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本スレに書き込めない職人のための代理投稿依頼スレ
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サルサン引っかかりましたのでどなたか代理投下お願いできますでしょうか?
スカルサタモンの攻撃に、スバルとティアナは防戦一方であった。
なんとか決定打は貰わずに済んでいるが、いつまでも防ぎきれるわけでは無い。
「チィ、しぶといんだよテメェ等は!」
スカルサタモンは何度攻撃しても倒れない二人にへの苛立ちが限度を超えていた。
完全体デジモンとしての自信と誇り。それが、たった二人の人間を倒せないという事で打ち砕かれた。
許せない、許してはおけない。自分達デジモンに遥かに劣る人間の分際で生意気なのだ。
「ティア……大丈夫?」
「少なくとも……あんたよりは大丈夫じゃないわよ……」
荒く息を吐きながら言葉を交わす二人に余裕はない。
魔力はほぼ空、応援を頼む暇も無い。体力もそろそろ限界と絶望的な状況だ。
どうやってこの状況を切り抜けるか思考を走らせるが思いつかない。
「いい加減にくたば……ん? なんだ!?」
スカルサタモンが杖を振り上げ、いい加減にトドメを刺そうと動こうとした時、それは現れた。
地響きと共にアスファルトを砕き、地中から出現したそれは全身を鋼で覆った竜。
背中に二つの大砲と緑色の液体に満たされたカプセルを背負った竜。全長は軽く15メートルを超えているだろう。
全身を黒みがかった銀色の装甲に覆われ、頭部のみが緑色に変色した竜は自分の足元にいるスカルサタモンへと顔を向ける。
「バ、バイオムゲンドラモン……なんでこんな処に!?」
「悪いね」
バイオムゲンドラモンと呼ばれた竜は、その外見の凶悪さに似合わぬ十代中頃の少女を連想させる声で呟く。
「ドクターからの命令なんだ」
右腕を振り上げ、豪速を持ってスカルサタモンへと叩きつける。
スカルサタモンはそれに反応もできず、鋼鉄の腕に押し潰され消滅。
バイオムゲンドラモンが腕を持ち上げた跡に出来たクレーターに、デジタマへと還元された姿で転がる。
「なっ……何、アイツ……」
突如出現し、スカルサタモンを一撃で倒したバイオムゲンドラモンにスバルとティアナは困惑する。
当の鋼の竜は軽く二人を一瞥すると、興味無さげに視線を外して自身が空けた地面の穴へと戻っていく。
二人は茫然としたまま、ヴィータとはやてが来るまでその場を動けなかった。
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