したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |

相場見通し その5

1江草乗(管理者)★:2010/12/24(金) 08:24:16 ID:???
このスレは単なる雑談というよりは、主に日経平均や
日本株全体の今後の動きについて、より長期的な視点で
語ることを中心にしたいと思います。
雑談スレなどと併用してご利用ください。

前スレ その4 です。

http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/business/723/1225018592/l50

101江草乗(管理者)★:2011/08/15(月) 21:10:25 ID:???
今日は落ち着いた感じでしたね。

海外勢の売りもどうやら尽きてきたみたいだし
ここからは底値拾いかなと思うのですけどね。
出遅れ銘柄をていねいに監視しつつ

102江草乗(管理者)★:2011/08/16(火) 07:36:52 ID:???
市場は米消費の落ち込み警戒、上振れGDPに反応鈍い
2011年 08月 15日 13:59 JST
15日 ロイター] 4─6月期実質国内総生産(GDP)は市場予想よりマイナス幅が小さく、東日本大震災からの順調な回復を示したが、市場の反応は鈍い。
 株価の急落で消費マインドが落ち込んでおり、ロイター/ミシガン大学の8月米消費者信頼感指数が約30年ぶりの低水準となるなど、外需の先行きに警戒感が強まっているためだ。リスクオフの流れが一巡したとしても、米消費が下振れれば、株価やドルなどの上値は重くなるとみられている。
 <米消費落ち込みを警戒> 
 4─6月期実質GDPは3期連続のマイナス成長となったが、前期比マイナス0.3%と市場予想(マイナス0.7%)よりもマイナス幅が小さかった。自粛ムードが徐々に和らいできたことで消費の落ち込みが少なかったほか、民間在庫投資もサプライチェーンの寸断で生産が大きく落ち込んだ前期の反動増でプラスに寄与するなど震災からの立ち直りが示された結果となった。 
 ただ市場の反応は鈍く、午前の日経平均は3日ぶりに反発したものの、徐々に上げ幅を縮小する展開。商いは薄いが「CTA(商品投資顧問業者)やヘッジファンドなどの短期筋が9000円より上で売っている」(外資系証券トレーダー)という。円債先物は小幅ながらプラスとなり、リスクに対するマーケットの慎重ムードは続いている。 
 市場が警戒感を強めているのは米消費動向だ。7月の米小売売上高は前月比0.5%増と今年3月以来の大きな伸びとなったが、株価の急落で「逆資産効果」が働く可能性があるほか、先行きの不透明感の強まりが消費を抑えると懸念されている。
 ロイター/ミシガン大学の8月米消費者信頼感指数(速報値)は54.9で、前月の63.7から大幅に悪化。1980年5月以降、約30年ぶりの低水準となった。1987年のブラックマンデーや2001年の米同時多発攻撃、2008年のリーマンショックなどの後よりも厳しい消費マインドの落ち込みに市場の懸念は強まっている。
 失業率の高止まりや賃金の停滞に加え、米債務問題をめぐる政治の混乱が消費者信頼感を圧迫したとみられており、オバマ政権の評価については、否定的にとらえる回答が全体の61%を占め、歴代政権の評価としては過去最悪となった。

104江草乗(管理者)★:2011/08/17(水) 08:30:44 ID:???
米国株、反落 独仏首脳会談に失望 日本株は方向感に欠ける展開か

昨日の米国株は4日ぶりに反落となりました。欧州景気の減速懸念と独仏首脳会談の結果に対する失望から売りが優勢となり、ダウ平均は一時前日の終値に比べ190ドル安となる場面もありました。その後は持ち直し、引けにかけて下げ幅を縮め76ドル安で取引を終えました。住宅着工件数は前月から減少したものの予想の範囲内。鉱工業生産指数が予想を上回る上昇となったほかウォルマートの決算が良好で、相場の支えとなりました。

注目された独仏首脳会談ですが、両首脳はユーロ圏17カ国の首脳級会議の創設や財政赤字の上限を法的に定めるなどの提案を発表しました。但し、ユーロ共同債の導入や欧州金融安定基金(EFSF)の規模拡大に否定的と伝わったことや、金融取引税の導入は市場にマイナス要因との見方が浮上したことで、この会談は株式市場参加者の失望を誘う結果となりました。

株式市場は全般に軟調な展開となりましたが金融株の下げが目立ちました。資本財や商品市況関連など景気敏感株も売られました。反面、決算が好調だったウォルマートやホーム・デポが大幅高となりました。債券は買われ米国10年債利回りは9bps低下の2.22%。原油は反落、金は続伸、ドル円は1ドル76円台後半とほぼ変わらずで戻ってきています。

昨日の米国は下げたと言っても、それまでの3日でダウ平均が760ドル超も上昇した後だけに当然の一服とも思えます。安値の190ドル安からは戻して引けたことから大きな不安を残すものではないでしょう。独仏首脳会談、欧米の経済指標、企業決算などの面では好材料・悪材料が入り混じり評価が難しいところです。本日の日本株は手掛かりに欠け方向感の出にくい相場つきとなりそうです。欧州景気の減速懸念や独仏首脳会談の失望からユーロ関連銘柄の上値は重くなりそうですが、外国為替市場ではユーロはさほど売られていません。110円台半ばで取引されています。

(8月17日:マネックス証券 チーフ・ストラテジスト 広木 隆)

105江草乗(管理者)★:2011/08/17(水) 18:46:35 ID:???
昨日の米国株は4日ぶりに反落となりました。欧州景気の減速懸念と独仏首脳会談の結果に対する失望から売りが優勢となり、ダウ平均は一時前日の終値に比べ190ドル安となる場面もありました。その後は持ち直し、引けにかけて下げ幅を縮め76ドル安で取引を終えました。住宅着工件数は前月から減少したものの予想の範囲内。鉱工業生産指数が予想を上回る上昇となったほかウォルマートの決算が良好で、相場の支えとなりました。

本日の日本株市場は外部環境の不透明感から売られる展開となりました。特に欧州からは良いニュースが聞こえず、欧州事業比率の高い銘柄が売られました。自動車、機械、精密、電機など輸出関連株は総じて安くなりました。日経平均は一時下げ幅が100円を超え、9,000円割れ寸前のところまであったものの、その水準では押し目買いも見られ午後に入ってからは下げ幅を縮小しました。

軟調な外需関連株と対照的に内需株が全般に堅調となりました。外資系証券が投資判断を引き上げた大手ゼネコン株が大幅高となったのに加え、銀行、証券、保険など金融株もしっかり。圧巻はソーシャルメディアやインターネット関連株。東証1部の売買代金1位はグリー(3632)、3位はディーエヌエー(2432)。両銘柄とも年初来高値を更新しました。新興市場銘柄も賑わい、サイバーエージェント(4751)、スタートトゥデイ(3092)、ミクシィ(2121)が牽引した東証マザーズ指数は2%近く上げ3日続伸となりました。ジャスダック市場でも楽天(4755)、デジタルガレージ(4819)などが大きく買われました。

海外環境の不透明感が強く主力の輸出関連株が手掛けにくい状況が続いています。消去法的に内需関連、新興市場銘柄に資金の矛先が向かっていますが、なにかしらでも物色意欲があるのは悪いことではありません。日経平均は9,000円の節目を意識して切り返し、わずかながらでも8月オプションのSQ値(9,054円)を上回る水準で引けたことで引き続き9,000円の大台固めの動きに入っていると思われます。懸念は再びじり高歩調のドル円相場。1ドル76円半ばに迫りお盆休み明けで実需の円買いも出始めるかもしれません。



(8月17日:マネックス証券 チーフ・ストラテジスト 広木 隆)

106江草乗(管理者)★:2011/08/17(水) 23:54:18 ID:???
今回の下げがアメリカが仕組んだイカサマだった以上
安くなっている日本株をとりあえず拾うべきですね。

ただ、個別はわからないのでとりあえず1321を大人買いしておきましたけど。

107江草乗(管理者)★:2011/08/18(木) 15:54:40 ID:???
8月の第二週の海外勢の売り越しが
かなり大きかったようですね。
今売れば、円高ということでそのまま円換算で多くの利益を
手にすることができるわけですし。日本株を売るときは円高
買うときは円安と海外勢はいつもうまく立ち回っていますね。
その通りに市場が反応しているからそうなるわけですけど。

円を上下させるだけで株価も連動するから機械的にもうかるわけで
海外勢は簡単に資産を増やせますね。

108江草乗(管理者)★:2011/08/18(木) 17:11:52 ID:???
これからは携帯ゲームだ!とグリーを買う選択をしなかったのが
悔やまれます。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
昨日の米国株はまちまちの展開となりました。ダウ平均、S&P500はほぼ変わらずで前日比プラスを維持しましたが、ナスダックは小幅に続落。慎重な業績見通しを発表したデルを中心にハイテク株の一角が売られたことがナスダックの足を引っ張りました。

本日の日本株は軟調な展開となりました。日経平均はじり安となり心理的な節目である9,000円を割り込み午後に入ると先物主導で下げ幅を広げ一段安となりました。機械、精密、自動車、電機といった主力の輸出関連株が総崩れとなり市場の地合いを悪化させました。ホンダ(7267)、トヨタ(7203)などは安値更新となりました。アジア株式市場も軒並み安となりました。一時3%を超える下げとなった韓国総合株価指数の下げを主導したのはサムスン電子。一時6%強下げる場面もあり、日本のハイテク・電子部品株も大幅安となる銘柄が目立ちました。

高止まりする円相場と欧米景気の減速懸念で主力・輸出関連株が手掛けられない反面、物色の矛先は引き続き電力、薬品、陸運、小売、サービス、情報通信など内需・ディフェンシブ銘柄に向かいました。グリー(3632)、ディー・エヌ・エー(2432)が東証売買代金の1位2位を占め連日の高値更新。ファーストリテイリング(9983)、エーザイ(4523)も高値を更新しました。

最近の物色動向を見ると欧米の景気減速に対する懸念を強く反映したものとなっており、市場の焦点はいまやその一点に絞られてきた感があります。その意味では本日の米国で発表されるフィラデルフィア連銀製造業景況感指数など一連の重要経済指標から目が離せません。しかし、仮に海外がもうひと波乱あっても、日本株はPBR1倍割れの低バリュエーション、騰落レシオ70割れのテクニカル面の割安感などもあって、一段の下値は限定的と思われます。



(8月18日:マネックス証券 チーフ・ストラテジスト 広木 隆)

109江草乗(管理者)★:2011/08/19(金) 09:29:41 ID:???
欧米株式市場、大幅安 悪材料重なる 日本株は売り一巡後の下げ渋りに期待

昨日の欧米株式市場は大幅安。欧州市場が軒並み5%前後の大幅安となった流れを受けて米国市場も売りが殺到して始まり、ダウ平均は一時500ドルを超える急落となりました。

米国の監督当局が資金調達難の可能性があるとし、欧州銀行の米国部門への監視を強めていると報じたことから金融危機に対する不安が再燃。寄り前に発表された7月の消費者物価指数(CPI)の上ぶれ、新規失業保険申請件数の増加も嫌気されました。追い討ちをかけたのが8月のフィラデルフィア連銀景況指数の低下。2009年3月以来の低水準となったことをうけて相場は一段安となりました。同時に発表された中古住宅販売件数も失望的な内容となり、昨日は悪材料が目白押しとなりました。

景気減速懸念の高まりからリスク回避の流れが加速。資金は米国債と金に流れ込み、米国10年債利回りは一時、初めて2%を下回り過去最低の1.97%をつけました。金も一時1トロイオンス1829.7ドルまで上昇し、最高値を更新しました。

本日の日本株も欧米株安を受けて売られるのは避けられないところでしょう。シカゴCMEの日経平均先物の清算値である8,760円が目処となります。しかし、ダウ平均が600ドルを超える急落となった翌日9日にはザラ場で8,600円台をつけた後、下げ幅を縮小して引けています。昨日も書いた通り、日本株は既に株価が低い水準にあることもあって、欧米に連れて同じような下落率となることはないでしょう。今日も売り一巡後の下げ渋りに期待したいところです。米国市場も景気指標が発表されて一段安となった後は安値水準でのもみ合いとなり、一旦は悪材料を織り込んだ格好です。

(8月19日:マネックス証券 チーフ・ストラテジスト 広木 隆)

110江草乗(管理者)★:2011/08/20(土) 10:35:17 ID:???
<外為>円最高値…政府・日銀介入判断難しく
毎日新聞 8月20日(土)1時32分配信
 円相場が東日本大震災の直後につけた戦後最高値(1ドル=76円25銭)を更新したのは、欧米政府の債務問題や世界経済の減速懸念で投資家の不安心理が連鎖的に拡大し、世界のマネーが「相対的な安全資産」とされる円に逃避したためだ。根本的な原因が米欧が抱える深刻な債務問題にあるだけに、政府・日銀は円売り介入のタイミングをめぐり難しい対応を迫られることになりそうだ。また、急激な円高は、東日本大震災から立ち直りつつある日本経済に大きな影響を及ぼしそうだ。
 ◇追加緩和も焦点
 政府・日銀は7月以降の急激な円高を受け今月4日に円売りの市場介入を実施。介入規模は4.5兆円程度と過去最大規模に上った。介入に合わせて、日銀は同日、国債など資産買い取りなどを行う基金を10兆円増額する追加緩和も実施した。
 政府・日銀が連携して円高阻止の姿勢を示し、円相場はいったんは1ドル=80円台まで急落。しかし、その後も円高基調は変わらず、わずか2週間余りで初の1ドル=75円台まで急伸した。週明けの市場の関心は、日銀のさらなる追加緩和と、政府・日銀の再度の為替介入に集まりそうだ。
 野田佳彦財務相は18日の講演で、最近の円高について「もし金融面で何か動きがあれば、日銀による追加的な金融緩和もあり得る」と言明。白川方明総裁も12日の毎日新聞のインタビューで「その時の情勢の中で適切な政策を行う」と述べ、追加緩和を排除しない姿勢を示した。
 しかし、投機筋の円買い・ドル売り圧力が強まる中、中尾武彦財務官は19日、「日本には頻繁に介入する計画はない」と言明。投機筋などの間で「政府・日銀が単独での円売り介入の継続に二の足を踏んでいる」との見方が広がり、円相場は一気に戦後最高値を突破した。
 市場が注目する日銀の追加緩和では基金の拡充などが焦点となる見通し。現在、基金で買い入れる国債は「満期までの残存期間1〜2年」が対象だが、これを「2年以上」などと長期化する案やETF(上場投資信託)の買い取り額を増やす案などが浮上している。ただ、米連邦準備制度理事会(FRB)のバーナンキ議長が26日講演する予定で、追加緩和の姿勢を示せば、たとえ日銀が追加緩和に踏み切ったとしても、その効果を打ち消しかねない。投資家がリスク回避の姿勢を鮮明にする中、日銀の対応だけで円高の流れに歯止めをかけるめどは立たない。
 一方、19日の外国為替市場では、円だけでなく、ユーロや豪ドルなどが総じて対ドルで上昇する「ドル独歩安」の展開。このため日本単独で円売り介入に踏み切っても効果は限定的で、政府・日銀は追加の為替介入に踏み切るタイミングを見計らっている。
 ドルの信認が揺らぐ中、世界の金融市場の混迷が長引けば世界経済の下振れリスクが高まる懸念もある。このため政府・日銀は9月9日にフランスで開催される先進7カ国(G7)財務相・中央銀行総裁会議に向けて、米欧と協調介入の可能性を探っている。

111:2011/08/20(土) 17:46:41 ID:D2GbywoE
先生、連夜コメントありがとうございます。私は金投資のほうばかりで日本株
の注文は完全に人任せですわ。

過去、私は(96円ぐらいのとき)「強烈な円高がくる」とここで書きましたが、
81円ぐらいを夢想しておりここまでは考えてませんでした。(ドル円)

その根拠はNHKの番組の影響もありファンドやGマンが踊らせる男芸者たち、
すなわちS&Pやムーデ(など)が作為的にドル安にするだろうという意図。

いわゆる仕手軍団的な信用格付け野郎たちです。どうせ回覧板なんだろうし、
みんなで格下げはあるわけないです。また証券会社はグルでしょう。

箸の上げ下げによるオマンマ食い、輸出業者軍団からのキックバックなんか
もあるかもしれませんね。

ここまで円高になると日経なんか上がるわけがなくて、買い基本の私は手が
出ないですわ。早朝にFXとにらめっこも辛いですしね〜

113江草乗(管理者)★:2011/08/21(日) 23:04:33 ID:???
ふみおさん、確かにそうですね。

私は日本株は当分静観で
今はFXメインですよ。

豪ドルの上げ下げで毎日稼げればいいかと思いつつ
ずっと張り付いています。

114江草乗(管理者)★:2011/08/22(月) 21:21:22 ID:???
先週末の米国市場ではダウ平均は大幅に続落。米国景気の減速を懸念する売りが止まらず週間の下げ幅は450ドルを超え、これで4週連続の下落となりました。ヒューレット・パッカード(HP)が急落し相場の下げを牽引しました。HPは前日に決算と併せてパソコン事業の分離を検討していると発表。8〜10月期の業績見通しが市場予想に比べて慎重だったこともあって、先行き不透明感が広がり20%安と大幅に売り込まれました。リスク回避の動きが加速するなか、ドル円相場は戦後最高値を更新。投機的な円買いドル売りが膨らみ、一時1ドル75円台をつけました。

週明けの東京外国為替市場では介入警戒感もあってドル円は76円台後半で神経質な動きとなりました。一時は77円台をつける場面もありました。目先、円高が進まなかったこともあり株式市場は意外に底堅く始まりました。日経平均は前週末比で上昇に転じる場面もありました。しかし値持ちの良さは続かず午後に入ると徐々に下値を切り下げる展開となりました。アジア市場が軒並み安となったことも地合いを悪化させました。大引けにかけて一段安となり日経平均は震災以来初の4日続落。終値は8,628円と、結局シカゴCMEの日経平均先物の清算値8,630円にさや寄せした格好。震災直後(3/15)につけた8,605円以来の安値水準となりました。

業種別では円高メリットがある紙パと電力の2業種のみが上昇しただけ。主力銘柄は見送られ安値を更新する銘柄が目立ちました。東芝(6502)は朝高のあと年初来安値を更新。トヨタ(7203)、ホンダ(7267)、日産(7201)の自動車株もそろって安値を更新しました。グリー(3632)やディーエヌエー(2432)など直近勢いのあった銘柄は反発して始まったものの終値は大幅安。長い陰線を引きました。サイバーエージェント(4751)やスタートトゥデイ(3092)などのネット関連株が大きく売られ東証マザーズ指数は2.7%安ときびしい下げになりました。

日経平均は震災直後につけた8,605円に並ぶところまできたことで、そろそろ底値感も出るでしょう。しかし外部環境が不透明すぎるので日本だけの値ごろ感で支えられないこともまた事実。日銀の追加緩和を早期に望みたいところ。三井不動産(8801)など不動産株が日中は上昇していましたが、日銀によるJREIT購入期待などが背景と見られます。



(8月22日:マネックス証券 チーフ・ストラテジスト 広木 隆)

115江草乗(管理者)★:2011/08/23(火) 10:37:13 ID:???
日本株は反発、欧米株や為替落ち着き評価−NY原油高で資源関連高い
 8月23日(ブルームバーグ):朝方の東京株式相場は、5営業日ぶりに反発。欧米株が下げ止まりの兆しを見せたほか、為替の円相場も落ち着き、株価純資産倍率(PBR)などの割安感に着目した買いが先行している。トヨタ自動車やホンダ、ソニーが上昇。ニューヨーク原油先物の上昇を受け、鉱業や石油製品といった資源関連株も高い。
  午前9時18分時点のTOPIXは前日比4.99ポイント(0.7%)高の747.83、日経平均株価は同64円72銭(0.8%)高の8692円85銭。
  東洋証券の大塚竜太情報部長は、前日の欧米市場でリスク回避の動きがいったん収まったことを受け、「PBRを中心とした割安なバリュエーションや、テクニカル指標での売られ過ぎに着目した買いが先行しやすい」と指摘していた。
  22日の米株式市場では、ダウ工業株30種平均が前週末比0.3%高の10854.65ドルと3営業日ぶりに反発して終了。欧州でもストックス欧州600指数が同0.8%高の224.90と反発した。23日早朝の東京外国為替市場では1ドル=76円台後半、1ユーロ=110円台前半と、前日の東京株式市場の通常取引終了時点と同水準で安定推移している。
  一方、ブルームバーグ・データによると、TOPIXのPBRは22日時点で0.89倍と、理論上の会社解散価値に当たる1倍を下回っている。海外のPBRは、米S&P500種株価指数が1.84倍、ストックス欧州600指数が1.31倍で、日本株の割安感が目立つ。テクニカル指標でも、東証1部の上昇、下落銘柄数の割合を示す騰落レシオが22日時点で63%と、売られ過ぎの目安とされる70%を下回り、年初来最低水準だ。
  東証1部業種別33指数では精密機器、電気・ガス、食料品、証券・商品先物取引、鉱業を中心に27業種が上昇。鉱業などの資源関連株については、22日のニューヨーク原油先物が前週末比2.3%高の1バレル=84.12ドルと反発したことがプラスに働いている。

116江草乗(管理者)★:2011/08/24(水) 08:40:58 ID:???
米国市場、大幅上昇 景気不安が和らぐ 日本株も続伸へ

昨日の米国市場は大幅に続伸。中国や欧州の景況指数が良好な結果となったことで世界景気の減速懸念がやや後退しました。ダウ平均は年初来高値から2,000ドルほど低い水準まで下げていただけに割安感もあって急伸しました。一日を通してほぼ右肩上がりの推移となり取引終盤にかけて一段高。ダウ平均の終値は前日比322ドル高の11,176ドル。この日の高値圏で引け4日ぶりに11,000ドルの大台を回復しました。

全面高のなかエネルギー株とハイテク株が相場上昇を牽引。ハイテク株の比率が高いナスダック総合指数はプラス100ポイント(4.3%)と大幅高となりました。ダウ平均構成銘柄のなかではエクソン、シェブロンの石油株が上昇率の1位と2位。バンク・オブ・アメリカを買収するのでは、との噂が流れたJPモルガン・チェースが4%超の上昇、一方、バンク・オブ・アメリカは2%近く下げ、ダウ平均構成銘柄のなかで唯一の値下がりとなりました。

過度なリスク回避姿勢も和らぎ、米国債、金は下落。原油は上昇しました。冒頭で触れた欧州のPMI指数が予想を上回り前月水準を維持したことでユーロが対ドルで上昇。これに連れてドル円でも一時円高方向に振れましたが、結局1ドル76円台後半と変わらずの水準で戻ってきています。なお、米国東部バージニア州を震源とする地震が発生しましたが金融市場に大きな影響はありませんでした。

本日の日本株も海外株高を受けて上昇する見込み。日経平均で18日〜19日で空けた窓を埋めること(8,900円台前半までの上昇)を期待したいところですが、依然として1ドル76円台に張り付いた円高の環境は変わっていないため、そこまでの上昇は高望みでしょうか。海外の相場が高くても日本株は連れ高しない、というケースがここ何回か見られただけに今日も慎重姿勢が優勢で上値は重いかもしれません。

(8月24日:マネックス証券 チーフ・ストラテジスト 広木 隆)

117江草乗(管理者)★:2011/08/24(水) 09:49:36 ID:???
日本国債を格下げ=震災後で初、中国と並ぶ―米ムーディーズ
時事通信 8月24日(水)8時17分配信

 米国の格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスは24日、日本国債の格付けを21段階のうち上から3番目の「Aa2」から、中国などと同じ4番目の「Aa3」へ1段階引き下げたと発表した。同社による日本国債の格下げは約9年3カ月ぶり。格付けの見通しは「安定的」とした。国際金融市場に影響力のある欧米の大手格付け会社が東日本大震災後に日本国債を格下げするのは初めて。
 同社は格下げの理由として、多額の財政赤字と政府債務の増加を挙げ、頻繁に首相が交代する政治の不安定さが経済・財政改革を妨げていると指摘。「震災と津波、福島第1原発事故が景気回復を遅らせ、デフレを悪化させた」と説明した。
 格下げ後も日本国債の信用力は問題ないとされる水準を維持している。ただ、今後も財政再建の取り組みが進まなければ、さらなる格下げは避けられず、長期金利が上昇して景気回復の足かせとなる恐れもある。

118江草乗(管理者)★:2011/08/24(水) 16:50:27 ID:???
昨日の米国市場は大幅に続伸。中国や欧州の景況指数が良好な結果となったことで世界景気の減速懸念がやや後退しました。ダウ平均は年初来高値から2,000ドルほど低い水準まで下げていただけに割安感もあって急伸しました。一日を通してほぼ右肩上がりの推移となり取引終盤にかけて一段高。ダウ平均の終値は前日比322ドル高の11,176ドル。この日の高値圏で引け4日ぶりに11,000ドルの大台を回復しました。

米国の大幅高を受けて買い優勢で始まった日本株ですが、寄付きから上値の重さを感じさせる展開でした。ダウ平均は300ドル超の上げに対して日経平均の上げ幅は100円にも届きませんでした。買い一巡後は急速に伸び悩み前場終了前には早くもマイナス圏に沈みました。午後は前日終値付近まで戻すのがやっと。14時過ぎには下げ幅を拡大し本日の安値圏で引けました。

ムーディーズによる格下げを受けて大手銀行株が売られたほか、トヨタ(7203)、日産(7201)、ホンダ(7267)などの自動車、キヤノン(7751)、東芝(6502)、日立(6501)などの電機といった主力銘柄が軒並み安。昨日は大幅上昇した任天堂(7974)も反落。コマツ(6301)、ファナック(6954)などの中国関連から最近のリード役だったグリー(3632)、ディーエヌエー(2432)まで相場の中心的な銘柄が全面安となりました。主力株の低迷を受けてTOPIXコア30は1.5%安と主要株価指数のなかで群を抜いて安く、指数算出以来の安値を更新しました。

上昇したのは円高メリットがある紙パや復興需要期待の建設株など。電鉄など内需の一角に混じって地銀株のなかで上昇するものも目立ちました。大手行は格下げになっても地銀株は格付けが据え置かれたことが安心感を誘ったようです。

米国株の大幅高に連動せず、力なく下げた日本株市場。それだけ世界景気に対する不安心理が強いとも言えますが、今日の下げの主因は政府が発表した緊急円高対策に対する失望売りだと考えます。発表された円高対策パッケージはあまりにも的外れで効果が期待できません。その証拠に為替市場はまったく反応していません。こうした政府の無策が市場心理を悪化させていると思われます。


(8月24日:マネックス証券 チーフ・ストラテジスト 広木 隆)

119江草乗(管理者)★:2011/08/25(木) 08:45:52 ID:???
米国市場、大幅上昇 日本株も反発へ 輸出関連株の戻りに期待

昨日の米国市場は大幅に3日続伸。ダウ平均は前日に300ドル超急伸した反動もあって取引開始時は利益確定売りが優勢でした。しかし朝方発表された耐久財受注額が市場予想を上回ったことやバーナンキFRB議長が追加の金融政策に言及する期待もあって、売り買い交錯するなか底堅く推移しました。株式市場は取引終盤にかけて徐々に上げ幅を拡大、大引け直前には一段高となりこの日の高値圏で取引を終了しました。

7月の製造業耐久財受注は前月比4.0%増と4カ月ぶりの大きな伸びとなって市場の予想(2%程度)を上回りました。

JPモルガンとの合併観測を否定したバンク・オブ・アメリカを中心に金融株が相場の上昇を牽引しました。バンカメは11%の急伸となったほかシティが4%高、JPモルガンが3%高と軒並み大幅高となりました。

金相場は前日比104ドル(5.6%)安の1トロイオンス1757.3ドルと大幅に続落しました。米国株式市場が大幅に続伸し、リスクを回避姿勢が後退しました。シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)が25日から金先物の取引証拠金を引き上げると発表したため時間外取引では一段安となっています。

本日の日本株市場は反発が期待されます。このところ海外株高に追随できないことが多かった日本市場ですが、さすがに今日は上昇するものと期待します。日経平均は、震災直後3月15日の終値である8,605円に接近していることから値ごろ感も出ており、シカゴCMEの清算値である8,760円を意識した動きとなりそうです。ドル円相場も1ドル77円台と円安方向で帰ってきていることも輸出関連株の反発に寄与するでしょう。

(8月25日:マネックス証券 チーフ・ストラテジスト 広木 隆)

120江草乗(管理者)★:2011/08/25(木) 23:09:22 ID:???
金相場が下げてきたことで、これまでリスク回避のために金買い、円買いに
動いた資金が移動し始めましたね。
金を売ったゼニで、下がってる株を拾うのじゃないでしょうか?

121江草乗(管理者)★:2011/08/26(金) 11:48:30 ID:???
うーん、動かないですね。

割安なのに日本株弱すぎますわ

122江草乗(管理者)★:2011/08/26(金) 17:04:48 ID:???
昨日の米国市場は反落しました。著名投資家のウォーレン・バフェット氏がバンク・オブ・アメリカに50億ドルの出資を決定したことから、相場に買い安心感が広がり、ダウ平均は買いが先行。一時85ドル高となる上昇を見せましたが、買いは続かず取引開始から1時間も経たないうちにマイナス圏に沈みました。ジャクソンホールでのバーナンキFRB議長の講演を控えて手仕舞い売りが優勢となりました。新規失業保険申請件数の増加やドイツをはじめとする欧州株安も嫌気されました。

本日の日本株市場はバーナンキ議長の講演を控えて売りにも買いにもポジションを傾けにくく膠着感の強い展開となりました。欧米の株式市場の下落という悪材料を円高一服感が相殺し、ほとんど値動きがありませんでした。日経平均の安値は前日比29円安、高値は32円高。約60円の狭い値幅内での小動きに終始。取引終盤にかけてやや強含み、8,800円台をわずかに下回って引けました。

菅直人首相の退陣表明が伝わりましたが、相場への影響は見られませんでした。売買代金のトップは東京電力(9501)で9%近い上昇となりました。2位のグリー(3632)も大幅続伸。5位に入ったディーエヌエー(2432)は6日ぶりに約7%高と急反発。エルピーダ(6665)が制限値幅の上限(ストップ高)まで買われる約18%高の急騰を演じました。再編期待などとの声もありましたが特段の材料が出たわけではなく短期的な底入れ感からの買戻しと見られます。

主要株価指数は動きが見られませんが、東証1部の値上がり銘柄数は1,100銘柄。東証小型株指数は1%超の上昇となっており小型株がかなり堅調だったことが伺えます。今晩のジャクソンホールというイベントを通過しても来週はまた米国でISM指数、雇用統計と重要な指標の発表が目白押し。しばらく神経質な展開が続きそうです。



(8月26日:マネックス証券 チーフ・ストラテジスト 広木 隆)

123江草乗(管理者)★:2011/09/12(月) 00:17:17 ID:???
財政健全化、世界に公約…超円高是正は手詰まり

 【マルセイユ(仏南部)=小林泰明】9日(日本時間10日)閉幕した先進7か国(G7)財務相・中央銀行総裁会議で、安住財務相は、東日本大震災の復興策の財源確保などで財政健全化に取り組む方針を表明した。

 ただ、日本にとって最大の焦点だった超円高の是正を巡っては手詰まり感が浮き彫りになった。野田内閣は国際公約として示した財政再建の具体化と同時に、円高対策を急ぐ必要に迫られる。

 ◆財政規律維持

 G7デビューとなった安住財務相は会議で、政府が震災からの復興のために2011年度第3次補正予算案を編成する一方、財源は将来に先送りせず臨時増税などで確保し、財政規律を維持する方針を説明。高齢化に対応するため、消費税率を10年代半ばまでに10%に引き上げる社会保障・税一体改革案も報告した。

 政府はこれまで財政再建の国際公約として、今後3年間の財政の大枠を示す中期財政フレームと、財政健全化の目安となる基礎的財政収支を20年度に黒字化する目標を掲げてきた。今回、新たに財政再建の具体策を国際公約に追加した形となった。

 安住氏は会議後の記者会見で、「財政再建を前提にしないと金融不安に跳ね返る状況を共有した」と述べた。日本も財政健全化を進めないと欧州のように金融危機を招きかねないとの危機感からだ。

(2011年9月11日19時37分 読売新聞)

124江草乗(管理者)★:2011/09/13(火) 22:14:35 ID:???
今日は珍しく日経平均が反発しましたね。
昨夜のNYがプラスで引けたからなんですけど。

本格上昇はまだまだ先ですけど
というか、そんな日は来るのか・・・

125KK:2011/09/14(水) 10:28:49 ID:???
とりあえず、先物の5日線超え待ちです。
25日線はまだまだ遠いので、長期で安心して買えないです…。

126江草乗(管理者)★:2011/09/16(金) 18:51:47 ID:???
昨日の米国株式市場は4日続伸。欧州中央銀行(ECB)や米連邦準備理事会(FRB)、日銀などが、金融市場にドル資金を供給すると発表。欧州債務危機を受けて日米欧の主要中央銀行が金融システム不安に対応する協調姿勢を示したことで市場に安心感が広がりました。欧州株式市場で銀行株が大幅に上昇、米国市場でも金融株を中心に買われダウ平均は大幅続伸、取引終盤にかけて上昇幅を拡大しこの日の高値圏で引けました。

こうした流れを受けて日本株も大幅続伸となりました。非公式統計ながら市場筋の推計による外資系証券9社の寄り付き前注文動向は、930万株の大幅買い越しとなりました。日経平均は116円高の8,785円と9月のメジャーSQ値をあっさりと越えて寄り付くと10時過ぎには8,800円強の水準にあった25日移動平均も上回りました。午後に入ると一段と上昇幅を広げ、終値は195円高い8,864円と高値引けとなりました。8,800円台の回復は2週間ぶり。4%近い上昇となった韓国をはじめアジア市場の上昇も投資家心理を明るくしました。

主力株を中心に幅広く買われ、東証1部の値上がり銘柄数は全体の9割近くに当たる1,442銘柄。証券や銀行などの金融株に加え、電機、精密、機械、自動車などの上げが目立ちました。欧州不安の後退でユーロ円が106円台半ばまで戻していることから欧州事業比率の高い銘柄の買い戻しと見られる上昇も顕著でした。売買代金トップのグリー(3632)は5日ぶりに6%超の大幅反発となりましたが、東京ゲームショウが開催されるなかスクエニ(9684)、カプコン(9697)、コナミ(9766)などは軒並み安。任天堂(7974)も冴えませんでした。枝野経産相の発言が嫌気されて東京電力(9501)はじめ電力株もそろって下げました。

本日の日本株式市場は意外なほど強かった印象です。三連休の間に欧州では非公式財務相会合が開かれるとあっては、通常ならばポジションは取れないところです。そう考えれば今日の上昇は売り方の手仕舞いと考えるべきでしょう。主要指数のなかで最も下げがきつかったTOPIXコア30も25日線を抜けてきたことで相場のムードは改善しています。連休明けもこの地合いが続くことを期待したいところです。



(9月16日:マネックス証券 チーフ・ストラテジスト 広木 隆)

127江草乗(管理者)★:2011/09/18(日) 09:50:32 ID:???
さて、ギリシャ問題がいったん落ち着いた・・・といってもせいぜい2ヶ月だと思いますけど
今がとりあえずの買い場であるような気がします。
チャートを観ながら大きく下げてる優良株に出動でしょうか

128江草乗(管理者)★:2011/09/25(日) 12:47:54 ID:???
今起きている動きですが
すべての金融資産から現金へと資金が動いているわけで
かといって、ここから下がるから売りではいるというタイミングでもない。

金さえ売られているということは
「とりあえず現金で持っていよう」ということになってるかと
思うのですよ。

129江草乗(管理者)★:2011/09/25(日) 14:29:05 ID:???
そうしてみんなが現金のポジションを増やしているという
ことは、次にその現金で何が買われるのかということであり
今はそのための材料待ちなんでしょうね。

米国債や米ドルが買われてるのは
単に流動性の問題かと思います。

米国債も短期証券よりも長期債の方が高いという
逆ざやがおきているらしい。それで長期債を売って
短期債に乗り換えていくわけです。

130江草乗(管理者)★:2011/10/13(木) 20:27:54 ID:???
◆市況概況◆

昨日の米国株式市場は上昇しました。欧州債務危機の対応が進展しているとの
見方から市場心理が改善、ダウ平均は買い先行で堅調にスタート。FOMC議事要
旨発表を受け一段高となり上昇幅を200ドル余りに広げました。一時は昨年末
の水準を上回り、年初来リターンがプラスとなる場面もありましたが、引けに
かけては伸び悩み11,518ドルで取引を終えました。

欧州債務不安の後退でユーロが上昇する一方、ドル円でも米国金利上昇などを
背景にニューヨーク市場では1ドル77円台中盤まで円安ドル高が進みました。
こうした外部環境の好転を受け、本日の日本株は反発しました。日経平均は寄
り付きから8,800円台を回復して始まりました。その後は8,800円台前半の狭い
レンジ内での値動きに終始。日経平均の一日の値幅は40円強と膠着感の強い展
開でした。取引終盤にかけてはやや伸び悩むところもありましたが日経平均は
終値で8,800円台を維持、約1カ月ぶりの水準で引けました。

中国の消費者物価指数の発表を明日に控え中国関連株に見直し買いが入り売買
代金1位のコマツ(6301)、2位のファナック(6954)とも大幅に上昇しました。
ユーロの上昇を受けて欧州事業比率の高い銘柄も堅調でした。特にソニー
(6758)は液晶テレビのリコールやタイの洪水被害など悪材料にもかかわらず
3%近い値上がりとなりました。一方で業績見通しを下方修正した大正薬
(4581)をはじめとする薬品などの内需・ディフェンシブ銘柄は値下がりが目
立ちました。

東証1部の売買代金はかろうじて1兆円を上回り、2日連続の1兆円割れは回避し
たものの売買が低調なことには変わりありません。商いが盛り上がらないうち
は上値を追う向きも限られ約1カ月ぶりの8,800円台回復といっても迫力を欠き
ます。米国市場ではダウ平均が年初来でプラス転換目前、ドイツ市場ではDAX
指数の6,000ポイント回復目前と海外市場の戻りに比べ、日本市場の戻りの鈍
さが目立ちます。為替動向と下旬から始まる決算発表が出遅れ修正の鍵を握る
と見ています。

131江草乗(管理者)★:2011/10/13(木) 22:29:07 ID:???
増税しても経済のマイナス成長で結果的に税収減が世界の常識
2011.10.13 07:00
 野田政権になって急速に復興増税の議論が高まっているが、野田政権と財務省は2013年にも消費税の引き上げを画策しているという。

 実際には「増税すれば税収は減る」というのが経済学と経済史が教える真理である。

 オイルショック後に税収不足を補うために増税に踏み切り、その後、長く国家低迷に苦しんだ「英国病」はその典型であり、逆に赤字財政のなかでも大減税したことで経済が復興し、税収を伸ばしたのがレーガン時代のアメリカ、プーチン時代のロシアだった。

 日本も例外ではない。消費税が導入された1989年を境に成長を続けてきた日本経済に急ブレーキがかかり、1993年にはオイルショックの1974年以来のマイナス成長を記録した。

 1997年に税率を3%から5%に上げた際には、それまで4年連続成長を続けていたGDPが翌年からすぐさまマイナスに転じ、その後の経済縮小トレンドを招いたのである。

 消費税収だけならば、導入後、税率引き上げ後も安定した収入、官僚目線でいえば期待した税収が入り続けている。が、総税収に目を転じれば、先に述べた経済低迷の影響が顕著で、マイナス成長に転じた1993年を機に税収は減り始め、慌てて税率を引き上げた1997年と翌1998年こそ税収が回復したものの、1999年には11兆円近くもダウンするという、経験のない財政パニックを招いたのである。

 そして現在の総税収は、なんと消費税導入前より低い。「だから税率引き上げ」という財務官僚の浅知恵がどれだけ危険か、データが如実に示している。

※週刊ポスト2011年10月21日号


--------------------------------------------------------------------------------

132江草乗(管理者)★:2011/10/18(火) 17:56:29 ID:???
日本株は輸出、素材中心反落、欧州楽観論が後退−荒れるオリンパス
記事をメールで送信
記事を印刷する Twitter
はてな
livedoor
Yahoo!
Newsing it!
Buzzurl   10月18日(ブルームバーグ):東京株式相場は反落。欧州債務問題への楽観的な見方が後退したほか、米国経済の減速懸念もくすぶった。為替が円高方向に振れた影響もあり、精密機器や電機など輸出関連、鉄鋼やガラス・土石製品など素材関連を中心に東証1部33業種は変わらずの空運を除き、32業種が安い。経営内紛に揺れるオリンパスは一時反発場面もあったが、結局大幅に続落。

  TOPIXの終値は前日比10.64ポイント(1.4%)安の751.24、日経平均株価は同137円69銭(1.6%)安の8741円91銭。

  楽天投信投資顧問の大島和隆社長は、欧州債務問題について「投資家は安易に解決できないと再認識している」と指摘。債務問題の震源であるギリシャの状況が聞こえてこない点を懸念しており、「ギリシャで財政再建の取り組みが前に進まない限り、根本的な問題解決にはならない」と話していた。

  23日のEU(欧州連合)首脳会議で債務問題が解決に向かうとの期待が高まっていた中で、ドイツのザイベルト首席報道官は17日、メルケル独首相が「このパッケージによって何もかもが解決し、月曜には全てが完了しているという夢物語がまたしても根を張りつつあるが、その夢の実現は不可能だ」との見解を示した、と述べた。

  一方、ニューヨーク連銀が17日に発表した10月の同地区製造業景況指数はマイナス8.5と、ブルームバーグがまとめたエコノミスト予想の中央値(マイナス4)を下回った。ゼロ以下は5カ月連続。

  また、18日に公表された中国の7−9月(第3四半期)の国内総生産(GDP)は、前年同期比9.1%増と2009年以来の低い伸びに鈍化。ブルームバーグがまとめたエコノミスト22人の予想中央値(9.3%増)も下回った。楽天投信の大島氏は「世界経済の状況を考えると、十分な数字」と言うが、きょうのマーケットへの影響はほとんど見られなかったとしていた。

133江草乗(管理者)★:2011/10/19(水) 23:14:05 ID:???
昨日の米国株式市場は大幅反発。バンク・オブ・アメリカの決算を受け金融株が買われました。欧州金融安定基金(EFSF)の規模拡大報道などもあって取引終盤にかけて一段高となりました。四半期ベースで最高益となる好決算を発表したインテルは時間外取引で上昇。一方、前年同期比で5割強の増益を達成したアップルは、1株当たり利益が市場の予想に届かなかったとして時間外で売られ値を下げました。

本日の日本株は米国株高を受けて反発して始まりました。日経平均は8,800円台を回復して寄り付きましたが買い一巡後は伸び悩みが鮮明となりました。午後には前日終値近辺まで上昇幅を縮め、TOPIXに至っては前日比マイナスに沈む場面もありました。日経平均の終値は30円高、TOPIXはほぼ前日とかわらず、かろうじてマイナスは避けられたといった状況でした。インテルの好決算よりもアップルが時間外で売られたことから、今晩の米国市場に対する警戒感のほうが色濃く反映された格好です。

主力銘柄のなかではコマツ(6301)、ファナック(6954)、ファーストリ(9983)の堅調さが目立ちました。インテル向けのICパッケージを手掛けるイビデン(4062)が買われました。一方、横浜ベイスターズの買収観測が伝えられたディー・エヌ・エー(2432)は8%近い大幅安。鹿島(1812)をはじめ大手建設株も冴えませんでした。業績を上方修正して朝方は買いを集め4%近く上昇する場面があった東急不動産(8815)も一時前日比マイナスに転じるなど、資金の足が非常に速いことを伺わせます。一部で押し目を拾う動きも見られる一方、少しでも上がったところは着実に売られるといった展開になっています。

東証1部の売買代金は3日連続の9000億円割れ。日本市場は値動きに乏しく膠着感の強い展開が続いています。アップルの時間外での下落が本日の上値の重さにつながったようですが、アップルの株価は史上最高値を更新していただけに当然の利益確定タイミングだったと思われます。足元のiPhone4Sの好調な出足を見れば業績に不安はなく、7-9月期の決算を材料にした下げは一時的なものとなると考えます。



(10月19日:マネックス証券 チーフ・ストラテジスト 広木 隆)

134投資家さん:2011/10/26(水) 18:36:11 ID:8tCy1KyQ
日銀が追加緩和の必要性議論へ、EU首脳会議後の市場動向踏まえ判断
ロイター 10月26日(水)11時19分配信
 10月26日、日銀は27日に開く金融政策決定会合で、追加金融緩和の必要性を議論する。写真は日銀本店。8月撮影(2011年 ロイター/Yuriko Nakao)
 [東京 26日 ロイター] 日銀は27日に開く金融政策決定会合で、欧州債務問題に対する警戒感から市場が不安定化するなど日本経済の下振れリスクが高まりかねない情勢になっていることを踏まえ、追加金融緩和の必要性を議論する。

 26日に開かれる欧州連合(EU)首脳会議の結果を受けた市場動向などを踏まえて最終判断する。関係筋が明らかにした。

 欧州不安による投資家のリスク回避姿勢を背景に円相場は25日の米国市場で一時1ドル=75.73円と最高値を更新した。EU首脳会議の動向次第でさらに急速な円高や株安となるなど市場が動揺し、東日本大震災のショックから立ち直りつつある日本の経済・物価に影響を与えると判断すれば、追加緩和に踏み切る可能性がある。その場合の具体的な緩和策は、8月会合で総額50兆円程度に拡大した資産買い入れ基金を再び増額することが軸になりそうだ。

 日銀は、欧州債務問題が引き金となり市場の急変が国内金融システムに波及する懸念が高まるなど有事の際には、流動性供給や追加緩和を機動的に発動する構え。一方、欧州問題は長期化が避けられないとの見方が支配的な中で、追加緩和のカードは適切なタイミングを見極めなければ効果が少ないとの意見も根強い。

 欧州金融安定ファシリティー(EFSF)の拡充方法については調整が難航しており、ギリシャ債務の大幅削減をめぐっても具体策が先送りされる可能性がある。日銀は27日の会合当日の外為・株式市場の反応などを見極める必要があり、ぎりぎりの判断を迫られることになりそうだ。 

 進行する円高に対し、政府も企業収益や輸出への影響、産業空洞化の加速などの観点から日本経済に悪影響を及ぼすと危機感を強めており、21日には「円高への総合的対応策」を決定したばかり。安住淳財務相は26日、円高進行について「非常に投機的な動き」とし、日銀に対して「適時適切な対応をしてくれると思っている」と期待感を表明した。

135投資家さん:2011/10/31(月) 18:01:40 ID:rns24qag
日経平均、再び9千円割れ 為替介入効果続かず
 31日の東京株式市場で、日経平均株価は値下がりし、前週末より62円08銭(0.69%)安い8988円39銭で取引を終えた。政府・日本銀行の「為替介入」を受け、午前の取引では一時、前週末より100円超高い9152円39銭まで値上がりしたが、午後に入るといったん利益を確定する売りが強まり、前週末に約2カ月ぶりに回復した9000円を下回った。

 東京証券取引所第1部全体の値動きを示すTOPIX(東証株価指数)は同7.37ポイント(0.96%)低い764.06、出来高は17億7千万株だった。

136江草乗(管理者)★:2011/11/02(水) 21:27:57 ID:???
昨日の米国株式市場は大幅続落。ダウ平均は前日比300ドル近い下げとなりました。ギリシャが金融支援の条件である緊縮財政策について受け入れの可否を問う国民投票の実施を表明したことから欧州債務不安が再燃しました。これを受けて、ドイツDAX指数、フランスCAC40指数などは5%の下落、イタリアMIB指数は7%近い下げとなるなど欧州株式市場は急落となりました。破綻した金融大手MFグローバルが顧客資産を流用していたことやISM製造業景況感指数が予想より低かったことなども嫌気されました。

本日の日本株市場は昨日の海外株式市場の大幅安を受けて売りが先行。日経平均は、25日移動平均(8,726円)を寄り付きから下回ったことで下げが加速、200円近い下げとなり終値は8,640円。10月21日以来の8,600円台で引けました。日経平均は寄り付きの値が今日の高値で、終値が今日の安値。ローソク足では上ヒゲ、下ヒゲのない丸坊主の陰線を出しています。

海運、鉄鋼、自動車、機械、電機など景気敏感の主力銘柄が軒並み売られました。昨日同様、売買代金の1位はディーエヌエー(2432)。2位はトヨタ(7203)。91円(3.5%)安と厳しい下げとなりました。3位はグリー(3632)で5日ぶり反落も0.5%安と比較的小幅な下げにとどまりました。

日本市場は明日休場となることに加え、米国のFOMCの結果発表、バーナンキ議長の会見、G20など多くのイベントを控えて手仕舞い売りに押された格好です。目先はギリシャの国民投票問題がどう決着をみせるのか、行方が気になるところです。本日、引け後にソニー(6758)が決算発表を行い今期の最終損益を従来の600億円の黒字から900億円の赤字に下方修正しました。休み明けの東京市場ではソニーの株価動向が注目を集めるでしょう。



(11月2日:マネックス証券 チーフ・ストラテジスト 広木 隆)

137江草乗(管理者)★:2011/11/17(木) 18:31:15 ID:???
昨日の米国株式市場は大幅反落。ダウ平均は売り先行で始まりましたが10月の米鉱工業生産指数が市場予想を上回ったことなどを手掛かりに下げ幅を縮小する流れとなり一時は前日比プラス圏に浮上する場面もありました。しかし、格付け会社フィッチ・レーティングスが、欧州の債務危機の伝染がさらに拡大すれば、米金融機関の深刻なリスクになると発表したことが嫌気され、取引終盤にかけて急速に売られる展開となりました。原油先物相場は大幅に続伸。1バレル100ドルの大台を一気に越えてきました。原油価格の上昇が米国経済の重石となると悪材料視されたことも、昨日の米国株相場下落の一因となりました。

本日の日本株市場は小幅に反発しました。朝方は海外環境の悪化を受けて売り先行で始まりました。日経平均は8,400円ちょうどまで下落しましたが、その水準では値ごろ感も意識され急速に下げ渋る展開となりました。午後にはプラス圏に浮上、前日終値を挟んでもみ合う動きとなり、結局小幅高で引けました。

特別な材料があったわけではありませんが、さすがに値ごろ感が強まったのでしょうか、主力銘柄に買い戻しが入りました。トヨタ(7203)、ホンダ(7267)、ソニー(6758)などが反発しました。原油価格の上昇を受けて商社など資源関連銘柄が上昇しました。電機、自動車、機械などが堅調な一方、通信、小売、薬品、食品など内需ディフェンシブ系の銘柄は値下がりが目立ちました。個別では傘下のSAEマグネティクスがHDDヘッド供給で米ウエスタン・デジタルと合意したTDK(6762)が売買代金3位の商いを集め9%近い急騰を演じました。外資系証券が目標株価を引き上げたシャープ(6753)も買われ3.9%高となりました。

前場は昨日に続きTOPIXが取引時間中で安値を更新する場面もあり一段の下値警戒感が強まりました。しかしそこから反発したことでローソク足では下ヒゲを出して陽線を引いた格好です。短期的には底入れムードが出てもおかしくはありません。売買代金は多少増えたとは言え、依然として1兆円割れが続いています。反発を軌道に乗せるにはもう少し商いが膨らむことが必要でしょう。



(11月17日:マネックス証券 チーフ・ストラテジスト 広木 隆)

138江草乗(管理者)★:2011/11/17(木) 21:40:14 ID:???
債券先物反落、1年ぶり高値の反動や株価反発で−午後に売り優勢
記事をメールで送信
記事を印刷する Twitter
はてな
livedoor
Yahoo!
Newsing it!
Buzzurl 11月17日(ブルームバーグ):債券市場では先物相場が反落。欧州債務問題をめぐる懸念を背景に株安・債券高となった米国市場の流れを引き継いで買いが先行し、先物は朝方に1年ぶり高値圏まで達した。しかし、午後に入ると国内株価が上昇転換したことや高値警戒感から売りが優勢になって下げに転じた。

  JPモルガン証券の山脇貴史チーフ債券ストラテジストは、債券相場の上昇が続いていたので、高値警戒感から午後に入っていったん戻り売りが出たと説明。もっとも、「長期金利は1%近辺でもみ合っていた水準から0.9%台半ばまで低下したが、欧州の債務問題への警戒感が強いことから金利が上昇する感じではない」とも述べた。

東京先物市場で中心限月12月物は3日ぶりに反落。前日比横ばいの143円01銭で始まり、直後から水準を切り上げ、午前10時過ぎには13銭高の143円14銭まで上昇。中心限月で昨年11月5日以来の高値を付けた。しかし、午後に入って日経平均株価が反発に転じたこともあり、次第に売りが優勢となり、結局は4銭安の142円97銭と、この日の安値で引けた。

朝方は買いが優勢だった。みずほインベスターズ証券の井上明彦チーフストラテジストは、「昨日までの地合いの強さに加えて、欧州債務問題を背景にリスクオフ(回避)の動きとなっており、円債市場では買いが先行した」と説明した。

139江草乗(管理者)★:2011/11/21(月) 21:15:24 ID:???
先週末の米国市場はまちまちの展開。ダウ平均は前日比25ドル高と小幅に反発したものの、S&P500はほぼ変わらず、ナスダック総合指数は続落となりました。スペイン国債の利回りがユーロ導入後の最高を更新するなど欧州債務問題への懸念が依然としてくすぶり続ける一方、米国の財政赤字削減を巡る超党派協議が難航し相場全体は上値の重さが目立ちました。

本日の日本株市場は相変わらずの手掛かり材料難のなか安値圏で膠着感の強い展開となりました。日経平均は小幅に続落、9月26日に付けた終値ベースでの年初来安値を約2カ月ぶりに更新しました。東証では本日から前場の取引時間が30分延長されましたが商いは盛り上がらず、東証1部の売買代金は7500億円強と今年2番目の低水準、TOPIXも連日で年初来安値を更新するという皮肉な結果となりました。

海外環境で唯一変化があったのはスペインの政権交代。スペインの総選挙が現地時間20日に実施され、最大野党の国民党が下院で単独過半数を獲得しました。7年半ぶりの政権交代に対する欧州市場の評価を見極めたいとする向きも多く、様子見気分に拍車をかけました。

個別ではディー・エヌ・エー(2432)が12%超の急落となりました。グリー(3632)も5%超の大幅安。グリーとKDDI(9433)がディー・エヌ・エーに対して訴訟提起と伝わる前から株価は下げており、横浜ベイスターズ買収発表前後の株価の動きが不審であるとの噂も流れるなど、短期筋の資金が売りを仕掛けた観測があります。主力株が手掛け難いなか、短期資金が材料株の一角に向かっています。オリンパス(7733)はストップ高となりました。その一方で見直し買いで堅調な値動きとなっているシャープ(6753)は今日もしっかり。食品、陸運、小売など内需の一角も物色を集めました。



(11月21日:マネックス証券 チーフ・ストラテジスト 広木 隆)

140投資家さん:2011/11/25(金) 13:45:26 ID:kFv1NO3c
日本株は小幅反発、精密や海運、鉄鋼が上昇−割安感と欧州懸念交錯
 11月25日(ブルームバーグ):午前の東京株式相場は小幅反発。オリンパスやニコンが主導した精密機器株のほか、直近の下げが目立っていた海運、鉄鋼、証券株などが上昇。TOPIX、日経平均株価がともに前日に2年8カ月ぶりの安値を付ける中、投資指標面から見た割安さが見直された。

  ただ、欧州債務危機拡大への懸念は根強く、買いの勢いは限定的。商社など資源関連株が安く、食料品や水産・農林といった直近堅調だった内需関連の一角が売られ、リターン・リバーサルの動きも見えた。TOPIXの午前終値は前日比1.62ポイント(0.2%)高の707.70、日経平均株価は同8円13銭(0.1%)高の8173円31銭。

  大和投資信託の長野吉納シニアストラテジストは欧州情勢に関し、追加的に大きな悪い話が出てきているわけではなく、「積極的に売ろうという人がきょうのところはいない。割安感があるところが下支えになっている」と指摘した。

  ブルームバーグのデータによれば、TOPIXの株価純資産倍率(PBR)は0.85倍と、理論上の会社解散価値に当たる1倍を下回る。欧米株のPBRは、米S&P500種株価指数が1.89倍、ストックス欧州600指数は1.26倍だ。このほかテクニカル指標では、東証1部の上昇、下落銘柄数の割合を示す騰落レシオが24日時点で78%と約3カ月ぶり低水準にあり、売られ過ぎの水準を指す70に迫っている。

  東洋証券の土田祐也ストラテジストによると、PBR1倍割れ銘柄が相次ぐなど、「『陰の極』にきている感があり、直近で売られた銘柄にショートカバーや打診買いが入り始めている」と言う。

          リターン・リバーサル

141江草乗(管理者)★:2011/11/28(月) 22:43:17 ID:???
本日の日本株は反発しました。日経平均は109円高で寄り付いたあと午前中に
は一時上げ幅を160円超まで拡大、午後に入っても目立って弱含むことなく127
円高で引けました。イタリアの新聞が、IMFがイタリアに対し4〜6千億ユーロ
の金融支援を準備していると報じたことが好感されました。また、アメリカの
年末商戦が初日となる感謝祭翌日の金曜日(ブラックフライデー)に好調な滑
り出しを記録したとの民間調査会社の発表を受け、米株価指数先物が時間外で
大幅高となっていたことも支援材料となりました。日本株も幅広い業種に買戻
しが入り、東証1部では7割弱の銘柄が値を上げました。

業種別には海運、自動車、鉄鋼、機械など景気敏感株が上昇率の上位に並び、
陸運、医薬品、食品、情報通信などディフェンシブ銘柄が軟調でした。週末に、
独BMWと環境分野で広範に提携交渉を進めていると報じられたトヨタ(7203)
が売買代金トップとなる商いで3%近い続伸。日産(7201)も3%弱、ホンダ
(7267)は4%を超えて買われました。海運では商船三井(9104)と川崎汽船
(9107)が揃って6%前後の大幅続伸となったほか大手銀行株もしっかり。そ
の他コマツ(6301)、ファナック(6954)、日立(6501)、東芝(6502)など
主力どころが軒並み大幅高となりました。

日本株は、先週TOPIXがリーマン・ショック後の安値まで6ポイントに迫るなど、
このところ大幅に水準を切り下げてきただけに本日はさすがに買い戻しが優勢
となりました。しかし商いは相変わらず低調で東証1部の売買代金は10日連続
の1兆円割れとなっています。今週はイタリア国債入札をはじめ欧州での財務
相会合、米ISM指数など重要日程が目白押しです。日本株もこれらを睨みなが
ら神経質な展開が続きそうです。

マネックス証券 フィナンシャル・インテリジェンス部

142江草乗(管理者)★:2011/11/30(水) 08:08:02 ID:???
<日経平均前日終値>  8477.82 △190.33
米国株、まちまちの展開 好悪材料拮抗し様子見 日本株も利益確定売りに押されそう
昨日の米国市場はまちまちの展開でした。ダウ平均は小幅に続伸したもののナスダック総合指数は反
落。前日の大幅高の後だけに全体的に様子見気分の強い展開でした。寄り付きは、ユーロ圏財務相会
合の結果を見極めたいと慎重なスタート。その後、ダウ平均は100ドル余り上昇する場面もありまし
たがその水準で頭を押さえられ、それ以上は伸びきれず結局小幅高で取引を終えました。ダウ平均の
11,600ドル前後にはテクニカル的な節目がいろいろ集中しており、ここを抜くにはもう少し買い材料
が欲しいところです。

アメリカン航空の親会社AMRが米連邦破産法第11条の適用を申請したことやケース・シラー住宅価格
指数が大幅な落ち込みとなったことも相場のムードを悪くしました。一方で、コンファレンス・ボー
ドが発表した11月の消費者信頼感指数は56.0と、前月の40.9から急上昇し7月以来の水準となりまし
た。市場の予想も大きく上回り年末商戦の本格化を前に明るい結果となったことが株式市場では好感
され相場の下支え要因となりました。

業種別ではエネルギー株が上昇した一方で金融、ハイテクが軟調。ダウ平均構成銘柄のなかではバン
ク・オブ・アメリカが3%超下落、JPモルガンが2%超の下げで下落率の1位と2位を占めました。個別
では前日に発表した10〜12月期の業績見通しが市場予想に比べて楽観的だったハードディスク駆動装
置(HDD)大手のシーゲイト・テクノロジーが買われ大幅続伸となりました。

本日の日本株は手がかり難から方向感に欠ける展開が予想されます。昨日の午後から急伸した反動の
売り物をどこまでこなせるかが焦点です。本日は月末とあって思惑的な買いもある程度は期待できる
かもしれませんが、基本的には模様眺めの展開で日経平均8,400円台を固める動きとなれば上出来と
思われます。

(11月30日:マネックス証券 チーフ・ストラテジスト 広木 隆)

143投資家さん:2011/12/05(月) 08:54:35 ID:BUUJXDsk
米国株式市場、ほぼ変わらず 今週の日本株は日経平均8,700円台を固める動きに

先週末の米国株式市場はほぼ変わらず。失業率の改善を受けてダウ平均は一時120ドルほど上昇する場面もありましたが、引けにかけてじりじりと値を消す展開。結局、前日終値とほぼ変わらずの水準で取引を終えました。ナスダック総合株価指数は小幅ながら3日続伸で終えました。

朝方発表された11月の雇用統計では非農業部門雇用者数は前月比12万人増とほぼ予想通りでしたが、失業率は8.6%と予想以上に改善しました。スペインなどの国債利回りが低下したことも市場心理を明るくし株式市場は堅調スタートとなりました。金融セクターが相場を牽引、上述の通りダウ平均は120ドル高まで上昇しました。しかし、スペインやフランスの国債格付けが引き下げられるとの憶測や、米国がIMFによる支援に反対する可能性があるなどと報じられたことを嫌気して、次第に利益確定売りが優勢となりました。

業種別S&P500種株価指数は全10業種のうち8業種が下げヘルスケアや公益株の値下がりが目立ちました。一方、JPモルガン・チェースが6%高、モルガン・スタンレーが7%高と急伸するなど金融株は買われました。

失業率の改善にもかかわらず米国株は上げきれなかった、と相場を悲観的に見る向きもありますが、先日発表された民間の統計であるADP雇用レポートで週末の雇用統計が良好な結果となることは織り込み済みであったのではないでしょうか。同日、日米欧の中央銀行によるドル供給協調のニュースでダウ平均は490ドル高となっており、その上昇分のある程度はすでに雇用統計改善を先取りしていたと思われます。

今週の日本株は日経平均で8,700円台を固める動きとなるでしょう。週後半に控えたECBの理事会とEU首脳会議が最大の注目点です。

(12月5日:マネックス証券 チーフ・ストラテジスト 広木 隆)

144投資家さん:2011/12/05(月) 19:10:29 ID:Of5zayl.
クリスマスサービス開始、すべて50%OFF。
UGGブーツは羊毛の飾り物が付いていますから、
ファッションや魅力的な感じに溢れて、かわいく見えます。
さっそく見に行こう!http://goo.gl/mFXAH

145江草乗(管理者)★:2011/12/12(月) 22:20:57 ID:???
日本株3日ぶり反発、EU合意や米消費改善−輸出や鉄鋼、海運買い
記事をメールで送信
記事を印刷する Twitter
はてな
livedoor
Yahoo!
Newsing it!
Buzzurl   12月12日(ブルームバーグ):東京株式相場は3営業日ぶりに反発。欧州連合(EU)首脳会議が財政規律強化や救済基金拡大などで合意し、債務危機に対する過度な不安が後退した。米国で消費関連統計が予想以上に改善したことも評価され、電機など輸出関連、鉄鋼など素材関連、海運といった景気敏感業種を中心に幅広く高い。

  TOPIXの終値は前週末比8.57ポイント(1.2%)高の746.69、日経平均株価は同117円36銭(1.4%)高の8653円82銭。

  大和投資信託の長野吉納シニアストラテジストは、EU首脳会議で「心配された協議の決裂を回避し、曲がりなりにも合意がなされ、それに向かって具体的に進むという印象を与えられた」と指摘。また同会議で、「財政統合に向けた協調姿勢が示されたことは、ユーロの中長期的な信認回復に役立つ」とも話していた。

  9日に閉幕したEU首脳会議は、財政規律の厳格化のほか、国際通貨基金(IMF)を通して最大2000億ユーロ(約20兆7000億円)を救済基金に上乗せすることで合意。将来の債務急増を阻止するための新たな「財政協定」を打ち出した。また、5000億ユーロ規模の恒久的救済枠組みである欧州安定化メカニズム(ESM)の開始時期を来年に前倒しする一方、債券保有者に損失負担を迫る要求は緩和した。

           欧米市場で好反応

  9日の欧米株式市場は、ユーロ圏首脳らによる財政同盟の合意などが好感され、ストックス欧州600指数が前日比1.2%高、米S&P500種株価指数も1.7%高と上昇。米国市場では、12月の消費者マインド指数(速報値)が67.7と、6月以来の高水準に上げたこともプラス要因となった。野村証券投資情報部の品田民治課長は、米国では13日開催の連邦公開市場委員会(FOMC)後の声明で、「金融緩和の長期化を示唆するリップサービスへの期待もある」と見ていた。

  欧米株上昇の流れを引き継ぎ、この日の日本株は取引開始時から買いが優勢。欧米需要後退の懸念が和らぎ、東証1部売買代金上位では日産自動車やキヤノン、ソニー、デンソーなど時価総額上位の輸出関連株が上げた。商船三井など海運株、新日本製鉄など鉄鋼株、住友電気工業など非鉄金属株も上昇。このほか、欧米で金融株の上げが目立った流れを受け、証券や保険、銀行株も上げた。

  東証1部の業種別33指数で値上がり率1位の海運には、クレディ・スイス証券が12日付リポートで、海運各社の業績ドライバーの一つであるケープサイズ市況が9日に昨年11月25日以来の高値を更新したことなどを理由に、強気の業界判断を継続する材料もあった。

146江草乗(管理者)★:2011/12/14(水) 21:09:59 ID:???
ドルが円に対して上昇していることもあって
日経平均はそんなに崩れないで8500円を
キープですかね。
アメリカの景気がそんなに悪くないという指標なんですけど
かといって積極的に買い上がっていくこともなく、ですか。

147江草乗(管理者)★:2011/12/14(水) 21:29:51 ID:???
日本株続落、ユーロ安やFOMC嫌気し輸出安い−オリンパス乱高下
  12月14日(ブルームバーグ):東京株式相場は続落。メルケル独首相の欧州安定化メカニズム(ESM)をめぐる発言を材料に為替市場でユーロ安・円高が進み、業績懸念から電機や輸送用機器、機械など輸出関連株が安い。米金融当局が一段の金融緩和に言及しなかったこともマイナス要因。午後に入り一時急落したオリンパスは、訂正有価証券報告書の提出を受けて下げ渋った。

  TOPIXの終値は前日比3.73ポイント(0.5%)安の736.98、日経平均株価は同33円68銭(0.4%)安の8519円13銭。

  みずほ投信投資顧問の岡本佳久執行役員は「欧州では、財政状態が最も良好なドイツがある程度他国の支援に動かないことには、抱えている問題が先に進まない」と指摘。債務危機解決への糸口が見出せない中で欧州景気の悪化も警戒され、「投資家の換金売りが出ている」と話していた。

  メルケル独首相は13日、欧州の恒久的救済基金のESMの規模は5000億ユーロ(51兆円)を上限とする計画に変更はないと、自身が率いる連立政権の議員らに伝えた。事情に詳しい当局者2人が明らかにした。欧州情勢の先行き懸念から、為替市場ではユーロ売り圧力が強まり、東京時間14日早朝に一時1ユーロ=101円47銭と、約2カ月半ぶりのユーロ安・円高水準となった。

  採算悪化への懸念で、東証1部売買代金上位ではホンダやコマツ、ソニー、ファナックなど輸出関連株に朝方から売りが先行。東洋証券投資情報部の大塚竜太ストラテジストは、「明けても暮れても欧州債務関連の材料ばかり。マーケットを気遣った短期的な対応策を欠き、目先は苦しい」と話し、ユーロ安の傾向が続き「欧州での売り上げ比率が高い銘柄にはなかなか手が出ない」と言う。

148江草乗(管理者)★:2011/12/15(木) 22:48:43 ID:???
東証終値は8377円 オリンパス株20%超下落関連トピックスオリンパス [PR]

 15日の東京株式市場で日経平均株価は大きく値を下げ、前日より141円76銭(1.66%)安い8377円37銭で取引を終えた。日経平均の値下がりは3営業日連続で、終値で8400円を下回るのは11月28日以来、約2週間ぶり。

 午後に入って上海や台湾の株価指数が今年最安値を下回る水準で取引されていることが伝わり、下げ幅が拡大した。東京証券取引所第1部全体の値動きを示すTOPIX(東証株価指数)は同11.96ポイント(1.62%)低い725.02、出来高は15億4千万株だった。

 オリンパス株が急落し、前日より273円(20.77%)安い1041円で取引を終えた。大王製紙の終値は同15円(2.75%)安い530円だった。

 また、東京工業品取引所では金の先物価格が値下がりし、一時、前日より186円安い1グラム=3931円まで下落。取引時間中としては10月24日以来、約2カ月ぶりに4千円を下回った。

149江草乗(管理者)★:2011/12/28(水) 10:50:58 ID:???
年末年始はとくに波乱もなさそうですね。

昔の大相場や仕手株の騒ぎが懐かしいです。
今年は、ユーロ売り、主力株売りでいけば
勝てたのだなと改めて思います。

来年はどんな年になるでしょうか

150:2011/12/28(水) 11:00:38 ID:D2GbywoE
年安になるとかほざく穴手首がいますが、毎年言っとるがな って感じですね。

もう配当割安銘柄とか選択する時代ではないような気がしてます。

151江草乗(管理者)★:2012/01/01(日) 09:42:24 ID:???
株式週間展望=年明け「陰の極」離脱も―米景気回復が刺激材料に
12月31日(土)9時16分配信 モーニングスター

 大納会の東京株式市場は、前日にNYダウが135ドル高となったにもかかわらず、日経平均株価、TOPIX(東証株価指数)ともに小幅高。掉尾(とうび)の一振どころか、年内最終取引まで調整ムードがつきまとう逆風の11年相場は幕を引いた。

 日経平均の年間足は2年連続の陰線。欧州債務リスクよりも堅調な米国景気を前向きに評価して動く米国株と、方向感を欠いたまま安値圏で迷走する日本株との“勢いの差”は広がるばかりだ。

 本来なら、米国株高の恩恵にあずかるはずの輸出型主力も、その足どりはきわめて鈍い。為替市場での「1ユーロ=100円割れ」が時間の問題とみられるほか、高止まり状態にある対ドル相場を警戒しているため。しかし、悪い意味でのこうした日米株の著しいデカップリング(非連動)相場は、1月にもピリオドが打たれ、いくぶん軌道修正に向かう可能性が出てきた。

 ひとつ注目したいのは、今や東京市場のコンセンサスとなっている「1−2月の欧州不安再燃」リスクを足元の相場が前倒しで消化し、ポジション整理がかなり進んでいる点だ。1月末に開催するEU首脳会議や、イタリア国債の償還がピーク入りする2−4月をにらんで、なお神経質に振れる可能性はあっても、調整進行で徐々に「下値の壁」は厚くなりつつある。

 米国の中古住宅販売件数の先行指標とされる11月の仮契約住宅販売指数が前月比7.3%アップ。すでに小売売上高は11月まで6カ月連続で増え、消費が経済を押し上げる自律的な景気回復傾向が強まっている。年明けには、12月のISM製造業景況指数が日本時間で1月4日午前零時に発表される。マーケットで注目度の高い同指数の堅調が確認されるようだと、4日の大発会の支援材料となり、自動車など日本の輸出株も動きはじめるだろう。ISM製造業景況指数とともに、現地6日発表の米12月ADP雇用統計も有力な刺激材料として見逃せない。

 一方、年明けからは国内では「復興需要」が相場の現実買いテーマとなって頭角を現す。“陰の極”から抜け出す条件はそろいつつある。低PBR(株価純資産倍率)の実力株に加え、12年3月期の収益向上が見込める銘柄を先回りの感覚でマークする段階だ。

提供:モーニングスター社

152江草乗(管理者)★:2012/01/04(水) 18:47:57 ID:???
あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

新年初めの取引となった昨日の米国株式市場は大幅反発で幕を開けました。欧州やアジアの株式市場が軒並み高となるなか、世界的に製造業の景況感の改善が目立ち、投資家心理が改善、朝から買いが先行しました。ダウ平均は一時上昇幅を260ドル以上に拡大する場面もありました。

本日の日本株は海外投資環境の改善を受けて上昇しました。日経平均は8,500円台半ばで寄り付いたあとは8,500円台後半を中心に堅調に推移しました。しかし積極的に上値を買い上がるには材料不足で日中の値幅は33円ほどに限られました。日経平均は104円(1.2%)高と3桁の上昇で、終値は8,560円と12月半ば以来の8,500円台回復となりました。

東証1部の9割近くに相当する1,400超の銘柄が上昇し、東証33業種すべてが値上がりする全面高の展開でした。しかし売買代金は昨年末より増えたとは言え8500億円程度。依然として1兆円割れが続いています。

売買代金の上位を見ると1位のトヨタ(7203)以下、三井住友FG(8316)、日産(7201)、みずほFG(8411)、三菱UFJ(8306)、ホンダ(7267)と6位までが自動車大手とメガバンク。「円高が重石となって買い一巡後は伸び悩んだ」との声も市場の一部にありましたが、商いを伴って自動車株が買われたことを見ると、その指摘も的外れと言えるでしょう。自動車株と銀行株の復活が辰年相場のテーマになるかもしれません。

売買代金7位の東芝(6502)は3円安。エルピーダ(6665)との半導体事業統合の噂で売られました。一方のエルピーダは5.6%高と急伸。売買代金8位の野村ホールディングス(8604)は6.9%の上昇と大幅高。世界的な株高を背景に上昇して始まった大発会の相場自体が証券株に追い風となりました。野村が主導して業種別では証券が値上がりトップ。2位3位は保険、銀行と金融セクターが並び、米国で金融株が買い戻されたことも買い材料となりました。


新興市場ではKLab(3656)やデジタルガレージ(4819)、サイバーエージェント(4751)、スタートトゥデイ(3092)などのインターネット関連銘柄が買いを集め上昇しました。本日は大型株から新興市場まで幅広い銘柄が物色されましたが、今日の相場上昇の中心は大型株。TOPIXコア30の上昇率は日経平均の2倍近い2.4%に達しました。


日経平均は昨年末から25日移動平均が重石となって上値が抑えられる展開が続いてきましたが、ようやくそれを抜けました。75日移動平均(約8,589円)超えが次のターゲットとなってきました。

(1月4日:マネックス証券 チーフ・ストラテジスト 広木 隆)

153江草乗(管理者)★:2012/01/05(木) 09:38:23 ID:???
米国市場、まちまち 日本株は再び手掛かり難から小甘い展開か

昨日の米国市場はまちまちとなりました。ダウ平均は20ドルほど上げて続伸、S&P500はほぼ変わらず。一方、ナスダック総合指数は小幅ながら反落となりました。前日の大幅高の反動もあって、朝方は売り先行で始まりました。欧州債務問題が改めて意識され欧州株式市場が総じて軟調となったことも米国株式市場の重石となりダウは一時60ドル程度下落する場面もありました。しかし、その後は消費関連の好調なデータを好感し切り返す展開となりました。

自動車メーカー各社が発表した昨年12月の米自動車販売統計によると、米ゼネラル・モーターズとフォード、クライスラーの販売台数は市場の予想を上回りました。年間では2008年以来の好調さでした。また、国際ショッピングセンター協会(ICSC)が発表した昨年12月の既存店売上高は前年同月比で4%程度の増加見通しとなりました。これら米国消費の堅調さを示す材料を好感してフォードやホーム・デポなど一般消費財が相場の上昇を牽引しました。

但し、S&P500業種別株価指数の騰落率2位以下は、素材、資本財、ハイテク、エネルギーと景気敏感株が並び、企業の景況感改善を材料に大幅高となった前日の相場の地合いを引き継いでいることが分かります。前日は大きく買い戻された金融株がこの日は足を引っ張ったことに加え、ディフェンシブ銘柄が下落、全体としては方向感に欠ける展開となりました。

本日の日本株は再び手掛かり材料難。薄商いの中を利益確定売りに押される可能性があります。日経平均で8,500円台を維持できるかが焦点です。但し、米国経済の堅調さが目立つなか、今晩は米国で雇用統計の先行指標ともいえるADP雇用レポートやチェーンストア売上高、ISM非製造業景況指数の発表を控えていることから下値を売り込む向きは限定的でしょう。

(1月5日:マネックス証券 チーフ・ストラテジスト 広木 隆)

154江草乗(管理者)★:2012/01/11(水) 20:57:55 ID:???
  1月11日(ブルームバーグ):東京株式相場は小幅続伸。良好な経済統計の続く米国株が前日の取引で約5カ月半ぶりの高値を付け、リスク資産投資への安心感が広がった。証券・商品先物やその他金融、銀行など金融株が終日高く、国際商品市況の上昇が好感され、鉱業や非鉄金属など資源関連株も上げた。

  ただ、為替の円高・ユーロ安進行に対する警戒感は根強く、ゴム製品や精密機器といった輸出関連株はさえず、TOPIXは午後後半に一時マイナスに転じる場面もあった。TOPIXの終値は前日比1.54ポイント(0.2%)高の733.47、日経平均株価は同25円62銭(0.3%)高の8447円88銭。

  大和住銀投信投資顧問株式運用部の岩間星二ファンドマネジャーは、「米経済指標は改善しているが、欧州の債務問題が経済に波及するリスクはまだ重く見ている」と言う。上昇トレンドにある欧米株に対し、日本株がやや出遅れている点についても、「欧米金融当局に比べた日本銀行の金融緩和政策の遅れが原因。それが円高の一因にもなっている」と話していた。

  米商務省が10日に発表した昨年11月の卸売在庫は、前月比0.1%増加にとどまり、ブルームバーグがまとめたエコノミスト予想の中央値(0.5%増)を下回った。売上高在庫比率は1.15カ月と、昨年3月に付けた過去最低の1.13カ月に接近し、堅調な消費動向を示唆。また、米労働省公表の11月の企業・政府の採用者数は415万人と、前月比で10万7000人増えた。

  こうした中で、格付け会社フィッチのソブリン債部門責任者、デービッド・ライリー氏は10日、フランスについて「ユーロ圏危機の深刻な悪化がない限り、2012年に格下げする可能性は低い」と語った半面、イタリアについては信頼できる防火壁がないことが深刻な懸念と述べ、同国の信用格付けを引き下げる可能性は「相当高い」と指摘した。フィッチでは欧州諸国のソブリン格付けを見直しており、月末までに決定を下す意向だ。

155江草乗(管理者)★:2012/01/25(水) 21:42:39 ID:???
昨日の米国株はまちまちの展開でした。ダウ平均は小幅続落、S&P500は6日ぶり反落となったもののナスダック総合指数は3日ぶり小反発となりました。注目されたアップルの決算は売上高、利益とも四半期ベースで過去最高となりました。アップルの株価は通常取引を1.6%安の420.41ドルで終えたあと、時間外取引では大幅上昇する場面もありました。

本日の日本株は対ドル、対ユーロでの円安とアップルの好決算を受けて続伸となりました。日経平均は8,800円台を回復して寄り付くと利益確定売りをこなしながら上昇幅を拡大、午後に入って昨年11月1日以来となる8,900円台をつけました。その後は伸び悩んだものの14時過ぎから再び強含み、取引終盤にかけて一段高となりました。日経平均は結局8,883円で取引を終了、東証1部の売買代金は1兆円台を回復しました。

昨日に続いて売買代金トップとなったトヨタ(7203)、2位のホンダ(7267)などの自動車、一時5%超の急伸となったソニー(6758)をはじめとする電機など輸出関連銘柄が大幅高。昨日急騰した海運は本日も続伸して業種別値上がり率ランキングの首位。明治海運(9115)や共栄タンカー(9130)はストップ高買い気配のまま終えました。海運株の物色は大手にも波及し商船三井(9104)は売買代金3位の大商いで上昇率は一時9%を超えました。アップルの好決算を材料に村田製作所(6981)やイビデン(4062)などの関連電子部品株も買われました。

タイ洪水の影響で通期利益予想を一転減益に下方修正した日本電産(6594)は売り一巡後上昇に転じて引けました。先日の業績の下方修正観測に続いて鋼板値下げの報道があった新日鉄(5401)も上昇しました。これらの動きを見ると今期の業績については、市場は既に織り込み済みとなってきたのではないかと思われます。今後2011年4-12月期の決算発表が本格化してきますが、業績下振れリスクは織り込んだとすれば株式市場にとって下値不安が一段と薄れることになります。今日の引け際に伸び悩んだのは短期的な過熱感に加え米国のFOMCの結果を見極めたいとの姿勢の表れと思われます。



(1月25日:マネックス証券 チーフ・ストラテジスト 広木 隆)

156:2012/03/03(土) 20:41:36 ID:D2GbywoE
株式週間展望=買い疲れ 調整局面へ、下値は限定的、早期修復も―メガバンクが堅調、輸出株は弱いか

10時08分配信 モーニングスター
 日銀の追加金融緩和発表(2月14日)で弾みが付いた上昇相場に、変化の兆しが表れている。輸出セクターをはじめとする主力株を積極的に物色する勢いは薄れ、指数は先物主導の動きが目立ち始めた。今週末2日の日経平均株価は反発したものの、日足チャートは今年1月末以来1カ月ぶりに3日連続で陰線を引いた。2月29日に付けた取引時間中の高値(9866円)をその後抜けていないことからも買い疲れムードは否めず、来週(3月5−9日)いっぱいは調整局面が継続しそうだ。

 来週は9日に日経平均株価指数先物・オプションのSQ(特別清算指数)算出を控え、日中は先物の思惑的な値動きにフラされるリスクがある。一方、週を通した値幅は限定的とみられ、日経平均は後半へ向けて若干水準を切り下げる動きが予想される。想定レンジは9500−9800円。

 今週はECB(欧州中央銀行)が大量資金供給の第2弾を発表。規模は5300億ユーロと市場コンセンサスをわずかに上回る結果にとどまり、欧州発の材料は出尽くした格好。一方、円に対するドルの上値もここへきてやや重く、良くも悪くも目先は外部の影響は薄いと考えられる。

 こうしたなかで、日本株はくすぶる過熱感を黙々と消化していく展開となりそうだ。2日時点のテクニカル指標は、騰落レシオ(25日移動平均)が134%と買われ過ぎの目安(120%)を超え、RSI(相対力指数)も80%台半ば(75%以上が買われ過ぎゾーン)にある。ただ、騰落レシオは直近の高値(2月23日の143%)からかなり低下しており、調整一巡までもう一息といったところ。

 東証1部のPBR(株価純資産倍率)は1倍をわずかに上回る程度で、来期の業績回復期待を踏まえれば依然として割安感が残る。こうしたことからも相場の下値は限られるとみられ、早ければ再来週中にも持ち直す可能性がある。需給面では、期末までの日数が少なくなってきたことを背景に生・損保や銀行の売り圧力低下が見込まれる。また、一部で欧州の長期資金が日本株の比率を引き上げる動きが観測されていることも、支援材料の一つだ。

 国内のスケジュールは、8日に2月の都心オフィス空室率と景気ウォッチャー調査、工作機械受注(速報値)が発表される。海外では米国が5日に2月ISM非製造業景況指数、7日にADP雇用統計、中国では9日に2月の消費者物価指数の発表などが控えている。
 物色基調は、すでに息切れの気配を強めている自動車や、エレクトロニクス関連が全体相場と連動し弱含む公算が大きい。一方、個人中心の出遅れ株物色の流れにはまだ勢いがあり、低PBRの中・小型株に引き続き注目。また、グローバルでの優位性と高配当利回りを手掛かりに、メガバンクは堅調な値動きが期待される。(鈴木草太)

提供:モーニングスター社

157江草乗(管理者)★:2012/03/06(火) 22:02:52 ID:???
これは調整下落でしょう。

ーーーーーーーーーーーーーーーーー
日本株続落、中国減速懸念し海運や鉄鋼、機械中心売り−円安一服も
  3月6日(ブルームバーグ):東京株式相場は続落。中国経済の成長鈍化が懸念される中、香港や中国株が下落基調を強めたことも嫌気され、海運や鉄鋼、機械など同国経済との関係が深い業種が売られた。対ドルやユーロでの円安の動きが一服し、電機や自動車など輸出関連株も安い。
TOPIXの終値は前日比5.51ポイント(0.7%)安の827.35、日経平均株価は同60円96銭(0.6%)安の9637円63銭。
みずほ投信投資顧問の岡本佳久執行役員は、「世界経済をけん引する中国が成長率目標を引き下げた影響がじわり広がっている」と指摘。市場では、同国のことしの国内総生産(GDP)成長率目標は8%を超すと想定されていただけに、中国依存の高い業種には「失望売りが出ている」と見ていた。
中国の温家宝首相は5日、同国の2012年の国内総生産(GDP)成長率目標を7.5%と、04年以降で最低の水準に設定することを明らかにした。また、中国人民銀行(中央銀行)貨幣政策委員会の李稲葵委員は6日、北京で記者団に、ことしの中国のインフレ率が3%前後となる可能性があると語った。昨年は5.4%で、ことし1月の同国消費者物価指数(CPI)は前年同月比4.5%上昇だった。
中国懸念を背景に、東証1部業種別指数では海運、鉄鋼が下落率1、2位に並び、連日の下落。機械、卸売、非鉄金属など中国経済に敏感な業種も軒並み下げた。海運、鉄鋼は2月月間の上昇率2位、5位の業種で、同期間のTOPIXの11%高を上回るパフォーマンスだった反動もあり、売り対象になりやすい面もある。

158江草乗(管理者)★:2012/03/14(水) 22:57:09 ID:???
日本経済が復調か…復興需要、株高・円安進行

 14日の東京株式市場で、日経平均株価(225種)は約7か月半ぶりに終値で1万円台を回復し、日本経済が復調するとの見方が広がってきた。

 今後は東日本大震災の復興需要が本格化し、景気は少しずつ足取りを強めそうだ。一方、ガソリン価格の上昇や、電力不足など、本格回復に向けたハードルも多い。

 米国経済への期待が広がっていることや、ギリシャの債務問題が進展したという見方が、株高を支えている。13日のニューヨーク株式市場のダウ平均株価(30種)は、1万3177・68ドルと、約4年2か月ぶりの高値となった。14日の東京外国為替市場では1ドル=83円台まで円安が進み、円高に苦しんでいた輸出企業にとってはプラスになる。

(2012年3月14日21時37分 読売新聞)

159江草乗(管理者)★:2012/03/16(金) 22:35:55 ID:???
本格上昇なんでしょうかね?
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
昨日の米国株式市場は上昇しました。良好な経済指標が投資家心理を明るくしました。相場が高値圏にあることから朝方こそ売り買い交錯で様子見ムードが強かったものの徐々に買いが優勢になりました。ダウ平均は7日続伸、より広範に市場の動きを示すS&P500は2008年6月以来、約3年9カ月ぶりに1,400ポイントの大台を上回って引けましたナスダック総合株価指数は3日続伸。2000年11月以来の高値水準を更新しました。

本日の日本株式市場は円安一服などから手掛かり材料に欠けるなか、方向感に乏しい展開となりました。日経平均は今週終値で1万円の大台を回復、先週末からの上げ幅は200円近くに達したことから利益確定売りや、週末を控えた手仕舞い売りなども相当出たと思われますが、それらを吸収してむしろ底堅い値動きだったと言えます。日経平均の終値は6円高の10,129円と4日続伸して引けました。これで日経平均の週足は10週連続陽線となりました。TOPIXも4日続伸、高値引けとなりました。

円安一服で手がけにくかったのはトヨタ(7203)、ホンダ(7267)、日産(7201)など大手自動車株くらい。東芝(6502)が売買代金4位の商いで4%近く上昇し、日立(6501)の株価も500円台を回復、52週高値を更新し震災前の株価水準目前まで迫りました。バルチック指数の上昇が続いていることを手掛かりに海運が物色され業種別上昇率トップとなりました。その他、上位には電機、非鉄、銀行、証券、鉄鋼などが並びました。このところ下げが目立ったソーシャルゲーム関連が大幅反発となったのも目立ちました。グリー(3632)は売買代金2位となり4%超の上昇。ネクソン(3659)は5.8%の値上がりとなりました。

東証1部の値上がり銘柄数は975に達しました。本日は日経平均はほぼ横ばいでしたが、小型株指数は0.5%の上昇。幅広い銘柄が物色されました。こうした循環物色が見られること、いわゆる回転がうまく効いていることが相場を下支えしているものと思われます。



(3月16日:マネックス証券 チーフ・ストラテジスト 広木 隆)

160江草乗(管理者)★:2012/03/21(水) 09:24:53 ID:???
米国株、大幅安 中国経済減速懸念で 日本株は底堅さを試す展開か

昨日の米国株式市場は大幅に下落。ダウ平均は前日比68ドル安の13,170ドルと反落しました。世界最大の鉱山会社BHPビリトンの幹部が中国の景気減速を示唆するような発言をしたことが伝わり市場の重石となりました。朝方発表された2月の米住宅着工件数が、前月比1.1%減の69万8000戸となり市場予想に反して減少したことも嫌気されました。

BHPビリトンの鉄鉱石部門のトップが中国の鉄鉱石需要が横ばいになるとの見通しを示しました。これを受けて建機大手のキャタピラーなど資本財や非鉄大手アルコアなど素材関連の株が売られました。キャタピラーは2%超下落してダウ平均構成銘柄のなかで最大の下落率となりました。中国景気の減速懸念から商品市況も下げました。原油先物相場は、サウジが直ちに増産できると表明したこともあって3カ月ぶりの大幅安となりました。これを受けて業種別ではエネルギー株の下げが最大となりました。一方、金融株は堅調でした。バンク・オブ・アメリカは3%近い上昇となりダウ平均構成銘柄のなかで上昇率トップ。前日に3年間で450億ドルの株主還元を実施すると発表し、初めて600ドルの大台に乗せて終えたアップルはこの日も買われ続伸しました。

本日の日本株式市場は米国株安を受けて利益確定売りに押されそうです。但し、あまり大きな調整とはならないのではないかと思われます。BHPビリトンが中国の鉄鉱石需要が鈍化すると述べた背景は、大規模なインフラ建設の時代がいつまでも長くは続かないという見通しに基づいてのものであり、それはいわば当たり前のことで今更驚くには値しないでしょう。米国市場の反応は過剰で、むしろ売り場探しの格好の材料にされた感があります。米国市場も朝方に大きく下げた後は、下げ幅を縮小しながら推移しました。ナスダックは一時プラス圏まで浮上する場面もありました。株式市場は下げましたが原油安・ドル高といった面は日本株にはプラス材料です。米国株が下げても日本株は連れ安しない、そんな底堅さを確認する一日になるのではないかと思います。中国景気の減速懸念から中国関連とされるコマツ(6301)やファナック(6954)が売られるようなら、そこはむしろ買い場ではないかと思われます。コマツの海外売上比率は特に中国に偏ったものではなく分散されています。ファナックはスマートフォン需要が収益を支えています。中国景気鈍化の影響はこれらの銘柄にとっていまやそれほど大きなインパクトを与えないと見られます。

(3月21日:マネックス証券 チーフ・ストラテジスト 広木 隆)

161江草乗(管理者)★:2012/03/23(金) 00:51:39 ID:???
本日の日本株式市場は反発しました。取引開始前に発表された2月の貿易収支が329億円の黒字となったことをうけ外国為替相場がやや円高に振れ、日経平均は小幅続落でスタートしました。ただしここがほぼこの日の安値となりその後は徐々に値を戻し前日終値付近でもみ合う展開となりました。午後には為替が朝方の水準まで戻したことや中国株が急反発したことが追い風となり40円高で取引を終えました。

NY市場で在庫の減少から原油が反発していたことをうけ業種別では鉱業、石油などの資源関連が上昇率の上位に入りました。情報通信、医薬品、陸運など内需株も堅調。一方、民間調査による3月の中国製造業PMIが景気判断の分かれ目となる50を5ヶ月連続で下回ったことをうけ鉄鋼、海運、機械などが軟調でした。また、本日発表される公示地価が利益確定売りの要因になるとの思惑から不動産株も売られました。

個別では昨日に新興国向け新ブランド「ダットサン」戦略を発表した日産(7201)が1.5%高と反発したほかホンダ(7267)も1.7%高と堅調でした。売買代金7位のソフトバンク(9984)は3.4%高と4日ぶりに反発。グローバル展開で電通と包括的に業務提携すると伝わったグリー(3632)やディーエヌエー(2432)も大幅に上昇しました。米国でキャラクターのライセンス事業が好調なのを背景に期末増配を発表したサンリオ(8136)は5.9%高と値を飛ばしています。大証では任天堂(7974)が3.4%の大幅高となりました。一方、中国PMIを嫌気しコマツ(6301)、ファナック(6954)が軟調、ナブテスコ(6268)、川崎汽船(9107)なども売られました。

本日の日本株は昨日の米国株が下落したにもかかわらず底堅い展開となりました。貿易収支が黒字になったことによる朝方の円買いはごく一時的なものでした。黒字自体はむしろ輸出関連企業の業績回復を裏付ける好材料です。雇用の回復傾向が続いている米国では今夜、新規失業保険申請件数が発表されます。こちらにも要注目です。


(3月22日:マネックス証券 フィナンシャル・インテリジェンス部)

162江草乗(管理者)★:2012/03/26(月) 17:32:13 ID:???
先週末の米国株式市場は反発しました。ダウ平均は前日比ほぼ変わらずで取引を開始した後、軟調な住宅関連指標の発表を受け一時43ドル安まで押される場面もありましたが切り返し、その後はほぼ終日この日の高値圏で推移しました。ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数も小幅に反発しています。

本日の日本株式市場はまちまちでした。日経平均は、朝方からやや円安方向に戻した為替をにらみながら小高くスタートしました。その後は売り買い交錯する方向感に乏しい展開となり、狭いレンジ内でのもみ合いが続きましたが引け間際にはやや売りに押され結局この日の安値圏で引けました。TOPIXもほぼ変わらず。一方でマザーズは続落しています。

業種別指数の上昇率上位には商社や機械、電機、自動車などの輸出関連が並びました。なかでも相場の支えとなったのは主力どころの大型株でした。家庭の電力利用効率化事業に参入すると伝わった日立製作所(6501)が売買代金2位となる商いを伴い3.4%の大幅反発。日産(7201)やコマツ(6301)も2%を超える大幅高となったほか、原油をはじめとする商品市況の反発を好感し大手総合商社も軒並み堅調でした。

一方、下げが目立ったのは金融とソーシャルゲーム関連でした。下落率の首位は証券で野村HD(8604)が連日の大商いで2.7%安と大幅に4日続落。メガバンクも揃って続落しています。また、ソーシャルゲームへの規制強化が改めて懸念されグリー(3632)が5%を超えて急落したほかディーエヌエー(2432)も2.7%安。マザーズでもサイバーエージェント(4751)が3%近く下げ東証マザーズ指数は大幅に続落しました。

本日は全体としては手控えムードが強く盛り上がりに欠ける展開でした。売買代金はかろうじて1兆円台を維持した程度。年度末であることに加え、FRBのバーナンキ議長が今夜講演する予定のため、FRBのQE3に関するスタンスを見極めたいとする向きもあったかもしれません。

(3月26日:マネックス証券 フィナンシャル・インテリジェンス部)

163あああ:2012/03/27(火) 06:02:55 ID:lM2j2WfI
バブルきますかね?
いつ落ちても良いように利食いつつですが
ある程度現金がたまると調整した株を全力で買ってしまいます
どっかで捕まるのが怖いです

2chの規制がひどいのでこちらにカキコさせていただきます

164江草乗(管理者)★:2012/03/27(火) 13:03:13 ID:???
2chの株板の方々が
もっとこちらに来て下さると、ここもにぎわうのですけどね。
管理はきちっと行いますので。

アメリカの株価をにらみつつ、私も売買しています。

今は金融緩和で株価が上がっていて本当の景気回復では
ありません。しかし、アメリカは株価が上がるとみんなの資産が増えて
勝手に景気が良くなります。

日本はそういう経済構造ではないのですけど
日本もそういうふうになれば、もっと景気回復の
実感がわくのですけどね

165あああ:2012/03/28(水) 04:49:47 ID:lM2j2WfI
バブルが来るみたいな記事が出てますね
東二の記録的連勝を見ても何かが変わってきたように思えます

何もインタゲで円安になったからではなく
最近の決算は上向きになってきてるものが多いです
地震の落ち込みから復興による需要が重なったりで
そこへインタゲ&アメリカの強い指標
ギリシャの解決(?)などが重なっています

気がかりは急激なインフレ、シナの不動産バブル崩壊でしょうか
シナはすでに株式は崩壊してますね
しかし上海はオリンピックバブル以前の値を考えると
適正値に戻っているだけとも考えられます

166江草乗(管理者)★:2012/03/29(木) 08:22:32 ID:???
米国株 続落、日本株も軟調な展開が予想されるも下げ幅は限定的か

昨日の米国株式市場は続落。中国株式市場が大幅安となったなか、朝方発表された主要経済指標が市場予想を下回ったことや原油相場が大幅反落となったことが相場の重石となりました。ダウ平均は取引開始直後こそ小高く推移したものの、すぐにマイナス圏まで下落。一時は下げ幅を130ドル近くまで広げました。取引終盤に買い戻されたものの、ダウ平均の終値は71ドル安の13,126ドル。ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数も続落となりました。

昨日発表された2月の耐久財受注は前月比+2.2%と2ヶ月ぶりに前月から増加したものの、市場予想の同+3.0%程度を下回りました。中国景気に対する先行き不透明感が強まるなか、これが市場心理を冷やしました。加えて、フランスが石油の戦略備蓄を放出する可能性について米国と協議していると伝えられたことで原油先物相場が大幅に下落し、エネルギー・素材関連が下落しました。

ダウ平均構成銘柄では、建機大手のキャタピラー、非鉄大手アルコア、石油大手のシェブロンなどの下落が目立ちました。一方、堅調だったのが金融株。前日は3%超の下落となったバンク・オブ・アメリカが反発し、ダウ平均構成銘柄で上昇率トップとなったほか、アメリカン・エキスプレスやJPモルガン・チェースなども堅調でした。

昨日の米国株安を受けて、本日の日本株市場も軟調な展開となりそうです。ただ、3月決算企業の権利落ち日となった昨日の日本株市場は、一昨日の日本株大幅高の反動も見られず、権利落ち分を考慮すれば実質的には小幅高水準で終えるなど堅調な展開が続いています。日経平均は、シカゴ市場の先物清算値が10,130円で、本日の寄り付きは10,100円台前半となりそうですが、下げ幅は限られるでしょう。寄り付きからどこまで下げ幅を縮小できるかが本日のポイントとなりそうです。

(3月29日:マネックス証券 フィナンシャル・インテリジェンス部)

167江草乗(管理者)★:2012/03/29(木) 08:27:10 ID:???
>>165
中国の不動産バブルははじけたとはいえ、価格下落はせいぜい10〜30%くらいですよね。
これは日本のバブルと違うところです。中国のバブル崩壊の原因は
政府が投機的な土地取引を抑制するために不動産の取得数の制限をしたから
金持ちが不動産投資やりにくくなったからでしょう。
つまり、バブル→実需への転換だと思います。

新興諸国ではどこも、貧困層→中間層 への変化が起きていて
その中間層が消費の中心になりつつあります。ブラジルなどがそうです。

日本はここでどう舵取りするのかですけど
民主党の馬鹿どもには無理ですね

168江草乗(管理者)★:2012/03/29(木) 16:36:11 ID:???
日本株は続落、世界経済懸念で輸出や資源、鉄鋼売り−中国株安も重し
3月29日(ブルームバーグ):東京株式相場は続落。世界経済の先行き不透明感を背景に、自動車や電機といった輸出関連株が売られた。海外原油先物など商品相場の下落も響き、商社や非鉄金属などの資源関連株も軟調。鉄鋼、証券株も下げており、景気敏感業種を中心に弱い。中国株安も市場参加者の警戒心を強め、マイナスに作用した。
TOPIXの終値は前日比6.69ポイント(0.8%)安の857.74、日経平均株価は同67円78銭(0.7%)安の1万114円79銭。
しんきんアセットマネジメント投信の藤原直樹投信グループ長は、「全般的に景気回復期待が少し後退した。米国の経済指標、中国株の下落が水をさしつつある」と指摘。高値警戒感がある中で、「調整局面になっている」との認識を示した。
米国で28日発表された2月の製造業耐久財受注額は前月比2.2%増。エコノミスト予想の中央値(3%増)を下回る伸びにとどまり、前月の落ち込み(3.6%減)を埋めるほどには回復しなかった。
豪AMPキャピタル・インベスターズの投資戦略責任者、シェーン・オリバー氏は、グローバル経済の回復に対する投資家の期待が高まる中にあって、「経済指標がそうした期待を上回るのは難しくなりつつある」と指摘。良いニュースはマーケットに織り込み済みとされ、「ちょっとした悪材料にぜい弱になっている」との認識を示した。
この日の日経平均は、午前9時半ごろから10時過ぎにかけてじり安となった。為替市場で、円相場がドルやユーロに対し値を切り上げ、輸出関連株などに売り圧力が強まった。みずほインベスターズ証券の稲泉雄朗エクイティ情報部長によると、前日に上海総合株価指数が急落したことも、市場参加者の心理を弱める要因になったという。「中国では不動産価格の下落が、経済に与える悪影響がかなり心配されている」と指摘した。上海総合指数はこの日も軟調で、3日続落。
日本株はこれまで急ピッチに上げてきており、短期的な過熱感も意識された。東証1部の上昇、下落銘柄数の割合を示す騰落レシオは28日時点で119%と、過熱を示す120%近辺での高止まり。
東証1部業種別33指数は鉄鋼、卸売、石油・石炭製品、証券・商品先物取引、空運、非鉄金属、輸送用機器、鉱業、機械、銀行など27業種が下落。資源関連業種については28日のニューヨーク商業取引所で 原油、金、銅の先物相場がそろって下落したことも嫌気された。半面、食料品、医薬品、サービス、小売など6業種が高い。
売買代金上位ではトヨタ自動車、日立製作所、三菱UFJフィナンシャル・グループ、三井住友フィナンシャルグループ、三菱商事、ホンダ、コマツ、ファナックなどが下落。半面、電子機器の受託製造で世界最大手の台湾・鴻海精密工業との資本業務提携を発表し、前日ストップ高(値幅制限いっぱいの上昇)となったシャープは連日の大幅高。グリー、ディー・エヌ・エー、ファーストリテイリングも上げた。
記事についての記者への問い合わせ先:東京 河野敏

169あああ:2012/03/30(金) 03:55:24 ID:lM2j2WfI
インタゲがどこまで本気なのかと言った所でしょうか
アメリカもまだ順調な回復とはなっておらず
QE3が行われればまた円高になることも考えられます

株価的には買い支えもあるみたいなので、
何かの危機が浮上しない限り大きく落ち込む事は無いと見ています
株価のすべては日銀の金融政策にかかっているといって良いと思います

170あああ:2012/03/30(金) 06:26:05 ID:lM2j2WfI
4月に追加緩和予測が出てますね
ドル円が90円まで戻すようなら一気に11000まで行ってもおかしくないと見ています

FRBもインフレ懸念からそう簡単にQE3は出来ないのではないでしょうか
実際は市場に介入しているみたいなのでQE3しているみたいなもんですが・・・

公言しているように政治の狙いは株高によるデフレ防止ならびに景気刺激策である以上
投資家として政治についていくのは当然の選択(色んな危機はあるにせよ)

日本もやっと本腰いれてくると思います
「やるやる詐欺」では無いほうにかけてます

171江草乗(管理者)★:2012/03/30(金) 10:16:51 ID:???
米国株、まちまち 日本株は買い材料に乏しく小動きか

昨日の米国株式市場はまちまちの展開でした。ダウ平均は3日ぶりに反発しましたが、S&P500とナスダック総合指数は小幅安でした。この日発表された経済指標が冴えないものだったこと、アジア・欧州の株式市場が総じて下落したことなどが相場の重石となり、売りが先行しました。ダウ平均は一時下げ幅を90ドル超まで広げる場面もありましたが、取引終盤にかけて徐々に下げ幅を縮小し、大引け前にはプラス圏に浮上、前日比19ドル高で終えました。

朝方発表された新規失業保険申請件数は35万9,000件と、35万件程度を見込んでいた市場予想を上回りました。2011年10〜12月期の実質国内総生産(GDP)確定値の伸び率は改定値と同じでした。前日発表された耐久財受注など、米国の経済指標は市場予想を裏切る結果が続いており、景気に対する楽観論がやや後退しています。そうしたこともあって外国為替市場では円買いドル売りの流れが優勢となり、一時1ドル81円90銭台をつけるなど約3週間ぶりの円高となる場面もありました。ドル円相場はその後やや戻し、ニューヨーク市場では1ドル82円40銭程度で取引を終えて帰ってきています。

原油先物相場は前日比2.63ドル安の1バレル102.78ドルと大幅続落。欧米諸国による戦略石油備蓄放出の思惑から売りが優勢となりました。それにもかかわらず、株式市場ではエネルギー株は比較的しっかりで、金融株の下げが目立ちました。ダウ平均が取引終了間際に反発に転じたのは四半期末を控えた「お化粧買い」だったとの見方もあります。またチャート面からは25日移動平均が13,058ドルのところにあり、これがサポートラインとなって切り返したとの声も聞かれました。

本日の日本株式市場は引き続き買い材料に乏しく、狭いレンジ内の小動きにとどまりそうです。日本株の大きな支援材料である円安が一服となっていることに加え、年度末、週末とあって動きにくく持ち高整理の売りに押される一方、多少は期末の「お化粧買い」も入ると見られ、売り買い交錯するなか方向感は定まらない展開となりそうです。

(3月30日:マネックス証券 チーフ・ストラテジスト 広木 隆)

172江草乗(管理者)★:2012/03/30(金) 10:20:05 ID:???
>>170
アメリカはやっと景気が回復基調なので
そこで腰折れになるようなことはしないでしょう。
今の雇用回復とかは金融緩和の結果起きているわけで実需拡大ではなく
先に株価を上げて、それに景気を引っ張らせるというのがアメリカの狙い
みたいですしね。ここ数日調整したけどまた緩やかにダウは上昇すると
見ています。ただ、ドル円の相場に日本株は影響されますからね

173江草乗(管理者)★:2012/03/30(金) 19:57:30 ID:???
日本株は3日続落、金融や輸出、資源売り−欧州不透明や円高懸念(1)
 3月30日(ブルームバーグ):東京株式相場は3日続落。欧州情勢に対する先行き不透明感や為替の円高懸念を背景に、証券、銀行といった金融株、電機などの輸出関連株が下げた。海外原油先物など商品相場の下落に伴い、鉱業をはじめ資源関連株も売りが優勢だった。
TOPIXの終値は前日比3.39ポイント(0.4%)安の854.35、日経平均株価は同31円23銭(0.3%)安の1万83円56銭。
住友信託銀行の瀬良礼子マーケットストラテジストは、「欧州債務懸念などのリスクオフ要因」が響いたと話す。ただ「影響力のあるテーマ、材料は見当たらない」ため、相場の下げは限定的だったと指摘した。
欧州連合(EU)の欧州委員会が29日発表した3月のユーロ圏景況感指数(速報値)は94.4と、2月の94.5(改定前94.4)から低下。またスペインで労組がゼネスト入りし、財政赤字とコスト削減を目指すユーロ圏の高債務国政府の多難が浮き彫りとなり、同日の欧州債券市場ではスペイン債とイタリア債が下落した。
野村証券投資情報部の品田民治課長は、欧州情勢について「ギリシャ以外の財政悪化国への懸念が再びやや高まってきた」と指摘。投資家はひとまずリスク回避に動き、「為替がやや円高に傾いたほか、鉱工業生産指数の下振れもあり、利益確定や戻り待ちの売りが出た」との見方を示す。この日朝方に経済産業省が発表した2月の鉱工業生産指数(速報値)は前月比1.2%低下し、3カ月ぶりのマイナス。事前の市場予想は同1.3%上昇だった。
日経平均は朝方に81円安の1万33円まで下げたが、その後は下げ渋った。立花証券の平野憲一執行役員は、「期末で様子見ムードが強まる中、全般に売り圧力は限られる」と指摘。期末の株価水準押し上げを狙ったドレッシング(お化粧)買いの可能性についても言及した。
東証1部の業種別33指数は証券・商品先物取引、銀行、その他金融、その他製品、電気機器、非鉄金属、鉱業、海運、輸送用機器など25業種が下落。鉱業など資源関連業種に関しては29日のニューヨーク原油先物相場が前日比2.5%安となったほか、ロンドン金属取引所(LME)のニッケル相場が7日続落したことも嫌気された。半面、空運、小売、情報・通信、鉄鋼、不動産など8業種は上昇。
売買代金上位ではファナック、三井住友フィナンシャルグループ、みずほフィナンシャルグループ、キヤノン、東芝、ソニー、ディー・エヌ・エーが安い。一方、コマツ、ファーストリテイリング、三菱地所は上昇。
東証1部の売買高は概算で18億8602万株、売買代金は1兆2682億円。騰落銘柄数は下落799に対し、上昇は716だった。前日に続き中小型株が相対的に底堅く、国内新興市場ではジャスダック指数が前日比1.1%高の53.68、東証マザーズ指数は1.3%高の386.28とともに続伸した。

174江草乗(管理者)★:2012/03/30(金) 20:13:34 ID:???
昨日の米国株式市場はまちまちの展開でした。ダウ平均は3日ぶりに反発しましたが、S&P500とナスダック総合指数は小幅安でした。この日発表された経済指標が冴えないものだったこと、アジア・欧州の株式市場が総じて下落したことなどが相場の重石となり、売りが先行しました。ダウ平均は一時下げ幅を90ドル超まで広げる場面もありましたが、取引終盤にかけて徐々に下げ幅を縮小し、大引け前にはプラス圏に浮上、前日比19ドル高で終えました。

本日の日本株相場は3日続落となりました。外国為替市場では1ドル82円台割れとなる円高ドル安の流れとなったことなどから買いが見送られるなか週末を控えた利益確定売りに押され、日経平均は小安い水準での推移が続きました。それでも下値では押し目買いが入り、午後の値幅は約40円と膠着感が強まりました。方向感や商いの盛り上がりを欠いたまま、静かに23年度の期末を迎えた一日となりました。

TOPIXコア30採用銘柄に代表される大型株の下げが目立った反面、東証マザーズ、日経ジャスダック平均、東証2部指数、小型株指数などは上昇して終えました。業種別には銀行、証券など金融株の下落が顕著。一方、小売、情報通信、不動産、サービスなど内需の一角は堅調でした。個別では外資系証券が投資判断を引き下げたファナック(6954)が東証の売買代金ランキング3位となる商いを集め3%近い大幅な下落となりました。一方、中国景気の減速懸念などから昨日大幅安となったコマツ(6301)は反発しました。

日経平均は27日に震災後の戻り高値を更新しましたが、翌28日に90円弱の配当権利落ち分を埋められずに反落となってから冴えない展開が続いています。いよいよ来週からは名実ともに新年度入りです。来週は週初に日本では日銀短観、米国ではISM製造業景況感指数、週末には米国雇用統計など重要な経済指標の発表が相次ぎ、これらから目が離せない1週間となりそうです。


(3月30日:マネックス証券 チーフ・ストラテジスト 広木 隆)

175江草乗(管理者)★:2012/03/31(土) 21:02:36 ID:???
こちらにマネックスのレポートがあります。
4月1週を仕込み場と見ていますね

http://www.monex.co.jp/static/jpmorgan/strategy/strategy_20120330_1.pdf

176:2012/03/31(土) 21:05:10 ID:D2GbywoE
雇用統計後から動きたいですね。
今年は掲示板のおかげで好調ですわ。。
金も1600台で仕込めていますし。

177江草乗(管理者)★:2012/04/01(日) 09:33:19 ID:???
上向き始めた日本経済、懸念材料はイラン問題
2012年03月29日  RSS 
 日本の景気が上向き始め、明るい兆しが見え始めている。
 今年2月中旬、日銀が金融緩和を打ち出した直後から円安の方向に振れ、3月15日の東京外国為替市場では一時1ドル=84円まで迫り、現在は82円台で推移している。
順調にいけば復興需要で景気がさらに上向く
 日経平均株価も1万100円前後まで上がり、昨年の東日本大震災前の水準近くまで戻している。
 景気が上向き始めたのは、日銀による金融緩和のほかに米国経済が回復基調にあることも影響している。さらに、20兆円以上の東日本大震災復興予算が投入されることになったことも大きい。
 復興予算を2012年度一般会計予算の税収と比較すれば、その約5割に相当する。これまで不況の原因は国内需要が伸びないことにあったわけだから、20兆円以上の復興需要により非常に大きな景気浮揚効果が期待できる。
 米国でも金融緩和期待が膨らみ、消費が伸びている。日本からの米国向け輸出も拡大しそうで、このまま順調にいけば日本の景気はさらに上向き、株価の上昇も期待できるだろう。
北朝鮮のミサイル発射より深刻なイラン核開発疑惑
 だが、懸念される材料もある。一つが連日話題に上っている北朝鮮の、長距離弾道ミサイルの発射実験とみられる「人工衛星」の打ち上げ予告だ。
 米国は、もし打ち上げが強行された場合、2月の米朝協議で合意した食糧支援を取りやめることを示唆している。日本政府も経済制裁を延長する方針を固めている。
 しかし私は、北朝鮮のこの問題は世界情勢にさほど大きな影響を与えないと思う。
 それよりも深刻なのはイランの核開発疑惑問題のほうだ。イランがウラン濃縮などの核開発を進めているとして、米国が激しく非難している。イランは、ウラン濃縮はあくまで原子力発電所向けのものだと主張するが、欧米はさまざまな金融・経済制裁の強化に動いている。日本政府もイラン産原油の輸入について前年実績比で1〜2割削減する方針だ。
 しかし私から見ると、米国はイランに対しては厳しく制裁を科するものの、北朝鮮には甘過ぎるように思える。

178江草乗(管理者)★:2012/04/01(日) 09:34:18 ID:???
米国を甘く見ている北朝鮮
 北朝鮮は核兵器を保有している。その北朝鮮に対して、米国はウラン濃縮を停止すれば食糧支援を行うと言っているが、その一方でウラン濃縮工場の査察は行おうとしない。

 北朝鮮は2009年4月にも「通信衛星」の打ち上げと称してミサイルを発射し、日本の東北地方の上空を通過させている。

 その後、国連安全保障理事会は北朝鮮のミサイル発射などについて安保理決議に違反したとして「議長声明」を採択した。本当は非難決議を行おうとしたのだが、中国の強い反対にあい「議長声明」に終わったのである。

 北朝鮮は、過去の経験から米国を甘く見ていて、ミサイル発射は故金日成主席の生誕100周年に当たる4月15日に実施すると見られる。

 なぜ米国が北朝鮮に甘いのかと言えば、一つには北朝鮮の背後に中国がいるからだ。米国には中国と関係を本格的に悪化させたくないという思いがあるだろう。

 これに対してイラン問題では、米国は強い危機感を持っている。それはなぜか。

イスラエルによるイラン攻撃はあるか
 昨年、チュニジア、リビア、エジプトなど中東・アフリカのアラブ諸国では国民による大規模な民主化デモが行われ、長く続いていた独裁体制が相次いで崩壊した。しかしだからと言って、米国との関係が良くなったわけではない。皮肉にも、もともと米国は独裁者たちと関係が良かったからだ。

 もし今ここでイランが核兵器を持てば、中東におけるイランの支配力は強まるだろう。米国はそのことに危機感を募らせている。

 同じようにイスラエルも強い危機感を抱いている。このままいけばイスラエルは中東で孤立してしまう可能性があるからだ。

 イスラエルは敵対するイランが核兵器を完全に手に入れる前に先制攻撃して破壊したいと考えているようだが、オバマ大統領がそれを懸命に抑えようとしている。だが、現在行われている米大統領選の共和党候補指名争いで、候補者たちがイスラエルのイラン攻撃を間接的にあおっているような節もある。

 問題は本当にイスラエルがイランを攻撃するかどうかだ。

 米国メディアは70〜80%の確率で攻撃するという論調のようだが、現段階ではフィフティー・フィフティーと見てよいのではないか。

179江草乗(管理者)★:2012/04/01(日) 09:35:07 ID:???
イラン攻撃が行われたら日本経済は大打撃を受ける
 もしイラン攻撃が行われた場合、最も大きな影響を受けるのは日本だ。
 イランはイスラエルが攻撃すればただちにホルムズ海峡を封鎖すると言っている。日本が輸入する原油は80%以上が中東諸国に依存しているため、国家備蓄があるとは言え、たちどころに原油価格の高騰やエネルギー危機で混乱に陥るだろう。
 現に原油価格は今年に入って約15%も上昇している。ホルムズ海峡が封鎖されれば原油価格が暴騰するのは間違いなく、そうなればせっかく上向き始めた日本の景気にも大きな影響がでる。いや、致命的と言える打撃を受けないともかぎらない。
 逆にイラン核開発疑惑問題が何らかの形でソフトランディングすれば、日本の景気は好転していくだろう。年末に向けて株価は1万円を大きく上回る水準を回復していくかもしれない。
 今、イスラエルとイランが衝突するかどうかは、日本にとって、そして世界にとって最大の問題と言っていい。
 ところが日本のメディアは外交に対して無関心すぎる。世界の流れを的確にとらえ、問題の本質を鋭くえぐる報道が行われないのは大きな問題である。
田原総一朗(たはら・そういちろう)
1934年滋賀県生まれ。早大文学部卒業後、岩波映画製作所、テレビ東京を経て、フリーランスのジャーナリストとして独立。1987年から「朝まで生テレビ!」、1989年からスタートした「サンデープロジェクト」のキャスターを務める。新しいスタイルのテレビ・ジャーナリズムを作りあげたとして、1998年、ギャラクシー35周年記念賞(城戸賞)を受賞。また、オピニオン誌「オフレコ!」を責任編集。2002年4月に母校・早稲田大学で「大隈塾」を開講。塾頭として未来のリーダーを育てるべく、学生たちの指導にあたっている。著作に『なぜ日本は「大東亜戦争」を戦ったのか』(PHP研究所)、『原子力戦争』(ちくま文庫)、『ドキュメント東京電力』(文春文庫)、『誰もが書かなかった日本の戦争』(ポプラ

180投資家さん:2012/04/02(月) 14:26:57 ID:CCnJnC26
後場に注目すべき3つのポイント〜日銀の追加緩和観測で輸出、金融株が強含み
12時22分配信 フィスコ

4月2日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。

・輸出関連と金融関連が堅調で先高感は強そう
・ドル・円は83円17銭付近、日銀の追加金融緩和観測の台頭で強含みに推移
・日銀の追加金融緩和観測の高まりで輸出関連や金融株の上昇が目立つ

■輸出関連と金融関連が堅調で先高感は強そう

日経平均は反発。80.03円高の10163.59円(出来高概算10億7000万株)で前場の取引を終えた。週末の米株高や円安を好感し、シカゴ先物清算値(10165円)を上回ってのスタートに。昨日発表された中国の3月の購買担当者指数(PMI)は予想外に大幅上昇したことも材料視された。また、寄り付き前に発表された3月の企業短期経済観測調査(短観)は、大企業・製造業の業況判断指数(DI)が「マイナス4」で、前回の昨年12月調査から横ばいだった。市場は「マイナス1」と改善を見込んでいたが、依然として慎重な見方に。ただし、円高の修正など改善がみられているほか、日銀の追加の緩和期待にもつながり、嫌気されなかった。

セクターでは海運、証券、その他金融、保険、ゴム製品、輸送用機器、銀行、電気機器などが堅調。規模別指数では大型株指数のみがプラス。東証1部の騰落銘柄は、値上がり747に対して値下がり788、変わらず139と、高安まちまちだった。

日経平均は買い先行で始まった後は、40円程度の狭いレンジ内での推移が続いている。中国は清明節で休場となり、昨日の中国の3月PMIの上昇を好感した展開が期待されたハンセン指数も下げに転じており、動きづらいところである。自動車、ハイテクなど輸出関連と金融関連が堅調であるため底堅さは意識されるが、上値追いには慎重になりそうだ。

とはいえ、14時に3月の新車販売台数のほか、今晩の米国ではISM製造業指数、翌日には3月自動車販売が発表される。自動車を中心にした輸出産業の好調が示されるようだと、全体相場への刺激材料になるだろう。そのため、上値追いには慎重ながらも、景気敏感セクターを中心にした先高感は強そうである。

181投資家さん:2012/04/02(月) 14:27:36 ID:CCnJnC26
■ドル・円は83円17銭付近、日銀の追加金融緩和観測の台頭で強含みに推移

ドル・円は83円17銭付近。ここまでのドル・円は、82円77銭から83円30銭まで堅調推移。ドル・円は、3月調査の日銀短観で大企業製造業DIが-4で12月調査と変わらずだったことで、日本銀行による追加金融緩和観測が台頭し、83円30銭まで強含みに推移。しかしながら、83円50銭のドル売りオーダーで上げ渋る展開となっている。

ユーロ・ドルは、1.3375ドルから1.3336ドルまで軟調に推移。1.3400ドルのオプション・トリガーの防戦売りで上げ渋る展開。ユーロ・円は、110円59銭から111円12銭まで堅調に推移。豪ドル・円は、中国の3月製造業部門購買担当者指数(PMI)の改善を受けて86円83銭まで上昇。

12時19分現在のドル・円は83円17銭、ユーロ・円は110円95銭、ポンド・円は132円98銭、豪ドル・円は86円50銭付近で推移。上海総合指数は清明節で4日まで休場。

■後場のチェック銘柄

・日銀の追加金融緩和観測の高まりで輸出関連や金融株の上昇が目立つ
・香港ハンセン指数の下落や上海市場の休場、経済指標見極めムードで小動きは継続か
・後場は材料株中心で短期値幅取りか、為替動向を睨みながらの取引に

☆後場の注目スケジュール☆

<国内>

14:00 新車販売台数(3月、日本自動車販売協会連合会)
16:00 藤村官房長官、定例記者会見

<海外>

16:50 仏・3月PMI製造業確定値(予想:47.6、速報値47.6)
16:55 独・3月PMI製造業確定値(予想:48.1、速報値48.1)

182江草乗(管理者)★:2012/04/02(月) 22:32:26 ID:???
先週末の米国株式市場ではダウ平均は続伸、ナスダック総合指数は4日続落とまちまちの展開でした。この日発表された個人消費支出やミシガン大学の消費者態度指数などが良好な結果となり米国景気の先行きに対する不安が後退しました。

週明けの日本株式市場は4日ぶりに反発しました。名実ともに新年度入りとなった今日の株式相場は円安、中国景気の減速懸念後退などを背景に買いが先行し、日経平均は一時上げ幅を100円超に拡大する場面も見られました。しかし、円安の勢いが止まると日経平均も伸び悩み、結局先週末の終値に比べ26円高い10,109円と安値引けとなりました。

寄り付き前に発表された日銀短観は大企業製造業の業況判断がマイナス4、次回6月調査に対する予測値もマイナス3と、いずれも市場の予想よりも下ぶれた結果となりました。しかし、これを受けて日銀による追加緩和期待が高まったことから為替市場では円が売られ、ドル円相場は短観発表前の1ドル82円80銭程度から83円30銭まで50銭程度円安に振れました。また、大企業製造業の想定為替レートは1ドル78円14銭と発表され、今後の業績改善期待につながりました。こうして短観自体は予想外に悪化したものの、株式市場ではむしろ買い材料になった感があります。

中国物流購入連合会が昨日発表した3月の製造業購買担当者指数(PMI)は53.1と、2月の51.0から上昇し、1年ぶりの高水準となりました。これを受けて中国景気減速に対する過度な懸念が後退、コマツ(6301)、日立建機(6305)、ファナック(6954)などが上昇しました。中国PMIの改善と円安を受けて海運、電機、機械、自動車など景気敏感株が買われたほか、証券、保険、銀行など金融株の上昇も目立ちました。

日立(6501)が売買代金2位となる商いを伴って3.6%高と大幅に続伸しました。後場一段高となり21円高の552円まで買われ、2008年10月以来、約3年半ぶりの高値を付けました。外資系証券の投資判断引き上げも買い材料となったようです。本日、日経平均は安値引けとなり、引け味の悪い新年度相場初日となりましたが、日立の買われ方などを見る限り、本腰の入った資金が市場に流入していることが伺われます。

(4月2日:マネックス証券 チーフ・ストラテジスト 広木 隆)

183江草乗(管理者)★:2012/04/02(月) 22:37:58 ID:???
<日銀短観>景気、踊り場抜けず 予想外の「横ばい」
毎日新聞 4月2日(月)12時44分配信

 日銀の3月企業短期経済観測調査(短観)は、大企業・製造業の業況判断指数(DI)が横ばいとなり、昨秋以降、景気が足踏みする「踊り場」から抜け出ていないことを示唆する内容となった。歴史的な円高の修正など好材料はあるが、原油価格の高止まりや電気料金値上げ、中国経済の減速などのリスク要因も山積している。景気が本格的な回復軌道に乗るか、なお予断を許さない状況だ。

 市場は今回の短観で、大企業・製造業の景況感が改善すると予想していた。昨秋以降の欧州債務危機は、ギリシャへの追加支援が決定して緊張感が緩和。前回調査時点で1ドル=76〜78円台で推移していた円相場は、日銀が2月に実施した追加緩和などを受けて円安が進んだ。リスクを避けて“安全資産”の円を買っていた投資家が、円売りに転じている。タイ洪水で被害を受けた通信機器や自動車工場などの生産も持ち直し、自動車や電気機械など外需で稼ぐ加工業種は改善した。

 予想に反して横ばいだったのは、原材料価格上昇の影響を受ける鉄鋼や化学など素材業種などが悪化したためだ。イラン情勢の緊迫化で原油価格が高止まりしており、原材料価格高騰の影響を受けやすい素材業種の景況感は厳しい。国内では原子力発電所の再稼働が見通せない中、夏場の電力不足や電気料金の値上げなどの懸念が根強く、電力多消費型の素材産業には不利に働く。

 また、自動車や生産用機械などは先行きの悪化を予測。欧州や中国経済の減速や、円高などを不安視しているためと見られる。日銀は日本経済の先行きについて「海外の成長や震災の復興需要により、次第に横ばい圏内の動きを脱し、緩やかな回復経路に戻る」と想定するものの、不安材料が顕在化すれば、シナリオが崩れる可能性もある。【窪田淳】

184あああ:2012/04/03(火) 05:39:50 ID:lM2j2WfI
日本は調整されましたね
自分は小型を中心に持っているのですが
配当落ちと共にかなり調整されました
底で拾った人と選手交代です

ここ数年の弱さから高所恐怖症な人が多いです
自分は今年中に11000はつけてくると見ています
まだ大相場の入り口にしかすぎません

185江草乗(管理者)★:2012/04/03(火) 21:30:32 ID:???
>>184
あああさん、11000は通過点だと思いますよ。
ただ、今は1万近辺でまだもみ合うかな

--------------------------------
昨日の米国株式市場は上昇しました。ダウ平均は前週末と比べ52ドル高い13,264ドルと3日続伸。朝方こそユーロ圏の景気後退懸念から軟調となる場面もありましたが、予想を上回る3月のISM製造業景況指数の結果に下支えられて反発に転じました。ダウ平均は終値ベースの戻り高値を更新し、2007年12月末以来ほぼ4年3カ月ぶりの高値で終えました。

ISM景況感指数の改善を受けてダウ平均が2007年来の高値となったことも日本株を浮揚させる効果はありませんでした。円高の進行を嫌気して日経平均は売りが先行して始まりました。主力の大型株中心に利益確定売りが膨らみました。但し、売り急ぐ向きは限られ比較的薄商いのなかをじりじりと下げ、ほぼ終日軟調な相場展開でした。取引終盤に一時急速に下げ渋る場面もありましたが戻しきれず安値圏で取引を終えました。

昨日の海外市場でも米国金利低下などを背景に円高の流れとなっていました。この流れを引き継いで始まった東京市場朝方の取引では、持ち高調整や利益確定を目的とした円買いをきっかけに円は急伸。損失限定(ストップロス)注文も巻き込み、一時81円50銭台とほぼ1カ月ぶりの円高ドル安水準を付けました。

東京都心の不動産開発に6000億円を投じると報道された住友不動産(8830)を中心に不動産株の下げがきつかったほか、昨日は上昇した銀行、証券などの金融株や海運、自動車、電機などの景気敏感株が売られました。東証の売買代金上位20位のうちプラスを維持したのは3銘柄のみ。主力株はほぼ全滅といった商状でした。

日銀が発表した3月の資金供給量(マネタリーベース)は、前年同月比で0.2%減と、2008年8月以来3年7カ月ぶりにマイナスに転じました。これを材料に日銀の金融緩和が十分ではないとして円買いを仕掛ける向きもあったといいます。そうであれば、今日の円高は日銀の追加緩和の「催促相場」。そのあたりを感じてか、心理的節目である1万円を目指して売り込むような動きはありませんでした。今日の冴えない相場のなかで目を引いたのが昨日も取り上げた日立(6501)の値動き。日経平均が寄り付きから安くなるなか、日立は逆行高で始まりました。その後は反落し日中はマイナス圏での推移となりましたが、大引け間際にプラスに転じて引けました。売買代金上位銘柄が軒並み安くなるなか、日立は売買代金トップの商いを伴って連日の戻り高値更新です。

(4月3日:マネックス証券 チーフ・ストラテジスト 広木 隆)

186あああ:2012/04/04(水) 16:09:34 ID:lM2j2WfI
たいした材料もなく下げすぎでしょう
アルゴでも働いたのかな
アメリカも緩和しないっていったんだから
円安基調は間違いない、はず

187あああ:2012/04/04(水) 18:46:54 ID:lM2j2WfI
マネタリーベースが前年比マイナスになったからさげたっぽいな
でも昨年は震災で急遽大きくなったし
緩和政策に変わりないと思うけど
まさか引き締めなんてしてないでしょ

188オリオン座:2012/04/04(水) 20:22:52 ID:dlYBLd.2
先物主導の下げだったみたいですね。

日経1万円のアラート鳴ったんですぐに見たら・・あれっ?9千8百円台。
ちょーびっくりでしたよ!
後場寄りで、輸出関連や海外高依存度銘柄の8割近くをぶん投げました。
明日どうなるかは結果論ですな。

189江草乗(管理者)★:2012/04/05(木) 00:58:21 ID:???
昨日の米国株式市場は反落しました。午後に発表された米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨を受け、追加の金融緩和観測が後退すると株式市場は下げ足を速め、ダウ平均は一時130ドル以上も下げ幅を広げる場面がありました。引けにかけてはやや値を戻し、前日比64ドル安で取引を終了しました。追加緩和期待の後退を受けて米国債利回りは上昇、外国為替市場ではドルが買われ一時1ドル83円目前までドル高円安が進む場面もありました。

本日の日本株は急落となりました。日経平均の下げ幅は200円を超える全面安の展開となりました。寄り付きの段階では、米国の追加緩和期待後退と米国株安の半面、為替は円安となり日本株にとっての好悪材料が拮抗し様子見ムードでの取引開始となりました。日経平均はほぼ変わらずで寄った後、前日終値近辺での推移が続いていましたが、10時ごろから下げ足を速め、1万円の大台を割り込むと一気に100円以上の値幅を失う下げを演じました。10時半ごろに先物に大口の売りが出たこと、豪州の貿易収支が予想外の赤字となったことで豪ドルが売られ、リスクオフ・ムードが強まったこと、豪州の主要貿易国である中国の景気減速が再度懸念されたことなど悪材料が重なりました。

10時半ごろの急落のあと若干持ち直す動きもありましたが、午後に入ると一段安となり断続的な売りに押されて下げ幅を広げる展開となりました。日経平均の終値は前日比230円安の9,819円と安値引けとなりました。終値での1万円割れは3月13日以来で、3月8日以来、約1カ月ぶりの安値となり、下げ幅は今年最大で、2011年11月10日以来の大きさでした。ファーストリテイリング(9983)が昨日発表したユニクロの3月既存店売上高が5.1%増となり、それが物足りないとの見方から東証の売買代金トップとなる商いを集めて同社株は急落しました。下げ幅は1,000円を超え、ファーストリテイリング1銘柄で日経平均を約43円押し下げた格好です。

今日は今年最大の下げを記録しましたが、その背景はよく分かりません。投資環境に大きな変化があったわけではありません。今日は中国・香港が休場で材料不足のなか、週末に米国の雇用統計を控え、買い出動できる投資家が限られていたのでしょう。それを見越した仕掛け的な売りに押されて1万円を割り込むと、ストップロス(損失限定)の売りを巻き込んで「下げが下げを呼ぶ」展開となったと思われます。行使価格1万円のプットの売り手のヘッジ売りや投げもあったのでしょう。また日経平均の25日線が9,956円程度にあり、そこがサポートとなると思って買った投資家も、押し目買いが入ってこないために投げさせられたという面もあったと思います。年初からの上昇相場で初めて押し目らしい押し目となりました。


(4月4日:マネックス証券 チーフ・ストラテジスト 広木 隆)

190オリオン座:2012/04/06(金) 02:12:38 ID:dlYBLd.2
4日の急落の正体が見えてきましたね。
先物主導には変わりないですが、巧妙な手口みたいです。

4日、5日共に、TOPIXの前場引けで、
日銀ETF介入の条件-1%を意識した-0.99%。
ユニクロのストップロスを意識した強い売りが何度も観測されており、
ファーストリ⇒先物⇒日経⇒為替⇒輸出関連⇒全銘柄
の連鎖みたいです。

意図的な相場である事を意識すると、少しの間、日経無縁と遊ぶのがお勧め!
ずいぶん騰がった後でも、エントリーがしっかりしてれば、全く関係ないですからね。

191あああ:2012/04/06(金) 15:02:36 ID:lM2j2WfI
こんなアホみたいな売買してるから、ファンドは儲からないんじゃないの?
意味なく下げてるときは、ポジション増やしてそれ以上さげたら寝てるだけ
どてんしてうまく行くとはかぎらないし、底値売りなんて目も当てられない

192あああ:2012/04/07(土) 05:46:11 ID:lM2j2WfI
非農業部門雇用者数が届かず円高ですな
来週に追加緩和が出るかどうかが今後の流れの焦点でしょう
自分は2パーのインタゲ&追加緩和で攻めてくると期待しております
もしなかったら決算まで難しい展開かと

193P:2012/04/07(土) 14:39:10 ID:k/CKLhDw
大統領選挙と連銀の関係で>192の動きだと思う。

194江草乗(管理者)★:2012/04/09(月) 21:37:23 ID:???
マネックスのレポートでは
今が飼い葉ということになっていますね
--------------------
追加緩和期待の後退 - それが相場下落の理由なら、緩和期待が再度高まれば相場は再び上昇基調を取り戻すだろう。では、どうなれば緩和期待が再度高まるか?すごく平易な言葉で言えば、「良くないことが起こること」である。例えば、雇用統計が悪化する、欧州債務危機の懸念が再燃する、円高が進む、株価が急落するなどである。雇用統計以外はすでに進行しているではないか。
そして雇用統計が下振れした。緩和期待が台頭する条件が揃ったと言える。3月30日に書いたレポート「新年度に向けて -4月第1週は絶好の仕込み場-」の要旨は、たとえ雇用統計が下振れしても、そのときは追加緩和期待が再浮上して株式相場を支えるだろうというものだった。
だから新年度入りして押し目があれば、そこは絶好の仕込み場であると主張した。まさに想定通りの展開となってきたと言えよう。
雇用統計が発表された直後の市場は、株もドルも「売り」で反応した。とは言っても、イースターのグッド・フライデーで現物株式市場は休場だった。先物市場は時間短縮で開かれて、 45分間だけ取引されたが、参加者は少なく薄商いのなかを主要株価指数先物は1%程度の下落で終えた。大阪証券取引所の夜間取引では、日経平均先物は9,560円に下落。一時は日中取引の終値に比べ170円安の9,510円まで売られる場面があった。
ところが週明けの日本株市場は売り一巡後、下げ渋る展開となった。日経平均は先週末の大証夜間取引の終値とほぼ同じ水準で寄った後、安値は9,535円まで(先物は9,530円まで)。10時半過ぎから下げ幅を縮小し、午後に入ると9,600円台を回復する場面もあった。
さすがに外需は手掛けられないが、内需の一角には物色の矛先が向かった。グリー、ネクソン、ディーエヌエーなどソーシャル・ゲーム関連や2月決算が本格化している小売株では、7&アイ、しまむら、ポイント、ローソン、ファミリーマートなどが堅調だった。大林、鹿島、清水など建設株も買われた。大型株のなかではKDDI、JT、JR東日本などが上昇した。市場の物色意欲は萎んでいない。(市況は午後2時現在)…

195あああ:2012/04/10(火) 14:46:38 ID:lM2j2WfI
現状維持だとV字回復は厳しいですな
まぁインタゲが無くなったわけじゃないので内需の堅調は変わらないでしょう
株価は悲鳴を上げてますが、戻している銘柄もあり
センチメントは下

196:2012/04/10(火) 21:26:53 ID:D2GbywoE
いよいよアルコアですね。日経1万で買った方々は残念でしたね。
頼りになるのは、コンビニ、ガス屋、メガネ屋、靴屋ぐらいでしょうか。
ーーーーー
欧州株、軒並み下落

21時00分配信 時事通信
 【ロンドン時事】連休明け10日の欧州市場では、前週末発表された米雇用統計への失望などから主要国の株価が軒並み下落、債務問題を抱える南欧諸国の国債利回りは上昇している。
 株式市場ではロンドン時間正午現在、英FT100種平均株価指数が前営業日終値比0.8%安、フランスのCAC40種指数が1.48%安、ドイツ株式30銘柄指数が0.72%安、イタリアMIB指数は2.9%安となっている。
 一方、イタリア国債利回りは5.5%台(前営業日終盤は5.4%台)、スペイン国債も5.9%台(同5.7%台)に上昇している。(了)

最終更新:21時00分

197江草乗(管理者)★:2012/04/10(火) 22:34:27 ID:???
日経1万1000目前で失速して
そこから墜落

少し下げたときは押し目と思っていた人たちも
ここまで下げると
みんな悲観論一色ですね。

198江草乗(管理者)★:2012/04/11(水) 00:08:53 ID:???
雇用統計悪化で
金融緩和期待でドル安と思ったら
リスク回避の円買いドル買いという流れになっていますね。

ドル円は80円台割れるかも知れません。
円売り介入するとすれば
今なんですけどね

やるぞやるぞと思われてやるのじゃなくて
不意打ちにやるからこそ効果があるのであり
円の買いポジをとって連中がみんなふっとんで
しまえば介入金額の何倍もの効果があるのに

199オリオン座:2012/04/11(水) 00:17:02 ID:dlYBLd.2
輸出関連ノーポジだったのですが、後場にトヨタや東レなど好業績銘柄をいくつか打診買いしました。
日銀の現状維持折込済みなのに前場上げてたという印象が、判断を誤らせました。
結果良いか悪いかではなく、相場全体が見えてなかった事が致命的です。
今日の拮抗下支え9500の行方確認後にゆっくりよかったのにねぇ。

明日はソニーもヤバイみたいですし、9500を切ったら急落の可能性大です。
為替は悲観論もありますがドル円はそこそこ踏ん張ると思います。
あと、どこに飛んでいくか分らない粗悪ミサイルも控えてますし。

200オリオン座:2012/04/11(水) 00:35:32 ID:dlYBLd.2
>198

日銀の不意打ちに関し、全くその通りだと思います。
ドル円市場はまだロング主体ですので、少しびびらせるだけで効果あるんです。
いっつも遅いですよね。
あと白川総裁も、パーナンキのオヤジみたいに、もっと含みある言葉で市場を誘導して欲しい。
あれなら私でも務まりますよ。
多少の好意的ハッタリは必要!


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板