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【妄想】着ぐるみ小説スレ第11章【連載?】

748 名無しさん@着ぐるみすと :2018/06/24(日) 14:12:39
とりあえずブツを確認するべくスタッフに場所を尋ねると、やはりどの様なキャラが
来たのか知らないらしく目を輝かせながら楽しみにしている旨を伝えられる。
バックヤードの倉庫にある大きめの段ボールを開けると
まず目についたのはとんでもない特大サイズのウサギの頭だ。
中から出してみると見た目よりは軽いが、その下に埋もれるかの如く入っていた
胴体の小ささを見ると、やはり小柄な女性でなければキツそうだ。
どうやらマスコットの腕は内蔵されている棒で動かすタイプで
操演者の肘から下にかけて胴が位置し、その上に先程の頭を被せるらしい。

残るは別の袋に包まれた王冠の様な物だ。
ウサギの二本の耳の間には何故か穴が開いており、その周りと王冠の下部の
接合部分の一致からウサギのアイテムであることを再確認する。
箱の底には白いほっかむりの様な物体が一つ。用途は既に心得ている。
この業界にいると度々、着ぐるみを扱うが
担当するのは大概キャンペーンの女の子である。

伝えられた仕事内容とは全く別のコスチュームを手渡され
それを着用し朝礼に臨むが挨拶ということで頭部を外すことを指摘される。
その子の綺麗なご尊顔があらわになるにもかかわらず周囲は
まるで腫れ物を見るような目であった。
海外製のねんどペンギンとして人気な、そのキャラの頭があるべき場所にあるものは
胴体と比べると大変アンバランスな大きさの所謂モジモジ君である。
黒い布の中心から覗く、その沈んだ表情からは
何とも言えない心の叫びが伝わってくる様で心許なかった。


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