中立のりりあ日記ネクスト -Part0005-

100：中立のりりあ★：2018/11/05(月) 23:47:17: 2018年11月5日（月）　晴れ

小学5年生の時から怒ってたことあったのだけど
今日、急にその怒りは
誤りだったのではないかって気になりました。

社会の問題で分からないものがあったのです。
「以下の中からお茶の名産地を選びなさい」みたいなやつでした。

数字の問題は大好きだったけど
社会に対して大きな熱意のもてなかった
当時のりりあにはそれが分からなかったのです。

そしたら、りりあに社会を教えるその女職員は
「ほら。電車の中で財布を取る人。取る人」
とヒントを出します。
スリ　→　スリランカ　と誘導したかったのだと思います。

これが当時……小5のりりあには許せないことで
今日はその怒りは間違いだと思ったことなのです。

小5のりりあにはそのヒントが許せなかったのです。
これは社会の問題であり、クイズではないのです。

仮にそのヒントで答えることができたとして
いったい、その回答になんの意味があるのか。
ここで重要なのは、
スリからスリランカを連想して、意味もわからずにスリランカと答えて
この場をなんとか答えてやり過ごすことではなく
なぜスリランカがお茶が産地なのか。
ちゃんとそれを覚えることが大事ではないか……そう言った思いがあり
この女職員のやり方はには、大変な怒りを覚えたのです。

今日までずっと怒ってました。
なぜ、お茶の産地を答えさせるのに、スリから連想させるのか。
1日足りとも忘れたことはございません。

しかし……今日、急にその考えを改めました。
りりあはその日のことをよく覚えています。

よく覚えている……スリランカはお茶……。
であるならば、この女職員の教え方は
りりあの身になったと考えるべきかもです。

正しい教えだったのではないかと
急に今日思ってしまいました。

そうして、りりあの中で長い年月怒り狂っていた炎は
今、りりあの血肉となったのでした。
めでたしめでたしです。

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