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【妄想】着ぐるみ小説スレ第11章【連載?】

536 博覧会 :2017/08/12(土) 20:59:16
色々な企業が会社の製品を展示する博覧会。一際、人が集まる企業の展示ブースがあった。
透明の円筒状のケースに赤と白のプラグスーツを身に纏ったドールが入っている。
顔はアニメを再現したリアルなアスカとレイ、思わず見惚れてしまう。
身長は2人とも160cm程でアニメから飛び出したような見事な造りであった。
円筒状のケースはターンテーブルになっており、集まったギャラリーの前でゆっくりと回転している。
ドールも見事だがプラグスーツもかなり精巧に作り込まれていて、ドールの体を皺一つないほど見事に覆っていた。
人集りの後ろでその様子を伺っていた俺だったが、気づけば人を掻き分け最前列にきていた。
何を隠そう俺は大のエヴァンゲリオンファン、中でもアスカは特にお気に入り。
一体このドールはいくらくらいするんだろうと本気で悩んだが、展示物であり売り物でないため値段の表示はなかった。
リアルなアスカが目の前で腰に手を当て大きな胸をこれでもかと突き出している。
それに対してレイは顎に手を当て、何か考えているようなポーズを取っている。
そのアスカとレイのケースの間から、長身のコンパニオンと思しき女性が現れた。
円筒状のケースに入っているアスカとレイのプラグスーツの説明を始めたその女性の格好は、ピンクの光沢のあるプラグスーツに茶色のロングヘアーをツインテールにし赤いメガネをかけ、マリを見事に再現していた。
目の前で動くマリも気になるが、やはりアスカが気になりそちらを凝視していると動いた。
僅かだが手が動いたように見えた。
目を擦り再び凝視するがそのあとは動かなかった。
マリの説明が続く。
アスカにばかり目がいってよく見ていなかったが展示ブースの外枠はよく見れば、エントリープラグになっていた。
マリの説明がなければ気づかなかったかもしれない。
そして耳を疑うようことをマリは口にした。
「今からレイとアスカにエントリープラグに乗り込んでもらいましょう」その声を合図に円筒状のケースが上へと吊り上げられる。
ケースがなくなるとアスカとレイは動き出した。
ホンモノのアスカが俺の前を歩いていく。
プラグスーツの素材がエナメルっぽいもので作られているせいか、ギシギシと音を立てている。
ブースの左右にある、エントリープラグに乗り込む2人。
人形だとばかり思っていたアスカとレイは人が演じていたと思うと興奮してきた。
歩き方やちょっとした仕草から中身が女性であることは容易に推測できたことから、俺はますます興奮してきた。
エントリープラグは大きな透明な筒の中にコックピットがある。
2人が乗り込むとマリが「それではL.C.Lを注入します」と。
その言葉と同時にオレンジ色の液体がエントリープラグに注入される。
今まで淡々とアスカとレイを演じていた2人が急に慌て出すが、コックピットから降りことができないようで首を振り呻き声を上げる。
そういえば先ほど彼女たちがエントリープラグに乗り込んだ時、スタッフが付き添い何かしていたことを思い出した。
その間もオレンジ色のL.C.Lはエントリープラグを満たしていく。
首を振り抵抗していた2人の顔も液体に飲み込まれた。
見ているこっちらにも緊張が走る。
しかし、エントリープラグ全体がL.C.Lで満たされると落ち着いたようで、時折口から泡が出ているだけとなった。
呼吸は大丈夫なのかと本気で心配するギャラリーをよそに、マリは「L.C.Lには酸素が含まれていて、直接肺に取り込むことでパイロットは呼吸ができます」と説明する。
それはアニメの話と突っ込みたくなる俺をおいて、マリは淡々と説明を続ける。
説明が終わるとエントリープラグからL.C.Lが抜かれ、アスカもレイの表情は変わらないが彼女たちの中身がグッタリしているのはなんとなく伝わってきた。


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