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【妄想】着ぐるみ小説スレ第11章【連載?】

59 グリーンモンスター ◆zYQ/uWRKn. :2016/05/19(木) 16:33:31
6.

同乗してきた女性スタッフが出演者らをバスから降ろし、次の映画館で出演者を館内へ誘導案内しているのはユカ。
最後に着ぐるみの私たちが降りた。

ユカは他のスタッフに案内を任せて、私の元へ。
「ゴメン、ヒトミ!こんなに長くなるとは思ってなくて」言葉の感じからは初めの映画館で終わる予定であり、こちらの映画館は急遽決まったようだった。
何より有名な俳優たちを乗せるには、移動してきたマイクロバスがあまりにショボかった。

ユカが何度も謝るので、手振りで大丈夫と伝えた。
それでも舞台袖まではしっかりと誘導され、再び舞台に立つことに。

もう、ぴったりとした着ぐるみに加え、これまたぴったりのラバースーツを着ているので、ラバースーツの中は汗でかなり滑ようになっていた。
そして、くちょくちょと卑猥な音はさらに大きくなり、もう完全に音が外に漏れていることは、周りの人たちが私が動く度に振り返ることで分かった。
恥ずかしい思いをしながら舞台に行く途中、先ほどの若手俳優が自分の控え室まで立っていて私に一言「すみませんでした」と謝罪してくれた。

舞台まで移動中もラバースーツの股への食い込みは私を容赦なく襲ってきたが、なんとか声を出さずに耐えたが、ラバースーツの中は私の汗といやらしい液が混じったものになっていた。

初めての時とは違い緊張はない、ただ早く終わらせて帰りたい、その想いしかなかった。
横で涼しそうに立っている緑のキャラクターの彼も着ぐるみの中では暑さと汗の気持ち悪さと闘っているのはきっと私と同じだろう。
私たちは同じ想いで、先ほどとは違う意味でお互いの手を握り舞台へ出て行った。

そこまでの記憶はしっかりとしていたが、その先はボンヤリとしか覚えていない。

記憶がハッキリとしたのは、始めの映画館に戻る移動の車の中。
車内の様子からユカ個人の車であることはすぐに分かった。
驚いたのは後部座席で、緑のキャラクターの着ぐるみの彼に膝枕をしてもらっていたこと。

「え!あ、ゴメンなさい」
私が彼に声をかけて、起き上がろうとしたが、「いいよ!このままで」
そう言って背中を優しく2回軽く叩き、頭を撫でてくれた。
着ぐるみの彼の声を初めて聞いた。

話せることに驚いて着ぐるみを脱がされ、汗だらけの顔を見られたかと頭の後ろを触るがまだ着ぐるみを着たまま。
視界も悪く、まだ暑い。
良かったのか悪かったのか分からないが、少し落ち着いた。

「すみません、甘えちゃって」私がそういうと彼は「ヒトミ、膝枕好きだったからなぁ」と。

着ぐるみの中の彼の正体が分かった。
2年前に些細なことでケンカ別れした元彼。
ユカを通じてよりを戻したいとは聞いていた。
私も彼のことは気になっていたが、変に意地になって素直になれずにいた。

私は元の映画館まで戻る間、ユカのお節介と彼の優しさに甘えることにした。



おしまい


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