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不良サラリーマンのビジネスメモ
374
:
はすぴー
:2023/01/17(火) 09:44:37
1970〜80年代にかけて
「シビック」や「アコード」などのデザインを
手掛けてきた岩倉信弥さんに、
本田宗一郎から受けた薫陶や、
「怒られて掴んだ」モノづくりの極意を
語っておられます。
*****
本田さんは、いつもしつこいくらいに
「いいモノをつくるにはいいものを見ろ」
とおっしゃっていました。
ある時、こんな苦い経験をしたことがあるんです。
「アコード」の4ドア版をつくっていた時のことでした。
僕らのデザインチームは、
4ドアを従来の3ドアの延長線上に
考えて開発を進めていた。
ところが本田さんは
「4ドアを買うお客さんの層は、
3ドアとは全然違うぞ」と言って憚(はばか)らない。
ボディは四角く、メッキを付け、
大きくて(価格が)高そうに
見えるようにしろと言われるのです。
僕は内心、そんな高級車は
よその会社に任せればいいと考えていました。
ほんの気持ち程度の対応しか見せない僕らに、
本田さんは「君たちはお客さんの気持ちが
全然分っていない。
自分の立場でしかものを見ていない」
と日ごとに怒りを募らせてきます。
毎日、よく似たやり取りが続き、
我慢の限界を感じた僕は
「私にはこれ以上できません。
そんな高級な生活はしていませんから」
と口にしていました。
本田さんはそれを聞くなり「バカヤロー!」と声を荒げ、
「じゃあ聞くが、信長や秀吉の鎧兜(よろいかぶと)や
陣羽織は一体誰がつくったんだ?」と言われたんです。
大名の鎧兜をつくったのは、
地位も名もない一介の職人。
等身大の商品しかつくれないのであれば、
世の中に高級品など存在しなくなる。
自分の「想い」を高くすればできる。
心底その人の気持ちになればできるんだ、
と(本田さんは)教えてくださったんです。
*****
本田宗一郎氏も天才経営者。
松下幸之助氏、稲盛和夫氏など天才経営者は想いが高い。
生涯学んでいきたいことだ。
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