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仮投下スレ2

854 ケロロ大失敗!であります ◆YsjGn8smIk :2011/02/16(水) 21:23:03 ID:sKx9wxsc

「しかし情報と違う奴らが偶然居ただけ……なんて可能性もあるぜ? いったいその時はどうするんだい?」
「誰だろうと関係ないわー−−! どうせ全員殺すんだからなあ!」

あっさりtそう切り捨てるオメガマンに、雨蜘蛛は知らず笑っていた。

「フフフ……いいねえ、その簡潔さは。どっかの甘ちゃんにも聞かせてやりたいぐらいだ。
 ところで俺はパートナーとやらにしてもらえるのかい?」
「おまえはまだ役に立ってないではないか。これからの働き次第だぜ……耳を貸せ」

そしてオメガマンは小声で狩りの詳細を語り始めた。


そもそも何故二人が温泉に来ているかといえば――話は三十分前に遡る。
滝壺で邂逅した二人の悪のマスクドマン……完璧超人ジ・オメガマンと地獄の取立人・雨蜘蛛の二人は。

「フォーフォフォ!」
「ハハハハハハッ!」

とても馬が合った。

「つまり遊園地に朝倉涼子が居るってわけだ! ……やっぱり醤油があったほうが旨いぜー!」
「まあな。で、そっちは温泉にいる獲物を狩りにいくってわけだ……おにぎりに醤油かけて焼いてみたが、食うかい?」
「いただこう」

手を伸ばすオメガマンに、雨蜘蛛は醤油に浸し手早く炙り作った焼きおにぎりを渡す。

「オオー、なんと芳ばしい匂いっ! おまえ、ただものではないな?」
「俺は地獄の取立人だぜぇ? この程度は朝飯前だぜ」
「フォフォフォフォフォ! 気に入ったぜ、この焼き加減。実にパーフェクトだ!」
「ハハハハハ! そうかそうか、まだまだあるぜ?」

焼きおにぎりを旨そうに食べながらオメガマンが笑えば雨蜘蛛も笑う。
二人はまるで十年来の友人のように息がぴたりとあっていた。

「俺と手を組まないかい、ジ・オメガマン?」

そして、そう話を持ちかけていたのは雨蜘蛛からだった。

雨蜘蛛は住んでいた世界・関東大砂漠が溶けてしまった事を知り……動揺はしなかったが、行動方針は大きく動いていた。

すなわち優勝するという方向へ。

なにしろ主催者を倒しても帰る場所は無く、それどころか倒したせいで「この世界」までも溶けてしまうんじゃないかと「あの光景」を見た雨蜘蛛は危惧していたのだ。
そんな危険を冒すよりは優勝して主催者の――たとえば晶との約束を守った長門有希の部下にでもなったほうが生き残れる可能性は高いのでは、と雨蜘蛛は考えた。

しかし晶、深町晶。
雨蜘蛛は彼にたいしてある予感を抱いてもいた。

(あいつの爆発力は侮れねえ。もしかしたら主催者を倒し、なおかつ溶けないですむ方法を見つけだすかもしれねえな……)


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