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不良サラリーマンのビジネスメモ

377はすぴー:2023/05/11(木) 13:27:47
企業・個人の老化を防ぐ

2021年倒産企業の平均寿命は23.8年(東京商工リサーチ)で、1955年Fortune500
の企業で現在も残っている企業は60社となっています。
一方、個人については日常生活に制限のない健康寿命は男性72.68年、
女性は75.38年(厚生省)となっています。
ある精神科医によると老化の一番の原因は人との交流や外出を避ける等で、
同じ行動・考え・環境の繰り返しを行い新たな経験や刺激に対する意欲をなくす
ことだといいます。それを改善するには使ってない脳を使うようにすること
だそうです。
行ってみたことのない場所に行ってみる、今まで会ったことのない人物と話す機会
をつくる等、少しの行動パターンの変化でも脳は刺激されます。
又、企業においても創業期・成長期・成熟期・衰退期という過程があります。
人間同様、同じビジネスモデル・マネジメント・商材・スキルの繰り返しでは
企業としての老化が早まります。

 お会いする多くの企業経営者からよく「指示したことは実行するが、今後のために
創造的・自発的・意欲的に行動できる人材の育成が必要」ということを伺います。
これは企業にとって常に課題である様に思います。一般的に業界のスタンダートな
ビジネスモデルは大体20年で寿命を迎えると言われています。技術の進化が加速
している現在ではその期間はもっと短いのかもしれません。その変化に対応し、
企業を老化させない為に新規顧客の開拓、市場のニーズに対応した新たな技術や
ビジネスモデルの開発、そしてそれに伴ってマネジメントも変わっていかざるを
得ません。
 新たな分野や技術にチャレンジしていく際には期待した成果が得られなかったり、
すぐにヒットするような商材を生み出せないことが多いものです。
そこで中断した場合はその試みは「失敗」で幕を閉じることになりますが、
試みの過程と結果を社内で記録・共有し、目的のビジネスモデルを確立すること
ができれば企業の「進化」と言えます。冒頭で記載した存続している60社の
企業はその過程を乗り越えてきたものと思われます。組織の意欲を低下させない
マネジメントも必要となります。私個人は先人達から下記の点において大きな
影響を受けました。

「ほめてやらねば人は動かじ」【山本五十六】
 →欠点ではなく長所探しのマネジメント
「撃墜した数ではなく、部下を戦死させていないことが自慢」【坂井三郎】
 →業績が悪い時に精神的に現場を傷つけない
「身と口と心」【恩師のご住職】
 →行動・言うこと・思うこと が一致していない人間は信用されない

上記の3つをマネジメントにおいていつも心にとめています。


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