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マシロくんはとにかくきゃわいい inエロパロ

62むいてみた:2006/03/07(火) 22:09:55 ID:Nukml7V2
 足と足の間に女将さんが座ってる。
 一度こっちを見てから、右手を添えたそれに顔を近づけた。
「あ…」
 先端のふくらんだ部分を口に含む。
 柔らかいその先端の周りを、何かがゆっくり動いてる。舌かなぁ。
 それと共に、先端と胴体の窪んだところを、唇がゆっくり動く。
 何回もそれを繰り返して、そしていきなり
「あっ」
 唇が深く沈む。
 すごい。どうやったらおちんちんが口の中に、全部入っちゃうんだろう。
 ゆっくりゆっくり繰り返す。
 深く何回も行き来して。先端の所だけを往復して。
「あぁ…」
 いつもとは違う、自分でやるんじゃなくて、人にやってもらう感覚。
 口だからだろうか。ぬるいお風呂に入っているように、身体から力が抜けていく感じがする。
 そんな風に思っていると、別の動きが加わった。
 さっきまで添えられていただけの右手。
 それがゆっくりと、でもちょっときつめに動く。
 おちんちん全体を濡らすように動いていた口も、頬をすぼめて吸い付くような感じで動く。
「うっ!」
 受ける感触が全然違う。動く速さもだんだんと上がっていく。
 腰が引けて逃げそうになるけど、寝た姿勢だから無理で。
 横に動こうにも、女将さんの左手と右肘のせいで身動きが取れなかった。
 押し寄せる感じに逃げ場が無くて。
 頭の下の枕をつかんで、耐えようとするけど。
「くっ。だ、だめっ…」
 …。
 女将さんの口の中に出しちゃった。
 頭が冷えてくると、自分がどういう事されたのか思い出してきて、だんだん恥ずかしくなる。
 どうすればいいのか分からなくて、女将さんの方を見る。
 …まだおちんちん食べてた。
「え?」
 そんな事を思ってると、おちんちんに別の感覚が走る。
 さっきの「出す」ではなくて、何か吸い込まれるような感じ。
 思わず腰が浮く。
 お尻の方まで吸い出されそうで、少し痛みが走る。
「や、やめっ」
 それはいきなり終わりを告げ、女将さんの顔が股間から離れた。
 安心感と出した疲れからだろうか、なんだか目蓋が重くなってきた。
「少しお休みなさいませ」
 女将さんのそんな言葉を聞いたと思う。

 目が覚めたのはアリカちゃんが夕飯に呼びに来てくれたときだった。

63むいてみた:2006/03/07(火) 22:13:37 ID:Nukml7V2
むいちゃった(´・ω・`)
ご本尊ifストーリー、ひもぱんつは捏造

それよりも剥くなんてマシロくんスレ住人に真っ向から喧嘩を売るようなマネを…
        ((((((;゚д゚))))))ガクガクブルブル

64名無しさん:2006/03/08(水) 00:30:10 ID:aIwIk6fo
ご本尊が話に入ってきたのはワロタ。GJ!
ヒロイン以外というのも新境地かもしれないな、イイネ

65名無しさん:2006/03/08(水) 01:17:26 ID:xm9gk50k
おちんちん食べてるって言い方可愛い。
やはり抵抗も出来ない状態のマシロくんはいい。

66名無しさん:2006/03/08(水) 16:27:12 ID:luKXDMJ2
温泉研修以降、ボクとトモエさん・ミーヤちゃんは仲良くなりました。
2人ともボクの前でイチャイチャしたりして、目のやり場に困ることはあるけど、基本的にはとってもいい子です。
なんだかんだで、気がつけばボクはアリカちゃんや二ナちゃんやエルスちゃんよりもトモエちゃんとミーヤちゃんと一緒にいる時間の方が長くなっていきました。
(トモエちゃんに「さん」付けはよそよそしくて嫌だといわれたので、「ちゃん」付けで呼ぶことになったのです。)

そんなある日のこと、ボクは久しぶりに授業の予習を忘れ一人居残りを言い渡されてしまいました。
教室で「オトメの歴史」の課題をしているところへ、トモエちゃんとミーヤちゃんがやってきました。
「マシロ様、がんばってらっしゃいますね。差し入れを持ってきました。」
そういってトモエチャンたちは、手作りのクッキーを持ってきてくれました。
「わぁ、トモエちゃん、ミーヤちゃん、どうもありがとう。このクッキーすごくおいしいよ。」
「よかったぁ。トモエちゃんと2人でマシロ様のお口に会わなかったらどうしよぉって話してたんですよ。」
「もぉ、ミーヤさんったら、余計なこと言わないの。」
クッキーを食べた後も、2人はボクの勉強を手伝ってくれました。
コーラルNO2で成績優秀のトモエちゃんは教えるのもすごく上手くて、ボクは無事に課題を終えることができました。
「トモエちゃん、ミーヤちゃん、差し入れくれて、おまけに課題まで手伝ってくれてありがとう。
 2人にはいつも迷惑かけっぱないで、ほんとゴメンね。ボクも何か2人にできることがあればいいんだけど…」
「そんな、マシロ様が気にすることじゃないですよ。私達好きでやってるんですから。ね、トモエちゃん?」
「えぇ、ミーヤさんの言うとおりですわ。でも、お言葉に甘えて一つだけお願いをもう上げてもよろしいですか?」
「うん、トモエちゃんたちのためなら何だってするよ。」
「では、温泉のときの続きをいたしませんか?あの時はアリカさんたちに邪魔されてしまいましたから…」
「え、えぇ…つ、続きって…ブハッ(鼻血を噴出す音)」


お母さん、この後ボクはトモエちゃんたちとHなことをしてしまうわけですが、
それはまた次の手紙に書こうと思います。

67名無しさん:2006/03/08(水) 18:41:17 ID:ipv1z53c
日記調だな思ったら手紙でしたか
メインヒロイン以外のネタも増えてきましたね

68名無しさん:2006/03/09(木) 00:08:55 ID:WYBY.nSs
トモエにバレたらあいつ態度変えそうなんだが

69むきニナ:2006/03/10(金) 11:36:43 ID:glaox4yg
「前の方失礼します」
お風呂の時間。いくらか慣れたけどやっぱり恥ずかしい。
それに皮が無くなったばかりだから、洗われる感触に思わず背中がピクッって動く。
変な動きにをしたボクを不思議そうに見て、ニナちゃんが前を確認する。
「どうなさったんですか、それは!?」
そりゃ聞きたくなるよね、全然形が違うんだから。
「あのままだと不衛生だからって、むいてもらったの」
「その様な健康に関わることに気付かず、申し訳ありませんでした」
「そんな、ボクも知らなかったことだし」
「…ですが」
あれ?浴場の室温下がったのかな。
なんだか背中に寒気が…。
「むいてもらったって、…誰にです?」
…ニナちゃんの声がいつもより低い…。もしかして、まずい?
「…ボク、そんなこと言ったっけ?」
「ええ、確かに仰いました」
なんだか怖くなって必死に首を振って否定する。
「そうですか、…申し訳ございません、私の聞き間違いだったようです」
「そ、そうだよ。分かってくれた?」
ほっと胸をなで下ろす。でも何か、ニナちゃんの笑顔が冷たい。
「ええ。…ならば後学のためにも、どのようにして処理されたのお教え願えませんか」
「ええっ?後学って言ってもニナちゃん女の子だし、関係ないんじゃ…」
「マスターとなられる方の、お世継ぎのお世話を行うこともあります。
そう言った知識は有るに越したことは…。ですのでご教授お願いいたします」
ごめんなさい、実はトモエさんのお母さんにやってもらいました、なんて言えないから
「でも…。あっ、そうだ図書室!後で」
慌てて代替え案を出したけど。
「いえ、本で得る知識より、実際経験された方から得る方が優れておりますので」
「そんなぁ」
全然相手にされないし。
あれこれ考えてる隙にニナちゃんの右手がボクの前に伸びていた。
「…ここに皮があったのですよね」
そう言ってニナちゃんの手のひらが、ボクの先端部分を動き回る。
「うっ」
「いかがなさいました?肩が震えましたが?」
「…何でもないです」
「そうですか。それで、ここの皮をどうされたのですか?」
困ったなぁ、今更本当のことは言えないし。
「…そのまま下ろしたの」
「そのまま…。それはこの様にでしょうか?それともこの様に?」
ニナちゃんは少しずつ手の形、指の配置を換えながら上げ下げしてる。
そんな事されたら…。
「…マシロ様、剥かれたときのサイズは先ほどの物なのでしょうか?
それとも今のサイズで?」
そんなことを手の平で先の方をなで回しながら聞いてくる。
「えっと、確か大きくなってから…」
「そうですか、ではこのサイズでやり直しですね。ここに皮が…」
そう言って緩急を付けながらなで回す。
だめだ、なんだかさっきよりぬるぬるしてて気持ちよくなってきた。
もう勘弁してぇ。

70むきニナ:2006/03/10(金) 11:37:19 ID:glaox4yg
「マシロ様?」
ニナちゃんのボクを呼ぶ声がちょっときつくなる。何もしてないのに…。
「なに?」
「申し訳ありませんが、私は真剣にお聞きしているのです。ですから」
そう言ってニナちゃんは、なで回してた右手をボクの目の前まで持ち上げる。
そして
「こういう真似はお慎み下さい」
そして、親指と人差し指を着けたり離したりする。
でも、その間を少し濁った、透明な糸が橋を渡す。
「な、何、それ?ボク何もやってない」
ニナちゃんは黙ったまま、右手をおちんちんに持って行き、下の方から絞るように上げてくる。
おしっこの出る穴から何か透明な液が出た。
「え?」
そして、出た液を手の平で塗り回すように動かす。
「それともこの液も、剥く行為に関係有るのでしょうか?」
「そ、そう。かんけいあるのっ」
何を言ってるんだボクは。
「ぬ、ぬるぬるしてるほうが、むきやすいから」
だめだ、口が勝手に動いちゃう。
「そうでしたか。確かに言われてみればこの方が剥きやすいかも知れませんね」
そう言ってニナちゃんは、ここに皮が、と言いながら手のひらで撫で回す。
先端部分をカバーするように、塗り残しがないように撫で回す。
こう下ろして、と呟きながら先っぽの方を上下にこする。
穴から透明な液が出るとそれを手のひらに付け、繰り返し繰り返し。
「そう言えば下ろすのは何処まででしょう?この先の部分だけなんでしょうか?
それともこの根本の部分まで?」
ぬるぬるの手が一番下まで繰り返し降りたり、先の方を手早くこすったり。
だめだ
「わ、わからない、そんなのわからないよ」
「困りましたね、お答えいただかないことには終わることが出来ませんし」
そう言って手を動かす速度が途端に遅くなる。
「あっ」
「何か思い出されましたか」
「え?ご、ごめん何も…」
「それとも」
手が元の速さで動く。
「こちらの方が思い出しやすくなりますか?」
動かしながらニナちゃんが、ボクの耳元まで顔を寄せる。
「それとも、思い出すつもりなんてありませんか?」
耳元でささやきながら、開いた左手をボクの胸元に、そして

なんだか視界がぼやけてる。
前に白く飛び散ったものに、お湯を掛け洗い流す。
さすがに女の子にやって貰うわけにいかないから。
「…ひどいよニナちゃん」
非難の声も、消えそうなほど弱い。
「も、申し訳ございません。…泣かせるつもりなんて無かったのですが…」
え?
景色がぼやけてるのはそのせいか。
涙が流れてることにも気がつかなかった。
気まずい雰囲気のまま、ニナちゃんが背中を流してくれる。
でも、考えてみるとニナちゃんも悪のりしてたけど、本当のこと言わなかったボクも悪かったかな。
謝った方が良いのかなぁ。
「前の方はどうなさいます?」
えー。
声聞く限りは反省はしてないみたい。
酷いよニナちゃん…。

71むきニナ:2006/03/10(金) 11:40:04 ID:glaox4yg
ニナちゃんが攻めても良いじゃない(´・ω・`)

当方単行本派な為、これは違うぞとか言われるかも
ニナニーとは明らかに違うし…

72名無しさん:2006/03/10(金) 13:19:04 ID:7ND5o7JU
きたこれ
やっぱマシロくん受けは素晴らしいよ(;´Д`)ハァハァ
本スレのニナも壊れてるから無問題

73名無しさん:2006/03/10(金) 13:21:58 ID:ZIPFyI.E
ニナニー怖いよニナニー。
象さん剥き剥きシリーズ誕生ですか?

>>66の続きマダー?

74名無しさん:2006/03/10(金) 13:59:41 ID:uAoBbTDM
質問攻めのニナニー怖いお
でも、あいかわらず攻められるマシロくんは(・∀・)イイ!!

75名無しさん:2006/03/10(金) 21:21:50 ID:SWWuoDXI
ぬるぬるした ってサイコーにエロい描写だ。
自分でも知らないうちに涙ぐんでるマシロくんカワイイ
ニナニーは普段ガマンしてるストレスをマシロくんで発散しているのですね。

76>>66:2006/03/11(土) 00:32:52 ID:M6liiPIo
お母さん、前回の手紙ではトモエちゃんたちのことについて話しましたね。
あの後、ボクはどうなってしまったのかお母さんも気になってたことでしょう。
あの続きをお話しようと思います。

「トモエちゃん、こんなのダメだよぉ。ボクたち友達でしょ?」
ボクは必死の抵抗を試みました。なんせトモエチャンたちにまで男だと知られてしまったら、本当にチョッキンされかねません。
それだけは何としても避けたかったのです。
「マシロ様、私達はマシロ様のことが大好きなんです。だからこうするんですよ。」
無駄でした。そうしてる間にも、ミーヤちゃんがボクを羽交い絞めにし、トモエチャンがボクの服を破いてしまいました。
「ふふ、相変わらず可愛い胸ですわね。うらやましいですわ。」
そう言いながらボクの乳首をトモエちゃんはチロチロ舐め始めてしまいました。
後ろからはミーヤちゃんがボクの耳たぶをペロペロ舐めてきます。
2人がボクを舐める音が放課後の教室にピチャピチャと響き渡ります。
「トモエちゃん、ミーヤちゃん、もうやめてぇ。こんなの絶対おかしいよ…」
「んんっ、そんなこと言っても、マシロ様の乳首もうこんなに立っちゃってますわ。んふ、下のお口もさぞかし濡らしてるんでしょうね。」
そういうとトモエチャンはボクのズボンを勢いよく脱がしてしまいました。
「なっ…」「嘘…」
ズボンの下にあったものを見たトモエちゃんとミーヤちゃんは絶句しました。
それもそのはず、そこには二人に攻められて膨張しきったボクのエレメントがそそり立っていたのですから。



「…マシロ様、今まで私たちを騙していたのですね。」
「と、トモエちゃん、これは、その違うんだ。確かに嘘はついてたかもしれないけど、色々と事情が…」
ボクは必死で言い訳しようと思いましたが、うまく言うことができません。
いつのまにかミーヤちゃんはトモエちゃんの後ろにいて、怖いものを見るような目でボクを見つめていました。
トモエちゃんも黙りきってジーっとボクを見つめています。
もう二人と仲良くできないと思うとボクはなんだか無性に切なくなって、気がつくと涙を流していました。
「マシロ様…お泣きにならないでください。きっとお優しいマシロ様のこと、何か事情があったのでしょう。許して差し上げますわ
 ね、ミーヤさんも構わないでしょう?」
「うん、トモエちゃんがいいなら私も構わないよ。」
「ほ、本当に?ありがとうトモエちゃん!」
「もちろんですわ。その代わり…」

77名無しさん:2006/03/11(土) 00:34:09 ID:M6liiPIo
遅筆なのでまだ完結しませんorz
トモエの口調がこれでいいのかも少し不安だ。

78名無しさん:2006/03/11(土) 08:36:44 ID:CYwgv6Rw
続く…なのかよ!とツッコミそうに
罵られるのか優しくされるのか楽しみです

79乙セルク:2006/03/11(土) 21:00:34 ID:KbenR8Ec
宰相セルゲイの陰謀により、ガルデローベは王国軍の襲撃を受け壊滅、多くのオトメたちが殺害される。
そしてマシロくんは風華宮の地下深くに幽閉され、拷問を受ける。
一年後、頽勢を立て直したニナ・アリカ達により、マシロくん救出作戦が行われた。

(マシロさま……こんな暗闇の中で一年も……)
闇の中、螺旋状の階段を下りていく一行。やがて分厚い扉が現れる。
ギギギ
「マシロさま……?」
カンテラで照らす、その先には俯せになり、痩せさらばえた身体が……。
「!」
慌てて駆け寄るニナ。
(手足の腱が切られてる……舌も)
マシロくんはまったく無惨であった。痩せこけ、光が透ける通るように骨と皮だけになってしまった体。
その至る所が酷たらしく傷つけられ、損なわれて、爛れている。
あちこちの皮膚が大きく剥がされ、衰えた筋肉を晒している。
手首と足首には腱を切断された傷跡、開いた口の中に舌も切り取られていた。
ニナは鍵を取り出し、マシロくんに被せられた仮面を取る。そこには……

「!!」

「どうしたの、ニナちゃん!?」
「来ないで!!」
駆け寄ろうとするアリカをとどめるニナ。
「そんなはずない……これが、あのマシロさまのはずがないわっ……」
「……ナ」
「!」
ゆっくりと目を開けるマシロくん。
「…………」
ニナをみつけるや、震える手で首を絞めようとする。
「っ!!」
だが、ニナはそのマシロくんを抱きしめ、ぽろぽろと涙をこぼしていた。
大粒の涙が仮面越しにマシロくんの顔にかかり、マシロくんの目が緩んでいく……。
「そこまでだあよ♪」
「!」
「きゃあああああっ!!」
扉は閉められ、格子の向こうに醜い奇形の小男が立っていた。

80乙セルク:2006/03/11(土) 21:01:16 ID:KbenR8Ec
「オラ、ここの獄長様だど。もうお終いだ。兵隊さん呼んだからな。諦めて大人しくしてれ。
……これでまた新しいオモチャが手に入っただ。王様にも誉めて貰えるしぃ。きしし」
「あなたなの、マシロさまをこんなにしたのは?」
ゆらっと立ち上がるニナ。ジェムを手に取る。
「お、怒っても無駄だぞ。この扉は並の四倍もあるだ。ハンマーで叩いたってびくともしね。
それによ、宰相様が好きにしてもいいっていったからオラしただ。だから、オラ、悪くね」
拷問官は相手が抵抗できないと見て取るや、調子に乗り始める。
「いやぁー、オラこんなに華麗な人を手にかけたのは初めてだからなぁ、なんつーかこう、拷問にも力が入っただなぁ。
まず逃げらんねえよう手足の腱を切断してよ。それからは飯と寝る時間以外、
皮剥いだり、爪剥いだり、焼き鏝当てたり、熱湯に浸したり、オラたちこの一年間、
夫婦みてえに付きっきりだ。死なねえよう看病してやるのもオラだしな。離れらんねえ仲ってやつか、きしし。
それによ、オラほどの拷問のプロフェッショナルになると、
上辺だけじゃねえ、筋や血管の美しさも分かるだ。
いやぁー、感動したど。その綺麗なお顔をぱっくり裂いたとき、
中から覗く桃色の筋。筋も血管も百人に一人、いや千人に一人のべっぴんさんだぁ。
……あっ、そうそう、見てくんろ。オラの宝物。舌だぁ、そいつの」
ドガァッ
「だからぁ、無駄だってば……ぶおっ!?」
ニナの一撃は扉をぶち破り、拷問官の腹をぶち抜いていた。
「オギャアアアアアアアアアアアアアッ!!」
「これから死ぬのに、二枚舌じゃ天国に行けないでしょう?」
ナイフで拷問官の舌を切断するニナ。
「やめれろれろ、れろ」
舌を切断され、拷問官はびくびく痙攣する。
「駄目ね。あなたの口は臭すぎる。地獄行きだわ」
縦穴に落下していく拷問官。そこに矢が降り注ぐ。
警備兵だ。
「マシロさまをお願い……!」
ニナは竜巻のように駆け上がっていった。

81乙セルク:2006/03/11(土) 21:02:09 ID:KbenR8Ec
マシロくんを救出してヴィント市から脱出する一行。
途中、ハルカ・アーミテージ団長率いる狂犬「黒犬騎士団」の追撃を受けるが、
激戦の末、これを撃退する。
「マシロさま、包帯を取り替えないと」
馬車の中、裸のマシロくんの痛々しい傷口に、包帯を巻いていくニナ。
だが、手が震えて上手く巻けない。
「ニナ、私がやるから」
馬車からでて、イリーナと一緒に歩くニナ。
「マシロさまのお怪我、どうなの?」
「私は医者じゃないから、よく分からないわ」
「イリーナ」
ニナはじっとイリーナを見つめた。
「お願い」
「……手も足も腱からもっていかれてる。物を握ることも、自分の足で立つことも、もう……」
「そう……」

一方、マシロくんは剣を抜こうとするが、手が震えるだけで抜けない。
足も動かない。途中、看病に来たエルスを押し倒すが、逆に抱きしめられてしまう。
マシロくんは衝動的に御者台にいくと、口で手綱を取った。

(行こう、休みすぎた。夕日はまだ沈んじゃいない)

だが、暴走した末に馬車は転倒、マシロくんは宙空高く抛りだされる。

82乙セルク:2006/03/11(土) 21:03:07 ID:KbenR8Ec
……………………

「マシロさま、お目覚めですか?」
目の前にはメイド服を着て微笑むニナ。マシロくんはテーブルの前に座り、晩餐を前にしている。
「こら、アリカ。ミコトをいじめないの!」
庭に向かって声を張り上げるニナ。
「また昔のことを思い出されておられたんですか?
――今考えると夢みたいですね。ガルデローベのことも、みなのことも、何もかも。
でも、今はあなたとあの子との三人の生活が一番大事です」
ニナに食事を口に運んでもらうマシロくん。
(そうか、悪くないな、こんな安らぎも……)
だが、スプーンの中には深紅のベヘリットが……。

……………………

「…………」
気がつくと、マシロくんは湿地帯のただ中に突っ伏していた。
起きあがると、プラーンと折れた腕が垂れる。そう、全ては夢だった。
「フフ、ハハッ……」
マシロくんは天を仰いで笑い出した。
「ハハハハ、ハハハハ、ハ……!」
その目に、水中から突き出た枯れ木の鋭い切っ先が映る。
マシロくんは喉元を先端にあてがい、身を任せた。
ズブッ
血が噴き出して。だが、枯れ木の切っ先はマシロくんの喉からそれていた。
本能から咄嗟に避けてしまったのだ。
「う、う……う、く……う……」
四つん這いになり、涙を流すマシロくん。
「う……く……く……」
そして、その目に映る。地下牢で失ったはずの深紅のベヘリットが。
「あ……」

83乙セルク:2006/03/11(土) 21:03:43 ID:KbenR8Ec

『あれは必ずあんはんの元に戻る。あれはそういうものなんどすえ』

『それを使って! 呼び出しなさい、わたくしたちの守護天使!!』

――そこに、ニナ達みなが追ってくる。
「マシロさま――っ!!」
「あ……あ……」

(来ないで……ニナちゃん)

(今君に触れられたら、今君に肩を掴まれたら、ボクはニナちゃんを二度と……ボクは、ニナちゃんを……二度と……)

 二 度 と 許 せ な く な る ! !

ニナがマシロくんの肩に手を触れて――そのとき、深紅のベヘリットが血の涙を流し、絶叫、
異世界世界への扉が開かれた。

84乙セルク:2006/03/11(土) 21:04:16 ID:KbenR8Ec
「ふざけないで! こっちはマシロさまと一緒にお風呂に入ったこともあるのよ!
マシロさまは尻尾の一つも生えていない正真正銘の人間だわ! あなたたち化け物と一緒にしないで!」
「美しい主従愛ねえ、あなたさぞかし、良い生け贄になるわね」
「生け……贄……?」
「そう、彼が魔王となるための貴い生け贄」
「私たちを生け贄にして、マシロさまをこんな化け物に変えてしまうというの……!?」
「少し違うわね。それを選ぶのは他ならぬ彼よ」

「御子を祭壇へ!!」

(幻覚……?)
「幻覚ではない。これはお前の意識界における真実」

それでもなお渇望(おもい)つきぬなら――

それでもなお、お前の目にあの城が何より眩しいのなら――
積み上げるよい、お前に残る全てを――
さすれば頂より天空に舞い上がる、漆黒の翼を与えられん――

運命が人知を超越し、人の子を弄ぶが理なら、人の子が魔を以て運命に対峙するは因果

「! マシロさま……」

(そうか、ニナちゃん……)

(何千の味方、何万の敵の中で唯一人、君だけが……)

(唯一人、君だけが……)

(ボクに、夢を忘れさせた)

「……げる」

85名無しさん:2006/03/12(日) 01:08:14 ID:EnE0E55w
トモエはもっと黒くていいかも

86むきエルス:2006/03/12(日) 07:00:14 ID:RGaVVdcw
「それでは失礼します」
そう言ってエルスちゃんの手が前に伸びてくる。
「でも、…いいの?」
一応聞いてみるけど、
「はい、大丈夫です」
そう答えが返ってくる。そんないつも通りのやりとり。
「私、象さんにも慣れてきましたか…か、亀?」
…だったはずなのに、エルスちゃんの声が突然裏返る。
タオル越しで形なんて分からないと思うのに、そんな表現をしたエルスちゃんの方を見る。
「って、何で見てるの!?」
「え?見ないと洗えませんから」
まぁ確かにそうかも知れないけど…。
「いえ、そんなことより。マ、マシロ様の象さんが亀さんにマテリアライズしてますっ!」
だめだ。エルスちゃん、かなり慌ててる。
「いや、マテリアライズって言うより、コーラルからパールになったって言うか…」
ってボクも何を言ってるんだ。
「そ、そうだったんですか。え、えっと…おめでとうございます。
トリアス目指してがんばってくださいね」
「ありがと…」
何なんだこの会話…。
「でも、どうされたんですか?」
あぁやっぱり聞いてくるよね。
「あのままだと不衛生だから、皮をむいたの」
さすがに、ニナちゃんの時のようにはならないだろうけど…。一応ね。
怪しまれないように隠し通せたかな。
「そうだったんですか…。では、念入りに洗わないといけませんね」
「は、はい。お願いします…」
前に伸ばされてた手からはタオルが消えていた。
「って、え?何で素手で!?」
「前に比べて形が複雑ですし、この方が確認しながら洗えますので」
そんな当然のような顔をして言わないでよ。
「そんな、だめっ。そんなに念入りに洗わないでっ」
おちんちんの裏の、形が複雑なところ。
ふくらんだ先端部分から胴体にかけて。
胴体から根本、その先まで…。
泡のついた手で、念入りに洗い上げる。
両手で挟み込むように、泡のせいで動きが規則正しくならなくて。
「あ…。なんだかどんどん大きく…。そうか」
エルスちゃんは何かに気付いたのか、嬉しそうにボクを見て、
「そうだったんですね。これがマテリアライズ…」
さっきの話は終わったんじゃなかったの?
「マシロ様、なんだかぴくぴく動いてます」
何だろう、声がだんだん嬉しそうになってきてるような。
「あの、マシロ様?マテリアライズ出来ると言うことは、美力の発動も出来たりするんですか?」
「え?出来るというか、何というか…」
「すごいです…。どうすれば発動できるんですか?」
そのまま続けていれば発…、って違う。やめさせないと。
「その、ダメ。エルスちゃんそろそろやめて…」
「ですが、清潔に保たないとなりませんし。それに形が変わっているので洗い直さないと」
「形が変わっても物は同じだからっ」
さすがにエルスちゃんも、そろそろ無理があると思ったんだろう。
やめてくれそうな感じになってきた。
でも…。
別にこすられた訳じゃなくて、ただ指先が先の方に触れただけだったのに…。
「すごく…、飛びましたね」
「うぅ…」
勝手に飛び出したそれを止めることも出来なくて、何だかすごく悲しい…。

87むきエルス:2006/03/12(日) 07:01:18 ID:RGaVVdcw
飛んだ時のまま、止まっていたエルスちゃんの指が、再びボクのおちんちんに近付く。
「あのエルスちゃん、そろそろ」
「マシロ様は」
ボクの言葉を遮るようにエルスちゃんは、
「い、一回終わった後、さわると…、その、気持ちよくありませんか?」
そんなことを聞いてきた。
「えっと、ボクは一日一回までって決めていて…」
ここできっちり断っておかないとダメだ。
2回が3回、3回が…。
どういう訳かそんな風になる気がした。どうしてだろう?
「ダメです」
「え?どうして?」
何か自信いっぱいに言われると、ボクの方が間違ってるような気になってくるなぁ。
「それはコーラルだったときのマシロ様です。
今ではマシロ様もパール。ご自分の限界を見極めるべきだと思います」
…その話まだ覚えてたんだ。いい加減忘れようよ…。
「でも出し過ぎは良くないって」
もうアリカちゃんでも誰でも良いから助けてっ。
「ですが」
そんな風に言って
「ここは」
背中に
「こんなに」
柔らかい感触が
「なって来てますよ?」
ボクより少し暖かい、柔らかい物。
柔らかいのに、何故か一部が…、いや2カ所だけ固くって。
どうして?
さっきまでバスタオルで隠してたはずなのに。
見た訳じゃないのに。
背中に何があるのか想像しただけで、
「すごいです。何だかさっきより固くないですか?」
背中のふくらみが少しずつ動く。
上に、ゆっくりと。
何かをじらすように、ゆっくり背中を上っていく。
肩を越して…、今、肩に乗ってる。
少しでも首を、いや、目を動かせばいいのに動かせない。
ただ、じっと前を見ることしかできなくて。
でも、そこにある。
「それにさっきより大きいですよ?」
エルスちゃんの声が頭の上から落ちてくる。
「どうしてですか?」
声を出す度に、鼓動を感じる度に、呼吸する度に。
柔らかい固まりは、首筋をマッサージしてくれる。
でもボクの緊張が激しくて、全然効果が得られない。
「重いですよね、こんなの肩に置いて、…首挟んじゃったらご迷惑ですよね?」
エルスちゃんの言葉を聞いた、その瞬間。
ボクの頭の中では、柔らかく挟まれた首が、ボクの別の物に入れ替わって。
その挟まれたモノは、エルスちゃんの胸の上で

「マシロ様?」
果てたマシロからは、エルスの呼びかけに対しての答えはない。
「…ちょっと長く入りすぎちゃいましたね」
そう言うとエルスは手早く事後処理をすませた。
そして気を失ったマシロを横抱きに抱き上げると、そのまま浴場を後にした。

88むきエルス:2006/03/12(日) 07:03:45 ID:RGaVVdcw
エルスちゃんはマジメな子ですから、このままマシロ様を寝室まで送ります
……マジメな子が切れると何するか分からなくて怖いよね(゚д゚)

89名無しさん:2006/03/12(日) 10:47:42 ID:T81IH2Yc
むきむきシリーズキター
マシロくんのぱおーんが、ガベのオトメ全員にむかれる日も遠くないですね。

90名無しさん:2006/03/12(日) 11:37:01 ID:5ZSshd9I
エロス、マシロくんを独占状態ですねw

91むきエルス:2006/03/12(日) 18:55:58 ID:RGaVVdcw
この方は時々、私が予想も出来ないことを仰る…
「そうだ、いつもボクの背中を流して貰ってばかりだし…
今日はボクがニナちゃんの背中を流すよ」
「いけません、マシロ様。ご主人様たるべき方がその様な」
「そんな大げさに考えないで…ちょっとした、お礼みたいなものだから」
「マシロ様!」
マシロ様は私の制止も聞かず、背後に回る。
「え?」
背中に触れるその感触。
「マシロ様…何をなさっているのですか」
「だってタオルなんかで洗ったら女の子の柔肌に傷が付くじゃない…」
そう言って直に、泡立てた手を背中にはわす。
「ニナちゃんの背中…。すべすべだね」
その言葉にどう答えて良いか分からず、黙り込む。
情けない。この程度のことで動揺してどうす…え?
「二ナちゃん。胸もすべすべだね。」
どうなっているの?
マシロ様が私の胸を揉みしだいて違う洗っているんだでも素手で、…え?
「なっ…なにをなさるんですか!?」
「あっ、そうだよね…。ごめん」
分かっていただけたようだ。当然だいくら何でも、そんな…胸まで洗うなんて。
「忘れてたよ。…前の方、失礼します」
え?違うそんなことじゃなくて。
「うん。やっぱりすべすべだ」
そう言って泡の付いた手が私の胸の上を往復する。
「ん、っく…」
上から、なで下ろすように。
下から、…余り豊満ではないが、揉み上げるように。
左右から、少しずつ手の位置を変えて。
「何だか引っかかりが強くなってきたね」
そんなことを仰りながら、指と指の間で私の乳首を弄ぶように動かす。
多分、…いや、絶対わざとだ。
でなければ、五本の指の間、全てに引っかかるわけがない。
でも、偶然であろうが無かろうが、その行為を止めることが出来ない私に、
「えっと、…次は」
へその上を通り
「ここだね」
この頃うっすらと茂りだした場所を通り抜け
「あれ?」
…抜けずに、そこで止まる?
「へぇ、ニナちゃんには生えてきてるんだね」
「ひゃん!?」
泡だった手で、優しく毛をつまみ上げた…。
「マシロ様!」
「あ、ごめん。でも、…ボクにはまだだし、その」
「…存じ上げております」
「あっそうだよね。…当然知ってるよね…」
摘み上げたり、撫でたり。
その手は休むことを知らず動き続ける。
「あの、マシロ様?そろそろ」
お止しになって下さい。
「そうだよね、ごめんね」
「あっ」
違う
「やっぱり付いてるモノがないと、おかしな感じだね」
催促した訳じゃないのにっ。
「えっと。…ボクに置き換えるとどうなるんだろ」
「やっ、やめ…」
さっきまでの優しさは消え、好奇心からか指の動きは、辺りをまさぐるような感じになっていた。
でもそれは、決して不快ではなくて。
「この辺がおちんちん?」
そう言いつつ、人差し指と親指で軽くこすり上げる。
「ぁんっ」
胸を揉みしだかれ、毛を弄ばれていた段階で、…そうだ。
私は期待していたのだ。
期待で十分に充血し、主張をしていた突起を二本の指でつままれていた。
それを、緩急を付け、強弱を交えて挟み込む。
「この辺が袋かなぁ」
空いている、もう片方の手で、開き掛けている谷間をまさぐる。
「さすがに玉まではないよね」
だめっ。思わず腰が動きそうになる。
でも、だめ。マシロ様には、マシロ様だけには。
そんな、はしたない姿を晒すわけにはいかない。
「うん、大体分かったかなぁ。これ以上は」
谷間をなぞり、開いていた手が、胸に移動し、
「ニナちゃんは」
乳首を優しく。しかし、強く摘み上げ。
「オトメだし」
それまで突起をさわっていた手は、人差し指と薬指で谷を開き、
「無理だよね」
顔を出し、敏感に成りすぎた箇所を中指で擦りつけた。
その瞬間。
身体の力が…

「えっと」
「…マシロ様?」
「だからね」
「…覚悟なさってくださいね?」
「ホントに、ごめn」

92名無しさん:2006/03/12(日) 18:58:27 ID:RGaVVdcw
しまった、名前変えるの忘れてた(´・ω・`)

本スレ?マシロくんスレ8の44氏のレスがなかったら
ここまで書かなかったものです

93名無しさん:2006/03/12(日) 19:02:23 ID:RGaVVdcw
ダメダメだ焦りすぎorz

背中で止めず、胸まで回す切っ掛けを与えていただき
ありがとでした

94ニナ派:2006/03/12(日) 21:35:22 ID:PIMnwPTA
―ガベ校学園長室―

「さて、どうしてくれようか?」

学園長に真剣な眼差しで見つめられる
睨まれているって言ったほうが正しいかな…

「まさか、お手つきしてしまはりますとはなぁ…」


ニナちゃんと一緒にお風呂に入っていて、ニナちゃんにしてもらっていることがばれました
ちょっと前に、夢精しちゃって、それを見兼ねたニナちゃんが仕方なくしてくれていたんだ
それを、シズルさんに見つかっちゃって…


「まあ、本番まではいってないようだから許してあげたらどうかしら?」

ヨウコ先生がフォローしてくれる
今、学園長室にいるのはボクを含めて四人だけ

「主任…。ですが…」
「まあ、ええんやないの。主任にも何だか考えがあるみたいやし…せやろ?」
「うふふ…お見通しのようね…」
「ほどほどにしといてやってな。ほな、気張りよし」

ヨウコ先生とシズルさんが、嬉しそうに話している
事態が理解できないボクと学園長は目を見合わせる

「「?」」

95ニナ派:2006/03/12(日) 21:36:02 ID:mUZCE26U
―研究室―

「そこのベッドに座ってて」
「はい」

言われた通りベッドに座る

「あの…ボク、何を手伝えばいいんですか? 機械のこと全然知りませんよ」
「いーの、君は言われた通りにしとけばいいんだから」


ヨウコ先生の明るい笑顔
学園長やシズルさんも綺麗だけど、ヨウコ先生もまた違う魅力がある


「それ、何ですか?」

ヨウコ先生が見てるファイルが何なのか気になって、尋ねる

「ん? これは君に手伝ってもらおうと思ってる、新型ナノマシンの設計図よ」
「新型ナノマシン?」
「ええ。今までのナノマシンの最大の欠点を克服したものよ」
「へー、凄いですね! 頑張ってください」


「うーん……頑張るのは、君かな?」
「え?」

ヨウコ先生はニコニコしながら、ボクに近づいてくる

「あのね…ちょっとサンプルが必要なんだ…」
「さ、サンプルですか?」

ヨウコ先生の体がボクに密着してドキドキする

「ナノマシンの最大の欠点って、何だと思う…?」
「わ、わかりません…」


ヨウコ先生は顔を近付けてくる
吐息がボクの頬をくすぐる

「ホントにわかんない?」

「はい…」
「じゃあ、ヒント。私にできてシズルさんにはできません」
「………?」
「もー、お馬鹿さんなんだからぁ…」
「そんなこと言われても…」

わかんないものは、わかんないんです
頬をつっつかないでください

「じゃあ質問を変えるわ。シズルさんは、何者?」
「え、えーと…マイスターオトメ…で、いいですか?」
「正解。じゃあ、私は?」
「えーと…ガルデローベの研究主任…ですよね?」
「はい、正解」
「それが…どうかしたんですか?」
「もぅ…じれったいわねぇ」
「えと、本当にわかんないです…」

96ニナ派:2006/03/12(日) 21:37:58 ID:eX8j7sFw
「じゃあ、オトメに出来なくて、普通の女に出来ることなーんだ?」
「オトメに出来なくて、普通の女の人に出来ること………あっ!」

やっと気付いて、ボクは顔が熱くなる

「やっと、わかった? じゃあ、正解言ってみて」
「え…あ……せ、せっ……く…」
「んふふ…聞こえないわよ……」
「あ…あぅ……」
「はい、大きな声でもう一回」
「ん…せ、せっくす……」
「よくできました、いーこいーこ」


ヨウコ先生に頭を撫でられる
大人の女の人に、こういう風にされるのは嫌いじゃないけど…恥ずかしい……


「じゃあ、さっそくだけど服脱いで」

ヨウコ先生は、さらりととんでもないことを言う

「な、何でですか…」
「ん? 決まってるじゃない、今からサンプルを採取するのよ」
「サンプル?」
「君の精液よ」
「ええっ!?」


手伝いの意味がわかったけど、精液がいるってことは…

「君の考えてる通りよ。はい、ばんざいして」
「ば、ばんざーい…」

親子のように、バンザイして服を脱がされる
恥ずかしいけど、ちょっと嬉しかった

「新型ナノマシンはね、特定酵素によって破壊されないようにしたいの。だから、手ごろな君の精液が欲しいってわけ」
「な、何でボクなんですか…」

ヨウコ先生は白衣を脱ぐ、学園長と似た服を着てるけど、胸の辺りがヨウコ先生のほうが…

「君が、オトメの子に手出ししないようによ。可愛い顔してやることやってるんだから…」
「あ、あれは…」

ヨウコ先生は、ボクに体をすり寄せ

"ちゅっ…"

唇に軽くキスをする
そのままボクは、ヨウコ先生に押し倒される

97ニナ派:2006/03/12(日) 21:38:37 ID:SYU.OUnA
「アリカさんに、ニナさんに……最近はエルスティンさんもかしら…」
「ち、違いますっ!!」
「照れちゃって、可愛いんだ」
「う、うぅ…」

完全にヨウコ先生のペースだ…

「まだ、我慢しておきなさい…。新型ナノマシンが完成したら、いくらでもしていいから」
「ち、違いますってば!!」

「ん…ちゅっ……」

二回目のキス
ボクの言葉を止めるキス
ちょっとだけど、舌を絡まされてドキッとした

「ん…ヨウコせんせぇ……」

「こういうの、あんまりしたことない?」
「は、はい……」


ヨウコ先生は、ボクの下着を脱がしていく


「じゃあ、始めるわね」


ヨウコ先生の指が、ボクのおちんちんに絡まる

「あ…」

"ぶるっ"と体が震える

「んふ…なかなか感度良いじゃない……」

ヨウコ先生はニナちゃんよりも上手で、ボクは…

「う…ぁ……ヨウコせんせ…じょう…ず…」
「当たり前よ、コーラルの子達とは年季が違うんだから」
「す…すごぃ……ぼ、ボク…でちゃう…かも…」

ヨウコ先生は、ボクの感じるところが全部わかってるみたい
絶妙な指使いに、耐え切れそうにない

「…イッちゃうの? うふふ…見ててあげる、貴方のイッちゃう可愛い顔を」
「あ…ダメ……ダメです…」

体が熱い
おちんちんが一番熱い
ヨウコ先生の指使いは、全然激しく無いのに、ボクのおちんちんに深い快感を与える


「や、やぁっ…よ…ヨウコせんせ……せんせぇ…ダメぇっ! …ひゃっ!!」


"ぎゅっ…"


「ダメなんだ、じゃあ出さしてあげないわ」

98ニナ派:2006/03/12(日) 21:39:22 ID:XUYfJv.6
ヨウコ先生は、ボクのおちんちんの根元を握る
込み上げてきたものが急に止められ、ボクは…

「よ、ヨウコせんせぇ…」
「冗談よ、ちょっと待っててね」

ヨウコ先生は、おちんちんの根元を紐できつく縛った後
机の上からビーカーを持ってくる

「ここに出してもらうわ、いい?」
「はい…」

"しゅるり…"

ヨウコ先生が、紐をほどく
待っていたかのように、ボクのおちんちんは暴発する

"ズピュッ…ズピュッ…"

寸止めされていたせいか、いつもより勢いが凄い

「可愛いおちんちんなのに、結構凄いのね」
「き、今日だけです…」

本当に、いつもの倍ぐらい出ちゃった…

「じゃあ、サンプルを保管してくるからちょっと待っててね」
「わかりました」

"する…るる……"

「え……?」

ヨウコ先生は何故か、服を脱ぎだす
戸惑っている間に、ヨウコ先生は丸裸になった

「なんだか、体が熱いわ…」
「あぅ…」

ヨウコ先生の胸は大きくて柔らかそう
それよりも…

「えーと……どこにしまったっけ…」

ヨウコ先生が、動くたびにお尻が揺れる
胸よりも存在感がある、ヨウコ先生のお尻

(だ、駄目だよ…こんなときに……)

無意識に指がおちんちんに添えられる

「ぁ…」

ヨウコ先生のお尻を見ながらボクは、手を上下に動かす
いつもよりも、激しくしてるのが自分でもわかる

「手が…とまらないよぉ……駄目なのにぃ…」

「んしょ…ここかな?」

ヨウコ先生は気付いているのかのように、ボクのほうにお尻を突き出す
太ももに光る液体が流れる

「くぅっ…出ちゃう……」

もう限界って時に、ヨウコ先生が振り向く

「私のお尻に出してもいいわよ」

ボクは立ち上がり、ヨウコ先生のお尻に向けて、思いっきり出した

「ヨウコせんせぇっ!」


"どぴゅっ…どぴゅっ…"


ヨウコ先生のおっきなお尻を真っ白に汚す
自分でも信じられない量

「はあっ…はあっ……」
「また…いっぱい出したわね…」

ヨウコ先生は、『参ったな』って顔をする

99ニナ派:2006/03/12(日) 21:40:10 ID:mUZCE26U
「本当に元気ね。急にオナニー始めちゃうなんて」
「ご、ごめんなさい…」
「そんな悪いおちんちんには、お仕置きが必要ね」

「あ…はは……」

ごめん、アリカちゃん、ニナちゃん、エルスちゃん
ボク、我慢できないよ…

「ほら…ベッドに寝転がって…」
「はい…」

ボクは"くてん"と寝転がる
目をつぶり、一息ついてから目を開けると…

「んしょっと…」
「え…あ……」

前が見えない

凄くいい感触が顔を覆う
それに、いい匂い…

「あ、あぅ…」

息が苦しい


「どうかな、私のお尻…? あら…また興奮しちゃった…?」

ボクの顔の上にヨウコ先生は乗っかる
お尻がふにふにしてて気持ちいい
また、無節操におちんちんが硬くなる

「今度は加減しないわよ…」

ヨウコ先生が何か言う、圧迫されよく聞こえない

「んーっ!!」

そんなこと考えていると、おちんちんに強烈な快感が加わる
どうやら玉の方も、いじられてるみたい

「ビクビクいってるわ…気持ちいいの…?」


(こ、こんなのしらないよぉっ…!!)

勝手に腰が動いちゃう

「んーっ! んんーー!!」

駄目、限界だぁっ…!!


"どくんっ…どくんっ…"


三度目でも沢山出ちゃう
ボクのお腹にかかって、変な感じ


「凄い…まだ元気……」

ヨウコ先生は、お尻を上げる

「ぷはっ…」

息苦しさから解放された
それも束の間

100ニナ派:2006/03/12(日) 21:40:52 ID:Ezs1Cgto
"ぷちゅっ…"


「よ、ヨウコ先生…」
「私も、我慢できないの…」

ヨウコ先生のに、ボクのおちんちんが入っていく

「ぁん…いただきます…」
"くちゅうぅっ…"

「全部…はいったぁ…」


ヨウコ先生は、凄くエッチな顔をする
ボクはと言うと…

「ヨウコせんせぇのが…ぎゅうぎゅう締め付けてくるよぉ…」

今にも出ちゃいそうで我慢の最中

「動くわよ…いい?」
「ら…らめぇ……」

"くちゅっ…くちゅっ…"

ヨウコ先生は上下に体を揺する
バウンドする胸に目が釘づけになる

「あっ、よっ、ヨウコせんせぇっ…」
「んっ…ぁ……いいわ、君も腰…動かして……」

片目をつぶって、ボクに催促する

「ヨーコせんせ…ヨーコせんせぇっ…」

"ぐちゅっ…ぐちゅっ…"

水音が、どんどん大きくなる

ボクも、精一杯腰を動かす

「そうっ、そのちょ…しぃっ…!!」

ヨウコ先生も感じてる
ちょっと嬉しい

「んっ、イク…イキそうっ…!」

ヨウコ先生は、腰を振る速度を上げる

「うぁ…」

今までも限界だったのに、更なる快感にボクは耐えれるわけもなく

「ヨウコせんせぇっ…ボクっもうらめぇっ!!」


"どくんっ…どくんっ…"


「あっ、あつっ…! あぁぁぁあああっ!!」


ボクがイッちゃったのと同時にヨウコ先生もイッちゃったみたい

「はぁっ…はぁっ……イカされちゃった…」

"ちゅっ…"

ボクに寄り掛かるように倒れてきて
ヨウコ先生は、またボクにキスをする
そして、そのまま動かなくなる

「すぅ…すぅ……」
「ヨウコ先生……ボクも、ちょっとだけ寝よっかな…」




101ニナ派:2006/03/12(日) 21:41:25 ID:sQ2yV3Ww
目を覚ます

なんか気持ちいい……


「あっ、あんっ……イイっ…!」

「な、な、な…」

「目ぇ覚めたの…? またサンプルをいただくわよ……んっ…!」
「よ、ヨウコせんせぇ〜 ひゃうっ!?」


そのまま、ずっと乗られたり
お口に食べられちゃったり
おっぱいで挟まれたり

おちんちんから出なくなるまで、ヨウコ先生にいじめられました


「マシロ汁…ごちそーさま♪」

102ニナ派:2006/03/12(日) 21:43:30 ID:jOBdrPw2
ニナがついに出なくなりました(笑)

本番有りは、かえって萎えるかも?


影響受けたのは、もちろん"アレ"ですw

103名無しさん:2006/03/12(日) 22:53:10 ID:T81IH2Yc
>>92
GJ!攻めマシロくんもたまにはいいもんだ。
いくら好いてるとはいえ、マシロくんにやりたい放題触らせるなんて、
ニナニーはたいした淫乱娘だよ。

>>102
こちらもGJ
マシロくんは大人の女性に弱そうなので、
ニナニーもうかうかしてると寝取られそうだ。
新型ナノマシンの完成が急がれます(w

104名無しさん:2006/03/12(日) 22:57:07 ID:yXDJgRYY
セルゲイ×マシロきゅんまだー?

105名無しさん:2006/03/12(日) 23:10:33 ID:I6w1Ot0I
大変よくできました。
でも一番おっきしたところはHシーンじゃなくてヨーコ先生にマシロくんがいーこいーこされてるところ

106名無しさん:2006/03/12(日) 23:51:41 ID:BtlQbNuo
GJ

107キグルイ:2006/03/13(月) 00:35:36 ID:SAIxgTXM
第15話AS マシロくん×ミユ

「はぁ……どっちかを選べなんて、ボクには決められっこ無いよ」
 ボクはそう呟いて、目の前のベッドに倒れこんだ。
 今日はエアリーズから来たメイドのミユさんと、アリカちゃんたちオトメの比較審査員をさせられたんだけど、
 4つの種目全てでミユさんが圧倒的に上回ってしまったので、審査から逃げ出してしまった。
 それは仕方なかったと思う。
 あそこで答えれば、アリカちゃんたちや学園長の顔を潰してしまっていただろうから。
 でも、ボクの行動は答えを先伸ばしにしただけに過ぎない。次に答えを迫られたら、ボクは……。
 そう思うとまたため息が出てしまった。      
 柔らかなふとんの上で寝返りをうつと、白い天井と人の姿が目に――って。
「ぶっ!!」
 思わず吹きだしてしまった。
 いつのまに部屋に入ったのか、元からそこに居たのか、ミユさんが仰向けで天井に張り付いていたのだ。
「夜伽にお伺いいたしました」
 ボクの動揺など気にせず、天井から離れたミユさんは、ふわりとボクの上に着地した。
「どちらがお好みでしょう……責めか受けか」
 彼女が顔を近づけた、無表情ではあるけれど、美しい顔立ちに戸惑ってしまう。
 顔が赤く染まり、汗が額を伝うのが自分でも分かった。
「な、なにをおっしゃる!?」
 突然の状況に思考がついていかず、まともな受け答えもできなかった。
 とっさに離れようにも、彼女の両足の間に体を寝かせている状態では、それもできなかった。
「男性女性を問わず、各種アタッチメントを装着することで――」
 あくまで冷静なミユさんがメイド服をはだけ、スカートの裾をボクの目の前で持ち上げていくと。
「いかなる要望妄想にもお応えする事ができます」
 キャ――――!!
 そこにはボクのものなんかより何倍も大きな……その、『擬似的なもの』が現れて、声にならない叫びを上げてしまった。
「オトメ相手では味わえない快楽を教えて差し上げます」
 上に跨って立っていたミユさんが、体を倒してボクの体に覆いかぶさった。
 アンドロイドといっても、服越しに感じる柔らかさと温かさは、人そのものだった。
 言葉にできない衝動に駆られて逃げ出したかったけれど、いつのまに両手が縛られていて、それもできなかった。
「だ、ダメですよ。アリカちゃんたちが帰ってきます!」
 そうだ、ここはコーラルの寮内で、アリカちゃんとニナちゃんとの相部屋なのだ。
 いつ二人が帰ってくるか分からない。
「ご心配なく、彼女たちはナツキお嬢様の部屋で反省会をしています。当分は帰ってこないでしょう、では……」
 そう言って最後の抵抗を断ち切ると、彼女はボクの服を脱がしにかかった。
「やめて――!」
 このままでは男だということがバレてしまう。
 恐怖と焦燥が頭を真っ白に染めたけど、悲しいことにボクには、これ以上抵抗する術がなかった。

108キグルイ:2006/03/13(月) 00:37:16 ID:SAIxgTXM
 ―3分後―

 ボクはミユさんの手で、生まれたままの姿にされてしまっていた。
「ひっく……酷いよぉ……」
 全てをさらけ出してしまったボクには、もはや抵抗する気も起こらなかった。
「これは……どういうことでしょうか?」
 冷静沈着な彼女も、目の前の光景にはさすがに首を傾げていた。
「納得のいく説明していただきます。場合によっては……」
 その顔が急に冷たさを増すと同時に、その右腕が不意に剣に変化した。
「ひっ……!」
 裸にされていて、目の前のミユさんも半分裸という状況の中でも、
 その殺意に全身がこわばり、血が引くのを感じた。
 恐怖で嘘をつくこともできず、ボクは内幕あらいざらいを吐き出してしまった。

 5分後、彼女の剣が右腕に戻った。
「――分かりました。この事は決して他言致しません」
「へ?」
 と、拍子抜けの声を上げてしまった。
「ガルベローデも承知の上のことでしたら、私が口を挟む事は内政干渉です」
「で、でも、ボクの言うことを信じてくれるんですか?」
 我ながら、危ないことを口にしているなと思いながら、それでも聞いてしまう。
 すると彼女は軽く頷いた。
「ええ、貴方に尋問している間、脈拍や呼吸に乱れは感じませんでした。真実だと判断致します」
 彼女がアンドロイドであることが、この時はとてもありがたいと感じた。
「あ、ありがとうございます」
「いえ、私の方こそ何も知らずにご無礼を」
 ボクの上から離れると、彼女はそう言ってお辞儀をした。
 とりあえず『ちょっきん』は避けられそうだ。
 ほっと胸を撫で下ろし、彼女に向けて言った。
「じゃあこれ、そろそろ解いてもらっていいですか?」
「いえ、それとこれとは、話が別ですので」
「え?」
 彼女の言っていることがとっさに分からなかった。
「先ほどのご様子を鑑みるに、マシロ様は受けがお好みと判断しました。
 ですからこのまま続けさせていただきます」
「ええええ!!」
「では、失礼致します」
 戸惑いもそこそこに、彼女は再びボクの上に覆いかぶさってきた。

109キグルイ:2006/03/13(月) 00:37:59 ID:SAIxgTXM
 吐息は耳にかかり、胸には柔らかな二つの感触、足に絡まるのは滑らかな白い太もも。
 あれほど縮こまっていたボクのものは、抱きつかれただけで急速に血の気を取り戻していった。
「ミユさん……だ、ダメです……」
 普段から同年代の少女との相部屋で禁欲生活を余儀なくされていたボクは、
 あっさりと白旗を上げてしまった。
「大丈夫です。性別を問わず、快楽の与え方は理解しております」
 彼女の冷たく細い指が、見えないところでボクのものをつかんだ。
「あ……くっ」
 彼女の体の下で身をよじる。それが、より体の触れ合いを感じさせて、ますます心臓が高鳴った。
「だいぶ溜まっていられるようですね」
 証拠を握られてしまっていては反論もできず、ボクはただただ顔を赤くするばかりだった。
「は……ぁ」
 ミユさんの手が、五指を絡ませながら、緩急をつけて上下に動いた。
 気持ちいい。
 他人の指の感触とは、こうも自分と違うのだろうか。
 とろけるような快楽に口が閉じられなくなり、溢れた唾液が唇の端からつう、と垂れる。
 こぼれたその雫を、彼女の温かい舌が丁寧に舐め取った。
 頭の中に白い霞がかかったように、何も考えられなくなる。

 アリカちゃんたちが反省会をえて、今にも帰ってくるんじゃないだろうか。
 そんな不安は、もう頭の外に追いやられていた。

「剥いて差し上げます」
「え……? あ……いたっ!」
 ミユさんが不意に、限界まで大きくなったボクのものを剥き上げた。
 痛みを感じて悲鳴を上げたけど、彼女の指は止まらなかった。
「綺麗にしていますね」
 その言葉と、先端に感じる空気の感触で、ボクには見えない位置で全てを晒していることに気づく。
 その覆われていない先端に指が触れた。
「あ……あっ……!」
 刺激が強すぎて、痛みとも強い快感ともつかない感覚に、言葉にならない声を洩らしていた。
 尿道から滲んだ透明なぬめりが彼女の指に絡みつき、全体に回って動きを滑らかにする。
 今まで感じたどれよりも強い刺激に、ボクの限界はあっという間に訪れた。
「ミユさん……ボクもう……っ」
 自分の意思に反して、ボクの腰が前後に揺れた。
 それを察したミユさんは体を下に滑らせて手を放し、ふくらんだ先っぽを咥え込んだ。
 敏感に部分が、生暖かい感触に包まれた瞬間、理性が決壊して、大量の白い粘液を放っていた。
 彼女はとめどなく欲望を吐き出すボクのものを口に含んだまま、
 こくこくと、痙攣が静まるまで嚥下し続けた。

110キグルイ:2006/03/13(月) 00:38:47 ID:SAIxgTXM
「――はぁ……はぁ」
 全てを解き放ったボクは、ベッドの上で息を切らしていた。
 心臓が早鐘のように打つ中、ミユさんがボクのものから口を離して聞いた。
「いかがでしたか。やはり全てに関してもオトメとは比較にならないでしょう?」
 元はそういう趣旨であることを、ボクはすっかり忘れていた。
 ――でも、その点に関しては素直に頷くことはできなかった。
「その、すごいとは思うけど……でもボクは、アリカちゃんたちに居てもらいたいかな」
「納得できません」
 彼女の無表情が僅かに険しくなった。
「私が彼女たちコーラルオトメに劣る理由は、何一つないと思います」
「ボクもそう思うよ。能力においては、本当に」
「では何故、そのようなことを言うのですか?」
「それは――」
 自分の中の形のない疑問、それを言葉で表せずにいると。
「どうやら、まだ満足していただけなかったようですね」
 ミユさんは仰向けのボクの顔に跨るように移動すると、再びスカートを捲り上げた。
 最初についていたアタッチメントと下着は消えており、そこには女性本来のものがついていた。
 情けないと思いつつも、体の一部が勝手に反応してしまった。
 こういう時は、男の体が少しだけ恨めしくなる。
「今度はこちらでして差し上げましょう」
 そう言って体をずらすと、再起したボクの上に、ゆっくりと腰を下ろしていく。
 既に濡れているその場所は、先端から根元までを、何の抵抗も無く飲み込んだ。
「うぁ……あ」
 初めて味わう温かい感触に、声が洩れてしまう。
「いかがですか? どんどん中で肥大化しているようですが」
 機械の膣は優しく包み込むようでいて、時折きつく絡み付いてくる。
 アンドロイドとは思えない、生き物を感じさせる体内だった。
 さっき大量に出したばかりだというのに、気を抜けばまたすぐにでも果ててしまいそうだった。
「あ……くっ」
 歯を噛み締めて快感を堪えた。本当に言いたいことを忘れないように。
「我慢なさらずに、いくらでも出してください」
 上下にゆっくりと動くミユさんの表情は何も無い。
 ボクはそれがなんだか、納得いかなかった。

111キグルイ:2006/03/13(月) 00:39:29 ID:SAIxgTXM
「……はっ……あの……ミユさんは、その……気持ちよくないんです……か?」
 自分でも恥ずかしい質問をしていると思ったけど、彼女は表情を変えなかった。
「私に快感や痛覚を得る感覚素子はありません。
 感覚や感情に判断を左右されては、仕えるものとして不完全です」
 擬似の肉壁がボクのものを擦り、背筋が小刻みに震えた。
「くぁ……っ」
 快楽を求めて動いてしまいそうな体を必死で繋ぎ止めて、ボクは言う。
「でも、心が触れ合えないのなら、いくら力があっても、寂しいと思いますから……。
 ボクたちも、疑って、ぶつかって、そしてやっと、心から信じられるようになってきたから……」
 ミユさんは動きを止めて、静かにボクを見た。
「だから、体や力だけじゃなくて、お互いの心を通わせられれば、
 もっと……信頼できるし、心が安らぐんだと……ボクは思います」
「それでは、感情を持たない私たちメイドは不完全だとおっしゃりたいのですか?」
 敵愾心ともまた違う強い口調に、ボクは首を振った。
「感情はあると思います。他のメイドは分かりませんけど――少なくてもミユさんには」
「何故貴方にそんなことが言えるのですか? 会って間もない貴方に」
 相変わらずの無表情だけれど、
 彼女が憤りを抱いてることがなんとなく分かり、少し嬉しかった。
「今日、4つの種目でオトメと競いましたよね?」
「それが何か?」
「あの時、あんなに差をつけて勝つ必要も無かったと思います。
 頭のいいミユさんなら特に、身内である学園長の前で、わざわざあそこまで」
 ミユさんは繋がったまま体を前に傾け、ボクの目の前に顔を寄せる。
「優劣をはっきり示したに過ぎません。
 ナツキお嬢様はアリッサお嬢様の成果を疑ってらしたようですので」
「ミユさんは、アリッサちゃんの努力を示したかったんですよね。
 それとも、ボクのただの思い込みでしょうか……」
 ミユさんは、否定も肯定もせずにしばらく動きを止めていた。
 それが唐突に体を倒して、抱きしめるようにボクの上に倒れた。
 止まっていた彼女の腰が再び動き、ボクは言葉にならない喘ぎを洩らした。
「貴方は似ていますね。心のない私に、心を通わせてくれた方々と……」
 押し倒していた体を、直角の位置に戻し、ミユさんは動きを変えた。
 腰を抜けそうな位置まで持ち上げては、またすとんと根元まで下ろす。
 ぬめっているのに、締め付けはきつく、ボクは急速に高まっていくのを感じた。
「ふ……あ……」
 繋がっている部分から、透明な液体が溢れてシーツを濡らす。
 徐々に加速してゆく動きに、自我がどんどん無くなっていくのを感じる。
 その中で、とろけているボクを見るミユさんが、少しだけ微笑んでいるように見えた。
「ボ、ボクまたっ……あっ」
「イってください。マシロ様――」
 その瞬間、彼女の中が痙攣して、一際強くボクのペニスを締め付けた。
「――!!」
 声にならない息を吐いて、ボクは彼女の中に全てを放っていた。

112キグルイ:2006/03/13(月) 00:40:02 ID:SAIxgTXM
「いかがでしたでしょうか?」
 全ての後始末を終え、縛られたままのボクに服を着せたミユさんが言った。
「う……その、どうしても言わないと……いけませんか?」
「まだ納得されていないのですね」
 と、彼女が再び脱ごうとするので、ボクは慌てた。
「わ、分かりました……。その……ええと……気持ち……よかったです」
 頬が熱くなり、まともに彼女の方を見られなかった。
「そう言っていただけると、私も嬉しく思います」
 嬉しい。という言葉に、ボクは何故だか、彼女が少し心を開いてくれた証のような気がした。

 その時、背後からがちゃりとドアノブを捻る音が聞こえた。
 隙間から覗くのはコーラルで親しくしている3人のオトメ、
 アリカちゃん、ニナちゃん、エルスちゃんだった。
 長時間学園長に絞られていた憔悴の表情が、ベッドに縛られたボクを見て一変した。
「マシロちゃん!!?」
「私の女王様なにしてるんですか!!」
 アリカちゃんとエルスちゃんが順番に叫び、ニナちゃんは無言でドアノブを捻り壊した。

―《絶対許さない》―

 途中で見られなくとよかったと思うと同時に、また妙な不安がボクの頭をよぎった。

―翌日―

 勝負の続きを考える為、学園長の目の前に、コーラルの3人とエアリーズの2人が集まった。
 昨日の話を聞いたアリカちゃんが一歩進み出て、学園長の机を叩いた。
「学園長!! ミユさんと《夜伽》で勝負させてください!!」
「許可する!!!」
「ええ!?」

―風華宮 特設舞闘場―
『ヴィントブルーム次期《夜伽》の座を賭けたオトメVSメイド決戦……』


           いよいよ始まります!!


(……いや、やりませんよ?)
 
あとがき:ネタが需要ありませんかそうですか……。くやしい……でも。

113名無しさん:2006/03/13(月) 01:55:45 ID:OxNdkLSw
個人的にはミユにやられるマシロくんが見たかった。でも文章上手いね

114名無しさん:2006/03/14(火) 02:21:04 ID:A7AXI87A
>>キグルイ
マシロきゅんネタだったら何でも需要ありますよ!
しかも文章が上手だし凄いと思います

115名無しさん:2006/03/14(火) 09:40:18 ID:bgkxuf8Q
>>107氏ではありませんがミユ×マシロ君に萌え狂ったので
勝手に続編を書いてしまいました。107氏には先にお詫び申し上げます。

116マシロくん×ミユ(再戦編):2006/03/14(火) 09:40:52 ID:bgkxuf8Q

「お久しぶりです、マシロ様」
「お、お久しぶりです、ミユさん。あの」
「前回の《夜伽》勝負では、不本意な結果を出してしまいました。あれから
アリッサお嬢様に“コンジョウ”を実装していただき、新たな機能も付加され
ましたので、今度こそご満足いただけると存じます」
「な、なるほど。それであの」
「準備はよろしいですか、マシロ様」
「準備っていうか、だからなんで僕はまた押し倒されてるんでしょうか」
 ここはガルデローベの僕の部屋で、今日は体育の授業があったからけっこう
疲れて、やれやれとベッドに転がったら天井にミユさんが貼りついていて、
あっという間に僕は押し倒されていたのだった。
「前回の結果から、マシロ様は被虐的なプレイを好まれると判断しましたので」
「嘘だあー!」
「しかし、ここはすでに反応なさっているようですが」
 ミユさんのひんやりした指が、ズボンの上からその場所をそっと撫でると、
ぞくっと快感が走って何もできなくなってしまった。うう、反論できない。
 この前と同じように、ミユさんがドレスの裾をそっとつまみ上げる。その股間には
この前と同じように、僕の何倍もたくましいモノが突き出していた。でも、
この前とは少し違う。色がより人肌っぽくなっていて、おまけに脈うつように
規則正しくピクン、ピクンと動いている。まるで、本物のアレみたいだ。
「データの蓄積により実物の再現度が上昇しました。また触覚センサをメイン
思考回路へ直結することにより、快感情報を生成することが可能です」

117マシロくん×ミユ(再戦編):2006/03/14(火) 09:41:51 ID:bgkxuf8Q
「よくわからないけどそれって、ミユさんも気持ちよくなれるってことですか?」
「はい」
「ふーん」
 僕は興味本位で手を伸ばし、ミユさんのそれに触ってみた。
「あっ」
 すごい、手触りとか温度まで本物そっくりだ。うっすらと血管が浮いてるような
モールドまで入っている。
「あっ、あっ」
 誰が形をデザインしたんだろう。まさかアリッサちゃんじゃないよな、なんて
考えながら感心してさすっていると、ミユさんの様子がおかしいことに気がついた。
眉を変なふうに寄せて、まるで困ったみたいな顔で、じっと僕を見下ろしている。
メイドのミユさんが、困る?
「ど、どうしたんですか」
「……わかりません。おそらく、触覚情報をフィードバックする際の信号強度が、あうっ!」
 僕の指先がミユさんの先っぽのところをなぞると、ミユさんはまるで悲鳴みたいな
声を上げてのけぞった。両手で持って、やさしく先っぽから根元まで撫で下ろして
あげると、ドレスの腰がぶるぶるっとふるえた。
「マ、マシロ様。想定外の処理が発生しています。申し訳ありませんが、一時中断を、
あううっ!」

118マシロくん×ミユ(再戦編):2006/03/14(火) 09:42:56 ID:bgkxuf8Q
 ……ははーん。わかっちゃった。
 ミユさんは、たぶん気持ちよすぎて戸惑ってるんだ。考えてみれば、コレは
女の人を気持ちよくするためのものだ。ミユさんはメイドだから、いつも相手を
気持ちよくするだけで、きっとこんな風に触られることなんかなかったに違いない。
 僕が手を止めると、ミユさんはほっとしたような顔になった。顔は赤くならないけど、
呼吸は速い。さらさらの髪がちょっと乱れてる。色っぽいなー。
「……失礼いたしました。快感情報を生成する際の増幅係数が不適切で、
センサ系や駆動系に影響が出ていたようです。自己診断と調整を行います」
「待ってください。それってつまり、すごく気持ちよかったってことなんですよね」
 困った顔、ほっとした顔、悲鳴を上げた顔。滅多に見られないようなミユさんの
表情を見られたことで、僕はちょっとした悪戯心を起こしていた。するりっとミユさんの
腰の下から抜け出して、正面にちょこんと正座した。ミユさんは膝立ちになった
ままなので、すべすべしたミユさんのお腹と、その下に突き出したアレが、
ちょうど僕の目の下あたりにある。
「完璧なメイドならやっぱり、こういうことしてもらうとどんな気持ちなのかも、
ちゃんと知ってた方がいいと思うんです」
「マシロ様? それはどういう、……え、お止め下さ、あ、おううぅッ!?」
 ちょうどいい位置にあるそれを両手でつかんで、先っぽをぱくっとくわえると、
ミユさんは前より大きな悲鳴を上げてくれた。
「マ、マシロさ、マシロ様っ! 一体、これ、あゥゥんっ!? 何故このような、あっ、
あっ、おぅっ、あああああッ!」
 ふっふっふ。実は僕は、こういうことにはちょっと慣れてるのだ。なぜってそりゃあ、
……セルゲイ大佐にいろいろさせられたから。
 それはさておき、ミユさんはすごく感度がよかった。エアリーズの科学力って
すごいなあ。ぺろぺろ舐めてると、先っぽからヌルヌルまで出てきた。全体に
絡めつけて、上から下までていねいに舌でねぶったり、指でいじったり、前に
ミユさんにしてもらったのと同じことをする。目だけで見上げてみると、ミユさんは

119マシロくん×ミユ(再戦編):2006/03/14(火) 09:43:37 ID:bgkxuf8Q
普通の女の子みたいに、泣きそうな顔になっていた。
「か、快感、情報がっ……フィード、バックが溢れて、んくぅぅっ! 舌が、マシロ様の
舌が、センサを、センサの感度を調整……ああああっ!」
「感度を下げたりしちゃダメですよ? いっぱい気持ちよくなってください」
 ちゅうちゅう吸うとヌルヌルがどんどん出てくる。人間と少しも違って見えない、
きれいな柔らかい内ももの肌とかを指先で撫でると、びくびくっと反応してくれた。
すごいなー、こんな所もちゃんと感じるんだ。ここまでくると、本物みたいに『イク』
こともできるのかな。
「おッ、おッ、凄ッ、こんな、こんなッ!? マシロ様、お止め下さい、臨界点が、
あっ、あう、あっ、あああっ!!」
「もぐもぐ。もぐもぐもぐも(出しちゃってもいいですよ)」
「あっ、喋らないで、あっ! あっ、あっ、あッ、あおおおおおおぅッ!!?」
 びゅるっ! どくん、どくん、びゅぐっ!
 本物と同じような熱くてねばっこい液体――さすがに味は本物と違うけど――が、
僕の口の中に思いっきり発射された。一瞬迷ったけど、たぶん毒ってことはない
だろうと思って、口にくわえたままこくこくと飲み下す。ミユさんは天上を見上げた
みたいな姿勢のまま、小刻みにふるえて動かない。発射が終わって、中に残った
分もよく吸い出して、きれいにして僕が起きあがっても、まだ動かなかった。ジーッ、
ジーッとカメラの絞りを調節するみたいな音がしてるのは、たぶん眼の焦点を
合わせようとしているんだろう。唇が半開きになって、よだれ(本当は違うん
だろうけど)が一筋こぼれて、顎をつたって喉まで流れおちていた。すごくきれいで、
いやらしい表情だった。

120マシロくん×ミユ(再戦編):2006/03/14(火) 09:44:53 ID:bgkxuf8Q

「お見苦しい所をお見せいたしました」
 しばらくして普通に戻ったミユさんは、まず僕に手をついて謝ってきた。
「ご奉仕すべきマシロ様に気持ちよくしていただくなど、メイドにあるまじき不作法でした」
「いえ、そんな。僕の方こそ悪戯がすぎちゃって」
「ですので、さっそくご恩返しをさせていただきます」
「え!?」
 最初と同じくらい、ものすごくあっさりと押し倒される僕。
「マシロ様のおかげで、貴重なデータが得られました。早速適用してみたいと思います」
「あ、ちょっと待、ミユさ、あっ!」
「十分に勃起されていますね。先ほどの奉仕で、興奮なさっていたのですね?」
「あ、そんな、は……ぁ、ん……!」
「ん……標準以上の汗と代謝産物を確認。先ほどまでの授業は体育でしたね。
綺麗にして差し上げます」
「あ……ミユさぁん……」

 結局、新たなデータを得てさらに巧みになったミユさんのテクニックに、僕は
たっぷりミルクを搾り出されてしまった。そして、そこへ帰ってきたアリカちゃん達と
はち合わせ、第二回の《夜伽》勝負が「アタッチメント有り」という変則ルールで
開催されることになってしまうのだけど、それはまた別のお話なのです。

End

121キグルイ:2006/03/14(火) 16:27:40 ID:5jGMA46I
>113
>114
ありが㌧。
>115
詫びる必要など。てか人いないと思ってたのでびっくりした。

122名無しさん:2006/03/14(火) 19:04:56 ID:jwrgkSBo
ktkr
ふっふっふ。実は僕は、こういうことにはちょっと慣れてるのだ。なぜってそりゃあ、
……セルゲイ大佐にいろいろさせられたから。

これも詳しく

123名無しさん:2006/03/15(水) 00:18:46 ID:7xvWWEtM
マシロくんスレでは昨日二ナが暴走してたことだし、
ここでも二ナの素晴らしいSSが見れるといいな。

124名無しさん:2006/03/15(水) 01:07:46 ID:VSJrUhA2
>……セルゲイ大佐にいろいろさせられたから。

俺も詳細きぼん

125名無しさん:2006/03/15(水) 01:45:47 ID:iDU5pMs.
実は桃太郎待ってます

126名無しさん:2006/03/15(水) 09:53:03 ID:MeBoSDJk
マシロきゅん攻めは萌えない

127名無しさん:2006/03/15(水) 10:45:14 ID:U2nae/dw
マシロくん攻めの場合はエロパロ避難所の方に書くべき?

128名無しさん:2006/03/17(金) 16:15:41 ID:5LLtBWxU
2日投下がなかっただけで息切れする俺のマシロくん依存度は異常

129キグルイ:2006/03/18(土) 02:22:37 ID:NtwC0m02
第25.5話OS マシロくん×ナオ

「遅かったじゃないの、早く入りなさいよ」
 白の扉を二回ノックすると、内側からナオさんの声が聞こえた。
「……おじゃまします」
 めったに来ることがないパールの寮内だと、ボクの姿は余計に目立つのだけど。
 幸いなことに、本来ならば授業の時間にナオさんが休んでいるので、人気はなかった。
 左右を確認して、素早く部屋に入ってため息をつくと、
「何慌ててんのよ。そんなに強くしたらドアが壊れるでしょ」
 焦らせた張本人が、呆れた様子で言った。
「それで……ボクに一体なんの用ですか?」
 ボクの手の中には、数時間前に、ニナちゃんを経由して渡された一枚の紙片が握られていた。

『親愛なるマシロ姫へ。
 秘密をばらされたくなかったら、今すぐわたしのお部屋に遊びに来てくださいね。
 
                        ジュリエット・ナオ・チャンより』

 彼女は怯えるボクを熱っぽい目で見つめると、急に態度を豹変させた。
「ごめんなさいマシロ様。あたし、どうしてもお願いしたことがあったんです」
 彼女のわざとらしいしなを含んだ口調に、ボクは嫌な予感がした。
「ちょっと手を出していただけますか?」
「こうですか……?」
 握られていない手を真っ直ぐ突き出すと、ナオさんの左手が手のひらを裏返して、
 右手に持っていた、白い布の塊を手の上に乗せた。
「え……?」
 小さな三角形にフリルのついた布切れは、どこからどう見てもショーツだった。
「お、お願いって……」
 心臓が高鳴るのが自分でも分かった。
 うろたえるボクを、ナオさんは面白そうに見つめている。
「実はねぇ。その下着、学園長のなのよ」
「は……?」
 意味が分からず、ボクが間抜けな返事をしてしまうと、
 彼女は目を少し逸らして、ぺろりと舌を出した。

 長々としたナオさんの話を要約すると、
 学園長が自室に下着コレクションのクローゼットを持っているという噂を聞いて、
 それを見物しに忍び込んだ際、持ち帰ってしまったのだという。

「その時に見つかりそうになっちゃてねえ。どうにかバレずに逃げてきたんだけど
 慌ててたせいでこれ置いてくるの忘れちゃったのよね」
「どうしてそれをボクが返してこなきゃならないんですか!?」
 いくらなんでも、下着ドロの濡れ衣を着たくはないよ。
「だって、学園長たちが本気で探そうとしたらばれそうだし、
 さすがに『お姫様』相手じゃ強く怒れないでしょ」
 しれっと言ってくれると思う。
 大体、ナオさんが盗むのと男のボクが盗むのではその意味に天と地ほどの差がある。
 加えてカルデアでのことでつい昨日、怒られたばかりだというのに。
「いーからさっさと返してきなさいよ。どうせなら怒られるんなら、
 『使用済み』にしちゃえばいいんじゃないの? 溜まってるんでしょ?」
 ほらほら、と手を前後に振ってとんでもないことを言う。
「な、なななな……」
 その意味を理解してしまった時に、ボクは顔に血が上るのを感じた。
「じゃ、そういうことでよろしくね。まだバレたらまずいんでしょ?」
「ううう……分かりましたよ……」
 目じりに涙を溜めて部屋を出た時、
「ッ!」
 部屋の中に小さな悲鳴と、ガラスの割れる音が聞こえた。

130キグルイ:2006/03/18(土) 02:23:16 ID:NtwC0m02
「ナオさんっ!」
 急いで部屋に飛び込むと、そこには以前見たことのある触手の塊、
 女体拘束型スレイブ『ドンファン』と、それに捕獲されたナオさん。
 そして黒ずくめの男が一人いた。
「くぅ……」
 助けの声が聞こえなかったのは、首を締め上げている触手のせいだった。
 男はボクの存在に気づくと、にやりと口元をゆがめてみせた。
「これはこれは、マシロ姫まで釣れるとは僥倖(ぎょうこう)だな」
「彼女を放せ! お前たちが恨んでいるのはボクだろう」
「ふ、何を言うかと思えば……そんなことか!」
 触手が素早く動いて、ボクの四肢に絡みついた。
「あくっ」
 以前捕まった時より遥かに強い締め付けに、自然と呻きがもれた。
「お前には人質だ。そして、それを利用してこいつらオトメを捕獲させてもらう。
 まさに、姫の器とこいつらの忠誠が試されるというものよな」
「何をする気だ!」
 苦しそうに身をよじるナオさんの代わりに叫ぶ。
「なぁに、姫の前でオトメの忠誠を試そうというのだ」
 男が笑うと同時に、スレイブの触手が鞭のごとくしなって彼女の体を打った。
 乾いた音が部屋に響く。
「ほらほら、どこまで叫ばずに我慢できるかな」
 彼女は首を絞められて悲鳴を上げられないというのに、無理なことを言っている。
 ボクは考えた末、歯噛みしていた口を開いた。
「下賎の分際でなにをする! そんなオトメはどうなっても構わないけど、
 ボクにこんな真似をして、後でどうなるか分かっているんだろうな」
 勝ち誇ったように言ってみせた。男の表情がみるみるうちに変わる。
「なん……だと、人質だと思って甘くしてやれば……つけ上がりやがって!」
 ナオさんを打ち付けていた触手がいくつか離れ、ボクの方にきた。
 ひとまずは賭けに勝った。
 攻撃をボクの方に向けるには、こうでも言うしかなかったのだけど、
 ナオさんが怒りの標的にされる可能性もあった。
 ボクに怒りを向けさせるためには、高慢を装わなければならなかったのだ。
「手足の二、三本でも折れば大人しくなるだろうよ」
 触手の大半はボクの全身に絡み、ナオさんの首の拘束は解けた。
 でも、安堵をしている場合ではなかった。
 全身を引きちぎられないほどの圧力が、ボクの体を襲っていたからだ。
「あたしにやらせてください」
 骨の軋みを感じた時、咳の混じったナオさんの声が聞こえた。
「こんな酷い姫に仕えるなんてもうまっぴらです。
 この恨み、あたしの手で晴らさせてください」
 平静な声だけに、かえって本気が感じられた。
 その声を聞いて、黒ずくめがあざけ笑う。
「これはこれは、姫の底が知れたな。いいだろう。
 好きなだけ痛めつけろ。ただし殺すなよ」
「はい……ありがとうございます」
 下着姿のままで彼女が歩いてくる。
 目が笑っているのに、口元は閉じたままだった。
 目の前に顔を寄せられた時、ボクは全身がこわばるのを感じた。
「何びびってんのよ。さっさとしなさいって」
 急に戻った普段の口調と、そっと唇に寄せられた耳で、ようやくボクは察した。
 そこから一つの動作でGEMが起動し、彼女の全身を光が覆った。

『マテリアライズ!!』

「何だとぉ!」
 ローブを纏ったナオさんを見て、男の顔が驚愕に歪んだ。
「頭をなくしてまで戦うべきじゃなかったわね。おバカさん」
「くっ、こっちにはまだ人質が――」
 それが、彼の遺言になった。
 一瞬後、スレイブはナオさんの糸で切り刻まれ、タコの刺身になっていた。
 スレイブのマスターは、塵あくたとなって、部屋から消えた。

131キグルイ:2006/03/18(土) 02:23:48 ID:NtwC0m02
 ローブの治癒力で回復し終わり、
 仮契約を解除して制服に戻ったナオさんが、不意に口を開いた。
「まったく……あたしが本気で攻撃するとでも思ったの?」
「ナオさんこそ……ボクが本気で言ってるとは思わなかったんですか?」
 問いかけに、彼女は目を閉じて両手を開いた。
「あんたにそんな度胸あるわけないでしょ」
 ため息交じりの即答に、ボクは乾いた笑みを浮かべるしかなかった。
「だいたいなんで飛び込んでくるのよ。
 助けを求めれば――いえ、自分の秘密を知られた相手なんて、
 そもそも見捨てておけばよかったじゃない。
 弱みを握られる相手を命がけで助けようとするなんて、本当にバカね」
 心底呆れたという口調に肩を落としながら、それでもボクは満足していた。
「でも、殺されちゃうと思ったから。あと、無事でよかったです……」
 ボクは強がりの笑みを浮かべて、学園長の下着を拾い、内側のドアノブに手をかけたとき、
「待ちなさいよ」
 背後から声がかかるとほぼ同時に、背後からつかみかかられ、そのまま床の上に転がされた。
「借りを作られたままってのは、あたしの性に合わないのよね」
 馬乗りの体勢で乗られると、あの時のお風呂場でのことを思い出して、顔が熱くなってしまう。
「じゃ、じゃあこれを……」
 と、期待を込めて下着を返そうとした一瞬、両手が糸で縛られた。
 手からこぼれたショーツが、はらりとボクの隣に落ちた。
「な、何するんですか!?」
 訳が分からず慌てるボクを、ナオさんは妖艶な笑みを浮かべて見下ろした。
 精一杯の虚勢で彼女を見据えると、その手がボクのおとがいをつかんだ。
「ふうん。なんでこんななよなよしたのをニナもエルスって子も気にするのか分からなかったけど
 結構男らしいところあるんだ」
 ナオさんの手がボクのズボンにかかった。抵抗する暇も与えず、部屋の隅に放り投げられる。
「うわぁっ! な、なにを……」
 下着まで脱がされ、ひやりとした空気を感じる太ももの付け根に
 立ち上がった彼女の足が下ろされた。
「あくっ……」
 絶妙な力加減で、露出した『男の子』の部分を踏まれて、ボクは情けない声を上げてしまった。
「でも、あたしが簡単に折れるのも面白くないから、勝負するわよ。
 あたしがいいって言うまで我慢できたら許してあげる」
「勝負って……そんなっ、こんなことでなんて……」
「つれないわね。同居で溜まってそうだからしてあげてるのに」
 楽しそうなナオさんの目線が下がる。
 足の裏で刺激を受けたペニスは、もう垂直に立ち上がっていた。
「いけないお姫様ね。足でされて感じちゃってるんだ」
「くうう………」
 一方的に弄ばれるのは悔しいけれど、体が勝手に反応してしまう。
 心なしかナオさんの顔も、上気しているように見えた。
「ほら、あんたのだけ見たんじゃ不公平だから、あたしも見せてあげる」
 下着を膝までずりおろし、制服のスカートを持ち上げると、
 床に寝たボクの角度から、秘密の景色が見えた。

132キグルイ:2006/03/18(土) 02:24:38 ID:NtwC0m02
 そこは、少しだけ透明なぬめりに覆われて、鈍い光が反射していた。
 下着から薄く引いた銀色の糸を見て、思わずごくりと喉を鳴らしてしまう。
「くすっ」
 心を読んだかのように、ナオさんの指がつぷりと中にもぐりこんだ。
 静かな喘ぎを洩らしながら、ボクの反応を見て指を動かしてゆく。
「こんなにおっきくなってる」
 足で踏まれるという屈辱の行為のはずなのに、
 勝手に先っぽからぬるぬるしたものがあふれ出してしまう。
 それがナオさんの足に絡まり、ますます滑らかに触れられる。
 すぐに限界が訪れた。
「も、もうダメです!」
 限界まで膨らんだボクのものが震えると、上り詰める直前に彼女は足を離した。
「だーめ」
「えっ……」
 高まった快感が中断されて、ボクは苦痛の表情を浮かべた。
 それをナオさんは高揚した顔で眺め、
「出しちゃったら負けよ。下着返しに行きたいの?」
「う"……」
 収まったところで、再び足がボクのペニスをしごきたてた。
「ふあぁっ!」
 歯を食いしばっても、声が出てしまう。
 情けなさと恥ずかしさで顔に血が上った。
 足の指で器用にボクの皮が剥かれると、感じる刺激が更に強くなった。
「あら、腰が動いてるわよ? もう負けを認めちゃうの……」
「うう……」
 無意識のうちに、快楽を求めて動いていたらしい、もう我慢できなかった。
「お、お願いです……。してください」
「もっとはっきり言いなさいよ。どうしてほしいの?」
 羞恥よりも、欲求が勝った。
「イカせてください……お願いします」
「くすっ、あたしの勝ちね。じゃあしてあげる」
 ナオさんは近くの椅子を寄せて座ると、今度は両足を使ってボクのものをしごき始めた。
「っつ! はぁぁぁ」
 片足の指でで先端を、もう片方の足で茎の部分をすりたてる。
 少し痛いような強さの快感に、ボクはどんどんと上り詰めていった。
「せっかくだから、これも使っちゃおうか」
 ナオさんの足が落ちていた学園長のショーツをつかむと、それを広げてボクの上にかぶせた。
 シルクの滑らかな布越しに、彼女の足の動きが伝わる。
「だ、ダメです……こんなの……ああっ!」
 言葉とは裏腹に、ボクはとんでもなく説得力のない顔をしているのか
 頬を染めて笑みを浮かべるナオさんの目を見て分かる。
 下着がボクからにじみ出たものでぐしょぐしょになっているのを見て、
 ふと、学園長まで汚してしまったような気がして、その罪の意識がいっそう
 ボクを快感へを誘った。
 足の力が更に強さを増したとき、ボクは再び限界を迎えた。
「もうだめぇ……いっちゃうよぉ……」
 直後に下半身の根元に爆発したような刺激が走り、学園長のショーツの中に、
 どくどくと白い精子を吐き出してしまっていた。
 それを見るナオさんの顔も、ボクと同じく、放心していたように見えた。

133キグルイ:2006/03/18(土) 02:25:32 ID:NtwC0m02
「すっごい濃い、こんなに溜まってたんだ……」
 包んだ下着ごしに、自分の足にまで滲んだ精液を見つめて
 ナオさんは恍惚の表情を浮かべた。
「あたしも久しぶりにいっちゃた」
 その言葉にどきりとするものの、急に不安が押し返してきた。
「あ、あの……このことは」
「ニナたちには内緒にしといてあげるわ。また借りができたわね」
 悪魔的な笑みを浮かべるナオさんに、ボクは苦笑するしかなかった。
「ナオさんって、外でもこういうことするんですか?」
 それを聞いた彼女は、急に口を尖らせて、
「例え命の恩人でも、嫌いな相手ならこんなことしないわよ
 でも、この分ならあの子も失敗はしなさそうね。苦労はしそうだけど」
「え……それって」
 その時、部屋にノックがかかった。
「こっちにシュバルツが向かったという聞き込みがあったんだが、
 いるのか? 入るぞ、いいな」
 学園長の声だ。まずい――。
 と、思った時はもう、部屋の扉は開いていた。
 数秒、沈黙が部屋を支配した。
「これは……どういうことだ……?」
 学園長のこめかみがぴくぴくと痙攣している。
「あ、あのこれはナオさんが……っていない!」
 振り向くと、窓から冷たい空気が入っていた。
 ノックされた一瞬で、窓から逃げ出したらしい。
「私の下着が盗まれたと思っていたら……君だったとはな」
 首を戻すと、学園長が眉をひきつらせて、全身を振るわせていた。
 表情は影になって見えなかったけど、背中から黒い蒸気が立ち上っていた。
「ち、違うんです……これは……」
「これはたっぷりお仕置きが必要どすなぁ」
 背後から現れたシズルさんが、妙に晴れ晴れとした笑みで言った。
 ボクは目の前が真っ暗になるのを感じた。

(お母さん。ボクは……もう、ダメかもしれません……)

 マシロくん仕置き編に続く……かもしれない。
 むーざんむーざん。

 あとがき:2回連続で縛ってしまった、不覚。一番の失敗はこれの翌日に朝からバイトがあること。

134名無しさん:2006/03/18(土) 13:23:27 ID:uia9cTlI
お疲れ様です。続き楽しみにしてます><

135名無しさん:2006/03/19(日) 11:37:23 ID:vrfjo8lA
いろいろあったと思いねぇ
〜 〜 〜 〜

「どうなさったんですか、マシロ様?
 お元気がないようですが…」
「あぁニナちゃん…。さっきね、シズルさんに呼ばれて…」
「シズルお姉さまに?」
「うん…、まぁ、とりあえずチョッキンはなくなったって…」
「はぁ…?」
「あんなことがあったでしょ?でも、とても表沙汰には出来ないし。
 そのまま王家を無くすなんて真似も出来ないから…、
 ボクにそのまま継げってヴィントの偉い人達が…」
「…ですがそうなると、その跡継ぎなどは」
「うん。だから早めに何とかしろって。この一週間くらいで。
 誰かにボクの代わりに子供を産んで貰って、その子をボクとナギさんの…
 忘れ形見に祭り上げるんだって。アルタイとも内々に決めたらしいし…」
「……」
「そうなるとね…、ボクが男だって知ってる人物。
 アルタイの内部事情を知ってる人物。
 特定のオトメに内定していない人物。
 …もしくは内定していた人物が居なくなったオトメが最適だって…」
「え?…!」
「……どうして撥ね除けないの?ニナちゃんだったら造作もないことなのに」
「そ、それは…」
「…どうして怒らないの?ニナちゃんが好きだって言うんじゃ無くって。
 今の話なら…状況からニナちゃんになったって思われても仕方ないのに」
「…」
「ねぇ、どうしてなの?」
「なら、マシロ様…。その涙の理由を教えていただけませんか」


               …今日はここまでね。
               マシロ様の属性は受け。
               誘い受けも面白いんだけど…。
               たまには攻めで来て欲しいわよね。
   ヽニ_v´_ ̄-VL_.   でも強攻めは無理があるか。
   フィィレノ、イイ}_く   弱攻め、か?
    ノ^8d ´∀`ノ8  
   _(__つ/ ̄ ̄ ̄/_
     \/     /



       ニナちゃん何やってるの?
    _(⌒
   ァ´,, ⌒ヽ
  (!ミ !ヾ从!i   ヽニ_v´_ ̄-VL_.  何でもないわよ、早く寝なさい。
  (ゞ(l゚ ー゚ノリ`   フィィレノ、イイ}_く
.  (! ii7}†{つ    ノ^8d ゚ ‐゚ノ8  
. 〈j ijんi_jゝ      (__つ/ ̄ ̄ ̄/_
   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\/     /

136名無しさん:2006/03/19(日) 12:07:41 ID:5Id.ojcU
ニナニー…、GJ!! 続き楽しみにしてます><

137名無しさん:2006/03/19(日) 13:00:55 ID:v0XiLE9E
この女頭に花咲かせてやがる

138名無しさん:2006/03/19(日) 15:25:54 ID:vrfjo8lA
「どうなさったんですか、マシロ様?
 お元気がないようですが…」
「あぁエルスちゃん…さっきね、お城から人が来て…」
「お城から…」
「色々表沙汰には出来ないことがあってね……。
 エルスちゃんはボクの女装のこと…」
「お聞きしています」
「うん…、でも、そうとは知らずにボクのこと見初めちゃった人が居て」
「ナギ様ですね?」
「うん。…アルタイには内々に伝えたらしいんだけど…。
 話の進展が早くてね。今更言い出せない、って言う雰囲気になって…
 まぁ、その心配はなくなったんだけどね」
「……」
「…アルタイの方から打診があってね、連合国家を築けないか、って。
 次の継承権持ってる人が、偉い人から嫌われてるらしくって…。
 誰かにボクの代わりに子供を産んで貰って、その子をボクとナギさんの…
 忘れ形見に祭り上げるんだって」
「マシロ様…」
「これからどうなるのか、とても不安なんだよ。
 ヴィントだけじゃなくって、アルタイまで背負うことになって。
 でも、アルタイのことがあるから、今更ボクが男だって言い出せなくなって。
 そんなだから、誰かにボクの子供を産んで貰っても、その女の子は…。
 …一生、表舞台には出られない」
「マシロ様…。あ、あの」
「これから先行きの見えない人生。
 それを支えてくれる包容力のある女の子…。
 多分、日の目は見られない、そんな辛い立場になる…。
 でも、その…、そんな所に、エルスちゃん。
 一緒に立ってくれないか」


   ヽニ_v´_ ̄-VL_. ……
   フィィレノ、イイ}_く
    ノ^8d ゚д゚ノ8
   _(__つ/ ̄ ̄ ̄/_
     \/     /



    从,,〃 ゙̄ヽッ从、
   〃从l|"゙ゾ゙ヽ|l从
     8( ゚д゚ )8
   _(__つ/ ̄ ̄ ̄/_
     \/     /

139名無しさん:2006/03/19(日) 21:56:27 ID:3wq2aBvI
ナオお姉さまの脚コキ最高〜

140名無しさん:2006/03/20(月) 01:37:31 ID:RseKyFyw
アリカとマシロくんの姉弟プレイきぼんぬ

141名無しさん:2006/03/21(火) 16:53:33 ID:V6Q7n4gY
経験者は語る。
寝ている間に放つのは格別だ、と。
経験者はさらに語る。
夜中、早朝に、己の下着を洗う虚しさも増すことになってしまうが、と。
日付が変わろうかという時刻。
「あ」
マシロ・ブラン・ド・ヴィントブルームは快感よりも打算を勝たせてしまう。
幾分かの後悔を持ちながら。

反物、と言う言葉がある地方に伝わる。
一定の長さの布を用いて、服を仕立てる。
縫製作業としては当たり前のことだが、ただ一点違うのは、その布を余すところ無く使うところだろう。
しかし、余そうが使い切ろうが、被服学を不得手としているニナ・ウォンにとっては、
大した差ではなかったのだが。
そのため、この時刻になっても、思うように作業が進められず、小休止を取っていたところだった。
だが、それでも頭を冷やすことが出来なかったことは、
「…ニナちゃん」
後ろから袖を引かれるまで、その人物に気付かなかったことでも分かる。
「マシロ様。こんな時間にどうなさいました」
もじもじしながら、上目遣いのマシロに、己の焦りからか、つい口調がきつくなる。
流石にマシロも、「出し損なったから抜いて」など言えるはずもなく、
ニナもその様子を見て「夢精し損なったのですね」など気付くはずもなく、
…そんなことに気付かれては、ちょっと怖い。
とにかく、何も言い出さないマシロに、焦れたニナは
「今忙しいですから」
突き放してしまう。
ここでマシロも、わがままの一つでも言えれば、二人の関係ももう少し変わるのかも知れないが、
昼の課題のことを思い出し、
「…そうだよね、ごめんね」
とぼとぼと、その場を後にした。

「ああ、もう!」
作業が進まない。
進展しないのではなく、手が付けられないのだ。
あのような背を目にして。
主人と呼んだ人物を、理由も聞かず追い払い、その様な状態に追い込んだ、自分に腹が立つ。
主人ならば主人らしく、己の意を通し、意見を口にしない、マシロにも腹が立つ。
そうだ。
その事を意見するのも自分の勤め。
そう自分を納得させると、ニナは被服室を後にした。

自分はつくづく物陰が好きなのだと、ため息をつく。
時間など気にせずベンチに座ればいいものを、気付けば植え込みの中、
人目に付かぬ所に座り込んでいた。
この時間なら何処にいても、人目に付くことなど無いのに。
もう少し夜風に当たってから、部屋に戻ろう。
明日になったらニナちゃんに、邪魔をしたことを謝ろう。
そんなことをマシロは、とりとめもなく考えていた。
大体、自分はどうしたかったのだ。
ニナの元へ行き、理由を話せば、手ずからしてくれるとでも思っていたのか。
でも、あの手でやってくれたら気持ちが良いことだろう。
そんなことを考えているときに、
「マシロ様…」
ニナの呼びかけが聞こえた。らしくなく、後ろから軽く抱きつきながら。
心配していたのだろう。それは声と雰囲気で分かる。
だが、マシロにしてみればタイミングが悪かった。
いけない妄想に入っていたところなのだ。
声とその行動に思わず股間が反応し、見えるはずがないのにそれを両手で隠してしまう。
そのあからさまな行動に、ニナの心配そうな雰囲気も消し飛び
「…ぷっ」
しかしニナの口からは、罵声は聞こえず、吹き出した笑いが漏れた。
ニナの右手が、マシロの股間に伸び、
「どうなさったんですか?」
右手が股間をさする。
何度も往復し、十分大きくなると、寝間着を右手だけで引き下ろし、マシロのモノを直接掴む。
「こんなに腫れていますが」
「ダメだよ、ニナちゃん」
口では否定するが、間違いなく期待していたのだ。口調は弱い。
「外でこんな」
「マシロ様。声を立て誰かに見つかると、事が事ですので」
マシロの言葉を遮るように、ニナは
「これを口に含んで、声を出さぬようにしてください」
己の左手の人差し指を、マシロの口に差し入れた。
その間もニナの手の動きは止まらない。
先端をしごきながら、根本まで手を下ろす。
何度も何度も。特別なことは何もない。
でもニナのその手が、自分のモノを掴んで、しごき上げる。
ただそれだけで、マシロの頭は白くかすんでいく。

142名無しさん:2006/03/21(火) 16:54:08 ID:V6Q7n4gY
被服学の課題の途中だったのだろう。
それを邪魔するように自分は現れたのだ。
放っておいてくれても良かった。
なのにニナは自分を探し出し、そして事に及んでくれた。
勝手な理由付けをするならば、作業途中の気分転換かも知れない。
ならば、自分もこの状況に溺れてみよう。
そう考えるとマシロの頭が少しさめた。
そして些細な悪戯を思いつく。
口に含まされた指に、少しだけ力を込めた歯を立て、前後させる。
舌先で指と爪の間を丹念になめ取る。
口をすぼませ、指に吸い付く。
「マシロ様!?何を」
その声にマシロは、指から口を離し、
「ダメだよニナちゃん。夜は声が通りやすいんだから」
幾分かの復讐が成ったことを知り、声に笑みが含まれる。
しかし、その直後マシロは己の甘さを知ることになる。
相手はコーラルNO.1なのだ。
どの分野においてもそうだが、やられたまま居ては、1位を維持などできるはずがない。
すでに戦力の査定は済んでいる。
相手に苦痛を与えぬほどの力を込め、手首のスナップを効かせ、手早く快楽を与える。
しかし、簡単に到達させることもなく。
彼我の戦力差を、この人物に教え込まねばならない。
「申し訳ございません、ご主人様。状況を弁えることなく声を出したことをお許し下さい」
音は微かに、耳朶に吐息が掛かるように、ささやく。
堪えるためだろうか。指に微痛が走るが、それすらも心地よい。
ギリギリの線を維持し、動かしていた手を、急に止める。
理由が分からなかったのだろう。
マシロの困惑は、指に圧力が込められ無くなったことで分かる。
その隙を突き、先ほどと同程度の動きを手にさせる。
「…っ」
マシロは呆気なく放った。

「その、ごめんね。作業の邪魔しちゃって」
こう言うとき、謝罪から入るのがこの主の悪い癖だ。ニナはそう思った。
だがこの頃、不思議とそれが不快に感じられない。
「いえ、お気になさらずに」
それは自身の、穏やかな返事からも感じ取れた。
「あの、良かったらボクも手伝うから」
「お気持ちは嬉しいのですが、私の課題ですので」
おそらくマシロならば、あの作業も、難なくこなすのだろう。
だがそれでは、課題の意味がない。
「でも、その、…ボクも手伝って貰ったから…」
マシロが顔を赤く染めながら、そんなことを言い出す。
少し前の行為が、ニナの脳裏にもよみがえる。
「え!?…では、その…、よろしくお願いします」
恥ずかしさを堪えるために、思わずそう返してしまった。
こう言うところで自分の甘さを思い知るが、
「うん!」
嬉しそうなマシロの声を聞けば、それも些細なことに思える。
例え手伝って貰わなくても、この人が近くにいれば、作業は思うように進むのではないか。
そう、ニナには思えた。

そうして二人は手を取り、その場を後にした。

143名無しさん:2006/03/21(火) 16:56:00 ID:V6Q7n4gY
マシロくんに、後ろから袖をつままれ
もじもじしながら、上目遣いされてるのに…

それに萌えないニナになってしまった
おかしいなぁ…

144名無しさん:2006/03/21(火) 23:07:40 ID:imzLgrw2
GJ!
ニナが久し振りに活躍ですな。
個人的に指くわえさせてるのがエロイ。

145名無しさん:2006/03/21(火) 23:55:22 ID:PSsXb1Yo
>>キグルイ
GJ!是非お仕置きして下さい。

146名無しさん:2006/03/22(水) 03:05:23 ID:/Ai786Iw
>個人的に指くわえさせてるのがエロイ。

同意。ニナに従属してるって感じがいい

147名無しさん:2006/03/24(金) 23:19:59 ID:Ol1NbOlE
全然エロくないけど、投稿していいかな?

148名無しさん:2006/03/24(金) 23:45:33 ID:.CaXiSg6
>>147
もちろんさ!

149名無しさん:2006/03/24(金) 23:51:43 ID:Ol1NbOlE
ある休日の夜。
消灯時間を過ぎても、ニナは一人課題に取り組んでいた。
アリカは何か楽しい夢を見ているのだろうか、笑顔で寝息を立てている。
「今日も1日振り回されたおかげで課題が残ったってのに、この子はもう。」
そう言いながらニナは課題を進めている。
「うう・・ううん・・・。」
何事だろうかとニナは声が聞こえた方を見た。
ベッドで寝ているマシロくんが苦しそうにしている。
急いでニナが近づいてみると、寝汗をかいて、何かうなされているようだ。
風邪でも引いたのだろうか、と思い手をおでこにあててみる。
特に熱は無い。
「でも、このままでは寝汗で体を冷やして風邪をひいてしまうわ。」
濡れタオルでマシロくんを体を拭く事にした。急いで水やタオルを用意する。
「このパジャマも脱がさなきゃ拭けないけど、勝手に脱がしていいのかしら・・・。」
相手は王族であり、将来のマスター候補である。コーラルオトメが勝手に何かしていいわけはない。
しかし、先日市街地でのシュバルツ戦で怪我をした時にお世話をすると決めたのだ。
「失礼します。」
ニナは決意するように呟いた。
まずは上半身から脱がしていと、マシロくんのお腹があらわになってくる。
そこには男性的な筋肉も体毛も何もない、透き通るような白い肌があらわれた。
かといって女性特有の丸みもなく、中性的な雰囲気を醸しだしている。
さらに脱がしていくと胸板があらわれる。
そこもお腹と同様にすべすべで体毛一つない、綺麗な肌だ。
二つの乳首は薄いピンク色で、まるで可愛らしい女の子である。
「この方が男性だなんて、誰も信じないわよね。今見ている私ですら信じられないもの。」
一度異性と意識するとたちまち顔が赤くなり、顔から火が出るのではないかと思った。
「さあ、早く拭いてさしあげないと。」
濡れタオルをそっとマシロくんの胸に当てる。
「んん・・・。」
ひんやりとしたタオルの感覚に反応したのか、マシロくんは艶やかな声をあげた。
(マシロ様、なんて可愛らしいのかしら。市街地ではあれほどまで凛々しいお姿を見せてくださったとは思えないわ)
そんな事を考えたの所為か、自分でも益々顔が赤くなるのを感じながら、丁寧に丁寧に体を拭いていく。
(でも、私はいつかアルタイに戻らねばならぬ身。だから、今だけでもあなたのオトメで居させてくださいね・・・)
冷たいタオルで拭いたせいだろうか、いつのまにやら乳首が起ってしまっている。
その光景を見てしまったニナはふと良からぬ考えを思い立ってしまった。
(す、少しだけなら触っても良いかしら。でも、マシロ様はご主人様・・・)
(いや、オトメだからこそ、主人の体の事は全て把握しておかなければならないわ。うん、そうよ)
実に身勝手な論理を用いて自己完結をしたニナはそっと指を触れてみた。
「ん・・・あ・・・はぁ・・・。」とマシロくんは小さく声をあげる。
(ああマシロ様。なんて可愛らしいお姿。シズルお姉様が抱きつくのもわかるわ)
イケナイ事に夢中になっていると、急に「うーん、マシロちゃん、楽しんでるー?」とアリカの声が聞こえた。
(いけない!!アリカが起きてしまったのかしら?!)
急いで寝ているアリカを見るが、起きた様子はない。寝言のようだ。
「ビックリさせないでよね、もう。」
しかし、この声で我に返ったのか今自分が何をしているか冷静に考える事が出来た。
(私はマシロ様のお体を拭いているのに何て事をしていたのかしら。早く拭き終えなきゃ)
そうやって上半身を拭き終えるとゆっくりパジャマを元に戻した。
(下半身・・・どうしようかしら。汗をかくときは全身でかくから、下半身も拭かなきゃいけないのだけど・・・)
マシロくんが男性である事を知っているニナは躊躇してしまう。
(でも、これもオトメの務め。お風呂のお世話だってしてるし、これ位大丈夫よね)
これまた随分と身勝手な理屈で自己完結をした。

150名無しさん:2006/03/24(金) 23:53:53 ID:Ol1NbOlE
そして下のパジャマに手をかけた瞬間。
「うん・・・ニナちゃん?」
マシロくんが起きてしまった。
しばし固まってしまうニナ。今の状況は色々な意味で説明できない。
この状況を切り抜けるにはどうしようかと悶々と考えてしまう。
しかし、マシロくんは何か言うどころか鼻をグズグズと鳴らしている。
目も真っ赤でまるで泣いているみたいだ。
「マシロ様、一体どうなされたのですか?」
自分の所為ではないことを心の中で祈りつつ、平静を装って聞く。
「うん・・・実は凄く怖い夢を見たんだ。それで怖くて怖くて・・・ううう。」
今にも泣き出しそうなマシロくんを見て、いけないと思いつつニナは胸が締め付けられる思いをした。
(どうしてこんなにも可愛らしくて、可愛らしくて、可愛らしくて、ああ、もう)
それでも何とか平静を装い、マシロくんに質問をする。
「最近怖い思いをなされたのですか?」
「今日、お化け屋敷に行ったでしょ。その時の記憶が頭から離れないんだ。」
「それほど怖い思いをされたのですか。全くもうアリカったら。」
この前の温泉旅館での研修の際に、仲良くなったトモエからジパング地方独特の文化を聞いた。
その中にお化け屋敷の話が出た。
それを聞いたアリカは興味津々で行きたいと言い出したのだ。
マシロくんのオトメが離れるわけには行かないとニナが諭そうとするが、マシロくんも一緒に行けばいいと言った。
勿論マシロくんは猛反対をした。
「ボクは嫌だよぉ。だって、凄く怖いんでしょ?夜中に一人でおしっこに行けなくなっちゃうよぉ。」
「大丈夫だよマシロちゃん!!皆で入れば怖くないってばっちゃが言ってた!!」
「どんな理屈よそれ。それに学園長が許可をくれるとは到底思えないわ。」
常識で考えればそうだろうが、学園長はあっさりと許可をくれた。
「気分転換になるだろうし、行ってもいいぞ。ただし、条件がある。シズル、あれを持ってきてくれ。」
「よろしおす。今持ってきますさかい。」
しばらくするとあらわれたシズルが持ってきたのは、フリルの付いている真っ白なワンピース。
「これを着ていきなさい。王族の格好をしていたのでは狙われやすくなるからな。」
どうやら、学園長はこの服をマシロくんに着せたいらしい。それにはうってつけの機会だ。
そんなこんなで、少女漫画でしか見たことがないような服を着せられたマシロくんは一日中アリカに連れまわされてしまった。
ニナも付いていって、止めようとするが止まらない。
そうこうしているうちに、肝心のお化け屋敷についた。
マシロくんはイヤイヤと首を横に振りながら抵抗をしたものの、怪力のアリカには敵わず中に連れ込まれてしまう。
中は安っぽいセットにありきたりな仕掛けだったが、それでもマシロくんには相当怖かったらしく、泣きじゃくってしまった。
アリカとニナで必死でなだめた末に、なんとか治まった。
そしてこの夜の状態である。
どうしたものかと考えていると、マシロくんから思いもよらぬ言葉が飛び出した。
「ねえニナちゃん。ボクが寝るまででいいんだ。一緒に寝てくれない?ボク、怖くて怖くて・・・。」
とまた泣き出しそうになるマシロくん。
(一緒に寝るって、ど、どどどどどどどどうしましょう。マシロ様は男の子。い、良いのかしら)
「・・・・・・・ダメだよね。ゴメン、変なこと言っちゃって。ボク、頑張って一人で寝るよ。」
(主人を悪夢から守るのもオトメの務め!!これは大事なお仕事なのよ、ニナ!!)
「わかりましたマシロ様。一緒に寝ましょう。その前にパジャマを着替えないと風邪をひきますよ。」
「あ、うんわかったよニナちゃん。ちょっと待っててね。」
マシロくんが着替えている間、ニナはベッドを整えておく。
「さ、マシロ様。準備が出来ました。どうぞこちらへ。」
「うん、ありがとうニナちゃん。」
えへへと笑いながらマシロくんは横になる。寄り添うようにしてニナも横になった。
「ニナちゃん、おやすみなさい。」
「おやすみなさいませ、マシロ様。」
今日一日の疲れか、泣き疲れか、マシロくんはすぐに、スースーと可愛らしい寝息を立てて眠りについた。
そんなマシロくんの頭を撫でながら、母親ってこんな気分なのだろうかと思いつつ、ニナも目を閉じる。
「幸せ・・・。」
翌日、課題を忘れたニナはアリカ共々キツーイお仕置きを受けるはめになる。

151名無しさん:2006/03/24(金) 23:56:15 ID:Ol1NbOlE
ニナが契約したのでつい書いてしまいました。
REDの読み切りと、13話の間くらいの話を想定しました。
初投稿なので、自分の文章力のなさにテラハズカシス・・・。

152キグルイ:2006/03/25(土) 02:03:49 ID:AKSyDhhc
第25.6話OS マシロくん×ナツキ×シズル
 ―25.5話OSの続き―

 学園長とシズルさんに見つかって数分後。
 ボクは薄暗い地下室に着くなり、下剤のようなものを飲まされた。
 全て吐き出して体力を消耗した後に、「どうしてこんなことをするんですか?」
 と、聞いたのは失敗だったと思う。
 シズルさんがにこやかに指を指したのは、部屋の中央にある手錠のついたつり革だった。
「これに電気流すんえ、漏れたら掃除が大変やろ?」
 ボクは心底震えてしまった。
 だって、ボクが非を認めなければならないのは決定事項なのだから。
 あの場にナオさんがいたと言えば、間違いなく男ということがバレたということを証明してしまう。
 それだけは避けなければならなかった。
「さあ、器具をはめるぞ。腕を前に出すんだ」
 そうして地獄が始まった。

 時折微弱な電気が流される拷……尋問が終わると、学園長の怒りは最高潮に達しているようだった。
「ほほぅ……では認めるのだな。私の部屋から下着を盗み、パールの部屋に忍び込みせっせと自家発電していたことを」 
 学園長は眉と口元をを吊り上げて言った。電流を流すスイッチの上で、親指が円を描いていた。
「これはもうちょっきんどすかねえ?」
「そ、それだけは……」
 なんか半分嬉しそうなシズルさんを、痺れた口で何とか否定する。
 学園長はしばし腕を組んで目を閉じていたが、突然まぶたを開いてこちらを見据えた。
「本当に誰にも見つかってないのか?」
「は、はいぃ……」
 必死で顎を上下すると、二人は少しの間を置いて、顔を見合わせて頷いた。
「分かった、今回ばかりは信じよう。だが君のしたことは十分危険で、かつ浅慮な行動だ」
 学園長がにやりと笑って、吊るされたボクの顎先をつかんだ。
「それと、よくも私のコレクションを使用不可能にしてくれたな。その責任は取ってもらうぞ」
「か、買ってきます……」
「それは当然だが、それだけでは許せんな。少し苦しんでもらおうか」
 無機質な音が学園長の親指の下で鳴ると、ボクは全身を痙攣させた。
 数回それが繰り返されると、ボクはもう、自力では立てないほど全身が弛緩してしまっていた。
「ひ、ひろいれふ……」
 ろれつが回らない舌で非難を口にすると、学園長はようやくスイッチから指を離してくれた。
「うむ、このところストレスが溜まっていてな、少しやりすぎたようだ。すまなかった」
 たっぷり電流を浴びせて満足したのか、しばらくぶりに落ち着いた声に戻っていた。
 ようやくボクの戒めは解かれたけど、痺れのせいで足元がおぼつかず、
 その場にぺたんと座り込んでしまった。
 太ももに冷たい床の感触がした。ナオさんの部屋で見つかってから連行されたので、今でも素っ裸なのだ。
 服を着せてください、と言おうとした時、学園長が思い出したようにぽんと手を叩いた。
「おっと、忘れるところだった。最後にこれを」
 そういって室内の棚からケースで取り出したのは、一本の小さい注射器だった。
 中身は薄い、なんだかよく分からない色の液体が入っていた。
 それに何か言いようもない不吉な気配を感じて、ボクは身震いした。

153キグルイ:2006/03/25(土) 02:04:59 ID:AKSyDhhc
 学園長は僕の手をつかむと、薄暗い部屋でボクの血管を見極めようとしていた。 
「な、何ですかそれは……」
「強力な鎮静剤だ。これを打つとどんな発情期の獣でも一週間は『立たなく』なるそうでな。
 念の為に打たせてもらう。まぁよほど一度に打たない限り、不能になることはないから安心しろ」
 当然ながら、ボクは自力では動けないので、ロクな抵抗もできない。
 腕に生えた注射針から送られてくるものを、ボクは見ないようにすることが精一杯だった。
「うう……」
「これでよし、と。さ、そろそろ戻れ。アリカたちも探しているぞ」
 お許しをいただけても、さんざんボタンを押してくれたせいで、足腰が思うように立たない。
 そして、それ以上の体の変化がおきていた。
「なんか……体が熱い……です」
 お酒に酔ったようなえもいえぬ衝動にかられて、全身がもそもそを動いてしまう。
 気がつくと自分の下半身の一部が完全に起き上がっていた。
「わあ……」
 一糸纏わぬ今の状況では、ボクの変化は丸見えだった。
 自分の意思とは無関係な反応に、咄嗟に手で隠すものの、それをみた学園長は顔を赤くした。
「ばっ、バカ者! 何考えてるんだ! くそう。まだ足りなかったか!」
 怒りと恥ずかしさが入り混じった表情で、学園長は再びボクの腕に注射器をつきたてた。
「そんなことしたら、危ないんちゃうん?」
 シズルさんがかけたブレーキは、今の学園長には無意味だった。
 豪勢に三本も打ってくれるのは構わないのだけど、
 自分で解説してた『不能』のことはもう忘れてしまったんだろうか。
 そんなかすかな不安も、時間が経つごとに高鳴る心臓と、強い喉の渇きに打ち消された。
 なんか、変だと思う。
 鎮静剤をあれだけ打って、落ち着くどころかボクの下半身は限界までいきり立っていた。
 視界は霞がかかったようになり、呼吸が荒いのが自分でも分かる。
 裸で床の上に座っているのに、額からは汗が滲んでいた。
「どういうことだ?」
 学園長もさすがにおかしいと気付いたのか、怪訝な目でボクを見ている。
 そこに、ケースをひっくり返してまじまじと眺めていたシズルさんがこちらを向いた。
「ナツキ。それ、どうやら興奮剤みたいどすなぁ」
 ボクと学園長がぽかんと口を開けたのは言うまでもない。
「ちょ、ちょっと待て。確かその棚には――」
 二人は薬のミスについてなにやら論議していたが、
 結局もともとの場所に違うものが入っていたということで、話は落ち着いたようだった。
「鎮静剤はないのか?」
 技術主任のヨウコ先生まで呼んだ結果、『薬は切れているのでこれから作るのにしばらくかかる』
 という、なんとも遠い救いが帰ってきた。
「痺れはまもなく取れるでしょうけど。この状態じゃ上に戻すわけにも行かないわね。
 大体、こういう薬は一本までって決めといたでしょう。打ちすぎで命を落とす事だってあるのよ」
「なんぎやなぁ……ナツキは遊びすぎどす」 
 ヨウコ先生とシズルさんの非難の視線が向けられ、学園長はバツ悪げにうなっていた。
「もうじき彼女たちも探しに来るでしょうね。行方不明にして匿うのは簡単だけど、
 立場が立場だけに、長引くとことが大事になるわよ?」
「う"……」
 頭を抱える学園長の背後で、なんとかボクは立ち上がった。

154キグルイ:2006/03/25(土) 02:06:15 ID:AKSyDhhc
「ちょっと、どこへ行く気なの?」
 傍にあった薄布を纏って立ち上がったボクを、ヨウコ先生が呼び止めた。
「あなたはまだ安静にしてなくちゃいけないわ」
「多少は……落ち着きましたから、上の部屋で休ませてもらえれば……」
 妙な動悸はさっきから収まっていなかったが、これ以上醜態を晒し続けるのもはばかられた。
 アリカちゃんたちにも心配をかけたくなかったし、
 何より学園長に心底落ち込んだ顔をさせておく訳にもいかなかった。
「だいじょうぶです。薬ができるまでなんとか堪えてみせます」
 既に用意されていたらしい服をつかんで出口に向かおうとすると、
 柔らかな感触が背中にそっと触れた。 
 シズルさんが背後から抱き寄せているということに気付いた。
「いい子やね。でもこのまま行かす訳にはいきませんえ。あんたがどうがんばっても、ばれてしまいますさかい」
「でも……」
 振り切る力は沸かなかったのは、痺れのせいだけじゃないと思った。
 ほのかに香る大人の女の人の臭いと、柔らかな体に自分の体が痛いほど反応していた。
「では……どうする気だ?」
 責任を感じている為か、学園長の語気は弱かった。
 ボクの背後から、穏やかな答えが返った。
「うちらでこの子を可愛がってあげれば、薬ができるまでもつんやないの?」
 そそ、と背後からボクの首筋に、シズルさんの細い指が触れた。
 完全に昂ぶっているボクは、それだけで体を硬直させてしまった。
「う"……。しかしそれは……」
 学園長はなんとも煮え切らない表情で、指先をすり合わせた。
「いけずやなぁ……。薬ができるまで隠してたら不審に思われるやろ。ナツキがやらんならうちだけでしてあげますえ」
「ひぁっ!」
 突然耳の中に温かいぬめりが入ってきて、甲高い声を上げてしまった。
 それがシズルさんの舌だと気付く頃には、ボクが申し訳程度に纏っていた衣類は、
 全て床の上に落とされていた。
「や、やめてください……」
「ここはそう思とらへんみたいやけど?」
 前の方まで手を伸ばされると、触れられただけで快感が背筋を駆け抜けた。
 でも、その手はすぐに離れてしまった。
「え……?」
 背中から温度が消えて、思わず首だけで振り返ると、
 シズルさんはこちらに背を向けて棚から何かを取り出していた。
 それが透明な液体の入った小瓶と、棒のついた『黒光りする革の下着のようなもの』だと理解した時、
 ボクの胸でいやな予感が膨らむのを感じた。
「ちょ、ちょっとまさか……!」
 体が反射的に逃げ出そうとしたけど、シズルさんがそれを素早い動きでさえぎり、
 再び部屋のつり革にボクの両腕をはめるのだった。

155キグルイ:2006/03/25(土) 02:06:48 ID:AKSyDhhc
「……じゃあ、私は鎮静剤の精製に取り掛かるから……ショックで心臓麻痺だけはしないようにね」
 ボクが捕獲されたのを見たヨウコ先生は哀れみの表情で自分の仕事に戻った。
 待って下さい! とも言えなかった。だって薬がなければ根本的な解決にならないのだから。
 背後から聞こえる衣擦れの音がすごく怖い。
「心配せんでええよ。ちゃんとほぐしたるさかい」
 冷たい感触が、お尻の間を流れ落ちていった。
 それが小瓶に入っていた液体であることが分かるのはどうでもよかった。
 問題はこの先なのだから。
「おいシズル、いい加減にしないか」
 見かねた学園長が口を出してくれたけど、指の動きは止まらなかった。
「うちはまだお仕置きさせてもらっとらへんからね。落ち着いたらやめてあげますわ」
 落ち着く、とはボクの前の方のことを言ってるんだろうけど、
 後ろから責められて落ち着くとは思えない……というより落ち着くようにされたくなかった。
「そこまで言うならナツキがしとくりやす」
 ローションで濡れた指先が、ボクの後ろの中心部を捉えた。
 くすぐったさと冷たさで声が出てしまうそこを、円を描くように動かし始めた。
「た、助けてください学園長……」
 妙な恐怖と刺激で、涙がうっすらと目じりに溜まってしまう。
 学園長は歯を食いしばるようにしてボクを見ていた。
「ほらほら、具合はどうえ?」
 シズルさんは舌先をボクの耳の裏やうなじに這わせながら、
 徐々に指先を穴の奥に沈めようと力を加えた。
 その度に先端がつぷりと中に入り、快感とも不快感ともいえる感覚が走った。
「はくっ……ふあぁ……」
 焦らさせるような快感に、意識が遠くなる。後ろよりも前が刺激を求めていたけど、
 自分では触れられず、もどかしさが募るばかりだった。
 滲んだ視界の中、ふと目を凝らすと、学園長がすぐ前に立っていた。
「こ、今回だけだからな。君とこんなことをするのは」
「え、それって……」
 意味を把握しようとして呆けたボクの顔に、服をつけたままの胸が押し付けられた。
「か、カン違いするなよ。あくまで責任を取るだけだからな!」
 憎まれ口を叩きながらも、優しく胸を貸してくれる学園長に安らぎを感じていた。
 ――のも僅かだった。シズルさんの指が根元までボクの中に入ってきたのだ。
「くぁ……」
 痛みはなかったけど、異物を挿入される苦しさがボクの顔を歪ませた。
 そのまま中で指を動かされ、ボクは断続的にうめきを上げさせられる。
「だいぶほぐれてきたみたいやね」
 心なしか嬉しそうなシズルさんの声にボクは恐怖した。
 指が引き抜かれ、変わりに別の感触が触れた。ゴムのような棒の感触が。
「シズル、あまり無茶は――」
 学園長が静止しようとした直後、指よりも一回り大きな進入にボクは悲鳴を上げた。

156キグルイ:2006/03/25(土) 02:07:27 ID:AKSyDhhc
 お尻を通じてもたらされる感覚は、不快以外の何物でもなかった。
 ローションで滑りを良くされてるとはいえ、異物を体内にいれられている事実は変わらない。
「く、苦しいです……」
 閉じきらない口から涎が垂れるのも構わずお願いするものの、
 高揚した顔のシズルさんは、止める気が全くないようだった。
「初めは苦しいかもしれんけど、かんにんなぁ」
「し、仕方ない。少し我慢していろ」
 学園長がコンドームを取り出してボクの前にかぶせようとした時、
 不意にシズルさんが前後に動いて、ボクの腰を動かした。
「あっ」
 そのせいでボクのものはゴムをかぶせようとした学園長の手の中に滑り込み、
 ちょうどしごくような形で引き抜かれた。
 既に限界まで猛っていた為、その一度の刺激であっさり放ってしまった。
「はっ、く」
 まずかったのは、コンドームをつける為学園長がかがんでいたことだった。
 当然発射したものは、顔と胸元だけでなく、その黒い艶やかな髪の毛までべったりと汚してしまった。
「ご、ごめんなさい……」
 謝ってもどうにもならないことだとは思いつつも、涙ながらに訴えるしかなかった。
 しばし放心していた学園長は、口元に垂れかかった精液を拭うと、
 やや乱暴に手の中のゴムをかぶせた。
「やってくれたな」
 鋭い目でボクを睨め付けると、ズボンと下着を素早く脱ぎ捨て、
 ボクのものを手で導いてのしかかる様に包んできた。
「くっ」
 一枚の皮を隔てて、ボクのものが暖かな感触に包まれた。
「ふあ……」
 心地よい刺激に、声がこぼれてしまう。それを学園長は少し得意げに微笑んだ。
「どうだ、イキそうか?」
 学園長が呼吸を荒くして尋ねてくる。中はそれほど濡れていたわけではなかったけど、
 今のボクには十分過ぎるほど気持ちよかった。
「二人だけで楽しんだらあかんなぁ」
 突然、背中で静かにしていたシズルさんが、ボクに腰を突きこんできた。
「あくっ……」
 奇妙な刺激を後ろから受け、思わず腰が浮いてしまう。
 でも、時間のせいか薬のせいか、だんだんと苦痛以外の熱さを感じてきた。
「や、やめろ。そんなに動いたら……」
 ボクが腰を突き上げてるのではなく、後ろのシズルさんの動きと連動しているんだけど、
 学園長にそんな弁明などしてる余裕はなかった。
 後ろで送られてくる熱さが、そのまま前で温かく受け止められる度に、腰の根元がじんと甘く痺れた。
 頭が真っ白になって、自分で動いているんだか動かされているんだが区別がつかなくなる。
「学園長……っもうダメです……。でちゃいます!」
 その瞬間、シズルさんが後ろのものを根元まで突き入れた。
 言葉にできない感覚とともに、ボクは学園長の中で二度目の限界を迎えた。

157キグルイ:2006/03/25(土) 02:09:38 ID:AKSyDhhc
 非常に大変な後始末を終えて、うわべだけは多少平静を取り戻したボクは、
 風邪を引いたことにして保健室でアリカちゃんたちに顔を見せた。
 薬ができたのは、体に障るからという理由でみんなに退室させてもらった直後だった。
「やれやれ……。どうにかばれずに済んだな」
 扉が開いて、いつもの調子に戻った学園長が、ベッドに横たわるボクの前に姿を見せた。
「すいませんでした……」
「お互い様だ。私もとんだところでそそっかしいな。学園長は向いてないかな?」
「でも、最後は優しくしてくれましたから」
 そういう意味で言ったんじゃなかったんだけど、学園長は何を勘違いしたんだか、
 顔を真っ赤に染めた。
「ええい、あれは忘れろ! さもないと……」
 眉を立てて押し迫るので、慌ててボクは両手を振った。
「わ、わかりました。それより、薬はどうしたんですか?」」
「ああ、さっきヨウコからもらってきた」
 そういって背中を向けると、一本の注射器を取り出した。
 ボクは無言で腕を差し出す。
「……よし」
 注射器の中身が全部なくなると、ようやくボクはひとごこちついた。
「これで、部屋に戻れますね」
「ああ、だがしばらく安静にしておけ、何かあっては私の立場がない」
 半身を起こしていたボクの体を、学園長の手が優しく押して横にした。
「じゃあ、お言葉に甘えてもう少しだけ……」 
 ボクが微笑んでそう言うと、突然保健室のドアが開かれた。

「ナツキ。興奮剤の注射が一本足りなりらしいんやけど。どこいったか知らへん?」
 シズルさんの言葉に、ボクと学園長は凍りついた。
「ちょっと待て――!!」

 PS.興奮剤の残りはちゃんと見つかりました。


 あとがき:シズルのセリフが死ぬほど面倒。一応調べたが間違ってる可能性は高い、まあいいや。

158名無しさん:2006/03/25(土) 13:13:07 ID:lKphcHx.
それは何だか、新鮮な光景だった。
休日の昼下がり。屋内の舞闘練習場。
二人とも体操服姿。ボクは仰向けに寝ころんでる。
ニナちゃんは、そのボクのお腹の上に、中腰になって片膝をのせている。
確か事の始めは、部屋で話しているときに、アリカちゃんが
「プロレス」がどうとか言っていて、その後、用事があるから部屋を出て行った。
その時にボクがぼそっと「余り好きじゃない」って言ったのをニナちゃんに聞かれていて、
「護身術に関節技を知っているのは意味がある」って言われて、
「少し時間があるから」練習しようってなって。
それぞれの技の入り方、かわし方とか雑学、そんなことを1時間ほど。
そして今。

「マシロ様?聞いていらっしゃいますか?」
「え?うん。聞いてるよ」
ボクのお腹に膝を立て、ニナちゃんが声を掛けてくる。
「では。この体勢だと周りに目を配りつつ、相手を確保することができます」
そう言って少し膝に力を入れて、お腹を押さえ込む。
「こう、腹部を圧迫することで、より効果が現れます。ただ」
気付いたときにはニナちゃんの位置が変わっていて、
「相手が一人だけの場合は、こちらの方が的確ですが」
ボクの胸の上に、馬乗りになっていた。
「この体勢だと、自分の体重を相手に掛けることで、背筋や腕力での回避、
寝返りでの回避なども、防ぐことも出来ます」
「へぇ」
「ですが、それだけに、この位置取りになることはなくて」
そう言いながら少しずつ、後ろに下がって…、ってそれ以上はダメ!
「通常は腹部か…ま、マシロ様!?」
「その、が、我慢したんだよ!?でも、その、腕とか足にニナちゃんの身体が密着して、
 その…ごめんなさい」
そこが大きくなるのは仕方ない、なんて言えないし…。
何も言い出せなくて、時間だけが過ぎていく。
どうしよう…。
「と、とにかく、講義を続けます」
「は、はい。お願いします」
よかった。無かったことにして続けるみたいだ。
…怒ってないかな…。
「この体勢を取った場合、相手も逃れようとするため、姿勢の微調整も必要になります」
そう言って…、ってそんな…そんなところでお尻を前後に動かさないでっ。
「えっと…ニナちゃん?」
「どうかなさいましたか?…なにかお尻の下で」
「いえ、なんでもないです」
ニナちゃんは講義してくれてるんだし。
おちんちんが大きくなるから、そこからどいてなんて言えないよ…。
「空いてる手で、相手を押さえ込むのも有効な手段です」
ニナちゃんが両手をボクの胸の上に置く。
でも、その体勢で、前後に動かされると、とてもいけない気が…。
「マ、マシロ様、…その抵抗するというか、抜け出そうとしてみてください」
さっきまでと違ってニナちゃんの頬に赤みが差して、息も上がってきてる。
ずっと動き続けてるものね、…その、腰が。
ダメだ、どうしてか分からないけど、このままだと、何かまずい気がする。
言われた通り逃げようと思って、腰を跳ね上げ、
「…ひゃん!?」
「ニナちゃん?」
「い、いえ、何でもありませんっ。お気になさらず続けてください」
逃げようとする度にニナちゃんの声が、その…。
そ、そうだ。身体だけで逃げようとするからダメなんだよね。
腕を使って、
「マシロ様!?」
って何でボクはニナちゃんの胸を押さえてるの!?
びっくりするニナちゃん、でもその後の表情がとても可愛い。
あ、でも何か我慢してるみたいな表情に…。
ってダメ。そんなところで身体を小刻みに動かされると

うぅ、パンツの中が…。
「このまま浴場まで行くわけにも参りませんので…。
 ここのシャワー室に着替えが用意してあります」
何か満足そうな顔つきで、さっきとは違い、冷静に話すニナちゃん。
いつもの通り、先を読んで用意が良い。…のはいいんだけど。
それが汗を流すところまでだったのか、それとも…、ここまで成ることを見越してだったのか。
その辺がちょっと気になるなぁ…。

159名無しさん:2006/03/25(土) 13:14:36 ID:lKphcHx.
ドラマCD聞いて、カッとなって書いた。

160名無しさん:2006/03/25(土) 14:00:35 ID:WwXKk6O.
今日も書き込みないだろうなと来てみたら大量書き込みに吹いた
お前らGJ!!!!

161ニナ派:2006/03/26(日) 18:06:39 ID:fG7LILT6
前回の続きです

オトメだって人間です、夜は睡眠を取らなくてはなりません

「マシロ様…」
「マシロ様ぁ〜ん」
「マシロちゃ〜ん」


でも、ボクのベッドで寝なくてもいいと思う
一つのベッドに四人も眠れないよ…

「ねぇ…自分のベッドで寝ようよ」

「マシロちゃんと一緒に寝たいんだもーん」

アリカちゃんは、ボクの首にしがみ付き離れてくれません

「私もです、マシロ様ぁ〜」

エルスちゃんは、腕に大きなおっぱいをくっつけてきます

「ぁん…ま、マシロ様ぁ……」

ニナちゃんは、ボクの手をつかみ…何かしてます


「お、お願い…離れてよ…」

このままじゃ、ボクのエレメントは暴発しちゃいます

「涙目のマシロちゃんも可愛いね〜」
「そうだね、アリカちゃん」
「ぅん…素敵です、マシロさ……まぁ…」

「そんなこと言わないで…」


母さん、ここは生き地獄です




ようやく、三人は寝付いてくれました
ボクを揉みくちゃにして疲れて眠ってしまったようです
ボク自身はエレメントがギンギンにマテリアライズしていて、眠れません
それに、汗がびっしょりで気持ち悪い

「お風呂入ってこようかな……」


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