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キャラにさん付けってどう思いますか?

23110月27日永眠:2019/11/15(金) 10:24:29 ID:kE/LdwVI
  The Woodspurge   

 風がざわめき、風がしずまった――
 林と丘を吹き抜け、急に死んだようにやんだのだ。
 私は風の命ずるままに、歩き通してきたのだが、
 やっとの思いで腰を下ろした、――風が静まったから。

 両膝に間に顔をうずめてじっとしていた、――
 堅く結んだ口からは、悲しみの言葉も出なかった。
 垂れ下がった髪が草の上にかぶさり、
 鋭くなった耳には、陽射しが過ぎてゆくのが聞こえた。

 目を大きく見開くと、ずっと向こうまで?がった、
 十本ばかりの雑草がはっきりと眼に映った。
 光を避けるようにして生えていた数本雑草の中に
 燈台草が花を付けていた、――一つの花に三つの萼。


 悲しみが極まれば、分別がどう、
 況や思い出がどう、といった事は問題にならない。
 その時、私が知り、今でも記憶に残ってることは唯一つ、――
 燈台草の花には三つの萼があるということ……。

23211月13日 戦い忘れた人のため:2019/11/15(金) 10:26:26 ID:kE/LdwVI
   コフタの歌     

さあ!私のさしずに従って
お前の若い時代を利用せよ、
時を逸せずもっと賢くなれ。
運命の大きなはかりの上では
針が静止することはまれだ。
お前は上がるか、さがるかしなければならぬ。
支配し獲得するか、それとも
服従するか、失うかしなければならぬ。
忍苦するか、凱歌をあげるかだ。
鉄砧になるか、ハンマーになるかだ。

233もうすぐこんな…:2019/11/15(金) 10:28:05 ID:kE/LdwVI
   秋の色


 その名は「秋」
 その色は血
 丘の上の動脈、
 道に沿う静脈、

 こみちの中の大きな水玉、
 そしておお、染料の驟雨、
 風が盥をくつがえし
 緋色の雨をこぼすとき!

 それは遙か下の婦人帽を濡らし、
 赤い水たまりを集め、
 それから朱色の車輪に乗って
 薔薇のようにうずまき遠ざかる

234ZERO しかし今は大変 疲労し遅れたが仕方なし:2019/11/15(金) 10:31:40 ID:kE/LdwVI
   「貧困と死の巻」
 

 なぜなら 主よ 大都会は
 失われたもの そして分解したもの
 最も大きな都会は焔からの潰走に似てます――
 そして都会を慰め得る慰めは何ひとつなく
 その区々たる時が流れ去ってゆきます


 そこで人々はあわれな苦しい生活をし
 深い部屋の中で 身振りも気遣わしげに
 初めて生まれた獣の仔の群にもまして怯えています

 そして戸外であなたの大地が目覚めて息づいているのを
 人々は生きながらもはや知りません


 そこで子供たちはいつも同じ陰影の中にある
 窓際の会談のところで育ち
 遠方と幸福と風にみちた日へ
 戸外で花が呼びかけているのも知らず――

 しかも子供でなければならない宿命のもとに
 悲しい子供となっています


 そこで娘たちは見知らぬ者のために花咲きながら
 子供の頃の安らぎを慕っています
 しかし そのために彼女たちが燃え上がったものがいないので
 ふるえながら また身を閉じ
 蔽いかくされた奥の部屋で
 幻滅の母性の日々を
 意思のない啜り泣きの長い夜々を
 
闘いも力もない冷たい年々を送っています
 そしてまったく闇のなかに死の床が横たわっており
 彼女たちはおもむろにそれに憧れています
 
 そしてまるで鎖につながれているように永くかかって死に
 女乞食のように息が絶えてゆくのです

235ZERO:2019/11/15(金) 10:33:03 ID:kE/LdwVI
    I am

 私は生きている。だが、私のことを誰も構ってくれない、
   忘れてしまったのか、友達は見向きもしてくれない。

 私は悲しみで自分の命を縮めている人間なのだ、――
   悲しみが過去の亡霊のように群れをなして出没する、
 あるものは忘れ去った懐かしい影、そして死の影。

 だが、私はまだ生きている、まわりに纏わりつく亡霊と共に
 生きている、そしてやがて侮りと罵りのない世界へ消えてゆき、
   白日夢のどよめく海原へと去ってゆこうとしてる。

 そこには生けるしるしもなく喜びもなく、あるのは、私が
   生涯を通じて築いた名声の難破した姿かも知れぬ。

親しかった者たちも、――かつて私が心から愛した者たちも、
今では私に冷たい、いや、他人以上に冷たい・・・

236ZERO:2019/11/15(金) 10:34:18 ID:kE/LdwVI
  死よ、驕るなかれ    


死よ、驕るなかれ、たとえ連中がお前を強大で恐るべき者と
  呼んだとしてもだ――お前はそんな者では全然ない。
  お前が亡ぼしたと自惚れている相手にしても、
死んでなんかいない、――私だってお前に殺せはしないのだ。


お前とよく似た休息と眠りからでも、喜びが溢れ出ている、
  とすれば、お前からはもっと多くの喜びが溢れ出るはずだ。
  敬虔な人たちが喜んでお前と共に旅立つのも当然な話だ、
お前が肉体を休めてくれ、魂を解放してくれるからだ。


お前は、運命や偶然や王侯や絶望した人間のしがない奴隷、
  そして、毒薬や戦争や病気のしがない同居人にすぎない。

  眠るだけならケシの実や呪いに頼る手もある、――しかも、
お前の一撃よりも効目がある。だから威張るのはよすがいい。


ほんの束の間の仮眠から目覚めれば、永遠の命がやってくる。
つまり死は無くなる。死よ、お前は死んでしまうのだ。

237描き続けたものへ:2019/11/15(金) 10:36:25 ID:kE/LdwVI
   Das  Gottliche   神  性

 人間は気高くあれ、情け深くやさしくあれ!
 その事だけが、 我らの知っている
 一切のものと  人間とを区別する。

 我ら知らずして ただほのかに感ずる
 より高きものに幸あれ!
 人間はその高きものに似よ
 人間の実際の振る舞いが
 それを信じさせるようであれ

 自然は 無感覚なり。
 太陽は 善をも悪をも照らし、
 月と星は 罪人にもこの上ない善人にも
 同様に光り輝く。

 風と溢るる流れと 雷鳴のあられとは
 ざわめきつつ進み、だれ彼となく捕えては
 急ぎ通り過ぎる。

 同じように運命も
 人々の中に探りの手を入れ、
 少年のけがれない
 巻き毛を捕えるかと見れば
 罪を犯せる
 はげ頭をも捕える

 永劫不変の 大法則に従い
 我らはみな 我らの生存の
 環をまっとうしなければならぬ。

 ただ人間だけが
 不可能なことをなし得る。
 人間は区別し
 選びかつ裁く。
 人間は瞬間を
 永遠なものにすることもできる。

 人間だけが
 善人にむくい、
 罪人を罰し
 癒し救うことができる。
 またすべての惑いさまよえる者を、
 結びつけ役立たせる。

 我らはあがめる
 不滅なものたちを。
 彼らも人間であって
 最上の人間が小さい形で
 なし、あるいは欲することを
 大きい形でなすかのように。

 気高い人間よ、 情けぶかくやさしくあれ!
 うまずたゆまず、 益あるもの正しきものをつくれ。
 そしてほのかに感ぜられた
 より高きもののひな型ともなれ!

238われら:2019/11/15(金) 10:37:59 ID:kE/LdwVI
われら 音楽の創造者

 われら 夢見るもの

 波浪砕ける寂しい波打ちぎわをさまよい

 干あがった川辺に腰をおろす


 世界を見失ったもののうえにも

 世界に見すてられたもののうえにも


 青白き月の光はふり注ぐ

 けれども・・・

239われら:2019/11/15(金) 10:39:05 ID:kE/LdwVI
 けれども、われらは
 
 この世界を永遠に揺り動かすもの

 この世界に偉大なる都市を築きあげ

 神話から帝國の栄光をつむぎあげる

 心に夢をいだくものよ

 歩を進めて王冠をこそかちとるべし

 新たな歌の調べを知るものが三人いれば

 帝國を斃(たおす)も可なり



 われら年老いて

 地中に埋もれた過去に横たわるも

 吐息をもてニネヴェを興し

 陽気なざわめきもてバベルの塔を築かん

240ZERO:2019/11/15(金) 10:40:02 ID:kE/LdwVI
 おお、この身とこの命よ!

 いくたびも思い悩むこの疑問

 信仰のないものが長蛇の列をなし

 都会は愚者であふれんばかり

 どこに美点があるというのか?


 おお、この身とこの命よ! 

 答はひとつ

 きみがそこにいるということ

 命が息づき、この身がまさしく存在するということ

 壮麗な芝居がつづけられ

 きみもそこに一篇の詩を寄せることができるということ



 「きみもそこに一篇の詩を寄せることができるということ」


 「諸君の”一篇の詩”はどんなものになるのだろう?」

241ZERO 次の人とも:2019/11/15(金) 10:44:56 ID:kE/LdwVI

Seifenblasen


長い長い年月の研究と思想の中から
遅くなって一老人が晩年の著作を
蒸留させる。そのもつれたつるの中に
彼は戯れつつ甘い知恵を紡ぎこんだ。

溢れる情熱に駆られて、ひとりの熱心な学生が
功名心に燃え、図書館や文庫を
しきりとあさりまわって
天才的な深さのこもった青春の著作を編んだ

ひとりの少年が腰かけて、わらの中に吹きこむ。
彼はシャボンの泡に息を満たす。
泡の一つ一つがきらびやかに賛美歌のようにたたえる。

少年は心のありたけをこめて吹く。


老人も少年も学生も三人とも


現世の幻の泡の中から
不思議な夢をつくる。それ自体は無価値だが、
その中で永遠の光がほほえみつつ
みずからを知り、ひとしおたのしげに燃え立つ。

24212月24日(ごめん遅いかな)ある勇気ある女性:2020/02/04(火) 05:36:24 ID:kE/LdwVI
  あるひとに   


 やさしい歌声が消えたとて
 調べは思い出の中にふるえ――
 かわいいスミレがしぼんだとて
 香りは呼び覚まされた感覚のうちに生きる

 バラは枯れたとて バラの花びらは
 恋人の寝床に敷かれる
 あなたが去ったとて あなたへの想いに
 愛はやすらかにねむるであろう

243㋋㏷(ごめん遅くて)ある勇気ある女性と今年あった男に:2020/02/04(火) 05:41:58 ID:kE/LdwVI
MTVのbeat it見てるとな
忙しくしかも疲れるな

24412月24日 すまん使うぞ:2020/02/04(火) 05:43:24 ID:kE/LdwVI

   このなきがらを葬る
     <黒人霊歌>

私は知っている、月の出る時、星の出る時―
 このなきがらを葬るのだ。
わたしは歩く、月明かりを、星明りを
 このなきがらを葬るために。

わたしは歩く、墓地の中を、墓地中を、
 このなきがらを葬るために。
わたしは草の中に横たわり両腕をのばす―
 このなきがらを葬るのだ。

わたしはその夜、審判をうける、
 このなきがらを葬る日の夜。
そしてわたしの魂はあなたの魂と会う
 このなきがらを葬るその日に。

245民衆と言いながら民衆の不利になる事をする権力者:2020/02/04(火) 05:57:43 ID:kE/LdwVI

個人の自由とは、富者にとっては事実上の自由だが、貧者にとっては奴隷生活であった。

…貧欲から民衆を保護できたのは、国会が国家に賦与した権力のおかげだ。
アトリー


自由諸国では、国民の大半は自由ではない。
彼らは少数者によって彼ら自身にも知られていない目的へと駆り立てられている。
タゴール



    __ -──‐-、,.._       /⌒⌒⌒⌒⌒⌒ ))
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  ヽ;;/ ,fエ:エ  fエ:エ、ヽ;;/     |::::.____、_  _,__)
  (((   . / \    )))    (∂: ̄ ̄| ・ー |=|・ー |
   ヽi ヽ ノ(、__,ノヽ / i_/     (  (   ̄ )・・( ̄ i
    \ < ー=‐ >ノ /       ヘ\   .._. )3( .._丿
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  _/i :::::|./□\, |::::::|\_ ./⌒ヽ.   \__/\i/\_|
 /::| ::::>::::|  ハ   |::::<:::::|::ヽ|   ヽ       \o

Divide et impera(分割せよ、そして支配せよ)

246見極めるのが大変な時代だがだからこそだな:2020/02/04(火) 06:05:40 ID:kE/LdwVI


ギリシアの哲学者のアリストテレスはこう言っている。
「誇りを失った政治家は、政治家ではない。利益を上げられない実業家は、実業家ではない。

理想を失った学者は、学者ではない」。


 私は、ジャーナリストは学者の一翼を担うべき存在だと考える。
理想を失ったジャーナリストはジャーナリストとして不適格者であり、ジャーナリストの資格はない。
現在、ジャーナリズムの基本とすべき人間愛、恵まれない人々に対する優しい気持ちを失い、
没理想の人たちが新聞・テレビ各社の中枢に座っている。 評論家 by森田

247言葉で巧妙にだましてるよな:2020/02/04(火) 06:16:28 ID:kE/LdwVI
EU離脱で自由が増える利益が出る 暴力や破壊分断を行いながら自由だ!
      |
      |
      |
   ぱくっ|
     /V\
    /◎;;;,;,,,,ヽそんなエサで
 _ ム::::(,,゚Д゚)::| 俺様が釣られると思ってんのか!!
ヽツ.(ノ:::::::::.:::::.:..|)
  ヾソ:::::::::::::::::.:ノ
   ` ー U'"U'

248GODSPEED:2020/02/19(水) 05:04:06 ID:rmiMl0oI
Even if you don’t have anywhere to go
You go down on the pedal and you’re ready to roll (ready to roll)
Even if you don’t have anywhere to go
You go down on the pedal and you’re ready to roll
And your speed
Is all you’ll ever need
All you’ll ever need to know
Darlin’, Darlin’-Godspeed

もし行くところが無くても、ペダルを踏んで準備をしなさい
貴方のスピードが必要な全て
貴方のスピードが知るべき事全て
愛するダーリン、ゴッドスピードよ


Godspeed
Godspeed
Speed us away!

旅の成功を
成功の祝福を
神のスピードで
そのスピードで、私たちを、もっと先へ!

Godspeed
Godspeed
Speed us away!

249春一番も来たんだよな で雪:2020/03/18(水) 05:25:56 ID:kE/LdwVI
  Rondeau    


 季節(とき)がマントを脱ぎ捨てた
 風と寒さのマント、
 そして縫い取りを身につけた
 澄んで輝く日ざしの縫い取り。

 獣も鳥も声を揃えて
 それぞれの言葉で歌い叫ぶ。
 季節(とき)がマントを脱ぎ捨てた!と。

 川も、泉も、せせらぎも
 綺麗なお揃いのお仕着せか、
 水滴の銀の細工を身にまとい、
 誰もが衣を改める。
 季節(とき)がマントを脱ぎ捨てた。

250311 仕事で無理大変と そして乱れだな自主的ならいいだろう:2020/03/18(水) 05:59:43 ID:kE/LdwVI

 For the Fallen     戦歿者を悼む  (1914) 
                     

 誇りにも似た感謝の念をもって、子供の死を悼む母のように、
 イギリス今は遠く海の彼方で斃れた若者を悼む。
 彼らはイギリスの肉の肉、霊の霊であった、――
 そして自由を守るために、斃れていったのだ。

 今、弔鼓が厳かに轟き、「死」が粛然として、
 悲しみの歌をかの永遠の彼岸に向って献げている。
 この荒涼寂寞の中にも、美しい調べが漂い、
 栄光を偲ぶ思いが我々の涙にきらめく。

 彼らは軍歌を口ずさみつつ戦場に赴いた、彼らは若かった、
 四肢直く、眼は誠実さに輝き、臆する色を見せなかった。
 いくたび窮地に陥ろうと、最後まで怯むことなく、
 正面に敵を見据えたまま斃れていったのだ。

 残された我々は老いてゆく、だが彼らは老いることはない、
 老醜に打ち拉がれることも、歳月の重圧に屈することもない。
 そして、夕陽が沈むにつれ、朝日が昇るにつれ、
 我々の心には彼らの思い出が蘇ってこよう、

 彼らは、再び仲間と談笑の時をすごすこともなく、
 家族の団欒の食卓に着くこともなく、
 我々の昼間の労働に伍することもなかろう。
 彼らは眠っているのだ、――イギリスの離れた海の彼方に。

 だが、我々が祖国を思い、その将来に希望を強く托す限り――
 人目につかぬ泉がかえって切々と人の心に訴えかけるように――
 祖国の人々の奥底で彼らは脈々と生き続けよう、
 空が暗くなり始めて星が蘇り、生き生きと生き続けるように。

 そうだ、我々が土と化したときでも頭上に輝き、
 あの大空を堂々と厳かによぎってゆく星のように、
 我々が夜の闇に沈淪したときでも輝く星のように、
 終りの日まで、終末の日まで、彼らは輝き続けよう。

251仕事で無理かもな:2020/03/18(水) 06:26:18 ID:kE/LdwVI

日本国憲法 第99条

第九十九条天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の 公務員 は、この憲法を尊重し擁護する義務を負ふ。

天皇・摂政、公務員全てが、日本国憲法に遵い、守り、擁護しなければならないと定めている。政治に携わる者達に、憲法を守り、
さらに 憲法違反行為を予防し、これに抵抗する絶対義務を課したものである


日本国憲法

第14条 すべて国民は、法の下に平等であつて、人種、信条、性別、社会的身分又は門地により、政治的、経済的又は社会的関係において、差別されない。
      2 華族その他の貴族の制度は、これを認めない。


第15条 2 すべて公務員は、全体の奉仕者であつて、一部の奉仕者ではない。


第16条 何人も、損害の救済、公務員の罷免、法律、命令又は規則の制定、廃止又は改正その他の事項に関し、
      平穏に請願する権利を有し、何人も、かかる請願をしたためにいかなる差別待遇も受けない。

第17条 何人も、公務員の不法行為により、損害を受けたときは、法律の定めるところにより、国又は公共団体に、その賠償を求めることができる。

252ZERO:2020/03/19(木) 06:00:50 ID:kE/LdwVI
    Youth .

 青春とは人生のある期間を言うのではなく、心の様相を言うのだ
 優れた創造力、逞しき意志、炎ゆる情熱、怯懦をも却ける勇猛心、
 安易を振り捨てる冒険心、こう言う様相を青春と言うのだ

   年を重ねただけで人は老いない 理想を失うときに初めて老いが来る
歳月は皮膚のしわを増すが、情熱を失う時に精神はしぼむ
   苦悶や狐疑や、不安、恐怖、失望、こう言うものこそ恰も長年月の如く
人を老いさせ、精気ある魂をも芥に帰せしめてしまう

   年は七十であろうと十六であろうと、その胸中に抱き得るものは何か
曰く、驚異への愛慕心、空にきらめく星晨、その輝きにも似たる事物や
思想に対する欽仰、事に処する剛毅な挑戦、小児の如く求めて止まぬ探求心

人生への歓喜と興味
人は信念と共に若く 疑惑と共に老ゆる
人は自信と共に若く 恐怖と共に老ゆる
希望ある限り若く  失望と共に老い朽ちる

   大地より、神より、人より、美と喜悦、勇気と壮大、そして偉力の霊感を受ける
限り、人の若さは失われない これらの霊感が絶え、

悲嘆の白雪が 人の心の奥までも蔽いつくし、

皮肉の厚氷がこれを堅くとざすに至れば、

この時にこそ人は全く老いて、神の憐れみを乞うる他はなくなる

253クラークへ  ワレラモ:2020/03/19(木) 06:04:06 ID:kE/LdwVI

年老いたものに新時代の価値を予言して

彼らを打ち滅ぼさん

ひとつの時代とは死にゆく夢の謂なれば

生まれいずる夢の謂なれば

255計画:2020/09/13(日) 23:29:59 ID:ueRr3sPw

     イタリアを望む     

湖のかなたに、バラ色の山の後ろに、
イタリアが横たわっている、私の青春の賛仰の国が、
私の夢になじんだ故郷が!
赤い木立ちは秋を語っている。

私の一生の秋の始めにのぞんで
私はひとりすわって、
世界の美しいむごい目をのぞきこみ、
愛の色を選んで、描く。

この世界は私をあんなにも度々欺いたが、
私はやっぱり世界をいつもいつも愛している。

愛と孤独、
愛と、満たされぬあこがれ、
それが芸術の母だ。
私の一生の秋にもまだ、
それらは私の手を引いて導いてくれる。

そのあこがれの歌が
湖と山々と、別れを告げる美しい世界に
不思議な力で輝きをひろげる。

256計劃 3月20日:2020/09/13(日) 23:30:59 ID:ueRr3sPw

     イタリアを望む     

湖のかなたに、バラ色の山の後ろに、
イタリアが横たわっている、私の青春の賛仰の国が、
私の夢になじんだ故郷が!
赤い木立ちは秋を語っている。

私の一生の秋の始めにのぞんで
私はひとりすわって、
世界の美しいむごい目をのぞきこみ、
愛の色を選んで、描く。

この世界は私をあんなにも度々欺いたが、
私はやっぱり世界をいつもいつも愛している。

愛と孤独、
愛と、満たされぬあこがれ、
それが芸術の母だ。
私の一生の秋にもまだ、
それらは私の手を引いて導いてくれる。

そのあこがれの歌が
湖と山々と、別れを告げる美しい世界に
不思議な力で輝きをひろげる。

257計劃 3月20日:2020/09/13(日) 23:32:37 ID:ueRr3sPw

     イタリアを望む     

湖のかなたに、バラ色の山の後ろに、
イタリアが横たわっている、私の青春の賛仰の国が、
私の夢になじんだ故郷が!
赤い木立ちは秋を語っている。

私の一生の秋の始めにのぞんで
私はひとりすわって、
世界の美しいむごい目をのぞきこみ、
愛の色を選んで、描く。

この世界は私をあんなにも度々欺いたが、
私はやっぱり世界をいつもいつも愛している。

愛と孤独、
愛と、満たされぬあこがれ、
それが芸術の母だ。
私の一生の秋にもまだ、
それらは私の手を引いて導いてくれる。

そのあこがれの歌が
湖と山々と、別れを告げる美しい世界に
不思議な力で輝きをひろげる。

258ルパン3 /04/17:2020/09/13(日) 23:34:46 ID:ueRr3sPw
真っ赤な薔薇はアイツの唇
優しく抱きしめてくれと願う
瞳の奥に獲物を映して
寂しく問いかける愛の在り処

男には 自分の世界がある
例えるなら 空をかける一筋の流れ星
孤独な笑みを夕陽に晒して
背中で泣いてる 男の美学


真珠の色はアイツの眼差し
遥かな幸せを夢に描く
痛める事を恐れるあまりに
冷たく突き放す愛もあるさ

男には 自分の世界がある
例えるなら 風を払い荒れ狂う稲光
都会の闇に身体を溶かして
口笛吹いてる 男の美学

259 出崎4月17日:2020/09/13(日) 23:37:10 ID:ueRr3sPw

     Prospice    
 
  死を恐れる? 喉が霧のために苦しくなり、
    眼が霞のためにぼやけるのを、私が恐れる?

  いかにも、雪が降りだし、疾風が吹き出せば、
    ああ、俺も最後の土壇場に近づいたと、――

  暗黒と嵐の本拠に、敵の牙城に、ついに
    近づいた、と私も悟るかもしれぬ。

  そこには、あの恐るべき「恐怖」が姿を現すかもしれぬ。
    だが強い男は怯むことなく前進しなければならぬのだ。

  旅路は終わり、越すべき峠は越した、
    障壁もまさに崩れ落ちようとしている。


  とはいえ、もう一戦が、一生涯をかけて戦い求めた
    勝利の栄冠を手にするためもう一戦が、残っている。

  私は終始戦ってきた男だ、だから、もう一戦が、
    必死の最後の戦いが残っているのだ!


  死神に目隠しをされ、そのお情けに縋って、鞠躬如(きっきゅうじょ)として
    その関門を通り抜けるなどもっての他だ。

  断じて否だ! 私には死の一切を味わわせ、仲間である
    昔の英雄たちと同じ運命を辿らせ、
  
  真っ向からその衝撃を受けさせ、苦痛と暗黒と凍冷という、
    生命の負債を一挙に返却させてもらいたい。

  なぜなら、勇者には、突如として、最悪の事態は最善の
    ものへと一変し、暗澹たる瞬間は終わってゆくからだ。

  いや、吹きすさぶ嵐も、荒れ狂う悪魔の怒号も、
    静まり、穏やかな調べとなり、

  忽然として変化し、苦痛から脱却した平静が現われ、
    ついで光が現われ、ついで君の胸元が現われるからだ。

  おお、わが妻よ、わが魂の魂よ! 私は再び君を抱くのだ、
    そして、その他の一切は神の御心に委ねるのだ!

260 WHD 4月19日:2020/09/13(日) 23:38:50 ID:ueRr3sPw

ホワイトヘアードデビル 最高の復讐者!

lllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll
llllllllllllllllllllllllll/ ̄ ̄ヽlllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll
lllllllllllllllllllll /      ヽllllllllllllllllllllllllllllllllllllll
iiiiiiiiiiiiiiiiiiiiii  試 そ あ .iiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiii
iiiiiiiiiiiiiiiiiiiii|  合 こ き  |iiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiii
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|  終 で ら  |;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|  了  め  |;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;|  だ  .た  |:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:
;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;|  よ   ら  |:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ、      /.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:
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                  廴ミノ
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                 y':;:;:;:/⌒i!
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   (  .ミi!} l、         .」:;:;:丿
  クュ二二`Lっ)        `==='


・人生には選ばなければならない瞬間がある。自分自身の人生を充分に、完全に、徹底的に生きるか、
社会が偽善から要求する偽の、浅薄な、堕落した人生をだらだらと続けるかの、どちらかを。
byオスカー・ワイルド

261編集王 4月27日:2020/09/13(日) 23:40:29 ID:ueRr3sPw
 プロローグ

       この詩集を持った友に

 もう伝説のようになっている少年のころから
 私を動かして喜ばしたことのあるものを、
 考えたことや、夢みたことや、
 祈りや、求愛や、嘆きなどにちなむ、
 たまゆらな、色とりどりの落ち穂、残らず、
 あなたはこのページの数々に見出します。
 それが好ましいものか、無益なものかは、
 あまりむきになって問わないことにしましょう――
 やさしく受け入れてください、この古い歌を!

 私たち、年とったものにとっては
 過ぎ去ったものの中にたたずむことはゆるされており、慰めにもなります。
  
 この数千行の詩句の背後には
 一つの命が花咲いています。かつてはそれは甘美だったのです。

 こんなつまらないものにかまけたことを
 追求されたとしても、私たちは、
 今夜飛んだ飛行士達よりも
 血にまみれた痛ましい大軍よりも、
 この世界の偉大な支配者たちよりも、
 かるがると自分の荷物を背負っているでしょう。

2625月30日 あいつら酷かったろうな 挨拶したよまだ頑張るよ:2020/09/13(日) 23:43:32 ID:ueRr3sPw
     イズラフェル   


 そして天使イズラフェル、
その心の糸は琵琶となり、
神の造りたまいし全てのもののうち最も美しい声をそなう。 
―KORAN


天上にめずらしい精霊すみたまい、

 「その心の糸、琵琶となる」
えもいわれぬ歌の巧みさ、何びとも
この天使イズラフェルには及ばない。
めくるめく星たちも(伝説の伝えるところ)
歌をやめ、みんな黙して、
 聴きほれる、その声の魔力に。


よろよろと、真夜中に、
 中天高くよろめきながら、
 恋心そそられた月は、
恋の想いに顔赤らめる。
 また紅の稲妻も、耳を傾けるため、
 (7人で急ぎ駆けてゆく
  すばる星まで一緒になって)
 天空に立ち止まる。

みながいう(星の合唱隊や
 耳傾けるもろもろの者たちが)
イズラフェルの火をなす調べは
かたわらに彼のすわってうたう
 あの竪琴のおかげだと―
あの常ならぬ糸からなる
命をもってふるえる弦のおかげだと。

しかしこの天使の歩む空は、
 深い想いがつとめである国――
愛が円熟した神としてあがめられる国――
 天女らのまなざしに
地上の者が星を仰いで拝跪する
 すべての美の宿っている国。
してみれば、君は正しい、
 イズラフェルよ、情熱のこもらぬ歌を
見下してさげしすむのも。
月桂樹は君のもの、
 この上なく賢くて、この上なくすぐれた詩人よ!
心楽しく、永久に生きよ!

天上の恍惚は
 君の燃える調べにふさわしい――
君の悲しみ、君の喜び、君の憎しみ、君の愛は
 灼熱の君の琵琶にふさわしい――
 星たちが黙してしまうのも当然だ!

そう、天国は君のもの、しかし地上は
 楽しみと苦しみの混じりあう世界。
 われらの花はただの――花、
君の完璧な幸せの落とす影が
 われらの幸せの日の光かがやくところ。

もしもこのわれ
イズラフェルの住んだきた所に住み、
 彼、わが住む所に住んだなら、
彼もあれほど巧みにうたえないかもしれぬ
 人の世のメロディ―を、
また、いやまさる調べがあふれ出るかも知れぬ
 天上のわが竪琴から。

2636月7日:2020/09/13(日) 23:44:56 ID:ueRr3sPw
         Heraclitus    


 ヘラクレイトスよ、人の噂によれば君は死んだとのこと、
 この辛い報せを聞いて僕はなんど辛い涙を流したことか。
 君と僕は終日、そうだ、太陽が辟易して沈むまで、いくたび、
 談笑の時をすごしたことか! そのことを思い、僕は泣いた。

 ヘラクレイトスよ、カリアから来た友よ、君が一握りの灰と
 化し、永遠の眠りについてから、長い歳月がたった、――だが、
 今でも、君の快い、夜鳴鶯のような声が響いている。死は、
 一切を奪い去るが、君の声を奪い去ることはできないのだ・

264king of pop 6月25日:2020/09/13(日) 23:47:36 ID:ueRr3sPw

    喜びをもって


  喜びをもって……
  
  ただひたすらに感情を爆発させようとする、
  燃え上がり、陶然としている一連の人々……

  喜びをもって……

  わたしたちの内部に貯えられたエネルギーはすべて、
  この歓呼、歌、ステップで使い果たされる――

  周りで見物している人にとっては、この踊りは無秩序な叫び、
  足踏みとしかみえないかもしれない。

  しかしわたしたちにとっては、これはわたしたちの生活、
  わたしたちの願いのシンボルなのだ――

  《 あらゆる領域で自由を! 》

  そして、始めはゆるやかに揺れ――ぶらり、ぶらり――
  突然、踊りは解き放たれ、嵐のようにすべてをひっさらっていく……

  わたしたちはみんないっしょに笑い、歌い、歓声をあげる――
  そして踊りに踊る――息が絶えてしまいそう……

  ようやく、このもつれ合いは解きほぐれる。わたしたちは疲れ、
  しわがれ、息もつけない――それでもわたしたちは幸福なのだ!

26506/25 12年目さらば 堕ちた友達よ:2020/09/13(日) 23:49:40 ID:ueRr3sPw
けれども
いまごろ ちゃうど おまえの年ごろで
おまえの素質と 力をもってゐるものは
町と村との一万人の中に おそらく5人はあるだろう
それらのひとのどの人も
またどのひとも
五年のあひだに
それを大抵無くすのだ
生活のために けずられたり
自分でそれを なくすのだ

すべての才や
力や材といふものは
ひとにとどまるものではない
ひとさへひとにとどまらぬ
おまへのいまのちからがにぶり
きれいな音の正しい調子と
その明るさを失って
ふたたび回復できないならば
おれはおまへを
もう見ない

なぜならおれは
すこしぐらゐの仕事ができて
そいつに腰かけてるやうな

そんな多数をいちばん
いやにおもふのだ

みんなが町で暮したり
1日あそんでゐるときに

おまへはひとりで
あの石原の草を刈る

そのさびしさで
おまへは
音をつくるのだ

多くの侮辱や
窮乏の
それらを噛んで
歌ふのだ

ちからのかぎり
 そらいっぱいの
    光でできた
  パイプオルガンを弾くがいい。

2667月12日 ホーガンへ:2020/09/13(日) 23:51:09 ID:ueRr3sPw
    宇宙的なものの歌


 詩神はいった、さあ
 どんな詩人もまだ歌わなかった歌を、私にうたってくれたまえ、
 宇宙的なものについて、私に歌ってくれたまえ。


 我々のこの広漠たる地球の中に、
 私たちはこの無限大の粗笨と鉱滓のただ中に、その中央核心のなかに包まれて、安全に、
 完全な種子が静かに横たわっている。


 全ての生命には、ある役割、多少なりとも役割がある、
 何もまだ生まれていないが、それだけは生まれており、
 覆い隠され、または露出したままで、その種子は待っている



 それは夢なのだろうか。
 否、それの欠けていることこそ夢なのだ、
 そしてそれがなくては、生の教訓も、富も、一場の夢に過ぎない
 そしてその全世界も、ただの一炊の夢にすぎないのだ

2677月15日 奴らと別れてたんだな:2020/09/13(日) 23:52:46 ID:ueRr3sPw
          Heraclitus    


 ヘラクレイトスよ、人の噂によれば君は死んだとのこと、
 この辛い報せを聞いて僕はなんど辛い涙を流したことか。
 君と僕は終日、そうだ、太陽が辟易して沈むまで、いくたび、
 談笑の時をすごしたことか! そのことを思い、僕は泣いた。

 ヘラクレイトスよ、カリアから来た友よ、君が一握りの灰と
 化し、永遠の眠りについてから、長い歳月がたった、――だが、
 今でも、君の快い、夜鳴鶯のような声が響いている。死は、
 一切を奪い去るが、君の声を奪い去ることはできないのだ

2688月13日 看板 知ってたのか:2020/09/13(日) 23:54:27 ID:ueRr3sPw
汚れっちまった悲しみに
今日も小雪の降りかかる
汚れっちまった悲しみに
今日も風さえ吹きすぎる

汚れっちまった悲しみは
たとえば狐の革裘(かわごろも)
汚れっちまった悲しみは
小雪のかかってちぢこまる

汚れっちまった悲しみは
なにのぞむなくねがうなく
汚れっちまった悲しみは
懈怠(けだい)のうちに死を夢(ゆめ)む

汚れっちまった悲しみに
いたいたしくも怖気(おじけ)づき
汚れっちまった悲しみに
なすところもなく日は暮れる……

2698月21日 スコット かたきだよ:2020/09/13(日) 23:55:31 ID:ueRr3sPw
     兵士  

もし僕が死んだら、これだけは忘れないでほしい、――
  それは、そこだけは永久にイギリスだという、ある一隅が
異国の戦場にあるということだ。豊かな大地のその一隅には、
  さらに豊かな一握りの土が隠されているということだ。
その土は、イギリスに生をうけ、物心を与えられ、かつては
  その花を愛し、その路を闊歩した若者の土なのだ。
そうだ、イギリスの空気を吸い、その川で身をそそぎ、その
  太陽を心ゆくばかり味わった、イギリスの若者の土なのだ。


また、―――もし僕の心が罪を清められ永遠者の脈うつ心に溶け
  こめるならば、感謝の念をこめて、故国によって育まれた
  数々の想いを故国に伝えるであろうことを、―――
故国の姿や調べを、幸福な日々の幸福な夢を、友から学んだ
  笑いを、祖国の大空の下で平和な者の心に宿った
  あの優しさを、故国に伝えるだろうということを。

270夏の終わり また来年:2020/09/13(日) 23:57:24 ID:ueRr3sPw
   八月の終わり     

もう諦めていたのに、夏は
もう一度力をとりもどした。
夏はだんだん短くなる日に凝り固まったように輝く、
雲もなく焼きつく太陽を誇りの顔に。

このように人も一生の努力の終りに、
失望してもう引っ込んでしまってから
もう一度いきなり大波に身を任せ
一生の残りを賭して見ることがあろう。

はかない恋に身をこがすにせよ
遅まきの仕事に取り掛かるにせよ
彼の行いと欲望の中に、終りについての
秋のように澄んだ深い悟りがひびく。

271誕生日:2020/09/13(日) 23:58:45 ID:ueRr3sPw
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 ::  ゝ  :::::......ノ:;;../ 
. `"''`~"''''ー-‐ー-、,、~~^^ ~~~~~^^^~~~^ ^^~~~^~~~^~~~~~~ ^~~~^~~~ ^~~ ^~ ~~^~~^~ ~ ~^ ~ ~
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   .    ´`"'"''ー'ー-、,.` ー - _ ::...:: ::: ::: :::..::::::..:: :::: :: :::: :: :::: ::::: :::: :: ::::: :: :: :::: ::::: :.. .
         .   `^´`"''ー〜"''ー〜.:: : :: ::: :: :: : :: ::: :: : ::: ::: : ::: ::::::  : ::: ::.. ..:. .::

人類の哲学の歴史は、人類の魂の歴史である。
byへレンケラー

272誕生日:2020/09/13(日) 23:59:27 ID:ueRr3sPw
 The Scholar

私は多くの故人に囲まれて毎日の生活を送っている。
あたりを何気なく見回しただけで、
忽ち彼らの姿が目に付く。
いずれも大昔の先達で
親しい、信頼のおける人たちばかりだ。
私は毎日彼らと話を交わしながら暮らしている。


嬉しい時には、彼らと喜びを分かち合い、
悲しい時には、彼らに慰めてもらえる。
この人たちにどれほど自分が
お世話になっていることかと、しみじみ思うにつけ、
深い感謝の念が胸に込み上げてきて、
いつのまにか、頬に涙が流れてくることもしばしばだ。


私はこれら故人と思いをともにし
永い間一緒に暮らして今日に及んでいる。
私は彼らの美徳を愛し、彼らの弱さを不憫に思い
その希望や不安を我が事のように感じ
それらの教訓から、人生いかに生くべきかについて、
敬虔な思いをこめて学んでいる。


私はこれら故人と希望をともにしている、そして
もうすぐ近いうちに、彼らの仲間になれると思う。
そしたら、一緒に長い旅に出て、あの
永遠の未来へと行けそうな気がしている。
だが、たとえ私が墓の下の土と化しても、
神に嘉される一つの名前を後に残せたら、と思っている。

273コロナに共同体分断ヒドイ年 これを奇貨とするしかないか:2020/09/14(月) 00:02:39 ID:ueRr3sPw

個人の自由とは、富者にとっては事実上の自由だが、貧者にとっては奴隷生活であった。

…貧欲から民衆を保護できたのは、国会が国家に賦与した権力のおかげだ。
アトリー


自由諸国では、国民の大半は自由ではない。
彼らは少数者によって彼ら自身にも知られていない目的へと駆り立てられている。
タゴール



    __ -──‐-、,.._       /⌒⌒⌒⌒⌒⌒ ))
   i:::::::::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::::::ヽ     (   从    ノ.ノ
  /::::::::|  -─‐-   |::::::ヽ     ( ./  ̄ ̄ ̄ ̄\
  |:::::::/ ,-‐ Ll ‐-、ヾ::::::l     . |::::::  ヽ     丶
  ヽ;;/ ,fエ:エ  fエ:エ、ヽ;;/     |::::.____、_  _,__)
  (((   . / \    )))    (∂: ̄ ̄| ・ー |=|・ー |
   ヽi ヽ ノ(、__,ノヽ / i_/     (  (   ̄ )・・( ̄ i
    \ < ー=‐ >ノ /       ヘ\   .._. )3( .._丿
    /::|`─-─´.|::\     /  \ヽ _二__ノ|\
  _/i :::::|./□\, |::::::|\_ ./⌒ヽ.   \__/\i/\_|
 /::| ::::>::::|  ハ   |::::<:::::|::ヽ|   ヽ       \o

Divide et impera(分割せよ、そして支配せよ)

274それでも弾劾しなければならない 言葉は契約だ信じた彼らへの:2020/09/14(月) 00:05:46 ID:ueRr3sPw
「ファイト」
あたし中卒やからね 仕事をもらわれへんのやと書いた
女の子の手紙の文字は とがりながらふるえている
ガキのくせにと頬を打たれ 少年たちの眼が年をとる
悔しさを握りしめすぎた こぶしの中 爪が突き刺さる


ファイト! 闘う君の唄を
闘わない奴等が笑うだろう
ファイト! 冷たい水の中を
ふるえながらのぼってゆけ


暗い水の流れに打たれながら 魚たちのぼってゆく
光ってるのは傷ついてはがれかけた鱗が揺れるから
いっそ水の流れに身を任せ 流れ落ちてしまえば楽なのにね
やせこけて そんなにやせこけて魚たちのぼってゆく


ファイト! 闘う君の唄を
闘わない奴等が笑うだろう
ファイト! 冷たい水の中を
ふるえながらのぼってゆけ


ああ 小魚たちの群れきらきらと 海の中の国境を越えてゆく
諦めという名の鎖を 身をよじってほどいてゆく


ファイト! 闘う君の唄を
闘わない奴等が笑うだろう
ファイト! 冷たい水の中を
ふるえながらのぼってゆけ


ファイト! 闘う君の唄を
闘わない奴等が笑うだろう


ファイト! 冷たい水の中を
ふるえながらのぼってゆけ


ファイト!

275すまん 使うぞ かれらのうただしな 大阪オメ代表の一人さ:2020/09/14(月) 00:18:11 ID:ueRr3sPw

   このなきがらを葬る
     <黒人霊歌>

私は知っている、月の出る時、星の出る時―
 このなきがらを葬るのだ。
わたしは歩く、月明かりを、星明りを
 このなきがらを葬るために。

わたしは歩く、墓地の中を、墓地中を、
 このなきがらを葬るために。
わたしは草の中に横たわり両腕をのばす―
 このなきがらを葬るのだ。

わたしはその夜、審判をうける、
 このなきがらを葬る日の夜。
そしてわたしの魂はあなたの魂と会う
 このなきがらを葬るその日に。

276ネオさん:2020/09/14(月) 00:21:02 ID:ueRr3sPw


  栄光の空しさ  



血筋や地位のもたらす栄光などは、
  単なる影に過ぎず、実体などというものではない。
堂々たる鎧で身を守っていても、運命には逆らえないのだ。
  王様だって氷のような手をもった死神に見舞われる。
  王笏や王冠を誇った者も、
  必ず真っ逆様に転落し、
土の中に入ってしまえば、曲がった鎌や鋤を使って
野原で働いていた農民と同じ身分になってしまうのだ。


野原ならぬ戦場で武勲をたて、敵を殺した記念に
  その場所にわざわざ月桂樹を植える者もいる。
だが、その武勇を誇った強靭な肉体もやがては亡びる。
  啀み合うのもいつも仲間同士のことで、
   遅かれ早かれ、
   彼らは運命の前に平身低頭し、
わけの分からぬうわ言を呟きながら息を引きとる、――
蒼白な囚人然として死の世界へ引きずりこまれるというわけだ。


私は言いたい、――君たちの額を飾っている花輪も、
  必ず凋む。だから、自分の偉業を誇るのはやめるがいい。
そして、死神の赤い祭壇をよく見ることだ、
  そこには勝者即敗者の血が流れている。

   いずれ栄光を誇った君たちの頭も、
   冷たい墓場の下に入ってしまうのだ。

 
  だが、正しく生きた人間の営みだけが、
  土の中でもフクイクと薫り、爛漫と咲き誇るのだ。


あべし ひで

277見極めるの大変 まして制度や自分の上層部に勝手に決めらたらね:2020/09/14(月) 00:24:58 ID:ueRr3sPw


ギリシアの哲学者のアリストテレスはこう言っている。
「誇りを失った政治家は、政治家ではない。利益を上げられない実業家は、実業家ではない。

理想を失った学者は、学者ではない」。


 私は、ジャーナリストは学者の一翼を担うべき存在だと考える。
理想を失ったジャーナリストはジャーナリストとして不適格者であり、ジャーナリストの資格はない。
現在、ジャーナリズムの基本とすべき人間愛、恵まれない人々に対する優しい気持ちを失い、
没理想の人たちが新聞・テレビ各社の中枢に座っている。 評論家 by森田

278パソ故障 仕事大変 でコロナ等か 理解した年でもある ブライアン:2020/09/14(月) 00:35:26 ID:ueRr3sPw


「……もちろん、国民は戦争を望みませんよ。
運がよくてもせいぜい無傷で帰ってくるぐらいしかない戦争に、
貧しい農民が命を賭けようなんて思うはずがありません。
一般国民は戦争を望みません。ソ連でも、イギリスでも、アメリカでも、
そしてその点ではドイツでも同じことです。
政策を決めるのはその国の指導者です。
……そして国民はつねに指導者のいいなりになるように仕向けられます。
国民にむかって、われわれは攻撃されかかっているのだと煽り、平和主義者に対しては、
愛国心が欠けていると非難すればよいのです。そして国を更なる危険にさらす。
このやりかたはどんな国でも有効ですよ。」
byヘルマン・ゲーリング

68 名無しさん@七周年 New! 2006/10/11(水) 20:03:48 ID:6T0cd7ry0
七つの社会的大罪(Seven Social Sins) マハトマ・ガンジー

1) 原則のない政治    Politics Without Principles
2) 汗をかかない富    Wealth without Work
3) 享楽・快楽        Pleasure without Conscience
4) 人格向上のない知識  Knowledge without Character
5) 道徳心のない商い   Commerce without Morality
6) 人間性のない科学   Science without Humanity
7) 犠牲のない信仰     Worship without Sacrifice




もしわれわれが進歩を望むなら、歴史を反復してはならない。
むしろ新しい歴史を作らなければならない。-- マハトマ・ガンジー

破壊ではなく創造でね
今世紀100億人行くかもで何を以前の40憶人前の時の時代錯誤な策をしてるのかね

279ネオ 時代移れど夢変わらず:2020/09/14(月) 00:36:48 ID:ueRr3sPw

Seifenblasen


長い長い年月の研究と思想の中から
遅くなって一老人が晩年の著作を
蒸留させる。そのもつれたつるの中に
彼は戯れつつ甘い知恵を紡ぎこんだ。

溢れる情熱に駆られて、ひとりの熱心な学生が
功名心に燃え、図書館や文庫を
しきりとあさりまわって
天才的な深さのこもった青春の著作を編んだ

ひとりの少年が腰かけて、わらの中に吹きこむ。
彼はシャボンの泡に息を満たす。
泡の一つ一つがきらびやかに賛美歌のようにたたえる。

少年は心のありたけをこめて吹く。


老人も少年も学生も三人とも


現世の幻の泡の中から
不思議な夢をつくる。それ自体は無価値だが、
その中で永遠の光がほほえみつつ
みずからを知り、ひとしおたのしげに燃え立つ。

28010月21日 遅れたな祝ってはおいた:2020/11/15(日) 04:19:16 ID:ueRr3sPw


天使とは、美しい花をまき散らす者ではなく、苦悩する者のために戦う者のことだ。
  by ナイチンゲール

28110月21日 誕生日 遅れたな祝ってはおいた お前は偉い:2020/11/15(日) 04:20:36 ID:ueRr3sPw
     イズラフェル   


 そして天使イズラフェル、
その心の糸は琵琶となり、
神の造りたまいし全てのもののうち最も美しい声をそなう。 
―KORAN


天上にめずらしい精霊すみたまい、

 「その心の糸、琵琶となる」
えもいわれぬ歌の巧みさ、何びとも
この天使イズラフェルには及ばない。
めくるめく星たちも(伝説の伝えるところ)
歌をやめ、みんな黙して、
 聴きほれる、その声の魔力に。


よろよろと、真夜中に、
 中天高くよろめきながら、
 恋心そそられた月は、
恋の想いに顔赤らめる。
 また紅の稲妻も、耳を傾けるため、
 (7人で急ぎ駆けてゆく
  すばる星まで一緒になって)
 天空に立ち止まる。

みながいう(星の合唱隊や
 耳傾けるもろもろの者たちが)
イズラフェルの火をなす調べは
かたわらに彼のすわってうたう
 あの竪琴のおかげだと―
あの常ならぬ糸からなる
命をもってふるえる弦のおかげだと。

しかしこの天使の歩む空は、
 深い想いがつとめである国――
愛が円熟した神としてあがめられる国――
 天女らのまなざしに
地上の者が星を仰いで拝跪する
 すべての美の宿っている国。
してみれば、君は正しい、
 イズラフェルよ、情熱のこもらぬ歌を
見下してさげしすむのも。
月桂樹は君のもの、
 この上なく賢くて、この上なくすぐれた詩人よ!
心楽しく、永久に生きよ!

天上の恍惚は
 君の燃える調べにふさわしい――
君の悲しみ、君の喜び、君の憎しみ、君の愛は
 灼熱の君の琵琶にふさわしい――
 星たちが黙してしまうのも当然だ!

そう、天国は君のもの、しかし地上は
 楽しみと苦しみの混じりあう世界。
 われらの花はただの――花、
君の完璧な幸せの落とす影が
 われらの幸せの日の光かがやくところ。

もしもこのわれ
イズラフェルの住んだきた所に住み、
 彼、わが住む所に住んだなら、
彼もあれほど巧みにうたえないかもしれぬ
 人の世のメロディ―を、
また、いやまさる調べがあふれ出るかも知れぬ
 天上のわが竪琴から。

28210月27日永眠:2020/11/15(日) 04:22:19 ID:ueRr3sPw
  The Woodspurge   

 風がざわめき、風がしずまった――
 林と丘を吹き抜け、急に死んだようにやんだのだ。
 私は風の命ずるままに、歩き通してきたのだが、
 やっとの思いで腰を下ろした、――風が静まったから。

 両膝に間に顔をうずめてじっとしていた、――
 堅く結んだ口からは、悲しみの言葉も出なかった。
 垂れ下がった髪が草の上にかぶさり、
 鋭くなった耳には、陽射しが過ぎてゆくのが聞こえた。

 目を大きく見開くと、ずっと向こうまで?がった、
 十本ばかりの雑草がはっきりと眼に映った。
 光を避けるようにして生えていた数本雑草の中に
 燈台草が花を付けていた、――一つの花に三つの萼。


 悲しみが極まれば、分別がどう、
 況や思い出がどう、といった事は問題にならない。
 その時、私が知り、今でも記憶に残ってることは唯一つ、――
 燈台草の花には三つの萼があるということ……。

28311月13日戦い忘れた人のため まあ戦う人々居るなw:2020/11/15(日) 04:24:07 ID:ueRr3sPw
   コフタの歌     

さあ!私のさしずに従って
お前の若い時代を利用せよ、
時を逸せずもっと賢くなれ。
運命の大きなはかりの上では
針が静止することはまれだ。
お前は上がるか、さがるかしなければならぬ。
支配し獲得するか、それとも
服従するか、失うかしなければならぬ。
忍苦するか、凱歌をあげるかだ。
鉄砧になるか、ハンマーになるかだ。

284ZERO:2020/11/15(日) 04:25:49 ID:ueRr3sPw
   「貧困と死の巻」
 

 なぜなら 主よ 大都会は
 失われたもの そして分解したもの
 最も大きな都会は焔からの潰走に似てます――
 そして都会を慰め得る慰めは何ひとつなく
 その区々たる時が流れ去ってゆきます


 そこで人々はあわれな苦しい生活をし
 深い部屋の中で 身振りも気遣わしげに
 初めて生まれた獣の仔の群にもまして怯えています

 そして戸外であなたの大地が目覚めて息づいているのを
 人々は生きながらもはや知りません


 そこで子供たちはいつも同じ陰影の中にある
 窓際の会談のところで育ち
 遠方と幸福と風にみちた日へ
 戸外で花が呼びかけているのも知らず――

 しかも子供でなければならない宿命のもとに
 悲しい子供となっています


 そこで娘たちは見知らぬ者のために花咲きながら
 子供の頃の安らぎを慕っています
 しかし そのために彼女たちが燃え上がったものがいないので
 ふるえながら また身を閉じ
 蔽いかくされた奥の部屋で
 幻滅の母性の日々を
 意思のない啜り泣きの長い夜々を
 
闘いも力もない冷たい年々を送っています
 そしてまったく闇のなかに死の床が横たわっており
 彼女たちはおもむろにそれに憧れています
 
 そしてまるで鎖につながれているように永くかかって死に
 女乞食のように息が絶えてゆくのです

285ZERO:2020/11/15(日) 04:28:06 ID:ueRr3sPw
    I am

 私は生きている。だが、私のことを誰も構ってくれない、
   忘れてしまったのか、友達は見向きもしてくれない。

 私は悲しみで自分の命を縮めている人間なのだ、――
   悲しみが過去の亡霊のように群れをなして出没する、
 あるものは忘れ去った懐かしい影、そして死の影。

 だが、私はまだ生きている、まわりに纏わりつく亡霊と共に
 生きている、そしてやがて侮りと罵りのない世界へ消えてゆき、
   白日夢のどよめく海原へと去ってゆこうとしてる。

 そこには生けるしるしもなく喜びもなく、あるのは、私が
   生涯を通じて築いた名声の難破した姿かも知れぬ。

親しかった者たちも、――かつて私が心から愛した者たちも、
今では私に冷たい、いや、他人以上に冷たい・・・

286ZERO:2020/11/15(日) 04:30:38 ID:ueRr3sPw
  死よ、驕るなかれ    


死よ、驕るなかれ、たとえ連中がお前を強大で恐るべき者と
  呼んだとしてもだ――お前はそんな者では全然ない。
  お前が亡ぼしたと自惚れている相手にしても、
死んでなんかいない、――私だってお前に殺せはしないのだ。


お前とよく似た休息と眠りからでも、喜びが溢れ出ている、
  とすれば、お前からはもっと多くの喜びが溢れ出るはずだ。
  敬虔な人たちが喜んでお前と共に旅立つのも当然な話だ、
お前が肉体を休めてくれ、魂を解放してくれるからだ。


お前は、運命や偶然や王侯や絶望した人間のしがない奴隷、
  そして、毒薬や戦争や病気のしがない同居人にすぎない。

  眠るだけならケシの実や呪いに頼る手もある、――しかも、
お前の一撃よりも効目がある。だから威張るのはよすがいい。


ほんの束の間の仮眠から目覚めれば、永遠の命がやってくる。
つまり死は無くなる。死よ、お前は死んでしまうのだ。

287描き続けたものへ:2020/11/15(日) 04:32:48 ID:ueRr3sPw
Das  Gottliche   神  性

 人間は気高くあれ、情け深くやさしくあれ!
 その事だけが、 我らの知っている
 一切のものと  人間とを区別する。

 我ら知らずして ただほのかに感ずる
 より高きものに幸あれ!
 人間はその高きものに似よ
 人間の実際の振る舞いが
 それを信じさせるようであれ

 自然は 無感覚なり。
 太陽は 善をも悪をも照らし、
 月と星は 罪人にもこの上ない善人にも
 同様に光り輝く。

 風と溢るる流れと 雷鳴のあられとは
 ざわめきつつ進み、だれ彼となく捕えては
 急ぎ通り過ぎる。

 同じように運命も
 人々の中に探りの手を入れ、
 少年のけがれない
 巻き毛を捕えるかと見れば
 罪を犯せる
 はげ頭をも捕える

 永劫不変の 大法則に従い
 我らはみな 我らの生存の
 環をまっとうしなければならぬ。

 ただ人間だけが
 不可能なことをなし得る。
 人間は区別し
 選びかつ裁く。
 人間は瞬間を
 永遠なものにすることもできる。

 人間だけが
 善人にむくい、
 罪人を罰し
 癒し救うことができる。
 またすべての惑いさまよえる者を、
 結びつけ役立たせる。

 我らはあがめる
 不滅なものたちを。
 彼らも人間であって
 最上の人間が小さい形で
 なし、あるいは欲することを
 大きい形でなすかのように。

 気高い人間よ、 情けぶかくやさしくあれ!
 うまずたゆまず、 益あるもの正しきものをつくれ。
 そしてほのかに感ぜられた
 より高きもののひな型ともなれ!

288われら:2020/11/15(日) 04:34:57 ID:ueRr3sPw
 われら 音楽の創造者

 われら 夢見るもの

 波浪砕ける寂しい波打ちぎわをさまよい

 干あがった川辺に腰をおろす



 世界を見失ったもののうえにも

 世界に見すてられたもののうえにも



 青白き月の光はふり注ぐ

 けれども・・・

289われら:2020/11/15(日) 04:37:35 ID:ueRr3sPw
 けれども、われらは
 
 この世界を永遠に揺り動かすもの

 この世界に偉大なる都市を築きあげ

 神話から帝國の栄光をつむぎあげる

 心に夢をいだくものよ

 歩を進めて王冠をこそかちとるべし

 新たな歌の調べを知るものが三人いれば

 帝國を斃(たおす)も可なり



 われら年老いて

 地中に埋もれた過去に横たわるも

 吐息をもてニネヴェを興し

 陽気なざわめきもてバベルの塔を築かん

290ZERO:2020/11/15(日) 04:39:33 ID:ueRr3sPw
 おお、この身とこの命よ!

 いくたびも思い悩むこの疑問

 信仰のないものが長蛇の列をなし

 都会は愚者であふれんばかり

 どこに美点があるというのか?


 おお、この身とこの命よ! 

 答はひとつ

 きみがそこにいるということ

 命が息づき、この身がまさしく存在するということ

 壮麗な芝居がつづけられ

 きみもそこに一篇の詩を寄せることができるということ



 「きみもそこに一篇の詩を寄せることができるということ」


 「諸君の”一篇の詩”はどんなものになるのだろう?」

291使命はなされる:2020/11/15(日) 04:49:00 ID:ueRr3sPw

問題に口を閉ざした時から終わりが近づくのだ


マーティン・ルーサー・キング牧師  
私は同胞達に伝えたい。今日の、そして明日の困難に直面してはいても、私にはなお夢がある。
それはアメリカン・ドリームに深く根ざした夢なのだ。
つまり将来、この国が立ち上がり、「すべての人間は平等である」というこの国の信条を真実にする日が来るという夢なのだ。
私には夢がある。ジョージアの赤色の丘の上で、かつての奴隷の子孫とかつての奴隷を所有した者の子孫が同胞として同じテーブルにつく日が来るという夢が

私には夢がある。
今、差別と抑圧の熱がうずまくミシシッピー州でさえ、自由と正義のオアシスに生まれ変わり得る日が来るという夢が。
私には夢がある。
私の四人の小さい子ども達が、肌の色ではなく内なる人格で評価される国に住める日がいつか来るという夢が。

私には今夢がある!

いつの日にかすべての谷は隆起し、丘や山は低地となる。荒地は平らになり、歪んだ地もまっすぐになる日が来ると。「そして神の栄光が現れ、すべての人々が共にその栄光を見るだろう。」

これが私達の希望なのだ。
この信仰をもって私は南部へ戻って行く。
この信仰をもってこそ絶望の山からも希望の石を切り出すことが出来るのだ。
この信仰をもってこそ私達は祖国にうずまく不協和音を人類愛のすばらしい交響曲に昇華することが出来るのだ。
この信仰をもってこそ、自由がいつか来るのだということを信じながら、私達は共に働き、共に祈り、共に苦しみ、共に投獄され、共に自由のために立ちあがることが出来るのだ。
そしてその日が来れば、その日が来れば神の民はみなおしなべて、新しい意味をこめて歌えるのだ。
「我が祖国よ、美しい自由の国をたたえ私は歌う。父が骨を埋めた国、開拓者の誇りとする国。すべての山々から、自由よ鳴り響け」と。

真にアメリカが偉大な国となるためには、これが実現しなければならない。


by そして私も夢を信じてると答えた大統領が居たな

そして一つの約束が果されまた一つか
歴史が動くことを彼も望むだろ

292ネオだ:2020/11/15(日) 04:57:24 ID:ueRr3sPw
52: 世界@名無史さん:2007/11/05(月) 23:26:11 ID:0
'''''""" ̄ ̄
           -=ニニニニ=-
 忘れていませんか?
        
 子供の頃なりたかった本当の自分。


                         ∧∧   _,,-''"
                       _  ,(ュ゚ /^),-''";  ;, '
                      / ,_O_,,-''"'; ', :' ;; ;, ''
                     (.゙ー'''", ;,; ' ; ;;  ':  ,  '
                   _,,-','", ;: ' ; :, ': ,:    :'

希望は強い勇気であり、あらたな意志である。
  byマルティン・ルター

人生を一時間でも無駄にする人は、人生の価値をまだ発見していない人だ

byチャールズ・ダーウィン

293もろびとこぞって:2020/12/30(水) 02:21:56 ID:kBWFqkqM

もろびと こぞりて 主は来ませリ
もろびと こぞりて 主は来ませリ
もろびと こぞりて 主は来ませリ 主は主は来ませリ

もろびと こぞりて こぞるよ もろびと もろびとだらけ
まだまだこぞり どんどんこぞり 
こぞりまくる こぞりまくる もろ もろびと (何?)

走れソリよ 風のように 風のように ひぃぃぃぃぃ
走るのはソリだ
でも ホントの事を言えば トナカイだ

角の生えたトナカイ トナカイの角は刺さる
腹に刺さる のどに刺さる 耳に刺さる あ、目に刺さる (ハイ!)
刺さる 刺さる 角刺さる 腹に刺さって ケツ刺さる (ハイ!)

刺さる 刺さる 角刺さる 刺さって 刺さって (何?)

294遅れた大変だったよ 12月24日ある勇気ある女性に:2021/03/19(金) 23:06:16 ID:ueRr3sPw
  あるひとに   


 やさしい歌声が消えたとて
 調べは思い出の中にふるえ――
 かわいいスミレがしぼんだとて
 香りは呼び覚まされた感覚のうちに生きる

 バラは枯れたとて バラの花びらは
 恋人の寝床に敷かれる
 あなたが去ったとて あなたへの想いに
 愛はやすらかにねむるであろう

295遅れた大変だった 12月24日 すまん使うぞ:2021/03/19(金) 23:08:43 ID:ueRr3sPw

   このなきがらを葬る
     <黒人霊歌>

私は知っている、月の出る時、星の出る時―
 このなきがらを葬るのだ。
わたしは歩く、月明かりを、星明りを
 このなきがらを葬るために。

わたしは歩く、墓地の中を、墓地中を、
 このなきがらを葬るために。
わたしは草の中に横たわり両腕をのばす―
 このなきがらを葬るのだ。

わたしはその夜、審判をうける、
 このなきがらを葬る日の夜。
そしてわたしの魂はあなたの魂と会う
 このなきがらを葬るその日に。

296311 式典10年目で辞めるてマジ?ありえない:2021/03/19(金) 23:14:20 ID:ueRr3sPw

 For the Fallen     戦歿者を悼む  (1914) 
                     

 誇りにも似た感謝の念をもって、子供の死を悼む母のように、
 イギリス今は遠く海の彼方で斃れた若者を悼む。
 彼らはイギリスの肉の肉、霊の霊であった、――
 そして自由を守るために、斃れていったのだ。

 今、弔鼓が厳かに轟き、「死」が粛然として、
 悲しみの歌をかの永遠の彼岸に向って献げている。
 この荒涼寂寞の中にも、美しい調べが漂い、
 栄光を偲ぶ思いが我々の涙にきらめく。

 彼らは軍歌を口ずさみつつ戦場に赴いた、彼らは若かった、
 四肢直く、眼は誠実さに輝き、臆する色を見せなかった。
 いくたび窮地に陥ろうと、最後まで怯むことなく、
 正面に敵を見据えたまま斃れていったのだ。

 残された我々は老いてゆく、だが彼らは老いることはない、
 老醜に打ち拉がれることも、歳月の重圧に屈することもない。
 そして、夕陽が沈むにつれ、朝日が昇るにつれ、
 我々の心には彼らの思い出が蘇ってこよう、

 彼らは、再び仲間と談笑の時をすごすこともなく、
 家族の団欒の食卓に着くこともなく、
 我々の昼間の労働に伍することもなかろう。
 彼らは眠っているのだ、――イギリスの離れた海の彼方に。

 だが、我々が祖国を思い、その将来に希望を強く托す限り――
 人目につかぬ泉がかえって切々と人の心に訴えかけるように――
 祖国の人々の奥底で彼らは脈々と生き続けよう、
 空が暗くなり始めて星が蘇り、生き生きと生き続けるように。

 そうだ、我々が土と化したときでも頭上に輝き、
 あの大空を堂々と厳かによぎってゆく星のように、
 我々が夜の闇に沈淪したときでも輝く星のように、
 終りの日まで、終末の日まで、彼らは輝き続けよう。

297仕掛けてるの誰達?:2021/03/19(金) 23:26:15 ID:ueRr3sPw

「……もちろん、国民は戦争を望みませんよ。

運がよくてもせいぜい無傷で帰ってくるぐらいしかない戦争に、

貧しい農民が命を賭けようなんて思うはずがありません。

一般国民は戦争を望みません。ソ連でも、イギリスでも、アメリカでも、
そしてその点ではドイツでも同じことです。


政策を決めるのはその国の指導者です。


……そして国民はつねに指導者のいいなりになるように仕向けられます。

国民にむかって、われわれは攻撃されかかっているのだと煽り、
平和主義者に対しては、 愛国心が欠けていると非難すればよいのです。

そして国を更なる危険にさらす。

このやりかたはどんな国でも有効ですよ。」

byヘルマン・ゲーリング


分断、分断か そして分断された側をおいしく戴くか 最悪だろ

       ,,,,,,,..........,
    ./"´:;;::;;;: ::::;::"ソヽ
    / ,ヘ〜-ー'´⌒``ヽ:ヽ
   / ノ 彡:三:三:三:ミ |:\
   | |.__...,,;;ィ  t;;;;,,,_:ヽ |
   | |シ ,ィェィ') (.ィェィ、 ミ| |
   !r、|  ''''''. | | ''''''  Y )
スチャ ヽ{ ヽ. (r、 ,n)  /:: };ノ   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  ∧、し}  : 、___二__., ;:::::jJ  < 分断分断 個別撃破 爆撃 爆撃www
/⌒ヽ\!、.:. ´ ..::::... `ノ::::ノ    \_________
|( ● )| i_,〉、ゝ::::';;;;;;;'ノ/
\_ノ ^i |ハ  ∀ \ 
 |_|,-''iつl/  † ̄ ̄ ̄ ̄/
  [__|_|/〉 .__/  GQD /_____
   [ニニ〉\/____/


  狂気。同じ事を繰り返し行い、違う結果を予期すること
     byアルバート・アインシュタイン

298WHYだ:2021/03/19(金) 23:28:55 ID:ueRr3sPw
    Youth .

 青春とは人生のある期間を言うのではなく、心の様相を言うのだ
 優れた創造力、逞しき意志、炎ゆる情熱、怯懦をも却ける勇猛心、
 安易を振り捨てる冒険心、こう言う様相を青春と言うのだ

   年を重ねただけで人は老いない 理想を失うときに初めて老いが来る
歳月は皮膚のしわを増すが、情熱を失う時に精神はしぼむ
   苦悶や狐疑や、不安、恐怖、失望、こう言うものこそ恰も長年月の如く
人を老いさせ、精気ある魂をも芥に帰せしめてしまう

   年は七十であろうと十六であろうと、その胸中に抱き得るものは何か
曰く、驚異への愛慕心、空にきらめく星晨、その輝きにも似たる事物や
思想に対する欽仰、事に処する剛毅な挑戦、小児の如く求めて止まぬ探求心

人生への歓喜と興味
人は信念と共に若く 疑惑と共に老ゆる
人は自信と共に若く 恐怖と共に老ゆる
希望ある限り若く  失望と共に老い朽ちる

   大地より、神より、人より、美と喜悦、勇気と壮大、そして偉力の霊感を受ける
限り、人の若さは失われない これらの霊感が絶え、

悲嘆の白雪が 人の心の奥までも蔽いつくし、

皮肉の厚氷がこれを堅くとざすに至れば、

この時にこそ人は全く老いて、神の憐れみを乞うる他はなくなる

299クラークへ 次の夢は少しうかがってるかな? 春はどうかな?:2021/03/19(金) 23:31:08 ID:ueRr3sPw

年老いたものに新時代の価値を予言して

彼らを打ち滅ぼさん

ひとつの時代とは死にゆく夢の謂なれば

生まれいずる夢の謂なれば

300計劃:2021/03/20(土) 00:03:37 ID:ueRr3sPw
     イタリアを望む     

湖のかなたに、バラ色の山の後ろに、
イタリアが横たわっている、私の青春の賛仰の国が、
私の夢になじんだ故郷が!
赤い木立ちは秋を語っている。

私の一生の秋の始めにのぞんで
私はひとりすわって、
世界の美しいむごい目をのぞきこみ、
愛の色を選んで、描く。

この世界は私をあんなにも度々欺いたが、
私はやっぱり世界をいつもいつも愛している。

愛と孤独、
愛と、満たされぬあこがれ、
それが芸術の母だ。
私の一生の秋にもまだ、
それらは私の手を引いて導いてくれる。

そのあこがれの歌が
湖と山々と、別れを告げる美しい世界に
不思議な力で輝きをひろげる。

301ワールズエンド:2021/03/25(木) 21:19:50 ID:kBWFqkqM
隠しきれない くすぶる心
気付いたら それははじまり
知らないままじゃ終われない
迎えに行こないなら迎えに行こう


さあ切り開いていけ 自分で作った壁超えて
 転んでも大丈夫 深くしゃがんだら 高く飛ぶよ
  その目を開いて ほら 見渡す限り そこは世界の果て

ほら そのすべてが かけがえのない答え
僕らを動かす その力は いつも内側から

302意味ありそでなさそなカクテルソング:2021/04/29(木) 21:59:58 ID:kBWFqkqM
せいせい これよりお立ち合い 
寄ってらっしゃい見てらっしゃい
逃さないで 逃さないで 見逃さないで
あっちいって こっちいって そっちいって どうすんの

今世紀最大級の化学反応 最高潮のパレードを 最上級マスカレードを
 ほれほれほれ ご覧あれ

シェケラララ シェケラララ シェケラララ シェケラララ
混ざり合って乱れ合って
メイキラララ メイキラララ メイキラララ メイキラララ 
飾り合って 凌ぎ合って

チェケラララ チェケラララ チェケラララ チェケラララ
ディスコードしたって笑っている
シェケラララ シェケラララ シェケラララ シェケラララ 
なんだかんだ言って嫌いじゃないぜ

ほれほれほれ ご覧あれ

303SHOELESS FIGHTER:2021/07/03(土) 11:22:39 ID:kBWFqkqM
ニューヨークのマジソンスクエア フィラデルフィアの白い息
微笑みと涙 野心と憧れ ゆうべはあのこに振り回されて
アクセルふかして 青春して夜明けにくたばっていたよ
明日も誰かに迷惑をかけて 色々あるけど 人生とはシンプルにはいかないもの

九回裏 土壇場 逆転するために 追い込まれたら あとは一発決めるだけさ
チャンスは誰にも平等なる「わたしはやります」宣言して 見せ場作って燃えてみよう

いくぞ からだをうごかせ 素直にうなづけ あちこちぶつかり進め

いくぞ 難しくするな ルールはルールだ 気持ちを大事にして

3044月11日 ルパン三世:2021/11/14(日) 21:35:18 ID:ueRr3sPw
真っ赤な薔薇はアイツの唇
優しく抱きしめてくれと願う
瞳の奥に獲物を映して
寂しく問いかける愛の在り処

男には 自分の世界がある
例えるなら 空をかける一筋の流れ星
孤独な笑みを夕陽に晒して
背中で泣いてる 男の美学


真珠の色はアイツの眼差し
遥かな幸せを夢に描く
痛める事を恐れるあまりに
冷たく突き放す愛もあるさ

男には 自分の世界がある
例えるなら 風を払い荒れ狂う稲光
都会の闇に身体を溶かして
口笛吹いてる 男の美学

3054月17日 出崎:2021/11/14(日) 21:37:50 ID:ueRr3sPw

     Prospice    
 
  死を恐れる? 喉が霧のために苦しくなり、
    眼が霞のためにぼやけるのを、私が恐れる?

  いかにも、雪が降りだし、疾風が吹き出せば、
    ああ、俺も最後の土壇場に近づいたと、――

  暗黒と嵐の本拠に、敵の牙城に、ついに
    近づいた、と私も悟るかもしれぬ。

  そこには、あの恐るべき「恐怖」が姿を現すかもしれぬ。
    だが強い男は怯むことなく前進しなければならぬのだ。

  旅路は終わり、越すべき峠は越した、
    障壁もまさに崩れ落ちようとしている。


  とはいえ、もう一戦が、一生涯をかけて戦い求めた
    勝利の栄冠を手にするためもう一戦が、残っている。

  私は終始戦ってきた男だ、だから、もう一戦が、
    必死の最後の戦いが残っているのだ!


  死神に目隠しをされ、そのお情けに縋って、鞠躬如(きっきゅうじょ)として
    その関門を通り抜けるなどもっての他だ。

  断じて否だ! 私には死の一切を味わわせ、仲間である
    昔の英雄たちと同じ運命を辿らせ、
  
  真っ向からその衝撃を受けさせ、苦痛と暗黒と凍冷という、
    生命の負債を一挙に返却させてもらいたい。

  なぜなら、勇者には、突如として、最悪の事態は最善の
    ものへと一変し、暗澹たる瞬間は終わってゆくからだ。

  いや、吹きすさぶ嵐も、荒れ狂う悪魔の怒号も、
    静まり、穏やかな調べとなり、

  忽然として変化し、苦痛から脱却した平静が現われ、
    ついで光が現われ、ついで君の胸元が現われるからだ。

  おお、わが妻よ、わが魂の魂よ! 私は再び君を抱くのだ、
    そして、その他の一切は神の御心に委ねるのだ!

3064月19日 WHD:2021/11/14(日) 21:39:59 ID:ueRr3sPw
ホワイトヘアードデビル 最高の復讐者!漢の復讐はこうでなくては!

lllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll
llllllllllllllllllllllllll/ ̄ ̄ヽlllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll
lllllllllllllllllllll /      ヽllllllllllllllllllllllllllllllllllllll
iiiiiiiiiiiiiiiiiiiiii  試 そ あ .iiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiii
iiiiiiiiiiiiiiiiiiiii|  合 こ き  |iiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiii
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|  終 で ら  |;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|  了  め  |;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;|  だ  .た  |:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:
;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;|  よ   ら  |:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ、      /.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:
:. :. :. :. :. :. :. :. ‐‐--‐‐':. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :.
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ,.‐- 、 : : : :
                  廴ミノ
                 ///¨' 、
                 y':;:;:;:/⌒i!
                ⑪:;:;:;:;};:;:/;},
      ;il||||li'       t`'---‐';:;:;:l
     ,.r'"''、,┘        7;:;:;:;:;:;:;:;「
    ノ4 (⌒i        .}:;:;:;:;:;:;;/
   /..,__彡{, |         `i:;:;:;:;:;}
   (  .ミi!} l、         .」:;:;:丿
  クュ二二`Lっ)        `==='


・人生には選ばなければならない瞬間がある。自分自身の人生を充分に、完全に、徹底的に生きるか、
社会が偽善から要求する偽の、浅薄な、堕落した人生をだらだらと続けるかの、どちらかを。
byオスカー・ワイルド

3074月27日 編集王 一度は業界人を奮い立たせたな:2021/11/14(日) 21:43:26 ID:ueRr3sPw
 プロローグ

       この詩集を持った友に

 もう伝説のようになっている少年のころから
 私を動かして喜ばしたことのあるものを、
 考えたことや、夢みたことや、
 祈りや、求愛や、嘆きなどにちなむ、
 たまゆらな、色とりどりの落ち穂、残らず、
 あなたはこのページの数々に見出します。
 それが好ましいものか、無益なものかは、
 あまりむきになって問わないことにしましょう――
 やさしく受け入れてください、この古い歌を!

 私たち、年とったものにとっては
 過ぎ去ったものの中にたたずむことはゆるされており、慰めにもなります。
  
 この数千行の詩句の背後には
 一つの命が花咲いています。かつてはそれは甘美だったのです。

 こんなつまらないものにかまけたことを
 追求されたとしても、私たちは、
 今夜飛んだ飛行士達よりも
 血にまみれた痛ましい大軍よりも、
 この世界の偉大な支配者たちよりも、
 かるがると自分の荷物を背負っているでしょう。

3085月30日 あいつは頑張ったな 凄いよ 大変だったな:2021/11/14(日) 21:44:44 ID:ueRr3sPw
     イズラフェル   


 そして天使イズラフェル、
その心の糸は琵琶となり、
神の造りたまいし全てのもののうち最も美しい声をそなう。 
―KORAN


天上にめずらしい精霊すみたまい、

 「その心の糸、琵琶となる」
えもいわれぬ歌の巧みさ、何びとも
この天使イズラフェルには及ばない。
めくるめく星たちも(伝説の伝えるところ)
歌をやめ、みんな黙して、
 聴きほれる、その声の魔力に。


よろよろと、真夜中に、
 中天高くよろめきながら、
 恋心そそられた月は、
恋の想いに顔赤らめる。
 また紅の稲妻も、耳を傾けるため、
 (7人で急ぎ駆けてゆく
  すばる星まで一緒になって)
 天空に立ち止まる。

みながいう(星の合唱隊や
 耳傾けるもろもろの者たちが)
イズラフェルの火をなす調べは
かたわらに彼のすわってうたう
 あの竪琴のおかげだと―
あの常ならぬ糸からなる
命をもってふるえる弦のおかげだと。

しかしこの天使の歩む空は、
 深い想いがつとめである国――
愛が円熟した神としてあがめられる国――
 天女らのまなざしに
地上の者が星を仰いで拝跪する
 すべての美の宿っている国。
してみれば、君は正しい、
 イズラフェルよ、情熱のこもらぬ歌を
見下してさげしすむのも。
月桂樹は君のもの、
 この上なく賢くて、この上なくすぐれた詩人よ!
心楽しく、永久に生きよ!

天上の恍惚は
 君の燃える調べにふさわしい――
君の悲しみ、君の喜び、君の憎しみ、君の愛は
 灼熱の君の琵琶にふさわしい――
 星たちが黙してしまうのも当然だ!

そう、天国は君のもの、しかし地上は
 楽しみと苦しみの混じりあう世界。
 われらの花はただの――花、
君の完璧な幸せの落とす影が
 われらの幸せの日の光かがやくところ。

もしもこのわれ
イズラフェルの住んだきた所に住み、
 彼、わが住む所に住んだなら、
彼もあれほど巧みにうたえないかもしれぬ
 人の世のメロディ―を、
また、いやまさる調べがあふれ出るかも知れぬ
 天上のわが竪琴から。

3096月7日:2021/11/14(日) 21:45:41 ID:ueRr3sPw
         Heraclitus    


 ヘラクレイトスよ、人の噂によれば君は死んだとのこと、
 この辛い報せを聞いて僕はなんど辛い涙を流したことか。
 君と僕は終日、そうだ、太陽が辟易して沈むまで、いくたび、
 談笑の時をすごしたことか! そのことを思い、僕は泣いた。

 ヘラクレイトスよ、カリアから来た友よ、君が一握りの灰と
 化し、永遠の眠りについてから、長い歳月がたった、――だが、
 今でも、君の快い、夜鳴鶯のような声が響いている。死は、
 一切を奪い去るが、君の声を奪い去ることはできないのだ・

310 king of pop 6月25日:2021/11/14(日) 21:47:02 ID:ueRr3sPw

    喜びをもって


  喜びをもって……
  
  ただひたすらに感情を爆発させようとする、
  燃え上がり、陶然としている一連の人々……

  喜びをもって……

  わたしたちの内部に貯えられたエネルギーはすべて、
  この歓呼、歌、ステップで使い果たされる――

  周りで見物している人にとっては、この踊りは無秩序な叫び、
  足踏みとしかみえないかもしれない。

  しかしわたしたちにとっては、これはわたしたちの生活、
  わたしたちの願いのシンボルなのだ――

  《 あらゆる領域で自由を! 》

  そして、始めはゆるやかに揺れ――ぶらり、ぶらり――
  突然、踊りは解き放たれ、嵐のようにすべてをひっさらっていく……

  わたしたちはみんないっしょに笑い、歌い、歓声をあげる――
  そして踊りに踊る――息が絶えてしまいそう……

  ようやく、このもつれ合いは解きほぐれる。わたしたちは疲れ、
  しわがれ、息もつけない――それでもわたしたちは幸福なのだ!

311 6月25日 13年目堕ちた友達よ 同じような奴多い:2021/11/14(日) 21:49:21 ID:ueRr3sPw
けれども
いまごろ ちゃうど おまえの年ごろで
おまえの素質と 力をもってゐるものは
町と村との一万人の中に おそらく5人はあるだろう
それらのひとのどの人も
またどのひとも
五年のあひだに
それを大抵無くすのだ
生活のために けずられたり
自分でそれを なくすのだ

すべての才や
力や材といふものは
ひとにとどまるものではない
ひとさへひとにとどまらぬ
おまへのいまのちからがにぶり
きれいな音の正しい調子と
その明るさを失って
ふたたび回復できないならば
おれはおまへを
もう見ない

なぜならおれは
すこしぐらゐの仕事ができて
そいつに腰かけてるやうな

そんな多数をいちばん
いやにおもふのだ

みんなが町で暮したり
1日あそんでゐるときに

おまへはひとりで
あの石原の草を刈る

そのさびしさで
おまへは
音をつくるのだ

多くの侮辱や
窮乏の
それらを噛んで
歌ふのだ

ちからのかぎり
 そらいっぱいの
    光でできた
  パイプオルガンを弾くがいい。

3127月12日 ホーガンへ スペースXは継ぎ 天空の王はみたまえり:2021/11/14(日) 21:52:28 ID:ueRr3sPw
   宇宙的なものの歌


 詩神はいった、さあ
 どんな詩人もまだ歌わなかった歌を、私にうたってくれたまえ、
 宇宙的なものについて、私に歌ってくれたまえ。


 我々のこの広漠たる地球の中に、
 私たちはこの無限大の粗笨と鉱滓のただ中に、その中央核心のなかに包まれて、安全に、
 完全な種子が静かに横たわっている。


 全ての生命には、ある役割、多少なりとも役割がある、
 何もまだ生まれていないが、それだけは生まれており、
 覆い隠され、または露出したままで、その種子は待っている



 それは夢なのだろうか。
 否、それの欠けていることこそ夢なのだ、
 そしてそれがなくては、生の教訓も、富も、一場の夢に過ぎない
 そしてその全世界も、ただの一炊の夢にすぎないのだ

3137月15日 彼らと別れてたんだな:2021/11/14(日) 21:54:29 ID:ueRr3sPw
         Heraclitus    


 ヘラクレイトスよ、人の噂によれば君は死んだとのこと、
 この辛い報せを聞いて僕はなんど辛い涙を流したことか。
 君と僕は終日、そうだ、太陽が辟易して沈むまで、いくたび、
 談笑の時をすごしたことか! そのことを思い、僕は泣いた。

 ヘラクレイトスよ、カリアから来た友よ、君が一握りの灰と
 化し、永遠の眠りについてから、長い歳月がたった、――だが、
 今でも、君の快い、夜鳴鶯のような声が響いている。死は、
 一切を奪い去るが、君の声を奪い去ることはできないのだ

3148月13日 看板へ:2021/11/14(日) 21:56:03 ID:ueRr3sPw
汚れっちまった悲しみに
今日も小雪の降りかかる
汚れっちまった悲しみに
今日も風さえ吹きすぎる

汚れっちまった悲しみは
たとえば狐の革裘(かわごろも)
汚れっちまった悲しみは
小雪のかかってちぢこまる

汚れっちまった悲しみは
なにのぞむなくねがうなく
汚れっちまった悲しみは
懈怠(けだい)のうちに死を夢(ゆめ)む

汚れっちまった悲しみに
いたいたしくも怖気(おじけ)づき
汚れっちまった悲しみに
なすところもなく日は暮れる……

3158月21日 スコット 次の世代も:2021/11/14(日) 21:57:37 ID:ueRr3sPw
汚れっちまった悲しみに
今日も小雪の降りかかる
汚れっちまった     兵士  

もし僕が死んだら、これだけは忘れないでほしい、――
  それは、そこだけは永久にイギリスだという、ある一隅が
異国の戦場にあるということだ。豊かな大地のその一隅には、
  さらに豊かな一握りの土が隠されているということだ。
その土は、イギリスに生をうけ、物心を与えられ、かつては
  その花を愛し、その路を闊歩した若者の土なのだ。
そうだ、イギリスの空気を吸い、その川で身をそそぎ、その
  太陽を心ゆくばかり味わった、イギリスの若者の土なのだ。


また、―――もし僕の心が罪を清められ永遠者の脈うつ心に溶け
  こめるならば、感謝の念をこめて、故国によって育まれた
  数々の想いを故国に伝えるであろうことを、―――
故国の姿や調べを、幸福な日々の幸福な夢を、友から学んだ
  笑いを、祖国の大空の下で平和な者の心に宿った
  あの優しさを、故国に伝えるだろうということを。
悲しみに
今日も風さえ吹きすぎる

汚れっちまった悲しみは
たとえば狐の革裘(かわごろも)
汚れっちまった悲しみは
小雪のかかってちぢこまる

汚れっちまった悲しみは
なにのぞむなくねがうなく
汚れっちまった悲しみは
懈怠(けだい)のうちに死を夢(ゆめ)む

汚れっちまった悲しみに
いたいたしくも怖気(おじけ)づき
汚れっちまった悲しみに
なすところもなく日は暮れる……

316誕生日 9月13日  大変だった阻害原因一部理解:2021/11/14(日) 22:01:05 ID:ueRr3sPw
 ゚ .゚ ゚  。゚ + 。. +。 * 。゚。゚., ,+ 。゚. 。 . .   ,    。 .  . .  
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 ::  ゝ  :::::......ノ:;;../ 
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   .    ´`"'"''ー'ー-、,.` ー - _ ::...:: ::: ::: :::..::::::..:: :::: :: :::: :: :::: ::::: :::: :: ::::: :: :: :::: ::::: :.. .
         .   `^´`"''ー〜"''ー〜.:: : :: ::: :: :: : :: ::: :: : ::: ::: : ::: ::::::  : ::: ::.. ..:. .::

人類の哲学の歴史は、人類の魂の歴史である。
byへレンケラー

317誕生日 9月13日 頑張らないとな大変:2021/11/14(日) 22:02:12 ID:ueRr3sPw
 The Scholar

私は多くの故人に囲まれて毎日の生活を送っている。
あたりを何気なく見回しただけで、
忽ち彼らの姿が目に付く。
いずれも大昔の先達で
親しい、信頼のおける人たちばかりだ。
私は毎日彼らと話を交わしながら暮らしている。


嬉しい時には、彼らと喜びを分かち合い、
悲しい時には、彼らに慰めてもらえる。
この人たちにどれほど自分が
お世話になっていることかと、しみじみ思うにつけ、
深い感謝の念が胸に込み上げてきて、
いつのまにか、頬に涙が流れてくることもしばしばだ。


私はこれら故人と思いをともにし
永い間一緒に暮らして今日に及んでいる。
私は彼らの美徳を愛し、彼らの弱さを不憫に思い
その希望や不安を我が事のように感じ
それらの教訓から、人生いかに生くべきかについて、
敬虔な思いをこめて学んでいる。


私はこれら故人と希望をともにしている、そして
もうすぐ近いうちに、彼らの仲間になれると思う。
そしたら、一緒に長い旅に出て、あの
永遠の未来へと行けそうな気がしている。
だが、たとえ私が墓の下の土と化しても、
神に嘉される一つの名前を後に残せたら、と思っている。

3188月21日 スコットへ 次の世代も  ミスpCが違うと:2021/11/14(日) 22:05:25 ID:ueRr3sPw
兵士  

もし僕が死んだら、これだけは忘れないでほしい、――
  それは、そこだけは永久にイギリスだという、ある一隅が
異国の戦場にあるということだ。豊かな大地のその一隅には、
  さらに豊かな一握りの土が隠されているということだ。
その土は、イギリスに生をうけ、物心を与えられ、かつては
  その花を愛し、その路を闊歩した若者の土なのだ。
そうだ、イギリスの空気を吸い、その川で身をそそぎ、その
  太陽を心ゆくばかり味わった、イギリスの若者の土なのだ。


また、―――もし僕の心が罪を清められ永遠者の脈うつ心に溶け
  こめるならば、感謝の念をこめて、故国によって育まれた
  数々の想いを故国に伝えるであろうことを、―――
故国の姿や調べを、幸福な日々の幸福な夢を、友から学んだ
  笑いを、祖国の大空の下で平和な者の心に宿った
  あの優しさを、故国に伝えるだろうということを。

31910月21日誕生日 偉大だった、大変だったな あいつ等酷いわ:2021/11/14(日) 22:10:23 ID:ueRr3sPw
     イズラフェル   


 そして天使イズラフェル、
その心の糸は琵琶となり、
神の造りたまいし全てのもののうち最も美しい声をそなう。 
―KORAN


天上にめずらしい精霊すみたまい、

 「その心の糸、琵琶となる」
えもいわれぬ歌の巧みさ、何びとも
この天使イズラフェルには及ばない。
めくるめく星たちも(伝説の伝えるところ)
歌をやめ、みんな黙して、
 聴きほれる、その声の魔力に。


よろよろと、真夜中に、
 中天高くよろめきながら、
 恋心そそられた月は、
恋の想いに顔赤らめる。
 また紅の稲妻も、耳を傾けるため、
 (7人で急ぎ駆けてゆく
  すばる星まで一緒になって)
 天空に立ち止まる。

みながいう(星の合唱隊や
 耳傾けるもろもろの者たちが)
イズラフェルの火をなす調べは
かたわらに彼のすわってうたう
 あの竪琴のおかげだと―
あの常ならぬ糸からなる
命をもってふるえる弦のおかげだと。

しかしこの天使の歩む空は、
 深い想いがつとめである国――
愛が円熟した神としてあがめられる国――
 天女らのまなざしに
地上の者が星を仰いで拝跪する
 すべての美の宿っている国。
してみれば、君は正しい、
 イズラフェルよ、情熱のこもらぬ歌を
見下してさげしすむのも。
月桂樹は君のもの、
 この上なく賢くて、この上なくすぐれた詩人よ!
心楽しく、永久に生きよ!

天上の恍惚は
 君の燃える調べにふさわしい――
君の悲しみ、君の喜び、君の憎しみ、君の愛は
 灼熱の君の琵琶にふさわしい――
 星たちが黙してしまうのも当然だ!

そう、天国は君のもの、しかし地上は
 楽しみと苦しみの混じりあう世界。
 われらの花はただの――花、
君の完璧な幸せの落とす影が
 われらの幸せの日の光かがやくところ。

もしもこのわれ
イズラフェルの住んだきた所に住み、
 彼、わが住む所に住んだなら、
彼もあれほど巧みにうたえないかもしれぬ
 人の世のメロディ―を、
また、いやまさる調べがあふれ出るかも知れぬ
 天上のわが竪琴から。

32010月27日 永眠 おばあちゃん、どんなでした?あの夫婦…:2021/11/14(日) 22:13:40 ID:ueRr3sPw
  The Woodspurge   

 風がざわめき、風がしずまった――
 林と丘を吹き抜け、急に死んだようにやんだのだ。
 私は風の命ずるままに、歩き通してきたのだが、
 やっとの思いで腰を下ろした、――風が静まったから。

 両膝に間に顔をうずめてじっとしていた、――
 堅く結んだ口からは、悲しみの言葉も出なかった。
 垂れ下がった髪が草の上にかぶさり、
 鋭くなった耳には、陽射しが過ぎてゆくのが聞こえた。

 目を大きく見開くと、ずっと向こうまで?がった、
 十本ばかりの雑草がはっきりと眼に映った。
 光を避けるようにして生えていた数本雑草の中に
 燈台草が花を付けていた、――一つの花に三つの萼。


 悲しみが極まれば、分別がどう、
 況や思い出がどう、といった事は問題にならない。
 その時、私が知り、今でも記憶に残ってることは唯一つ、――
 燈台草の花には三つの萼があるということ……。

32111月13日 戦い忘れた人の為 虐殺は手を貸さないよな:2021/11/14(日) 22:14:55 ID:ueRr3sPw
   コフタの歌     

さあ!私のさしずに従って
お前の若い時代を利用せよ、
時を逸せずもっと賢くなれ。
運命の大きなはかりの上では
針が静止することはまれだ。
お前は上がるか、さがるかしなければならぬ。
支配し獲得するか、それとも
服従するか、失うかしなければならぬ。
忍苦するか、凱歌をあげるかだ。
鉄砧になるか、ハンマーになるかだ。

322ZERO:2021/11/14(日) 22:16:41 ID:ueRr3sPw
   「貧困と死の巻」
 

 なぜなら 主よ 大都会は
 失われたもの そして分解したもの
 最も大きな都会は焔からの潰走に似てます――
 そして都会を慰め得る慰めは何ひとつなく
 その区々たる時が流れ去ってゆきます


 そこで人々はあわれな苦しい生活をし
 深い部屋の中で 身振りも気遣わしげに
 初めて生まれた獣の仔の群にもまして怯えています

 そして戸外であなたの大地が目覚めて息づいているのを
 人々は生きながらもはや知りません


 そこで子供たちはいつも同じ陰影の中にある
 窓際の会談のところで育ち
 遠方と幸福と風にみちた日へ
 戸外で花が呼びかけているのも知らず――

 しかも子供でなければならない宿命のもとに
 悲しい子供となっています


 そこで娘たちは見知らぬ者のために花咲きながら
 子供の頃の安らぎを慕っています
 しかし そのために彼女たちが燃え上がったものがいないので
 ふるえながら また身を閉じ
 蔽いかくされた奥の部屋で
 幻滅の母性の日々を
 意思のない啜り泣きの長い夜々を
 
闘いも力もない冷たい年々を送っています
 そしてまったく闇のなかに死の床が横たわっており
 彼女たちはおもむろにそれに憧れています
 
 そしてまるで鎖につながれているように永くかかって死に
 女乞食のように息が絶えてゆくのです

323ZERO:2021/11/14(日) 22:17:35 ID:ueRr3sPw
   I am

 私は生きている。だが、私のことを誰も構ってくれない、
   忘れてしまったのか、友達は見向きもしてくれない。

 私は悲しみで自分の命を縮めている人間なのだ、――
   悲しみが過去の亡霊のように群れをなして出没する、
 あるものは忘れ去った懐かしい影、そして死の影。

 だが、私はまだ生きている、まわりに纏わりつく亡霊と共に
 生きている、そしてやがて侮りと罵りのない世界へ消えてゆき、
   白日夢のどよめく海原へと去ってゆこうとしてる。

 そこには生けるしるしもなく喜びもなく、あるのは、私が
   生涯を通じて築いた名声の難破した姿かも知れぬ。

親しかった者たちも、――かつて私が心から愛した者たちも、
今では私に冷たい、いや、他人以上に冷たい・・・

324ZERO:2021/11/14(日) 22:18:51 ID:ueRr3sPw
  死よ、驕るなかれ    


死よ、驕るなかれ、たとえ連中がお前を強大で恐るべき者と
  呼んだとしてもだ――お前はそんな者では全然ない。
  お前が亡ぼしたと自惚れている相手にしても、
死んでなんかいない、――私だってお前に殺せはしないのだ。


お前とよく似た休息と眠りからでも、喜びが溢れ出ている、
  とすれば、お前からはもっと多くの喜びが溢れ出るはずだ。
  敬虔な人たちが喜んでお前と共に旅立つのも当然な話だ、
お前が肉体を休めてくれ、魂を解放してくれるからだ。


お前は、運命や偶然や王侯や絶望した人間のしがない奴隷、
  そして、毒薬や戦争や病気のしがない同居人にすぎない。

  眠るだけならケシの実や呪いに頼る手もある、――しかも、
お前の一撃よりも効目がある。だから威張るのはよすがいい。


ほんの束の間の仮眠から目覚めれば、永遠の命がやってくる。
つまり死は無くなる。死よ、お前は死んでしまうのだ。

325ZERO:2021/11/14(日) 22:23:10 ID:ueRr3sPw
ミスったな

PCも違うし、忙しい、阻害容認もあるからな、人心の荒廃もな隠れてるだけで

そして色々な新しい古い腐敗や堕落を少しでも良くしないとな、微力でもね

326ZERO:2021/11/14(日) 23:27:49 ID:ueRr3sPw

我々の進むべき道は、勇敢な抵抗か、卑屈な服従か。

人々の権利を確保するため、人々の間に政府が組織される。
ジョージ・ワシントン


250 :メロン名無しさん:2007/02/27(火) 00:44:02 ID:???0
【福岡・中2自殺】 「死んでせいせいした」の”いじめ集団”、数人を書類送検するも…「中心的メンバーではない」★
+    . .. :....    ..  .. .
    ∧∧   もうちょっと 待っとってくれんね
    (* 'ω') ..+
   +  .. .  .. +..  やさしか人達が あんたのこと 応援してくれとる
   .. :..     __  ..
          .|: |       みなさんが 絶対に あんたの仇ばとってくれるよ・・・・・
          .|: |
       .(二二X二二O
            |: |    ..:+ ..
      ∧∧ |: |
      /⌒ヽ),_|; |,_,,
_,_,_,_,,〜(,,  );;;;:;:;;;;:::ヽ,、
   "" """""""",, ""/;
  "" ,,,  """  ""/:;;
  ""   ,,""""" /;;;::;;

327撤兵英知 祝! 屑占領は終了か? だが分断と買収と堕落の萌芽は?:2021/11/14(日) 23:34:31 ID:ueRr3sPw
Beim Einzug in ein neues Haus  新しい家に入るに際し  


母の胎内から来て
土の中で朽ちる定めをもって、
人間は不思議そうに立っている。
神々の追憶が朝の夢に軽く触れる。

それから人間は神を離れ、大地に向かい、
働き努める。あわただしい生活の
過ぎごし方と行く手とを恥じ怖れつつ、

家を建てて、それを飾り、
壁を塗り、たんすを満たし、

友だちと宴を祝い、そして
愛らしい笑う花を植える、門の前に。

328合衆国憲法修正第1条 ではどのように実現するのか?:2021/11/15(月) 00:08:49 ID:ueRr3sPw


情報は民主主義の通貨だ」という トマス・ジェファーソン

スウェーデン送還は、アサンジの死刑を望むアメリカ送還につながる危険性が高く、今後の展開は予断を許さない

「恐怖感がないというわけじゃない。でも不安を知性で克服することが勇気なんだと思う。
勇気とは、どんなリスクがあるのかを把握して、そういった危険をどうやって切り抜け、道を開いていくかを理解することだ。」
世界最強の国家アメリカを敵にまわす盟友の安全を心配した反骨ジャーナリスト、
ジョン・ピルジャーに応えたジュリアン・アサンジの言葉だ。

ウィキリークスによって漏洩された英国防衛庁の文書のひとつは
「ジャーナリスト」をこう説明している:「恐れを知らず、媚びることなく公共の利益に貢献するジャーナリスト」は「破壊活動分子」であり「脅威的存在」である。これに対し、ピルジャーはこう啖呵を切った。

「まさに名誉の勲章だ!」

329ZERO:2021/11/15(月) 00:12:08 ID:ueRr3sPw
   「貧困と死の巻」
 

 なぜなら 主よ 大都会は
 失われたもの そして分解したもの
 最も大きな都会は焔からの潰走に似てます――
 そして都会を慰め得る慰めは何ひとつなく
 その区々たる時が流れ去ってゆきます


 そこで人々はあわれな苦しい生活をし
 深い部屋の中で 身振りも気遣わしげに
 初めて生まれた獣の仔の群にもまして怯えています

 そして戸外であなたの大地が目覚めて息づいているのを
 人々は生きながらもはや知りません


 そこで子供たちはいつも同じ陰影の中にある
 窓際の会談のところで育ち
 遠方と幸福と風にみちた日へ
 戸外で花が呼びかけているのも知らず――

 しかも子供でなければならない宿命のもとに
 悲しい子供となっています


 そこで娘たちは見知らぬ者のために花咲きながら
 子供の頃の安らぎを慕っています
 しかし そのために彼女たちが燃え上がったものがいないので
 ふるえながら また身を閉じ
 蔽いかくされた奥の部屋で
 幻滅の母性の日々を
 意思のない啜り泣きの長い夜々を
 
闘いも力もない冷たい年々を送っています
 そしてまったく闇のなかに死の床が横たわっており
 彼女たちはおもむろにそれに憧れています
 
 そしてまるで鎖につながれているように永くかかって死に
 女乞食のように息が絶えてゆくのです

330ZERO:2021/11/15(月) 00:12:46 ID:ueRr3sPw
 The Dream Songs   夢の歌
  
 人生とは、諸君、退屈なものだ。だがそれを言ってはいけない。
  
 何しろ空はきらめき、大いなる海は思い焦がれ、
 ぼくら自身もきらめき焦がれ、
 
 その上、子どものころ母さんから(何度も何度も)
 聞かされたが、「仮にも退屈を認めるというのは、
 自分に何も

 才覚がないということ」。してみると、ぼくには何も
 才覚がないらしい、死ぬほど退屈だから。

 どこの国の人間も退屈、
 文学も退屈(特に大学が)、
 ヘンリーも退屈――いつもアキレスみたいな苦境に立って、
 不平たらたら、

 人々を愛し、立派な芸術を愛し――それがまた退屈だ。
 そして静かな丘も、ジンも、およそ退屈に見え、
 なぜか一匹の犬が
 自分と尻尾をはるかに遠い遠い
 山か海か空かへ運んでいってしまい、あとには


 おどけ者の、ぼくひとり、ぴくぴく。

331ZERO:2021/11/15(月) 00:13:42 ID:ueRr3sPw
    I am

 私は生きている。だが、私のことを誰も構ってくれない、
   忘れてしまったのか、友達は見向きもしてくれない。

 私は悲しみで自分の命を縮めている人間なのだ、――
   悲しみが過去の亡霊のように群れをなして出没する、
 あるものは忘れ去った懐かしい影、そして死の影。

 だが、私はまだ生きている、まわりに纏わりつく亡霊と共に
 生きている、そしてやがて侮りと罵りのない世界へ消えてゆき、
   白日夢のどよめく海原へと去ってゆこうとしてる。

 そこには生けるしるしもなく喜びもなく、あるのは、私が
   生涯を通じて築いた名声の難破した姿かも知れぬ。

親しかった者たちも、――かつて私が心から愛した者たちも、
今では私に冷たい、いや、他人以上に冷たい・・・

332ZERO:2021/11/15(月) 00:14:43 ID:ueRr3sPw
SPLEEN   脾臓   


 私はまるで、雨ばかり降る国の王のようだ、

 富みながら、不能、若いくせにすっかり老いて
 師博たちが平身低頭するのを蔑み、

 犬、またはどんな動物を相手にも退屈している王。

 何ものも王を楽しませはせぬ、狩りの獲物も、追う鷹も、
 露台の真向で死んでゆく人民の姿も。
 
 お気に入りの道化師の、グロテスクな歌物語も、
 もはやこの残忍な病人の気を晴らしはしない。


 百合の花模様の寝台も、墓となり変り
 王者ならばすべて美男子と心得る化粧係り侍女たちも
 この年若い骸骨から、微笑みひとつ引き出すための、
 淫らな装いを考え出そうとしてもはや空しい。

 王のために黄金を作り出す学者も、王の身体から、
 腐敗の要素をえぐり取ることはできなかったし、
 
 世の権力ある人々が、老いの日々に思い出すのを常とする、
 古代ローマ人からわれわれに伝わる、かの血浴みの法を用いても、
 この麻痺した屍をあたためることはできなかった
 

 そこは血の代りに、<忘却の河> の 緑の水 が流れているものゆえ

333ZERO:2021/11/15(月) 00:15:22 ID:ueRr3sPw
  死よ、驕るなかれ    


死よ、驕るなかれ、たとえ連中がお前を強大で恐るべき者と
  呼んだとしてもだ――お前はそんな者では全然ない。
  お前が亡ぼしたと自惚れている相手にしても、
死んでなんかいない、――私だってお前に殺せはしないのだ。


お前とよく似た休息と眠りからでも、喜びが溢れ出ている、
  とすれば、お前からはもっと多くの喜びが溢れ出るはずだ。
  敬虔な人たちが喜んでお前と共に旅立つのも当然な話だ、
お前が肉体を休めてくれ、魂を解放してくれるからだ。


お前は、運命や偶然や王侯や絶望した人間のしがない奴隷、
  そして、毒薬や戦争や病気のしがない同居人にすぎない。

  眠るだけならケシの実や呪いに頼る手もある、――しかも、
お前の一撃よりも効目がある。だから威張るのはよすがいい。


ほんの束の間の仮眠から目覚めれば、永遠の命がやってくる。
つまり死は無くなる。死よ、お前は死んでしまうのだ。

334描き続けたものへ:2021/11/15(月) 00:16:37 ID:ueRr3sPw
   Das  Gottliche   神  性

 人間は気高くあれ、情け深くやさしくあれ!
 その事だけが、 我らの知っている
 一切のものと  人間とを区別する。

 我ら知らずして ただほのかに感ずる
 より高きものに幸あれ!
 人間はその高きものに似よ
 人間の実際の振る舞いが
 それを信じさせるようであれ

 自然は 無感覚なり。
 太陽は 善をも悪をも照らし、
 月と星は 罪人にもこの上ない善人にも
 同様に光り輝く。

 風と溢るる流れと 雷鳴のあられとは
 ざわめきつつ進み、だれ彼となく捕えては
 急ぎ通り過ぎる。

 同じように運命も
 人々の中に探りの手を入れ、
 少年のけがれない
 巻き毛を捕えるかと見れば
 罪を犯せる
 はげ頭をも捕える

 永劫不変の 大法則に従い
 我らはみな 我らの生存の
 環をまっとうしなければならぬ。

 ただ人間だけが
 不可能なことをなし得る。
 人間は区別し
 選びかつ裁く。
 人間は瞬間を
 永遠なものにすることもできる。

 人間だけが
 善人にむくい、
 罪人を罰し
 癒し救うことができる。
 またすべての惑いさまよえる者を、
 結びつけ役立たせる。

 我らはあがめる
 不滅なものたちを。
 彼らも人間であって
 最上の人間が小さい形で
 なし、あるいは欲することを
 大きい形でなすかのように。

 気高い人間よ、 情けぶかくやさしくあれ!
 うまずたゆまず、 益あるもの正しきものをつくれ。
 そしてほのかに感ぜられた
 より高きもののひな型ともなれ!

335われら:2021/11/15(月) 00:17:29 ID:ueRr3sPw
 われら 音楽の創造者

 われら 夢見るもの

 波浪砕ける寂しい波打ちぎわをさまよい

 干あがった川辺に腰をおろす


 世界を見失ったもののうえにも

 世界に見すてられたもののうえにも


 青白き月の光はふり注ぐ

 けれども・・・

336われら:2021/11/15(月) 00:18:33 ID:ueRr3sPw

  けれども、われらは
 
 この世界を永遠に揺り動かすもの

 この世界に偉大なる都市を築きあげ

 神話から帝國の栄光をつむぎあげる

 心に夢をいだくものよ

 歩を進めて王冠をこそかちとるべし

 新たな歌の調べを知るものが三人いれば

 帝國を斃(たおす)も可なり



 われら年老いて

 地中に埋もれた過去に横たわるも

 吐息をもてニネヴェを興し

 陽気なざわめきもてバベルの塔を築かん

337ZERO:2021/11/15(月) 00:20:41 ID:ueRr3sPw
 おお、この身とこの命よ!

 いくたびも思い悩むこの疑問

 信仰のないものが長蛇の列をなし

 都会は愚者であふれんばかり

 どこに美点があるというのか?


 おお、この身とこの命よ! 

 答はひとつ

 きみがそこにいるということ

 命が息づき、この身がまさしく存在するということ

 壮麗な芝居がつづけられ

 きみもそこに一篇の詩を寄せることができるということ



 「きみもそこに一篇の詩を寄せることができるということ」


 「諸君の”一篇の詩”はどんなものになるのだろう?」

21世紀の詩と22世紀を迎える詩とならんことを…ね

338群青:2022/01/03(月) 23:58:28 ID:vWjVphe6

語れるほどの夢とか 小さくなった誇りさえ 失くしてしまうとこだった

君はなぜだろう 暖かい

波は押し寄せる 終わることもなく でも逃げたりしないと
笑える、僕はここにいる それだけで奇跡 しぶきを感じている 

優しかった頃の ここを取り戻せ 嘘つきと呼ばれてもいいから
僕はここにいる すでにもう奇跡 花が咲いているよ

鳥を追いかけて 裸足で駆けだす 青く染まっていくよ

339時代 ピリオド的な:2022/03/18(金) 11:40:39 ID:ZaXxgLYs
Rondeau    


 季節(とき)がマントを脱ぎ捨てた
 風と寒さのマント、
 そして縫い取りを身につけた
 澄んで輝く日ざしの縫い取り。

 獣も鳥も声を揃えて
 それぞれの言葉で歌い叫ぶ。
 季節(とき)がマントを脱ぎ捨てた!と。

 川も、泉も、せせらぎも
 綺麗なお揃いのお仕着せか、
 水滴の銀の細工を身にまとい、
 誰もが衣を改める。
 季節(とき)がマントを脱ぎ捨てた。

340時代 ピリオド:2022/03/18(金) 11:45:51 ID:ZaXxgLYs
294 : 遅れた大変だったよ 

12月24日ある勇気ある女性達に、本当に

sage 2021/03/19(金) 23:06:16
  あるひとに   


 やさしい歌声が消えたとて
 調べは思い出の中にふるえ――
 かわいいスミレがしぼんだとて
 香りは呼び覚まされた感覚のうちに生きる

 バラは枯れたとて バラの花びらは
 恋人の寝床に敷かれる
 あなたが去ったとて あなたへの想いに
 愛はやすらかにねむるであろう

ID:ueRr3sPw

341時代 ピリオド:2022/03/18(金) 11:49:09 ID:ZaXxgLYs
遅れた大変だった今も苦闘中酷いギリギリの話だ
 12月24日 すまん使うぞ sage 2021/03/19(金) 23:08:43

   このなきがらを葬る
     <黒人霊歌>

私は知っている、月の出る時、星の出る時―
 このなきがらを葬るのだ。
わたしは歩く、月明かりを、星明りを
 このなきがらを葬るために。

わたしは歩く、墓地の中を、墓地中を、
 このなきがらを葬るために。
わたしは草の中に横たわり両腕をのばす―
 このなきがらを葬るのだ。

わたしはその夜、審判をうける、
 このなきがらを葬る日の夜。
そしてわたしの魂はあなたの魂と会う
 このなきがらを葬るその日に。

342時代さん:2022/03/18(金) 12:15:11 ID:ZaXxgLYs
  !      |   /:::. .:::::! |   | |:::     ,.;:
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   ヽ     l!  |'_´=ミヽ 、ヽl   | | ,  '   ::
    ヽ    |メ´ r' /,、`ヽ ミ弍=- !-レ'::. :ヽ、_,. =
     ヽ /|,.イ | i: : :|l|: : ! ヾヽ ハ,!;; _,...,_ :::::/
      メ  ! ! l l: : :|l|: : !  :::\! \ ,,  ..::: ´
.      ヾ  \ヽ| ヾ; :__;.ノ  ,::::::::::.\    ::::::
\      i,\ \,_   ,. -',. -ー  ::.     ..:::ヽ
\.\     \\ ヽ、 ̄-ー'''''          '''''
  \ `ヽ、    \``ー-ゝ        ,!
ゝ、 ヽ  ` ヌォ、  `ヽ、         ヽ
 `      ! ヽ:::`..ー-ゝ   ..:;rー- 、__, -─- 、
        !   >:::     :::/ゝ、__  ,, _,__,.__ ノ
       ,' | / `ヽ、   :::!、          ,.
       /i l /     >ォ、   ̄  ̄ ̄ ̄  ̄ ̄
     /_/ /' ,. -ー' ´  | !ヌヽ、        ,..
      / !/ ̄       > ヽ !  `ヽ 、_ ,. -' ´
    /  /         ∨` ` ー- 、_   /

我々はみな芸術が真実ではないことを知っている。芸術は我々に真実を悟らせる嘘である。
  byパブロ・ピカソ

そして欺瞞で次の嘘、だが昆虫反応とも言える
道具は使うモノ次第だ、虚偽の欺瞞かカリカルチュア

私は真実を求めるし暴くよ、

3433,11しかし広域な:2022/03/19(土) 23:10:38 ID:1M4rmed6
For the Fallen     戦歿者を悼む  (1914) 
                     

 誇りにも似た感謝の念をもって、子供の死を悼む母のように、
 イギリス今は遠く海の彼方で斃れた若者を悼む。
 彼らはイギリスの肉の肉、霊の霊であった、――
 そして自由を守るために、斃れていったのだ。

 今、弔鼓が厳かに轟き、「死」が粛然として、
 悲しみの歌をかの永遠の彼岸に向って献げている。
 この荒涼寂寞の中にも、美しい調べが漂い、
 栄光を偲ぶ思いが我々の涙にきらめく。

 彼らは軍歌を口ずさみつつ戦場に赴いた、彼らは若かった、
 四肢直く、眼は誠実さに輝き、臆する色を見せなかった。
 いくたび窮地に陥ろうと、最後まで怯むことなく、
 正面に敵を見据えたまま斃れていったのだ。

 残された我々は老いてゆく、だが彼らは老いることはない、
 老醜に打ち拉がれることも、歳月の重圧に屈することもない。
 そして、夕陽が沈むにつれ、朝日が昇るにつれ、
 我々の心には彼らの思い出が蘇ってこよう、

 彼らは、再び仲間と談笑の時をすごすこともなく、
 家族の団欒の食卓に着くこともなく、
 我々の昼間の労働に伍することもなかろう。
 彼らは眠っているのだ、――イギリスの離れた海の彼方に。

 だが、我々が祖国を思い、その将来に希望を強く托す限り――
 人目につかぬ泉がかえって切々と人の心に訴えかけるように――
 祖国の人々の奥底で彼らは脈々と生き続けよう、
 空が暗くなり始めて星が蘇り、生き生きと生き続けるように。

 そうだ、我々が土と化したときでも頭上に輝き、
 あの大空を堂々と厳かによぎってゆく星のように、
 我々が夜の闇に沈淪したときでも輝く星のように、
 終りの日まで、終末の日まで、彼らは輝き続けよう。

344私代理、難:2022/03/19(土) 23:17:11 ID:1M4rmed6
252 : ZERO SAGE 2020/03/19(木) 06:00:50

    Youth .

 青春とは人生のある期間を言うのではなく、心の様相を言うのだ
 優れた創造力、逞しき意志、炎ゆる情熱、怯懦をも却ける勇猛心、
 安易を振り捨てる冒険心、こう言う様相を青春と言うのだ

   年を重ねただけで人は老いない 理想を失うときに初めて老いが来る
歳月は皮膚のしわを増すが、情熱を失う時に精神はしぼむ
   苦悶や狐疑や、不安、恐怖、失望、こう言うものこそ恰も長年月の如く
人を老いさせ、精気ある魂をも芥に帰せしめてしまう

   年は七十であろうと十六であろうと、その胸中に抱き得るものは何か
曰く、驚異への愛慕心、空にきらめく星晨、その輝きにも似たる事物や
思想に対する欽仰、事に処する剛毅な挑戦、小児の如く求めて止まぬ探求心

人生への歓喜と興味
人は信念と共に若く 疑惑と共に老ゆる
人は自信と共に若く 恐怖と共に老ゆる
希望ある限り若く  失望と共に老い朽ちる

   大地より、神より、人より、美と喜悦、勇気と壮大、そして偉力の霊感を受ける
限り、人の若さは失われない これらの霊感が絶え、

悲嘆の白雪が 人の心の奥までも蔽いつくし、

皮肉の厚氷がこれを堅くとざすに至れば、

この時にこそ人は全く老いて、神の憐れみを乞うる他はなくなる

345私代理、まだまだ時代は進む、コロナgeneration:2022/03/19(土) 23:21:21 ID:1M4rmed6
253 : クラークへ  ワレラモ SAGE 2020/03/19(木) 06:04:06


年老いたものに新時代の価値を予言して

彼らを打ち滅ぼさん

ひとつの時代とは死にゆく夢の謂なれば

生まれいずる夢の謂なれば

348WINDSHIP:2022/10/20(木) 06:42:03 ID:LhRnwsYM
涙のあとには虹が出る

あの日の出会いを忘れない くすぐるようなオーラを放つ
誰かのために生きていること 知らずにいたあなたと会うまで

あの日の別れを忘れない 甘くせつない痛みとともに 
瞳を閉じてたら涙が頬を伝った

私が生きていた事も 長い時に消えていくけど 
季節は変わり 置き去りみたいな白い雲に 風船が重なった

涙のあとには虹が出る
雨上がりに 色の橋が見えたら 風に乗る船でどこまで行こう 
大丈夫かな まだ行けるかな

あの日の二人に 多分二度と出会えないけど
今はあなたにありがとうってやっといえる

雨上がりに虹の橋が見えるよ

349計劃 03/20:2022/10/21(金) 00:11:27 ID:BhuSUHy.

     イタリアを望む     

湖のかなたに、バラ色の山の後ろに、
イタリアが横たわっている、私の青春の賛仰の国が、
私の夢になじんだ故郷が!
赤い木立ちは秋を語っている。

私の一生の秋の始めにのぞんで
私はひとりすわって、
世界の美しいむごい目をのぞきこみ、
愛の色を選んで、描く。

この世界は私をあんなにも度々欺いたが、
私はやっぱり世界をいつもいつも愛している。

愛と孤独、
愛と、満たされぬあこがれ、
それが芸術の母だ。
私の一生の秋にもまだ、
それらは私の手を引いて導いてくれる。

そのあこがれの歌が
湖と山々と、別れを告げる美しい世界に
不思議な力で輝きをひろげる。

35010月21日誕生日 ありがとう、しかし困難と大変 進むが進化か?:2022/10/21(金) 00:18:51 ID:BhuSUHy.

     イズラフェル   


 そして天使イズラフェル、
その心の糸は琵琶となり、
神の造りたまいし全てのもののうち最も美しい声をそなう。 
―KORAN


天上にめずらしい精霊すみたまい、

 「その心の糸、琵琶となる」
えもいわれぬ歌の巧みさ、何びとも
この天使イズラフェルには及ばない。
めくるめく星たちも(伝説の伝えるところ)
歌をやめ、みんな黙して、
 聴きほれる、その声の魔力に。


よろよろと、真夜中に、
 中天高くよろめきながら、
 恋心そそられた月は、
恋の想いに顔赤らめる。
 また紅の稲妻も、耳を傾けるため、
 (7人で急ぎ駆けてゆく
  すばる星まで一緒になって)
 天空に立ち止まる。

みながいう(星の合唱隊や
 耳傾けるもろもろの者たちが)
イズラフェルの火をなす調べは
かたわらに彼のすわってうたう
 あの竪琴のおかげだと―
あの常ならぬ糸からなる
命をもってふるえる弦のおかげだと。

しかしこの天使の歩む空は、
 深い想いがつとめである国――
愛が円熟した神としてあがめられる国――
 天女らのまなざしに
地上の者が星を仰いで拝跪する
 すべての美の宿っている国。
してみれば、君は正しい、
 イズラフェルよ、情熱のこもらぬ歌を
見下してさげしすむのも。
月桂樹は君のもの、
 この上なく賢くて、この上なくすぐれた詩人よ!
心楽しく、永久に生きよ!

天上の恍惚は
 君の燃える調べにふさわしい――
君の悲しみ、君の喜び、君の憎しみ、君の愛は
 灼熱の君の琵琶にふさわしい――
 星たちが黙してしまうのも当然だ!

そう、天国は君のもの、しかし地上は
 楽しみと苦しみの混じりあう世界。
 われらの花はただの――花、
君の完璧な幸せの落とす影が
 われらの幸せの日の光かがやくところ。

もしもこのわれ
イズラフェルの住んだきた所に住み、
 彼、わが住む所に住んだなら、
彼もあれほど巧みにうたえないかもしれぬ
 人の世のメロディ―を、
また、いやまさる調べがあふれ出るかも知れぬ
 天上のわが竪琴から。

3514月11日 ルパン三世:2022/11/14(月) 23:03:55 ID:2p10lrCQ


真っ赤な薔薇はアイツの唇
優しく抱きしめてくれと願う
瞳の奥に獲物を映して
寂しく問いかける愛の在り処

男には 自分の世界がある
例えるなら 空をかける一筋の流れ星
孤独な笑みを夕陽に晒して
背中で泣いてる 男の美学


真珠の色はアイツの眼差し
遥かな幸せを夢に描く
痛める事を恐れるあまりに
冷たく突き放す愛もあるさ

男には 自分の世界がある
例えるなら 風を払い荒れ狂う稲光
都会の闇に身体を溶かして
口笛吹いてる 男の美学

3524月17日 出崎 すまんな、忙しくてもう直ぐな:2022/11/14(月) 23:05:54 ID:2p10lrCQ



     Prospice    
 
  死を恐れる? 喉が霧のために苦しくなり、
    眼が霞のためにぼやけるのを、私が恐れる?

  いかにも、雪が降りだし、疾風が吹き出せば、
    ああ、俺も最後の土壇場に近づいたと、――

  暗黒と嵐の本拠に、敵の牙城に、ついに
    近づいた、と私も悟るかもしれぬ。

  そこには、あの恐るべき「恐怖」が姿を現すかもしれぬ。
    だが強い男は怯むことなく前進しなければならぬのだ。

  旅路は終わり、越すべき峠は越した、
    障壁もまさに崩れ落ちようとしている。


  とはいえ、もう一戦が、一生涯をかけて戦い求めた
    勝利の栄冠を手にするためもう一戦が、残っている。

  私は終始戦ってきた男だ、だから、もう一戦が、
    必死の最後の戦いが残っているのだ!


  死神に目隠しをされ、そのお情けに縋って、鞠躬如(きっきゅうじょ)として
    その関門を通り抜けるなどもっての他だ。

  断じて否だ! 私には死の一切を味わわせ、仲間である
    昔の英雄たちと同じ運命を辿らせ、
  
  真っ向からその衝撃を受けさせ、苦痛と暗黒と凍冷という、
    生命の負債を一挙に返却させてもらいたい。

  なぜなら、勇者には、突如として、最悪の事態は最善の
    ものへと一変し、暗澹たる瞬間は終わってゆくからだ。

  いや、吹きすさぶ嵐も、荒れ狂う悪魔の怒号も、
    静まり、穏やかな調べとなり、

  忽然として変化し、苦痛から脱却した平静が現われ、
    ついで光が現われ、ついで君の胸元が現われるからだ。

  おお、わが妻よ、わが魂の魂よ! 私は再び君を抱くのだ、
    そして、その他の一切は神の御心に委ねるのだ!

3534月19日 WHD 奴ら より悪くなってるなキングクリムゾン!だ:2022/11/14(月) 23:08:54 ID:2p10lrCQ


ホワイトヘアードデビル 最高の復讐者!漢の復讐はこうでなくては!

lllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll
llllllllllllllllllllllllll/ ̄ ̄ヽlllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll
lllllllllllllllllllll /      ヽllllllllllllllllllllllllllllllllllllll
iiiiiiiiiiiiiiiiiiiiii  試 そ あ .iiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiii
iiiiiiiiiiiiiiiiiiiii|  合 こ き  |iiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiii
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|  終 で ら  |;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|  了  め  |;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;|  だ  .た  |:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:
;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;|  よ   ら  |:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ、      /.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:
:. :. :. :. :. :. :. :. ‐‐--‐‐':. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :.
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ,.‐- 、 : : : :
                  廴ミノ
                 ///¨' 、
                 y':;:;:;:/⌒i!
                ⑪:;:;:;:;};:;:/;},
      ;il||||li'       t`'---‐';:;:;:l
     ,.r'"''、,┘        7;:;:;:;:;:;:;:;「
    ノ4 (⌒i        .}:;:;:;:;:;:;;/
   /..,__彡{, |         `i:;:;:;:;:;}
   (  .ミi!} l、         .」:;:;:丿
  クュ二二`Lっ)        `==='


・人生には選ばなければならない瞬間がある。自分自身の人生を充分に、完全に、徹底的に生きるか、
社会が偽善から要求する偽の、浅薄な、堕落した人生をだらだらと続けるかの、どちらかを。
byオスカー・ワイルド

3544月27日 編集王:2022/11/14(月) 23:11:07 ID:2p10lrCQ


 プロローグ

       この詩集を持った友に

 もう伝説のようになっている少年のころから
 私を動かして喜ばしたことのあるものを、
 考えたことや、夢みたことや、
 祈りや、求愛や、嘆きなどにちなむ、
 たまゆらな、色とりどりの落ち穂、残らず、
 あなたはこのページの数々に見出します。
 それが好ましいものか、無益なものかは、
 あまりむきになって問わないことにしましょう――
 やさしく受け入れてください、この古い歌を!

 私たち、年とったものにとっては
 過ぎ去ったものの中にたたずむことはゆるされており、慰めにもなります。
  
 この数千行の詩句の背後には
 一つの命が花咲いています。かつてはそれは甘美だったのです。

 こんなつまらないものにかまけたことを
 追求されたとしても、私たちは、
 今夜飛んだ飛行士達よりも
 血にまみれた痛ましい大軍よりも、
 この世界の偉大な支配者たちよりも、
 かるがると自分の荷物を背負っているでしょう。

3555月30日 あいつは頑張ったな 大変だったな 会いに行った:2022/11/14(月) 23:15:24 ID:2p10lrCQ


     イズラフェル   


 そして天使イズラフェル、
その心の糸は琵琶となり、
神の造りたまいし全てのもののうち最も美しい声をそなう。 
―KORAN


天上にめずらしい精霊すみたまい、

 「その心の糸、琵琶となる」
えもいわれぬ歌の巧みさ、何びとも
この天使イズラフェルには及ばない。
めくるめく星たちも(伝説の伝えるところ)
歌をやめ、みんな黙して、
 聴きほれる、その声の魔力に。


よろよろと、真夜中に、
 中天高くよろめきながら、
 恋心そそられた月は、
恋の想いに顔赤らめる。
 また紅の稲妻も、耳を傾けるため、
 (7人で急ぎ駆けてゆく
  すばる星まで一緒になって)
 天空に立ち止まる。

みながいう(星の合唱隊や
 耳傾けるもろもろの者たちが)
イズラフェルの火をなす調べは
かたわらに彼のすわってうたう
 あの竪琴のおかげだと―
あの常ならぬ糸からなる
命をもってふるえる弦のおかげだと。

しかしこの天使の歩む空は、
 深い想いがつとめである国――
愛が円熟した神としてあがめられる国――
 天女らのまなざしに
地上の者が星を仰いで拝跪する
 すべての美の宿っている国。
してみれば、君は正しい、
 イズラフェルよ、情熱のこもらぬ歌を
見下してさげしすむのも。
月桂樹は君のもの、
 この上なく賢くて、この上なくすぐれた詩人よ!
心楽しく、永久に生きよ!

天上の恍惚は
 君の燃える調べにふさわしい――
君の悲しみ、君の喜び、君の憎しみ、君の愛は
 灼熱の君の琵琶にふさわしい――
 星たちが黙してしまうのも当然だ!

そう、天国は君のもの、しかし地上は
 楽しみと苦しみの混じりあう世界。
 われらの花はただの――花、
君の完璧な幸せの落とす影が
 われらの幸せの日の光かがやくところ。

もしもこのわれ
イズラフェルの住んだきた所に住み、
 彼、わが住む所に住んだなら、
彼もあれほど巧みにうたえないかもしれぬ
 人の世のメロディ―を、
また、いやまさる調べがあふれ出るかも知れぬ
 天上のわが竪琴から。

3566月7日:2022/11/14(月) 23:17:18 ID:2p10lrCQ


         Heraclitus    


 ヘラクレイトスよ、人の噂によれば君は死んだとのこと、
 この辛い報せを聞いて僕はなんど辛い涙を流したことか。
 君と僕は終日、そうだ、太陽が辟易して沈むまで、いくたび、
 談笑の時をすごしたことか! そのことを思い、僕は泣いた。

 ヘラクレイトスよ、カリアから来た友よ、君が一握りの灰と
 化し、永遠の眠りについてから、長い歳月がたった、――だが、
 今でも、君の快い、夜鳴鶯のような声が響いている。死は、
 一切を奪い去るが、君の声を奪い去ることはできないのだ・

357king of pop 6月25日:2022/11/14(月) 23:21:34 ID:2p10lrCQ


    喜びをもって


  喜びをもって……
  
  ただひたすらに感情を爆発させようとする、
  燃え上がり、陶然としている一連の人々……

  喜びをもって……

  わたしたちの内部に貯えられたエネルギーはすべて、
  この歓呼、歌、ステップで使い果たされる――

  周りで見物している人にとっては、この踊りは無秩序な叫び、
  足踏みとしかみえないかもしれない。

  しかしわたしたちにとっては、これはわたしたちの生活、
  わたしたちの願いのシンボルなのだ――

  《 あらゆる領域で自由を! 》

  そして、始めはゆるやかに揺れ――ぶらり、ぶらり――
  突然、踊りは解き放たれ、嵐のようにすべてをひっさらっていく……

  わたしたちはみんないっしょに笑い、歌い、歓声をあげる――
  そして踊りに踊る――息が絶えてしまいそう……

  ようやく、このもつれ合いは解きほぐれる。わたしたちは疲れ、
  しわがれ、息もつけない――それでもわたしたちは幸福なのだ!

3586月25日 13年目堕ちた友達よ 同じような奴多い oremo:2022/11/14(月) 23:23:16 ID:2p10lrCQ

311: 6月25日 13年目堕ちた友達よ 同じような奴多い:2021/11/14(日) 21:49:21 ID:ueRr3sPw
けれども
いまごろ ちゃうど おまえの年ごろで
おまえの素質と 力をもってゐるものは
町と村との一万人の中に おそらく5人はあるだろう
それらのひとのどの人も
またどのひとも
五年のあひだに
それを大抵無くすのだ
生活のために けずられたり
自分でそれを なくすのだ

すべての才や
力や材といふものは
ひとにとどまるものではない
ひとさへひとにとどまらぬ
おまへのいまのちからがにぶり
きれいな音の正しい調子と
その明るさを失って
ふたたび回復できないならば
おれはおまへを
もう見ない

なぜならおれは
すこしぐらゐの仕事ができて
そいつに腰かけてるやうな

そんな多数をいちばん
いやにおもふのだ

みんなが町で暮したり
1日あそんでゐるときに

おまへはひとりで
あの石原の草を刈る

そのさびしさで
おまへは
音をつくるのだ

多くの侮辱や
窮乏の
それらを噛んで
歌ふのだ

ちからのかぎり
 そらいっぱいの
    光でできた
  パイプオルガンを弾くがいい。

3596月25日 14年目堕ちた友達よ 同じような奴多い 俺もなるかな:2022/11/14(月) 23:25:50 ID:2p10lrCQ


けれども
いまごろ ちゃうど おまえの年ごろで
おまえの素質と 力をもってゐるものは
町と村との一万人の中に おそらく5人はあるだろう
それらのひとのどの人も
またどのひとも
五年のあひだに
それを大抵無くすのだ
生活のために けずられたり
自分でそれを なくすのだ

すべての才や
力や材といふものは
ひとにとどまるものではない
ひとさへひとにとどまらぬ
おまへのいまのちからがにぶり
きれいな音の正しい調子と
その明るさを失って
ふたたび回復できないならば
おれはおまへを
もう見ない

なぜならおれは
すこしぐらゐの仕事ができて
そいつに腰かけてるやうな

そんな多数をいちばん
いやにおもふのだ

みんなが町で暮したり
1日あそんでゐるときに

おまへはひとりで
あの石原の草を刈る

そのさびしさで
おまへは
音をつくるのだ

多くの侮辱や
窮乏の
それらを噛んで
歌ふのだ

ちからのかぎり
 そらいっぱいの
    光でできた
  パイプオルガンを弾くがいい。



(パソコン違るとミス大変だ 堕落と卑怯は多くまた大変)

3607月12日 ホーガンへ 天空の王は扉にて待つ 続くのは誰らか:2022/11/14(月) 23:31:26 ID:2p10lrCQ


   宇宙的なものの歌


 詩神はいった、さあ
 どんな詩人もまだ歌わなかった歌を、私にうたってくれたまえ、
 宇宙的なものについて、私に歌ってくれたまえ。


 我々のこの広漠たる地球の中に、
 私たちはこの無限大の粗笨と鉱滓のただ中に、その中央核心のなかに包まれて、安全に、
 完全な種子が静かに横たわっている。


 全ての生命には、ある役割、多少なりとも役割がある、
 何もまだ生まれていないが、それだけは生まれており、
 覆い隠され、または露出したままで、その種子は待っている



 それは夢なのだろうか。
 否、それの欠けていることこそ夢なのだ、
 そしてそれがなくては、生の教訓も、富も、一場の夢に過ぎない
 そしてその全世界も、ただの一炊の夢にすぎないのだ

3617月15日 彼らと別れてたんだな:2022/11/14(月) 23:32:42 ID:2p10lrCQ


         Heraclitus    


 ヘラクレイトスよ、人の噂によれば君は死んだとのこと、
 この辛い報せを聞いて僕はなんど辛い涙を流したことか。
 君と僕は終日、そうだ、太陽が辟易して沈むまで、いくたび、
 談笑の時をすごしたことか! そのことを思い、僕は泣いた。

 ヘラクレイトスよ、カリアから来た友よ、君が一握りの灰と
 化し、永遠の眠りについてから、長い歳月がたった、――だが、
 今でも、君の快い、夜鳴鶯のような声が響いている。死は、
 一切を奪い去るが、君の声を奪い去ることはできないのだ

3628月13日 看板へ:2022/11/14(月) 23:34:17 ID:2p10lrCQ


汚れっちまった悲しみに
今日も小雪の降りかかる
汚れっちまった悲しみに
今日も風さえ吹きすぎる

汚れっちまった悲しみは
たとえば狐の革裘(かわごろも)
汚れっちまった悲しみは
小雪のかかってちぢこまる

汚れっちまった悲しみは
なにのぞむなくねがうなく
汚れっちまった悲しみは
懈怠(けだい)のうちに死を夢(ゆめ)む

汚れっちまった悲しみに
いたいたしくも怖気(おじけ)づき
汚れっちまった悲しみに
なすところもなく日は暮れる……

3638月21日 スコット 次の世代も やつ等相応しい世代かな?:2022/11/14(月) 23:38:22 ID:2p10lrCQ


     兵士  

もし僕が死んだら、これだけは忘れないでほしい、――
  それは、そこだけは永久にイギリスだという、ある一隅が
異国の戦場にあるということだ。豊かな大地のその一隅には、
  さらに豊かな一握りの土が隠されているということだ。
その土は、イギリスに生をうけ、物心を与えられ、かつては
  その花を愛し、その路を闊歩した若者の土なのだ。
そうだ、イギリスの空気を吸い、その川で身をそそぎ、その
  太陽を心ゆくばかり味わった、イギリスの若者の土なのだ。


また、―――もし僕の心が罪を清められ永遠者の脈うつ心に溶け
  こめるならば、感謝の念をこめて、故国によって育まれた
  数々の想いを故国に伝えるであろうことを、―――
故国の姿や調べを、幸福な日々の幸福な夢を、友から学んだ
  笑いを、祖国の大空の下で平和な者の心に宿った
  あの優しさを、故国に伝えるだろうということを。

36410月27日 永眠 おばあちゃん、どんなでした?あの夫婦…酷いな:2022/11/14(月) 23:39:54 ID:2p10lrCQ


  The Woodspurge   

 風がざわめき、風がしずまった――
 林と丘を吹き抜け、急に死んだようにやんだのだ。
 私は風の命ずるままに、歩き通してきたのだが、
 やっとの思いで腰を下ろした、――風が静まったから。

 両膝に間に顔をうずめてじっとしていた、――
 堅く結んだ口からは、悲しみの言葉も出なかった。
 垂れ下がった髪が草の上にかぶさり、
 鋭くなった耳には、陽射しが過ぎてゆくのが聞こえた。

 目を大きく見開くと、ずっと向こうまで?がった、
 十本ばかりの雑草がはっきりと眼に映った。
 光を避けるようにして生えていた数本雑草の中に
 燈台草が花を付けていた、――一つの花に三つの萼。


 悲しみが極まれば、分別がどう、
 況や思い出がどう、といった事は問題にならない。
 その時、私が知り、今でも記憶に残ってることは唯一つ、――
 燈台草の花には三つの萼があるということ……。

36511月13日 戦い忘れた人の為  ナイチンゲールは両方治療:2022/11/14(月) 23:41:53 ID:2p10lrCQ


   コフタの歌     

さあ!私のさしずに従って
お前の若い時代を利用せよ、
時を逸せずもっと賢くなれ。
運命の大きなはかりの上では
針が静止することはまれだ。
お前は上がるか、さがるかしなければならぬ。
支配し獲得するか、それとも
服従するか、失うかしなければならぬ。
忍苦するか、凱歌をあげるかだ。
鉄砧になるか、ハンマーになるかだ。

3669月13日 その日も無理だったな、キツイな:2022/11/14(月) 23:44:56 ID:2p10lrCQ
 ゚ .゚ ゚  。゚ + 。. +。 * 。゚。゚., ,+ 。゚. 。 . .   ,    。 .  . .  
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 ::  ゝ  :::::......ノ:;;../ 
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         .   `^´`"''ー〜"''ー〜.:: : :: ::: :: :: : :: ::: :: : ::: ::: : ::: ::::::  : ::: ::.. ..:. .::

人類の哲学の歴史は、人類の魂の歴史である。
byへレンケラー

367誕生日 9月13日 さて仕切り直しかな:2022/11/14(月) 23:46:08 ID:2p10lrCQ
 The Scholar

私は多くの故人に囲まれて毎日の生活を送っている。
あたりを何気なく見回しただけで、
忽ち彼らの姿が目に付く。
いずれも大昔の先達で
親しい、信頼のおける人たちばかりだ。
私は毎日彼らと話を交わしながら暮らしている。


嬉しい時には、彼らと喜びを分かち合い、
悲しい時には、彼らに慰めてもらえる。
この人たちにどれほど自分が
お世話になっていることかと、しみじみ思うにつけ、
深い感謝の念が胸に込み上げてきて、
いつのまにか、頬に涙が流れてくることもしばしばだ。


私はこれら故人と思いをともにし
永い間一緒に暮らして今日に及んでいる。
私は彼らの美徳を愛し、彼らの弱さを不憫に思い
その希望や不安を我が事のように感じ
それらの教訓から、人生いかに生くべきかについて、
敬虔な思いをこめて学んでいる。


私はこれら故人と希望をともにしている、そして
もうすぐ近いうちに、彼らの仲間になれると思う。
そしたら、一緒に長い旅に出て、あの
永遠の未来へと行けそうな気がしている。
だが、たとえ私が墓の下の土と化しても、
神に嘉される一つの名前を後に残せたら、と思っている。

368ZERO:2022/11/14(月) 23:48:04 ID:2p10lrCQ
   「貧困と死の巻」
 

 なぜなら 主よ 大都会は
 失われたもの そして分解したもの
 最も大きな都会は焔からの潰走に似てます――
 そして都会を慰め得る慰めは何ひとつなく
 その区々たる時が流れ去ってゆきます


 そこで人々はあわれな苦しい生活をし
 深い部屋の中で 身振りも気遣わしげに
 初めて生まれた獣の仔の群にもまして怯えています

 そして戸外であなたの大地が目覚めて息づいているのを
 人々は生きながらもはや知りません


 そこで子供たちはいつも同じ陰影の中にある
 窓際の会談のところで育ち
 遠方と幸福と風にみちた日へ
 戸外で花が呼びかけているのも知らず――

 しかも子供でなければならない宿命のもとに
 悲しい子供となっています


 そこで娘たちは見知らぬ者のために花咲きながら
 子供の頃の安らぎを慕っています
 しかし そのために彼女たちが燃え上がったものがいないので
 ふるえながら また身を閉じ
 蔽いかくされた奥の部屋で
 幻滅の母性の日々を
 意思のない啜り泣きの長い夜々を
 
闘いも力もない冷たい年々を送っています
 そしてまったく闇のなかに死の床が横たわっており
 彼女たちはおもむろにそれに憧れています
 
 そしてまるで鎖につながれているように永くかかって死に
 女乞食のように息が絶えてゆくのです

369ZERO:2022/11/14(月) 23:49:56 ID:2p10lrCQ

 The Dream Songs   夢の歌
  
 人生とは、諸君、退屈なものだ。だがそれを言ってはいけない。
  
 何しろ空はきらめき、大いなる海は思い焦がれ、
 ぼくら自身もきらめき焦がれ、
 
 その上、子どものころ母さんから(何度も何度も)
 聞かされたが、「仮にも退屈を認めるというのは、
 自分に何も

 才覚がないということ」。してみると、ぼくには何も
 才覚がないらしい、死ぬほど退屈だから。

 どこの国の人間も退屈、
 文学も退屈(特に大学が)、
 ヘンリーも退屈――いつもアキレスみたいな苦境に立って、
 不平たらたら、

 人々を愛し、立派な芸術を愛し――それがまた退屈だ。
 そして静かな丘も、ジンも、およそ退屈に見え、
 なぜか一匹の犬が
 自分と尻尾をはるかに遠い遠い
 山か海か空かへ運んでいってしまい、あとには


 おどけ者の、ぼくひとり、ぴくぴく。

370ZERO:2022/11/14(月) 23:50:57 ID:2p10lrCQ

    I am

 私は生きている。だが、私のことを誰も構ってくれない、
   忘れてしまったのか、友達は見向きもしてくれない。

 私は悲しみで自分の命を縮めている人間なのだ、――
   悲しみが過去の亡霊のように群れをなして出没する、
 あるものは忘れ去った懐かしい影、そして死の影。

 だが、私はまだ生きている、まわりに纏わりつく亡霊と共に
 生きている、そしてやがて侮りと罵りのない世界へ消えてゆき、
   白日夢のどよめく海原へと去ってゆこうとしてる。

 そこには生けるしるしもなく喜びもなく、あるのは、私が
   生涯を通じて築いた名声の難破した姿かも知れぬ。

親しかった者たちも、――かつて私が心から愛した者たちも、
今では私に冷たい、いや、他人以上に冷たい・・・

371ZERO:2022/11/15(火) 00:04:55 ID:2p10lrCQ

   SPLEEN   脾臓   


 私はまるで、雨ばかり降る国の王のようだ、

 富みながら、不能、若いくせにすっかり老いて
 師博たちが平身低頭するのを蔑み、

 犬、またはどんな動物を相手にも退屈している王。

 何ものも王を楽しませはせぬ、狩りの獲物も、追う鷹も、
 露台の真向で死んでゆく人民の姿も。
 
 お気に入りの道化師の、グロテスクな歌物語も、
 もはやこの残忍な病人の気を晴らしはしない。


 百合の花模様の寝台も、墓となり変り
 王者ならばすべて美男子と心得る化粧係り侍女たちも
 この年若い骸骨から、微笑みひとつ引き出すための、
 淫らな装いを考え出そうとしてもはや空しい。

 王のために黄金を作り出す学者も、王の身体から、
 腐敗の要素をえぐり取ることはできなかったし、
 
 世の権力ある人々が、老いの日々に思い出すのを常とする、
 古代ローマ人からわれわれに伝わる、かの血浴みの法を用いても、
 この麻痺した屍をあたためることはできなかった
 

 そこは血の代りに、<忘却の河> の 緑の水 が流れているものゆえ

372ZERO:2022/11/15(火) 00:06:21 ID:2p10lrCQ

   死よ、驕るなかれ    


死よ、驕るなかれ、たとえ連中がお前を強大で恐るべき者と
  呼んだとしてもだ――お前はそんな者では全然ない。
  お前が亡ぼしたと自惚れている相手にしても、
死んでなんかいない、――私だってお前に殺せはしないのだ。


お前とよく似た休息と眠りからでも、喜びが溢れ出ている、
  とすれば、お前からはもっと多くの喜びが溢れ出るはずだ。
  敬虔な人たちが喜んでお前と共に旅立つのも当然な話だ、
お前が肉体を休めてくれ、魂を解放してくれるからだ。


お前は、運命や偶然や王侯や絶望した人間のしがない奴隷、
  そして、毒薬や戦争や病気のしがない同居人にすぎない。

  眠るだけならケシの実や呪いに頼る手もある、――しかも、
お前の一撃よりも効目がある。だから威張るのはよすがいい。


ほんの束の間の仮眠から目覚めれば、永遠の命がやってくる。
つまり死は無くなる。死よ、お前は死んでしまうのだ。

373描き続けたものへ:2022/11/15(火) 00:09:29 ID:2p10lrCQ

 Das  Gottliche   神  性

 人間は気高くあれ、情け深くやさしくあれ!
 その事だけが、 我らの知っている
 一切のものと  人間とを区別する。

 我ら知らずして ただほのかに感ずる
 より高きものに幸あれ!
 人間はその高きものに似よ
 人間の実際の振る舞いが
 それを信じさせるようであれ

 自然は 無感覚なり。
 太陽は 善をも悪をも照らし、
 月と星は 罪人にもこの上ない善人にも
 同様に光り輝く。

 風と溢るる流れと 雷鳴のあられとは
 ざわめきつつ進み、だれ彼となく捕えては
 急ぎ通り過ぎる。

 同じように運命も
 人々の中に探りの手を入れ、
 少年のけがれない
 巻き毛を捕えるかと見れば
 罪を犯せる
 はげ頭をも捕える

 永劫不変の 大法則に従い
 我らはみな 我らの生存の
 環をまっとうしなければならぬ。

 ただ人間だけが
 不可能なことをなし得る。
 人間は区別し
 選びかつ裁く。
 人間は瞬間を
 永遠なものにすることもできる。

 人間だけが
 善人にむくい、
 罪人を罰し
 癒し救うことができる。
 またすべての惑いさまよえる者を、
 結びつけ役立たせる。

 我らはあがめる
 不滅なものたちを。
 彼らも人間であって
 最上の人間が小さい形で
 なし、あるいは欲することを
 大きい形でなすかのように。

 気高い人間よ、 情けぶかくやさしくあれ!
 うまずたゆまず、 益あるもの正しきものをつくれ。
 そしてほのかに感ぜられた
 より高きもののひな型ともなれ!

374われら:2022/11/15(火) 00:11:18 ID:2p10lrCQ
われら 音楽の創造者

 われら 夢見るもの

 波浪砕ける寂しい波打ちぎわをさまよい

 干あがった川辺に腰をおろす


 世界を見失ったもののうえにも

 世界に見すてられたもののうえにも


 青白き月の光はふり注ぐ

 けれども・・・

375われら:2022/11/15(火) 00:12:13 ID:2p10lrCQ

  けれども、われらは
 
 この世界を永遠に揺り動かすもの

 この世界に偉大なる都市を築きあげ

 神話から帝國の栄光をつむぎあげる

 心に夢をいだくものよ

 歩を進めて王冠をこそかちとるべし

 新たな歌の調べを知るものが三人いれば

 帝國を斃(たおす)も可なり



 われら年老いて

 地中に埋もれた過去に横たわるも

 吐息をもてニネヴェを興し

 陽気なざわめきもてバベルの塔を築かん

376ZERO:2022/11/15(火) 00:19:39 ID:2p10lrCQ
おお、この身とこの命よ!

 いくたびも思い悩むこの疑問

 信仰のないものが長蛇の列をなし

 都会は愚者であふれんばかり

 どこに美点があるというのか?


 おお、この身とこの命よ! 

 答はひとつ

 きみがそこにいるということ

 命が息づき、この身がまさしく存在するということ

 壮麗な芝居がつづけられ

 きみもそこに一篇の詩を寄せることができるということ



 「きみもそこに一篇の詩を寄せることができるということ」


 「諸君の”一篇の詩”はどんなものになるのだろう?」

21世紀の詩と22世紀に誇れる詩があらんことを

377合衆国憲法修正第1条 sono:2022/11/15(火) 00:33:18 ID:2p10lrCQ

328:合衆国憲法修正第1条 ではどのように実現するのか?:2021/11/15(月) 00:08:49 ID:ueRr3sPw


情報は民主主義の通貨だ」という トマス・ジェファーソン

スウェーデン送還は、アサンジの死刑を望むアメリカ送還につながる危険性が高く、今後の展開は予断を許さない

「恐怖感がないというわけじゃない。でも不安を知性で克服することが勇気なんだと思う。
勇気とは、どんなリスクがあるのかを把握して、そういった危険をどうやって切り抜け、道を開いていくかを理解することだ。」
世界最強の国家アメリカを敵にまわす盟友の安全を心配した反骨ジャーナリスト、
ジョン・ピルジャーに応えたジュリアン・アサンジの言葉だ。

ウィキリークスによって漏洩された英国防衛庁の文書のひとつは
「ジャーナリスト」をこう説明している:「恐れを知らず、媚びることなく公共の利益に貢献するジャーナリスト」は「破壊活動分子」であり「脅威的存在」である。これに対し、ピルジャーはこう啖呵を切った。

「まさに名誉の勲章だ!」

378合衆国憲法修正第1条 ミスだ。これは極めで繊細、欺瞞不正の幇助:2022/11/15(火) 00:42:00 ID:2p10lrCQ

情報は民主主義の通貨だ」という トマス・ジェファーソン

スウェーデン送還は、アサンジの死刑を望むアメリカ送還につながる危険性が高く、今後の展開は予断を許さない

「恐怖感がないというわけじゃない。でも不安を知性で克服することが勇気なんだと思う。
勇気とは、どんなリスクがあるのかを把握して、そういった危険をどうやって切り抜け、道を開いていくかを理解することだ。」
世界最強の国家アメリカを敵にまわす盟友の安全を心配した反骨ジャーナリスト、
ジョン・ピルジャーに応えたジュリアン・アサンジの言葉だ。

ウィキリークスによって漏洩された英国防衛庁の文書のひとつは
「ジャーナリスト」をこう説明している:「恐れを知らず、媚びることなく公共の利益に貢献するジャーナリスト」は「破壊活動分子」であり「脅威的存在」である。これに対し、ピルジャーはこう啖呵を切った。

「まさに名誉の勲章だ!」

379冬はブリザードは甘くない 自然は厳しい母の面も有る 女王よ!:2022/11/15(火) 00:49:11 ID:2p10lrCQ

    炎 と 氷      Fire and Ice 
    
        ロバート・フロスト

 ある人々は世界の終りは火になるだろうと言う、
 ある人々は氷になるだろうと言う。
 自分が欲望を味わい知ったところから判断して
 わたしは火になると言う人々と同意する。
 だが、もし世界の滅亡が二度あるものならば、
 わたしは憎悪も十分に知っていると思うから

 壊滅のためには
 氷もまた偉大で
 それもよいだろうと言いたい。

380NEO:2023/03/19(日) 23:50:51 ID:ueRr3sPw
遅れた大変だったよ 疲れる、まあ仕方ないな

12月24日ある勇気ある女性達に、本当に

sage 2021/03/19(金) 23:06:16
  あるひとに   


 やさしい歌声が消えたとて
 調べは思い出の中にふるえ――
 かわいいスミレがしぼんだとて
 香りは呼び覚まされた感覚のうちに生きる

 バラは枯れたとて バラの花びらは
 恋人の寝床に敷かれる
 あなたが去ったとて あなたへの想いに
 愛はやすらかにねむるであろう

381NEO:2023/03/19(日) 23:52:48 ID:ueRr3sPw
遅れた大変だった今も苦闘中酷いギリギリの話だ
 12月24日 すまん使うぞ sage 2021/03/19(金) 23:08:43

   このなきがらを葬る
     <黒人霊歌>

私は知っている、月の出る時、星の出る時―
 このなきがらを葬るのだ。
わたしは歩く、月明かりを、星明りを
 このなきがらを葬るために。

わたしは歩く、墓地の中を、墓地中を、
 このなきがらを葬るために。
わたしは草の中に横たわり両腕をのばす―
 このなきがらを葬るのだ。

わたしはその夜、審判をうける、
 このなきがらを葬る日の夜。
そしてわたしの魂はあなたの魂と会う
 このなきがらを葬るその日に。

382NEO:2023/03/19(日) 23:54:41 ID:ueRr3sPw
  !      |   /:::. .:::::! |   | |:::     ,.;:
   !     ̄l|`ー-/、;_  .::::! !    ! l、    / ::
   ヽ     l!  |'_´=ミヽ 、ヽl   | | ,  '   ::
    ヽ    |メ´ r' /,、`ヽ ミ弍=- !-レ'::. :ヽ、_,. =
     ヽ /|,.イ | i: : :|l|: : ! ヾヽ ハ,!;; _,...,_ :::::/
      メ  ! ! l l: : :|l|: : !  :::\! \ ,,  ..::: ´
.      ヾ  \ヽ| ヾ; :__;.ノ  ,::::::::::.\    ::::::
\      i,\ \,_   ,. -',. -ー  ::.     ..:::ヽ
\.\     \\ ヽ、 ̄-ー'''''          '''''
  \ `ヽ、    \``ー-ゝ        ,!
ゝ、 ヽ  ` ヌォ、  `ヽ、         ヽ
 `      ! ヽ:::`..ー-ゝ   ..:;rー- 、__, -─- 、
        !   >:::     :::/ゝ、__  ,, _,__,.__ ノ
       ,' | / `ヽ、   :::!、          ,.
       /i l /     >ォ、   ̄  ̄ ̄ ̄  ̄ ̄
     /_/ /' ,. -ー' ´  | !ヌヽ、        ,..
      / !/ ̄       > ヽ !  `ヽ 、_ ,. -' ´
    /  /         ∨` ` ー- 、_   /

我々はみな芸術が真実ではないことを知っている。芸術は我々に真実を悟らせる嘘である。
  byパブロ・ピカソ

そして欺瞞で次の嘘、だが昆虫反応とも言える
道具は使うモノ次第だ、虚偽の欺瞞かカリカルチュア

私は真実を求めるし暴くよ、

3833.11 何かを忘れてる忘れさそうとしてる:2023/03/19(日) 23:55:54 ID:ueRr3sPw
For the Fallen     戦歿者を悼む  (1914) 
                     

 誇りにも似た感謝の念をもって、子供の死を悼む母のように、
 イギリス今は遠く海の彼方で斃れた若者を悼む。
 彼らはイギリスの肉の肉、霊の霊であった、――
 そして自由を守るために、斃れていったのだ。

 今、弔鼓が厳かに轟き、「死」が粛然として、
 悲しみの歌をかの永遠の彼岸に向って献げている。
 この荒涼寂寞の中にも、美しい調べが漂い、
 栄光を偲ぶ思いが我々の涙にきらめく。

 彼らは軍歌を口ずさみつつ戦場に赴いた、彼らは若かった、
 四肢直く、眼は誠実さに輝き、臆する色を見せなかった。
 いくたび窮地に陥ろうと、最後まで怯むことなく、
 正面に敵を見据えたまま斃れていったのだ。

 残された我々は老いてゆく、だが彼らは老いることはない、
 老醜に打ち拉がれることも、歳月の重圧に屈することもない。
 そして、夕陽が沈むにつれ、朝日が昇るにつれ、
 我々の心には彼らの思い出が蘇ってこよう、

 彼らは、再び仲間と談笑の時をすごすこともなく、
 家族の団欒の食卓に着くこともなく、
 我々の昼間の労働に伍することもなかろう。
 彼らは眠っているのだ、――イギリスの離れた海の彼方に。

 だが、我々が祖国を思い、その将来に希望を強く托す限り――
 人目につかぬ泉がかえって切々と人の心に訴えかけるように――
 祖国の人々の奥底で彼らは脈々と生き続けよう、
 空が暗くなり始めて星が蘇り、生き生きと生き続けるように。

 そうだ、我々が土と化したときでも頭上に輝き、
 あの大空を堂々と厳かによぎってゆく星のように、
 我々が夜の闇に沈淪したときでも輝く星のように、
 終りの日まで、終末の日まで、彼らは輝き続けよう。

384春、春だが:2023/03/19(日) 23:58:10 ID:ueRr3sPw
Rondeau    


 季節(とき)がマントを脱ぎ捨てた
 風と寒さのマント、
 そして縫い取りを身につけた
 澄んで輝く日ざしの縫い取り。

 獣も鳥も声を揃えて
 それぞれの言葉で歌い叫ぶ。
 季節(とき)がマントを脱ぎ捨てた!と。

 川も、泉も、せせらぎも
 綺麗なお揃いのお仕着せか、
 水滴の銀の細工を身にまとい、
 誰もが衣を改める。
 季節(とき)がマントを脱ぎ捨てた。

385ZERO 代理:2023/03/19(日) 23:59:45 ID:ueRr3sPw

    Youth .

 青春とは人生のある期間を言うのではなく、心の様相を言うのだ
 優れた創造力、逞しき意志、炎ゆる情熱、怯懦をも却ける勇猛心、
 安易を振り捨てる冒険心、こう言う様相を青春と言うのだ

   年を重ねただけで人は老いない 理想を失うときに初めて老いが来る
歳月は皮膚のしわを増すが、情熱を失う時に精神はしぼむ
   苦悶や狐疑や、不安、恐怖、失望、こう言うものこそ恰も長年月の如く
人を老いさせ、精気ある魂をも芥に帰せしめてしまう

   年は七十であろうと十六であろうと、その胸中に抱き得るものは何か
曰く、驚異への愛慕心、空にきらめく星晨、その輝きにも似たる事物や
思想に対する欽仰、事に処する剛毅な挑戦、小児の如く求めて止まぬ探求心

人生への歓喜と興味
人は信念と共に若く 疑惑と共に老ゆる
人は自信と共に若く 恐怖と共に老ゆる
希望ある限り若く  失望と共に老い朽ちる

   大地より、神より、人より、美と喜悦、勇気と壮大、そして偉力の霊感を受ける
限り、人の若さは失われない これらの霊感が絶え、

悲嘆の白雪が 人の心の奥までも蔽いつくし、

皮肉の厚氷がこれを堅くとざすに至れば、

この時にこそ人は全く老いて、神の憐れみを乞うる他はなくなる

386クラークへ 間に合ったな:2023/03/20(月) 00:00:34 ID:ueRr3sPw

年老いたものに新時代の価値を予言して

彼らを打ち滅ぼさん

ひとつの時代とは死にゆく夢の謂なれば

生まれいずる夢の謂なれば

387計劃 03/20 タイムカウントずれてるなPCの:2023/03/20(月) 00:03:14 ID:ueRr3sPw

     イタリアを望む     

湖のかなたに、バラ色の山の後ろに、
イタリアが横たわっている、私の青春の賛仰の国が、
私の夢になじんだ故郷が!
赤い木立ちは秋を語っている。

私の一生の秋の始めにのぞんで
私はひとりすわって、
世界の美しいむごい目をのぞきこみ、
愛の色を選んで、描く。

この世界は私をあんなにも度々欺いたが、
私はやっぱり世界をいつもいつも愛している。

愛と孤独、
愛と、満たされぬあこがれ、
それが芸術の母だ。
私の一生の秋にもまだ、
それらは私の手を引いて導いてくれる。

そのあこがれの歌が
湖と山々と、別れを告げる美しい世界に
不思議な力で輝きをひろげる。

3884月11日ルパン三世:2023/11/14(火) 23:26:09 ID:ueRr3sPw
真っ赤な薔薇はアイツの唇
優しく抱きしめてくれと願う
瞳の奥に獲物を映して
寂しく問いかける愛の在り処

男には 自分の世界がある
例えるなら 空をかける一筋の流れ星
孤独な笑みを夕陽に晒して
背中で泣いてる 男の美学


真珠の色はアイツの眼差し
遥かな幸せを夢に描く
痛める事を恐れるあまりに
冷たく突き放す愛もあるさ

男には 自分の世界がある
例えるなら 風を払い荒れ狂う稲光
都会の闇に身体を溶かして
口笛吹いてる 男の美学

3894月17日 出崎 作家:2023/11/14(火) 23:28:47 ID:ueRr3sPw

     Prospice    
 
  死を恐れる? 喉が霧のために苦しくなり、
    眼が霞のためにぼやけるのを、私が恐れる?

  いかにも、雪が降りだし、疾風が吹き出せば、
    ああ、俺も最後の土壇場に近づいたと、――

  暗黒と嵐の本拠に、敵の牙城に、ついに
    近づいた、と私も悟るかもしれぬ。

  そこには、あの恐るべき「恐怖」が姿を現すかもしれぬ。
    だが強い男は怯むことなく前進しなければならぬのだ。

  旅路は終わり、越すべき峠は越した、
    障壁もまさに崩れ落ちようとしている。


  とはいえ、もう一戦が、一生涯をかけて戦い求めた
    勝利の栄冠を手にするためもう一戦が、残っている。

  私は終始戦ってきた男だ、だから、もう一戦が、
    必死の最後の戦いが残っているのだ!


  死神に目隠しをされ、そのお情けに縋って、鞠躬如(きっきゅうじょ)として
    その関門を通り抜けるなどもっての他だ。

  断じて否だ! 私には死の一切を味わわせ、仲間である
    昔の英雄たちと同じ運命を辿らせ、
  
  真っ向からその衝撃を受けさせ、苦痛と暗黒と凍冷という、
    生命の負債を一挙に返却させてもらいたい。

  なぜなら、勇者には、突如として、最悪の事態は最善の
    ものへと一変し、暗澹たる瞬間は終わってゆくからだ。

  いや、吹きすさぶ嵐も、荒れ狂う悪魔の怒号も、
    静まり、穏やかな調べとなり、

  忽然として変化し、苦痛から脱却した平静が現われ、
    ついで光が現われ、ついで君の胸元が現われるからだ。

  おお、わが妻よ、わが魂の魂よ! 私は再び君を抱くのだ、
    そして、その他の一切は神の御心に委ねるのだ!

3904月19日 WHD いや忙しい日々すまん、不誠実はな 皆へ:2023/11/14(火) 23:33:38 ID:ueRr3sPw
ホワイトヘアードデビル 最高の復讐者!漢の復讐はこうでなくては!

lllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll
llllllllllllllllllllllllll/ ̄ ̄ヽlllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll
lllllllllllllllllllll /      ヽllllllllllllllllllllllllllllllllllllll
iiiiiiiiiiiiiiiiiiiiii  試 そ あ .iiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiii
iiiiiiiiiiiiiiiiiiiii|  合 こ き  |iiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiii
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|  終 で ら  |;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|  了  め  |;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;|  だ  .た  |:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:
;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;|  よ   ら  |:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ、      /.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:
:. :. :. :. :. :. :. :. ‐‐--‐‐':. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :.
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ,.‐- 、 : : : :
                  廴ミノ
                 ///¨' 、
                 y':;:;:;:/⌒i!
                ⑪:;:;:;:;};:;:/;},
      ;il||||li'       t`'---‐';:;:;:l
     ,.r'"''、,┘        7;:;:;:;:;:;:;:;「
    ノ4 (⌒i        .}:;:;:;:;:;:;;/
   /..,__彡{, |         `i:;:;:;:;:;}
   (  .ミi!} l、         .」:;:;:丿
  クュ二二`Lっ)        `==='


・人生には選ばなければならない瞬間がある。自分自身の人生を充分に、完全に、徹底的に生きるか、
社会が偽善から要求する偽の、浅薄な、堕落した人生をだらだらと続けるかの、どちらかを。
byオスカー・ワイルド

3914月27日 編集王:2023/11/14(火) 23:35:04 ID:ueRr3sPw
 プロローグ

       この詩集を持った友に

 もう伝説のようになっている少年のころから
 私を動かして喜ばしたことのあるものを、
 考えたことや、夢みたことや、
 祈りや、求愛や、嘆きなどにちなむ、
 たまゆらな、色とりどりの落ち穂、残らず、
 あなたはこのページの数々に見出します。
 それが好ましいものか、無益なものかは、
 あまりむきになって問わないことにしましょう――
 やさしく受け入れてください、この古い歌を!

 私たち、年とったものにとっては
 過ぎ去ったものの中にたたずむことはゆるされており、慰めにもなります。
  
 この数千行の詩句の背後には
 一つの命が花咲いています。かつてはそれは甘美だったのです。

 こんなつまらないものにかまけたことを
 追求されたとしても、私たちは、
 今夜飛んだ飛行士達よりも
 血にまみれた痛ましい大軍よりも、
 この世界の偉大な支配者たちよりも、
 かるがると自分の荷物を背負っているでしょう。

3925月30日 あいつは頑張ったな 誕生日厳しい「あの」に妨害受け:2023/11/14(火) 23:38:26 ID:ueRr3sPw

     イズラフェル   


 そして天使イズラフェル、
その心の糸は琵琶となり、
神の造りたまいし全てのもののうち最も美しい声をそなう。 
―KORAN


天上にめずらしい精霊すみたまい、

 「その心の糸、琵琶となる」
えもいわれぬ歌の巧みさ、何びとも
この天使イズラフェルには及ばない。
めくるめく星たちも(伝説の伝えるところ)
歌をやめ、みんな黙して、
 聴きほれる、その声の魔力に。


よろよろと、真夜中に、
 中天高くよろめきながら、
 恋心そそられた月は、
恋の想いに顔赤らめる。
 また紅の稲妻も、耳を傾けるため、
 (7人で急ぎ駆けてゆく
  すばる星まで一緒になって)
 天空に立ち止まる。

みながいう(星の合唱隊や
 耳傾けるもろもろの者たちが)
イズラフェルの火をなす調べは
かたわらに彼のすわってうたう
 あの竪琴のおかげだと―
あの常ならぬ糸からなる
命をもってふるえる弦のおかげだと。

しかしこの天使の歩む空は、
 深い想いがつとめである国――
愛が円熟した神としてあがめられる国――
 天女らのまなざしに
地上の者が星を仰いで拝跪する
 すべての美の宿っている国。
してみれば、君は正しい、
 イズラフェルよ、情熱のこもらぬ歌を
見下してさげしすむのも。
月桂樹は君のもの、
 この上なく賢くて、この上なくすぐれた詩人よ!
心楽しく、永久に生きよ!

天上の恍惚は
 君の燃える調べにふさわしい――
君の悲しみ、君の喜び、君の憎しみ、君の愛は
 灼熱の君の琵琶にふさわしい――
 星たちが黙してしまうのも当然だ!

そう、天国は君のもの、しかし地上は
 楽しみと苦しみの混じりあう世界。
 われらの花はただの――花、
君の完璧な幸せの落とす影が
 われらの幸せの日の光かがやくところ。

もしもこのわれ
イズラフェルの住んだきた所に住み、
 彼、わが住む所に住んだなら、
彼もあれほど巧みにうたえないかもしれぬ
 人の世のメロディ―を、
また、いやまさる調べがあふれ出るかも知れぬ
 天上のわが竪琴から。

3936月7日:2023/11/14(火) 23:39:37 ID:ueRr3sPw
         Heraclitus    


 ヘラクレイトスよ、人の噂によれば君は死んだとのこと、
 この辛い報せを聞いて僕はなんど辛い涙を流したことか。
 君と僕は終日、そうだ、太陽が辟易して沈むまで、いくたび、
 談笑の時をすごしたことか! そのことを思い、僕は泣いた。

 ヘラクレイトスよ、カリアから来た友よ、君が一握りの灰と
 化し、永遠の眠りについてから、長い歳月がたった、――だが、
 今でも、君の快い、夜鳴鶯のような声が響いている。死は、
 一切を奪い去るが、君の声を奪い去ることはできないのだ・

394king of pop 6月25日:2023/11/14(火) 23:41:17 ID:ueRr3sPw


    喜びをもって


  喜びをもって……
  
  ただひたすらに感情を爆発させようとする、
  燃え上がり、陶然としている一連の人々……

  喜びをもって……

  わたしたちの内部に貯えられたエネルギーはすべて、
  この歓呼、歌、ステップで使い果たされる――

  周りで見物している人にとっては、この踊りは無秩序な叫び、
  足踏みとしかみえないかもしれない。

  しかしわたしたちにとっては、これはわたしたちの生活、
  わたしたちの願いのシンボルなのだ――

  《 あらゆる領域で自由を! 》

  そして、始めはゆるやかに揺れ――ぶらり、ぶらり――
  突然、踊りは解き放たれ、嵐のようにすべてをひっさらっていく……

  わたしたちはみんないっしょに笑い、歌い、歓声をあげる――
  そして踊りに踊る――息が絶えてしまいそう……

  ようやく、このもつれ合いは解きほぐれる。わたしたちは疲れ、
  しわがれ、息もつけない――それでもわたしたちは幸福なのだ!

39515年目 落ちた友よ 俺も同じ体験は、落着くまで大変 偽装多:2023/11/14(火) 23:46:32 ID:ueRr3sPw
けれども
いまごろ ちゃうど おまえの年ごろで
おまえの素質と 力をもってゐるものは
町と村との一万人の中に おそらく5人はあるだろう
それらのひとのどの人も
またどのひとも
五年のあひだに
それを大抵無くすのだ
生活のために けずられたり
自分でそれを なくすのだ

すべての才や
力や材といふものは
ひとにとどまるものではない
ひとさへひとにとどまらぬ
おまへのいまのちからがにぶり
きれいな音の正しい調子と
その明るさを失って
ふたたび回復できないならば
おれはおまへを
もう見ない

なぜならおれは
すこしぐらゐの仕事ができて
そいつに腰かけてるやうな

そんな多数をいちばん
いやにおもふのだ

みんなが町で暮したり
1日あそんでゐるときに

おまへはひとりで
あの石原の草を刈る

そのさびしさで
おまへは
音をつくるのだ

多くの侮辱や
窮乏の
それらを噛んで
歌ふのだ

ちからのかぎり
 そらいっぱいの
    光でできた
  パイプオルガンを弾くがいい。

3967月12日 ホーガンへ 天空の王は扉にて待つ 次到るの超大国は・:2023/11/14(火) 23:48:39 ID:ueRr3sPw


   宇宙的なものの歌


 詩神はいった、さあ
 どんな詩人もまだ歌わなかった歌を、私にうたってくれたまえ、
 宇宙的なものについて、私に歌ってくれたまえ。


 我々のこの広漠たる地球の中に、
 私たちはこの無限大の粗笨と鉱滓のただ中に、その中央核心のなかに包まれて、安全に、
 完全な種子が静かに横たわっている。


 全ての生命には、ある役割、多少なりとも役割がある、
 何もまだ生まれていないが、それだけは生まれており、
 覆い隠され、または露出したままで、その種子は待っている



 それは夢なのだろうか。
 否、それの欠けていることこそ夢なのだ、
 そしてそれがなくては、生の教訓も、富も、一場の夢に過ぎない
 そしてその全世界も、ただの一炊の夢にすぎないのだ

3977月15日 先輩たちだなヤバいな 彼らと別れてたんだな:2023/11/14(火) 23:50:14 ID:ueRr3sPw
         Heraclitus    


 ヘラクレイトスよ、人の噂によれば君は死んだとのこと、
 この辛い報せを聞いて僕はなんど辛い涙を流したことか。
 君と僕は終日、そうだ、太陽が辟易して沈むまで、いくたび、
 談笑の時をすごしたことか! そのことを思い、僕は泣いた。

 ヘラクレイトスよ、カリアから来た友よ、君が一握りの灰と
 化し、永遠の眠りについてから、長い歳月がたった、――だが、
 今でも、君の快い、夜鳴鶯のような声が響いている。死は、
 一切を奪い去るが、君の声を奪い去ることはできないのだ

3988月13日 看板へ:2023/11/14(火) 23:51:47 ID:ueRr3sPw
汚れっちまった悲しみに
今日も小雪の降りかかる
汚れっちまった悲しみに
今日も風さえ吹きすぎる

汚れっちまった悲しみは
たとえば狐の革裘(かわごろも)
汚れっちまった悲しみは
小雪のかかってちぢこまる

汚れっちまった悲しみは
なにのぞむなくねがうなく
汚れっちまった悲しみは
懈怠(けだい)のうちに死を夢(ゆめ)む

汚れっちまった悲しみに
いたいたしくも怖気(おじけ)づき
汚れっちまった悲しみに
なすところもなく日は暮れる……

3998月21日 スコット 次の世代もな:2023/11/14(火) 23:53:36 ID:ueRr3sPw

     兵士  

もし僕が死んだら、これだけは忘れないでほしい、――
  それは、そこだけは永久にイギリスだという、ある一隅が
異国の戦場にあるということだ。豊かな大地のその一隅には、
  さらに豊かな一握りの土が隠されているということだ。
その土は、イギリスに生をうけ、物心を与えられ、かつては
  その花を愛し、その路を闊歩した若者の土なのだ。
そうだ、イギリスの空気を吸い、その川で身をそそぎ、その
  太陽を心ゆくばかり味わった、イギリスの若者の土なのだ。


また、―――もし僕の心が罪を清められ永遠者の脈うつ心に溶け
  こめるならば、感謝の念をこめて、故国によって育まれた
  数々の想いを故国に伝えるであろうことを、―――
故国の姿や調べを、幸福な日々の幸福な夢を、友から学んだ
  笑いを、祖国の大空の下で平和な者の心に宿った
  あの優しさを、故国に伝えるだろうということを。

40010月27日 永眠 おばあちゃん、どんなでした?あの夫…酷い:2023/11/14(火) 23:55:12 ID:ueRr3sPw

  The Woodspurge   

 風がざわめき、風がしずまった――
 林と丘を吹き抜け、急に死んだようにやんだのだ。
 私は風の命ずるままに、歩き通してきたのだが、
 やっとの思いで腰を下ろした、――風が静まったから。

 両膝に間に顔をうずめてじっとしていた、――
 堅く結んだ口からは、悲しみの言葉も出なかった。
 垂れ下がった髪が草の上にかぶさり、
 鋭くなった耳には、陽射しが過ぎてゆくのが聞こえた。

 目を大きく見開くと、ずっと向こうまで?がった、
 十本ばかりの雑草がはっきりと眼に映った。
 光を避けるようにして生えていた数本雑草の中に
 燈台草が花を付けていた、――一つの花に三つの萼。


 悲しみが極まれば、分別がどう、
 況や思い出がどう、といった事は問題にならない。
 その時、私が知り、今でも記憶に残ってることは唯一つ、――
 燈台草の花には三つの萼があるということ……。

40111月13日 戦い忘れた人の為  ナイチンゲールは両方治療:2023/11/14(火) 23:56:23 ID:ueRr3sPw



   コフタの歌     

さあ!私のさしずに従って
お前の若い時代を利用せよ、
時を逸せずもっと賢くなれ。
運命の大きなはかりの上では
針が静止することはまれだ。
お前は上がるか、さがるかしなければならぬ。
支配し獲得するか、それとも
服従するか、失うかしなければならぬ。
忍苦するか、凱歌をあげるかだ。
鉄砧になるか、ハンマーになるかだ。

4029月13日 その日も無理だったな、キツイ:2023/11/14(火) 23:57:41 ID:ueRr3sPw
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人類の哲学の歴史は、人類の魂の歴史である。
byへレンケラー

4039月13日 誕生日:2023/11/14(火) 23:58:34 ID:ueRr3sPw
 The Scholar

私は多くの故人に囲まれて毎日の生活を送っている。
あたりを何気なく見回しただけで、
忽ち彼らの姿が目に付く。
いずれも大昔の先達で
親しい、信頼のおける人たちばかりだ。
私は毎日彼らと話を交わしながら暮らしている。


嬉しい時には、彼らと喜びを分かち合い、
悲しい時には、彼らに慰めてもらえる。
この人たちにどれほど自分が
お世話になっていることかと、しみじみ思うにつけ、
深い感謝の念が胸に込み上げてきて、
いつのまにか、頬に涙が流れてくることもしばしばだ。


私はこれら故人と思いをともにし
永い間一緒に暮らして今日に及んでいる。
私は彼らの美徳を愛し、彼らの弱さを不憫に思い
その希望や不安を我が事のように感じ
それらの教訓から、人生いかに生くべきかについて、
敬虔な思いをこめて学んでいる。


私はこれら故人と希望をともにしている、そして
もうすぐ近いうちに、彼らの仲間になれると思う。
そしたら、一緒に長い旅に出て、あの
永遠の未来へと行けそうな気がしている。
だが、たとえ私が墓の下の土と化しても、
神に嘉される一つの名前を後に残せたら、と思っている。

404ZERO:2023/11/14(火) 23:59:22 ID:ueRr3sPw
  「貧困と死の巻」
 

 なぜなら 主よ 大都会は
 失われたもの そして分解したもの
 最も大きな都会は焔からの潰走に似てます――
 そして都会を慰め得る慰めは何ひとつなく
 その区々たる時が流れ去ってゆきます


 そこで人々はあわれな苦しい生活をし
 深い部屋の中で 身振りも気遣わしげに
 初めて生まれた獣の仔の群にもまして怯えています

 そして戸外であなたの大地が目覚めて息づいているのを
 人々は生きながらもはや知りません


 そこで子供たちはいつも同じ陰影の中にある
 窓際の会談のところで育ち
 遠方と幸福と風にみちた日へ
 戸外で花が呼びかけているのも知らず――

 しかも子供でなければならない宿命のもとに
 悲しい子供となっています


 そこで娘たちは見知らぬ者のために花咲きながら
 子供の頃の安らぎを慕っています
 しかし そのために彼女たちが燃え上がったものがいないので
 ふるえながら また身を閉じ
 蔽いかくされた奥の部屋で
 幻滅の母性の日々を
 意思のない啜り泣きの長い夜々を
 
闘いも力もない冷たい年々を送っています
 そしてまったく闇のなかに死の床が横たわっており
 彼女たちはおもむろにそれに憧れています
 
 そしてまるで鎖につながれているように永くかかって死に
 女乞食のように息が絶えてゆくのです

405ZERO:2023/11/15(水) 00:00:04 ID:ueRr3sPw

 The Dream Songs   夢の歌
  
 人生とは、諸君、退屈なものだ。だがそれを言ってはいけない。
  
 何しろ空はきらめき、大いなる海は思い焦がれ、
 ぼくら自身もきらめき焦がれ、
 
 その上、子どものころ母さんから(何度も何度も)
 聞かされたが、「仮にも退屈を認めるというのは、
 自分に何も

 才覚がないということ」。してみると、ぼくには何も
 才覚がないらしい、死ぬほど退屈だから。

 どこの国の人間も退屈、
 文学も退屈(特に大学が)、
 ヘンリーも退屈――いつもアキレスみたいな苦境に立って、
 不平たらたら、

 人々を愛し、立派な芸術を愛し――それがまた退屈だ。
 そして静かな丘も、ジンも、およそ退屈に見え、
 なぜか一匹の犬が
 自分と尻尾をはるかに遠い遠い
 山か海か空かへ運んでいってしまい、あとには


 おどけ者の、ぼくひとり、ぴくぴく。

406ZERO:2023/11/15(水) 00:01:00 ID:ueRr3sPw

    I am

 私は生きている。だが、私のことを誰も構ってくれない、
   忘れてしまったのか、友達は見向きもしてくれない。

 私は悲しみで自分の命を縮めている人間なのだ、――
   悲しみが過去の亡霊のように群れをなして出没する、
 あるものは忘れ去った懐かしい影、そして死の影。

 だが、私はまだ生きている、まわりに纏わりつく亡霊と共に
 生きている、そしてやがて侮りと罵りのない世界へ消えてゆき、
   白日夢のどよめく海原へと去ってゆこうとしてる。

 そこには生けるしるしもなく喜びもなく、あるのは、私が
   生涯を通じて築いた名声の難破した姿かも知れぬ。

親しかった者たちも、――かつて私が心から愛した者たちも、
今では私に冷たい、いや、他人以上に冷たい・・・

407ZERO:2023/11/15(水) 00:01:47 ID:ueRr3sPw

   SPLEEN   脾臓   


 私はまるで、雨ばかり降る国の王のようだ、

 富みながら、不能、若いくせにすっかり老いて
 師博たちが平身低頭するのを蔑み、

 犬、またはどんな動物を相手にも退屈している王。

 何ものも王を楽しませはせぬ、狩りの獲物も、追う鷹も、
 露台の真向で死んでゆく人民の姿も。
 
 お気に入りの道化師の、グロテスクな歌物語も、
 もはやこの残忍な病人の気を晴らしはしない。


 百合の花模様の寝台も、墓となり変り
 王者ならばすべて美男子と心得る化粧係り侍女たちも
 この年若い骸骨から、微笑みひとつ引き出すための、
 淫らな装いを考え出そうとしてもはや空しい。

 王のために黄金を作り出す学者も、王の身体から、
 腐敗の要素をえぐり取ることはできなかったし、
 
 世の権力ある人々が、老いの日々に思い出すのを常とする、
 古代ローマ人からわれわれに伝わる、かの血浴みの法を用いても、
 この麻痺した屍をあたためることはできなかった
 

 そこは血の代りに、<忘却の河> の 緑の水 が流れているものゆえ

408ZERO ///:2023/11/15(水) 00:04:21 ID:ueRr3sPw

   死よ、驕るなかれ    


死よ、驕るなかれ、たとえ連中がお前を強大で恐るべき者と
  呼んだとしてもだ――お前はそんな者では全然ない。
  お前が亡ぼしたと自惚れている相手にしても、
死んでなんかいない、――私だってお前に殺せはしないのだ。


お前とよく似た休息と眠りからでも、喜びが溢れ出ている、
  とすれば、お前からはもっと多くの喜びが溢れ出るはずだ。
  敬虔な人たちが喜んでお前と共に旅立つのも当然な話だ、
お前が肉体を休めてくれ、魂を解放してくれるからだ。


お前は、運命や偶然や王侯や絶望した人間のしがない奴隷、
  そして、毒薬や戦争や病気のしがない同居人にすぎない。

  眠るだけならケシの実や呪いに頼る手もある、――しかも、
お前の一撃よりも効目がある。だから威張るのはよすがいい。


ほんの束の間の仮眠から目覚めれば、永遠の命がやってくる。
つまり死は無くなる。死よ、お前は死んでしまうのだ。

409描き続けたものへ:2023/11/15(水) 00:05:49 ID:ueRr3sPw

 Das  Gottliche   神  性

 人間は気高くあれ、情け深くやさしくあれ!
 その事だけが、 我らの知っている
 一切のものと  人間とを区別する。

 我ら知らずして ただほのかに感ずる
 より高きものに幸あれ!
 人間はその高きものに似よ
 人間の実際の振る舞いが
 それを信じさせるようであれ

 自然は 無感覚なり。
 太陽は 善をも悪をも照らし、
 月と星は 罪人にもこの上ない善人にも
 同様に光り輝く。

 風と溢るる流れと 雷鳴のあられとは
 ざわめきつつ進み、だれ彼となく捕えては
 急ぎ通り過ぎる。

 同じように運命も
 人々の中に探りの手を入れ、
 少年のけがれない
 巻き毛を捕えるかと見れば
 罪を犯せる
 はげ頭をも捕える

 永劫不変の 大法則に従い
 我らはみな 我らの生存の
 環をまっとうしなければならぬ。

 ただ人間だけが
 不可能なことをなし得る。
 人間は区別し
 選びかつ裁く。
 人間は瞬間を
 永遠なものにすることもできる。

 人間だけが
 善人にむくい、
 罪人を罰し
 癒し救うことができる。
 またすべての惑いさまよえる者を、
 結びつけ役立たせる。

 我らはあがめる
 不滅なものたちを。
 彼らも人間であって
 最上の人間が小さい形で
 なし、あるいは欲することを
 大きい形でなすかのように。

 気高い人間よ、 情けぶかくやさしくあれ!
 うまずたゆまず、 益あるもの正しきものをつくれ。
 そしてほのかに感ぜられた
 より高きもののひな型ともなれ!

410われら:2023/11/15(水) 00:07:09 ID:ueRr3sPw
 
 われら  音楽の創造者

 われら 夢見るもの

 波浪砕ける寂しい波打ちぎわをさまよい

 干あがった川辺に腰をおろす


 世界を見失ったもののうえにも

 世界に見すてられたもののうえにも


 青白き月の光はふり注ぐ

 けれども・・・

411われら:2023/11/15(水) 00:08:16 ID:ueRr3sPw

  けれども、われらは
 
 この世界を永遠に揺り動かすもの

 この世界に偉大なる都市を築きあげ

 神話から帝國の栄光をつむぎあげる

 心に夢をいだくものよ

 歩を進めて王冠をこそかちとるべし

 新たな歌の調べを知るものが三人いれば

 帝國を斃(たおす)も可なり



 われら年老いて

 地中に埋もれた過去に横たわるも

 吐息をもてニネヴェを興し

 陽気なざわめきもてバベルの塔を築かん

412ZERO:2023/11/15(水) 00:12:16 ID:ueRr3sPw
 おお、この身とこの命よ!

 いくたびも思い悩むこの疑問

 信仰のないものが長蛇の列をなし

 都会は愚者であふれんばかり

 どこに美点があるというのか?


 おお、この身とこの命よ! 

 答はひとつ

 きみがそこにいるということ

 命が息づき、この身がまさしく存在するということ

 壮麗な芝居がつづけられ

 きみもそこに一篇の詩を寄せることができるということ



 「きみもそこに一篇の詩を寄せることができるということ」


 「諸君の”一篇の詩”はどんなものになるのだろう?」

21世紀の詩と22世紀に誇れる詩があらんことを 新たなる歌を常に!

413ZERO:2024/03/19(火) 22:50:32 ID:ueRr3sPw


「ウォルト・ホイットマン,一個の宇宙,マンハッタンの息子」

414ZERO 2月24日没 よかった:2024/03/19(火) 23:05:30 ID:ueRr3sPw

「私達はいわば二回この世に生まれる。一回目は存在するために、二回目は生きるために。」

ルソー 

そして 3度目の生を生き 四度目に生きるの挑み挑戦した人だ、見習いたいものだ

(で、敵ながらあっぱれ、とマスターコマンダーは述べた)

41512月23日 平和、:2024/03/19(火) 23:08:57 ID:ueRr3sPw

428 :名無しさんの次レスにご期待下さい:2013/05/02(木) 06:53:44.28 ID:Agq2jxpG0
              ,. -‐………‐‐一ァ
             /.:::::/l.:::::/.:i::{:::::<_
              /.:::::,lィ≠≧厶∧|`ヽ:::::`ア
             /.:::::/l/ ,f弋{「``  、__厶::::ト
          {::::::::{         く衍∨!::l
          jr弌:!          ′ !」``
          { ⌒`       一 、    }
           ヽー┘            , '
           `T7        , '
            个        /
.              |     厂「´
         _. -‐┤       「ノ`ヽ
         ∠    |     /   }
.        }  } ,r<_   /  ∧ 厶__
.       ,'   て{::::.::.:.:.: ̄」 /  ヽ {、 `丶、
      / r‐一'´ヽ:::.:r一'′´     \丶、 丶、
    _ 7⌒\    ',::{  / /         丶、 丶、
 /       \   」::!   /              \  ヽ



偉人には三種ある。生まれたときから偉大な人、努力して偉人になった人、偉大な人間になることを強いられた人。

byシェイクスピア






私たち一人一人が航海しているこの人生の広漠とした大洋の中で、 理性は羅針盤、情熱は疾風。.
A・ポープ

41612月24日 ある勇気ある女性に:2024/03/19(火) 23:10:23 ID:ueRr3sPw
   あるひとに   


 やさしい歌声が消えたとて
 調べは思い出の中にふるえ――
 かわいいスミレがしぼんだとて
 香りは呼び覚まされた感覚のうちに生きる

 バラは枯れたとて バラの花びらは
 恋人の寝床に敷かれる
 あなたが去ったとて あなたへの想いに
 愛はやすらかにねむるであろう

41712月24日 すまん使うぞ:2024/03/19(火) 23:17:46 ID:ueRr3sPw

   このなきがらを葬る
     <黒人霊歌>

私は知っている、月の出る時、星の出る時―
 このなきがらを葬るのだ。
わたしは歩く、月明かりを、星明りを
 このなきがらを葬るために。

わたしは歩く、墓地の中を、墓地中を、
 このなきがらを葬るために。
わたしは草の中に横たわり両腕をのばす―
 このなきがらを葬るのだ。

わたしはその夜、審判をうける、
 このなきがらを葬る日の夜。
そしてわたしの魂はあなたの魂と会う
 このなきがらを葬るその日に。

418 震災 犠牲者達 3/1良かった抵抗だよな:2024/03/19(火) 23:27:31 ID:ueRr3sPw

383:3.11 何かを忘れてる忘れさそうとしてる:2023/03/19(日) 23:55:54 ID:ueRr3sPw
For the Fallen     戦歿者を悼む  (1914) 
                     

 誇りにも似た感謝の念をもって、子供の死を悼む母のように、
 イギリス今は遠く海の彼方で斃れた若者を悼む。
 彼らはイギリスの肉の肉、霊の霊であった、――
 そして自由を守るために、斃れていったのだ。

 今、弔鼓が厳かに轟き、「死」が粛然として、
 悲しみの歌をかの永遠の彼岸に向って献げている。
 この荒涼寂寞の中にも、美しい調べが漂い、
 栄光を偲ぶ思いが我々の涙にきらめく。

 彼らは軍歌を口ずさみつつ戦場に赴いた、彼らは若かった、
 四肢直く、眼は誠実さに輝き、臆する色を見せなかった。
 いくたび窮地に陥ろうと、最後まで怯むことなく、
 正面に敵を見据えたまま斃れていったのだ。

 残された我々は老いてゆく、だが彼らは老いることはない、
 老醜に打ち拉がれることも、歳月の重圧に屈することもない。
 そして、夕陽が沈むにつれ、朝日が昇るにつれ、
 我々の心には彼らの思い出が蘇ってこよう、

 彼らは、再び仲間と談笑の時をすごすこともなく、
 家族の団欒の食卓に着くこともなく、
 我々の昼間の労働に伍することもなかろう。
 彼らは眠っているのだ、――イギリスの離れた海の彼方に。

 だが、我々が祖国を思い、その将来に希望を強く托す限り――
 人目につかぬ泉がかえって切々と人の心に訴えかけるように――
 祖国の人々の奥底で彼らは脈々と生き続けよう、
 空が暗くなり始めて星が蘇り、生き生きと生き続けるように。

 そうだ、我々が土と化したときでも頭上に輝き、
 あの大空を堂々と厳かによぎってゆく星のように、
 我々が夜の闇に沈淪したときでも輝く星のように、
 終りの日まで、終末の日まで、彼らは輝き続けよう。

419ZERO:2024/03/19(火) 23:30:12 ID:ueRr3sPw


この世界が君のために存在すると思ってはいけない。
世界は君を入れる容器ではない。


世界と君は、二本の木が並んで立つように、どちらも寄りかかることなく、
それぞれまっすぐに立っている。
君は自分のそばに世界という立派な木があることを知っている。それを喜んでいる。
世界の方はあまり君のことを考えていないかもしれない。

でも、外に立つ世界とは別に、君の中にも、一つの世界がある。
君は自分の内部の広大な薄明の世界を想像してみることができる。

君の意識は二つの世界の境界の上にいる。


大事なのは、山脈や、人や、染色工場や、セミ時雨などからなる外の世界と、
君の中にある広い世界との間に連絡をつけること、
一歩の距離をおいて並び立つ二つの世界の呼応と調和をはかることだ。

たとえば、星を見るとかして。

二つの世界の呼応と調和がうまくいっていると、毎日を過ごすのはずっと楽になる。
心の力をよけいなことに使う必要がなくなる。
水の味がわかり、人を怒らせることが少なくなる。
星を正しく見るのはむずかしいが、上手になればそれだけの効果があがるだろう。
星ではなく、せせらぎや、セミ時雨でもいいのだけれども。

420ZERO:2024/03/19(火) 23:31:23 ID:ueRr3sPw
    Youth .

 青春とは人生のある期間を言うのではなく、心の様相を言うのだ
 優れた創造力、逞しき意志、炎ゆる情熱、怯懦をも却ける勇猛心、
 安易を振り捨てる冒険心、こう言う様相を青春と言うのだ

   年を重ねただけで人は老いない 理想を失うときに初めて老いが来る
歳月は皮膚のしわを増すが、情熱を失う時に精神はしぼむ
   苦悶や狐疑や、不安、恐怖、失望、こう言うものこそ恰も長年月の如く
人を老いさせ、精気ある魂をも芥に帰せしめてしまう

   年は七十であろうと十六であろうと、その胸中に抱き得るものは何か
曰く、驚異への愛慕心、空にきらめく星晨、その輝きにも似たる事物や
思想に対する欽仰、事に処する剛毅な挑戦、小児の如く求めて止まぬ探求心

人生への歓喜と興味
人は信念と共に若く 疑惑と共に老ゆる
人は自信と共に若く 恐怖と共に老ゆる
希望ある限り若く  失望と共に老い朽ちる

   大地より、神より、人より、美と喜悦、勇気と壮大、そして偉力の霊感を受ける
限り、人の若さは失われない これらの霊感が絶え、

悲嘆の白雪が 人の心の奥までも蔽いつくし、

皮肉の厚氷がこれを堅くとざすに至れば、

この時にこそ人は全く老いて、神の憐れみを乞うる他はなくなる

4213月19日 クラーク:2024/03/19(火) 23:33:19 ID:ueRr3sPw

年老いたものに新時代の価値を予言して

彼らを打ち滅ぼさん

ひとつの時代とは死にゆく夢の謂なれば

生まれいずる夢の謂なれば

422計劃:2024/03/20(水) 01:00:25 ID:ueRr3sPw
     イタリアを望む     

湖のかなたに、バラ色の山の後ろに、
イタリアが横たわっている、私の青春の賛仰の国が、
私の夢になじんだ故郷が!
赤い木立ちは秋を語っている。

私の一生の秋の始めにのぞんで
私はひとりすわって、
世界の美しいむごい目をのぞきこみ、
愛の色を選んで、描く。

この世界は私をあんなにも度々欺いたが、
私はやっぱり世界をいつもいつも愛している。

愛と孤独、
愛と、満たされぬあこがれ、
それが芸術の母だ。
私の一生の秋にもまだ、
それらは私の手を引いて導いてくれる。

そのあこがれの歌が
湖と山々と、別れを告げる美しい世界に
不思議な力で輝きをひろげる。


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