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【TOSHINDEN】下書き

1名無しさん:2021/05/05(水) 15:00:02
ソフィアはKGBのトップエージェントとして働いていた。
組織の誰からも羨望のまなざしを受け、完璧な人物に見られていた彼女も、苦しみを心に抱いていた。
家族との思い出が矛盾している――。
家族と自分の記憶に違いがあるのだ。
祖国の崩壊によりKGBが消滅した際、あらゆる組織や企業からスカウトされたが、彼女はすべて断り、どんなに些細な情報でも手に入れるために、しがない私立探偵となったのだ。
調査を重ねるにつれ、記憶に関わる結社の存在が浮かび上がった。そして、本格的に動き出そうとした矢先に、結社から闘神大武会参加招待状が届いた。
母は反対したが、ソフィアは翌朝旅立った。
家族には何も告げずに、愛用の鞭のみを携えて。
母は哀しむだろうが、それでも行かなければならない。
駆け出すソフィアの後ろ姿を、母親はだまって見送っていた…


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