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【妄想】着ぐるみ小説スレ第11章【連載?】

352 まんころ ◆dkf/aF6sqI :2017/01/14(土) 19:10:27
ドラゴン

女性が部屋でバイト情報誌を見ている。
短大を卒業し、特にやりたいこともなく、なんとなく就職した会社も今年で7年目。
給料も増えずオシャレもできない、そして結婚も。
顔にもスタイルにも自信はあったが、くそオヤジしかいない会社で良い出会いがある訳もなく、時間だけが過ぎていた。
そんな彼女の名前は早川沙織。

沙織の目に留まったのは高給日当のバイト。
内容は「着ぐるみを着てのお仕事」とある。
先日テレビで楽しそうに着ぐるみに入る女性たちを特集していて、いつもと違う自分になれるのではという思いから申し込んだ。
面接後すぐに採用となり、採寸を行なった。

バイトはターミナル駅での新作ゲームのPRイベント。
当日空気のパンパンに入ったビニール製のドラゴンの可愛い着ぐるみが、愛嬌を振りまいていた。
もちろん中身は沙織。
この手の着ぐるみはファンで空気が送られて膨らむものが、ほとんどなのだがこの着ぐるみは違った。
中に入った人を圧迫しながら膨らませ、ただ空気が抜けないようにしているだけ。
着ぐるみの可愛いらしさとは、ウラハラに着ぐるみの中では圧迫と暑さに耐え愛嬌を振りまく沙織がいた。
人が集まりだした時、ビニール製のドラゴンの空気が抜かれ、背中のファスナーが開けられる。
中からは沙織ではなくリアルなドラゴン出現。
細身のリアルドラゴンはそのままハーネスを取り付けられ、人が行き交う2メートル上空に吊り揚げられた。
可愛いビニール製のドラゴンと入れ替わりにスタイル抜群の美人2人がゲームに扮した衣装で駅を行き交う人に声をかけ始めた。

人だかりは先程よりも大きくなっていく。
そして手を挙げ人だかりの前に出た数人の男女に、美女たちは銃を手渡していた。
銃を手にした数人の男女はリアルドラゴンとなった沙織の方を見ている。
そして合図と共にそのまま銃を発砲し始めた。
銃の弾はBB弾、着ぐるみの上からでも場所によっては痛みが走る。
その度に猛獣のような声をあげ、吊られたまま蠢くドラゴン。
その迫力に行き交う人も足を止める。
どれくらい続いただろうか、発砲が止みようやく吊り揚げられていたロープが弛みゆっくりと降ろされていくドラゴン。
もうこの時には痛みで声をあげ過ぎ、体験することのない吊られた状態で動きまわり、しかも初めての着ぐるみの暑さにでグッタリとして沙織は動かなくなっていた。

ゆっくりとドラゴンが降ろされた先には大きな卵が台車に載せられた状態で置かれていて、その中へと収まるように降ろされていった。
ドラゴンが収まるとギザギザに割られた卵の殻の上半分をスタッフが被せると、接着剤でも仕込んであったのだろう卵は割れ目は綺麗に消えてしまった。
そのままドラゴンの入った卵は何処かへと運ばれていった。

END


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