したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

非モテは奢るべきか、奢らざるべきか?

103sho_ta:2006/12/05(火) 15:54:56
 師走ですなー。先生でもないのに公私ともども忙しくなってまいりました。遅レス御容赦。

>烏蛇さん

>「圧力」を単なる「不快感」レベルの問題とみる見方が「あまりに無邪気」
>だと言ってるんです。

 ピュアと言って頂きたい。
 で、「食事の時に払ってもらった」ということについて、「不快感」を超えて「圧力」とまで感じるのは、それはそもそも論として瀧澤さんのところにつけたレスのように「女子力を高めてとしか。」と言わざるをえませんねえ。現代日本は「ヨーロッパのある国」ではない以上、生き辛すぎですよ。本当にそんな国や人がいるかどうか知りませんけれども。

>まぁ、ジェンダー的な圧力に無頓着な男性はうんざりするほど多いし、
>言っても中々通じないので、これ以上言いませんけど。

「食事を奢ってもらった」という行為に対し、「それは身体に危険を及ぼすほどのものである」という見解が「ジェンダー的」なものであるとするなら、それはその「ジェンダー的」なるものがおかしい(もしくは過剰)んです。

>「男が奢るべき」ルールが定着してきたとすれば、「女性がその分の見返り
>を与える」ということも自明の前提とされてきた、ということに他なりません。

 そうですね。この点については同意します。

>従って、これは「期待の分量が減る」のではなく「期待することが自明
>とされる」に過ぎないんです。

 本件についての「期待」というのは、「心的負担」という文脈から出てきていますよね。例えば「化粧」を想起してほしいんですけども、いま、たいていの女性は毎日化粧をしています。これ、「それが当たり前だから化粧をする」というのと「周囲の男性への見返りとして化粧をする」とで、「心的負担は変わらない」と思われますか?
 私はそうは思えないんですが。

>まだ続きます。というより、ここからが本題です。

 ういーっす。どんどんいきましょう。

> 贈与を自明とする人や社会がなぜ危なっかしいかといえば、「自分の
>メリット・デメリット」を考慮することができない人は「相手のメリッ
>ト・デメリット」をも理解できないからです。

 いやいや、ええと、私がご紹介したエントリは、「交換を自明にしすぎて、危なっかしいことになっている人たち(非モテ二次元萌えやニート)」に宛てられています。「いま、ここ」で危なっかしいことになっている人たちへの処方箋として書かれたものに対して、「それを自明にすると危なっかしい」と言われてもなあ。
 風邪ひいて苦しんでる人に「薬だよ」と渡した時に、「それを飲み過ぎると危ないよ」と言ってもあんま意味ない気が。

>(これについての詳しい話は、私の以前の記事http://d.hatena.ne.jp/crowserpent/20060223をご参照ください。)

 拝読しました。おっしゃることのおおむね「ふむふむ」と読めたんですが、ちょっと気になるところがあって質問します。
 まず烏蛇さんが設定されている「特別に承認し合う関係性」って、具体的にどういう関係ですか? 「貨幣、市場、法律、労働、(そして恋愛)」という「媒介」(by烏蛇さん)を通した関係性「ではない」んですよね? 上記にはその論理展開の先に「言語」とかも入ってきちゃうと思うんですが……。

> 「ありのままの自分を好きになってほしい」といって相手のための努力
>をしない人は、まさしく「交換」を軽視しているんです。人間関係の「交
>換不可能性」を作り出せるのは「共に過ごす時間」だけであり、それがな
>ければ「ありのままの相手を好きになる」などということも有り得ません。

 これはもう完全に私と認識が逆ですね。
 私は「ありのままの自分を好きになってほしい」と言う人は、「交換を重視しすぎている人」ですので。
 で、だからこそ「恋愛を「取替え可能」にしているのは、恋愛という形式そのものであるわけです」と書く烏蛇さんが考える「交換不可能性(を持つ)」関係って、どんなものなの? と気になるわけです。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板