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美琴板なんだし美琴のSS書こうぜw

565美琴大好き:2011/12/31(土) 23:40:42 ID:QMOOmH.Y
アンチスキルの支部


鉄装「な、……なんですか…黄泉川先生……その書類の数字の羅列は……?」


黄泉川「例の事件で、御坂美琴と犯人の洪庵博巳がやり合った時に第7学区中が停電に陥ったじゃん?
……その復旧までにかかった被害総額だってよ…」


鉄装「う、うわあ……な、なんですかこの額は……これって…一体誰が誰に払うもんなんですか?」


黄泉川「知らねーじゃん、そんなことは!!
ったく、御坂美琴の奴、能力が元に戻ったのは分かったから、もう少し加減してくれねーと…
…全く参ったもんじゃん、アイツも…!!」


鉄装「ま、まあまあ……良かったじゃないですか…御坂さんの能力も元に戻って…
犯人も捕まったわけですから…」


黄泉川「…それで?その犯人は、今どうしてるじゃん?」


鉄装「え……?って、ああ、洪庵さんのことですか?
ジャッジメントから身柄を引き取ってからは、なんだか、取り調べにもずいぶんおとなしく応じてるみたいですよ?

一度、能力を使って、ジャッジメント支部から逃走した、っていう話だったから、もっと暴れるのかと警戒してたんですけど…」


黄泉川「ふーーん、そうか……あれだけの事件を起こした奴だから、もっとどうしようもないヤツかも思ったんだが…

…何か心境の変化でもあったのかもしれないなぁ……」

……………

566美琴大好き:2012/01/01(日) 00:01:28 ID:QMOOmH.Y
…………

とある喫茶店


初春「…取り調べの供述によると、かつて研究所からもらって、残っていた『サイコダウナー』で犯行に及んでいたそうです。
『サイコダウナー』自体はもう、生産中止の薬ですし…

…洪庵さんが所有していた薬もすべて回収しましたし………類似する事件の再犯はもうないと考えられますね」


黒子「あーーそーですの、良かったですわね…」


佐天「へー、そうなんだ。けど、初春。その洪庵って人、ずいぶんあっさりと取り調べに応じるようになったんだね?」


初春「そうですね、アンチスキルも取り調べはもっと難航すると踏んでいたみたいですけど…
少しは心を入れ替えたのかもしれないですね」


黒子「けっ、それは分かんないですわ。ただ単に、アンチスキルの取り調べにびびりあがって、供述してるだけかもしれませんし……」


佐天「(な、なんか初春……白井さん……機嫌悪くない……??)」ひそひそ…


初春「(実は…白井さん……取り調べ中に犯人の洪庵さんに暴行を加えてしまって……
固法先輩から謹慎2週間の罰を与えられてしまって…多分、それで…)」ひそひそ…


白井「よ、余計なことは言わなくていいんですのよ!初春!!!」

567美琴大好き:2012/01/01(日) 00:20:38 ID:QMOOmH.Y
佐天「あ、あはは……、と、ところで初春!…その、洪庵さんの話なんだけど…
…なんで最後の最後であんなことをしたんだろうね?」


初春「え?あんなこと、って、一体……なんのことですか、佐天さん?」


佐天「いや、だからさ初春…御坂さん相手に一対一で勝負を挑むなんて真似……

あの時、御坂さんがレベル5に戻っていたことくらい知っていたはずなのに…
どうして最後に、そんな戦いを挑んだんだろうな、って…?」


初春「それは………」


黒子「…………」

568美琴大好き:2012/01/01(日) 00:23:39 ID:QMOOmH.Y
黒子「……洪庵博巳もかつては、レベル5候補とまで呼ばれた能力者…
…その時に持っていたプライドを……完全には失っていなかったんでしょうね…

かつての『電撃使い』の頂点として持っていた強烈なプライドを…洪庵も事件の中で
少しばかり思い出したのかもしれないですわ」


佐天「なるほどねえ…
けど、それにしたってレベル5の御坂さんに一対一で勝負を挑むなんて真似、よくできますよね」


黒子「確かに、洪庵が最低の糞野郎だったことに変わりはないですけど、
最後の最後に『超電磁砲』にガチンコで勝負を申し出たことについては、認めざるをえないですわね」


初春「へえ……それじゃあ、洪庵さんが心を入れ替えて一から出直せば、
いつかまた『電撃使い』として帰り咲く日も来るかもしれないですね」


黒子「けっ、それはどーでしょうね。いずれにしても、『電撃使い』の頂点はお姉さまただ一人なわけですから、
洪庵なんかが割って入りこむ余地なんてどこにもないことに変わりなないんですの!」


初春「また……んもう、白井さんたら…さっきからそんな言い方して…性格悪いですよ?」


黒子「なーーに、言ってんですのよ初春!何であれだけの事件を起こした犯人の肩を、
ワタクシが持たなくちゃいけませんの!?まったく!!」


佐天「あはは……」

569美琴大好き:2012/01/01(日) 00:29:37 ID:QMOOmH.Y
佐天「あ、それはそーと2人とも!あとちょっとで、御坂さんの診察が終わる時間ですよ!」


初春「あ、ほんとですね、もうこんな時間!」


黒子「どうやらずいぶんと長く話こんでしまったみたいですわね…
では、そろそろ、病院へお姉さまを迎えに行きましょう、2人とも」


佐天・初春「ええ!」


喫茶店を後にする3人

………

570美琴大好き:2012/01/01(日) 00:51:04 ID:QMOOmH.Y
……………


……………


とある病院


病院の正門前から出てくる美琴。


美琴「ふう……」


佐天「御坂さーーん!」


美琴「あ、佐天さん!それに初春さんと黒子も!わざわざ迎えにきてくれたんだ!!」


初春「御坂さん…それで、どうでしたか!?診断の結果は!」


美琴「え?ああ、何の問題もなしよ!例の薬による後遺症もないし……それに…
ほら、この『身体測定』の結果見てよ!」


初春「ええっと…あ!『総合評価…レベル5』ですって…
…すごい…さすが…御坂さんですね!!


佐天「これで事件の起きる前の元の通りですね!いやーー、良かったですね!」


美琴「え?違う違う…総合評価のところじゃなくて…ほら、元通りじゃなんかじゃないわよ?」


佐天「え??」

571美琴大好き:2012/01/01(日) 00:56:30 ID:QMOOmH.Y
美琴「ほら、ここの能力のパラメーター、私、事件が起きる前よりほんのちょっぴりあがってるでしょ!?
私、今回の事件を通してほんのちょっとだけど、能力値が上がったみたいなの」


佐天・初春「え、ええええええーーーー!!!!」


佐天「の、能力値があがった、って……なんで、どうして!?一体何が起きたんですか、御坂さん!?」


美琴「え?なんでって……自分でもよくわかんないけど、この数日間で結構ガチで特訓し直したから、
勢い余って、元の能力値より上にいっちゃったみたい、あはは…」


初春「あはは……って……え、えええ!!そ、そんなことがあるんですかあ!!」


佐天「つい数日前まで元のレベル5に戻れるかを心配していたのに……
それ以上にパワーアップして返り咲くなんて……一体、どーなってるんですか御坂さん!!」


美琴「え、ど、どーなってるって……え、え?」

…………


黒子「(……………)」


黒子「(全く……どこまで底なしなんですの、お姉さま……)」

572美琴大好き:2012/01/01(日) 01:38:38 ID:QMOOmH.Y
黒子「(こんな風に…お姉さまは前に、前へと…進んでいくんですのね…
…今までも……そしてこれからも……


そう、誰よりも優しく…誰よりも誇らしく……誰よりも強く……!)」


黒子「(ですけど……)」


黒子「(ですけど…お姉さま…

…なぜお姉さまは、…御坂美琴は、ここまで強くい続けられるのか……

その答えは、結局見つからないままですのね……

一体……一体なぜお姉さまは………)」



佐天「………けど、ホント今回ばかりは参りましたよ御坂さん」


美琴「ええ?参った、って佐天さん?一体、どーいうこと??」


佐天「だって、今回ばかりは、流石の御坂さんもピンチだろうと思って、
皆で必死になって助けようと思ったのに…」


初春「ほんとですよ……たった数日でレベル5に返り咲くだなんて…
ビックリしちゃいました!」


佐天「そうそう……なんだか今回は、逆に御坂さんのすごいところをまざまざと見せつけられる形になった気がして……
一体どうしたら、そこまで強く生きていけるのかなって……逆にこっちがへこんじゃいましたよ!」


美琴「え?なーに言ってんのよ佐天さん!私の強さの秘訣なんて…
…そんなの、皆がいるからに決まっているじゃない!」

573美琴大好き:2012/01/01(日) 01:42:56 ID:xRLUnSps
佐天「……え?」


黒子「おねえ……さま?」


美琴「私がこの数日間でレベル5に戻ることができたのは、自分だけの力じゃない…
…いつだって私の味方をしてくれるみんなが……そう仲間がいるから……、

それが分かってたから、私は安心してレベル5に返り咲くことができた…!

そう……例え私がレベル1になろうが、どうなろうが……
私は…私は一人なんかじゃあない…

…それが分かってるから…私は心を折れることなく頑張ることができたんだから。

…皆がいてくれたから、私はずっと強く居られるんだから!!」


佐天「み、御坂さん………」


黒子「……お、お姉さま……」

574美琴大好き:2012/01/01(日) 01:48:00 ID:xRLUnSps
黒子「(…………、ああ……そうなんですのね……)」


黒子「(『超電磁砲』を……御坂美琴お姉さまを強くいたらしめているのは……

お姉さまに味方をする周りの人間…

レベル5としてではなく……『超電磁砲』ではなく……純粋に御坂美琴のことを
尊敬し、慕い、味方をする多くの人間が、

お姉さまの根底にある心の強さを支え……お姉さまを強くいたらしめているんですわ…)」


黒子「(そう……これが…お姉さまの強さの真髄……きっと…他のレベル5には持ちえない……お姉さまだけの……!)」


美琴「あ、そーだ、そういえば黒子」


黒子「……え?」

575美琴大好き:2012/01/01(日) 02:04:09 ID:xRLUnSps
美琴「………初春さんから聞いたわよ。犯人の取り調べのとき、
私のことを悪く言われたとき、相手を殴ってまで、本気で怒ってくれたんだってね」


黒子「…え?あ、ああ…そうですけど……そんなの、お姉さまの『露払い』としては当然のことで…」


美琴「私がレベル1になったときだって、校内で常に私のこと気にかけてくれて…

…やっぱり黒子は私のルームメイトね…ホント感謝してるんだから。
黒子がルームメイトとして私のそばにいてくれたから、私はここまで早く復活できたんだと思う」


黒子「ええ…い、いいいや……違いますのお、お姉さま、
そ、そんなこと、当然のことをしたままで………


って……え?」


佐天・初春「……え?」

………


美琴「ありがとね、黒子」


優しく、黒子を抱き寄せる美琴。

576美琴大好き:2012/01/01(日) 02:11:25 ID:xRLUnSps
初春「ちょ、ええええええーーーー、な、ななななにやってるんですか、御坂さん!!」


美琴「え、い、いやあ、今回はいろんな人に迷惑かけちゃったけど……
特に黒子にはいろいろ心配かけて迷惑かけちゃったから……これくらいいいかな……って…」


佐天「こ、これくらいいいかな……って…だ、ダダダメですよ御坂さん!!
いくらなんでも白井さんにそんな『大盤振る舞い』しちゃあ!!!」


美琴「お、大盤振る舞い、って佐天さん……って、きゃああああ!!」


黒子「はあはあはあはあはあはあはあはあはあはあ……」


初春「白井さんの息切れが激しくなってきています!!御坂さん!!
は、早くに、逃げてください!!!」

577美琴大好き:2012/01/01(日) 02:19:07 ID:xRLUnSps
黒子「ふひ……ふひひひ……お姉さまが…お姉さまがワタクシのことを
…優しく……抱き寄せてくれて……ふひひ…あ、もうダメですの…プツン…
おっねえええさまーーーーーーーーーん!!!!」

美琴に襲いかかる黒子!!


美琴「あーーーもうアンタはああ!!!
せっかく感謝してたのにアンタってやつはあああーーーー!!!!!
どりゃあああああああ!!!」


ビリビリビリビリビリィィィ!!!


黒子「ぎゃあああああーーーー!!!」


佐天「あーーあ、もう…白井さんたら…」


初春「ほんと……台無しです白井さん……
けどまあ、何はともあれ…
…いつものパターンで、これで一件落着………って、あ、あれ……?」


黒子「ふひ……ふひひひひひ……お姉さまぁぁ…」

ゆっくりと起き上がる黒子……

578美琴大好き:2012/01/01(日) 02:27:38 ID:xRLUnSps
美琴「え…ちょ……く、黒子……ななな…何よアンタ……いつもだったら…
これで『オチ』なはずなのに……な、なんでまだ、立ちあがってくるわけえ??」


佐天「ちょ……や、やばいです御坂さん!!白井さんが興奮しすぎて…
…いつもとパターンが違う感じになってます!!!」


黒子「ぶひ……ぶひひひ……お姉さま……!」


初春「いやああああ!し、白井さんが……白井さんがあ……
いまだかつて聞いたことのない奇声をあげています…!!
御坂さん!!今度こそ早く逃げてください!!」


黒子「お姉さまあ!!ぶっひいいいいいいいいーーーーー!!!」

再度、美琴に襲いかかる黒子


美琴「きゃあああああああーーーーーー!!!!!!」

579美琴大好き:2012/01/01(日) 02:42:09 ID:xRLUnSps
美琴「きゃああーーー!!ちょ、く、黒子!!やめ、やめなさいってばああ!!
ちょ、怖……!!いやあああ!!もう、追ってこないでええええ!!」


黒子「ぶひひひひ……いやですわお姉さま!!さあさ!!今日という今日は、
ワタクシの愛を受け取ってもらうんですのお!!!!!」


佐天「す、…凄い……白井さんが……あの御坂さんを完全に圧倒している…!!
レベル5の御坂さんを……完全に攻略しているよ、初春!!」


初春「ああもう……一度でいいから…白井さんのヘンタイ精神も思いっきり陥落してほしいです…」


佐天「う、うーーん確かにそうだねえ……初春、ヘンタイ精神を落とす薬がないかどうか…
…今度、木山先生に聞いてみたほうがいいかもねえ…」


………………

美琴「ちょ、……黒子、わか……わかったから……もう、これ以上…近づかないで…
い、いや……ちょ……や、止め…!!」


黒子「おっねええさまあああああああーーーーーぶっひいいいいいいいい!!!!」


美琴「きゃあああああーーーーーーーーーーーーー!!!」



…………

『御坂美琴の陥落』。

これは、『超電磁砲』御坂美琴の根底にある、『心』の強さのお話。

おしまい

580美琴大好き:2012/01/01(日) 02:45:51 ID:xRLUnSps
最後まで付き合ってくれた方、ありがとうございました。

上条さんとからんでふにゃーとかする美琴ではなく、『強い』御坂美琴をテーマにして書いたSSです。

よく原作や二次創作でないがしろにされがちな美琴の実力ですが、
もっといろいろな意味で評価されてもいいような気がします。

ホントはもっと短い話のはずでしたが、いろいろ寄り道してしまい、
長くなってしまったことをお詫びします。

長い間スレを占拠してしまい、申し訳ありませんでした、感想お待ちしてます。

581美琴大好き:2012/01/01(日) 04:06:48 ID:zv14XmME
乙です
新年早々読めて幸せでした
この数ヶ月間すごい楽しみにしてたのが終わるのは残念だけど最後までおもしろかったよ
本当にありがとう

582美琴大好き:2012/01/01(日) 10:52:50 ID:iHwqIx3E
長い間乙でした!
終盤の黒子が洪庵さんに言った
お姉様を他のレベル5ごとき と一緒にするなって
台詞が印象的でした
確かに黒子にとっては美琴以外のレベル5なんて ごとき、
なんだろうなあ…

次回作も期待してます。ありがとう。

583美琴大好き:2012/01/01(日) 11:47:23 ID:DeRFDr5Q
長いことお疲れ様です。
あまり人がいないこのスレで一番槍かつこれだけの作品を完結させた作者にただ感服いたしました。
禁書の可愛いらしい美琴や超電磁砲のかっこいい美琴も確かに魅力なのですが、こういった逆境にも折れない美琴の「心の強さ」をよく感じさせてくれた作品だと思います。
楽しみにしていた作品が完結して少し寂しい気持ちもありますが、読んでいてすごく楽しかった、本当にありがとう。

※こっからは作品の内容とは関係ない質問
ちなみに次回作の構想などはありますか?
このスレでも別のスレでもいいのであれば教えてくれるとありがたいです。
あと文やキャラの書き方がものすごーく見た記憶があるのですが、もしかして漫画家美琴や上琴漫才のSS書いてた人ですか??w

584美琴大好き:2012/01/01(日) 17:59:23 ID:7cHVV9ec
>>583
>>ちなみに次回作の構想などはありますか?


全然ありません。というか、イーモバイルなんで規制かかりまくりで
SSを投下できるところがほとんどなくなってしまってあんまりSS書かなくなりました。……

>>もしかして漫画家美琴や上琴漫才のSS書いてた人ですか??

実はそうですw

585美琴大好き:2012/01/01(日) 19:42:00 ID:K7.aVbPA
なんだあなただったのか

586美琴大好き:2012/01/01(日) 19:54:03 ID:4x9Wf34g
おもしろいなー話つくるのうまいなーって思ってたら>584で納得した

587美琴大好き:2012/01/01(日) 20:24:32 ID:iHwqIx3E
質問する機会めったにないから聞いておきたい

1、今まで書いた自分の作品で一番気に入ってるのは?
2、脚本家、もしくはその卵だったりする?
3、なんで美琴板に投下したの?
4、どう考えても美琴好きだよね?

588美琴大好き:2012/01/01(日) 20:35:19 ID:bbCsxKKo
乙です
とても面白いSSですた。風呂敷の畳み方も丁寧でGJ!

589美琴大好き:2012/01/01(日) 21:07:31 ID:Ig.ny/AI
完結乙!まさかの漫画家の人でしたかw
確かイーモバイルだとss速報でも規制の対象なんだったけ?
前のスレで佐天さんのssも結構楽しみにしてたのにいつの間にか落ちちゃってたし…

もしまた何か美琴でネタを思いついたらここに落としにきても構いませんので
どうせ誰も使わn…ゲフンゲフンしばらく誰も使う予定ないと思うので

590美琴大好き:2012/01/01(日) 21:48:59 ID:7cHVV9ec
>>587 こんなに質問……はじめてされた…

>今まで書いた自分の作品で一番気に入ってるのは?


一番気にいってるとかはないですが
昔、vipか何かで投下した

美琴「ツンツンしすぎなのかな…」
美琴「アイドルグループ?」
というSSが自分のSSの中では、比較的うまくまとめられた
記憶があります。ただ、どっちも全然レスが集まらなかった記憶も…ww

>脚本家、もしくはその卵だったりする?

め…めっそうもございません…


>なんで美琴板に投下したの?

素直に投下できるのがもう、ここぐらいしか…

>どう考えても美琴好きだよね?

はいw

591美琴大好き:2012/01/02(月) 02:58:06 ID:a06rdfiQ
更新間隔短くてすげえとか、キャラが生き生きとしてて読んでて楽しいとか、
いろいろ他にもあるけどちょっと上手く言葉にできない…とにかく感謝と賞賛を送りたいです。
美琴の心の強さ、周囲との絆の強さをじっくりと味わえる素晴らしい作品でした。

長い間本当にお疲れ様です。次回作にも期待しています。

592美琴大好き:2012/01/02(月) 19:57:35 ID:eJYYaIB6
お疲れさまでした。
導入から終わり方まで本当に楽しませていただきました。
こういう美琴が、美琴らしい美琴といえるのでしょうね。
次回作も楽しみにしています。

593美琴大好き:2012/01/02(月) 22:57:24 ID:AnhP0Yjg
お疲れ様です
美琴好きとしてかなり楽しめました
そして安定の黒子落ちwww

594美琴大好き:2012/01/03(火) 00:41:03 ID:IE1diOLg
乙でした。本当に面白かったです。
一つ質問させて頂きたいのですが、
美琴「……レベル5になった時の話ねえ………どうだったかしら」
というSSを読んだことがある方なのでしょうか?
私自信あのSSが好きでして、読んでいて時折それを思い出す描写がありましたので・・・。
もしかしたら同じ作者さんなのかもしれませんが、気になったので答えて頂ければ幸いです。

595美琴大好き:2012/01/03(火) 02:22:42 ID:3gA6DOro
>>594
実を言うと、同じ作者です。

そのSSは、所詮は自分の妄想で勝手に書いた美琴の過去話ですが、
一応、自分の頭の中にある美琴像で、今回のSSも生意気にもその過去話を踏まえて書いていたりします。

今回のSSの中で、序盤の木山先生のセリフや、食蜂と美琴の会話、ラストの冥土帰しが
御坂妹に語る『お人よしで付け入れられやすい』という美琴論は、原作もそうですが、
その過去話をなんとなく踏まえたような内容にしているつもりです。


自分の中では、ものすごく思い入れのあるSSなのですが、
全然上手く書けなかったのと、例によって見てくれた人も少なかった印象の
あるSSだったので覚えている人がいてくれて、ものすごく感激しました。
どうも、ありがとうございます。感動のあまり長文に……失礼しました。


その他、感想をレスしてくれた美琴板の方々、本当にありがとうございました。
この場を借りてお礼申し上げます。

もっとこの板でSSを書く人が増えて、にぎわうといいですね!

596美琴大好き:2012/01/03(火) 03:59:32 ID:4XWpjdwg
禁書SS界(?)中じゃ結構な有名人ですがな
美琴「……レベル5になった時の話ねえ………どうだったかしら」
も美琴がレベルが上がっていく過程はどうだったかな、みたいな話題になるとよく名前が挙げられてるよ

597美琴大好き:2012/01/03(火) 12:57:38 ID:IE1diOLg
594です。質問に答えて頂き、こちらこそありがとうございました。
書き方も似ていたような気がして、そうじゃないかと思いましたが、やはりでしたか。
あのSSは、個人的には正史でも良いんじゃないかと思うくらい良く出来ていて、美琴のキャラをきちんと押さえながら過去話が展開されていたので本当に違和感なく読めました。
美琴の強さは能力だけじゃなく、自分だけの現実の強さも有ると思っていましたので、そこに共感出来た点も記憶に残っている要因かもしれません。
作者さん的には上手く書けていない、とおっしゃっていますが、私にはとてもそんな風には思えません。
今回読ませて頂いたSSもそうですが、貴方の書くSSはキャラのセリフに全く違和感がなく、ブレがないのでとても自然だと思います。もちろん話の展開もです。
ここでまた貴方のSSを読むことが出来て大変光栄です。次回作があるのでしたら、是非読ませて頂きたいです。
・・・本当の本当に素人の方なんですか?w

598美琴大好き:2012/01/03(火) 23:12:09 ID:WEIFNOpU
>>597

いろいろと褒めていただき大変恐縮です。
キャラの言葉使いだけは、一応気をつけている部分ですので、褒めていただきありがたいです。

>・・・本当の本当に素人の方なんですか?w

地の文もロクに書けないズブの素人です…w
間違いも多いし…


というか、このSSも読み返すとほんと、間違いが多い…
セリフの誤字脱字はもちろん、第7学区を途中第3学区って書いてたり…

ほんと、すいません。ご勘弁を。

599美琴大好き:2012/01/05(木) 23:09:08 ID:EwTeDzUs
美琴板初のssってことで是非とも
まとめブログに引っ掛かって欲しい

600美琴大好き:2012/01/25(水) 19:34:31 ID:f0hDDwho
亀ですが乙です、とても面白かったです。

いろいろと他にも書かれている方のようですが、
他にどんな作品を書いていたのか教えていただきたいところです。

601美琴大好き:2012/01/27(金) 00:54:37 ID:ZukfdhOs
美琴「漫画家になろっかな…」黒子「は?」
黒子「(計画通り…ですの!!)」
美琴「……レベル5になった時の話ねえ………どうだったかしら」
美琴「ら…らぶらぶレールガン…?」
佐天「…超能力ショー…??」
垣根帝督「御坂美琴っていったか……覚えといてやる……!!!」
黒子「お姉さまなんてもう知らないですわ!」美琴「こっちこそ!!」
上条「頼む!俺と漫才をしてくれぇ!!」
美琴「夢で好きな人にあえるおまじない?」
美琴「あ……アイドルグループ???」
美琴「ツンツンしすぎなのかな…」
美琴「私のことビリビリいってりゃいいのよ!」

おすすめSSスレで紹介された範囲だとこんなでした

602美琴大好き:2012/01/27(金) 08:43:23 ID:14kLwXWA
>>601
シナリオ形式のSSかと思ったぞw

603sage:2012/01/27(金) 09:12:31 ID:jmOmW0lY
600ですが教えていただきありがとうございました。
半分くらいは読んだことありましたww

まとめサイトでよく見るタイトルばかりですね

604美琴大好き:2012/01/27(金) 18:45:32 ID:9/WIzDcs
>>601
お前美琴好きすぎだろww
ちなみに他のとある系SSでは黄泉川一家、アイテム、佐天さんのやつ以外書いてない感じ?

605美琴大好き:2012/01/27(金) 20:12:54 ID:f0hDDwho
調べて分かったけど、この作者、元々はゾーマ「マヒャデドスですか…?」
の人なんですね。話作りが上手いわけだ…

禁書SSも、どのキャラも卑下することなく書けている感じが
好感が持てますね。

それはそうとこのスレ、過疎る一方ですけど誰か他の書き手さん
来ないものだろうか…

606sage:2012/02/09(木) 23:03:44 ID:rLxn5SyM
みんなの暇つぶしにまとめ依頼だそうと
思うんだが作者さん問題ないでしょうか?

607美琴大好き:2012/02/13(月) 17:53:52 ID:7xjPujs6
過疎ってるな…

608美琴大好き:2012/04/05(木) 22:43:19 ID:NywbBvnU
誰もいないのか…
新しい書き手さんが来ないか楽しみにしてるのに…

609美琴大好き:2012/05/16(水) 11:50:54 ID:4dEgPxkU
超いまさらだけど一言感想

美琴の過去を書いた話といい、何と言うかこの人はキャラを上手に描くなって思う。
オリキャラも浮くことなく綺麗に溶け込んでるのが凄い。さすがにこの板のおすすめスレで沢山あげられてるだけのことはあるなあって感心しました。

また新作があれば是非この人に書いてほしいです。他の板とかで既に書いてるようなら是非教えろください〜

610美琴大好き:2012/08/05(日) 19:22:49 ID:JYwJOFGY
時は泰平、江戸時代。代々続く寿司処上条亭で修行を積む見習い寿司職人当麻は、寺小屋での勉学に遅くなったある夜道、若い女の悲痛な叫びを聞きつける。
急ぎ駆けつけてみればそこには若い女二人を襲った後らしき黒装束の二人組の姿が。急ぎ当麻が割って入るとその不逞者は夫婦のように寄り添い霞のように消えて失せた。
足元を見ればそこによよよと泣き崩れてるのは同門の制理と白カチュ子。斬られたかと助け起こしてみれば一切の外傷は無く、代わりといってはなんだがその豊かな乳房が煙のように消えていた。
怪異・乳隠し! この話は瞬く間に常盤城下中に広まり、親分てーへんだと岡っ引きの五和が上司である女同心、神咲火織の所に駆け込んでみればこの昼行灯、例によって酒樽を抱いて寝ている体たらく。
やべえまた取って喰われると愛用のさす又だけ持って一目散した五和は単身捕り物へと繰り出した。毎回これではボヤきの一つも出てくるもの。
「はあ。それにしても私が悪党に囲まれると必ず出てくる、あの鬼神の如き強さの、般若の面を被った白襦袢の巨乳酔いどれ侍は何者なんでしょうか・・・・」
それとは別に独自に検分を開始した当麻は、妖術に詳しい伴天連宣教師インデックスに寿司を振る舞い怪異について聞き出そうと図るが、備蓄を食いつくし熟睡してしまったため敢無く失敗、仕方なくはぐれ陰陽師の土御門と共に雪女に会いに行くことに。
また、籠担ぎを生業とする仕上は身ごもった恋女房のため引き取った毛唐少女フレメアのため、この件を解決し褒美をいただこうと籠担ぎの相方お沈とともに真相究明に動きだす。
忍者半蔵が遊郭にて花魁オリアナ太夫に椅子にされながらほくそ笑み、遊び人の数多さんが陽気に町をふらつき、宣教師オルソラがカステラをはむはむするという風雲急を告げる空の下、神社の境内を掃き清める巫女に出番はあるのか!?
最愛の童女、おトメを手押し車に乗せて諸国を旅する浪人、悪世羅は三度笠の切れ目から十六夜を見上げて何を想う!?
常盤城下に到着したちりめん問屋のご隠居幻生、お供の乱数さん加群さん、テレスにうっかり円周はこの事態を解決する気あるのか!?
その城下町を天守閣から見下ろすは美琴姫。姫はある少年に懸想していた。かつてお忍びで城下に出た折り、うっかりぶつかって卵を割ってしまった事から悶着起こした少年を。
世話役兼護衛役の女中黒子と光子が見つめる中、姫はどうやら寿司屋関係者らしきあの方に逢いたい、その手から直接お寿司を受け取って食べてみたいと豊満な肢体を火照らせる!
乳隠しの正体とはなんなのか!? 花のお江戸は、恋騒ぎ!

611バーバリー ネクタイ:2012/11/03(土) 00:47:55 ID:RWgLtkdM
匿名なのに、私には誰だか分かる・・・(^_^;)ありがとう。。。
バーバリー ネクタイ http://burberry.suppa.jp/

612美琴大好き:2012/12/10(月) 21:31:47 ID:7BfZfn2Q
完全に過疎っててワロタww


誰もいないけどひっそりと投下…



12月…とある喫茶店


初春「夏休みも大覇聖祭も終わって…もうすっかり冬ですねえ」


黒子「そうですわね、最近すっかり冷え込んできて…あんなに暑かった夏
が嘘みたいですわ」


美琴「今年ももう終わりかあ…なんかさ、あっという間の一年だったよね」


佐天「いやいや、何言ってるんですか御坂さん!まだ今年は終わってないですよ!
まだ、あるじゃあないですか、今年最後の一大イベントが!」


美琴「一大イベント?」

613美琴大好き:2012/12/10(月) 21:37:45 ID:7BfZfn2Q
佐天「だから!クリスマスですよクリスマス!!今年最後のイベントって言ったら
それしかないでしょう!」


初春「あー、そういえば最近、学園都市もあたり一色クリスマスモードですよね、
モニュメントなんかもたくさんできてきてるし!

そっかあクリスマスかあ…なんだかワクワクしますね!」


佐天「へええ…そんなこと言って初春〜、イブに何か予定でもあるの?」


初春「え…い、いや…別にないですけど…」


佐天「はあ…なーんだ。まあ、初春のことだから、そんなことだろうと思ったけどさ」


初春「んな…!そ、そんなこと言って、佐天さんこそ、イブに何か予定があるんですか!?」

614美琴大好き:2012/12/10(月) 21:41:15 ID:7BfZfn2Q
佐天「え!?わ、私!??い…いや…私もないけどさあ…」


初春「ほらあ!佐天さんこそ、人のこと言えないじゃあないですか!」


黒子「こらこらお二方…公衆の面前で、そんな不毛な争いはやめるんですの」


佐天「えー、そんなこと言って…白井さんはあるんですか?イブの予定は」


黒子「ありますわよ」


初春「え?…あ、あるんですか白井さん??」

615美琴大好き:2012/12/10(月) 21:54:41 ID:7BfZfn2Q
黒子「ええ…予定のない初春と佐天さんには悪いんですけど…

わたくし、イブの夜は、『最愛の方』とそれはもう…熱い、熱ーい夜を過ごす
予定がずっと前から決まっているんですの…

そう…!!何を隠そう、

このとなりに座ってる最愛のお姉さまと性なる夜を…ぶはあ!!」バギい!!


美琴「って…黒子!なんで私が、あんたの変態精神丸出しの予定に
付き合うことになってんのよ!?まったく、バカも休み休み言いなさいよね!」


佐天「あ、あはは…そ、そういえば御坂さんは予定あるんですか?」


美琴「私?私もクリスマスイブは…特にはないかなあ?」


佐天「えーー!ほうとうですかあ?そんなこと言って…
あの例の男の人と一緒に過ごすんじゃあないんですかあ!??」

616美琴大好き:2012/12/10(月) 21:58:44 ID:7BfZfn2Q
美琴「んな…!な、何言ってんのよ佐天さん!!私はアイツは
そんなんじゃあ…!!」


初春「あー、そうやってむきになるところがまた怪しいですよ、御坂さん!!」


佐天「そうですよ!早く白状してくださいよ、御坂さん!」


美琴「い、いいいや、だから、違うって…!!」


黒子「きーーー!!だ、黙るんですのよ二人共!!わたくしのお姉さまが
あんなお猿さんとイブの夜を過ごすなんてこと、あるわけないんですのよおお!!!」


わーわーぎゃーぎゃー…


………

………

617美琴大好き:2012/12/10(月) 22:05:43 ID:7BfZfn2Q
………

………

佐天「…なーんだあ…それじゃ、御坂さんも本当に予定がないんだあ」


美琴「うん、普通に寮でゆっくりしてようと思って」


黒子「そうそうそうですわ…寮でゆっくりとワタクシと熱い時間を…アイタ!」


美琴「いつまでもつまんないこと言ってんじゃないわよ、アンタは」


佐天「4人とも特に予定なしかあ…あーあ、なんだか面白くないなあ」


初春「まあまあ…佐天さん。家でゆっくり過ごすというのも悪くないと思いますよ?」


……………


美琴「………、あ、そういえばさあ、3人とも」


初春「え?なんですか、御坂さん?」


美琴「3人はクリスマスに、『サンタさん』に何をお願いするの?」

618美琴大好き:2012/12/10(月) 22:07:57 ID:7BfZfn2Q

…………………


佐天・黒子・初春「……え?」


美琴「いやだから、要は欲しいものよ、欲しいもの。
今年、サンタさんに何をお願いするかってこと」


佐天・黒子・初春「……………」

619美琴大好き:2012/12/10(月) 22:13:45 ID:7BfZfn2Q
佐天「………え、え、えっとお…わ、私はアレですかねえ…ほら!ipod!…
最近、自分の壊れちゃって…新しいのが欲しいかも…できれば最新のやつ…あはは…」


初春「わ、わたしは財布ですかねえ…今のはもうすっかりボロボロで…」


黒子「……わ、わたくしは香水ですかね。お気に入りのメーカーの最新モデルが最近発売されたみたいですので…」


美琴「……ふーん、そうなんだ…

…あ、ちょっとごめん…わたしちょっとトイレ行ってくる」


そう言って、席をたつ美琴…


佐天・黒子・初春「……………」

620美琴大好き:2012/12/10(月) 22:15:45 ID:7BfZfn2Q
佐天「………、ね、ねえ…初春」


初春「……………なんですか、佐天さん」


佐天「初春は……、何歳まで信じてた…?


サンタさんのこと」

621美琴大好き:2012/12/10(月) 22:20:58 ID:7BfZfn2Q
初春「わ、私ですか…?そ、そうですね…はっきり覚えてないけど、
多分、小学校3年生くらいかなあ…?


…佐天さんは?」


佐天「わ、私?私は…確か……小学校一年のときに、お父さんが
サンタさんの衣装にこっそり着がえているのを偶然見かけて…

それ以降はもう……

……白井さんはどうですか?」


黒子「ワタクシなんか……もう、モノ心ついたときには、既に信じていなかったですわ…」


佐天・初春・黒子「……………………」


佐天「……ね、ねえ…白井さん…御坂さんってもしかして、まだ」


白井「みなまで言わなくていいんですのよ佐天さん!!!!!」

622美琴大好き:2012/12/10(月) 22:43:26 ID:7BfZfn2Q
黒子「……そ、そんなまさか……お姉さま…」わ…わなわな…


黒子「(…た、確かに歳の割にゲコ太が好きだとか、幼児趣味が目に
余る部分もあるお方ですけども…

……まさか…まさか、中学2年生にもなって…

…サンタさんのことを未だにし、信じてるなんてことがああああ!!!!)」


黒子「ひぎゃああああああーーーーーーーー!!!!!!」

どんがらがっしゃーんぱりんぱりーん!!!


佐天「し、白井さーーーーーん!!!!
な、何やってんですか急に!!

そんな店内で転げまわらないで下さいよお!!」


初春「白井さん…軽い錯乱状態になってますう…」

623美琴大好き:2012/12/10(月) 22:49:11 ID:7BfZfn2Q
佐天「け、けどどうしよう、初春!やっぱりここは、御坂さんに
『本当のこと』、言ったようがいいのかな!?」


初春「え…け、けど、そんなことしたら、せっかくサンタさんを信じている
御坂さんの夢を壊すことになるんじゃあ!?」


佐天「で、…でも初春!!御坂さんって、中学二年生だよ!?
誰かがいい加減、教えてあげなきゃ!!

ねえ、白井さんもそう思うでしょ!?」


黒子「ぐあああああーーーー!!お、お姉さまああああーーー!!!
サンタさんに何お願いするの?、とかうわあああああーーー!!」ごろごろごろ…!!


初春「…まだ、錯乱状態みたいですね」


佐天「あーーもう!!白井さんってば!!」

624美琴大好き:2012/12/10(月) 22:51:02 ID:7BfZfn2Q
佐天「もういいよ!!私、言うからね!御坂さんがトイレから
戻ってきたら、真実を…!」


初春「ちょ、ちょっと佐天さ」


黒子「はあはあ…ま、待つんですの!!佐天さん!!」


佐天・初春「…え?」

625美琴大好き:2012/12/10(月) 22:59:10 ID:7BfZfn2Q
黒子「お姉さまに……言ってはなりませんわ…『本当のこと』を…」


佐天「え…ちょ、白井さん!?な、なんでですか!
言ったほうがいいですよ、絶対!!

普段、御坂さんの幼児趣味をとがめてる白井さんなら、絶対賛成すると思ったのに!!」


黒子「…はあ…はあ…確かに、最初は軽い錯乱状態に陥るほど衝撃的でしたし…
中学2年にもなってサンタさんを信じてるなんてこと…普通なら「ドン引き」レベル

佐天さんも言うことも一理ある…」


佐天「そ、そうでしょ!?だ、だったらなんで止めんですか!?」


黒子「ええ…実は、軽い錯乱状態になって転げまわってるうちに考えがかわったんですの…

中学2年にもなってサンタさんを信じてるお姉さま…

…あ、なんか、一周回ってアリだな、って…」


佐天「え、ええええええええーーーー!!!!」

626美琴大好き:2012/12/10(月) 23:04:44 ID:7BfZfn2Q
佐天「い、一周回って…アリって…ちょ…ええええ…」


黒子「そしてわかったんですのよ…ワタクシたちがすべきことは…

お姉さまの夢を壊すのではなく…むしろ夢を与えることだってことが…!!」


初春「ゆ、夢を与える…?一体どういうことですか…?」


佐天「ま、まさか…」


黒子「そうですのよ!今年のクリスマスイブ…!!
ワタクシたち3人がサンタになって、お姉さまの欲しいものを
プレゼントするんですのよ!!」


佐天・初春「え、えええええええーーーーー!!」



…………

…………

『御坂美琴とサンタさん』

後半戦も近日書きます。

627美琴大好き:2012/12/11(火) 21:39:28 ID:B.Tdhb0M
GJ

628美琴大好き:2012/12/11(火) 22:04:49 ID:1K3kIEWE
もう二度と誰も書かないと思ってたから、びっくりした
乙です!

629美琴大好き:2012/12/23(日) 20:27:23 ID:e7CehhWU
続き


そして…クリスマスイブ当日の夜


常磐台中学の学生寮


テレビ番組を見ながらくつろぐ美琴。

美琴「ふわーあ……眠い…」


黒子「………」


美琴「黒子ー?私もう、そろそろ寝るけど…アンタまだ起きとく?
部屋の電気つけっぱにしておこうか?」


黒子「…いえ…お姉さま…ワタクシも今夜は、そろそろ休みますわ」


美琴「あっそ、それじゃ電気消すわよー」ぱち


美琴「それじゃ、おやすみ黒子」


黒子「ええ…お姉さま…おやすみなさい」


…………

…………

630美琴大好き:2012/12/23(日) 20:33:44 ID:e7CehhWU
それから数時間後…

午前0時


…………

初春『…さん、白井さん、応答願います!』


黒子「ええ…聞こえておりますわ、初春…」


初春『現場の状況はいかがでしょうか、御坂さんは!?』


黒子「ええ…お姉さまがお休みになってから数時間…
もうぐっすり眠っておられますわ」


佐天『そうですか、よかった!それじゃあ、さっそく計画を実行に…!』


黒子「いや…ていうかお二人とも…」

631美琴大好き:2012/12/23(日) 20:41:17 ID:e7CehhWU
黒子「一体なんのために、そんなところで待機しているんですの…?」


外…常磐台学生寮の前


佐天「はっくしょん!!うう…さ、寒い…」


初春「な、何のために…って、決まってるじゃないですか!
白井さんがきちんとミッションを達成できるかどうか監視するためですよ!」


佐天「そ、そうですよ!けど、学生寮の中には入れないから、
こうして寒い中、寮の前で待機しつつ通信機を使って白井さんと連絡を…!」


黒子『はあ…いや、ですから……あのですねえ…お二人とも…』

632美琴大好き:2012/12/23(日) 20:51:16 ID:e7CehhWU
寮内

黒子「ミッションと言っても…あとはもう…

数日前、事前に聞いたお姉さまの今欲しいもの…
この『ゲコ太マフラー』を、すっかり眠りに落ちているお姉さまの
ベットの傍らにこっそり置くだけ…

この作業に一体、どうしてわざわざ監視が必要なんですの?」


初春『い、いやそうですけど……け、けど、重要な役回りですよ、
白井さん!!』


佐天『そ、そうですよ!!もし、プレゼントを置く瞬間に御坂さんが
起きたりしたら…!そう思ったらいてもたってもいられなくなって…!』


黒子「ああ、はいはい…お気持ちはよくわかりましたわよ。

確かに、ここでおねえさまにバレてしまっては、サンタさんを
信じるお姉さまの純真な心を汚してしまうことになりますものね」

633美琴大好き:2012/12/23(日) 20:58:42 ID:e7CehhWU
初春「ええ…!ということで白井さん!くれっぐれも御坂さんを
起こさないように気をつけてくださいよ!」


佐天「わ、私たちも外から応援していますから!は、…はっくしょん!!」


黒子『はいはい…わかりましたわ』



黒子「それじゃまあ、さっそくこのプレゼントをお姉さまのベットへ……

……んん?」


初春『し、白井さん?どうかしたんですか…白井さん??』


黒子「……初春…大変ですわ…」

634美琴大好き:2012/12/23(日) 21:09:21 ID:e7CehhWU
寮の外

初春「大変…、大変って…?い、一体どうしたんですか、白井さん!?」


黒子『いや……なんていうか、その…

お姉さまの…お姉さまの寝顔が……かわいらしすぎるんですの…』


初春・佐天「………は?」


黒子『いや…!可愛らしいのはいつものことですけれど…今夜のお姉さまの
寝顔はその…、艶かしすらある…!!

も、もしかしてこれは!!『性なる夜』・クリスマスイブの影響ではああ!?』


佐天「え、ええーーー、ちょ、し、白井さん、お、落ち着いてください!!」


黒子『い、いえ、ワタクシは冷静ですわ、佐天さん!!このお姉さまの
寝顔、明らかにゲコ太マフラーよりも…人肌を…!!つまり、この黒子自身を
欲しがっているんですわ…はあ…はあ…!!』



佐天「し、白井さんのアホォォォォーーー!!!なに勝手に暴走しているんですか!!」


初春「だから、白井さんに任せるのは不安だったんですう…」

635美琴大好き:2012/12/23(日) 21:20:02 ID:e7CehhWU
寮内

黒子「はあ…はあ…初春、佐天さん…もうしわけないですけど…!
この先は通信機の音声をオフにさせていただきますわ…!

この先は、お二人には聞かせなれない…!ワタクシとお姉さまとの
性なる夜のひとときを…!!おねええさまあああああーーーー!!」ガバァ!!


美琴「やっかましいいいいいいいーーーーーーー!!!!!」

ビリビリビリビリいいい!!!!


黒子「ぎゃあああああーーーーー!!!」


パリ…パリ…


黒子「げ…お、お姉さま…お、お目覚めになられましたのね…お、おほほ…」


美琴「ねえ黒子…なんでアンタは人が気持ちよく寝てる横でぎゃあぎゃあと…
それも性なる夜だとなんだの…!アンタ、これから一体、何をするつもりだったのかしらあ??」


黒子「い、いやああ、そ、その…え、ええっとおお…!…い、いや
違うんですの、お姉さま…黒子はただ、お姉さまと熱い熱い夜を…」


美琴「だからそれ全然違ってないでしょうがあああ!!アンタってやつは…
今日という今日は、とっとと真っ黒焦げになりなさいい!!!」


黒子「うぎゃあああああーーーーー!!!!」


………

………

636美琴大好き:2012/12/23(日) 21:27:59 ID:e7CehhWU
深夜一時…寮の外。

ひゅううううーーーーー…


佐天「…で、御坂さんに追い出されたと…」


黒子「うう…ひ、ひどいですわお姉さま…黒子はただお姉さまと
イブの夜に愛を確かめ合いたかっただけですのに…へ、へえっくしょん!!」


佐天「い、いやだから…それがいけないんですよ…白井さん…わかってます…?

ええっと、それで白井さん…御坂さんのプレゼントは…」


黒子「ええ…今ここにありますわ」


初春「けど、どうしましょう…白井さんも寮から追い出されて…
いったい誰がプレゼントを御坂さんのベットまで届ければ…」


佐天「うーーん、まあ、こういう時のことを想定して
私たちが待機してたわけだし…

ここは、私たちが寮にこっそり侵入して
御坂さんの部屋にプレゼントを届けるしかないんじゃない?」


初春「え!?わ、私たちが常磐台中学の寮内に!?」

637美琴大好き:2012/12/23(日) 21:40:05 ID:e7CehhWU
初春「け、けど、大丈夫ですかね!?御坂さんたちの学生寮って
確か、あの怖い寮監さんが常に監視しているんじゃあ…

もし、こんな真夜中に部外者の私達の侵入が知られたら…」


佐天「うーーん、けどまあ、もう午前一時だし…さすがの
寮監さんも、もう寝てるんじゃないかなあ??ねえ、白井さん」


黒子「さ、さあ、どうでしょうね…あの寮監のことですから…
日夜問わずセキュリティ対策は万全かもしれませんけれど…」


佐天「えー、そうかなあ、そんなに心配しなくても大丈夫ですって!!もうこんな真夜中なんですから!
っていうか、どっちみち、こんなところで考え込んでたらすぐに夜明けがきちゃいますし、

ほら、行きましょうよ、二人とも!」


黒子・初春「え、ええ…」

………

………

638美琴大好き:2012/12/23(日) 21:47:46 ID:e7CehhWU
寮のロビー

初春「…あっさり侵入できましたね…」


佐天「ほら、だから言ったでしょ、大丈夫だって。
よし、それじゃあさっそく御坂さんの部屋へプレゼントを届けに…」


黒子「油断してはいけませんわ、佐天さん!あの寮監のこと…
きっとどこかで監視している可能性も…」


寮監「…寮則…第……条……ヒック…」


黒子「…へ…?」

639美琴大好き:2012/12/23(日) 22:00:33 ID:e7CehhWU
寮監「…門限を過ぎての帰宅、これを固く禁ずる…ヒック…
そして、寮則第…条……許可のない部外者の侵入を固く禁ずる…

よもや…2条同時の寮則違反とは…えらくなったものだな白井…ヒック」


黒子「げ、げえええええーーー、りょ、寮監!い、いや違うんですの、
こ、ここここれはその…」


佐天「そ、そんなまさか……け、けど、白井さん…、

寮監さん……少し様子がおかしくありません??」


初春「た、確かに…心なしか体がふらついてますし…
顔も赤くなってるような…」


寮監「ヒック…ヒック…わ、私の様子がおかしい…だと…?
何をわけのわからないことを…てやんでい、ちくしょー」


佐天「て、てやんでい、ちくしょー!??」


黒子「寮監…いったい何が…!?」

640美琴大好き:2012/12/23(日) 22:11:11 ID:e7CehhWU
黒子「こ、これはまさか…そ、そうか!!

ヤケ酒!!ヤケ酒ですのね!!イブの夜に、30手前のいい年こいた
独身女性がやることなんてヤケ酒しかない…!!

こんな時間まで起きていたのも…焼酎片手に『明石家サンタ』でも
見ながら一人寂しい夜を…

…ひぎゃああああ!!!」ボキボキボキボキィィ!!!


佐天「し、白井さああああん!」


寮監「ほっほう…!!だ・れ・がヤケ酒だってええ白井ぃぃぃ!!
誰が、30手前で明らかに婚期逃してて焦ってるってえ、白井ぃぃ!?」ギリギリ…


黒子「い、いや、後半の方は言ってない…ぎゃああああ…!!ボキボキ…


佐天「きゃああーー、し、白井さん!

あ、あの寮監さん!お、落ち着いてください!!白井さんも悪気があったわけじゃあ…」


初春「はっ!いや、これはチャンスです佐天さん!!この調子で、寮監さんは白井さんに足止めしてもらって
私達は御坂さんのもとにプレゼントを!!」


佐天「え、えええええ!!って、初春!!助けないの、白井さんのこと!」


初春「ええ!!とっとと行きましょう佐天さん!!白井さんの死を無駄にしないためにも!!」


黒子「てめええええーーー初春ぅぅぅぅぅ!!!!!今後に及んで
何いってやがんですのおおおおお!!!!!」

641美琴大好き:2012/12/23(日) 22:18:14 ID:e7CehhWU
初春「ほら、早く行きましょう佐天さん!ほら、早く!」


佐天「う、うん!!ごめんなさい白井さん!!この仮はまた今度!」

ダッシュで美琴の部屋へ向かう二人


黒子「う、初春ううううお、覚えてやが…ぎゃああああああ!!」ミチミチミチ…ボキボキボキボキィィ!!

ぐしゃぐしゃぐしゃああ!!!メキメキメキ!!くちゃくちゃああ!!
キシャキシャアアアア!!ぽろりんぴっぴ!!



佐天「な、なんか初春!!後ろの方から、白井さんの体がめちゃめちゃ
にされているような、よくわかんない擬音が聞こえるんだけど!!」


初春「気にしちゃダメです佐天さん!そんな細かいこときにしては!!
ここは白井さんに任せて、ほら、早く早く!」


佐天「初春アンタ……実はちょっと楽しんでるでしょ…」


初春「…え?なんのことですかあ?…」


………

………

642美琴大好き:2012/12/23(日) 22:25:19 ID:e7CehhWU
……

そして、翌日のクリスマス当日


とある喫茶店


佐天「あれから無事、御坂さんのもとにプレゼントを届けることができたし…
よかったですね」


初春「ええ、寮監さんにも、あの後ちゃんと事情を説明したらおとがめは
ありませんでしたし、一件落着ですね。ねえ、白井さ…あいたあ!」


黒子「一件落着じゃねーですのよ、初春!!おかげでこっちは体中
が悲鳴あげてるんですのよ、まったく!!」


佐天「あ、あはは…それでその…サンタさんのプレゼントをもらった
張本人の反応は?」


黒子「ああ…そろそろやってくるころだと思いますけど…」


カランカラーン

美琴「ごめんごめん、3人ともおくれちゃって」

首にプレゼントのゲコ太マフラーを身につけている美琴。

643美琴大好き:2012/12/23(日) 22:44:28 ID:5CUpDMuQ
佐天「わ、わあーー、御坂さん、そのマフラーとっても似合ってていいですねえ!」


初春「ええ、ゲコ太の柄がとってもいい感じです!いったいどうしたんですか?」


美琴「これ?実は、朝起きたらベットの横においてあってさあ…
ふふ…きっとサンタさんが私にプレゼントしてくれたのね」


佐天「へえー!サンタさんが!!いいですねえ、うらやましい!」


黒子「ほ、ほんとですわ。ワタクシもサンタさんからもプレゼント、欲しかったですわ」


美琴「えへへ…そーお?それじゃ、私も「三人のサンタさん」に
クリスマスプレゼント、あげちゃおっかな?」


佐天・初春・黒子「え?」

644美琴大好き:2012/12/23(日) 22:50:18 ID:5CUpDMuQ
美琴「はい、3人ともプレゼント」


佐天「え…あ、あのこれ、欲しかったipod…!?」


初春「私のもこれ……新しい財布…」


黒子「欲しかった香水……あ、あのお姉さまこれは…?」


美琴「だからさ、クリスマスプレゼントよプレゼント!
今年は三人には、すごくお世話になったし…そのお返しよ。

それに……そもそも私だけ3人からプレゼントされておいて、
私からプレゼントがないのは不自然でしょ?」


佐天・初春・黒子「え……御坂さん、あの」


美琴「ありがとうね三人とも。マフラー、大事にするから」

645美琴大好き:2012/12/23(日) 23:00:26 ID:5CUpDMuQ
佐天「……え、えっと御坂さん…もしかして、気づいちゃってます…?
そのマフラーをプレゼントしたのが…私達だってこと…?」


美琴「え…ええ?そりゃあわかるわよ!
だって、私がこのマフラーを欲しいって話したのは3人だけだし…

あ、けどまさかあんなサプライズでプレゼントされるなんて思わなかったけどさ」


初春・黒子「…………」


美琴「けど、懐かしいなあ…クリスマスのプレゼント、学園都市に
来る前もあんな感じでベットに置かれてプレゼントされてたっけ?

今にして思うと、あれはうちのママがサンタさんのふりをして…」


佐天・初春・黒子「え、えええええええーーーー!!!」


美琴「え、な、なになに、いったいどうしたのよ!?」

………

………

646美琴大好き:2012/12/23(日) 23:10:37 ID:5CUpDMuQ
美琴「私が、本気でサンタさんを信じてると思ってた!?
な、なによそれ、なんでそんなことになってんのよ!」


黒子「い、いやだってお姉さま、以前、ワタクシたちにサンタさんに
何をお願いするの、とか、どうとか…」


美琴「や、やだ!あれは比喩でしょ比喩!!ただ単に、3人が今
何を欲しがってるのか聞いただけよ!

本気でサンタさんの存在を信じて言ってたわけじゃないわよ!!」


佐天「そ、そうだったんですか…」

647美琴大好き:2012/12/23(日) 23:11:55 ID:5CUpDMuQ
初春「な、なんだ、そうだったんですか。私達てっきり御坂さんが…」


佐天「いやあ、私ははじめからそんな気がしてたんですけど…
2人がそんなこというもんだから…」


初春「あーー!ずるいですよ佐天さん!!佐天さんだってそう思いこんでたじゃないですか!」


黒子「そうですわ!抜けがけは良くないですわよ佐天さん!」


佐天「あ、あはは……ごめんごめん…」


美琴「まったく、三人とも…勘弁してよ。確かに私はちょっと、可愛いキャラが好きだったりするけど…
もう中二よ中二!?14歳よ?さすがにサンタさんを信じる歳じゃないことくらい常識的にわかるでしょ!」


佐天「そ、そうですよねえ〜あはは!!」


美琴「そうよまったく…中1じゃあるまいし…ホント勘弁してよね」

648美琴大好き:2012/12/23(日) 23:14:31 ID:5CUpDMuQ
佐天「……それはそうと、御坂さん!プレゼントありがとうございました!」


黒子「お姉さまからのプレゼント……大切に使わせていただきますわ」


初春「私も!大事にしますね!」


美琴「ええ!!三人とも、来年もよろしくね…!

って、あ、ごめん、私ちょっとトイレ…」


そういって席をたつ美琴。


佐天・初春・黒子「…………」

649美琴大好き:2012/12/23(日) 23:24:30 ID:5CUpDMuQ
初春「……い、いやあ…それにしても御坂さん…
すべてお見通しだったんですねえ…プレゼントのこと…」


佐天「う、うん……確かにバレバレだったかなあ…
まあ、無理もないよ。そもそも信じてなかったみたいだし…サンタさんのこと」


黒子「あ、当たり前ですわ…常磐台中学のエースにして学園都市第3位…
わ、ワタクシのお姉さまが、サンタさんを信じているだなんて…
…そこまでお子ちゃまであるわけないんですの」


初春「って、白井さんも……最初と言ってること違いますよ…まったく」


佐天「ま、まあ……なんにせよ一件落着だよね……うんうん」


佐天「………」


初春「………」


黒子「………」



……………


佐天・初春・黒子「………『中1じゃあるまいし…』…??」


真相は闇の中…

サンタさん、あなたは何歳まで信じていましたか?



おしまい

650美琴大好き:2012/12/23(日) 23:26:14 ID:dgFYiLpQ

中一のクリスマスでプレゼントが無くてしょんぼりしてる美琴を想像したらすこし興奮した

651美琴大好き:2012/12/23(日) 23:35:58 ID:3ISgAhzg
今の季節に合わせたSSを描いたことがなかったので書きました。

ほとんどいないであろうSSが更新されていることに気づいた
コアな美琴ファンは感想待ってますw

652美琴大好き:2012/12/24(月) 12:43:42 ID:5ahYwoVI
とてもステキなクリスマスプレゼントありがとうございます!
話の展開もオチも上手くて面白かったwww
お疲れ様でした!

653美琴大好き:2012/12/24(月) 20:42:15 ID:B.Tdhb0M
GJ

654美琴大好き:2012/12/25(火) 11:33:50 ID:4dEgPxkU
乙です!
この安定したハイテンション黒子からして最初のSSと同じ作者さんですか!?

655美琴大好き:2012/12/29(土) 20:25:22 ID:6/L7gusk
美琴ssで興奮してきた

656美琴大好き:2012/12/29(土) 22:09:55 ID:Mjq4CqUw
これは可愛いSS。
乙!

657美琴大好き:2012/12/31(月) 01:20:56 ID:Ry7OnEcM
今更だけど乙にゃんだよ!
オチもよくて面白かったんだよ!

何より話が温かいんだよ!

658美琴大好き:2013/06/18(火) 21:40:46 ID:AbxIXdrE
イイ!!

659美琴大好き:2013/06/21(金) 23:04:06 ID:8Twh0jUM
かわいい話だよなあー

660美琴大好き:2013/08/14(水) 16:09:28 ID:eZCrmRqs
余裕があったら近いうちSS投下するかも

661美琴大好き:2013/08/17(土) 19:40:06 ID:FG7y6TLs
期待

663美琴大好き:2014/05/29(木) 04:13:20 ID:0nB8Ec/M
サイコー。美琴好きにはたまらないよ

664美琴大好き:2014/06/04(水) 00:27:41 ID:0nB8Ec/M
最初のやつも2番目のやつも全ての美琴ファンは楽しく読めるんじゃないかな。ssの中でもかなりクオリティが高いと思います。また新しいものを読ませてもらえると嬉しいな。

665美琴大好き:2014/08/10(日) 00:41:20 ID:Xu7rPQeY
自分も書きたいんですが1000超えた場合新しいスレ立ててもらえますか?

666美琴大好き:2014/08/10(日) 00:41:52 ID:Xu7rPQeY
自分も書きたいんですが1000超えた場合新しいスレ立ててもらえますか?

667美琴大好き:2014/08/10(日) 00:45:52 ID:Xu7rPQeY
あと美琴暗部堕ちがありますが大丈夫ですか?

HAPPYENDにしますけど

668美琴大好き:2014/08/10(日) 02:25:12 ID:Xu7rPQeY
美琴「絶対に私はあきらめない」

初SS
漫画レールガン10巻終了時からの再構築
メインは美琴と上条さん
いないと思うけど上琴NGの人は退散

669美琴大好き:2014/08/10(日) 02:25:58 ID:Xu7rPQeY
8月21日 地獄とも呼べる深く大きすぎる学園都市の闇にとらわれていた       とある少女はあらゆる異能の力を消す右手を持つ少年に救われた
そして9月20日大覇星祭2日目暗部組織の思惑に巻き込まれた少女はまたしてもその少年に救われた
しかし、彼女をめぐる学園都市の思惑は終わったわけではなかった

670美琴大好き:2014/08/10(日) 02:26:36 ID:Xu7rPQeY
8月21日 地獄とも呼べる深く大きすぎる学園都市の闇にとらわれていた       とある少女はあらゆる異能の力を消す右手を持つ少年に救われた
そして9月20日大覇星祭2日目暗部組織の思惑に巻き込まれた少女はまたしてもその少年に救われた
しかし、彼女をめぐる学園都市の思惑は終わったわけではなかった

671美琴大好き:2014/08/10(日) 02:27:53 ID:Xu7rPQeY
8月21日 地獄とも呼べる深く大きすぎる学園都市の闇にとらわれていた       
とある少女はあらゆる異能の力を消す右手を持つ少年に救われた
そして9月20日大覇星祭2日目暗部組織の思惑に巻き込まれた少女はまたしてもその少年に救われた
しかし、彼女をめぐる学園都市の思惑は終わったわけではなかった

672美琴大好き:2014/08/10(日) 02:29:55 ID:Xu7rPQeY
9月29日
チ―――――ン
とある学生寮でオーブンの甲高い音が鳴り響いた
佐天「御坂さんクッキーできましたよ」

美琴「思ったよりできたわね」

黒子「ところで、お姉様このクッキーはどなたにさしあげるものなんですの?」

初春「そうですよ。御坂さんいったい誰にあげるんですか?」

この日美琴は自分を救ってくれた少年、上条当麻に手作りのクッキーを作っていた

黒子「ハッ!!まさかあの類人猿!!!お姉さま!あの類人猿なんですわね。」

673美琴大好き:2014/08/10(日) 02:34:55 ID:Xu7rPQeY
一度目の時は、渡しそびれたものの元々義理深い性格のある美琴にとって、借りっぱなしのままでいられなかった
そのため、罰ゲームついでにクッキーを渡そうとこっそり佐天の了承を得た後、佐天の住む学生寮を訪れたのだが、
材料を持っているところを黒子に見つかってしまったため
そのために今の状況に到る

674美琴大好き:2014/08/10(日) 02:37:37 ID:xoNa4C26
佐天「御坂さんその類人猿さんって誰なんですか?もしかして彼氏さんですか?」ニヤニヤ

初春「か、彼氏!?御坂さんのお相手ですかぁ」

美琴「だ、だからあいつはそんなんじゃって・・・・・ああ!!!」ドサ〜〜〜

675美琴大好き:2014/08/10(日) 02:40:35 ID:Xu7rPQeY
クッキーを贈る相手=美琴の彼氏と言ったような話になってしまい
動揺して先ほどまでクッキーづくりに使用していた小麦粉を床にばらまいてしまった。
ちなみにクッキーを贈る相手がフォークダンスを踊った相手だとは佐天と初春には気付かれていない
上条という名前を出さないようにしているためであろう
単純に佐天さんにいじられないようにするためである

676美琴大好き:2014/08/10(日) 02:44:17 ID:Xu7rPQeY
黒子「ぎゃー!ほとんどわたくしにかかってしまいましたわ」

佐天「ああ!白井さんが真っ白子になってます」

初春「オセロじゃなくてただの囲碁になりましたね」

黒子「初春ぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!」

初春「ひぃぃぃぃぃぃ!!!御坂さん助けてください」

       「「「アハハハハハ」」」」

この時までは4人全員年相応の純粋な笑みを浮かべていた

677美琴大好き:2014/08/10(日) 02:47:07 ID:Xu7rPQeY


   ―――――窓のないビル―――――


そこには、学園都市の中枢を司るに12人しかいない統括理事会のメンバーが統括理事長を除き招集されていた

678美琴大好き:2014/08/10(日) 02:50:39 ID:Xu7rPQeY
潮岸「わざわざ我々全員をここに集めるということは久しぶりに新しいLV5でも誕生したのか?」

淡い光で照らされた部屋で円形のテーブルに等間隔で座っている中でも駆動鎧を常にきているため明らかに浮いている軍事、兵器関連に強い影響力を持つ老人・潮岸・が失笑気味に声を出した

679美琴大好き:2014/08/10(日) 02:52:03 ID:Xu7rPQeY
それに続き30代後半の金髪の男性
トマス=プラチナバーグが声を発した。

トマス「新しいLV5のたんじょうですかな。『隠しても隠し切れない人格破綻者の集まり』ですからねえ。かなり前でしたが、この前の時は、第4位の原子崩しの暗部の件の時でしたかな」

680美琴大好き:2014/08/10(日) 02:53:37 ID:Xu7rPQeY
そのとき、遮るようにポンッと11人全員の目の前にあるパソコンの画面にとある資料が添付された。

681美琴大好き:2014/08/10(日) 02:57:01 ID:Xu7rPQeY
いきなりとんでもない重複失礼しました。

拙い文章ですが、おつき合いして戴ければ幸いです

682美琴大好き:2014/08/10(日) 11:24:55 ID:E3mlo3/I
がんばれー

683美琴大好き:2014/08/10(日) 23:38:58 ID:Xu7rPQeY
黒子にかかってしまった小麦粉をみんなではたき落とし終えたと同時に
Prrrrrrr  Prrrrrrr
と黒子のSFチックな小型携帯に着信が入った

黒子「電話?固法先輩ですの」ガチャ

黒子「もしもしこちら『白井さん!!!!たいへんよ!!!今どこにいるの!?』

黒子「落ち着いてくださいまし。いったい何が・・・・・・・なッ!!お姉様が学園都市全地域で指名手配いい!!?」

美琴佐天初春「!!!!!!!!!」

684美琴大好き:2014/08/10(日) 23:41:02 ID:Xu7rPQeY
その時学園都市では至るところで
{学園都市第3位の超能力者『超電磁砲』御坂美琴}
学園都市全地域で指名手配というニュースが飛び交っていた

685美琴大好き:2014/08/10(日) 23:43:33 ID:Xu7rPQeY
とあるアンチスキルの女性2人は信じられないとニュースを見つめ


とある名門中学校に通う2年生の少女とその少女と同じと学校に通う1年生の2人の少女はただ愕然と立ち尽くし


1度は自分の計画を潰されてしまったが、別の方法で自分の愛する生徒たちを救われた心優しき教師とその生徒たちは言葉を失い


とある実験から救われ、病院に預けられている同じ顔の少女たちは生まれて間もないながら初めて悲しいという感情を最も慕っている人の悲劇という形で知った

686美琴大好き:2014/08/10(日) 23:48:01 ID:Xu7rPQeY
美琴「・・・・・・・・・・・・・・・・」

そして学園都市内で指名手配されている少女とその友人3人のいる部屋では、
たったの1秒であろうが静まり返ってしまった部屋では1分や1時間にでも感じてしまいそうなほど、ただただ重苦しい空間へと変わっていた

687美琴大好き:2014/08/10(日) 23:50:31 ID:Xu7rPQeY
黒子「ど、どういうことなんですの!!!」

黒子は怒鳴るように部屋の静寂を打ち破る

しかし、その怒鳴り声は美琴に対してではない
通話中の固法への言葉であった。

688美琴大好き:2014/08/10(日) 23:53:39 ID:Xu7rPQeY
固法「私が知りたいわよ!噂によると御坂さんがたくさんの研究施設を破壊したってことと統括理事長の本部ビルの襲撃ってことになってはいるけど。あなた今どこにいるの?もしかして御坂さんといるんじゃないの?」

研究施設の破壊が相次いでいるのは風紀委員のなかでは有名であった。
多くの施設がたて続けに襲われているというのに
『風紀委員はおろかアンチスキルにまで捜査やガードマンとしての警備にすら依頼が来ないのはなぜか?』と話題になっていたからである

689美琴大好き:2014/08/10(日) 23:56:28 ID:Xu7rPQeY
しかし、『窓のないビル』の襲撃など聞いたこともない
なぜなら事件にかかわった3人の記憶を食蜂によって消されてしまっているためである
美琴はわずかに聞こえる通話の内容から全てを理解した
そして、目の前にいる3人の友人は、人一倍心優しく自分同様、なにかと事件に首を突っ込んでしまう。

690美琴大好き:2014/08/10(日) 23:58:56 ID:Xu7rPQeY
あの事件、正真正銘の学園都市の闇とも呼べる自分のDNAマップから始まった非人道的な実験と暗部は知られてはいけないと思った。
             

          ―――だから―――


美琴「・・・・・・みんな、ごめんね。」

黒子佐天初春「「「!!!!???」」」

3人が首を突っ込む前に認め、以前『自分が学園都市の根幹に関わるような事件を起こしたらどうするか?』と黒子に聞いたとき、返ってきた言葉通り
黒子に自分を逮捕してほしいと考えた。

691美琴大好き:2014/08/11(月) 00:14:59 ID:Xu7rPQeY
3人全員の視線が美琴に向けられる


美琴「固法先輩の言ってることは全部事実よ」

初春「ど、どうしてそんなこと」

信じられないといわんばかりに初春が訪ねた。
その瞳はすでに泣きそうであった

黒子「お姉様が何の理由もなしにそんなことするはずがないということは…ここにいる全員が知ってますの

佐天「そうですよ、木山先生のときだって…」

次の瞬間、3人は次の言葉を紡ぐことができなかった

692美琴大好き:2014/08/11(月) 00:17:34 ID:Xu7rPQeY
    
 

    ―――美琴が笑っていたからである―――


黒子「お姉様!?どうして笑っていらっしゃいますの」

美琴「・・・へ?」

思わず間の抜けた声を出してしまった
自分が笑っていることに自分自身が気づいていなかった。
しかし、それは、これから起きるであろう罪の代償を恐れて自暴自棄になり出たものではなく、嬉しさのあまり出た
母親が愛する子供に向けるような優しい笑みだった

693美琴大好き:2014/08/11(月) 00:20:15 ID:Xu7rPQeY
表向きであれば自分は学園都市に危害を加えたテロリスト
そうであるはずなのに、3人は自分に対し、冷たい目を向けるどころか、心配までしてくれているのだ。
それが嬉しかった

694美琴大好き:2014/08/11(月) 00:21:53 ID:Xu7rPQeY
美琴「みんなが心配してくれてるのが嬉しくてさ」

佐天「当たり前じゃないですか。何の理由もなく御坂さんが研究所の破壊なんてありえないことみんな知ってますよ、今回はいったい何があったんですか」

初春「黄泉川先生たちならすぐに御坂さんの無実を証明してくれますよ、わたしも自分の持てる力をすべて使って協力します!」

初春は学園都市の上層部が手掛けた『書庫』よりも侵入することが難しいシステムを作り出していると言われ『ゴールキーパー』とまで言われており、パソコンを使った情報処理もズバ抜けている。初春の腕ならば美琴の研究所の破壊の裏に潜む『絶対能力進化実験』にたどり着くことができるかもしれない

695美琴大好き:2014/08/11(月) 00:24:37 ID:Xu7rPQeY
しかし、あの実験を知ってしまった場合、一介の風紀委員にすぎない初春は自分が研究所の破壊の途中に差し向けられ暗部のような組織によって、情報が広がる前に消されてしまうかもしれない。
すでに自分は、実験とは何の関係もない上条という少年を巻き込んでしまい、大ケガをさせてしまっている。
これ以上自分のことで人が傷つくことを美琴は良しとしない

696美琴大好き:2014/08/11(月) 00:30:41 ID:Xu7rPQeY
美琴「佐天さん、初春さんありがとう、でも……お願い。絶対に私がなんで研究所を壊した理由を調べないでほしいの」

黒子佐天初春「なッ!!」

3人が同時に驚きの表情を浮かべる
美琴がなぜそういうのか全く理解できないといった表情になっている
無理もない自分達は美琴の無実を証明してみせると言っているのに美琴自身がそれを拒んだのだ

697美琴大好き:2014/08/11(月) 00:35:31 ID:Xu7rPQeY
今日はここまで

改行がうまくできていないので慣れるまで多少大目に見てください

682の方ありがとうございました

698美琴大好き:2014/08/11(月) 00:48:01 ID:u1ln6iHQ
乙です

元々、人が少ない板ですが、コアな美琴ファンは時々
来てる気がするので、地道に話を進めていけば人も増えていくかもです
がんばってください

699美琴大好き:2014/08/11(月) 02:17:08 ID:OIyCYdcY
ありがとうございます

平日になったので次の投稿は3日以内にできたらと思います

700美琴大好き:2014/08/11(月) 18:40:04 ID:0nB8Ec/M
本当にコアなファンは来てるね。私も大好きです。
私は暗部堕ちより、少し暴走するけど途中でみんなに気づかされる展開のほうが好きかな。
あんまりダークな美琴を見てると辛い人なので

701美琴大好き:2014/08/11(月) 23:36:46 ID:Xu7rPQeY
それではまるで何の理由もなく研究所の破壊をしたように感じられてしまう

しかし美琴自身も何の理由もなく研究所を破壊したおかしなテロリストとしてここまで心配してくれている3人を裏切ってしまうのは嫌だった

美琴「私は昔、自分の犯してしまった過ちの片を付けているために、研究所を襲ったの」

過ちといっても美琴は当時、幼く、筋ジストロフィーの治療のためと騙されたために、DNAマップを渡してしまったのだ。
100人に聞けば100人が美琴は悪くないというだろう。
しかし、美琴は実験の終了時『世界中の誰もが許しても、自分はこの事実を背負って歩いていく』と誓った

702美琴大好き:2014/08/12(火) 00:17:50 ID:Xu7rPQeY
美琴「でも、悔いはないわ。それに研究所を破壊したことに関しては、これっぽっちも悪いと感じてない。自分は間違ってないって言い切る自信もある。だけどこれは私の問題なの。みんなに迷惑をかけちゃいけないものなの」

初春「そんな、それでもわた「でも!」

初春が泣きそうになっている声でありながら、美琴を助けるため、風紀委員として美琴を無実にできるような証拠を見つけ出そうと言おうとして途中で、美琴が強引に大きな声を出した

703美琴大好き:2014/08/12(火) 00:20:46 ID:Xu7rPQeY
美琴「でも、絶対に帰ってくるからさ。」

そんな確証なんてない

自分の妹達のことを日本政府に送る手段はある
だが、そうした場合1番つらい思いを強いられるのは他でもないやっとの思いで助け出した妹達だろう。
自分の無実を証明するための最大のカードを美琴はきることができない
しかし、そんなことは大きな問題ではない
例え少年院に入れられたとしても、脱獄してでも学園都市と交渉できる材料を見つけてみせる

704美琴大好き:2014/08/12(火) 00:27:41 ID:Xu7rPQeY
(いや、少年院に送られることはないわね)

すでに美琴は学園都市第四位の超能力者のように才能がある能力者が暗部といわれる学園都市の裏組織に属されることを知っている
学園都市が美琴のことをほっておくことはないだろう

学園都市はあの2つの事件を隠し通す気になればできた
正確には、闇を伏せ、一方的に美琴を気の狂った犯罪者のように扱っているが
事件を隠さなかったのは、学園都市が自分を何かに利用しようとしているのかもしれない

705美琴大好き:2014/08/12(火) 00:29:30 ID:Xu7rPQeY
それでも何が何でも帰ってくる

妹を守るためにも

自分を助けてくれた人たちに恩返しするためにも

そして、自身の生活を取り戻すために

学園都市は、多すぎる闇が存在する
そのことを甘くは考えていない

それでも、美琴の瞳には光が宿っていた

706美琴大好き:2014/08/12(火) 00:30:54 ID:Xu7rPQeY
3人は、頑なに協力を拒む美琴は、自分たちに害が及ばないようにしてくれているのだと悟った。
ならば、その優しさを無駄にしないよう、
もう事件の解決について話すことをしないよう決めた。

しかし、所詮は中学1年生の女子に過ぎない
すでに3人の涙腺は崩壊寸前だった。

707美琴大好き:2014/08/12(火) 00:32:58 ID:Xu7rPQeY
美琴「みんな少しだけ電話してきていい?」

黒子佐天初春「・・・・?」

そういって美琴は、ゲコ太の形をした緑色の携帯を取り出し、3人が聞こえないところまで行くと、
Prrrrrっと電話を掛けた2コール目の途中でガチャっと電話のベルが止まる

???「君が掛けてくるのは分かってたんだね」

708美琴大好き:2014/08/12(火) 00:35:31 ID:Xu7rPQeY
なんだかんだで来ました

少ないですが、ここまでです

>>700さん善処します

709美琴大好き:2014/08/12(火) 21:56:48 ID:380IsI7U
乙 前の人を超えれるように頑張って

710美琴大好き:2014/08/16(土) 17:49:05 ID:q8dv0kCs
良いもの見つけた  続き楽しみにしてる

711美琴大好き:2014/08/17(日) 00:29:29 ID:Xu7rPQeY
電話に出た男性は第7学区の病院に勤める『冥土返し』といわれるカエル顔の世界一の名医であった。

美琴「妹に代わってもらっていいですか?」

冥土返し「隣にいるよ。ただ普通ってわけじゃないけどね」

そういって電話が10032号といわれる、上条から御坂妹と呼ばれている自分と瓜二つの少女が電話に出た

御坂妹「…お…お姉様…ヒッ…グスッ…申し訳…ありませんでした、とミサガは…ミサカは謝罪します」

712美琴大好き:2014/08/17(日) 00:33:57 ID:Xu7rPQeY
御坂妹は泣いていた
今まで殺された10031人分の記憶の共有をしても実験動物だからと何にも感じていなかった彼女が泣いていた
少女は、予定通り実験が行われていたなら8月21日、殺されるはずだった
そう、御坂妹は、実験動物であった。
しかし、それを否定し、駆けつけてくれた少年と
自分たちを拒絶せず、受け入れてくれた尊敬するお姉さまに救われた
だが、そのため自分の尊敬するお姉さまは犯罪者の汚名を背負わせてしまった

713美琴大好き:2014/08/17(日) 00:51:14 ID:Xu7rPQeY
美琴「…………………」

御坂妹「ミサカはお姉さまのDNAマップから作られました、ですから、このミサカがお姉さまの代わりに捕まります」

美琴「なッ!!!?」

御坂妹「たとえ精密な検査を受けてもDNAレベルで同じミサカなら、ばれることもありませ…「バカ言ってんじゃないわよ!」

美琴「私が実験を破綻に持ち込もうとしたのは、幼いころ、騙されてDNAマップを譲渡しちゃったのに責任を感じただけじゃない。アンタたちをホントの妹たちだと思ってるから・・・私がアンタたちの姉だから・・・アンタたちに幸せになってほしいからしたことなの。」

美琴「だからアンタにそんなこと言ってほしくないのよ。ごめんね。アンタのわがままを聞くって約束したのに。」

美琴「たぶん私は、捕まりはするけどずっと牢屋に入れっぱなしだとは思わないのよ」

御坂妹「?」

714美琴大好き:2014/08/17(日) 00:55:34 ID:Xu7rPQeY
先ほども言ったが
美琴は、実験を止めるため、残り2つとなった研究所を襲撃した際、学園都市第四位『原子崩し』の率いる暗部の組織と交戦している
そのことから、自分は暗部で使われるのだろうと踏んでいた
しかし、それを妹に話すことはしない
そのこと自体が御坂妹を心配させ、
さらなる罪悪感を与えてしまうと知っているから

美琴「今さ、友達を待たせてるのよ。アンタもっと話したいんだけどさ。・・・・・・・・悪いんだけどあいつと変わってくれない?」

御坂妹「了解しました、とミサカはお姉さまの要求に応えます」

715美琴大好き:2014/08/17(日) 12:37:00 ID:1SFo4la.
ミサカは美琴に対して
お姉さま?お姉様?
お姉さまですよね?

716美琴大好き:2014/08/19(火) 00:17:09 ID:mgsPOpQI
上条当麻は、病院の入り口まで歩いていた
しかし、入り口の自動ドアのセンサーに探知されるかされないかという所でカエル顔の医者に呼び止められた

冥土返し「悪いんだけど、君と話がしたい子がいるんだ」

御坂妹を含め、妹達は、クローンである。
それはつまり、人前にそう簡単には顔をさらすことはできない
それも指名手配中の美琴のクローンであるのだから尚更である
よって冥土返しは自身の携帯電話の番号と美琴に教え、それを上条に貸すという形にし、電話が可能なところまで彼を連れていき、電話がかかってくるのを待つように促した。
美琴の電話番号を聞き、上条に教えようとしなかったのは、彼が暗部にかかわってほしくないだろうと冥土返しが考えたためである
そして、上条がロビーに設けられた携帯使用可能エリアで待機してから約3分後着信があった

上条「もしもし、上条ですけど」

美琴「もしもし、私だけど」

上条「ん、ビリビリか?どうしたんだ?」

717美琴大好き:2014/08/19(火) 00:19:42 ID:mgsPOpQI
この時、上条の話し方から、美琴は、自分に何が起きているのか、まだ知らないのだと分かった。
かなり前の話だが、お見舞いに行った美琴は病室にテレビがないことを思い出した
しかし、病院にテレビがないわけではない、いや、むしろロビーなどには、大型のものまで設置されている事のほうが多い
もし、通話中に、自分のことがニュースで流れでもしたら、大変なことになってしまう
だから美琴は、先日言えなかったことを一方的に話し、電話を切ろうと決めた

美琴「ビリビリじゃなくて御坂美琴。まったくいい加減覚えなさいよ……。」

美琴「時間がないから、一方的に言わせてもらうわね。あの子たち助けてくれてありがとう。本当に感謝してる。アンタがいなかったら、私もあの子たちも何もしゃべることのできないようになってたと思う。……あんなに傷だらけにして申し訳ないとは、思ってるんだけど……これからもちょくちょくあの子たちに会ってやってくれないかな?あの子たちは、私のせいで十分な形で生まれさせてあげることができなかったからさ………私には、してあげたくてもできないからさ」

718美琴大好き:2014/08/19(火) 00:20:48 ID:mgsPOpQI
上条「?」

上条「おい御坂、今のどういう…」プー プー

上条当麻が美琴の言葉に不信感を抱き、言葉の真意を聞こうとしたときには、電話は切られていた。
ロビーに設置されたテレビに御坂美琴に関する指名手配のニュースが上条当麻の目に飛び込んだのは、その直後であった
すぐさま、リダイヤルで、電話を試みたが、美琴の携帯につながる事はなかった

719美琴大好き:2014/08/19(火) 00:23:52 ID:mgsPOpQI
携帯の電源を切り、美琴が元いた部屋に戻ると、泣いている3人の姿が目に飛び込んだ
美琴が1度、部屋を出たために、我慢していた感情が一気に流れ出てしまったのだ

黒子「お…お姉さま…わた…わたくじ…わたぐじは…ひっ、ひっ…私は、うっ、ぐすっ   お姉さまああああああああああああああああああああ―――――――――――――!!!」

佐天初春「み…ひっ、御坂さあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!!!」

部屋に入った瞬間、3人が美琴に抱き付いた

美琴「みんな、……ほんとにごめんね、でも私はもうお尋ね者なの。これ以上ここにいるとあなたたちの生活を壊しちゃうかもしれない。だから……………………」

黒子の目の前に手をつきだす

美琴「黒子。どうせ捕まるなら、……せめてアンタに逮捕してほしい。」

黒子「お…お姉さま・・・ひっ、ひっそれ…は、あ…あまりにも…残酷ですの」

美琴「お願い。一生のお願いだから」

黒子「でしたら…でしたら!一生のお願いなんて言わないでくださいまし!!必ず帰ってくると…ここで、ここで……宣言してくださいまし!でしたら何度でもお姉さまのお願いを叶えて差し上げますの!!!」

美琴「!!!黒子、………。」

一度、ゆっくりと目を閉じ、それと同時に、空気を吸った

720美琴大好き:2014/08/19(火) 00:26:04 ID:mgsPOpQI
正直な話、帰って来れるか分からない。

しかし、ここに帰ってきたい

もっと一緒に話したい

もっと一緒に出かけたい

そんなどこにでもあるようなありきたりな願望

しかしありきたりだからこそ、明確な意思を作り出す。

その明確さが美琴に強い意志を与える

美琴「必ず!必ず帰ってくるから安心して待ってなさい!!!」

黒子「………御坂美琴、研究所の襲撃および統括理事会本部プラス自動販売機荒らしの……容疑であなたを拘束します」

美琴「最後のは余計よ」

721美琴大好き:2014/08/19(火) 00:29:27 ID:mgsPOpQI
その後、寮を黒子に拘束されるという形で去って行った。

『学校とかで、私のせいで、いじめとかに合いそうになったら、ばんばん悪口とか言っちゃっていいからね〜じゃあ……またね』
と言い残し

少女たちは信じた。自分たちの友人であり尊敬する先輩が、ほんの数日で、笑顔でただいま、といって帰ってくるのを。

722美琴大好き:2014/08/19(火) 00:30:11 ID:mgsPOpQI
しかし、学園都市を騒然とするニュースが流れされた
『昨日、拘束中だった御坂美琴容疑者が、学園都市の第3位からの転落というショックから少年院で首をつった状態で見つかり、先ほど搬送された病院で死亡が確認されたとの情報が入りました。繰り返します…・・・・・・――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――』

723美琴大好き:2014/08/19(火) 00:35:43 ID:mgsPOpQI
少ないですが、ここまで
また少ししか書けないと思いますが、3日以内に来ます

ちなみに>>715は自分です

724美琴大好き:2014/08/20(水) 01:55:24 ID:t9INoRV.
情報操作され、ガセだと私には分かっても残りの3人の気持ちを考えると辛いな。
ガセだよね?ガセだよね?
美琴が平和に戻ってくるのを待ってるよ。

725美琴大好き:2014/08/23(土) 17:30:59 ID:mgsPOpQI
第七学区
学生寮、病院、窓の無いビル等があり、学園都市でも多くの学生が多く集まる
ここに社会の裏にいながら、表舞台を守るため活躍している
小組織『グループ』の隠れ家がある

1LDK程度大きさの部屋のリビングには、空になった二つのコップが置いてあった
一つは質素なデザイン、もう一つはカエルのキャラクターがプリントされたもの
質素なコップを使った少年は金髪頭にグラサン学生服
ファンシーなコップを使っていた少女は、趣味を抑え、黒い帽子、パーカーにショートスカートを着用していた

726美琴大好き:2014/08/23(土) 17:33:18 ID:mgsPOpQI
その少女は、今空を飛んでいる、

ビルに使用されている金属に磁場を形成し、スパイダーマンのように飛んでいるのだ

「いきなり何かさせられるのかと思ったけど、土御門って人に会って終わりか」
(学園都市って思ってたよりかは、そこまで荒れてないのかしら)
少女の名前は御坂美琴
学園都市中で自身の自殺が放送されるなか、彼女は土御門と名乗った少年の言葉を思い出す

727美琴大好き:2014/08/23(土) 17:37:40 ID:mgsPOpQI
「超電磁砲、お前は学園都市きっての有名人だ。だからお前は俺たちとは違い、学校に通いながら暗部で働かすことはできない。それが世間に明るみに出たとき、俺たちとは比べ物にならないくらいに学園都市を悪いほうに持っていきかねないからだ」

728美琴大好き:2014/08/23(土) 17:38:43 ID:mgsPOpQI
「だからこっちの判断で悪いが、自殺したことにさせてもらう。誰かが面会に来た時に、いないというものもまずいからな」

729美琴大好き:2014/08/23(土) 17:41:09 ID:mgsPOpQI
「よってお前が人目のあるところをうごく際には、空をつかえ、基本的に人は天候にある変化があるときにしか、空を見ない。ほとんどの人は、『樹形図の設計者』の天気予報は外れないと信じているから、晴れの日は、ほぼ100%空を見ない」
これが御坂美琴自殺報道の理由である

730美琴大好き:2014/08/23(土) 17:52:03 ID:mgsPOpQI
9月30日
今日は午前中授業ということで、上条当麻はインデックス、風斬氷華と共に外に遊びに出ていた。
まずはご飯を食べよう。満場一致で決まったものの、上条と同じような思考をする学生はたくさんいたらしい。どこのお店にいっても大勢の人。めぼしいお店も見つからず、ふらふらと空腹で街中をうろつくだけの二人。
しかも、運の悪いことに上条と二人は離れてしまった

ふと、一人なった上条当麻は、俯きながら、神妙な面持ちになる
上条が現在の顔を作り出している原因。
御坂美琴。
自分が破綻させた実験のために作られたクローン人間たち通称『妹達』のDNAマップの提供者
自分より前に実験に気づき、一人、奮闘していた少女
彼女のことが気になっていたからである

上条「俺がもっと早く気づいていれば……」

悔やんだところで何も変わらない
それでも、救うことのできなかった少女のことを考えてしまうのは上条当麻の本質に基づくものだろう

731美琴大好き:2014/08/23(土) 17:55:32 ID:mgsPOpQI
その時幼い女の子の声が響いた

???「ああ、あなたはヒーローさん!、てミサカはミサカは――――」

上条「ん?」

732美琴大好き:2014/09/25(木) 01:28:19 ID:mgsPOpQI
そこに立っていたのは、おそらく御坂美琴の幼少期のようであろう少女(幼女?)が手を振って走ってきた
いや、逃げてきた、と言ったほうが正しいであろうか。
後ろからライフル銃を持った長髪の少女が追いかけているのだ
幼女は上条の背中に隠れ、追いかけてきた少女との壁として利用するようだ

上条「なんか…嫌な予感」

御坂妹「おや、あなたでしたか、とミサ…」

上条「……ん?」

追いかけてきた少女は、かつらをかぶり変装した御坂妹だった。
どうやら今、自分の後ろにいる子も妹達の一人なのだとあまり人と関われない御坂妹といるということから上条は推測した

上条(?…なんで変装とかしてんだ?いつもの口癖とかも無理にとめたし、それに私服………!?)

上条は、あることを思い出す。

上条(そっか、御坂が………)

733美琴大好き:2014/09/25(木) 01:46:28 ID:mgsPOpQI
御坂美琴はさほど高くないビルから路上に倒れた修道服の少女を見つけた

美琴「確かあいつは、あの馬鹿と一緒にいた……インデックスだっけ?」

美琴は、あまりインデックスに対し、良い印象を持ってはいないが、もし彼女が命に係わることで倒れているかもしらない状況ではそんなこと言っていられない

周囲の人がいない時を見計らい、ビルからおり、インデックスに近寄る。
もちろん、顔を見られないように。

734ゆっくり:2014/10/26(日) 13:54:31 ID:TuWpiDeU


735美琴ドリーシスターズ:2014/10/27(月) 18:03:06 ID:TuWpiDeU
ちがうけど続きかいていいかな?

736美琴ドリーシスターズ:2014/10/27(月) 18:04:07 ID:TuWpiDeU
じゃあかくよ

737美琴ドリーシスターズ:2014/10/27(月) 18:08:29 ID:TuWpiDeU
しかし、美琴は、ここである失敗をしてしまった。
まずインデックスは、完全記憶能力である。だから、一回でも、会った事があるならインデックスは、覚えているに決まっている。

738美琴ドリーシスターズ:2014/10/27(月) 18:18:50 ID:TuWpiDeU
美琴は、それをしらずにインデックスに話かけた。
美琴「ちょっとアンタ大丈夫?」
インデックス「お腹へった」
美琴「は?」
インデックス「お腹へったっていってるんだよ!って短髪!?」
美琴「何よ?。私がそんなに..」
(ヤバイ、ヤバイ私だってばれる..)
美琴「ひ、人違いじゃないですこと。
おほほほほ..」

739美琴ドリーシスターズ:2014/10/28(火) 18:08:29 ID:TuWpiDeU
インデックス「嘘をつかないでほしいかも。私は、一番見たものを忘れないで記憶できる完全記憶能力とゆう力をもっているから、人違い何てしたことないよ!ううん人違いは、しないっていったほうがいいかもしれない」
インデックス「だから、短髪嘘をつかないでほしいな?」
美琴(ど、どうしよう?なんかこの子分けわかわんない事言ってるけど、私だってばれてるわよね..)
インデックス「短髪?聞いてるの?。スゥ
たーーーんーーーーぱーーーーーつー
ーーー!!」
美琴「うるさいわね!耳元でさけばないで!」
インデックス「短髪が私の話をきかないのがわるいんだよ!」
美琴「聞いてたわよ..。
はぁ....どうしよう...」

740美琴ドリーシスターズ:2014/10/29(水) 22:20:17 ID:TuWpiDeU
まちがえ?とゆうかいらない言葉がはいっていましたw
インデックスのことばの『一番』は、きにせずによんでください。

741美琴ドリーシスターズ:2014/10/29(水) 22:39:33 ID:TuWpiDeU
一方上条サイド

上条「にしても、この幼女?は、なんなんだ?。御坂を小さくしたような」
ヒョイ
???「わぁぁ〜!高い高いーってミサカはミサカはこれまでにないスリルに楽しんでみたり」
上条「ミサカってこの子も妹達なのか?」
ミサカ「はい、そうですとミサカは...はいそうですよ」
ミサカ「この幼女は、妹達の指令塔とでもいいましょうか。簡単に言えばこの幼女が命令をしたら全個体がその命令にしたがうようになっています」
???「さっきから幼女、幼女ってヒドイってミサカは、ミサカは怒ってみる。ミサカには、『最終信号』ってゆう名前があるってミサカはミサカ...」
上条「へぇ〜。案外すごいやつなんだな」
最終信号「まぁね♪ってミサカはミサカはほめられたことに勝利の笑みをあらわしてみたり〜」
ミサカ「ぐぬぬ。この幼女め!」

742美琴大好き:2014/10/31(金) 20:08:59 ID:Q/RMqjII
天皇は天竜人じゃないしルフィはムハンマドでは無い

五老星は五芒星じゃないしブラックベアードはバフォメットでは無い

ハンコックは韓国じゃないしルフィーはルシファーでは無い

バギーは米奇じゃないしポートガスはプロフェットでは無い

Yellow hat straw hatはYahwehでは無い

ネトウヨの虚言妄想、精神病院にでも行ってろカス

パレスチナ人もニートも自己責任、救う価値など無い

Marshall(masha Allahアラビア語「神の心のままに」)
gom/Muhammad/god、ゴム56(5+6=11)、monkeyモンキー(moon-key)、5m5d(5 month 5 day)

マリンフォード (日本)・海軍本部(日本政府)・地震で壊滅 (センゴク)

スーパーゼウス=五芒星=バフォメット=グラグラの実=人工地震=イルミナティ

743美琴ドリーシスターズ:2014/10/31(金) 22:34:10 ID:TuWpiDeU
ミサカ「ところで貴方はこんなところで何をしているんですか?」
上条「ん?あ〜。お前達インデックスみなかったか?」
ミサカ「銀髪のシスターさんですか?」
上条「あぁ。どっかいっちまってさぁ。」
最終信号「ミサカ達は、見てないよ!ってミサカはミサカ...」
上条「そうか...」
ミサカ「手伝いましょうか?」
上条「本当か!ありがとな!」
ミサカ「まぁと、とうぜんのことですよ」
最終信号「ミサカも手伝う〜ってミサカはミサカは...」
上条「最終信号もありがとな!」
最終信号「当然のことだぁー!ってミサカはミサカはヒーローぶってみたり」

744美琴ドリーシスターズ:2014/10/31(金) 22:52:07 ID:TuWpiDeU
ミサカ「ところで最終信号」
最終信号「何ってミサカはミサカは!?」
ミサカ「いい加減ゴーグルをかえせ!」
最終信号「それは普通場の空気を読んで忘れてよってミサカはミサカはぁぁ!?どうしていきなりどでかい銃をだすのぉぉってミサカはミサカはぁぁ」
ミサカ「まてこら幼児!!!!」
ドタドタガシャーーンバンバン「イヤーッテミサカ〜」
「ゴーグルカエスカラユルシテーー」
上条「なんだったんだ......」
上条「あれじゃ絶対探すの忘れるよな..」
上条「不幸だぁ〜」ハァ

745美琴ドリーシスターズ:2014/11/01(土) 12:51:28 ID:TuWpiDeU
最初信号達は...

ミサカ「まて!そこの幼女ーー!!」
最終信号「ゴグール返すから許してーってミサカはミサカは謝罪してみたり〜!」
ミサカ「許すまじ!」
最終信号「もぉ〜〜!追いかけてこないでーー!」
ミサカ「そうやって上体個体はひざまずいてろ」

ミサカがキャラ破壊してる...

プツン
なにかがきれたような音がした
最終信号「それは言い過ぎじゃないかな?ってミサカはミサカは悪意のオーラをだしてみたり」
ミサカ「そ、そんな悪意のオーラなんて全然怖くないんだからね」
最終信号「別にそうやってていんだよってミサカはミサカは余裕ぶっている下体個体を見下してみる」
ミサカ「余裕ぶってなんかないし!」(どうしましょう?とミサカは最終信号意外のミサカと連絡します)

746美琴ドリーシスターズ:2014/11/01(土) 15:29:02 ID:TuWpiDeU
ミサカネットワーク


19932(まぁどんまいです!とミサカは10032ごうを応援します)
14467(こんな風になったのはじめて見ましたとミサカは上体個体のかわりぶり驚きます)
19046(気をつけてください。上体個体はなにをするかわかりません)
16002(上体個体は私達下体個体に命令ができるので充分に気をつけてください)
????「なんかおもしろそうな事になってんじゃん大丈夫?まあ最終信号の事だからきっと一方通行にでも助けをもとめるんじゃないの?ギャハ)
ミサカ(まじでこれはヤバイってとミサカは身の危険をかんじます。
番組個体でもいいから助けてくださいとミサカはお願いします)
番組個体(ミサカにはどうする事もできないよ。まぁせいぜい頑張ってね♪ギャハ)

747美琴ドリーシスターズ:2014/11/03(月) 01:02:03 ID:TuWpiDeU
10032号はこの日「終わった...」と思ったらしい。
しかしそこに救世主が....

???「おい!何やってンだお前え..。それに、お前の隣にいるやつはだれだァ...」
その救世主は白い髪の毛に白い肌と何もかもがしろかった。
ただ違うのは目が赤なだけだ

748美琴ドリーシスターズ:2014/11/03(月) 08:28:41 ID:TuWpiDeU
その姿といい、顔といいとても目立っているため100m ぐらい離れている上条でもその姿は確認できた。
その何もかも白い少年の名は
    一方通行
学園都市最強の少年である。まぁ上条には負けたが
三人はここに一方通行が来るとは思えなかったためみな一声に声をあげた

三人「一方通行!?」

749美琴ドリーシスターズ:2014/11/04(火) 00:40:48 ID:TuWpiDeU
一方通行「あァ.....?」
一方通行「三下と誰だオマエ」
ミサカが変装しているため一方通行はミサカが誰だかわからない。
ミサカ「ひどいですね。貴方はミサカゴホゴホ....私を忘れたのですか?」
一方通行「ン?オマエか。なんでそんな格好してやがる?」
ミサカ「お姉さまといえばわかるでしょうか...。」
一方通行「そう言えばそうだったな。オリジナルの奴死んだってなってるだっけか...」
最終信号「なっているとはどうゆう意味ってミサカはミサカはきになるワードを貴方に質問してみたり」
一方通行「オリジナルの奴はレベル5だからな。上の奴がそう簡単に手ばなすわけねェだろォ」
ミサカ「お姉さまも捕まる前同じ確か同じような事をいっていました。」
上条「それは本当か!?もしかしたら御坂は生きていのかもしれないとゆう事だよな?」
一方通行「そうなンじゃねえのかァ..」

750美琴ドリーシスターズ:2014/11/04(火) 18:40:52 ID:TuWpiDeU
インデックス「モグモグおかわりなんだよ!」
御坂「アンタよくそんなに食べられるわねぇ〜。」
この二人はさっきまで言い合っていたが御坂がインデックスを騙すのがめんどくさくなって「ハイハイ、そうです!私です」といってしまいその後インデックスが急に「お腹へったぁぁ!」と言い出したのでファミレスにゆき今の状態にいたるわけだが....
インデックス「モグモグムシャムシャところで美琴は、なんで死んだ何て嘘をついたの?」
美琴「機材破壊、ハッキングして捕まり死んだって事になってるけど私は死んでないそういいたいのよね?」
インデックス「うん...。でも、その前に美琴はん何できざいをはかいしたり、はっきんぐ?したりしているの?」
美琴「妹を助けるためよ。あの悪魔から。妹を...あのこ達を助けるためならなんだってした。機材を破壊、研究所を破壊、ハッキング、時には裏の組織とも戦った。でも、私は何もできなかった...。そしたらアイツがわりこんできてあっとゆうまに妹をたすけたわ。」
インデックス「ねぇ。美琴の妹に私会ったことあるよ。クールでとってもかっこいいけどどうして妹をたすけなきゃかったの?」
美琴「....にん」
インデックス「へ?」
美琴「2万人。」
インデックス「2万人?」
美琴「私の妹の人数よ」
インデックス「.....」

751美琴大好き:2014/11/04(火) 23:31:07 ID:5H4Hwg46
全然来てなくてすいません
美琴板にこのssは書かない方が良かったのでは?
と来ていませんでした
しりあす

752美琴大好き:2014/11/04(火) 23:32:32 ID:5H4Hwg46
全然来てなくてすいません
美琴板にこのssは書かない方が良かったのでは?
と来ていませんでした
シリアスで良ければこれからも書きます

753美琴ドリーシスターズ:2014/11/08(土) 13:54:26 ID:ejJooqMY
勝手に書いてしまってすいませんでしたぁ!!!
ついつい書いてしまって...
本人がきたんで本当の続きからお願いします!
応募

754美琴ドリーシスターズ:2014/11/08(土) 13:57:05 ID:ejJooqMY
 私シリアス大好きなんで大丈夫です!
あなたが書いたssはとても面白いです!ファンになりました!

755美琴ドリーシスターズ:2014/11/12(水) 16:30:45 ID:ejJooqMY
11月11日は?......ポッキー&プリッツの日

756美琴大好き:2015/01/24(土) 01:47:55 ID:ek0p9sj.
しかし、美琴は、ここである失敗をしてしまった。
まずインデックスは、完全記憶能力である。だから、一回でも、会った事があるならインデックスは、覚えているに決まっている。
美琴は、それをしらずにインデックスに話かけた。

美琴「ちょっとアンタ大丈夫?」

インデックス「お腹へった」

美琴「は?」

インデックス「お腹へったっていってるんだよ!って短髪!?」

美琴「何よ?。私がそんなに..」
(なッ?まずい。一瞬でばれた!?)
美琴「……誰と感じ違いしているのかしら。」

精一杯の演技をしてそそくさとここから美琴は立ち去ろうとした。

インデックス「嘘をつかないでほしいかも。私は、見たものを忘れないで記憶できる完全記憶能力とゆう力をもっているから、顔くらい見なくても、人違いなんてしないんだよ」

インデックス「だから、短髪嘘をつかないでほしいな?」

美琴(ど、どうしよう?この子が完全記憶能力なんて持ってるなんて知らなかったわよ。私だってばれてるわよね..)

………どうしよう………?

757美琴大好き:2015/01/24(土) 01:50:03 ID:ek0p9sj.
上条「にしても、この幼女?は、なんなんだ?。御坂を小さくしたような」

???「わぁぁ〜!高い高いーって、あの人はこういうことしてくれないからうれしいんだけどこの状況では、ミサカが捕獲されたってことになるのかも、てミサカはミサカはこれまでにないスリルに楽しみながら、若干のピンチをかんじてみたり」」

上条「ミサカってこの子も妹達なのか?」

ミサカ「はい、そうですとミサカは...はいそうですよ」

ミサカ「この幼女は、妹達の指令塔とでもいいましょうか。簡単に言えばこの幼女が命令をしたら全個体がその命令にしたがうようになっています。あっそのまま捕まえててください」

???「さっきから幼女、幼女ってヒドイってミサカは、ミサカは怒ってみる。ミサカには、『最終信号』ってゆう名前があるってミサカはミサカ...」

上条「へぇ〜。案外すごいやつなんだな」

最終信号「まぁね♪ってミサカはミサカはほめられたことに勝利の笑みをあらわしてみたり〜」

ミサカ「ぐぬぬ。この幼女め!」

ミサカ「ところで貴方はこんなところで何をしているんですか?」

上条「ん?あ〜。お前達インデックスみなかったか?」

ミサカ「銀髪のシスターさんですか?」

上条「あぁ。どっかいっちまってさぁ。」

最終信号「ミサカ達は、見てないよ!ってミサカはミサカ...」

上条「そうか...」

ミサカ「手伝いましょうか?」

上条「本当か!ありがとな!」

ミサカ「と、とうぜんのことですよ」

最終信号「ミサカも手伝う〜ってミサカはミサカは...」

上条「最終信号もありがとな!」

最終信号「当然のことだぁー!ってミサカはミサカはヒーローぶってみたり」

ミサカ「ところで最終信号」

最終信号「何ってミサカはミサカは!?」

ミサカ「いい加減ゴーグルをかえせ!」

最終信号「それは普通場の空気を読んで忘れてよってミサカはミサカはぁぁ!?どうしていきなりどでかい銃をだすのぉぉってミサカはミサカはぁぁ」

ミサカ「まてこら幼児!!!!」

最終信号は、体をひねるようにして、上条から逃れ(?)逃走を開始した

758美琴大好き:2015/01/24(土) 02:01:31 ID:ek0p9sj.
美琴とインデックスは、ファーストフード店にいた
理由は簡単
美琴の「何をすれば黙ってくれる?」という問いに対し「黙る?何を?でも何かしてくれるならご飯かも」と帰ってきたからだ
顔を知られるわけにもいかない美琴だったが、その顔をすでに知られてしまっている相手と交渉するため、あえなく、人の出入りの多い店に来ることになってしまった
しかし、いざ、話を始めると相手は美琴の死亡というニュースすら知っていなかった

759美琴大好き:2015/01/24(土) 02:04:38 ID:ek0p9sj.
久しぶりに来ました。
前の方の部分を少しいじって続けることにします
このSSは、趣味みたいな感じ書くので次はいつ来るのかわかりませんが、コメントがあるとうれしいです

760美琴大好き:2015/02/01(日) 21:33:51 ID:9EWPz1hc
続き期待してるよ
頑張ってー

761美琴大好き:2015/02/15(日) 01:29:14 ID:eCtJpksg
ほっとしたのか、あきれたのか、ふと美琴はため息をしながら外を見た。

 美琴「!!!」

瞬時に異変に気付く
適切な温度に保たれている店内にもかかわらず、顔に汗が伝う

インデックス「? どうかしたの?短髪」

美琴「人が…いない」

762美琴大好き:2015/02/15(日) 01:52:58 ID:eCtJpksg
「こんな時間に拉致なんて人目に付きやすいんじゃありませんか?」

「あぁ?てめえら、替えの利くゴミどもにいちいち言われなくたってわかってんだよ。まあ、当初の予定とはちげえけどな」
「依頼人の指示なんだから仕方ねえだろ。俺にとっては残念だけどな。あのむかつくガキをぶち殺せなくてよぉ」

1台の黒塗りのボックスカー
不穏な言葉が金髪の白衣姿の男から放たれる
そして、男は、自身の部下でさえ、震えさせる笑みで
「んじゃ、天使生成のアイテム捕獲に行くか」

と、告げるのだ

763美琴大好き:2015/02/15(日) 21:47:57 ID:eCtJpksg
上条「はあ?爆弾?」

こちらでも不穏な声が響く
しかし、その声は上条に限ったことだけではなかった
場内アナウンスによって、上条の現在地周辺に外部からのテロ行為との疑いのある情報が
知らされたのだ
こんなアナウンスをされれば、すべての学生は、出口に一目散なのだが、絶賛2人の連れとはぐれてしまっている上条にとってはそうもいかない

置きっぱなしになっている荷物のようなものを避けながら、2人を探すしかないとアンチスキルに後でこっぴどく怒られるであろうことをほぼ使命感的に感じてしまっている

764美琴大好き:2015/02/15(日) 22:24:00 ID:eCtJpksg
多くの学生が出入り口に駆け込む中、少し武装が過ぎないかという部隊が誘導や学生の流れに反し、ガラの悪い金髪刺青科学者と数人が中に入っていく
学生の何人は、過ぎる武装に何かひっかる感覚を感じるが、テロの恐怖と半端なウソより少し大げさなウソのほうがばれにくいといわれるように、すぐに外へと退避していく

武装した数人を引き連れ、金髪の入れ墨男は、ニヤニヤと獲物探す猛獣のように左右に眼をやり、アイテムを探す

765美琴大好き:2015/02/15(日) 22:56:54 ID:eCtJpksg
「外部からのテロ組織なんて学園都市どのセキュリティーを通ったら侵入できたのよ」
軽いパニック状態にあるため、急な応援要請に愚痴をこぼしてしまっているのは、風紀委員活動第177支部のトップである固法美偉

「………」

沈黙。

実際、今、この部屋には、固法のほかにも2人の後輩がいるのだが、どちらとも机に突っ伏したまま、何の反応もない

固法「………あなたたちは、このままいてもいいし、帰ってもいいわよ」

2人が、何の反応もしない理由、風紀委員として、学園都市の治安にかかわる故、一般の学生より、さらに美琴の死についての情報が伝わる

私も泣きたい。しかし、それはより彼女らを苦しめる
慰めたい。が、かける言葉もない。

先輩としてのジレンマが彼女を傷つける

唇をかみしめながら、彼女は、普段より重く感じる扉を閉めた。

766美琴大好き:2015/02/16(月) 01:10:18 ID:eCtJpksg
インデックス「人がいない?でも、見た感じだと人払いの魔術は発動されてはないよ」

美琴「魔術?アンタが何のこと言ってるかわからないけど、これは、人為的なものね」

美琴は外も見たまま、つぶやく
視線の先には、ついさっきまで自身の自殺やらとでかでかとスクリーンに映していた飛行船とみる

『ここ近隣でテロ攻撃の疑い』

美琴「……アンタ、多分この町で寮生活してるのよねえ?」

美琴は、インデックスがシスターの格好をしているのを見て、多種各派の宗教施設が集中し、エキゾチックな街並みを持つ第12学区の留学生なのだと推測し

「だったら、寮に連絡なりなんなりして迎えに来てもらったほうがいいかもしれないわよ」

と言い残し、フードより深くかぶり、足早に店を出た

767美琴大好き:2015/02/16(月) 01:38:38 ID:eCtJpksg
猛烈なゴーグル戦争を行っていた2人だったが、
御坂妹「今のアナウンス聞きましたか。私たちもいきましょう」

最終信号「むう。まさか、これは10032号はミサカからゴーグルを取り返すために仕組んだ罠なんじゃないかなってミサカはミサカは慎重に思案にふけってみ!?」

突然、武装した男が最終信号のわきを抱えるように、走り出す。

御坂妹「なッ!」

いきなりの事態に一瞬たじろいでしまった御坂妹だったが、最終信号を連れ去ったものほかにもまだ同じような服装のものを見つけ、すぐさま行動に移す
学園都市最新の戦術を身に着けている彼女は、一度しまったライフルを再び取り出そうとした

しかし、瞬間に首筋に、チクリとした痛みを感じたのと同時に意識を刈り取られた
金髪と顔いっぱいにいれた蜘蛛の巣の様な刺青の男が最新の戦術をインプットされている御坂妹ですら、推測していない場所から麻酔銃で狙撃したのだ
彼の名は木原数多。
学園都市の暗部組織“猟犬部隊(ハウンドドッグ)”の指揮官

木原は、持っていた銃を部下に投げ渡し、意識を完全に失っている御坂妹に対し、嘲笑うかのように言った

「はッ、どんなに新しい戦法だの戦術があろうが、それも考えてんのが、俺たち『木原』なんだから意味ねえなよなぁ」



768ドリー:2015/04/29(水) 18:27:02 ID:C50IsCnY
待ってましたぁ!!みことのシリアス大好きです!ちなみに勝手に続きを書いたのは俺ですww

769美琴大好き:2016/01/09(土) 22:59:57 ID:fgW43WRM
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