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妄想ティッシュ

1Takuya!:2002/07/11(木) 14:44
様々な妄想を吐き出したティッシュ達を集めてみました。

2Takuya!:2002/07/12(金) 11:11
 僕らのこの小さな車のキャビンは青空につながっていて

とてつもなく広く、どこまでも僕らの心を自由にしてくれる。

 その屋根は星空につながっていて、何処にいても、独りぼ

っちでも、みんな同じ屋根の下にいる。

また、いつか、きっと・・・。

                        たくや

3Takuya!:2002/07/12(金) 11:15
        たからもの

  宝物はなんだい、

そいつを手に入れる迄、降りられないぜ

こいつが在る限り止められないぜ

終わっても 又、始めるぜ

                 たくや

4Takuya!:2002/07/12(金) 11:19
絶対価値

  俺様の価値は俺が決める。

極めてプライヴェイトな問題なので

  俺が決める。

               たくや

5Takuya!:2002/07/12(金) 11:30
  「いって みますかっ。」

 地面に座って海とか何かをぼーっと眺めて立ち上がりお尻
の砂とか草なんかを払いながら誰に言う訳でもなくそっと呟
く。
「いって みますかっ。」
 傍らにはロードスター。行く、やる、始める、イク、様々
な想いを込めて、でも力を抜いて
「いって みますかっ。」
醒めない微熱を残して、いつか再び訪れる熱い日々を感じな
がら・・・。

                        たくや

6Takuya!:2002/07/23(火) 15:58
  絶対という事

 誰かが言った「絶対」なんてこの世に無いって。

 笑わせんなよ、テメエの中に無いだけの事を「この世」
なんて言うなよ。意志の光が射す所にだけ「絶対」は存在し
テメエの様な怠惰で腐肉をあさるブクブク肥えたハイエナ野
郎の所に存在しないだけの事さ。只の負け犬の台詞さ。

 俺には「絶対」が見えるぜ、そして「絶対」を信じないテ
メエらの元に「絶対」は間違っても一生「絶対」に現れやし
ないのが判るぜ。ハカナクやってな。

7Takuya!:2002/07/23(火) 16:05
  ルール

 他人のルールは知らない。自分のルールで行こうぜ。

俺は絶対負けない。誰にも何にも絶対負けない。100%だ。

何故なら決してあきらめないから、負けやしない。

昨日駄目でも、今日勝つぜ。それが俺のルール

8Takuya!:2002/07/23(火) 16:21
   ヒマワリ

 ある時ヒマワリを見たわけさ。もう、何もかもが嫌で世界

なんか終わらしてやりてーなんて時に。

 不法投棄のモノクロームの景色の中で弱気な俺をさ、あざ

笑う様に、たった一本だけで誰に見せるでもないのにさ、と

びきり鮮やかに黄色が盛っててさ、グレーの視界のストロボ

の残光みたいに黄色が焼き付いて、あっ、メシ食おうって、

ハラへったなって思ったんだ。

9Takuya!:2002/08/26(月) 22:34
ジム・モリスンが言った。
「ハートに火をつけて」
俺は求める、誰か俺に火を着けておくれ。
「ハートに火をつけて」
俺は願う、俺の言葉が全ての人に火を着ける事を。
「ハートに火をつけて」
貴方にとどけ。

10Takuya!:2002/10/16(水) 15:20
俺を笑顔にさせてくれたBaby
君の為に俺は何をしたらいい?君の為に俺は何ができるだろう?
君が望む事はなんだい?俺の望む事と同じなのかい?
俺にできることかい?俺は間違ってないかい?
時々判らなくなるんだ。君が大切だって事以外判らなくなるんだ
何が正しのいか、君を愛してるって事以外判らなくなるんだ。
Babeどんな夢を見てるんだい。何を夢見てるんだい。
見せておくれよ。話しておくれよ。
あの詩はまだ憶えているかい。
あの星はまだ見えてるのかい。
不器用だったキスをBabyいまでも忘れないよ。
二人逃げ込んだ部屋をBabyいつまでも
俺はBabeあの日からまだ…。

11Takuya!:2002/10/29(火) 05:27
  夢の残り香

 大好きだった人の夢を見た。その人への気持ちは結局、諦
める事が出来なかったから僕は想いを箱に入れて心の奥深く
に埋めた。
 もし、いつかお互いフリーな時が来たら掘り起こすつもり
だ。そして、もう何処に埋めたかも忘れていたのに何故?
今、独りで孤独に震えてるから?
 目が覚めた時に夢の内容は覚えてなかった。確かなのは僕
は泣いていた事。悲しかったか嬉しかったか判らない。ただ、
涙が頬をつたっていた。
 思い切り鼻をかんで、まだ暗いベットを出た。日の出まで
あと小一時間。仕事に行こう。

12Takuya!:2002/11/04(月) 00:38
       愛のある場所

 東から吹く潮風はとても強く、僕はガタガタ震えながら飛
ばされぬ様、脚を踏張っていた。彼女は確かに、あの頃の僕
を満たしてくれた。死んだ娘の美紅は素直な気持ちを大事に
しないと後悔すると教えてくれた。
 様々な愛と痛みが僕を強くする。今、僕はひどく傷付いて
いるが全て許した。苦しみを乗り越えると強くなれると言う
が、今はもう強なんかなりたくない。まだ、完全には立ち直
れてないが、沢山の大きな愛は、やわらかに僕を包もうとし
ている。
 何処まで行けば?何処へ行けばいい?風は冷たいが、陽の
当たる頬は少し暖かい。

「いって、みますかっ。」

 ゆっくりと立ち上がる。僕を必要としてくれる場所はある。
誰も彼も必要とされる場所はきっとある。必ずある。

「ずっとアナタを待ってました。アナタに必要とされるのを
生まれる前から待ってました。アナタに逢えて、とても嬉しい」

13Takuya!:2002/12/31(火) 15:50
  12月31日

 今年がもう終わろうとしてる。来年がもう始まろうとして
る。どんな年だった?どんな年にする?あと、数時間で何が
終わるの?何が始まるの?何が起こるの?何が変わるの?
 目を開け!何も終わっちゃいない。重い腕を振り挙げ引き
ずる足を動かせ!走れなきゃ、歩きだせばいいんだ。始めた
ければ、変えたければその瞬間、今すぐ始めろ、事を起こせ。
 年単位じゃなく秒単位で思考しないと滅びを待つだけの恐
竜になるぜ。
 レプリカはドブにすてな。悔いのない数秒前の為に今すぐ
GO AHEAD!

14Takuya!:2003/03/10(月) 03:40
「カモメに飛ぶことを教えた猫」白水社 ルイス・セプルベタ

 数年前に読んだ本なのだが最近また読み直して感動した。何
度読み返しても良い話しだ。

 猫のゾルバが誓った三つの約束。でもその約束を守るには大
いなる知恵と周りのみんなの協力が必要だった…。
「どうか、私が産む卵は食べないと、約束して下さい」
カモメは言った。
「約束する。卵は食べない」
猫のゾルバは答えた。
「そしてひなが生まれるまで、その卵のめんどうを見て下さい」
「約束する。ひなが生まれるまで、その卵のめんどうを見る」
「最後に、ひなに飛ぶことをおしえてやると、約束して下さい」
カモメはゾルバの瞳をじっと見つめて言った。

 ゾルバと仲間達の誇り高き悪戦苦闘の物語はこうして始まる。
果たしてゾルバは困難にどう立ち向かうのか?約束を果たせるの
か?感動必至!!泣け、誇り高き者達の闘いに泣け!!そして涙と共
に立ち上がる力と勇気を受け取ろう。

15Takuya!:2003/03/24(月) 23:16
  いくよ!飛んじゃえ!!

 君達はどうしたんだい?腫れぼったい目してないで、そろそ
ろ準備しようよ。
 楽しいとか幸せって自分の心が感じるモノだから、同じ出来
事でも幸せと感じる人もいれば不幸に感じる人もいる。
 大切なのは自分の心。だから、楽しんじゃえ!もっと心を自
由に!人生はいつも冒険!ドキドキしてやれ!素敵な何かが、
君を待ってる!僕も君を待ってる!いつもどこかで何かがはじ
まってるよ!
 なんだかワクワクしてこない?君の宇宙はいつでも無限に広
がっていて、その中心は小さな君!素敵だね!すべての事には
意味があり、なにひとつ無駄なモノなどないのさ。
 過去のいろんな全てが今の自分を作り、今の全ては素晴らし
い未来につながってゆく。運命と必然の流れの物語の主人公は
君。楽しまなくてはね!Are you ready?

16Takuya!:2003/03/29(土) 18:20
  僕の事のほんの一部

 RCOJ.No.27の会報の立田さんの投稿を読んで自分自身と子
供達の事を思いだしました。
 いつか、きちっとした形で文章にまとめておきたいと思って
ました。自分と子供達の為にも。全然まとめ切れてないのです
が良い機会かなとも思ったので一部だけですが書かせて貰いま
す。ちょっとした告白ですが何らかの形で、誰かの役に立てば
良いなと思います。
 僕はかって一度だけ女友達の中絶手術に付き添った事がある。
費用と同意書のサインは僕の物だが僕等はそう言う関係では無
かったので当然だが僕の子ではありませんでした。
 僕は友達にしか思えなかったのだが、彼女は僕の事を非常に
愛していて僕と出逢う前に宿った命に気付いた時に彼女は激し
く苦しみ自殺も考えた。僕はなんとか彼女を助けたいと思った。
 僕は中絶行為を嫌っていたが、その子を自分の子として育て
る勇気も無く出来る事と言えば費用を出す事と付いていてやる
事だけだった。その子が自分の本当の子だったらどんなに良い
かとも思ったが、結局事実は曲げられる訳もなく当時の僕はそ
れしか出来ませんでした。

17Takuya!:2003/03/29(土) 18:25
  僕の事のほんの一部2

 彼女と一緒に泣いて彼女を幸せにしたいと思ったのと、その
事実が僕の子と言う形で彼女の両親の知る事となったのもあり
僕達は付き合い始めた。決して同情だけでは無かったと思いま
す。
 暫くはそれなりに幸せな日々が続きましたが彼女が子供の供
養をしたいと言い出した辺りから歯車が狂い始めました。
 彼女が自分の罪に酷く苦しんでいたのを知っていたので僕は
断れませんでしたが、供養する姿を見るのは自分の罪を突き付
けられる様で耐え難く、気持ちが擦れ違い始めて結局は傷つけ
合って別れました。
 その経験があった為に前妻と結婚した後も子供を作る気にな
れませんでした。彼女は子供を欲していましたが僕の気持ちを
察してくれ作らずに過ごしました。
 しかし何度となく僕の親戚連中に子供はまだかと詰めよられ
て当然僕もフォローに入るのですが誤魔化す彼女の作り笑顔が
何とも痛ましくて僕は気持ちの整理の付かぬまま子供を作ろう
と彼女に提案しました。
 子供が授かったと判った時は正直僕はまだ複雑な気持ちでし
たが、彼女は出会ってから最高の笑顔を見せたのが嬉しくて産
まれてきたら僕の気持ちも全てがきっと上手く行くと信じてそ
の日を待つ事にしました。

18Takuya!:2003/03/29(土) 18:29
  僕の事のほんの一部3

 全く順調に子供は育っていたので、六ヶ月目の定期検診の時
に子供がお腹の中で死んでいると聞かされた時は僕等は中々信
じられませんでした。彼女は深く悲しみ、理不尽にも僕は自分
の罪の輪廻を疑い自分を責めました。
 結果、彼女は以前に増して子供を求め僕は子供を恐れました
が悲しむ彼女を放って置けず自分を曲げ嫌な気持ちのまま応じ
ました。自分の心を少しづつ蝕みながら…。
 妊娠が判っても僕は素直に喜べずにいました。彼女のお腹は
どんどん大きくなり何度か子供に話かけてと言われましたが適
当にはぐらかして断り続けました。その一方で微かな望みを育
ててました。きっと、今度は大丈夫で産まれたら何もかもが満
たされて上手く行くと…。出産間際に僕は秘かに娘に美紅(みく
)と言う名を付けました。
 そして立ち会い出産の為に産気付いた彼女の病院に入った。
季節は春だった。この分だと出産は多分朝方だろうから休む様
に言われた彼女の横で短い夢を見ました。高校生位の綺麗な少
女が出て来ました。
 夢から覚めると朝五時で、ちょうど看護婦さんが検診に来て
ました。全て順調いよいよです。元気な娘の心拍音が聞こえて
ます。

19Takuya!:2003/03/29(土) 18:33
  僕の事のほんの一部4

 それは唐突でした。心拍が弱くなり看護婦さんが応援を呼び
ました。僕はまだ夢の中にいるようで、訳の判らない状態でス
ローモーションで彼女は運ばれ、僕は?立ち会いは?と聞くと緊
急手術になるのでここで待つ様に言われて取り残され直ぐに彼
女の凄い悲鳴が聞こえて来ました。
 手術なのに何故?やっぱり通常分娩になったのかな?神様!神様!
時間の経過が解らぬ状態で頭の中がぐるぐるしてると彼女がス
トレッチャーで戻って来ました。浮言の様に
「子供は?子供は?」
と言い続け看護婦さんは
「大丈夫、大丈夫」
と繰り返し、安心したのか寝息を立てました。
 彼女の寝顔を見つめて僕も急に眠くなってきていたら先生に
呼ばれました。
「全力を尽くしあらゆる措置を講じましたが誠に残念ながら救
えませんでした。」
「えっ、だってどうして?悲鳴が聞こえたよ。手術の必要なく
なったからでしょ?どうして?解らないよ?」
一刻を争う事態だった為、麻酔の効くのを待たずに直ぐにメス
を入れた為だった。暫くは生きていたが救いきれなかったそう
だ。先生も沈痛な表情だった。

20Takuya!:2003/03/29(土) 18:38
  僕の事のほんの一部5

 処置室で娘と対面した。親馬鹿だろうがなんて美しい娘だろ
うと思った。まだ、温かかった。しかし、やはり息はしていな
かった。脈も確かめたがやはり無かった。
 先生から大事があってはいけないので、彼女に娘の事は自分
が伝えるまで無事だと言うように言われた。僕は夢の中に居る
ようで何も考えられなかったので、ただ従う事を約束して彼女
の眠る病室に戻った。
 目覚めた彼女は真っ先に子供の無事を聞いてきた。僕はとび
きりの笑顔で無事を伝えた。彼女はまた眠りに落ちていった。
 暫くして僕は自分の異変に気付いた。弁当を立て続けに四食
平らげてしまった。トイレに行き手を洗っていると鏡の向こう
に満面に笑みをたたえた男がいた。笑顔が張り付いて取れなく
なっていた。
 少し落ち着いた彼女に医師は真実を告げた。彼女は凄い声で
泣いた。正しく子に先立だれた母の姿だった。娘に逢いたがっ
たが義母は頑として逢わせなかった。僕は抱き締め慰めた。僕
の頬にも涙が伝ったが鏡で見るとまだ笑顔は取れてなかった。
 僕は一度着替えを取りに一人家に帰った。タンスから着替え
を選んでいたら不意に涙がこぼれた。身体が激しく震えて止ま
らなかった。僕は嗚咽していた。
 僕と母と義母の三人だけで娘の葬儀をする事になった。母が
車を出すので一台で行こうと言ったが僕は自分のロードスター
に娘を乗せて行くと言い張り一歩も譲らず、結局ロードスター
の助手席に義母が娘を抱いて乗り、その後を僕の母が自分の車
を運転して付いてくる事になった。車を降りたら僕は片時も離
さず娘を抱いていた。この子が死んでいるなんて判る人はいる
だろうか?眠ってる様にしか見えなかった。

21Takuya!:2003/03/29(土) 18:41
  僕の事のほんの一部6

 全てが終わった時、娘は茶筒ぐらいの大きさしかなくなって
しまった。僕は半ば強引に三時間程度、娘と二人だけにする事
を納得させて母達と別れてシートベルトを使い幾らかでも助手
席に固定して郊外の湖にロードスターを走らせた。
 暫く走らせたが何もかもが恨めしかった。突然思い付いて車
を止めた。オープンにして再び走りだした。
 「美紅、お父さんはこうしてお前を横に乗せて色々な景色を
見せてやりたかったよ」
「お父さんはお前をこの車で送り迎えしたり、大きくなったお
前とデートしたりしたかったんだよ」
「美紅、父さんはお前が好きだったんだ。お前といっぱい話し
たかったんだ。でも、もう話せないね。話せば良かったね。お
前が聞ける内に話しておけば良かった。父さんこんな事になる
なんて思わなかったから、いっぱい話しておけば良かった。本
当はお前の事、好きだったのに。ごめんよ。許しておくれよ。
美紅、お前と話したいよ」
 景色が滲んだ。涙はとめどもなく流れ嗚咽で激しく咳込む様
に身体が大きく震えるのを全然止められなかった。札幌ではも
う雪は溶けたが桜には早い季節だった。晴れた春の午後の夕方
手前の明るい日差しの中一瞬だけ大粒のボタン雪が降った。風
で雪は舞い上がり乱れ飛び桜吹雪の様に見えた。ひととき、夢
で見た美少女が隣にいる様な気がした。僕は美紅を引き寄せ強
く抱き締めた。

22Takuya!:2003/03/29(土) 18:45
  僕の事のほんの一部7

 その後、妻は狂った様に子供を求めた。僕はそれが恐怖だっ
たが自分を殺して応えた。二人とも壊れていた。これが元で僕
等の心はハッキリと擦れ違い始めた。
 男の子が産まれた。彼女の希望で同じ病院だった。小さな個
人医院なので先生も何もかも総てが前回と全く同じだった。き
っと、それは辛い過去に対する彼女のリベンジ。
 産まれて直ぐ彼女が麻酔で寝ている間に母が異変に気付いた。
チアノーゼを起こしている。先生は直ぐに見て搬送の手配をし
た。子供は銭箱の新生児救命センターに運ばれて行った。あの
日と同じ顔で彼は言った。
「大事があってはいけないので、彼女にお子さんの事は自分が
伝えるまで無事だと言って下さい。」
 もう、たくさんだ。また再び、僕の顔に笑顔が張り付いた。
まるで悪夢のリプレイだった。
 先生が彼女に真実を伝えて暫くたっても予断は許されず息子
の命は瞬いていた。彼は無菌室の保育器の中で小さな身体に幾
つも管を挿されていた。
 もし、名前を決め手いたら教えて欲しいと言われたが今回は
まだ決まってなかった。考えはしたのだが前回程も前向きにな
れず決めあぐねていた。
 彼女には安心は出来ないが少しづづ快方に向かっていると伝
えた。嘘だった。まだ、判らない。万が一を考え覚悟していて
下さいと言われていた。
 一人になると辛い気持ちを抑えられず落ち込んだが、無理を
しなくて良いので少し楽だった。ぼんやりと名前を考えたりし
た。「康平」(こうへい)健康の康に平和の平。産まれる前は野
暮ったく感じた名前に光を感じた。
 現在、僕は離婚したが彼女とも仲良くしてるし康平とも彼が
産まれる前に飼った愛犬POPとも頻繁に逢っている。色々あっ
たが今は彼が無事に産まれてすっかり元気に育ってくれて良か
ったと本当に思っている。まるで神様を信じるどころか否定す
る様になったので、神ではなく命に感謝している。命は素晴ら
しい。命はとても大切で素敵なものだ。今になってやっとその
本当の意味が判った気がする。
 命を大切にしてください。その命を誇って下さい。失う悲し
みを忘れないで下さい。きっと誰かがあなたを愛するでしょう。
あなたも誰かを愛するでしょう。どんなに辛くても孤独でも一
人じゃない。大丈夫、命があればいつか幸せはやってきます。
誰かを幸せにできます。命の為に精いっぱい命を楽しんで下さ
い。

23Takuya!:2003/04/28(月) 23:59
  解らなくなったら?

どうしたの?
過去に囚われそうなのかな?だったら思い出してみて、
君が今、立ってる大地は今現在のこの瞬間に存在して、
現在の君は現在にしか存在しない。
過去に存在するのは過去の君。未来に存在するのは未来の君。
決して過去には行けないけど、
君は瞬間毎に新しくなり自分で自由に紡ぎだす未来には行ける。
立ち止まったままでも、歩いても、走っても、
一秒後の君は一秒後未来にいる。
総て君の望む通り。
この無限に広がり続ける君の宇宙の中心は
小さな君自身なんだから。
願えば叶う。
今を生き未来を創ろう。

そんな事を自分に話してやる。
それはきっと自分にも誰にも大切な時間。
当たり前だけど忘れてしまいそうな真実を確認する為の
マイル・ストーン。
石を置き旗を立て、迷う時振り返り自分の世界の自分の位置を
確かめる。
間違いない。君の場所。そこから世界の全てが、宇宙の全てが、
始まった中心の場所。

24Takuya!:2003/05/08(木) 03:06
  オープンであることパート3

開くんだよ。とにかく開くんだよ。
開け放て。無妨備になれ。
解き放て。全て晒すんだ。
どうだい?
君は今、全てを手に入れた。
全てを捨てて全てを手に入れた。
オープンである事。
エゴを捨て自然な自分になる事。
自分が自然になる事。
自分が自然の一部である事を認める事。
Im a open .
いつでも宇宙が僕らの頭の上に広がっている。
we are open .
風はいつも僕らを撫でる。
go with wind .
In the sky .
オープンであること。ね!

25Takuya!:2003/05/08(木) 03:18
  ブラウン管のこちら側2

やっと見つけた。
ここにいたんだね。
こんな所で一人で泣いていたんだね。
約束しただろう?
僕だけは震える肩を抱いてあげるって。
僕だけは独りぼっちで孤独な君のそばにいてあげるって。
そう。君は僕だ。
大切な僕自身だからずっと側で見てるよ。
この広い宇宙でたった一人の君を。
唯一の君を…。
おやすみ。
また明日。
×××。

26Takuya!:2003/05/08(木) 03:47
  夢の中

何思う?
夢の中の僕よ。
幸せを見つけた日の朝日?
幸せだった日々の夕日?
あのヒトとの星空?
良く休むと良い
残酷な人生は続く。
微かな光が待っている。
いつか、愛する人のおはようの声で目覚められたら良いね。
夢の中の君よ。

27Takuya!:2003/05/28(水) 07:13
何だかヌルくて気持ちが悪いぜ!
人肌のプラスティックもガラスもメタルも風呂も魂も…。
痺れるぐらい熱いのか痛いぐらい冷たいか、
どっちかにしてくれ。
いつ生まれていつ死んだのか解らない、過保護な試験官生まれのマウス。
怯えた心は外を知らずに、ビーカーの中で安楽死。ピース!
沸騰する赤血球と蒸発してる白血球が怒り始めても、
ブー!ゲームオーバー!
悲しむ間もなく干からびる容器は月曜にはゴミステーション。ピース!
生ゴミ?燃えるゴミ?同じだから、どっちでも構わない。
厭ダ。僕ハ血ヲ流シ恥ヲ晒シ荒ブル魂振リ回シテ疾リタイダケ…

28Takuya!:2003/05/28(水) 22:46
誰かが言う
人はね、誰でも今この瞬間にしか存在できない。
そして未来にしか進めない。
未来は今が支配するのさ。
今を瞬間を大切に素敵な未来を創りだそう。
きっと願いは叶うし、君は負けやしない。
誰が言った…?
今は解らない。でも、きっと嘘じゃないはず。

29Takuya!:2003/05/28(水) 23:07
どうして僕は震えてるんだろう
わからないんだ。
ただ、どうしょうもない孤独がココにある。
世界中に同じ種族は自分しかいない様な、誰にも理解して貰えないような、
圧倒的絶望的な孤独感。
みんな姿は似て、言葉は通じるけど僕だけ種類が違うのがバレてる様な。
待ってよ!少し違うけど仲間に入れておくれよ!
僕は何を手に入れる?約束の日はいつ?約束の地は何処?
絶望に良く似た温度の素晴らしい未来がシャンパンを抜いてくれる
震えるブルブル。

ブルブル…。ブ。

30Takuya!:2003/06/12(木) 00:32
  ヒマワリ 2

もう毎日、世界も自分も終わらせる事ばかり考えていた雨の日
仕事中に産廃と不法投棄の廃棄物のモノトーンの景色の中
ストロボの残光の様に鮮やかに一輪だけで咲くヒマワリを見た
解り難い私有地なので、もしかしたら誰にも見られずに
散っていたかもしれない。偶然出会った私達。
何の為に、誰の為に、咲いていたのか?
今は解る。あれは私の為に咲いててくれたんだ。
私の為にあそこで一輪だけで待っててくれたんだ。
だから、涙が止まらなかったんだ。
その姿を見て嬉しくて勇気を貰って解って貰えて嗚咽したんだ。
いつか、誰かの為にあのヒマワリみたいになれたらと思う。
太陽だなんて言ってくれたあの声を、嬉しかった胸の高まりを
いつまでも忘れずにいたいと思う。
私は今日も悩みながら迷いながら真っ直ぐに正しいと思う道を
歩いて行こう。
あのヒマワリは今も枯れずに胸の中で咲いているから。

31Takuya!:2003/07/31(木) 18:44
  夕立

地下街がやけに蒸すなと思って地上に出たら雨になっていた。
この地方の短い夏の景色に降り注ぐ雨の中、僕はレインコートを取り出し自転車に跨る。
街路樹と紫陽花が雨に揺れぬるい風が纏わりつくなかペダルを漕ぐ。
街は雨に煙り視界は近くなった。小走りに軒先に逃げる人々を避けながら
僕は街の喧騒をアメンボみたいに走り抜け街を抜け出す。
君は覚えているかい? じりじり焼かれて雨に濡れたアスファルトと草の匂いを。
君は思い出せるかい? 濡れたレインコートの中で息を潜める日焼けした肌の火照りを。
僕は今、2003年の夏の夕立の中にいるんだ。
独りで自転車に乗ってるんだよ。

32Takuya!:2003/08/06(水) 08:56
     one day

いつもより少し早めの目覚まし時計のベルを止めて夜更かしで靄のかかった頭でベッドを抜け出す。
適当に身支度を整えてガレージのシャッターを開けて今日の相棒を引きずり出す。
自転車に跨りペダルを漕ぎ出す。夏の朝は何かが起きそうな気がするんだ。
僕はペダルを漕ぎつづける。夏の朝は何処かで何かが始まりそうな気がするんだ。
出鱈目な鼻歌を歌いながらペダルを漕ぐのさ。君がいないのに夏は始まってるよ。
風が滅茶苦茶に髪や体を撫で付け出して、そいつが潮風だと気付く頃には陽炎が立つのさ。
砂浜に建つ期間限定の男や女やオブジェ達を横目に見て自転車を繋ぐ頃には鼻歌は僕の歌になった。
その場でシャツを脱ぎ水着だけになったら海に走る。
じりじり焦げて焼けた肌が潮水で冷却され胸がキュッと締まる。
一心不乱にばちゃばちゃと少し疲れる迄泳いだ後はビール片手に海を眺める。
波に乱反射する夏の太陽は過ぎ去った夏も海も反射するから眩暈がするんだ。
まどろみから抜け出したら出来たての歌を唄いながら自転車を漕いで帰る。
重たい脚で家に辿り着いたら相棒と自分にホースの水をかけて潮と火照りを流す。
涼みながら遅い昼食を取っていると風が夕方の匂いと何処かの家の風鈴の音を運び始める。
夏はやっぱり訪れるんだね。僕は夏を過ごしている。

33Takuya!:2003/08/06(水) 09:48
   花火大会

浴衣の女の子と見る花火は素敵だね。これはもう僕の言語能力では絶対に否定出来ないな。
諸君、想像して見たまえよ。
魅力的な可愛い女の子が浴衣で下駄でカラカラいって並んで歩いて風向きで…。
ほのかにパフュームが鼻をくすぐってだね。ちょっとした穴場の鑑賞場所で大輪の花火が咲き乱れる。
綺麗だってはしゃぐ横顔が色取り取りの花火に照らされて瞳だってキラキラさ。
コイツを否定できる言葉を持った奴とは絶対に友達になれないな。

34Takuya!:2003/08/06(水) 10:17
   旅行

夏の朝に飛び切り早起きして出かけるんだ。まだ目覚めきってない街を歩く。
得体の知れない熱と予感にワクワクしてくる。
朝帰りの千鳥足の鳥達とすれ違いながら路面電車に乗るんだよ。
大丈夫、安心していいよ。
これは只の路面電車だからパンタグラフが電線から離れたら動けないからさ、
銀河やお伽の世界に旅立つ事はないよ。ただそんな気がするだけさ。
いつもの街をいつもよりゆっくりとぐるりとまわる。
図書館、ロープウェイ、カフェ、駄菓子屋、サンドウィッチ、銭湯、
いつもの街でも異邦人になれるよ。
旅行をするとどれくらい仲良しか判るってもんさ。楽しさが教えてくれる。
素敵な旅行はひと時、いつもと違う人生を送れるんだよ。

35Takuya!:2003/08/06(水) 10:49
   蛍

君は実際に見たことがあるかい?
蛍ってのは本当に光るんだよ。ぴかぴか光って、じっと見てるとピントが狂った気になるよ。
なんだかくらくらしそうになるけど悪くない。いや、素敵なんだ。
蛍を実際にこの目で見た人とそうでない人ではその後の人生において約80%の確立で
エンドルフィンの分泌が活発になり幸福感が増すという研究報告がストックホルムの
哺乳類生態科学研究所で発表されてネイチャーの6月号の巻頭になったという事実は無いし。
蛍を偶数の月の一桁の奇数日に見たら幸せに成ると言う沖縄の古い言い伝えは僕の作り話だけど
やっぱり本当に蛍は明るく発光するし、沢山集めたら本ぐらい読める。
発光する蛍は触れても熱くはない。
だけど、とても温かい気がする。
多分、ティンカーベルと同じくらいの温度だろう。

36Takuya!:2004/01/21(水) 19:25
  紅い…

──なァ、都市伝説つーか噂話でさ二年位前に流行ったヤツ。
首都高でRを撃墜す紅い悪魔とか呼ばれてた血の様に真ッ紅なやたら良い音のロードスターがいるとかあったじゃん?
走ってる期間短いし実際見たヤツも少ないから死んだとか、ありえないから最初からデマでソンナのいないってサ…。
ところが最近また出たって噂なのヨ!
C1流してるだけだったらしいし、音も普通だったらしいんだケドあのヤリ方は間違い無いってチューン屋のオヤジ連中、色めき立ってらしいぜ。
「悪魔のロドが出た!」なんてさ(笑)
オマエどう思うヨ?

37Takuya!:2004/03/08(月) 10:54
  雪にすたんぷ

月曜日、燃えるゴミを出しにまだ明るくなって間もない目覚めたての朝ピリリとした空気に飛び出した。
朝は冷えるが春は近付いてる。前夜の雪は昼前には溶けるだろう。
ポケットに手を突っ込み雪で足を取られぬ様に俯いて足元に漠然と視線を落として家に戻ろうとする。
ふと、僕は家の前で足を止めた。
僕より二周りは小さな足跡を見付けたから。

君の足跡。

雪にスタンプ。
ポケットから手を出して顔を上げて歩きだした。
雪にスタンプ。
ステップ踏んで階段駈けた。
日差しは眩しい。

38Takuya!:2004/04/29(木) 16:13
  世界と私

昨日、大変に美しい夕焼け空を見た。
アカ、ダイダイ、がシロ、アオ、に混ざり合い様々なムラサキのグラデーションを散りばめてカラーチャートが広がっている。
そこをクロからコンのグラデーションの夕闇が侵食してそれもまた幻想的であった。

瞬間、切ないと思った。

それはきっと空ではなく僕の心の色模様だったのだろう。
きっと違う気持で見つめていたら全く違う感想かもしれない。
気分一つで変わってしまう。
それほど世界は脆弱なものなのかもしれない。
世界が揺らめいても決して曲がらぬ鋼のような心が欲しいと願った。

39Takuya!:2004/05/01(土) 02:30
  月に願いを

今夜は月がとっても明るく照らすから僕は隠し事ができなくなる。

「僕は彼女に夢中です。彼女の前で気持は胸から溢れ出し喉から外に出る時に声帯は愛してると震えます。」

お月様お願い。出来損ないの僕でも、どうか彼女が微笑んでくれますように。

「愛してると言うたびに僕は彼女でいっぱいになって破裂しそうでドキドキします。」

お月様お願い。ロクデナシの僕でも、どうか彼女と一緒にいられますように。

「今では逢えない時でも愛しくて、胸が震えて止まりません。」

お月様お願い。ガラクタの僕でも、どうか彼女と生きられますように。
お月様お願い。ちゃんとするから、いつまでも彼女と共にいられますように…。

40Takuya!:2004/05/14(金) 18:14
  桜はまだ咲いているんだ

雨上りの良い天気の朝。
雨に濡れた桜が朝の光を浴びてキラキラしてる。
こんな朝は何かが始まりそうな気がするんだ。
こんな朝は何かが僕を待ってるような気がするんだ。
もう少しで週末。あの娘の予定に僕はいるだろうか?
こんな朝には素敵なハプニングが当たり前に起きそうな気がするんだ。
桜はまだ咲いてる。


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