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ニュース速報
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ペッパーランチ社長の成り上がり人生
5月21日10時0分配信 日刊ゲンダイ
大阪・ミナミのステーキチェーン店「ペッパーランチ心斎橋店」で、店長とアルバイトの男が食事中の女性客を脅迫して拉致し、強姦した事件――。
前代未聞の凶悪犯罪に「ペッパーランチ」を展開している「ペッパーフードサービス」(本社・東京)の一瀬邦夫社長(63)は16日夜に謝罪会見を行った。しかし、世間の見方は厳しく、17日の同社の株価は一時ストップ安となった。
「一瀬氏は一代でコックから上場企業の社長にまで“成り上がった”名物社長。経済誌にも立志伝が取り上げられました」(経済ジャーナリスト)
一瀬氏は43年、静岡県生まれ。60年に日の出学園高校を卒業後にコックを目指して上京。浅草の食堂「キッチン・ナポリ」の出前持ちからスタートして、東京・赤坂の山王ホテルのレストランで9年間コックとして勤務。70年に独立して、墨田区向島で6坪12席の洋食屋「キッチンくに」をオープンさせた。
妻と2人で切り盛りする店は大繁盛。36歳で4階建ての自社ビルを持ち、浅草周辺で4店舗の直営店を経営するまでになった。
会社が急成長を遂げるのは94年に低価格ステーキ店「ペッパーランチ」を考案して、フランチャイズ化を展開してからだ。今では国内194店舗、韓国やオーストラリアにも出店している。売上高は63億円(06年12月期)。
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