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キャラにさん付けってどう思いますか?

1名無しさん:2008/07/02(水) 23:04:25
個人的にはただただ気持ち悪い
この一言なんですが皆さんはどう思ってるんでしょうか。

123さと:2017/11/27(月) 02:21:39 ID:/6E5lQI2


124ある勇気ある女性に:2017/12/24(日) 21:37:30 ID:dzAJFpeI
   あるひとに   


 やさしい歌声が消えたとて
 調べは思い出の中にふるえ――
 かわいいスミレがしぼんだとて
 香りは呼び覚まされた感覚のうちに生きる

 バラは枯れたとて バラの花びらは
 恋人の寝床に敷かれる
 あなたが去ったとて あなたへの想いに
 愛はやすらかにねむるであろう

125すまん使うぞ:2017/12/24(日) 21:40:20 ID:dzAJFpeI

   このなきがらを葬る
     <黒人霊歌>

私は知っている、月の出る時、星の出る時―
 このなきがらを葬るのだ。
わたしは歩く、月明かりを、星明りを
 このなきがらを葬るために。

わたしは歩く、墓地の中を、墓地中を、
 このなきがらを葬るために。
わたしは草の中に横たわり両腕をのばす―
 このなきがらを葬るのだ。

わたしはその夜、審判をうける、
 このなきがらを葬る日の夜。
そしてわたしの魂はあなたの魂と会う
 このなきがらを葬るその日に。

126zero:2017/12/24(日) 21:49:27 ID:dzAJFpeI

   想いはひとり浮かんで消える
                  
                  

 想いはひとり 浮かんで消える

   想いをひめた うたのことばは
 
   夜あけの空の 月かげのように消える

 想いはうつくしく 想いは変わらずにある

 星空を 真珠のように 織りなして!

127zero:2017/12/24(日) 21:51:49 ID:dzAJFpeI
   笛の調べ    Flotenspie 

 夜もふけて、茂みと木立ちの間に

 あかあかと窓の輝く一軒の家、

 そこに、見えない部屋の中に、

 笛ふく人が立って吹いていた。


 古いなじみの歌であった。

 しみじみと闇の中に流れた。

 どの国もがふるさとであるかのように、

 どの道もが完結されでもしたかのように。


 この世の秘められた意味が

 彼の呼吸の中にあらわれていた。

 そして心はいそいそと浸りきっていた。

 そしてすべての時が現在となった。

128zero:2017/12/24(日) 21:56:07 ID:dzAJFpeI

Seifenblasen

長い長い年月の研究と思想の中から
遅くなって一老人が晩年の著作を
蒸留させる。そのもつれたつるの中に
彼は戯れつつ甘い知恵を紡ぎこんだ。

溢れる情熱に駆られて、ひとりの熱心な学生が
功名心に燃え、図書館や文庫を
しきりとあさりまわって
天才的な深さのこもった青春の著作を編んだ

ひとりの少年が腰かけて、わらの中に吹きこむ。
彼はシャボンの泡に息を満たす。
泡の一つ一つがきらびやかに賛美歌のようにたたえる。
少年は心のありたけをこめて吹く。

老人も少年も学生も三人とも
現世の幻の泡の中から
不思議な夢をつくる。それ自体は無価値だが、
その中で永遠の光がほほえみつつ
みずからを知り、ひとしおたのしげに燃え立つ。

129ZERO:2017/12/31(日) 20:44:20 ID:xME6jY9.

  清められし秋
               

 ちからづよく、こうして年は終わる

 金色の葡萄と園の稔りをともなって。
 あたりの森はふかしぎにおし黙り
 孤独な者の伴侶となる。

 そのとき農夫は言う――これでよし。
 おまえら晩鐘はながくしずかに
 ひびき終えてなお、はれやかな気持ちを与え
 飛びゆく鳥の列があいさつをよこす。

 これは愛のおだやかな季節(とき)。
 青い流れを小舟でくだりゆけば
 なんと美しくかたちにかたちが並び
 すべては安らぎと沈黙のうちに沈みゆく。

130カタヒラ:2018/01/12(金) 23:24:02 ID:gVk8kjHE
人は待ち合わせたように出会ってく
ずっと強くなることで掻き消した
愛おしい気持ちが溢れて
やっとひとりが怖くなったの

辛いなんて思ってしまうのは
幸せを知って生まれたから

ついた傷は その寂しさは
一体誰が癒してくれるだろう?
ついた傷が その寂しさが
いつか誰かを癒す優しさに変わる
誰かを癒す優しさに変わるでしょう

1313月1日には:2018/03/18(日) 11:45:04 ID:M3lTCAGk
  Rondeau    


 季節(とき)がマントを脱ぎ捨てた
 風と寒さのマント、
 そして縫い取りを身につけた
 澄んで輝く日ざしの縫い取り。

 獣も鳥も声を揃えて
 それぞれの言葉で歌い叫ぶ。
 季節(とき)がマントを脱ぎ捨てた!と。

 川も、泉も、せせらぎも
 綺麗なお揃いのお仕着せか、
 水滴の銀の細工を身にまとい、
 誰もが衣を改める。
 季節(とき)がマントを脱ぎ捨てた。

132ZERO:2018/03/18(日) 11:49:00 ID:M3lTCAGk

  喜びの歌

 氷がどっしりと、白くよこたわり、
 あらゆる動きを妨げている。
 川は身じろぎもせず、とても静かだ。
 けれども、荒々しく、燃えたぎるように泡立とうとしている。
 波はざわめくこともできず、
 冬の歌に耳を澄ますこともできず、
 深い悲嘆に身をよじらせて、
 重く、陰うつな冬のまどろみのなかにある。

 灰色の空には太陽がけだるくかかり
 白く、また疲れて雪がよこたわる。
 すべてが死に、疲れ、そして香りなく、
 雪におおわれた木は悲しみのうちに泣く。
 川は氷をいとい、鎖を引きちぎろうと
 やけになり、猛り立ち、かっかっともがき、
 狂ったように青の中に泡立ち、溢れようとする。
 火のように燃えあがり、いまだ死ぬことができない。

 ある日のこと、かっこうが鳴き、
 太陽が突然、ぱあっと輝く。
 雪は山また山と消えていき、
 川はばりばりと最後の音をたて、
 重く、白い氷の屋根を破って、
 その上を迸り、まだ緑の萌えない
 薔薇の生け垣を嬉々として眺め、
 泡立ち、轟々と流れ、白い氷塊を嘲笑う。

 笑い、そして笑い、自分を抑えようともせず、
 りんりんと流れ、はしゃぎまわる。
 太陽はうららかに照り、
 すべての地の襞に春の花が芽を吹き出し、
 若い生け垣はすでにほのかに葉をまとう。
 川は岸を押し流し、大地を洗い、
 もう二度と会えないと思っていた、
 昔なじみの白い獣の群れにうれしそうにあいさつを送っている。

133ZERO:2018/03/18(日) 11:54:22 ID:M3lTCAGk

炎 と 氷      Fire and Ice 
    
        ロバート・フロスト

 ある人々は世界の終りは火になるだろうと言う、
 ある人々は氷になるだろうと言う。
 自分が欲望を味わい知ったところから判断して
 わたしは火になると言う人々と同意する。
 だが、もし世界の滅亡が二度あるものならば、
 わたしは憎悪も十分に知っていると思うから
 壊滅のためには
 氷もまた偉大で
 それもよいだろうと言いたい。

1343.11:2018/03/18(日) 11:55:37 ID:M3lTCAGk

 For the Fallen     戦歿者を悼む  (1914) 
                     

 誇りにも似た感謝の念をもって、子供の死を悼む母のように、
 イギリス今は遠く海の彼方で斃れた若者を悼む。
 彼らはイギリスの肉の肉、霊の霊であった、――
 そして自由を守るために、斃れていったのだ。

 今、弔鼓が厳かに轟き、「死」が粛然として、
 悲しみの歌をかの永遠の彼岸に向って献げている。
 この荒涼寂寞の中にも、美しい調べが漂い、
 栄光を偲ぶ思いが我々の涙にきらめく。

 彼らは軍歌を口ずさみつつ戦場に赴いた、彼らは若かった、
 四肢直く、眼は誠実さに輝き、臆する色を見せなかった。
 いくたび窮地に陥ろうと、最後まで怯むことなく、
 正面に敵を見据えたまま斃れていったのだ。

 残された我々は老いてゆく、だが彼らは老いることはない、
 老醜に打ち拉がれることも、歳月の重圧に屈することもない。
 そして、夕陽が沈むにつれ、朝日が昇るにつれ、
 我々の心には彼らの思い出が蘇ってこよう、

 彼らは、再び仲間と談笑の時をすごすこともなく、
 家族の団欒の食卓に着くこともなく、
 我々の昼間の労働に伍することもなかろう。
 彼らは眠っているのだ、――イギリスの離れた海の彼方に。

 だが、我々が祖国を思い、その将来に希望を強く托す限り――
 人目につかぬ泉がかえって切々と人の心に訴えかけるように――
 祖国の人々の奥底で彼らは脈々と生き続けよう、
 空が暗くなり始めて星が蘇り、生き生きと生き続けるように。

 そうだ、我々が土と化したときでも頭上に輝き、
 あの大空を堂々と厳かによぎってゆく星のように、
 我々が夜の闇に沈淪したときでも輝く星のように、
 終りの日まで、終末の日まで、彼らは輝き続けよう。

135ZERO:2018/03/18(日) 11:59:17 ID:M3lTCAGk

  喜びの歌

 氷がどっしりと、白くよこたわり、
 あらゆる動きを妨げている。
 川は身じろぎもせず、とても静かだ。
 けれども、荒々しく、燃えたぎるように泡立とうとしている。
 波はざわめくこともできず、
 冬の歌に耳を澄ますこともできず、
 深い悲嘆に身をよじらせて、
 重く、陰うつな冬のまどろみのなかにある。

 灰色の空には太陽がけだるくかかり
 白く、また疲れて雪がよこたわる。
 すべてが死に、疲れ、そして香りなく、
 雪におおわれた木は悲しみのうちに泣く。
 川は氷をいとい、鎖を引きちぎろうと
 やけになり、猛り立ち、かっかっともがき、
 狂ったように青の中に泡立ち、溢れようとする。
 火のように燃えあがり、いまだ死ぬことができない。

 ある日のこと、かっこうが鳴き、
 太陽が突然、ぱあっと輝く。
 雪は山また山と消えていき、
 川はばりばりと最後の音をたて、
 重く、白い氷の屋根を破って、
 その上を迸り、まだ緑の萌えない
 薔薇の生け垣を嬉々として眺め、
 泡立ち、轟々と流れ、白い氷塊を嘲笑う。

 笑い、そして笑い、自分を抑えようともせず、
 りんりんと流れ、はしゃぎまわる。
 太陽はうららかに照り、
 すべての地の襞に春の花が芽を吹き出し、
 若い生け垣はすでにほのかに葉をまとう。
 川は岸を押し流し、大地を洗い、
 もう二度と会えないと思っていた、
 昔なじみの白い獣の群れにうれしそうにあいさつを送っている。

136zero:2018/03/19(月) 11:03:56 ID:DRl55wF2
   Youth .

 青春とは人生のある期間を言うのではなく、心の様相を言うのだ
 優れた創造力、逞しき意志、炎ゆる情熱、怯懦をも却ける勇猛心、
 安易を振り捨てる冒険心、こう言う様相を青春と言うのだ

   年を重ねただけで人は老いない 理想を失うときに初めて老いが来る
歳月は皮膚のしわを増すが、情熱を失う時に精神はしぼむ
   苦悶や狐疑や、不安、恐怖、失望、こう言うものこそ恰も長年月の如く
人を老いさせ、精気ある魂をも芥に帰せしめてしまう

   年は七十であろうと十六であろうと、その胸中に抱き得るものは何か
曰く、驚異への愛慕心、空にきらめく星晨、その輝きにも似たる事物や
思想に対する欽仰、事に処する剛毅な挑戦、小児の如く求めて止まぬ探求心

人生への歓喜と興味
人は信念と共に若く 疑惑と共に老ゆる
人は自信と共に若く 恐怖と共に老ゆる
希望ある限り若く  失望と共に老い朽ちる

   大地より、神より、人より、美と喜悦、勇気と壮大、そして偉力の霊感を受ける
限り、人の若さは失われない これらの霊感が絶え、

悲嘆の白雪が 人の心の奥までも蔽いつくし、

皮肉の厚氷がこれを堅くとざすに至れば、

この時にこそ人は全く老いて、神の憐れみを乞うる他はなくなる

137クラークへ:2018/03/19(月) 11:08:09 ID:DRl55wF2

年老いたものに新時代の価値を予言して

彼らを打ち滅ぼさん

ひとつの時代とは死にゆく夢の謂なれば

生まれいずる夢の謂なれば

138計劃:2018/03/20(火) 17:14:31 ID:VsHsaqiw

     イタリアを望む     

湖のかなたに、バラ色の山の後ろに、
イタリアが横たわっている、私の青春の賛仰の国が、
私の夢になじんだ故郷が!
赤い木立ちは秋を語っている。

私の一生の秋の始めにのぞんで
私はひとりすわって、
世界の美しいむごい目をのぞきこみ、
愛の色を選んで、描く。

この世界は私をあんなにも度々欺いたが、
私はやっぱり世界をいつもいつも愛している。

愛と孤独、
愛と、満たされぬあこがれ、
それが芸術の母だ。
私の一生の秋にもまだ、
それらは私の手を引いて導いてくれる。

そのあこがれの歌が
湖と山々と、別れを告げる美しい世界に
不思議な力で輝きをひろげる。

139zero:2018/04/17(火) 09:16:10 ID:6JnLSc6c

ブレアの馬鹿の次はマクロンか

       ,,,,,,,..........,
    ./"´:;;::;;;: ::::;::"ソヽ
    / ,ヘ〜-ー'´⌒``ヽ:ヽ
   / ノ 彡:三:三:三:ミ |:\
   | |.__...,,;;ィ  t;;;;,,,_:ヽ |
   | |シ ,ィェィ') (.ィェィ、 ミ| |
   !r、|  ''''''. | | ''''''  Y )
スチャ ヽ{ ヽ. (r、 ,n)  /:: };ノ   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  ∧、し}  : 、___二__., ;:::::jJ  < 大量破壊兵器見つけたwww 爆撃 爆撃www
/⌒ヽ\!、.:. ´ ..::::... `ノ::::ノ    \_________
|( ● )| i_,〉、ゝ::::';;;;;;;'ノ/
\_ノ ^i |ハ  ∀ \ 
 |_|,-''iつl/  † ̄ ̄ ̄ ̄/
  [__|_|/〉 .__/  GOD /_____
   [ニニ〉\/____/




  狂気。同じ事を繰り返し行い、違う結果を予期すること
     byアルバート・アインシュタイン




137 :9.11は世界史の後退でしかなかったな:2011/09/11(日) 09:28:37.26 ID:1znbOMGO0
    ,,-‐-〜ー-、,
  / ⌒   〜ミヾ)-、
 //,/⌒ヾ─-‐" ̄ヾ  i
 l〃i   彡三ミ _  |ミ、}  ━━┓┃┃
__|,〃   __,,,.ハ、,ー  ヾ,ノ┐     ┃   ━━━━━━━━
|ヽ{   ,´´~ | | ~``、  }イノ.     ┃                ┃┃┃
`し|    , J レ 、   |J´     。                        ┛
  | l  /\_,/,.ヽ i |   ゚ 。
  |   ! ,. ''    ≦ 三
.  \ │ゝ'゚       ≦ 三 ゚。 ゚
    _\_。≧       三 ==-
  /|::::| -ァ,         ≧=- 。
 /| ;;;;>;;| ノイレ,、        >三  。゚ ・ ゚

戦争はしようと思ったときに始まる。しかし、終わって欲しいと思ったときには終わらない。
byマキァヴェリ

140zero:2018/04/17(火) 09:18:50 ID:6JnLSc6c
   !      |   /:::. .:::::! |   | |:::     ,.;:
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   ヽ     l!  |'_´=ミヽ 、ヽl   | | ,  '   ::
    ヽ    |メ´ r' /,、`ヽ ミ弍=- !-レ'::. :ヽ、_,. =
     ヽ /|,.イ | i: : :|l|: : ! ヾヽ ハ,!;; _,...,_ :::::/
      メ  ! ! l l: : :|l|: : !  :::\! \ ,,  ..::: ´
.      ヾ  \ヽ| ヾ; :__;.ノ  ,::::::::::.\    ::::::
\      i,\ \,_   ,. -',. -ー  ::.     ..:::ヽ
\.\     \\ ヽ、 ̄-ー'''''          '''''
  \ `ヽ、    \``ー-ゝ        ,!
ゝ、 ヽ  ` ヌォ、  `ヽ、         ヽ
 `      ! ヽ:::`..ー-ゝ   ..:;rー- 、__, -─- 、
        !   >:::     :::/ゝ、__  ,, _,__,.__ ノ
       ,' | / `ヽ、   :::!、          ,.
       /i l /     >ォ、   ̄  ̄ ̄ ̄  ̄ ̄
     /_/ /' ,. -ー' ´  | !ヌヽ、        ,..
      / !/ ̄       > ヽ !  `ヽ 、_ ,. -' ´
    /  /         ∨` ` ー- 、_   /

我々はみな芸術が真実ではないことを知っている。芸術は我々に真実を悟らせる嘘である。
  byパブロ・ピカソ

141出崎:2018/04/17(火) 09:23:43 ID:6JnLSc6c

     Prospice    
 
  死を恐れる? 喉が霧のために苦しくなり、
    眼が霞のためにぼやけるのを、私が恐れる?

  いかにも、雪が降りだし、疾風が吹き出せば、
    ああ、俺も最後の土壇場に近づいたと、――

  暗黒と嵐の本拠に、敵の牙城に、ついに
    近づいた、と私も悟るかもしれぬ。

  そこには、あの恐るべき「恐怖」が姿を現すかもしれぬ。
    だが強い男は怯むことなく前進しなければならぬのだ。

  旅路は終わり、越すべき峠は越した、
    障壁もまさに崩れ落ちようとしている。


  とはいえ、もう一戦が、一生涯をかけて戦い求めた
    勝利の栄冠を手にするためもう一戦が、残っている。

  私は終始戦ってきた男だ、だから、もう一戦が、
    必死の最後の戦いが残っているのだ!


  死神に目隠しをされ、そのお情けに縋って、鞠躬如(きっきゅうじょ)として
    その関門を通り抜けるなどもっての他だ。

  断じて否だ! 私には死の一切を味わわせ、仲間である
    昔の英雄たちと同じ運命を辿らせ、
  
  真っ向からその衝撃を受けさせ、苦痛と暗黒と凍冷という、
    生命の負債を一挙に返却させてもらいたい。

  なぜなら、勇者には、突如として、最悪の事態は最善の
    ものへと一変し、暗澹たる瞬間は終わってゆくからだ。

  いや、吹きすさぶ嵐も、荒れ狂う悪魔の怒号も、
    静まり、穏やかな調べとなり、

  忽然として変化し、苦痛から脱却した平静が現われ、
    ついで光が現われ、ついで君の胸元が現われるからだ。

  おお、わが妻よ、わが魂の魂よ! 私は再び君を抱くのだ、
    そして、その他の一切は神の御心に委ねるのだ!

142zero:2018/04/27(金) 18:36:03 ID:mhVB0l..
  プロローグ

       この詩集を持った友に

 もう伝説のようになっている少年のころから
 私を動かして喜ばしたことのあるものを、
 考えたことや、夢みたことや、
 祈りや、求愛や、嘆きなどにちなむ、
 たまゆらな、色とりどりの落ち穂、残らず、
 あなたはこのページの数々に見出します。
 それが好ましいものか、無益なものかは、
 あまりむきになって問わないことにしましょう――
 やさしく受け入れてください、この古い歌を!

 私たち、年とったものにとっては
 過ぎ去ったものの中にたたずむことはゆるされており、慰めにもなります。
  
 この数千行の詩句の背後には
 一つの命が花咲いています。かつてはそれは甘美だったのです。

 こんなつまらないものにかまけたことを
 追求されたとしても、私たちは、
 今夜飛んだ飛行士達よりも
 血にまみれた痛ましい大軍よりも、
 この世界の偉大な支配者たちよりも、
 かるがると自分の荷物を背負っているでしょう。

14321世紀らしい出来事だったな:2018/04/27(金) 18:52:01 ID:mhVB0l..
            _r-||-
           /  .||  \            優しさを失わないでくれ
          /   ||   ヽ          
         _/ _  | _,,,,_ |           弱い者をいたわり 互いに助け合い
         |Y. |,. ヽ | (  ) |-i         
      _  .||  '-" | 'ー' |/         どこの国の人達とも友達になろうとする気持ちを失わないでくれ
      /  ̄'-ヽ    |    /          
     /' ヽヽ|-'ヽ r====-i /          .例えその気持ちが何百回裏切られようと
    /  <ー   ヽ_ヽ|_|.ノ/           
   /   /   丿;;;; ̄ ̄;;;ヽ、_        . それが私の最後の願いだ
  /'    / ̄"''"o ̄ ̄'ヽ;;r ̄  0"ー-      
 ./\___/;;;; ヽ;;|  O   |;;|   O |  \      
. /    /  |;;||;;|  O  (_)  O  |;;|;;;ヽヽ      .
 |    /;;;;;;;;;;;;;||;;ヽ  O  /-ヽ O  |;;;|;;;;;ヽ.ヽ     .
 ヽ__/_,,,ヽ;;;;;;;;ヽ  ヽ--"/ヽヽ;;;;;;;ノ |;;;;;;;ヾヽ    
       \;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/∧;;;;;;;;;;;;;ヽ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
   :::::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::::
     :::::::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:::::::     ∧_∧
      ::::::::::::::::::::::::::::       ( ::;;;;;;;;:)兄さん・・・
        ::::::::::::        /⌒`'''''''''''^ヽ
               /⌒ヾ/ / .,;;;;;;:/.:;|
-―'――ー'''‐'ー'''―‐'―''''\,./ / .::;;;;;;:/‐'| :;|'''ー'-''―
 ,, ''''  `、 `´'、、,   '''_ソ / `:;;::::ノ,,, | :;| '''  、、,

永い歴史の中で数限られた世代の人々だけが、
世界の平和と幸福を築くことを背負わされる。
私はその責務から逃れない。

JFKの墓碑銘




政治屋は次の選挙のことを考え、政治家は次の時代のことを考える。
byジェームズ・フリーマン・クラーク

1446月7日:2018/06/18(月) 02:48:26 ID:lT1wgCYw
          Heraclitus    


 ヘラクレイトスよ、人の噂によれば君は死んだとのこと、
 この辛い報せを聞いて僕はなんど辛い涙を流したことか。
 君と僕は終日、そうだ、太陽が辟易して沈むまで、いくたび、
 談笑の時をすごしたことか! そのことを思い、僕は泣いた。

 ヘラクレイトスよ、カリアから来た友よ、君が一握りの灰と
 化し、永遠の眠りについてから、長い歳月がたった、――だが、
 今でも、君の快い、夜鳴鶯のような声が響いている。死は、
 一切を奪い去るが、君の声を奪い去ることはできないのだ・

145king of pop:06月25日:2018/06/18(月) 02:51:07 ID:lT1wgCYw

    喜びをもって


  喜びをもって……
  
  ただひたすらに感情を爆発させようとする、
  燃え上がり、陶然としている一連の人々……

  喜びをもって……

  わたしたちの内部に貯えられたエネルギーはすべて、
  この歓呼、歌、ステップで使い果たされる――

  周りで見物している人にとっては、この踊りは無秩序な叫び、
  足踏みとしかみえないかもしれない。

  しかしわたしたちにとっては、これはわたしたちの生活、
  わたしたちの願いのシンボルなのだ――

  《 あらゆる領域で自由を! 》

  そして、始めはゆるやかに揺れ――ぶらり、ぶらり――
  突然、踊りは解き放たれ、嵐のようにすべてをひっさらっていく……

  わたしたちはみんないっしょに笑い、歌い、歓声をあげる――
  そして踊りに踊る――息が絶えてしまいそう……

  ようやく、このもつれ合いは解きほぐれる。わたしたちは疲れ、
  しわがれ、息もつけない――それでもわたしたちは幸福なのだ!

14610年目:2018/06/18(月) 02:54:17 ID:lT1wgCYw
けれども
いまごろ ちゃうど おまえの年ごろで
おまえの素質と 力をもってゐるものは
町と村との一万人の中に おそらく5人はあるだろう
それらのひとのどの人も
またどのひとも
五年のあひだに
それを大抵無くすのだ
生活のために けずられたり
自分でそれを なくすのだ

すべての才や
力や材といふものは
ひとにとどまるものではない
ひとさへひとにとどまらぬ
おまへのいまのちからがにぶり
きれいな音の正しい調子と
その明るさを失って
ふたたび回復できないならば
おれはおまへを
もう見ない

なぜならおれは
すこしぐらゐの仕事ができて
そいつに腰かけてるやうな

そんな多数をいちばん
いやにおもふのだ

みんなが町で暮したり
1日あそんでゐるときに

おまへはひとりで
あの石原の草を刈る

そのさびしさで
おまへは
音をつくるのだ

多くの侮辱や
窮乏の
それらを噛んで
歌ふのだ

ちからのかぎり
 そらいっぱいの
    光でできた
  パイプオルガンを弾くがいい。

1477月12日ホーガンへ:2018/08/09(木) 05:49:12 ID:hovn9LGM
    宇宙的なものの歌


 詩神はいった、さあ
 どんな詩人もまだ歌わなかった歌を、私にうたってくれたまえ、
 宇宙的なものについて、私に歌ってくれたまえ。


 我々のこの広漠たる地球の中に、
 私たちはこの無限大の粗笨と鉱滓のただ中に、その中央核心のなかに包まれて、安全に、
 完全な種子が静かに横たわっている。


 全ての生命には、ある役割、多少なりとも役割がある、
 何もまだ生まれていないが、それだけは生まれており、
 覆い隠され、または露出したままで、その種子は待っている



 それは夢なのだろうか。
 否、それの欠けていることこそ夢なのだ、
 そしてそれがなくては、生の教訓も、富も、一場の夢に過ぎない
 そしてその全世界も、ただの一炊の夢にすぎないのだ

1487月1:2018/08/09(木) 05:50:21 ID:hovn9LGM
    宇宙的なものの歌


 詩神はいった、さあ
 どんな詩人もまだ歌わなかった歌を、私にうたってくれたまえ、
 宇宙的なものについて、私に歌ってくれたまえ。


 我々のこの広漠たる地球の中に、
 私たちはこの無限大の粗笨と鉱滓のただ中に、その中央核心のなかに包まれて、安全に、
 完全な種子が静かに横たわっている。


 全ての生命には、ある役割、多少なりとも役割がある、
 何もまだ生まれていないが、それだけは生まれており、
 覆い隠され、または露出したままで、その種子は待っている



 それは夢なのだろうか。
 否、それの欠けていることこそ夢なのだ、
 そしてそれがなくては、生の教訓も、富も、一場の夢に過ぎない
 そしてその全世界も、ただの一炊の夢にすぎないのだ

14907/15:2018/08/09(木) 05:52:06 ID:hovn9LGM
           Heraclitus    


 ヘラクレイトスよ、人の噂によれば君は死んだとのこと、
 この辛い報せを聞いて僕はなんど辛い涙を流したことか。
 君と僕は終日、そうだ、太陽が辟易して沈むまで、いくたび、
 談笑の時をすごしたことか! そのことを思い、僕は泣いた。

 ヘラクレイトスよ、カリアから来た友よ、君が一握りの灰と
 化し、永遠の眠りについてから、長い歳月がたった、――だが、
 今でも、君の快い、夜鳴鶯のような声が響いている。死は、
 一切を奪い去るが、君の声を奪い去ることはできないのだ

15007/15:2018/08/09(木) 07:01:16 ID:hovn9LGM
           Heraclitus    


 ヘラクレイトスよ、人の噂によれば君は死んだとのこと、
 この辛い報せを聞いて僕はなんど辛い涙を流したことか。
 君と僕は終日、そうだ、太陽が辟易して沈むまで、いくたび、
 談笑の時をすごしたことか! そのことを思い、僕は泣いた。

 ヘラクレイトスよ、カリアから来た友よ、君が一握りの灰と
 化し、永遠の眠りについてから、長い歳月がたった、――だが、
 今でも、君の快い、夜鳴鶯のような声が響いている。死は、
 一切を奪い去るが、君の声を奪い去ることはできないのだ

1518月に:2018/08/09(木) 07:03:10 ID:hovn9LGM


  平和に向かって

     一九四五年復活祭、バーゼル放送局の休戦祝典のために



 憎しみの血の戦乱から目ざめて
 まだ戦争の電と光と殺人の騒音に
 目もくらみ、耳しい、
 身の毛のよだつようなあらゆることになずんでいるが、
 疲れはてた戦士は
 恐ろしい日々の営みをやめて、
 武器から離れる。



 「平和!」ひびく、
 おとぎ話の中からのように、子どもの夢の中からのように
 「平和!」だが、心はあえて喜ぼうとしない。
 今 心には涙のほうがずっと近いのだ



 私たち哀れな人間は
 善いことも悪いこともできる。
 動物であると同時に神々なのだ!
 苦しみと恥が
 きょうはまだ私たちを地面におしつける!

 
 だが、私たちが希望する。私たちの胸の中には
 愛の奇跡の
 燃える予感が生きている。

 兄弟よ! 私たちにとっては、
 精神に向かって、愛に向かって、帰る道が、
 すべての失われた天国に向かって、通じる門が、
 開かれている。


 欲せよ! 望めよ! 愛せよ!
 世界は再び君たちのものになった。

152合衆国憲法修正第1条 ではどのように実現するのか?:2018/08/09(木) 13:48:30 ID:hovn9LGM
ウィキリークス宣言:情報は民主主義の通貨だ


情報は民主主義の通貨だ」という トマス・ジェファーソン

スウェーデン送還は、アサンジの死刑を望むアメリカ送還につながる危険性が高く、今後の展開は予断を許さない

「恐怖感がないというわけじゃない。でも不安を知性で克服することが勇気なんだと思う。
勇気とは、どんなリスクがあるのかを把握して、そういった危険をどうやって切り抜け、道を開いていくかを理解することだ。」
世界最強の国家アメリカを敵にまわす盟友の安全を心配した反骨ジャーナリスト、
ジョン・ピルジャーに応えたジュリアン・アサンジの言葉だ。

ウィキリークスによって漏洩された英国防衛庁の文書のひとつは「ジャーナリスト」をこう説明している:「恐れを知らず、媚びることなく公共の利益に貢献するジャーナリスト」は「破壊活動分子」であり「脅威的存在」である。これに対し、ピルジャーはこう啖呵を切った。

「まさに名誉の勲章だ!」

153ew:2018/08/09(木) 16:37:41 ID:1iWDfWcg
目当ての女子を骨抜きにして奴隷にしたい奴ちょっと来い。
2000円弱とコレがあれば夢が叶うぞ。
bit.ly/1ayVQ7n

154ZERO:2018/08/10(金) 06:40:02 ID:m4rTU8mE

我々の進むべき道は、勇敢な抵抗か、卑屈な服従か。

人々の権利を確保するため、人々の間に政府が組織される。
ジョージ・ワシントン


250 :メロン名無しさん:2007/02/27(火) 00:44:02 ID:???0
【福岡・中2自殺】 「死んでせいせいした」の”いじめ集団”、数人を書類送検するも…「中心的メンバーではない」★
+    . .. :....    ..  .. .
    ∧∧   もうちょっと 待っとってくれんね
    (* 'ω') ..+
   +  .. .  .. +..  やさしか人達が あんたのこと 応援してくれとる
   .. :..     __  ..
          .|: |       みなさんが 絶対に あんたの仇ばとってくれるよ・・・・・
          .|: |
       .(二二X二二O
            |: |    ..:+ ..
      ∧∧ |: |
      /⌒ヽ),_|; |,_,,
_,_,_,_,,〜(,,  );;;;:;:;;;;:::ヽ,、
   "" """""""",, ""/;
  "" ,,,  """  ""/:;;
  ""   ,,""""" /;;;::;;

155看板:2018/08/13(月) 01:34:19 ID:NZBf1c/w
汚れっちまった悲しみに
今日も小雪の降りかかる
汚れっちまった悲しみに
今日も風さえ吹きすぎる

汚れっちまった悲しみは
たとえば狐の革裘(かわごろも)
汚れっちまった悲しみは
小雪のかかってちぢこまる

汚れっちまった悲しみは
なにのぞむなくねがうなく
汚れっちまった悲しみは
懈怠(けだい)のうちに死を夢(ゆめ)む

汚れっちまった悲しみに
いたいたしくも怖気(おじけ)づき
汚れっちまった悲しみに
なすところもなく日は暮れる……

156お盆:2018/08/13(月) 01:38:05 ID:NZBf1c/w


 昔の知人が忘れられ、 
  思い出されなくて、いいか。

 昔の知人や昔のことが、
  忘れ去られていいものか。


 昔々の思い出に、
  昔々の思い出に、

 なお友情の盃を傾けよう、
  昔々の思い出に

1578/21 スコット:2018/08/22(水) 09:14:24 ID:VpTwI/Ag
     兵士  

もし僕が死んだら、これだけは忘れないでほしい、――
  それは、そこだけは永久にイギリスだという、ある一隅が
異国の戦場にあるということだ。豊かな大地のその一隅には、
  さらに豊かな一握りの土が隠されているということだ。
その土は、イギリスに生をうけ、物心を与えられ、かつては
  その花を愛し、その路を闊歩した若者の土なのだ。
そうだ、イギリスの空気を吸い、その川で身をそそぎ、その
  太陽を心ゆくばかり味わった、イギリスの若者の土なのだ。


また、―――もし僕の心が罪を清められ永遠者の脈うつ心に溶け
  こめるならば、感謝の念をこめて、故国によって育まれた
  数々の想いを故国に伝えるであろうことを、―――
故国の姿や調べを、幸福な日々の幸福な夢を、友から学んだ
  笑いを、祖国の大空の下で平和な者の心に宿った
  あの優しさを、故国に伝えるだろうということを。

158同じ過ちをしてる人々がいるが:2018/09/02(日) 00:02:08 ID:gny.vX7E

  Religio Laici     理性と啓示
 
             

 理性の心に対する覚束ない役割は

 独り疲れてさ迷う旅人に対する
 月や星の借りものの光に似ている、

 高いところでは空をほのかに照らし出すそれらの天体が
 低い地上の我々を照らさないように、
 理性の薄暗い光が与えられたのは

 我々の疑問を明らかにするためではなくて、


 一段と明るい光へ我らを導くためなのだ。

159もう一度:2018/09/03(月) 23:53:04 ID:ThfKNmts
昨日から雨は止まない でも傘なんて持ってない
悲痛 現実 僕らいつも雨曝しで
って言う諦めの果てで 「それでも」って僕等言わなくちゃ
遠くで戦っている 友よ挫けるな

ふざけんなって借りを返す為に 僕は立ち上がるんだ もう一度

160ZERO:2018/09/07(金) 05:58:40 ID:T80irCos
   八月の終わり     

もう諦めていたのに、夏は
もう一度力をとりもどした。
夏はだんだん短くなる日に凝り固まったように輝く、
雲もなく焼きつく太陽を誇りの顔に。

このように人も一生の努力の終りに、
失望してもう引っ込んでしまってから
もう一度いきなり大波に身を任せ
一生の残りを賭して見ることがあろう。

はかない恋に身をこがすにせよ
遅まきの仕事に取り掛かるにせよ
彼の行いと欲望の中に、終りについての
秋のように澄んだ深い悟りがひびく。

161みんな困難はあるが頑張ろう:2018/09/07(金) 06:03:23 ID:T80irCos

  白い雲


おお見よ、白い雲はまた
忘れられた美しい歌の
かすかなメロディーのように
青い空をかなたへ漂っていく!


長い旅路にあって

さすらいの悲しみと喜びを
味わいつくしたものでなければ
あの雲の心はわからない。


私は太陽や海や風のように
白いもの、定めないものが好きだ。

それは、ふるさとを離れたさすらい人の
姉妹であり天使であるのだから。

162詩歌:2018/09/12(水) 08:49:51 ID:9tW/2J2g
「ファイト」
あたし中卒やからね 仕事をもらわれへんのやと書いた
女の子の手紙の文字は とがりながらふるえている
ガキのくせにと頬を打たれ 少年たちの眼が年をとる
悔しさを握りしめすぎた こぶしの中 爪が突き刺さる


ファイト! 闘う君の唄を
闘わない奴等が笑うだろう
ファイト! 冷たい水の中を
ふるえながらのぼってゆけ


暗い水の流れに打たれながら 魚たちのぼってゆく
光ってるのは傷ついてはがれかけた鱗が揺れるから
いっそ水の流れに身を任せ 流れ落ちてしまえば楽なのにね
やせこけて そんなにやせこけて魚たちのぼってゆく


ファイト! 闘う君の唄を
闘わない奴等が笑うだろう
ファイト! 冷たい水の中を
ふるえながらのぼってゆけ


ああ 小魚たちの群れきらきらと 海の中の国境を越えてゆく
諦めという名の鎖を 身をよじってほどいてゆく


ファイト! 闘う君の唄を
闘わない奴等が笑うだろう
ファイト! 冷たい水の中を
ふるえながらのぼってゆけ


ファイト! 闘う君の唄を
闘わない奴等が笑うだろう


ファイト! 冷たい水の中を
ふるえながらのぼってゆけ


ファイト!

163ZERO:2018/09/13(木) 00:56:12 ID:rCqSYeBI



        白 い 月
  
 
         

 白い月
 森に映え、
 枝々から
 葉をふるわせて
 発する声・・・・・・


 おお 愛する人よ。


 底深い
 池の鏡に
 映る影、
 その黒き柳に
 風は泣き・・・・・・

 
 さあいまは、夢みる時。


 ゆったりと
 やさしい和らぎが
 月の渡りの
 虹色の空から
 降りてくるよう・・・・・・


 いまこそは 妙なる時刻。

164誕生日:2018/09/13(木) 00:59:05 ID:rCqSYeBI
109 番組の途中ですが名無しです New! 2006/05/11(木) 01:25:50 ID:ytWEIMoo0


この世界が君のために存在すると思ってはいけない。
世界は君を入れる容器ではない。


世界と君は、二本の木が並んで立つように、どちらも寄りかかることなく、
それぞれまっすぐに立っている。
君は自分のそばに世界という立派な木があることを知っている。それを喜んでいる。
世界の方はあまり君のことを考えていないかもしれない。


でも、外に立つ世界とは別に、君の中にも、一つの世界がある。
君は自分の内部の広大な薄明の世界を想像してみることができる。

君の意識は二つの世界の境界の上にいる。


大事なのは、山脈や、人や、染色工場や、セミ時雨などからなる外の世界と、
君の中にある広い世界との間に連絡をつけること、
一歩の距離をおいて並び立つ二つの世界の呼応と調和をはかることだ。

たとえば、星を見るとかして。

二つの世界の呼応と調和がうまくいっていると、毎日を過ごすのはずっと楽になる。
心の力をよけいなことに使う必要がなくなる。
水の味がわかり、人を怒らせることが少なくなる。
星を正しく見るのはむずかしいが、上手になればそれだけの効果があがるだろう。
星ではなく、せせらぎや、セミ時雨でもいいのだけれども。

165ZERO:2018/09/13(木) 01:00:34 ID:rCqSYeBI
 The Scholar

私は多くの故人に囲まれて毎日の生活を送っている。
あたりを何気なく見回しただけで、
忽ち彼らの姿が目に付く。
いずれも大昔の先達で
親しい、信頼のおける人たちばかりだ。
私は毎日彼らと話を交わしながら暮らしている。


嬉しい時には、彼らと喜びを分かち合い、
悲しい時には、彼らに慰めてもらえる。
この人たちにどれほど自分が
お世話になっていることかと、しみじみ思うにつけ、
深い感謝の念が胸に込み上げてきて、
いつのまにか、頬に涙が流れてくることもしばしばだ。


私はこれら故人と思いをともにし
永い間一緒に暮らして今日に及んでいる。
私は彼らの美徳を愛し、彼らの弱さを不憫に思い
その希望や不安を我が事のように感じ
それらの教訓から、人生いかに生くべきかについて、
敬虔な思いをこめて学んでいる。


私はこれら故人と希望をともにしている、そして
もうすぐ近いうちに、彼らの仲間になれると思う。
そしたら、一緒に長い旅に出て、あの
永遠の未来へと行けそうな気がしている。
だが、たとえ私が墓の下の土と化しても、
神に嘉される一つの名前を後に残せたら、と思っている。

166人間賛歌:2018/09/17(月) 12:47:07 ID:q4aWkusY
忘れてはいけない


忘れてはいけないことが必ずある
口に出すことができない人生でも
忘れてはいけないことが必ずある
口に出すことができない人生でも

許さないと叫ぶ野良犬の声を
踏み砕いて走る車輪の音がする
認めないと叫ぶ少女の声は細い
いなかったも同じ少女の声は細い
でも忘れてはいけないことが必ずある
口に出すことができない人生でも
忘れてはいけないことが必ずある
口に出すことができない人生でも

泥だらけのクエッションマーク心の中にひとつ
なまぬるい指でなだめられて消える
争わないように嫌われないように
歌う歌はキャンディソングだけどだけどだけど
忘れてはいけないことが必ずある
口に出すことができない人生でも
忘れてはいけないことが必ずある
口に出すことができない人生でも

1679月よ さらば:2018/09/30(日) 20:36:36 ID:CDA14Mt2

  September     九 月


 庭が悲しんでいる、
 冷たく花の中に雨が沈む。
 夏がそっと身ぶるいする、
 その終りに向かって。

 金色のしずくとなった木の葉が一枚一枚、
 高いアカシアの木から落ちる。
 夏は驚き疲れて
 死に行く庭の夢の中にほほえむ。

 まだ長い間バラのもとに
 夏はとどまり、休らいを慕い
 おもむろに、大きな
 疲れた目を閉じる。

168NEO:2018/09/30(日) 20:40:11 ID:CDA14Mt2


  栄光の空しさ  



血筋や地位のもたらす栄光などは、
  単なる影に過ぎず、実体などというものではない。
堂々たる鎧で身を守っていても、運命には逆らえないのだ。
  王様だって氷のような手をもった死神に見舞われる。
  王笏や王冠を誇った者も、
  必ず真っ逆様に転落し、
土の中に入ってしまえば、曲がった鎌や鋤を使って
野原で働いていた農民と同じ身分になってしまうのだ。


野原ならぬ戦場で武勲をたて、敵を殺した記念に
  その場所にわざわざ月桂樹を植える者もいる。
だが、その武勇を誇った強靭な肉体もやがては亡びる。
  啀み合うのもいつも仲間同士のことで、
   遅かれ早かれ、
   彼らは運命の前に平身低頭し、
わけの分からぬうわ言を呟きながら息を引きとる、――
蒼白な囚人然として死の世界へ引きずりこまれるというわけだ。


私は言いたい、――君たちの額を飾っている花輪も、
  必ず凋む。だから、自分の偉業を誇るのはやめるがいい。
そして、死神の赤い祭壇をよく見ることだ、
  そこには勝者即敗者の血が流れている。
   いずれ栄光を誇った君たちの頭も、
   冷たい墓場の下に入ってしまうのだ。
だが、正しく生きた人間の営みだけが、
土の中でもフクイクと薫り、爛漫と咲き誇るのだ。

169NEO:2018/10/01(月) 01:17:44 ID:.nMG6vUI

286 :世界@名無史さん :2006/09/12(火) 02:06:19 0             _. -=ニ::_Z ̄ニ=-  .._
        / (:_: ;r'": :/:: ̄:7''ヽ:,r': ̄`ヽ、
        /: : : : : :ヽ、:_(_: : : (:: : : :\,r=‐':"⌒ヽ._
      / : : : : : ; ': : : : : : ̄::ヽ、__/: : : : : l: : :/ミノ
     ' : : : : : / : : : : : : :__:ヽ_: /:: :l: :l: : : : l : ゙‐'ヽ
     l: : : : : :;' : : : : : : (((//゙ハ、 : l: :l : : : l: : : l : ',
.    l: : : : : :l: : : : : : : : : : : :`Vノ : l: :l: : : ,' : : ;': l:ll
    l: : : : : :l: : : : : : : : : : : l: :/:l :l: :l: :l:: :/ /::/: :;リ|   
    l: : : : : :l : : : : : : : : : : l: :l::ノ: }: :} l / /::/レj:/::|   
.     l: : : : : l: : : : : : : : : : :l: :|/_;イ_;イ_;リ、// .ノ/:|
     '; : : : : l: : : : : : : : : ::l: :|ニニ ‐--ミ`' } ,ィチj゙ :|   
    /´ヽ: : : :l; : : : : : : : : :l: :|z't'ツ"_>`` '" {^~ |: :|  
  / ¶′\: :ll : : : : : : : : l: :| `~¨´ (::"′   ',ノl: :j   
,r‐{   , \ll : : : : : : : :l: :| :.           ∨ノ:|
  ! ¶′',  r、\: : : : :::::l: :| :.      .._ /´): :l
 ¶′   \ ヾ>、\: : : ll: :|  :.       __-了:/::;' 真の勇気とは、全世界を前にしてなお
エエエュ┬r 、\ `ヾ>、\:ll: :|   :   ‐.._'´¨´ノ:/::/ なし得ることを、目撃者なしにやってのけることだ。
―‐ - 、 ̄`<〉、 ヽ、._`^‐-\ト 、 :      ̄「V/
 ¶′   \ `<〉、 \` ー==┬''^ヽ、 ...__ ノ
   ¶′  \ `〈>、 ヽ`:r'"||  ,タ ¶ }
¶′    ¶′ヽ  `〈>、ヽ i || ,タ  /

byラ・ロシュフーコー

17010月21日 ありがとう:2018/10/21(日) 04:14:57 ID:IJwYNnSs


天使とは、美しい花をまき散らす者ではなく、苦悩する者のために戦う者のことだ。
  by ナイチンゲール

17110月21日 ありがとう 5月30日は墓前にて挨拶した:2018/10/21(日) 04:19:37 ID:IJwYNnSs
     イズラフェル   


 そして天使イズラフェル、
その心の糸は琵琶となり、
神の造りたまいし全てのもののうち最も美しい声をそなう。 
―KORAN


天上にめずらしい精霊すみたまい、

 「その心の糸、琵琶となる」
えもいわれぬ歌の巧みさ、何びとも
この天使イズラフェルには及ばない。
めくるめく星たちも(伝説の伝えるところ)
歌をやめ、みんな黙して、
 聴きほれる、その声の魔力に。


よろよろと、真夜中に、
 中天高くよろめきながら、
 恋心そそられた月は、
恋の想いに顔赤らめる。
 また紅の稲妻も、耳を傾けるため、
 (7人で急ぎ駆けてゆく
  すばる星まで一緒になって)
 天空に立ち止まる。

みながいう(星の合唱隊や
 耳傾けるもろもろの者たちが)
イズラフェルの火をなす調べは
かたわらに彼のすわってうたう
 あの竪琴のおかげだと―
あの常ならぬ糸からなる
命をもってふるえる弦のおかげだと。

しかしこの天使の歩む空は、
 深い想いがつとめである国――
愛が円熟した神としてあがめられる国――
 天女らのまなざしに
地上の者が星を仰いで拝跪する
 すべての美の宿っている国。
してみれば、君は正しい、
 イズラフェルよ、情熱のこもらぬ歌を
見下してさげしすむのも。
月桂樹は君のもの、
 この上なく賢くて、この上なくすぐれた詩人よ!
心楽しく、永久に生きよ!

天上の恍惚は
 君の燃える調べにふさわしい――
君の悲しみ、君の喜び、君の憎しみ、君の愛は
 灼熱の君の琵琶にふさわしい――
 星たちが黙してしまうのも当然だ!

そう、天国は君のもの、しかし地上は
 楽しみと苦しみの混じりあう世界。
 われらの花はただの――花、
君の完璧な幸せの落とす影が
 われらの幸せの日の光かがやくところ。

もしもこのわれ
イズラフェルの住んだきた所に住み、
 彼、わが住む所に住んだなら、
彼もあれほど巧みにうたえないかもしれぬ
 人の世のメロディ―を、
また、いやまさる調べがあふれ出るかも知れぬ
 天上のわが竪琴から。

172風が吹いている:2018/11/10(土) 20:19:46 ID:ThfKNmts
夢の栓をひねり過ぎては胸を痛めてしまう
だけど君の野生はそれを止めようとしない

渡り始めている橋の向こうが
君の背中で景色に変わる

分かり合える事ばかりでは恋は沈んでしまう
君のことを殺さないように恋を無くさないように

ここから見つめる空の姿は君の寂しさと似ている

眠れない夜があるなら柔らかな手でありたい
愛だけが通れる道で黙って君と朝を見たい

遠くへ 風が吹いてる

17310月27日永眠:2018/11/15(木) 06:41:41 ID:w0c/YR66
   The Woodspurge   

 風がざわめき、風がしずまった――
 林と丘を吹き抜け、急に死んだようにやんだのだ。
 私は風の命ずるままに、歩き通してきたのだが、
 やっとの思いで腰を下ろした、――風が静まったから。

 両膝に間に顔をうずめてじっとしていた、――
 堅く結んだ口からは、悲しみの言葉も出なかった。
 垂れ下がった髪が草の上にかぶさり、
 鋭くなった耳には、陽射しが過ぎてゆくのが聞こえた。

 目を大きく見開くと、ずっと向こうまで?がった、
 十本ばかりの雑草がはっきりと眼に映った。
 光を避けるようにして生えていた数本雑草の中に
 燈台草が花を付けていた、――一つの花に三つの萼。


 悲しみが極まれば、分別がどう、
 況や思い出がどう、といった事は問題にならない。
 その時、私が知り、今でも記憶に残ってることは唯一つ、――
 燈台草の花には三つの萼があるということ……。

17411月13日 戦い忘れた人のために:2018/11/15(木) 06:48:55 ID:w0c/YR66
   コフタの歌     

さあ!私のさしずに従って
お前の若い時代を利用せよ、
時を逸せずもっと賢くなれ。
運命の大きなはかりの上では
針が静止することはまれだ。
お前は上がるか、さがるかしなければならぬ。
支配し獲得するか、それとも
服従するか、失うかしなければならぬ。
忍苦するか、凱歌をあげるかだ。
鉄砧になるか、ハンマーになるかだ。

175ZERO:2018/11/15(木) 06:51:10 ID:w0c/YR66
   「貧困と死の巻」
 

 なぜなら 主よ 大都会は
 失われたもの そして分解したもの
 最も大きな都会は焔からの潰走に似てます――
 そして都会を慰め得る慰めは何ひとつなく
 その区々たる時が流れ去ってゆきます


 そこで人々はあわれな苦しい生活をし
 深い部屋の中で 身振りも気遣わしげに
 初めて生まれた獣の仔の群にもまして怯えています

 そして戸外であなたの大地が目覚めて息づいているのを
 人々は生きながらもはや知りません


 そこで子供たちはいつも同じ陰影の中にある
 窓際の会談のところで育ち
 遠方と幸福と風にみちた日へ
 戸外で花が呼びかけているのも知らず――

 しかも子供でなければならない宿命のもとに
 悲しい子供となっています


 そこで娘たちは見知らぬ者のために花咲きながら
 子供の頃の安らぎを慕っています
 しかし そのために彼女たちが燃え上がったものがいないので
 ふるえながら また身を閉じ
 蔽いかくされた奥の部屋で
 幻滅の母性の日々を
 意思のない啜り泣きの長い夜々を
 
闘いも力もない冷たい年々を送っています
 そしてまったく闇のなかに死の床が横たわっており
 彼女たちはおもむろにそれに憧れています
 
 そしてまるで鎖につながれているように永くかかって死に
 女乞食のように息が絶えてゆくのです

176ZERO:2018/11/15(木) 06:53:43 ID:w0c/YR66
    I am

 私は生きている。だが、私のことを誰も構ってくれない、
   忘れてしまったのか、友達は見向きもしてくれない。

 私は悲しみで自分の命を縮めている人間なのだ、――
   悲しみが過去の亡霊のように群れをなして出没する、
 あるものは忘れ去った懐かしい影、そして死の影。

 だが、私はまだ生きている、まわりに纏わりつく亡霊と共に
 生きている、そしてやがて侮りと罵りのない世界へ消えてゆき、
   白日夢のどよめく海原へと去ってゆこうとしてる。

 そこには生けるしるしもなく喜びもなく、あるのは、私が
   生涯を通じて築いた名声の難破した姿かも知れぬ。

親しかった者たちも、――かつて私が心から愛した者たちも、
今では私に冷たい、いや、他人以上に冷たい・・・

177ZERO:2018/11/15(木) 06:56:42 ID:w0c/YR66
  死よ、驕るなかれ    


死よ、驕るなかれ、たとえ連中がお前を強大で恐るべき者と
  呼んだとしてもだ――お前はそんな者では全然ない。
  お前が亡ぼしたと自惚れている相手にしても、
死んでなんかいない、――私だってお前に殺せはしないのだ。


お前とよく似た休息と眠りからでも、喜びが溢れ出ている、
  とすれば、お前からはもっと多くの喜びが溢れ出るはずだ。
  敬虔な人たちが喜んでお前と共に旅立つのも当然な話だ、
お前が肉体を休めてくれ、魂を解放してくれるからだ。


お前は、運命や偶然や王侯や絶望した人間のしがない奴隷、
  そして、毒薬や戦争や病気のしがない同居人にすぎない。

  眠るだけならケシの実や呪いに頼る手もある、――しかも、
お前の一撃よりも効目がある。だから威張るのはよすがいい。


ほんの束の間の仮眠から目覚めれば、永遠の命がやってくる。
つまり死は無くなる。死よ、お前は死んでしまうのだ。

178描き続けたものへ:2018/11/15(木) 06:58:32 ID:w0c/YR66
 Das  Gottliche   神  性

 人間は気高くあれ、情け深くやさしくあれ!
 その事だけが、 我らの知っている
 一切のものと  人間とを区別する。

 我ら知らずして ただほのかに感ずる
 より高きものに幸あれ!
 人間はその高きものに似よ
 人間の実際の振る舞いが
 それを信じさせるようであれ

 自然は 無感覚なり。
 太陽は 善をも悪をも照らし、
 月と星は 罪人にもこの上ない善人にも
 同様に光り輝く。

 風と溢るる流れと 雷鳴のあられとは
 ざわめきつつ進み、だれ彼となく捕えては
 急ぎ通り過ぎる。

 同じように運命も
 人々の中に探りの手を入れ、
 少年のけがれない
 巻き毛を捕えるかと見れば
 罪を犯せる
 はげ頭をも捕える

 永劫不変の 大法則に従い
 我らはみな 我らの生存の
 環をまっとうしなければならぬ。

 ただ人間だけが
 不可能なことをなし得る。
 人間は区別し
 選びかつ裁く。
 人間は瞬間を
 永遠なものにすることもできる。

 人間だけが
 善人にむくい、
 罪人を罰し
 癒し救うことができる。
 またすべての惑いさまよえる者を、
 結びつけ役立たせる。

 我らはあがめる
 不滅なものたちを。
 彼らも人間であって
 最上の人間が小さい形で
 なし、あるいは欲することを
 大きい形でなすかのように。

 気高い人間よ、 情けぶかくやさしくあれ!
 うまずたゆまず、 益あるもの正しきものをつくれ。
 そしてほのかに感ぜられた
 より高きもののひな型ともなれ!

179われら:2018/11/15(木) 07:01:02 ID:w0c/YR66
 われら 音楽の創造者

 われら 夢見るもの

 波浪砕ける寂しい波打ちぎわをさまよい

 干あがった川辺に腰をおろす


 世界を見失ったもののうえにも

 世界に見すてられたもののうえにも


 青白き月の光はふり注ぐ

 けれども・・・

180ZERO:2018/11/15(木) 07:02:34 ID:w0c/YR66
 けれども、われらは
 
 この世界を永遠に揺り動かすもの

 この世界に偉大なる都市を築きあげ

 神話から帝國の栄光をつむぎあげる

 心に夢をいだくものよ

 歩を進めて王冠をこそかちとるべし

 新たな歌の調べを知るものが三人いれば

 帝國を斃(たおす)も可なり



 われら年老いて

 地中に埋もれた過去に横たわるも

 吐息をもてニネヴェを興し

 陽気なざわめきもてバベルの塔を築かん

181ZERO:2018/11/15(木) 07:04:34 ID:w0c/YR66
 おお、この身とこの命よ!

 いくたびも思い悩むこの疑問

 信仰のないものが長蛇の列をなし

 都会は愚者であふれんばかり

 どこに美点があるというのか?


 おお、この身とこの命よ! 

 答はひとつ

 きみがそこにいるということ

 命が息づき、この身がまさしく存在するということ

 壮麗な芝居がつづけられ

 きみもそこに一篇の詩を寄せることができるということ



 「きみもそこに一篇の詩を寄せることができるということ」


 「諸君の”一篇の詩”はどんなものになるのだろう?」

182回転木馬:2018/12/09(日) 00:52:23 ID:ThfKNmts
一体この先どうなる?回り続けてよ回転木馬
同じ所を行ったり来たり、悪くないけどもう一歩踏み出そう
いつも邪魔な不安も、側に無いと味濃いめで不安

片手にハイボール、無視していた雑音に乗る
あの頃のもう一人の自分が見てる、自分だけのショータイム

ああ何週目だっけ、繰り返しの昼と夜
変わらなく見えたって、今日を迎えに行こう

でっかいな地球、小さいな自分たち
それぞれにそれぞれのドラマ

ああ何週目だっけ、繰り返しの昼と夜
報われる時なんて来ないんじゃ無いかって

ゴーレディゴー 不安も乗せてさあ行こう

反吐が出そうな毎日だって
ゆっくりでもいいよ さあ廻ってくれ

183平和:2018/12/23(日) 12:09:46 ID:cydrYJaQ


  平和に向かって

     一九四五年復活祭、バーゼル放送局の休戦祝典のために



 憎しみの血の戦乱から目ざめて
 まだ戦争の電と光と殺人の騒音に
 目もくらみ、耳しい、
 身の毛のよだつようなあらゆることになずんでいるが、
 疲れはてた戦士は
 恐ろしい日々の営みをやめて、
 武器から離れる。



 「平和!」ひびく、
 おとぎ話の中からのように、子どもの夢の中からのように
 「平和!」だが、心はあえて喜ぼうとしない。
 今 心には涙のほうがずっと近いのだ



 私たち哀れな人間は
 善いことも悪いこともできる。
 動物であると同時に神々なのだ!
 苦しみと恥が
 きょうはまだ私たちを地面におしつける!

 
 だが、私たちが希望する。私たちの胸の中には
 愛の奇跡の
 燃える予感が生きている。

 兄弟よ! 私たちにとっては、
 精神に向かって、愛に向かって、帰る道が、
 すべての失われた天国に向かって、通じる門が、
 開かれている。


 欲せよ! 望めよ! 愛せよ!
 世界は再び君たちのものになった。

184平和:2018/12/23(日) 12:11:08 ID:cydrYJaQ


428 :名無しさんの次レスにご期待下さい:2013/05/02(木) 06:53:44.28 ID:Agq2jxpG0
              ,. -‐………‐‐一ァ
             /.:::::/l.:::::/.:i::{:::::<_
              /.:::::,lィ≠≧厶∧|`ヽ:::::`ア
             /.:::::/l/ ,f弋{「``  、__厶::::ト
          {::::::::{         く衍∨!::l
          jr弌:!          ′ !」``
          { ⌒`       一 、    }
           ヽー┘            , '
           `T7        , '
            个        /
.              |     厂「´
         _. -‐┤       「ノ`ヽ
         ∠    |     /   }
.        }  } ,r<_   /  ∧ 厶__
.       ,'   て{::::.::.:.:.: ̄」 /  ヽ {、 `丶、
      / r‐一'´ヽ:::.:r一'′´     \丶、 丶、
    _ 7⌒\    ',::{  / /         丶、 丶、
 /       \   」::!   /              \  ヽ



偉人には三種ある。生まれたときから偉大な人、努力して偉人になった人、偉大な人間になることを強いられた人。

byシェイクスピア






私たち一人一人が航海しているこの人生の広漠とした大洋の中で、 理性は羅針盤、情熱は疾風。.
A・ポープ

185 ある勇気ある女性に:2018/12/24(月) 00:14:11 ID:.N8z3Ao2
   あるひとに   


 やさしい歌声が消えたとて
 調べは思い出の中にふるえ――
 かわいいスミレがしぼんだとて
 香りは呼び覚まされた感覚のうちに生きる

 バラは枯れたとて バラの花びらは
 恋人の寝床に敷かれる
 あなたが去ったとて あなたへの想いに
 愛はやすらかにねむるであろう

186すまん使うぞ:2018/12/24(月) 00:18:04 ID:.N8z3Ao2

   このなきがらを葬る
     <黒人霊歌>

私は知っている、月の出る時、星の出る時―
 このなきがらを葬るのだ。
わたしは歩く、月明かりを、星明りを
 このなきがらを葬るために。

わたしは歩く、墓地の中を、墓地中を、
 このなきがらを葬るために。
わたしは草の中に横たわり両腕をのばす―
 このなきがらを葬るのだ。

わたしはその夜、審判をうける、
 このなきがらを葬る日の夜。
そしてわたしの魂はあなたの魂と会う
 このなきがらを葬るその日に。

187ZERO:2018/12/31(月) 14:47:00 ID:qiQKAZa6

  清められし秋
               

 ちからづよく、こうして年は終わる

 金色の葡萄と園の稔りをともなって。
 あたりの森はふかしぎにおし黙り
 孤独な者の伴侶となる。


 そのとき農夫は言う――これでよし。


 おまえら晩鐘はながくしずかに
 ひびき終えてなお、はれやかな気持ちを与え
 飛びゆく鳥の列があいさつをよこす。

 これは愛のおだやかな季節(とき)。
 青い流れを小舟でくだりゆけば
 なんと美しくかたちにかたちが並び
 すべては安らぎと沈黙のうちに沈みゆく

188ZERO:2019/01/01(火) 15:36:58 ID:fS.idqjE

702 :名無しさんの次レスにご期待下さい :2005/07/26(火) 10:57:56 ID:ZY3mO4Jc
.;".: ;{i!,fr'ゞt;、, :. :, ':.`,;`.;f三三/i!三三‐f:'";、^.:", バラバラになった私の心
;.. ,t',ゞゞ;;ゞ`;;k',,、 ;.`:.":;f三三/三三三f;"^.:".;`.:  あなたが拾い集めてくれた。
:. ,,``^Y;ィゞヾヘゞ' ,.゙;.`;f三三/i!三三‐f,`.;.'^.;.".;`,;´ その優しくて大きな心で・・・700get
`;.`:.':, |!i}:.`:. ';.`;..`:. ;f三三/三三三f;,゙,:".:'";、^,:";´
;.`:.`,;/'/;.`:,^:.`:゙;、`;f三三/i!三三‐f;`,:';゙.;´,:、",:`.;":|i|´.;|i|",:":|i:.:l!;|:`.:",:`,;".;
ュ;;`.:`"~:.";.'.:゙,:".`.;f三三/三三三f;.'、,.,:',:".;゙,:".:'".、:|i|^,:|i|".:´,|i;i:l!;|:",;´.;".;´.;
三ュ;,".:`:'_.:"_^.;";f三三/i!三三‐f;、,.:".,.:゛, :", ,:`,. .:'|i|.;´|i|;`,:´|l;l:i!;|.;".:´.;゙.;.`,:
ヾ三k;;゙;<ニニニ>;f三三/三三三f;´;.:rー、",:゙.:i''T!:".:´|i|;`:|i|`:.´,iリ;!、!l、;",:゙,:",:´;
w;;ヾ三ュ;∥∥;f三三 |! 三三‐f;`.;;rゞ='ュ",:」_」l_ :",:|i|,":|i|,、´'~';^`,`,`.;",:´.;":
~^~^~ ̄^~^~ ̄ ̄ ̄ ̄∧ ∧  ̄~^~^¨''└ー'┘‐-~、:.;,~;,:__.:".;.:´.:`.,:".:;´,:",:
        ∧ ∧ . (゚Д゚#/)                  ̄``^''‐'-:、.;".;
 .       (.  *゚) ⊂   /
         /  つ  |  _つ           (◯)
      〜(,,_ノ   U"             ヽ|〃





自分が行動したことすべては取るに足らないことかもしれない。しかし、行動したというそのことが重要なのである。


byマハトマ・ガンジー

189ZERO 新年 そして次の世代へ:2019/01/01(火) 15:42:06 ID:fS.idqjE


 夢を求めて跳躍せよ

 さもないと標語に足をすくわれる

 (樹木とはその根のこと
    
   そして風は風)

 大海原が燃えあがったら

 おのれの心を信じればよい

 (たとえ星辰が後退していこうとも

 愛をよすがに生きよ)

 過去をたたえ

 かつ未来を歓迎せよ

 (そして婚礼の席では
 
 踊って死を追い払え)

 世界に邪悪なものがいようと

 はたまた英雄がいようと気にかけるな

(なぜなら神が愛するのは少女と

 あしたと。そしてこの大地なれば)

190ジョセフ:2019/01/04(金) 10:48:56 ID:IUyCSmz2

152 :名無しさんの次レスにご期待下さい:2014/01/02(木) 17:18:39.56
  。             ゚     o      ○     o  ゚   o
    ゜    o   ゜            。                ○
゜    ○             o      o      o   ゜    。
 o ゜      .   ○    ゜          ゜             o
_\  _   ゜         。    。   ゜      o    _  ○ ̄ ̄
  ○ \    o    ゜               。       / /
 ̄ ̄|__ \\ 、     。     ゜     ゚     ○//。__| ̄ ̄ ̄ ̄
∃  |   |  | l l ゜           ゜    。 l l |  |   |○田 田
    |田 | 。| | l      ゜     ゜    。  ゜   l | |  | 田|    o
∃○|   |  | |。  ゜ . .. ... .. ... . ... ...゜ . .. .. ..    l |。|  |   | 田 田
    |田 |  | l‐    .....   ....     .....     -| |  | 田|
∃  |   |○― ....    o      ....   ○ ..... ―  |   | 田 田
   o.... 一      ....     ○    ...  o   ....  ー- | 。
―  ̄   o   ⌒         ∧∧              ̄ ― -
  ....               .... (   )    ⌒   o  ....      ....                    
        ⌒  ...        と   つ             .....
              ...      ヽ@ ノ    ....    ⌒ 
                     `し'
                     ''':::::''

すべての人が、道を知っている。
わずかな人だけ、道を歩いている。

by菩提達磨

191支配とは:2019/01/04(金) 10:55:33 ID:IUyCSmz2



    __ -──‐-、,.._       /⌒⌒⌒⌒⌒⌒ ))
   i:::::::::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::::::ヽ     (   从    ノ.ノ
  /::::::::|  -─‐-   |::::::ヽ     ( ./  ̄ ̄ ̄ ̄\
  |:::::::/ ,-‐ Ll ‐-、ヾ::::::l     . |::::::  ヽ     丶
  ヽ;;/ ,fエ:エ  fエ:エ、ヽ;;/     |::::.____、_  _,__)
  (((   . / \    )))    (∂: ̄ ̄| ・ー |=|・ー |
   ヽi ヽ ノ(、__,ノヽ / i_/     (  (   ̄ )・・( ̄ i
    \ < ー=‐ >ノ /       ヘ\   .._. )3( .._丿
    /::|`─-─´.|::\     /  \ヽ _二__ノ|\
  _/i :::::|./□\, |::::::|\_ ./⌒ヽ.   \__/\i/\_|
 /::| ::::>::::|  ハ   |::::<:::::|::ヽ|   ヽ       \o

Divide et impera(分割せよ、そして支配せよ)

192悪業終わらせるには:2019/01/04(金) 11:01:47 ID:IUyCSmz2


                 ∧_∧
                 (     .) 
 .               (    )
             ..,,,. ...,,..し-O-J,,,,.... ......
                 。。
                 ○゚  。。
                     ゚○
                  。。
                 ○゚  。。
                     ゚○

偉大なことは、
偉大な人間がいなければ決して達成されない。
そして、
人間は偉大になろうと決意して初めて偉大になれるのだ。
  シャルル・ド・ゴール

1931月31日 制度されたの裏切り:2019/01/31(木) 19:49:49 ID:8s./pU0E
      
  つれない人々   Harte Menschen


 なぜに君たちの目はそんなにつれないのか。
 なんでもみな石にしてしまおうとする。
 いささかな夢もその中にはない。
 すべてが冷たい現在だ。
 君たちの心の中には一体
 太陽は輝いていないのか。
 君たちはついぞ子供でなかったことを
 悲しんで泣かなくてもよいのか。

194new:2019/01/31(木) 19:51:57 ID:8s./pU0E
「民衆などというものは、いつでも支配者の思い通りになる。
 ・・・攻撃されるぞと恐怖をあおり、平和主義者の奴らには
 愛国心がなく、国を危険に晒していると非難しておけばいい。
 このやり方は、どこの国でもうまくいく」
 
          by ナチスドイツ国家元帥ヘルマン・ゲーリング

195けがれなき石:2019/02/18(月) 01:14:31 ID:ThfKNmts
夢が化石になる前に早く
腕をのばせ遠く遠く

でもからだのどこかで弱気がブレーキかける

誰かの声がわたしをよぶ
わたしは視線をあげる
その時風が止まった

ローリングピュアストーン!
傷ついても立ち塞がる全て突き抜けろ

心にあるピュアストーン
痛みの度に輝き方少し変える

さびしい時間が私をためし
からだのどこかで弱気がブレーキかける

ピュアストーンよ輝いてくれ
一秒ごとの自分を
信じていたい

ころがれピュアストーン
傷ついても
立ちふさがるすべて突きぬけろ

196古き時代の終了 戦争の終戦 観客の国から:2019/02/26(火) 14:14:51 ID:xxPdicH6
Beim Einzug in ein neues Haus  新しい家に入るに際し  


母の胎内から来て
土の中で朽ちる定めをもって、
人間は不思議そうに立っている。
神々の追憶が朝の夢に軽く触れる。

それから人間は神を離れ、大地に向かい、
働き努める。あわただしい生活の
過ぎごし方と行く手とを恥じ怖れつつ、

家を建てて、それを飾り、
壁を塗り、たんすを満たし、

友だちと宴を祝い、そして
愛らしい笑う花を植える、門の前に。

197さよなら そして明日へ:2019/03/02(土) 23:28:36 ID:hIqiWCrc

   ` I teste a liqueor never brewed`

わたしは酌む、まだ醸造されたことのない酒を  


 わたしは酌む、まだ醸造されたことのない酒を――
 真珠貝製の大杯から――
 ライン地方の大桶せんぶ集めても
 こんなアルコールはつくれない!

 空気に酔いしれる者――わたしは――
 そして露に耽溺する奴――
 千鳥足で――はてしない夏の日々――
 青天井の酒場からよろめき出る――

 酪酊した蜂蜜を
 ジキタリスのご亭主が戸口から追い出しても――
 蝶々が最後の「ちびり酒」をあきらめても――
 わたしはもっともっとと呑み続ける!

 とうとう天使たちが純白の帽子をふる――
 そして聖徒たちが窓辺に駆け寄る――
 このちっちゃな呑んべえが
 太陽にもたれている姿をみるために――

198zero:2019/03/12(火) 05:02:28 ID:/OC59MaY

   Rondeau    


 季節(とき)がマントを脱ぎ捨てた
 風と寒さのマント、
 そして縫い取りを身につけた
 澄んで輝く日ざしの縫い取り。

 獣も鳥も声を揃えて
 それぞれの言葉で歌い叫ぶ。
 季節(とき)がマントを脱ぎ捨てた!と。

 川も、泉も、せせらぎも
 綺麗なお揃いのお仕着せか、
 水滴の銀の細工を身にまとい、
 誰もが衣を改める。
 季節(とき)がマントを脱ぎ捨てた。

199フィラデルフィア:2019/03/12(火) 06:24:38 ID:xDNUo5KM


日本国憲法

第14条 すべて国民は、法の下に平等であつて、人種、信条、性別、社会的身分又は門地により、政治的、経済的又は社会的関係において、差別されない。
      2 華族その他の貴族の制度は、これを認めない。

第15条 2 すべて公務員は、全体の奉仕者であつて、一部の奉仕者ではない。

第16条 何人も、損害の救済、公務員の罷免、法律、命令又は規則の制定、廃止又は改正その他の事項に関し、
      平穏に請願する権利を有し、何人も、かかる請願をしたためにいかなる差別待遇も受けない。

第17条 何人も、公務員の不法行為により、損害を受けたときは、法律の定めるところにより、国又は公共団体に、その賠償を求めることができる。

200zero:2019/03/13(水) 00:09:59 ID:xDNUo5KM


われわれはだんだんおとなになってくると、おとなの考えになってきて、
抱いていたあらゆる希望が崩れてしまう。

それは乾いた土に水が浸みこんでいくようなもので、
今までの希望はすっかり消えてしまう。

人の世のはかなさを思うようになる。

けれどもいくら希望が失われてしまったといっても、
根こそぎうせてしまったのではない。

少年時代には少年としての希望が、
壮年時代には壮年にふさわしい希望が、
老人にも老人らしい希望がある。

つまり人間は希望を持っていないと
一日としてこのはげしい生活に耐えて生きていけないのである。

by スチーブンソン

201zero:2019/03/19(火) 21:17:42 ID:XG3MfVNw
    Youth .

 青春とは人生のある期間を言うのではなく、心の様相を言うのだ
 優れた創造力、逞しき意志、炎ゆる情熱、怯懦をも却ける勇猛心、
 安易を振り捨てる冒険心、こう言う様相を青春と言うのだ

   年を重ねただけで人は老いない 理想を失うときに初めて老いが来る
歳月は皮膚のしわを増すが、情熱を失う時に精神はしぼむ
   苦悶や狐疑や、不安、恐怖、失望、こう言うものこそ恰も長年月の如く
人を老いさせ、精気ある魂をも芥に帰せしめてしまう

   年は七十であろうと十六であろうと、その胸中に抱き得るものは何か
曰く、驚異への愛慕心、空にきらめく星晨、その輝きにも似たる事物や
思想に対する欽仰、事に処する剛毅な挑戦、小児の如く求めて止まぬ探求心

人生への歓喜と興味
人は信念と共に若く 疑惑と共に老ゆる
人は自信と共に若く 恐怖と共に老ゆる
希望ある限り若く  失望と共に老い朽ちる

   大地より、神より、人より、美と喜悦、勇気と壮大、そして偉力の霊感を受ける
限り、人の若さは失われない これらの霊感が絶え、

悲嘆の白雪が 人の心の奥までも蔽いつくし、

皮肉の厚氷がこれを堅くとざすに至れば、

この時にこそ人は全く老いて、神の憐れみを乞うる他はなくなる

202クラークへ:2019/03/19(火) 21:18:49 ID:XG3MfVNw

年老いたものに新時代の価値を予言して

彼らを打ち滅ぼさん

ひとつの時代とは死にゆく夢の謂なれば

生まれいずる夢の謂なれば

203 計劃:2019/03/20(水) 08:25:05 ID:PgMmEVKU

     イタリアを望む     

湖のかなたに、バラ色の山の後ろに、
イタリアが横たわっている、私の青春の賛仰の国が、
私の夢になじんだ故郷が!
赤い木立ちは秋を語っている。

私の一生の秋の始めにのぞんで
私はひとりすわって、
世界の美しいむごい目をのぞきこみ、
愛の色を選んで、描く。

この世界は私をあんなにも度々欺いたが、
私はやっぱり世界をいつもいつも愛している。

愛と孤独、
愛と、満たされぬあこがれ、
それが芸術の母だ。
私の一生の秋にもまだ、
それらは私の手を引いて導いてくれる。

そのあこがれの歌が
湖と山々と、別れを告げる美しい世界に
不思議な力で輝きをひろげる。

204 次のリーダーは:2019/04/01(月) 02:24:00 ID:D2cGav9s


人は、誰でも、航海の途上にある、探究者である。
byエマーソン




水夫と航海士

選挙中ニクソン、ケネディ両氏について回った歴史的ジャーナリスト、セオドアー・ホワイト
は語っている


「ニクソンの政治的能力は抜群で、その勇気は疑問の余地がなく、
耐久力は底知れぬものがあった。
 しかし、その能力、勇気、耐久力は風を知り、潮の流れをつかみ、
嵐を乗り越えて突き進んでいく水夫のものだった。



彼に常に欠けていたのは星をしり、星に導かれ、嵐によりコースからそれると

星や太陽が出てくるのをじっと待って元のコースに戻るという航海士の哲学と器量だった。



 この哲学の弱さが彼を独善的かつ気まぐれにさせ、その結果として彼に今日までもついて回る

有難くないニックネーム”トリッキー・ディック”がつけられたのかもしれない」

205NEO:2019/04/01(月) 02:26:42 ID:D2cGav9s



ギリシアの哲学者のアリストテレスはこう言っている。
「誇りを失った政治家は、政治家ではない。利益を上げられない実業家は、実業家ではない。

理想を失った学者は、学者ではない」。


 私は、ジャーナリストは学者の一翼を担うべき存在だと考える。
理想を失ったジャーナリストはジャーナリストとして不適格者であり、ジャーナリストの資格はない。
現在、ジャーナリズムの基本とすべき人間愛、恵まれない人々に対する優しい気持ちを失い、
没理想の人たちが新聞・テレビ各社の中枢に座っている。 評論家 by森田

206NEO:2019/04/01(月) 02:30:07 ID:D2cGav9s
 ゚ ,   , 。 .   +  ゚   。  。゚ . ゚。, ☆ * 。゚. o.゚  。 . 。゚ ,
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                        ☆
.       ∧__∧ < 明日は良い事あるさ
      ( ´・ω・)∧∧
       /⌒ ,つ⌒ヽ)  
       (___  (  __)  
"''"" "'゙''` '゙ ゙゚' ''' '' ''' ゚` ゙ ゚ ゙''`"''"" "'゙''` '゙ ゙゚' ''' '

 天才こそ、人民の若さと勢力とを更新する天才だ。
by  ウッドロー・ウィルソン

207ルパン三世:2019/04/17(水) 05:45:03 ID:Okxf2EX.
真っ赤な薔薇はアイツの唇
優しく抱きしめてくれと願う
瞳の奥に獲物を映して
寂しく問いかける愛の在り処

男には 自分の世界がある
例えるなら 空をかける一筋の流れ星
孤独な笑みを夕陽に晒して
背中で泣いてる 男の美学


真珠の色はアイツの眼差し
遥かな幸せを夢に描く
痛める事を恐れるあまりに
冷たく突き放す愛もあるさ

男には 自分の世界がある
例えるなら 風を払い荒れ狂う稲光
都会の闇に身体を溶かして
口笛吹いてる 男の美学

208ホワイトヘアードデビル WHD:2019/04/19(金) 20:22:29 ID:GrDjByUE

ホワイトヘアードデビル 最高の復讐者!

lllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll
llllllllllllllllllllllllll/ ̄ ̄ヽlllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll
lllllllllllllllllllll /      ヽllllllllllllllllllllllllllllllllllllll
iiiiiiiiiiiiiiiiiiiiii  試 そ あ .iiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiii
iiiiiiiiiiiiiiiiiiiii|  合 こ き  |iiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiii
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|  終 で ら  |;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|  了  め  |;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;|  だ  .た  |:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:
;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;|  よ   ら  |:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ、      /.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:
:. :. :. :. :. :. :. :. ‐‐--‐‐':. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :.
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ,.‐- 、 : : : :
                  廴ミノ
                 ///¨' 、
                 y':;:;:;:/⌒i!
                ⑪:;:;:;:;};:;:/;},
      ;il||||li'       t`'---‐';:;:;:l
     ,.r'"''、,┘        7;:;:;:;:;:;:;:;「
    ノ4 (⌒i        .}:;:;:;:;:;:;;/
   /..,__彡{, |         `i:;:;:;:;:;}
   (  .ミi!} l、         .」:;:;:丿
  クュ二二`Lっ)        `==='


・人生には選ばなければならない瞬間がある。自分自身の人生を充分に、完全に、徹底的に生きるか、
社会が偽善から要求する偽の、浅薄な、堕落した人生をだらだらと続けるかの、どちらかを。
byオスカー・ワイルド

209出崎4月17日:2019/04/28(日) 22:18:07 ID:a7ouftvU

     Prospice    
 
  死を恐れる? 喉が霧のために苦しくなり、
    眼が霞のためにぼやけるのを、私が恐れる?

  いかにも、雪が降りだし、疾風が吹き出せば、
    ああ、俺も最後の土壇場に近づいたと、――

  暗黒と嵐の本拠に、敵の牙城に、ついに
    近づいた、と私も悟るかもしれぬ。

  そこには、あの恐るべき「恐怖」が姿を現すかもしれぬ。
    だが強い男は怯むことなく前進しなければならぬのだ。

  旅路は終わり、越すべき峠は越した、
    障壁もまさに崩れ落ちようとしている。


  とはいえ、もう一戦が、一生涯をかけて戦い求めた
    勝利の栄冠を手にするためもう一戦が、残っている。

  私は終始戦ってきた男だ、だから、もう一戦が、
    必死の最後の戦いが残っているのだ!


  死神に目隠しをされ、そのお情けに縋って、鞠躬如(きっきゅうじょ)として
    その関門を通り抜けるなどもっての他だ。

  断じて否だ! 私には死の一切を味わわせ、仲間である
    昔の英雄たちと同じ運命を辿らせ、
  
  真っ向からその衝撃を受けさせ、苦痛と暗黒と凍冷という、
    生命の負債を一挙に返却させてもらいたい。

  なぜなら、勇者には、突如として、最悪の事態は最善の
    ものへと一変し、暗澹たる瞬間は終わってゆくからだ。

  いや、吹きすさぶ嵐も、荒れ狂う悪魔の怒号も、
    静まり、穏やかな調べとなり、

  忽然として変化し、苦痛から脱却した平静が現われ、
    ついで光が現われ、ついで君の胸元が現われるからだ。

  おお、わが妻よ、わが魂の魂よ! 私は再び君を抱くのだ、
    そして、その他の一切は神の御心に委ねるのだ!

210編集王4月27日:2019/04/28(日) 22:23:33 ID:a7ouftvU
 プロローグ

       この詩集を持った友に

 もう伝説のようになっている少年のころから
 私を動かして喜ばしたことのあるものを、
 考えたことや、夢みたことや、
 祈りや、求愛や、嘆きなどにちなむ、
 たまゆらな、色とりどりの落ち穂、残らず、
 あなたはこのページの数々に見出します。
 それが好ましいものか、無益なものかは、
 あまりむきになって問わないことにしましょう――
 やさしく受け入れてください、この古い歌を!

 私たち、年とったものにとっては
 過ぎ去ったものの中にたたずむことはゆるされており、慰めにもなります。
  
 この数千行の詩句の背後には
 一つの命が花咲いています。かつてはそれは甘美だったのです。

 こんなつまらないものにかまけたことを
 追求されたとしても、私たちは、
 今夜飛んだ飛行士達よりも
 血にまみれた痛ましい大軍よりも、
 この世界の偉大な支配者たちよりも、
 かるがると自分の荷物を背負っているでしょう。

211新しい人が:2019/05/01(水) 04:10:50 ID:EQIewPPg
 

    春   




  春が、楽しい春が、一年中の季節の王が、やってきたのだ!
  
  花という花が咲き、乙女たちも輪になって踊りだしたのだ。
 
  肌を刺す寒さも去った、綺麗な鳥たちもも歌いだした――


  
  羊飼いの笛が一日中鳴り響いている。

  鳥たちの楽しげな歌声が絶えまなくあたりに漂っている――


  
  香りが草原にみち、ディジーの花がみんなの足に接吻してる。
 
  若い恋人たちは逢引きを楽しみ、婆さまたちは日向ぼっこだ。

  通りを歩けば、あの鳥たちの美しい歌声が耳うつ――


  
  おお、春が、新しい春がやってきたのだ!

212Neo:2019/05/01(水) 04:12:35 ID:EQIewPPg



    春など

       


  春が近づいてくる――

 
  
  寒そうに、新しい世界に

  入っていく――入っていくこと以外には、何もよく

  わからないままに。そのまわり一面に、

  おなじみの冷たい風――


 
  今日は草 明日は
  
  ノラニンジンの硬い巻き毛と、

  ひとつずつ、ものの形が定まっていく――
 
  活気づいて、くっきりと、葉に輪郭ができる。


  だが今はまだ、入っていくものの、飾り気のない

  威厳があるばかり――それでもやはり、底深い変化が
 
  かれらを訪れたのだ。 根を張り、しっかりと
  
  足元を固めて、かれらは目を覚ましにかかる

213ねお:2019/05/01(水) 04:15:03 ID:EQIewPPg



          /⌒\
         / / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\      / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
         |/             \  <  あのなぁ〜キミ、天狗になったらアカンで
         /   ∠,,_ノ ソ _ ,,.. _)   \__________________
        /|  '',,((ノ )   ノ (\)  |
        | |     ̄'      ̄ イ   
        \|       、_/ロロロ)_ ノ
        /         ̄ ̄  \
        /|    υ          \
        ( .|    /  ノ ̄ ̄ ̄)  ノ  \
       ヽ.|◯  |   ノ ̄ ̄ ̄)  /\ ○\
       /.|  o .|  ノ ̄ ̄ ̄) /  \ o゚ \

2145月30日命日 31日に拝に アイツらの対応で大変だったろ:2019/06/01(土) 23:15:43 ID:6SYREH5s
     イズラフェル   


 そして天使イズラフェル、
その心の糸は琵琶となり、
神の造りたまいし全てのもののうち最も美しい声をそなう。 
―KORAN


天上にめずらしい精霊すみたまい、

 「その心の糸、琵琶となる」
えもいわれぬ歌の巧みさ、何びとも
この天使イズラフェルには及ばない。
めくるめく星たちも(伝説の伝えるところ)
歌をやめ、みんな黙して、
 聴きほれる、その声の魔力に。


よろよろと、真夜中に、
 中天高くよろめきながら、
 恋心そそられた月は、
恋の想いに顔赤らめる。
 また紅の稲妻も、耳を傾けるため、
 (7人で急ぎ駆けてゆく
  すばる星まで一緒になって)
 天空に立ち止まる。

みながいう(星の合唱隊や
 耳傾けるもろもろの者たちが)
イズラフェルの火をなす調べは
かたわらに彼のすわってうたう
 あの竪琴のおかげだと―
あの常ならぬ糸からなる
命をもってふるえる弦のおかげだと。

しかしこの天使の歩む空は、
 深い想いがつとめである国――
愛が円熟した神としてあがめられる国――
 天女らのまなざしに
地上の者が星を仰いで拝跪する
 すべての美の宿っている国。
してみれば、君は正しい、
 イズラフェルよ、情熱のこもらぬ歌を
見下してさげしすむのも。
月桂樹は君のもの、
 この上なく賢くて、この上なくすぐれた詩人よ!
心楽しく、永久に生きよ!

天上の恍惚は
 君の燃える調べにふさわしい――
君の悲しみ、君の喜び、君の憎しみ、君の愛は
 灼熱の君の琵琶にふさわしい――
 星たちが黙してしまうのも当然だ!

そう、天国は君のもの、しかし地上は
 楽しみと苦しみの混じりあう世界。
 われらの花はただの――花、
君の完璧な幸せの落とす影が
 われらの幸せの日の光かがやくところ。

もしもこのわれ
イズラフェルの住んだきた所に住み、
 彼、わが住む所に住んだなら、
彼もあれほど巧みにうたえないかもしれぬ
 人の世のメロディ―を、
また、いやまさる調べがあふれ出るかも知れぬ
 天上のわが竪琴から。

215button:2019/06/20(木) 03:44:40 ID:rmiMl0oI
明日にはもう誰もいなくなって
孤独とも違う震えを知る朝が来る
ただ愛しい別れの日に

振り向かないで 行かなくちゃ
またいつか なんて無くても
僕らは覚えている内緒の暗号も
放課後にしか無い茜の空も

さよならなんて似合わない
運命が遠く掛け違えても
最初の一つだけ お揃いだから良い
全部消えても ただそれだけは、ほつれない

216色々あり残念なことも パソコン故障 と 最後かもね:2019/09/13(金) 22:22:23 ID:kE/LdwVI
問題に口を閉ざした時から終わりが近づくのだ

マーティン・ルーサー・キング牧師

私は同胞達に伝えたい。今日の、そして明日の困難に直面してはいても、私にはなお夢がある。
それはアメリカン・ドリームに深く根ざした夢なのだ。
つまり将来、この国が立ち上がり、「すべての人間は平等である」というこの国の信条を真実にする日が来るという夢なのだ。
私には夢がある。ジョージアの赤色の丘の上で、かつての奴隷の子孫とかつての奴隷を所有した者の子孫が同胞として同じテーブルにつく日が来るという夢が

私には夢がある。
今、差別と抑圧の熱がうずまくミシシッピー州でさえ、自由と正義のオアシスに生まれ変わり得る日が来るという夢が。
私には夢がある。
私の四人の小さい子ども達が、肌の色ではなく内なる人格で評価される国に住める日がいつか来るという夢が。

私には今夢がある!

いつの日にかすべての谷は隆起し、丘や山は低地となる。荒地は平らになり、歪んだ地もまっすぐになる日が来ると。「そして神の栄光が現れ、すべての人々が共にその栄光を見るだろう。」

これが私達の希望なのだ。
この信仰をもって私は南部へ戻って行く。
この信仰をもってこそ絶望の山からも希望の石を切り出すことが出来るのだ。
この信仰をもってこそ私達は祖国にうずまく不協和音を人類愛のすばらしい交響曲に昇華することが出来るのだ。
この信仰をもってこそ、自由がいつか来るのだということを信じながら、私達は共に働き、共に祈り、共に苦しみ、共に投獄され、共に自由のために立ちあがることが出来るのだ。
そしてその日が来れば、その日が来れば神の民はみなおしなべて、新しい意味をこめて歌えるのだ。
「我が祖国よ、美しい自由の国をたたえ私は歌う。父が骨を埋めた国、開拓者の誇りとする国。すべての山々から、自由よ鳴り響け」と。

真にアメリカが偉大な国となるためには、これが実現しなければならない。

2176月7日:2019/09/13(金) 22:23:36 ID:kE/LdwVI
         Heraclitus    


 ヘラクレイトスよ、人の噂によれば君は死んだとのこと、
 この辛い報せを聞いて僕はなんど辛い涙を流したことか。
 君と僕は終日、そうだ、太陽が辟易して沈むまで、いくたび、
 談笑の時をすごしたことか! そのことを思い、僕は泣いた。

 ヘラクレイトスよ、カリアから来た友よ、君が一握りの灰と
 化し、永遠の眠りについてから、長い歳月がたった、――だが、
 今でも、君の快い、夜鳴鶯のような声が響いている。死は、
 一切を奪い去るが、君の声を奪い去ることはできないのだ・

218king of pop:06月25日:2019/09/13(金) 22:25:51 ID:kE/LdwVI
   喜びをもって


  喜びをもって……
  
  ただひたすらに感情を爆発させようとする、
  燃え上がり、陶然としている一連の人々……

  喜びをもって……

  わたしたちの内部に貯えられたエネルギーはすべて、
  この歓呼、歌、ステップで使い果たされる――

  周りで見物している人にとっては、この踊りは無秩序な叫び、
  足踏みとしかみえないかもしれない。

  しかしわたしたちにとっては、これはわたしたちの生活、
  わたしたちの願いのシンボルなのだ――

  《 あらゆる領域で自由を! 》

  そして、始めはゆるやかに揺れ――ぶらり、ぶらり――
  突然、踊りは解き放たれ、嵐のようにすべてをひっさらっていく……

  わたしたちはみんないっしょに笑い、歌い、歓声をあげる――
  そして踊りに踊る――息が絶えてしまいそう……

  ようやく、このもつれ合いは解きほぐれる。わたしたちは疲れ、
  しわがれ、息もつけない――それでもわたしたちは幸福なのだ!

21911年目   06月:2019/09/13(金) 22:29:36 ID:kE/LdwVI
けれども
いまごろ ちゃうど おまえの年ごろで
おまえの素質と 力をもってゐるものは
町と村との一万人の中に おそらく5人はあるだろう
それらのひとのどの人も
またどのひとも
五年のあひだに
それを大抵無くすのだ
生活のために けずられたり
自分でそれを なくすのだ

すべての才や
力や材といふものは
ひとにとどまるものではない
ひとさへひとにとどまらぬ
おまへのいまのちからがにぶり
きれいな音の正しい調子と
その明るさを失って
ふたたび回復できないならば
おれはおまへを
もう見ない

なぜならおれは
すこしぐらゐの仕事ができて
そいつに腰かけてるやうな

そんな多数をいちばん
いやにおもふのだ

みんなが町で暮したり
1日あそんでゐるときに

おまへはひとりで
あの石原の草を刈る

そのさびしさで
おまへは
音をつくるのだ

多くの侮辱や
窮乏の
それらを噛んで
歌ふのだ

ちからのかぎり
 そらいっぱいの
    光でできた
  パイプオルガンを弾くがいい。

2207月12日 ホーガンへ:2019/09/13(金) 22:32:04 ID:kE/LdwVI
  宇宙的なものの歌


 詩神はいった、さあ
 どんな詩人もまだ歌わなかった歌を、私にうたってくれたまえ、
 宇宙的なものについて、私に歌ってくれたまえ。


 我々のこの広漠たる地球の中に、
 私たちはこの無限大の粗笨と鉱滓のただ中に、その中央核心のなかに包まれて、安全に、
 完全な種子が静かに横たわっている。


 全ての生命には、ある役割、多少なりとも役割がある、
 何もまだ生まれていないが、それだけは生まれており、
 覆い隠され、または露出したままで、その種子は待っている



 それは夢なのだろうか。
 否、それの欠けていることこそ夢なのだ、
 そしてそれがなくては、生の教訓も、富も、一場の夢に過ぎない
 そしてその全世界も、ただの一炊の夢にすぎないのだ

2217月15日:2019/09/13(金) 22:34:06 ID:kE/LdwVI
           Heraclitus    


 ヘラクレイトスよ、人の噂によれば君は死んだとのこと、
 この辛い報せを聞いて僕はなんど辛い涙を流したことか。
 君と僕は終日、そうだ、太陽が辟易して沈むまで、いくたび、
 談笑の時をすごしたことか! そのことを思い、僕は泣いた。

 ヘラクレイトスよ、カリアから来た友よ、君が一握りの灰と
 化し、永遠の眠りについてから、長い歳月がたった、――だが、
 今でも、君の快い、夜鳴鶯のような声が響いている。死は、
 一切を奪い去るが、君の声を奪い去ることはできないのだ

222看板 8月13日:2019/09/13(金) 22:35:58 ID:kE/LdwVI
汚れっちまった悲しみに
今日も小雪の降りかかる
汚れっちまった悲しみに
今日も風さえ吹きすぎる

汚れっちまった悲しみは
たとえば狐の革裘(かわごろも)
汚れっちまった悲しみは
小雪のかかってちぢこまる

汚れっちまった悲しみは
なにのぞむなくねがうなく
汚れっちまった悲しみは
懈怠(けだい)のうちに死を夢(ゆめ)む

汚れっちまった悲しみに
いたいたしくも怖気(おじけ)づき
汚れっちまった悲しみに
なすところもなく日は暮れる……


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