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【管理】雑談・管理・削除依頼・提案・意見 など

1名無しさん:2010/05/30(日) 01:47:19
板管理人にもの申す所です
雑談もOK

削除依頼は、必要になってからテンプレ作ります

2板管理人 ◆l06WWEQ6DY:2010/05/30(日) 01:48:02
最低週一くらいは見ようと思います

3板管理人 ◆l06WWEQ6DY:2010/05/30(日) 02:04:45
とりあえず思いつく限りリンク

【とある科学の超電磁砲】御坂美琴64すんなやコラーッ!!
http://changi.2ch.net/test/read.cgi/anichara2/1275048891/
【とある魔術の禁書目録】上条当麻 そげぶ9回目
http://changi.2ch.net/test/read.cgi/anichara2/1274548994/
上条さんと美琴のいちゃいちゃSS part10
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/movie/6947/1274888702/
上条当麻×御坂美琴 専用雑談スレ 追いかけっこ2日目
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/movie/6947/1274286031/
上条当麻×御坂美琴 専用雑談スレ 追いかけっこ2日目
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/movie/6947/1274286031/
上条当麻×御坂美琴 いちゃエロスレ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/movie/6947/1274715048/
とある魔術のAAスレ
http://love6.2ch.net/test/read.cgi/aasaloon/1272031200/
【冬川基】とある科学の超電磁砲19射目【禁書外伝】
http://changi.2ch.net/test/read.cgi/comic/1274049062/
とある科学の超電磁砲 レールガン ネタバレスレ7
http://changi.2ch.net/test/read.cgi/csaloon/1274656548/
とある魔術の禁書目録 26フラグ目
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1270447978/
とある魔術の禁書目録 超電磁砲19発目
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/ascii2d/1271668737/
【近木野】とある魔術の禁書目録 その6【鎌池】
http://changi.2ch.net/test/read.cgi/ymag/1274762710/
とある科学の超電磁砲 レールガン333発目
http://changi.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1274887041/
とある魔術の禁書目録 143冊目
http://changi.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1274598730/

・とある魔術の禁書目録 Index(総合データベース@wiki、ネタバレ注意)
 ttp://www12.atwiki.jp/index-index/pages/1.html
◆原作絵師・灰村キヨタカ氏のサイト「rainbow spectrum」 ttp://r-s.sakura.ne.jp/ 


まだまだあるけど今はこのくらいで

原作スレは…早すぎだからいいか

4美琴大好き:2010/10/13(水) 14:26:28 ID:qjAEaZUk
いちゃスレ・ページ別アクセスランキング(10/13 14:25頃)

01: 15779 (長)帰省編/Part3 [ぐちゅ玉 氏]
02: 15760 (長)帰省編/Part1 [ぐちゅ玉 氏]
03: 15097 (長)帰省編/Part6 [ぐちゅ玉 氏]
04: 14289 (長)当麻と美琴の恋愛サイド/帰省/家族/00章 [寝てた人 氏]
05: 13514 (長)帰省編/Part2 [ぐちゅ玉 氏]
06: 13265 (長)帰省編/Part5 [ぐちゅ玉 氏]
07: 13208 (長)幸せへと至る道/Part1 [4-323 氏]
08: 13073 (小)美琴から上条さんにメールが届きました。 [D2 氏]
09: 12857 (長)とある両家の元旦物語/Part1 [ぐちゅ玉 氏]
10: 12655 (長)とある両家の元旦物語/Part5 [ぐちゅ玉 氏]
11: 12586 (長)帰省編/Part4 [ぐちゅ玉 氏]
12: 12476 (長)とある子猫な超電磁砲/Part2 [ヤシの実 氏]
13: 12407 (長)とある両家の元旦物語/Part3 [ぐちゅ玉 氏]
14: 12271 (短)Foolish_game. [D2 氏]
15: 12203 (長)とある両家の元旦物語/Part4 [ぐちゅ玉 氏]
16: 12123 (長)シークレットメッセージ/Part0 [D2 氏]
17: 12073 (長)Daily Life/Part13 [かぺら 氏]
18: 12067 (長)どこにでもあるハッピーエンド/Part01 [つばさ 氏]
19: 11951 (長)とある両家の元旦物語/Part0 [ぐちゅ玉 氏]
20: 11919 (長)帰省編/Part7 [ぐちゅ玉 氏]
21: 11874 (長)とある学園の執事喫茶/Part2 [豚遅 氏]
22: 11700 (長)遊園地デート/Part1 [カミサカ 氏]
23: 11633 (長)とある両家の元旦物語/Part2 [ぐちゅ玉 氏]
24: 11602 (長)only my 美琴/Part1 [2-560 氏]
25: 11457 (長)X-DATE/Part01 [◆pAn3AKtpUw 氏]
26: 11435 (長)とある学園の執事喫茶/Part3 [豚遅 氏]
27: 11328 (長)Daily Life/Part01 [かぺら 氏]
28: 11283 (長)11月22日は何の日?/Part04 [ぴんた 氏]
29: 10994 (長)とある幼馴染の超電磁砲/Part01 [アミノ酸 氏]
30: 10963 (長)幸せへと至る道/Part2 [4-323 氏]

5美琴大好き:2010/10/16(土) 02:26:01 ID:ynzSbHcU
>>4
お疲れちゃん。それとありがとうネ。

予想通りっちゃあ予想通りなカンジか。
短編のFoolish_game.はpixivの影響なんだろーなー

6美琴大好き:2010/10/16(土) 06:03:35 ID:2KMndo5U
>>4
私も参考になりました、ありがとうございます。
一部を除いて予想通りってのは>>5に同意(一つだけだが私の話が入ってるのがありがたいけど
意味不明)

んにしても圧倒的にぐちゅ玉さんが多いなぁ、帰省編と元旦物語が圧倒的すぎる

7美琴大好き:2010/10/20(水) 13:25:32 ID:qjAEaZUk
いちゃスレ・ページ別アクセスランキング(10/20 13:20頃)

01: 16673 (長)帰省編/Part3 [ぐちゅ玉 氏]
02: 16550 (長)帰省編/Part1 [ぐちゅ玉 氏]
03: 15800 (長)帰省編/Part6 [ぐちゅ玉 氏]
04: 15019 (長)当麻と美琴の恋愛サイド/帰省/家族/00章 [寝てた人 氏]
05: 14251 (長)帰省編/Part2 [ぐちゅ玉 氏]
06: 13918 (長)帰省編/Part5 [ぐちゅ玉 氏]
07: 13903 (長)幸せへと至る道/Part1 [4-323 氏]
08: 13819 (小)美琴から上条さんにメールが届きました。 [D2 氏]
09: 13574 (長)とある両家の元旦物語/Part1 [ぐちゅ玉 氏]
10: 13323 (長)遊園地デート/Part1 [カミサカ 氏]
11: 13226 (長)帰省編/Part4 [ぐちゅ玉 氏]
12: 13171 (長)とある両家の元旦物語/Part3 [ぐちゅ玉 氏]
13: 13089 (長)とある両家の元旦物語/Part5 [ぐちゅ玉 氏]
14: 12944 (長)とある子猫な超電磁砲/Part2 [ヤシの実 氏]
15: 12812 (長)シークレットメッセージ/Part0 [D2 氏]
16: 12755 (短)Foolish_game. [D2 氏]
17: 12747 (長)とある両家の元旦物語/Part4 [ぐちゅ玉 氏]
18: 12679 (長)とある両家の元旦物語/Part0 [ぐちゅ玉 氏]
19: 12582 (長)どこにでもあるハッピーエンド/Part01 [つばさ 氏]
20: 12538 (長)Daily Life/Part13 [かぺら 氏]
21: 12483 (長)とある学園の執事喫茶/Part2 [豚遅 氏]
22: 12463 (長)帰省編/Part7 [ぐちゅ玉 氏]
23: 12427 (長)とある両家の元旦物語/Part2 [ぐちゅ玉 氏]
24: 12261 (長)X-DATE/Part01 [◆pAn3AKtpUw 氏]
25: 12039 (長)11月22日は何の日?/Part04 [ぴんた 氏]
26: 12017 (長)only my 美琴/Part1 [2-560 氏]
27: 11882 (長)とある学園の執事喫茶/Part3 [豚遅 氏]
28: 11856 (長)Daily Life/Part01 [かぺら 氏]
29: 11497 (長)一端覧祭/Part1 [2-164 氏]
30: 11466 (長)幸せへと至る道/Part2 [4-323 氏]

一週間後。
毎週貼る気は毛頭なく、単にそのアクセスの不思議っぷりを見てもらいたいだけ
人気だけでなく、検索ロボットか巡回ツールあたりが余計なアクセスしてそうなのが分かるとおもう

8美琴大好き:2010/10/20(水) 14:58:58 ID:/kNOPKrs
TOPもある日突然2倍くらいになった時もあったしねぇ

9美琴大好き:2010/11/04(木) 21:34:07 ID:Mi6wK9k6
知らず知らずのうちにカウンターなるものが出来ていたのか
見たところ小ネタの見なれなさは予想通りでしたw

あと凄く恥ずかしい。底辺なのに、こんなに見られてた。未完もあったりするのに!完結させたい。直したい!!ww




          黒     歴     史

10板管理人 ◆l06WWEQ6DY:2010/11/13(土) 09:11:26 ID:/kNOPKrs
美琴セリフ網羅 1巻〜3巻



「ったく、何やってんのよアンタ。不良を守って善人気取りか、熱血教師ですかぁ?」
「うん。めんどいから私が焼いといた」
「私は、自分より強い『人間』が存在するのが許せないの。それだけあれば理由は十分」
「けどアンタもバカにしてるわよね。私は超能力者俺《レベル5》なのよ? 何の力もない無能力者《レベル0》相手に気張ると思ってんの? 弱者の料理法ぐらい覚えてるわよ」
「うっさい。血管に直接クスリ打って耳の穴から脳直で電極ぶっ刺して、そんな変人じみた事してスプーンの一つも曲げられないんじゃ、ソイツは才能不足って呼ぶしかないじゃない」
「はぁ? ……ああアレね。何だったかしら、確か『人間に神様の計算はできない。ならばまずは人間を超えた体を手にしなければ神様の答えには辿り着けない』だっけ?」
「―――は、笑わせるわね。一体何が『神様の頭脳』なんだか。ねえ知ってる? 解析された私のDNAマップを元に軍用の妹達《シスターズ》が開発されてるって話。どうやら、目的よりも美味しい副産物だったみたいじゃない?」
「……ていうか。まったく、強者の台詞よね」
「強者、強者、強者。生まれ持った才能だけで力を手にいれ、そこに辿り着くための辛さをまるで分かってない―――マンガの主人公みたいに不敵で残酷な台詞よ。アンタの言葉」
「ゼロ、ねえ」
「ねえ、超電磁砲《レールガン》って言葉、知ってる?」
「理屈はリニアモーターカーと一緒でね、超強力な電磁石を使って金属の砲弾を打ち出す艦載兵器らしいんだけど」
「――――こういうのを言うらしいのよね」
「ばっかねぇ。使う相手ぐらい選ぶわよ。私だって無闇に殺人犯にはなりたくないもん」
「あんな無能力《レベル0》―――追い払うにゃコイツで十分でしょ、っと!」
「で、何でアンタは傷一つないのかしら?」
「そんな例外を相手にケンカ売るんじゃ、こっちもレベルを吊り上げるしかないわよね?」
「あっ、いたいた。この野郎! ちょっと待ちなさ……ちょっと! アンタよアンタ! 止まりなさいってば!!」
「ビリビリ言うな! 私には御坂美琴ってちゃんとした名前があんのよ! いい加減に覚えなさいよ、アンタ初めて会った時からビリビリ言ってるでしょ!」
「なに遠い目してんのよアンタ……?」
「……。誰に対して説明してんのよ?」
「勝手に変な設定考えんな!!」
「ぐ……う、うっさいわね」
「だから勝手に動物設定付け加えてんじゃないわよ! それよかアンタ! 今日という今日こそ電極刺したカエルの足みたいにひくひくさせてやるから遺言と遺産分配やっとけグルァ!」
「何でよ!?」
「こ――――――の。っざけてんじゃねーぞアンタぁ!!」
「ふん。どうよ、これでようやく腑抜けた頭のスイッチ切り替えられた? ―――――むぐっ!」
「こんなのって言うな! 私には御坂美琴って名前があんのよ!」
「アンタがムカつくから悪いのよっ!」
「〜〜ッ!!」
「あ、あんなの無効よ、ありえないわよ! だって私だって一発も殴られてないもん、それってお互い様で引き分けって事でしょ!!」
「が……ッ! ちょ、ちょっとアンタ! マジメにやりなさいってば!!」
「ま、まじゅつしって……なに?」
「ちょろっとー。自販機の前でボケっと突っ立ってんじゃないわよ。ジュース買わないならどくどく。こちとら一刻でも早く水分補給しないとやってらんないんだから」
「わったしっにはー、御坂美琴って名前があんのよ! いい加減に覚えろド馬鹿!!」
「なに泣きそうな顔でこっち見てんのよ?」
「とにかく用がないならどけどけ。私はこの自販機にメチャクチャ用があんだから」
「知ってるわよ」
「クソ馬鹿。裏技があんのよ、お金入れなくってもジュースが出てくる裏技がね」
「常盤台中学内伝、おばーちゃん式ナナメ四五度からの打撃による故障機械再生法!」
「ポロっちいからジュース固定してるバネが緩んでんのよねー。何のジュースが出てくるか選べないのが難点だけど―――ってアンタどうしたの?」
「女子校なんてそんなもんよ。女の子に対して夢見んなよー」
「いいじゃんよー。なに怒ってんのよ、別にアンタに実害ある訳じゃないでしょ?」
「あん? そういや何でアンタこの自販機が金食い虫だって気づ」
「……、ひょっとして、呑まれた?」
「もちろんケータイの写真メール使って間抜けの顔を世界に送信―――ってジョーク! ジョーク! じりじりとすり足で間合い測るな恐いから!」
「ちょっと待ちなさいよアンタ。んで、一体いくら呑み込まれた訳?」
「笑わない、約束する。ついでに言うなら呑まれたお金は取り返すわよ」

11板管理人 ◆l06WWEQ6DY:2010/11/13(土) 09:11:39 ID:/kNOPKrs
美琴セリフ網羅 1巻〜3巻



「二千円? んでそんなハンパな額突っ込んでんのよ?」
「ほほう。ではその二千円札が出てくる事を祈って。……千円札が二枚とか出てきたら承知しないわよこのポンコツ」
「どうやってって、」
「こうやって」
「あれー? おっかしいわね、あんま強く撃つもりなかったのに。あ、なんかいっぱいジュース出てきた。ねえ二千円札出てこなかったこれでオッケー?―――ってナニ脇目も振らず逃げてんのよ。おーい」
「愉快に現実逃避してないでジュース持ちなさいってば。元々アンタの取り分でしょ?」
「誤作動狙いなんだからジュースの種類までは選べないのよ」
「ああん? 生ぬるいわねー。『ガラナ青汁』と『いちごおでん』の二大地獄がやってこなかっただけでも美琴さんの強運に感謝しなさいっての」
「いいじゃんいいじゃん一歩でも前に進もうとする夢と意欲に溢れてて。あ、『ヤシの実サイダー』飲まないんだったらもらうわよ」
「大っ体さー、このジュース一本にしてもそうだけど、アンタってば逃げ腰すぎんのよ。なんつーか、ホントは強いくせに自分は弱いと思い込んでバカを見るって感じ? そーゆーの見てると一言モノ申したくなる美琴さんなのよねー」
「なにおう?」
「……、んなに間違った事言ってないと思うんだけど。弱いヤツがびくびくしながら生きるってのはアリだし強いヤツが威張って生きるのも道理だと思うわよ。だけどアンタは違うでしょ? この学園都市でも七人しかいない超能力者《レペル5》、その一人を軽々とねじ伏せるほどの『力』を持ちながら、一体どうして街のゴロツキだの首輪の外れたチワワだのに追い駆けられて街中を逃げ回ってんのよ?」
「アンタは、この超電磁砲《レールガン》の御坂美琴を打ち負かした事をもっと誇示するべきなのよ。そうでなければアンタが打ち負かしたこの私に申し訳が立たない。だってそうでしょ? これから私はみんなに一生こう思われるのよ。『あの御坂美琴は、あんな街のゴロツキや首輪の取れたチワワに追い回されるような男に負けたのか』ってね」
「アンタはこの私に勝利した。ならば最低限、勝者としての責任ぐらいは取ってもらわないと困るのねん。この私が、学園都市でも七人しか存在しないこの超能力者《レペル5》の一人が、私はこんな男に負けたんだそって胸を張って正々堂々と宣言できる程度にはね」
「? ちょっと、なに智恵熱出してんのよ?」
「しっかしアンタもムカつくわよね。あれどこの少年マンガから引っ張ってきた訳?」
「自分からは決して殴らず、相手に散々殴らせておいて全弾完壁にガードする、なんて手法。キザったらしくてムカつくくせに確かに効果があるってんだから許せないわ」
「なんか、自信を持ったら持ったで嫌なヤツなのよね」
「ほれ、もういーからジュースお飲み。美琴センセー直々のプレゼントだなんてウチの後輩だったら卒倒してるのよん」
「……、いや。少女マンガ程度なら可愛らしいんだけどね」
「色々あるんですよー、いろいろ。むしろどろどろ?私が常盤台ん中でなんて呼ばれてるか教えてあげよっか? 引いちゃうわよーん」
「ええっと、念のために聞くけど。『このため』とは『どのため』を言っているのかしら?」
「あー、んー、たー、はー。このヘンテコが私の彼氏に見えんのかあ!」
「――――アンタ! 一体どうしてこんな所でブラブラしてんのよ!!」
「けん、」
「ぁ。あー、風紀委員《ジヤツジメント》? あーあーそれよそれ。そーゆー事だからこーゆー事になっていろいろ大変でねー、いろいろ。むしろぼろぼろ?」
「へ、減ってないわよ。ちゃんとくっきりはっきりぼっきり話してるわよ」
「色々積もる話があるから、色々。おい妹、ちょろっとこっちにきてみよーかー?」
「いいから」
「きなさい」
「んじゃ、私達はこっちの道だから。アンタも寮の門限とか気にしなさいよ」
「あん?」
「ああ、アンタか。今は疲れてるし残った体力も温存しときたい所だからビリビリは勘弁しといてやるわ。で、用件は?」
「ほう?」
「常盤台のお嬢様に向かって、ただ何となく帰りたいと? ふっ、その位置に立つのに一体どれほどの男どもが努力を重ねているか」
「冗談よ馬鹿」
「どこに通っているかではなく、そこで何を学んでいるかが重要よね。そんな事が分かんないほど幼くないわよ」
「妹って……アンタ、あの後あの子と会ってたの?」
「ってか、妹ってそんなに気になるのかしら?」
「ビジユアルおんなじでもやっぱり妹を選ぶ訳? それとも優柔不断に双子は姉妹《セツト》でご購入?」
「私、あの飛行船って嫌いなのよね」
「……、機械が決めた政策に人間が従ってるからよ」

12板管理人 ◆l06WWEQ6DY:2010/11/13(土) 09:11:50 ID:/kNOPKrs
美琴セリフ網羅 1巻〜3巻



「『樹形図の設計者《ツリーダイアグラム》』……気象データ解析という建前で学園都市が打ち上げた人工衛星『おりひめⅠ号』に搭載された、今後二五年は誰にも追い抜かれない事が判明している世界最高のスーパーコンピュータ――――」
「――――なんて言われてるけど、実際そんな馬鹿げた超高度並列演算器《アブソリユートシミユレーター》なんて実在するのかしらね?」
「なーんちゃって! あーちょっと詩人になっちゃったわ、あははははU」
「けどアンタも夢がないわよねー。人の心を持った高度なSFコンピュータと人間の友情ドラマ、なーんて結構ロマンがあると思ったりしないのかしら?」
「例えばメイド型戦闘ロボとか」
「はあん? やめてよねー、いつの時代の偶像崇拝《アイドル》よそれ。私だって人間なんだから毎週月曜と水曜はコンビニでマンガの立ち読みぐらいしてるわよん」
『じゃ、私こっちだから』「……筋ジストロフィー、か」
「……、っ」
「どうして、……」
「……、たすけて」
「たすけてよ……」
「……、何やってんだよ、お前」
「ふん。私がどこで何してようが勝手じゃない。私は超能力者《レペル5》の超電磁砲《レールガン》なのよ? 夜遊びした程度で寄って来る不良なんざ危険の内にも入んないわよ。そもそもアンタになんか言われる筋合いなんてないけど」
「やめるって、何を?ばっかね、自販機に蹴り入れてジュースもらってる美琴ちゃんに、今さら夜歩きぐらい――――」
「――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――、」
「あーあ、何でこんな事しちゃうのかなあ?」
「そのレポート持ってるって事は、アンタ私の部屋に勝手に上がり込んだって事でしょ。ぬいぐるみん中まで探すってアンタ小姑以上の執念じゃない? まったく、そんな周りが見えなくなるほど深入りしてくれたってのはありがたく思うべきかもしれないけどさあ、アンタ普通だったら死刑よ死刑」
「それで、一個だけ聞いて良いかしら?」
「結局。ソレを見てアンタは私が心配だと思ったの? 私を許せないと思ったの?」
「ま、ウソでもそう言ってくれる人がいるだけマシってトコかしら、ね?」
「……撃墜《キル》マークのように見えた、かしら?」
「あってるわよ、それで。ま、っつっても馬鹿正直に超電磁砲《レールガン》ぶっ放したって訳じゃないけどね」
美琴は歌うように、「研究所の器材って一台数億とかするでしょ。そいつを、ネットを介して私のチカラで根こそぎドカン、ってね。結果として機能できなくなった研究所は閉鎖、プロジェクトは永久凍結……」
「……、って、なるはずだったんだけどね」
「ええ。実際、研究所を一つ二つ潰すのは簡単なのよ。けど、『実験』は他の研究所に拾われる。どれだけ潰しても何度邪魔をしても、次から次へと『実験』は引き継がれちゃう。きっと、お偉い研究者さんには前人未到の絶対能力《レベル6》ってのがよっぽど美味しく見えるのね」
「……、あの子達ね。平気な顔で自分達の事を実験動物って言うのよ」
「実験動物。ラットやモルモットがどんな扱い受けてるか知ってる?」
「気になったから調べてみたけど、ひどいもんよ。 麻酔もかけずに生きたままノコギリで頭蓋骨に穴を空けて脳に直接クスリを垂らしてデータを採ったり、クスリを何ミリ注いだら血を吐いて悶え死ぬかを一日一日絵日記みたいに記録したり。材料が足りなくなればカゴの中でオスとメスを掛け合わせるし、実験が終わって余ったネズミはそのまま焼却炉へ放り込まれる」
「あの子達はね、実験動物ってのがどんなものかを正しく理解してる。そして、分かっていながら、それでも平然と自分達の事を『実験動物』って呼んでるのよ」
「あの『実験』は人間としては間違ってるけど、学者としては正しいのよ。たとえ法を破り重いリスクを背負って人の道から外れてでも、成し遂げるべき学術だってね」
「そう、馬鹿な事よ。けどさ、おかしいって思わない? この街は絶えず人工衛星で監視されてるのよ。街の中でどれだけこそこそ隠れてようが、空の目をごまかす事なんてできるはずないでしょ」
「黙認してるのよ。そしてそれは当然、この街の警察である警備員《アンチスキル》や風紀委員《ジヤツジメント》にも及んでる。街の『法』を向こうに握られてるんだもの、下手にレポートなんて持ってったらこっちが逆に捕らえられかねないわよ」
「そう、間違ってる。 誰かに頼るのは間違ってる。これが私の引き起こした問題ならば、その責任を取ってあの子達は私の手で助け出すべきなのよ」
「……、超電磁砲《レールガン》を一二八回殺せば、一方通行《アクセラレータ》は絶対能力《レベル6》へと進化《シフト》する事ができる」


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