装備から戦国仕様のバットマン、
全てが凝っていてとんでもなく情報量の多い画面ばかりでした。

856もにゃら:2018/06/16(土) 22:55:31 ID:OC.uUlQ.
○ニンジャバットマン

私も見ました!
ポスターもらいました!
帰る途中で折れましたけど!

感想はヒロ筋肉痛さんとだいたい同じ

動き回るジョーカーにエロ可愛いキャットウーマンにハーレイクイン!

驚天動地の超展開! 

ちゃっかり金儲けに成功してるキャットウーマン!

でもMVPはあいつらだけどな!


いやあ、密度の高い映画でした

857シャアダム:2018/06/17(日) 04:00:58 ID:rODKo/KA
◆グレイテストショーマン(2017年アメリカ)

実在の人物でアメリカの興行師P・T・バーナムの生涯を少し美化して描いたミュージカル映画。
身分の違う妻を幸せにするため、また仕事に成功して自分を認めてもらうためバーナムは珍しいものを集めた博物館を立てるが、客の入りはイマイチ、これでは借金を返せないと、あちこちの奇人変人や隠れた実力者をスカウトして、見世物まがいのサーカスを始める。一部の差別主義者や批評家には不評だが、これが大当たりで有名になる。
調子に乗ったバーナムは一流の演出家を雇い、イギリスで有名なオペラ歌手をアメリカに呼んで一大公演を開始するが、そこに落とし穴があった・・というストーリー。

さて感想だが、何も知らないで見始めたらこれまた「ミュージカル」映画・・。シリアスな場面で急に歌い出した時は、こいつらキチ●イじゃなかろうかって思ったわwとは言っても「ラ・ラ・ランド」よりは曲のノリも演出も良くあまり好きではないミュージカル部分もあまり苦痛ではなかった。「ラ・ラ・ランド」よりは男性向けだしね。とは言ってもやっぱり、シリアスな部分を全て歌と踊りで解決ってのは、やっぱり絵空事で都合が良すぎない?って思ってしまう。なんでも歌で解決する歌の宇宙人か?歌の魔法使いか?ってうんざりしてしまう。
又他の映画で比較してしまうが、「バグダッドカフェ」、女の友情を描いた物語だが、歌って踊るのは最後だけ(ミュージカル映画じゃないけど)、それでもこの映画の何倍も感動したわ。やっぱりここぞという時に踊って歌えよ!いつもいつもちょっと悩んだくらいで歌って踊ってんじゃねえ(ミュージカル映画だから仕方がないけど)って思いましたわ。あと、調子に乗りすぎるとよくないね〜って主人公を見て思いました。でもこういう性格じゃなかったら、そもそも奇人変人ショーなんぞ思いつかなかったし、成功もさせられなかっただろうなあ〜。奥さんはそこの所理解してやらなきゃ、団員も自分のプライドばかり考えて劇団全員の長い目で見た将来の事を考えていないから、ああいう大失敗(先に相手を殴ったり)を犯してしまうんだよなあ(全員が少し成功したからって調子に乗りすぎた感じ)。

でも、途中のオペラ歌手が歌う部分は感動しました。まあ、全体的にいい部分も気に入らない部分もあって、惜しい映画だなあって自分は思いました。
古いけど「サウンドオブミュージック」は好きです。ミュージカルはやっぱり使われる曲や踊り種類やタイミングで好き嫌いが分かれると思うし、自分には合ってなさそうで御免なさい。あ、「ロッキーホラーショー」やトラボルタが太った女装する映画もミュージカルだったね(どっちもあまり好きではないけど)。

858シャアダム:2018/06/18(月) 22:27:11 ID:rODKo/KA
◆ジオストーム(2017年アメリカ)

気候を宇宙に浮かぶ人工衛星(ダッチボーイ)で自由に操れるようになった未来の世界。何者かの陰謀によってダッチボーイを兵器として使った恐ろしい計画(ゼウス計画)が始動し、世界は大災害に襲われる。SFアクション映画。
ジオストームとは地球規模の大嵐の事である。

さて感想、自分好きなジャンルの映画なのでストレスなしに見れたし、時間も二時間未満で気軽に観れてよかった。
内容も都合が良すぎる部分もあるが、意外と細かい所もよく考えられていて、ストーリーにもあまり破城が無くて、面白かった。災害を分かりやすくするため、熱い地域は凍らせて、寒い地域は熱で温めてってそういうの逆気候ばっかりだったら笑っちゃうけど、しっかり雹や津波や雷や竜巻など全ての異常気象を見せてくれたので大変楽しめました。
その上、カーチェイスや銃撃戦やスパイアクションや宇宙でのSFサスペンスなどまで盛り込んであるから凄く欲張りな脚本の映画だなあって感心しました。

細かい不満点を言うと、急に子供の頃の秘密のコードの話をするのは不自然な気がした。それと悪人は何故、計画のデータを残すのかwマックスは大統領のコードを盗めって一方的に無茶な頼みをサラに突き付けて、やり方はサラに考えさせるってどれだけ勝手な頼みなんだよwこのマックスがまたシリアスなシーンでもニヤニヤしていて威厳が無いというかふざけた感じでなんか嫌いですねw
その他に、秘密を知ったチェン一人を殺すため香港の街全体を破壊するって犯人は馬鹿キ●ガイですか(計画の一部とは思えない)wそれから、主人公一人を宇宙に上げるためシャトルを発射するって糞贅沢な時代だなあw

まあ小さな不満あるけど、全体としてはとても良かった(二回目)。シークレットサービスのシーの部分をを唇の当てて言うところは微笑ましかったし、影の薄かったヘルナンデス(メキシコ人)にも活躍の場があったのも微笑ましい。あと警備担当(フランスの役者?)が意外に役に立ち好人物なのも良かった。あと、大統領がデニーロといつも間違えるガルシアさんとか「ロボコップ」の人も出てて役者はばっちりでした。
主人公は「ダッチボーイ」が心配で、シャトル発着場(ケープカナベラルのケネディ宇宙センター)見える所に住んでたんだね。

とにかく意外とよくできた怖くて楽しいSF映画でした。

859シャアダム:2018/06/19(火) 07:41:20 ID:rODKo/KA
◆打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?(2017年日本)

岩井俊二原作のTVドラマをアレンジしてアニメ化。夏休みの登校日、仲良し5人組で「花火を横から見たらどう見えるか」を確かめに行くことになったが、主人公は転校することになったヒロインに誘われて「駆け落ち」する事になる人生やり直し系のファンタジー青春アニメ。

感想:上映時間は90分なのですがそれでも「無駄に長い」と感じました。音楽はいい「瑠璃色の地球」(最初の一回は良かった。でも繰り返しでもう一回歌うのはちょっとなあ)とか主題歌「打ち上げ花火」とか良かった。映像も綺麗、だが二人でイチャコラするシーンが長すぎて感動が続かない、途中でもういいよ次のシーンに行こうよって感じでした。ストーリーにボリュームや盛り上がりが無いのにいきなり音楽と映像で無理矢理感動シーンを見せられてる感じ。
岩井俊二×化物語のシャフトスタッフは観る前は期待したんだけど、細かな微妙な心の動きや演技があの漫画チックな(いつもの化物語っぽい絵の)キャラじゃちょっと不自然だった。「花とアリス」の半リアルな絵だったらまだ良かったかも。それからSFタイムリープ物は上手くハマらなかった感じ、なんか最後は訳の分からないことになって、グラスリップを観てる様でした。
そして、どっちが先か良く分からないけど、某「君と時計と」シリーズとちょっと似ていて、あれ?原作の実写ドラマを参考にしたのかなあって思いました。

ついでに90年代に放送された実写版の方も観てみたら、リアルな少女と少年の生の演技生の風景が情緒があって、45分という短さもあってぎゅっといろいろな要素が詰まっていてアニメの数倍面白かったです。アニメは中学生でしたが、こっちは小学生。ヒロイン(奥菜恵)の体に付いた昆虫はトンボではなくアリ。家でやってるTVゲームもストリートファイターやマリオ。駆け落ちも電車ではなくバス。あとオタクの少年は「セーラームーン!」って叫んでいましたw
蛭子能活さんも酔っ払いで出ていてワロタ。賭けの商品もワンピ―スじゃなくてスラムダンク。でも「観月 ありさ!」は同じでしたw

まあ、映像は綺麗で音楽もよかったけど、この内容で90分は長いし、アニメ向きのストーリーではないし,このストーリーに合うキャラデザでは無かった(実写じゃないと出せない良さがある)というのが正直な感想ですね。

ところで、アニメ版でやっていたファミコンゲームは「キラキラスターナイトDX」(2016年発売)ですね。なぜかこのソフト押しで笑った。

860唯野:2018/06/19(火) 21:27:09 ID:8mh0JMu2
●キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー

非常に多くの要素が盛り沢山に入った、具だくさんゴロゴロ野菜カレーみたいな作品です。

ヒョロガリ童貞が超人血清を投与されて筋肉モリモリマッチョマンになって活躍する展開あり、
ナチスドイツのスパイとひみつ道具を駆使しあって戦う展開あり、
レトロ趣味な乗り物のチェイスあり、
世界征服を狙う悪の秘密結社の存在あり、
戦場で勇ましく戦うつもりが国債キャンペーンの客寄せパンダにされる悲喜劇あり、
一人だけ若いまま現代に蘇ってしまった男のタイムスリップ的要素あり、
アイアンマンの父親を始めMCUシリーズの嚆矢として他作品のキャラとの絡みあり、
キャプテンアメリカ最大のアイコンであるシールドを使ったバトルあり……
一方後半の展開はややダイジェスト気味で、親友が死ぬ場面がかなりアッサリしてて拍子抜けだったり。
なんにせよマーベル・シネマティック・ユニバースの入り口としての役割をきっちり果たしていておすすめです。

861唯野:2018/06/19(火) 21:49:38 ID:8mh0JMu2
「キャプテン・アメリカが国債キャンペーンに出演すると集まる金額が10%増える」という数字の微妙さが印象に残るw

862唯野:2018/06/20(水) 02:29:59 ID:8mh0JMu2
●アイアン・スカイ
ナチスが月の裏側に潜伏していて地球へ侵攻する機会を狙っているというヨタ話をガチで映画化してしまったという怪作。「最後の12日間」の露骨なパロディがあることでも話題になりました。

基本コメディで、小学生レベルのしょーもないネタが半分、割と深い風刺ネタが半分といったところだけど、この映画を肴に政治やポリコレ問題について語ったら負けな気がする……。
CGは粗さが見える場所とスターウォーズばりのド派手な場所とがあるので、安っぽい部分はわざとかもしれない。いずれにせよ第四帝国宇宙艦隊発進場面はSF映画ファンなら一見の価値あり。
あと最後の展開が筒井康隆っぽかったので筒井康隆が好きな人にもおすすめ(?)。
ゲームしながら見ててもまったく罪悪感の沸かないスナック菓子みたいな作品です。

863唯野:2018/06/20(水) 18:05:25 ID:8mh0JMu2
●「ジュマンジ」

近年、突如として続編が上映された作品。見た後で気づいたけど、キャプテン・アメリカと同じ監督だったのか。

ジャンルとしてはアニマル・パニック映画とでも言うべきか……ボードゲームで止まったマスの記述に合わせていろんな危険動植物や災害が巻き起こるというお話。100分で比較的短く、次から次へと危機が訪れるので飽きさせない。

基本的に私は役者の顔の区別がほとんどつかないので、黒人の靴職人が解雇されて警官になってたとか、父親とハンターが同じ役者とか、解説見るまでわからなかった……。

あと「ヒューゴの不思議な発明」の時も思ったけど、子供同士のカップルははっきりと女の子の方が背が高い。日本でも女子の方が先に二次性徴が来るけど、欧米ではそれがもっと顕著なのかな

864レト:2018/06/20(水) 20:20:02 ID:Vc7bU3PQ
>>859 シャアダムさん
実写版では奥菜恵は他の子役より2歳年上なんですよね。
年上少女の色気を作品に反映するナイスキャスティングだったと思います。

865シャアダム:2018/06/20(水) 21:27:03 ID:rODKo/KA
◆ひるね姫〜知らないワタシの物語〜(2017年日本)

夢の中では違う自分(魔法使いの王女)になって冒険するが現実はしがない田舎の自動車修理屋の娘、そんな主人公がある日、祖父の大企業(自動車産業)の社員から狙われることに、彼らの目的は大事なデータの入った父のタブレットだった。そしてなぜか夢の中のファンタジーな出来事と現実が連動・混在してしまう少女の青春冒険活劇ファンタジー映画。

あの「精霊の守人」の神山健治監督って事で期待して観ました。で、まあまあ面白かったけど期待してたものとはちょっと違ったかなあw
まず、「ひるね姫」って感じじゃないなあ、全てが昼寝では無かったから。でも昼寝ってノンビリした感じがあるけど、結構サスペンス展開で忙しなかったし。イメージ的には「夢うつつ姫」「うとうと姫」かなあ。(まあどうでもいいことだけどねw)
それから、子供でも無い大人でも無いそんなピンポイントな微妙な年齢向けのアニメだった。だから自分はファンタジー部分(夢の中)があまりに現実離れしていて、のめり込めなかったが、子供心や冒険心を持ってる十代の若者には十分に面白いとは思う。絵は綺麗で魅力的だし、良く動くし、ロボットやメカや夢世界のデザインも独特で見応えあるし、普通に異世界の話だったら自分もハマれたかも知れない。

タダ現実と連動しているので、現実から急にファンタジーにファンタジーから急に現実にって(ここがこの映画の肝かな)切り替えが自分の頭の中で上手くスムーズに行かなくて、それがのめり込めない原因の一つだったと思う。

ラストのクライマックスで、夢の中では鬼とロボットが戦って街を破壊して宇宙に飛んでいったけどたけど、そして主人公は悪人に追われて下に落ちて且つ変形ロボットで宇宙へ飛んだけど、現実ではどうなっていたのかをちゃんと描いて欲しかったなあ。現実では「大変なことが起こっています」だけじゃ何が起こってるのかわからないよw自動運転AIのなかに妻の意思が宿っていたというファンタジーはまあ、それくらいなら許容できましたけどね。

面白かった、ロボットや怪獣が出てくるとかの意外性もあり、個性的な美少女ヒロインのキャラの表情も魅力的でおきゃんな感じも良く出来ていた・・けどピンポイント十代向けなストーリー映画だったから、自分ははまれなかった、そういう映画でした。
主人公が歌う名曲「デイ・ドリーム・ビリーバー」は大変良かったし、今でもBGMとして聞いてます。最後にもう二つ、あのロボット(モーターヘッドじゃなくてエンジンヘッドw)の脚じゃ細すぎて不安定すぎるだろ、誰だ設計した奴はwそれと、悪人社員渡辺が「ジャイアントロボ」に出てきそうな横山キャラ(こいつだけキャラデザがなんか違うw)。

866シャアダム:2018/06/21(木) 21:16:34 ID:rODKo/KA
◆フラットライナーズ(意味は死んだ患者の事を指す)2017年アメリカ

研修医(医学生?)の仲良し5人組が、興味本位で(コートニーは訳あり)薬品を使って死んで死後の世界を数分間体験して蘇生するという実験をお互いにやってしまう。
あるものは蘇生後、頭の回転がよくなったり、体力が何時までも続いたり、まるで幻覚剤を使用したかのような態度となる。しかし良いことばかりでは無かった、そのうち悪夢を体験するようになり・・。という医学サスペンスホラー映画。

アメリカ映画だが監督がデンマーク出身とあって、ひと味違う映画に感じた。性に関しては開放的アメリカ的だが、日本映画のような感情の移ろいを繊細に描いた(大雑把ではない)日本人向けのホラーだと感じました。だからジワジワくる恐怖が素晴らしかった、映像も綺麗でそつなく、ストーリーもぎゅっと詰まっていて隙が無く、凄く面白かった。
医学ホラーと言うこともあって、医学の蘊蓄もぬかりなく小難しいのだが、それがかえってリアルさを出して知的好奇心をそそられるのも良かった。この監督の映画「ミレニアム」はそこまで凄いとは思わなかったが、「フラットライナーズ」に関してはケビンベーコンが出ていた「フラットライナーズ」(1990年公開)にも勝るとも劣らない作品だと自分は思いました。
あと、キーファーサザーランド(ジャックバウアー役で有名)が前作にも今作にも出ていたとは知らなかったw前作ではジュリアロバーツも出てたんだね(もう一回前作を観たくなった)。

この映画のいい所をもう一つ、スプラッタやオカルトホラーみたいに「ジェイソン」とか悪魔とかが人間を恐怖に陥れるのでは無く、●分の●の●さがラスボスって所。いかにも心理ホラーって感じで実際に精神病疾患に起こりそうな話だ。ただ、昔虐めた(破滅させた)女性に、自分が助かりたいが為に謝るってのは納得いかないなあ。一度犯した大罪は、相手が許しても一生抱えて生きるものだ。刑務所に行ったから刑期を終えたからといって罪を償ったことにはならない(償えない)と思う。
まあ、このフラットライナーズ(死を経験したもの)達はもう一生悪いことは出来ないんだろうなあw悪い事をしたら悪夢が・・。

さてこの映画で感心した一つの、医学蘊蓄について調べたものを書いていこうと思う。お仕事映画って専門知識が面白いんだよね。
まず、CGS(意識レベル)、レジデント(研修医)、ジアゼパブ(催眠導入剤)、アティバン(抗不安薬)、ベル麻痺(顔面を上手く動かせなくなる病気)、アデロール(気分の高揚する薬)、腰椎穿刺(針で脊髄液を採取など)、チェイサー(強い酒の後に飲む飲料水)、エスプレッソ(豆や茶葉を加圧して濾す方法)、磁気共鳴装置(MRI),エピ(アドレナリン・日本人が発見)、BVM(バックバブルマスク・人工吸入器)、灰白質(神経細胞が密集している部分)カプグラ症候群(家族が替え玉だと妄想する)、アイビーリーグ(アメリカ東部の八大学)、アディバン(抗うつ薬)、重炭酸ナトリウム(アシドーシスに効く)、ベナドリル(アレルギーを抑える)、メトプロロール(高血圧に効く)、ラシックス(血圧を下げる)、ベーチェット病(自己免疫疾患の一つ、風土病)、CTはX線を使う、MRIは磁気を使う。プロポフォール(全身麻酔・鎮痛剤・マイケルの死亡原因)、LSD(幻覚剤・麻薬)、ラモトリギン(気分安定剤)、カルバマゼピン(抗テンカン薬)。
その他にも、水頭症や脳ヘルニア、フレア画像やテント上白質、T2強調画像・慢性細小血管症・・など分らないことばかりで調べて理解するのが楽しかったわーw

にわか知識も得られる充実した映画でした。この監督これからも凄い作品を取って欲しいです。

867唯野:2018/06/23(土) 17:46:18 ID:8mh0JMu2
●アメイジング・スパイダーマン2
えーと、スパイダーマンってこんな性格だったっけ?
サム・ライミ版の印象が強すぎる上に1を見たのが結構前でしかもあんま面白くなかったのでだいぶ忘れてる……。
それはともかくとして。
まず冒頭のテロリストを捕まえる場面の展開・演出があまりに安っぽい。軽口を叩くのと犯罪者相手にナメプするのは違うだろう。これではスパイダーマンがふざけているせいで被害が拡大しているようにしか見えない。
悪役誕生の場面もなんかコントみたいなピタゴラスイッチで笑えない。
「最後のジェダイ」を評したライムスター宇多丸氏の台詞「スターウォーズはユーモアはあるけどコメディじゃないんだから」を思い出す
なんかもうそれ以降のシーンが全て安っぽく上滑りしているように感じられてどうにもならない。
ヒロインとのラブシーンは悪い意味で体が痒くなってくるやりとりでソシャゲの周回をやりながらじゃなきゃ見てられなかった
まあいい点も言っておくと、エレクトロとの戦闘は派手で画面映えしてかなりよかったし、ヒロインが死ぬ展開も悪くなかった。でも私の好きな「ギミックを多用する戦闘」はイマイチ。
アメイジング・スパイダーマン2は結構評価してる人多いから期待してたんだけどなぁ。脚本がトランスフォーマーのチームだって知って「あー」って感じ

868シャアダム:2018/06/23(土) 19:12:35 ID:rODKo/KA
◆メアリと魔女の花(2017年日本)

主人公メアリはある日森で、滅多に咲かない「夜間飛行」という花を見つけ一本摘んできてしまう。その花のエキスには一時的に凄い魔法使いになれる力があった。そしてその魔力を使って天空に浮かぶエンドア魔法学校に来てしまった主人公は、そこの校長達に天才魔女(本当は花のエキスのおかげ)と思われてしまう。嘘を誤魔化すためそして調子に乗った主人公の嘘はとんでもない事件に発展していく。という魔法ファンタジー冒険アニメ。

感想:絵は綺麗だし見やすいし分りやすいし、音楽も良い、キャラも親しみやすく、背景は抜群に素晴らしい、そしてストーリーは子供にとっては凄く心躍る楽しい映画だと感じた。ジブリ映画かと思ったが、ジブリじゃ無いんだね(元ジブリスタッフが作ったアニメ)w
だが、ストーリーに関して大人というか自分にとっては、何か物足りない、そう、考えさせられるものがあまりない、気の抜けた30分物のTVアニメと変わらない感じがした。今まで見たジブリアニメ(この映画はジブリアニメでは無いのだが)の上辺だけ掬ったような、この映画ならではの「何か」が感じられなかった。
あと、作品の広がりや世界感や生活感、敵味方のキャラ立ち感も他のジブリアニメと違って薄いというか、おざなり感があった。一言で言えば「物足りない」「深みが足りない」ですね。

まあ、子供がそんなことまで考えてみる訳が無いから、これはこれで十分に楽しい良い映画だとは思います。大人は素直じゃ無くて、ちょっと捻くれていて、欲張りですからね(自分だけかも知れないけどね)w親子で安心して観れるという点でもそこまでの残酷や暴力シーンも無く、敵も憎めなく、その辺はぬかりない映画だと思います。

さてその他に思ったことは、「全ての魔法を解く魔法」の存在。これずるいなあ、魔法でどんな悪さをしたってこれがあれば敵味方含めて大丈夫ですねwもし一度変身させてしまった動物をすぐには元に戻せないとしたら、子供は泣くかも知れないけど、それはそれで「悪いことしたら大変なことになるんだよ」って教訓を含んだの深みのある映画になってたかもね。
あり、魔法実験失敗の核融合炉のメルトダウンみたいな描写、これは福島原発事故の風刺かなあ、「バルブを開けろ」とかまるで原子炉っすwそれから、ラスボスもむやみに子供を傷付ける人では無かったという所、これは娯楽映画的には生ぬるくてつまらないけど、子供向けには悪人にも優しいところがあるんだよって感じでその辺に気付いて考えてくれると良いですねって思いました。
それから、動物が都合良く味方になってくれるところ、この辺は昔話や童話的で、子供には助けてくれたから味方になってくれたんだって、嬉しいんじゃ無いかなあ(自分は動物なのに人の気持ちが分かって、頭良すぎだろってつい思っちゃうけどねw)。そういえば、猫も最初っから頭良かったよなあ。
そして、不思議な存在が「フラナガン」さん。こいつは一体何者だよwガンダムのエルメス作った人かな(冗談)。全ての魔法が解けてもこの姿って、魔法で変身させられた人では無いのかな。魔法効果が及ばないところにいたので、人間に戻れなかったのかなwそれと、もう魔法が使えないのに箒に乗って帰る主人公達、その魔力はどうしたんだよw

まあ、色々不満も書きましたが、それなりに楽しく面白い映画だとは思います。「リトルウィッチアカデミア」の主人公にも「夜間飛行」をあげたいですねw

869唯野:2018/06/24(日) 18:58:54 ID:8mh0JMu2
●ドント・ブリーズ

盲人の老人が金を溜め込んでるからと盗みに入ったらその老人が最凶退役軍人でヤバイという話。

実質80分の中編作品でテンポよくまとまっている。
冒頭から引きつけられる異常な映像、各登場人物のキャラ立てもうまい。

全体としてはホラーの雰囲気。暗く緊張感のある画面。
盲目だが耳がいい(という設定らしいがそれほどでもない)老人に気づかれないよう静かにしようとするが、狭い家内ということで老人が急に現れたりして視聴者まで「息を止める(ドント・ブリーズ)」のがとても良い。

盲人が状況を有利にするために電気を消し、まっさきに出入り口を塞いで銃持って探し回るというシチュエーションの怖さとビックリ系の怖さが両方あってホラー映画好きも満足できるのでは。

被害者のはずの老人は実質モンスターのように描かれており、誰かが言っていたが「ダンジョンに入った冒険者がボスモンスターに気づかれないよう宝をとって脱出する」という状況に近い。
一方盗人の方はそれなりの事情や仲間意識を見せるものの、「同情できそうで同情できない少し同情できる」というラインをうまくついており、老人も盗人もどっちも応援できないというなかなか見ない作りになっている。

一方で「さすがにそれは強引だろ」という部分も多々あるのと、後半息切れしてくるので星1つ減らして4点。

870シャアダム:2018/06/25(月) 17:06:56 ID:rODKo/KA
◆カンフーヨガ(2017年中国インド合作)

内容は、ジャッキー分するジャック考古学教授がインド・マガタ国の秘宝を求めていつものカンフーアクションを駆使して、盗賊団と戦いながら冒険するアクションコメディ映画(インド風ダンスもあるでよ)。

まあ、いつものジャッキーチェン映画であってそれ以上でも以下でも無かったw暇なときや、家族で楽しむのにピッタリ、あまり考えずに観れるお気楽映画かな。
ただ、ジャッキーのアクションが昔のような切れが無くなった(それでも普通の人には真似できない運動神経だが)分、もっと他にワクワク心躍る演出や仕掛けやアクションが欲しかったかなあ。
たしかに、若手のアクションスターや美女アクションスターが大分体を張って活躍してるけど、まだ華が足りないかなあって感じました。それと、もちょっとストーリーにハラハラどきどきの危機感が欲しかったなあ。
何処か、敵も間が抜けてるというか、お笑いに走ってるというか、それがジャッキー映画の味とい言えば味なんだけどね。

今回、ジャッキーさん5人ぐらいの美女に囲まれてウハウハ状態、あまりに似たような感じの美人ばかりで、インドの王女以外誰が誰だか分からなかったわ(みんなスタイルも良いし、目の保養にはなりましたw)。
それから、氷の洞窟で戦ってるシーンで、ジャッキーが勝っていたのに、次のシーンで全員囚われの身になってるのは演出ミスかな?それから、7分も素人が息を止めて泳ぐのはムリだべ(溺れて水を吐くギャグで誤魔化したけど)w
ハイエナかジャッカルの檻から脱出するところは見応えがありました。
あと、観客に言われる前にジャッキー自ら「まるでインディージョーンズだ」って言うの狡い、クスって笑っちまったわ。インド合作だけあって、コブラやロープマジックや空中浮遊や剣を飲み込む芸とかその辺は結構楽しめました。
それから、ジャッキーさんドバイ好きねえwドバイは金持ちの街って感じが良く出てました。

まとめ、何も考えないで気軽に楽しんで観れる、いつものジャッキーカンフーアクション&少しだけインドヨガアクション&踊りの映画でした。ラスボスも一緒に踊るマハラジャや。

871シャアダム:2018/06/26(火) 19:06:23 ID:rODKo/KA
◆バリー・シール/アメリカをはめた男(原題:American Made=アメリカ人は作りました)2017年アメリカ

1978年レーガン政権時代のアメリカで、CIAに利用され、共産主義国の情報収集ための飛行機を使った撮影やコントラ(対共産主義勢力のニカラグア民主軍)への武器運び屋となり、逆にCIAを利用して、コロンビアの麻薬カルテルのコカインの運び屋となった「バリーシール」という男の犯罪まみれ、汚い金まみれの破天荒な半生を描いた伝記映画。

感想:結構面白かった。犯罪映画なので主人公の生き方に賞賛は出来ないけど、興味深い伝記映画だった。ウォータゲート事件を扱った「大統領の陰謀」の親戚のような映画で、こちらは最終的にレーガンが関わったとされる「イランコントラ事件」に繋がるところがストーリーが上手いねえって感じだ。つまり犯罪者の人生を描く事によって、アメリカの闇(CIAやNSCの陰謀)を描いてる所が憎い演出だ。
バリーシールの残した告白ビデオにそって映画は展開していくのだが、この人の人生を見てると、何処かで引き返せなかったものかって気の毒に思う。まず、気まぐれでパイロットを辞めたのが駄目。次にCIAの仕事を引き受けたのが駄目。コロンビアでメデジンカルテル(麻薬カルテル)にホイホイついて行ったのが駄目(断ったら殺されてたかも知れないが)。これでスリーアウト。まあ、最初に葉巻を密輸していたのが駄目だったんだけどね。連鎖的に破滅から逃れられられない運命な所は不運だなあって同情を禁じ得ない。
幸せな人生を送りたいなら小さな犯罪でも犯しちゃいけないねって思うわ。そしてこの映画からは、平和な日常に見えてもすぐ足下に闇が蠢いているから常日頃から油断禁物だよって言われてるようにも感じましたわ。

さて細かい部分の話。まず架空の会社IACってCIAを文字っただけじゃんって築いてワロタ。CIA局員のシェイファーってドイツ語で牧羊(意味深)。パナマ・ノリエガ将軍はCIAから6600万(今のお金に換算して)貰っていたのか。最初のコカイン運びで主人公は何と3.6億円(今のお金の価値に換算して)も貰っていたのかwパナマに行っていた主人公はなぜコロンビアに立ち寄って給油しようとしたのか(これさえ無ければ犯罪カルテルとの接触も無かったのにねえ、誰かにはめられた?)。あと、主人公の説明でホンジュラスとエルサルバドルを間違えているんだが、これは主人公のいい加減な性格を演出したものなのか?引っ越した先のアーカンソー州ミーナって人口がたったの2647人なのに、ポーク郡いちの市って、アーカンソー州の人口密度はどうなってんのw
2000エーカーの土地をタダで貰う主人公、2000エーカーって正方形に直すと縦2.9㎞×横2.9㎞の土地ですね(結構広いね)。嫁の弟のJBは大金持っていただけで不審者として捕まっちゃのか(警官見て逃げるからだよなあ、馬鹿だなあw)。まあ、FBIに目を付けられていたからなあ。それから「グリンゴ」は「よそ者のアメリカ白人」の事。救世軍はキリスト教の慈善団体。

あとは、コントラ。コナミのゲームでは格好いいのに、お金が欲しい楽がしたいだけの何か情けない集団だったねwクリントン知事から電話は来るわ、ジョージブッシュと会話するわ、オリバーノースとも会話するし、結構有名人と知り合うところの面白かった。それから、撮影中飛行機事故で2名死亡とか、トムクルーズがスタントを使わないで自分で飛行機を操ったって言うから驚き。あと、一番調子に乗っていた1982年夏(上映時間で言うと52分頃)のクラシックメドレーBGMが秀逸で何度でも聞きたかったですね。

何度も書きますが、犯罪映画なので賞賛は出来ませんが、とても面白くてやがて哀しい見応えのある映画でした(人生の浮き沈みを楽しめる人向けですね)。

872唯野:2018/06/28(木) 06:26:35 ID:8mh0JMu2
マーベル・シネマティック・ユニバースのメインヒーローの一角であるソーが主役のSF(スペースファンタジー)アクション映画。

なおMCUにおいて、オーディンやソーたちははっきりと「異星人」であり、彼らが過去に地球で活動した事跡が、地球人たちによって神話として語り継がれ記録されたのが「北欧神話」であるという設定だそうです。
●マイティ・ソー
●「マイティ・ソー」
勇敢で真っ直ぐな性格ながら脳筋なのが欠点のソーが勝手に暴れた結果、力を奪われて地球に追放され、そこで現地の人間たちと文化摩擦を起こしながら徐々に人格的成長をしていく、というコメディ的な側面と、シリーズおなじみのド派手なSF(スペース・ファンタジー)バトルアクション大作としての側面があり、一作で二度美味しい爽快な作品。

ソーが武器として操るムジョルニアは単なるハンマーに見えて多彩な攻撃方法があり、そういう点でも私好み。
あと超シリアスな場面でヒロインがクソダサTシャツを着てるのに気づいた自分を褒めてやりたい

873唯野:2018/06/28(木) 06:27:12 ID:8mh0JMu2
あれ、なんかコピペミスってる

874唯野:2018/06/28(木) 18:38:09 ID:8mh0JMu2
●サタンクロース

サンタの正体とは、西暦1005年に天使に(カーリングで)打ち負かされて1000年間プレゼントを配る罰ゲームをさせられていたサタンの息子であった。彼は罰の期間が開ける2005年のクリスマスをもってついにその本性を現し、クリスマスを祝う人々を虐殺していく……というブラックコメディ映画。

基本的に殺される人はその直前に嫌な人であることが強調されるので、いわゆる「ざまあ」感を楽しむ映画となっています。逆にそういうのが苦手な人にはオススメできません。
サンタがクリスマスにちなんだ様々な方法で相手を殺していくアイデアが秀逸。
またサンタ役はプロレスラーを兼業しているそうで肉体の説得力も充分。
本編が1時間ちょっとしかないので気軽に見れます。
あとヒロインがえれえ可愛いです

875みる子:2018/06/29(金) 16:38:45 ID:2ahjW22U
・ズートピア
地上波にて。二転三転する展開に良い意味で裏切られました。社会風刺等が理解できてるか分からんですが非常に面白かった。
序盤のチャキチャキ動きまくるアクションパートは動物らしいギミックが一杯でとにかく素晴らしい。
反面後半は事件を追っていくシリアスパート故か、人間っぽいアクションドラマになってしまったのが惜しかったです。

・ファインディングドリー
こちらも地上波。前作ニモで不覚にも感動しまくったので密かに期待していたんですが。
記憶障害のおばさんが時折思い出したり思い出せなかったり、まさにご都合主義。八代亜紀さんがどうたらも心底どうでもいいよ…
ハンクとディスティニーが愛嬌あって良いキャラなのが救いでした。

・ハンソロ スターウォーズ外伝
まぁなんだかんだで楽しめるだろうと思ってたのですが、凄く微妙な作品でした。SWの冠が付いていなくてもいいような…
でも銘打ってなかったらそもそも観に行かないか。本編シリーズの何処にも然程繋がりがない、影響がない、というのもフックに欠けてた気がします。
人権ロボ・L3だけはちょっと良かったかな… あとは山賊が登場する時の音楽とか。
オビワン外伝とかも楽しみではあったんですが先行き不透明になっちゃったので、大人しくEP9を待つことにします。

876唯野:2018/06/30(土) 01:25:15 ID:8mh0JMu2
●ガタカ
遺伝子操作が非常に発達した未来。ほとんどの子供は遺伝子操作によって理想的な心身の持ち主として生まれ、あらゆる人事は遺伝子を確認することで行われる一種のディストピアが舞台となります。主人公は未調整で生まれたために多くのペナルティと差別を受けながら生きてきた男。
彼は己の望む未来に進むために遺伝子検査を偽装して生きていくことを決意するが……という話。

公開されたのは1997年ですが、2018年に視聴してもそのテーマは古びていない、それどころか、当時からぐっと遺伝子操作技術が進歩し、クローン人間やデザイナーズベビーの実現性がはるかに信憑性を持って感じられる分より真に迫るものがあるところが名作の名作たる所以でしょうか。

主人公は「劣等な」遺伝子を持って生まれたがために苦労する男ですが、一方で優秀な遺伝子を持って生まれたがために苦労する男も登場し、また遺伝子で差別されこそすれ、人種・肌の色・男女差別は消滅している世界というのもいろいろと問題提起を見いだせる設定といえましょう。

基本的に、画面も物語も静かに進み、派手なアクションやSF的ギミックはほとんど登場しませんが、淡々としてそれでいて緊張感を持って進むストーリーは見ていて飽きさせません。(まあ警察がちょっと無能すぎない?と思う部分もありますが、遺伝子鑑定にすべてを頼り切っている社会ではこうなる、ということで)

さてここから重要なネタバレになりますが……

この物語をひときわ名作にしていると思うのが次の2点。
一つ目は、遺伝子鑑定による欠点の判定は実は全然間違っていないということ。
主人公はちょっとした不注意でピンチに陥り、短気にはやって暴力をふるい、自暴自棄になって全てを諦めようとし、近眼になり、心臓に障害を抱え、それでも前に進もうとする。ハンディキャップがあることは夢の実現を困難にするが不可能にするわけではないというメッセージ性が本作を貫いています。
第二に、この遺伝子で全てを判定するような作中の社会の中で、それに反抗しようとするのは主人公だけではないということ。終盤にばたばたばたっと明らかになりますが、彼は多くの人の助けを借りて出発します。主人公は必死の努力を行いましたが、己の身を投げ出して彼を助けた人が何人もいるということ。つまりこの物語は、主人公一人の成功譚ではなく人間讃歌の物語であるということです。

877ヒロ筋肉痛:2018/07/01(日) 18:43:01 ID:UEJRkgZU
■ハン・ソロ
面白かったんですが、傑作ではなく良作くらいかな、という感じでした。
作品の規模からすると興行収入でコケたのも当然かな、と。

ローグ・ワンは脇役達が主人公だからこそ「デス・スターの弱点を報告した」という重要な役割を演じたわけですが、
若いハン・ソロが主人公だと設定上スターウォーズの重要な部分に絡んでくるのは不自然になっちゃいますし、
企画自体に無理が有ったように思います。

キャラの魅力だけで持っている映画でしたが、
ハン・ソロよりも師匠や盗賊のリーダーの方が魅力的で、
やっぱりこいつらを主人公にしたスピンオフ作ったほうが良かったんじゃ……と。

878もにゃら:2018/07/02(月) 00:23:06 ID:OC.uUlQ.
○Vision

何これ…
何を描きたかったのか、何の映画なのかさっぱり分からない……

○ウタモノガタリ
何これ第2段
監督が歌をテーマにしたオムニバスらしいですが、どれも何を描きたかったのか分からない
東日本大震災をモチーフにしているようにも思えますが…


○オンリーザブレイブ
実際にあった森林消防隊の話。
巨大山火事に挑む20人の精鋭!
「恐れるのは愛する人の涙だけ」
このキャッチフレーズで1人残して全滅は…
実際にそうだったそうですが…


○パンク侍
パンクでした
一応は時代劇なのに「ワード」や「ウィンウィン」などと言った単語が飛び交い真面目な時代劇をやる気がないことをそうそうにアピール!

ほうぼうにお笑い要素がありますが…

主人公の十之進のハッタリがドンドン飛び火して果てしなく拡大していき、出どころである十之進にも、ハッタリを利用してライバルを蹴落とそうとする家老、ハッタリに乗った新興宗教幹部にも、誰にも制御出来なくなって暴走の果てに誰1人として幸せにならない結末は無常感があります

○ワンダー君は太陽
障害を持って生まれた少年が小学校に通う話。
障害が理由でいじめられたり、友達が出来たり、ケンカしたり、仲直りしたり
姉ちゃんサイドの話も面白かった
アメリカは新学年が9月からで学年の変わり目にはサマーキャンプとかある
で、サマーキャンプから帰ってきた中学時代の親友と高校で再会したら派手な外見になった上よそよそしい態度になり、イケテル男子と仲良くしてると凄い目で睨んできたり…
オチは本人にとってだけ深刻な内容でした(笑)

879唯野:2018/07/03(火) 14:11:02 ID:8mh0JMu2
●マイティ・ソー/ダーク・ワールド

今回は主な舞台が地球以外の世界ということで、ますますSF(スペースファンタジー)度があがったマイティ・ソーシリーズの第二作。

新たな脅威、ダークエルフを相手にソーが奮戦します。「アベンジャーズ」を間に挟んでいるので、それを見ないと前作で宇宙に追放されたはずのロキが冒頭で戻ってきている理由がよくわからないことになるので注意。

私は夜の戦いなどアクションシーンで画面が暗い洋画があんまり好きではないんですが(なにやってるのかよくわからなくなるので)、本作は敵がダークエルフだからかバトルシーンが暗く減点対象です・

またダークエルフが強いというよりアスガルドが弱い、あるいは間抜けに感じられるのも難点。
終盤いろんな伏線が一気に繋がっていくのはお見事。
ソーよりもロキの活躍が印象深いのでロキが好きな人向け。

880唯野:2018/07/03(火) 23:50:51 ID:8mh0JMu2
●ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー: リミックス

マーベル・シネマティック・ユニバースの中でも最もコメディに振った作品の第二作目。今回も基本コメディ調ですが、前作では明かされていなかったクイルの過去と両親についての真相が明らかになります。
MCUの一作ということになっていますが、この時点で他作品とのからみは無いに等しいので独立したシリーズとして見てもぜんぜん大丈夫。

さて洋楽の懐メロネタがウリの一つらしいんですが、洋楽全然知らないので前作は今ひとつのめりこめませんでした。
しかし今回は主人公のクイルのみならず、他の登場人物のキャラが一層魅力的に映し出されており、私の評価は高いです。(特にベビー・グルートの可愛らしさはあざとい!)

本筋とはちょっと離れますが印象的なシーンで、クイルがガモーラを口説くところ。「相思相愛だけどそのことを口に出していうと関係が壊れてしまいそうで敢えて言わないでおく」という文化がアメリカにもあったのですね。なんかアメリカ人というとおはようやおやすみよりも頻繁にアイラビューアイラビュー言ってるもんだという偏見があったのですが。

冒頭のモンハンがすごく琴線に触れるしグルートは可愛いしどうしようもないギャグとわざとチープなCGも面白いし、若干家族愛押しがくどいところもあるけど、EDまで飽きずに見れるよう工夫があるしグルートが可愛いのでよかったです

881唯野:2018/07/04(水) 13:37:56 ID:8mh0JMu2
●キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー

マーベル・シネマティック・ユニバースの中でもトップクラスに評判の良い一作。
キャプテン・アメリカシリーズの第二作です。

主人公であるキャップそれ自体が最近では逆に珍しくなった王道的ヒーローな性格の持ち主なわけですが、それに合わせて本作も王道のアクションムービーとなっています。

要素要素を見るとそれほど奇抜なことをやっているわけではありませんが、全ての完成度が高く見ていて心地よい高品質な映画。
肉体のアクション、メカのアクション、戦いのアクションが続けざまに行われ、そこに意外な展開、意外な味方、意外な敵が現れるのだから面白くないはずないですね。

前作ではキャプテンアメリカ誕生秘話みたいな話だったので、ある意味本作こそがキャプテン・アメリカの本編みたいなものと言って過言ではないかもしれません。

882唯野:2018/07/04(水) 14:44:14 ID:8mh0JMu2
「キャプテンアメリカ/ウインターソルジャー」は結構政治ネタや時事ネタを織り込んでいるという話 ttp://www.nicovideo.jp/watch/sm23760454 まあこんなこと知らなくても楽しめるっちゃあ楽しめます

883唯野:2018/07/05(木) 03:39:26 ID:8mh0JMu2
●シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ

キャプテン・アメリカシリーズの3作目……というタイトルになっていますが、「エイジオブウルトロン」から直接繋がっていること、アイアンマンをはじめとして他のヒーローもたくさん出てくることから(あとヒーローたちが仲間割れするからw)実質的には「アベンジャーズ3」的な内容になっております。

マーベル・シネマティック・ユニバースの中でも特に雰囲気が重くシリアスな一作で、その辺りで好みが別れるかもしれません。アクションシーンも他作品に比べるとやや控えめ。とはいえそれはあくまでMCU内での話。特にカーチェイスシーンは圧巻です。

核兵器クラスの戦闘能力を持つヒーローたちを国連の管理下におくかどうかでアベンジャーズが真っ二つに分かれるという話ですが、キャップの心情は「ウインターソルジャー」を視聴しておかないとその切迫感がわからないかも。また社長ことスタークがいつになくしおらしいのも、アイアンマン2、3の影響があり、さらにスパイダーマン、アントマン、ブラックパンサーも顔見せ程度ですが登場するという、これまでのMCUの集大成的作品。逆に言うとちょっとハードルが高いかも。

あとどんなに面白い映画でも2時間半は長い……

余談ですが、本作には黒人のヒーローが3人出てきます。が、コスチュームを着ていない状態だと私には誰が誰だか見分けがつかないという……(「なんでファルコンがブラックウィドウ相手に初対面みたいな会話してんの」→「ブラックパンサーの中の人だった」)。

884唯野:2018/07/05(木) 14:02:27 ID:8mh0JMu2
●マイティ・ソー バトルロイヤル

ええ……なにこれギャグは全部滑ってるし展開は全部唐突だし、褒めてる人は多いようだが全然わからん。見るのが苦痛。ハルク以下。MCUの中で最低。
感覚的には「ジュラシックワールド」「ターミネーター3」あたりと同じ感じ。この2つの映画がダメな人はダメじゃないかな。
ラストバトルの展開は良かったので星2。Immigrant Songが最初流れた時はなんだそりゃと思ったが2回目に流れる時の伏線(?)だったか。歌詞を考えればいい選曲……でも2回目の戦いはハンマー無くなってるじゃんよ

885シャアダム:2018/07/05(木) 23:36:37 ID:rODKo/KA
◆料理長殿、ご用心(原題:Who Is Killing the Great Chefs of Europe?=ヨーロッパの偉大なシェフ達を殺しているのは誰?)1978年米・伊・仏・西独合作

ヒロインのナターシャ(デザートの有名シェフ)が関わったヨーロッパを代表する有名料理人が次々に殺されていくという謎解き要素アリ、コメディあり、サスペンス有り、豪華なグルメ有りのエンタテイメント映画。
もう少し詳細にストーリーを書くと、ナターシャは料理雑誌編集長の超肥満のマックスが主催する「イギリス王室晩餐」のシェフとしてロンドンに呼ばれる。ロンドンでは元夫ロビーがよりを戻そうと彼女を待ち受けていた。一方、ヨーロッパを代表するシェフとして雑誌に載せてもらえなかったグランヴェリエ(肉料理のシェフ)はマックスと選んでもらったルイ(ハト料理シェフ)に恨みを抱く。そして「イギリス王室晩餐」が見事成功したその夜、ヒロインとルイは浮かれて関係を持つ。それを覗き見するストーカーまがいの行為をする元夫ロビー。
次の朝、ルイは何者かによって殺されてオーブンに入れられン焼かれていた。元夫ロビーとグランヴェリエが容疑者として疑われることになる・・って感じです。

感想:まず思ったことが、音楽といい雰囲気といい配役といい、あの有名映画「シャレード」に似てるなあって思いました。「シャレード」よりコミカルですけどね。主人公のヒロイン「ジャクリーン・ビセット」も性格がチャーミングで「オードリーヘップバーン」の役に似てるかな。ただし、このヒロインはすぐ男と寝る、軽い所がありますけどね(元夫以外は)w元夫もストーカーっぽくて凄く怪しく、味方なのか敵なのか何が目的なのか分からない、怪しいんだが凄く陽気な面もあり(演技なのか?本当に明るい人なのか?)って結構観る者を惑わせてくれます。そういう、誰が真犯人なのか最後の最後まで分からない所が面白かったですね(観た人は絶対真犯人はいわないで下さいw)。
そして、謎解きやサスペンスだけでなく、コメディ部分も爆笑はしないけど良い感じで挿入されていて、楽しかった。超肥満のオデブちゃんのマックス編集長はその存在だけでサスペンスからコメディに変えてくれるからズルいですねwマックスの行動を観てるだけで笑える(食べ過ぎで病気な部分はちょっと笑えないけど)。出てくるシェフ達のキャラも特徴が有って楽しいですね。忘れてはいけないのが、料理の数々、観ているだけで楽しくなってしまう程贅沢で豪華。爆弾ケーキなんか使う苺の数が凄くて、ほんとロイヤルな料理ってレベルが違うなあって感じでした。甘ったるそうで美味しそうとは思わなかったけどwラスト付近でマックス編集長が注文した料理の多さ!観てるだけで食べ過ぎ肥満で死にそうって感じで、料理がもう毒にしか見えませんでしたわw
ストーリーもいいし、見た目も楽しめる、全体的に陽気なキャラが多く楽しい気分いさせてくれて、見終わった後の余韻もまあまあ良い(人によってはしょうもない理由で殺されているって思う思うだろう部分がマイナスかな)そんなグルメ・謎解き旅な映画でした。

そういえば、西ドイツとの合作なのに西ドイツはロケ地になってなかったなあ、何に協力したのかなあ?

886:2018/07/08(日) 12:54:31 ID:OGocGjp6
▪️ハン・ソロ
期待してたほどアクションシーンに迫力が無かった。主人公の成長を丁寧に描いてる印象。主人公も脇役達のキャラも良い。俳優達の演技が素晴らしかった。ストーリーは良くも悪くもシンプル。7や8のような変化球は無かった。
最後主人公が彼女を置いて出発したっぽいシーンが疑問。ハンソロは彼女が宝石を盗って一緒に逃げるつもりだったんじゃないの。彼女はそのつもりでは無かったけど、そのことをハンソロは知らなかったのに。

887ズバロット:2018/07/08(日) 17:12:41 ID:u.tz1/Lc
彼女に逃げられたんすよ・・・

888シャアダム:2018/07/09(月) 17:32:45 ID:rODKo/KA
◆紳士協定 1947年アメリカ

アカデミー作品賞受賞作品。紳士協定とは相手のことを信用して紳士協定、文書にせずに結ぶルールや約束事。
この映画の場合の紳士協定は「暗黙のユダヤ人差別協定」のこと。
この映画が作られたのが日本が敗戦して2年後という時代だが、この映画の設定は第一次世界大戦後の世界。

ストーリーはある敏腕記者(グレゴリーペック)が編集長に呼ばれて家族とともにニューヨークへ引っ越してきた。編集長は彼に「反ユダヤ主義」(編集長の姪(ヒロイン)が発案)について記事を書いて欲しいと頼む。そこで彼はアメリカの社会の中で差別されている「ユダヤ人」になって(他の人には自分はユダヤ人だと思わせる)どういう差別を受けてるのか体験してそれを元に記事を書くことを思いつく。
社会派映画であると同時に編集長の姪とのラブストーリーでもある。

感想:丁寧な家族の日常の演出や家族(特におばあちゃん)やユダヤの友人やユダヤの秘書やファッション記事担当の女性の存在が女性きらりと光る映画でした。とは言っても途中までは少々退屈な映画でもありました。でも物語が急激に動き出すラスト30分が濃くて、差別に対するこの映画の主張素晴らしかった。「差別を嫌って主張しても、行動に起こさなくてもいざという時に沈黙していれば意味が無い」とか、夫婦のあり方とか色々と共感されられたり、考えさせられる部分が多かった。
アクションとか子供が楽しめるシーンは一切無いけど、こういう静かで丁寧で考えさせられる映画もたまにはいいなあって思いました。グレゴリーペックって何処かで観たことがあるなあって思ったら、「ローマの休日」や「ナバロンの要塞」や「オーメン」の主役の人か。昔の超イケメンって所だなw凶悪インディアンと戦う「レッドムーン」も好きだったなあ。
で、本題に戻すとこの頃って黒人並みにユダヤ人って差別されていたのかなあ(ドイツのこと悪く言えないじゃんw)。ちょっと調べたけど文献が多すぎて、理解するのに1か月は懸かりそうなので、考える(読むのを)のを辞めたwまあ、村八分にあってたらしい事は理解した。

あと、おばあちゃんの存在が素晴らしいね、的確な助言、主人公の心の支え。そしてユダヤの友人がヒロインのやや利己的な考えを優しく気付かせてあげるところの演出も素晴らしかった。ただね、主人公が嘘をついて「自分はユダヤ人だ」と偽っていたのは取材のためとはいえ、背徳感があるなあwユダヤ人の秘書なんか裏切られた!って思っただろうなあ。

とはいえ、観ても損はしない全体的に静かで大人な映画でした(自分はね)。
あと、ラブロマンスに関しては引っ付いたり離れたり思わぬライバルが出たりまた引っ付いたり離れたり、結構忙しいw



889シャアダム:2018/07/10(火) 07:06:32 ID:xSoXLvgQ
◆マネーモンスター(貨幣の怪物)2016年アメリカ

監督がジョディーフォスター(「羊たちの沈黙」の主演女優)って所でちょっと吃驚。いつから監督業をしているのかなど調べたら、彼女が女性と結婚している(ゲイ)って所も吃驚。
主演のジョージクルーニーも「オーシャンズ8」で制作を担当してるから、いずれイーストウッドのように監督にでもなるのかなあw

ストーリーは人気経済情報番組「マネーモンスター」の司会をしている主人公が番組内で「アイビス社」の株を買えって言ったことを信じて買って大損した視聴者が、アイビス社の社長がゲストで出る回を狙って番組中に爆弾と銃を持って乗り込んできた。彼の要求は「何故アイビス社の株が急に値を下げたのか?その本当の原因を全国中継の前で説明しろ」と言うものであった。
爆弾のチョッキを着せられた主人公と犯人、そして放送局スタッフと警察の長い戦いが始まるというサスペンス映画です。

感想:なんていうか、ちょっとだけ豪華な2時間のサスペンスTV番組を見てるかのような、どことなく漂うチープ感があり、まだ監督業に不慣れであろうジョディフォスターが作ったと言うことで納得しました。頭の弱い短気な犯人(素人)が一人番組中に乗り込んできたという設定だけで、一時間四十分の映画を一本撮ろうという発想がなんだかな〜って感じです。映画として華が無いなあ。
面白くなくは無いのだが、どこか脚本も演出も素人が作った感じがするのは自分だけだろうか。ラストもなんとなく後味が悪く、何を中心に持ってきたかったかぶれてる気がするなあ(素人考えですが)。まあ、ちょっとだけあの「リーマンショック」を思い出しました。実はああいう株価やFX大暴落事件の裏には陰謀があるのでは?って発想から作ったのかなっても思いました。

批判的な感想ばかりですが、良い所もあります。まず、犯人が番組を乗っ取る場面から急に「韓国」やアフリカの炭鉱ストの場面に切り替わった時は、まさかこの事件がきっかけで世界中の人が巻き込まれる壮大な事件になるのか?ってミスリードさせてくれた所です。面白い演出だなあって思いました。これは事件解決の伏線だったんですね。
それから、コンピュータが証券取引の高速化を可能にした云々の蘊蓄が某小説「未来恐慌」(2015年)でも同じ事を題材に書いてるので「お!」って興味が持てたことです。ただこの映画の場合、株価暴落の原因は●●にあったって事で違いますけどね。

面白くなくは無いが、映画館でお金を出してまでは観たくないかなあ、ちょっと華が無い感じ(お金が掛かってない感じ)のTV二時間スペシャル刑事ドラマみたいな映画でした。

890シャアダム:2018/07/12(木) 20:26:13 ID:xSoXLvgQ
◆波止場(原題:On the Waterfront=河岸にて)1954年アメリカ
8部門のアカデミー賞に輝いた作品。河岸で働く労働者から仕事紹介料を搾取して、仕切っている労働組合と称する暴力団。悪事を密告したり証言台に立とうとする労働者を次々と殺害・排除していた。
主人公もその暴力団の一人だったが、親友を殺され、親友の妹や神父が暴力団に対して立ち上がるのを観て、感化されしだいに反抗するようになる。そして暴力団との全面対決に。という実話を元にアレンジして作った(そう解説してあった)社会派映画。

いやあ、ハードでキツい映画だった。反抗すれば殺される暴力団に対して正義を貫こうとすることが、いかに大変で辛く厳しく覚悟がいるかが、よく分る映画だった。みんな目の前で殺人が起こっても見て見ぬ振り、主人公も身近な人が殺されてはじめて立ち上がる、立ち上がっても味方は神父とヒロインだけ。みんな怖くて観てるだけと言う状態。
何時殺されるか分からない孤立無援の街に住むって、その辺のホラー映画より怖いわ。神父も主人公には立ち上がれっていうくせに、自分は説教ばかりで何もしない、やや安全な立場からエールを送られてもなあwヒロインも最初は意気込んでいたのに、「この街から逃げて奥地で暮らそう」って弱気に。
ただ、相手の暴力団(本人達は労働組合の役員を称する)の規模が7、8人って少ない上、マフィアみたいに横の繋がりが無いのが不幸中の幸い?かなあ。

悪に立ち向かうのがいかに大変かよく分る映画でした。主演のマーロンブランドって調べたら、問題児すぎて笑っちゃったw学校は退学に次ぐ退学で、撮影でも様々なトラブルを起こして嫌われ者だったらしいwせっかく映画では体を張った正義のヒーローだったのに・・。

でも凄く面白い映画でした。ずっと面白くて見入ってましたわ、さすがアカデミー賞作品。いやあ、自分は真似できないなあ。正義を貫くって命がけ。

891シャアダム:2018/07/12(木) 20:35:25 ID:xSoXLvgQ
「波止場」追記

こういうストーリー何かの映画で観たことあるなあって思ったら
「摩天楼ブルース」って港街を仕切る不良集団にたった一人で立ち向かう風来坊の主人公(役者はビンセントさん)の話だった。

あと、もう一つこの映画に言いたいこと。そんなに悪事を暴いて暴力団を摘発したいのなら、警察(FBI?)は労働者に紛れるか、こっそり見張れば良いのにw
警察も口ばっかり。

892みる子:2018/07/13(金) 18:54:25 ID:2ahjW22U
・ジュラシックワールド 炎の王国
猛者先輩が再びその猛者っぷりをモサ〜ッと発揮する第2作。島での恐竜大運動会は面白かったが、まさか帰還してからの方が長いとは(笑)

ラプトル・ブルーが賢いのは分かるんですが、今ひとつオーウェンとの絆がしっくり来なかったなぁ。これは前作もそうでしたが。
敵役恐竜のサイズがレックス級だと対人間がやりづらいってのは分かりますが、そのせいでTさんのお役目が… 皆のヒーローなのに。
やはり人間様が相手できるモンスターはグレムリンやエイリアンが限度ということなのか。ドラマにもなり辛いしね…

次作が完結編ですかね? 〆はなかなか面白かったので期待したい。ブッとんだ展開にしてほしいなー。
そしてヒロインのクレアは相変わらずかわいかったです。グウェン演じてた頃の数倍はかわいい。

893:2018/07/14(土) 13:07:16 ID:0zE/tNWM
ジュラシックワールド2
これ、パーク2を元にしてきてるんですね

色々とガバガバなのはいつものことですが、今回は登場人物全員クズしかいません
清々しいクズっぷりにちょっとびっくりしました

894シャアダム:2018/07/14(土) 17:28:32 ID:xSoXLvgQ
◆普通じゃない(原題:A Life Less Ordinary=普通以下の生活)1997年アメリカ

天国の主任ガブリエル(天使)は部下2名に「とある二人の恋愛を成就させろ、失敗したらずっと地上で暮らすことになるぞ」と命令する。その二人とはさえない無職の青年(ユアンマクレガー)と金持ちの我が儘お転婆お嬢さん(キャメロンディアス)。彼らははひょんな事から誘拐犯と人質として逃亡生活を送ることになる。裏では二人を引っ付けようと天国から来た二人が四苦八苦する、そして娘の親(社長)は誘拐犯となった主人公青年を殺そうとする、ドタバタ恋愛コメディ映画。

なんて言うか、脚本がグダグダで、久々に酷い雑な映画を見たって感じですw最初は天国の使者達が魔法などで二人の恋を応援するのかなって、アメリカ人もこういう日本漫画的なラブコメ映画を作るのだなあって期待したけど、天国の次のシーンが、ヒロインが遊びで気に入らない男の頭の上にリンゴを乗せてそれを打ち抜こうとして失敗して、男の前頭葉を打ち抜いてしまう。男は「痛い痛い」って行って死にはせず、あとは何事もなかったように話が進む(もうこれだけで酷い)w
天使に使わされた二人も、車に押しつぶされても死なない丈夫さのくせに、銃で額を貫かれてあっさり死亡(訳分からんw)。何か全ての設定がゆるゆるでいいかげんで、見てるこっちは引きつった半笑い状態。笑いが中途半端で途中の歌とダンスがせっかく格好良く決まったのにラブコメとしてもパッとしない。誘拐犯のくせに危機感もなく、警察にも追われないし、全てが中途半端なギャグで誤魔化す始末。

キャメロンディアス映画なので期待したんだけどなあ。

まあ良く言えば、友達とくだらねー!って言い合いながらワイワイ楽しむ映画かなあ。あ、この映画のキャメロンディアスって「ミラ・ジョヴォヴィッチ」に似ていて最初彼女かと思ったし、ユアンマクレガーはさえない演技が上手い「 濱田岳 」っぽいねw社長役のイアンホルムは「エイリアン」のアッシュなのか。うーん俳優は豪華なんだがなあw

895レト:2018/07/15(日) 14:26:24 ID:Vc7bU3PQ
ジュラシック・ワールド/炎の王国
シリーズ作品の繋ぎの典型みたいな映画。
前作のテーマの継承と続編への布石としての役割が大きく逆に単体での魅力に今一つ欠ける。
前作が意欲的な内容だっただけに本作ももっと攻めた内容であって欲しかった。
タブーともいえるクローンを描くなど従来のバベル的なテーマに踏み込んではいるものの
ドラマとしては正直物足りない。
序盤と終盤の恐竜大脱走は絵的に面白かったけど、インドラプトルは前作の何でもありだったインドミナスに比べるとやや力不足。
率直に言ってしまえばやっぱり「次回作に期待」ってところかな。

896シャアダム:2018/07/16(月) 21:09:06 ID:xSoXLvgQ
◆ミッドナイトエクスプレス (1978年アメリカ)

ミッドナイトエクスプレスとは隠語で「脱獄」の事である。が、この映画は終始脱獄ばかりやってるわけではなく、どちらかというとトルコの刑務所内での惨めな生活を描いた作品である。
主人公はいたずら心?でハシシ(麻薬)をトルコから外国に持ち出そうとして、ちょうど麻薬密輸取り締まり強化していたトルコの警察に捕まってしまう。ハシシの売人取り締まりに協力してくれたら罪を軽くすると持ちかけられたが、土壇場で逃亡してしまい、再び捕まって問答無用に刑務所へ、禁固3年の罪となる。そして3年後、もうちょっとで刑期を終えようとしたとき、トルコ政府の意向で更に30年の刑を追加される。
絶望する主人公。ついに脱獄を決心すると言う、実話に元にしてアレンジを加えた刑務所映画です。

まず、ジョントラボルタの「ミッドナイトクロス」と間違えて借りてきた事を報告wこの映画の主人公が「ブラッドピット」かと思った事も報告(何となく似てる)。そしてこの映画、脚本があの「オリバーストーン」数々のアカデミー賞やゴールデングローブ賞に輝いた作品だった(意外と凄い作品だった)。

で、感想だが、刑務所内の生活が怖いし生々しいし、映画自体が面白くて一気に2時間飽きずに観られた。最初主人公はイスラム系の自爆テロで、死の決意が鈍ってトイレで震えてるのかと思ったら(ネタバレなので詳しくは)視聴者へのミスリードかよwそれにしても何かいい加減な気持ちで悪いことをして(それも当時アメリカと仲の悪いトルコで)、全て自業自得やん。親父が来て「何とかしてやるからな」って言われて、泣き縋り付く主人公(なんだかな〜後悔するくらいなら悪い事するなよ)。全然主人公に同情できなかったわ。
しかし、類人猿みたいな看守の憎たらしい事で段々主人公に同情して、トルコ政府が見せしめに無期懲役にしようとしてるのを見て、こりゃあまりにも酷すぎるって思いましたわ(実話らしい)。ジミーやマックス(囚人仲間)が脱獄を密告されたり、飼い猫を殺されたり、麻薬の売人にされたりして、看守に痛めつけられて、だんだん正気を失っていくのが見ていて辛かったなあ。ラスト近くで、賄賂を渡して受け取りながらゴリラ看守が主人公を正気を失うまでレイプしようとするのは怖かったわ。そしてラストがどうなるかは見てのお楽しみです。
面白いけど怖い、外国で罪を犯すと二度と日本の地は踏めなくなることもあるのだなあってゾッとする映画でした。

あ、昔見た「パピヨン」って映画に似てますね。「パピヨン」もう一度見たいなあ。「ミッドナイトクロス」もw

897ヒロ筋肉痛:2018/07/20(金) 17:44:36 ID:UEJRkgZU
■ブリーチ(実写映画版)
色々と欠点も有りましたが、アクションが見応えありましたし、
キャラの原作再現っぷりが思った以上にしっかりしてて良かったです。

白哉お兄様の舐めプっぷりがもう凄くて、
「お前何回とどめを刺した気になって余裕ぶっこいてんだよ!ちゃんと戦えよ!」
と思っちゃうオサレバトルっぷりが非常に原作再現してました。

キャラのアホさや話がペラッペラな所なんかも含めて、
まぁ、なんというか、良い所も悪い所も原作通りの作品でした。

898わんのねこ:2018/07/21(土) 21:48:04 ID:LFxfcWdc
・未来のミライ
細田守 / 家族 / 幼児 / 家庭

家族の話、親子の話、兄妹の話、夫婦の話、過去から未来へつながる話。
最高ですね。細田監督作品で一番好きですよこれ。
劇場では上映二日目だからか、そこそこ埋まっていて、
笑いところでお子様がちゃんと笑ってくれていましたよ。

「段差の家」を用意した時点で、勝ったも同然というか、
ランドマークとしても素晴らしい。
段差の家も樹も、血のつながり・親子関係を連想させるものですね。

小説版をさきに読んでいたので、だいたいこういう画がくるだろうという
予想はあったけど、軽々それを超えてくれるのは嬉しいですね。

アニメ誌で細田版「となりのトトロ」的なことを言っていたけど、
父・母・兄・妹・犬という家庭構成はむしろ、
クレヨンしんちゃんの野原家と対比させるべきというか、
いや、細田で兄妹ならデジモン無印か?

母親好きすぎますね。愛が目立ちすぎる。
芝居だけ観ると、母親が中心になってしまうかな?
星野源の絶妙な芝居の距離感も好きですよ。

作画的な見所は、まあ全部なんですけど。
山下高明が画面構成だけで原画にクレジットがありませんでした。
井上俊之は今回は不参加ですか、珍しい。
西田達三がいないってどういうこと!?

899わんのねこ:2018/07/21(土) 21:51:39 ID:LFxfcWdc
あとついでに、コンテ集を可及的速やかに刊行してほしいです。

900ガフ:2018/07/21(土) 22:04:45 ID:KSX21Eog
ジェームズ・ガン監督ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー3から降ろされたのか…

901幻獣ハンター:2018/07/21(土) 23:50:27 ID:LpFE8SRs
ミスト
予備知識も前評判も一切仕入れず観る。(今みたら本スレ97にもありましたな)

感想「アメリカ人はやっぱりアホだった」

そうしないと話が進まないのは分かるが持ってきかたってのもあるわけで、
原作と監督が「ショーシャンクの空に」「グリーンマイル」と同一コンビとは思えん。
ただ映画のお約束をいくつかひねってきたところとか、あのラストとか、国の違いによる
宗教観とか死生観とか議論だったらいくらでもできそうではあるが、いかんせん登場人物が
悉くアホすぎる。一人で観てはいけなかったな。多人数でツッコミながら観るべし。

アビエイター
アメリカ人なら誰でも知ってる大富豪兼変人ハワード・ヒューズの一代記。
ただ日本人(というか他国人)には少々説明不足な作品ではないか。潔癖症の母親が
後の不幸を招く、というのも彼の人となりを知っていれば常識だが本作では冒頭に
イメージ的に差し込まれるだけ。結構重要なファクターなんだがなあ。
また、作中色々やってるが、それが成功か失敗かも分からずやたら金だけ掛けてるので
「大きな財布を持ったキ印」にしか見えないのである。(事実そうだけど)
せめて金の出どころというか生活基盤の詳細は説明欲しかった。ラストの公聴会は面白かったけど。
ジョブズもそうだが、唯我独尊タイプの天才って周りは本当に大変。
しかもなまじっか成功しちゃうから目に見えないダメージは補佐にどんどん蓄積されるんだよね。
富と名声は一点集中なのに。
キャサリン・ヘプバーンを演ずるケイト・ブランシェットは流石の名演。
そして「アンダーワールド」直前のケイト・ベッキンセイルが美人さんでこれもまた良し。
キチガイ富豪に振り回されるイアン・ホルムもなかなか良い味。主演のディカプリオ含め
役者は名優揃いで満足。ただこの内容で2時間50分は長すぎだ。

902ギア:2018/07/23(月) 23:07:17 ID:ri5js6v2
・BLEACH
なかなか頑張ってたんじゃないでしょうか。
確かに巻き気味のとこはありますが、ルキア帰還までを纏めるとなると多少の駆け足は仕方ないでしょうし、上滑りも少なく実写の及第点レベルは軽く超えてくれてる印象でした。

特にレンジが凄く頑張ってました、ザビ丸の殺傷力は原作準拠だったんですが、その中でも確かな殺る気を感じささてくれたのはなかなかだったと思いますw

兄様はあー…、ノーコメントで。

903シャアダム:2018/07/23(月) 23:55:12 ID:xSoXLvgQ
◆マルタの鷹(原題:Satan Met a Lady=悪魔は女性と出会った)1936年アメリカ

マルタの鷹は過去3回制作されていて、これは2作目で正確にはリメイク&大幅アレンジ版で3作の中では一番マイナー。
何せ、主人公の名前が違う、探してる財宝が違う、宝物を運んでくる貨物船の名前も「フジヤマ丸」って何故か日本の名前w

有名なハンフリーボガードの「マルタの鷹」を見たかったのに、てっきりそれかと思って借りてきましたwでも大筋は同じだし、それなりに面白かったです。
「シティハンター」とかちょっとコメディチックな探偵物のご先祖様みたいな映画でした。主人公が軽薄で陽気で女ったらし、だがやるときはやる、決めるときは決めるみたいな感じでした。
戦前の映画なので、まだ今のような撮影技術がないので、張りぼてのような貨物船、銃撃シーンやアクションシーンが凄く単調で単純でもっさり、撃たれても血は出ないで、ゆっくり倒れるだけ、凄く微笑ましい死に演技でなんとも言えない、生温かい気分にw
この前観た「名探偵再登場」に似ていて、多分元ネタなのかな。

それでも、ラストは愛のために犯人を庇うの?って変な気分になりましたが・・・すっきり終わって良かったです。
しかし、親友が殺されたのにもうちょっと悲しめよ、デートの方が大事だって、軽薄すぎるだろw
探偵の秘書が美人で明るくて好みでした。

昔の白黒の映画もたまに観る分には気分転換にピッタリ、皆さんもいかがでしょうか。

904もにゃら:2018/07/24(火) 00:21:30 ID:ckd2a4k6
○ポケモン みんなの物語

強面のおっさんみたいな名前の幼女で有名な映画です
ポケモン映画は初体験(*´ー`*)

え〜、まあまあ面白かったです

いくつか気になる点もありましたが、(幼女が一晩であんなん出来るか? ポケモン研究員の発明が戦略兵器級とか)複数の主役格にスポットを当てつつ人間とポケモンの絆を描くと

サトシ
不動の主人公。群像劇なのでやや脇に回った
スーパーマサラ人

カガチ
姪っこを喜ばせたくて大袈裟なホラを吹きまくって、にっちもさっちもいかなくなった中年男性
事実上の主人公

リサ
メイク濃い目のギャル系JK。
ケガをした弟に代わって風祭りに参加
ミニスカニーソに絶対領域、生足クラウチングスタートなどフェチ溢れる
今回のMVPかも

トリト
天才ポケモン研究員。ただしコミュ症でいろいろ上手くいってない。
しれっと戦略兵器を発明してた困ったちゃん

ヒスイ
ポケモン嫌いの老女。ポケモン嫌いなのにトリトの発明のせいでポケモンになつかれてしまった
「おめえつええな。オラと友達になろう」ていつ言い出すかと…

ラルゴ
なぜに幼女にこの名を…
ラルゴが一晩でやってくれました!


カガチとリサが好きかな

905シャアダム:2018/07/25(水) 04:00:50 ID:xSoXLvgQ
◆ベルベット・ゴールドマイン 1998年米英

ベルベットゴールドマインとは直訳でビロードの金山(ドル箱)という意味、多分キラキラとした艶めかしいドル箱スターって言う意味かな。
てっきり「ロッキーホラーショー」(1975年)みたいなかなり昔のゲイ・ホモ・バイセクシャル映画だと思ったら、意外と新しい映画(といっても20年前だが)なんだね。
と言うか、サスペンス物か「時計仕掛けのオレンジ」みたいなサイコ物だと思って借りてきたのに、マジホモ、ゲイ、のロック歌手物だったとは、トホホな感じ。
ホモゲイ物に興味ないので正直2時間も観るの辛かったわw男の気持ち悪い化粧・衣装や裸や男同士のディープキスとかじっくり見せられてウンザリ。まさに「ロッキーホラーショー」再びw
でも超有名でそれなりに評価されてるんだよね。一度は観なきゃって思って気合で観ましたわ。

感想・最初宇宙からやってきた赤ちゃん(オスカーワイルド)どこ行ったの?wジャックフェアリーも主役と見せかけて、ちょい役で終わって、なんなんこの映画?)って疑問で始まりました。
あとから考えるに、この二人がグラマラスロック魂とゲイ魂を受け継いで、主役のブライアンスレイドと男の恋人カートワイルドにその異文化魂やゲイ魂が引き継がれ、新しい遺伝子がイギリスの若者に広められた(グラムロックやモッズファッション)ってことを表現したかったんだね。
つまり、この寓話はゲイ・バイ文化は宇宙からもたらされたッって事だ。

たまに実名が出るんだが、ビートルズは知ってるけどCCRは知らなかった。所々実名が出てほんとの話のように見せるから混乱するわ。あと、思ったけどこの映画の構成が「市民ケーン」方式でもう一人の主役の新聞記者が主役のスレイドの生涯を取材するって感じでした。もう少し男同士のイチャイチャが気持ち悪くなければ、その辺も評価したい気分ではあったけど(自分は気持ち悪すぎて冷静に観れないw)。
まあ、ゲイファッションゲイ文化はイギリスの文化だと割り切れる人なら、途中に挿入されるグラムロック?な数々の良曲にも陶酔できるんだろうなあ。

あとは「才能なんてのはゴロゴロしている、様は伝説を作れるかどうかだ」ってマネージャの言葉が一番の収穫だった。うん、確かに言い得てるし深いかも。
それと、この映画にも「ユアンマクレガー」が準主役で出てたとは気付かなかったぜ(主役と寝たりベロチュウした人)w

自分は結構辛い映画だったけど、ホモ・ゲイに偏見の無い人でロック音楽好きな人には結構楽しめて深い映画だと思う。

906秋あかね ◆1vQiJfbNcU:2018/07/25(水) 12:03:55 ID:nn4nYIgI
>ニセコイ実写版特報
う、うーむ……どうしても原作と比較してしまうからいけないな……。
リアルの人間がやると、どうしても濃くてなあ。
でも、千棘はわりと頑張ってると思いました。

千棘とマリーは目立ってるのに小野寺の存在感がなさすぎて草。
最初、出てることに気づかなかった。

907感想下記:2018/07/25(水) 21:07:25 ID:3ILS2jFg
え、小野寺さん出てたのか?
と思い見直してみたら霊圧を抑えてて草
モブみたいな顔してるだろ。ウソみたいだろ。真のメインヒロインなんだぜ。それで。

908秋あかね ◆1vQiJfbNcU:2018/07/25(水) 21:14:21 ID:0OhEf8bo
>>907 感想下記さん
キャラ的に地味だから今回の特報ではプッシュしなかったんですかね……?
不遇だ。

909感想下記:2018/07/26(木) 00:48:48 ID:3ILS2jFg
おちついてください
まんがのじっしゃかなんていう
ふぁんがよろこばないきかくではそっとしてもらえたほうがとくなのでは(棒)

910感想下記:2018/07/26(木) 01:01:28 ID:3ILS2jFg
全然関係ないですがニセコイの実写化を聞いて原作を貶めているといっている人たちの発言には少々困惑している
貶めれる要素がこの作品にまだ残ってたんだ!というプラス思考に聞こえてくるレベル
また千棘役がカワイクないという意見を聞くと千棘ガチ勢という勢力は存在してたんだなぁと実感した

あとジャニーズに楽をやらせるな!という声を聞きますが
楽をやるのが罰ゲームであることが分かっている人が文句を言っている人の中でどれほどいるのか?

なんだか漫画三次元化反対勢力っていうのはちょっと原作の狂信者とは必ずしもイコールではないのかなぁと思ってしまいますね。

911名無し:2018/07/26(木) 08:35:14 ID:mWBbE/yc
こういう所にいるから錯覚しちゃうけど
原作を普通に楽しんでたファンの方が多数派でしょそりゃ

912あぽーん:2018/07/26(木) 13:12:32 ID:TfwqRv5Y
あぽーん

913感想下記:2018/07/26(木) 19:17:07 ID:3DJ1I81s
原作を普通に楽しんでたファンが実写化に対してバッシングする際になって目立って現れたと考えると
なんだか悲しい気持ちにはなりますね…

914魚類:2018/07/26(木) 21:47:14 ID:EFhFhUuk
台車シリーズを映画でやってくれたらそれだけで許せる自分がいる

915修都 ◆7VC/HIVqJE:2018/07/26(木) 22:53:36 ID:/XJTTU3k
ガンダムSEEDだってファンはたくさんいたのにバッシングしてた方の声がでかかっただけというパターンと同じだと思うけど

916シャアダム:2018/07/27(金) 00:29:31 ID:xSoXLvgQ
◆マイウェイ 12,000キロの真実(原題:마이웨이=マイウェイ)2011年韓国

日本人(辰雄)と朝鮮人(ジュンシク)の二人は幼なじみで良き友達であったが、日本人を憎む何者かに辰雄の祖父(軍人)が暗殺されてから二人は仲が悪くなる。その後、マラソン大会で暴動があり、ジュンソクは強制戦場送りに、そこへ上官として辰雄がやって来てノモンハンで共にソ連軍と戦うが、大敗して双方ともソ連の捕虜となる、そして始まる地獄の捕虜生活。
そんな戦争を通して描く日本人達と朝鮮人達との友情と憎しみをを描いた壮絶な戦争物語。
最初、マイウェイでマラソン大会だったので、1975年南アが制作した「マイウェイ」の韓国版かなって思ってみたのですが、戦争描写が思ってた10倍ぐらい壮絶でしたwかなりお金の懸かった一大スペクタクル戦争映画だった(ハリウッド級)。

まずこの映画を見るに辺り、真実の本当の話じゃ無いじゃん、嘘映画じゃんって思うかも知れない。題名の「真実」ってのは日本人が勝手に付けた題名であり、出てくる人達はみんな多分ほとんど創作だと思うし、題名のそれは創作世界の中での隠された「真実」って言う意味だと思います。これは、家康が影武者だったら信長が高校生だったらみたいな歴史創作物、歴史IF物と同じだと思って観て欲しいかな。
それから、韓国・日本人双方、ヘイトな内容に感情を煽られるかも知れないが、そこは映画を面白くするための味付けだと思って大目に見て欲しいかな。映画の3分の2は韓国VS日本人のヘイト合戦だからなあ。「チョッパリ」とか結構酷い罵りや仕打ちが双方凄い映画だからなあ。逆に腹が立って仕方ないなら観るのをやめることをお勧めしますw

さて感想、結構面白かったです。最初は雑でダイジェスト感がある展開の早い内容に驚いたけど、慣れてくるとダレなくて心地よくなりました。しかし、韓国や中国映画に必ずいるよなあ、主役を引き立てるお笑い専門のちょっとデブのドジっ子脇役。このにも映画も早速登場でうわあワンパターンって思いましたw
でも、ノモンハンの戦い辺りから、一気に面白くなりました。中国娘のスナイパーとの戦い、ソ連モンゴル軍の戦車部隊との激戦、画面をわざとぶらす撮影法は見難くて嫌いだけど、激戦乱戦混戦を表現する分には合ってますね。敵戦車に特攻していく日本兵、頭を打ち抜かれたり戦車に轢かれたりする日本と朝鮮人の混合部隊。吹っ飛ばされる主人公達。いやあ凄かった。
次のソ連捕虜収容所で、日本人とソ連に取り入って偉くなったお笑い担当だったデブとの逆転劇も面白かったが、寒さという自然との闘いが悲惨だった。
あと、捕虜収容所での辰雄(オダギリジョー)はちょっとだけ「戦場にかける橋」のデビットニーブンでしたねw
そして今度はドイツ軍との死闘からラストの「ノルマンディ上陸作戦」での戦い、どれだけお金が掛かってるねん!って吃驚しましたわ。
イギリスに一番近いパドカレーに連合軍が来ると思ってたらノルマンディに来ちゃったんだねwノルマンディから脱走しようとしたら、連合軍が攻めてきた・・驚愕で一気に持って行かれましたわ。
最後まで面白かったんだけど、一つ難癖を付けるとすれば、全部負け戦なのに、二人だけ都合良く生き残りすぎ!ほぼ無傷でw

ラストはフランクシナトラの「マイウェイ」っぽい感動曲で終わりました(やっぱりあの映画を意識したのかな)。

どぎついヘイトスピーチさえクリアできれば、ハリウッドにも負けない結構面白い大作映画だと思いました(今の日本映画じゃ無理かなあ、このスケールの戦争映画は)。

917才蔵:2018/07/28(土) 15:36:15 ID:TfwqRv5Y
久しぶりに 日活ロマンポルノ良かった最高〜
愛染京子

918シャアダム:2018/07/29(日) 01:08:38 ID:xSoXLvgQ
訂正
×戦場にかける橋のデビッドニーブン

〇戦場にかける橋のアレックギネス

失礼しました

919ビックリバコ:2018/07/29(日) 12:38:10 ID:ZLXoEitc
バケモノの子
一度見てたけど改めて。うん、やっぱり女子いらねーな!
中二病から目覚めて一般の世界に憧れるという、主人公の年代からすれば分からなくもない行動も散々面倒を見てもらってる(まぁ主人公の貢献度も高かったとはいえ)恩を忘れてる恩知らずに見える。
豚の人とか駄目親父たちとかとのエピソードをもっと深く掘り下げてればなぁ。

920シャアダム:2018/07/31(火) 06:19:08 ID:xSoXLvgQ
◆グロリア(1980年アメリカ)

ギャングの会計係がFBIに密告してお金もくすねたため、ギャングの制裁により一家惨殺に会う。その前に会計係の妻は親友のグロリアに会計係の息子(フィル)と犯罪の証拠の手帳を預けていた。グロリアとフィルはギャング組織に狙われ追われる事になる、二人の逃亡劇の映画。

一見、ギャングアクションのハードな映画のように思えるが、これはオネショタならぬオバショタ映画で、どちらかというと息子フィルを愛でる女性向け映画かなあ。アクションもそこまで凄くは無い。とはいっても運動神経も良くなさそうなか弱いオバサンが足手まといの子供を連れてギャング軍団と戦うのだから、それなりにハードな展開ではある。
ただ、ずっと二人のオバショタ愛憎の逃亡劇を見せられて、この内容で2時間は長えよ!ってちょっと思ってしまったw上手く解決するのかと思えば、自分は納得のいかないフワッとした終わり方で、この2時間何だったんだ?って少し思ってしまったw
その所為で、ラストの感動のシーンも自分はあまり感動できなかったわ。多分、女性が観ると、フィル可愛い、守ってあげたい、かわいそ〜、健気な少年だわ〜、ラスト感動で涙が出た〜ってなるんでしょうね。うーんやっぱり女性向けかなあ。

ギャングにしつこく追われたり、銃撃戦はそれなりに迫力があって面白かったけどね。のんびり街中で泊まってないで、さっさと遠くに逃げろよって思ったけど、ちょっと主人公も優柔不断だったかなあ。まあ、フィルが少しずつグロリアとぶつかりながら成長していくところはちょっと可愛かったかなあw

2時間は長すぎだと思うけど、それなりに見所も有り、どっちかというと女性向けな映画でした。
シャロンストーンの1999年のリメイク版「グロリア」の方は観たような気がするけど記憶が曖昧なのでもう一度観てみようかな。

921ヒロ筋肉痛:2018/08/03(金) 23:17:37 ID:wyuIOQrM
■インクレディブル・ファミリー
凄く面白かったです。
ヒーロー物としては古今東西あらゆる作品の中で最高峰なのでは。

単純にアクションが凄いし、ヒーローが社会に及ぼす影響を功罪両面からしっかり描いているし、
タイトル通りヒーローと家族の両立問題が現代的なテーマで興味深いし、
どこをとっても高レベルで面白いという贅沢な映画。
ヴィランの魅力がちょっと薄かったのだけ残念。

922みる子:2018/08/04(土) 01:59:03 ID:8l5Ju2qA
・ミッションインポッシブル:フォールアウト
破茶滅茶かつどんでん返しの連続で面白かったです。今回も予想を裏切られまくりで痛快でした。
そしてトムさんは本当に何処に向かっているのだろう。次は映画史上初のリアル宇宙遊泳とかさせられそうだ…

最初のHALO降下のシーンが凄かったので後々の伏線なるのかなー と思ったけどそんなことはなかったぜ。
しかし直後のお便所格闘戦がとにかく凄まじかった。トムさんでもマン・オブ・スティールでもなくお前が輝くのかよ(笑)
それでもヘンリー・カヴィルのどでかい広背筋からオープンスタンスで放たれるフックの迫力には感動いたしました。

某大ヒットダークヒーロー映画を参考にしたという某老舗スパイ映画をさらにオマージュしたっぽい本作。
描写やら劇伴やら、そこかしこにエッセンスが感じられてその辺りも楽しめました。武装トラックによる襲撃っていいよね…
トムさんは歳も歳なんであまり無茶してほしくはないんですが、次作も期待してます。次はホークアイさんも参加してくれるといいなー。

923ヒロ筋肉痛:2018/08/05(日) 01:06:24 ID:z15o8hEQ
■ミッションインポッシブル:フォールアウト
めちゃ面白かったです。
トム・クルーズは歳をとる毎にアクションが凄くなっていくのどういう事なの……。
トムが全力疾走してるだけでなんかもうテンション上がります。

複数の勢力が入り乱れる騙し合いも凄く面白くて、
「クランクインの時点では脚本がほとんど出来ていなかった」というのが信じられないです。
が、確かに、シーン毎に別の映画を見ているような楽しさが有って、
現場でのライブ感が映画のテンションに反映されているんだろうなぁと。

924もにゃら:2018/08/05(日) 23:59:50 ID:ckd2a4k6
○ヒーローアカデミア

熱かった!
ほぼ出番が無かった方々も居たが、メイン勢はだいたい活躍し、最後はオールマイトとデクの師弟コンビが決める!


カッケー!


ところであの発明を量産してもらえばデクは100%出し放題では?

925シャアダム:2018/08/06(月) 07:53:27 ID:xSoXLvgQ
◆カジュアルベイカンシー 突然の空席(2014年 英米)

映画かと思ったら、海外ドラマだった。あの「ハリーポッター」の原作者の作品です。
内容はとあるイギリスの田舎町バグフォードが舞台。バグフォードの将来を決める議会では貧しい人々のための救護院を取り潰してスパなどのリゾート施設にする話し合いをしていた。それに反対の議員の一人バリーは脳梗塞で死んでしまう。そのリゾート施設の提案をした議長はバリーの代わりの議員を自分の息子にと立候補させるが、反対派は副校長のコリンを立候補させる、そして死んだバリーの従弟で暴力親父のサイモンも立候補する。
選挙戦が始まっって間もなく、インターネットに何者かが3人の候補の知られたくない過去や性格などが晒される。誰がやってるいたずらなのかわからなく、おびえる候補たち。一方、町の貧困層が住む「フィールズ地区」ではドラックが氾濫していて、母がドラック患者のため、荒んだ生活をしている少女クリスタルの波乱な人生も描かれる。果たしてこの町はどうなっていくのか?という映画(TVドラマ)です。

感想:はっきり言って、目的もなくただ色々な人々の様々な生活が3時間流れていくので、自分としてはあまり好きなジャンルでは無かったかなあ。だからといって、内容がつまらないというわけでもなく、起承転結なものを期待してみる作品ではなく、いつもと変わらない日常で少し変化があり、でも劇的な変化はなく、またいつもの日常が続いていくって感じな作品が好きな人向け。その変わらない日常、流されていく住民、そのなかで心理や考えさせられる部分を自分で見つけていく映画だと思う。
決して、「ハリーポッター」みたいな波乱に満ちた冒険物語を期待して見てはやめた方が良いですね。あくまでも静かな抒情的な詩的な映画です。

最初主人公っぽい性格の良い人が死んだときは、オカルティックな街の呪い的なあのホラー映画「IT」的な映画だと思いましたwだって、死神とかバリーの幽霊とかが「次はお前だ!」みたいなことをするから(あれは幻だったのかな)。でも、死んだバリーの事を疎んでいた議長も他の自分勝手でドラッグや盗みや暴力をふるってる人々も全然呪いにやられないので、「その手の映画じゃないんかい!」って肩透かしwインターネットの悪戯も死神とかの仕業と思ったら、作者のミスリードだったんかいって思いましたけど・・ラストはなんか切なかったですね。
墓が開いてるから死神が誰かを死の世界に連れ去るって言ってたのが、あの人(ネタばれなんで)だったんですねって解釈もできますね。別に悪人が死ぬとか決まってませんよね(なんかそこに作者の皮肉があるような)。「憎まれっ子世にはばかる」ってやつですか。

ただ、小説の方はまだ続くみたいなので(全7部作予定)、これはまだ第一部なんで、これからどうなるのかはわかりませんね。なんで、あんな可哀想なラストにしたのかは疑問ですけど、そこに作者の言いたい事が在るような気もします。
まあ、人間だれしも欠点も知られたくない秘密も、弱い部分もあって、そんな人々が集まって町ができる、そんな当たり前なことを再確認させてくれる作品でした。美容整形外科の男性は毎回ジョギングで走るだけなんですが、彼が一番の一歩引いて全体を見渡せる常識人のような気もします(彼にも隠し事がありそうですが今回は何もありませんでしたw)。

926シャアダム:2018/08/10(金) 19:27:50 ID:xSoXLvgQ
◆オールザキングスメン(原題: All The King's Men=王様の家来達の全て)1949年アメリカ

新聞記者のジャックはスタークという人物の取材を命じられる。スタークは誠実な政治運動家だった。彼は別の陣営に利用され知事に立候補することになる。それがきっかけで次々と民衆の心をつかんでついに州知事になるが、その裏では良からぬ連中との関りや表に出せない資金繰りのお陰であった。次第に誠実さを失い、独裁者のごとく振舞うようになるスタークに対し議員たちは彼の不正を暴いて弾劾しようとする。新聞記者だったジャックは記者をやめて彼の片腕となって汚い仕事をするようになる。そういった政治活動の表裏を描いた社会派な映画です。

感想:約60年前の映画なのだが、非常に面白かった。最初は政治運動やチラシを配ろうとすると、汚い役員たちの妨害に合って逮捕されたり、殴られたり,家に石を投げられたり散々な目に遭うスターク一家。しかし決して負けない根性と誠実さを見せる良い人だった。しかし小学校の死亡事故のお陰で民衆が一気にスタークを持ち上げた時の嬉しそうな顔がとてもいやらしく見えた。でもまだ、民衆のため誠実であろうとする姿勢は見えていたのだが、自分が利用されていたとわかった後の心の変容が最初はかっこいいと思うのだが、汚い取引などに手を染めていき、女遊びは派手になって批判していた不正議員と同じようになって行くスターク。人間の弱さが上手く描かれていて面白い。
一方、もう一人の主人公の記者のジャックも、元知事でお金持ちスタントン一族とスタークの命令との板挟みにあって苦悩する姿も上手く描かれている。ヒロインのアンも最初はジャックの事が好きだったのだが、スタークの勇ましい姿に恋に落ちていき、ついに叔父を裏切る過程やスタークの世話役のセイディの人物像やスタークに言い寄る女性たちへの嫉妬も面白く描かれている。まだある、スタークの息子の変容や判事の叔父や医者で従弟のアダムの心の変容、最初スタークを虐めていた郡の役員のダフィはスタークの裏の実働部隊になったり、ドモリのシュガーボーイも雑用係となってスタークを助けるようになるといった、人間関係の変化も面白かった。

2006年に「再映画化」されたのは知らなかったのでぜひ借りてみてみたいと思う。

実に人間関係や人物像の掘り下げや心の弱さ心の変容をうまく描いた、見ごたえのある大人向けの作品だと思う。ラストは・・うわあ!って叫びたくなるような終わり方だった。気になる人はぜひ見てください。スターク一家もスタントン一家もボロボロだね。

927ギア:2018/08/13(月) 01:49:38 ID:RW/b0Z9E
・ミッションインポッシビル フォールアウト
面白いっちゃ面白いけど話の展開が忙し過ぎて十分楽しめなかったかも…
もうちょい小気味良さがあれば尚よかったと思うんだけど


・カメラを止めるな!
これは上手い具合に騙してくれましたね
そこそこ高い期待値で臨んだんですが、ちゃんと超えてってくれました。
分厚い前振りで意表をついた上で、楽しい答え合わせだけじゃなくハートウォーミングな展開にしてくれるのも心憎かったです。

928才蔵&みる子:2018/08/13(月) 02:00:47 ID:TfwqRv5Y
日活ロマンポルノ

929レト:2018/08/17(金) 20:37:20 ID:Vc7bU3PQ
カメラを止めるな!
話題先行になっているイメージはあったが、これはもう映画ファンなら絶対見るべき映画。
とにかく全面に映画愛を感じるし、映画業界志望者ならこれを見てすぐにでも映画を撮りたくなるだろう。
しがらみのあるスタッフが文字通り団結する最後の演出も見事だし、
個々のキャラクターのハプニングが作品に反映されていくコント的な内容もアイデア豊富で飽きさせない。
撮影中のアドリブでつい本音が出てしまうシーンなど正に映像作品のあるある。
劇中劇という設定のおかげで細かいことが気にならなくなっていく作りもいい。

930.:2018/08/18(土) 19:04:01 ID:2gCbbT9Y
僕のヒーローアカデミアの映画興行収入が11億と幸先がいい結果となったわけであるが
つくづくネット批評家の感覚と一般社会の公正な評価は剥離しているのであるな

931ギア:2018/08/19(日) 18:24:53 ID:RW/b0Z9E
・銀魂2
ここの役者や話のまとめ方の完成度の高さは相変わらずだけど、期待値が高過ぎたのもあってちょいダレた部分というか長すぎる間が気になったかな。
確かに小栗旬の舞台挨拶の第一声も頷ける長さw

インタビュー等では俳優陣は全体的に前作より原作を意識せず演じたとのことだったけど、脚本監督のおかげかなんならより前作より原作に寄り添ってるような、まぁだからこそ変に原作を意識せずに済んだのかな。
特に吉沢亮は原作沖田よりかっこいいレベルで沖田してるリアル沖田ぶりが痺れましたw

まぁ総じてパロディネタや中の人ネタも豊富でなかなか楽しめました。
ただ劇中BGMはちと微妙だったかな、テーマソングは最高だったんだけど…

932もにゃら:2018/08/21(火) 00:32:03 ID:ckd2a4k6
○カメラをとめるな

いやはや、これは面白い!
昨日は三時間しか寝てなくて映画が始まる前は眠くて眠くて仕方なかったのですが眠気は綺麗さっぱり消えました!
色々なチープさも劇中劇のあれとして不成立していますし、ハプニングを強引にアドリブで繋いだりもう楽しい!



○ペンギンハイウェイ

思ってたのと違いすぎた…
ある種のオネショタ?
謎解きは理不尽に思いつつ、納得。
インターステラの「幼い娘の部屋で起こった怪現象を調べて極秘計画にたどり着き、選ばれし者として計画に参加した。でも、怪現象があったのは娘の部屋だったから選ばれし者は娘でした」に近いなあ

933シャアダム:2018/08/26(日) 20:05:11 ID:xSoXLvgQ
◆ワンピース フィルム ゴールド(2016年日本アニメ)

一つの国家と認識されている全長10キロの豪華カジノ船「グラン・テゾーロ」に立ち寄ったルフィ一行はそこで黄金を自由に操る船主でカジノ王のギルド・テゾーロの罠にかかり、見世物にされてしまう。ゾロを見世物として公開処刑にされそうになったルフィ一行は、船に眠る金塊の略奪とゾロの救出を試みるがどうなる?といった内容でした。

昔の感想でも書いたのですが、ワンピースは形を変えた「銀河鉄道999」ですね。今回は黄金のカジノ星についた鉄郎とメーテルってところですか。設定や前半のスピーディな展開は面白かったです。ただ、後半のダラダラいつまで続くのこの戦いって程の長い長い戦いは、途中で飽きそうになりました。小さい子供にとって2時間アニメ(ラスト30分くらいはずっと戦闘)は辛くないですか?って聞きたいくらいでした。
戦いが面白いならまだいいのですが、ただ訳の分からない「必殺技」の応酬、そこには勢い以外あまりアイデアが無い。作画はテレビ版よりいいのですが(まあ当たり前)、目を見張るシーンやハッと息をのむシーンがあまりなくて、いつもの戦いですねwって感じで少し退屈でした。

もう一つ不満を言えば、敵のテゾーロの過去はいらねえって事ですか。敵にも事情があって悪人になってしまったって言いたいんでしょうが、とってつけたような過去の不幸はテンポや爽快感を無くして、ただただウザいだけでした。悪人はすっきり悪人でいいじゃん、子供向けだしそんな深い内容にしなくても(するんだったらもっと掘り下げようよ。別特番アニメではなくこの作品内で)って思わないでもありません。多分テゾーロにこれで同情する人は少ないでしょうねw

とはいえ、これは大人の感想。子供にとっては、格好いいルフィー達の戦いが観れるこのアニメは、これはこれで価値のある作品だと思います。でも2時間って長くねえ?

あと、ナミが天候を操り、海水を相手に浴びせる技を仕えたら、簡単に勝てるのにって思わないでもありません。

934みる子:2018/08/31(金) 17:36:41 ID:2ahjW22U
・アントマン&ワスプ
シビルウォーのラストでとっ捕まった後のアントマンを描くシリーズ第2弾。
笑って泣けて、かつ綺麗にまとまったウェルメイドな続編という印象でした。

エンディングまで泣くんじゃない! とは何の宣伝文句だったか… 開始5秒からのファミリードラマにウルッと来てしまった。
相変わらずキャラクターが良い。特にルイスがイイのは言うに及ばず、今回は本当に全員が主役級にキャラ立ってて気持ちが良かったです。

今回の敵は今までいそうでいなかった位相ズラし人間。ヴィランと言うよりはDCドラマ、フラッシュに登場するメタヒューマンみたいな。
ハンク・ピムの奥さん、先代ワスプ役には何とミシェル・ファイファー! あのアメコミ映画史上最大の悲運のヒロインにして、
最も美しいヴィランを演じたミシェル・ファイファー。あの哀しきネコ姉さんが… そう思うと世の中どうなるか本当にわからないものですね。

こだわりを感じるエンドロールもナイス。そして終幕… これには泣きました。まさにエンディングまで泣くんじゃない!
物語はここから始まるのだ。次作のタイトルはヒューマンアント&ウィップラッシュに違いない。ドラムス的な意味で。

935deku:2018/08/31(金) 22:31:22 ID:CXOVOwho
・アントマン&ワスプ
全編に渡って小気味いい笑いを提供してくれた
おかげでラストの悲惨さが際立つことに
いやほんと絶望的な状況だけどどうなるんだろう

登場人物全員に愛嬌があっていい、もちろん敵役にも
見せ場がそれぞれあったのも嬉しい、救出に行くのは博士しかいない、そりゃそうだ

ホープは今作で滅茶苦茶美人になってる
キャリアウーマン風よりもラフな方が似合う
戦闘も八面六臂の大活躍、やはり自力で空飛べるのは強い
エンドロールにもあった車のガラスブチ抜きシーンが美しい

しかしシールドはまだ復活してないの?
タイムスケジュールどうなってるんだ、S4の時点では大々的に宣伝してたはずだが
それともまた潰れたのか

936もにゃら:2018/09/01(土) 11:01:45 ID:Dg2/ub2A
○君の膵臓を食べたい

カニバリズムではありません
なろう原作の小説のアニメ版)(原作未読だけど)

実写版もありますが、実写とは話の筋がかなり違います

特にエンドは全く別物
実写にはあった10年後がぞんざいしません

937:2018/09/01(土) 19:02:19 ID:kris7cXw
アントマンアンドワプス
ラストは運が良かったのか悪かったのか
あっちにいる期間が解りませんが、奥さんみたいにならないのかな?

938ヒロ筋肉痛:2018/09/02(日) 21:33:44 ID:8y2IwKCs
■アントマン&ワスプ
本作だけで完結してて良い作り。超絶なアクションも独特のギャグ空間も満載!
ラストもハッピーエンド!からのオマケ映像の絶望感よ……。

量子世界に閉じ込められたスコットはアベンジャーズ4のキーマンになりそうですね。
(初期アベンジャーズメンバー以外でアントマンだけ生き残ったのも、量子世界に居たから?)

■カメラを止めるな!
最高に面白かったです。
あらゆるシーンにちゃんと意味があって、映画愛に満ち溢れていて、
見終わった後に幸せを感じられる作品でした。

ただ映画見てから予告編を確認したんですけど、あの予告編は本編の楽しみを台無しにしてますね……。
監督はよくあの予告編でOK出したなぁ。

939もにゃら:2018/09/08(土) 13:36:17 ID:ckd2a4k6
○THE MEG

定番のサメ映画
メグとは絶滅したはずの巨大サメ、メガロドンの事
海洋研究所で主任研究員の「マリアナ海溝の底はチリの集まりで中に入れる」という仮説に基づき、マリアナ海溝の底に探査船を送り込み、仮説通りに海底の更に下に入る事に成功。
未知の新天地を発見したがそこには絶滅したメガロドンも生き残っていて…

例によって中華資本なのかヒロイン初め中国人が多いし、陸のメイン舞台も中国

ヒロインもヒロイン娘も可愛いから良いけどね…

しかし良く海に落ちる映画館だこと

相手がサメだから仕方ないかもしれないが苦笑いするレベルでみなが海に落ちる

ボートが急発進して落ち、
サメがビクンと動くのを見て落ち、
ボートにサメが体当たりした上限で落ち、
船にヘリコプターが墜落してきてみなが飛び込み

940みる子:2018/09/15(土) 02:25:51 ID:2B37.oHI
ザ・プレデター
待ちに待った新作でしたが、セリフのやりとりやシーンの繋ぎがぎこちないというか、全体的に粗さが目立ちました。
プレデターさん(1号)は本編を2回見たら刺さるであろう作りなんだろうなー。結果的にキャラは立ってたけど動機については少し違和感も。

役者に関してはやはり顔役がいないとキツイですね。ダッチ・シェイファーとまでは言わずとも主演俳優くらいはねぇ…
幸か不幸かミュータント能力が発現せず生物学者となったサイロックさんは結構良かったんですけどね。

リブートなのか続編なのか微妙な立ち位置の本作ですが、EDを見ちゃうとそっちのノリでの続編ならあまり見たくはないかな…
プレデター好きの私からするとやはり初代・2・デターズの壁はやはり高かった、という印象ですね。
ぶっちゃけTVアニメ『さばげぶっ! 』のプレデター回のが面白かったんじゃないかなと。

予告編色々。
実写銃夢はもうキャメロンとロドリゲスを信じるしかない…
あとはボヘミアンラプソディが気になりましたね。QUEEN好きなんで。

941シャアダム:2018/09/17(月) 14:15:28 ID:ThfKNmts
◆シンクロニシティ(2015年 アメリカ)

ワームホールを開く実験をしている主人公達は、ワームホールの出口を開くことに成功する。出口からは人影と特殊なダリア(KMC014)が出てくる。頭痛で倒れた主人公ジムだが、すぐに人影を追いかけて実験場の建物の玄関に向かうとそこには謎のヒロイン・アビーがいた。
彼女はワームホールを開く機械(タイムマシン的なもの)を自分の物にしようとするスポンサーのクラウズの仕掛けたハニートラップであった。彼の罠にかかり、機械の権利を奪われそうになった主人公は、最終実験でワームホールを使って自ら過去に戻り、失敗をやり直してワームホール生成マシンの権利を取られないように過去の自分たちに警告するが・・というタイムループSF映画です。

まず、シンクロニシティとは「意味のある偶然の一致」という心理用語です。凄く複雑なストーリー映画で、ラスト付近が何度見ても意味が分からなく、他人の解説を見てしまったのですが、誰の解説を見ても「タイムマシン」を作ってるって書いてあって、あれ、主人公達は一度もタイムマシンを作ってるとは言ってないのに何故?(ワームホールを作ってる=タイムマシンなの?)ってそこから違和感があって、解説も人によってまちまちで、間違ってる事を書いてる人も居て、読んでもラストの理解が出来ませんでした。
過去に戻ったジムAはその世界にもともといるジムBに近づくとジムBには頭痛が起こる。ジムAは時の浄化作用によって数十時間後に体の機能が停止して死ぬ。とかルールが有るのですがジムAは何とか生き延びる方法を探そうとします。そして、マティの「平行世界」理論からもう一回ワームホールを使って元の世界に戻れば助かるのでは?とジムBに内緒でワームホール実験をしますが「失敗」wもう材料(MRD=放射性物質)がないので、クラウズ社(スポンサー)から買うしかないのですが、アビーがクラウズに体を売って(愛人になって)材料を工面してくれたんですね。ジムAはそのことを見ていたが、(ジムB)は知らない。
そして、ジムBはジムAと同じように過去へ戻る。ただし、アビーが全てを綴った手帳をこっそりポケットに入れてあったので、ジムBはすべての謎が解けた状態で過去(次元の違う)で上手く立ち回れたということかな?

最後のシーンの勝手な解釈ですが、ジムAはベットの上で死んだけど、ジムBは「タイムマシン(ワームホール)を作る実験」で爆発を起こしてジムは死んでもういない世界に都合よくたどり着いて、クラウズのハニートラップではないSF作家志望のアビーとパブで出会い結ばれたって事ですかねえ(この世界のジムはもういないから、死なずに済む)。ハッピーエンド!

感想:頭を使う複雑で何度も見返さないといけない映画ですが、エンターテイメント性はあまりない特撮に関してはC級の映画ですね。人によっては途中で断念する、人を選ぶ映画ですね。
自分も面白くないなあ、でももったいないから最後まで見ようか、理解できないのはくやしいから、しょうがなく何度も見ようか、って苦痛と闘って見た映画でしたw
もう少し、ワームホールの形成シーンやそこから人や物が飛び出すシーンを曖昧にしないでちゃんと見せてくれれば、まだ面白かったのに?あと、ラストももう少し分かりやすく演出してくれればなあ。
結局タイムマシン(だだし、過去へ戻れる時間は固定?)+平行世界移動の複雑な装置だったと言うことでいいんですかねえ?
監督さん達にお願いしたいw
SFタイムループ物を作る際はもっとわかりやすくもっと楽しませて欲しいですねえ。例えるなら「バックトゥーザフューチャー」シリーズとかそんな感じな物を。

942ヒロ筋肉痛:2018/09/17(月) 23:04:51 ID:ObiebQQU
■ザ・プレデター
これプレデターとしてやる必要有った?って感じの内容でしたが、
凄まじい脳筋具合で容赦なくぶっ殺すしぶっ殺される感じが最高ですね。

ヘルメットがうっかり動作して爆死したモブの彼がカワイソすぎて笑いました。

主人公にもうちょっとでも魅力が有れば良かったんですけどね。
今日見たばかりなのにもう主人公の顔を忘れてます。

943シャアダム:2018/09/22(土) 04:27:20 ID:ThfKNmts
◆バニシングIN60”(原題:Gone in 60 Seconds=60秒で盗まれます(意訳))1974年 アメリカ

表向きは、事故や盗難車の調査や修理や警察の手伝いもしている保険の調査会社だが、裏では車を盗み
売りさばいている窃盗団。ある日、アルゼンチンの大物(悪の)依頼で、注文する40台の高級車を期日までに届けなくては成らなくなり、いつもより強引な手で次々に盗むことになる、だが意見が合わなく喧嘩した義兄の密告により、何十台ものパトカーに追われ、ロサンゼルスの街を混乱に巻き込む大カーチェイスになってしまう。

感想:この映画の付属の説明を聞く分には、沢山の車をぶっ壊したいだけに作った(映画内で90台以上車が壊れている)、またはカーチェイスの腕を観てもらいたかったから(ラストは35分ぶっ続けのカーチェイス)適当なストーリーをくっつけて作っただけの映画らしいwまるでスタントの腕とカーチェイスのスタントの凄さを観てもらいたい為に作った「ワールドスピード」シリーズみたいな映画ですねw
出てくる俳優も近所の知り合いを使ったらしく、素人なのでちゃんと演技してるのは数名だけって分かる作りで、台詞も少なく、カツラでみんな変な変装をしていて、最初誰が誰だか人物と名前が分からなかった。監督の「クラッシュキング」ハリッキーも出演してるが誰だかよく分らなかった(廃車を買ってくるディーラーの人かな)。
窃盗団のメンバー:
主人公が窃盗団のペイスで相棒の黒人がアトリー、主人公の義兄がユージーンで、ファッション1970年代なのがスターシュ、ユージーンの妹で紅一点がパンプキン、軍隊上がりでドジな新人がコリスかな。買い付けのじいさんがテイラー。本当分かりにくかったわ。

ストーリー自体は単純で、カーチェイスをワイワイ友達や恋人と突っ込みながら楽しむ映画かな。自分はもう少しカーチェイスにメリハリを付けて欲しかったけど(さすがに何も知らずに35分ぶっ続けのカーチェイスは長すぎるわw)まあまあそれなりに面白かったかな。おバカ映画と知っていれば、他のことをしながらながら見してたのに、何かどんでん返しがあったりするのかなってずっと真剣に見てましたw
犯罪映画なので、勧めにくいけど、「ニコラスケイジ」主演で2000年にリメイクもされた映画なので、一度はどんなものか見てみたらいいかも。CGの無い当時の、カーアクションスタントの最高峰だったんだろうなあ。

944シャアダム:2018/09/23(日) 18:01:29 ID:ThfKNmts
◆魔女の宅急便(実写映画)2014年日本

魔女の血筋を引き、箒で空を飛ぶ魔法を習得した13歳の主人公キキは本格的な魔女となるため、掟で一年間他の町で一人で暮らさなければならない。
キキがたどり着いた町コリコで「魔女の空飛ぶ宅急便」を仕事にしたキキ、果たして上手く一年間暮らすことが出来るのか、という児童向け映画でした。

感想:アニメ版は大人でも感動させられる物があったけど、この実写版は完全に子供向けだね(子供だま・・んがうぐ)。大人(自分)の感想からいうと突っ込み処が結構有って、現実と比べてしまって、物語にのめり込めず醒めてしまうかなあ。
しかし、実写の方が原作に近いと聞いて驚きでした。アニメ版はかなり大人も観れるように改編してあったんだね。てことは、原作を読んでもあまり感動はしないって事になるが・・・。

突っ込み処の最大点は、嵐の中、カバの子供を他の島にいる獣医に連れて行く主人公達。飼育員の大人が自分で船で行くって言ってるのに、園長は「風が強くて危ない、ダメだ」っていうんだが、少女のキキに対してはそんなことはいわず「行ってくれ」と前向き。ついでに少年の「トンボ」も乗せて重量オーバーっぽい感じで嵐の中を飛び立つ。
もうこの時点で、自分はダメ・・物語として破綻してるって感じて醒めたわ。そして、ラジオでキキのことを聞いた、声の出なくなった歌手(マツコDXみたいな感じ)が応援のエールの代わりに歌い出して復活!(都合がよすぎるだろw)。この島の住民は子供を危険な目に遭わせて、その点は何も思わないらしいw魔女だから大丈夫だろうって思ったのかなw

まあ、色々書いたけど、子供が面白ければ例え話がおかしくても映画は成功なんだよな、深く考えなければそれなりに爽やかな感動はあると思う。自分は子供心に戻ってこの映画を楽しむような器用なことは出来なかったがw
あと、浅野さんが出演してたことにはちょっと驚いたが、なにあのテキトーな治療は(しっぽに何かを巻き付けただけ)w病名「中心点不明病」って何?本当にあると思って調べたわ、ファンタジー病なんだね。まあ、人間誰も自我を確立するまでは「中心点不明病」なんだけどね。キキの挫折と成長を掛けて、そういう事を暗喩してるんだろうけど。
それと、キキが遅れてパンを届けたおばあさんがやけに冷たくて嫌な感じだったけど、あれ原作者の「角野栄子」さんだったのかwナレーションが上手かったなあ。

ロケ現場は「小豆島」だと聞いて、ここで毎日、高木さんにからかわれているのかと思うと、別の意味でしみじみしましたw

945シャアダム:2018/09/24(月) 17:13:39 ID:ThfKNmts
◆の・ようなもの のようなもの (2015年・日本)

冴えない新米落語家の主人公「志ん田」は当然落語家を辞めて行方不明になった「志ん魚」を探して連れてこいと師匠「志ん米」に命じられる。「志ん魚」の師匠であった「志ん扇」の13回忌の催しで、「志ん魚」のオリジナルの「出目金」という落語をぜひ披露して欲しいと言う落語協会会長(女性)の要望であった。
「志ん田」は手がかりの一枚の写真から彼を探す旅に出るのだが・・という話です。

感想:久々に心温まるいい映画を見たなあって感じです。いい映画は見終えた後、心の活力・元気の素になりますね。ゆるゆるゆったりとしてとして優しい人情味溢れる癒やし映画でした。同じ落語を扱った青春物の「花とアリス」もいいけど、こっちの映画の方が好きになりましたね。もちろん某「落語」で心中するシリアスなイケメン落語アニメよりもこっちの方を見て欲しいなって気持ちになりました。自分はこっちの方が10倍よかったです。
前作の「の・ようなもの」も是非見たくなりましたね。「の・ようなもの」には落語家が頭に付くんだろうなあ。出演陣も豪華で「松山ケンイチ」(デスノート)を初めとして、「北川景子」(セーラーマーズ?)「尾藤イサオ」(この人が良い味出してるんだよなあw)「伊藤克信」(多分前作の主人公、この人も良い味出してる)「鈴木亮平」(西郷どん!)「ピエール瀧」「塚地武雅」(お笑い)「鈴木京香」「仲村トオル」「三田佳子」「内海桂子」(漫才師)「佐々木蔵之介」「宮川一郎太」・・やべ、桐が無いわw
とにかく豪華でした。
主人公が前作の主人公と交流を深めてて行くシーンはほっこりします。若い方が意見をぶつけ、先輩がゆるゆる受け止めたり躱したり感化されたり、帰ってきた返答に若い奴が自分の糧にする、互いに互いを刺激し合うところがこの映画の良い所ですね(決して腐が喜ぶホモ的なあれじゃないよ)。また周りの人間が優しくて暖かくて良い感じ。みんな格好付けていなくて生活感もあって嘘くさくない。いい映画だったなあ。是非続編を付くって欲しいとまで思いました。
ラストの盛り上げ方も自然でジーンときましたよ。こういう自然な感動が「魔●の●急●」(実写版)にも欲しかったなあ。と言うことで、出来たらみんなにも見て欲しい映画でした。

※「魔女の宅急便」でもうひとつ笑ったシーンがありました
それは、風車のあるパン屋の家の主人公キキが住んでるところの窓と風車の位置。あれ事故物件じゃないのか?いつか頭と胴が離れる死亡事故がおこるぞw糞危ないからせめて窓に柵をを作れよ(これが是非言いたかったw)。

946みる子:2018/10/06(土) 03:22:32 ID:2B37.oHI
・イコライザー2
デンゼル・ワシントン主演のセガールアクション第2弾。
前作同様、容赦のないアクションと人情味のあるドラマ。アントン・フークア監督の手腕が光る快作でした。
クライマックスはクローズドスペースでの一騎討ち… ロマンというものを実によくわかっていらっしゃる。

幼女と戯れるデンゼル(かわいい)は見れるわ、黒い叔父貴としての役割も果たすわで今作も八面六臂のデンゼルでした。
続編はもう作らないのかもしれませんがジェラルド・バトラーの『エンドオブ〜』共々、まだまだ続けてほしい作品シリーズですね。

・デッドプール2 長尺吹き替え版
どちゃくそやばみ って何だろ… 笑ったけど。

947もにゃら:2018/10/08(月) 20:05:52 ID:ropy76pk
○モンスターストライク ソラノカナタ

アイドルとかに声当てさせるの、止めましょう

リズム怪盗みたいに1ワードで全てを諦めさせるほど圧倒的ではありませんが、やはり違和感は否めません

あ、千億売り上げるソシャゲ、モンスターストライクの劇場版アニメ第2段です

ソシャゲ全くやらないのでいろいろさっぱり分からないままに視聴

13年前の事件で東京は空に浮かび、以後はやりとり出来なくなっていたが、その東京ではモンスター(異世界人全般がモンスターと呼ばれているらしい)同士が2つの派閥に別れて争っていた

東京を封印した能力者の息子カナタが主人公で、その能力者を慕う人型モンスターの少女ソラがヒロイン

アクションはかなり派手に動いて良い感じ
ゲームのファンなら感動するかも

問題はストーリー
尺が足りなかったのかかなり唐突
ソラはかなりツンツンしたキャラでカナタとも友好的とは言いがたい

それが大したエピソードも無いままカナタは
「僕に大切な人を守らせてください!」
と覚醒し、ソラはソラでカナタのために命を投げ出します

ソラもカナタもその他のキャラも嫌いではありませんが、それだけに性急な展開は残念

948もにゃら:2018/10/14(日) 18:08:43 ID:j8Dr8S3M
○若おかみは小学生

20巻くらい出ている女児向け小説原作の映画
テレビアニメにもなってます

テレビアニメと原作は未読

両親が亡くなって祖母が経営する温泉街の旅館のお世話になる事になった小学生の織子、通称おっこちゃんの若おかみ物語

結論からいうとスゲー良かった

女児向けながら意外にヘビーな内容ありで、美人占い師の入浴やお買い物でのファッションショーモドキなど、大きいお友達にも響きそう(笑)な部分も…
いや、ファッションショーモドキは女児も喜びそうですが

登場人物も良い感じ

ライバルの真月(まつき)ちゃんは温泉街1の旅館の跡取りで嫌味なお嬢様枠ですが、口先だけでは無い凄い子です
そうそう。ライバルはスゲーヤツだから勝ちたいんだよ!

ラストはおっこと真月の神楽舞

女児アニメ、侮れないぜ!

949シャアダム:2018/10/22(月) 22:45:43 ID:ThfKNmts
◆の・ようなもの (1981年作)

落語家達を中心においた、青春群像劇・・のようなものでしたw落語のような物、青春映画のような物・・・全ての問題に「まあいいじゃん」って感じでのらりくらりと躱して決して断定はしない、そんな映画でした。当時の世相もそんな軽薄な感じだったのかなあ。
新感覚な笑い、新感覚なストーリーっていえばそうなんだけど、自分は散漫な感じであまり感動も笑いもなく凡作にしか思えなかったです。続編の「のようなもの のようなもの」が大変良かっただけに肩すかしを喰らったようで残念な映画でした(自分はね)。

ただ、秋吉久美子がエロい!大人のさりげないエロさというか、真っ赤な下着姿がエロい(一見の価値ありw)。
あと、主人公以下仲間達の落語が下手すぎる!これは笑うシーンなんだろうけど、下手すぎて笑えないのが笑えるw
それと、高校生との淫行ギリギリのデート、当時はそういう法律が無く自由だったのかな。
そして、女性達の軽薄な会話口調。「うっそー!やだー!しらないー!なにそれー!」こんな感じなのが時代を感じますw

ストーリーに関しては、行き当たりばったりなのか計算なのか分からないが、ちょっとふざけすぎな感がありました。とくに落語達の悪のり「お天気予想クイズ」のくだり。
マンモス団地って言うんだろうなあ、あの巨大な団地タウン。そのマンモス団地の奥さん達の行動も「お前ら暇人なのか」って感じでなんとも言えなかったですね。
クライマックスシーンの「しんとと」の歩きながらの新落語(創作落語)は、ちょっと哀愁が漂っていて味がありました(このシーンだけは認める)。

総評としては、続編に比べて凡作で無理して観るものでは無かったって感じですか。「しんとと、しんとと・・・」

950シャアダム:2018/10/28(日) 21:53:46 ID:ThfKNmts
◆エヴェレスト 神々の山嶺(いただき) 2016年日本映画

夢枕獏による小説を映画化。エヴェレスト登頂にかける一人の天才登山家とその姿を追いかけるカメラマンの姿を描いた登山映画。

まず感想をいうと、そこそこ面白かったです。どんな登山映画を見ても、命がけのスポーツだなあって思うものの、事故で死んでも自己責任、誰かに強要されたわけでも無く酷い言い方をすれば酔狂・娯楽・自己満足なんだよね。しかし、命がけを掛けても惜しくない生きがいにまで昇華してしまうと、熱い感動があるよなあ。
こういう高い山になると死んでも山に冷凍保存されそのまま、誰も救出にいけないし必要が無い他人に迷惑は掛けない、その覚悟で登るって所が潔いよなあ。登山事故というと、高齢者達や素人が油断して、無理して、舐めて遭難してみんなに迷惑を掛けるイメージしか無いから、こういう生き方は尊敬する部分もあるなあ。

まあ、マロリーさんのフィルムの謎は登頂したからフィルムがあるわけか。同じく登頂したからメモがあるわけで(確定条件では無いが)と言うことかな、マロリーと同じような結果をなぞった運命的な展開というわけなんだな。

話が逸れたけど、前半の天才登山家の羽生 丈二の半生は構成が絶妙で、大変面白く観れました。後半日本映画によく有る感動させようと諄く長くなるお涙頂戴シーンも以外と簡潔にまとまっていてアッサリ気味だし、日本映画によくあるラストのその後(数年後とか)や付け足したようなクドクド説明&感動シーンもなくスパッ!って終わったのは自分好みで賞賛したい。
この映画、本当にエヴェレストで撮ったのかなあ、そうならば、もっと賞賛したいかな。

こういう山を登るだけの映画が退屈だっていう人もいると思うから、人には勧めにくいけど登山シーンがリアルで観ても損はしない映画だと思う。
最後に、1000円(10ドル)で探し人を見つけてくれた少年は、どうやって車で行かなければならない遠くの家の場所を見つけたのかちょっとだけ疑問w

951わんのねこ:2018/10/28(日) 22:15:02 ID:6uxtyrQk
・パパは悪者チャンピオン
プロレス / 家族 / 中年 / 新日本プロレス
B級良作映画。良かった熱かった涙が止まらなかった!
となるのは私が新日ファンだからなのかどうなのか判断がつかない。

ケガを抱えたかってのエースプロレスラーが、再びトップを目指す話。
・家族のために戦うお父さんはかっこいい!
・もう一度夢を掴もうとあがく中年はかっこいい!
・プロレスラーはかっこいい!!
というシンプルな映画。普遍性はあると思う。

肝であるプロレスシーンが棚橋・オカダという
今の新日のツートップなので説得力は抜群。というかただの棚橋オカダ戦である。

北村・岡の異様な存在感。(通路からセコンドにワープしているのはご愛嬌で)
川人サンもいて、2018年ではなく2017年の新日だなという感じ。
ケガでZ1欠場となる期待の若手権藤がクシダというのは、ギャグじゃないけどギャグなのか?
そして口にせずにはいられないギンバエマスクこと田口隆祐の存在感。
わんのねこは田口ジャパンと田口隆佑監督を応援しています。

952シャアダム:2018/10/31(水) 00:04:57 ID:ThfKNmts
◆HOME 愛しの座敷わらし(2012年日本)

岩手県盛岡の田舎に色々な問題を抱えて引っ越してきた家族。引っ越し先のその古風な家には座敷わらしがいて、家族は最初は戸惑うのだが・・という話。

久々に目頭が熱くなってウルッときた良い作品だった。まあ、となりのトトロの亜流とも言えなく無いが、左遷・いじめ・痴呆とかなり深刻な悩みを抱えた家族、となりのトトロもお母さんの病気という不幸を抱えていたわけだが、結構この映画の方がじんわり重く深刻な感じがする。
でも、座敷わらしがもたらした幸運なのか、しだいに家族の絆が深まり、深刻な悩みを跳ね返すくらいの明るさと強い心が育っていく。

しかし、この映画は途中から祖母の痴呆が酷くなり、どこへ向かうのだろうかって観ている者を戸惑わせる。でも、上手い着地点だなあって感じで終わる所がまた良かった。てっきり会社の命令より今の田舎暮らしって決断をするのかと思ったのだが、良い裏切られ方だった。ラスト家族が最初と比べられないほどに心が強くしなやかになったことに感動しました。
良い原作だなあ。まあ、座敷わらしがああいう行動をするのは途中で何となく分かっちゃったけどね。あと、姉が美人で可愛かったし、弟が元気で明るかったし、田舎のサッカー少女やクラスメートも可愛かったのもプラス点かなw父親が上司に愛を語るシーンはちょっとこっぱずかしかったしこれ大丈夫?って思ったわw関係ないけど、長嶋一茂も出ていて、昔観た「ポストマン」の映画を思い出したわ。

ひとつ不満を書けば、ラストのエンディング曲を優しい優しい癒やし癒やしな曲にするよりも、さりげなく元気が出る曲にして欲しかったなあ(まあ、人それぞれだけどね)。
あと、座敷わらしって幸福をもたらすけど効果が切れる(去って行く)と不幸ももたらす存在なんだよね、麻薬のようで本当にいたらちょっと怖いなあw

いい映画だったので、できればみんなに観てもらいたい映画ですね。

953みる子:2018/11/02(金) 14:25:14 ID:2ahjW22U
・ヴェノム
アメイジングならぬアンレイテッド・スパイダーマンかな、くらいに思ってたんですが…
似た印象を抱いた作品は意外にもテッドでした、あのクマの。少しアントマンっぽくもあったかな?
ダークヒーロー映画というよりは、痛い大人の青春物とSFアクションコメディを混ぜたような… 結果的には凄く楽しめたので大満足。

元々 凶悪な存在として知られているから、悪党をブチ殺したところで評価が下がりにくいのは明確な強みですねー。
変幻自在のシンビオートアクションもアイディア満載で面白かったです。あとはとにかくキャラの立て方が上手かったなと。
もう終盤は「うおー ヴェノムすげぇ! かっけぇ!」ではなく「あっ ヴェノムさんが暴れてるぞ」みたいな印象に。

第1作として変に堅苦しく作らなかったことで間口の広い、見やすい作品になったのではないかと思います。
このままバディ要素を強めてもいいし、シリアスに振ってもそれはそれで締まるし… 続編が今から楽しみです。

954:2018/11/03(土) 14:10:49 ID:Ms6hc2Gg
ヴェノム
尺が足りてないと思ったら、40分近くカットされてるんですね
中盤の共生をもうちょい描いてほしかった

次回作あるとして、カーネイジだと戦闘がマンネリしませんかね?

955幻獣ハンター:2018/11/03(土) 23:57:30 ID:LpFE8SRs
カメラを止めるな!
予備知識0で観た。うん、これは一切感想を言ってはいけない映画だ。
これは観た人同士で語り合うだけの映画である。
ただ言えることはこういう映画が話題になるというのは邦画もまだまだ捨てたもんじゃない、
という事と、やっぱり映画産業の斜陽化って作り手の怠慢じゃね?ということ。
不治の病とふにゃらけた恋愛と漫画原作ばっかやってちゃダメでしょ。

956レト:2018/11/04(日) 09:25:42 ID:5xDgiNaU
昔のクライアントの要望が「今までにないものを」だったのが
今は「ヒットしたアレと同じものを」に変わってるとか。

957もにゃら:2018/11/13(火) 22:49:42 ID:j8Dr8S3M
○ゴジラ〜星を喰うもの〜

いやあ凄かったですねえ

ロリっことのセクロスを暗示……じゃなくてガチでボテ腹にするとは

海外配信するはずですが大丈夫か?


怪獣物としてはゴジラ自体が物理攻撃を阻むバリアを備えたりと歴代ゴジラの中でも最強の部類でしたがギドラは輪をかけたチート
因果率もぐちゃぐちゃでついさっきまで話してた相手がもっと前に死んでたりめちゃくちゃや!

958レト:2018/11/14(水) 09:32:17 ID:AgOzZFKw
ゴジラはなんか映画ファンからの評価が凄まじいことになってますね。
あのシリーズでゴジラ終了ではなくゴジラを復活させたハリウッドが落とし前をつけてくれることが救いです。

959みる子:2018/11/14(水) 17:50:59 ID:2ahjW22U
もう何作かは特別出演しておられそうなので、本当に寂しく感じるのはもう少し先になるのかもしれません。
スタン・リー先生のご冥福をお祈りいたします。


・ボヘミアンラプソディ
割とガッツリなゲイ描写には面食らいましたが、まぁそこはそれ。病気発覚後の覚悟を決めたフレディには目頭が熱くなりました。
QUEEN 及びフレディが好きなら必見の作品でしょう。クライマックスのライブエイドはまさに圧巻。

960わんのねこ:2018/11/15(木) 22:31:07 ID:8yXxHsbI
・宇宙の法 黎明編
超能力戦士の大学生が3億3千万年前の地球にいき、
宇宙最強の戦士でミニスカ巨乳美女のレプタリアン星人とイチャイチャしたり、
闇墜ちした親友と戦ったり、別の宇宙からきた蜘蛛と戦ったり、
大川隆法の説法を聞いたりする、大川隆法すげー、っていう映画。

序盤のナスカ大学パートはリップシンクロのずれとかが気になりましたが、
レプタリアンの星からは、ぐっと映像的に素晴らしいものがありますね。
ちょいちょい良いカットがある。

ありきたりな話はありきたりな画しか要求しないけど、
わけわからん話はわけわからん画を要求するのが素晴らしい。

大川隆法役が子安武人から梅原裕一郎にかわりましたね。
なんやかんやで役者のチョイスは好きだったりする。

須田正巳の担当は主神アルファだろうか。

961もにゃら:2018/11/17(土) 03:17:01 ID:j8Dr8S3M
○人魚の眠る家

家族物か、ホラーか?

冒頭が幻想的。小学生達がわいわい言いながら道を行くが誤ってボールをお屋敷に放り込んでしまう
そのボールを取りに来た少年は車椅子で眠る少女を見た…

話としては脳死状態の娘を金と科学技術で生かし続けるが時と共に歪みが拡大し、破綻するという内容

娘さんの父親が電子機器メーカーの社長でしかも脳波操作のロボットアームや、半身不随患者の手足に脳波操作の電極を装着することによる機能回復をテーマに様々な開発を行っていた

それらの応用で脳死状態の娘の横隔膜にペースメーカーを埋め込み、人工呼吸器無しでの呼吸を可能とした
更には半身不随患者用に開発された電極を流用し、機能停止した脳に替わって手元のコントローラーから命令することで簡単な動作も出来るようになり…
データ蓄積とプログラム改良でついにはぬいぐるみを抱き締めて笑みを浮かべるようにさえなる。本人の意思ではなくコントローラーの操作によって

ここに至り、死体を用いたグロテスクな人形遊びではないかと後悔し始めた父親と、頑として娘の死を認めない母親の対立になる

最終的には夢の中で娘の別れの挨拶を聞いて死を受け入れ、延命を取り止め臓器移植のドナーとなる

で、彼女の心臓を移植されたのが…冒頭のボールを取りに行った少年
彼は心臓の鼓動に導かれるように冒頭と同じように道のりを行き、社長宅にたどり着く
だがそこに屋敷はなくただ空き地が広がるのみ…

彼が心臓移植を必要としていたならかなり前から入院していたはずで冒頭の経験が出来たタイミングは無かったように思う
まして社長宅がただの空き地になっていたのは?

感動的でありながらどこか薄ら寒いものを感じさせる映画であった

962シャアダム:2018/11/17(土) 21:32:26 ID:ThfKNmts
◆風とライオン(1975年アメリカ)

舞台は1900年代初頭のモロッコ。モロッコに住むアメリカ人家族が、イスラム系ベルベル人のライズリ(ショーンコネリー)に攫われる。それを知ったルーズベルト大統領は軍隊を送って家族を助けようとする・・という話。

感想を一言で言うと、アメリカ人が思い描いて作ったイスラム系を主人公にした映画って感じ。少し勘違いした日本を描いた「ラストサムライ」と同じにおいがする。かつ、ドイツ(フランスも少しだけ)を悪者にしてアメリカはイスラムに恨み買わないよう結果的に共同戦線の形(&良きライバル)にしたところがあざとくて笑えます。
はっきりいうと、ストーリーが荒唐無稽すぎて全然どのキャラに共感できなかった。ルーズベルト大統領だけかなキャラに共感できたのは。他の人の感想を見ると、主人公の生き様が格好良かった、これぞ男の格好いい生き方!とか書いてあったけど、どう考えてもそこへは至らないかなあ。イスラム国のISとかに入隊しなきゃいいけどw

と言うわけで、細かな感想。
まずタンジールってのはモロッコ北端の街でヨーロッパからの玄関口なんだね。スルタンというのはイスラムの君主で大統領のようなもの。風というのはルーズベルト大統領の比喩でライオンはリフ族のスルタン・ライズリ(主人公)の比喩なんだね。この二人が良きライバルとして描かれてるから題名が「風とライオン」なんだね。さらにリフ族というのはモロッコのリフ山脈を根城にしてるからで、仲間の砂漠の部族はうぇざーんが根城。モロッコ全体のスルタンはモロッコ中央のフェスって所に住んでるのか。
まあここまではいいとして、昔の映画だから許せるってレベルじゃ無いほど、ストーリーがちょっとおかしいと思う(脚本家出てこいレベルw)。主人公に夫を殺されて使用人を殺されて、攫われておもちゃにされて、主人公のどこが男の格好いい生き様だよwそのうえ全てを「アラー」の思し召しの所為にして、ちょっと気にいらない事をした罪人の首を切断したり、指や舌を切ったり、かなり残酷なことを平気でする。そこに尊敬も無いし憧れないなあ〜w
ヒロインも夫を殺されたのに、段々主人公の生き様に共感して、最後は命をかけて(子供の命も危険にさらして)助けようとする(やる必要は無いのに・・)。主人公に惨殺された夫や使用人「私たちはなんだったんだ、家族のために戦ったのに」って声が聞こえてきそうだ。

一方、テディベアと深く関係ある「セオドアルーズベルト」大統領の描写。最初はヒロイン誘拐は対岸の火事で政治利用できるならするけどぐらいのリアル対応。贅沢三昧で最初はいけ好かなかったが、こっちの生き方の方が芯があって「アッラー」の神(この場合キリストかな)の所為にしなくて、それなりに考えていて奥深くて、段々好きになりました。隣でウロチョロしてたのはあの「ロックフェラー」だったんですねw銀行関係で二人は組んでいたって関係かな(歴史はよく知らない)。あと、クマ好きw

ラストは女子供(3人に)に簡単に掌握されるアメリカ海兵隊とライズリVS悪者にされた形のドイツ軍。まるで「ラストサムライ」の突撃シーンの元ネタのようでした。

うーん、自分ははっきりいって面白くは無い映画ですが、戦闘シーンや残酷シーン(首がゴローン、首がブラブラ、切られた舌がポツン)が好きな人には一見の価値はある・・かな。ショーンコネリー(ジャケット写真も格好いい)映画なので期待したけど、かなり残念な映画でした。

963シャアダム:2018/11/19(月) 22:03:15 ID:ThfKNmts
◆グランド・ブダペスト・ホテル(2014年ドイツ・アメリカ合作)

ブダペストホテルのコンシェルジュ(お客様苦情処理係)のグスダヴが懇意にしていたでルッツ城主の老婆マダムDが死んだ。彼は難民の新人ロビーボーイのゼロと友にルッツ城に行くと、そこで遺言により有名な絵『少年と林檎』を受け取る権利を得る。マダムDの息子デミトリは絵を渡したくないがために、グスタヴをマダムÐを殺した殺人犯に仕立て上げ、投獄してしまう。グスタブとゼロは何とか無実を証明してデミトリをやっつけようとするメロウでペーソス感漂うが、それでいて小粋で軽快なコメディ映画でした。

つまり、自分としては大傑作とまではいかないが、見て損はしない余韻が後を引く、小粋(二回目)でいい作品でした。コメディと馬鹿にするなかれ、伏線や細かな仕掛けがふんだんに使われており、やや軽薄な感じはするが、脚本が素晴らしい。日本で言うなら「三谷幸喜」作品に通じるものがありました。それから構成も素晴らしい。小説「ブダペストホテル」を小脇に抱え、その小説の著者の記念碑を訪れる女性のシーンから始まって、著者と孫が生きてる1985年へ、さらに著者とゼロ(お金持ちになった)との出会いの1968年へ、さらにグスタブとゼロの出会いの1938年へ、話が何重にも過去へ遡っていく構成が素晴らしかったですね。ラストは記念碑のある墓地で小説「グランドブダペストホテル」を読む女性で終わるのもよかった。

何度も書くようだが、大傑作、名作とまでは言いたくないが、小粋な昔話でなんとなく心の残る味わいのあるコメディでした。ホテルのオーナーはあの人だったんですね(まあすぐわかることなのだが)。

ラスト付近のゼロ・ムスタファの言葉だけが意味を理解できなかったのが悔しいなあ。ゼロ「彼の世界はとっくの昔に終わっていた・・・」うーん難しくて理解不能。コメディとしてだけでなく、アクション・サスペンス・脱獄物としても楽しめましたw

964わんのねこ:2018/11/21(水) 20:08:19 ID:qyqLstJk
2019年、Gレコ劇場版よっしゃきた!!生きる理由が一つ増えた!!

…まあ、公開予定だかんなあ。期待はほどほどに、かなあ、

965みる子:2018/11/24(土) 05:54:22 ID:biLOAs8c
・ボーダーライン2 ソルジャーズデイ
対メキシコ麻薬カルテル映画の続作。CIAが敵対組織に偽装して麻薬王の愛娘を誘拐、カルテル同士の内戦を画策する… という内容。
前作では常に薄ら笑いのいけ好かないCIA野郎のマット(ジョシュ・ブローリン)が今回ばかりは懊悩してたのは因果応報と言うべきか。

デルトロ演ずる主人公アレハンドロの寡黙ながらも弱き人々に見せる優しさ。特に天使(あえてこう書く)とのやり取りは、
彼の本来の善性を感じさせます。『嘆きの判事』という通称も、かつての彼が正義を全うしようとしすぎたことが由来なんだろうな…

前作同様、常に緊張感が漂うサスペンススリラーという印象は変わらず。中盤、荒野の銃撃戦は短いながらもド派手で大満足でした。
一方でアレハンドロの相手役が女性で亡くなった娘を想い起こさせる、という部分が前作と似すぎていてそこは一捻り欲しかった。
チンピラ少年の下りも、本編への絡ませ方にちょっと無理があったなぁと。密入国ビジネス自体は不気味な根深さを感じました。


銃夢もアクアマンも来年になってしまったので12月はマジで観に行くものがない… ガンダムNTくらいか。

966シャアダム:2018/11/24(土) 12:25:39 ID:ThfKNmts
◆悲しみよこんにちは(原題:Bonjour Tristesse=悲哀よ、こんにちは)1958年米英合作

暇をもてあましたお金持ち達がパリピ(パーティーピーポー)して、ウエーイ、ウエーイ(イエーイかな)して、愛人(遊び相手)をとっかえひっかえして、最初は楽しくやがて悲しき物語でした。

舞台はフランス市街での日常(白黒=現在)と去年のフランスの避暑地リビエラの別荘での出来事(カラー=過去)。現在を白黒で描くことで、今はあまり幸せでは無いことを表現してるのかも知れない。
主人公は勉強嫌いで、遊び人の父親の影響で、男性に対して開放的な性格で、退屈しのぎ(試験に落ちた憂さ晴らし)にリゾートで色々な遊びにいそしむ父親同様の遊び人の学生。明るく可愛い系の美少女で男にはモテモテ。
エルザ(父親のひと夏の遊び相手)と父親の3人で別荘に来て遊んでいたが、そこへ死んだ母の友人アンヌがやってきた。父親はエルザそっちのけでアンヌにお熱になり、ついに結婚しようと言い出す。主人公のセシール(娘)は、すでに新妻気分のアンヌに勉強勉強と口うるさく言われ、恋人と会うことも禁止され、疎ましく思い、なんとか父親と別れさせようと計画を練るのだが・・という話でした。

感想:まず主人公が超ショートカットなのだがチョロチョロしていて可愛い(ネズミっぽいw)。あと赤・青・黄色(毎回でる度に水着の色が変わるのは監督のあざとい戦略を感じる)の昔の水着姿も微エロ可愛い。父親のレイモン(デビッドニーブン)は糞な遊び人で飽きるとすぐ女を取り替える糞野郎だが、陽気で気にしないさっぱりとした性格でどこか憎めない感じ(妻に死なれたのが原因?あと娘がいないと寂しがる娘依存症な所も)。
愛人のエルザは陽気なちょっとお馬鹿な美人だが、ギャンブルにはめっちゃ強い。周りを明るくしてくれる。アンヌは他の人(ここに出てくる金持ち連中よりはw)は貞操観念がしっかりしていて、口うるさい教育ママ的な正確なクール美人。あとは、こいつら遊び人を悪(ワル)と思いながらも別荘でメイドをしているアルバティーヌ(彼らの軽薄な行動や貞操観念が気に入らなくて、キゲンが悪いときは妹のレオンティーヌ・クローティーヌになったりするw)。
ほかにもパリピ・ウエーイな金持ちの美男美女(オバサンも)が何人出てきて、彼らと遊ぶのだがあまり話に関係ないので省略。

正直言って、軽薄なお金持ち達のどうでもいい恋のさや当てどうでもいい嫉妬で悲劇が起こって、それを忘れようとさらに遊び人になってしまったという話で、雲の上のような世界でのちょっとアホらしい気もする悲劇で自分はあまり感動はしなかったが、こういう世界もあるんだなあって観てました。
でも、二回目の鑑賞で、お金持ちにもお金持ちのなり悩みがあって(貧乏人にとっては羨ましい贅沢な悩み)、今まで、自己中心的な軽薄な幸福と遊び倒す楽しさなどしか感じなかった主人公が悲しみと言う感情を知る、とらえ方によっては深い物語かなってそういう理解もできました。捉え方によって色々印象が変わる映画だなって感じました。
ラストに今度は気分転換にイタリアの避暑地に行くようで、深い悲しみを陽気な楽しさで糊塗することができますかな?

この映画で印象に残った言葉は「人生では何かに酔うべきだ、恋にでも成功にでも失敗にでも」かな。まあ、よくある言葉を言い換えただけの名言なんだけどねw

まあ、一度は観て欲しい昔の有名作って所ですか。毎日がこんな贅沢で楽しい生活ばっかりだったら、人間駄目になるよなあ(羨ましいけどね)・・うぇーい!たのしー(某ケモフレ風に)

967シャアダム:2018/12/02(日) 02:58:52 ID:ThfKNmts
◆劇場版 怪談レストラン(2010年日本)

TVアニメ版も原作も知らないから、よく分らないのだけど、怪談を提供するレストランなのか?オカルティック事件の解決に協力するお化けや妖怪が住むレストランっぽい。前菜はアニメーションでメインディッシュは実写で謎の消失事件を解決する3人の男女(中学生)が主役のオカルトホラーな映画でした。
アニメ「学校の怪談」「ゴーストハント」「花子さんが来た」やゲーム「トワイライトシンドローム」「夕闇通り探検隊」を想起させるような内容でした。あと三谷幸喜の「王様のレストラン」もパロっているのかなあw

たまには肩のこらないあまり考えなくていい子供向けの映画を見て、ボーとしてみていたいと言うことでこれを鑑賞しました。大人にとっては腰砕けなシーンも多いのですが、子供にとっては中々の面白映画になっていると思えました。
アニメーションパート(第一部)と実写パート(第二部)は同じ死神メール事件を違う男女三人が謎を解く構成でしたが、アニメーションは謎を残したままアッサリ解決パターンで実写は真実をより追求した形で終わる感じでした。どちらも自分が子供だったら面白く観れただろうなあって中々の良い出来な映画だと思います。
ただ、剛力彩芽さんの演技がしつこくて耳にキンキンして、ワンパターンでもういいよって感じでした。「なんなのよ〜」
あと、悪魔妖怪お化け退治の道具が可愛くて馬鹿馬鹿しくてちょっと笑いました(子供にはバカウケしそうですが)。

お手軽に観れて、家族で楽しめるし、笑いを含んだあまりグロくない恐怖シーンが多く、心臓が弱い人でも多分安心楽しめる映画だと思います。
ギャグが過剰演出でそこは生暖かい目で見てやって下さいw

968シャアダム:2018/12/04(火) 13:11:46 ID:ThfKNmts
◆舞子はレディ(2014年 日本)

青森からやってきた訛りの酷い少女・春子が舞妓を目指すため単身京都にやってきた、成長&お仕事&ミュージカル映画。
題名は有名な外国映画「マイフェアレディ」をパロったものだと思われるw内容も似てるっぽい。

内容を知らず観始めたのだが、意外と面白く嵌まってしまった。ただ、急に歌い出したときは自分の嫌いな「ミュージカル映画」かよ、って少し落胆。アカデミー賞作品「ララランド」が意外に面白くなく、ますますミュージカル映画が苦手になった事を思い出してしまった。
しかし、歌の内容が「浮かれた恋」を歌ったもので無く、「舞子としての心得」や「主人公の心情」「日頃の鬱憤を晴らすような楽しい音楽」だったので、飽きずに聞いていられた。はっきりいってアカデミー賞「ララランド」より絶対こっちの方が上だと思う(日本人だからかなw)。

「西郷どん」でよく聞いた鹿児島弁(かごんまべん)がここでも聞けて「ニヤリ」となりました。それにしても、方言をうまく話せないと仕事(舞妓・芸妓の)にならないのは世界中でも京都ぐらいじゃないのかなあ(それはそれで凄いね)。京都弁を話さない人には冷たいのは嫌な慣習だけどね(あと一見さんにも冷たい)。
まあ、水商売って一面もあるけど、一生を捧げる覚悟が無きゃできないある意味誇り高い仕事だよなあ。

あと、舞妓たちが宝塚女優のように跳ねたり飛んだりして踊るシーンや音楽が結構楽しかった、自分でもなんとか楽しめる「ミュージカル映画」でした。ちょっとだけ歌のシーンが多くてしつこく感じたかなあ。(歌が無かったら一時間半ぐらいで終わっていたねw)。

総評としてはお仕事&成長映画としては「えらい面白かったどすえ」ですね。「ミュージカル」部分は昔やったゲーム「サクラ大戦」を思い出すメロディでした。みんなにも観て欲しい一本ですね。

他の感想としては「京都の雨は大概盆に降る」ってどういう意味なんだろうか?「マイフェアレディ」のパロとは知ってるけど。
それと「濱田岳」さんぽっちゃりして太ったなあw「おいど」(踊りの先生がこればっかり言ってしつこいw)っておしりのことなんだねw

969みる子:2018/12/05(水) 08:22:23 ID:2ahjW22U
・機動戦士ガンダムNT
UCがZZの遺産なら、外伝の今作はZの遺産という感じでしょうか。NTと付くだけあってニュータイプ、強化人間関連の裏話が多く、
90分ほどの尺ながらも完結までキチッと描いてくれたので鑑賞後感が良かったです。
UCでは一連のサイコなんたら云々がフワッとした描写のまま話がズンズンと進んでしまって置いてけぼり感があったのですが、
今作は劇中で起きた現象を(かつての富野監督がどんな意図で生み出したかは別として)どうにか理論付けて説明してくれたのが好印象でした。

キャラクターは色々と複雑なヒロイン、ミシェルさんと清々しいまでの悪役ゾルタンが良かったですね。ゾルタンはホント輝いていた。
ナラティブはνが元型のようだけど… 後継機かな? サイコジオングはよくわからんけど凄かった。個人的にはカッコいいディジェが観れたので満足でした。

970シャアダム:2018/12/08(土) 23:16:14 ID:ThfKNmts
◆アフガンレポート(原題:KAJAKI TURE STORY 2014年 イギリス・ヨルダン合作)

2001年のアメリカ同時多発テロ事件により始まったアフガニスタン紛争。テロ犯の首謀者とみられるタリバン政権庇護下の組織アルカイダを壊滅させるべくアメリカ・イギリスなどの連合がアフガニスタンに軍を派遣した。
そして2006年、再びタリバンの活動が活発になったヘルマンド州のカジャキ・ダム周辺に駐屯するイギリス軍で起こった地雷による悲劇を描いたノンフィクション映画。

物語は25分までは人物紹介とタリバン兵士達との小競り合いの日常が描かれる。そして物語が大きく動き出すのは27分頃。ここからから地雷による連続的な悲劇が始まる構成でした。
地雷の威力は見た目はさほど大規模でも無く、踏んだ人間の一部を破壊する(脚を吹き飛ばす、胸をえぐるなど)規模でしたが、それはすぐに救助できない状態だと、死ぬまでの時間が長くなると言う残酷な兵器なんだなあってこの映画を見て感じました。
この地雷がアフガンの地に1000万個もソ連軍が埋めたという事実、ソ連軍よ戦争が終わったなら(休戦・撤退したなら)責任を持って回収しろよって言いたいな(どこに埋めたかも分からず、撤去費用などが馬鹿にならないからだろうが)。
まあ、この映画の場合、連続的に地雷を踏むうっかり軍人さんがいて、かなり悲惨な事になるのだが、絶望では無かった(絶望感は感じなかった)かなあ。だって周りに戦闘・救助のプロフェッショナルが何十人といるかならあ。これが、素人数人なら絶望かも知れない。
それでも、油断したら地雷を踏むって状況はドキドキして不謹慎だが映画として面白かったです。ちょっと落ち着いて笑いを取る人も出てきてって状況でいきなり地雷を踏んで爆発して新たな被害者が出てドキッとするって感じでした。

せっかく助けに来たヘリコプターも、それが起こす風で石が飛んで地雷に当たってまた爆発。水を渡そうとして油断して爆発。悲惨なのは何度も爆発に巻き込まれたピアスン。お前よく生きてるなあ、運が悪いなあってその頑丈さや運の悪さに少し笑いがでてしまいました(失礼)。
いやあ後半は、怪我の酷さや状況の悪さ、ヘリコプターが中々来ないって物語はドロドロで痛々しく目をそらしたくなりましたね。

やっぱりトリアージ度が一番高かった腕がもげそうな人(医者だと思う)は事故の当日になくなりましたか(一番みんなを励まして頑張ってましたね)。
あとで思うと、最初の子供が爆弾で魚を捕るシーンが印象的ですね。アフガンでは子供は武器を取り爆弾をおもちゃのように使っているって言いたかったのでしょうか。

とにかく、怪我がリアルでグロいけど中々面白い映画ではありました。ただ、ちょっとヘリが来るまでの苦しみを和らげようとするシーンが長くダレたかなあ(自分はね)。
戦争・紛争(だけでなく怪我するような諍いも)は悲惨で残酷で苦痛。戦争ゲームを楽しんでる人もたまにはそう思って欲しいかな。

971:2018/12/15(土) 18:36:51 ID:1kmGtYQ.
ブロリー
野沢 雅子さん、神と神のときは限界っぽかったのに
テレビシリーズを通して復活してる……
どういうことなの

ドラゴンボールはアクションしてれば良いんだろにほのかなアクション
割と最高でした

個人的なベストは一時間ぼこられ続けるフリーザ様です

972ビックリバコ:2018/12/16(日) 21:23:54 ID:YVgM5.Gg
・ボヘミアン・ラプソティ
この映画は音響のいい映画館で見るべきですね。
主演の役者さんも良かったけど、メンバーの金髪もいい味出してました。

973感想下記:2018/12/23(日) 19:27:44 ID:3ILS2jFg
ニセコイ(映画版)

この感想は駄文でありネタバレを多数含みます、まだ未見のかたは避けることをおすすめします。







まず一言


この映画に続編はない。ニセコイの映画はこれで終わりフィニッシュだ。













・ストーリーについて
ニセコイ25巻までやりきります(真顔)。
嘘じゃないんです、ニセコイ25巻までやり切るんです!!!!(迫真)
うん、こんなこと言っていたらうそつきノーランドみたいに思われるかもしれないんですが、本当なんです(必死)

見る前の僕
あーきっとロミジュリぐらいまでやって
千棘が楽のこと好きだって気づいて終わりだろ
アニメ1期のカムバック、その後の展開に期待だね。

はい、この時の僕は「ゴブリン?そんなの楽勝だろ!」
とかいうゴブスレ1話の戦士みたいな心持ちでした。
完全にこれは何かおかしい…ということに気づくのは中盤ごろでした

え、え、鍵を持っているのは小野寺さんだけ!?
しかも過去の記憶が残っているだとぉ!!

なんでしょうか、この小野寺さんが強くてニューゲームの状態は…
でもこの作品はニセコイ、小野寺さんが強くてニューゲームでも…その結末は…
まずい、この装備状態からのスタートは、ニセコイRTAだ!!!


・ニセコイRTA(re-onoderasan-kawaisou time atack)
これについては真ん中辺りまでおおよそ事前の予想通りでした。
まあ自称ニセコイ狂信者の感想下記先生ならこのぐらいの予想は当たり前(自画自賛)

終盤から壮大にチャート崩壊をおこしています。
というかこんな展開になるなんて、海のリハクの目を持ってしても、無理なんじゃないでしょうか。

鍵関連の女の子の夢からスタート

千棘転校、ビーハイブとの抗争開始

抗争を止めるためニセコイをする羽目になる

学校中にカップルであることをアッピルする羽目になる

マリー登場、ニセコイが本当かどうかが問題になる

みんなで仲良く勉強会をしながら交友を深める

修学旅行イベント出現、この旅行中に温泉、肝試し、置き去りダッシュの修羅場が見れるぞ!!

このあたりまではおおよそ予想通りでした。
序盤に関しては、ニセコイのキーイベントを回収して、ロミジュリやって仲直りして終了ーだよねーと内心見くびっていました。


が修学旅行前後から物語が異質なものになります、エヴァの新劇場版:破みたいな感じですね!(多分ちがう)
まあいろいろあってニセコイが完結するのですが、ストーリーの異質な点として、鍵1本体制が大きいと考えます
(2に続く)

974感想下記:2018/12/23(日) 19:28:30 ID:3ILS2jFg
ニセコイ(映画版)その2

この感想は駄文でありネタバレを多数含みます、まだ未見のかたは避けることをおすすめします。



















・鍵は1つしかないから…
なんと鍵はひとつしかないです、しかもキーブレード使いも小野寺さんのみ
さらにさらに過去の記憶ものこっており、自分が昔約束した女の子であることも小野寺さんは覚えている
こんなの絶対勝ち確じゃないか!!(余裕)
慢心王じゃなくても慢心できる状態。デュエルでいえばもはや相手のライフは100、削りきればこちらの勝ちみたいなもんですよ!!!

そう漫画と違い引き伸ばす必要がない映画はいきなり鍵問題がクライマックスだった

・たったひとりの最終決戦〜運命に挑んだヒロイン 小野寺さん〜
えーっと、とてもいいづらい話なんですが、この状況でも小野寺さんは負けます。
「どうせ覚えてないと思うし」とか言ったり、千棘ちゃんの応援していたら
ロミジュリやっている最中にぐんぐんと楽の千棘に対する好感度が上がっていきます
多分パチスロで連チャンしている時ってこんな感じなんだろうなーというぐらいに千棘ラッシュが続きます。

そんなこんなでタイミングを逃します(無慈悲)

で、ロミジュリが終わり千棘がほぼメインヒロイン当確!
落選確定のお通夜状態になった選挙事務所みたいなテンションで小野寺さんの最終決戦がはじまるのです…

原作ではロミジュリが終わったあと、小野寺さんが再度ジュリエットをおこない、幸せな気持ちになれるのですが…
映画は違います、小野寺さんはすでに覚悟を決めた状態で屋上に待ちわびてました…
ここから25巻の展開にワープします、クロノトリガーでゴミ箱を調べたらいきなりラヴォスの日に飛んだようなもんです。

ここで小野寺さんが自分が約束の女の子であると話て鍵がサクッと開きます、原作だと25巻かかりましたが、2時間映画の中であきます。
鍵をサクッと開けたらニセコイが終わる終わると連載中みんなでいっていましたが、サクっと開けられます。
出てきたのは原作と同じ、ビーズでできた指輪…

「指輪どうしてここで出る!指輪!おまえの役目は最後だぞ?だめじゃないか!小野寺さんを悲しめるやつが出てきちゃ!!!」

もうこの時点で僕の心は深い悲しみに包まれた、いや…それは早すぎる、なんでこんな悲しいをこんな早くに…
開けた時点でどう考えても楽の心が千棘に向かっているために、敗北エンド必須の状況
小野寺さんのイデルートは変えれない状態に

そんなイデルート真っ最中に小野寺さんは告白しちゃいます

そして「大好き」と告白して
楽に「千棘が好きだから」と返され崩御します

いやーこのシーンが本当にすごかった、お涙頂戴の純愛ラブストーリーではないニセコイにおいてここまで壮絶な展開を見せられるとは
どう考えても小野寺さんかわいそうだろ!?
(ただ一方で楽、千棘カップルも応援したくなるような状況であったので致し方ないのかなぁと納得できるっちゃできるんですけどね…)

というか次回作は!?こんな終わらすような流れにしたら九州編は!?最終決戦は!?
え、そのまま千棘を追い掛けて告白して二人は幸せなキスをして終了、NKT…
こんなのって こんなのってないよー!!(レイアース感)

・「納得がいく最終回ができる奴なんてなぁ…… 普段セーブして描いてる奴だよ!」by 流れ星超一郎(吼えろペンより)

なんて気持ちを持った時に自分としての甘さがあったなと思いました。
考えてみろよ、ニセコイの次回作があると思うか?
このあとチャンスがくる、そんな風に楽観視できる要素がどこにあった?

ファンは続きがあるといい、話が続くといいなんて無責任なことが言えるけど
制作スタッフに与えられるのは一度だけ、その一度に全力を注ぎ完成度の高いものを作る

それがプロとして当たり前だよなぁ!?

それに俺自身がいつもいっているじゃないか、ニセコイは最初と最後が一番面白いって!

ここ最近の映画はアヴェンジャーズしかりシリーズ化して、そのファンを引っ張ろう、引っ張ろうする作品を作る
だから次回作を考えて映画を作るのが当たり前なんて思う悪習が広がる
違う、そうじゃない、映画、いや映像作品なんて一本で満足できるものを作るのが基本なんだ

このスタンスを徹底し、あとにも先にもこの一作でニセコイは完成したと言われるような作品を作ったスタッフの皆様のご尽力に
いちファンながらも感謝せねばと思いました、素晴らしい映画をありがとうございました。

975感想下記:2018/12/23(日) 19:32:51 ID:3ILS2jFg
ニセコイ(映画版)その3

この感想は駄文でありネタバレを多数含みます、まだ未見のかたは避けることをおすすめします。

















では次に今作品の悪い点を…


・悪い点
「今から名前をよぶ!つぐみ!マリー!るり!」

「「「はい!!!」」」

「お前らは補欠だ!」

「「「!?」」」

かつて僕はこの作品の予想をするときに以下の予想を書いた

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ニセコイ談義場
289: 感想下記 :2018/04/14(土) 22:52:24 ID:3ILS2jFg より抜粋

「もともと中学時代から知り合いだった女の子のことがカワイイと思いながらも
新たに出現した転校生と偽恋契約をしているうちにそっちの子との仲がどんどん良くなっていくお話」

というシンプルな話にもっていくのが妥当なのではないかと思います。
うん、字面にしてみると小野寺サイドからすれば本当ひどい話だな!
これ!やっぱり二股じゃないか…(呆れ)

時間的な制約や内容をわかりやすくシンプルにすることを念頭におけば
つぐみ、マリーはリストラですね(無慈悲)
流石に小野寺さんと千棘ちゃんの話を掘らないといけないところに追加の二人の話をやるのは物理的に困難が予想されます。
春ちゃんと結姉さん、ムリムリそこまで話つめれないー
この時点でニセコイの魅力のマルチヒロインシステムが崩壊しそうなのでもう破滅が見えてきそうな感じです。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

すごい、もうこの時点でこんな話になることが予想できてたじゃないか!!!
なのになぜ直前で次回作もあるかもとか、とちくるった発言をしているんだ…(呆れ)

はい、RTAの関係上マルチヒロインは崩壊しています。
そりゃそうですよね、エンディングまでのフラグをいかにして解除していくかがポイントですし(白目)

予想に反して結構番宣にでている島崎さんのマリーがチョイ役です。
病弱設定、家の問題?なにそれ美味しいのというぐらい、ストーリーにでてきません
所詮マリーは後付けの敗北者じゃけぇんのぉ…(悲哀)

というかトリプルヒロインオーラを事前に出しときながらマリーがチョイ役なのは割と詐欺だと思います。
つぐみとるりちゃんは当初からチョイ役でやりますよーとかいってたからしょうがないなーで済むが
マリーをこの程度で終了させるならはじめからリストラにしてもいいのではないかと言いたくなるレベル

この点に関してだけは問題があると思います。
マリーがでなきゃファンが暴動を起こすから出した、島崎さんがネームバリューがあるから器用した
そんな邪推を起こしかねないレベルだったのでその点に関しては色々卑怯だと思います。

と、悪い点はこのぐらいですね。他に関しては概ね満足いきました

976感想下記:2018/12/23(日) 19:33:58 ID:3ILS2jFg
ニセコイ(映画版)その4

この感想は駄文でありネタバレを多数含みます、まだ未見のかたは避けることをおすすめします。

















では次に今作品の良い点を…

・良かった点
リアル小野寺さん

はい、主演の池間さんという小野寺さん役の女優がかわいいです。
見た瞬間に3次元に小野寺さんが降臨したと思えるかわいさです。

実をいうとニセコイの映画の際にこの池間さんというのに一番期待をしていなかったです(爆)
というか湘北の不安要素「素人 桜木」みたいな印象しか自分は持てなかったです。

どうみても表情硬いし
ただ若くて可愛いだけの素人っぽいし
芸歴もそんな長くないし
そもそも小野寺さんの可愛さを再現するのは困難だろうし

当初の予想ではこの子が無難な演技で小野寺さんをやって、千棘ちゃんよかったねの話にしてくれる
まあ対して感情移入もさせるような話にはならないし、いろんなショックが和らいで逆に良いと
そんな予想を実はしていました

が、開始数分でその考えは間違いだと気づきます。
カメラとかのアングルやとり方、映像の補正とかそういったものなのか、そもそもこの子が可愛いのか
どちらかわかりませんが、初めて映画館に現れた時の心のひとことが

「あ、小野寺さんだ」

というものでした。あ、これは小野寺さん、うん小野寺さんがでてるね。
そうだ、小野寺さんは実在したんだ!(ラピュタ感)
と軽い衝撃を受け、その後も大活躍

特に終盤の手の感触寺さん、スケッチ寺さん、怪我寺さん、告白寺さん
と凄まじくかわいい小野寺さんを量産します。
とにかくいい子でお人好しです。

あと映画ではロミジュリを提案するのは小野寺さんなのですが
結末がわかった上でそのシーンを見てた自分は、やめてくれー!!!という心の声がさけんでしまいました。

小野寺さんに関しては完璧です。もう小野寺さんだけ見て楽しめるって人は見たほうがいいです。
嘘だと思って劇場でこの子を見てください!僕の言っていることが本当だと思います。

ただし、あまりにも小野寺さんすぎて、失恋シーンでかつてのニセコイの記憶がフラッシュバックする危険性もありますがね!!!

千棘ちゃん
えーっと一方で中条さんはふつうです。
千棘っぽいですが…千棘じゃないです、ふつうの女の子です。
恋に悩み、友情に悩む、がさつな女の子です。
今回の読み切りの千棘は映画準拠だったのかなとも思います。

が、それがいい

あまり原作と比べ暴力的ではなく、序盤から楽のことを思ってくれるし、可愛げがあります。
そりゃこんな子とニセコイとか言われながらも登下校したら恋愛モードに入りますよねえ!!!

というかこの子の素朴に楽が会話する感じがすごく仲の良い二人という感じがでてとても良いです。
うんここまで仲良くしていてこの子に傾いたらそりゃ小野寺さんが来ても断る、仕方ないね
そうまで言える描写をしていたのはとても素晴らしかったです。

楽君
序盤の印象はこんなナヨっているやつに楽をやらしてもなー
チョロそうだし、キャラにあってないんじゃ…
というところがスタートなんですが

終盤の千棘を大事にすると決めてからの男気は本当にカッコイイです。
俺は千棘が好きだって気づいたからなんだってやってやる!!
という本気度が画面越しにも伝わってくる

特に千棘を追い掛けるシーンではつぐみに阻まれ、クロードにも阻まれるのですが
つぐみに対しては自ら土下座し、アイツの事を追いたいと懇願
クロードには銃を突きつけられても俺は本気だから引かないとメンチ切ってく
原作よりも主人公してますね…これは…

しかも千棘ちゃんにも自分から告白しているし…
楽に関しては原作よりもなんかカッコよくなってます
Sexy zoneの中島さんのいつもはチャラいけど、本気の時はガチの演技というのはこういうものかと思いました。


駄文をいろいろ書きましたが総じて良い作品だと思います。
ヒットするかどうかは別としてニセコイを読んだことがある人
ハマったことがある人なら一度は見といたほうがよいと思います(こなみ)

977:2018/12/24(月) 07:02:46 ID:nURmo6B.
感想下記さんの感想が面白かったです(小並感)

978名無し:2018/12/24(月) 13:08:58 ID:QV2.Ebcg
めっちゃ早口で言ってそう(いい意味で

979秋あかね ◆1vQiJfbNcU:2018/12/24(月) 14:48:24 ID:A.Gl9A2U
さすが感想下記さんだ、ニセコイを語らせたらすさまじい熱量。
これは映画が気になってきたなあ。
ツイッターでもジャンプ感想勢で観てきた人がいて、好評なんですよね。

980フーガ:2018/12/24(月) 20:03:40 ID:.l4G.RCY
感想下記さんの感想が読みたいので(現時点で読んでない)、映画見ようかな。

981シャアダム:2018/12/31(月) 02:45:51 ID:ThfKNmts
◆レディ・プレイヤー1(原題: Ready Player One=一番目のプレイヤー準備完了)2018年アメリカ

てっきり、女性プレイヤーの話かと思ったら、LadyじゃなくてReady(準備ができている、手早い)ねw
今年ネットゲーム的な内容で大ヒット大好評なのは知っていたので、ネットゲーム大好き人間達が持ち上げてるだけなのかなって疑って見始めたけど、意外と面白かったかな。
ゲーム大好き人間だけじゃ無くて、1980年代ポップカルチャーが好きな人や昔の映画が大好きな人向けにも作ってあって、スピルバーグの戦略に見事に取り込まれてしまったわw

とくに「シャイニング」でいたなあ双子のお化けや幽霊のパーティや斧を持った狂った小説家、あと初代ガンダムもずるいや、チュンリーやタートルズやアイアンジャイアントやメカゴジラもデロリアンもずるいやw
映画のストーリーが良くできてるんじゃなくて、懐かしの有名キャラクターが夢の対決をするのが楽しいエンターテーメントに特化した映画でした(やっぱズルいや、仮面ライダー大集合といっしょで、楽しいのは当たり前)。

あと、人類の未来はヴァーチャル世界が第二のリアルになるんだ、現実重視なんて古臭い、電子世界に逃げて何が悪い、とか主張してる映画だったら、唾はきかけてやりたかったが、現実は大事だよ、ゲームばっかりやってたらアカンよってメッセージがあって、良かった良かったw
でもひねたやつが、キスもセックスも食べる味も、ネット世界でも体験できるようになるぞ、みたいなことを言うんだろうなあ。
そういう意味では、最新映像の今時のネット世界中心の物語なんだけど、考え方は古臭い映画なのかもね(自分はリアルを大事にする派なので、その点は好きだけどね)。

欲を言えば、もっと色んなキャラクターに変身して欲しかったなあ。あと、事件が解決してからのエピローグやモノローグやクレジットが長いかな。

そういえば、アイアインジャイアントはまだ観てないので観たくなった。あと、ヴァンヘイレンの「ジャンプ」は流して欲しかったなあ。あとソリと薔薇のつぼみは、最近観た「市民ケーン」だっけ?
あと、ラストの戦闘シーンは「スターウォーズ・帝国の逆襲」っぽかったなあ、あと・・。

982シャアダム:2018/12/31(月) 06:54:05 ID:ThfKNmts
◆レディ・ガイ(原題: The Assignment=その任務)2016年アメリカ

今度のレディは女性って意味ですwレディ・ガイだから女男・・つまり「女に性転換した男」って意味かな。
内容は、弟を殺された性転換や整形の天才女医が弟を殺した殺し屋フランク・キッチン を捕まえて女性に強制的に性転換してしまう(罰を与えるために)。
外見は女性となった主人公の殺し屋フランクは、裏切った組織と女医に復讐しようとする、ちょっと変わったハードボイルド映画。主人公と女医の回想やモノローグで話は進みます。

率直な感想、性転換で女になった殺し屋という部分を除けば、そこまで面白くも、意外性も無い、淡々と進む、普通の女医と主人公の復讐物語って感じ。
もっと、女になってしまった主人公の戸惑いや女としての日常生活での失敗や違和感や男との違いを強調する話なのかなって思ったけど、そこまで突っ込んでないというか、おっぱいが大きくなって、おちんちんが無い!で一回だけ叫んで、あとは悩んでもしょうが無い復讐しようってサラッと物語は進んだなあw
殺しのプロも他の知識には疎いのか、医者に男に戻れるかって聞いてるところが、今時素人でも分かるわ、おちんちん切っちゃって無くしちゃったら、元に戻れるわけ無いだろって突っ込みたくなったわ(いつかはIPS細胞でおちんちんも再生できるかもな)w

ハードボイルドアクションの方はまあ、普通、特筆するところは無かった。ただ、話の構成がやや複雑で、女医の家で起こった殺人事件に始まり、女医の精神鑑定シーンから、過去の出来事に戻ったり、語り部が殺し屋主人公に変わったり、面白く見せようと頑張ってるのがうかがえましたね。
殺し屋アクション映画というよりは、女医と殺し屋、どっちがより倫理的に間違ってるか、どちらの主張がより悪なのか、どちらの仕打ちが残酷なのか、ちょっと哲学的な臭いのする映画でした。悪人VS悪人+周りのやつもみんな悪人、精神鑑定の医者も感じ悪いって感じ。

あと、主人公は最初は男なのだが、明らかに髭を付けてるだけで女優が男装してる(顔と肌が綺麗すぎ。裸体が下の方まで男なのは特殊メイク?男の体と合成?)って分かるし、吹き替えの声も男の時から女性声だし、なんだかな〜。セックスシーンも最初っからレズ(女同士)にしか見えないのも失敗じゃ無いかなあw
あと、前半は淡々と語ってばかりで物語が動かず、あまり面白くなかったです。もう少し性に関して突っ込んで欲しかったかなあ(それが売りなのに)。

ラスト、てっきり性転換の復讐で女医のおっぱいでも取っちゃうと思ったら、生きがいの方を取っちゃいましたね。もっと残酷でしたね。やるせなさが残る映画でした。

983シャアダム:2018/12/31(月) 06:55:31 ID:ThfKNmts
◆レディ・ガイ(原題: The Assignment=その任務)2016年アメリカ

今度のレディは女性って意味ですwレディ・ガイだから女男・・つまり「女に性転換した男」って意味かな。
内容は、弟を殺された性転換や整形の天才女医が弟を殺した殺し屋フランク・キッチン を捕まえて女性に強制的に性転換してしまう(罰を与えるために)。
外見は女性となった主人公の殺し屋フランクは、裏切った組織と女医に復讐しようとする、ちょっと変わったハードボイルド映画。主人公と女医の回想やモノローグで話は進みます。

率直な感想、性転換で女になった殺し屋という部分を除けば、そこまで面白くも、意外性も無い、淡々と進む、普通の女医と主人公の復讐物語って感じ。
もっと、女になってしまった主人公の戸惑いや女としての日常生活での失敗や違和感や男との違いを強調する話なのかなって思ったけど、そこまで突っ込んでないというか、おっぱいが大きくなって、おちんちんが無い!で一回だけ叫んで、あとは悩んでもしょうが無い復讐しようってサラッと物語は進んだなあw
殺しのプロも他の知識には疎いのか、医者に男に戻れるかって聞いてるところが、今時素人でも分かるわ、おちんちん切っちゃって無くしちゃったら、元に戻れるわけ無いだろって突っ込みたくなったわ(いつかはIPS細胞でおちんちんも再生できるかもな)w

ハードボイルドアクションの方はまあ、普通、特筆するところは無かった。ただ、話の構成がやや複雑で、女医の家で起こった殺人事件に始まり、女医の精神鑑定シーンから、過去の出来事に戻ったり、語り部が殺し屋主人公に変わったり、面白く見せようと頑張ってるのがうかがえましたね。
殺し屋アクション映画というよりは、女医と殺し屋、どっちがより倫理的に間違ってるか、どちらの主張がより悪なのか、どちらの仕打ちが残酷なのか、ちょっと哲学的な臭いのする映画でした。悪人VS悪人+周りのやつもみんな悪人、精神鑑定の医者も感じ悪いって感じ。

あと、主人公は最初は男なのだが、明らかに髭を付けてるだけで女優が男装してる(顔と肌が綺麗すぎ。裸体が下の方まで男なのは特殊メイク?男の体と合成?)って分かるし、吹き替えの声も男の時から女性声だし、なんだかな〜。セックスシーンも最初っからレズ(女同士)にしか見えないのも失敗じゃ無いかなあw
あと、前半は淡々と語ってばかりで物語が動かず、あまり面白くなかったです。もう少し性に関して突っ込んで欲しかったかなあ(それが売りなのに)。

ラスト、てっきり性転換の復讐で女医のおっぱいでも取っちゃうと思ったら、生きがいの方を取っちゃいましたね。もっと残酷でしたね。やるせなさが残る映画でした。

984わんのねこ:2018/12/31(月) 17:02:52 ID:Xt/bWbkA
・劇場版ドラゴンボール超ブロリー
ドラゴンボール / アクション / 東映アニメーション / 長峯達也

GO!ブロリーGO!GO!
あらすじ。ブロリーが地球にきたぞ、ブロリーは超強いぞ。以上。

鳥山明の感性と、オマージュというかたちで散りばめられる山内重保の感性、
を長峯達也が洗練された王道お祭り映画に纏めあげた傑作。
長峯達也の美徳は、研究することを怠らず、良いものは良いと素直に認められ、
任せられるものは担当の人間に全部任せることができることですね。

旧作のブロリーがサイヤ人の突然変異・悪魔という解釈だったのに対し、
今作では純粋・究極のサイヤ人、即ち、
誰よりもおだやかな心と激しい怒りを合わせもつ者になっています。

強く記憶に残るチャント(サッカー、プロレス等でみられる声援)が秀逸ですね。
ジョジョのOPのおじさんこと富永TOMMY弘明という人選もよい。

水樹奈々のお尻…じゃなくてチライちゃんのお尻…じゃなくてキャラクタもいいですね。
良い子じゃないけど悪い子でもないという絶妙な按配。
でも一番お尻の露出が多いのはパラガスさんということも覚えておいてください。

985シャアダム:2019/01/01(火) 04:04:20 ID:ThfKNmts
◆ジュラシック・ワールド 炎の王国(原題:Jurassic World Fallen Kingdom=ジュラ紀の世界・陥落した王国)2018年アメリカ

前作「ジュラシックワールド」の大惨事で閉鎖された島に取り残された恐竜たちが、島の火山の噴火により全滅の危機に会った。恐竜を助けるべく且つ財団のの命を受けて、重要な11種の恐竜だけでも救うべく島へ向かう主人公オーウエンとクレア達。しかしその救出作戦は財団の罠であった。彼らは噴火する島で殺されかけそして島に置き去りにされかける。財団の傭兵達は目的の恐竜を持ち帰って、世界中の欲しがる者達に売って儲けようとするが・・という話でした。

恐竜のCGやアクションに関しては文句なしに凄いと思うが、ストーリー的には可も無く不可も無く、感動する部分も特筆する部分も見つからなかった、普通なパニックアクション映画でした。
まあ、半分子供向け映画だから、キッチリ悪人は懲らしめられ(この映画の場合は食べられたり惨殺されたりで結構残酷w)、主人公達はどんな危機に会っても、嘘のように奇跡が起こって観客をハラハラと驚かせながらもギリギリ助かる(観ていてどうせ助かるんだろうって思ってしまうw)、遊園地のアトラクションのような映画ですね。善良な主人公側はほぼ死なないだろうなあって思って見てるから、いつまでも主人公達がグダグダ戦ってると「もういいよ、さっさと決着してくれよ」って思ってしまうんだよなあ。そこが欠点な映画でした。

孫娘は、「子供は事故で死んだ」「過度の遺伝子技術は人類を滅ぼすぞ」とかヒントがあった上、物語に関係ないところでやけに孫娘の出番が多いなあ、もしかしたら伏線張ってるのかなあ?って感じで、最初からこいつはあの技術で作られたかアレかもって感づいてしまいましたw

ラストを見る限り「猿の惑星」シリーズをもう一回「恐竜の惑星」として同じような感じで作りたがってるのかなって思いましたw次作で恐竜が知能を持ち、人間の言葉を喋り、ブルーを指導者として人間世界に対抗してきたら、「猿の惑星」のパクリかも〜w

まあ、凄く面白いとは思わないけど、家族で楽しめるパニック映画だとは思います。

あと3つ言いたいことがあります。
一つは題名「炎の王国」って噴火する島の事を「炎の王国」って皮肉か。「炎に焼かれる絶滅寸前の王国」だねw
それから、島で主人公達と挨拶を交わして10分後、すぐ本性を現して裏切る傭兵団(ハンター達)wこの超ウルトラスピード裏切りに糞ワロタ(普通ならもう少しいい人かな悪い人かなって観客をミスリードさせるのにね)。
最後に、恐竜を逃がすかどうかの判断、自分が同じアレだからって同情して危険猛獣(恐竜)を逃がすんじゃねえよ。お前の所為で罪の無い人間(動物も)がどれだけ犠牲になるんだよ、糞孫娘めw主人公達も迂闊だぞ。

986:2019/01/01(火) 05:19:05 ID:AFGwbd4Y
あれ外道対外道対恐竜の三つ巴ですよね

987レト:2019/01/01(火) 21:07:02 ID:5xDgiNaU
テーマにエコテロリストのような傲慢さが見え隠れするのは観客によっては拒絶反応を起こすでしょうね。

988シャアダム:2019/01/01(火) 22:28:02 ID:ThfKNmts
◆パシフィックリム・アップライジング(2018年アメリカ)※アップライジングとは反乱・暴動のこと

前作で異次元に通じる怪獣が現れる海底の穴をふさいで、人類に平和がもたらされて10年がたった。
しかし、異次元人(宇宙人かも)の地球侵略計画はまだ密かに続いていて、今度は最新鋭機の無人ロボットを操って再び異次元の穴を開こうと、とあるロボット(イエーガー)開発技術者の心を乗っ取っていた。
そして無人機の暴走事件が起こり、かつての英雄の息子(主人公)とメカに関して天才の少女がロボットに乗って活躍するというSFアクション映画でした。

感想:突っ込み処もあるけど(咄嗟のアイデアがすぐ実用化して(5〜30分ぐらいでw)必ず実験や試験運転無しで成功するとか・・あきらかにリハビリなしで主人公は相棒とぶっつけ本番でロボットで護衛任務につくとか・・)、ご都合主義な日本のロボットアニメを実写化したと思えば許せて楽しめる映画でした。
あの嘘っぽい武装理論で固めたような理屈臭いしゃちほこばった「シ●・ゴジラ」よりは、馬鹿になって楽しめましたし、面白かったかな。
後半、日本が舞台になったときは、「そんなに日本に媚びなくてもいいのに」「キラウェア火山とか他に火山はあるでしょ」とか思って苦笑いしました。まあ、ロボットがエヴァ1・2号機やパトレイバーライクだし、ガンダムの銅像が出てくるし、怪獣もウルトラマンの「ゴモラ」っぽいし、Gガンダムでシンクロ率っぽいシステムだし日本大好き?なのは感じましたが。
あと、やたら中国が良い奴っぽく描かれているのは(トランスフォーマーや火星で一人ぼっちの映画にしても)、最近のアメリカの映画界が中国資本に媚びてるのかなあって感じ(考えすぎ?)。日本が舞台でも、あの滅茶苦茶な壊され方(大惨事ですよ!)はなんか悲しいものもあります(日本に恨みでもあるかのような)ww

ロボットはそれぞれに特徴が有って、量産型では無く、一品ものロボ達で日本のアニメっぽい設定ですね。スパロボに出て欲しいかな。

あと、特筆すべきは、ラストの4対3の東京シティでの総力戦、ゴチャゴチャ乱戦していて凄くエキサイティングでここ最近の映画やアニメのロボット戦闘の中でも一二を争う面白さでした。味方も無敵ヒーローロボでは無く、無茶するとすぐ壊れる所がリアルっぽくて良かった。敵は3体合体巨大化するけど(大きい方が強いんだ!ってこの伏線かな)、あれってかえって目標を絞りやすくなっただけなのではw
それから「SSSSグリッドマン」はこの映画の影響受けてそうな気がする。「あかねちゃん」があの操られている開発者のおっさんwまあ、グリッドマンのように一撃必殺技で解決しないところが良かったけどね。

まとめ:うん、思ったより楽しめた映画でした。全体的に突っ込み処も多いけど、ラスト付近の戦いは秀逸でした。子供には受けるだろうなあ。

・オマケの「サルベーション地球の終焉」の第一話。
中々良くできた人類滅亡パニック群像ドラマで、面白かった。5話ぐらいでまとめてくれるなら借りて観てもいいけど、商業主義のアメリカドラマだから、物語を必要以上に引っ張って「第二シーズン」に続くとかなりそうで、借りるのをためらいますねw

989シャアダム:2019/01/02(水) 21:55:37 ID:ThfKNmts
◆ジュマンジ ウェルカム・トゥ・ジャングル(2017年アメリカ)

その呪われた双六ゲームを一度始めると止まったコマの指示通りに現実で物事が起こり(動物が現れ襲われたり)、サイコロ振ってゴールにコマを進めないと、いつまでもゲーム世界の呪いから逃れられない「ジュマンジ」第一作。
舞台が宇宙へ移った宇宙版ジュマンジの「ザ・スーラ」。そして今回はサイコロは使わない昔の「TVゲーム」に進化した呪いのゲーム「ジュマンジ」、自分のキャラクターを決めて、一度始めるとゲーム世界に引き込まれ、最終目的を達成しないとゲーム世界内で危険な目に遭って死んでしまう(ライフは3回ぶんある)。
主人公達の問題児4人は居残り作業中に「ジュマンジ・TVゲーム」を作動させてしまう。異世界(TVゲーム)世界に引き込まれ、別のキャラクターの姿になってゲームクリアーを目指す冒険アクションファンタジー。

感想:やべ!くっそ面白かった。その辺の「異世界・ゲーム世界アニメ」の何倍も面白や。伏線の張り方、ストーリーや設定や演出が素晴らしい。基本ギャグやお笑いなんだがホロリとさせられる部分シリアスな部分の切り替えも上手い。子供向けなんだろうけど、たまに良いこと言うんで、なぜか目頭が熱くなって感動したw
最近観た「ジュラシック」や「パシフィック」や「レディなんとか」よりも自分はこの映画が気に入りました。映画内の台詞で言えば見終わったあとの気分が「チョベリグ!」w

最初、まーたゲーム世界のご都合冒険ものかよ(どうせどんなに危険な目に遭っても、嘘のような奇跡が起こって助かるんでしょ・スピルバーグ映画のように)って、思って見ていたのだが、ゲーム内に入った途端、キャラが総入れ替え。オタクはムキムキ「キン肉マン」になるし、体格の良いスポーツマンは小っちゃな小狡そうな「カバンちゃん・いやおっちゃん(荷物持ち)」に、理屈っぽい奥手の女の子は「色っぽい格闘レディ」に、メール大好きおしゃれ女の子は「太ったおじさん(レディガイの逆)」になるし、そこの設定爆笑して・・で意外と面白くないかこの映画って思い始めましたw
また、得意分野や弱点がアホっぽくてまた爆笑。ケーキ食べて爆発して、また爆笑w下らないことでライフを失ってまた爆笑。いやあ展開がスピーディーでお笑いがしっかり入っていて、あまり好きで無いゲーム内の冒険映画なのに、いつまでも面白くて飽きないです(笑いって重要だね)。

この映画は「TVゲーム映画」っていうよりも、ゲームマスターがいて、卓を囲んでみんなで話し合いながらサイコロ振って結果を決める「ロールプレイングゲーム」ですね。

「レディガイ」に求めた「急に異性に性転換して色々戸惑ったりするギャグとか」もこの映画にはあるのも気に入った(この映画の場合ガイレディだけどね)。しかし、見た目男同士のマウストウマウスは気持ち悪かったわwライフが三つまでって言う設定も上手く使っていて、凄いシナリオだなあって感心したなあ。笑いに使ったり、大逆転に使ったリ、作戦に使ったり。

そして、ゲーム内で普段と逆の設定のキャラを演じる事によって、成長して相手を思いやれる心を持つ4人の問題児の部分や、見た目ひげ面のムサイ男でも、行動や台詞で、なぜか女性に見えてきてしまったわ、そういうLGBT問題にもさりげなく触れてる所も凄いなあ。臭くて良い台詞も、基本お笑い映画だから、素直に聞けたし、全てを包括できる、お笑い系たまにシリアス映画最高だな。

ラスト、アレックスとチャラい女は結ばれると思ったんだが、もうパパになっていて、少し切ない感じでそこがまた良かった映画でした。まさか、お笑い系の映画でここまで楽しめて感動できるとは思わなかったです。自分は大変いい映画だと思います。

最後にプロレスラーの「ザ・ロック」が「ハムナプトラ2」の時にこんな良い役者になるとは想像できただろうかw

990シャアダム:2019/01/03(木) 07:04:50 ID:ThfKNmts
◆ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書(原題:The Post=ワシントンポスト新聞社)2017年アメリカ

「炎の王国」同様、日本人がこの映画がヒットするように勝手に付けた題名に感心して良いやら嫌気がさすやら、ただ「ザ・ポスト」では味気ないけどね(ホラー映画の題名っぽいw)。

内容は、アメリカ国民を騙して、ベトナム戦争を始めて、長引かせた政府の隠された実態を、(マクナマラ国防長官が良心の呵責からか)赤裸々に綴った最高機密文書「ペンタゴンペーパーズ」を入手したワシントンポスト社がその後どう行動したかを描いた社会派群像劇。

映画「大統領の陰謀」の前日譚みたいな感じで作ったのだろうか、ラストで映画「大統領の陰謀」の冒頭シーン(ウォーターゲート事件)にキッチリ繋がる所が「あ〜成るほどね〜」ってパズルが嵌まったように腑に落ちました。

感想:凄く難しい内容なんだろうなあって身構えてみましたが、確かに人物関係の複雑さや登場人物の多さに辟易はしましたが、そこまで複雑な映画ではありませんでした。
まとめれば、経営が上手くいってない「ワシントンポスト社」が株を公開して立ち直ろうとしてる時期に、「ペンタゴン文書」事件が舞い込んできて、今政府に睨まれたら「ポスト社」は潰れてしまう、でも国民のために文書の報道はするべきだ!ってポスト社の上司達が悩む映ストーリーですね(かなりざっくり)。

娯楽映画としては、あまり面白くは無かったけど(淡々と事実を語っているだけなんで)、過去にこういう事件があったと思うと興味深い映画になりますね。「もう一回こういう事件が起こったらもう乗り越えられないかも知れない」って女社長が言ってますが、すぐ「ウォーターゲート事件」でまた「ポスト社」はピンチに晒されるんだよなあって思い、皮肉が効いてるその部分は笑いました。
今となっては紙の新聞はネット報道に駆逐されそうなメディアですが、無くなって欲しくないですね。新聞社は熱い職場だなあってちょっと格好いいです。

映画の中で「報道は政府のためでは無く国民のためにあるべき」って語ってますが、まさにその通りです。しかし、行きすぎた報道は個人を傷つけたり、国益を大きく損なったりするので、その辺は考慮して欲しいですね(自分お手柄や新聞を売るために報道はしないで欲しいですね)。

アメリカの歴史の一部(1970年頃)を、面白く知りたい人にはお勧めな映画かも知れません。昔の映画「大統領の陰謀」も一緒に観るとニクソン政権時代を理解できるかも知れませんね。

991シャアダム:2019/01/04(金) 02:24:50 ID:ThfKNmts
◆ブラックパンサー(2018年アメリカ)

マーベルコミック原作の映画化のひとつ。アメコミ(特にアヴェンジャーズ)に興味の無い人にとっては、どれだけ似たようなヒーローものを作るねん!って突っ込みたくなるよなあw自分も嫌いじゃ無いけど少し作りすぎだと思うわ。

で、今回の話はアフリカの架空の国で発展途上国の振りをした超技術先進国ワカンダ(ウガンダ共和国w)のバットマンこと黒豹の姿をしたヒーローの物語です。主人公の父は昔弟を殺していて、その弟がアメリカで作っていた子供が大きくなってワカンダ国を乗っ取ろうとする(一応、ワカンダの技術で世界の虐げられてる貧困層を救おうと言う名目で、今の王(主人公)のやり方ではそれができないと言う理由)が主人公がそれを阻止しようとする話。

感想:まあまあよく出来たストーリーで感心はするが、凄く面白いとか感動したとか、まででは無かったかな。
まず、アフリカっぽい衣装や格好の役者の人、つるっ禿げになるのは抵抗なかったのかなあとか、アフリカだからって槍を主武器にしなくてもとか、勝利宣言がワカンダ語では無く、「フォーエバー!」って叫んで英語に毒されてるやん!とか「商人族」「川族」「鉱山族」「国境族」とかゲームっぽい分かりやすい名前だな(これも英語でw)とか、最後の一つの部族が「ジャバリ族」で「ようこそジャバリパークへ♪ドッタンバッタン大騒ぎ」とか、サイが防具を被ってこれが「さいぼーぐ」か余計なことばっかり考えて観てました。
特に、ジャバリ族の守護神が「猿神(ハヌマン)」ってインドのヒンドゥー教とごっちゃになってないか?明らかに黒人じゃ無い朝鮮系のおばあさんや若い頃と似つかないズリ(アメリカ人のウティカーさんじゃんw)に違和感。一人だけ、アフリカっぽいところを見せようと「ムルシ族」っぽい人がいたり(口に皿をはめた人)、アメリカ人が考えた間違った日本(今回はアフリカね)みたいになってる所で失笑しましたw

あと、宇宙一堅い物質「ヴィラニウム」ってのは昔話の嘘で、簡単に「コブラ」悪者が付けている「サイコガン」っぽいので破壊されたじゃんwそんなに堅いなら、刑務所(CIAの建物)襲撃の時隠れないで、最初っからみんなの盾になれば、ロスさんも怪我しなくて済んだかもな(でもロスさん怪我しなかったら、武器流出は防げなかったから結果的にはオーケーでしたけど)。
それから、王を決める決闘はもう少しルールを考えようよ(武器は公平に、あと二人とも死んだらどうするねん、国王親衛隊はここぞとばかり、二人の決闘を煽るのも普段のストレス解消してるとしか思えなくてワロタ。それから主人公の「まだ戦いは決着してない!」って崖から落ちて戦えなくなったらそこは素直に王位継承を認めろ(相手は直接殺すことも出来たのに、優しさから崖から落としてやったんだぞ、大概助かるパターンやんw)。国王親衛隊も決闘や国のしきたりに忠実かと思えば簡単に手のひら返したり、信用ならねえなw
あと、今回の敵は簡単にパワーアップの薬草を全部燃やしてしまったが、薬が切れたらどうする(他の人に使わせないためだろうが)。それから、20年間捕まえられなかった「クロウ」さんが、いきなりしっぽを捕まれて捕らえられるって不自然っす。

ラストの戦いは面白かったけど、ちょっと長すぎかなあ。ロスさんはたった一人で多くの全輸送機を爆破してましたね(凄い腕前だなあ、それと何人死んだことかw)。敵ボスにやられた国王親衛隊の禿げ女戦士も「ワカンダフォーエヴァー」って言っててワロタけど、てっきり隊長がヤラレタと思ったぞ(顔が似ていて誰が誰か分からん)。しかしこの戦いで大勢が怪我したり死んだりして、絶対禍根が残るだろうなあw
一つだけ、心に響いた言葉がありました「完璧な人間はいない」そのとおり。
主人公や恋人は他人にも完璧な正義を求めすぎだよな。人に向けて銃乱射してる少年がいたら、普通は少年でも殺してでも止めるのに、「子供だから(怪我させちゃ・殺しちゃ)駄目!」とかその正義の心はなんだかな〜って感じ。

最後にもう一つ、ワカンダの壁の絵の落書きはアフリカっぽさを出したいのだろうが、ワカンダに不満を持ってる若者がストレス解消に暴走族のように落書きした観たいでワロタw

まあ、面白くなくは無かったしアクションはそれなりに凄かったから、観て損はしない映画だとは思います。

エンドロール後のオマケのアレは意味分からんし、要らんと思う。あの人物に興味も無いし。

992シャアダム:2019/01/05(土) 04:28:04 ID:ThfKNmts
◆オリエント急行殺人事件(2017年アメリカ)

自称「世界一の名探偵w」エルキュールポアロがオリエント急行内で起こった殺人事件の真相を解くというミステリー映画。
ポアロ「この世には正義と悪人しかいない!中間はいない!私はアンバランスなものが嫌いだ!」って某「ワイルド7」みたいなことを言う非常に偏った神経質な性格の髭親父が、この事件に触れてちょっとだけ自分を曲げるという所が味噌かなw
何せ、格闘アクション部分も全て引き受けるオールマイティなジジイな所が新しい(新しいから面白いと入ってない)。普通は相棒のブークや巡査がアクション部分は引き受けるだろうにw

さて感想:なんて言うか昔の「オリエント急行殺人事件」を観ていたので、推理や結末に関してはほとんど一緒であまり楽しめなかった。観ていなかったら、最後まで誰が犯人か分からなくて、アッと驚いただろうな、面白さも10倍増しだっただろうなあって思う(じゃあなんで借りて観たんだ・・)。
いや、結末や途中の推理過程も変えてくるかなあって思ったから、一応観てみました。よく出来てるとは思いますよ。初めて見る人にはアッと驚く結末だと思いますよ。
ただ、勘のいい人なら、これが単独犯では無く複数犯だと気付く人も多いだろうなあ。だって、みんながみんな「例の誘拐殺人事件」の関係者で殺された人に恨みを持ってるという、偶然にしては奇跡的な乗り合わせ出しねw

(これ以上はネタバレ含むので観てない人は読まないで下さい)

しかし、原作は読んだこと無いので、今回の話がどこまでオリジナルに沿っているのかは知らないけど、事件の関係者や被害者って創作しようと思えば何人でも作れますよねw「祖母(元女優)」「父の従者」「乳母」「メイドの恋人」「運転手」「家庭教師」「名付け親」「シェフ」「判事の息子」「父の友」「妹」「妹の夫」「メイドの兄」・・なんか推理カードゲームを作れそうw
みんな知り合いで知らん振り(演技)してたんですね〜(ちょっと笑える)。
とくに「〇〇」が必死で体を張ってマフィア犯人説を訴えてるのに、他の演者が自分が犯人だ!とかあいつが怪しいとか「ポアロ」を混乱させたかっただけなのでしょうかw

最後は駅に着くまでポアロもいつ犯人達に殺されるか気が気でなかった出しょうね。犯人が自分の罪を反省してポアロに何もしなかったから、ポアロも自分を曲げたのかも知れないですね。例え罪に問われなくても一生心の重荷になることは間違いないでしょう(それがポアロが与えた罰なのでしょう)。

ただ、傷口は12カ所、被疑者は13人・・あれ?誰か真っ白な人がいるぞ。分からない人はもう一度映画を見て探して下さい(俺の勘違いかも知れませんけど)。

と言うわけで、旧作を観ていない人には充分に楽しめると思うミステリーだと思います。

あれ?ナイル殺人事件ってポアロが偶然居合わせた所で起きた事件で、頼まれていったわけでは無いのでは?その辺どう改変するのかなあ??

993シャアダム:2019/01/05(土) 19:29:15 ID:ThfKNmts
◆ローガン・ラッキー (ローガン家の幸運)2017年アメリカ

不幸続きのローガン家のジンクスなど関係ねえ!失業したローガン兄が弟(バーテン)・妹・金庫破り(007のダニエル)とその馬鹿っぽい兄弟+α(約8人で)レース売店の売り上げ金を盗むという、田舎版「オーシャンズ8」(監督は「オーシャンズシリーズ」の人)ともいえるギャグ系痛快犯罪映画(本当に犯罪をやっては駄目、映画の中だけですよw)。

感想:なんて言うか、犯罪映画なんで賞賛は出来ないのだが、まじ面白かった、楽しめた、後味も良かった。馬鹿っぽい兄弟が馬鹿っぽい強盗計画を立てて、わちゃわちゃドタバタギャグしながら成功する映画かなあって思ったけど、主人公の兄貴が結構天才的な犯罪計画を立てるんで、あれ?これ意外と緻密で考えられた犯罪映画かなって途中で見方が変わったわ。
見終わったあとに、爆発のケムリを誤魔化すために、FBIの捜査・追跡を逃れるためになるほど〜もう一つ別の犯罪計画を立てていたのか〜って感心しました。そういえば、犯罪計画の心得に「代替計画を立てること」ってあったし、「引き際を見極めること(欲張らないこと)」ってのもあったなあ(伏線かあ)。

ゴキブリも何に使うかと言えば、チューブルート確認のためかあ。あの小さな爆発は、隣のチューブの蓋を壊すためかあって意外とよく考えられていて、痛快爽快納得な映画でした(まあ、犯罪成功には都合の良い運「所長の見栄やレーサーの不仲や間抜けな警備員や刑務所内での囚人の協力やレース経営者の捜査打ち切りのタイミングなど」も必要だったけどね)。
それも見通しての計画なら、主人公はどれだけ天才やねんって事になりますね。でも、あの最後はいつかFBI女性捜査官の執念捜査に捕まるって暗示なのかなあw

一見馬鹿っぽいギャグっぽいお笑い系犯罪映画ですが、自分はストレス解消にスッキリする凄くいい映画だと思いました。あと、パパの大好きな歌って「カントリーロード」なのか。あのシーンはちょっとホロリときました(笑いの中にちょっとした感動に弱いですw)。ただね、せっかく可愛いおませな少女も、あのケバい化粧で台無しwそこが素朴で田舎っぽくてよくある日常っぽくてリアルだけどね。
あと、主人公の妹がエロ可愛かったです(むさい男ばかりの映画なので、オアシスでしたw)。いやあ楽しい映画でした(正月に見た映画の中では一番の収穫かな、二番はジュマンジ)。

994園田英:2019/01/05(土) 22:28:15 ID:/Gc6BW4k
>>992シャアダムさん
>混乱させたかった
それもありますし、あくまで「私たちは赤の他人だ」とやりたかったもあります。
…一応ポワロが気づかなきゃ全員例の事件の関係者だとはばれないと思ってたでしょうし
(日本の前後編ではそこ突っ込まれてたな。「脅迫文は?」「パニくってたから燃やしました」「もう、なんで燃やすかなあ」

因みに原作ではポワロの自慢は灰色の脳細胞とチョビ髭らしいですが、冒頭中心人物の家庭教師が
「ぷっ、なにこのチビでチョビ髭の禿親父wこれじゃあ女の子にもてるの大変そうねえww」と言ってるんですよね

995シャアダム:2019/01/06(日) 18:35:54 ID:ThfKNmts
◆ミッションインポッシブル フォールアウト (2018年アメリカ)

フォールアウトとは「放射性降下物」。因みに前作「ローグネイション」とは悪党の国家(テロのシンジケートかな)。

今回のミッションは「盗まれた三つのプルトニウムを奪還すること」。そのプルトニウムを狙って、「ラーク」という正体不明のテロリストと、彼と手を組んだ「アポストル」というテロ集団と戦う事になる。その上、「プルトニウム」や「ラーク」そして前作の護送中の悪人「ソロモンレーン」を巡って、アメリカCIAやイギリスMI6のスパイや暗殺者(イルサやウォーカー)とも争うことになり、取引の仲介役に武器商人「ホワイトウィドウ」も絡んでくると言う複雑さでした。

感想:5つのグループが戦う一見複雑な人間関係ですが、整理してみるとそんなに複雑な話ではありませんでした。「ラーク達テロ集団(+ソロモンレーン)」VS 「IMFチーム」に加えてビジネスライクで中立な立場の「武器商人」と手柄を独り占めしたい「CIA」やソロモンレーンの口封じをしたい「MI6」って感じですか。映画自体は、アクションが凄く、格好良く、スパイっぽい騙し騙されもあり、スリリングで結構熱く、ラブロマンスも有り娯楽映画としては超一流だと思います。
敵を騙す作戦には「おお!」って感嘆するほど、面白かったですね。屋根を伝って犯人を追う長い長い疾走シーンやラストの主人公の根性と忍耐と不屈の活躍も熱かった(これでこそ主役!)。偽物ラーク(拳法使い)との肉弾戦ではイマイチやられっぱなしで、もう年で引退かなって思いましたがw

ここまで概ね好評価な映画ですが、残念な部分を幾つか。
まず、日本語吹き替えの声優が下手くそw今回の敵「ラーク」の声がボーカロイドかよって思うぐらい違和感。あと武器商人「ホワイトウィドゥ」も下手くそ(笑いが出てきた位)。まあ、字幕で観れば良いことですが。
次に、主人公「イーサン」が実はテロリスト「ラーク」だったと思わせるストーリーが雑!。もっと伏線を張ってそうミスリードさせれば良いのに、「ここに証拠がある!」ってそれだけで主人公を貶めようとしても、観てるこっちはえ?いきなり?そうなの?ってぽかーん状態wもっと徐々にそう思わせてくれよ。
そして、武器商人「ホワイトウィドゥ」の演技も下手くそ(吹き替え声優の下手くそとの相乗効果w)、素人の自分でも分かるくらい何か下手くそさが伝わってきた。目の演技が素人っぽいし、こいつホワイトウィドゥの偽物じゃ無いかって位威厳は無いわ、ただ可愛いから(自分は可愛いとは思わないけど)この役に採用されただけのアイドル演技っぽいよ。
もうひとつ、「ラーク」として「ソロモンレーン」奪還作戦に関わった主人公の代替作戦が雑!フランス警官隊を一人も殺したくないし、武器商人達には「悪人」と思わせたいのは分かるけど、あれで「武器商人達」を騙せるとは思わねえよ(でも騙されている武器商人達にこいつらチョロすぎ、もっと疑って用心しろよw)って呆れてみてました。やっぱこの「ホワイトウィドゥ」の小娘は偽物じゃ無いのかw

総評:ラスト核爆弾解除の時間との闘いがスリリングだし、ヘリコプター操縦が下手くそな主人公が根性で操縦して敵と戦ったり、「クリフハンガー」みたいな「高山の岸壁でのラスボスとの戦い」、あれ「ボルダリング」って言うのか「フリークライミング」っていうのか知らないけど、高所で背筋が凍る戦い、首を吊られて死にそうになりながらも、前作のラスボスと戦うシーン、元奥さんと今の恋人?(イルサ)も協力して戦うというちょっと熱いシーン、アクションに関しては文句無しの面白い映画でした。
ただほんのちょっとシナリオが雑な部分があったかなあ。あと声優と一部の演技が下手なところ(まあ些細な部分だけど)が残念だった。
でも、大変面白い2時間10分でした。

996シャアダム:2019/01/07(月) 00:24:41 ID:ThfKNmts
◆ラプラスの魔女(2018年日本)

ラプラスの悪魔とはその時点での全ての状態を把握・解析(不意のアクシデントも含めて)できれば、その後に起こる未来の事象を完璧に予測出来る。と言う、言われてみれば当たり前だろという概念ですね。
そういう能力を持った女性が、硫化水素を使った二つの不可解な殺人現場に現れ、主人公と共にその事件の真相に迫ると言うオカルティックミステリー映画でした。

感想:う〜ん、残念。前半1時間は凄く面白かったのに、後半1時間は中だるみで少し退屈、登場人物達の感情のぶつけ合いばかりで、意外性も無く、嘘みたいな都合の良い事ばかり起こって、つまらなかったかなあ。
この映画、1時間ぐらいで纏めた方か良かった気がする(2時間は持たないよ、この内容では)。2時間にするならもっと追跡劇を格好いいアクションで「ミッションインポッシブル」みたいに内容濃くするか、もっとラプラスの能力を使って、アッと驚く作戦で相手を巻いたりするか、新たな敵(政府や研究所の追跡者や悪人)を作ってバトル物するか、しないと、つまりもっと能力を生かせよって事ですね。

この監督の映画は、当たり外れが多く、今回は「ややハズレ」ですね(自分はね)。ホント、ラスト30分は尺稼ぎにしか思えなかったw

あと、「もてあました力は人類を滅ぼすかも知れない」って・・「ジュラシックパーク」の博士も同じ事を言ってたデジャブw
竜巻が起こることも予測していた、竜巻に吹っ飛ばされた車が落ちる場所に、事件のラスボスがいた、他のやつは無事というのはやりすぎじゃないかなあ。サイコロの目予想ぐらいなら説得力はあるけど。
あとラプラスの悪魔達が人類の未来を完璧に予想することは出来ない思うので(大体は分かっても、常に未来は変化し続けてると思うし、その時点の状態からの未来しか予測出来ないのでは?)、自分は人類の未来を彼らから聞きたいかなwまあそういう能力が無くても、常人にもある程度は予想できるしな。

ちょっと厨二がかったミステリー殺人事件でした。観て損はしないと思うけど、自分は後半退屈でした。

最後に主題歌の歌詞、I'mFADEDって「私は色あせた」って意味なのかな。

997もにゃら:2019/01/10(木) 00:05:00 ID:j8Dr8S3M
○ラブライブ サンシャイン

十代のきゃぴきゃぴした女の子がわんさか出てくるアニメはおっさんには眩しくて辛い

何年か前の旧ラブライブの映画はそうでもなかったのに
更に年を取ったという事だろうか…

998シャアダム:2019/01/11(金) 20:28:50 ID:ThfKNmts
◆機動戦士ガンダム ジ・オリジンⅥ 誕生 赤い彗星(2018年日本)

誰でも知ってるTVアニメ「機動戦士ガンダム」の前日譚をシャアを中心に描いたアニメ映画シリーズの最終章。

今回はルウム戦役(連邦が大敗して、レビル将軍が黒い三連星に捕らえられる)〜TVアニメ第一話直前(ホワイトベース始動・ガンダム完成)まで。

まあ、誕生赤い彗星っていうよりは、ジオンと連邦の駆け引きが中心でした。まあ、大体の流れは分かっていたので驚きはありませんでしたが、レビル将軍を脱獄させたのは「キシリア」が戦争を継続させるため、敵をあえて作る作戦だったのか(これは初めて知りましたが、これにより連邦の士気が上がって、思った以上に強い敵になってしまいましたとさw)。
シャアとレビルの偶然の出会いは・・蛇足っぽい気がしましたw
あと、アムロがどこでガンダムのことを知ったのかは前作の「激突ルウム戦役」をじっくりと見てなかったので分かりませんが、戦況を左右する連邦の「V作戦」、「ガンダム」のことを知っているアムロを解放したのはまずいのでは?まあ、この時点ではまさか「V作戦」がそこまで重要だとは兵士も思っていなかったのでしょうねwあと、家捜しで「ハロ」を持って行かなかったのもおかしい(ただのおもちゃだとしても、AIが入っているのだし、接収するよなあ)w

アムロ達は、カツレツキッカとも昔から知り合いだったのねん。そしてこれから、「シャアの失敗・失態の歴史」が始まるのか、相手が悪かっただけ、運が悪かっただけともいえますが。まあ、ルッグンでホワイトベースを落としたんだし、行動力や実力は凄いんだけどね。

予定調和な感が強い最終章でしたが、それなりに面白かったです。

999みる子:2019/01/12(土) 02:14:41 ID:cfLA2ASo
・クリード2 炎の宿敵
燃えに燃えて、燃え尽きた… 最高の映画でした。
ブラックパンサーを観た後だとアドニスはだいぶ幼く感じますが、やはりマイケル・B・ジョーダンはカッコイイなぁ。

そして今回は何と言ってもドラゴ。あの寡黙なマシンサイボーグがまぁ演技派になっちゃって…
子ドラゴとの貧乏暮らしはアイアンマン2に通ずるものが。(そういやミッキー・ロークの役名もイワンでした)
まさかのブリジット・ニールセン登場も物凄い。家族の数だけドラマがあるんだなぁと。

あとは毎度のトレーニングシーン。ロッキーが連れて行った『虎の穴』があまりにもな環境すぎてちょっと笑いました。拳闘暗黒伝かよ!
でも良かった… めちゃくちゃ燃えました。修行を終え、決戦を待つアドニスの背中はかつての強敵クラバー・ラングのようでした。

このままクリードが連作していくのもアリですが、いつかは作中世界をリブートしてほしいなぁ。新ロッキー、新アポロ。どちらも観たい。

1000シャアダム:2019/01/12(土) 03:38:37 ID:ThfKNmts
◆機動戦士ガンダム サンダーボルト バンデッドフラワー(2017年日本)

TVアニメ「機動戦士ガンダム」の番外編サンダーボルトシリーズの第5話から8話までを纏めた映画版。
今回はアオバクー戦後から7ヶ月、連邦のジオン残党の掃討作戦中の一つ、「対南洋同盟」作戦を描いた物(だよね?)。
主人公は、ガンダムアトラスに乗りこれに参戦。ジオン残党達も「南洋同盟」に奪われたサイコザク奪還のため行動を開始。両者は激突して痛み分け、その後奇しくも、インド洋で、空から連邦軍と海からジオン残党がそれぞれ「南洋同盟」軍と戦うことになる。

感想:胡散臭い、超胡散臭いガンダムだなあ(第一印象)w曲もジャズ(許せる)昭和初期の歌や演歌っぽい曲(何かふざけてるなあ)、お経(なんなん、世界感に合ってないやん)w胡散臭さがUP。
アオバクー戦やその後でこんな戦いがあったら今まで描かれてないのがおかしいやろって後付け感満載で最初はついて行けなかった。

でも、これが別の次元(世界線)の「ガンダム」だったらって事ならまあまあ面白く思えてきました。違和感のあるBGMや曲もだんだん慣れてきて、最後には早く続きを観たいなあって「南洋同盟」の兵士みたいに洗脳されましたw
一作品としてみれば、ターンAやSEEDやAGEやプラモガンダムアニメより面白いです(自分はね)。このまま別次元を突き進んで、このゲスっぽい主人公やダリルさんは、アムロ達と共闘して、別次元のシャアやシロッコやハマーンと対決して欲しいなあ(ファンが許さないだろうがね)w

謎を残しつつ途中で終わったけど、結構見応えはありました。

しかし、グラブロっぽいメカは必ず同じパターン(一度はガンダムをつかむが、ぎりぎりで脱出されて)やられちゃいますねw




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