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【妄想】着ぐるみ小説スレ第11章【連載?】

493 まんころ ◆dkf/aF6sqI :2017/07/03(月) 22:02:35
ウルトラレディ

まだまだ、解放されない彼女の状況をもし私だったらと考えただけでアソコが熱くなり液体が太ももの辺りを伝うのを感じた。
好奇心と興味から「彼女どうやって着ぐるみを脱ぐんですか」と店員さんに尋ねてみた。
「あなたもなってみたいの?ウルトラレディに」と背後で店長の声がした後私は気を失ってしまった。

目覚めたのはあまりに暑かったから、それを追うようにゴムと接着剤のような匂いが襲ってくる。
目の前は遠くに小さな光が見えるだけ。
自分を落ち着かせると、周りの話し声が聞こえてきた。
「そちらは?アルバイトさん?」
「ええ、まぁ」
どこかで聞いたような会話。
目の前には3人立っているのが、小さな光の向こうに見えた。
そこにいるのはもしかして私?
そう思うと居ても立っても居られず、声を出そうとしたが猿轡をされているようで言葉を発することができない。
足は折り畳まれた状態で歩くことはできない。
それでも何かを訴えるように必死に手を動かす。
すると僅かな視界から2人が消え、体に強い捻りの力を感じた。
自分が今、あのゆるキャラの中にウルトラレディを着て入っているということは想像がついたが何故こうなったかはさっぱり分からない。
しかし、この後ゆるキャラから解放されることは確定している。
その状況を目の前で見ていたのだから。

494 名無しさん@着ぐるみすと :2017/07/03(月) 22:20:30
支援!良かった…

495 名無しさん@着ぐるみすと :2017/07/04(火) 01:14:48


496 まんころ ◆dkf/aF6sqI :2017/07/04(火) 21:41:34
服従

この状況から解放されれば、店長に抗議しようと大人しくゆるキャラからの解放を待つ。
ようやくゆるキャラの頭が外れると、ゆるキャラから腕を抜き立ち上がる。
目の前にいたのは、店長と店員さんそれに見知らぬ女性、店長との身長差を見るとあの時、ウルトラレディに入っていた女性だと直感的に分かった。
可愛らしい印象を受けるその女性は、私を興味津々で見つめている。
その時、店長が私に「次はお店で接客をお願い」と。
店長の言葉には従わず、抗議しようとした時アソコの部分で何が振動し始めた。
ウルトラレディの着ぐるみで既に気持ち良くなっている私にとってその振動は耐え難いものだった。
アソコを押さえ、前傾姿勢で耐えようとすると振動は収まった。
体を起こすと店長の右手にスイッチのようなものが見えた。
笑顔でスイッチに手をかける店長。
人前で快楽に身を委ね逝ってしまうところを見られたくないと思い、仕方なく頷き店舗へと向かって歩き出した。

497 まんころ ◆dkf/aF6sqI :2017/07/04(火) 21:42:43




困惑

店の奥から店舗内へのドアへ出たはずなのに。
先ほどの場所に立っていた。
後ろから店長が「貴女何処から入って来たの?ここは従業員以外立ち入り禁止よ」と強い口調。
「え、あのー、店員さんに勧められて怪獣の着ぐるみを・・・」私の言葉を切って、「店員なんて誰もいないじゃない、それにここにあるものは売り物じゃないから、早く出て行って」と従業員出入口へと背中を押される。
辺りを見回したがあの店員さんの姿はどこにもなかった。
そのまま、店長に押されて店の外へ出された。
何が起こったのかは全く分からない。
店の奥に案内されたかと思うと着ぐるみの中にいて、そうかと思うと従業員しか入れない場所に一人で立っていた。
キツネにでもつままれたのかと、頭を傾げ首を触る。
そして、首を触った手が顔に近づいた時、汗の匂いに混じってゴムの匂いがした。
ゴムの匂いに驚き振り返ると、従業員出入口の扉の鍵をかける音がした。


おしまい

498 名無しさん@着ぐるみすと :2017/07/05(水) 00:59:38
いいっすなぁ
摩訶不思議に終わると思いきや
物的証拠が残ってる感じホント好き

500 名無しさん@着ぐるみすと :2017/07/06(木) 23:20:18
乙!いいなぁ…

人来ないしネタだけでも書き込みましょう
馬車牽かせるとかアウラルネとして展示するとか
美術館や科学館や秘宝館で展示するとか…

カモン!

501 名無しさん@着ぐるみすと :2017/07/07(金) 21:31:52
まんころしか書いてねえしなんか通り一辺倒でつまらないな
ももぴと同じでpixiv行けば?

えんくろーじゃーの続き読みたいのに来ないな

502 名無しさん@着ぐるみすと :2017/07/07(金) 21:54:19
書いていただけるだけで有り難い
まんころさん良くかけてますよ!
ちょいエッチなシーン増量していただけるともっといいのですが

あと不思議な人さん是非続きを…

503 名無しさん@着ぐるみすと :2017/07/10(月) 21:19:21
誰でもいいからアイディアだけでも!!

504 不思議な人 ◆C4pZlPpE5o :2017/07/12(水) 01:25:29
二週間ぶりの初投稿です
少し長くなったので分割で投稿させていただきます

505 不思議な人 ◆C4pZlPpE5o :2017/07/12(水) 01:28:01
不思議な保護施設・前編

若いおっとりとした女性が、僅かにまゆを寄せて机上のベルを眺めている。
彼女の思案は3分に及んでいたが、ついに決心したようで、大きく右腕を振り上げる。
「お客様、ベルはそんなに強く叩く必要はございませんよ」
「え?あわわ、ごめんなさい!」
彼女は驚き赤面して、いつの間に現れていた警察のような制服姿の女性に頭を下げる。
「ベルを鳴らすかどうか、ずいぶんとお迷いでしたね」
おっとりとした女性は、バツが悪そうに周りを見渡し、
「はい。ここで合っているのか自信が持てなくて…
あの、事故にあったワンちゃん達を保護している施設…ですよね?ここ。
それにしては…」
「オンボロでごさいますね」
「そ、そんな事は…思っちゃいましたけど。言っちゃって良いんですか?」
制服の女性は悪びれる様子も無く、
「当財団は交通事故にあって見捨てられたなど危険な状況にある犬を確保し、安全な施設に収容、そして新しい飼い主に委託するまで保護することを使命としておりますが、現状、運用資金に大きな問題を抱えております。
この施設も、廃業となったホテルを改装もせずにそのまま保護施設として運用していたのですが、とんと老朽化してこの様になってしまいましたから、阿佐谷様の困惑も尤もでございます」
と肩をすくめて見せる。

506 不思議な人 ◆C4pZlPpE5o :2017/07/12(水) 01:29:17
おっとりとした女性、阿佐谷は首を傾げ、
「なるほど、使命のため、何ですね。
ところで、受付さんは私のこと知ってるんですか?」
「本日新たに見学にいらっしゃるとご連絡いただいたのは、阿佐谷様だけでございました。
申し遅れましたが、私は財団職員の岸田と申します。本日は当施設のご案内を担当いたします。
どうぞよろしくお願いいたします」
「あ、はい!よろしくお願いします!」
岸田はカウンターを覗くと、小さな鍵を取り出す。
「さて、見学の前にお願い致したいことがございます」
「はい!えっと…ワンちゃんたちを刺激しないように、カメラや携帯は預けるんですよね。ここにいるワンちゃんたちは、多かれ少なかれ傷ついた経験があるから…」
と阿佐谷は大きなポーチをごそごそと探りカメラや携帯、ICレコーダーを取り出すと岸田に手渡す。「全ての記憶媒体のお預かりをお願いしております。そちらの手帳もお預かりします」
「ええっ、すぐ書かないとレポートの挿絵が…」
「当財団は、保護している犬たちの安全を第一に行動しております。どうぞご理解下さい」
「はい…」
しぶしぶと渡された手帳も小さな金庫に収めると、岸田は小さな鍵を阿佐谷に手渡す。
「では、ご案内致します」

507 名無しさん@着ぐるみすと :2017/07/12(水) 01:29:49
支援!!やった!!

508 不思議な人 ◆C4pZlPpE5o :2017/07/12(水) 01:30:31
2人はホテルのロビーから、奥に続く廊下を歩く。
「本館には犬用のリハビリ施設やプール、浴場がございます」
「なるほど。でも、このまま歩くとホテル出ちゃいますよ?」
既に廊下の突き当たりに近づいており、2人の目の前にあるのはホテルの裏口である。
「このホテルは山奥の立地を活用、つまりゴルフ場が併設されておりました。
現在は野外運動場として利用しており、本日の様に晴天で過ごしやすい日は、彼らの健康と精神のためにのびのびと運動させているのです」
「ということは、ワンちゃんたちはみんなこっちにいるんですか」
「左様です。本日は当財団へ支援して下さっておられる方々も訪れていらっしゃいますので、どうぞ、ご歓談下さい。
私は少し用意がございますので、失礼致します」
と言うと、岸田は驚くほど素早く音も立てずに去る。
阿佐谷はその韋駄天に呆気にとられ、しばらくはそこで棒立ちしてしまったが、気を取り直すと期待と緊張を胸に外へと駆けだした。

509 不思議な人 ◆C4pZlPpE5o :2017/07/12(水) 01:31:53
かつてのゴルフ場は、今では一面の草原になっていた。元々ゴルフが行われていたホールだったと思しき所は植生の違いからか何となく草の背が低く、タンポポやアブラナがふわりと花を開いている。
犬を探してきょろきょろと周りを見渡していた阿佐谷が、5分ほどかけて元1番ホールの草地に着くと、そこには既に2人の先客がいた。一人は優しい表情を浮かべる線の細い青年、もう一人は大きな白い犬を連れた、黒いフリルの服に身を包んだ少女である。
「やあ、君が阿佐谷さんかな?」
と、彼女に気がついた青年が声を掛ける。
「はい!阿佐谷と言います。
今は大学で犬の保護について勉強していて、こちらのことは福理先生に教えて頂いて、勉強になると思って伺いました!」
明るい返事にほだされ、2人も笑みを浮かべる。
「元気が良いね!
僕は兄屋、普段はブリーダーをやってる。こっちの猫被りの子は…」
「リエで良いですわ。
私達はこの財団の賛同者で、いつもは色々と協力をしております。
今日は皆の様子を見に来ましたの。
我が家の仔の運動も兼ねてね」
と、リードの先の大きな犬を指す。彼女はチラリと阿佐谷を見ると、ふわあと大きく欠伸をして、グリーン上の木陰にゆっくり向かうとだらりと四肢を伸ばして寝転んでしまった。
少女は少し呆れた様子で溜息をつく。
「ターニャは暖かくなるとすぐに眠ってしまうんですの。このままですと太ってしまいますわ」
その様を見た阿佐谷は
「あはは、最近はちょうど良い暖かさですから、私もよく眠くなっちゃいます。
それに、ピレネーの山の中に比べたら、とても暑く感じるんじゃないでしょうか、ねえターニャちゃん」
と犬に優しく声をかける。

510 不思議な人 ◆C4pZlPpE5o :2017/07/12(水) 01:33:03
兄屋は目の奥に興味の光を浮かべて阿佐谷に話しかける。
「すぐ犬種まで分かるなんて、よく勉強しているんだね」
「ありがとうございます!
ところで、もしかしてターニャちゃんはここからリエちゃんが引き取ったんですか?」
「ええ、そうですわ。
でも、どうしてお分かりに?」
阿佐谷は少し胸を張り、
「さっきからターニャちゃんの歩き方を見ていたんですけど、少し歩き方に違和感があったんです。
ここには、交通事故に遭ってしまった子たちも多いんですよね?
だから、ターニャちゃんはここにいた子で、リエちゃんが引き取ったのかなあと」
リエは、感嘆と賞賛を顔に浮かべる。
「阿佐谷さんは本当に犬がお好きなのですね」
「はい!ありがとうございます!
それに、リエちゃんも自分で捨て犬を引き取るなんて凄いです。
私が高校生くらいの時はそんなこと出来ませんでした!」
「あらら、私もお褒め頂けるなんて。
でも、私はお父様から少しずつ活動を引き継いでいるだけですし…」
2人は和気藹々と話続けていたが、兄屋は何かに気づき、阿佐谷に話しかける。
「おっと、そろそろ『レース』が始まるみたいだ。
良かったら阿佐谷さんも見学しないかい?」
「レース、ですか?」
「うん。この施設で保護している『犬』たちは、普段はこのゴルフ場の好きな所で駆け回っているんだけど、それじゃあ皆の様子が良く分からないだろう?
だから、今日みたいに見学者が来た日には、顔見せを兼ねて、皆を集めて簡単な『レース』をするんだ」
「わあ!それは是非見て見たいです!」
阿佐谷はるんるんとした様子で二つ返事をする。
「良かった。じゃあ、良く見える所に行こうか」
と、3人と1頭は少し高台になっている丘に向かった。

後編に続く

511 名無しさん@着ぐるみすと :2017/07/14(金) 18:47:07
かんば!!

512 名無しさん@着ぐるみすと :2017/07/15(土) 07:17:04
支援!

514 不思議な人 ◆C4pZlPpE5o :2017/07/18(火) 02:18:16
後編
元々ティーグラウンドだった高台には、岸田と四頭の大きな犬が待っていた。岸田は少し汗ばんでいて、どうやら今までゴルフ場を走り回って犬たちを集めていたようだった。
「かわいいなー」と犬を見て緩みきった顔をしていた阿佐谷のふとももを、暖かく湿ったものが撫でる。
「ひゃあ!」
と緩んだ悲鳴を挙げて振り返ると、丘の上の四頭より少し小さいコリー犬が、ふさふさとした尻尾をだらんとさせて阿佐谷を見つめていた。どうやら彼女が阿佐谷を舐めたらしい。
「ふわ、びっくりした。この子のお名前は何と言うんですか?」
と、阿佐谷はコリー犬の黒い毛並みを撫でながら尋ねる。コリー犬は、一瞬身体をびくっと震わせると尻尾を少し揺らせる。
リエは右手をポケットに入れたまま、左手でコリー犬の白い頭を撫でながら返事をする。
「リコちゃんです。
先月来たばかりで、あまりしつけが済んでいないのですけれど、貴女にはずいぶんと懐きますわね。このままですと、貴女の顔が舐め尽くされて溶かされそうですわ」
「わぷぷ。初めて会ったワンちゃんにこんなに懐かれるなんて、私も初めてです」
余りに無抵抗な阿佐谷を見かねて、リエは右手を少し動かしながらコリー犬に
「ちょっと大人しくしててね」
と彼女にだけ聞こえる程度の大きさでささやく。すると、コリー犬はまた一瞬身体を震わせると、尻尾を大きく揺らしながら一歩下がってターニャの横におすわりをする。
「こんなに元気なら、今日こそ勝てるかも知れないね」
兄屋はその様子を半歩下がって眺めながらニコニコと話す。
「いつもは負けちゃうんですか?」
「うん。身体もこの中だと小さいし、まだ足の調子も十分じゃなかったから、ずっとビリだったんだ」
「なるほど…リコちゃん、頑張ってね!」
阿佐谷のエールに、リコは尻尾を振って嬉しそうにわんと返答した。

515 不思議な人 ◆C4pZlPpE5o :2017/07/18(火) 02:20:47
草地の上に、何度か引き直された様子のある白線が引かれ、五頭の犬が並んで座っている。
リコがやる気まんまんといった様子でスタートを待っている一方で、黒い大きなオスのニューファンドランド犬などは何となくつまらなそうな表情をしている。
岸田は白線の横で小銃を構えて声を張り上げる。
「ルールは簡単でございます。あの旗の下に一人一人の骨が置いてあります。早く持って帰って来た犬からオヤツの時間です。ではよーい、スタート」
銃声と共に五頭が駆け出す。あのオス犬はびっくりする位速く、四頭がまだ旗まで辿り着かない間に帰って来た。兄屋は彼にアイスクリームを差し出しながら、腹部を撫でている。彼はアイスを狙うターニャを唸って威嚇しながら、兄屋にされるがままに愛でられている。
一方、四頭は時間の経過と共に少しずつ尻尾の揺れを大きくしながら帰ってくるが、やっぱりリコは少し遅れている。
「がんばれー!」
阿佐谷は思わず進み出て大声で両手を振り上げて応援する。
すると、リコは歯を食いしばって速さを上げ、遂に三頭を追い抜くと、阿佐谷の胸に飛び込んだ。

516 不思議な人 ◆C4pZlPpE5o :2017/07/18(火) 02:21:50
「わあ、リコちゃん頑張ったね」
と阿佐谷に撫でられる彼女は、尻尾を大きく振り嬉しそうにしているが、頑張り過ぎたのか、ぜえぜえと苦しそうに息をしながら座り込んでしまう。ゴールして緊張が解けたのか、足元に小さな水溜りが広がり始める。
「ちょっと張り切り過ぎちゃったみたいだね。 少し休ませて上げたほうが良さそうだ」
と彼女の身体あちこち触って様子を確かめた兄屋は、ひょいと前足の脇を抱えると、リエとともにホテルへと向かった。
その様子を心配気に見つめていた阿佐谷に岸田が声をかける。
「阿佐谷さん、あの仔は大丈夫でございますよ」
「でも、私が応援しすぎたせいであの子を頑張らせちゃって…」
「あの仔はとても喜んでおりました。きっと、また応援して欲しいと思っておりますよ」
この言葉に、阿佐谷は少しホッとした様子で
「そうですか…?じゃあ、またリコちゃんに会いに来ても大丈夫ですか?」
「ええ、阿佐谷さんでしたらいつでもご歓迎致します。
ただ、申し訳無いのですが、本日は急用のため、これ以上ご案内出来なくなってしまいましたので、残りの見学も、また後日とさせて頂きますが、宜しいでしょうか」
「はい!また近いうちに連絡させて頂きます!」
と、目を輝かせて返答すると、阿佐谷は無事に帰路に着いた。

…彼女が再びここを訪れることが二度と無いということは、まだ誰も知らなかった。

完?

517 不思議な人 ◆C4pZlPpE5o :2017/07/18(火) 02:23:01
その日、少し後、舞台裏で

518 不思議な人 ◆C4pZlPpE5o :2017/07/18(火) 02:26:41
少女は階段を登りながら青年に尋ねる。
「彼女、返しておしまいに?」
「ああ、午前中に来たあの高校生男の子のみたいに鋭い訳じゃあなかったし、もう少し様子を見て見たくてね。
それに…」
と抱えた犬の下腹部を弄りつつ口角を上げる
「彼女には『飼い主』の才能がありそうじゃないかい?」
「あら、それなら、この仔をお渡しになるつもりですの?」
「この仔が君の好みだと言うのは知っているけど、最近は『犬』ばかり増えて調教が間に合わないんだ」
「仕方ありませんわね…私好みの仔はまた発注致しますから、こちらからの売り物も用立てをおねがいしますわ」
「ありがとう。早速、今日の子を調教するよ。
とりあえず、どんな仔にすれば良いかな?」
「そうですわね、大人しいレトリバー何ていかがでしょう。
確か、まだ倉庫に毛皮の在庫があるはずですわ」
「助かるよ、じゃあ、後は僕がやるから、後は二人でお楽しみに」
「ええ、お別れ前にたっぷりと楽しむことに致しますわ」
ねえ、リコちゃん。



519 名無しさん@着ぐるみすと :2017/07/18(火) 04:54:38
乙!

520 名無しさん@着ぐるみすと :2017/07/18(火) 19:43:02
お代わり希望!!
アダルト描写ましましで!

521 名無しさん@着ぐるみすと :2017/07/18(火) 21:14:20
あまり直接的な描写もないしなんだかなあと思う
これは着ぐるみというか皮モノじゃ?
外っつらしか書かず中がないからイマイチだな

522 名無しさん@着ぐるみすと :2017/07/18(火) 21:17:46
もうちょい優しく
言ってる事は間違ってなくとも言い方がちょっと…
せっかく書いてくれたのに…

523 名無しさん@着ぐるみすと :2017/07/21(金) 21:51:19
いや駄作
着ぐるみのフェチを分かってないわ
適当に書いてチヤホヤされたいだけだな

524 名無しさん@着ぐるみすと :2017/07/22(土) 07:49:51
おっ>>523
着ぐるみフェチ大満足の文章を
書いてくれるってよ!

525 名無しさん@着ぐるみすと :2017/07/22(土) 09:06:54
チラシの裏じゃなくて掲示板に書くってことはこういう感想も貰うこと位考えろよ

526 名無しさん@着ぐるみすと :2017/07/22(土) 13:37:27
感想としてフェチが分かってないって出るのはそりゃ個人の意見だしな
だからと言ってソイツに書けと言っても書かないから意味がない
書ける実力があれば端っから書いてる

527 名無しさん@着ぐるみすと :2017/07/23(日) 06:42:53
小説 会話が多い、でググったら、オレが思ってる
小説スレというのモヤモヤが一気に解決した

第3者の意見なのに、語尾が変わらなかったり
言葉遣いまで気が回らなかったり
稚拙なんだよね。>>524先生のように
大満足文章を書いてやる気はさらさらないけど

528 名無しさん@着ぐるみすと :2017/07/23(日) 21:22:20
久しぶりにヨツケモの話をよんでみたい
犬とかそんな四本足の着ぐるみ…

529 名無しさん@着ぐるみすと :2017/07/27(木) 14:27:52
うぇるかもーん

530 名無しさん@着ぐるみすと :2017/07/30(日) 14:26:51
活性化のために色々かいてくれてこれじゃ
そりゃディスりたくもなるだろうて

531 名無しさん@着ぐるみすと :2017/07/31(月) 20:43:43
みんなでアイディアを書いていこう!テーマパークとか遊園地の遊具や展示物となるきぐるみが読みたい

532 名無しさん@着ぐるみすと :2017/08/01(火) 02:13:31
久々に正統派の美少女着ぐるみモノが読みたい…

533 名無しさん@着ぐるみすと :2017/08/02(水) 23:56:19
わかる…
サテン好きの着ぐるみプレイ と
ELL 彼女 in the Dolls せかんどの続きを今でも待ってる

言われてみるとモノ系が多いかな?
大好きではあるが…

534 名無しさん@着ぐるみすと :2017/08/05(土) 16:08:54
かもーん

535 名無しさん@着ぐるみすと :2017/08/11(金) 13:38:57
どなたか…

536 博覧会 :2017/08/12(土) 20:59:16
色々な企業が会社の製品を展示する博覧会。一際、人が集まる企業の展示ブースがあった。
透明の円筒状のケースに赤と白のプラグスーツを身に纏ったドールが入っている。
顔はアニメを再現したリアルなアスカとレイ、思わず見惚れてしまう。
身長は2人とも160cm程でアニメから飛び出したような見事な造りであった。
円筒状のケースはターンテーブルになっており、集まったギャラリーの前でゆっくりと回転している。
ドールも見事だがプラグスーツもかなり精巧に作り込まれていて、ドールの体を皺一つないほど見事に覆っていた。
人集りの後ろでその様子を伺っていた俺だったが、気づけば人を掻き分け最前列にきていた。
何を隠そう俺は大のエヴァンゲリオンファン、中でもアスカは特にお気に入り。
一体このドールはいくらくらいするんだろうと本気で悩んだが、展示物であり売り物でないため値段の表示はなかった。
リアルなアスカが目の前で腰に手を当て大きな胸をこれでもかと突き出している。
それに対してレイは顎に手を当て、何か考えているようなポーズを取っている。
そのアスカとレイのケースの間から、長身のコンパニオンと思しき女性が現れた。
円筒状のケースに入っているアスカとレイのプラグスーツの説明を始めたその女性の格好は、ピンクの光沢のあるプラグスーツに茶色のロングヘアーをツインテールにし赤いメガネをかけ、マリを見事に再現していた。
目の前で動くマリも気になるが、やはりアスカが気になりそちらを凝視していると動いた。
僅かだが手が動いたように見えた。
目を擦り再び凝視するがそのあとは動かなかった。
マリの説明が続く。
アスカにばかり目がいってよく見ていなかったが展示ブースの外枠はよく見れば、エントリープラグになっていた。
マリの説明がなければ気づかなかったかもしれない。
そして耳を疑うようことをマリは口にした。
「今からレイとアスカにエントリープラグに乗り込んでもらいましょう」その声を合図に円筒状のケースが上へと吊り上げられる。
ケースがなくなるとアスカとレイは動き出した。
ホンモノのアスカが俺の前を歩いていく。
プラグスーツの素材がエナメルっぽいもので作られているせいか、ギシギシと音を立てている。
ブースの左右にある、エントリープラグに乗り込む2人。
人形だとばかり思っていたアスカとレイは人が演じていたと思うと興奮してきた。
歩き方やちょっとした仕草から中身が女性であることは容易に推測できたことから、俺はますます興奮してきた。
エントリープラグは大きな透明な筒の中にコックピットがある。
2人が乗り込むとマリが「それではL.C.Lを注入します」と。
その言葉と同時にオレンジ色の液体がエントリープラグに注入される。
今まで淡々とアスカとレイを演じていた2人が急に慌て出すが、コックピットから降りことができないようで首を振り呻き声を上げる。
そういえば先ほど彼女たちがエントリープラグに乗り込んだ時、スタッフが付き添い何かしていたことを思い出した。
その間もオレンジ色のL.C.Lはエントリープラグを満たしていく。
首を振り抵抗していた2人の顔も液体に飲み込まれた。
見ているこっちらにも緊張が走る。
しかし、エントリープラグ全体がL.C.Lで満たされると落ち着いたようで、時折口から泡が出ているだけとなった。
呼吸は大丈夫なのかと本気で心配するギャラリーをよそに、マリは「L.C.Lには酸素が含まれていて、直接肺に取り込むことでパイロットは呼吸ができます」と説明する。
それはアニメの話と突っ込みたくなる俺をおいて、マリは淡々と説明を続ける。
説明が終わるとエントリープラグからL.C.Lが抜かれ、アスカもレイの表情は変わらないが彼女たちの中身がグッタリしているのはなんとなく伝わってきた。

537 博覧会 :2017/08/12(土) 21:00:38
規制が外れたので

538 博覧会 :2017/08/12(土) 21:05:13
これで終わると思っていたのだが、エントリープラグから出てきた彼女たちに今度はエヴァの弐号機、零号機になってもらうと説明を始めるマリ。
脱力した2人は抵抗することなくそれを受け容れ、用意されたイスへと腰を下ろす。
スタッフが出てきて光沢のあるタイツをアスカとレイにプラグスーツの上から履かせていく。
タイツの足元は既にエヴァの足になっていた。
またタイツの前面にはエヴァの足となるパーツが付いていて、背面のパーツで挟み込みネジでとめるようになっている。
電動インパクトドライバーで、スタッフが手際よく取り付けていく。
こうなると簡単には脱ぐことはできない。
そうこうしているうちに、今度は上半身に腕のところにパーツがついたモノを着せられ、その上から胴体のパーツを挟み込み、足同様ネジで留められる。
腕のパーツ、手のパーツを取り付けられている間、変わっていく自分の体を不安そうに見つめるアスカ。
最後にエヴァ弐号機の頭部のパーツを取り付けられる前のアスカの目は変わることがないはずなのに、俺に何か訴えているように見えた。
赤のプラグスーツのアスカと白のプラグスーツのレイは、赤い弐号機とオレンジ色の零号機へと姿を変えた。
動きが制限されたエヴァ弐号機と零号機の動きは妙にリアル感があった。
最後に記念撮影ができるということで長い列ができた。
俺は少しでも長くエヴァに閉じ込められたアスカを見ていたいと思い、わざと列の最後尾へ並んだ。
待つこと30分、ようやく番が回って来た。
それまでの記念撮影はポーズを取ったエヴァの前に座っての撮影だったが、弐号機はいきなり俺と腕を組んで来た。
ドキドキが止まらないが、何か自然な感じがした。
中の女性と腕を組むのは初めてでないことを確信する。
「サキ?」俺の言葉に何か言おうとしたが言葉が出ず、先ほどのエントリープラグのL.C.Lが弐号機の口から漏れ、俺の服にかかった。
マリが気づき慌てて駆け寄ってきて、謝罪してくれたが、それより気になっていることを聞いてみた。
「弐号機の中のアスカを演じているのは、もしかして 」
驚くマリは頷く。
アスカを演じていたのは、俺の彼女のサキ。
サキは弐号機の姿のまま腕を組んで俺を何処かへ連れていく。
そもそもこの博覧会のチケットをくれたのはサキで、俺と一緒に見たいモノがあるとのことだった。
まさか弐号機の姿になったサキとそれを見にいくことになるとは思ってもみなかった。
でも、できればアスカの姿の方が良かったなぁと心の中で思った。


おしまい

539 名無しさん@着ぐるみすと :2017/08/12(土) 21:17:25
支援!いいぞー!

540 名無しさん@着ぐるみすと :2017/08/12(土) 22:00:08
乙!
もっと読みたいなぁ…

541 名無しさん@着ぐるみすと :2017/08/13(日) 04:29:00
macbookが当たるらしい…ttp://gameapp01.xyz/nva7

542 名無しさん@着ぐるみすと :2017/08/13(日) 09:54:54
サキ視点からのも観てみたいです
ありがとうございました

543 博覧会 裏 :2017/08/13(日) 10:16:03
会社が出展する博覧会に私の彼が喜びそうで一緒に見たいものがあったので、チケットを渡して時間を指定しておいた。
その時間に会場に来ていたら、きっと彼は私の会社のブースに来ることが分かっていた。
私の会社が出展するのはエヴァのリアルコスプレ、他にもアニメを再現したものを多数出展していた。
エヴァファンの彼が来ない筈がないと私は確信していた。
しかし、博覧会の朝、会場で予想だにしないことが起こった。
アスカ役の女の子が来ていない。
それどころか連絡も取れない。
マリとレイ役の子は既に簡単なリハーサルを始めていた。
会社のスタッフは私以外は全員が男性で、背が高かったり、腹が出ていたりととてもアスカの体型には程遠い。
そして私の体型はアスカ役の女の子とほぼ同じ、明らかに不足の事態に対応できるように私を配置していたとしか考えられない。
仕方なくアスカになることを決意し、着替え始める。
下着姿になるとシリコンでできたアスカへ。
アスカのドール着ぐるみは頭のてっぺんが開き伸縮性が高い、私の体は徐々にシリコンに呑み込まれていく。
アスカ役の女の子の方は私よりも細いようで足を通すのに少し手こずった。
足先はご丁寧に5本指に分かれている。
精巧な創りに感心しつつ、たくし上げお尻がアスカに収まる。
ショーツの型はそれほど目立たない。
そのまま片腕を通したが、ブラの肩紐がしっかりと浮き出ている。
少し迷ったがブラジャーを外し、両腕を通し指もしっかりと通した。
体がシリコンになった変な感覚、程よい締め付けが気持ちよくもある。
思っていたよりも暑くなく、エアコンの冷たい風がシリコンを通して、裸の体に伝わってくる。
胸を見るとピンクの乳首がツンと可愛く勃起している。
軽く触ると、自分の乳首にも振動が伝わりビクッとしてしまった。
いよいよ、マスクを被る。
髪を纏め、マスク内に収め顔の調整に入る。
口の呼吸用になっているマウスピースを咥え、両目が見えるように目の位置を細かく調整する。
調整が終わると頭のてっぺんの開口部分のマジックテープをしっかりと合わせて留める。
こうして髪のない丸坊主のアスカの完成。
ドールの開口部分を隠すように、既にインターフェイス・ヘッドセットの付いたオレンジ色のウィッグを固定。
アスカ役、レイ役の女の子の試着の際、着せるのを手伝っていたので、要領もわかっているので一人でアスカになることができた。
しかしこれではまだ全裸なので、プラグスーツを着ることに。

544 博覧会 裏 :2017/08/13(日) 10:24:19
プラグスーツは黒いラバースーツと赤色のエナメルをベースに作られている。
原作と違うところが一つだけあった。
それはブーツ部分をヒールにし、女性らしさを際立たせていること。
そのためプラグスーツもエナメルのニーハイブーツを利用している。
プラグスーツは首から肩に沿うように開き、そこから体を滑り込ませる。
プラグスーツの中はゴムでできているので、滑りを良くしてためシリコンの体にベビーパウダーをまぶしてから着ていく。
滑りがもの凄く良いというわけではないが、苦戦しながらもギシギシと音を立てながらプラグスーツを着る。
アスカになった直後には感じていなかった暑さを感じる。
マウスピースからの呼吸は思いのほか苦しく息が整わない。
それに今になって気づいたが、マウスピースのせいで話すことができなくなっていた。
ようやく着ることができたプラグスーツの肩から首へと伸びるファスナーを左右とも閉める。
ファスナーは閉めると外側からは分からなくなる。
圧迫感はずっと感じていたが、ファスナーを閉めたことで圧迫がさらに増し、呼吸が早くなる。
一段落したので、イスに座り休憩しようとした時、リハーサルをしているマリ役の女の子の声が聞こえてきた。
仕方なくイスから立ち上がり、胸のプロテクターと背中の02の番号が一体となったパーツを取り付け、リハーサルへ向かった。

545 博覧会 裏 :2017/08/13(日) 10:26:19
マリは司会として進行の確認をしている間、レイはショーケースの説明とポーズのチェックをスタッフと行なっていた。
話すことができないので、黙って頷いている。
私、アスカ専属のスタッフは暇そうに私を待っていた。
「桜、遅いぞ、早くしてくれ」
そう言われ、私はスタッフに駆け寄る。
「分かってるかもしれないが、一応説明するから、聞いといてくれ」そう言って説明を始める。
説明を聞いて頷いていたが、マウスピースで口が開きっぱなしなので、涎が止まらない。首を伝い胸を流れていく時、ゾクッとする。
その度、スタッフから「どうした?」と聞かれたが話せても答えられないと思った。
ターンテーブルに乗り、ポーズを取る。
その前でスタッフが鏡を持って立つ。
目の前の鏡の中には等身大のフィギュアかと見間違えるほどのアスカがいる。
着替えでバタバタしていて、全身を見ることがなかった。
私が動くとアスカも動く。
「んんん!」思わず、すごいと言ったが言葉にならなかった。
「どうした?」スタッフに尋ねられたが、首を振ってみせる。
アスカらしく腰に手を当て、偉そうな感じに振舞ってみる。
「おお、いい感じ」スタッフの言葉に気分良くポーズを取る。
「じゃあ、回すぞ」
その言葉と同時にターンテーブルが回転を始めた。
とっさのことでバランスを崩しふらつく。
転倒はしなかったものの、高いヒールのブーツに加えエナメルのプラグスーツに自由さを奪われターンテーブルで同じポーズを取り続けるのはかなり厳しかった。
ふと、レイを見ると顔に手を当て直立している。
よくあんな風に立っていられるなぁと感心して見ていたが、何か不自然。
よく見ると体を支えるように透明の板がある。
レイはそれに体を預け、ふらつくことなく立っていたのだ。
「んー」と怒ったような声を出しスタッフの体を叩いて、レイを指差す。
スタッフはそれで分かったようで、レイをチラッと見ると「向こうは期間限定の若い娘だからな、桜おまえ社員だろ、頑張れ」と。
「それにあれは余った資材で俺が作ったんだ、だからあれしかないんだ」とも言われた。
私は怒りをアピールしてみたが、軽く流された上ポーズも決まらないまま円筒状のケースが降ろされた。
怒ったまま円筒状のケースにもたれかかるようにしてポーズを取ると、意外と楽にターンテーブルの回転にも対応できた。

546 博覧会 裏 :2017/08/13(日) 10:28:17
そうこうしているうちに開場時間を迎える。
多く人が入場し、あっという間に私がアスカとして展示されているブースは人で一杯になった。
ポーズを取ってジッとしたまま、彼氏を探す。
いた!人集りの後方に彼の顔が見えた。
嬉しくなり一周回ってもう一度彼がいたところを見たら彼の姿はなかった。
人の多いところ好きじゃないって言ってたから帰ったのかと思い、もう一度人集りの中、彼の姿を探したがいない。
何度か回っている内にやたらと最前列で食い入るように見てくる男性がいる。
よく見ると彼氏は目の前まで来ていた。
驚いてビクッと動いてしまった。
動いたことで彼は私のことをもっと凝視してくる。
進行としてはこのあと円筒状のケースから解放され、ブースの両側にあるエントリープラグに乗り込み記念撮影をして終わりという段取りだから、少し動いてもいいかとも思った。
円筒状のケースが上がり、進行のマリの声とともにポーズを解除し、エントリープラグへと向かう。
実物大のフィギュアと思っていた人が多かったようで、私たちが動くと驚きの声が上がり、少し気持ちいい。
そのままゆっくりとエントリープラグへ乗り込む。
打ち合わせ通り座り足を伸ばすと、ブーツのヒールが引っかかり足が抜けない、足の位置が調整できず少し焦ったところへスタッフが2人乗り込んできて、手をコントローラに固定、そして細く透明のチューブがマスク越しに突っ込まれ口にまで入ってきた。
そしてマリから信じられない言葉が「それではL.C.Lを注入します」と。
え、エントリープラグに!聞いてないよ!
「うぅうぅ」声にならない声を上げ、動く頭を振ってやめてとアピールするが、無情にもエントリープラグにL.C.Lが満たされていく。
幸いピチピチのアスカの着ぐるみ内にはL.C.Lは入ってこない。
先ほど口に入ってきたチューブの意味を理解した頃には顔までL.C.Lに満たされた。
抵抗することが無駄なことは理解したので、細いチューブから入ってくる僅かな空気をゆっくりと肺へ送り込む作業に集中する。
目からL.C.Lが入ってきそうなので目は閉じた
、しかし実際L.C.Lが着ぐるみに入ってくることはなかった。
L.C.Lに満たされてどれくらい経ったのだろう、妙に長く感じる。
チューブからの空気もなんとなく薄い気もする。
どうすることもできないので、ひたすら開放される時を待つ。
目を瞑って呼吸を落ち着けていると、朝からの疲れもあり眠くなってきた。
体が重く感じていると、徐々に液体が抜けていく感じがする。
水中で聞こえにくかった周りの音もよく聞こえるようになってきた。

547 博覧会 裏 :2017/08/13(日) 10:30:47

L.C.Lが抜けたが、どうも体に力が入らない。
エントリープラグ内の拘束をスタッフに解かれ、引きずり出される。
フラフラしながら、用意されたイスに腰掛ける。
スタッフが私の体に何かしているが、頭がぼぉーっとして、力が入らない。
ようやく体に力が入り、頭もしっかりしてきた時には体はすっかり弐号機になっていた。
そしてアスカの顔は弐号機の頭に覆われた。
アスカの着ぐるみの上から弐号機を被せられ、固定されるとなかなかの圧迫が顔を襲う、そしてもちろん息苦しい。
マリの進行で最後にギャラリーとの記念撮影をして終わることが分かり、ホッとしてポーズを取り記念撮影へ。
記念撮影も終盤に差し掛かり彼氏とことを思い出した。
L.C.L騒動ですっかり忘れていた。
弐号機となりアスカよりも狭くなった視界で、彼氏を探す。
いた!記念撮影の最後尾に彼の姿を見つけた。
いよいよ彼氏との記念撮影、今までは離れてポーズを取るだけだったが、彼氏なので腕を組んでみた。
撮影スタッフも彼氏も驚く。
しかし、彼氏は何か感じたようで「サキ?」と声をかけてきた。
バレたことに驚いた私はむせてしまった。
その時アスカの着ぐるみ内に溜まっていた先ほどのL.C.Lが弐号機から漏れ彼氏の服にかかってしまった。
慌ててマリが飛んできて謝罪している。
そんなマリに彼氏が耳打ちする。
それを聞いたマリが私に近寄り、「桜さん、よければこのまま彼氏さんと」と。
周りのスタッフを見るとみんな笑顔で頷いてくれた。
私は彼氏としっかり腕を組み見たい展示へと向かった。
できれば、動きやすいアスカの方が良かったなぁ。
だって、弐号機は動きにくくて、足が痛いから、でもその分かなりスリムに見えるんだけどね。



おしまい

548 名無しさん@着ぐるみすと :2017/08/13(日) 19:48:15
その後の話も是非お願いします!

549 まんころ ◆dkf/aF6sqI :2017/08/14(月) 00:04:18
特撮


撮影

ウルトラレディとウルトラマンがある怪獣と戦っていた。
怪獣の攻撃は体を前面を開き緑色の体液をかけるというもの、この体液に触れるとウルトラマンたちの身体が溶けてしまう。
そしてその攻撃の餌食になってしまったのが、ウルトラレディ。
体液をかけられ身動きの取れないウルトラレディ。
助けに入ったウルトラマンがウルトラレディの身体に腕を廻し後ろへ飛び怪獣の体液攻撃からウルトラレディを救ったのだが。
体液で身体の前面が融解してしまったウルトラレディ。
そして助けに入ったウルトラマンも怪獣の体液により腕と身体の一部が溶け、ウルトラレディに融着してしまった。

「えー、私がですか?」
私の第一声はこうだった。
「頼むよ!」特撮監督に手を合わせてお願いをされた。
もともと、私はスーツアクトレスでなく女優を目指している。
特撮番組にはエキストラとして撮影に参加していたのだが、怪獣の体液に足を滑らせたウルトラレディ役のスーツアクトレスが足を傷めてしまったのだ。
その場にいたエキストラやスタッフは男性女性を含め、怪我をしてしまったスーツアクトレスのスタイルには程遠い人ばかりであった。
つまり、怪我をしたスーツアクトレスの代役が可能なのは現状私だけであった。
特撮監督の「アクションはしなくていいから」の言葉と強い押しに根負けして頷いてしまった。
ウルトラレディは背中のファスナーを開け、その中から面下を外した女性が片足で辛そうに立ち私に頭を下げていた。
先ほどまでウルトラレディとして派手なアクションをしていた女性の素顔は、意外にも幼い印象を受けた。
そんなことを思っていた私の背中を女性スタッフが押し、促されるように着替えに向かった。

550 まんころ ◆dkf/aF6sqI :2017/08/14(月) 00:05:24
着替え

私の名前は桜 サキ。
地元の大学を卒業後、女優を目指して上京した。
大学ではミスコンにも選ばれ、容姿には自信があり夢だった女優にもすぐになれると高を括っていたが、現実は厳しかった。
上京して3年経ったが、たまにある仕事は台詞もないエキストラ。
だから、専らバイトで生計を立てている。
バイト先ではお客からも評判がいいので、バイト先に就職させてもらって結婚、女優を諦めようかと考えていた。

それほど広くない部屋へ女性スタッフと入る。
部屋の奥には簡易の更衣室らしきものがあった。
女性スタッフから「これに着替えて下さい」と黒い全身タイツのようなものを渡された。
材質はゴム?少し重さがある。
持ち上げ広げてみると、なるほどかなり細い。
あのスーツアクトレスに合わせて作ってあることは一目瞭然だった。
「下着をすべて脱いで着て下さい、あと着る時によかったら」そう言ってペットボトルのような容器に液体が入ったものを渡された。
こんなの着たくない!そう言いたかったが、女性スタッフの表現し難い威圧感に負けて、素直にタイツに着替え始める。
私自身こういう心の弱さが女優向きでないような気もしてきた。
簡易更衣室のカーテンを閉め、着ていた服も下着も脱ぎ去り、ゴムの全身タイツに足を通すがなかなか足が入らない。
そこで先ほど渡された謎の液体を足に塗ってから足を通すと、先ほどとは打って変わってみるみる私の足はタイツの中へと吸い込まれていった。
謎の液体は少し粘性があり、ローションのようだった。
ゴムのタイツを纏った私の足は黒光りし、艶やかな印象を受けた。そして同時に今まで味わったことのない、程よい圧迫感が私を未知の領域へと誘っていく。
私自身、今まで気づいていなかったのだが少しMっ気があることに気づき始めた。
腕を通し身体全部をゴムのタイツに締め付けられると自分でも信じられないくらい、アソコが湿ってきた。
ゴムのタイツの中なので、側にいる女性スタッフに気づかれることはなかったが、私の顔は真っ赤になっていた。
そんなことは御構い無しに私にゴムタイツを着せていく女性スタッフ。
顔の所だけ開いたフードを被り、背中のファスナーを閉めてもらう。
ウルトラレディのスーツアクトレスに合わせて作ったゴムタイツのようで、私には少しキツかった。
しかし、そのキツさがまた心地良い。
ふと、表情は何事もないように振舞っていたが、胸を見ると大きな胸は少し潰されその先の乳首だけは何かを主張するように固く勃起していた。
幸い女性スタッフは私にタイツを着せ終わると、私がこれから着るウルトラレディの準備を始めていた。

551 まんころ ◆dkf/aF6sqI :2017/08/14(月) 00:06:41
スーツアクター

準備をしているウルトラレディのスーツを見ると何かが変。
やけに大きく見える。
モジモジくんのような格好で、女性スタッフに尋ねてみる。
「このスーツ大きくないですか?」
私の問いに、当たり前といった表情で、「これ2人で着るんですよ。だから、お互いの汗での不快感をなくすために、ゴムのタイツを着てもらってるです」と。
続けて「ウルトラレディ役の詩織ちゃんは、スーツの中の汗の臭いを気にして普段からこのゴムタイツ着てますけどね、暑くないのかしら?」最後は独り言のように呟いた。
確かに小太りの女性スタッフにしてみればそう思うだろう、現に少し動いただけで額に汗が滲んでいる。

そしていよいよウルトラレディとウルトラマンが、融着してしまったスーツへ。
ウルトラレディとウルトラマンがくっついてしまっているため、スーツというよりは着ぐるみというイメージを受けた。
それも二体分なので私一人だけではかなりの大きさに感じる。
ウルトラマンの背中のファスナーの開口部から中へと入る。
融着している部分は胴体部分なので、ウルトラマンの着ぐるみの中にはウルトラレディの足と腕それにマスク部分が着れるようになっていた。
ウルトラマンの背中を大きく開き、ゴムタイツでは通りが悪いので先ほどのローションを塗ってから足を通す。
太ももの付け根まで、私の足がウルトラレディの銀色の足に変わる。
ウルトラレディの足はヒールのついたブーツになっていて、足を通してから外側のファスナーを閉める。
腕も同じようにローションを塗ってから私の腕をウルトラレディの腕へと変えていく。
最後に頭を強引にマスクへと押し込んでいく。
マスクが動くので女性スタッフが押さえてくれた。苦労したものの何とか私の頭はウルトラレディのマスクに収まった。
しかし、呼吸穴が合わない、加えて覗き穴も合っていない。
両手をバタバタさせて焦っている私の腕を女性スタッフは掴み、「落ち着いて、今から調整するから」と少しドスの利いた声で諭してきた。
私はその声で落ち着きを取り戻しジッとすると、女性スタッフは私いやウルトラレディの頭を細かく動かし調整を始めた。
程なくしてマスクの口のスリットから呼吸ができるようになり、小さな覗き穴から外の世界が広がった。
その先には鏡があり、少し歪なウルトラレディの姿がそこにあった。
こうして準備ができた私は背中に負ぶさるようにくっついているウルトラマンの抜け殻とともに台車へと載せられた。
台車に載せらたのは、負ぶさっているウルトラマンの抜け殻がついており、さらには右脚がウルトラマンと融着しているので自分では上手く歩けないから。
そのまま女性スタッフにより台車で運ばれていく。

552 まんころ ◆dkf/aF6sqI :2017/08/14(月) 00:16:57
出逢い

台車は一旦止まってから別の部屋と入る。
そこはスーツアクターの控え室兼更衣室、先ほど私が着替えた部屋よりは広い。
狭い視界で辺りを見回す。
そんな私に男性が声をかけてきた。
「信条晃です。今日はよろしく!詩織ちゃんの代わりを急に頼まれたんだってね」
声のする方を向くと私好みの男性がそこにいた。
緊張して返事ができず、ウルトラレディの頭の動く限りで頷いた。
彼も私と同じようなゴムタイツを既に着ており、面下を被りモジモジくんになっていた。
挨拶もそこそこに私の背中側へ回り込んだ。
そして融着している右脚に彼の足が入ってくるのがわかった。
左足はわからなかったが、腕を入れてきたのはすぐにわかった。
なぜならウルトラマンの手はウルトラレディの胸を揉むような形で融着していたから。
本当なら不快に感じたのかもしれないが、私好みの晃さんになら少し嬉しい気分になった。
「ゴメンね」後ろから優しく晃さんが声をかけてくれたが、恥ずかしくて下を向いてしまった。
その後、ウルトラマンのマスクを被り、女性スタッフが背中のファスナーを閉めたようで、着ぐるみの中の圧迫感が一段と増すと同時に晃さんの体温がゴムタイツを通して伝わってきた。
台車は再び動き出し、撮影現場へと運ばれていった。

553 まんころ ◆dkf/aF6sqI :2017/08/14(月) 00:18:00
自己紹介

撮影現場で台車の上で待機している間も私のドキドキは止まらなかった。
小さな覗き穴から撮影の準備を見ていると、コツンとマスクに何かがぶつかった、それほど強くなく。
「聞こえる?」急に男性の声がした。
「え!」私が驚いて声を出すと、「聞こえているみたいだね」
「マスクとマスクを接触させると声が振動して伝わるだよ」と晃さんの声。
「暑くない?」その問いに「暑いですけど大丈夫です」と返す。
「こんな密着して何だけど、改めて自己紹介するね。僕は信条 晃、年齢は27。昔見たヒーローモノに憧れてこの仕事に就いたんだ」
「改めてまして、私は桜サキ年齢は25です。女優を目指し上京したんですけど、未だにエキストラとしてしか仕事がなくて、もう田舎に帰ろうかと考えているんです」とトーンダウンしながら自分のことを話した。
そんな私に晃さんは「こんなのはどうかな。スーツアクターとして頑張ってそこから女優を目指してみては」と少し落ち込み気味の私を晃さんは励ましてくれた。
私は嬉しくなり「ハイ」と明るく答えた。
「サキちゃんだったら、可愛いからスーツアクトレスとして有名になれば、女優へ近づけると思うよ」
「え、私の顔見たことあるんですか?」
「あるよ。さっきまでウルトラマンを演じていたから、監督に頼まれている時、一緒に横に居たし」
そう言われれば、確かに監督が手を合わせてお願いしている横に、手を合わせてお願いしているウルトラマンがいた。
「なるほど、そうだったんですね」
「実は僕から監督にお願いしたんだ、君だったらいいなぁと思って」
そう言われ、恥ずかしくて急に体温が上がったような気がした。

554 まんころ ◆dkf/aF6sqI :2017/08/14(月) 00:19:18
開始

準備ができたようで、セット中へと運ばれる。
そして怪獣の体液攻撃を受けている途中だったので、緑色のローションをたっぷりとかけられてからスタートの声。
私の目の前で怪獣が雄叫びを上げる。
体が融着してしまったウルトラマンとウルトラレディは素早く動くどころか動くこともままならない。
ズリズリと体を引きずりながら、後退する。
着ぐるみの中では晃さんの指示で動く。
「焦った感じで両手と左足を使って後ろへ行くよ」言われた通りにする。
暑い着ぐるみの中で必死に演じる中で違和感を感じる。
それはお尻の割れ目に沿うように固く熱いモノが当たる感覚。
それは後退する度に大きくなっているようであった。
怪獣は執拗に踏みつけ攻撃してくる。
「次は体を反転させて、怪獣に僕の背中を向けるように、1、2、3」
タイミングを合わせ怪獣の攻撃を受けていたウルトラレディをかばう形で、ウルトラマンの背中が怪獣へと向く。
その瞬間、私の胸を鷲掴みにされる感覚と供に下半身に衝撃が走った。
今までお尻に沿って固く熱くなっていたモノが私の中へと入ってきた。
ここで初めてゴムタイツの股のところが袋状になっていた意味を理解した。
そして、晃さんと詩織さんの関係も。
怪獣がウルトラマンの背中へ攻撃を加える度に、晃さんのモノが私に深く突き刺さる。
怪獣は何度も何度もウルトラマンの背中へ攻撃を加えているうちに、私は逝ってしまった。
もちろん、声を出さないように必死で堪えた。

555 まんころ ◆dkf/aF6sqI :2017/08/14(月) 00:21:14
放心

撮影はこの後、ウルトラ兄弟たちが現れ全員で特殊な光線を浴びせると、ウルトラマンとウルトラレディの融着は剥がされ、負傷していないウルトラマンとウルトラ兄弟たちで怪獣を退治して終了となったのだが。
ウルトラマンには別のスーツアクターが入り、撮影を続けた。

融着したウルトラマンとウルトラレディはそのまま台車へと載せられ更衣室へと運ばれていく。
もちろん、密着した着ぐるみの中で固く大きくなった彼のモノは抜けることなく私に突き刺さったまま。
一度逝ってしまった私にとっては、移動する台車の振動だけでも十分過ぎ、運ばれる途中で何度も逝ってしまった。
彼が着ぐるみから出る時の振動でもさらに逝ってしまい動けなくなってしまった。
女性用の更衣室へと運ばれた時は全く動けない状態で、女性スタッフに着ぐるみから引きずりだしてもらい、その後なんとか着替えを済ませたものの、しばらくイスに座り放心状態を経てもなお、家へと帰る足取りは覚束なかった。
美男美女のスーツアクターはその後結婚し、今でも活躍していることはテレビの特集などで目にする。
私は女優を諦め、特撮関連の会社へと就職した。


おしまい

556 名無しさん@着ぐるみすと :2017/08/14(月) 19:33:45
乙!!
いいですよいいですよ!

557 名無しさん@着ぐるみすと :2017/08/19(土) 23:01:55
ああ…どえろいのがよみたいなぁ…

558 名無しさん@着ぐるみすと :2017/08/24(木) 22:41:11
誰でもいいですので誰か返事を…
何かいってくださいお願いします

559 名無しさん@着ぐるみすと :2017/08/26(土) 01:20:01
>>558
返事って上のやつの感想ですか?

560 名無しさん@着ぐるみすと :2017/08/26(土) 07:25:25
いえ、何か言ってくれるだけで結構です…
良かった、誰も居ない訳じゃなかった…

561 名無しさん@着ぐるみすと :2017/08/26(土) 19:30:09
>>558
とても楽しく読みましたよ!
ありがとうございます!

562 名無しさん@着ぐるみすと :2017/08/26(土) 20:33:44
アニメ関係の世界でフクロウみたいな存在が女陰をばらまいてたよ!
フクロウは青の祓魔師に出てきたような存在だったね。

563 名無しさん@着ぐるみすと :2017/08/31(木) 22:38:03
アイドルでは売れず、事務所からカメレオンアイドルとして売り出すと言われた女の子。
変幻自在のカメレオンのようなではなく、
着ぐるみを着て本当のカメレオンとして歌を歌ったりダンスをしたりするものの、それでも注目を浴びることない女の子についにテレビからオファーが来た。
それはカメレオンの着ぐるみを着てバンジージャンプを飛ぶというもの。
彼女の運命はそしてアイドルとして売れるのか?

564 名無しさん@着ぐるみすと :2017/08/31(木) 23:25:58
いいですねぇ…

565 まんころ ◆dkf/aF6sqI :2017/09/01(金) 18:53:40
カメレオン

アイドル業務

リアルなカメレオンがマイクを握り歌を歌って踊っている。
言うまでもなくリアルなカメレオンは着ぐるみ。
歌っている声とカメレオンの大きさからも中身は女の子であることは明白。
彼女はカメレオンの着ぐるみを着たカメレオンアイドル翠ちゃんとしてテレビに出演している。
翠ちゃんはテレビ局に入る時は勿論、楽屋でもカメレオンの着ぐるみのまま。
なので、誰も中の女の子の素顔を見たことはなかった。
いつも2人のマネジャーに付き添われている。
1人は女性、もう1人は男性。
女性は翠ちゃんの身の回りの世話、それこそトイレの時も多目的トイレに一緒に入るといった徹底ぶり。
男性は着ぐるみの彼女の移動の介助とスケジュール管理。
翠ちゃんが売れるようになるまでは色々あったが、それは売り出しの章で。
まずは翠ちゃんの仕事、私生活についてのお話です。
翠ちゃんは仕事が終わると所属事務所のあるセキュリティの行き届いたビルにマネジャーたちと共に消えていきます。
事務所まで介助してもらうと男性マネジャーとはここでお別れ。
女性マネジャーと共に別室へと入っていく。
別室に入ると女性マネジャーはカメレオンの着ぐるみのトゲトゲの背ビレをある所から剥がすとその下にはファスナーが現れる。
そのファスナーを開き、カメレオンの背中から中綿を掻き分けて両腕を突っ込み、暖かくヌルッとしたものを引っ張り出す。
この引っ張りだされたモノは翠ちゃんの中身で1日頑張った私。
女性マネジャーは「2日間は休みだからゆっくり休んで、お疲れ様」そう言って、私を置いて部屋を出て行く。
「お疲れ様です」私の声が届くか届かない内に。
「ふーっ」私は大きく息を吐くと、長椅子に腰掛ける。
今日も1日長かった。
朝6時に事務所に入り、カメレオンになったのが7時、そのまま事務所を出てワンボックスで移動。
バラエティ番組の収録後、屋外でのロケ、そして歌番組のリハーサルと本番を経て事務所へ帰って来たのだから。
社長の配慮から仕事は1日十分働いて2日間休みとなっている。
だから、仕事が終わると緊張感と着ぐるみから解放され一気に力が抜ける。
部屋には今日着たカメレオンと予備のカメレオンの着ぐるみが2つ部屋の壁にかかっている。
私は今日1日共にしたカメレオンの着ぐるみに「お疲れ様」と声を掛け、シャワールームへと向かった。

566 名無しさん@着ぐるみすと :2017/09/01(金) 19:31:52
しえん!

567 まんころ ◆dkf/aF6sqI :2017/09/01(金) 20:31:56
NGワードで投稿できなくなってしまった。

568 名無しさん@着ぐるみすと :2017/09/01(金) 21:19:23
ちん こ
出会い 系
熟 女

俺が知ってる禁止ワード

569 名無しさん@着ぐるみすと :2017/09/01(金) 21:21:40
あとひらがなで人の名前?もあった気がする。謎だけど

570 名無しさん@着ぐるみすと :2017/09/01(金) 21:46:51
またですか…
NGワードって問題がありましたね…

小分けにして投稿できる範囲を探って頂けますか?
>>489
着ぐるみスレまとめに投稿するという手もありますが…

571 まんころ ◆dkf/aF6sqI :2017/09/03(日) 00:26:32
徹底管理

着ぐるみを脱いだ部屋の中には階段があり、一つ下の階に行けるようになっている。
そこにはシャワールームと更衣室があり、その一つ下の階から出入りできるようになっている。
私は着ぐるみアイドルで絶対に顔を見せてはならないので、事務所とは全く別の所から帰宅する。
着ぐるみにどんな女の子が入っているのか思わせることで人々の関心を惹き、今の成功に至っているのだから。

572 まんころ ◆dkf/aF6sqI :2017/09/03(日) 00:32:56
私の素顔は翠ちゃんの身の回りの世話をしてくれている女性マネジャーも知らない。
なぜなら、私の全身は黒いゴムで覆われているから、体は勿論、頭も顔もまともに肌が露出しているのは口だけ。
目の部分は小さな穴が複数開いていて、マスクの内側から外は見えるが、外側からは私の目はほとんど分からない。
このゴムでできたラバースーツを着ているのは着ぐるみの中を汗で汚さないことと、素顔を晒さないため。

573 まんころ ◆dkf/aF6sqI :2017/09/03(日) 00:37:29
ただ、肌に張り付くラバースーツを纏い、カメレオンの着ぐるみを着ているので仕事が終わると体重がいつも3kgは痩せていた。
シャワーを浴びながらマスクと一体となったラバースーツを脱いでいく。
ラバースーツはフェイスエントリーというもので、ファスナーはなく、もじもじ君の顔が露わになるところから体をスーツの中へと滑りませる。
肩まである髪を纏め、顎の下にあるマスクをスッポリと被った上からさらに後側からもフードを被って、ようやくラバースーツを着ることができる。

574 まんころ ◆dkf/aF6sqI :2017/09/03(日) 00:41:47
継ぎ目が一切ないラバースーツのおかげで、汗が外に出ることはないが、ラバースーツの中では汗がかなり溜まる。
股の所には防水ファスナーがあり、それを開くことでトイレはできる。
その時溜まった汗もついで排出。
シャワーを浴び、1日の疲れと汗を洗い流す。
ラバースーツは裏返して中に溜まった汗をシャワーで洗い流し、シャワー室の中で乾燥させる。
次の仕事の時は新しいラバースーツを着て、今日使用したものは乾いているのを確認してから、次回用に回すといった感じ。
私服に着替え、事務所とは違うフロアの扉から外に出て家路についた。

575 まんころ ◆dkf/aF6sqI :2017/09/03(日) 00:48:36
カメレオンの翠ちゃんでなく、私、紀埜ハルカとしては注目されないのは、変な感じであり、面白くもあった。
ロケで屋外へいくと、みんなが翠ちゃんの周りに集まり、色々質問してきたり触ってきたりするが、普段の私に人が群がることはなかった。
そう、ゲームの中だけ主役でいられるようなそんな感じ。

576 まんころ ◆dkf/aF6sqI :2017/09/03(日) 00:50:17
プライベート

事務所のビルを出て雑踏に紛れると、私のことを気に留める人は誰もいない。
足速に駅へ向かう。
「ハルカ!」不意に声をかけられた。
声をかけてきたのは大学の友人の冴。
「今からバイトなんだけど、あんたも付き合いなよ」そういって私と腕を組んで強引に引っ張っていく。
彼女はいつもこんな感じ。
大学の授業で知り合い仲良くなったまでは良かったが、バイトもいいのあるからと強引に働くことになった、勿論彼女に着ぐるみを着てアイドルをしていることは内緒。
電話やLINEで連絡を取ってくるので、翠ちゃんになっている時は電話の電源はOFFにしている。
だから、会うといつも「あんた、何してたの?」って聞かれる。
そんな時は決まって「私の携帯古くってすぐ電池なくなるの」と答えておく。
家に帰ってゆっくりしたいが、冴は帰してくれそうにないのでそのままバイト先まで付き合う。
バイト先はケーキの有名なカフェで、形の悪いものや試作品などが食べられるというメリットがあった。
信号待ちをしている時、冴が私の方を向いて「この間、店に着ぐるみアイドル翠ちゃんが着たんだよ」と目を輝かせて話し出す。
「あんたにも連絡したけど、電話繋がらなくて」それはそうだろと思いながら「ゴメン」と返す。
「翠ちゃん小さかったよ、あんたと同じくらいかなぁ」といって長身の冴は私の頭を手の平でトントンと触れた。
確かに先日のロケで自分のバイト先を訪れ、店長に声色を変えてインタビューをした。
何とも変な感じだった。
冴がいることも勿論分かっていたが、接触が多いと私であることが分かってしまうかも知れないと思い、ドキドキしていたが幸い冴は奥の厨房から覗いているだけだった。
翠ちゃんの覗き穴はカメレオンの喉の部分に細かい穴が開いているだけなので、話すことはできても、飲んだり食べたりはできないので、ケーキを食べたのは同行していた女子アナウンサー、見事な食レポでロケを終えた。
その時の様子を冴は厨房から撮っていたようで動画や写真を見せてくれた。
冴は私の翠ちゃんに対するリアクションがかなりあると思っていたようで、あまりの普通さに少しガッカリしているようだった。
その後バイト先のカフェの前で、冴に用事があるからと告げ別れることができ、ようやく家路に着いた。
帰りながら興奮気味だった冴に付き合ってあげれば良かったかなぁと思った。

577 まんころ ◆dkf/aF6sqI :2017/09/03(日) 00:51:31
売り出し

家に帰り着き、ソファに崩れ落ちるように横になりながら、1日を振り返る。
今日も忙しかった。
大学に入ってすぐ、ショッピングをしている時スカウトされた。
自分の容姿に少し自信もあり、歌やダンスもできることに加え、スカウトマンの巧みな話術でアイドルとして成功するような妄想も膨らんだ。
歌やダンスのレッスンを終え、デビューしたが全く売れず。
自分よりも年下の子たちは、歌やダンスも上手くデビューすると私を追い越してどんどん先へ行ってしまった。
自分の甘さを実感した私は社長に、事務所を辞めさせて欲しいと打ち明けた。
社長はしばらく考えていたが、私に一つの提案をしてきた。
それがカメレオンアイドル、変幻自在のカメレオンのアイドルのようにではなく、本当のカメレオンになるもの、着ぐるみを着て。
初めて聞いた時は意味も分からず、変な社長たと思った。
中身が女の子と判るようにワザと声を出し、歌を歌いダンスをしたが注目されたのは始めだけだった。
すぐに注目度は下がっていった。
そしてあるバラエティ番組がターニングポイントになった。
多くの共演者と共にクイズに答え、間違えた人全員がバツゲームを受けるというもの。
そして初めてのバツゲームがバンジージャンプ。
私はクイズに間違え、バツゲームを受けることに。
着ぐるみにハーネスを取り付けられる。
着ぐるみの中身である私が落ちないようにしっかりと取り付けられ、かなり痛かったことを覚えている。
間違えた共演者の中で誰も飛び出せない中、私は真っ先に飛んだ。
視界が少なくそれほど高さに対する恐怖は感じなかったから。
しかし、実際飛んでみると自分の人生が走馬灯のように流れ、悪かったはずの視界からは落下し迫ってくる地面がはっきり過ぎるくらい見え、大きな悲鳴をあげた。
そして飛び終わった後も怖さから足はずっと震えていた。
その時の番組の視聴率が良く、毎回番組に呼ばれるようになり、気づけばレギュラーになっていた。
この番組ではいろいろあった。
池に落とされたり、ペンキをかけられたり、真空パックされたり、カメレオンの着ぐるみを着ているのにさらに着ぐるみを着せられたりと死んでしまうのではないかということもあった。
そんな番組が終わる頃に、私いや翠ちゃんはすっかり人気者となりアイドルとして成功していた。
大変だった分、今の幸せがあると思いながら眠りにつく。
このあと、私は暑さから目覚めることも分かっている。

おしまい

578 名無しさん@着ぐるみすと :2017/09/03(日) 01:01:09
支援!

579 名無しさん@着ぐるみすと :2017/09/03(日) 01:25:14


580 まんころ ◆dkf/aF6sqI :2017/09/16(土) 10:52:08
続 ホビーショップ

ウルトラマンの着ぐるみを着たのか、それとも着ていないのか未だにはっきりとしないがあの時の感覚だけは残っている。
また気持ちよくなりたいと考えた私はウルトラマンの着ぐるみをネットで探してみた、もちろん買うつもりで。
しかしいくら探してもウルトラマンの着ぐるみは販売はされていなかった。
その代わりコスプレ衣装として作ってもらうことを思いついた。
そしていろいろなコスプレイベントに参加してウルトラマンのコスプレをしている人を探したが見つからなかった。

そんな日々を送っていたある日、家の近くにフラワーショップがオープンした。
フラワーショップの前には、大きな植木鉢に入った人工的な植物。
その人工的な植物は人間のように腕を振り体を振り動いていた。
もちろん、これは着ぐるみで客寄せのため。
興味ありげに見ていた私の視界に何故か、店内で忙しそうに作業をしている女性に釘付けになる。
なぜならあの店員さんに後ろ姿が似ていたから。
そしてその店員さんが振り返った。
「やっぱり、あの人」そう思った瞬間に目の前が真っ暗になった。

581 まんころ ◆dkf/aF6sqI :2017/09/16(土) 10:53:22
真実

気づいた時は薄暗い部屋でベッドに寝かされていた。
私の体はすでに緑色のラバースーツが着せられていた。
周りを見ると先ほどの植物の着ぐるみが大きな植木鉢に入ってたっている。
「あら、目覚めちゃった」あの店員さんが部屋に入ってきた。
「どうなってるんですか?それに私」と質問しようとすると、分かってますといった顔をして店員さんは私の横に座り話し始めた。

貴女と出逢ったのは家具屋の時ね
その時、感じたの貴女は狭い所に閉じ込められることを望んでいると。
だから貴女に催眠術をかけたの私の目を見ると眠ってしまうように、といって微笑む。
でも、だいぶ効果が薄れてきたみたいね。
途中で目覚めたの今回が初めてでしょ。
「じゃあ」と言いかけた私を制止して、「そう、貴女の部屋の出来事もホビーショップも私がしたことよ」と。
「なぜ?」という私の問いには答えず、「今回は植物になってもらいます、もう二度と出られなくなりますけど」恐ろしいことを平然と伝えてくる。
抵抗しようとしたが体は全く動かない。
「目覚めても体は動かせないから」といって、店員さんは準備にかかった。

582 まんころ ◆dkf/aF6sqI :2017/09/16(土) 10:54:53
植物着ぐるみ

まず、口に猿轡をされた。
猿轡といっても単に言葉を封じるものではなく、パイプの様なものが付いているものを喉の奥まで突っ込まれた。
体の自由が利かない状態での抵抗はたかがしれていた。
猿轡をされた後、緑色のラバースーツと同じマスクを被せられる。
体の自由が利かない私にマスクを被せようとするが、手こずる店員さんは「あなたも見てないで手伝って」と声をかけると植物の着ぐるみが動き出した。
幹から伸びる腕とおぼしき枝の先の葉っぱの塊を床へと投げ捨てると、植木鉢から人工的に描かれた茶色の樹皮の足が出てきた。
植木鉢の表面に広がっていた根は、植物の着ぐるみのスカートのようになっていた。
植物の着ぐるみは先の尖った棒のような腕で上半身を起こされた私の体を支える。
店員さんは私の頭のてっぺんからマスクを被せた。
口の部分は開いているので呼吸はできるが、視界は緑色一色となり不鮮明、鼻は潰され呼吸はできない。
次に店員さんは植物の着ぐるみを目の前で脱がせ始めた。
背中側が開閉出来るようになっているようで、腕である枝がしきりに動いていたが、中身が抜けたように脱力して、すぐに植物の着ぐるみから顔が出てきた。
緑色のマスク越しだったが、その顔はなんとなくわかった。
ウルトラレディに入っていた女性。
彼女の着ていた着ぐるみにそのあと私が入る前回も、そして今回も。
人工的に描かれた樹皮に私の足が変わっていく。
伸縮性は少しあるものの、かなりピッタリしていてキツい。
その感覚に少し快感を感じている間も着ぐるみを着せる作業は続く。
ただ、同じ着ぐるみを着せられても彼女と違うところは、排尿用のカテーテルを挿入され、アソコにはバイブが挿入されていること。
「排泄は貴女が眠っている間に済ませておいたから、安心して」と店員さん。
この着ぐるみを着せられるとこのまま閉じ込められてしまうのだと改めて思ったが抵抗することもできず、ただされるがまま。
店員さんは続けて「食事は流動食になるから」と言って着ぐるみを着た時に顔の辺りにくる短い枝の中が空洞になっているのを見せ、「ここから貴女の口、いや胃へ直接流し込んであげるから安心して」といって微笑む。
嫌な寒気が背筋を走った。
抵抗できない私の体はどんどん植物の着ぐるみに変わっていく。
下はカテーテルで排尿、口には喉の奥までのゴム管をダイレクトに挿入された。
「貴女の名前って、桜サキだったよね」そう言って全身に桜の装飾を始めた。
「綺麗にしてあげるから」と言われだがもう、私自身がこの姿を見ることはできない。

おしまい

583 名無しさん@着ぐるみすと :2017/09/16(土) 11:28:05
支援支援

584 まんころ ◆dkf/aF6sqI :2017/09/16(土) 20:45:29
続・カメレオン

私は疲れて死んだように眠っていた。
1日中着ぐるみを着ての仕事、ここ最近はカメレオンアイドル翠ちゃんの人気も出て、仕事はハードになり家に帰ると緊張の糸が切れて死んだように眠ってしまう。
今、仮に誰かに襲われても全く抵抗できないくらいに。
どれくらい眠ったかは分からないが、息苦しさと暑さで目を覚ます。
部屋の隅の姿見を覗き込むと、カメレオンの翠ちゃんになっている。
不意に後ろから声がする。
「おはよう、もうお目覚めかい?」
振り返るとそこには事務所の社長。
私は元気よく「はい!」と返事をする。
「飲むかい?」そういって社長は飲物を差し出してくれた。
「はい!ありがとうございます」
私はグラスを手に取ると、覗き穴にストローを突き刺しストローで社長の用意してくれたスポーツドリンクを一気に飲み干した。

この部屋は社長が私のために用意してくれた部屋。
この部屋のあるマンションは社長の所有で、とある仕掛けがある。
それは2階の私の部屋だけが、直接地下の大空間へ移動することができる。
その他の部屋は普通の賃貸マンションとして貸し出している。
地下室へ通じる扉は収納の奥にあり、一見しただけでは分からないようになっていた。
だから、普通に友人を部屋へと招き入れることもできた。
なぜ私の部屋に社長がいるのかというと、話せば長くなるが。
社長は爬虫類や両生類の類いが好きであり、そんな着ぐるみに女の子が入っていたらと妄想し、それを具現化したものが翠ちゃん。
まあ、それだけでは飽き足らず、こうして私は家に帰っても翠ちゃんになり、プライベートでも社長の欲求を満たしている。
社長は決まって仕事で私が疲れた時にやって来てグッタリしている私に着ぐるみを着せ癒しを求めてくる。
仕事で疲れて動きが少ないくらいがちょうど爬虫類ぽくていいのだそうだ。
この翠ちゃんはアイドルをやっている時のモノとは仕様が違う、そして中に着ているラバースーツも。
それは翠ちゃんの股のところには一見しては分かり難いが穴が空いている。
そして中に通ずるその先のラバースーツの股の部分が袋状になっており、私の中まで一直線に入っていけるようになっている。

585 まんころ ◆dkf/aF6sqI :2017/09/16(土) 20:46:50
スポーツドリンクを飲み干した私は、翠ちゃんから引き出される。
社長と熱い抱擁とくちづけを交わした後、マウスピースのついた視覚を奪うマスクを被せられる。
このマスクは厚手のゴムでできていて、音がほとんど聞こえなくなる。
呼吸はというとマウスピースに小さな穴が空いていて呼吸はできるが、声は出せない。
そんな状態で翠ちゃんへと戻される。
僅かな呼吸だけを許された私は、巨大なカメレオンであり社長のペットとなる。
社長は私に首輪をつける。
首輪といっても翠ちゃんの首輪なので私の頭辺りにそれはしっかりと巻かれる。
そしてリードを引いて地下室へと降りていく。
広い地下室にはテレビやソファ、ベッドがあり、他にもペットが飼えるように大きな水槽が幾つもあった。
それに着ぐるみと思しきものがいくつか、あった。
もちろん見たのは、翠ちゃんではなくハルカとして、翠ちゃんでは呼吸がやっとだから。

地下室に着くと、社長はソファに座り私を抱き抱え膝の上に置くと体を撫でながらテレビをつける。
私の耳にも僅かにテレビの音が聞こえる。
しばらく、そのままでジッとしている。
どれくらい経ったかは分からないが私は眠くなり、社長の体に寄り添うようにすると、社長は私の体を持ち上げ膝からソファの上へ優しく下ろした。
眠くなっている私は、そのままソファに寝そべる。
どこかへ行ってしまった社長は程なくして戻って来ると、翠ちゃんの体を腹這いにし、股の穴へ何かを突っ込んできた。
無数の突起のついたものがグングン入ってくる。
潤滑剤の様なものが塗られているようで、私の中へと滑り込んだ。
しかし、マウスピースで言葉を封じられた私は体をビクンと震わせるだけ。
そして私の中に滑り込んできたものは、私の中で暴れ出す。
徐々に勢いを増しながら。
声は出せず呼吸だけが荒くなる。
「逝く、ダメ、逝っちゃうぅぅぅ!」
もちろん、声にならない。
小さな声で「ぁぁぁ、ぁぁ、ぁぁぁぁぁぁ!」と唸りながら、あっさりと逝ってしまった。
社長は私のことを見てくれているかは、分からない。
再び絶頂が訪れる。
先ほどよりも体をビクつかせ言葉にならない声を上げ、すんなりと逝ってしまった。
あまりの快感に体が痙攣を起こしたようになるのを見て、私の中で暴れ回っていたモノは引き抜かれた。
フーッと大きく息をしたのも束の間、今度は生温かく太く大きなものが入ってきた。
「あぁぁ、もうダメ!壊れちゃうぅぅぅ!」
当然私の声は言葉にならないが、太く大きなものは私の中へ出たり入ったりを繰り返す。
そして、それは勢いを増し最終的には私の体を突き上げるようにして私の中で止まった。
私は快楽の絶頂を迎えそのまま意識を失った。
こうして意識を失って、次に気がつくと社長の姿はなく、仕事から帰ってきた服でソファに横になっている。
いつも夢だったのかと思うが、社長からの置き手紙を見て、夢でなかったことが確認できた。

586 まんころ ◆dkf/aF6sqI :2017/09/16(土) 20:48:09
社長と過ごす地下室へは1人では行かない約束になっている。
その約束を破って地下室へ降りようとしたことはこれまで何度かあったが、地下室への扉は内側から施錠されており外側つまり私の部屋側には鍵穴どころかドアノブもなくただの壁でしかなかった。
私が地下室へいってみたいと思うのは、社長が地下室を通って私の部屋へと来ていることは分かっていたので、あの地下室がいったい何処へ繋がっているのかという冒険心から。
いつものように、物置きの奥の壁を押してみる、すると壁は奥へと開いた。
「やった!」思わず出た声を押さえるように口を押さえる。
今度は静かに扉を開き中へと進む。
すぐにいつも私が目の見えないまま下りているステップの広めの階段が現れた。
翠ちゃんの時のように手摺りを伝いながら、階段を下りていく。
なぜ手摺りが必要かというと、照明が全くなく階段のステップが見えないから。
慎重に歩を進め、ようやく一番下まで下りてきた。
始めは暗く見えなかったが、だんだんと暗闇に目が慣れ、少しずつ見えるようになってきた。
階段の側にはついさっき、社長と戯れたソファやベッドもあった。
暗闇の中、もう一つの出口である扉を探す。
人が入れそうな大きな水槽の横を通ると何かが呼吸するような音が聞こえてくる。
それも一つではない、しかも荒々しい。
目を凝らして水槽の中を覗き込むと、カエルが2匹いる。
1匹は仰向けになり、もう1匹はそれに覆いかぶさるようになり、腰を振っている。
その時、突然灯りがついた。
眩しくて目が開けられない。
「ハルカ、入ってはダメだといっておいただろう」社長はドスの利いた声でそう言った。
「ごめんなさい」私は目が開けられないまま、声のする方へ頭を下げた。
「仕方ない、私も施錠し忘れたのだから」
「ところで、そこの水槽の中を見てしまったのかね」
私は明るさに目が慣れ、社長の顔色を伺いながら頷いた。
社長は怒った様子はなく、「それじゃあ、仕方ない」と呟いた。
明るくなり、まじまじと水槽の中を覗くとやはりカエル、光沢のある綺麗な黄緑色のアマガエル。
下側で仰向けになっているカエルは、上から覆い被さっているカエルより小さくて細い、それに人間でいう胸の辺りに2つの膨らみがあるのが分かった。
社長は「あの2匹のカエルは君のよく知っている人物だよ」と。
私がよく知る人物は男性マネジャーと女性マネジャーしかいなかった。
そう思って見ているとカエルでなく、2人のマネジャーに見えてきた。
「あのー、お二人は付き合っていたんですか?」という私の質問に対して社長は首を振りながら「いいや、彼らは動物のように交わっているが、相手が誰だか分かっていないよ」
「それにカエルの着ぐるみを着せる前に、特殊な耳栓に目隠しをし、声を出せないようにしているので、彼らは本能の赴くままなんだ」と。
それを見ていると私のアソコも熱くなり、濡れてきたので社長に謝り自室に戻ることにした。
今度は地下室への扉はしっかりと施錠された。
あのあと、2匹のカエルいや2人のマネジャーがどうなったのか、気になりながら興奮していた私はオナニーをしながら眠りについた。

後日、分かったことはあの2人は事務所のタレントで売れなくなり、今は裏方に周りマネジャーをしているとのことだった。
私も売れなくなると、マネジャーになりカエルの着ぐるみを着てだれかと交わる日が来るのかと想像すると、興奮してきた。


おしまい

587 名無しさん@着ぐるみすと :2017/09/17(日) 09:19:15
支援!

588 名無しさん@着ぐるみすと :2017/09/17(日) 12:45:14
支援

589 まんころ ◆dkf/aF6sqI :2017/09/25(月) 20:11:33
特撮

営業の外回りをしていると、特撮番組の撮影に出くわした。
人集りの中、撮影を見学。
規制線の引かれた一番近くに女怪人の姿。
そういえば、スマホを取り出して女怪人役を検索してみる。
女怪人はビークィーン、蜂をモチーフにした怪人で体全体をラテックスのスーツで覆っていて、女性らしいラインが強調されている。
演じているのはスーツアクトレスの長峰瞳。
撮影がひと段落ついた所で近づいて声をかけてみた。
「さっちん!」
女怪人が振り向く。
着ぐるみ越しでも声は届いたようだ。
しかし、被りもののせいでどこを見ているかは判らない。
俺が手を振ると、ビクッとした動きをした後こちらをジッと見ていた。
彼女の本名は長野沙知、長峰瞳は芸名。
なぜ知ってるかって、幼馴染みで俺の元カノ。
歳は俺の2つ下で、高校から社会人になるまで付き合っていた。
2年前のことである。
俺が大学進学のため上京し、追うように彼女も専門学校に入学し上京した。
その後も付き合っていたが、大学を卒業し就職すると、転勤することになり俺は東京を離れた。
仕事の忙しさと彼女自身いろいろ大変だったこともあり、お互いに連絡を取らなくなり自然消滅してしまった。
彼女からアクション女優 長峰瞳としてデビューしたことは連絡が少なり始めた頃に聞いていた。
撮影が終わったようで、演者はスタッフからベンチコートを受け取り羽織っている。
もちろん、女怪人ビークィーンも着ぐるみの上からベンチコートを羽織る。
冬の寒さが身に染みる2月。
人集りもなくなり、ポツンと立つ俺の元にビークィーンいや沙知が戻ってきた。
着ぐるみ越しのくぐもった声で「久しぶり、よくわかったね」と少し恥ずかしそうに話す彼女。
俺はスマホの検索ページを彼女に見せた。
彼女は言葉なく分かったというように頷く。
そして、「車?」と。
「営業車だけどな」と俺が返すと、彼女は「時間ある?」と。
俺が頷くと、ビークィーンはスタッフの方へ走っていった。
そして何か言葉を交わした後、ロケ車の中へそして大きめのカバンを持って再び俺のところへ戻ってきた。
そして腕を組み、「行こう!」と言って恥ずかしいのかベンチコートのフードを深く被る。
そのまま車まで黙って歩いていった。
車に乗るとそのまま、フードはとってシートベルトをする。
沈黙を破り俺は話し掛ける。
「どこ行く?」俺の問いに「海!」と即答する彼女。
そして車はゆっくりと走り出した。

590 まんころ ◆dkf/aF6sqI :2017/09/25(月) 20:39:34
自然消滅からその後の彼女の恋愛事情について聞きたかったが、すぐには本題にも入れず、別の話題にした。
「冬の海って寒くないか?」俺の問いに彼女は私は着ぐるみ着てるし、コートも着てるから大丈夫」と。
ならばと「車の中暑くないか?」車のヒーターは風切り音を出しながら吹き出している。
「うん、今は大丈夫?」
「着ぐるみって苦しくないの?」
その問いに「うん、少し苦しいよ、でもちゃんと見えてるし、動きだってほら」そういって拳を突き出して見せる。
「さっちんの顔見たいなぁ」その言葉に「ダメ!汗かいて髪だって顔だって大変なことになってるんだから」と。
海が見えてきた頃、俺の左手はさっちんの方へ伸びていた。
付き合っている時、ドライブ中によく手を繋いでいた。
さっちんも俺の左手に反応し、手を繋ごうとしたが、着ぐるみを着たままでは上手く繋ぐことができなかった。
それは2人の間にできた溝を感じさせた。
海に到着するとさっちんはベンチコートのフードを深く被り、手をコートの中へしまい込むようにしたが、女怪人ビークィーンの凶悪さを感じさせる長い爪はコートからしっかりと出ていた。
せっかく海に来たので車を降りる。
丈の長いベンチコートでもビークィーンの光沢のある蜂の黄色と黒の縞模様は足と一体となったブーツだけは完全に隠すことができず、歩くとその部分だけがチラチラ見え隠れした。
訪れた海は2人の田舎の海よりも穏やかで暖かかった。
彼女に俺が質問しようとした時、彼女から「2人で見た、田舎の海懐かしいね」と。
そして彼女からは鼻をすする音が聞こえてきた。
「今日は戻るのか?」俺の質問に彼女は首を振り「家、行ってもいい?」
「ああ」俺はさっちんとまだ一緒に居られる嬉しさを抑えて答えた。
車へと戻り家路に着く。
女怪人ビークィーンの着ぐるみを着た彼女を乗せたまま。

591 名無しさん@着ぐるみすと :2017/09/27(水) 01:50:58
支援♪

592 名無しさん@着ぐるみすと :2017/09/27(水) 10:42:48
ふかもこ系拘束お願い致します。

593 名無しさん@着ぐるみすと :2017/09/27(水) 19:36:20
自分で書いてもええんやで

594 まんころ ◆dkf/aF6sqI :2017/09/27(水) 22:52:32
着ぐるみを着て女怪人ビークィーンを演じていた彼女は堂々として、大きく見えていたが、海を見て昔のことを思い出した彼女は俺がよく知るさっちんに戻って小さく見えた。
彼女の話ではあと少しこの辺りでロケをするので、俺が今いる小さな町で滞在することを知った。
そして彼女はスタッフに今日は戻らない事も伝えてあるということも。
俺は会社に連絡し、体調が悪くなったで早退させてもらうことになった。
彼女がいろいろ思い出し泣いていたようだったので、車での移動中ずっと音楽を流していた。
家は社宅で田舎だけあり、2DKの広さの部屋を与えてもらっている。
彼女を玄関に入れて少し待ってもらう。
仕事にかまけて部屋は散らかり放題だったので、急いで片付ける。
その間に彼女は太ももまであるブーツを脱いでおくといっていた。
部屋がある程度片付いたところで、リビング並みの広さのあるダイニングに入ってもらう。
女怪人ビークィーンはブーツを脱いでも脚は同じ黄色と黒の縞模様になっていた。
ベンチコートを脱いだビークィーンはかなり手の込んだ造形物で、今まではさっちんのことが気になってしっかりとは見ていなかった。
ビークィーンの周りを一周してマジマジと眺めてみる。
「何?ジロジロ見ないでよ」
会話だけならただの男女の会話のようだが、絵的には部屋の中に女怪人がいてそれを男が見ている。
「さっちん、触ってもいい?」
彼女は恥ずかしそうに下を向いて「うん」と答える。
複雑な模様の入った体を触ってみる。
凸凹していて硬いところと軟らかいところがある。
「凄いなぁ」思わず独り言。
「ここは?」と言いながら胸を触ってみる。
柔らかくない、アクション用にしっかりと作られている。
正面に回り顔を眺めて質問する。
「これってどこから見てるの?」
彼女は長く尖った爪で、この辺りと教えてくれた。
そこは複眼になっていて黒地に黄色の網目になっている。
「この黒いところ?」
「そう、でも外からは分からないよ」と。
今度は背後に回る。
「どうやって脱ぐの?」
「えー、恥ずかしいから脱ぎたくない」と彼女。
「暑いだろ、ファスナー下ろしたら浴室に行けばいいよ」
「うん」彼女は小さく返事をして頷いた。
彼女に説明を受けながらファスナーを探る。
背中にある大きな羽を外すと首から腰にかけて縦の線が現れた。
それは重なり合うようにマジックテープでくっついており、その奥にファスナーかある。
普段見ることのないような大きなファスナーを開けていく。
ファスナーの奥は暗くて彼女の体は見えない。
ジッとしている彼女を驚かせようと、中へと手を突っ込んだ。
しかし、彼女の体はそこには無かった。
俺は驚き後ずさりをした。

595 まんころ ◆dkf/aF6sqI :2017/09/27(水) 22:53:43
「ドカッ」音と共に体に衝撃が走る。
辺りを見回すとそこは自分の部屋であり、ソファとテーブルの間に落ちていた。
「またか」起き上がりソファへ座りなおす。
目に涙が溢れてくる。
彼女は初めての仕事で、戦闘員役から撮影の諸事情により女怪人を急遽任される事になった。
しかし、不運な事故で亡くなってしまった。
それが2年前。
彼女が嬉しそうに自撮りし、送ってきた画像が女怪人ビークィーンだった。
だから、よくこんな夢を見る。
彼女への思いがずっと断ち切れずに。


おしまい

596 名無しさん@着ぐるみすと :2017/09/27(水) 23:02:21
打ち切りかよつまんね

597 名無しさん@着ぐるみすと :2017/09/27(水) 23:05:48
ええ…
期待を裏切るスタイルすごいなあ

598 名無しさん@着ぐるみすと :2017/09/27(水) 23:24:43
このオチはガッカリ
作品がどんどん着ぐるみフェチから遠ざかって来たね
二重の意味で残念

599 名無しさん@着ぐるみすと :2017/09/28(木) 05:35:15
見事に挙げて落としたな

600 名無しさん@着ぐるみすと :2017/09/28(木) 19:51:07
来たと思ったら微妙以下

601 名無しさん@着ぐるみすと :2017/09/28(木) 21:47:50
支援したら損した

602 まんころ ◆dkf/aF6sqI :2017/09/29(金) 20:47:39
すみません

603 名無しさん@着ぐるみすと :2017/09/29(金) 23:09:44
着ぐるみフェチそのものじゃなくてエッセンス程度で書きたいならpixivでも小説家になろうでもそういうところで書いた方がいいよ、そっちのが受ける

少なくともここは着ぐるみ小説スレだから主体においてほしかった
とても残念

604 名無しさん@着ぐるみすと :2017/09/29(金) 23:54:48
書く方向見失って死んだ設定にしたんだろうなって思った
しばらく書くの辞めたら?

605 名無しさん@着ぐるみすと :2017/09/30(土) 04:36:44
過去のほかの人の作品みても迷走している人は多いし、まぁ新しい
挑戦して反応わかったしいいんじゃないかと。
たぶん死ぬのは前置きで言ったほうがよかったのかも
某漫画みたいに息子が死んだあとの妄想日記みたいなやつ

606 名無しさん@着ぐるみすと :2017/09/30(土) 06:39:18
迷走してるなあっていうのは同意
この人元々着ぐるみのフェチを理解できてないしこうなるのも時間の問題だったんだろうなあ
文章はキレイなんだけど着ぐるみに対する愛とかそういうのは薄いなと前々から感じてた

607 名無しさん@着ぐるみすと :2017/09/30(土) 10:07:36
まあ何か違うなって違和感は前から感じてたよね

608 名無しさん@着ぐるみすと :2017/09/30(土) 17:21:25
まんころは着ぐるみについて心から書きたいと思ってないでしょ?
ただの小説用の道具としか見てない気がしたのが今回ので確定的だなあと思った
まあそりゃそうだよな適当に書くだけで「支援」沢山のお山の大将になれんだから

609 名無しさん@着ぐるみすと :2017/09/30(土) 20:13:36
小説の感想ならまだしもそういう類の意見は目の毒だから書き込まなくていいよ
とりあえず王道から読んでみたいわ
女児向けショーを分けあってやることになった男主人公とか久しぶりに見たい
最近は特撮や怪人多くてちょっとねえ

610 名無しさん@着ぐるみすと :2017/09/30(土) 20:30:49
自分で書いてもええんやで

611 名無しさん@着ぐるみすと :2017/10/02(月) 18:20:56
また過疎化かな

612 まんころ ◆dkf/aF6sqI :2017/10/02(月) 21:46:01
リアルドール

140cmと小さなリアルドールを購入をした。
なぜかって、職場の事務員にこのリアルドールと同じような大きさの可愛い女性がいた。
名前は河合結衣。
僕は彼女に恋していた。
しかし、僕の思いを告げるどころか、ほとんど彼女とは話したことがなかった。
そもそも女性と話すことが苦手な僕は、仕事帰りに趣味でアニメのキャラクターのフィギュアを扱っている店に立ち寄ることがよくあった。
二次元の世界の女性になら僕にも話すことができたから。
そこで見つけたのが購入したリアルドール。
どのアニメのキャラクターにもないものが、展示されていた。
当初は非売品だったのだが、ある時店主に声を掛けられた。
「いつも君この子の見てるけど、興味あるの?」
僕は頷いた。
「そうだなぁ、お得意様の君だから売ってあげようか?」
その言葉に僕の表情はパッと明るくなった。
リアルドールは可愛いかったが、売ってもらった金額はかわいくなかった。
支払いはクレジットカードでの分割払い。
後日、宅配便で休みの土曜日午前指定で送ってもらうことになった。

613 まんころ ◆dkf/aF6sqI :2017/10/02(月) 21:47:19
「天野さん!お届けものです」
その声に僕、天野翔太は玄関へと走って荷物を受け取りに行く。
土曜日の午前中に大きな箱がうちに届いた。
それほど広くない賃貸の1LDKの部屋へ運び込む。
小さなリビングを占拠するほどの大きな箱を心をときめかせて開く。
中からは事務員の河合さんによく似たリアルドールが現れた。
リアルドールは裸で河合さんよりも長めの黒髪以外体毛が一つもなかった。
肌はシリコンで出来ており、人の肌よりもピンクがかっている。
マジマジとリアルドールを眺める。
それほど大きくない胸の先にはピンクの乳首がツンと勃っている。
リアルドール以外にも箱の中にはいろいろと入っていた。
下着、Tシャツ、ジーンズにメイド衣装、ナース服、セーラー服、水着など。
裸でいるのも可哀想なので、リアルドールを箱から出して下着とTシャツにジーンズを履かせた。
人形なので上手く関節が曲がらないところもあり苦労して着せた。
生きているような見た目の人形であったが、当然体温を感じることはなかった。
そして、お姫様抱っこをして優しくソファに座らせる。
昨晩から興奮して眠れなかったので、リアルドールに膝枕をしてもらい気持ち良さから眠気が襲ってきた。

614 まんころ ◆dkf/aF6sqI :2017/10/02(月) 21:48:29
気が着くと、すっかり外は夕方になっていた。
そして、点けた覚えのないテレビがついていた。
不思議に思いながらもテレビを消し、よく寝たせいか腹が減ったので外へ夕飯を食べに行くことにした。
よくよく考えると昼を食べていないことを思い出した。
リアルドールに話し掛ける必要もないのだが、駅前で中華でも食べて、その足で君を購入したフィギュアのお店にも立ち寄ってくることを告げ外出した。
腹も満たされフィギュアのお店へ行くと店主の方から声をかけてきた。
「どうだいリアルドールは?」
「ええ、凄いです。まるで人間みたいです。気に入りました。それに 」
少し言葉に詰まる。
「どうしたんだい?」
「え、いえ、僕は内気であまり女性と上手く話せないんですが、彼女となら話せるので僕を変えてくれる存在になるかもしれません」と笑顔で答えた。
店主もなんだか嬉しそうに笑顔でウンウンと頷いている。
店主はポンと手を叩くと「君はコスプレとか興味ないかい?」と突然聞いてきた。
それはもちろん興味があり、突然の質問に動揺しながらも「ハイ!」と答えてしまった。
すると店主は店の奥へ入ったかと思うと、紙袋を1つ持ってきた。
そして袋の中を見せて「まぁ、俺の趣味なんだが、あのリアルドールに合わせてSMの女王様の衣裳を作ってみたんだが」と。
こちらも少し恥ずかしくなりながらも興味はあったので、「おいくらですか?」と尋ぬてみる。
店主は「リアルドール高かったし、気にいって貰えたみたいだからダダでいいよ」と。
僕はお礼を言って、ワクワクしながら家に帰った。

615 まんころ ◆dkf/aF6sqI :2017/10/02(月) 21:50:08
一時間ほどで戻ってきた時は、すっかり日が暮れていた。
部屋に入るとリビングの照明が点いていた。
昼間、明るくて照明が点いていることに気づいていなかったのかとも思ったが、今はそんなことはどうでも良かった。
今からリアルドールをSMの女王様へと変身させる。
まずは服を脱がせる。
それから、頂いてきた袋の中の物色を始める。
出てきたモノは、黒いエナメルのワンピースでフレアのミニスカートになったもの。
そして、黒いエナメルのロンググローブに、黒いエナメルのニーハイブーツ。
そして、赤いエナメルのブラジャーにTバック。
この妖艶に黒光りする衣裳の部分部分からリアルドールの白い肌が覗くのを想像すると興奮が高まる。
さらにスカートの中の赤い下着もインパクトがある。
早速、Tバックから、ブラジャーを着けワンピースを着せる。
ワンピースを着せるのはなかなか大変。
伸縮性がないため、苦戦を強いられた。
ギシギシと素材の擦れる音を聞きながら、興奮を必死に抑えた。
ようやく着せることができ、背中のファスナーを閉める。
ジャストサイズというよりは若干小さく作られた衣裳でぴったりとし過ぎ、胸やお尻がかなり強調されてブラジャーの痕が浮き出るほど。
そしてグローブとブーツも装着する。
ソファに座っていると、スカートの中が見えそうで見えない。
その微妙さがまた興奮を掻き立てる。

616 まんころ ◆dkf/aF6sqI :2017/10/02(月) 22:04:17
座っている姿もいいが、リアルドールの利点を生かして立たせてから写真を撮ってみようと考えた。
リアルドールを立たせてバランスを取るがなかなか難しい。
ピンのハイヒールブーツのため、リアルドールの身長は10cm以上高くなっていた。
加えてエナメルのニーハイブーツはリアルドールのバランスを取るのを妨げた。
リアルドールをうまく立たせることができた時には、僕は汗まみれになっていた。
その後、写真を撮りリアルドールをまたお姫様抱っこをしてベッドへと運んで寝かせる。
僕はシャワーを浴び汗まみれになった体を綺麗に流した。
そして彼女が待つベッドへと急ぐ。
ベッドには仰向けでSMの女王様の衣裳のまま、リアルドールは待ってくれていた。
僕はベッドに潜り込むと、リアルドールを抱きながら眠りについた。
疲れていたこともあり、ぐっすりと眠れた。
だれかといると、安心感があるものだとも思った。
例えそれが人形でも。

617 まんころ ◆dkf/aF6sqI :2017/10/02(月) 22:05:27
ぐっすり眠れたこともあり、早朝に目が覚めた。
横を見るとリアルドールは昨晩と変わらない姿でそこにいる。
ただ、仰向けではなく僕の方を向いて。
そして寝息を立てていた。
寝ぼけた頭でもこの事態が異常であることはすぐに理解できた。
鼓動が早くなる。
いろいろ考えを巡らせる。
リアルドールに命が吹き込まれたのか?
そんなことは起こり得ない。
では、リアルドールに人間が入っていたのか?
しかし、140cmの女性など、どこにでもいるわけがない、子どもでもない限り。
考えるよりもまず人が入っているのか確認する。
昨晩はあまり触ることがなかった、胸を揉んでみる。
柔らかい、力を入れて揉んでみると、リアルドールの口から「んんんー」という声がして仰向けになる。
そのままリアルドールの股へと僕は手を伸ばす。
リアルドールのくっきりと浮き出たマン筋を筋に沿って触ってみる。
「あっぁぁー」確かに声がする、しかも女性の声だ。
どうしょう?店主に電話して聞こうとも考えたが、まだ店が開くような時間でもない。
リアルドールが襲ってはこないことは分かっていたので、ドキドキしながら寝ようとしたものの、しばらくは眠れなかった。
次に起きた時は、昨日リアルドールが宅配されてきた時間くらいになっていた。
リアルドールは昨晩の寝る前と同位置で仰向けになっていた。

618 まんころ ◆dkf/aF6sqI :2017/10/02(月) 22:06:38
あれは夢だったのかとも思い、口の辺りに耳を近づけてみる。
音はしない、だがリアルドールの中の女の子が息を止めているだけではと思い、しばらくそうしている。
呼吸音は聞こえないが、ぬるい風が微かに吹いてくる。
それは静かにそしてゆっくりと。
2分程経っただろうか、不意に胸を鷲掴みにしてみた。
「ふっ」という声と共に強い風が耳に。
一旦、リアルドールから離れて眺めてみる。
リアルドールは静かに呼吸をしているようで、仰向けのまま全く動かない。
中に人が入っているのは間違いなさそうだ。
どうしようかと考える。
マニアックな動画に最近ハマっており、その中に出てくるマミフィケーションがまず浮かんできた。
台所行ってラップを探す。
すぐに見つかったが、残りがわずかであった。
あきらめようかと思った時あることを思い出した。
引越しの際、引越業者が梱包のための業務用ラップを忘れていったことを。
押入れの奥を探すと、あった!
使いかけではあったが、十分な量が残っていた。
業務用ラップを片手に寝室へと戻る。
リアルドールは仰向けのまま、動いた形跡はない。
僕はラップをリアルドールの足から順番に頭へと向け巻き始める。
リアルドールは抵抗することなく、ラップに巻かれていく。
リアルドールの鼻の穴が呼吸穴になっていることは確認していたので、鼻の穴にはかからないように全身にラップを綺麗に巻いた。
ラップ越しではドールか人間かは判断できない。
リアルドールはラップを巻いている間も動くことなく、ジッとしていた。
中の女性はどんな気分なのだろう、そんなことを考えつつ次の作業のため寝室を出る。

619 まんころ ◆dkf/aF6sqI :2017/10/02(月) 22:07:49
マニアックな動画で見たマミフィケーションは、ラップの上からさらにビニールテープを巻くというものだった。
さすがに大量のビニールテープはなく、あったのはガムテープ。
引越しで大量に購入していたが、思っていたよりも使うことがなかった。
ガムテープを手に寝室に近づくとラップの擦れる音がする。
僕はワザと大きめの独り言を言うと、寝室からラップの擦れる音が止まった。
おそらく脱出を試みようとしたのだろう。
僕の前では健気にリアルドールを演じている顔も見たことのない女性のことが愛おしくなり始めていた。
ラップの上からガムテープをキツめに巻いていく。
シワなく、そして縦や横と見栄えよく。
時間をかけてようやく完成。
色こそイマイチだが、目の前のベッドの上には綺麗なミイラが横たわっていた。
鼻の呼吸穴は確保してある。
手を近づけてみると、熱い息を感じる。
それはそうだろう、リアルドールを着てラップとガムテープでぐるぐる巻きにされているのだから。
それでもミイラにされたリアルドールは動かない、いや動けないため静かに仰向けのまま横たわっている。
マニアックな動画で見たものは、ドールという設定ではないので芋虫のように動いていたが目の前のリアルドールはそうではない。
ジッとしているため、面白味はない。

620 まんころ ◆dkf/aF6sqI :2017/10/02(月) 22:09:01
そんな時頭に思い浮かんだのは、マニアックな動画にあった人間を真空パックする動画。
まるで、スーパーで並んでいるベーコンや肉のようになっていている姿は美しく見えた。
全く動かないリアルドールのミイラを真空パックしたら、さすがに助けを求めると考えた僕は早速実行に移す。
掃除機それに余っていた布団圧縮袋を用意する。
身動きの取れないリアルドールを圧縮袋へと詰めていく。
小さなリアルドールでもミイラで真っ直ぐの状態では簡単には圧縮袋に収まらず、対角になるようにして収めて封をする。
そして掃除機をセットして吸引スタート。
空気が吸い出された圧縮袋はリアルドールをクッキリと浮き出させて簡単に真空パックしてしまった。
5秒、10秒、15秒、20秒ミイラが動き出した。
始めは小さな動きだったが、それはだんだん大きくなり声をあげて激しく動く。
さすがに危険と判断し、圧縮袋を開きミイラの頭を袋の外へ出してやる。
ミイラの鼻の部分からは激しくそして速く呼吸しているのが分かる。
それを見ていて少し落ち着いた時イタズラ心が芽生える。
息を吐き切ったところで、鼻の部分を塞いだ。
これにはかなり慌てたようで、声をあげて抗議するように体を左右に揺らす。
そんなことを何度か繰り返し、十分に楽しんだ後、リアルドールをガムテープとラップから解放した。

621 まんころ ◆dkf/aF6sqI :2017/10/02(月) 22:10:14
解放されたリアルドールはかなり疲れた様子で、肩で息をしてベッドの上でSMの女王様の格好のまま、女の子座りをしていた。
少しやり過ぎたことを反省し、飲みものを準備しベッドに運んでいくと、またベッドに仰向けになりリアルドールを演じていた。
彼女は飽くまでリアルドールを演じてくれるようなので、衣裳を変えることにした。
実は送られてきた箱の中を物色している時、気になるものを見つけていた。
それは美少女着ぐるみの肌タイツのマスク、それにピンクを主体としたカラフルなかわいい衣裳。
早速それらを持って寝室に戻る。
SMの女王様の衣裳を脱がせたが、赤いエナメルの下着はそのままで、肌タイツを着せる。
肌タイツはリアルドールのシリコンの体を覆い尽くし、顔が丸く残っただけであった。
これだけ見れば、着ぐるみの舞台裏のようである。
ピンクのカラフルでかわいい衣裳を着せ、最後に美少女マスクを被せて完成。
そのままお姫様抱っこをして、ソファへと運び座らせ膝枕をしてもらう。
テレビをつけて、ぼんやりと眺める。
テレビの内容は全くといっていいほど入ってこない。
なぜなら、リアルドールに美少女着ぐるみを着せただけなら、そうでもなかったかもしれないが、リアルドールの中に女性が入っていることを知ってしまったから。
リアルドールは着ぐるみを着せられても、リアルドールを演じ、動くことはなかった。
気になっていたテレビ番組も終わり、リアルドールの衣裳を変えるべく、箱の中を物色する。
リアルドールは美少女着ぐるみのまま、ソファに座っている。
箱の中にはテディベアのような着ぐるみもあった。

622 まんころ ◆dkf/aF6sqI :2017/10/02(月) 22:11:21
今度はこれにしょうと思い、テディベアの着ぐるみを引っ張り出す。
それをソファの横まで持って行き、美少女マスクに手をかけようとして気づいた。
美少女マスクがそれほど大きくないことに。
テディベアの着ぐるみの頭を持ち上げて、美少女着ぐるみに被せてみる。
入った!
テディベアの頭を一旦外してから、服の上からそのままテディベアの着ぐるみを着せていくが、リアルドールは嫌がる素振りもせず、されるがまま。
ふかもこの短くかわいい手足の体の中はワタが詰まっていて着ると結構キツそうである。
最後にテディベアの頭を被せて、顎の下で頭を固定するヒモを結んで出来上がり。
動いたら可愛さが増しそうだが、リアルドールは飽くまで人形として動いてくれることはなかった。
抱き抱えるようにして床に座らせて、テディベアに合うようなグッズが入っていないか箱の中をさらに物色していると後ろで音がした。
振り返るとテディベアが横たわっている。
明らかにおかしな感じで。
それはそうだろう、着ぐるみの重ね着だけでも相当の暑さの上、さらにその中でリアルドールを演じているのだから。
やり過ぎた!慌ててテディベアを脱がそうとするが、顎ヒモが固結びになっている。
焦りが増す。

623 まんころ ◆dkf/aF6sqI :2017/10/02(月) 22:12:56
それでもなんとか固結びを解いて、テディベアの頭を取る。
そのまま美少女マスクも外す。
肌タイツで顔だけ覗かせているリアルドールの顔は見えるが、肝心の中の女性の様子は分からない。
テディベアの着ぐるみを脱がせ、肌タイツの背中のファスナーを開く。
リアルドールの背中にファスナーはおろか切れ目すら見当たらない。
リアルドールの脱がせ方が分からない。
焦りがさらに増し、汗が噴き出る。
焦りから肌タイツのファスナーがリアルドールの黒髪に噛み込んだ。
焦ってファスナーを引っ張った時、バリッと音がした。
焦っていたが聞き覚えのある音に少し冷静になる。
リアルドールの髪がマジックテープで留められているのを見つけた。
髪をリアルドールから一気に引き剥がす。
髪の無くなったリアルドールの頭には髪を留めていた二本のマジックテープのループ側に沿って、リアルドールの肌と同色のファスナーがあった。
それを急ぎながらも慎重に開くと、汗の臭いと嗅いだことのある香水の香り、そして熱気が吹き出してきた。
ファスナーの奥にはリアルドールの中には湿った黒髪が見える。
しかし、どうやってリアルドールを脱がせていいか分からない。
今できる事はリアルドールの頭の開口部を目一杯開いて、中の女性の頭だけでも外に出してあげることしかできなかった。

624 まんころ ◆dkf/aF6sqI :2017/10/02(月) 22:14:28
日曜も昼を過ぎた頃、リアルドールを演じていた女性が目を覚ました。
リアルドールから出てきた顔は真っ赤だったので、ソファに寝かせて顔を冷やしておいた。
「私、」女性は言葉を詰まらせる。
「ゴメン、天野くん」
その言葉に僕は「僕の方こそゴメン、酷いことしちゃって」
「うんうん」彼女は首を振る。
「水分取って」そう言って飲みものを渡す。
「ありがとう」彼女は飲みものを受け取ると一気に飲み干してしまった。
リアルドールの中に僕が片想いしていた河合結衣さんが入っていたなんて。
ドキドキして上手く話せない。
2人とも言葉に詰まってしまい沈黙が続く。
「あのー」僕の方から切り出した。
「良かったら、シャワー浴びて、この奥が浴室だから」と指差す。
「うん、ありがとう」と言って結衣は立ち上がろうとしてよろけたが、なんとか浴室へと歩いて行く。
途中、箱の中から彼女自身の着替えをどこからともなく取り出していた。
「タオル、自由に使って」僕の言葉に彼女は嬉しそうに笑顔で頷いた。
思ったよりも大丈夫そうな彼女に安心しながらも、別の不安が襲ってくる。
それは彼女に行った拘束プレイ。
きっと、嫌われたなぁ、終わった。
諦めながらも、さっきまで行っていたプレイを振り返っていると彼女が浴室から出てきた。

625 まんころ ◆dkf/aF6sqI :2017/10/02(月) 22:16:00
「天野くん、向こう向いてて」
「うん」彼女の言葉に従い彼女に背を向ける。
箱の中から何かを探している音がする。
しばらくすると「もういいよ」と。
僕が振り返ると彼女は仕事の時と同じ制服に着替えていた。
仕事で見ている河合さんが自分の家にいる違和感を感じながら見ていると、「あんまり見ないで、化粧もしてないし恥ずかしいから」そう言って彼女は湿った髪をかきあげた。
そして彼女はソファに座っている僕の隣に座った。
また、沈黙が続く。
今度は彼女から沈黙を破った。
「驚いたでしょ、人形の中に私が入っていて」
「うん」僕は頷く。
彼女はリアルドールになった経緯を説明し始めた。
それは僕にとって驚くことばかりであった。僕がよく通っていたリアルドールを購入したお店は彼女の実家だったり、僕がお店によく通っていることは彼女は知っていたり、彼女自身が店主である父親にリアルドールになりたいと希望し僕の元へやって来たこと、そして彼女が会社で僕のことを意識していたこと。
つまり、僕のことが好きだということ。
僕も当然、河合結衣さんが好きなことは伝えた。

626 まんころ ◆dkf/aF6sqI :2017/10/02(月) 22:17:13
両想いであったことが分かり、喜んだ反面調子に乗ってリアルドールにしてしまったことをすごく悔やんだ。
彼女に嫌われてしまったと思ったから。
しかし、彼女の一言で救われた。
彼女は髪が湿ったまま下を向いて、ボソッと何か言った。
「 ‥‥ったよ」
「え!」僕が聞き返すと、彼女は顔を真っ赤にして「気持ちよかったよ」「もっと攻めて欲しいかな」今度はハッキリと聞き取れたが、彼女は恥ずかしさからか顔を押さえ浴室へと走っていった。
呆気に取られ、走っていく彼女の後ろ姿を見送ることしかできなかった。
彼女にとってあの暑く息苦しい状況が気持ちよく、攻めて欲しいとは僕の中で妄想が膨らむ。
彼女ってもしかして、僕の中である程度想像が纏まった時、浴室で音がした。
そして僕の元に戻っきたのはリアルドールになった彼女。
落ちていたウイッグを拾い頭につけ、髪を梳かす。
そして僕に抱きついてきた。
あとで聞いた話だが彼女は恥ずかしくてどうしようもないが、僕とは一緒に居たかったし、また虐めて欲しかったらしい。
そしてリアルドールのマスクの構造上、話せなくなりほとんど声も出せなくなることも。
リアルドールはテーブルにあった紙とペンを使って何か書き始めた。
私は貴方のリアルドールです、好きにいじめて下さい。
それを書き終えるとソファに座り動かなくなってしまった。

627 まんころ ◆dkf/aF6sqI :2017/10/02(月) 22:18:45
どうするか悩む、リアルドールの中身が河合さんだと分かってしまった以上、動き辛くなってしまった。
悩みながらも箱の中を探る。
見つけたのは数種類の全身タイツ、肌タイツとは違い顔までも隠れてしまうもの。
全身タイツを中から覗いてみる。
シンプルな青い生地のものは、視界が青くなり若干見えにくい程度で呼吸は楽にできる。
光沢のある青いメタリックのものは、視界がほとんどなく呼吸が少しし難い。
なのでシンプルな青い生地の全身タイツを着せていくことにした。
なぜ全身タイツを着せたかというと、僕自身を見られていることが恥ずかしかったから。
リアルドールは協力的に全身タイツを着てくれた。
体はもちろんだが、顔の凹凸もある程度は分かる。
青い全身タイツに包まれたリアルドールはソファで次の指示を大人しく待っている。
僕は箱の中を再び物色していたが、目ぼしいものは見つからなかった。
しばらくすると、僕の肩をリアルドールが叩く。
振り向くと右手には青いメタリックの全身タイツと左手にソファの横に置いてあったウエットスーツ生地の抱き枕を持って立っていた。
抱き枕の中綿は既に引き出されていた。
リアルドールは右手を突き出し、次に左手を突き出してきた。
僕は「全身タイツを着てから、抱き枕に入るってこと?」と尋ねる。
リアルドールは大きく頷いてみせる。
「でも、苦しいよ、きっと」と声をかけたがリアルドールは手でOKサインをして大丈夫であることをアピールしてきた。

628 まんころ ◆dkf/aF6sqI :2017/10/02(月) 22:20:09
河合さんは呼吸を苦しくされることを自ら望んでいることは何となく理解してきた。
青いメタリックの全身タイツを着せると顔の凹凸がなくなった。
僕が愛用している抱き枕は細長くなっていたが、それでもリアルドールが簡単に入る長さではなかった。
そこでリアルドールの両膝を曲げた状態にし1つに纏めてラップでぐるぐる巻きにした。
これで長さ的には問題ないので、抱き枕へと押し込んでいく。
リアルドールがきれいに抱き枕の中に収まり、抱き枕のファスナーを閉めようとして、僕の手が止まる。
僕は彼女が喜んでくれるのではと思い、ローターを取りに行く。
戻ってくると、全身タイツ2枚の背中のファスナーを開き、ローターを握り手を突っ込んで行く。
リアルドールの股を手探りで見つけ、ローターを押し込む。
ローターは意外な程すんなりと、むしろ呑み込まれるように入っていった。
手には水とは違う粘液が付着していた。
ローターのリモコンを外に出し、全身タイツ、抱き枕のファスナーを閉めた。
ソファでは狭いので、ローターのリモコンが飛び出した抱き枕を抱え、ベッドへと向かう。
ベッドに入ると早速ローターのスイッチを入れてみる。
抱き枕は始め、少し動いたがその後はジッとしている。
体全体で抱きしめると、力が入っているのがよく分かった。
抱きしめたまま、ローターの動きを強くしていく。
耐えようとしているようで力が入るが、耐えきれずに体が小刻みに震えだした。

629 まんころ ◆dkf/aF6sqI :2017/10/02(月) 22:21:28
さらにローターを強くすると、抱き枕は声を漏らしながら動き出した。
体をくねくねと動かし這いずり回るような動きを繰り返す。
僕は抱き枕を力いっぱい抱きしめる。
「うぅぅぅぅぅ」という呻き声の後、抱き枕は動きを止めてしまったので、ローターのスイッチを切った。
そして抱き枕から青いメタリックの全身タイツに包まれたリアルドールを引っ張り出し、膝を曲げ一纏めにしていたラップを外す。
リアルドールは全身タイツに阻まれ呼吸を満足にできないため、必死に呼吸をしていることは呼吸する音からも容易に想像ができた。
しばらくすると、リアルドールは呼吸が苦しいながらも少し落ち着いたのか、僕に抱きついてきた。
そしてリアルドールの右手が僕のパンツの中に浸入してくる。
興奮していた僕は当然アソコも興奮しており大きくなっていた。
そこへ全身タイツの指で触られる。
その感触が今まで感じことのない感触で益々僕のアソコは大きくなりそそり立つ。
そこをグッと握られ擦られると、もう我慢できずに逝ってしまいそうになるが、堪えローターのスイッチを入れる。
ローターが動き出したことで、リアルドールの手の動きが遅くなった。
しかし、リアルドールの快感が絶頂に向かうに連れて、手の動きもどんどん速くなる。
そして、2人ともほぼ同時に逝ってしまった。
僕は自分のを処理した後、苦しそうにしているリアルドールの全身タイツを脱がせていく。
全身タイツの股のところには大きなシミの痕ができていた。

630 まんころ ◆dkf/aF6sqI :2017/10/02(月) 22:23:07
全身タイツを脱がせた後、リアルドールはふらふらとした足取りで浴室へと向かった。
しばらく、浴室からは出て来なかったので、心配になり外から声をかけたところ「大丈夫」と返事が返ってきた。
浴室から出てきた彼女は、化粧もしておりいつの間にか私服に着替えていた。
「お腹すいちゃった」可愛くこちらを見て言う彼女に緊張しながら、「どこか食べ行く?」と返すと笑顔で頷く。
女性と話すのが苦手な僕はガチガチに緊張しながら彼女と食事に出かけた。
積極的に手を繋いでくれた彼女に緊張が伝わり「緊張してるの?」と尋ねられた。
僕は頷き「リアルドールなら緊張しないんだけど」とボソッと言った。
彼女は僕の前に回り「だーめ!」と。
そして僕の腕にしがみついてきた。
僕の緊張、ドキドキがさらに増す。
そのまま、2人だけで初めての食事をしたが、味は全く覚えていない。

以上

駄文にお付き合い頂きありがとうございました。

631 名無しさん@着ぐるみすと :2017/10/03(火) 02:48:54
ええやん

632 名無しさん@着ぐるみすと :2017/10/04(水) 18:43:06
とりあえずボロクソに上の方で書いた奴は一言礼くらいは言えんのかね
あれだけ言われてなお上げてくれるって相当だぞ
フェチ分からんとは全く思えない

633 名無しさん@着ぐるみすと :2017/10/04(水) 19:42:47
批判なんて気にせんでええやろ
いっちゃん大事なんはモチべやかんな
とりあえずわしは応援しとるで〜

634 名無しさん@着ぐるみすと :2017/10/04(水) 21:36:25
批評も感想のうち
批評を許さないならpixivでもTwitterでも決められた内輪で見せて駄サイクルすりゃいいじゃん
少なくともここは自由に感想書いていいんだから批評も自由だろ

そもそも着ぐるみ要素より窒息プレイ要素の方が濃いし、着ぐるみは相変わらず添え物じゃねえか

635 名無しさん@着ぐるみすと :2017/10/04(水) 21:46:28
まー方向を変えてきたなーとは思う
前回死ぬ話書いて叩かれたから無難な形に整えようとはしてる
でもまんころの話は着ぐるみよりマミフィケーション、拘束要素強いと感じたマミフィケーションのための土台として着ぐるみを利用してるような
性別や属性問わず変身出来る要素とかそういうのも含めるのが着ぐるみのフェチだと思うけど拘束要素強すぎて物足りない

636 名無しさん@着ぐるみすと :2017/10/04(水) 22:03:33
まんころ万歳!万歳!
こんなんでいいのかな?
ともかく固定1人で書いてるんだし内容が似たりよったりとかフェチがワンパターンとか仕方ない

637 名無しさん@着ぐるみすと :2017/10/05(木) 07:38:32
どうしても書いて欲しいとは言ってないし、そもそも書いてない輩が作者の顔を語って自論を喋ってるのは滑稽

638 名無しさん@着ぐるみすと :2017/10/05(木) 20:31:10
言われるとマミフィケーション強いね
過去の作品もどれもそうだし
着ぐるみ要素に近いけど違和感あるのは分からなくもない

639 名無しさん@着ぐるみすと :2017/10/13(金) 23:22:13
ヒトイヌ物とか読んでみたいなぁ…

640 名無しさん@着ぐるみすと :2017/10/14(土) 17:41:54
同意っす。

641 名無しさん@着ぐるみすと :2017/10/14(土) 18:02:37
ヒトイヌと言えば昔2chに連載されてたあれは未だにバイブルだわ

642 名無しさん@着ぐるみすと :2017/10/14(土) 18:23:54
>>641
詳しく教えていただけますか?
読んでみたいです

643 名無しさん@着ぐるみすと :2017/10/14(土) 18:38:38
拘束フェチ小説 ヒトイヌ でググるとヒットする
調教物だからここの趣旨とチョットずれてるかもしれないけど

644 名無しさん@着ぐるみすと :2017/10/15(日) 08:42:15
ヒトイヌはこれが好き
ttps://www.pixiv.net/novel/show.php?id=39106

646 名無しさん@着ぐるみすと :2017/10/16(月) 18:22:46
自分に文才があればなぁ…
感想すらまともに書けない

しかし規制が解けて書き込めるようになったなぁ
まんころさんがディスられてるときは一切駄目だったのに…
また書いてくれると良いんだけど

647 名無しさん@着ぐるみすと :2017/10/17(火) 23:03:23
小説の投下が無いと静かなだけで
結構人はいるのか…
みんなで読みたいネタを書き込んどけば盛り上がるかな…

洋館でメイドや家具その他が着ぐるみでエッチなのが読みたい!!

649 名無しさん@着ぐるみすと :2017/10/19(木) 22:51:06
またあぼーんだしクレクレ野郎ばっかだし
少しは自分で書けよ

650 名無しさん@着ぐるみすと :2017/10/27(金) 22:27:12
文才が無くてせいぜいネタしか書けない…
書ける人、本当に天才だと思う

651 名無しさん@着ぐるみすと :2017/11/05(日) 18:27:15
ネタと言うか小説として形になって無いけど
見てみたいシチュエーションがかかれた短文でも書き込んでくれる者が居れば
それはそれで需要はあるとおもうけどね

652 名無しさん@着ぐるみすと :2017/11/16(木) 10:31:24
ホームセンター

土日のホームセンターには人も多く訪れ集客を見込み特価品も多く並ぶ。そして時に着ぐるみが登場することも。
そのホームセンターに現れた着ぐるみはスプレー缶の着ぐるみ。初めはただの置物だと思えた。何故なら全く動かないから。スプレー缶の着ぐるみは制汗剤でピンクのボディに商品名を大きく表示していた。客が制汗剤を手に取りカートのカゴへと入れると真っ直ぐな体を少し曲げ会釈をした。それを見て私はこの着ぐるみに釘付けになった。
スプレー缶の着ぐるみの高さは160cm程度、中に入っている人はおそらく150cmかそれに満たない人が入っていることが想像できた。
着ぐるみがどうなっているのか気になった私は着ぐるみの周りを遠巻きに一周してみる。
背中側と思しきところにファスナーなどは見当たらない。単に足元が開いていて被るタイプだと想像した。その後も客が制汗剤をカゴに入れる度に会釈をしている。私がこの着ぐるみを見つけてから30分ほど経った。その時事件が起きた。

653 名無しさん@着ぐるみすと :2017/11/16(木) 11:19:04
支援!

654 名無しさん@着ぐるみすと :2017/11/16(木) 16:45:41
やんちゃそうな男の子の兄弟が勢いよくカートを押して走ってきた。広い通路とはいえはみ出して立っている制汗剤の着ぐるみに見事に衝突。全く男の子たちに気づいていなかった制汗剤の着ぐるみは踏ん張ることも出来ず床に倒れた。当の男の子たちは互いに責任を押し付け合いながらそのまま走って逃げていった。制汗剤の着ぐるみはいも虫のように床を這いながら立とうとしているようだったが両手がないので虚しく床を這い回るだけ。それを見ている客も着ぐるみに手を貸すことはなかった。辺りを見回しても近くに店員はいない。普通着ぐるみにはスタッフがついているのだがそれもいない。私は制汗剤の着ぐるみに近づき起こしてやった。着ぐるみは小さく中に入っている人も小さく軽かった。声は出さないが着ぐるみは体を曲げて何度も会釈してくれた。それが恥ずかしく私はすぐにその場を離れた。着ぐるみを起こす時に間近で確認したが着ぐるみの底に穴が開いていて被るタイプでもなくスプレー缶のキャップも取り外しができるものでもなかった。どうやって着ぐるみを着たのか全く想像できなくなってしまった。

655 名無しさん@着ぐるみすと :2017/11/16(木) 18:06:33
その後もこの制汗剤の着ぐるみの様子を離れて見る。ホームセンターが開店したのが9時。そろそろ12時になる。開店から当初から着ぐるみが立っていたからそろそろ3時間。休憩に入ると予想していたが予想に反して全く休憩はせず気づけば2時を過ぎていた。その間も私は場所を変えながら制汗剤の着ぐるみを見守り続けた。3時になり客も少し減った時スタッフらしき人が台車を押して現れた。そして制汗剤の着ぐるみを台車に載せるとバックヤードへ続く扉に消えていった。
関係者以外立ち入り禁止の扉付近で張り込むことにした私。あの制汗剤の着ぐるみに愛着が目覚めているのと同時に着ぐるみの中の人おそらくは女性の顔を見てみたい気持ちが大きくなっていた。張り込むこと30分まだそれらしき人は出て来ない。顔も見たことないが出てきたら中の人が分かると自信を持っていた。身長はある程度検討がついており倒れて起こした際に軽かったことから細身の女性であると。1時間経とうとした時バックヤードの扉が開いた。先程着ぐるみを載せた台車を押したスタッフに続いて小柄な細身の男性が出てきた。男かぁ。ため息と共にその場を後にした。

656 名無しさん@着ぐるみすと :2017/11/17(金) 06:17:28
男かぁ

657 名無しさん@着ぐるみすと :2017/11/18(土) 02:48:28
頑張って書いてるんだろうけどもう少し行間開けるとか読みやすさを考えてほしいかな

658 名無しさん@着ぐるみすと :2017/11/18(土) 07:04:36
すみません…出来ればもうちょっとだけ改行して頂けませんか?
ちょっと読みづらくて…

男か…

659 名無しさん@着ぐるみすと :2017/11/19(日) 00:04:11
制汗剤の着ぐるみの中身が女性であると確信し、一日を費やした結果が残念な結果に終わり食欲も湧かず、ホームセンター内にあるカフェで座り込む。
興奮から覚めて、体も一気に寒さを感じる。
ホットコーヒーで手を温めながら、体も温める。
コーヒーカップを両手で挟み、うつむいていた。
「相席いいですか?」不意に声をかけられた。
周りを見ると席はいつのまにか埋まっていた。
「どうぞ」力なく答える。
「どうしたの、そんなに疲れて」慣れ慣れしい口調の相手を見上げる。
そこには会社の同僚の女性が、しかも私が密かに好意を抱いてる女性。
「え、どうしたの?」思わず質問する。
「ホームセンターに来ちゃダメ?」
「そんなことないけど」
彼女は席につき、アイスコーヒーを飲む。
「寒くないの?」
ホームセンター内はある程度暖房が効いていたが、それでも天井が高く少し寒いくらいだった。
「ええ、暑いくらい」そういう彼女の額には少し汗が滲んでいる。
「ところで、今から予定ある?」
「もう、家に帰ろかと」私が答えると、彼女は「じゃあ、一緒に食事でもどう?」
そう誘われて断る余地はなかった。
「是非」その答えに彼女は笑顔になる。
「でも、どうして?」私のその質問に「今日は助けてもらったし、見守ってくれたから」
そういって私の手を引いて、カフェを後にした。
彼女からは少し汗の匂いがした。

彼女は背が低くく、細身だがスタイルはいい。

end

660 名無しさん@着ぐるみすと :2017/11/19(日) 00:42:11
余韻を持たせたんだろうけどイマイチ
まずは行間を勉強してから書こうね

661 名無しさん@着ぐるみすと :2017/11/19(日) 01:07:13
>>660がただ叩きたいだけのアホだということはわかった
普通まず突っ込む点は着脱方法の複線回収がないことだろーがw
行間(笑)

悪くなかったが次はもう少しフェチを増やして欲しい
全身タイツ要素とかさ。これじゃ着ぐるみ恋物語だし
拘束描写がない点は評価するよ。全頭マスクとかも正直もうお腹いっぱい。いつもの人かどうか知らんけど
あと少しももちを感じた

正直そこまで感想とかないが頑張って長文書いた。お前らに足りない作者への配慮とはこういうことを言う気がするぞ

662 名無しさん@着ぐるみすと :2017/11/19(日) 01:19:28
フェチ要素考えれば着脱に関する方法に対する情報がないのは難点だけど
まずはとにかく読みにくい
その一点に尽きるわ、フェチ云々以前の問題
そもそも作者への配慮?
読んで感想が欲しいからここに書いてるんだろう?
批評が嫌ならチラシの裏にでも書けばいいだろうが

書いてくれたことは良かったけど

663 名無しさん@着ぐるみすと :2017/11/19(日) 02:46:34
作者乙です。
色々書かれているけど、書いてくれたことに感謝。

664 名無しさん@着ぐるみすと :2017/11/19(日) 12:46:29
悪意なく小説を書いてくれるだけでありがたい
出来れば続きに挑戦して掘り下げて欲しい

665 中の人フェチ :2017/11/26(日) 23:01:23
自信はないですが自分なりのフェチ要素を詰めて頑張って書いてみました。

666 中の人フェチ :2017/11/26(日) 23:02:29
・お姫様の正体

「カツカレーとハンバーグプレートになります。1480円です。ありがとうございました!」

土曜の14時過ぎ、フードコートに来るお客さんも、ようやく疎らになってきた。

「ふぅぅ」

11時過ぎ頃から絶え間なく続いた、オーダーを捌き終え一息つく。

「生田君。お疲れさん、今日もこれで一段落だね」

社員の大野さんが声を掛けてきてくれた。

「そうですね。今日はまた一段とお客さんが多かったですからキツかったです」

俺がバイトしているフードコートは「遊びの王国」という都心から、電車でウン時間の田舎にある子供向けのテーマパークだ。
ネズミの国の様な華やかさや、立派なアトラクションはないが、田舎の限られた娯楽施設ということもあって土日には親子連れで結構な集客がある。
俺は高校生になってから毎週土日はここで働くようになって1年以上が経つ。

「これからお客さんが増えることもないし、生田君は休憩入りなよ」
「わかりました。それじゃあ、よろしくお願い致します」

大野さんの好意に甘えて、フードコート建屋の裏手にある従業員用ベンチに座って休憩に入る。
数時間、立ちっぱなしで足にはかなり疲労感があったが、少し休むと俺はベンチを立ち、フードコート建屋に隣接している表広場に向かった。
この時間は表広場でキャラクターによるパレードが行われており、それを遠目に見物するのが目的だ。
本来は休憩時間とはいえ従業員が出て行っては不味いのかもしれないが、田舎のテーマパークということもあってか注意されることはない。

667 中の人フェチ :2017/11/26(日) 23:03:42
パレードと言うと聞こえは良いが、これもネズミの国と比較しては実に質素なものではある。
遊びの王国という名前通り、国の住人という設定のマスコットキャラクター達の着ぐるみが広場を回り、子供たちと遊ぶというものだ。
キャラクターには王様、王子様、大臣、兵隊など、色々いるが俺はその中でもお姫様のキャラクターであるフローラ姫の着ぐるみを探していた。

広場を見渡しながら探すと……居た。
トレードマークのピンク色のドレスに栗色の長い髪の毛が揺れている。

王様のキャラクターなんかは大きな頭に寸胴な体型で、如何にもゆるキャラという感じのスタイル。
それに対し、フローラ姫の着ぐるみは頭が小さく、被っている面の大きさは人のそれより一回り大きい程度だ。
ふわっとしたドレスにより、体のラインこそハッキリと見えないが、ドレスの袖から伸びる腕は、肌を模したサテン地のタイツが密着しており、そこから着ぐるみを着ている人が細身であることが読み取れる。

子供達の輪の外からフローラ姫を遠目に見ていると一瞬、フローラ姫と目が合う。
しかし、フローラ姫は、目に留まった従業員なんかに愛想を振りまくこともなく、すぐに足元の子供の相手に戻った。
こちらに手を振ってくれない……。

「――今日は違うのか……」

668 中の人フェチ :2017/11/26(日) 23:04:50
俺とフローラ姫の不思議な関係は半年程前に遡る。
その日も休憩ついでに表広場を眺めていると、フローラ姫が子供に絡まれていた。
普段、着ぐるみにはアテンドが付いているが、この時のフローラ姫には何故か付いていなかったのだ。

「これって中に人が入っているんだぜ。正体を見てやろう!」
「よし! やっちゃえ!」

小学生低学年位の男の子2人組がフローラ姫のドレスのスカートを引っ張っている。
フローラ姫もイヤイヤと、抵抗するが強く跳ね除けることも出来ず、引っ張られた長いスカートからは普段見えることのない、脚が露になっていた。
腕と同様にサテン地のタイツを履いており、着ぐるみを着ている人の細い脚と、それに密着する生地の光沢が子供向けキャラクターとは思えない艶めかしさを醸し出している。
俺はハラハラしながら見ていたが、他のキャラクターに付いているアテンドも気付く素振りがなく、見兼ねてヘルプに入ることにした。

「僕たち、駄目だよ。フローラ姫も困ってるでしょ」

子供向けテーマパークでバイトしてるとはいえ、フードコートでは、お金を払う親の相手が中心で、小さい子をどう対応してよいか分からない。
正直、傍目にはかなりぎこちない感じだったと思う。

「やだよ。それにこれはフローラ姫じゃなくて、中に人がいるんだよ!」
「ん〜……」

そんなことは知っているが、小さい子供相手になんと言ったらいいのか。
「着ぐるみの中の人に迷惑だろ!」とは子供の夢的な観点から、声に出してはいけないというのは理解している。

「でもさ、いきなり服とか引っ張られたら誰でも嫌だろ。そういうことは、やったら駄目じゃないかな?」

なんとか、誤魔化しながら止めさせようと苦心していると、子供の母親が気付いたのか、やってきてくれた。

「こら! 何やってるの! ――ご迷惑お掛けして、すいません」

そう謝ると母親は子供2人の手を引いて去っていった。

669 中の人フェチ :2017/11/26(日) 23:05:57
ホッとしてる俺にフローラ姫は何度も頭を下げてお礼をしてくる。

「あ〜大変でしたよね。大丈夫ですか?」

フローラ姫の着ぐるみの中の人は一応、同じ職場の同僚なんだろうが、フードコートや売店を管轄する販売部と、キャラクターショーやパレードを管轄するアトラクション部は普段、繋がりがない。
こういう時、着ぐるみキャラクターと、どう接していいのか勝手が分からずトギマギしながら話し掛けると、フローラ姫は声を出さず、指でOKのサインを作って大丈夫だよとジェスチャーした。
周りにお客さんもいるし、テーマパーク側の人間とはいえフローラ姫になりきって対応をしているみたいだから俺もそれに合わせることにする。

ただ、よく見ると子供にスカートを引っ張られたせいか、スカートの裾が捲れていてドレスの向きも少しズレていた。
着ぐるみの視界が狭いせいか、それに気づいていたのだろう。

「あ、ちょっと待って下さい」

俺はドレスの向きを直して、次に足元にしゃがみ込むと捲れているスカートの裾をパンパンと引っ張って整えてやる。
直している間、それまで動きが大きめなジャスチャーをしていたフローラ姫が急にピタッと動かなくなり、なされるがままになっているのが変な感じだ。
スカートを整える際、チラッとだが間近にサテン地のタイツが密着した細足が見える。
恐らくそれは女性のものだろう。
そう意識してしまうと急に着ぐるみキャラクターではなく、女性の着衣を整えているとのだ思えてきて照れ臭くなった。

「これでOKです」

俺はフローラ姫とは目を合わせず、周りを見渡し、アテンドの人を探すとフローラ姫が子供に悪戯されそうになっていたことを伝え、1人にしない様にしてもらった。

「じゃあ、失礼します」

そう言って去ろうとすると、フローラ姫は、まるで子供を相手にする様に両手で大きく手を振ってくれた。
照れ臭くて苦笑しながら会釈で返したが、なんか可愛いな……と、ふと思っている自分がいた。

670 名無しさん@着ぐるみすと :2017/11/26(日) 23:06:30
期待してます!支援!

671 名無しさん@着ぐるみすと :2017/11/27(月) 20:39:41
いいすねぇ
あとトリップはつけよう

672 中の人フェチ ◆4iSBiGGFMw :2017/11/27(月) 22:57:51
昨日4つ目の投稿7行目
それに気づいていたのだろう。 → それに気づいていないのだろう。

へ修正です。あとトリップ付けました。

673 中の人フェチ ◆4iSBiGGFMw :2017/11/27(月) 23:04:37
それから暫くして園内でフローラ姫に会う機会があった。
遊びの王国は5時に閉園なのだが、閉園時間前に着ぐるみキャラクター達が正門前で帰るお客さんのお見送りをする。
俺が5時過ぎにバイトを上がって帰ろうと、閉園後の園内を歩いている時に、お見送りを終えた着ぐるみ集団の中に居たフローラ姫と出くわしたのだ。

お客さんがいない園内ということもあってか、フローラ姫は俺の方にトコトコと小走りで近づいてくると、いきなり俺の手を両手で包むように握手してきた。
白い手袋をしているが、生地は薄手ということもあり、人間の指の感触が伝わってくる。
俺はビックリして何事かと思ったが、何となく動きやジェスチャーから、この前、子供に絡まれていた時のフローラ姫の着ぐるみなのではないかと感じた。

「――もしかして、あの時の?」

半信半疑で尋ねるとフローラ姫は大きく頭も縦に振った。
後から付いてきた俺より少し年上位のアテンドの女性がフローラ姫に声を掛けてくる。

「フローラ姫、お城に帰るよ〜」

アテンドの女性は閉園後でも控室以外ではフローラ姫はフローラ姫……という設定を守っているのだろう。
フローラ姫は頷いて、俺に手をヒラヒラと振りながらアテンドの後ろについて園内の奥へ帰っていく。
突然のことに驚いて立ち尽くしていた俺が振り帰ると

「知り合いなの?」

アテンドの女性の問いに頷くフローラ姫の姿が見えた。
その仕草はお客さんや、さっき俺に見せた様な演技がかった動きではなく、中の人の素の動きに思えた。

674 中の人フェチ ◆4iSBiGGFMw :2017/11/27(月) 23:18:41
それからは、バイトの帰りにフローラ姫に会うと、俺のところに来ることが度々あった。
来ると言っても、すれ違う際のほんの少しの時間に、こちらを指でつついて、ちょっかいを出してきたり、ぴょんぴょん跳ねて手を振ってくるとかなのだが。
また、パレード等、お客さんがいる時は、こちらに気付くと、さり気なく手を振ってきたりと、明らかに俺のことを認識しているのが分かる。
ある時、流石に気になってフローラ姫の着ぐるみに直接聞いたことがある。

「もしかしてフローラ姫の中の人って俺の知り合い?」

するとフローラ姫は首を傾げて、「何のこと?」という感じのジャスチャー。

「ちょっと! とぼけて!」

俺が更に追及するとフローラ姫は少し俯くが、肩が小刻みに揺れていて中の人が笑っているのだと思った。
お面をまじまじと覗き込むとアニメキャラクターの様な大きな瞳の黒目の部分にスリットが入っている。
しかし、スリットには目の粗い布の様なものが張られていて、外から中の様子は分からない。

首回りは腕や脚と同様にサテン地のタイツで覆われていて、首のかなり上の方まで着ているのか、お面との繋ぎ目から素肌が見えることもない。
収縮性のある生地のせいか、首回り密着したタイツは、着ている人の呼吸の動きに合わせて僅かに動いており、キャラクターを演じていても確かに中に人がいるのだと感じさせる。
しかし、外部からフローラ姫の着ぐるみの中の人の情報を得ることは出来ない。

675 中の人フェチ ◆4iSBiGGFMw :2017/11/27(月) 23:21:42
「凄く気になるんだけど!」

しかし、フローラ姫は人差し指を口に当て、まるで「秘密だよ」とでも言う様にし、はぐらかす。
それからは中の人に絡む話をすると、いつも人差し指を口に当てるジャスチャーで逃げていくのだ。

ただ、フローラ姫の中の人は毎回同じ人ということはない様で、すれ違ってもスルーされるということもあり、ちょっかい出されると身構えていて肩透かしを喰らうこともあった。
俺に絡んでくるフローラ姫はあの時の中の人だけなのだろう。

そんなこともあって、俺はだんだんあのフローラ姫の中の人が、誰なのか気になって仕方なくなってきた。
ただ、販売部とアトラクション部は普段、繋がりがなく、末端バイトの俺にはアトラクション部の内情なんかは知る由もない。
噂話程度に着ぐるみの中身は9割がバイトの女性とか、着ぐるみはスペアも含めて同じキャラクターが3体あるなんて話は聞いたことがあるが、具体的には分からない。
社員の大野さんに聞けば分かるかもしれないが、フローラ姫の着ぐるみの中の人のことを直接的に聞くというのは抵抗があった。

676 名無しさん@着ぐるみすと :2017/11/27(月) 23:50:25
力作の予感。支援!

677 名無しさん@着ぐるみすと :2017/11/28(火) 00:31:16
支援!

678 名無しさん@着ぐるみすと :2017/11/28(火) 06:45:04
支援!

680 名無しさん@着ぐるみすと :2017/11/28(火) 20:27:19
直球でいいっすねぇ
支援

681 名無しさん@着ぐるみすと :2017/11/28(火) 21:36:27
期待してます!!
支援

682 中の人フェチ ◆4iSBiGGFMw :2017/11/28(火) 22:41:26
そんな悶々とした日々が続いていた中で迎えたゴールデンウィーク。
1年を通しても屈指の集客がある時期で、フードコートの混雑も苛烈を極めるシーズンだ。

フードコートのバイト確保に社員の大野さんも苦心しており、その日は、どうしてもバイト人数が足りず、他の部からヘルプが複数人来ることになっていた。
当日、朝礼でヘルプの人達が紹介され元々いるフードコートのスタッフにヘルプスタッフが付いて2人1組で仕事をすることとなった。

俺に付いたのは石川さんという女性で、少し年上だろうか?
大学生という雰囲気で、短めの髪に細身のスラっとした体型だが、痩せているというよりはスポーツなんかをしていて締まっているなというのが第一印象だった。
素直に可愛い女性だなと思ったし、白状すれはコンビを組むのが彼女で心の中ではガッツポーズしていた位だ。

「石川です。今日はよろしくね」
「あ、生田です。よろしくお願いします」
「硬いなぁ。ここでは生田君が先輩なんだし、もっと砕けた感じで良いって」

想像していたより、かなりフレンドリーな感じだ。

「でも、初対面の年上の方にいきなりタメ語は抵抗があるというか……」
「初対面? ん〜確かに初対面かぁ」
「え!? 失礼しました。どこかで会っていましたっけ?」
「――まあね。って、ほら、お客さんが来ちゃったよ!」

開園から、そう時間は経っていないが早々にお客さんの一団が入って来た。
途切れた話の内容は気になったが、そこからは無駄話をしてる暇などない位、忙しい状態になる。
いつも以上の集客となったこの日は、慣れている俺でも目も回る程だったが、石川さんはテキパキと仕事をし、気が付けば俺が細かい指示を出さなくても問題がない程になっていた。
そして2時半を過ぎたころ、客足が疎らになってきた。

683 中の人フェチ ◆4iSBiGGFMw :2017/11/28(火) 22:45:37
「ようやくひと段落かな?」

手の甲で額を拭いながら石川さんが一息つく。

「そうですね」

慣れているはずの俺は余裕がなく、相槌をつくので精一杯なのに、石川さんにはまだ余裕がある様に感じた。
第一印象で感じた通り、普段からスポーツでもしているんだろうか?

お客さんの数はいつも以上だったが、客足が引く時間は大体いつも通りだった。
俺と石川さんのコンビに大野さんから休憩のお許しが出たので、フードコート裏のベンチで休憩を取る。

「お疲れ様です。いや〜助かりましたよ。初めてでここまで出来るなんて凄いです」
「必死でやってただけだって。忙し過ぎて考えてる余裕なかったもん。でも噂通りだね」
「噂ですか?」
「うん、フードコートはしんどいって話で、バイトが長続きしないって。生田君も、ここじゃバイト歴が長い方じゃない?」

言われてみると結構バイトの入れ替わりが多くて、大野さんが困っていたし、自分よりバイト歴が長い先輩は数人しか思いつかない。

「確かに……って俺がここのバイト、長いの知っているんですか? そういえば今朝も初対面じゃないみたいなこと言ってたし……」
「実は私、結構前から生田君のこと知ってるんだよね。え〜わからないかな? わかんないの?」
「すみません……。どうしても思い出せないです」
「そっかぁ……。じゃあ、自分で正解を出せるまで秘密ってことで。正解したら、ちゃんと正解だって教えてあげるから!」
「ん〜駄目だ。全然思いつかない……」
「気が向いたらヒントをあげるからさ」

頭を抱える俺を見ながら石川さんは悪戯っぽく笑っていた。

684 中の人フェチ ◆4iSBiGGFMw :2017/11/28(火) 22:52:48
雑談をしながら休憩していると、表広場から賑やかな声が聞こえてくる。
時間は3時過ぎで、表広場ではパレードが行われている時間。
石川さんも同じことを思った様だ。

「表広場はパレードの時間だね。ちょっと覗いてみようか」

そう言うと石川さんは俺に確認もせずに席を立ち、フードコートの裏手から表広場を目指す。
慌てて石川さんの背中を追うと、フードコートの制服の白いポロシャツから彼女の付けているスポーツブラが、薄っすらと透けていて、慌てて俺は視線を外す。

フードコートの混み方から予想はしていたが、表広場はいつも以上に人がごった返していた。
普段も従業員である以上、遠目で見ている程度にしているが、今日の混み具合では近づこうと思っても近づけそうにない。

俺は遠くからフローラ姫を目で追う。
流石に着ぐるみのお面越しの限られた視界で、これだけ離れていると俺には気付いてくれないだろう。
それに動きを見ると何となく、例のフローラ姫の中の人ではない気がする。
気になって観察しているうちに、最近は仕草や僅かな身長差で中の人の違いが分かるようになってきた。

「何? 生田君はフローラ姫がお気に入り?」
「え!? いや違いますよ! 何となくです!」

横にいた石川さんに気付かれた?俺は慌てて否定する。

685 中の人フェチ ◆4iSBiGGFMw :2017/11/28(火) 22:56:46
「え〜。必死に否定するのが逆に怪しいんだけど……」
「あんまり、いじらないでくださいよ! いや、なんかフローラ姫が閉演後に会った時とか、俺にだけ絡んできたりするんですよね。それでです」

下手に詮索されるならと思い、正直に理由を白状する。

「へ〜。どうしてだろうね?」
「なんででしょう? 以前に子供に悪戯されてるのを助けたことはありますけど……。それだけですからね。中の人が俺の知り合いなんじゃないかと思っているんですけど……」
「そうじゃなくて、助けてくれたことを凄く感謝してるとかじゃない?」
「ちょっと仲裁したくらいですよ。それだけとは思えないけどなぁ」
「実は生田君のことが気になってるとか?」
「まさかぁ! 悪戯してきたり、俺が困ってるのを楽しんでる感じですよ」
「それも今更名乗れない照れ隠しとかでさ」

そんな答えの出ないやり取りをしながら、ふと時計に目をやると休憩に入ってから、いい時間が経過している。
俺達は慌ててフードコートに戻ると、お客さんも少なくなってきたことでヘルプの人たちは、自分の持ち場に戻り、解散という指示が出ていた。

「じゃあ、生田君はもう一頑張りだね。私はこれで戻るけど、今日はありがと」
「いえ、こちらこそ、ありがとうございました。ヘルプが石川さんで本当に助かりましたよ」
「嬉しいこと言ってくれるじゃん。じゃあまたね」

そう言って石川さんは去ろうとするが、俺は少なくとも、ここでバイトを始めてから今日まで石川さんと会った記憶がない。
またねと言われても全然ピンとこないし、一体どこで会えるというのだ。

686 中の人フェチ ◆4iSBiGGFMw :2017/11/28(火) 22:59:56
「って、石川さんって普段はどこの職場ですか?」

フードコートを出ようとしている石川さんを呼び止めて尋ねた。
石川さんは振り返ると、人差し指を口に当てて

「さあ、どこでしょう?」

その仕草はフローラ姫が俺の追及をはぐらかす時の仕草で、動きやシルエットが、いつも見ているそれと完全に一致した。

「え!? 嘘! 石川さんが!? え???」

混乱している俺を余所に、石川さんは疑問には答えず、悪戯っぽい笑いを浮かべると小走りでフードコートを去っていった。
俺は追いかけたい気持ちで一杯だったが、職場を離れるわけにもいかず、その背中を見送った。

687 中の人フェチ ◆4iSBiGGFMw :2017/11/28(火) 23:04:32
ゴールデンウイーク明けのバイト帰りに、いつものようにフローラ姫と出くわす。
フローラ姫の中の人が石川さんか違う人か確信は持てなかったが、目が合った時に一瞬、動きが止まった。
これで俺はフローラ姫の中身が石川さんだと確信する。
中の人が別人とごまかそうとしていたのかもしれないが、俺が確信しているのを察知してか観念したように、こちらに歩み寄ってきた。

「お疲れ様です。い・し・か・わ・さ・ん!」

閉演後だし、名前を出しても問題ないだろう。
俺は、なんで教えてくれなかったんですかと、抗議の視線を送る。
よく見ると、この日は5月とは思えない程暑く、30℃を超えていたせいか、首周りやドレスから伸びる二の腕を包むタイツの一部が汗で濡れて変色していた。
いつも笑顔のフローラ姫のお面の中には、あの石川さんが汗びっしょりになりながら、キャラクターを演じているのだと思うと変な気分になってくる。

そんなことを考えている隙にフローラ姫は後からきたアテンドの女性に後ろに隠れて、わざとらしく怯えるような仕草をした。
アテンドの女性は俺とフローラ姫の間に挟まれ、困り顔だ。
そしてアテンドの女性越しにフローラ姫は人差し指を口に当てる、いつもジャスチャーをした。
それはフードコートで見た石川さんの姿と一致する。
こうなると、もうお手上げ。
今日はこれ以上、追及出来ないと俺は観念した。

688 中の人フェチ ◆4iSBiGGFMw :2017/11/28(火) 23:08:12
フローラ姫以外の着ぐるみ達も俺とすれ違い園内の奥に帰っていく。
いつもの俺は振り返らず、そのまま帰っていくが、この日はフローラ姫の背中を最後まで見送った。
イベント等を行うステージ横の建屋が着ぐるみ達の控室の様で皆、アテンドに誘導されながら、その中に入っていく。
きっと、あの中で石川さんは汗に濡れたフローラ姫の着ぐるみを脱いでいるのだろう。

「にしても……全く……。あの人は一体何がしたいんだよ」

俺は閉演後の寂しい園内で、周りに誰もいないことを理解しながら声に出して悪態をついた。
でも、気が付けばフローラ姫、いや、フローラ姫の着ぐるみを着ている石川さんが大好きになっていた。
もしかしたら、俺はまんまと彼女の術中に嵌っていたのかもしれない。

「今度、見つけたら絶対文句言ってやる!」

終わり

689 中の人フェチ ◆4iSBiGGFMw :2017/11/28(火) 23:09:39
拙い文章に沢山の支援頂き、ありがとうございました。

690 名無しさん@着ぐるみすと :2017/11/28(火) 23:23:14
もうちょい続いても…
もっと読みたいっス

691 名無しさん@着ぐるみすと :2017/11/28(火) 23:49:35
中の人フェチさん、ブラボー
フローラ姫の控室に生田君が呼び出されるか、潜入するかで石川さんのマスクオフ
するシーンを描写されたら、さらにドキドキします。

692 名無しさん@着ぐるみすと :2017/11/29(水) 20:28:29
とてもよかったです
中フェチさん、ありがとう

693 名無しさん@着ぐるみすと :2017/11/29(水) 21:41:09
「にしても……全く……。あの人は一体何がしたいんだよ」 つづき が 楽しみです

694 名無しさん@着ぐるみすと :2017/11/30(木) 10:14:26
正統派?着ぐるみフェチという感じでツボでした。
是非続編お願いします。

695 名無しさん@着ぐるみすと :2017/12/02(土) 18:31:02
乙!

696 名無しさん@着ぐるみすと :2017/12/03(日) 14:45:54
着ぐるみ小説スレまとめに
小説投稿道場が開設しました

着ぐるみ小説スレまとめ
https://www63.atwiki.jp/kigurumi-novel/sp

雑談スレ
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/17897/1512185297/

697 宣伝ぶちょう? :2017/12/03(日) 14:59:11
使い方という小説
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/17897/1511998246/

698 名無しさん@着ぐるみすと :2017/12/03(日) 15:17:11
ホスト制限もNGワードも現状無いため
感想や小説の書き込みができずもどかしい思いをしていた方もぜひお願いします

699 名無しさん@着ぐるみすと :2017/12/17(日) 18:04:14
ありゃ小説まとめWikiの一部がログイン必須になってる

700 名無しさん@着ぐるみすと :2017/12/17(日) 18:28:18
未成年がいるからってことでいきなり掛けた

ヒント
斧などで画像ファイルを配布する際使用されるパスワードがユーザー名
パスワードはこちらでも扱っているフェチのどれかになります。
これ知ってたら年齢層高いです。


だそうですよ?
分かりますか自分は解りません

701 名無しさん@着ぐるみすと :2017/12/17(日) 18:31:01
いきなり自分以外の小説を過去ログ倉庫送りにしたし
ヤバメなふんいき
過去ログ倉庫に二本あるので見てみてください

702 名無しさん@着ぐるみすと :2017/12/17(日) 18:50:04
あっちのスレたてたやつこのスレどうするの?
さっさと消すなり他の使い道探すなりしろよ
このまま雑談とか宣伝に使うんなら削除申請しろ

703 名無しさん@着ぐるみすと :2017/12/17(日) 18:55:57
向こうの管理人は平行運用を希望してるけどね
安定するまではこっちをどうこうはしない方がいいと思う

704 名無しさん@着ぐるみすと :2017/12/18(月) 02:33:38
んー過去作品見返すって意味でWikiはありがたいんだけど、スレが1人の手の上に乗っちゃうのはな〜

705 名無しさん@着ぐるみすと :2017/12/18(月) 11:56:46
興味薄いから向こうも見てないけど板作った人は事前にここで相談とかしなかったの?
何か妙に批判されてるから逆に興味出たわw

706 名無しさん@着ぐるみすと :2017/12/19(火) 08:36:44
>>700
本人は面白いと思ってやってるんだろうけど、お前の頭の中なんかしらねーっつーの
「フェチのどれかです」って。そういうクイズいいから

wikiのトップページに「編集委員長 こまちちゃん 
@ishikawa_komati
facebook.com/mya.kigurumi」
Twitterのアカウントにも「着ぐるみ小説編集委員長とかやってます。」
とか書いてるし私物化酷いな

http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/17897/1512185297/16
「twitterではすでに公告しましたが。
午後からまとめサイトの仕組みを変えます。」

知らねえよ。管理人様のTwitterはフォローして当然ってか。
自分以外を過去ログ送りにしたり、こういう奴は都合が悪いとwikiごと消して逃げるタイプだな

707 名無しさん@着ぐるみすと :2017/12/19(火) 15:35:25
ここは管理されるよりも書き逃げ(写真等はうp逃げ)する方が性にあってる気がする。
小説では無いだろうけど、写真とかだと
当然過去ものうpして誰かに迷惑掛ける場合もあるけど。

709 名無しさん@着ぐるみすと :2017/12/20(水) 22:34:59
倉庫送りになってた
このスレでは途中で終わってしまった
>>652
の続きが元に戻ったので興味のある方は是非
雑談スレとリクエストスレもありますよ?人が来ないけど

710 名無しさん@着ぐるみすと :2017/12/30(土) 18:48:15
どうすればいいんだろう
どうすれば活気があふれるようになるんだろう

711 名無しさん@着ぐるみすと :2018/01/04(木) 11:59:17
ちゃんと書けてても、好みに合ってないとボコってくる輩がいるのが問題
書き手はモチベーションで動く生き物だし

712 名無しさん@着ぐるみすと :2018/01/04(木) 15:55:35
全くだ。

好みが合わないなら自分で書けばいい。

713 名無しさん@着ぐるみすと :2018/01/04(木) 16:05:23
批判するなら敬語ぐらい使えないものか

714 名無しさん@着ぐるみすと :2018/01/04(木) 17:39:55
確かに批判が、うざいときあります。

715 名無しさん@着ぐるみすと :2018/01/04(木) 17:42:40
>>661
あたりとかなあ…向こうの道場なら一応管理人に頼めばブロックや削除できるが…

716 名無しさん@着ぐるみすと :2018/01/04(木) 18:01:14
向こうの道場ってどこのことですか?

717 名無しさん@着ぐるみすと :2018/01/04(木) 18:02:25
向こうの道場ってどこのことですか?

718 名無しさん@着ぐるみすと :2018/01/04(木) 18:04:37
すいません。間違えて二つ書いてしまいました。

719 名無しさん@着ぐるみすと :2018/01/04(木) 18:51:53
着ぐるみ小説スレまとめに
小説投稿道場が開設しました

着ぐるみ小説スレまとめ
https://www63.atwiki.jp/kigurumi-novel/sp

雑談スレ
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/17897/1512185297/

720 名無しさん@着ぐるみすと :2018/01/04(木) 18:53:20
正直雑談でもいいからしたいけど
話題がない…人割といるのかな

721 名無しさん@着ぐるみすと :2018/01/06(土) 18:12:52
正直あっちの編集がウザいからあっちではやりたくない
pixivでこそこそ今まで通りやるよ

722 名無しさん@着ぐるみすと :2018/01/06(土) 18:39:13
どこかに同じ事書いてあったが先にここの管理人に訴えかければよかったんじゃね?
ようは禁止ワード多いから小説が書けないってことなんだからそれを緩和してもらえばいいじゃん

723 名無しさん@着ぐるみすと :2018/01/06(土) 18:40:41
禁止ワードもそうだけど回線ブロックが…

724 名無しさん@着ぐるみすと :2018/01/06(土) 22:00:45
>>723
だーかーらーそれは雑談スレで延々と僻みあってる女装バカ共に言ってやれよww

725 名無しさん@着ぐるみすと :2018/01/06(土) 23:14:24
批判ばかり

726 ケルネ :2018/01/07(日) 18:10:29
時計の画面が12月31日23:59から0:00になった。
「それじゃ行く準備でもするか。」
「うん」
ここから数時間は掛かる浜辺スポットがある。そこで彼と初日の出を見に行く。
私は自分の部屋にいき、準備を始める。

着ていたものを全部下着を含め脱いだ。
洋服タンスの戸を開けるとコートやマフラーが掛けてる中で右端に掛かってる『物』はそこには不似合いな物。
ウルトラマン。の着ぐるみ。
ダランと頭や腕や足が垂れている。
それをハンガーからはずし、背中のチャックを開ける。

椅子に座って足を通していく。
中はとてもヒンヤリと冷たい。
「く〜!?ストーブで軽く温めときゃよかった」
足を通したらお腹のところまでたくし上げる。
次に腕を通していく。
「ん?今回は通りにくいな。」
この着ぐるみは彼が私の体に合わせて作ってくれた特注品。ウェットスーツとラバースーツを改造して作られてるらしい。
ブーツや手袋は一体になっており、手の指のサイズまで合わせてある。
ただこの着ぐるみの欠点は採寸時の各所のサイズから変化があると着ずらくなること。まあ当然か。
なんとか腕を通し、肩まで来た。
首から下は完全なウルトラマン。だけど女性的な体のラインが出て少し違う。
ウルトラマンの頭に顔を沈め、目と口の位置を合わせる。
呼吸をする穴は口元だけ。入ってくる空気が少ないから激しい動きはできない。
そして視界も狭い。
最後に背中のチャックを閉めることで私はウルトラマンに変身するのである。

鏡の前で私は色んなポーズをとる。
「スペシウム光線!!」「おのれ!メフィラス星人!!」
大の大人が子供の用にはしゃいでる姿は自分でも笑ってしまう。

そしてその勢いで「愛と希望の戦士ウルトラマンガール参上!!」と言いながら決めポーズをとったところで横から何やら視線が。
そこにはスマホをかざしてニヤニヤしている彼が。
「いや〜かっこいいねぇ〜愛と希望の戦士ウルトラマンガールちゃん。もう一回やって。(笑)」
「ちょっ、入るならノックしてよ」
「随分楽しそうにやってたからつい。おっと、そろそろ出発しないと初日の出見れないかも」と言いながら逃げるように部屋から出ていく。
「あ、待ちなさい!たくもう」
そして私も追いかけるように部屋を出ていった。

727 名無しさん@着ぐるみすと :2018/01/07(日) 22:54:20
支援!

728 名無しさん@着ぐるみすと :2018/01/07(日) 23:27:34
こっちで書くことにしたんですか?
まぁあれはなぁ…

729 名無しさん@着ぐるみすと :2018/01/08(月) 09:57:50
支援
あとトリップはつけてね

730 ケルネ ◆Dt60uNdH0c :2018/01/08(月) 20:50:32
テスト

731 名無しさん@着ぐるみすと :2018/01/08(月) 21:45:33
#つけてから、#1118

733 名無しさん@着ぐるみすと :2018/01/11(木) 22:52:18
あぼーん

734 名無しさん@着ぐるみすと :2018/01/28(日) 21:06:57
スレが停滞するよりは雑談したい
何かこんなアイディアどう?ってのあります?

ついでに再掲
着ぐるみ小説スレまとめに
小説投稿道場が開設しました

着ぐるみ小説スレまとめ
https://www63.atwiki.jp/kigurumi-novel/sp

雑談スレ
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/17897/1512185297/

735 名無しさん@着ぐるみすと :2018/02/17(土) 23:28:49
やばい 事実上一ヶ月以上なにもない
誰かいない?

736 名無しさん@着ぐるみすと :2018/03/04(日) 16:26:22
2か月目突入

737 名無しさん@着ぐるみすと :2018/04/08(日) 01:26:16
そして3ヶ月

738 名無しさん@着ぐるみすと :2018/04/11(水) 00:27:51
書き込みしたくても出来ないミャ(=^・^=)

739 恐竜館 ◆NZ1F4OwcDg :2018/04/22(日) 22:43:55
1.
私は大学に通う麻美。
大学に入ってからの親友奈々から今の彼を紹介してもらった。
彼氏の名前は祐也、私より5つ年上の社会人。
祐也は奈々の彼氏の友人。

奈々は私とは違い170cmの長身でモデル体型、ちなみに私は140cmにも満たない小柄。
それでも、小さいながらスタイルはソコソコと自負している。
そして私にはもう1人親友がいる高校からの付き合いの明日香。
明日香にも彼氏がいて、この彼氏も奈々の紹介。



最近オープンした恐竜館で私はバイトを始めた。




平日の授業のない今日みたいな日は、彼氏の祐也の家に前日から転がり込み、ゆっくりした後昼からデートをするのが、通例となっていた。
まぁ、それも祐也の休みとカブっている日に限るんだけど。

ベッドに寝転がってテレビを観ている祐也の朝ごはんは決まって私がつくる。
そして、2人揃って遅めの朝食をとる。

祐也はスポーツショップに勤務していて、土日は仕事で平日に休みがあるシフト制。
私も土日はサービス業のアルバイトをしていて、休めないので丁度良かった。

朝食を食べながら、テレビを観ていると最近地元にオープンした恐竜館の特集をやっていた。
恐竜館は恐竜の骨や卵の化石、それに恐竜たちが生きた時代の地球を再現した展示物、そして精巧に作られた巨大な恐竜のレプリカ。
そして一番の売りにしているのは、これまた精巧に造られた着ぐるみの恐竜。

レポーターの女性が、館長にインタビューしていると、肉食恐竜がレポーターの女性の背後から鋭い歯の並ぶ大きな口を開け脅かす。
女性は驚き、「きゃあ!」と言いながら館長の後ろへと隠れる。

恐竜が女性レポーターに再び襲い掛かろうとした時、肉食恐竜の首に鉄製の首輪がかけられると恐竜は大人しくなった。

740 恐竜館 ◆NZ1F4OwcDg :2018/04/22(日) 22:45:08
2.
恐竜に首輪をしたのは奈々。
「あ!奈々ちゃん!」テレビを見ていた祐也が口を開いた。



奈々は探検隊のよう格好だが、それは腰から上だけ腰から下はミニスカートに白いロングブーツ姿。
長身でモデル体型の奈々は色気を醸し出している。
「大丈夫ですか?」と奈々がレポーターに声をかけると、館長の後ろから脅えた表情をしたまま頷く。

奈々は笑顔で館長に首輪に繋がるリードを手渡し、その場を去った。



恐竜のリードを館長が引きながら館内を案内。



卵から孵化する恐竜のコーナーでは、卵が動きそして割れ中から卵白とともに卵膜に包まれた恐竜の赤ちゃんが誕生。
恐竜の赤ちゃんは膜を破り、立とうとするが直ぐには立つことができず、地面を蹴っている。
「可愛いですね、ロボットですか?」レポーターの質問に対し、館長は「秘密事項です」といって次へ移動する。


その途中、首輪をしていない肉食恐竜がレポーターの前に現れる。


ビビりながらまた館長の後ろに隠れるレポーターに、恐竜が声をかけた「驚き過ぎですよ!」

恐竜が発した女性の声にキョトンとした表情で、レポーターが館長の後ろから顔を出す。

そして館長に尋ねる。
「あの恐竜には女性が入っているんですか?」

その質問に対し先ほどの女性であることをバラす館長。
そして恐竜の中から先ほどはどうもと女性の声。

レポーターは少しビビりながらも、彼女にインタビューする。
着ぐるみの中はどうなっているのかや苦しくないのか、視界はよいのか、など。
一式の質問に奈々が答えたあと、営業時間などのお知らせを案内して終了となった。

741 恐竜館 ◆NZ1F4OwcDg :2018/04/22(日) 22:46:17
3.
祐也は私に恐竜館行こうと誘ってきた。
爬虫類が苦手だからと私は嘘をついた。
だが結局、祐也に押し切られ行くことになった。


恐竜館の入口でチケットを買い館内へ。
平日ということもあり、人はまばら。

入口で奈々が出迎えてくれた。
祐也は早速、テレビを見たことを興奮気味に奈々に伝える。
放送日のことをすっかり忘れていた奈々は、録画予約をしてなかったことを悔やんでいたが、すぐに切り替え館内の案内を申し出てきた。

幸い受付にはもう一人女性がいたので、奈々は彼女に声をかけから、案内が始まった。

平日ということもあり、恐竜は館内にいなかった。
あと、テレビで見た卵から孵化する赤ちゃん恐竜も。

館内を案内してもらっている途中で、バックヤードへの扉があった。
扉には関係者以外立ち入り禁止の文字。
それにIDがないと中には入れない。

奈々はIDをかざして、中へと誘導してくれた。
バックヤードは殺風景であるが、時折展示スペースの裏からの景色を見ることができた。

祐也は奈々にテレビで見た肉食恐竜の着ぐるみについて質問を始めた。
「テレビで見た時、奈々ちゃんも恐竜の着ぐるみ着てたよね」
「ええ!」奈々は軽く返す。
「あの着ぐるみって見ることできない?」祐也が控えめにお願いする。
「ええ、いいわよ」奈々はあっさりと快諾した。
そして「ついてきて」と言って控え室に案内してくれた。
ドアをノックして扉を開けると、そこには恐竜に今、正に入ろうとしている明日香に遭遇。

742 恐竜館 ◆NZ1F4OwcDg :2018/04/23(月) 20:44:27
4.
「明日香ちゃん!?」
「そうよ、テレビの取材の時首輪をつけて館長に連れられていたのは、明日香よ」と説明してくれた。

「え!テレビの放送ってもう終わったの?」
明日香が黒い全身タイツ姿で恐竜から出てきて言った。

奈々が「今日だったらしいわよ」
「で、この2人テレビを見てデートに来たみたい」と意味ありげな笑みを浮かべる。

「そう、残念」
「あ、急がなきゃ」明日香はなにかを思い出し恐竜の着ぐるみに戻る、恐竜の腹側に開いた大きな割れ目から。
中には詰め物が入っているようで、明日香も着るのに若干苦労していた。
そして恐竜の足は低い竹馬のようになっているようで長身の明日香をさらに大きくする。

明日香の入った恐竜に近づき様子を伺う祐也。
ある程度、準備が整うと内側からファスナーを閉めて前傾になる。
体を前傾にしても尻尾でバランスが取れるようである。
手が短い前脚に収まると、バイバイと手を振り
、自動で開く大型の扉から出て行った。

743 名無しさん@着ぐるみすと :2018/05/12(土) 21:16:05
つ4円

744 恐竜館 ◆NZ1F4OwcDg :2018/05/13(日) 20:29:35
5.
一部始終を見せてもらい興奮する祐也。
奈々が「他にみたいものある」と聞いてきた。

祐也は少し考え「卵から孵化する恐竜の赤ちゃんを見たい」と。
奈々は困ったような顔をし「今日は難しいかも、彼女休みの日だから」と返した。

「え、あれって着ぐるみだったの?」と祐也。
奈々は思いっきりしまったという顔をしている。
「着ぐるみだけでも見てみたい」と祐也の熱意に押されて、奈々は渋々孵化する恐竜の赤ちゃんの準備スペースへ案内する。

そこには小さな恐竜の着ぐるみ、卵、卵に注入する卵白のローション、それに複数の卵膜があった。
「すごい!やっぱり人が入ってたんだ」
「ロボットの動きではないと思ったんだ」妙に興奮する祐也。

着ぐるみの中の子が気になるけど休みなら仕方ないね」と少し残念そう。
「ちなみにその子って可愛い?」と奈々に質問する。
奈々は「そうね、祐也さんが好きになりそうな子だと思うわ」と。

「見てみたかったんだ、恐竜の赤ちゃん」
奈々の質問に祐也が頷く。

「どうする?休みだけど」奈々が私に振ってきた。
それは一番恐れていたこと。
祐也に秘密にしていたこと。

745 恐竜館 ◆NZ1F4OwcDg :2018/05/13(日) 20:30:40
6.
祐也がキョトンとして私を見つめる。

「どうしても見てみたい?」私が祐也に尋ねると、まだ状況を理解していない祐也はポカンとした顔をしている。

「奈々が余計なこと言うからだよ!」と奈々を睨む。
「麻美、睨まないでよ!祐也さんが見たいって言うから」

呆気に取られていた祐也もさすがに状況が理解できたようで、私に「見てみたい」と。

私がここで働いていたこと、卵から孵化する赤ちゃん恐竜を演じていたことを説明した。
あと、卵にローションを入れると後始末が大変なので、赤ちゃんの着ぐるみを着ることだけを条件に見せることを約束した。

着ぐるみを着るのを奈々が当然手伝ってくれると思っていたのに、あとはお二人でどうぞと言って部屋を出て行ってしまった。

746 名無しさん@着ぐるみすと :2018/06/22(金) 06:55:53


747 名無しさん@着ぐるみすと :2018/06/24(日) 14:11:25
イベント系の仕事を請け負う会社に勤めてた頃の話。
やめる直前は世話になった人達に感謝する反面、結構緩めに仕事をこなしてた。
そんなもんだから完璧主義な上司のカナコさんからはよく目をつけられてたんだ。
2年前だから当時21歳のちっこいクールビューティー(笑)だった。
キャンギャル派遣はとにかくブッチが多く、その度にオフの子を集めてたが
どうしても無理な状況では文句言われるのを覚悟の上でカナコさんにお願いしてた。
そして、とあるパチスロの「マスコットの着ぐるみの子がまだ来てない」
という連絡を受けたんだ。

その着ぐるみってのが、2等身のウサギみたいなキャラで
その企業の新しいマスコットらしい。
会社事態はド田舎の小さなチェーン店で、そのキャラに関する販促物も
まだ未入荷だったらしく着ぐるみだけが先に来るという適当っぷりw
店長はマスコットの詳細を把握してはいたが、この人もまた軽い人で
週末にもかかわらず当日は公休を取ってた。
とにかく欠員を埋めるべく片っ端から電話帳を漁るが、何しろ'身長制限150cm以下'だ。
見つかるわけないし面倒だったのでカナコさんに助けを求めた。

カ「え?ヤダよ暑そうだし…俺君やりなよ」
俺「いや…俺含めキャンペーンの子ってみんな165cm前後あるじゃないすか…
多分入りもしないっすよ」
カ「マジかあ…わかった。1回家寄って着替え取ってくから、ちょっと待ってて」
仕事の後に飯を要求されるか、長時間の愚痴になるかは
カナコさんの気分次第だったが
「この仕事とももうすぐお別れだし、カナコさんのお説教もこれで最後だ」
と自分を慰めつつ現場に到着した。

748 名無しさん@着ぐるみすと :2018/06/24(日) 14:12:39
とりあえずブツを確認するべくスタッフに場所を尋ねると、やはりどの様なキャラが
来たのか知らないらしく目を輝かせながら楽しみにしている旨を伝えられる。
バックヤードの倉庫にある大きめの段ボールを開けると
まず目についたのはとんでもない特大サイズのウサギの頭だ。
中から出してみると見た目よりは軽いが、その下に埋もれるかの如く入っていた
胴体の小ささを見ると、やはり小柄な女性でなければキツそうだ。
どうやらマスコットの腕は内蔵されている棒で動かすタイプで
操演者の肘から下にかけて胴が位置し、その上に先程の頭を被せるらしい。

残るは別の袋に包まれた王冠の様な物だ。
ウサギの二本の耳の間には何故か穴が開いており、その周りと王冠の下部の
接合部分の一致からウサギのアイテムであることを再確認する。
箱の底には白いほっかむりの様な物体が一つ。用途は既に心得ている。
この業界にいると度々、着ぐるみを扱うが
担当するのは大概キャンペーンの女の子である。

伝えられた仕事内容とは全く別のコスチュームを手渡され
それを着用し朝礼に臨むが挨拶ということで頭部を外すことを指摘される。
その子の綺麗なご尊顔があらわになるにもかかわらず周囲は
まるで腫れ物を見るような目であった。
海外製のねんどペンギンとして人気な、そのキャラの頭があるべき場所にあるものは
胴体と比べると大変アンバランスな大きさの所謂モジモジ君である。
黒い布の中心から覗く、その沈んだ表情からは
何とも言えない心の叫びが伝わってくる様で心許なかった。

749 名無しさん@着ぐるみすと :2018/06/24(日) 14:22:14
話は逸れたが、その光景をカナコさんに置き換えると何だか笑えてしまい
同時に一つの仮定と企みが俺の中に芽生えた。
すぐに王冠の側面を見ると…やはり視界確保のための穴らしきものが確認できる。
気づくのが遅くなったが、どうやら頭頂部の穴は操演者の頭が通過するためのもので
それに王冠を付けて隠す仕様らしかった。
店内のスタッフはまだマスコットのデザインを知らない…。
王冠の用途はぱっと見た感じで分かりにくい。
この着ぐるみを使ってカナコさんにイタズラ…いや…ささやかな復讐をしてしまえ。
俺の中の悪魔がそう囁いた。

こうして俺は王冠を袋の中にしまい、それを入れた段ボールを部屋の片隅へ
追いやった。そう…今回のイベントもとい復習劇にあの王冠は邪魔だったのだ。
仮に後で文句を言われても「気づきませんでした」で済む様な状況の現場だし
どうせもうすぐ退社する身だ。
そんなことを考えているうちにカナコさんが到着。
イベント開始まであまり時間がないので着用に取り掛かることになった。
胴体に足を入れるカナコさんに語りかける。

カ「え?…ああ…頭に被るヤツかあ。これ絶対付けなきゃダメなの?」
俺「汗吸い取る役目なんですから…新しい着ぐるみですし汚しちゃまずいっすよ」
そうだ。今回はこの布っ切れが主役なんだから付けてもらわないと困る。
王冠の存在がないことになってる今ならなおさらだ。
カ「もお…。ちょいあっち向いてて」
モジモジ君スタイルが恥ずかしいのか、そう催促する彼女。
どうせこの後いくらでも見られるにも関わらず無駄な抵抗だ。…そう…いくらでもね。
丸い穴から伺える少し紅潮したカナコさんのお顔を尻目に
俺は巨大な頭部を持ち上げた。

750 名無しさん@着ぐるみすと :2018/06/24(日) 14:22:53
俺「んじゃ頭かぶせますよ」
カ「ん…お願い」
カナコさんにとっては一刻も早く自分の頭を隠したかったんだろうが
の願いも次の瞬間には無惨に崩れ落ちた。
カ「へぁ?!」
頭部を装着することによる蒸し暑く視界不良の世界に
未だ自分がいないことに違和感を覚えたのか
カナコさんの第一声はその姿もあいまって非常に滑稽なものだった。

俺「ぷっ…マジいいかんじっすよカナコさん」
カ「ふぇ…?この穴って何?」
ようやく登頂部の穴に気づいたらしいが、もう遅い。
王冠が無い限り、その様相どころか表情すら隠せないのだ。
俺「ん〜…このキャラの原版が手元に無いんで確認できないんですけど、
多分こういうマスコットなんじゃないんですか?
両耳の間だから、あんこうの触角みたいな…それがカナコさんの頭なんすよ…きっとw」
カ「えええ?!そんなこと聞いてないし…
じゃアタシの頭を含めて一つの着ぐるみってこと?!」

俺「そうっすねw
でも、わざわざ顔が出るように造ってあるってことは喋んなきゃダメですよ〜!
ほら!ウサギって話せないでしょ?だから人間部分が出てるとこで会話するんすよ!
触角だしw」
カ「ひぇえ?!声も出さなきゃダメなの?!」
俺「ウサギっぽくカワイイ声でお願いします。解り易い様に語尾に〜だぴょん!
…を付けなきゃですね。じゃなきゃ顔を白く塗るしかないですよおw
それなら人間部分(ちょっとだけ)消えるし…」

751 名無しさん@着ぐるみすと :2018/06/24(日) 14:23:47
カ「それはヤダ!」
言い終わらない内の即答だった。ちょっと言い過ぎたかと反省し
なだめるような口調で続けた。
俺「まあ…カナコさんキレイですし、折角のお顔を汚すのはキツイっすよね。
実際、恥ずかしいと思いますけど子供達も待ってますし…
皆の夢を壊さないように、なりきって頂けませんか?」
夢ならとっくにブチ壊しちゃうわけなんですけどねw
…とは言え、これは全くの嘘ではなかった。多くの人に、この姿と
カナコさんの表情を見て貰い、そして何より俺自身が
それらの視線を恥じらう彼女の顔を見てみたかったんだ。

言い忘れてたが俺はドSだ。
目を潤めかせカナコさんは答えた。
カ「ぅう…わかったよお…やるから…もぉ…」
そして彼女は多分ドMだ。
俺「すみません…いつもながら迷惑かけます」
カ「ホントだよ…まあ欠員出たんだし…しゃあないかあ…」
カナコさんの希真面目な性格が裏目に出て結局やることになった。
それも、かなり強引な設定付けである「言葉を話すアンテナ役」
まで引き受けてくれたのである。とにかく、その場は時間が圧していたので
カナコさんには「子供達の前での振る舞い」をレクチャーすることになった。

カ「〇〇(キャラの名称)だ…ぴ…ょん…//…こう…?」
俺「とりあえず笑顔っすね。仮にも人の顔から声が出てるんですし。あとポーズ。
片脚を出して、つま先を上で。同時に手を開いて重心は出した脚の方へ。
その時カナコさん自身の頭も脚の方にくいっと…」
カ「え…?!…ちょ…アタシの頭は関係ないじゃん//」
俺「そっちの方が感情が伝わり易いですって!」

752 名無しさん@着ぐるみすと :2018/06/24(日) 14:24:20
カ「そ…うかな…?んじゃ…〇〇だ…ぴょん//」
俺「」
目覚まし時計の上部の金具の様な彼女の白い頭から覗く
その時の笑顔は俺の何かを覚醒めさせた。
カ「何か言え」
俺「カワユス」
カ「死ね…//」
そして、とうとうカナコさんの出番がやって来たのだ。

今回のアミューズメント施設は所謂、大人の遊び場だ。
彼彼女らが銀色の玉や絵合わせで夢中になる、せわしい会場の一画に
その帰りを待つ子供達の楽園がある。
そこへはバックの扉から直通なので大きなお友達にはあまり出くわさないであろうが
問題は子供達の反応だ。
ここまでやっておいて何だが俺自身が不安に取り付かれていた。
カナコさんの心情ともなると尚更恐いんだろう。顔を真っ赤にして俯いていた。
しかし着ぐるみの構造上、頭を穴の中に引っ込めることは出来ず
文字通り逃げも隠れも叶わずといった状況であった。

まあそれ以前に、その扉へ辿り着くまでが大変だった。
バックルームの通路を、えっちらおっちら歩くカナコさんの姿は
スタッフの注目の的であったのだ。
女スタッフ「あ…お疲れ様です…〇〇君、初めて見ました…w」
俺「お疲れス。思ってたより本格的な造りですよね。かわいいじゃないですか。」
女ス「はいwあの…頭の上とか特に…w何かカワイイですよね…顔だけ出てるのってw」
着眼点が…やっぱりソコに目がいくわけか…。この分だと先が思いやられる。

753 名無しさん@着ぐるみすと :2018/06/24(日) 14:24:53
彼女的には褒め言葉なんだろうがカナコさんにとっては羞恥を煽るのに
充分な言葉だったらしい。それを聞いた瞬間、体をびくつかせ再び涙目になり
さらに頭を沈ませてしまった。
女ス「あ…いや…ホントにカワイイですよ!モエヤンって感じで!」
モジモジ君と言わなかったのは、せめてもの女性への配慮だったのだろうが
既に着ぐるみ自体を褒める配慮は無いらしい。
カナコさんは今にも泣き出しそうだ。
何とか、この状況を打破するべく俺がとった策はコレだった。
俺「カナコさんならできます。子供の夢…叶えたげてください」

苦し紛れだったが、どうにか使命感に自らを奮い立たせたようだ。
カ「ん…大丈夫。とりあえずやってみる」
俺「今カナコさんは〇〇君ですから…それだけ考えてくれればいけますよ」
女ス「あ…それじゃよろしくお願いしますね!〇〇君、頑張ってねえ!」
女性スタッフはカナコさんに手を振りながら、そそくさとバックの奥へと消えていった。
マスコットの名で呼ばれたことで少しその気になったのか
律義なカナコさんは、恥ずかし気な笑顔で手を振り返す。
胴体の中で必死に腕の棒を上下に動かすカナコさんを想像すると、何だか可笑しかった。

そして扉の前に立つ。
マジックミラー越しから遊び場が見えるが、奥の方まではわからない。まだ朝も早いせいか子供は見えなかった。
俺は扉を開放し、〇〇君を外の世界へと誘う。
バックを出たカナコさんは心なしか歩くスピードが早かった。
大人やスタッフにはできるだけ遭遇せずに遊び場へ行きたかったんだろうが、狭い店内だとそうもいかない。
うちから派遣したキャンペーンの女の子に遭遇してしまった。
キャン「えぇ?!ちょwカナさん何やってんですか?!w超カワイイw」
俺やカナコさんと年齢は変わらない、いつでもテンションが高い美人だ。

754 名無しさん@着ぐるみすと :2018/06/24(日) 14:28:39
そのせいか、この子も普段からカナコさんに口煩く指摘を受ける人間の一人だ。
ニヤリと笑ったのを俺は見逃さなかった。
カナコさんはというと、初めて俺以外の知り合いに姿を見られたことにより、顔を引きつらせ硬直していた。
カ「あ…ぅ…」
キャン「これ〇〇君ですかぁ?!顔出したまんまこっち出て来るとか…よく勇気ありますねえw」
俺「いや…何かこういうキャラっぽい」
キャン「うそwカナさんハズくないですか?!頭にタイツとか体張りまくりじゃないですかww」
俺「だからこういうキャラなのwてか今は〇〇君だから!夢壊すなw」








某所でのもらいものだが誰か続きを書いてくださらないか
投稿者様にお願いしたらお忙しいとのことでしばらくは難しいので代筆は構わないとのことです
こういう晒し系は好きなのでどうかお願いします

755 恐竜館 ◆dkf/aF6sqI :2018/06/26(火) 22:47:36

7.
まずは、服を脱いで全身タイツに着替える。
更衣室がないので祐也には向こうを向いてもらう。
恐竜の赤ちゃんの内部にローションが侵入してもいいように全身タイツはゴム製になっている。
着づらいゴムの全身タイツをようやく着たものの、この姿を祐也に見られるのは嫌だった。
何故なら、体のラインが出ることと、黒い全身タイツから顔だけ出ているのが、我ながら滑稽だったから。
かといって今さら引き返せない。


仕方なくこの姿を晒し、ここからは祐也に協力してもらう。

まず足を曲げた状態でしラップを巻きその上から粘着テープでしっかりと固定する。
足は自分でできるが、腕はそういう訳にはいかない。
仕方なく祐也にラップで腕を拘束した上から粘着テープでしっかりと固定してもらうが、いつもと違い異性に拘束されていると変に興奮を覚え乳首が勃起し始める。

平静を装って他のことに気を逸らそうとしたが、全然ダメ。

さらに粘着テープを巻く祐也の手が私の乳首に当たり、何度か変な声を漏らしてしまった。

それからは恥ずかしくて祐也の顔を見ることができなかったのだが、祐也の顔が喜びに満ちていることに私は気づかなかった。

756 恐竜館 ◆dkf/aF6sqI :2018/06/26(火) 22:49:53
8.
次は全身を覆うラバー製のドギースーツを着るのだが、ドギースーツは文字通り犬のように四つん這いになるスーツ。
手足を折りたたんだ状態では、もちろん一人で着ることができない。

祐也に抱き抱えられ、ドギースーツへ。
抱き抱えてくれた祐也も興奮しているようで、股間の辺りが大きく膨らんでいる。

ドギースーツは私の全てを覆い尽くし、呼吸は顔から突き出ているホースだけ、そのホースを恐竜の呼吸用の穴へと接続することを説明し、ファスナーを閉めてもらった。

背中のファスナーを閉められると、私の視界は完全に奪われる。
同時にピッタリしたドギースーツは私の体をさらに圧迫し興奮が増す。

このまま、恐竜の赤ちゃんの着ぐるみを着せられる。
恐竜の着ぐるみは腹の部分にファスナーがあり、四つん這いになった私に恐竜の着ぐるみを被せるようにして着せ、呼吸用のホースを繋ぐ。

そして仰向けにされて、短くなった手足を恐竜の脚へと入れていく。
最後に腹のファスナーを閉めれば完了。
ファスナーは恐竜の皮膚が覆い隠してしまい閉めれば分からなくなった。

757 恐竜館 ◆dkf/aF6sqI :2018/06/26(火) 22:51:33
9.
恐竜の赤ちゃんにされた私の周りを祐也は写真を撮りながら回っているようで、シャターを切る音がする。

仰向けにされたままなので、動けるようにうつ伏せの体勢に戻そうとするが、上手くいかない。

ホースを咥えた口で、言葉にならない声をあげて祐也に戻して欲しいことを訴えてみる。

しかし、微かに聞こえてきた祐也の声は「まーだ」

早く戻して欲しく続けて訴えていると、胸の辺りを触られる感覚。
祐也の手が私のオッパイを正確に触ってきた。

びっくりして短い腕で胸を隠すようにするが、短い腕に加えて着ぐるみで動きを制限されているので、防げるはずもなく後はされるがままとなった。

興奮を抑えられなくなったのであろう、祐也は一旦恐竜の着ぐるみのファスナーを開けて、中に手を突っ込んできた。

私の固く勃起した乳首を摘んだり、胸を揉み始めた。
そしてその手はもう愛液でグチュグチュになったアソコへと伸びる。

これにも抵抗できず、ドギースーツ、全身タイツの上からではあったが、簡単に逝かされてしまった。
声も頑張って抑えていたが、途中からは記憶がない。

758 名無しさん@着ぐるみすと :2018/06/26(火) 23:03:35
恐竜館一ヶ月以上更新なかったのに別作品が上がった途端更新してワロタw
書きためてたのか?

759 名無しさん@着ぐるみすと :2018/07/21(土) 22:51:35
チェック

760 名無しさん@着ぐるみすと :2018/07/22(日) 20:43:32
まぁまぁ…
書いてくれるだけでありがたい

761 名無しさん@着ぐるみすと :2018/07/22(日) 22:24:10
わざわざ別の掲示板作って混乱をさらに煽ったりと小説スレの住民は破滅をさらに加速させるのが好きなんだねw
ももぴを追い出したり感想の意味を取り違えてた時点でカウントダウンは始まってたんだけどねえ

762 名無しさん@着ぐるみすと :2018/07/28(土) 11:10:37
書く側としては
ホスト規制がほんと萎えた(小並感)

763 名無しさん@着ぐるみすと :2018/07/28(土) 17:31:06
全くです。

あと、誹謗中傷も

764 名無しさん@着ぐるみすと :2018/07/28(土) 18:18:27
「あと」ではなく誹謗中傷が全ての原因
ホスト規制が意味もなく行われていると思ってる限り掲示板を使うのは難しいのでは?

765 中の人フェチ ◆4iSBiGGFMw :2018/07/31(火) 23:58:52
以前に書いたものを修正しながら投稿します。この為、季節感が…。

・サンタコスの彼女

12月も後半に差し掛かった時期の大型ショッピングモール。
モール内の店や通路はクリスマスの装飾で華やかに彩られている。
この日はクリスマスセールに加え、日曜日ということもあり、モール内は通路を歩くのも苦労する程、混み合っていた。

俺はお気に入りのスニーカーが安売りしているので買いに来たものの、その混雑ぶりに目的だけ済まし、さっさと家に帰るべく出口を目指していた。
これだけ混んでいると、とても他の店を見る気にはなれない。

人波を避けながら歩を進めていると、少し離れたところにある、若い女性向け洋服店の前でビラを配っている人に目が留まった。

766 中の人フェチ ◆4iSBiGGFMw :2018/08/01(水) 00:02:16
他にも店員が呼び込みや、ビラ配りをしている店舗が幾つもある中で、その店に目が留まったのは、ビラ配りをしている人がお面を被った女性だったからだ。

このシーズンだからか、サンタコスのワンピースに真っ赤なブーツを履いており、遠目からでもかなり目立つが、それ以上に被っているお面が目立っていた。
俺は気になって、その店の前を通り、近くで見てみることにする。

女性は行き交う客に手を振ったりしながら、ビラを配っている。
近くにいって見てみると、ただ、お面を被っている訳ではない様だ。

(着ぐるみ?)

767 中の人フェチ ◆4iSBiGGFMw :2018/08/01(水) 00:15:57
素肌が露出するはずの腕、脚、首回り等は肌色のタイツで覆われおり、お面も頭からすっぽり被るもので髪の毛もウィッグの様なものだ。
ワンピースはフワフワな生地だが、タイトなラインの為、着ぐるみを着ている人の体の線がハッキリと出て、綺麗な胸の膨らみに思わず視線がいってしまう。
更にワンピースの丈の短いスカートからは肌色のタイツがピタリと密着した細い脚が窺っていた。

768 中の人フェチ ◆4iSBiGGFMw :2018/08/01(水) 00:18:01
顔を隠していて、素肌もタイツに覆われて見えないが、それ以外から読み取れる情報が、この着ぐるみを着ているのは女性で、かなりスタイルが良いということを示していた。
被っているお面は、漫画キャラの様な大きな瞳に、落ち着いた色合いの薄紫色のロングの髪の毛が揺れており、派手なサンタコスと対比して彩りをより鮮やかにしている。

769 中の人フェチ ◆4iSBiGGFMw :2018/08/01(水) 00:18:41
俺が近くを通ると、その着ぐるみが元気にチラシを手渡してくれた。
近づきながらマジマジと観察していたが、いざ間近にくると何か照れてしまい、視線を外す為に受け取ったチラシに目をやった。

『クリスマスセール!全品20%OFF!』

大きな文字で、そう書かれた下には

『更に今なら5,000円以上お買い上げのお客様に当店イメージキャラクター リリィのキーホルダーをプレゼント!』

チラシの下の方にはリリィという名のキャラクターが印刷されたキーホルダーの写真が載っている。
ディフォルメされたキャラクターだが、顔の特徴や薄紫色の髪の毛から、それがチラシを渡してくれた着ぐるみと同じだと分かった。
何故、着ぐるみがチラシ配りをしているのかと疑問に思っていたが、このブランドのイメージキャラクターの着ぐるみなら納得だ。

そんなことを考えながら受け取ったチラシを通路の隅で見ているとリリィの着ぐるみが、こちらに近づいてきた。
多くの人がチラシを受け取らないか、受け取っても素通りしてくのに対し、足を止めてチラシを見ている俺を脈アリの客と思ったのだろうか。
リリィは俺に近付くと、お店の中へどうぞというジェスチャーをする。

「――いや……」

店の外からでも店内にある洋服が、若い女性向けのモノばかりなのは明白だった。
着ぐるみの視界が悪くて、チラシを配る相手まで識別出来ていなかったのか、それとも相手を気にして配っていないのか。
そもそも、この着ぐるみはどこから視界を得ているのか?
お面の位置関係からは大きな瞳のどこかからと思うが、スリットや穴等は見当たらない。
黒目の部分がサングラスの様になっているのかもしれない。

770 中の人フェチ ◆4iSBiGGFMw :2018/08/01(水) 00:19:28
そんなことを考えながら、まじまじと顔を見ていたせいか、リリィは『何?』という感じに、両手を口に当てて首を傾げる。
そんな動きが可愛らしくドキリとする。

「俺、男ですし……」

指摘されて店の客層とマッチしていないことに初めて気付いたのか、リリィは慌てて頭を下げた。
必死に頭を下げるリリィが少し可哀想になった俺は

「あ! でも彼女のプレゼントに良いかもな。他の店も見てから考えてみるよ」

咄嗟に、いもしない彼女の存在をでっち上げて、社交辞令で応える。
それを聞くと、リリィは下げていた頭をピョンと上げて、俺の左手を両手で包む様に握手をしてきた。
着ぐるみということで言葉は話さないし、お面の表情は変化しないのに、ジェスチャーで『宜しくお願いします』と言いたいんだなと、なんとなく伝わってくる。
肌色のタイツ越しに握られた手からは、その中にある細い指の柔らかな感触と人の体温が感じられた。
俺はチラシをポケットにしまい、立ち去ろうとすると、リリィは可愛く手を振り、見送ってくれた。

出口に続く通路を歩きながら、リリィの着ぐるみのことを思い出していた。
スタイルが良く、タイツで肌を隠していても、色っぽさを感じるサンタコス。
そして手を繋いだ時の華奢な指の感触。
そんなことを考えていたら俺は、リリィの着ぐるみの中の人が、どんな人か気になってきた。

丁度、この後は用事もなく、ただ家に帰るだけだ。
冬とはいえ、全館空調で暖房が効いたモール内では、着ぐるみでは暑くて大変だろうし、あの格好で店の前に出ているのは、そう長い時間でもないだろう。
俺は踵を返し、リリィのいる店舗の方に戻ると、店が見える位置にあるショッピングモールのベンチに腰掛けた。
ここで待っていれば着ぐるみを脱いだ中の人の素顔が見られるかもしれない。

771 名無しさん@着ぐるみすと :2018/08/01(水) 05:53:06
新作キター!

772 名無しさん@着ぐるみすと :2018/08/01(水) 11:12:23
やったー!

773 名無しさん@着ぐるみすと :2018/08/01(水) 13:23:37
これは良作の予感ッ!

774 中の人フェチ ◆4iSBiGGFMw :2018/08/01(水) 20:45:12
今日はクリスマスセールということで、この店の店員さんがリリィの着ぐるみを着て客寄せをしているのだと俺は予想した。
店舗の中を見ると女性店員が何人かいるが、皆、アパレル店員らしくお洒落で綺麗な人が多い。
接客している店員さんのルックスを見ると、着ぐるみを着ている人も、同様に綺麗なのではないだろうか。
俺は、どんな人なのか期待に胸を膨らませリリィが着ぐるみを脱ぐ、その瞬間を待つ。

しかし、待っていてもなかなかリリィが着ぐるみを脱ぐ様な素振りはない。
俺は携帯を弄る振りをしながらチラチラとリリィの様子を伺っていた。

暫く観察していると、そもそもリリィが客寄せになっているか、かなり疑問に思えてきた。
派手なサンタコスをした着ぐるみということもあり、かなり人目は引いていて、中には一緒に写真を撮っている人もいた。
ただ、それで集まった人やチラシを貰った人が店内に入っていくかというと、そうではない。

そもそも配られるチラシも、半分以上の人が受け取らないし、受け取っても殆ど見ることなく店舗の前を素通りしていく。
俺の様に足を止め、チラシの内容まで確認するのは少数派だ。

皆、着ぐるみが何なのかと一旦は興味は示すが、近付いていくのは小さい子供や、写真でも撮ってSNSにアップするのが目的なのか店には入っていかない。
歩いてくる人達に手を振ったり、チラシを配ってはいるが、それが集客効果に繋がっている様には思えなかった。
健気に頑張っているが、報われていないのが、派手な見た目とは逆に哀愁すら感じさせる。

775 中の人フェチ ◆4iSBiGGFMw :2018/08/01(水) 20:54:52
そんな時、リリィに3〜4歳くらいの女の子と、それを追ってその両親と思われる男女が近付いてきた。
女の子がトコトコと歩み寄ると、リリィはしゃがんで女の子の目線に合わせ、優しく手を上下させて握手をする。
それが嬉しかったのか、女の子は満面の笑みを浮かべてリリィに抱きつくと、リリィもハグをし返す。

俺の座る所からは2人を真横から見る角度だったが、女の子が抱き付いて、押し付けられた体によってリリィの胸の形が変わっているのが見える。
圧し潰された胸の感触を想像すると、決して同じことが出来ない自分には、素直に女の子が羨ましい。

しかし、困ったことにリリィがハグを止めても女の子はなかなか離れてくれない。

「ほら、雛乃! もう離れなさい」
「嫌! サンタのお姉さんのお洋服、フワフワで気持ち良いんだもん!」

お母さんが注意するが女の子は言うことを聞かない。
リリィは引き剥がす訳にもいかず、困惑しているのが無表情なお面をしていても挙動で見て取れる。

「いい加減にしなさい!」

とうとう、お母さんは女の子を後ろから無理矢理引き剥がした。

「もう! でも、サンタクロースのお姉さんにギュッとしたもらえて良かったねぇ」
「うん!」

すると、それを横で見ていたお父さんが思わぬ要求をした。

776 中の人フェチ ◆4iSBiGGFMw :2018/08/01(水) 21:11:35

「パパにもギュッてやって〜」
「ちょっと! やだ! 止めてよ!」

お母さんはお父さんの背中をぴしゃんと平手で叩き、リリィも想定外の要求に、手を口に当て困惑したジェスチャーをするが、お父さんは両手を広げてハグ待ちの状態だ。
のっぴきならない状況に、リリィは少し背伸びをして、お父さんの両肩に軽く両手を添えると、寄り添うような控えめなハグをする。

「ありがと〜!」

お父さんはおちゃらけた感じで、大きな声でわざとらしいお礼を言うと、寄り添うリリィを両手でガバッっと力強く抱きしめた。
突然抱きしめられたリリィがビクッとしているのが、俺が見ているところからでも分かる。
リリィを開放した後も、お父さんはニヤニヤとしてご満悦という表情だ。

「もう! 恥ずかしい! 本当にすいません……」

お母さんはリリィに謝罪するが、それは実際にはリリィの着ぐるみの中の人に向けられたものだろう。

そしてその家族は、買い物の続きをすべく俺が座っている方に歩いてくる。

「パパも雛乃と同じだね」

女の子にそう言われたお父さんの鼻の下は完全に伸びていた。
着ぐるみとはいえ、スタイル抜群のサンタコス店員とハグ出来たのだから、そうなるだろう。

「――もう! 沢山の人がいるのに止めてよね。着ぐるみ着ている人、スタイル良かったし、絶対に若い女の子よ。こんなおじさんとハグさせられて可哀想に……」
「そうかぁ?」

そう言う、お父さんの返事はとても白々しく聞こえた。
それと同時に子供をダシにハグの要求をサッとしてしまう、このお父さんの行動力が少しだけ羨ましくもあった。

777 名無しさん@着ぐるみすと :2018/08/01(水) 22:00:40
支援!

778 中の人フェチ ◆4iSBiGGFMw :2018/08/02(木) 20:54:06
その後もリリィの様子を見ていたが、大きな出来事もなく、ベンチに座ってから1時間程が経過していた。
モール館内は暖房が効いているし、1時間以上、面を被っていて暑くないのだろうか。
それでも、リリィというキャラクターを演じているからか、動きに疲れ等は感じさせない。

ただ、相変わらず集客効果はなさそうだなと思っていると、店内から30歳位の綺麗だがキツめの感じの女性が出て来た。
文字までは読み取れないが、胸には名札をつけており、この人も店員なのだろう。
女性店員はツカツカとリリィの方に一直線に歩いてくると

「ちょっと!」

かなり棘のある声色でリリィに肩にパンッと手を置く。
リリィはお面の視界的に死角となっていて、予期していなかったのか、思いっきりビクッという反応をした。

女性店員は周りチラリと見渡すと、モールを行き交うお客さんが沢山いるのを配慮してか、リリィに耳打ちをし出した。
俺には内容は全く聞こえないが、女性店員のキツい表情と、さっきまで行き交う人達に相手をされなくても可愛らく愛想を振りまいていたリリィが、露骨に肩を落としている感じから悪い内容だと容易に想像がつく。
一通り言いたいことを言ったのか、女性店員は踵を返すとリリィの方を振り返ることもなく、店の中に足早に戻って行った。

明らか沈んだ感じのリリィだったが、すぐに切り替えたのか行き交う人達に、これまでの様にチラシを再び配り始める。
ただ、これまでとは違う点が一つあった。
今までは通路の隅で人の邪魔にならない様にチラシを配っていたが、今度は通路の真ん中あたりに出て、チラシを配りながらお店の方へ、どうぞという感じで誘導する様にしている。
1時間以上、観察していて、これまでそういった素ぶりは全くしていなかったのだから、この変化はさっきの女性店員の指示だろうか。

779 中の人フェチ ◆4iSBiGGFMw :2018/08/02(木) 21:07:37
しかし、そんな必死の努力も効果はあまりなく、お店に入っていく人の数はあまり変わらない。
逆に通路の真ん中でチラシ配りをするリリィが、人の流れを邪魔している感じだ。
中には露骨に嫌そうな顔でにリリィを見ている人もいる。

そして、人の流れがドッと増えたタイミングで、誰かがリリィと接触した。
着ぐるみの視界の死角からの不意打ちだったのか、リリィは抵抗も出来ずに尻餅をつき、持っていたチラシが床に散らばる。
ぶつかった相手は、気にもせず歩き去ってしまった。

散らばったチラシを拾い集める人もおらず、転んだリリィとぶちまけたチラシを避ける様に人が流れ、まるでそこだけが空間から切り離された様だ。

流石に踏んだり蹴ったりの状況が不憫になり、俺は散らばったチラシを集めるのを手伝う為にベンチを立つ。
リリィは床に屈んで必死にばら撒いたチラシを集めるが視界が悪いのかお世辞にもスピードが早いとは言えない。
俺はリリィから離れた位置に散らばったチラシを優先して集めた。

一通り集め終えたところで、リリィの方を窺うが、やはりスピードは遅いままだ。
見てみると指先もタイツで覆われているせいで、床に落ちたチラシの一枚一枚を拾うのに難儀している。
仮にリリィだけで散らばったチラシを集めたら、かなり時間が掛かりそうだ。
チラシを集めるのに必死で、下に視線を送っているせいか、俺の存在には気付いていない。

780 中の人フェチ ◆4iSBiGGFMw :2018/08/02(木) 21:37:28
俺は屈んでチラシを集めるリリィに駆け寄ると、ちょうど後ろから覗き込むような形になる。
下を向いているせいか、転んだ拍子かは分からないが、リリィの薄紫色の髪が乱れ、隙間から中の人の後頭部が丸見えになっていた。
肌色のタイツは頭からすっぽり被っていて、背中のタイツのファスナーは頭の上の方まで伸びていた。
中の人が髪の毛をまとめているのか、首筋のあたりに、ぽこんとした膨らみがあり、お面を固定する為のゴムが肌タイツのファスナーと後頭部で交差している。

首筋とお面のつなぎ目の僅かな隙間からは、中の人の顎のラインも見え、もう少しで顔の一部が見えそうだ。
こういう部分を見てしまうと、どれだけキャラクターを演じていても、中には人が入っているんだと改めて実感させられる。

「――あの……これ。集めたので……」

俺が少しぶっきらぼうに声を掛けると、振り向いたリリィは、自分の周り以外のチラシが片付いているのに、やはり今、気付いた様だった。
そして俺からチラシを受け取ると深々と頭を下げた。

「通路の真ん中で配るのは危ないから、止めた方が良くない」

恐らく、あの女性店員からの指示だとは思うが、着ぐるみを着てやるには無理があると思い、アドバイスはしておく。
すると、リリィの面の中からくぐもった声で

「――ありがとうございます。気を付けます」

喋るとは思ってなかったので少し驚く。
小さい上に、お面の中で声が篭って聞き取り辛いが、女性の声なのは間違いない。
ただ、少し鼻声の様にも聞こえる。
もしかして泣いているのだろうか。

781 中の人フェチ ◆4iSBiGGFMw :2018/08/02(木) 21:42:14
「えっと……大丈夫ですか?」

俺は色々な意味を込めて問う。
するとリリィは今度は声を出さず、頷いて、以前の様に通路の隅に戻っていった。
俺はそれを見届けると、一安心して再びベンチに腰掛ける。

しかし、安心したのも束の間で、暫くすると再び、先程の女性店員がやってきた。
前回以上に棘のある雰囲気で、顔からは怒りの感情が容易に読み取れる。

「ちょっと、あなた! どういうこと!」

感情的になっているのか、先程は周りの客に配慮していた女性店員だったが、今度は公然とリリィを叱責した。
リリィが、女性に何かを耳打ちする。
先程は俺に喋ったとはいえ、他の客も見ている場で声を出すのは避けたいのだろうか。

「はぁ? もういいわ! ちょっと来なさい」

女性は吐き捨てるように言うと店内に引き返し、少し間隔を空けてリリィも店の奥に、とぼとぼとした足取りで帰っていく。
俺は、いよいよ着ぐるみを脱ぐところが見れるかもしれないという気持ちと、女性店員にリリィの中の人が何を言われるのか心配な気持ちが入り混じっていた。
しかし、座っているベンチからでは、中の様子が詳しくは分からない。
女性向けブランドのアパレル店に一人で入るのは憚られるが、ここまで1時間以上待っているという意地もあって、「彼女の洋服を見る彼氏」なのだと自分に言い聞かせて店内に入った。

782 名無しさん@着ぐるみすと :2018/08/02(木) 22:33:29


783 中の人フェチ ◆4iSBiGGFMw :2018/08/05(日) 09:34:49
少し距離を開けてリリィの様子を伺いながら店内に入るが、女性店員とリリィは『STAFF ONLY』と書かれたドアの中に入っていってしまった。
よくよく考えれば、着ぐるみを公衆の面前で脱ぐことはないだろうし、人目に付かない所で着替えるのは当然だが、そこまで考えが及んでいなかったことに今更気付いた。
このドアの向こうではリリィのお面を外して、中の人が素顔を晒しているのだろうが、ドアを開ける勇気は流石にない。

それでも待っていれば、スタッフルームから中の人が出てくるかもしれない。
俺は洋服を見る振りをしながら、スタッフルームの近くを周る。
何回か店員さんに声を掛けられたが、自分で選びたいからと断りを入れた。
正直、かなり恥ずかしかったが、ここまでくると、どうにでもなれという気もしていた。

10分ほど経った頃、ドア開き、中から先程の女性店員だけが出てくる。
続いてリリィの中の人も出てこないかと、暫く様子を見ていたがドアが開くことはなかった。
もしかしたらスタッフルームはショッピングモールの裏と繋がっていてリリィの着ぐるみの中の人は、そちらから出ていってしまっているのかもしれない……。
そんな風に思えてきて、半分諦め気味でもあったが、それでも俺は最後にと、店内を、もう一回りだけして待つことにした。

するとドアが開き、中から若い女性が出てくる。
年齢は20代前半という感じで、まだ幼さも感じさせるものの、可愛らしい雰囲気の人だ。
この人がリリィの中の人だろうか?
身長はリリィとあまり変わらない気もするが、着ている服がゆったりとしたワンピースで体のラインは読み取れず、確証は持てなかった。

その若い女性は店内を見回すと、誰かの元へ小走りで向かっていく。
その相手は例の女性店員だった。

784 中の人フェチ ◆4iSBiGGFMw :2018/08/05(日) 09:39:58
俺はさりげなく二人の近くに移動すると、会話の内容が聞こえてくる。

「――あの……チーフ。着替えは済んだんですけど、ちょっとお化粧崩れてしまって……。直してきても良いですか?」
「はぁ? この忙しいのに?」
「だって、その……。あれを被っていたので、少し汗もかいてしまって……」

『着ぐるみ』や『リリィ』といった直接的な単語は避けてはいるが、話の内容から、この若い女性がリリィの着ぐるみの中の人に間違いなさそうだ。

「言い訳しない! それにあなたが不注意で転んで、着ぐるみの中で泣いたりしてるから化粧が崩れたんじゃない? 着ぐるみで店頭に出ても全然集客出来なかったのに、その上、更に店を外すなんて!」

女性店員がイライラした感じで言い捨てる。
確かに若い女性の目が少し腫れぼったく見えるのは、メイクが崩れた影響だけではなさそうだ。

「――本当にすいません……」

その迫力に押されてか若い女性は平謝りで、本当に小さくなってしまっている様にすら見えた。

「もう、いいわよ。でも、10分で戻ること」
「はい! ありがとうございます」

チーフと呼ばれいる女性店員の言い分は理不尽に感じるが、そんな理不尽な叱責を受けても耐えている若い女性の姿が、店舗の前でお客さんから相手にされなくても頑張っていたリリィの姿と被る。

785 中の人フェチ ◆4iSBiGGFMw :2018/08/05(日) 09:45:46
彼女は化粧を直す為か、再びスタッフルームに戻ってくるところで、その近くをウロウロしていた俺と鉢合わせる。
暗い表情だった彼女が、俺を見るとパッと明るい表情に変わったと思うのは、自意識過剰だろうか。

「あ! いらっしゃいませ。彼女さんのプレゼントは決まりましたか?」
「え!?」

予想外の問いに言葉が詰まる。
彼女も咄嗟に、しまったという表情をし、誤魔化すように苦笑いを浮かべる。
確信をしていたものの、今の質問で彼女がリリィの中の人だということが、よりハッキリとした。

念願だった、あのサンタコスをしたリリィの着ぐるみの中の人が目の前にいる。
期待していた通りの可愛らしい女性だし、このワンピースの下は、あのスタイルの良い体が隠れているのだろう。

本当は今日あった色々なことについて、聞いてみたいのが本音だ。
しかし、彼女の雰囲気から、そこには触れない方がいいのだなと察して、心の中で涙を飲んでリリィのことは流すことにする。

「――あ、あ〜……。まだ、悩んでて決まってないんだよね……」
「イメージとかご予算とか教えて頂ければ、ご案内しますよ」
「えと……良いんですか?」

786 中の人フェチ ◆4iSBiGGFMw :2018/08/05(日) 09:47:32
俺の良いんですかは、チーフの女性から10分で戻れと言われていることに対してだが、彼女は俺がその話を聞いていたことは知らない。

「勿論です。では、彼女さんのプレゼントはどういったものをお考えですか?」

結局、その後、存在しない架空の彼女の為の服選びに付き合ってもらった。
嘘を付いていることに対しての罪悪感はあったが、それでも彼女と色々な話が出来、一緒に居られるのが楽しかったというのが勝ってしまったからだ。
そして、彼女の仕草は所々でリリィと重なるところがあり、それを見ながら、あのお面の中では彼女が笑ったり、泣いたりしながら演じていたのだと想像をしていた。

服を選んでくれる彼女を後ろから眺める。
肩より下まで伸びた髪の毛が、少し乱れていて癖も付いている。
リリィの着ぐるみを着るのに縛っていたからだろうか。

「この服はどうですかね?」

そう言って振り向いた彼女から、少しだけ汗の酸っぱい匂いがした。

おわり

787 中の人フェチ ◆4iSBiGGFMw :2018/08/05(日) 09:48:37
NGワードに引っ掛かって、ちょいちょい修正したので、読み辛かったらすいません。

788 名無しさん@着ぐるみすと :2018/08/06(月) 00:16:30
終わるのがもったいない、続きがあったりしますか?

789 名無しさん@着ぐるみすと :2018/08/06(月) 06:55:28
すごいよかった
彼とこの子のこの後とかもっと見たいな

790 恐竜館 ◆dkf/aF6sqI :2018/08/23(木) 23:29:28
10.
気づいた時には再び恐竜の着ぐるみのファスナーは閉じられ、四つん這いにされて写真を撮られていた。

「中は暑いの?」祐也の声が遠くで聞こえる。
暑いに決まっている。
着ているだけでも暑いのに、逝かされたのだから。
当然の質問に腹が立ったので、唸り声をあげた。
祐也の姿が見えていれば、突進してやりたいところだが、なにせ全く見えない。
不意に体が浮いた。
祐也に抱き抱えられているようだ。

手足をバタバタさせるが、所詮折りたたまれた短い手足では抵抗しれている。

「そうそう、そんな感じ」
祐也の声ではない。
奈々の声。
私の記憶が飛んでいるうちに、奈々が戻ってきていた。

「この細いホースをここに繋いで、卵の外に出す」
え、私卵の中に入れられたの?
嫌だよ。
普段でも着ぐるみの中までローションまみれになり後始末が大変なのに。
恐竜の唸り声をあげるが、繋がれたホースのせいで声が上手く出ない。

791 恐竜館 ◆dkf/aF6sqI :2018/08/23(木) 23:31:02
11.
「あとはローションを卵の中に注いで、卵に蓋を被せて完成よ」
「ありがとう、奈々ちゃん」
「じゃあ、また分からないことがあったら呼んで!」
その後、奈々の声は聞こえなくなった。

「じゃあ、ローションいくよ」
祐也の声とともに卵の中に液体が流れ込んでくる。

ん?

ローションの量がいつもより多い。
普段は卵の半分ほど、しかし半分を過ぎてもまだ祐也はローションを注ぎ続ける。
奈々のやつ、ちゃんと祐也に伝えなかったなぁと心の中で思う。
ローションは恐竜の赤ちゃんを完全に飲み込み始めていた。

ん?あれ?

いつもと臭いが違う?
着ぐるみの下にも何重にもラバースーツなどを重ね着しているので、分かりにくいがいつもとは明らかに違う。
シンナーのような臭い。

「じゃあ、卵閉めるよ」
卵の中を液体で満たされて祐也の声もほとんど聞こえなくなっていた。

792 恐竜館 ◆dkf/aF6sqI :2018/08/24(金) 21:56:32
12.
ローションなら体が動くのだが、なぜか体にまとわりつくような感覚。
そしてそれは時間経過とともにどんどん強くなってくる。

私の体がほとんど動かなくなってから、奈々の声がした。
「えええ!祐也くん、コレ」
「卵にたっぷり入れたよ、で蓋もした」

「大変!」
普段慌てることのない奈々が大声で慌てているので、ただ事でないことは想像できた。
「麻美、大丈夫?」
「うぅぅ」
言葉にならない返事を返すと、
「すぐ技術スタッフ呼んでくるから」
そう聞こえてすぐ奈々の声は聞こえなくなった。

私にはこの時、自分に何が起こっているか分からなかった。


奈々の声が遠ざかっていくとともに私の意識も遠のいていった。

793 恐竜館 ◆dkf/aF6sqI :2018/08/24(金) 21:57:21
13.
卵をノックする音で、私は再び意識を取り戻した。

「卵、今から壊すからね」
奈々の必死な声が聞こえる。

どういう意味かは、その時は分からなかった。
後で聞いた話では、祐也が卵の中にローションと間違えて接着剤を大量に投入したということ。
この接着剤は本来卵の殻の蓋をする時に使うものがたまたま大量に準備されていて、祐也によって誤って卵に投入された。

そして速乾性の接着剤は私が動くことで上手く攪拌されて、固まっていった。
しかも、卵の中いっぱいに注がれた接着剤は私の呼吸用のホースを残して今は割れることのない卵の化石のようになっている。

展示のこともあるが今は私の救出を最優先に、卵を壊し始めたのだが、それは思うように進まなかった。

794 恐竜館 ◆dkf/aF6sqI :2018/08/24(金) 21:58:32

14.
恐竜の赤ちゃんの着ぐるみを着て卵に閉じ込められてからどれくらい経ったのだろう。
曲げた手足の痺れもピークを過ぎて、感覚がなくなってきている。


周りからの声でなんとか意識を保っていたが、それも接着剤の匂いに次第に意識を奪われていった。



私を呼ぶ声が遠くでしている。
私、何してたんだっけ。
思い返そうとするが思い出せない。
私を呼ぶ声がだんだんと近くなる。

目を開けると施設内の医務室のベッドに寝ていた。

傍らには目を真っ赤にした祐也がいた。
そして、同じく目を真っ赤にした奈々。

意識を失っているうちに、私は大変なことになっていたことは容易に想像できた。
この後、元気になった私は祐也とともに迷惑をかけたスタッフ全員に頭を下げた。

795 恐竜館 ◆dkf/aF6sqI :2018/08/24(金) 21:59:24
15.
恐竜の赤ちゃんの着ぐるみも、卵も破損してしまったため、私の仕事ができないため、しばらく休むことになった。

私を助け出す時に、接着剤を溶かすために有機溶剤を使ったのだが、そのせいで恐竜の赤ちゃんの着ぐるみも所々溶けて恐竜のゾンビのようになってしまっていた。

祐也は責任を感じてか、恐竜の着ぐるみを買い取ることを申し出ていた。
恐竜館からの帰り、恐竜の着ぐるみは私と繋ぐ手の反対側にあった。

祐也は何か言いたそうにしているが、言い出せないでいるのが私には分かった。

「家で着てあげるよ、着ぐるみ」
私の言葉に祐也の顔がパッと明るくなった。
「でも、今日は休ませて、疲れたから」
祐也は大きく頷いて、私をハグした。



お終い

796 名無しさん@着ぐるみすと :2018/08/27(月) 17:42:59
>恐竜
久々に見たがGJ

797 恐竜館 ◆dkf/aF6sqI :2018/08/27(月) 22:41:48
ありがとうございます

798 名無しさん@着ぐるみすと :2018/09/04(火) 01:23:33
乙!

799 名無しさん@着ぐるみすと :2018/11/20(火) 22:13:14
小説スレの1章から7章くらいまで見れなくなってる・・・

800 名無しさん@着ぐるみすと :2018/12/02(日) 21:45:03
新作まだかなぁ…

801 名無しさん@着ぐるみすと :2018/12/13(木) 21:17:18
誰かいない?

802 名無しさん@着ぐるみすと :2018/12/17(月) 21:48:35
中途半端で良ければ

803 名無しさん@着ぐるみすと :2018/12/17(月) 22:06:15
❺花見

私、早川沙織はOLになって7年目。
つい最近彼もできて、結婚秒読みかと思いきや、彼の収入もそれほどよくないためまだ当分先の様相。
で、話は戻るけど7年目ともなると、新人OLの指導を任されることもしばしば。
その上、イベントの段取りや盛り上げまで一緒に考えなくてはならない。
そんなお話。
昨年入社した新人OL 野畑桜、名前に桜が入っていることから彼女は花見の仕切りを上司から命じられた。
何も要領が分からない彼女の指導にあたっている私が花見の仕切りも教えることとなった。
まずは桜の開花予想を調べ、候補日をある程度決める。
場所をネットから調べ、花見会場の下見。
そして宴会の準備といった具合。
盛り上げるのは、上司や同僚のモノマネ、手品やカラオケなのだが、盛り上げる前に既にお酒がまわり勝手に盛り上がっているのが通例であった。
こうなるとセクハラ上司が現われる。
コンプライアンスが取り沙汰される世の中とはいえ、やはり体に触ってくる輩はいる。
そこで思いついたのが、彼の職場で着ぐるみが借りられないかというもの。
仕事が終わってからの夜桜、私はあまりお酒が飲めないので寒くて仕方がない。
着ぐるみなら、セクハラもされず寒さ対策になる、しかもみんなが盛り上がってくれるのではと考えた。
早速彼に連絡、一度上司の上原夏子に確認してみるとの答え。
彼からの連絡をしばらく待った。



程なくして、彼から連絡が来た。
私の頼みならとはいかず、条件が提示されて返って来た。
また、イベントがあるのでその着ぐるみに入ってくれたら着ぐるみを用意してもいいとのこと。
着ぐるみにも慣れてきたし、忙しい彼とも会えるので、承諾することにした。

彼に会社の花見で使用できそうな着ぐるみと伝えていたが、まさか桜の木の着ぐるみ、いや木ぐるみとは思ってもいなかった。

春限定ビールのイベントで桜の木ぐるみとして、1日3回大型商業施設を回る。
土日のイベントを4回こなした。
その桜の木ぐるみの予備が幾つか用意されていたが、ほとんど痛めることなくイベントは終了。
予備の桜の木ぐるみを2つもらうことができたが、その分日当は安くなっていた。
私も小さいが、桜も私より少し背が高いくらいなので着ぐるみには問題なく着れると思っていたが、実際に着てみると体の凹凸が私よりも凄くピッタリとした着ぐるみは彼女のボディラインを浮き彫りにした。

そんな着ぐるみで花見はスタート。
顔の所だけ丸くくり抜き、皆と楽しく飲んだり食べたりしながら、過ごす。
セクハラ上司も登場したが、着ぐるみの上から触られても全く問題なかった。

花見が終わり、帰る時には着ぐるみを気に入った桜はそのまま着て帰ると2駅だけであったが、酔った勢いもあり着ぐるみを着て帰ってしまった。
良かったのか悪かったのか分からないが。
私は当然着ぐるみを脱いで帰りました。

おわり

804 名無しさん@着ぐるみすと :2018/12/17(月) 22:17:46
どうぞ!

805 アイスくりーむ :2018/12/17(月) 22:19:02
アイスクリーム専門店の前にいつもいるキャラクターが気になり始めたのは、友人と話しながら歩いていてそれにぶつかったのがキッカケだった。

コーンにアイスクリームのまん丸の玉が1つ乗ったような形のアザラシのキャラクター。
全身がピンク、大きさは1mもなく、アイスクリームのコーンスタンドに刺さった状態で、背面のコーンの下辺りからは電気のコードが出ていた。
材質は柔らかく、夜になると点灯し、人が前を通ると短い手をパタパタ動かし、子どもたちにも人気があった。

それにぶつかったのは、そのキャラクターがいつもより道路側へ出ていたこと。
そして何より俺が180cmを超えるガタイのいい男だったこともある(自分で言うのもなんだが)。

倒してしまったことで焦ってそのキャラクターを抱き起こし元に戻そうとしたとき、太陽の光でキャラクターのヒトミの黒目の奥にこちらを見る瞳がハッキリと見えた。
瞳は瞬きし、キャラクターは手をパタパタさせた。
俺は動揺する自分を抑え、キャラクターを元の位置へと戻すと、壊したのではないかと心配する友人と足早にその場を去った。

友人の手前、その場を離れたが友人と別れた後、再びアイスクリーム専門店に戻った。
当然戻った理由は、キャラクターに人が入っているのではないかを確かめるため。
しかし、キャラクターの姿は何処にもなかっ
た。
遠目でガラス張りの店内を覗いてみるが、あのキャラクターは見当たらなかった。

806 アイスくりーむ :2018/12/17(月) 22:19:59
「よ!タケシ!」
ビクッとして声のする方を見るとミホが立っていた。
ミホは幼馴染みで、常に偉そうだった。
俗にいうSだ、プライドは高いが背は低い。
その気の強さから20代前半にして、このアイスクリーム専門店の店長に抜擢されたことは、ミホの母親伝いに俺にも伝わっていた。

「なに覗いてるの?可愛いお客でも入っていった?それともウチの店員に興味があるの?」
ジリジリと詰め寄ってくる。
昔からなぜかこの小さいミホに逆らえず、後ずさりしてしまう。
「でっかい図体して、ハッキリしなさいよ!」

その言葉に少しカチンときて、ミホに返す。
「1つ聞いていいか?」
「なによ!」
なぜか口調が喧嘩口調になっている。
すでに聞きにくい状況だが思い切って聞いてみた。
「あのアイスクリームのピンクのキャラクターって」そう言った時、ミホが口を挟む。
「ああ、ももアイスね、で!」
途中で話を切られ、少しムッとしながら「ピンクの中身って…」
そう言った時、再びミホが話を切った。

「え!あんた見たの?」
少し萎縮しながら、「いや、偶然なんだけどぶつかって、戻す時に中の人と目が合ったというかなんというか…、で中身ってもしかして」

「私とでも言いたいの?残念、私じゃないわよ」
「私じゃないってことは、別の誰か?」
ミホはしまったという表情で、口を押さえるが、すぐに反撃に出る。
「あんた、ももアイスの中身を見るために、店の周りを彷徨いてたの?」
ももアイスの中に人が入っていることが、確認できればいいと思っていたので帰ろうとした時、「中の女の子みてみたい?」
ちょっと嫌味を込めて、ミホがいう。
俺は生つばを飲んで、大きく頷いた。

807 アイスくりーむ :2018/12/17(月) 22:20:42
ミホが先導し、裏口の階段を登って行く。
「さっき、ももアイス回収したばかりだから」
階段を登りきった部屋の中には店の資材などがあり、部屋の奥に業務用のエレベーターがあり、それを指差すミホ。
「開けてみて!」と言われ上下に扉を開くと、鮮やかなピンクの頭が現れた。
「床に降ろして!」ミホの指示に従い横倒しのまま丁寧に床に置く。

コーンの下辺りから伸びる丸められたコードを電源へと差し込む。
そして、コードの途中にあるスイッチを入れると、ももアイスは光ることなくビクビクと床を這いずり回るように動き出した。
さらにそのスイッチをミホが操作すると、「うぅぅぅぅー」と声を挙げ始めた。
動きは激しさを増す。

「このスイッチはね、中の女の子のアソコに仕込まれたローターに繋がっているの、だから今この子は凄く気持ちよくなってるの」そう言って這いずり回るももアイスの頭をポンポンと叩いた。

このあと更にスイッチを操作すると、ももアイスは大きく反り返ると「あぁぁ、ダメぇ〜!」ハッキリと聞こえる声で床を激しく這いずり回る。

808 名無しさん@着ぐるみすと :2018/12/20(木) 19:29:26
支援!

809 名無しさん@着ぐるみすと :2018/12/29(土) 20:57:35


810 名無しさん@着ぐるみすと :2018/12/30(日) 14:21:35
続きが気になります!

811 アイスくりーむ :2019/01/03(木) 00:19:55
ミホはスイッチを切り、電源を抜くと
「どうしても、ももアイスの中身見てみたかったら、ご自分でどうぞ」と手でももアイスを示す。
「あ!ただし、壊さないでよ」
「私は仕事があるので店に戻るわ、じゃあ」と言ってミホは店へ戻っていった。

俺はももアイスの中の子と2人きりになった。
初めはぐるりを回りを観察した。
着せるためのファスナーなどはない。

それはなんとなく分かっていた。

「失礼します」そう言ってからももアイスを転がすようにして着ぐるみを脱がせる糸口を探してみる。
しかし、全く糸口が見つからない。
目についたのはコーンから伸びたコード。
電源に差し込むとももアイスはピクピクと動き出した。

「何やってんだ俺」電源はすぐに抜いた。

812 名無しさん@着ぐるみすと :2019/01/03(木) 15:15:07
http://zyukuzyoderi.livedoor.blog/archives/14776067.html

813 アイスくりーむ :2019/01/06(日) 07:54:12
しばらくももアイスを観察して分かったこと、それはアイスとコーンの間に隙間があること。
おそらくこの二つは分離できるものだと、仮定し回してみた。
アイス部分はネジのようになっていて回すと外れた。

コーンから外れたアイスをゆっくりと外す。
中から現れたのは赤いタイツのようなモノにつつまれた塊。
コーンから慎重に引き出す。
ももアイスの中身も抵抗することも暴れることもなくじっとしてコーンから引き出される。
タイツからもコードが伸びたままである。

ももアイスの外皮を外すことには成功した。
タイツの塊となったももアイスの中身は短い手を動かして喜んでいるのか、怒っているのか分からない表現をしていたが、それもすぐにおさまった。

814 アイスくりーむ :2019/01/06(日) 07:55:15
動きのおさまったタイツの塊のさらに中身へとたどり着くため、糸口を探るべくタイツの塊を転がしてファスナーを探してみるがどこにもない。
コーンの部分だった先の部分、つまりコードが出ている部分がどうも怪しい。
コードに沿ってなかへとおさまっている部分はプラスチックの筒になっており、そこへタイツが押し込まれるように入っているのを発見、引っ張ってみる。

伸びながらもタイツは外側へと出てきた。
どんどん引っ張るとタイツが出てきて、タイツの口が現れた。
袋状になったタイツを脱がす。
タイツは三重になっていたが、全て脱がせた。

いよいよご対面かと思ったが、中から現れたのはラップの塊。
タイツの塊の時に聞こえていた“ギシギシ“という音の正体はこれだとわかった。

815 アイスくりーむ :2019/01/06(日) 07:56:39
ラップの塊となったももアイス。
中身がどういう状態であるかが漠然とではあるが見えてきた。
足は膝で曲げられ一つにまとめられ、腕も同様に曲げられた状態でラップで固定されていた。
そのためももアイスは大人とは思えぬ小ささを実現していた。
もちろん中身の女性が小柄なこともあるのだが。

透明のラップのため、俺がももアイスを倒した時に見た目もラップの奥に見えた。
なんだか気まずく目の見えるところを下にしてラップの解体にかかった。

何重にも巻かれたラップを丁寧に外していく。

ラップを解いていくとなんとなくではあるが、中身の状態がだんだんと分かってきた。

816 アイスくりーむ :2019/01/06(日) 07:57:33
中身が黒いことは黒いタイツのようなモノを着ていると思っていたがそうではなかった。
どうもラバースーツの様。

なぜラバースーツを知っているかって?
それは俺がラバーフェチだから。
ラップを解くスピードが上がる。

完全にラップを解くまでもなく分かったことはやはりももアイスの中身はラバースーツを着ていた。
しかも、ドギースーツという強制的に手足を折りたたんだ状態でないと着ることができないスーツを。

首元からマスクを被っている辺りを重点的にラップを解いていく。
もちろん目的はももアイスの中身である女性の顔を見るため。
それを察した中の人は始め少し抵抗を見せたが、すぐに諦めたのか抵抗は収まった。

817 アイスくりーむ :2019/01/06(日) 08:15:22
手足を満足に使えない彼女の背中越しにラップの解体を進め、マスク部分にようやくたどり着いた。

ここで分かったことはドギースーツの内側もラバースーツを着ているということ。
内側のラバースーツは一体型になっている様で頭のてっぺんにファスナーのツマミを見つけた。

心臓の鼓動が高鳴る。
ツマミを持ってゆっくりと下ろしていく。



俺はあることを思い出していた。
それは元カノ ナオのこと。
彼女とは半年ほど前に別れた。
原因は俺の性癖。
そう、ラバースーツを着て欲しいとお願いしたらドン引きされ、そこから音沙汰なく自然消滅した。

818 名無しさん@着ぐるみすと :2019/01/06(日) 19:11:01
支援!

819 アイスくりーむ :2019/01/06(日) 22:49:06
この娘みたいにラバースーツを着て拘束されて着ぐるみに入ってくれる様な彼女なら。
大きく頭を振ってからファスナーを下げる。

ラバーで覆われた後頭部から熱気、汗の臭いとともに彼女の肩にかかる長さの黒髪が現れた。
ゆっくりとマスクを外す。
彼女に抵抗する様子見られない。

マスクを外したあと、彼女の前へと回り込む。
何かとても悪いことをしているようで気が引けるが、もう後戻りもできない。

伏せ目がちな彼女は俺が目の前に来てからゆっくりと顔を上げた。

“ナオ!“それ以上俺は声が出なかった。

820 名無しさん@着ぐるみすと :2019/01/07(月) 16:18:29
支援!

822 アイスくりーむ :2019/01/08(火) 22:44:52
「久しぶり、元気してた?」ナオからの言葉の後、沈黙が続く。

「いいよ、やっても」
ナオがボソッと呟くように下を向いて言った。

俺は一旦ラップをすべて外す。
そしてナオに再びラバースーツを着せる。
マスクを被せると目と口だけを残し、ナオは黒で覆われた。

ドギースーツのマスクは胸の辺りに垂れていた。
マスクは口の所から呼吸用のホースだけが飛び出している。
それをナオに咥えさせる。

言葉を失う前にナオは「あんなに拒まなくても良かったのにね」と、優しい目で言った。
俺は静かに頷くと、ナオにドギースーツのマスクを被せた。

823 アイスくりーむ :2019/01/09(水) 23:04:06
ドギースーツの背中のファスナーを閉める。
ネットに転がっていてたまに見る俺の知ってる人犬と今目の前にいるナオの入ったヒトイヌは全く違った。
どこが違うかというと、ピッタリし過ぎている。
曲げられた手足の張りもそうだが、体も胸の形から腰のくびれ、お尻の割れ目までもクッキリと浮き出ている。

そして俺のブツもジーパン越しにクッキリと浮き出ている。

ドギースーツの股の部分はファスナーになっていて、その奥のラバースーツの股の部分。
そこはコンドームのようになっている。
そこに入っているコードが伸びる男性器を模したバイブを抜くと自分のブツを代わりに挿入した。

そしてヒトイヌに覆い被さると迷いなく腰を振り始めた。

824 アイスくりーむ :2019/01/09(水) 23:04:40
ヒトイヌのホースから荒い呼吸とともに喘ぎ声が漏れる。
そのホースを俺は咥えると、さらに腰を振る速度を上げた。
ヒトイヌは短い手足に力を込めて、俺の体にへばり付くようにして体を強張らせている。

これまで興奮し続けて耐えてきた俺、そしてももアイスの中でバイブに逝かされたナオ。
2人とも逝ってしまうにはそれほど時間はかからなかった。

それでも何度も何度も愛し合った。

825 名無しさん@着ぐるみすと :2019/01/16(水) 23:44:31
いいねぇ…支援!

826 名無しさん@着ぐるみすと :2019/02/08(金) 13:48:19
その部屋には人型の肌タイツの物体が転がっている。胸の所には時間が刻印されている。
マネキンのように見えるが性別はない。




女に一人の男が睡眠薬と水を差し出した。
女は水と一緒に睡眠薬を受け取るとそれを水とともに飲む。
女はじきに深い眠りについた。
男は女を肩に担いでどこかへ連れて行く。



ついた先には5人の男達。
男達は20代と見られる若くスタイルの良い女の服を剥ぎ取ると、次々にストッキングでできたゼンタイを着せていく。
先ずは光沢のあるストッキングゼンタイに足を通して腕も通す。横たわる女の体を起こして顔までもストッキング地のゼンタイを着せる。
女の体はストッキングで締め付けられ、仕事で浮腫んだ足が引き締められる。
顔は押し潰され綺麗な顔がブサイクになる。
次にベージュのストッキングゼンタイ。同じように別の男が着せていく。光沢のあった体はベージュに包まれ顔はさらに潰された。
また、別の男は黒のストッキングゼンタイを着せる。生地の伸びた部分は下のストッキング地が透けて見える。
顔はさらに潰されたが、黒に覆われてブサイクさ加減は判りにくくなった。

ストッキングの締め付け効果もあり3枚のストッキングゼンタイは女の体をスリムにさせた。


しかし男達はまだ続けて女にストッキングゼンタイを着せる。光沢のあるもの、ベージュ、そして黒という順に全部で9枚ものストッキングゼンタイを着せた。動きのなかった女も苦しそうに体を動かすが目覚めてはいないようであった。
最後に白いストッキングゼンタイを着せる。
女の体は全体的に少し肉がつき、顔の凹凸はほぼなくなった。


次に男達は薄手のゼンタイを手にする。
色は赤、黄、緑、青、黒。
それを順に女に着せていく。
もう女の手は手袋をつけたようになっているが、そんなことには気にも止めない男は赤いゼンタイを着せていく。
男達は入れ替わりながら、黄、緑、青、黒のゼンタイを着せた。
ゼンタイのファスナーはツーウェイになっており、閉める度に頭の天辺と腰の辺りにツマミが交互になるようにした。これで女は簡単にはゼンタイを脱ぐことはできない。
ここまで15枚、胸は押し潰されて大きかった膨らみは僅かに確認できる程度になっていた。足や腕は男達が曲げてやると曲がる。それでも女の手は開いたままでもう物を掴むことができなくなっていた。ただそれでも呼吸は問題ないようであった。



男達はまたもゼンタイを手にする。
今度はメタリックのゼンタイ。
このメタリック地のゼンタイは呼吸がしにくくなる。それをレッド、ゴールド、グリーン、ブルー、シルバーの順で女に着せていく。
指は腫れ上がったように太くなっているので、手の部分はミトン仕様。
5枚のメタリックゼンタイを着せると女の体に凹凸がなくなり、性別を判断ができなくなった。
人の形をしているが、モノのようにしか見えない。
仕上げとばかりに厚手の肌タイを着せられる女。苦しそうに呼吸を繰り返す。

体には現在の時刻が刻印されたテープが貼られた。

827 名無しさん@着ぐるみすと :2019/02/15(金) 17:58:19
支援

828 名無しさん@着ぐるみすと :2019/03/09(土) 21:39:17
まだかなぁ

829 名無しさん@着ぐるみすと :2019/03/14(木) 06:12:09
ー刻印された時刻から2時間後ー


モノと化した女の傍には男が立っていた。
女からはただ呼吸だけが聞こえる。
苦しそうにしていた呼吸も落ち着いている。
男は女の両足にロープを巻き付けるとそれを引っ張って移動を始めた。
抗うことなく引き摺られる女。


女が連れて来られた場所は正方形の特殊な部屋。
部屋の真ん中には人が四つん這いで固定できるようになっている。
手首から二の腕と足首から太腿には固定具が備えられている。
固定されると頭を下げてお尻を突き出した形となる。

男が部屋を出て扉を閉める。
部屋を覗ける大きな窓から男が見える。
男が手元の機器を操作すると、固定されて身動き出来ない女のいる部屋の天井の機械が作動し始めた。
女が固定された真上に無数に穴の空いたプレートが降りてきた。
そしてその無数に空いた穴か赤い粘性のある液体が降ってきた。
肌タイは血が噴き出したようにみるみるうちに赤く染まっていく。


この赤い液体は特殊な蝋で均等に延びて広がり時間が立つとプラスチックのように固くなる。



赤い液体が女の背中側を全て赤く染めた。
しばらく様子を見ていた男だったが時計にチラリと目をやると、再び女のいる部屋へと入っていった。

腕から背中、足と固まっていることを確認した男は女の手足の固定具を外す。
固定具を外されても体が固まっている女は動くことができない。
そしてそのままの形で動けない女を仰向けにする。
背中側からほぼ全身を特殊な蝋で固められた女。
残っているのは固定されて手足の地面に着いていた箇所、そして腹側。
男は虫の死骸のように仰向けになった女を残して再び部屋を出た。

そして別室から先ほどと同様の操作を行うと、女は顔の部分だけを残して全て特殊な蝋で覆われた。
男は再度女の元へと戻ると、顔の部分の呼吸位置を確認しながら特殊な蝋を手で塗った。

そして男は部屋を出て行った。
部屋には虫の死骸のように仰向けで固まった女の呼吸だけが聞こえていた。

830 名無しさん@着ぐるみすと :2019/03/16(土) 23:26:10
アイスくりーむはまだ続きませんかね

831 名無しさん@着ぐるみすと :2019/04/06(土) 22:06:26
新作まだか

832 名無しさん@着ぐるみすと :2019/04/09(火) 10:56:55
ー赤い特殊な蝋で固められて1時間後ー


2人の男が台車と共に部屋へとやってきた。
女の体全体が完全に固まっていることを確認すると、お尻を突き出した形で女を台車へと載せる。

そして、台車は別の部屋へと移動を始めた。



移動した先は石膏像が並んだ部屋。
そして、2人の男がエプロンを着て待っていた。
木製の大きな机に固められた女を乗せる。
女を運んできた男たちは部屋を出て行った。


木製の机に置かれた動けない女に2人の男は石膏を貼り付けて作業を始めた。
ゼンタイの重ね着で女性らしさを失っていた女の体に肉付けしていく。
顔も元の女の顔を再現して。
そして呼吸も、作られた顔の鼻と口から出来るようにした。

こうして元の女よりもひと回りほど大きな女の石膏像ができた。
乾くまで少しの時間を要する。
乾燥を早めるため部屋のエアコンを温度をMAXにし、2人の男が部屋を出て行き女は動けないまま、また1人になった。


お尻を突き出し、鞭を求めるような格好の石膏像からはすすり泣く声が部屋に響いた。






ー石膏像にされてから3時間後ー


先ほどのエプロン姿の男2人が戻ってきた。
手には大量のペンキ。
石膏の乾き具合を確認してから部屋に予め用意されていた土台へと石膏像を移動させる。そして銅色をしたペンキを塗り始めた。
石膏の白い部分がすべて銅色一色となり男たちは出来に満足したように何度か頷いた。

【ペンキ塗りたて】と書かれた紙を土台に貼ると男たちは部屋を出て行った。

833 名無しさん@着ぐるみすと :2019/04/17(水) 05:38:13

ー6時間程前、とある超進学校の校長室ー


放課後、突然呼び出された女性教師。

「君はこの事態にどう責任を取るのかね」
校長が強い口調で言い放った相手は教員2年目の女性教師。

女性教師が叱責を受けているのは、ある男子生徒と関係を持ったこと。
美人で若いこの女性教師に懐いてきたのは男子生徒の方からだった。
女性教師はこの男子生徒と男女の関係を持ってしまったことで男子生徒の成績は急降下。
この超進学校ではあり得ない成績まで落ち込んだ。
それだけでも問題があるのだが、この男子生徒がテレビでよく目にする有名政治家の息子であったため、学校側は責任を取るように求められた。

そして女性教師に懲罰が科せられることになったのだ。
懲罰の内容については女性教師には伝えられず、拒否することも許されなかった。

女性教師は校長室から学年主任の女性教員に連れられて、校内の外れにある旧校舎へと向かう。

旧校舎ではこの学校の教員でない男が女性教師を引き取り旧校舎へと消えていった。

834 名無しさん@着ぐるみすと :2019/04/17(水) 05:39:21

ー銅像にされてから8時間後ー


銅像は校門のすぐ脇にあった。
生徒たちの登校時間、昨日までなかった銅像に群がる生徒たち。

そして銅像の土台に付けられたプレートを見て騒ぎ出した。
プレートには“淫乱女教師“そしてその下には女教師のフルネームも刻まれていた。

女の耳にはイヤホンが入っており、銅像の土台に取り付けられたマイクから外部の音がよく聞こえる。
女子生徒の
“いやらしい“
“卑猥“
“不潔“などと女を蔑む言葉が投げつけられる。
女は悲しくなり涙するのだが、同時に動くことのできない卑猥なポーズで生徒に晒され興奮し愛液も漏れていた。

男子生徒の1人がプレートの説明書きを読んで銅像の鼻の辺りに手を近づける。
「あったかい空気が出てる、この銅像生きてぜ」
騒ぎ出す男子生徒に、女子生徒の悲鳴。

女はグッと唇を噛み締めて懲罰に耐えた。
女はこれから3日間、銅像として校門近くで晒され続けた。

835 名無しさん@着ぐるみすと :2019/04/17(水) 05:41:05

「慎二くん、映画どうだった?」
「美琴先生、コレって本当に女性教師を演じた女優さんが銅像にされたんですかね」

美琴はDVDのパッケージの裏面を見ているがそんなことは書いていない。
「ちょっと待って調べてみる」
そういうと美琴はスマホを取り出し検索を始めた。

「あ、あった!ちょっと待ってね」
そういうと美琴は動画の再生を始めた。


そこには女性教師を演じた女優がバスローブ姿で映っていた。
見つけた動画はいわゆるメイキング映像。
「これから、初めての全身タイツ姿になります」と笑顔で話している。
「初めてなんでちょっと緊張でーす」


映像が切り替わり全身をストッキング覆われた人が画面に現れる。
「こっちですか?」
スタッフにカメラの位置を確認する。
その声は確かに先ほどの女優。
そして話し出した。
「どうですか?ストッキングでできたゼンタイを重ね着しました」
「え、10枚ですか?」
スタッフと会話しているよう。
「もう顔が分からなくなってしまいましたが、呼吸は大丈夫です」
そういうと手でOKサインをした。

また、映像が切り替わる。
黒いのっぺらぼうが顔を出す。
「え、こっち?」
スタッフに体を回されてカメラに向き直る。
「えーと、全く目が見えなくなりました、それに顔が圧迫されて話しにくいです」
「体も動かしづらくなってます」
そういってその場で足踏みをする。
「呼吸は以外と大丈夫ですね」
「もう、顔が見えないから別の人が演じていると思っているあなた、甘いですよ私は女優として懲罰を受ける女性教師を真っ向から演じ切ります」
そういうとガッツポーズをして見せた。

またまた、映像が切り替わる。
カメラの下から現れたのはシルバーののっぺらぼう。
第一声は
「呼吸がキツイです、体も思うように動きません」
「これからはされるがままになるみたいです」
「皆さん、私の頑張りを是非映画館で見てください!」
そういうと手を振り、厚手の肌タイを持ったスタッフの方へ手を引かれて歩いていく後ろ姿でメイキング映像は終わっていた。

836 名無しさん@着ぐるみすと :2019/04/17(水) 05:43:49
「本当に演じてたんだ」
くっつくようにしてスマホを見ていた2人は声を合わせて呟いた。

「慎二くんはあんな風に女性が閉じ込められてるの見ると興奮するの?」
美琴の問いに戸惑っている慎二。
「先生はなんだか興奮してきたわ」
笑顔で慎二を見ると、慎二もはにかみ笑いをしていた。

837 名無しさん@着ぐるみすと :2019/04/17(水) 05:44:34
慎二の手を引いて彼の部屋へと移動する。
「今日は親御さん旅行だからゆっくりできるわね」
「隣の部屋借りてもいいかしら」
美琴の問いにただ頷く慎二。
美琴は慎二の部屋に置いてあった大きなカバンを持つと部屋を出て行った。

838 名無しさん@着ぐるみすと :2019/04/18(木) 21:33:38
NGワードで書き込みできないので、短文になります。

839 名無しさん@着ぐるみすと :2019/04/18(木) 21:34:15
隣の部屋に入ると早速、裸になり着替え始める美琴。

840 名無しさん@着ぐるみすと :2019/04/18(木) 21:36:35
カバンから取り出したのはドールスーツ。

841 名無しさん@着ぐるみすと :2019/04/18(木) 21:37:16
シリコンでできた肌は見た目には人肌と区別がつきにくいほど。
髪はピンクで顔は可愛く、胸の先にはピンクの乳首がツンと勃っている。
美琴自身変身願望があり、このドールスーツを着ることを楽しんでいる。

842 名無しさん@着ぐるみすと :2019/04/18(木) 21:38:08
このドールスーツはマンコにコンドームのような袋が付いている。
だからこれを自分の中へ押し込むことで慎二とこのままエッチもできる。

843 名無しさん@着ぐるみすと :2019/04/18(木) 21:42:11
慎二は5人家族で両親と姉と兄がいる。
父親が大会社の社長をしており、お金に困ることはない。
姉は司法試験に一発合格し今は上京し弁護士をしている。
兄は誰もが知っている国立大学に通うため上京し医者を目指している。
ちなみに姉も同じ大学の卒業生である。

844 名無しさん@着ぐるみすと :2019/04/18(木) 21:43:45
そのため慎二も同じ国立大学を目指すべく私立の進学校へと進んだのだが、唯一英語がふるわず家庭教師を雇うことになった。

その進学校で英語教師をしているのが美琴。
慎二の父から直々に声を掛けられて小遣い稼ぎで慎二の家庭教師を引き受けた。

845 名無しさん@着ぐるみすと :2019/04/18(木) 21:44:42
家庭教師に来るうちに慎二、両親ともに親密になっていき、今回のような両親不在の時は慎二の身の回りの世話を頼まれるようになっていた。

846 名無しさん@着ぐるみすと :2019/04/18(木) 21:47:15
慎二の部屋を掃除の際、慎二が隠し持っていたドールスーツを見つけた。

847 名無しさん@着ぐるみすと :2019/04/18(木) 21:49:16

このドールスーツで慎二がナニをしようとしていたかは触れないが美琴にはその目的がある程度想像できた。

だから今回のような両親不在の日、行動に出た。

848 名無しさん@着ぐるみすと :2019/04/18(木) 21:50:45
慎二が部屋に入るとドールが制服を着てベッドで横になっていた。
慎二は一瞬ビクッとしたが、恐る恐るドールに近づき指をつついた。
それぐらいではドールは動かない。
ドールの顔を覗き込むように見てきた時、紗羅の中の美琴は慎二に抱きついた。
そしてそのままベッドに引き摺り込みキスをした。

これが美琴が初めてドールになった日。
それ以来、慎二の成績が良かった時、そして両親不在の条件付きで美琴はドールになった。

849 名無しさん@着ぐるみすと :2019/04/18(木) 21:54:15
美琴はドールスーツを広げて、ドールの左右の肩甲骨を繋ぐように開く重ね合わせ部分から足を通す。
ドールスーツはきちんとメンテナンスされていて中にはベビーパウダーがまぶしてある。

そのおかげで引っかかることなく、足がスルスルと入っていく。
足が入るとお尻を振りながらドールスーツを引き上げる。
お尻まで入ると自分のマンコへコンドームの袋を押し込んでいく。
次に腕を通すと自然と胴体部に美琴の体が収まる。
5指もしっかりと通す。

まるで美琴を採寸して作られたようなドールスーツであるが、実際は奇跡的に美琴の体型にマッチしていただけである。

もしかすると、理想であるドールに近い体型の美琴を慎二が自然と選んだのかもしれない。


ピンクの髪のついたマスクを被ると美しい大人の美琴は幼さいっぱいの可愛いドールへと変身する。
あとは、制服を身につけて完成。
下着はつけない。
美琴は小さな視界にもかかわらず、淡々と制服を着ていく。
その制服が自分が学生だった頃の制服と似ているため体が覚えていた。

着替えが終わると大きな姿見の前で、慎二から教わったポーズを取ってみる。
「よし!」美琴は1人呟くと自分の着替えを入れたカバンを持って慎二の部屋へと戻った。

850 名無しさん@着ぐるみすと :2019/04/18(木) 22:01:23

慎二は心ここに在らずと分かるくらい落ち着きなく机に向かって勉強していた。
ドールは慎二の背後に回ると抱きつき頬を擦り寄せる。

851 名無しさん@着ぐるみすと :2019/04/18(木) 22:02:42
そのまま、ドールはベッドへと誘い慎二と交わる。

852 名無しさん@着ぐるみすと :2019/04/18(木) 22:04:05
事が終わるとドールは抱き枕カバーに入り抱き枕となる。

慎二の耳元で抱き枕は囁く。
スッキリ出して、スッキリ寝たら勉強頑張りましょう。
受験はもうすぐだから。

fin.

853 名無しさん@着ぐるみすと :2019/04/18(木) 22:05:26
NGワードで文書が書きたいものからどんどん遠ざかっていきました。すみません。
これってなんとかならないものですかねぇ。

854 名無しさん@着ぐるみすと :2019/04/19(金) 12:19:24
こっちはそういうNGワードはありませんがどうですか?

小説投稿道場

着ぐるみ小説スレまとめ
https://www63.atwiki.jp/kigurumi-novel/sp

雑談スレ
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/17897/1512185297/


あとはpixiv行くとか?

855 名無しさん@着ぐるみすと :2019/04/19(金) 17:14:45
pixivに載せてリンク貼るのが一番
ここの管理人も規制しすぎだがあちらの管理人もアレだから

856 名無しさん@着ぐるみすと :2019/04/20(土) 14:02:57
また向こうの管理人が宣伝してんのか…。
しつこいから次スレのテンプレに入れとけ。


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