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退職金支給時の退職共済預け金(B/S)の処理はどうよ!

1管理人山田守之:2007/08/23(木) 04:16:53
県社共等が独自に行う共済制度に加入していたので、退職職員に対してこの制度による退職金を支給した場合の仕訳はどうなるか。か

2紳士君:2007/08/23(木) 04:35:14
まず、掛け金支払時の仕訳を示しておきます。

①(借)退職共済預け金/(貸)普通預金
[(借)退職共済預け金支出/(貸)支払資金]←資金収支の仕訳。

②(借)退職給与引当金繰入/(貸)退職給与引当金
[支払資金の異動ないので、2段目仕訳なし。]]←資金収支の仕訳。

3紳士君:2007/11/21(水) 14:28:20
2の①の「退職共済預け金支出(C/F)」は、資金収支計算書の財務活動支出の中
のその他の支出として掲記されることになります。

4豪傑君:2007/11/21(水) 14:54:00
続いて、退職金の支給時の仕訳を各掛け金負担分ごとに示しておきましょう。

(A)事業主の負担分

(借)普通預金(B/S)100/(貸)退職共済預け金(B/S)100
[(借)支払資金100/(貸)退職共済預け金取崩収入(C/F)100]←資金収支の仕訳。
(借)退職金(P/L)100/(貸)普通預金(B/S)100
[(借)退職金(C/F)100/(貸)支払資金100]←資金収支の仕訳。

(B)本人の負担分

(借)普通預金(B/S)100/(貸)預り金(B/S)100
[支払資金の異動はないので、2段目の仕訳なし]←資金収支の仕訳。
(借)預り金(B/S)100/(貸)普通預金(B/S)100
[支払資金の異動はないので、2段目の仕訳なし]←資金収支の仕訳。

(C)差益分

(借)普通預金(B/S)50/(貸)雑収入(P/L)50
[(借)支払資金50/(貸)雑収入(C/F)50]←資金収支の仕訳。
(借)退職金(P/L)50/(貸)普通預金(B/S)50
[(借)退職金(C/F)50/(貸)支払資金50]←資金収支の仕訳。

5紳士君:2007/11/21(水) 15:06:52
(借)退職給与引当金(B/S)100/(貸)退職給与引当金戻入(P/L)100
[支払資金の異動はないので、2段目の仕訳なし]←資金収支の仕訳。

もちろん、退職共済預け金(B/S)と退職給与引当金(B/S)は、上記仕訳に
よる取崩しの前後においても必ず等しくなります。

6新会計福祉くん:2012/12/21(金) 16:06:44
まず、掛け金支払時の仕訳を示しておきます。

①(借)退職給付引当資産BS/(貸)普通預金BS
[(借)退職給付引当資産支出CF/(貸)支払資金]←資金収支の仕訳。

②(借)退職給付費用PL/(貸)退職給付引当金BS
[支払資金の異動ないので、2段目仕訳なし。]]←資金収支の仕訳。

7新会計福祉くん:2012/12/21(金) 16:24:57
>6
②は、新会計では、退職給付引当金繰入を使わず(なくなりました)、人件費支出の中の
退職給付費用勘定を使います。
引当金は、新会計では3つ。すなわち、徴収不能引当金、賞与引当金、退職給付引当金に
限定されてい、その繰入はこれまで減価償却費の下に掲記したものですが、新会計では
徴収不能引当金繰入を除き、人件費支出の区分に計上することになります。

8福祉の名無しさん:2012/12/24(月) 12:06:04
続いて、退職金の支給時の仕訳を、今回は各々の負担分ごとにではなく、一括して示しておきます。

①(借)退職給付引当金(B/S) H  /(貸)退職給付引当資産(B/S) C
②(借)退職給付費用(P/L) T−H /
③(借)その他の費用(P/L) C−T /

〜資金収支の仕訳〜
④(借)退職給付支出(C/F)     T   /(貸)退職給付引当資産取崩収入(C/F) C
⑤(借)その他の支出−雑支出(C/F) H−T /

9福祉の名無しさん:2012/12/24(月) 13:03:22
>8
退職一時金=T(Tはたいしょくきん) 退職給付引当資産=C(Cはしさん) 退職給付引当金=H(Hはひきあてきん)
とし、②はT−H<0なら、借方から貸し方へ移動し、退職給付費用⇒その他の収益となり、また③はC−T<0なら、
同じく、借方から貸し方へ移動し、その他の費用⇒その他の収益となります。

なお、T−Hは、引当不足または過大分(過年度損益修正)を、C−Hは運用損益を意味しています。

④は、退職給付引当資産が取り崩され、退職一時金が支払われたことを意味します。

10新会計福祉くん:2013/01/09(水) 08:53:23
新会計では、引当金は3つ(賞与引当金、徴収不能引当金、退職給付引当金)に限定されました。
ところが、その繰入は、賞与引当金繰入と徴収不能引当金繰入は変わりませんが、退職給付引当金繰入は科目が変わり、
退職給付費用を使うことになりました。
表示区分は、賞与引当金繰入と退職給付費用が人件費の区分なのに対して、徴収不能引当金繰入はサービス活動費用の
一番下付近に掲記することになります。


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