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没SS投下スレ

88家族計画〜将軍一家パロ〜:2009/01/08(木) 11:08:10 ID:L7g3hoig

話は、数時間前に遡る。
古泉のクラスで、球技大会が行われたのだ。
そもそも、まず古泉はそのチーム分けに納得がいかなかった。
委員長で自分たちの中心たる涼宮ハルヒが、へたれでパシリのくせに力だけはあるkyonにいじめられて怪我をし、入院してしまっていたのだ。
彼女を慕っていた古泉はkyonをぼこぼこに打ち負かしたいと思った。それ故知り合いが同じチームで会ってほしいと思ったのだが、なぜか朝倉涼子は謎の理由で欠席、長門有希は審判だった。幸い、朝比奈みくるが同じチームになったので、少しは救われたのだが。
そしていよいよ本番当日となり、古泉はkyonを倒そうとはりきっていたのだったが……
ここで問題が発生した。
何と、父たる悪魔将軍が自分の姿を見に来るなどと言い出したのだ。
おまけに、やや出来が悪く直情的な妹も連れて、だ。
さすがに高校生にもなって見学に来られるのは複雑な気分であるし、父のことだ、どうせ口出しをするに決まっている。
古泉は丁重に断ったのだが、これもお前のためだ、とか、強くなりたいのだろう、とか言われ続け、最終的に折れてしまった。
一応余計な口出しはするな、これは自分たちのことなんだ、と条件をつけはしたのだが。
これが、全ての始まりだったのだ。

そして、球技大会―――バレーは始まった。
Kyonはクラスの悪の代表であるナーガに盾にされていた。ざまあみろだが、これは別にいい。
何故長門が監視しているのか気になったが、まあいい。おそらく担任の草壁タツオと話し合ったのだろう。……二人の関係性が気になるところではあるが。
朝倉涼子の欠席の理由は不明だが、『ヨーグルトが……』とか何とか呟いていたらしい。さほど気に留めることではない。
涼宮ハルヒのことは気になるが、全ては試合が終わってからだ。
そして当の古泉は、派手ではなかったものの着実に点を稼いでいた。
元より普通の人間よりは腕に自信があるのだ、無理もないだろう。
相手チームには謝って逃げ惑うだけの碇シンジのようなクラスメイトがいたため、古泉のチームは優勢のまま進んでいたのだ。
しかし、問題はみくるだった。
せっかく古泉や他の仲間が点数をあげても、みくるがミスを連発し相手に点が入ってしまう。おまけに何があったのか、みくるはシンジに異様に気を使い、彼に当たらないように配慮していた。
そのため点差も徐々に縮まり、ついに逆転されてしまった。
同じ部活の友人である古泉は、彼女は運動は得意ではないことはよく知っていた。だからそれを責めもしなければ、文句も言いはしなかった。
もちろん古泉だけではない、同じチームの仲間もみくるに冷たい態度を取りはしなかった。
しかし―――


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