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【妄想】着ぐるみ小説スレ第11章【連載?】

509 不思議な人 ◆C4pZlPpE5o :2017/07/12(水) 01:31:53
かつてのゴルフ場は、今では一面の草原になっていた。元々ゴルフが行われていたホールだったと思しき所は植生の違いからか何となく草の背が低く、タンポポやアブラナがふわりと花を開いている。
犬を探してきょろきょろと周りを見渡していた阿佐谷が、5分ほどかけて元1番ホールの草地に着くと、そこには既に2人の先客がいた。一人は優しい表情を浮かべる線の細い青年、もう一人は大きな白い犬を連れた、黒いフリルの服に身を包んだ少女である。
「やあ、君が阿佐谷さんかな?」
と、彼女に気がついた青年が声を掛ける。
「はい!阿佐谷と言います。
今は大学で犬の保護について勉強していて、こちらのことは福理先生に教えて頂いて、勉強になると思って伺いました!」
明るい返事にほだされ、2人も笑みを浮かべる。
「元気が良いね!
僕は兄屋、普段はブリーダーをやってる。こっちの猫被りの子は…」
「リエで良いですわ。
私達はこの財団の賛同者で、いつもは色々と協力をしております。
今日は皆の様子を見に来ましたの。
我が家の仔の運動も兼ねてね」
と、リードの先の大きな犬を指す。彼女はチラリと阿佐谷を見ると、ふわあと大きく欠伸をして、グリーン上の木陰にゆっくり向かうとだらりと四肢を伸ばして寝転んでしまった。
少女は少し呆れた様子で溜息をつく。
「ターニャは暖かくなるとすぐに眠ってしまうんですの。このままですと太ってしまいますわ」
その様を見た阿佐谷は
「あはは、最近はちょうど良い暖かさですから、私もよく眠くなっちゃいます。
それに、ピレネーの山の中に比べたら、とても暑く感じるんじゃないでしょうか、ねえターニャちゃん」
と犬に優しく声をかける。


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