したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |

型式番号について考えるスレッド

1与謝野折檻:2003/08/23(土) 15:12
スピンオフ企画第一弾
U.C.における機動兵器の型式番号についてはここでお願いします。

2与謝野折檻:2003/08/23(土) 17:19
■RGM-86R「GM III」について
今まで、漠然とRGM-86RはRX-86「サム」をベースにした量産モデルだから例外的にRGM-86になったのでは?と考えていました。しかし、タイラントソードの扱いについては否定的な方もいらっしゃいますし、良い機会ですので、少し暴走しつつ考えてみました。

拠点番号制の「穴」は、「すべての製造施設に拠点番号が振られたわけではない」という点です。アナハイム社も、「マラサイ」を納入した際には拠点番号「10」で登録されていますから、なるほどアナハイム社グラナダ工場製MSは「RMS-10X」で良いでしょう。それではグラナダ工場の永遠のライヴァル、フォンブラウン工場製のMSはどう登録すれば良いのでしょう? 私思いますに、「都合の良い拠点番号がない場合」、拠点番号制導入後も旧来の二桁制を引きずっていたのではないでしょうか?

たとえば、アナハイム社フォンブラウン工場なりが製作したRGM-79Rの近代化改修版がU.C.0086年に採用され、仮にRGM-86と命名されたとしましょう。内戦勃発によって発注がキャンセルされたかもしれませんし、性能も飛びぬけて優れているわけでもありませんから、いずれにせよそれほどのヒット商品にはならなかったでしょう。内戦終結後、その発展型RGM-86Rを計画し、売り込みを図ったらカラバが興味を示してくれたので、地上で不要になる装備を外してRGM-86G(『B-CLUB』70号参照)という名で売却しました…と、こんなシナリオでどうでしょう?
「RGM-○○R」の接尾記号「R」は、良く「Refine」の意味で解釈されていますが、RGM-86Rの場合、初手から「86R」なのがミソだと思うのです。フィルムでの初登場は0088年だけれども、実は0086年には基本機体が完成していて、それに一部ムーバブル・フレーム構造等を導入したのが「86R」という解釈です。
しかし、部分的なムーバブル・フレームの導入という考え方は、ここ数年で一気に情勢が変化し、今のところ0083年まで遡る勢いです。すると、RGM-79Qの腕とRGM-86Rの腕に技術的な進歩はほとんどないわけで、0088年はおろか、0086年の段階においても、RGM-79Qタイプの腕部ユニットより、RX-178タイプの腕部ユニットの方が入手が容易だったとかいう事態もなきにもあらず、という感じもいたします。「RX-178は仮にもTV前半の主役なんだし、凄いMSに違いない!」という思い込みさえ捨てれば、近藤和久氏やカトキハジメ氏の描く「Mk-IIまんま腕」のエゥーゴ、連邦系量産MSなどの存在から考えて、「存外あの腕とかバックパックは規格品の流用とかそれをチューンしたものじゃないのか」という結論も導けようと思うのです。話がやや脱線しましたが、あるいは0086年の時点で、既に「Mk-II経由の設計」と思われていた腕部やバックパックを装備していても問題ないんじゃないか?と思えるのです。RS-82B-R「ジムII改」の解説には「このRタイプは後のガンダムMkII、RX-86サムのテストベースとして使用された。」(『HOBBY JAPAN』1987年9月号参照)という記述もありますが、そうするとMk-IIタイプのバックパックは、それ以前から存在し、しかも、それを装備した機体がRX-178とRX-86の共通の祖形となったということになります。

RGM-79R(RS-82B)「ジムII」→RS-82B-R(RX-79BR)「ジムII改」→RX-178「ガンダムMk-II」/RX-86「サム」→RGM-86R「ジムIII」

こんな感じでしょうか?
RX-178のみが拠点番号「17」を持つグリプス工廠への転出組と考えれば、RX-79/RGM-79、RS-81、RS-82、RX-86/RGM-86あたりは一列に並んで非常に分かりやすいと思うのですが、いかがでしょうか。

3一文字突破:2003/08/23(土) 19:21
RGC−80に関しては、かなり納得です。会計年度については大変為になりました。
RGM−86系に関しては、似たようなことを妄想してましたが、先を越されちゃいました。

>「都合の良い拠点番号がない場合」、拠点番号制導入後も旧来の二桁制を引きずっていたのではないでしょうか?
 なるほど、確かに抜け道ですね。
拠点番号制時の法則を考えると量産機ナンバー【RMS−86(仮)】あたりの型番で、『GMIII計画』(センチネル参照)が86年に採用されていたと考えると良い気がします。
その後、改修型のR型が考案され、新体制発足後の拠点番号制の廃止に伴いRGMナンバーが復活したことで【RGM−86R】に改称されたと言うシナリオでどうでしょう?
当初、エウーゴ向けに売り込まれた【MSA−008 バージム】なんかも、新体制発足後の87年に連邦向けに売り込まれ、【RGM−87】に改称されたと考えると都合が良さげです。
同様に【MSZ−007AR ザーグ】なんかもアナハイムの自社開発で89年には完成、実戦配備されていましたが、連邦に承認されたのが91年で、同時期に承認された【RGZ−91 リ・ガズィ】
と同じカテゴリーとして【RGZ−91AO】で承認されたと考えて補完してみましょう(苦しい...)。
型式番号の再登録の例としては【RX−121−2 ヘイズル2号機】なんかが、ありますので、有りなんじゃないかと。

...あ、でもエウーゴ政権になったのが、87年末なんで【RGM−87 バージム】ってギリギリやねというか間に合わないか?(苦笑)

4一文字突破:2003/08/23(土) 20:07
>「都合の良い拠点番号がない場合」、拠点番号制導入後も旧来の二桁制を引きずっていたのではないでしょうか?

 今、思いつきましたが、『ジェリド出撃命令』登場の謎の機体【MS−87D ナスホルン】も同様な事例として説明できそうな予感。
「一年戦争時、一部地域での局地戦に投入されたジオンの幻のモビルスーツ」が87年に登録されたのでしょうか?
でも、これも87年1月の出来事でギリギリなのが困りもの。10月1日〜9月30日の年度更新システムならオッケイですが。

5GRA:2003/08/24(日) 03:15
>与謝野折檻さん
>「存外あの腕とかバックパックは規格品の流用とかそれをチューンしたものじゃないのか」という結論も導けようと思うのです。

 以前、ジムスナイパーⅡとネモのバックパックの類似性について話題が上がったのを覚えています。たしか、あの時も「パーツはすでに一般的な部品として流通している可能性もある」といった主旨の事を言われてましたよね。私もこれには賛成です。私は拠点番号制時の尋常でない開発量と速度に激しく違和感を覚えているのですが、規格品のパーツが存在するのであれば、その組みかえによって「新機種」を作り出す事も可能ではないかと思います。そうなれば、4年間で百種類(番号だけで考えれば)のMSを開発する事も不可能ではないでしょうし、実際問題として開発拠点が多岐に渡れば、規格の統一は絶対条件でしょう。フロントミッションかアーマードコアかという感じですが。

>「都合の良い拠点番号がない場合」、拠点番号制導入後も旧来の二桁制を引きずっていたのではないでしょうか?

 番号を与えられてない開発基地はあり得ると思いますが、これについては、私は疑問に思います。何故なら番号を決定する所は役所だからです。原則から逸脱しそうな事例が出た場合、役人はどういう対処をするでしょうか。多少おかしくても、なんとか原則の中に納めようとする筈です。私はこの場合、既に廃止した筈の二桁を使うよりも、300なり400なりの番号を与え、なんとか3桁という原則を維持させるのではないかと思いますし、その方が簡単なのではないでしょうか。
 それと、もう一つは「ザ」の法則に書かれているMRXやORXに関する部分で「開発拠点としては比較的小規模で、いわゆる「拠点番号」を割り当てられなかった(現に拠点番号は10〜19まで全てが埋まっている)研究施設が自主開発した機体を区別するためにとった処置と考えるのが、妥当なのではないだろうか?」というのを支持しているので、適切な番号がない場合にはこのような処置をするのではないかと思うのです。

 それと、マラサイはあくまで特殊ケースだと思うのです。フォンブラウン工場の話は拠点番号の無い開発基地としての例えなのはわかっていますが、あえて書きます。
 連邦のそれもティターンズなどは、GP計画の抹消後、アナハイムにMSを開発させ、あまつさえそれを採用するつもりなぞ無かったのではないでしょうか。だからこそ、アナハイムはティターンズの管理下には置かれず、エゥーゴがMSを開発する事が出来たのではないでしょうか。そしてマラサイが「裏取引」により譲渡されたのも、表の取引が存在しないから裏でしか出来なかったのだと思うのです。だからあの場合の「108」は「グラナダ基地で開発した事にする」為の偽装ではなかったかと思います。

 とはいえ、86である理由はこれが一番説得力があるのは確かですし、いくら「300をつければいいじゃないか」と言ったところで、現実には86がついてるわけですから空論にすぎないですね。何事も理屈どおりには行かない(いや与謝野折檻さんの説が理屈としておかしいという事ではないですよ)ですし、二桁つけようと思った役人がいてもおかしくはないですからね。「R」話も納得です。

 ところで、パーツの話と拠点番号を振られなかったという話からするに、178と86の関係は、一般に言われている178の量産型としての86ではなく、ただ共通の祖先を持つというだけの別種(例えるなら人間とチンパンジーのような)という事でよろしいでしょうか。

6ギギ:2003/08/24(日) 04:24
■会計年度
これは参考になります。
私は全てとは言いませんが「数字=通し番号」と解釈していました。
(「いました」ってのが、既にグラグラしてるのを表してる。(笑)
折檻さんの会計年度のレスを読むまでは、RGC-80がやはりネックだと考えていましたし。
でも、RX-81(RX-81LA/STではなく)なんかは、どうなんですかね。
計画のみとは言え、一年戦争時にはあった計画ですよね?

■RGM-86
「ヌーベルGMIII」もRGM-86Rなんでしょうか?
唯一絶対の資料と言っていい「センチネル」やGジェネ関連の資料でもそうなので、まぁそうなんだろうと言われればそれまでですが、どうにも釈然としないんですよね。
これがRGM-86とかRGM-86Nとかだったら、GMIIからの改修機であるGMIIIはRGM-79Rに因んでか、やはりGMIIからの「Refine」って考えちゃいますが。

■「数字=通し番号」
考えてみると、拠点番号制ってのも爆発的に活発になったMS開発に年度番号制が対応不能になったと考えられなくもないですね。
通し番号であれば、特に問題ないわけですし。

私の従来の考えだと、RGC-83(試作機は恐らくRX-83)以降、MS開発が活発化し、拠点番号制に移行するわけですが、再び通し番号制に戻るRGM-86までの「84」「85」に関しても存在したであろうと考えていました。
そして、これは恐らく連邦が正式採用を見込んで開発したRMS-106「ハイザック」とRMS-154「バーザム」あたりに与えられていたのではなかろうかと。
拠点番号制の機種は、生産拠点が異なれば別ナンバーが与えられていた「可能性」がありますし(RMS-116Hなどから類推)、主力機に関しては拠点番号は産地を示すだけで、これらの機種に「実は通し番号の型式番号もあった」のではなかろうかと激しく妄想していたわけです。

■GRAさん
>ボールはどうしようか悩んだんですよね。
>ガンタンクが後に「RMV」という型式になった
私としてはMSの範疇で考えていたと思うんですよ。
ガンタンクの場合、RMVに移行後「1」から順次通しナンバーを与えていると考えられますが、ボールにはこれが当てはまらないのも一因です。
(参考:RMV系はRMV-1「ガンタンクII」RMV-3「ガンタンクIII」RMV-05「ガンタンクホバー」がある)

これのRX-76→RB-79という事例は年度番号制であれば、説明しやすいですかね。
正式採用は79年になったので、数字も変更されたと。通し番号制だとすると、やはり「被り」が問題か。(他に被ってるものはないのだろうか?思いつかないが)

年度番号制の場合、同じ年度に複数の計画があった場合どうなるんですかね?(そのための拠点番号制か?ならなんで廃止したんだろ?)
前述のRMVシリーズやコアファイターバリエーション(FFシリーズ)なんかは通し番号くさいですし、これらを勘案すると通し番号制か?とか。
どちらも捨てがたいってのが心情ですなぁ。
(まぁ、それ故長いこと話題になる事柄なんでしょうがねぇ。)

非常に支離滅裂で申し訳ない。

7一文字突破:2003/08/24(日) 07:15
>これのRX-76→RB-79という事例は年度番号制であれば、説明しやすいですかね。
正式採用は79年になったので、数字も変更されたと。通し番号制だとすると、やはり「被り」が問題か。(他に被ってるものはないのだろうか?思いつかないが)

ちなみに対地攻撃用の「コア・ブースター」が【F−79】でしたね。(「灼熱の追撃」参照)
コア・ブースター系は年度制と通し番号制のダブルナンバーだった可能性も?

8GRA:2003/08/26(火) 21:47
■ 年式か通番か
 という議論はやっぱり止めませんか。ここに来られる方々は、「絶対この考えが正しい」というような事は無いですが、実際の処どんなに議論しても結論は出ないと思うんですよ。結局のところ、通番なら「75」の根拠は不明だし、年式は合理的な説明のつかないケースがあるわけで。
 ちなみに、私が最初に番号の話しを持ち出したのは、RXとR○○は番号が同じなら同じ種類のMSですよねという事がいいたかっただけです。

>ギギさん
>「ヌーベルGMIII」もRGM-86Rなんでしょうか?
 同意です。釈然としません。純粋に再設計されている機体と、179改修機とでどうして同じ番号なのか。それも性能が数段違うのに。パワードジムのように実験機としてなら、番号を設定しなかったというのもわかりますが、UC的感覚からいけば新番号なり末尾記号を変更する対象なのではないかと。

>通し番号であれば、特に問題ないわけですし。
 議論は止めましょうと書いておいてなんですが、センチネル(センチネル信者ではないですよ)によれば「愛称の略号が煩雑化した為」とあるので、通し番号でもジムのようなたくさんの末尾記号には困ってたのではないかと…。

>私としてはMSの範疇で考えていたと思うんですよ。
 ボールがMSなのかどうかという事も結論はなかなか厳しいと思うのですが、現に79と被っているわけで、それならば準MSとして取り扱われてたと考えれば、通番派だとしても肯定できるし、年式派を否定する事にもならないと思うのですがいかがでしょうか。無論、そんな兵器の種類は無いと言われればそれまでですけど。

9一文字突破:2003/08/26(火) 23:17
GRA様
>年式か通番か、実際の処どんなに議論しても結論は出ないと思うんですよ
 激しく同意です(苦笑)

>私が最初に番号の話しを持ち出したのは、RXとR○○は番号が同じなら同じ種類のMSですよねという事がいいたかっただけです。
 ということで、話を元に戻します。

MG GM解説書より引用
「(RXシリーズがロールアウトした)ほぼ同時期に、いわゆる「ガンダムを経由しない」MSも開発されていた。これらの機体はガンダムのための基礎設計をもとに、基本的にはMSそのものを検証するためにワン・オフを前提として試作されたもので、便宜上RX−79系というカテゴリ−が与えられていた。」

ということで、RX−79(G)及びRGM−79は同じく「RX−79」計画を出所としていると言う点で大別すると同じMSであるという考えは賛成です。
RX−79計画の産物故に【79】の番号を持つのでしょう。
しかし、拠点番号制廃止後には、
【90】RX−90(YRX−90A含む)、RGM−90(88X改&重装型)
【91】RGZ−91(91AO含む)、RGM−91S(89改)
と性質の違うMSが共に同じ番号を振られているため、「番号が同じなら同じ種類のMS」という説は少し弱くなるのではないでしょうか?

10GRA:2003/08/27(水) 01:54
>一文字突破さん
>と性質の違うMSが共に同じ番号を振られているため、「番号が同じなら同じ種類のMS」という説は少し弱くなるのではないでしょうか?

 言葉が足りませんでした。拠点番号導入前限定という事です。(ネタ出しスレの時には開発基地番号導入以前という書き方をしてました。)
 例えば、発表されていませんが、RMS−101つまりグラナダ開発のものがハイザック前の105まで開発されている筈ですが、RX−104,105という様に被っていますし、似たような事例はこれ以降も出てきます。被る事にそれほど神経質にはなってないのでは。
 またもやセンチネルからの引用になってしまいますが、拠点番号廃止後は「法則にのっとるあまり複雑化したものを多少法則から外れようとも浸透度を優先させる」とあります。RX−104や105は浸透度(RXと年式?)優先に従ったのでしょう。つまりこれ以降は法則からはずれても構わないわけで、これ以降はあまり法則は気にしない方がよいのではと思っています。
 それとここで気になる記述が。「浸透度〜」の次に「故にあくまで特例であった{RGM}ナンバーが、UC0089年に至ってまで使われる事になった」とあります。この特例はジムIIがRMSでない事を指してるのかもしれませんが、拡大解釈すればRGMナンバーだけは特例として拠点番号以前の法則が使われていたという様にもとれないでしょうか?
 こんな事ばかり書いてるといくら否定しても「センチネル信者」と言われそう(笑。

11与謝野折檻:2003/08/30(土) 19:50
遅レス気味ですが

■MS-87D
リーア35「ドラケンE」はリーア軍が採用している小型MSですが、0080劇中の核弾頭積み込みシーン等からジオン軍も使用していたことが確認できます。そこで思うのですが、ジオン内におけるこの機体の型式はどのようなものだったのでしょうか?
そのまんまRH-35E(アームの形が違いますし、サブタイプがEかどうかは不明ですが)でも別に困りはしませんが、ひょっとするとMS-35Eとかそんなような名前で登録したんじゃないでしょうか。なんとなく私はそう思ってきたのですが、そう考えると、MS-87Dなんていう機体も、「もとはどこかの企業がベンチャーで開発した機体をいろいろあって採用した…」とか、「月面諸都市のうちのひとつがジオンのMSを参考に開発した機体を強引に接収した」とか、そんな風にも考えることができて便利なんですよね。某ドイツ軍がハインケルHe100とかMe209を装備したフリしたり、フランスやロシア、しまいにゃイタリアからかっぱらった兵器を自国用に改修して使用したりした事例などともオーヴァーラップして自分なんかには納得しやすい考え方です。

■桁調整について
連邦軍というのは桁調整について熱心なのかルーズなのか微妙な組織で、たとえば「ガンタンクII」系列の機体はRMV-1「ガンタンクII」、RMV-3「ガンタンクIII」ときて、いきなりRMV-05「ガンタンク・ホバー」だったり、有名なORX-005「ギャプラン」が時と場合によってORX-05だったり、プロトタイプ「リックディアス」はRX-98なのかRX-098なのか、というのも含めて色々と難しいところです。時期的には拠点番号制導入に前後する数年間に混乱が集中する傾向にあり、3桁制導入が直接の原因と考えるのが一番すっきりする考え方なのでしょうが、単なる誤植と峻別するのが難しく、これが事態をより複雑にしている傾向があります。

■お役所
実際の軍隊でも、敢えて桁を調整するところとそうでないところが両方存在します。
カナダ国防軍などは桁調整に熱心なところで、
F-104→CF-104(もともと三桁なので頭に「Canada」の「C」を追加しただけ)
F/A-18→CF-188(三桁にするため「18」の後にもう一回「8」を追加)
CH-46→CH-146(三桁にするため「46」の前に「1」を追加)
P-3C→CP-140(三桁になればそれでいいじゃん)
といったように「リナンバー万歳」な姿勢をあからさまにしています。その一方で、「頭に1を付けた三桁にする」という意気込み以外は割りとナゾで、「別にCF-188でなくてもCF-118でどこが悪い」「CP-140でなくてもCP-103じゃダメなんか!?」というハッキリしないところもお茶目な感じです。

翻ってリナンバーしない国で一番身近なのが某国の自衛隊で、F-4、F-15のように導入元の名称をそのまま採用しているものもあれば、F-1、F-2のような国産機には独自に番号を与えています。この両者で整合が図られているかというとそうでもなく、このまま国産機を作り続けていったら、そのうち「F-4支援戦闘機」なんて紛らわしい機体が出来てしまうんじゃないかと他人事ながら心配したりもします。もっとも、そのとき旧F-4が就役している可能性はゼロですから、「別にカブっても問題ない」と考えるか、「F-4はマズいので欠番にしてF-5とかにしよう」と考えるのか、そのあたりは自分の生きている間に確認できれば面白いでしょうね。で、桁というか数字が前後するのは問題ないみたいで、こういう国のお役所は、そんなに深刻に考えてないみたいですよ。

12与謝野折檻:2003/08/30(土) 19:52
■アナハイムとRGM-79R
『ジ・アニメ フィルムコミックス 機動戦士Zガンダム1』近代映画社/1985
「RGM-79R GM-II 連邦軍のMS、GMの改良型。大量生産が可能でグリプスとアナハイムで製造される。」
この記述からは、RGM-79Rの生産の一部をアナハイムが請け負っていたことが窺えます。確かに「星の屑」後のアナハイムの処遇について、受け手側があれこれと推測することは可能でしょうが、今のところ「RGM-79Rの一部=アナハイム製」というこの説に対し、否定するに足る明確で具体的な根拠はないと思われます。

■グラナダ工廠
グラナダ基地が拠点番号「10」で、開発したMSは自動的に「RMS-10X」となる…我々はふだん何の疑問も抱かずそう考えがちです。一方、私はグラナダ基地の存在自体は否定しませんが、そのあり方についてはもっと複雑なものであったろうと考えています。
そもそも、ジオン軍のグラナダ基地を接収したものが、連邦軍グラナダ基地であろうというのが普通の考え方でしょう。これに対し、ジオニック社のグラナダ工場を引き継いだのがアナハイム・グラナダ工場ということになります。本来、この両者…基地と生産施設は有機的に結合されたものであって、立地的にはどうかわかりませんが、それぞれの役割において無意味に重複していたりはしないと思うんですね。工場に基地機能があったり、逆に基地にMS開発機能があったりということはないと思うんです。

同じグラナダにはツィマッド社も製造工場を持っていて、MS-09、MS-09Rなどを生産していたことが知られています(MGキット「MS-09」「MS-09R」解説参照)から、生産設備はジオニック社のものだけではなかったことがわかりますし、これらジオニック系以外の開発、生産施設を連邦軍が接収した可能性も否定しません。だいいち、ジオニックの製造ライン自体が複数存在した可能性も大いにあります。ケイブンシャの『機動戦士Zガンダム大百科』には「グラナダの第8モビルスーツ工場」という単語が登場しますし、最低限8つは製造ラインがあったことが窺えます。ここから導ける結論としては、拠点番号「10」を持つ施設というのは、軍の開発工廠ただひとつだけではなく、こうした数多い製造施設を包括した概念だった、ということではないでしょうか。

さて、それではその中にあって、RMS-106の量産を請け負うのにもっとも適したラインはどこでしょうか? 普通に考えて、それはかつてMS-06系MSを量産していたジオニック社の工場施設だと思われます。そして、その工場は当時アナハイムのものとなっているのです。そういえば、「A.O.Z.」における「ハイザックはアナハイム・エレクトロニクス(以下、AE社)が世に送り出した量産型MSである。」という記述もまだ記憶に新しいところです。こうした数々の状況証拠から、私はRMS-106の「開発」はともかく、「製造」に関してはアナハイム社グラナダ工場がその一部なり全部なりを請け負っていたのではないか、と考えています。後のサナリィがF90S、F70を開発しながらも、その量産はアナハイムが請け負い、結局はF71が順次配備されていったという事例も想起されますし、そうしてアナハイムがRMS-106の生産に関与していたからこそ、その発展型である「マラサイ」を自社独自?で開発することができたのではないでしょうか。私は、このような理由から「RMS-108」という機体の扱いのみが特例的なのではなく、そもそも拠点番号制それ自体に、もともとそういう性格(基地と工場は直接関係ない)があったんじゃないかと考えています。「ハイザック」が普通にRMS-106なのと全く同様に「マラサイ」はRMS-108である…と。

13与謝野折檻:2003/08/30(土) 19:52
■RX-81
当初の計画によるRX-81は、結局採用されていませんし、そもそも「製造に着手」すらされていません。ここらへんに抜け穴があるんじゃないでしょうか。飽くまで「将来構想」というか「夢」を数字に託しただけで、現実感の漂う数字ではない…とか。たとえば米海軍の艦艇は艦体番号(ハルナンバー)が通し番号で与えられるのが原則ですが、なんらかの要因が混ざった場合、その大原則すら捨てて、いきなりSSN-21「シーウルフ」とか名乗ってしまうこともあるわけです。本来の順序でいけばSSN-774となる道理ですが、「21世紀型攻撃原潜」というこっぱずかしいネーミングセンスによりSSN-772「グリーンヴィル」、SSN-773「シャイアン」の次にSSN-21「シーウルフ」を建造。あまつさえ同型艦ではこの特例番号を踏襲し、SSN-22「コネチカット」、SSN-23「ジミー・カター」ときて、冷戦終結により以降の建艦計画がキャンセルされると、その次のクラスでは何食わぬ顔でSSN-774「ヴァージニア」とか言ってるんです。SSN-21ぐらいなら「21世紀を担う超高性能攻撃型原潜」という意味で計画名としては気持ちもわからなくはないのですが、SSN-22とかSSN-23とかもう意味不明ですよね。
話がだいぶ脱線しましたが、たとえばRX-80っていう計画が既に一度俎板上に上っていたのでそれとの混同を避ける意味で先走ってRX-81にした(先の長い計画なんでどうせ採用もそのころだろう)…とか、そんなマヌケな事態だってあり得ると思うんですよね。あまりにマヌケなのであまり積極的に主張はしませんが、そういう説だってたとえばMGキットの解説書とかに書かれてしまえば一気に普及してしまうわけで、無理が通れば道理は引っ込むということで自分をごまかすのも一つの手かな、と。
「採用順」説でも「廃案→枠再利用」とか「偽装」とかで番号カブリを強引に料理できるように、「年号」説においてもそのズレはどうにかなってしまうわけで、そこら辺が結論の出ない所以でしょう。

14GRA:2003/09/06(土) 02:30
>与謝野折檻さん
>お役所

 私が言いたかったのは、「2桁を使う事がおかしい」という事ではなく、「3桁」という「方針」が出てるならそれに従うのではという事です。
 与謝野折檻さんが例に挙げられたカナダでいえば、「3桁」という方針が出ているようで、その結果として担当の役人が「188」という番号を付けたわけですよね。それは「2桁と3桁とどっちが正しい」とか「リナンバーをすべきか」という次元の思考の結果ではなく、「方針に従った結果」にすぎないのではないでしょうか。その方が組織人としても簡単だし、上司に睨まれる危険もないから当然でしょう。連邦の役人さんだって同じ様に、この当時に「3桁」という方針があるのだからそれに従うでしょうし、従う事がそんなに難しい事でもないのではという事です。
 某国自衛隊の様にリナンバーをしないというのも有るでしょうし、なんらかの統一をするというのも有るでしょうし、究極的には「適当につける」というのも有りでしょう。ですが、それらはどんな形であれ組織としての「方針」であり、個々の役人さんは大体それに従いますよね。
 連邦の方針が「3桁と限定してない」というのであれば、与謝野折檻さんの説に異論を唱える気は全くありません。

15GRA:2003/09/06(土) 02:32
>引き続き
>「RGM-79Rの一部=アナハイム製」というこの説に対し、否定するに足る明確で具体的な根拠はないと思われます。

 もちろん否定はしません。というか、エゥーゴ仕様もあるでしょうから、アナハイムでも生産してたでしょうね。
 私としては、詳しくは後述しますが、この時期のアナハイムは生産はしてても、連邦MSの開発はしてないと思ってます。というのは、ジェガンについての記述で、「連邦量産MSとして初めてアナハイムで全面的に製作・生産」といった主旨の記述が時々見られるわけで、という事はアナハイムはそれまでは開発か生産のどちらかしか請け負ってない事になります。しかし生産はしている様ですから、開発はしてない事になるのではないかと。

>拠点番号「10」を持つ施設というのは、軍の開発工廠ただひとつだけではなく、こうした数多い製造施設を包括した概念だった、ということではないでしょうか。

 私はこの拠点番号を「商品企画第○課」という程度に捉えていて、実際に製作した工場なんかとは切り離して考えおり、どこで組み立てたかという事よりは企画者を重視してます。
 ハイザックを例にとれば、グラナダにある「開発第10課(仮称)」が企画、実際の各パーツの開発は外注する事もあったでしょうし、もしかしたら100パーセント外注をしていたかもしれませんが、名目上の開発者は「開発第10課」というわけです。後は記述する人の考え方によって建前を重視するか実態を重視するかの問題で、【「A.O.Z.」における「ハイザックはアナハイム・エレクトロニクス(以下、AE社)が世に送り出した量産型MSである。」】という記述は実態を重視した書き方という事になります。ちなみに私の言う「この時期のアナハイムは連邦MSを開発してない」は建前上の話です。現実にはパーツの開発など殆ど請け負ってたとは思います。その他154なんかは、ニューギニアで開発した事になってますが、実際の製作・生産は宇宙でしてたんではないでしょうか。
 それから、私のいう「108が特殊」というのは、本来「開発第10課」がタッチしてないアナハイム自主開発MSを「開発第10課」による開発というように偽装?したのではないかと。これは巷に流布する裏取引説を信じての事です。

16与謝野折檻:2003/09/09(火) 19:32
■GRAさん
当時の連邦軍のMS型式登録規則の条文が明らかでない以上、事務処理の基準も明らかではありませんよね。ですから「絶対こうだ」と断言することは誰にもできないと思うんです。ですが、そこで思考停止せず、それを踏まえたうえでなお、「GMIIIはどうしてRGM-86Rなのか?」という疑問を考えるとき、「私ならこう考えますよ」という一例として「旧登録制度の特例適用」を提案したわけです(別な方法で解決できるならそれはそれで結構なことだと思います)。

思いますに、多くのガンダムファンはここ20年がとこ、「当時の型式番号は拠点番号制に対応した3桁」が常識化してしまっており、逆にどんな例外もその常識の範疇で考えようとしすぎているような気がします。実際にお役所が定めている規則などを見ますと、第○条第1項で何某かを規定した場合、すぐその後の第2項あたりに「ただし〜」として例外の取り扱い準則を例示するのが常です。業界用語でいう「第○条ただし書き」ですね。実際、日常的に規則を扱っている役人の方が「特例」に対する備えをしている分、一般人よりも例外に困ることはない…といいますか、一般の認識と違って、本物のお役人は「例外をコントロール」しているのです。

これは実は大事なことで、ちょこちょこ発生する「例外」をそれぞれの担当者が勝手に処理していたら、そのうちワケ分からなくなるのはガンダム業界の混乱ぶりを見るまでもなく明らかですよね。「拠点番号制」なんてその最たるもので、「10、11、12、13…19」までを厳密に定義してしまって、「業者提案の機体を購入した場合(漫画業界でいう持込原稿)の型式番号は?」「敵から鹵獲したMSの型式番号は?」「旧式機のマイナーチェンジは?」「一時的に傘下に入った他組織のMSは?」「それらの型式がカブっていた場合は?」といった場合の「スジの通った」対処方法が示されていません。

>既に廃止した筈の二桁を使うよりも、300なり400なりの番号を与え、なんとか
>3桁という原則を維持させる
という提案ですが、同拠点の機体は11機目から100の位が変化する特殊なナンバリング法則(珍しくスジの通った取り扱い準則)を採用しているため、200機、300機と開発するまでもなく、20機種、30機種のMSを生産することで簡単に300、400番台へ突入してしまいます。RX-272は拠点番号17における12機種目の機体であることから「272」なわけですが、もし22機種目ならばRX-372です。

ちょっと話が逸れましたが、私は昨今のガンダム・ファンの方が、現実の役人よりはるかに「官僚体質」に染まっているのじゃないかと思えてなりません。役所や役人はその道のプロですから、キチンと例外や特例のことまで考えて規則を作り、適用していきますが、我々ファンは「原則」を過剰に信奉するあまり、例外に対する対応方法をあまりに考えてこなさ過ぎたんじゃないでしょうか? 我々のようなファン・サイドがMSの型式番号を語るとき、現用米軍等の採用しているMDS命名法を絶対視するあまり、それに適応しない命名は「おかしい!」「あり得ない!」等と否定したり、見なかったことにしたり、というような場面をよく見ます。自分の中に一つのバック・ボーンしかないと、ついついその本質が十分に理解できなかったり、その基準に当てはまらないものを否定してしまったりしがちですが、こういった不寛容は、現実に存在する「例外」を学ぶことによって、徐々に矯正されていくものだと信じます。カナダ国防軍の話も、シーウルフ級の話も、狙いとするところは「例外の勉強」であって、型式番号の具体的な法則を提案しているワケではないのです。

そんなこんなで、私は「拠点番号制をもとにした3桁表記が基本(ただし例外については旧来の型式表記併用も認める)というルールが存在した」派です。

17与謝野折檻:2003/09/09(火) 19:32
> 私としては、詳しくは後述しますが、この時期のアナハイムは生産はしてても、連邦
>MSの開発はしてないと思ってます。というのは、ジェガンについての記述で、「連邦量
>産MSとして初めてアナハイムで全面的に製作・生産」といった主旨の記述が時々見ら
>れるわけで、という事はアナハイムはそれまでは開発か生産のどちらかしか請け負って
>ない事になります。しかし生産はしている様ですから、開発はしてない事になるのでは
>ないかと。
一般論と特殊な状況を一概に比べることは、出来なくはないですが、あまり意味をなさないと思います。「ガンダムMk-IIは初めてムーバブルフレームを採用したMS」「ハイザックは初めて全周視界リニアシートを採用したMS」といったフレーズも同様で、この場合も、概論としては適当な表現だと思いますが、あらゆる瑣事を勘案してすべての例外を否定するには、さすがに「大雑把」に過ぎる記述ではないでしょうか?
RGM-86Rも、初めて確認された機体はカラバの所属であり、連邦軍仕様の機体が正式に確認されるのはカラバが連邦に吸収されて以降のCCA時代のこととなります。この場合、屁理屈を捏ねれば「連邦軍の量産MSとして」開発されたわけではないが、カラバ向けに提案された機体が連邦軍に制式採用された…とも考えることは可能でしょう。(そもそも「ネロ」はどうなんだ?とか…)

…と、ここまで書いてきてふと思ったのですが、同じ「GMII」が「RMS-179」と「RGM-79R」で使い分けられている理由のひとつに、「生産施設の違い」というのがありますが、それよりも、「陣営で区別している」という認識の方がより現実にマッチしているのではないでしょうか? たとえば、連邦・ティターンズが使用している「GMII」は本当に全てグリプスで製造されたのでしょうか? また、グリプス製の「GMII」を持ってA.E.U.G.に参加した部隊やパイロットはいなかったのでしょうか? そう考えると、ティターンズのRGM-79RとかA.E.U.G.のRMS-179というのも現実には存在し得るはずなんですよね。戦時中のフィンランド陸軍の主力戦車はヴィッカース6tなのかソ連製T-26なのか、修理、ニコイチ、改修を経る度にだんだんワケわかんなくなっていったとか、セバスキーP-35をJ9、レジアーネRe-2000をJ20として両方正式採用しちゃったスウェーデンはスゲェなあとか、米軍仕様のAV-8Bが「ハリアーII」でスペイン軍仕様のEAV-8Bが「マタドールII」なのはわかるがタイ軍仕様のAV-8Sが「マタドール」と呼ばれるのはイイいのか?といったヨタ話は置いておくとして、たとえ製造されたのはグリプスでも、A.E.U.G.は「GMII」をRGM-79Rとして取り扱っていたから、製造工場の違いくらいしかないRMS-179も、A.E.U.G.が使用した時点でRGM-79Rだったんじゃないか、という考え方です。

とすると、「RGM-」って付いているから「連邦軍制式」と思ってしまいがちなウラをかいて、実はA.E.U.G.(カラバ)側の呼び名が「RGM-86R」で、連邦軍は内乱終結後に後追いで採用しただけ…なんてこともあるいはあり得るんじゃないかと。「RGM-」の「R」は本来「連邦軍」の装備機に与えられる略号だったのにも関わらず、A.E.U.G.が調達した「GMII」にも「MSA-」ではなく「RGM-」がそのまま用いられてしまったのと同じように、「ネモ」「ネロ」みたいな完全新設計・新造機でなかったことから、「例外ナンバー」である「RGM-」を踏襲してしまったとか考えてみたんですがどうでしょうかダメでしょうか。

ちなみに「RGM-」ナンバーが「特例」というのは、機体の愛称に関係なく「連邦軍量産MS」という意味で一人歩きを始めちゃったこと…を指すのだと思います。本来ならRGM-89「ジェガン(JEGAN)」じゃなくてRJG-89とかそんな型式になるはずなのにそうはならない、という。

> 私はこの拠点番号を「商品企画第○課」という程度に捉えていて、実際に製作した工
>場なんかとは切り離して考えおり、どこで組み立てたかという事よりは企画者を重視し
>てます。
「キリマンジャロでガンダムMk-IIIが開発された」「アナハイムのフジタ技師長がガンダムMk-IIIを設計した」こういった従来の考え方では肯定できなかった齟齬が上手く説明できるのならば(登録工場と開発者の不整合に抜け道さえあれば)、その事情がどうであったのかについては、受け手側が意地を張り合うことでもないですし、それでいいんじゃないでしょうか。別に矛盾するわけでもないですし、私もそう思います。「そんなことはおかしい!」とか「こっちが正しくてあっちが間違い!」とか頭から湯気出して語っちゃう人に「こう考えたら別に矛盾しないでしょ?」と例を示してあげられるのであれば、詳細は別に問うところではないと思います。

18GRA:2003/09/17(水) 08:50
>与謝野折檻さん
 例外はあると思いますし、それはそれでいいのです。与謝野折檻さんの書かれてる事は分かりますし、全くそのとおりだと思います。ただ、例外扱いされる殆どのケースは、大体なんらかの理由がありますよね。例えば過去の経緯によるものだったり、法律の枠に当てはめる事が適切でないと判断されたり、何かしらの理由があります。
 そして、皆さんは、「これは例外」として思考を停止しているわけではなくて、それを「例外として認める為の理屈」を考えていると思います。で、今回の場合、与謝野折檻さんが書き込まれた例外扱いの理由である「都合の良い拠点番号が無い場合」に対して、私はそれを「例外の理由としては弱いのでは。例外にする程の事ではないのでは」と反論したわけで、例外が存在してはおかしいとかそういう話では無いのです。

>同拠点の機体は11機目から100の位が変化する特殊なナンバリング法則(珍しくスジの通った取り扱い準則)を採用しているため、200機、300機と開発するまでもなく、20機種、30機種のMSを生産することで簡単に300、400番台へ突入してしまいます。RX-272は拠点番号17における12機種目の機体であることから「272」なわけですが、もし22機種目ならばRX-372です。

 これこそ例外があってもいいのではと思うんですけど駄目ですか(笑)。別に300・400が別件で使用されていれば21機目は500を使えばいいわけで、それがわかりずらいのなら、900でも構いませんし、それ程問題があるとは思えません。というか、これも与謝野折檻さんの例外である理由に対する反論(という程のもんでもないですが)に過ぎず、拠点番号が無くたって3桁で対応出来るのではと言いたいだけです。

>とすると、「RGM-」って付いているから「連邦軍制式」と思ってしまいがちなウラをかいて、実はA.E.U.G.(カラバ)側の呼び名が「RGM-86R」で、連邦軍は内乱終結後に後追いで採用しただけ…なんてこともあるいはあり得るんじゃないかと。

 大変失礼な言いようですが、こちらの説の方がすっきりします。というか、わかりやすくて簡潔で説得力があります。連邦軍の型式ではなく、当初はエゥーゴもしくはカラバの型式だったという事ですね。79Rから86Rという流れもすんなりきます。反地球連邦といいながらも実際は反ティターンズ的な体質のエゥーゴにとって、これらの型式も旧連邦の本道を受け継いでるという無言の主張の一つに思えてくるというのは考えすぎでしょうか。

 関係ない話ですが、「役所や役人はその道のプロですから、キチンと例外や特例のことまで考えて規則を作り、適用していきますが」はどうでしょうか。例外や特例については現場が一番わかっているわけですが、実際には官僚が頭の中で考えてるから、例外の事など殆ど考えずに規則を作り(考えてたらキリが無いという一面も確かにあります)、特殊事案については「ケースバイケース」と言っては個別判断をした挙げ句、白黒の考え方がケースによって大きく差がつき、グレーゾーンが発生するというのが役所だと思います。
 その個別判断も、法律がどうとでもとれるので、担当者が直感で白黒を判断し後から理屈をつけるのが殆どです。白でも黒でもどっちの理屈も通るんですよねこれが。
 こんな事を書いてると役所に恨みを持つ一般人と思われるかもしれませんが、私は底辺の事務職公務員なのです。

19与謝野折檻:2003/09/27(土) 20:45
しばらく間が空きましたね。
で、私の見解ですが、なんらかの規則なり法則なりがあって、それが「現場の実務を助ける実用的なもの」なのか、「頭でっかちの杓子定規で融通の利かないもの」なのかを判断するバロメーターは「例外を許容できる柔軟なシステムになっているかどうか」だと思います。これを踏まえたうえで、あえて役人の観点から言わせていただければ、拠点番号制の最大の欠点は、「その他」という概念がないことだと思います。
10…グラナダ
11…ルナツー
12…コンペイトウ
13…ア・バオア・クー
14…ペズン
15…ニューギニア
16…キリマンジャロ
17…グリプス
18…ジャブロー
19…ジャブロー
このように、10〜19までをすべて割り振ってしまったら、想定外の事態に「まったく」とはいいませんが、スマートに対応することができません。「400」でも「500」でも、単に「他と区別する」という意味では有効でしょうが、「分かりやすい」かどうかという点では、決して上手い解決法ではないと思います。旧日本海軍の潜水艦、特に伊号の艦名と建造順と新旧の改名対応について、理路整然とスラスラ述べられる人を私は知りませんが、それは命名法があのとおり煩雑だったから…というのが最大の理由だと思います。

どうせ「18」と「19」をダブらせるなら、「18」を「ジャブロー」にして「19」を「その他」としておけば、規則としては妥当だったと思いますが、さすがに「過ぎたこと」に文句を言っても始まりませんし、そもそも製作スタッフが最初に考えついたときには「14」とかは「不明」だったわけで、その後のフォロワーが勝手に「隙間」を埋めていってしまったという側面も考慮する必要があるでしょう。

20与謝野折檻:2003/09/27(土) 20:47
さて、「例外をどう取り扱うのか」という役人的視点でこのシステムを見た場合、運用側(現場)のアイデアとしては、やがて正規の登録ナンバーに追い越される「RX-401」とか「RMS-501」より、絶対に追い越されない「RX-001」とか「RMS-002」の方が気が利いていると思います(番組制作スタッフとしてはエゥーゴ陣営のMSと混乱しそうで問題アリですが)。また、規則を作る側の視点からすれば、「18」と「19」のうち、「18」は本当にジャブロー開発機に与えるナンバーとして利用し、「19」はどうにもならない例外を救うための「例外用予備拠点番号」として確保しておくのが上策だと思います。当時の連邦もそう判断し、最終的な事務処理をするのが本部のあるジャブローだったから、たまたま「19…ジャブロー」とされるだけで、本当は「19…それ以外の機体に関してはジャブロー本部が統括する」だったとしたら嬉しいんですけどね。

ちなみに、GRAさんは「単なるたとえ」として挙げられたようですが、私も400番台、500番台というような命名法は特に否定しません。先に挙げた日本海軍の潜水艦でも、500番台は伊号、呂号ともに元外国艦に割り振られる番号として利用されていましたし、200番台は水中高速型、300番台は輸送型、400番台は特殊用途型といった感じになります。特に伊号の場合、「伊21」→「伊121」といったように艦番号に「100」の桁を追加して旧式潜水艦をどかし、新型潜水艦のために都合の良い番号を空け、クリアーになったスペースに巡潜型や甲、乙、丙型のような新型潜水艦を順次登録していったというような前例もあります。この場合、巡潜、甲・乙・丙型は伊1〜、在来艦(機雷潜、海大型)は伊100〜、潜高大は伊200〜(潜高小は波200〜)、潜補・丁型は伊300〜(実際にはなぜか351〜)、潜特型は伊400〜、外国艦は伊500〜となり、「任務別に100の位を追加してなんとなく三桁制へ移行したように見え」ても、別に三桁で表さないといけないと決まったわけでもなんでもなく、普通に「伊1」とか「伊15」とかを建造しています。二回も(これは伊1や伊15が戦没したため、空いた番号を再利用したことによります)。

私が抱く「連邦MS拠点番号制」のイメージは、法則は違いますがこれに良く似ていて、旧式MS(とその改良型)の二桁表記(連邦製もジオン製も都合の良いことにすべて二桁だった)をそのままにして、新型MSの番号は「同時多発的に多系統が開発される状況に鑑み、拠点(地域)別に別個にカウントできるような特殊命名基準を導入して、これで管理する」という三桁制を導入したのではないか、というものです。この「前提部分」の解釈が人それぞれで違うために、話がかみ合わなかったりするんだろうとは思いますが、このあたりはその人が生きてきた人生というかバックボーンの部分と切っても切れない関係にあり、他人のそれと上手くシンクロする方が珍しいとも言えます。そのあたりの情報を出し合い、交換しながら、上手いアイデアを模索するのがここの正しい利用法なんじゃないか、とも思ったりします。

21与謝野折檻:2003/09/27(土) 20:48

役人的な発想でさらに続けますと、皆さんは拠点番号制時代に「旧来の登録制度を廃止して、まったく新たに拠点番号制を導入した」と思われますか? 私は、後にRX-93とかRGM-89とか、それまでの制度と同じ(と思われる)二桁番号が再び現れることから考えて、「基本法」としてはずっと生き残っていたんじゃないかと考えます。拠点番号制は言ってみれば「特例法」であって、「○○な場合、開発拠点番号に通し番号を組み合わせた三桁で登録する」という「ただし書き」を「追加しただけ」なんじゃないか、ということです。法律でも条例でも規則でも、それそのものをまるっきり別物に挿げ替えてしまうことは大変なことです。これに対して、旧来の法則がやや現状にそぐわなくなってきても、それを騙し騙し使うのが人間の知恵と申しますか、下っ端役人の知恵ではないでしょうか。

試しに一度アタマを空っぽにしていただいて「拠点番号制の導入」という言葉を味わってみてください。これが「三桁制への移行」ならばまだしも、私の感性では、少なくとも前者の場合、旧来の登録制度を基本としたうえで、現状に合わせて新たな取り扱い基準を追加したようなイメージが浮かびます。この問題に限らず、しっかりした基本システムが存在する場合、なにか問題が起きても、その時々に応じて頭を使った特例措置でなんとかなるものです。

やや強引かもしれませんが、私は「基本法則が与えることのできる番号は、それをどう扱おうが裁量のうち」と解釈しております。U.C.0087年時点では異例の三桁数字も、将来的には従来システムの中で扱うことになる数字であり、それはRX-104とかRX-105とかを見ても明らかなところです。RX-93とかRGM-89を扱ったのと同じ制度(書類上とか、コンピュータとかのインフラ整備とかにおいて)の中でRX-104やRX-105が扱えているのですから、RX-78やRGM-79を扱ったと同じ制度の中でRMS-106やRX-178が扱えないワケはない、と思うんです。「わざわざ二桁をやめて三桁にしたのだから、例外として二桁を用いるのは変だ」ではなく、「たまたま現在は二桁で進行しているが将来的には三桁を扱うことも考慮されたシステムの中で、来るべきMS開発ビッグバンに向けて101〜999についての約900個の空き番号を効率よく系統立てて割り振っていき、長期的には適当な時期に新たな登録制度に移行するとか、初期に消費されてしまった番号を再利用するとか、いっそフォーマットしてしまうとか、なんらかの抜本的制度改革をすればいい」と考えるのは、そんなに変でしょうか。

22与謝野折檻:2003/09/27(土) 20:49
たとえとして旧ドイツ空軍の例なども思い出してみましょう。最初のうちは本当に開発順だったのですが、途中からだんだん怪しくなっていって、Bf109(Me109)の発展型はMe209、Me309、Me609とか、ドルニエDo17の発展型はDo217、Do317、Do417とか、もう語呂合わせに必死です。桁の消費もいきなり猛スピードになり、300番台はともかく、400番台など、実際にはほとんど使われていないのに語呂合わせのためだけに虫食い状態です。連邦軍の拠点番号制が本当に確固としたものであれば、
MS-06の発展型……RMS-106
MS-17の生産型……RMS-117
RX-78の後継機…RX-178
RGM-79の改修機…RGM-179
というような都合の良い語呂合わせが完成するはずもなく、そこから考えて旧ドイツ空軍省のように、ある程度は裁量の範囲内で処理できたと考える方が妥当でしょう。“ガルバルディβ”は本当にルナツーで生産されたのか(部品や生産設備はグラナダかペズンにあっただろうに…)とか、それに関連する問題はありますが、グリプス工廠で同時にいくつかの設計が提出され、それがR○○-171〜R○○-179に相当するのならば、どうせなら“ガンダムMk-II”にはRX-178が相応しいし、“GMII”にはRGM-179が相応しい…と誰しも思うだろうと思うのです。役所の文書受付でも、同じ日に同じ便で届いた文書の受付順は、担当者の裁量で決めているのが普通でしょうし、それで何の問題もないわけで、わかり易くディフォルメしてますけど、「とりあえず開発申請書だけは9通出しておいて、あとでR○○-171〜R○○-177は取り下げすればいいや。あ、すいませんけど、このガンダムMk-IIっての178で登録してください。あ、それとGMIIですけど、できたら179でお願いします…」みたいなやり取りもあったんじゃないかと…。担当官も心得たもので、「あーなるほどね。しかしベタベタですなぁ。」と返したかどうかはわかりませんが。

また、「虫食い後の後追い発行」が可能であれば、「だいぶ前にRX-98まで行って、そこから三桁のRMS-099に飛んじゃったじゃないですか。一時期RX-93とかRX-94とかRX-95とかあったけど、その後の登録がRX-104、RX-105だから、RX-99〜RX-103って空き番号ですよね。かなり前、うーんU.C.0099くらいかなぁ、そのころ開発着手して二転三転した機体の設計案がようやくまとまったんだけど、RX-99で登録してくんない?」とか、色々と活用範囲は広そうです。

だいぶ古い話になりましたが、
>>「都合の良い拠点番号がない場合」、拠点番号制導入後も旧来の二桁制を引きずってい
>>たのではないでしょうか?
> 番号を与えられてない開発基地はあり得ると思いますが、これについては、私は疑問
>に思います。何故なら番号を決定する所は役所だからです。原則から逸脱しそうな事例
>が出た場合、役人はどういう対処をするでしょうか。多少おかしくても、なんとか原則
>の中に納めようとする筈です。私はこの場合、既に廃止した筈の二桁を使うよりも、
>300なり400なりの番号を与え、なんとか3桁という原則を維持させるのではない
>かと思いますし、その方が簡単なのではないでしょうか。
というGRAさんの指摘に対して、今回少なくとも「私の想定しているのはこんな状況ですよ」というのは説明できたんじゃないかと思います。

要点をまとめますと
1.拠点番号制導入…郵便番号7桁制のような2桁制→3桁制への完全移行ではないのではないか。
2.拠点番号制オンリー体制…仮にそうだったとして、非常に「例外」に弱く、いずれにせよ「特例」を設ける必要はあっただろう。
3.特例番号の付与法則…「都合の良い拠点番号がない場合」(に限らないが、なんらかの不都合があった場合)、従来の法則に則って二桁の番号を付与される場合もあったのではないか。もちろん、例外の処理についてはRMS-50○とかRMS-19○(※)のようにいくつか方法は考えられるが、拠点番号制の方を特例と考えるか、旧来の二桁存続を特例と考えるかで、見解は180度変わる。
といった感じでしょうか。

※もちろんRMS-192Mという機体が存在するのは承知のうえでの暴論です。

23一文字突破:2003/10/08(水) 21:11
超遅レスです。今まで世知辛かったもんで...

>ひょっとするとMS-35Eとかそんなような名前で登録したんじゃないでしょうか。なんとなく私はそう思ってきたのですが、そう考えると、MS-87Dなんていう機体も、「もとはどこかの企業がベンチャーで開発した機体をいろいろあって採用した…」とか、「月面諸都市のうちのひとつがジオンのMSを参考に開発した機体を強引に接収した」とか、そんな風にも考えることができて便利なんですよね。

そちらの方が説得力がありそうです。
近年ではザクの生産について「ライセンス生産を受諾していただいたツイマッド、MIPなどの競合他社と共に、次期生産から月産50機を目指し...」という記述(『ディベロッパーズ』11話参照)もあり、ツイマッド、MIP以外の企業でもライセンス生産の恩恵でMSの自社開発をしていても不思議ではないですよね。

>カナダ国防軍などは桁調整に熱心なところで、
F/A-18→CF-188(三桁にするため「18」の後にもう一回「8」を追加)

これなんか、NRXナンバーを彷彿させてくれて参考になりますね。
NRX−044なんかも、元はNRX−04(仮)で後に044となったと妄想するのも面白いですね。

>「RGM-79R GM-II 連邦軍のMS、GMの改良型。大量生産が可能でグリプスとアナハイムで製造される。」

アナハイムは1年戦争時GMの生産を委託された(オフィシャルズ参照)とのことなんで、そのラインを利用してR型への近代改修をしていたと考えるとすんなり納得できそうです。

>RMS-106の量産を請け負うのにもっとも適したラインはどこでしょうか? 普通に考えて、それはかつてMS-06系MSを量産していたジオニック社の工場施設だと思われます。そして、その工場は当時アナハイムのものとなっているのです。

「何故、旧ジオンの名機の「ザク」を連邦軍の量産型にしたのかは謎だが、一説には旧ジオンの兵器工場をそのまま流用したと言われている。」(ファミリーソフト デザートオペレーション追加シナリオ「UC.0087 BEAT OF Z」付属小冊子参照)という記述があります。参考までに。

>154なんかは、ニューギニアで開発した事になってますが、実際の製作・生産は宇宙でしてたんではないでしょうか。

同意。その中の一部のバリエーションがルナツー製のの【RMS−115】とか、ペズン配備の【RMS−154R バーザム改】(確かGFFではこう表記されてましたよね?箱捨てちゃったよ...)なんでしょうかね。

>私のいう「108が特殊」というのは、本来「開発第10課」がタッチしてないアナハイム自主開発MSを「開発第10課」による開発というように偽装?したのではないかと。これは巷に流布する裏取引説を信じての事です。

これはこれで、ものすごく説得力がある考え方ですよね。ついでにハイザック〜マラサイ経過タイプ(Bクラブ2号参照)もRMS−107で登録したんでしょうな。まあ、今後グラナダ【10】ナンバーの他の機体の資料が発掘されることもあるかもしれませんので、その時にまた考えてみたいネタです。

>軍の拠点番号制が本当に確固としたものであれば、
MS-06の発展型……RMS-106
MS-17の生産型……RMS-117
RX-78の後継機…RX-178
RGM-79の改修機…RGM-179
というような都合の良い語呂合わせが完成するはずもなく、そこから考えて旧ドイツ空軍省のように、ある程度は裁量の範囲内で処理できたと考える方が妥当でしょう。

『EB2.MS大図鑑 グリプス戦争編』には「例外は大戦中の機体の改造機で、ナンバーを踏襲している。(MS−17B→RMS−177[117の誤植と思われます])と言う記述がありましたね。
ガルバルディは例外確定として、ハイザック、MK2、GM2などもそう考えた方が私も納得です。GM2は改造機だし、ハイザック、MK2は新規設計機ではありますが、どちらかというと従来の枯れた技術の産物かと思いますので、改造機の範疇に含めるのは乱暴でしょうかね?

24一文字突破:2003/10/16(木) 19:00
>ペズン配備の【RMS−154R バーザム改】(確かGFFではこう表記されてましたよね?箱捨てちゃったよ...)
<訂正>
GFFのバーザム、某ホビー誌の箱写真で確認したら【RMS−154 バーザム改】でした。お騒がせしました。
う〜む、何処で【R】を刷り込まれたのやら...どこかのオリジナルサイトかな?

25与謝野折檻:2003/11/03(月) 00:01
■桁調整
>>カナダ国防軍などは桁調整に熱心なところで、
>>F/A-18→CF-188(三桁にするため「18」の後にもう一回「8」を追加)
>これなんか、NRXナンバーを彷彿させてくれて参考になりますね。
>NRX−044なんかも、元はNRX−04(仮)で後に044となったと妄想するの
>も面白いですね。

あえて分類してみると以下のようになりますか。
「先頭0追加」組とその系譜
ORX-003“ドミンゴ”
ORX-005“ギャプラン”(ORX-05とする表記あり)
ORX-012“ガンダムMk-IV”
ORX-013“ガンダムMk-V”
MRX-002ニュータイプ専用プロトタイプガンダム
MRX-007プロトタイプ“サイコガンダム”(MRX-07とする表記あり)
MRX-008“サイコガンダム”試作8号機
MRX-009“サイコガンダム”
MRX-010“サイコガンダムMk-II”
MRX-011量産型“サイコガンダム”

「末尾繰り返し」組とその系譜
NRX-044“アッシマー”(NRX-004表記?誤植?あり)
NRX-055“バウンドドック”(NRX-005表記?誤植?あり)
LRX-066“テラ・スオーノ”
LRX-077“シスクード”
LRX-088“デスパーダ”

 二桁時代の名残がORX-05とかMRX-07に現れていると考えると、もし「桁調整」が行われたとすれば、これらの開発開始以降に行われたということになるんでしょうね。また、NRX系も一度はNRX-004、NRX-005へと改称されたが、すぐNRX-044、NRX-055へと変更された…と考えると、すべてが肯定できそうな感じです。

26GRA:2003/11/15(土) 02:48
与謝野折檻さんお久しぶりです。丁寧なレスを頂いていたのに、返事が出来なくてすいませんでした。今週になってようやく読ませて頂きました。

 早速ですが、読ませていただいての感想をいくつか。
 まず、わかりやすさという点についてですが、これはあんまり気にしていなかったのではないでしょうか。だって今でもわかりずらいですから(笑。
 例えば、一文字突破さんの書かれてた例外扱いである昔の機体の改修機。私も正直どっちか断定できないんですよね。この時点でわかりずらいです(笑)。
 また、コードを振り分けるんなら、1○なんてしないで頭から番号を振り分けた方がわかりやすいし、便利だと思いませんか。例えばマーク2なら178ではなくて708、ハンブラビなら309とか。1○を使い切ったら2○にするよりも余程スマートだと思うんです。足りなければ四桁でもいいですけど。日本の車の登録番号のような感じです。(例外には対応しずらいですが、それは今と同じです。)でも現実は違うのが、わかり易さはどうでもいいというスタンスを表してるのではないかと。
 でも、そうやって開き直って考えると、どんな例外がこようが適当な番号を付けときゃいいわけだから、わかりずらいという点以外は完璧なシステムです(笑)。故に二桁を使う必要も無いといったところでしょうか。
 これが私の考え方なのですが、与謝野折檻さんも書かれているように、そもそもの部分で考え方が違っているからそこから先の部分で意見が違ってきますよね。

 裁量の話なんですが、これは色々な人がいるわけで、与謝野折檻さんはそういう仕事の仕方をするかもしれませんし、私も自分が担当官ならそうするかもしれませんが、中にはとーっても真面目な(融通がきかないとも言う)方が役人には多いですから、あまり何が妥当かというのは一概には言えないのではないでしょうか。
 それと、裁量という解釈は原則から外れたケースの多くに当て嵌める事ができそうなのでちょっとヤバめな感じがするんです。生意気な事を言ってすいません。人間のやる事ですから法則どおりはいかないとは思うんですけど、なんかしらおかしいのが出てきたときに「そりゃ担当官の裁量で適当に決めたんだろうよ」となったら身も蓋もないと思うんです。極端な事言えば、「ああ、それは担当官が間違えたんだろうね」とかと同じ感じがするのです。

 とはいえ、現実に86という機体があるわけだから、おかしいとか言っててもしょうがないんですけどね。与謝野折檻さんのような建設的な考えが出てこないで、批判するだけになってしまてるので自己嫌悪。

27GRA:2003/11/15(土) 02:51
× しまてる
○ しまってる

更に自己嫌悪。

28おもだか:2003/11/18(火) 02:32
始めまして、以前からROMっていてここの熱心さには頭が下がる重いです。
級ドイツ軍などではメーカーごとに開発ナンバーを指定してましたね。
Meは001から、Heは010からとか。なんかでしゃばってすみません。

29与謝野折檻:2004/04/04(日) 14:38
型式番号がテーマなので、こちらに移動しました。

■一文字突破さん
>【A/FMSZ−007II】の『A/F』って何なんでしょうね?

■Westさん
>F/Aなら米軍の戦闘攻撃機(ホーネットやラプター)なんですが…

考え所としては、そんな感じでしょうね。『ジオンの再興』の巻頭解説にも、「爆装」という言葉が何度も登場していますし…。
ただ、その型式番号なんですが、「A/FMSZ-007II」が、F/AでなくてA/Fというのがもうひとつ解せません。攻撃MSを戦闘MS化したのか、戦闘MSを攻撃MS化したのか、つまるところそのあたりのニュアンスです。

量産型Zの変形モデルMSZ-007IIが本来戦闘MS(対MS用MSという程度の意味)であり、それを攻撃MS(対艦・対地)化したものが件の機体だというのなら、別に「MSZ-007IIA」で問題ないように思うのですが、現実にはそうなっていないわけで、何かそれらしい理由がほしいところです

30与謝野折檻:2004/04/04(日) 14:40
少し脱線しますが、F/AつながりでF/A-18を例にしますと、実質的には同じF/A-18戦闘・攻撃機でも、カナダ国防軍の場合はCF-188とかスペイン空軍ではEF-18Aとか、それぞれ独自の番号を与えています。知らない人でもその法則は大体想像がつくと思いますが、まんまカナダの「C」、エスパーニャの「E」です。これを見て思い出すのが、連邦軍の戦闘機に特徴的なFF-X7とかFF-S3とかFF-4とかの「FF」番号です。

私が考える「FF」の解釈は2つで、一つが「フェデラル・ファイター(連邦軍戦闘機)」の略というもの、もうひとつが「BB(戦艦)」「CC(巡洋艦)」「DD(駆逐艦)」のように、同じ意味の記号を重ねて敢えて二文字にしている…というものです。

それぞれに一長一短があって、「FEDERAL FIGHTER」説の場合、「FEDERAL ATTACKER」とか「FEDERAL CARRIER」のように他の機種でもそうなるべきなんですが、FT-08WRタングラム練習機は良いものの、バドライトAF-01「マングース」攻撃機(『灼熱の追撃』より)とか、ミディアC-88輸送機(「ポケットの中の戦争」他)とか、他の機種は全然そうなっていないという問題があります。

一方、任務別分類記号の桁調整説の場合、FF-○○とか二文字の接頭記号はうまく説明できるのですが、C-88、C-130「フライングコンテナー」(『ジェリド出撃命令』より)などの一文字系が当てはまらなくなってしまいます。CC-88とかCC-130なら良いのですが…。

航空機の型式番号を考えるとき、サンプル数の点で一番めぐまれているのがワイバーン系列でしょう。ワイバーンの「FF」「FF/A」、タングラムの「FT」、クインビーの「FE」など、ワイバーン系はわりとうまくまとまるような気がします。気になるのは、FF/A-08WR戦闘攻撃機ですね。他との整合を考えればFA-08WRとかF/A-08WRとなるべきところを、敢えてFF/A-08WRとしているのには何か理由があるのでしょうか?

31初めまして:2004/06/17(木) 02:48
えー、ちょっと所用でシグマの検索で引っかかってきましたのでのぞいていましたら、気になったことがありましたので書き込みさせていただきます。
ミューなんですが、PC9801時代にファミリーソフトから出ていたシミュレーションガンダムゲームシリーズに出てきました。
ファミリーソフトはHJの外注編集部としても機能していたので、版権が扱いやすかったんでしょうね。半年に1本ぐらい出てた様な。
ていうか、このシリーズかなりマニアックにMSがわんさか出てまして、小林シリーズがごまんと居たり、ゴブリンとかw
その中でミューが出ていましたね。出てきた理由はニューのテストベッド、サイコミュシステムのないニューとしての稼働実験機という位置づけでした。まさしくガンダムのリメイク機とでもいう機体。
RX−90というのも、その頃からアムロ設計の機体をテストしていたことになります。よく考えたら3年もかけてたんだ・・・。
ゲームは地上戦だったんですが、汎用として明記されてましたね。
あのゲームのデータは、かなり今となっては重要視してもいいのではと思う今日この頃です。探して出てくるかなぁ。

32与謝野折檻:2004/06/20(日) 02:47
どうも初めまして。
おそらく「Σ問答」が検索にヒットしたのだと思いますが、あれはまだ20世紀のころの掲示板のやり取りでして、その後の調査で色々なことがわかってきました。ご指摘のファミリーソフト系機体群もそうですし、それ以外にも色々と発見がありました。

問題の「μガンダム」を含め、「見た目はほとんどνガンダム」業界もたいへんに調査が進んだジャンルでして、サイコ・フレームを装備しない状態の試作機としては、ご指摘のRX-90の他にRX-92と呼ばれる機体が存在します。

RX-92のガンダム形態は依然として明らかではありませんが、その地上用重装形態がRX-92LAS「Gコマンダー」ということになります。ちなみに「LAS」とは「Land Armor System」の略で、宇宙用の「Heavy Weapon System」と対を成す概念です。その片鱗は大型の左腕に装備した同型の大型シールドに顕著に現れていますね。

RX-92LASとそのベースとなったRX-92Bについては、雑誌『B-CLUB』33号、34号に詳しい解説が掲載されていますので、もし興味がおありでしたら古書店等でお求めになってはいかがでしょうか。

ついでの話ですが、『ジオンの再興』に登場する試作νガンダム、通称「PX-00531」は、型式番号ではなく「生産工場における製造番号」とされていますが、これこそ素状態のRX-92(RX-92B)ではないでしょうか?

33与謝野折檻:2004/06/20(日) 03:25

年号的なことですが、YRA-90A「μガンダム」が登場する「ADVANCED OPERATION」も、PX-00531が登場する『ジオンの再興』も、RX-92LAS(MF-92S)「Gコマンダー」が登場する『新MS戦記』も、皆U.C.0092年の話ですよね。型式番号に「90」が付くからといって90年に完成したわけではないでしょうし、まして制式化されたわけでもないでしょう。計画スタート時からアムロが関わっていた必要もなくて、最悪の場合、彼が設計に関わってくるのはU.C.0092年でもいいんじゃないかと…。

せっかく型式番号のスレッドなので、この際に異説についても触れておきます。
「μガンダムに」はRX-90(センチネル系)とYRA-90A(ADVANCED OPERATION)の二つの説があるようです。「Gコマンダー」についても同様で、RX-92LAS(B-CLUB)とMF-92S(「新MS戦記」単行本)の二通りがあるようです。MF-92Sについては「異世界におけるパンツァー・ヴァッフェン名ではないか…」というツッコミもあるかもしれませんが、『新MS戦記』の単行本にはなぜかそう表記されています。『近藤和久画集クロスオーバー・ノートブック3 UNLIMITED』にパンツァー・ヴァッフェンMF-92Sが登場しますが、PMX/PMS系や一部の機体はMS名と同じものが使われており、そのへんははっきりしません。

34一文字突破:2004/06/20(日) 08:16
>YRA-90A「μガンダム」
異説ついでに
ゲーム本編では【YRX−90A】と表記されてます。
どちらが正しいかは微妙なので【YRX−90A/YRA−90A μ(ミュー)ガンダム】として扱うがベターかと。

35通りすがり:2004/08/10(火) 10:20
横からすみません。
型式とは関係無いがカウンタ、もうすぐ777777ですね。

36ガトーザク:2004/09/04(土) 02:53
既に解決してる問題でしたらすみません。
絵日記を拝見させていただいたんですが、ガトーのザクの型番について
2000年のカレンダーのCGに載っている機体に関しては、MS-06Fです。
9月、10月のページに載っているんですが、解説文等はありません。
数十機のザクが整列して待機(?)しているシーンの前から二番目に写っていて、
その額部左側(向かって右側)に白い文字で『MS-06F』と記されています。
そのシーンの時期についての記載は無いのですが、同整列シーンに一緒に
写っているシャア専用機に角が付いていないことから推察できるかと思います。

37ギギ:2004/09/20(月) 03:17
■MS-07C2(仮)
型式番号ネタなのでこっちにレス。
B2って確か両腕マシンガン仕様だったと思ったのだが、出典が解らない。
モヤモヤする。

ところで、この「ヒートロッド&マシンガン装備のC型」というのが存在するとして、型式番号の落とし所ってのを考えるに突破さんのC2ってのは妥当だと思います。
となると、MS-07の「ヒートロッド&マシンガン装備」の機種はB1及びC2、「両腕マシンガン装備」の機種はB2(これが曖昧なのだが)及びC1ということになり、枝番は前後するもののB系とC系に似たような仕様の機種が被ることになります。
これ、やはりC系のMS-07は全てツィマッド製なんじゃないかと。
マシンガンの口径等の細かい仕様は違うかも知れませんが、大まかな仕様としてはこの「ヒートロッド&マシンガン装備」と「両腕マシンガン装備」というのはMS-07のスタンダードな仕様で、両社で生産していたのかなぁ、とか。
その後、ツィマッド社では独自色を打ち出しC3を生産、自社技術の検証用にC4、C5を試作って感じで。

でも、『これ(引用者註:Cシリーズ)は固定武装のバリエーションを多くし、状況に応じた機種をその戦場におくるという運用であった。』(講談社ポケット百科MSV2より)なんてのを読むと、どうなんだって気にも。(笑)

38一文字突破:2004/09/20(月) 06:48
>B2型

両手マシンガングフはB2型も存在しているとの説があります。
HJ98年10月号参照。
両手75㎜がB2型、両手85㎜がC1型といったところですか。
B2型は「主に中央アジアの鉱山地帯に配備された」そうなので、TVシリーズで確認できる両手マシンガングフはB2型である可能性が高いでしょう。

>C系はツイマッド製
あ、なるほど、そう考えると口径の違いがあるとはいえ、同じ様な仕様で型番が違うことに説得力がありますね。
B3型はジオニック純正品(MGグフカス参照)なのも後押しする感じです。

39ヤマ:2004/09/21(火) 01:15
ミに書き込むのは凄く緊張しますが、思い切ってお邪魔させていただきます。
だって、グフの話で盛り上がってるんだもん(笑)

> C2型
C2型について、どこかで読んだような〜 と思っていたのを見つけましたので、
報告します。アミーゴさんのとこの MS天国内、地上MSのとこに C2型について
のテキストがありました。(私自身、資料持ちではないので、出典が何なのかは
分かりかねるんですが)

それによると C2型は頭部の通信機器を強化した機体だということです。
画稿が無いので あくまで私のイメージなんですが、それぞれの形状は…

C1型:両手が重装型風(マガジンは無いでしょうが)
C2型:頭部が重装型風(重装型では機関砲でしたが)
C3型:C1型+C2型(あくまで形の雰囲気ですが)

お邪魔しました m(_ _)m

40ギギ:2004/09/22(水) 22:15
■突破さん
>HJ98年10月号参照
ありゃ?割と最近ですねぇ。

>C系はツイマッド製
いつからかそう考えているのですが、私の頭の中から生まれた説かどうかは判りません。(笑)
誰かの意見だった可能性大です。

■ヤマさん
>MS天国のC2
確証はないですが、amigoさんオリジナルではないでしょうか?

41<削除>:<削除>
<削除>

42津゛多:2004/11/15(月) 00:37
EMS-10(ヅダ)の取り扱いは?

43一文字突破@修羅場明け:2004/12/14(火) 22:34
>【EMS−10 ヅダ】
噂では【EMS−04 ヅダ】の再設計機らしいですが、
先日話題の出た【MS−10L グフ】が関連していたりしないかとか個人的に大妄想中。
【MS−10L グフ】ってきっとトミノメモのグフ・タイプ(宇宙用)なんですよ(笑)。

44一文字突破:2005/01/10(月) 20:08
型式番号ネタなので質問スレッドから移動しました。

>シグマ以降の豪快なナンバリングがいい味出してますでしょ?

【θ ZZ MSZ-011】
は、Sガンダムの引っ張られ誤記としても、
【λ ラムダ MSA-111】
【μ ミュー MSA-1111】
は、豪快というかなんというか、桁だけ決まっていて番号未定のところに仮に【1】を入力しておいて、そのまま載せてしまった感じがするのは私の気のせいでしょうか?(苦笑)

桁は別冊ではラムダが4桁(Sガンダム系チーム)に修正されてますね。
ミューは連邦ナンバー【RX-90】に変更になってますが、もしかしたらMG本誌のようにアナハイムナンバーが存在しているかもしれませんね。今となっては謎ですが。

ところで、【MSZ-011】は誤記かというと、一概にそうでもなくて、一部の文献のSガンダムの型番だったりするそうです。
『MJ162/158』参照。ネタ提供:九羅星さん
今気が付きましたが、実はセンチネル別冊の型番のページにも言及されていたりします。
【MSA-0011】は仮ナンバーで、【MSZ-011】が正式採用(予定)ナンバーらしいです。

45一文字突破:2005/03/19(土) 17:24:00
少し前にグフの話題がありましたが、ようやくEMIAのグフを購入。
このグフ、オマケパーツで「両腕5連装フィンガーバルカンタイプ」と「両腕マニュピュレータータイプ」が再現できるのですが、
付属データシートに恐るべき記述が!

「なお、両腕とも5連装マシンガンに換装したC型も存在するがその中にも汎用性を高めるために左腕を換装し、ザクマシンガンやジャイアント・バズを装備した機体がオデッサ戦線やジャブロー攻略戦などで見かけられた。」

”その中にも汎用性を高めるために左腕を換装し”
という一節は恐らく
”ノーマルのB型グフの左腕の5連装フィンガーバルカンを換装し、両腕をマニュピュレータータイプにして”
と解釈すると思われます(多分)。

え!?...ということは映像に登場した「両腕5連装フィンガーバルカンタイプ」と「両腕マニュピュレータータイプ」はC型系っスか!?(商品箱註:監修サンライズ)
先日話題に出したカードダスの”ザクマシンガンやジャイアント・バズを装備したC型グフ”が肯定されてしまいました(笑)。

「両腕5連装フィンガーバルカンタイプ」はC1型ほぼ確定として、
「両腕マニュピュレータータイプ」は...やっぱC2型???

46まめ:2005/07/07(木) 23:42:52
うろ覚えですけど、B型グフの左腕ってもともとバルカン/マニピュレータの換装が可能だったような。
あと、C1型のフィンガーバルカンってマニピュレータとしても使用可能な汎用タイプでしたよね。

ちなみに小説版ジオフロにも両手マニピュレータ版B型グフが挿絵で登場しています。
まぁ挿絵だから見て見ぬふり可ですけど^^;

47菅原 楓:2005/07/07(木) 23:44:38
うろ覚えですけど、B型グフの左腕ってもともとバルカン/マニピュレータの換装可能だったような。
あと、C1型のフィンガーバルカンってマニピュレータとしても使用可能な汎用タイプでしたよね。

そういえば小説版ジオフロにも、両手マニピュレータのB型グフが挿絵で出てました。

48菅原 楓:2005/07/07(木) 23:46:21
ぬぁ。
なんてこった、二重投稿しちまうなんて(しかも片方名前違う)。
消せませんかね? 56の方。

49菅原 楓:2005/07/07(木) 23:49:28
あぁぁぁぁ・・・orz
46だったし(爆)
スンマセン。なんか完全にスレ汚しだな自分。

50一文字突破:2005/08/30(火) 19:57:16
そういえば、『ガンダムA』05年8月号『ガンダムレガシー・12話』にて、
【RGM−79F 装甲強化型ジム】となってましたね。

ジオニックフロントの装甲強化型GMは【RGM−79(GRS)】だったような...

51一文字突破:2005/09/03(土) 22:39:33
>B型グフの左腕ってもともとバルカン/マニピュレータの換装可能

思えば、オーストラリアで確認されたグフ(参照『コロニーの落ちた地で』)も両手マニュピュレータータイプな上に、ヒートロッドもB3型タイプだったわけで、このあたりは現地改修とか色々な理由で見た目から形式を完全に判断するのは難しいところですね。
まあ、06Cと06Fの外観が大差なく区別が付きにくいのと似たようなもんか...

52菅原 楓:2005/09/04(日) 11:40:14
07も06同様、パーツの互換性があったと考えられますね。
コロ落ちグフはB3の3連バルカンも装備していたし。

>装甲強化型GM
もとのデザインは「陸戦用ジム」だと思われるのですが、
オフィシャルズを引っ張り出してきたら、陸戦用ジムは現地改修機扱いであるため
形式番号の変更はなかったことになっています。(RGM-79のまま)
ジオフロがゲーム初登場で、ジムと区別するために(GRS)をつけたんだと思います。
「F」とか「GRS」の意味が気になりますね。

53菅原 楓:2005/09/04(日) 11:42:12
ぬぁ。
「砂漠用ジム」の間違いだったかも。
どちらにせよいきさつは同じなんですが。

54klub_:2005/09/04(日) 12:08:05
1st、Ζ、ΖΖ、CCAしか見てないので深い考察もできないんですが、
Gディフェンサーやメガ・ライダーの『FXA』ナンバーってなんなんだと思いますか?
Gディフェンサーにはさらに-05Dと、メガ・ライダーは-08Rと続きますが、
これら最後のアルファベットは「DEFENCER」や「RIDER」を示していると思うんですが、
そうなると数字番号との関係性がよくわかりません。
どなたかのナイス解釈をお聞きしたいと思います。

55一文字突破:2006/02/18(土) 18:44:08
>これら最後のアルファベットは「DEFENCER」や「RIDER」を示していると思うんですが、
そうなると数字番号との関係性がよくわかりません。

FXAが何の略かは記憶が曖昧なのですが、同時期のアナハイムのコア・ファイター系列にもFXAナンバーが使用されております。

FXA−07G  コア・ファイター(アドバンスドOP版。ジオンの再興版も同型機?)
FXA−07GB コア・ファイター(ZZ)
FXA−08GB Gコア(Sガンダム)系列

Gコアの【08】はメガライダーのものと被りますので、数字は開発チーム登録番号で後ろの略号はそれの区別のために付けられた略号であるのかもしれませんが、詳しいところは不明です。

56一文字突破:2006/04/17(月) 23:07:59
『ガンダムカードビルダー・パーフェクトガイド』を購入・・・

気になったのは【RGM−79F デザートジム】・・・F型ですねぇ。
デザートジムの原型機は陸戦用ジム(F型)で、デザートジムの平地仕様が装甲強化型ジムですので、この3機は基本的に同型機でF型カテゴリー機として呼称されていたと考えるべきでしょうか?
そうすると、デザートジムのSP型呼称は【(F型の)SP(スペシャル)仕様】といった便宜的な呼称だったのかもしれませんね。

57一文字突破:2006/05/05(金) 23:39:39
『SDガンダムジージェネレーション・ゼロ MS進化論』より

【RB−79B ボール】(画像は無印ボール)

かつて、08小隊版ボールが【RB−79B】表記(LD初回ブックレット)されたこともありましたが、”小さいボール”がB型系列とか考えるのも一興かもしれません。

58一文字突破:2006/06/10(土) 19:30:43
型式番号メモ
『ガンダム 戦士達の奇跡 攻略ガイド』より

*ガンダム マグネットコーティング仕様 【RX-78-2 M.C】
*量産型ガンタンク 【RX-75 M.P.】 

便宜上区別の型番っぽいものは、GNO2でも散見できますね。

59ZEN:2006/06/13(火) 01:34:54
すみません、こちらに書き込むネタでしたね。

【RGM−79S ジム・スパルタン】

初出はB−クラブ誌だったかな?ご存知の方、教えてください。
SC型・SP型と同系列の機体に見えます。スペシャルチューン仕様なら、後
のN型につながる系統だと思うのですが。

60ZEN:2006/06/15(木) 02:31:49
【RGM−79S ジム・スパルタン】

大変申し訳ありません!生みの親のサイトになんという書き込みを・・・。
猛省!

>*ガンダム マグネットコーティング仕様 【RX-78-2 M.C】
マグネットコーティングとコンピューターの換装、レーザー加速器の更新を
行ったのが−3仕様(通称G−3)ですから、3号機との混同をさけるため
に−2 M.Cという呼称にしたのでしょうか。

61だっちん:2006/06/18(日) 01:48:56
>ZENさん
RGM-79Sの初出はMJ誌のF.M.S第二回ですね。もっとも当時は上半身の前だけしか描かれてませんでしたが(^^;)。

62九羅星:2006/06/24(土) 16:49:35
>>54>>55

考察のご助力になるかどうかわかりませんが、FXAナンバーは後4つほど存在するようです。

 FXA−02M1「メガ・バズーカ・ランチャー」
 FXA−03M2「ハイパー・メガ・ランチャー」
 FXA−03  「フルアーマーガンダムmk2(のパーツ?)」
 FXAー010A「スーパーGフォートレス」

……もう何が何やら(笑
(FHAはコミックがバンダイからMW版に移行した際の誤植です)
ただ、どうも開発チーム登録順ではないよーな……。
あるいは、

 メガライダー「FMA−08R」
 フルアーマーガンダムmk2「FA−178」
 スーパーGフォートレスMSモード「FA−010X」

などの別ナンバーが存在するのを利用して、(FHAナンバーも含めて)
FXAナンバーは正式ナンバー採用前の暫定ナンバリングと考えても
面白いかもとか思ったり……。

63ZEN:2006/06/26(月) 16:22:16
だっちんさん、ありがとうございます。

64ZEN:2006/06/28(水) 00:23:41
アドバンスオブゼータより
【RGM−79CR ジム改高機動試験型】

C型ジムにジムⅡ用の装備を取り付けた試験運用モデル。ティターンズでジム
Ⅱを採用する前に、T3部隊が実戦テストを実施している。
劇場版ゼータで登場したといわれるC型ベースのジムⅡはこれに近いバージョ
ンアップモデルだったのかもしれませんね。

65ZEN:2006/06/28(水) 12:20:19
【RGM−79CR ジム改高機動試験型】
⇒【RGM−79CR ジム改高機動型】に訂正します。

【RGM−79SR ジムスナイパーⅢ】
末尾にRの付いた型式の機体は、ジムⅡ仕様という事でしょうか。

66sputnik:2006/07/19(水) 09:24:21
はじめて書き込みさせていただきます。

>【RGM−79SR ジムスナイパーⅢ】
>末尾にRの付いた型式の機体は、ジムⅡ仕様という事でしょうか。

RGM−79SRはC型ジムのジムⅡ規格への改装(リニアシートを含まない)を受けた機体であるCR型に高性能光学デバイスを搭載した狙撃戦仕様の機体だったはず。
ですから初期型のジムⅡとほぼ同一の仕様といえるかもしれませんが、T3部隊の運用機は他機種ともバックパックの固定ジョイントが共通化されているので、一般の量産機も同仕様の共通ジョイントを持っているか不明なのでまんまジムⅡ仕様とは言い切れないですね。

67一文字突破:2006/11/28(火) 08:19:57
ツクダホビー『OPERATION 17号』よりメモ

【MSA-004 ネモ・ハイ・マニューバ】

姿は『プロジェクトZ』掲載作例のやつだそうな。
ネモIIベースの高機動型なのか?


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板