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【妄想】着ぐるみ小説スレ第11章【連載?】

590 まんころ ◆dkf/aF6sqI :2017/09/25(月) 20:39:34
自然消滅からその後の彼女の恋愛事情について聞きたかったが、すぐには本題にも入れず、別の話題にした。
「冬の海って寒くないか?」俺の問いに彼女は私は着ぐるみ着てるし、コートも着てるから大丈夫」と。
ならばと「車の中暑くないか?」車のヒーターは風切り音を出しながら吹き出している。
「うん、今は大丈夫?」
「着ぐるみって苦しくないの?」
その問いに「うん、少し苦しいよ、でもちゃんと見えてるし、動きだってほら」そういって拳を突き出して見せる。
「さっちんの顔見たいなぁ」その言葉に「ダメ!汗かいて髪だって顔だって大変なことになってるんだから」と。
海が見えてきた頃、俺の左手はさっちんの方へ伸びていた。
付き合っている時、ドライブ中によく手を繋いでいた。
さっちんも俺の左手に反応し、手を繋ごうとしたが、着ぐるみを着たままでは上手く繋ぐことができなかった。
それは2人の間にできた溝を感じさせた。
海に到着するとさっちんはベンチコートのフードを深く被り、手をコートの中へしまい込むようにしたが、女怪人ビークィーンの凶悪さを感じさせる長い爪はコートからしっかりと出ていた。
せっかく海に来たので車を降りる。
丈の長いベンチコートでもビークィーンの光沢のある蜂の黄色と黒の縞模様は足と一体となったブーツだけは完全に隠すことができず、歩くとその部分だけがチラチラ見え隠れした。
訪れた海は2人の田舎の海よりも穏やかで暖かかった。
彼女に俺が質問しようとした時、彼女から「2人で見た、田舎の海懐かしいね」と。
そして彼女からは鼻をすする音が聞こえてきた。
「今日は戻るのか?」俺の質問に彼女は首を振り「家、行ってもいい?」
「ああ」俺はさっちんとまだ一緒に居られる嬉しさを抑えて答えた。
車へと戻り家路に着く。
女怪人ビークィーンの着ぐるみを着た彼女を乗せたまま。


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