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2689 玖龍紙業

325陳 昌昌:2008/10/22(水) 10:48:23 ID:YsJTvc5Y0
多分、こういう場所で肯定的な意見が多数を占めたら『売り』なんだろうな。『何故段ボールに期待するのか』っていうのは、すごく良い疑問だね。
日米の(段ボール)製紙業をちょっと調べて見るといいよ。

あとグッチーさんの王子製紙が北越製紙にTOBしたときの記事だけど参考になるかな。
http://blog.goo.ne.jp/kitanotakeshi55/m/200607
こちらではこれまで、散々、やるならローテク、というお話をした事があります。株式についてみても、やれ、新しいハイテク技術だとか、新しい薬品だとかもてはやされる訳ですが、それらが実現する確率なんぞはとんでもなく低い訳です。金山を掘ってるようなもんですな。
それに比べるとローテク産業は技術革新が無いために、逆にキャッシュフローが安定し、かつ余計な参入者がいないために安定した収益を常に計算できる訳です。買収するに際してかなり無理な借金をしても収入が安定していますから返済が計算できる訳ですね。そのコンテクストでの製紙業界という見方をして頂くと今回にディールが冒険ではなく、かなり綿密な計算に基づいているという事がわかって頂けると思います。
給料が下がってきて、ちょっと外食を控える、とかタクシーを使わない、とかは考え付きますが、トイレにいってトイレットペーパーの使用量を控えようとはなかなか思わないですよね??。おっと10センチは使いすぎたから5センチにしようなんて!!(笑)
製紙業界といいますのはそういう意味で極めてローテクでして、景気変動の影響を受けにくく、アメリカでも大型のM&Aはまず製紙業界から始まりました。ベインもKKRも日本に出てきたわけで、個人的な意見ですが金利も上がってまいりまして、資本効率の点から見てもハイテクに傾斜してきた日本の投資はこのあたりでローテク再編に向かうのではないか、と思っている訳です。

誰がなんと言おうと製紙産業はローテクに分類されます(爆)。

少なくともアメリカのM&Aの世界ではそうなんですから。
そりゃー、私だってわかってますって、シロートじゃないんだから。今の製紙業界の技術レベル、進歩、北越製紙の現状くらい・・・ぶつぶつ・・・・

例えばですね、ガラス産業なんかもローテクに入れます、因みに。使ってる技術はすごいんですよ、実際、ご存知の通り。ビールもそう。所謂寡占産業が多いのは事実ですが、成熟産業とも言い難い。繊維、など、一般的用語でハイテクと呼ぶのはかまいませんが、ことM&Aの世界ではそう呼びません。
何が違いか・・・・
紙、ガラス、電線、ビール、コカコーラなんかもローテクに入れる学者がアメリカにはいますが、つまり使用方法について一定の予測が成り立つもの。或いは決定的な違いが当面生まれないであろう物、産業はローテク。


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