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クランクケース内減圧

1NAO2033:2008/02/13(水) 22:10:52
 ブローバイガス還元ホースの途中に、逆止弁ようなものを取り付けることにより、クランクケース内の圧力が下がり、その結果、燃費が大幅に向上するかもしれないということ知りました。
 ジェベルではどれほど効果があるものなのか教えてください。また、メーカーや種類、値段などの情報もお願いします。それからもし安価に自作して効果を得られたという方がいましたら、作り方のポイントなどを教えて下さい。
 僕は250XCですが、燃費が1割向上すると30km/Lを超えられるので期待感が大きいです。

2ならし:2008/02/14(木) 01:33:38
まず大前提として、燃費の悪い車両を売りたいメーカはありません
逆に少しでも燃費に優位性があれば他社との競争に勝ち
販売台数も増え収益はあがります

それを踏まえて、数百円の銅線や数百円のコンデンサで性能向上
するなら山盛りに積み込んで優位な付加価値を付けますが
世界的に激しい競争を戦い抜くメーカが実装しない部品は
心の満足感を得るだけの(手法、商品、部品)でしかありません

もちろん、全てがダメとは言いませんが
費用対効果の悪い手法(1万の節約のために10-20万の費用を投入するような)
非合法、環境無視の方法(非常に有害な添加薬品を使ったり、騒音をおこしたり)
本末転倒な手法(その手法で耐久性が1/10になってしまったり、致死率が10倍になったり)

こういう手法はメーカが採用しませんから、アナではありますが
ガソリン代のために採用したくないですね

つづく

3ならし:2008/02/14(木) 01:43:52
さて本題に
ブローバイの手法ですが、多少の排ガス問題は無視をして
非常に低コストでできそうです
どこか採用してるメーカはあるのでしょうか?
無いとすれば、大発明か、上記の何かに関わる理由があるか

ブローバイパイプに逆止め弁をすれば出るものだけを出し
何も入れないのですから、内圧は下がりそうです

そうすると、ピストン上昇時に内圧が非常に負の状態で
ピストンを無理に押し上げていきます
パワーロスです。
ピストンの圧縮行程にはクランクケースの負圧があれば
シリンダとピストンの隙間から通常以上に混合気を吸い出してしまい
エネルギーロスです(ブローバイから拾って戻すのでしょうが)

そのかわり
爆発行程でピストン下降はエネルギーロスが無く有利に働きます
しかし排気ガス(不完全燃焼ガス)は今までより多量にクランクに
流出します(気圧が低い前提なのでプラスアルファがある)
メリットがデメリットを「大きく」超えるとは思えません

ただしキャブに戻るブローバイガスの、質、量、温度は異なってきますから
その魔法が燃費に「大きな」影響をもたらす可能性はあります

改善は努力の積み重ねがものを言いますので
ガンバッテ研究してみて下さい。

4そばぞう:2008/02/14(木) 13:44:14
NAO2033さん ならしさん こんにちは、

私も最近 気になっておりまして(単気筒はすごく違いが出るそうです)
製品あるみたいですので 報告させていただきます

*ttp://www.webike.net/cg/13081/(XCはΦ12です)

ただ、私には 手がでませんので車用の ワンウェイバルブを
流用して作ろうと思います(NAO2033さん自作したら教えてください HP拝見してます)

また、何方のHPが忘れてしまいましてが、 XCで
タッパーの蓋を利用して エアクリーナーBOX内に 2ストの
リードバルブのような加工をしている方もおりました。

くれぐれも、自己責任にてお考えください

ご参考までに、、

5NAO2033:2008/02/14(木) 22:29:16
 ならしさん、そばぞうさんありがとうございます。僕の情報源も、そばぞうさんが書き込んでくれたウェビックです。見た感じ簡単な構造なようだけど値段が高いので、何か他に秘密があるのではないかと思っています。また、ネット検索したのですが、ジェベルでの情報がヒットしません。
 1つだけリードバルブ方式がありましたが、そばぞうさんの記憶にあるものだと思います。
 *ttp://garagett.hp.infoseek.co.jp/ccv.html
 1つ製作して試してみたいとも思いましたが、大して効果がないのにそれが原因でツーリング中のトラブルが発生したらいやだなぁと考え、もう少し情報を集めてからということにしたのです。
 今春はサイレンサー交換をするつもりですので、もし自作するとしても、夏以降になると思います。自作した場合報告しますが、あまり期待しないでいてくださいね。

6がんちゃん:2008/02/15(金) 08:23:14
半年ほど前に取り付けました。車両はXCです。市販の物は非常に高価なので
部品流用です。某自動車メーカーの純正部品をブローバイホースに取り付け
ました。コストは1000円未満。
エンジンブレーキが滑らかになり、加速もスムーズになったと思います。
燃費はチェックしてませんので分かりません。試される方は自己責任で..
ちなみに吸排気系はノーマルのままです。

7名無しさん:2008/02/15(金) 10:20:33
↑多分知らない内に外されても判らないとだろうと思います。
ブラシ・・・

8がんちゃん:2008/02/15(金) 12:15:31
外せば分かると思います。劇的な変化にしばらく戸惑いましたから...。
今はもう慣れましたけど...。

9z_heros:2008/02/17(日) 01:11:16
自分も3、4年前に試行錯誤テストしました。
まずは耐熱、耐油の透明なチックバルブで作動を確認しつつ、
何処のブローバイから内圧を引っ張れば良いかテストしていました。
クランクケースだけでなく、
シリンダーヘッドカバーからもブローバイを取り出してテストしています。

結果ですが、クランクケースだけだと多少良くなる程度ですが、
ヘッドも同時に行うと、STDと比べてターボが掛かるかの如く、
高回転での伸びが違います。
しかし、エンジン全体を減圧しすぎると
ブローバイからオイルを吸いだしてしまうので、
オイルを吸わず、効果を最大限にするのに一苦労しました。
最終的にはブローバイホースの長さや太さで調節して誤魔化しましたが、
使用していたチックバルブの耐熱性が低く、
筑波サーキットで全開走行中にバルブが作動不良を起こして現在に至ります。

今、考えていたのは2次エア吸気システムのチックバルブの利用だったのですが、
4輪の部品流用が耐熱温度的に可能ならば、その方が良さそうですね。

最新のモトクロッサーエンジンでHとS社はブローバイ系にリードバルブを備えてます。
また、ドラッグレース用のマシンで
排気脈動でクランクケース内圧をコントロールする車両もありました。
試行錯誤セッティングさえ出してしまえば、
非常に効果が高い改造だと思います。

10名無しさん:2008/02/20(水) 14:10:27
私もなんとか自作で作ろうと思い参考にしていたのが下記のぶろぐです。シグナス125での記事です。
ttp://jboy.blog17.fc2.com/category10-4.html
ttp://jboy.blog17.fc2.com/category10-2.html

11名無しさん:2008/02/20(水) 21:17:46
ピーキー氏が2000円程度の車のシリンダヘットにつけるやつをXCに
つけてますねw トヨタだったか・・・車の純正部品パーツってネットで
簡単に買えるのかな?

12TwoFreak:2008/02/23(土) 12:21:56
基本的にz_heros さんの書き込みで正解だと思いますが、あくまでもセッティングパーツの一つという認識の方がいいと思いますよ。
ライダーが上まで綺麗に回したければ価値はあるかもしれませんが、当然低速のトルク感はなくなります。
林道ベースで考えるならば必要ないかも・・・。
全日本のモトクロスチームでもいろいろテストをしているところがありますが、トルク間がなくなってしまって止めちゃいました。
ついでに、ブリザーホースを細くしてトルク感を出したりもしてましたよ。
燃費に関しては、上までがんがんに回して使う人には効果があるかもしれませんが、値段を取り戻すほどの効果があるかといわれれば????だと思います。
結局、どういった使い方をするかによってどういじっていくか、が大切だと思います。

13NAO2033:2008/04/08(火) 23:15:55
 皆さん沢山の情報ありがとうございます。とても試してみたくなり、結局のところ、サイレンサーは後回しにして、逆止弁を自作しました。取り付けとテストはまだですが、ある程度の結果が分かったところで、また書き込みします。
 なお、途中経過は*ttp://homepage2.nifty.com/NAO_TECHNOHUT/のオートバイ→エンジン関係のところへ掲載しました。引き続き、情報やご意見などありましたら、よろしくお願いします。

14z_heros:2008/04/13(日) 13:33:32
NAO2033様
サイトを拝見させて頂きました。
完全自作とは凄い気合ですね。

実際、私が実験していた時、
目には見えなくても水分やオイルミストが、
かなり流通するので、弁は常にウェットでした。
たぶんバルブ周りのクリアランスを普通の機械工作と同じように作ると、
バルブは動かなくなると思います。
しばらく動かさないと弁に石鹸化したオイルが付着してしまうので、
分解、清掃が必要だった時もあります。

また耐熱性も問題で、
町乗り程度なら200℃までぐらいで十分ですが、
クローズドコースになるとブローバイの温度は、かなり上がります。
自分は170℃耐熱のチックバルブを使用時に、
筑波2000の5週目の裏ストレートでアクセル全開時数秒間で、
熱による弁の固着が発生しました。
私の実験車両はDF125なので、
250ccエンジンだとブローバイの温度も125ccより高い可能性があります。
テフロンで弁を作ると耐熱性は結構ギリギリなんではないかと思います。

僕が考えていたバルブはヤマハPW50の
インテークパイプからリードバルブまでを
純正エアクリーナーボックスに装着するのを構想していました。
そうすれば、分解、清掃、リードバルブの交換が可能です。
レースまで時間がないので、製作が間に合うか解りませんが、
完成したら画像添付可掲示板にアップしようと思います。

15NAO2033:2008/04/22(火) 01:30:09
z_heros様
 情報ありがとうございます。大して気合いは入っていないのですが(^^;)、テキトーに作っても、ある程度の効果は得られると思ったのですが、甘かったです。
 現在、流路を拡大したもので作り直しました。これから取り付けるところですが、良い結果が出るのかか楽しみです。
 僕の場合は、ツーリングだけなので、テフロンの耐熱200℃で十分だと思っていますが、それ以上の軽くて磨耗に強い材料は思い浮かびませんでした。

16NAO2033:2008/04/23(水) 00:07:54
 2号を取り付けて、ちょっとだけテストしました。
 一瞬、失敗かなと思いましたが、バルブピストンのストロークを小さく調整したところ、
少しの負圧を保てるようになりました。
 バルブピストンはリードバルブのように小刻みな振動のような動きをしているみたいです。
 少し走行してみて、エンジンブレーキが弱くなったことを体感できました。
 今度の休日には、もっときちんとした調整などやって、じっくり観察してみるつもりです。


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