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「ネタ出し」用スレッド

114 与謝野折檻 :2003/12/23(火) 12:20
■ギリシャ文字ガンダム
 私のスタンスとしては、そもそも「懐疑派」でありまして、「α」だとか「β」だとかいうガンダムは存在しない…(というか存在していなかった)という考え方がまず第一にあります。
 とはいえ、いきなり「存在しない」といっても、「データコレクションに記述があるのに認めないのは資料の無視ではないか!」という反論もあると思います。しかし、よく考えれば誰にでもわかることですが、仮に後世のものが後から時代を振り返って「存在した」と主張することはできたとしても、作品世界に生きる当時の人々が存在を認識していなければ意味がないのであり、それは「存在しないことと同じ」だと思うのです。

 MS-05完成披露式典のときに、誰もそれを「ザクI」と呼ぶはずがありませんよね。MS-06が「ザクII」と命名されために、MS-05をさかのぼって「ザクI」と呼んだのであって、MS-06「ザクII」より前に、「ザクI」などという表現方法が存在するはずがないのです。これと本質的には同じことであり、テム・レイがRX-78を「αガンダム」と呼称するはずはないし、その必要もないわけです。そういう意味で、RX-78が「αガンダム」だった、なんていうのは、仮に作品世界内で(アナハイムとかエゥーゴによって)後にそういう位置付けがなされたとのだとしても、そもそも「発想自体が後付け(さかのぼり)」です。「設定の後付け」ではありませんよ。「発想のさかのぼり」であり「意味のさかのぼり」なんです。

 意味の後付けを論じるのも不毛なような気がしますが、アナハイムとかエゥーゴの人にとっては、それなりに大事なことだったんでしょう。いずれにせよ、RMS-099が完成した時点での“γガンダム”にどれだけの意味が込められていたのかというと、おそらく「ガンダリウムγ製のガンダム」という程度の意味だけだったのではないかと思います。データコレクションに曰く、「3番目のガンダムという意味の隠語でもあったらしい」という表現ですので、厳密に解釈すれば、「RMS-099が“γガンダム”と呼ばれなくなった時点までに、“第三のガンダム”という認識があった」というように読めますが、それとて文末の「…らしい」の結びで、意図的に「グレー」へとトーン・ダウンさせています。ライター自身が「わざわざ」トーン・ダウンしているものを、受け手が「唯一絶対」的に受け取る必要はないのではないでしょうか?

 百式の「δ」などの関連性のありそうなものについても、「百式」という名前より前から「δガンダム」という呼称が存在したという確証はないんじゃないかと思われます。ひょっとすると「ζ計画」が明確化していく過程で、「γ」「ζ」以外の当時の全機体が「αガンダム」「βガンダム」なみにアバウトで支離滅裂な後付けネーミング一覧表に割り付けられていったのかもしれません。「“γガンダム”が“リック・ディアス”に改名した」というエピソードが鮮烈すぎて、「“δガンダム”が“百式”に改名したんだろう」と思い込みがちですが、そのあたりの前後関係すらおぼつかないのが実相ではないでしょうか。

 もはやこのあたりは混沌としすぎていて一つの文脈が「そう読めるから」といって、それを鵜呑みにしていては身が持たない状況だと思います。


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