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不良サラリーマンのビジネスメモ

376はすぴー:2023/04/20(木) 07:04:57
少子化問題について

国会でも騒がれている「少子化問題」。
30年前から分かっているのに、
ドラッカーも
「人や社会はいつも明日は今日の
延長と考えて何もしない」と言ってますが、
少子化対策を20年前からやっている町が
ありました。4月6日の毎日新聞のメルマガ
からです。
*****
厚生労働省は2月28日、衝撃的な発表をした。
2022年の出生数は79万9728人(速報値)で、
統計を取り始めた1899年以降で最少という。
「合計特殊出生率」の21年の全国平均は1・30。
こうした中、19年に出生率2・95を記録した
「奇跡の町」が岡山県にあう奈義町(なぎまち)です。

県北東部の鳥取県境にある人口約5700人の奈義町。
20年かけて取り組んできた少子化対策が実り、
出生率は21年も2・68を維持している。
注目を集め、米国、韓国、オランダ、カタールなど
の海外を含む自治体の訪問は年間50件を超え、
岸田文雄首相も2月19日、視察に訪れた。

「少子化は『万病』のもと」「少子化対策と
高齢者対策は両輪なんです」。
町総務課長の森安栄次さん(44)は、
こう切り出した。
若い世帯が激減すると、スーパーマーケット、
病院などの経営も厳しくなり、撤退を免れない。
「たちまち困るのは、残された高齢者。
街もあっという間に、さびれていく」

始まりは、02年だった。津山市もしくは
美作(みまさか)市との合併を問う住民投票
で、町単独の存続が決まった。
生き残るには、人口減少に歯止めをかけるしかない。
町議の定数を14から10に減らした。
補助金、交付金などもカットして町民への
「協力」も求め、約1億6000万円の財源を
捻出できたという。

子育て支援策を町再生の柱に据え、
段階的に進めてきた。小中学校の教材費や高校生
までの医療費の無償、高校生の就学支援金として
1人当たり年24万円の支給などを実現している。

07年には子育て支援施設「なぎチャイルドホーム」
を開設。子どもの一時預かりサービスのほか、
親が子連れで「井戸端」のように語り合える場となる。
スタッフは子育てを終えたお母さん、
現役の母親ら世代を超えた「住民参加型」と
なっているのがミソだ。

「子育て応援の町」との評判が広がり、
移住する若い世代も増えた。出生率は上昇しても、
高齢者の死亡による人口減少は続いたが、
23年3月1日時点の人口は5751人で
22年4月の5725人から微増に転じた。

町は若い世代定着のため、住宅建設も進めてきた。
子ども3人が当たり前となる中、
「洗濯物が多くて、なかなか乾かない」との悩みが
寄せられると、オール電化による室内乾燥が可能な
住宅で、ニーズに応えた。
森安さんは「継続してグレードアップしていく
ことが重要だ」と語る。
*****

すごいですね。やればできますね。
若者と年寄り、忙しい人と余裕出来た人
の共生ですね。
デジタル庁が発表した「デジタル田園都市国家構想」
も田舎でも都市とのデジタル活用の共生。
やはり、解決策は日本に古来からある「共生」
にあるのかもしれません。


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