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こんにちゎ☆彡

1あいみ:2006/07/06(木) 13:25:29
HP作ったから見てね☆彡http://mobile55.net/hatake/douga.php

3名無しさん:2006/10/30(月) 11:33:07
<center><font color="#0000FF" size="3"><s><i><u>テスト</u></i></s></font></center>
<center>center</center>
<font size=5>font</font>
<b>bold</b>
<strong></strong>
<i>itallic</i>
<font face="どせいさん">どせいさん</font>
<u>underline</u>

4名無しさん:2008/02/04(月) 14:18:16
778 名前: 名無しの情報屋 投稿日: 2007/12/16(日) 21:03:47
始めまして、私は名無しの情報屋と申すものです。よろしくお願いします。
目的はクロスオーバー大戦のアイデアの提供です。連投になること申しわけありません。
職人の皆様の為に役立つものばかりを用意しました。
もし気に入らなければ削除してもかまいません。どうかおねがいします。

其の一
敵組織
アブソリュートルイン(意味は絶対なる破滅)
破滅を目的とする巨大組織で、滅びそのものを目的とする者、ボスが暗黒生命体の組織、邪神関係者が
所属する敵組織
リーダー ペルフェクティオ(スパロボD)
[真のリーダー 超高次元の魔神(ゴッドサイダー)]
六大魔将(最高幹部級)
グランダーク(バーンガーン)ドライアス(ファイバード)ログルス(ヴァリス)
ゴーヤーン(プリキュアSS)デビルフロイライン(銀河お城様伝説ユナ)
ルシファー(SO3)[加入予定デスバライア(プリキュア5)
幹部
ラウ・ル・クルーゼ(ガンダムSEED)ドン・ハルマゲ(ラムネ&40)
ジャアクキング(プリキュア)幽羅帝(ゼオライマー)ゴーデス(ブレイブサーガ2)
クリア・ノート(金色のガッシュ)千年伯爵(Dgrayman)など他多数
軍師
羅遁(オーキ伝)ルドルフ(キメラ)
目的世界を滅ぼし、暗黒の宇宙を創造すること。
戦力はトップレベル
バルマーに因縁。Dショッカー、ロゴスは敵対

シャドウミラー
異世界からきた軍事組織。戦いを望むもの、死の商人系といった者達が所属する敵組織
リーダー ヴィンデル・マウザー(スパロボOGs)
幹部 アクセル・アルマー レモン・ブロウニング リー・リンジュン
   ヴォーダン・ユミル アーチボルト・グリムズ エキドナ・イーサッキ(スパロボOGs)
同士 アルカイド(スパロボOGs)ゾア総司令(デトネイターオーガン)ギンガナム(ターンAガンダム)
   魔修羅(婆羅門の家族)スカエッティ博士(リリカルなのはSTS)ロレント(ストリートファイター)など他多数
協力者 J6(バーチャファイター)バイオネット(ガオガイガーFINAL)コネクション(ブライガー)
    クインテッサ星人(トランスフォーマー2010)マドクター(ゴーディアン)など
目的は世界を永遠の戦争が続く世界に変えること
敵には、いろいろ手を貸している。

イビルエボリュート(意味は邪悪なる進化)
人類とは違う進化を果たした者、自分以外のものを下等生物とみなすもの、人の心をなくした者が所属する敵組織
リーダー バルガス(ガイバー)
[真のリーダーアルカンフェル(ガイバー)]
協力者 MU(ラーゼフォン)暁の使徒(TOGS)ラダム(テッカマンブレード)
    モンスター(忘却の旋律)L・X・E(武装錬金)マシンナリーチルドレン(スパロボOGs)
    アギラ・セトメ(スパロボOGs)など他多数[加入予定新しい血族(脳噛ネウロ)]
目的 人類を駆逐し、新たなる生態系の頂点に立つこと。
Dショッカーに因縁。ロゴスとは敵対。どれも我が強い

5名無しさん:2008/02/04(月) 14:19:23
イビルエボリュート(意味は邪悪なる進化)
人類とは違う進化を果たした者、自分以外のものを下等生物とみなすもの、人の心をなくした者が所属する敵組織
リーダー バルガス(ガイバー)
[真のリーダーアルカンフェル(ガイバー)]
協力者 MU(ラーゼフォン)暁の使徒(TOGS)ラダム(テッカマンブレード)
    モンスター(忘却の旋律)L・X・E(武装錬金)マシンナリーチルドレン(スパロボOGs)
    アギラ・セトメ(スパロボOGs)など他多数[加入予定新しい血族(脳噛ネウロ)]
目的 人類を駆逐し、新たなる生態系の頂点に立つこと。
Dショッカーに因縁。ロゴスとは敵対。どれも我が強い

ダイナストフリート(直訳すると覇道艦隊)
宇宙連合、銀河連合、地球を敵視する異星人で構成した敵組織
首魁 ヘルルーガ(スパロボXO)
協力組織 ガルラ大帝国(ゴライオン)デリンジャー(アルベガス)カイザーハデス(ジャスティライザー)
     アルデバロン(バルディオス)エルダー星人(ゴッドシグマ)ザ・ブーム(忍者戦士飛影)など他多数
目的は全銀河の完全征服
宇宙連合タカ派とは同盟を結んでいる。銀河五強に匹敵?

キリングマシンアライアンス(直訳すると殺戮機械同盟)
機械系の組織及び機械がボスの組織で構成した敵組織
リーダー マザーブレイン(クロノトリガー)
協力組織 ガルファ(電童)機械皇国(BT‘X)機械化帝国(ゴウザウラー)
     シグマ一派(ロックマンX)ザ・データベース(スパロボW)イーデア(Z−MAN)
     ゾンダー、機械31原種(ガオガイガー)など他多数
目的は全生命体を滅ぼし、世界を機械の世界に変えること
デストロンと協力?ロゴスは敵視。キャスト至上主義とは協力
以上が其の一の全容です。

6名無しさん:2008/02/04(月) 14:20:13
第三勢力
アンリミテッドテセィザスター(意味は無限の災厄)
グレートアポカリュプシス(超クロスオーバー空想大戦版銀河の終焉)を引き起こそうとする勢力
知的生命体の天敵、外なる邪神、負のエネルギーを持つものが所属する勢力

操るもの 邪神ナイアルラトホテップ(デモンベイン)
関わるもの 宇宙怪獣(トップを狙えシリーズ)
      インベーダー(真ゲッターロボ地球最後の日)
      セフィーロの魔物(レイアース)
      疑態獣(ゴーダンナー)
      SEED(ファンタシースターユニバース)
      ゼラバイア(グラヴィオン)など他多数
アカシックレコードの力によって生み出されている。それぞれ独立している。
敵味方問わず攻撃する。

正義系組織
独立遊撃隊ラスティブレード(直訳すると最後の剣)
惑星を越え、人種を越え、次元を超えて創られた絶対正義のヒーロー組織
前地球連邦大統領W・W・フィッツジェラルドと武装戦隊アースガルズ指揮官
クライン・サンドマン(グラヴィオン)の手によって誕生した巨大戦力
ヒーローが危機に瀕する時必ずあらわれ、その勇名さは、ロゴスにとっては畏怖を抱かすほど。
最高責任者 W・W・フィッツジェラルド(グラヴィオン)
総司令官 クライン・サンドマン(グラヴィオン)
副官 紅アヤカ(グラヴィオン)
副指令官 F・S(ダンクーガノヴァ)
機動部隊隊長 レーツェル・ファインシュメッカー(スパロボOGs)
副隊長 星河院冬香(ドラゴンマーク)ゼンガー・ゾンボルト(スパロボOGs)
機動隊員 天空侍斗牙、紅エイジ(グラヴィオン)飛鷹葵(ダンクーガノヴァ)
     ユウキ・ジェグナン、リルカーラ・ボーグナイン、トウマ・カノウ、ラウル・グレーデン
     フィオナ・グレーデン、コウタ・アズマ(スパロボOGs)
     高嶺在人、鷲矢亮子(ドラゴンマーク)那由他兆太、ガリオ・ソーンブラ(レイゼルバー)
     神威章、宗像羽美、甲斐童夢(トライゼノン)カズマ・アーディガン(スパロボW)
     芹澤瞬兵、坂下洋、聖勇者バーン、聖勇者スペリオン(バーンガーン)シズマ(ブレイブサーガ2)など他多数
諜報部隊 草薙素子(攻殻機動隊)サージ、エリカ(VIRUS)七海団(暗号名はBF)など他多数
遊撃部隊 木戸丈太郎(ブライガー)真幌場士朗(バクシンガー)ロック・アンロック(サスライガー)
     マリア・トレイター、フェイト・ラインゴッド(SO3)など他多数
味方組織全て友好、敵組織すべて敵対。

7名無しさん:2008/02/04(月) 14:20:31
敵組織
ディーヴァ(出展ドラゴンマーク ジャンルライトノベル 作者友野祥先生)
全ての平行世界(超クロスオーバー空想大戦の世界含む)の可能性を滅ぼし
世界をディーヴァが望む唯一にして正しい歴史に変えようと企むクロスオーバー大戦史上最凶最悪の敵組織
ディーヴァの行動は現実世界の歴史によって従っている。
[正体は三次元人(オンラインゲームの製作者)が作った存在]
黒幕はディーヴァの中枢ユニット(実際は少年?)
配下に黒衣の女と呼ばれる生態アンドロイド。通称代理人
その代理人の手先に、機械、生物を支配し自らの手駒にしてしまう逆ピラミッド型のユニット。通称端末
そして、ディーヴァの行動に手を貸す平行世界の住人。通称邪悪の尖兵で構成されている。
邪悪の尖兵に所属する者
ジャギ(北斗の拳)ブロリー(ドラゴンボールZ)マーシ王子(バスタード)
大詠師モース(TOA)バルバドス(TOD2)夜神月(デスノート)などが挙げられる。
いずれも、特定人物に怨みを持つか、志半ばに散った者で構成している。
以上が其の二の全容です。
次で最後です。

8激突!サイ対サイ:2008/04/13(日) 04:37:47
***東京・某所***

???「やっぱ、メンチカツはうまいぜ。」

袋いっぱいのメンチカツを食べながら歩いている、
無精髭を生やした若い男がいた。
この青年こそ、数ヶ月前に邪悪な獣拳の流派、臨獣拳アクガタ、
そしてその黒幕である幻獣拳と戦った正義の獣拳使い、
激獣ライノセラス拳の使い手である久津ケンである。
彼は大好物のメンチカツを食べながら、道を歩いていた。

???「…や、やめてください。」
ケン「ん?!」

道を歩いていると、1人の二十歳前後の若い男が
見るからに不良という風貌をした3人の男に絡まれていた。

不良A「兄ちゃん、少しお金を貸して欲しいだけなんだよ。」
不良B「ちゃんと、返すからよ。」
不良C「1万円あるんでしょう?」
???「そんな大金、持ってないんです。」
不良A「いい加減にしないと、ボコるぞ。こらぁ。」
ケン「そこまでにしときな。」

見るに見かねたケンが不良達に言い放った。

不良B「誰だ。テメェ。」
ケン「カツアゲなんて、みっともないぞ。
 金が欲しいなら、バイトしろ、バイト。」
不良A「うるせぇ、やっちまえ。」

不良達は一斉にケンに殴りかかったが、獣拳使いのケンに
そんなのは通用しなかった。

ケン「とりゃぁ!!」

ケンは一瞬の内に手刀で不良達を倒した。

ケン「押忍!!」
不良A「お、覚えてろよ〜!」

不良達はすぐにその場から、逃げていった。

???「ありがとうございます。助けていただいて。」
ケン「気にするな。アンタも災難だったな。
 そうだ。俺のメンチカツでもどうだ。」
???「そんな、助けていただいたのにいただけませんよ。」
ケン「気にするなって、これも何かの縁だ。
 そうだ、自己紹介がまだだったな。俺はケン。久津ケンだ。」
???「僕の名前は、桜咲鈴雄といいます。」

桜咲鈴雄という青年は自己紹介をした後、ケンからメンチカツをもらった。

???「お兄ちゃん!」

すると、向こうから小学生くらいの少女が警官と一緒に走ってきた。

鈴雄「あ、小鈴。」
小鈴「もぉ〜、どこ行ってたの?探したじゃない。」
鈴雄「ゴメンゴメン。いつの間にか、知らない所にきちゃって。」
ケン「知り合いか。」
鈴雄「はい。僕の妹で小鈴っていうんです。
 小鈴、こちらはケンさん。チンピラに絡まれている
 ところを助けてもらったんだ。」

鈴雄はケンと妹の小鈴にお互いを紹介した。

小鈴「そうなんですか?!
 兄が大変、お世話になりました。ありがとうございます。」

小鈴はケンに頭を下げて言った。

ケン「当然の事をしただけだぜ。頭を上げてくれよ。」

ケンは小鈴にそう言った。そして、小鈴は鈴雄の袖を引っ張って
耳を近づけて、小声で話した。

小鈴「もう、地球署に報告書を届けるのを頼まれたのに
 はぐれちゃいけないでしょ。」
鈴雄「分かってるよ。でも、東京は道に迷いやすいんだよ。」

果たして、この兄妹の正体は何者か?
今は伏せておく。

警官「いやぁ、このお嬢ちゃんがお兄さんを探しているって言うから、
 探していたけど見つかってよかったぁ。」
ケン「お巡りさんもご苦労さんです。よかったら、
 俺のメンチカツどうすか?」
警官「え? あ、いや、今は職務中ですので結構です。」

というやり取りで和んだ雰囲気が出来た時に・・・

女性「きゃぁー!」

突如、女性の悲鳴が聞こえた。

ケン「――!!」
警官「今のは…」

そして、悲鳴のあった方向に
ケンはすぐに向かった。

警官「――あ!? 君、待ちなさい!!」

若い警官も急いでケンの後を追いかける。

9激突!サイ対サイ:2008/04/13(日) 04:38:35
悲鳴が聞こえて来た方向の廃工場の入り口まで、
急いで走ってやって来たケン。

ケン「ここか。」
警官「(息切れしながら)はぁ、はぁ…悲鳴があったのはここか。
 後は警察に任せて、君は帰りなさい。」
ケン「そうはいかねぇぜ。女性が酷い目にあってるかもしれねぇんだ。
 ほっとけねぇぜ!」

ケンはそう言うと、すぐさま工場の中へ入った。
中では、女性が4体の緑色の虫のような化け物が襲おうとしていた。

警官「あれは、ワーム!?、全滅したはずなのに。」
ケン「まちやがれ!!」

ケンは持っていたメンチカツを袋ごと、化け物に投げつけた。
そして、すぐに殴ったり、蹴ったり、チョップを食らわせた。

警官「す、すげぇ。」

警官もケンに感心して、すぐに自分も所持していた警棒で応戦しようと
したが、やはりワームには効くわけがなかった。

警官「……(クソー。ガタックゼクターさえ、あれば)」

一方、ケンは女性の側に近づいていった。

ケン「もう大丈夫だぜ、お嬢さん。
 テメェら、女に必要な涙は嬉しい時だけだ。泣かすんじゃねぇ。」

ケンは所持していた“サイブレードフィンガー”を右手に握り、

ケン「――研ぎ澄ませ、獣の刃! ビースト・オン!!」

ケンはサイの拳士、ゲキチョッパーへと変身した。
そして女性の前に立って、ファイティングポーズをとったケンだが、
突然、背後をその女性に捕まった。そして、みるみるの内に
目の前のワームと同じ姿に変わった。

ゲキチョッパー「なっ、どうなってんだ。」
???「どうやら、罠にかかったようだね。」
ゲキチョッパー「だ、誰だ。」

目の前の水溜りから突然、肩に大きな角を持った甲冑の人物が現れた。

ゲキチョッパー「何者だ!?」
ガイ「…仮面ライダーガイと名乗っておこうか。」
ゲキチョッパー「仮面ライダーだ? ライダーはこんな事しねぇ。」
ガイ「君の知っている仮面ライダーとは違う。
 僕は、Gショッカーに所属するミラーライダーさ。」
ゲキチョッパー「何で、こんな事をした。」
ガイ「ヒーローの抹殺だよ。君個人に恨みはないが、
 うちの組織はヒーローって、呼ばれる奴等に壊滅されたからさ
 君みたいな存在は邪魔になるからね。今の内に殺す事にしたのさ。
 さて、おしゃべりは終わり。そろそろ死んでもらうよ。」

ガイはベルトのデッキから、カードを取り出し、
左肩のメタルバイザーに投げ入れた。

Strike Bengt!!

すると、サイの形をした槍が装着され、ゲキチョッパーに襲い掛かった。

警官「や、やめろー。」
ゲキチョッパー「そうはさせないぜ。」

ゲキチョッパーはワームを振り切り、すぐにサイブレードフィンガーで
ワームを真っ二つに斬った。

ゲキチョッパー「ゲキワザ、捻捻弾!!」

その後、ガイと残りのワームに向けて、激気を凝縮して打ち出した。
ガイとワームは怯む。

ガイ「やるねぇ。でも、アレを見て、攻撃できるかなぁ?」

ガイが指を指すと、警官がワームに捕まっていた。

ゲキチョッパー「汚ねぇぞ!」
ガイ「戦いは勝てばいいんだよ。
 さぁ、その武器を地面に置いてもらおうか。」
警官「俺のことはいい! そいつを攻撃してくれ!」
ゲキチョッパー「くっ…。」

だが、ゲキチョッパーは警官を見放す事が出来ず、
サイブレードフィンガーを地面に投げ捨てた。
それを確認したガイはゲキチョッパーを攻撃し続ける。

ガイ「ヒーローってのは、つらいものだねぇ。
 他人の為に反撃する事ができないんだからさぁ!」
ゲキチョッパー「ぐはぁ!!」
ガイ「さぁ、これでトドメだ。」
警官「やめろー。」
ゲキチョッパー「……(こんな事なら、
 メンチカツを無駄にするんじゃなかったぜ)」

そして、トドメをさされようとしたその瞬間――。

???「――待ちたまえ!」

突然、大きな声が辺り一面に響いた。

10激突!サイ対サイ:2008/04/13(日) 04:39:04
その大声と同時に、高速の拳がワームを吹っ飛ばした。

ガイ「誰だ。」

ドッコイダー「なぁ〜〜〜ッはっはっは!
 人質をとって、無抵抗の人間を殺そうなどとは卑怯千万!
 株式会社オタンコナス社製造超特殊汎用パワードスーツ・
 ドッコイダー。ここに参上!」
タンポポール「そして、助手のタンポポール!」
デカブレイク「ナンセンスな事はやめなさい、Gショッカー!
 無法な悪事を迎え撃ち、恐怖の闇をぶち破る!
 夜明けの刑事デカブレイク!」

警官を人質に取っていたワームは、宇宙警察・地球署に所属する刑事
デカブレイクによって吹っ飛ばされる。

ガイ「ドッコイダー…? そうか、中空町という町を守っているという
 宇宙刑事か。それがなぜ、地球署の刑事と一緒にいる?」
デカブレイク「ドッコイダーはうちの署に報告書を持ってくる予定だったんですが、
 いつまでも来ないので探していたんです。」
タンポポール「そして、私達…いえ、2人の兄妹から女性の悲鳴を
 聞いたって言うから、デカブレイクと合流して来たのよ!」
ドッコイダー「さぁ、彼を放してもらおう!」
ガイ「そうはいかない。ワーム達よ、行け!」

ガイはワーム達に命令して、ドッコイダーに襲い掛かった。

デカブレイク「竜巻拳トルネードフィスト!!」

デカブレイクの持つ技「竜巻拳トルネードフィスト」によって、
ワーム達は飛ばされ、倒されてしまった。

ガイ「何!?」

そして、その隙をついてサイブレードフィンガーを手に取り、
サイブレードフィンガーに激気を集中させて勢いよく振りかざした。

ゲキチョッパー「さっきはよくもやってくれたなぁ。
 ゲキワザ・鋭鋭刀!!」
ガイ「ぐわぁぁぁ!!」

鋭鋭刀によって体を斬られたガイだったが、
装甲が厚かったためか、悪運強く致命傷には至らず。

ドッコイダー「まだ、倒されないか! いくぞっ!
 ミラクルハイパーエキセレントダイナマイツキィィィィク!!」
ガイ「くっ。」
タンポポール「あっ!キックはダメ〜!」

ガイが受身を取ろうとしたが、ドッコイダーの顔が重いため、
バランスを崩してキックは失敗した。

警官「えっ…。」
ゲキチョッパー「……」
デカブレイク「……」
タンポポール「……(だから、やめてって言ったのに)」
ガイ「……なんかしらけた。今日はここで撤退させてもらうよ。
 ゲキチョッパー、もし、また会う時があったら次は君のゲームオーバーだ。」

そう言って、ガイは何処かへと消えていった。
そして、いつの間にかドッコイダーとタンポポールも消えていた。


警官「大丈夫か?」

警官はゲキチョッパーの側へと掛けていった。
ゲキチョッパーは変身を解いて、元の久津ケンの姿に戻る。

ケン「大丈夫ッす。このぐらい…イタタ。」

元気を見せようとしたが、やはり傷は痛いらしい。

警官「……(ワームがいたなんて。親父はこの事に気づいているのか)」

この若い警官――加賀美新は、かつてワームと戦った組織ZECTに所属し、
ワームを倒す事の出来る戦士「仮面ライダーガタック」であった。
しかし、以前のワームとの戦いが終わった後、ガタックに変身するために
必要なガタックゼクターは異次元の彼方へと消えたのであった。

デカブレイク「ども、地球署の刑事、姶良鉄幹です。
 事件解決にご協力ありがとうございました。
 犯人には逃げられましたが。」
新「いえ、こちらこそ人質に取られるなんて面目ない。
 俺にもっと力があれば……」
ケン「そんな、悲しい顔しないで、この次になんとかすれば
 いいじゃないすか。」
鉄幹「そうですね。それでは。」

そして3人は別れた。こうしてベルデの画策したヒーロー抹殺計画は阻止された。
だが、事件の黒幕であるベルデ=高見沢逸郎が健在である以上、
この計画はまだ終わった訳ではないのだ。

11激突!サイ対サイ:2008/04/13(日) 04:39:34
***警視庁・総監室***

ドギー「これが今月のワームの動向に関する
 監視活動の報告書のデータです」
陸「毎月申し訳ない。地球署のご協力には
 警視庁も感謝しています」

警視総監・加賀美陸は、宇宙警察・地球署の最高責任者である
ドギー・クルーガーより、ここ最近再び活動を俄かに活発化
させ始めてきたワームの動向についての情報提供及び調査報告を受けていた。

ドギー「ワームの動きには明らかに以前のような
 組織化の兆候が見られます。十中八九、背後には
 Gショッカーが糸を引いていると見て間違いないでしょう」
陸「………」
ドギー「僭越ながら加賀美総監、ZECTの方は?――」
陸「ZECTはすでに解散しました。今後新たに現れたワームの対処については、
 アリエナイザーと同様これまで通り地球署の皆さんにお任せします。
 その方針に変わりはありません」
ドギー「わかりました。我々宇宙警察としても
 ワームの犯罪に対しては全力を持って対処に当たります」
陸「よろしくお願いします」

***同庁内・廊下***

総監室前で待っていた戸増宝児――ホージーと合流してドギーは、
地球署への帰路へつこうとしていたところを、
廊下にてある人物とすれ違った。

南「やあやあ!これはこれはドギー・クルーガー署長」
ドギー「これは南さん、ご無沙汰しています」
南「総監とはどのような話を?」
ドギー「なに、大したことではありません。
 警視庁と地球署の今後の捜査協力についていろいろと…」
南「日頃の異星人犯罪に対する地球署の皆さんの働きには
 私も頭が下がる思いです。しかしドギー署長、
 そもそも地球上にエイリアンなどというものが最初から存在しなければ、
 宇宙警察の皆さんも無駄な労苦をせずに済むとは
 お思いにはなりませんか?」
ホージー「それはどういう意味ですか!」
ドギー「ホージー!」

南雅彦のわざとらしい皮肉に対し、
つい食って掛かるホージーを制止するドギー。

南「あ、いやいや失礼。決して他意はない。
 では私はこれにて」
ドギー「………」

去っていく南雅彦。

ホージー「あれが警視庁きってのカミソリと呼ばれる南雅彦氏ですか…」
ドギー「あの男の周囲には、地球至上主義者の影が
 ちらほら見え隠れしていると聞いたことがある」
ホージー「ボス、もしかして警視庁の東副総監が
 襲撃された件もあの男が…」
ドギー「ホージー、確たる証拠もなしに滅多な事は口にするな。
 東副総監襲撃の件は、今警視庁の方で懸命に捜査中のはずだ。
 宇宙警察の人間である俺たちが口を挟むことじゃない」
ホージー「…はい」

12激突!サイ対サイ:2008/04/13(日) 04:39:57
○久津ケン→ゲキチョッパーに変身してガイと戦う。
○加賀美新→ワームと戦うも、逆に人質にされる失態を演じる。
○桜咲鈴雄→不良に絡まれているところをケンに助けられる。
 実はドッコイダーに変身してガイと戦う。
○桜咲小鈴→兄の鈴雄を探していた。実はタンポポールに変身して、
 ドッコイダーと共にワーム達に挑む。
○姶良鉄幹→ドッコイダーを探していて、合流しワームを倒す。
●芝浦淳→仮面ライダーガイに変身して、ワームと共にヒーロー抹殺を始める。
○加賀美陸→ワームの活動状況について、宇宙警察地球署より
 定期的に情報提供を受けている模様。
○ドギークルーガー、戸増宝児→警視庁を訪問。
 加賀美陸との会見後、廊下で南雅彦とすれ違う。
●南雅彦→警視庁の廊下でドギー・クルーガーたちとすれ違う。

【今回の新登場】
○久津ケン=ゲキチョッパー(獣拳戦隊ゲキレンジャー)
 激獣ライノセラス拳の使い手であり、スクラッチマイスターズの
 親方である久津権太郎の息子。獣拳の聖地・獣源郷で修行しており、
 激獣拳七拳聖すら習得していない激気研鑚という才能の持ち主。
 好物はメンチカツ。

○桜咲鈴雄=ドッコイダー(住めば都のコスモス荘 すっとこ大戦ドッコイダー)
 中空町のアパート・コスモス荘の住人。静岡から上京した専門学生だが、
 ある日宇宙にある株式会社オタンコナスの社員・タンポポにスカウトされ
 超特殊汎用パワードスーツ・スットコドッコイのモニターとなり
 ドッコイダーに変身する。以後宇宙犯罪者を逮捕するために日々奮闘中。

○桜咲小鈴=タンポポール(住めば都のコスモス荘 すっとこ大戦ドッコイダー)
 鈴雄の妹(表向き)でコスモス荘の住人。実はオタンコナンス社の社員で、
 見た目は小学生だが幼態進化の星出身で地球人の年齢に換算して25歳。
 モニター補佐としてドッコイダーのパートナーを務める。

○加賀美新=仮面ライダーガタック(仮面ライダーカブト)
 元ZECTの見習い隊員。一本気な青年で、熱いハートを隠そうともしない。
 が、深謀遠慮が苦手で直情径行に走ることも。ワームとの戦いで一度命を落としたが、
 何者かが装着させたライダーベルトによって復活。ついにガタックゼクターを受け入れ、
 ガタックの資格者となる。現在は交番勤務の警察官をしている。
 警視総監の加賀美陸は父親。

○姶良鉄幹=デカブレイク(特捜戦隊デカレンジャー)
 宇宙警察特キョウ1班所属の地球人捜査官。通称"テツ"。
 ヘルズ3兄弟を追って地球を訪れ、事件解決後、そのまま地球署駐在となった。
 ちょっと生意気だが明るく屈託のない性格。「ナンセンス」が口癖。

○ドギー・クルーガー=デカマスター(特捜戦隊デカレンジャー)
 宇宙警察警視庁警視第7銀河統括部長兼地球署署長。犬のような顔を持つアヌビス星人。
 デカレンジャーたちの頼れるボスである。通称“地獄の番犬”。マスターライセンスをかざし
 チェンジをコールをすると、宇宙金属デカメタルが全身を包み、デカマスターに変身する。
 カレーショップ「恐竜屋」の常連でもあり、宇宙刑事ギャバン=一条寺烈とも親友である。

○戸増宝児=デカブルー(特捜戦隊デカレンジャー)
 デカレンジャーのリーダーで、ドギー不在時は地球署署長代行も務める、
 頭脳明晰のエリート刑事。実力に裏づけられた刑事としてのプライドは誰よりも高い。
 銃の腕は天才的で、専用ライフル“ディースナイパー”を握れば遠方の標的も
 百発百中で仕留める。通称"ホージー"。

13テオスの福音:2008/04/15(火) 06:49:55
***東南大学・物理学研究所***

桃太郎「……つまり時空クレバスとは?」
一の谷「さよう……いわば我々の住む世界と、異世界とを
 つなぐ『穴』じゃな」

科学省長官・お茶の水博士の紹介で日本有数の天才科学者・
一の谷博士を訪ねている剣桃太郎。

一の谷「ワープ航法やタイムトンネル自体は既に実用化されているが、
 ……この時空クレバスの厄介なところは時と場所を選ばず、
 宇宙のどこにでも突如出現することでしょうな」
桃太郎「博士、一連の黄泉還り事件とも関係が……」
一の谷「そこまでは何とも言えんが、原理的にはヤプールやクライシス、
 バイラムといった次元侵略者の移動手段……根源的破滅招来体のワームホール、
 バダンの時空魔法陣、それに……神崎士郎という男のミラーワールド開閉手段と
 同じものであることは間違いありますまい」
桃太郎「我々の友ではなく、敵も呼び寄せてしまう可能性もあると
 いうわけですか……」
一の谷「いかにも」

現に首相官邸はこれまでも、各地で発生している時空クレバスから
未知の凶暴な生物やモンスターの出現が確認された事例の報告を、
特務機関『森羅』から何度か受けていた。

お茶をすすりつぶやく一の谷博士。

一の谷「それにしても、あの忌まわしいグリプス戦役で旧ティターンズが地球圏を
 支配したときは酷いものだった……友好的な惑星も次々一方的に断交され、
 地球にいる異星移民たちも迫害を受けた。その時のわだかまりは今も銀河系に
 残っている……」
桃太郎「復活したティターンズに同じことはさせませんよ、決して……
 俺が……俺たちが……!!」

14テオスの福音:2008/04/15(火) 07:07:25
一方、その頃……

***日本国内の某温泉郷・露天風呂***

江田島「フフッ…まさに極楽とはこのことだわい」

のんびりと湯に浸かっているのは、
日本の現内閣総理大臣・剣桃太郎の恩師にして、
日本の首領(ドン)と呼ばれるその隠然たる勢力は今も衰えを知らない、
男塾塾長・江田島平八その人である。

???「同感です。自分が俗世の人間だということさえ忘れるような……」

江田島「……?」

白河「お初にお目にかかります。私、衆議院議員、白河尚純と申します」
地球教の導師「………」

タオルを腰に巻き、裸姿で突然現れた白河。
そしてすぐ側には深くフードを被りローブを羽織った地球教の司祭らしき者を伴っている。
白河は遠慮することなく湯に入り、塾長に近づこうとするが……

富樫「出直してきてもらおう。塾長は約束の無い者とお会いにはならん」
江田島「フフフ、構わん富樫。白河尚純といえば今をときめく
 政界のニューリーダーよ。わしも折あらば一度会いたいと思っていたのだ」
白河「君、聞いてのとおりだ。その手を放したまえ」

自分を遮ろうとした富樫の手を振り払う白河。

江田島「このわしに何か用か?」
白河「ハイ、単刀直入に申し上げます。貴方の力を必要としています」
江田島「わしの力…?」
白河「平成維新実現のために働いてもらいたいのです。私の部下の一人として……!!」
江田島「………」
富樫「な、なにっ!?」
白河「貴方はあらゆる分野のトップと強力なコネを持っています。
 その多くは貴方が塾長をしていた男塾の卒業生たち。出来れば彼等も
 私の部下として使いたいのです。貴方の命令とあらば否応ないでしょうからね」

白河の頭部に銃口を向ける富樫。

富樫「正気か貴様……。もう一言抜かしたらこの頭吹き飛ばしてやるぜ!!」
白河「君に私が撃てるかね?」
富樫「なんだと…!!」
白河「さあ、引き金を引いてみたまえ……」

15テオスの福音:2008/04/15(火) 07:08:19
地球教の導師「………」
富樫「こ、これは……!? ……うおっ!!」

地球教の導師の術の詠唱に操られ、
なんとその手に持っている銃を自分の頭部に向けてしまう富樫。

富樫「う、腕が勝手にーっ!!」
白河「君はもう動けん。しばらく大人しくしていてもらおう。
 いかがですかな、江田島先生」
江田島「フフフ…なかなか芸達者だわい。それは地球教の妖術か何かか?」
白河「さすがは江田島先生。いかにもこれは神が
 我々テオス派の信徒に授けられた奇跡の力です」
江田島「テオス派…?」
白河「神は私に天命を与えたのですよ。この日本を救済せよと」
江田島「大した自信だな。だがこの江田島、今まで星の数ほど男を見てきた。
 一度会えばその男の器がわかる。そしてその器の中身までもな」
白河「………」
江田島「貴様には一つ欠けておるのだ。人の上に立つ者にとって
 一番重要なものが……」
白河「ほほぅ……それは一体何ですか?」
江田島「男の愛嬌だ。政治家だろうがサラリーマンだろうが、
 これのない男は大成はせんよ」
白河「フッ…男の愛嬌ですと? もう少し詳しくお聞かせ願いたいですな」
江田島「言っても貴様には無駄だ。男二人の風呂に前を隠して入るような奴には
 わからん話なのだ」
白河「……つまりそれが貴方の答えという事ですね」
江田島「そうだ。わかったらさっきの芸をわしにも使ってみるがいい。
 貴様は今までそうして人を操り人形にして来たんだろうが?」
白河「仕方ありません……」
富樫「じ、塾長――っ!!」

白河に目線で合図された地球教の導師は、
鋭く眼を光らせ術の詠唱を始める。

地球教の導師「 ハ ア ア ア ア ――― ッ ! ! ! 」

16テオスの福音:2008/04/15(火) 07:08:44
 
     __――――――          /\/\/\/\/\/\/\/\/\/
    /            \       /
   /               \     )
   /_         __     |    (
  / \  | /  /   \    |   /
/ _  \   /  /\|||||   |  \   わしが男塾塾長
|/  \_|| ||||_/       /\   )  江田島平八であるー!!!
< ̄o ̄>   < ̄o ̄>  |   |  (
  /  ̄ ̄/       ̄ ̄    | ∂ |  )
 (  /(_⌒)\     /   ) ) | (
 | === ====     | (  |  )
  ( || |  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ||     (_/  (
   || |  ̄ ̄ ̄⌒ ̄| ||    |      )
   || |         | ||    |    (
   || |         | ||     |    )
   ||  )  /⌒⌒|   | ||     |   (
   || /  /     |_ / ||     |   )
   || ヽ ̄⌒ ̄ ̄ /  ||     /   \/\/\/\/\/\/\/\/\/\
   ||  ヽ ̄ ̄ ̄ ̄/  ||    /
    \   ̄ ̄ ̄        /
      \________ /



地球教の導師「………!!」
江田島「フフフ…これが地球教の言う神とやらの力か?
 わしのオツムはピンピンしておるぞ」
白河「バカな! こんなことが! 導師の念を上回る精神力で
 自我を防衛したと言うのか!!」
江田島「ワッハハハ!! 精神力だと!! そんな気の利いたものではない!!
 わしの気はアッチにあっただけの話だ」
白河「……!?」

塾長の指差す方向には、なんと女湯が……!!

江田島「いい眺めじゃ。煩悩に勝る精神力はあるまいて!」
白河「今回はどうやら私の負けのようですな。またお会いしましょう江田島先生。
 その時までに私は貴方の弟子達全てをこの日本から一掃しておくつもりです」

そして、数日後……

***江田島平八邸***

池の鯉に餌をやっている江田島平八。

桃太郎「そうですか……。白河が塾長に直接仕掛けて来ましたか」
江田島「まあ、その場はしのいだがな。まったく喰えん奴よ。
 かってわしの見たどの器にも分類されん男だ」
富樫「奴の手下は信じられねえ能力を持ってやがる。そいつに一睨みされた途端、
 操り人形になっちまうんだ。俺はそれでひでえ目に遭わされたぜ」
江田島「確かテオス派とか言っておったな」
桃太郎「テオス派…」

桃太郎は、かつてアンノウンによる一連の事件が起こった時期に、
白河がアンノウン擁護とアギト抹殺を主張していたことを思い出していた。
もしかするとその事と何か関連があるのだろうか……。

江田島「どうするつもりだ、剣? 奴の一番の狙いは貴様だ。
 貴様を総理の座から引き摺り下ろす事にある」
富樫「奴は塾長の洗脳に失敗しても笑ってやがった。
 おまけに帰り際に捨て台詞まで置いて行きやがったんだ」
桃太郎「フッ…我々への宣戦布告か」

17テオスの福音:2008/04/15(火) 07:09:16
○剣桃太郎→一の谷博士から時空クレバスについてレクチャーを受ける。
○一の谷博士→剣桃太郎に時空クレバスについてレクチャーする。
○江田島平八→白河尚純と初対峙。
●白河尚純→江田島平八に接触。自らが地球教のテオス派と呼ばれる
 宗派との繋がりがあることを示唆。

【今回の新規登場】
○一の谷博士(ウルトラQ)
 一の谷研究所の所長。専門は理学全般だが、幅広い知識を有する
 博学博識の大科学者である。謎めいた怪事件に対しては、
 様々な推理と研究によって解決へと導く。

○江田島平八(魁!! 男塾/天より高く)
 日本の首領(ドン)。元帝国海軍少将。創立300年を誇る私塾・男塾の塾長であり、
 自身が元塾生。若い頃は数々の拳法・格闘技を学ぶ為世界を放浪、短期間で極めた。
 帝国大学を首席で卒業している。第二次世界大戦時、かのマッカーサーをも恐れさせた。

○富樫源次(魁!! 男塾/天より高く)
 江田島平八の秘書。男塾OBのまとめ役兼斬りこみ隊長。
 「根性」を絵にしたような男。拳法等の心得はないがケンカ殺法を得意とする。
 幼い頃両親を亡くし、中学まで兄と二人暮しであったが「大威震八連制覇」で兄が死亡。
 天涯孤独となる。驚邏大四凶殺、七牙冥界闘において二回死の淵から蘇る。

18俺、再び参上!:2008/05/04(日) 22:31:50
***東京都内・某公園***

新「親父の奴…。」

若き警察官、加賀美新は巡回パトロールの最中、
ひたすら自転車で公園の中を走っていた。
彼は今、憤りを感じていた。その理由は昨夜にある。


  ◇  ◇  ◇


***加賀美邸***

陸「珍しいな、お前が訪ねてくるとは。」

警視総監であり、長年疎遠となっていた父・加賀美陸と
ワームとの戦いの折に和解したが、別段、今も父親を訪ねる事は少ない。
陸はソファーに座り、グラスに酒を注いでいた。


新「親父、…親父はワームがまた現れた事を知っているのか?」
陸「………。」

新が訊ねると、陸はグラスに酒を注ぐのをやめた。

新「知っているんだな!、なら、何故ZECTを再開しない。」
陸「………。」

新が詰問するように訊ねると、陸はソファーから立ち上がり、
窓の外を見つめた。そして、こうつぶやいた。

陸「私は、心ならずもネイティブの言いなりとなり、ZECTを
 創設した。そして、ネイティブの…根岸の企みを阻止できず、
 もう少しで人類をネイティブ変えてしまうところだった。
 そんな私に、ZECTを再開する資格は無い。」
新「だったら、親父は何で、今も警察をやっているんだ。
 警察は人を守るのが仕事だろ。ZECTだってそうだ。
 昔はネイティブの意図も絡んでいただろうが、
 今は違うんじゃないのか、親父。」

新は陸に言いたい事をぶつけた。
しかし陸は新の方に振り向いて、こう言い放った。

陸「仮にZECTを再開したとして、お前に何が出来る?
 ガタックゼクターはもう無いんだ。そこに置いてある
 ベルトだけを残してな。」

陸は棚に飾ってあるベルトを見た。

陸「それに、ワームの事は地球署のドギー・クルーガー署長に
 任せてある。お前はお前の職務を全うしていろ。」
新「そうかよ。…だったら、親父にはもう頼まねぇ。
 俺は俺のやり方で皆を守って見せる。」

新はそう言って、ベルトを手に持ち、部屋から出ていった。

陸「新…。」


  ◇  ◇  ◇


昨夜にそのような事があり、勢いでああは言ったものの
冷静になっていくとだんだんと不安になってきた。

新「俺は、ガタックゼクター無しで皆を守れるのか?」

19俺、再び参上!:2008/05/04(日) 22:32:32
一方、公園の広場では休日という事もあり、家族や恋人達が
ピクニックで集まっていた。だが、その近くの林の中では、
とある闇が蠢いていた。

???「ここで、暴れればいいんだな?」
???「そうだ。騒ぎを起こせば、ここにヒーローと呼ばれる者達が
 駆けつけてくる。そうなれば、計画は成功だ。」

林の中から広場を見ているのは、ワームの幹部である間宮麗奈と、
時の運行を乱して、自分達の世界に変えようとした
イマジンの一体――バットイマジンだった。
黄泉がえりによってイマジンも復活してしまい、
現在、Gショッカーに所属しているのである。
そして、ワームはヒーローを抹殺するために、
イマジンとも手を組んだのであった。

麗奈「それでは頼んだぞ。」
バットイマジン「ふん、この世界がイマジンの世界となるのであれば、
 いくらでも協力しよう。お前達のサナギは使わせてもらうぞ。」
麗奈「了解した。」

麗奈は消えるように、その場から立ち去った。

バットイマジン「それでは、作戦を開始する。」

バットイマジンは林から飛び出した。そして、公園にいた何人かの人間が
次々とワームに変わった。

男性A「ギャァー、助けてくれ。」
女性A「化け物よ。」
男性B「早く逃げるんだー。」
子供A「うわぁぁぁん。」

公園にいた人たちはパニックになり、
我先に公園から出ようと逃げていった。

新「なっ何だ!?」

新は騒ぎを聞きつけて、自転車から降りた。

新「あれは、ワーム!、それにあの蝙蝠みたいなのはワームじゃない!?
 あれは…噂のイマジンか!?」

新は何とかしようと、腰のホルダーから拳銃を取り出して、
バットイマジンに向かって発砲した。

バットイマジン「何だ。何か当たったのか?」

やはり効いていなかった…。

新「クッソー。やっぱり、こんな物じゃダメなのか?」
バットイマジン「警官か?、少々、痛めつけさせてもらおう。やれぃ!」

バットイマジンはワームの群れに、
新に向かって攻撃するよう命令した。

新「ぐわぁぁぁ!」

新はワームに吹っ飛ばされてしまった。

バットイマジン「ほぉ、耐えたか。だが、これで最後だ。」
新「……(クッ、俺はここまでなのか。)」

絶体絶命のその時、突如、汽笛と共に
空から電車が現れて新に襲い掛かろうとした
ワームを吹っ飛ばした。

バットイマジン「あ、あの電車はまさか…!」

20俺、再び参上!:2008/05/04(日) 22:33:56
電車が通り過ぎると、そこに一人の高校生くらいの少年と
小学生くらいの年頃に見える幼い少女に、
赤い鬼、青い亀、金色の熊に紫の龍が立っていた。

???「「「「「「俺たち、参上!」」」」」」

時刻の警察列車デンライナー―――時を超える犯罪者、
イマジンが起こす事件を徹底的にクライマックスで解決する刑事たち、
彼らには警察手帳も捜査令状もいらない。
何故なら彼ら自身が手帳であり令状であるからだ。
彼らに逮捕できないものは唯一つ、神のみ!
それが、デンライナー署である。

新「あれが、噂のデンライナー署なのか。」

バットイマジン「で、電王!、またしても邪魔をするか。」

???「見つけたよ。イマジン!」
???「へっ!、久しぶりに暴れるぜ!」
???「早く倒そうか。僕、これからデートなんだ。」
???「捕まえて、泣かせちゃる。」
???「タイホだ、タイホ。」
???「あんた達、早く、捕まえなさい。」
???「そうだね。行くよ、モモタロス。」
モモタロス「おう、良太郎。」

良太郎という少年はライダーパスとデンオウベルトと取り出して、
腰につけて、パスをベルトにかざし、赤いボタンを押した。

良太郎「変身!」

デンオウベルト「Swoud Form」

モモタロスという赤い鬼は光の玉に変わり、良太郎の中へ入った。
そして、良太郎の体にオーラアーマーが装着されていった。
そして、桃のような電仮面が最後に装着され、
電王ソードフォームとなった。

電王「俺、参上!」

先ほどの気弱そうな良太郎の声と喋り方とは別人の様に変わって、
ポーズをとって名乗る。
これは、モモタロスが良太郎に憑依しているからである。

バットイマジン「ワーム達よ、すぐに電王を消せ!」

バットイマジンはワーム達に攻撃命令を与えた。

電王「カメ、クマ、ハナタレ小僧、行くぞ!」
ウラタロス「了解。」
キンタロス「よっしゃー!」
リュウタロス「行くよ。」

青い亀のウラタロス、金の熊のキンタロス、紫の龍であるリュウタロス、
そして、電王はバットイマジンとワームに目掛けて走った。

コハナ「それでは、貴方は向こうへ避難してください。」
新「あ、ああ。」

デンライナー署のメンバーの1人、コハナことハナは新を避難させた。

ウラタロス「お前、僕に釣られてみる?」

ウラタロスは長い棒を武器に
流水のごとく連続攻撃をワームに続けた。

ウラタロス「それじゃ、釣り上げるね。」

ウラタロスはワームの腹部を貫いた。
そして、ワームは爆散した。

キンタロス「俺の強さにお前が泣いた!
 涙はこれで拭いとけ!」

キンタロスは鼻紙を投げつけて、鉞のような斧でワームを攻撃した。
ワームはキンタロスの体を攻撃するが、キンタロスには全く聞かなかった。

キンタロス「ふん。」

そして、思いっきり斧を振り上げて
ワームを真っ二つに斬った事で爆散した。

キンタロス「ダイナミックチョップ…生。」

リュウタロス「倒してもいいよね?、答えは聞いていない!」

ダンスするが如くステップを踏みながら、ワームに銃弾を食らわせた。
周りの被害に関係なく、一気に数対のワームが全滅した。

ウラタロス「あ、危ないよ、リュウタ。」
リュウタロス「へっへー♪」

そして、バットイマジンと戦っている電王は…。

電王「てめぇー、降りて戦いやがれ!」
バットイマジン「はーはっはっはっ、電王もここまでは届くまい。」

バットイマジンが空中を飛んでいるため、届かなかった。

良太郎「……(ウラタロスに変わった方がいいと思うよ…。)」

良太郎の声が響く。

電王「うっせー、良太郎。アイツは俺が倒す。」
バットイマジン「だったら、やってみよ!、ハッ!」

バットイマジンは衝撃波を起こして攻撃してきた。
しかし電王は耐えてみせる。

電王「だったら、届かせて見せるぜ。」

電王はパスをベルトにかざして、フリーエネルギーをチャージした。

ベルト「Full Charge」
電王「俺の必殺技、パート2!!」

電王はデンガッシャーの先端を離して、バットイマジンに攻撃した。

バットイマジン「ぬお!」

バットイマジンは瞬時に交わしたが、翼を負傷してしまう。

電王「よっしゃー、斬って、斬って、斬りまくるぜ!」

某死神少年のセリフを口走りながら、
バットイマジンを斬りまくった。

???「そこまでだ、電王!」

21俺、再び参上!:2008/05/04(日) 22:35:31
振り返ると、そこには、クラゲのイマジン、ジェリーイマジンが
公園にいた子供を人質にとっていた。

ジェリーイマジン「ガキの命が惜しければ、武器を捨てろ。」
子供A「助けて〜!!」

新「あ、アイツ…!」
コハナ「何て卑怯なの!」
良太郎「……(モモタロス…。)」
電王「…ちぃ、分かったよ。」
ウラタロス「………」
キンタロス「クッ。」
リュウタロス「ムー。」

電王や他のイマジン達も武器を捨てた。

バットイマジン「すまない。恩に着るぞ。」
ジェリーイマジン「今の内に、電王を消すぞ。」

新はそれを見ていて、居ても立ってもいられなくなった。

新「やめろぉぉぉぉ!」
ジェリーイマジン「フン!」

新はジェリーイマジンに突っ込んでいたが、
生身では敵うはずもなく、長い触手で返り討ちにあい、
倒れてしまった。

ジェリーイマジン「ただの人間が勝てるわけがないだろう。
 ハーハッハッハッ!!」
新「……(俺は、ここまでなのか?、皆を守れずに…嫌だ!
 ミンナを守るんだ。守れないなんて嫌だ!
 力が…チカラが欲しい。ミンナを…守れるチカラが欲しい。)」

新は立ち上がり、懐に持っていたベルトを取り出して、腰につけた。

新「来い、ガタックゼクタァァァァァ!!!」

すると、空から次元を超えて、
眩い光と共にガタックゼクターが現れた。

バットイマジン「何だ?!、あれは。」

ガタックゼクターはジェリーイマジンに体当たりを仕掛け、
人質に取られていた子供達を救出する。

ジェリーイマジン「イ、イタイ、イタイ。何とかしてくれ。」

コハナ「さ、早く、こっちに逃げて。」
子供A「うん。」

攻撃したガタックゼクターは新の手に飛び込み、
ガタックゼクターをベルトに装着した。

新「変身!!」

すると、新の体は次々と装着されていった。そして、「最強のライダー」
仮面ライダーガタックとなった。

ジェリーイマジン「貴様、よくもやってくれたなぁぁ!」
ガタック「キャストオフ」
ガタックゼクター「キャストオフ」

ジェリーイマジンが突っ込んできたが、ガタックはゼクターホーンを倒して、
マスクドアーマーが飛散し、マスクドフォームからライダーフォームへと
変身していった。そして、マスクドアーマーが飛散した衝撃波で
ジェリーイマジンは吹っ飛んでしまった。

電王「アイツ、俺と同じような格好をしているぞ。」
良太郎「……(あれは、仮面ライダーだ。)」
ウラタロス「あの警官、やるもんだねぇ。」
リュウタロス「カッコイイ!、僕もあれやりたい。」

ジェリーイマジン「よくも、コレでも食らえい!」
ガタック「クロックアップ。」
ガタックゼクター「クロックアップ」

触手で攻撃してきたが、マスクドライダーの特殊装備であるクロックアップで
攻撃を回避して、ジェリーイマジンの目の前に現れた。

電王「おい、消えたぞ?!」
ウラタロス「どうやら、超高速で動いたみたいだね。」
キンタロス「分かるんか、カメの字。」

ガタックはジェリーイマジンの目の前に現れて、ガタックゼクターの
スイッチ・フルスロットルを「1, 2, 3」の順に押した後、ゼクターホーンを
一旦マスクドフォーム時の位置に戻し、

ガタック「ライダーキック。」
ガタックゼクター「ライダーキック」

再び倒すことで、エネルギーが充填され、
前方へジャンプして回し蹴りを放った。

ジェリーイマジン「ぎゃぁぁぁぁ!」

そして、ジェリーイマジンは倒された。

22俺、再び参上!:2008/05/04(日) 22:36:53
バットイマジン「な、なにぃぃ。」

そして電王は、すぐさまに武器を拾い上げた。

電王「さっきは、よくも、やってくれたなぁ。」

再び、フリーエネルギーをチャージして、必殺技の構えをとった。

電王「俺の必殺技、パート1!」

デンガッシャーを思いっきり振り上げて、バットイマジンを斬った。
倒されたかと思いきや、バットイマジンの体を構成するイメージが暴走して、
ギガンデスヘブンに巨大化した。

ギガンデスへブン「きしゃぁぁぁ。」

ガタック「きょ、巨大化した!?」
電王「へっ、面白くなってきたぜ!」

すると、時の列車デンライナーが現れて、電王は先頭車両に乗り込んだ。
そして、操縦席にあるマシンデンバードについてるボタンを押して、
デンライナーはドギーランチャー、モンキーボマー、バーディーミサイル
へと変形した。

電王「行くぜ、行くぜ、行くぜ。俺は最初から最後まで、
 クライマックスだぜ!」

ドドドドッ!!
ドカーン!!
ビシュン!!

一斉攻撃によって、あっけなくギガンデスへブンは倒された。

ガタック「すげぇ。」

こうして、この事件はクライマックスに解決されたのである。

23俺、再び参上!:2008/05/04(日) 22:37:32
***デンライナー署****

新「い、いてぇ、いてぇ。」
コハナ「はい。コレで大丈夫。」

新は変身を解いた後、良太郎達によって、デンライナーの中にある
デンライナー署の中で傷の手当てを受けていた。そして、簡単な
自己紹介を受けていた。

良太郎「僕は野上良太郎です。一応、ここで刑事をしています。」
コハナ「私の名前はハナ。皆からはコハナって呼ばれているわ。」
良太郎「そこで知恵の輪をしているのが、モモタロスで…。」
モモタロス「ああん?」
良太郎「雑誌を読んでいるのが、ウラタロスで…。」
ウラタロス「どうも。」
良太郎「寝ているのが、キンタロスで…。」
キンタロス「ぐごぉぉぉぉ。」
良太郎「塗り絵をしているのが、リュウタロスです。」
リュウタロス「何?」
新「なるほど。」
ナオミ「は〜い。コーヒーお持ちしました〜。」

紹介を受けている時に、デンライナーの乗務員ナオミがコーヒーを出した。

新「あ、ありがとう。」
良太郎「あ、そ、それは…。」
新「ブー!、マズー。」

ナオミのコーヒーを飲んで、つい吹き出してしまった。
しかも、見事、モモタロスについてしまった。

モモタロス「テメェなぁ。覚悟しとけよ。」
新「ス、スマン。」
良太郎「モモタロスやめなよ。」
モモタロス「るせー。」
???「いい加減に静かにしてください。」

そこに現れたのは、デンライナーの所有者でデンライナー署を立ち上げた
人物であるオーナーが現れた。

新「こちらは、誰?」
良太郎「デンライナーの持ち主で、オーナーっていうか、デカ長っていうか…。」
オーナー「デカ長…と呼んでください。新さん、あなたの噂は
 かねがねお聞きしています。これから、ある場所へ行きますが、
 一緒に来てもらえませんか。」
新「…ある場所?」

しばらくしてデンライナーは目的地に着いた。
すると、そこは――

***警視庁・警視総監室***

そこは何と警視庁の総監室であった。
そして、そこには当然のことながら
現警視総監・加賀美陸がいたのである。


新「親父!?」
陸「新…なぜ、ここに?
 …そうか、ガタックの力が戻ったのか。」
新「まだ、何にも言っていないのに何で?」
陸「お前の眼を見れば分かる。」

陸はそう言った。

新「なら、親父。俺はガタックの力を取り戻した。
 だから親父、ZECTを再会してくれ。」

新は陸にZECTの再開を訴えたが、答えはNOだった。

陸「私の考えは変わらん。ZECTは再開しない。」
新「親父…。」

だが、しばらくして…。

陸「加賀美新巡査に辞令を与える。これより、デンライナー署に出向して、
 彼らに協力せよ。」
新「親父!?」
陸「なお、デンライナー署では彼らの指揮に従う事ように。
 そうでしたな?、オーナーさん。」
オーナー「ハイ。時の運行を乱すイマジンを倒すのが目的ですが、
 イマジンがワームと協力しているようなので、ワームとも
 戦うかもしれませんな。」
新「ハッ!?…親父。」

オーナーの説明を聞いて、新は陸を見た。

陸「行って来い。」
新「ハ…ハイ。加賀美新巡査、これより、デンライナー署に出向します!」
良太郎「よろしくお願いします。加賀美さん。」
新「こちらこそ、ヨロシクな。良太郎君。」

新達はデンライナーの中に戻っていた。
そして再び時の路線へと走り去っていくデンライナー。

陸「さて、ドギー署長になんと言おうかな。」

陸は地球署のドギー・クルーガーにどう説明しようか考えていた。
こうして、時の列車警察・デンライナー署に戦いの神が加わったのである。

24俺、再び参上!:2008/05/04(日) 22:38:41
○加賀美新→イマジンに立ち向かい、仮面ライダーガタックに変身。
 ジェリーイマジンを倒す。そしてデンライナー署に出向する。
○野上良太郎→モモタロスと共に電王となり、バットイマジンを倒す。
○モモタロス→良太郎と共に電王ソードフォームとなり、バットイマジンとギガンデスへブンを倒す。
○ウラタロス→ワームを倒す。
○キンタロス→ワームを倒す。
○リュウタロス→ワームを倒す。
○コハナ→子供を避難させる。
○ナオミ→新にコーヒーを出す。
○オーナー→加賀美陸警視総監の所へ行く。
○加賀美陸→新にデンライナー署への出向を命ずる。
●間宮麗奈→イマジンと結託し、イマジンに騒ぎを起こす事を命ずる。
●バットイマジン→公園で騒ぎを起こし、電王に倒される。
●ジェリーイマジン→子供を人質にするが、ガタックに倒される。
●ギガンデスへブン→バットイマジンが暴走して出現。
 デンライナーゴウカで倒される。

25俺、再び参上!:2008/05/04(日) 22:39:06
【今回の新登場】
○野上良太郎=仮面ライダー電王(仮面ライダー電王)
 仮面ライダー電王に変身する少年。とてつもなく不運つづきの人生を送っており、
 毎日が不運のオンパレードであり、ほとんどの時間は何かに巻きこまれて翻弄されている。
 突然イマジンに憑依され、慌てふためいている間にヒーローになってしまった。
 体力も知力も根性もないが、イマジンに憑依されると、人間離れしたスーパーパワーを発揮する。
 アンラッキーな人生を送りすぎ、並大抵の事態には動じなくなっているため、
 ある意味肝が据わっているとも言える。そして、それだけ他人の幸福や不幸には敏感に反応。
 自分は不運でも、せめて他人を不幸から救いたいと願っている。良太郎ならではの「優しさ」から
 来る強さは、時にイマジンたちでさえ敵わないほどの強大な敵をも退ける。
 現在は、デンライナー署の刑事を務める。

○モモタロス=仮面ライダー電王ソードフォーム(仮面ライダー電王)
 良太郎に最初に憑依するイマジン。「桃太郎」の赤鬼タイプ。
 強くカッコ良く戦うことを信条としているため、何のために戦うかは二の次。
 良太郎のイメージのおかげで「桃太郎」タイプにされたのが気に入らないが、
 電王に変身すると派手なポーズ、派手な必殺技を好んで使う。
  変身前の良太郎の体を乗っ取ってから好き勝手に使うので、
 良太郎にとっては迷惑な存在だが、根は単純でいいヤツ。
 「俺、参上!」、「俺は最初から最後までクライマックスだぜ!」が口癖。

○ウラタロス=仮面ライダー電王ロッドフォーム〈仮面ライダー電王)
 2007年の現在にやってきた未来人のエネルギー体が、
 野上良太郎の想い描く『浦島太郎』から海亀をイメージしてこの世に現出した姿。
 モモタロスに続いて良太郎に憑依。モモタロスとは対照的にあまり戦いを好まないタイプ。
 調子のいい台詞を並べ立て女性たちのハートをメロメロにするかと思えば、
 他人の財布も奪ってしまう要領の良さも。常に他人を見下したような態度が
 鼻につく自信家タイプ。「僕に釣られてみる?」が決め台詞。

○キンタロス=仮面ライダー電王アックスフォーム〈仮面ライダー電王)
 現在にやってきた未来人のエネルギー体が、本条 勝の想い描く『金太郎』から
 熊をイメージしてこの世に現出した姿。本条との契約完了後、消失しそうになるところを
 良太郎に救われ、ウラタロスに続いて良太郎に憑依。
 典型的な気はやさしく力持ちタイプ。しかし、人の言うことを勝手に勘違いすると、
 恐ろしいパワーをとんでもないところで発揮してしまうなどはた迷惑な面も。
 人情に人一倍厚く、世話好きな関西人気質のイマジン。
「俺の強さにお前が泣いた」が決め台詞。

○リュウタロス=仮面ライダー電王ガンフォーム(仮面ライダー電王)
 龍のイメージが具現化したイマジン。電王ガンフォームに変身する。
 子供のような我侭で気分屋で甘えん坊な性格だが、可愛くないものには
 冷酷または無関心、徹底的に消し去ろうとする。相手に軽い催眠をかける
 能力を持っている。ダンスが得意。

○コハナ=ハナ(仮面ライダー電王)
 未来の時間の「特異点」の少女。元々は19歳の女性だったが、途中から、
 幼児の体となる。実は、未来の良太郎の姪。デンライナー署の刑事で、素手に
 よる格闘能力は高いが、バズーカ砲を使う事もある。

○ナオミ(仮面ライダー電王)
 デンライナーの客室乗務員。現在は、デンライナー署の刑事ではあるが、
 主に署内でコーヒーを淹れている。そのコーヒーの味はイマジン以外は不評。

○オーナー(仮面ライダー電王)
 デンライナーの管理者で、デンライナー署を立ち上げた人物。謎が多いが、
 その身体能力は高い。チャーハンに刺さった旗を倒さずに、食べていく事を
 スポーツだと思っており、真剣に取り組んでいる。

●バットイマジン(仮面ライダー電王)
 蝙蝠のイメージが具現化したイマジン。

●ジェリーイマジン(仮面ライダー電王)
 クラゲのイメージが具現化したイマジン。自分の身体を透明にして
 獲物に忍び寄り、身体に生えた触手を振るい電撃を叩き込む技を持つ。
 また自身を液状化して、相手の攻撃を眩ませる事も可能。

26ロンデニオンの戦い−1:2008/05/25(日) 15:31:11
***ロンデニオン宙域・戦艦アレキサンドリア***

アレキサンドリアの一室では一人の少年が横になっていた。

???「うっ…ここは?」
サラ「お目覚めですか?」
???「おまえは?…何も思い出せない。」
サラ「私はサラ。あなたはジュドー。
 あなたは全ての記憶とともに最強の力を手に入れたの。」
ジュドー「何のために?」
サラ「スペースノイドの敵、聖なる地球を荒らす奴らを叩き潰すために。」
ジュドー「そうか、わかった。…この感じは? 敵か?
 何機いるんだ!? サラ!俺の機体を用意しろ!!奴らを叩き潰す!」
サラ「既に用意してあります。タイタニア…あなた用に調整済みです。」
ジュドー「よし、今すぐにでも出る!」

洗脳され強化されたジュドーは格納庫へと急ぐ

シロッコ「ジュドー! ジュドー・アーシタ!!」
ジュドー「だれだ!」
シロッコ「君の上官、パプティマス・シロッコだ。
 君の働き、期待しているよ。」
ジュドー「はっ!有り難き幸せ! このジュドー・アーシタ、
 敵を一人残さず始末してまいります!!」
シロッコ「わかった。行くが良い」
ジュドー「ははぁっ!」

ジュドーは敬礼してタイタニアニ乗り込み、
アレキサンドリアを後にした。

サラ「順調ですね。パプティマス様。」
シロッコ「あぁ…だが、強化しすぎた。アレはもう捨て駒にしか使えんよ。
 惜しいことをした。」

27ロンデニオンの戦い−1:2008/05/25(日) 15:31:44
***ラー・カイラム・艦橋***

アムロ「ブライト! 今の状況は?」
ブライト「敵はジュピトリアンだ。しかも今までとは違う大部隊だ。
 今、コウやクリスに出てもらっているが、すでにこちらの艦が3隻沈められている。
 前線の兵によればサイコミュを使うMSがいるようだ。」
アムロ「くっ…パプティマス・シロッコか!
 リ・ガズィでもいい、何か無いのか!?」

ブライトは無言で文字盤を操作し、格納庫に繋げる

ブライト「アストナージ!Hi−νは使えるのか?」
アストナージ(通信)「サイコミュの調整がまだなので
 フィンファンネルは使えませんが…」
アムロ「それで十分だ! 用意しろ! 出るぞ!!」

アムロは格納庫へと向かっていった。


***戦闘宙域***

コウ「つ、強い!」
クリス「ウラキ中尉、大丈夫!?」
コウ「うっ、なんとか…」

コウとクリスは一体のMS相手に苦戦していた。強化人間専用MSタイタニアだ。
タイタニアはファンネルを射出した!

コウ「またか! オーキスを囮にして回避だ!!」

コウはオーキスを脱ぎ、タイタニアに向かっていく。だが――

クリス「――!? ウラキ中尉、危ない!!」
コウ「――え? な、なんだと…うわぁぁっっ!!」

先読みされていた。目の前に迫ったタイタニアのビームサーベルが一閃!
コウのGP-03Sは真っ二つになった!

クリス「ウラキ中尉!? いやぁぁぁー!!!」

クリスのアレックスにもファンネルが迫る!!

クリス「うわ…」

クリスのアレックスにビームが命中する!
アレックスの四肢は爆発四散し、コックピットだけが残った。

28ロンデニオンの戦い−1:2008/05/25(日) 15:32:17
●パプテマス・シロッコ→艦隊を率いロンデニオンに侵攻。
○ジュドー・アーシタ→洗脳を受けシロッコの手に落ち、タイタニアに乗って出撃。
○ブライト・ノア→ロンデニオンに奇襲してきた木星軍を迎え撃つ。
○コウ・ウラキ、クリスチーナ・マッケンジー→タイタニアとの戦闘で戦闘不能。
○アムロ・レイ→Hi−νにのって出撃

【今回の新規登場】
○アストナージ・メドッソ(機動戦士ガンダムシリーズ)
 グリプス戦役以来ブライトの傍らにいる、地球連邦軍(エゥーゴ)所属のメカニック。
 歴代のガンダムを整備してきたシリーズ随一の縁の下の力持ちである。

○アムロ・レイ(機動戦士ガンダムシリーズ)
 地球連邦軍外部部隊ロンド=ベルのエースパイロット。
 ニュータイプで一年戦争の英雄。RX-93νガンダム/
 RX-93-ν-2Hi-νガンダムのパイロット。

29ロンデニオンの戦い−2:2008/05/25(日) 15:32:57
真っ二つになったGP-03S。その中からコアファイターが出てくる。
パイロット――コウ・ウラキは無事だった!!
コウの乗ったコアファイターは、そのまま漂流しているパイロットの元へ行く。

コウ「クリス!…気絶してるのか? ちいっ…」

コウは気絶しているクリスをコックピット内へ入れ、
母艦ラーカイラムへと戻った。その入れ替わりに――

アムロ「アレックスにステイメン!…やったのはあいつか!!」

アムロのHI―νはタイタニア目掛けビーム攻撃を行うが――

ジュドー「この程度なら避けられる!…この感触アムロ・レイか!
 お前を倒せば全てが終わる! おちろぉ!!」
アムロ「何? ジュドーだと!? ジュドー・アーシタか!!
 シロッコめぇっ!!」
ジュドー「アムロ・レイ…アムロ・レイアムロ・レイアムロ・レイ
 アムロ・レイアムロ・レイィィィ!!!お前さえいなければぁぁ!!」

タイタニアのファンネルが全方位射撃を行う!!

アムロ「ジュドー!目を覚ませ!!
 そんな憎しみをぶつけても自分が苦しむだけだぞ!!」
ジュドー「うるさぁい!!お前を倒せば全てが終わる!
 お前とあと、カミーユとシャアとハマーンを…!!!
 …プル!?…なんだこの感覚わぁ!!」
アムロ「…(…なんだこの感じは? 優しい感じがする…)」
ジュドー「ぐわぁぁぁぁっ!!」

突然苦しみだすジュドー。
ファンネルがジュドーの脳波コントロールから離れ
次々と岩にぶつかっていく!

ジュドー「ハァハァハァ…っ…プル…お前は…くっそぉぉぉ!!!」

ジュドーはタイタニアを反転させ、彼方へと消えていった。

アムロ「ジュドー…お前は…」


***木星・イオ基地***

シロッコ「それでジュドーは!?」
サラ「未だ発見できません。1時間前に捜索隊が撃破されてから
 ずっと音信不通です。」
シロッコ「ジュドーか…厄介だな。こうなっては犠牲にした艦隊が
 無駄になってしまう! 捜索範囲を広げて探せ!必ず連れ戻すのだ!」
サラ「了解!」

30ロンデニオンの戦い−2:2008/05/25(日) 15:33:23
***宇宙要塞アクシズ・上級士官室***

ジュドー「…ここは」
ハマーン「目が覚めたか。ジュドー・アーシタ」
ジュドー「…!!貴様、ハマーン・カーン!!?
 おまえを、おまえおぉぉ!!」

吼えるジュドー。しかし、椅子に手錠で拘束されており思うように動けない。

ハマーン「ふん!シロッコめ。よくもやってくれた。まぁいい。」
ジュドー「殺すゥッ!おまえぉぉ!!ハマーン・カーン!!」
ハマーン「命の恩人に対して失礼な口の聞き方だな、ジュドー・アーシタ。
 お前は漂流しているところを拾われたんだよ。」
ジュドー「ぐぅぅっ、この手錠をはなせぇっ!」

ジュドーの叫び声を無視し、話を続ける。

ハマーン「何故ここまで流れ着いたか。何故だか分かるか!?
 …お前は惹かれたのだよ。この私にね。」
ジュドー「なん…だとぉ!?」
ハマーン「お前は強化されて心が敏感なんだ。普段は理性で制御できる。
 しかし、今は違う。無意識のうちに私に惹かれたのだ。」
ジュドー「そんなこと…うっ!!?」

ハマーンがジュドーに口付けをする。

ハマーン「…(感じろ…お前にならできるはずだ。私を受け入れるのだ。)」
ジュドー「…(何だ…暖かい…?)」
ハマーン「………」
ジュドー「…(違う…これは見せかけの暖かさだ。心に氷を持っている。
 冷たく暗く息苦しい感じがする…)」
ハマーン「ふふふ…未だに自分を持っているのか。」
ジュドー「………」
ハマーン「私の元へ来い! ジュドー・アーシタ!! 私を受け入れろ!」
ジュドー「あぁ。わかったよ。その氷を溶かしたらな。」
ハマーン「何!?」
ジュドー「あんたのそれは、まだあの人を引きずっている。
 決着をつけるべきだ。そうしなければあんたは誰にも受けいられない。
 誰もあんたを認めやしない。」
ハマーン「ふふふふふ…流石だ、ジュドー・アーシタ。
 どうやら魂を縛られているのは私のようだな。
 よかろう、お前は仲間の待つ所へと戻るがいい。
 いずれ雌雄は決しよう。」
ジュドー「………」

31ロンデニオンの戦い−2:2008/05/25(日) 15:33:50
○アムロ・レイ→強化洗脳されたジュドーの乗るタイタニアと交戦。
○ジュドー・アーシタ→アムロとの戦闘中に錯乱を起こし離脱後、
 ハマーンに保護され、その後解放される。
△ハマーン・カーン→漂流していたジュドーの身柄を確保。
 勧誘を試みるが、いずれ雌雄を決すると告げて解放。

【今回の新規登場】
△ハマーン・カーン(機動戦士Ζガンダム/機動戦士ガンダムΖΖ)
 ネオジオン公女ミネバ・ラオ・ザビの摂政にして、アクシズの事実上の最高指揮官。
 一年戦争時はフラナガン機関で育てられていたが、ジオン公国崩壊後、
 公国軍残党と共に地球圏を脱出しアクシズにたどり着く。
 父マハラジャ・カーンの急逝後にその指導力と政治手腕において
 天才的才能を示し、名実ともにアクシズでの実権を握るに至る。
 高いNT能力ゆえか、扱いが難しいといわれるキュベレイを自在に操り、
 カミーユ、シャア(クワトロ)、シロッコ、ジュドーら
 名だたるNTパイロットと互角以上に渡り合えるほどの凄腕である。

32命を賭した傷こそ証す!!:2008/08/18(月) 22:24:45
***無幻城・Gショッカー秘密警察長官室***

ダスマダー「昨夜から諜報部に所属する女戦闘員№55682の
 消息が掴めん。直ちに秘密警察長官の名において
 捜索・追跡の命令を出してもらいたい」
フラビージョ「イヤよ」
ダスマダー「なにっ?」

クライシス帝国の皇帝直属軍事査察官にして、
Gショッカー秘密警察の副長官を務めるダスマダー大佐は、
昨夜から急に連絡が取れなくなった女戦闘員の行方の捜索に関し、
秘密警察長官フラビージョと長官補佐ウェンディーヌに掛け合っていたが、
彼女ら二人の反応はあまりにも鈍かった。

ウェンディーヌ「その女戦闘員とやらは港湾地区でいなくなったんでしょ?
 ならうっかり海にでも落ちて鮫の餌にでもなったんじゃないかしら」
灰色の老人「…し、しかし万一、脱走または敵に捕獲されていた場合、
 こちらの機密が敵対勢力に漏れる可能性が――」

ダスマダーに伴われる形で随行してきた、
古びたクタクタの黒いモーニングを着込んだ灰色の顔の老人も、
偉そうに椅子にふんぞり返る長官の翻意を促そうと必死に食い下がる。
しかし……。

フラビージョ「たかが女戦闘員の一匹や二匹どうだっていいじゃん。
 第一めんどくさいもん」
ウェンディーヌ「長官の決定は下ったわ!
 今日のところは引き下がる事ね、ダスマダー大佐。
 長官はとってもお忙しいのよ。ウフフ…」
ダスマダー「………」


***同城内・大廊下***

長官室からにべもなく追い返され、
城の大廊下を並んで二人で歩くダスマダー大佐と灰色の老人。

灰色の老人「なにがとってもお忙しいじゃ!
 闇女王同盟の威光を笠に着て今の地位に落ち着き、
 毎日威張り腐るだけで、ろくに仕事などしとらんくせに!
 いかにヘドリアン女王からの推挙があったとはいえ、
 いったい至高邪神様は何をお考えになって…」

年寄りらしく愚痴を口にする灰色の老人。
その時、急に立ち止まるダスマダー。

ダスマダー「そろそろ潮時だな…」
灰色の老人「――!!…と、すると…いよいよあの男を!?」

振り返るダスマダー。

ダスマダー「その通りだ。すでに至高邪神よりご内意を得ている。
 お前には直ちにあの男を迎えに、例の場所まで出向いてもらいたい」
灰色の老人「キヒヒヒ…心得た!」
ダスマダー「任せたぞ、死神クロノス!」

33命を賭した傷こそ証す!!:2008/08/18(月) 22:25:22
一方、その頃…。

***東京・国会議事堂・地下***

国会議事堂の地下に住む夢見の姫・丁(ひのと)は、
最高の力を持つ『夢見』の少女で、これまで政治家たちのために
日本の未来を予見していた。だが剣桃太郎が日本の総理となって以降、
以前に比べてその負担も減り、ここを訪れる者も少なくなっていたが……

蒼氷「丁姫様」
緋炎「来客でございます」
丁「剣総理ですね。すぐにお通ししてください」

丁を護衛する使命を帯びる
風使いの砕軌玳透(さいき・だいすけ)に案内されて
やって来たのは内閣総理大臣・剣桃太郎その人である。

砕軌「丁姫、剣総理をお連れいたしました」
丁「ご苦労でした砕軌殿。下がっていてください」

人払いを命じる丁。

丁「お久しぶりです、剣殿。その後江田島さまはご壮健で
 あられましょうか?」
桃太郎「はい。おかげさまにて塾長も達者でおります。
 ところで丁姫、見たところお顔の色が優れないようですが?」
丁「そうでしょうか。貴方がこの国の総理となられてからは、
 “夢見”としてのわらわの仕事も減り、ゆっくりと休ませて頂いている
 つもりですが……」
桃太郎「………(じっと見据える)」
丁「フフッ…やはり剣殿は欺けませんね。確かにわらわは眠りの中で
 未来を垣間見る夢見…」
桃太郎「休まれても真の休息ではない…」
丁「………」
桃太郎「ここ最近の黄泉がえりの騒ぎ、
 そして世界、いや宇宙各地での時空クレバスの発生…。
 前大戦で親しい者を亡くしていた人々からの立場、
 そして未知の異文明とのファーストコンタクトという観点から見れば、
 本来喜ぶべきことと言えなくもないが……」
丁「黄泉がえりの奇跡は一度は光の前に滅んだ邪悪な者たちまでも
 再び現世へと蘇らせてしまい、そして一の谷博士も仰っておられるように、
 時空クレバスは我々の友ではなく、敵も呼び寄せてしまう可能性もあります。
 これらは全ていずれ起こるであろう大きな戦乱の予兆であると思うのです」
桃太郎「丁姫、申し訳ありませんが、これからは貴女のお力も
 頻繁にお借りするときが来るかもしれません。どうかそのおつもりで…」
丁「喜んで。わらわに出来る事であれば何なりと…」

34命を賭した傷こそ証す!!:2008/08/18(月) 22:30:32
***日本・成田空港***

サザーランド「お待ちしておりました、アズラエル様」

ここは、日本を代表する空の玄関口の一つである成田国際空港…。

一足先に来日していた、連邦軍内部でのブルーコスモスの一員
ウィリアム・サザーランド大佐が、スーツ姿の優男――
――国防産業連合理事ムルタ・アズラエルを空港ロビーにて出迎える、

アズラエル「出迎えご苦労さん、サザーランド大佐」
サザーランド「白河氏が邸宅にてお待ちです。何やら今日は
 面白い見世物があるのだとか……」


***衆議院・予算委員会***

委員長「――では来年度予算についての質疑はここまでと致しまして、
 次の質問に移りたいと思います。参考人、地球連邦軍極東支部長官、
 三輪防人君!」
三輪「ゴホン」

発言席へと立つ三輪長官。

三輪「総理、貴方は現在わが国における社会風紀の乱れをどうお考えですか?
 女子高生による売春・妊娠、乱立する性風俗営業店、子供でも買える
 ポルノ雑誌等など……とりわけ性に関する乱れは目にあまるものがあります。
 総理、貴方のご意見を伺いたい」
桃太郎「委員長」
委員長「内閣総理大臣、剣桃太郎君!」
桃太郎「この地上には男と女しかおりません。そして性は
 その形いかんに関わらず個人の問題であり、人間の本能的なものでしょう。
 法に触れぬ限り、私は国家として口を挟む問題ではないと考えます。
 尤も既に男の道具がお役に立たなくなった方にはご理解頂き辛いとは
 思いますが」

三輪長官を遠回しに皮肉った剣総理のジョークに
委員会の場は爆笑の渦に……。

三輪「……(フフフ……調子に乗りおって。吠え面かくだけではすまさんぞ)」

35命を賭した傷こそ証す!!:2008/08/18(月) 22:30:57
三輪「では総理、貴方は今この地上には男と女しかおらぬとおっしゃいました。
 しかし私はここに興味深い写真を入手しました。これはある男と女の
 密会現場を隠し撮りしたものです。この写真に写っているこの人物は
 どなたですかな総理!!」

三輪は得意げに例の偽写真を出席の議員たちの前に見せびらかした。

桃太郎「………」

議員A「ば、ばかな…信じられん」
議員B「しかしあれは、まぎれもなく総理……!!」

三輪「ご覧ください議員のみなさん!! この写真の中で
 総理と抱き合っている女性は、なんとGショッカーの諜報工作員として
 警視庁公安部がマークしていた人物なのであります!
 もし国のトップが握る安全保障上の国家機密が侵略者に流れていたとしたら、
 これはまさしく由々しき問題なのであります!
 さあ、どう説明なされます総理! まさか貴方が売国奴だったとは!!」

***白河尚純邸***

先ほど邸宅に到着したばかりのアズラエルらと一緒に
テレビの国会中継を眺めている白河尚純。

白河「終わったな剣。いかな貴様でもこの場を切り抜けることはできまい……」

36命を賭した傷こそ証す!!:2008/08/18(月) 22:31:20
***再び、国会内の予算委員会***

桃太郎「フッ…」
三輪「何がおかしいのか総理! これが笑って済まされる問題ですかな!!」
桃太郎「残念だがその写真、写っているのは私ではない」
三輪「ワハハハハ!! この期に及んでとんだ苦し紛れを!
 これはどこからどう見ても総理、貴方自身ではないか!」
桃太郎「………」
三輪「もしこれが違うというなら、私を殴り殺しても構いません」
桃太郎「その言葉、お忘れないよう」

自ら三輪長官の眼前に進み出る桃太郎。

桃太郎「私は男塾という私塾の出身です」
三輪「知ってますよ。その後東大を卒業し、ハーバード大に留学したことも。
 それがどうかしましたか?」
桃太郎「男塾……そこはまさに命をかけた男の戦場だった。
 私はそこを生き抜いて来たのです。これがその証だ!!」

上着を脱ぎネクタイを外した桃太郎は、
議員たちの前で上半身裸になって見せた。
その肌には戦いの跡である無数の傷がついていたのである。

三輪「……き、貴様!?」
桃太郎「おわかりいただけたかな?」

議員A「総理の体にはあんなに無数の傷跡が……」
議員B「しかし写真の方の総理には傷ひとつない。ということは……」
議員C「その写真は偽物だ!!」
議員D「こんな茶番で国会を混乱させおって!
 一体この責任をどう取るつもりだ!!」

議場内に一斉に怒声と野次が飛ぶ。

桃太郎「所詮は猿知恵。沐猴にして冠す――やはり貴様に相応しい言葉だったな。
 さあ、さっきの約束を果たしてもらおうか!!」

周囲から大顰蹙を買ってオロオロしている三輪長官に
拳をポキポキと鳴らしながら迫る桃太郎。

三輪「ま、待て! やめろー! あれはつまり言葉のあやで……!
 ヒイイ――ッ!!!」

しかし桃太郎は繰り出したパンチを、三輪の眼前寸前のところで止めた。

桃太郎「覚えておけ。俺は日本国初の武闘派内閣総理大臣、剣桃太郎だ!!」

三輪「……(((((((( ;゚Д゚)))))))ガクガクブルブルガタガタブルガタガクガクガクガクガク」

恐怖と混乱のあまり、腰を抜かしてその場に座り込み
全く動けないでいる三輪。
再び上着を身につけ、席へと戻る桃太郎。

桃太郎「さあ、審議を再開しましょう」

37命を賭した傷こそ証す!!:2008/08/18(月) 22:31:44
***白河尚純邸***

アズラエル「あー、もうダメダメです」
南「馬鹿めが……とんだ醜態を晒しおって」

テレビで国会中継で一部始終を見ていた白河たちであったが、
三輪長官の無様な失敗に失望を禁じえなかった。

白河「三輪長官も非を認め、おとなしく殴られれば
 まだ救いようがあったものを」
サザーランド「おそらくそれも計算した上でのパフォーマンスでしょう。
 残念ですがこれで三輪長官は、今の極東支部での地位も危うくなりましたな。
 これではいかにティターンズのジャミトフ・ハイマン大将といえども
 彼を庇いきれないでしょう。逆に剣総理は若年層を基盤に
 今後も一層支持率を得ることは確実ですな」

傍らに控えていた南雅彦が、白河にそっと耳打ちする。

南「それと白河先生、どうやら例のサコミズの一件で、
 何やらあちこち嗅ぎ回っている者がいるようです」
白河「報告にあった、以前のサコミズの部下だったとかいう、
 GUYSの元女性隊員の二人か……。南君、君らしくない不手際だったね」
南「申し訳ありません……」
白河「余計なことに気づかれては面倒だ。監視を続け、
 その二人の始末も早急につけてくれたまえ。もはや猶予はない」

外の空気を吸うためバルコニーに立つ白河。

白河「消すしかない。剣桃太郎をこれ以上生かしてはおけん」
アズラエル「よろしければこちらの生体CPUをお貸ししますヨ」
白河「生体CPUの駆る3機のガンダムか。しかし戦闘力だけで
 奴を殺すことは難しい……」

38命を賭した傷こそ証す!!:2008/08/18(月) 22:32:07
●フラビージョ、ウェンディーヌ→ヘドリアン女王の後ろ盾で、
 Gショッカー秘密警察の長官と長官補佐に地位にそれぞれ納まっている。
●ダスマダー大佐→フラビージョとウェンディーヌの二人に見切りをつけ、
 死神クロノスに"ある男"を呼び戻すよう指示。
○丁→剣桃太郎と会見。どうやら今のところ、二重人格は克服されている模様。
○剣桃太郎→国会での三輪防人からの追及を撃退する。
●三輪防人→剣総理失脚の陰謀は失敗。逆に国会内で大恥をかく羽目に。
●ムルタ・アズラエル、ウィリアム・サザーランド→ロゴスの日本支配計画の
 現状視察のため極秘裏に来日。
●白河尚純→剣総理の失脚計画が失敗し、暗殺に作戦変更。
●南雅彦→サコミズの無実証明のために独自に奔走している
 カザマ・マリナとアマガイ・コノミの二人の始末を白河より命令される。

【今回の新規登場】
●フラビージョ(忍風戦隊ハリケンジャー)
 宇宙忍群ジャカンジャの幹部である上忍・暗黒七本槍の壱の槍。
 元宇宙コギャルであり、上忍・中忍の任務達成状況などの報告・査定を
 担当している。可愛い外見とは裏腹に、やることはかなりえげつない。

●ウェンディーヌ(忍風戦隊ハリケンジャー)
 宇宙忍群ジャカンジャの幹部である上忍・暗黒七本槍の四の槍。
 倒された中忍の再生・巨大化を担当。怒りが頂点に達すると
 自らが巨大化してしまう体質(星一つ滅ぼしたことがある)を持つ。

●死神クロノス(仮面ライダーX)
 GOD日本秘密基地アポロン宮殿の案内人。クロノス地獄鎌が武器。

●ムルタ・アズラエル(機動戦士ガンダムSEED)
 ブルーコスモスの初代盟主。軍事産業連合理事を務め、
 政財界に対し強い発言力を持つ。Nジャマーキャンセラーを求め
 ジャスティスとフリーダムを付け狙った。

●ウィリアム・サザーランド大佐(機動戦士ガンダムSEED)
 地球連合軍のアラスカ本部に所属する、軍政部の大佐。
 実はブルーコスモスの一員。

○丁(Χ -エックス-)
 国会議事堂で政治家たちのために未来を夢で見る「夢見」の姫。
 世界の終末を知り、それを回避させるために「天の龍」を集める。
 裏丁と呼ばれる醜悪な二重人格が存在する。

○蒼氷(Χ -エックス-)
○緋炎(Χ -エックス-)
 丁に仕える二人のくノ一風の侍女。見た目は双子。
 どうやら式神のようである。

○砕軌玳透(Χ -エックス-)
 伊勢付きの『風使い』一族の一人で、蒼軌征一狼の甥。
 10歳の頃から丁に仕え、密かに想いを寄せる。

39名無しさん:2008/09/09(火) 08:57:35
【出典】美少女戦士セーラームーン
【名前】エターナル・セーラームーン
【攻撃力】スノー・カグヤを一撃で大破。
また、指先から少し出た程度のエネルギーで軽く惑星破壊する敵の本気の攻撃を自分の攻撃で返して相殺した。
【防御力】ワイズマンの攻撃を食らっても平気。
     変身前(普通の中学生状態)でも不意に襲ってきた敵の攻撃に対し
     幻の銀水晶が自動防御したため、街全体が崩壊していくような嵐の中でも無傷。
     エターナルセーラームーンは最低でもこの数十万倍の威力の攻撃で無傷。
     全てが無に変える場所に落ちて体が消滅しても、幻の銀水晶のパワーで
     完全な無限蘇生が可能(銀水晶は何があっても消えない)。
     宇宙が崩壊する攻撃(途中で止まった)の中心地にいて無傷。
【素早さ】東京〜北極圏を数分で飛行。月にも一瞬でテレポート。
【特殊能力】「幻の銀水晶」という石を使うことができる全能の設定。
      月で光った同時に銀河中に届いたという台詞もあり、宇宙を統べるということから
      全宇宙+異時空は完全に支配できると見てよい。
      銀水晶が輝いている間は地球にいる病人の体調が良くなったり枯れた花が咲いたり、
      敵に至ってはその光に圧倒されて攻撃できない状態になる。
      幻の銀水晶を使って行ったことは以下の通り。
      ・月にいる状態で、敵によって破壊された地球の生命体や建築物を完全復活させる
      ・闇に飲み込まれても生還(違う敵から2回食らって2回生還)
      ・精神コントロール攻撃を食らっても効かない
      ・月の王国の住民全体を数千歳まで生きれる体にする
      ・敵によって滅ぼされた銀河中の星(数万くらい)を元どおりに戻した。
      泣くことで周りに超音波を発して建物を崩壊した
      時間停止にも耐性あり。
【長所】全能。しかも主人公

40赤戦闘員・影村 ◆Bee/zhoB8.:2009/03/22(日) 02:20:07
ttp://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/sfx/1235766088/l50

17 :名無しより愛をこめて:2009/03/09(月) 19:58:31 ID:P3t3yf+y0
>>16
ttp://tv3.2ch.net/sfx/kako/1040/10409/1040988979.html

92 名前: 名無しより愛をこめて 投稿日: 02/12/30 22:48 ID:tjgtsU69
ここにおられる皆さんは、平山亨監修、劇団メガバックスの「戦闘員日記」
という劇のことは既にご存じかと思います(「1」の方です)。

内容は、ショッカーという悪の組織に就職した戦闘員たちの青春絵巻です。
この劇中にも蜂女が出て来るのですが、戦闘員たちの憧れの的である
職場のマドンナ、颯爽としたキャリアウーマン的な大人の女の役柄。
クモ男の愛人でありながら、若い新入り戦闘員48号の純朴さに
都会に擦れる前の自分の姿を見出し、初めは軽くあしらいながらも、
やがて熱い恋に落ちてゆくというストーリー展開でした。
けれども恋がかなう直前に、蜂女はライダー2号によって殺されます。

ここでの蜂女は、身体に針を隠し持っているし、ショッカー科学陣の
成果だと言われているから、改造人間であることは間違い無いのですが、
マスクをはずしてその美しい尊顔を見せてくれるし、
秋田に近い青森県の出身で、集団就職で東京に出てきてショッカーに入った
ことを告白してくれるなど、なんと言うか妙に人間的でした。
こういう蜂女も、ちょっとムズムズしますね。皆さんはいかがですか?

50 :名無しより愛をこめて:2009/03/20(金) 23:01:52 ID:5uAxCkP20
>>49
21 名前:名無しより愛をこめて:2006/09/14(木) 23:57:02 ID:Lbn9WM6s0
平山亨プロデューサーの小説「蜂女物語」によると、蜂女に改造されたのは大台サダエ
という日本人女性(それもスラリと細身の美少女)らしい。
母を亡くし孤児院で育った後、外国人に引き取られたが、16歳の時に渡った海外で
熾烈な人種差別を受けて人間に心底絶望し、そこにつけこんだ死神博士の悪魔の誘いに乗って
自ら志願して改造手術を受け、蜂女になったということだ
終戦の直前、1945年2月生まれらしいので、1971年の本編放映時には26歳ということになる。

41赤戦闘員・影村 ◆Bee/zhoB8.:2009/03/22(日) 02:20:46
19 :名無しより愛をこめて:2009/03/09(月) 21:01:54 ID:CpV5yucZ0
>>16
ttp://doctorg.sakura.ne.jp/gbutai.htm
「仮面ライダー 戦闘員日記」
劇団メガバックスが築地ブディストホールにて2001年2月8日から12日まで上演した芝居。
演出・殺陣は大野剣友会の岡田勝、共同演出は東映の平山亨。ポスターのイラストは村枝賢一の作。
ttp://softvinylmonster.sakura.ne.jp/sblo_files/softvinylmonster/image/070222.JPG
ttp://img281.auctions.yahoo.co.jp/users/1/0/2/6/tktk7777-img450x600-1227866351qupuut50460.jpg
仮面ライダー一文字隼人役は佐々木剛、ドクトルG役は千波丈太郎がそれぞれ演じている。

ストーリーは、ショッカー修禅寺支部に新しく配属された13期生戦闘員たちを主人公に、それぞれの
青春模様を描いたもの。(全員一応、常人の2倍の戦闘力を出せるよう改造されているらしい)
主人公は秋田県角館市出身の戦闘員48号。落ちこぼれだが回し蹴りが得意。田舎の母親に手紙を書くのが習慣。
同期には宮城県出身の33号(通称フィーバー)や、イジメられっ子だった女戦闘員の77号(通称ナナ)らがおり、
戦闘員仲間には、既婚者で家に仕送りしている88号(通称パパ)、親の臑噛りで給料の20倍にあたる20万円を
毎月家から仕送りしてもらってる39号、クールでアニオタの21号、女戦闘員の32号・86号・96号、
優等生で赤戦闘員に抜擢された15号(ショッカーに拉致られた恋人を仮面ライダーが救えないまま殺されて
しまったため、ライダーを逆恨みしてショッカーに入隊したという経歴の持ち主)らがいる。

怪人としては、冒頭で仮面ライダーにあっさり倒された死神カメレオン、陰険で嫉妬深い蜘蛛男、
ものわかりのいい気さくな上司のサソリ男、戦闘員たちが素材のカニを鍋にしてしまい代わりの冷凍ガニで
改造されたため十分な力が発揮できずに倒された最強怪人カニバブラーらが登場する。


20 :名無しより愛をこめて:2009/03/09(月) 21:02:24 ID:CpV5yucZ0
この劇に登場する蜂女は、戦闘員たちの憧れのマドンナ的存在。スタイル抜群の都会的な美女だが
蜘蛛男に殺されそうになった21号を助けるために交換条件として蜘蛛男の愛人になるなど、優しい性格の持ち主。
自室には花をたくさん飾り、「ハチのムサシは死んだのさ」を口ずさみながら化粧するなど普通のOLっぽい。
田沢湖に近い青森県出身で最初は戦闘員としてショッカーに入隊し、改造手術を受けて蜂女になったらしい。
内心軽蔑している蜘蛛男の愛撫を受ける自分を「スレてしまった」と悲しみ、自分が失ってしまった
「懐かしい木の香りがする」純朴な48号を気に入って、部屋に呼びつけデートの約束までするが、
デートの直前に出撃命令が下り、仮面ライダーと戦ってあっけなく殺されてしまう。

なお蜂女の衣装は基本的にTVと同じだが、白手袋は肘まであり、ブーツもヒールが高くセクシー度が
増している。参考までに小さい画像だが貼っておく。
ttp://kissho.xii.jp/1/src/1jyou67736.jpg

物語はこの後、33号と彼を連れ戻しに来た妹圭子との脱走劇や、蜂女の仇討ちを誓った48号や生き残りの
戦闘員たちによる打倒ライダー作戦などが展開され、48号がライダーチョップで絶命して幕を下ろす。

42名無しさん:2009/12/21(月) 01:58:56
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43鳴滝 ◆ZOL/ZjNILI:2011/10/29(土) 20:03:07
test

44大ザンギャックのブラジラ ◆BREDL3LEKs:2012/10/28(日) 19:41:08
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45大ザンギャックのブラジラ ◆BREDL3LEKs:2012/10/28(日) 19:42:59
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46名無しさん:2013/01/15(火) 12:30:37
てすと

47名無しさん:2013/01/15(火) 20:22:23
test

48名無しさん:2013/01/16(水) 01:21:32
テスト

49地球の女王(クィーン)-1/テスト投稿:2014/06/15(日) 22:50:36
***東京千代田・聖居(皇居)***

徳川家康が築いた江戸城。
明治維新後の慶応4年(1868年)、当時の元勲・大久保利通の主導により、
明治天皇が京都から江戸改め東京に入り、以来、日本国の歴代の天子の居城である。

家康の側近・天海僧正は徳川幕府の永代にうたる存続を祈願して、
上野山に寛永寺を建立したが、この寛永寺こそ江戸城の東北方、
つまり鬼門封じのために建てられたのである。
京都の比叡山延暦寺と同様に上野山という龍脈の突端に建てられた寛永寺は、
おそらく江戸城の鬼門除けとしては最強であった。
天海はまた、東北と正反対である西南の方位、
つまり裏鬼門に当たる場所に芝の増上寺を建て、裏鬼門除けとした。

まさに聖居は、現代の魔物たる怪人・怪獣の類を寄せ付けぬ、
見えない力によって今も固く守られていたのである。


シスタージルを退けた後、未だ事情を飲み込めぬままの
セーラームーンこと月野うさぎは、仲間たちと共に黒塗りの高級車に乗せられ、
お堀を渡ってあっという間に聖居の中へと案内された。

ありす「お待ちしておりました。月野うさぎさん」
うさぎ「えっと、貴女は…?」
ありす「これは申し遅れました。私は四葉ありすと申します」
うさぎ「あ、どーも…はじめまして、月野うさぎです」
ありす「その格好のままでは、ご拝謁も叶いません。
 まずはこちらの部屋でお召し替えを」
女官「お連れの方は、しばしこちらにてお待ちください」

亜美たちを控の間に残し、うさぎは訳もわからぬまま高価なドレスに着替えさせられ、
四葉ありすと名乗った自分と同じお団子頭の少女と、同じく同行するリリーナ・ドーリアンに案内され、
慣れないハイヒールに悪戦苦闘しつつも、絢爛豪華な洋風ゴシック建築の廊下をなんとか必死に歩く。
そして連れて来られたのは、正殿・松の間であった。

ありす「聖天子様、月野うさぎさんをお連れいたしました」
聖天子「ご苦労様です」

待っていたのは、真っ白なドレスに身を包んだ、
優雅な物腰の、自分と同じ年頃に見える美少女だった。

うさぎ「…えっと…誰?」
リリーナ「………」

この場にレイやまことがいれば、
また確実に「ニュースくらい見ろ!」と突っ込まれていたことだろう。
しかし側にいる四葉ありすもリリーナ・ドーリアンも高貴な生まれゆえか、
うさぎの反応に少しも動じる様子もなく説明する。

ありす「この御方は聖天子様。日本国の国家元首であらせられ、
 剣内閣総理大臣よりも偉いお方です」
うさぎ「ええええ〜〜っっ!!!!」

ありすの紹介に腰を抜かすうさぎ。
聖天子は居住まいを正すと、手を組んでにっこりと微笑む。

聖天子「はじめまして、お会いできて光栄です。月野うさぎさん」

50地球の女王(クィーン)-1/テスト投稿:2014/06/15(日) 22:51:25
***聖居・控の間***

美奈子「うさぎちゃん、遅いわね」
まこと「だいぶお話に時間がかかってるみたいだね」
亜美「まさか聖天子様からうさぎちゃんにお呼びがかかるなんて…」

亜美たち4人は、時折侍従から差し出されるお茶を啜りつつ、
先刻からずっと控の間で待機していた。

レイ「それにしても星野君たちはいつ地球に?」
夜天「こっちの星のニュースでも報道していただろう。
 星間評議会の特使が地球を訪問中だって」
亜美「じゃあ、星間評議会の特使というのは、
 あなたたちだったの!?」
美奈子「あれからみんなどうしてたの?」

ギャラクシアとの戦いを終えて別れた後の事を聞かれ、
星野たちはその後のいきさつを語り始める。
復活したキンモク星へと無事帰還した彼(彼女)たちであったが、
その復興の道のりはやはり苦難を極めるものであった。

星野「そんな俺たちに手を差し伸べてくれたのが、
 ジュリアス・カミュエル高等弁務官さ」
美奈子「カミュエル高等弁務官…それって
 星間評議会の偉い人?」
大気「かなり近寄りがたい雰囲気のする方でしたが、
 キンモク星が異例の速さで復興が進んだのも、
 カミュエル高等弁務官の手腕のおかげです」
夜天「今回のブレイバーズ設立計画を具体的なところまで
 進めることができたのも、カミュエル高等弁務官による
 ところが大きいね」
亜美「それほどの方が遠い宇宙の向こうにいるのなら、
 一度お会いしてみたいわ」
まこと「…で、さっきまでの茶番は、あたしたちを
 そのブレイバーズにスカウトするための腕試しってわけかい?」
ハニー「厳密には少し違うわ」

ここでハニーが説明に入る。

ハニー「貴方たちに所属してほしい組織の名はプリンセス・ユニオンよ」
レイ「プリンセス・ユニオン…?」
まろん「略してPU。ブレイバーズの戦士たちを側面から支える後方支援組織よ」
ももこ「広義で言えばPUもブレイバーズに含まれるんだけど…」
まこと「なんであたしたちがそのPUとやらに?」
ハニー「それは――」

51地球の女王(クィーン)-1/テスト投稿:2014/06/15(日) 22:52:07
***聖居正殿・松の間***

うさぎ「あたしが地球の女王に即位ぃぃ〜っ!?」
ありす「なにも驚かれることはないはずです。
 貴女が30世紀の未来において地球を治める
 ネオ・クィーン・セレニティであることは、
 貴女自身もよくご存知のはずですわ」
うさぎ「それはそうだけど…。
 でもその事をどうしてあなたたちが?」
ありす「蛇の道は蛇…ですわ」

うさぎの疑問に対して、ありすはにっこり笑ってはぐらかす。

リリーナ「すでにこの件は世界王様会議で可決され、
 日本の聖室は勿論の事、英国女王陛下やバチカンのローマ教皇猊下も
 全てご承知です」
聖天子「日本人から次代の地球国王が輩出されることを嬉しく思います」
うさぎ「…ちょ、ちょっと待ってください! まだ心の準備が…」

いきなりの想像もしていなかった展開に戸惑ううさぎ。
確かに自分が将来ネオ・クィーン・セレニティになることは、
未来からやって来たちびうさから聞いて知っている。
しかしこんなに早くその話が来るとは思ってもみていなかったのである。
思えば、自分がいつクィーンとして即位するのか、
ちびうさからは全く聞いていなかった。
自分の能天気さを改めて呪ううさぎであった。
そんなうさぎの手を、聖天子は優しくとって宥める。

聖天子「うさぎさん、戸惑うお気持ちはよくわかります。
 ここは一度、当代の地球国王陛下にお会いしていただけませんか?」
うさぎ「…えっ?」
聖天子「今から地球国王のおわすキングキャッスルへ参りましょう」
うさぎ「ええええ〜〜っっ!!!!!!!」

今度は亜美たちを聖居に残したまま、
聖天子に連れられたうさぎは成田へ直行。
目指すは地球国王の居城・キングキャッスルの所在地、中の都である。

52地球の女王(クィーン)-1/テスト投稿:2014/06/15(日) 22:52:49
○月野うさぎ→聖天子に拝謁。その後、成田から飛行機で中の都へ向かう。
○水野亜美→聖居・控の間で、新組織プリンセス・ユニオンについて説明を受ける。
○火野レイ→聖居・控の間で、新組織プリンセス・ユニオンについて説明を受ける。
○木野まこと→聖居・控の間で、新組織プリンセス・ユニオンについて説明を受ける。
○愛野美奈子→聖居・控の間で、新組織プリンセス・ユニオンについて説明を受ける。
○星野光→水野亜美たちに、ギャラクシアとの決戦後に別れた後のいきさつを語る。
○大気光→水野亜美たちに、ギャラクシアとの決戦後に別れた後のいきさつを語る。
○夜天光→水野亜美たちに、ギャラクシアとの決戦後に別れた後のいきさつを語る。
○如月ハニー→水野亜美たちに、新組織プリンセス・ユニオンについて説明する。
○日下部まろん→水野亜美たちに、新組織プリンセス・ユニオンについて説明する。
○花咲ももこ→水野亜美たちに、新組織プリンセス・ユニオンについて説明する。
○四葉ありす→月野うさぎを聖天子の許までエスコート。
○リリーナ・ドーリアン→月野うさぎを聖居まで案内。その後、彼女や聖天子と共に
 成田から飛行機で中の都へ向かう。
○聖天子→闘争の系統世界では日本は分裂していないため、東京エリアのみならず
 日本全体の国家元首であり、現実の天皇に相当する存在。月野うさぎと対面した後、
 彼女と共に成田から飛行機で中の都へ向かう。

【今回の新規登場】
○聖天子(ブラック・ブレット)
 ガストレア戦争により日本が五つに分断されたエリアの一つ、東京エリアの三代目統治者。
 「呪われた子供たち」と「奪われた世代」の共生を模索する名君。里見蓮太郎のことを
 信頼しており、個人的にも慕っている。


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