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【妄想】着ぐるみ小説スレ第11章【連載?】

78 新鮮、海鮮、痩せん ◆zYQ/uWRKn. :2016/06/15(水) 22:37:07
1.

エビの大きな置きものかと思いきや、動いた!
大きく2回動いた後、動きを止めてしまった。
新鮮さを売りにしている居酒屋チェーンの店頭。

機械かと見ていると時々動く、しかも不規則に。
見た目にはリアルで本物と遜色ない。
本物と違うところは1mを超える大きさだけ。

やがて夕方、仕事終わりのサラリーマンが家路に着く頃にその大きなエビは大きな金だらいに放り込まれて店内へと消えていく。
金だらいには薄く水が張られていて、放り込まれた際は本物のように激しく動いていた。


「いらっしゃい!」店は5時半を回ると活気付く。
お客さんも増え、威勢のいい声が飛び交う。
その中でも特に元気な女性アルバイトのナミ。
ナミは大学生で海鮮が好きで、バイトをすれば賄いが食べられると思い、このバイトを選んだ。
ナミの思惑通り、賄いが食べられた。
美味しく笑顔でいつも食べていたナミだったが、ある時気づいた体重が5キロも増えていることに。

途端に賄いを控えるようになったナミ。
それを心配した店長が声をかけてきた。
「どうした?食べないのか?好きなマグロだろ?」
黙ってしたを向くナミ。
「体調でも悪いのか?」
心配そうに聞く店長に、小さな声で「太っちゃって」恥ずかしそうにいうと。

「お!そんなことか、それならいい仕事があるぞー」
「?!」ナミには何のことかさっぱり分からなかった。
そんなナミに店長は一枚の紙を提示した。
それは誓約書。
内容を確認すると、着ぐるみを着ての集客業務とある。
そしてこの着ぐるみは誰でも着回すものではなく、専任業務であり特別な事由がない限り断わることはできないとあった。
ナミの目はその先に向いていた。
この業務にあったっては、特別手当として時間に関わらず5000円の手当がつくこと。

ナミの中では想像が膨らむ。
着ぐるみ(うさぎか何かの着ぐるみ)に入ってビラ配りをすると、汗をかいて痩せる上に手当がつく、月に10回以上バイトしているから5万円以上になることを。
着替えやタオルがいるなぁ、ぐらいにしか考えず気楽にサインをした。
店長からは翌日2時間早く出勤するように言われた。


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