ＪＲ西日本管内での「撮り鉄」さんに対して重要なお知らせ

4：南海電鉄＠空港急行：2010/02/23(火) 18:36:12: ★続報★
大阪府警柏原署は22日、電車の運転士らの立ち合いのもと、河内堅上～三郷間の踏切付近と、河内堅上～高井田間の鉄橋付近の２ヵ所で約１時間半かけて実況見分した。
捜査関係者によると、踏切付近で停止した快速電車の運転士は「カメラを持った男が３・４人入っていた」、鉄橋付近で停止した普通電車の運転士は「カメラを持った男が１人見え停止した。その後脚立に乗った男４人も見えた」とそれぞれ話した。当時集まったファンは団体貸切のお座敷列車「あすか」の撮影が目的だったとみられる。
柏原署は当初、刑法の威力業務妨害容疑や往来危険容疑の適用も検討。だが、ファンが運行を妨害する意図はなかったとみて、鉄道営業法違反容疑の立件に絞る。
ベテランの撮り鉄たちは仲間が増えるのを歓迎しつつも、「マナーを無視した一匹狼が目立つ」と口をそろえる。以前はファン同士のほか駅員とも仲良くなり、運行情報や撮影ポイントを教えてもらうことが大切だった。近頃はデジカメやネットのブログの普及で、１人で情報を集めて撮影し、発表できるようになったことが傍若無人さを招いているようだ。
ＪＲ西日本は、侵入対策として、京都線や神戸線などの約77kmにわたる線路脇に防護フェンスの設置工事を進めている。しかし、踏切からの侵入を防ぐことは難しい。同社広報部は「マナーを守ってとお願いするしかない」。
28日には新幹線の500系が「のぞみ」から引退する。ＪＲ西日本、ＪＲ東海両社は当日、新大阪駅ホームなどに駅員や警備員を増やすなどして厳戒態勢を敷く方針だ。
鉄道専門誌も黙ってはいない。「鉄道ダイヤ情報」は毎号、「線路には絶対に立ち入らないで！」と注意を呼びかけている。「鉄道ファン」も「あすか」騒ぎを受け、ＨＰで「そうした行為を経て撮影されたと思われる写真は掲載しない方針です」とのメッセージを掲載した。
※2010.2.23　朝日新聞朝刊35面から引用

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