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【妄想】着ぐるみ小説スレ第11章【連載?】

67 ハルカ ◆zYQ/uWRKn. :2016/06/09(木) 22:11:22

5.
そのまま、カッパのマスクの瞼とハルカの瞼をくっ付けにかかるメイクさん。
目に力を込めて訴えかけたハルカだったが、
「力を入れないで!作業できないから!」のひと言にアッサリと引き退ってしまった。

瞼と口をマスクに引っ付けられ、瞬きもでき口も動かすことができるカッパが出来上がった。

ハルカの鎖骨辺りまで隠れるカッパのマスクを丁寧にカッパスーツへと接着していく衣裳さん。
とても着ぐるみとは思えないほどの仕上がりに衣裳さんとメイクさんは満足した様子でハルカを眺めていたが、衣裳さんが甲羅を付けるのを忘れていたようで、すぐに作業に取り掛かる。

先ほど背中を開けてカッパスーツとラバースーツを接着した際、甲羅を取り付けるための金具も一緒に接着してあった。
その金具に甲羅の土台となるものを固定し、最後に甲羅を強力な接着剤で全く取れないように接着して完了。

何も言えなくなりされるがままのハルカの準備が整ったのを見ていたかのように、男性スタッフが部屋に呼びにやって来た。
”コンコン”
「琴乃さんの準備できましたか?」
「はい!」メイクさんが元気に答えた。
立ち上がったハルカだが、元気はなかった。

部屋を出て男性スタッフの後についてロケバスへと向かう。
途中、同僚ともすれ違ったがそのカッパが琴乃ハルカであることに気づくものはいなかった。

ロケバスに乗ると、ディレクターさんが声をかけてきた。
「琴乃、そのカッパ凄いだろ!まるで本物だよ」
カッパの口を動かして答えようとしたが、ハルカの口にはボールギャグを咥えていて話すことはできない。
その代わり涎が落ちそうになるのを堪えて、大きく頷いた。

「琴乃、後ろ見てみろ!」
そう言ってロケバスの最後尾の席を指差す。
そこにはハリガネ人間の着ぐるみ、しかもカッパに合わせた黄緑色。
ハリガネ人間の手にはすでにマイクが取り付けられている。
「琴乃、お前今日喋れないだろ、でも安心しろあとからアフレコして声入れるから!」
ディレクターはそう言ったが、ハルカはその言葉を信じられないでいた。


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