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【妄想】着ぐるみ小説スレ第11章【連載?】

57 グリーンモンスター ◆zYQ/uWRKn. :2016/05/19(木) 15:58:07
4.

観客席からは大きな声援と共に、一部悲鳴も聞こえてきたが、いざ出てみるとスポットライトが眩しく観客席があまりよく見えず緊張が少し和らいだ。
その代わり太陽のように眩しく暑い光が私を襲う。
スポットライトがジリジリと着ぐるみを溶かしてしまうのではないかと思うほど。

しかし、次の瞬間スポットライトは舞台袖に移動し、映画の出演者を照らし出した。
歓声が大きくなる。
手を振りながら次々に舞台へと姿を現わす出演者。
その出演者の邪魔にならないように、舞台の端へと移動した。
役目を一つ終えてホッとした私の視界にあの大好きな俳優が入ってきた。

カッコイイあの俳優さんとは対照的に、着ぐるみを着て舞台の端でジッと立ちただ汗を流しているだけの自分。
せっかく近くまでこれたのに、かえって距離が開いたような。
そんな思いを舞台端でしている間も、挨拶は続いていく。
そして舞台端で出演者の挨拶を聞いている間も汗は止め処なく流れる。

挨拶も終わりいよいよメディアの撮影が始まるため、舞台中央へと移動し始めたのだが、歩き始めると汗がラバースーツの中でイタズラをする。
張り付いたり離れたり、くちょくちょと卑猥な音を立てると、同時にラバースーツが股に食い込みイタズラをし思わず声も漏れる。
外に音が漏れてることを少し心配しながら舞台中央へ移動する。

監督と主演の私の好きな俳優を中心に出演者が取り囲み、後ろに緑のキャラクターの着ぐるみを着た私たちが立つ。
何枚か写真を撮ったところで、大好きな俳優から「彼女とのツーショットいいかなぁ?」と。
”彼女?”その俳優が指差す先は私。

突然のことで戸惑っていると、スタッフが私の手を引き俳優の横へと引っ張っていく。
どんなポーズをとっていいのか、どうしていいのか戸惑っている私に、彼の香水のいい匂いが着ぐるみの中にまで入ってきた。
戸惑い彼を見ることができない。
下を向いてしまった私の肩に腕を回し、耳元で「顔を上げて」と言われ、ドキッとして顔を上げた時、シャッターが切られた。
彼は私の肩をポンポンと叩いて、観客に「ゆっくり楽しんで下さい」といって、舞台をおりていった。

残りの出演者も後に続く。
そして最後尾は緑のキャラクター2体。


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