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「ネタ出し」用スレッド

1与謝野折檻:2003/03/28(金) 22:20
スレッドの乱立を避けるため、「話題の切り出し」については、
まずこちらに書くことにしましょう。
やむにやまれぬ質問等もこちらです。

Ps.前と比べて書いたり消したりが自由にできなくなりましたので、
いきなり書き込まず、なるべくエディター等で文章を作成してから
コピー・アンド・ペーストするように心掛けてください。

2taiya:2003/03/29(土) 03:13
初めてカキコします。あの、教えてクンで申し訳ないのですが、
MSのスペックの本体重量と全備重量の具体的な違いを教えて下さい。
例えばゼータだったら、フライング・アーマーなんかは、本体重量に
入っているのですか?本体重量というのは、ムーバブル・フレームの
ことを指しているの?わかんないです。

3MSG:2003/03/29(土) 07:04
MSで言うところの「本体重量」とは自動車等で使われる「乾燥重量」とほぼ同じものです。
簡単に言うと弾や推進剤のような「使うと無くなるもの」が入っていない状態ということになります。
ですからZのフライングアーマーは本体重量に含まれると思います。

4taiya:2003/03/29(土) 17:55
レスありがとうございます。ゼータの場合ですと、
本体重量が28.7tで、全備重量が62.3tなんですが、
30t以上、つまり本体重量以上の重さの「使うと無くなるもの」が
全備重量に含まれるというのも感覚的に納得いかないんですよね。

別の例でいうと、ZZとフルアーマーZZの本体重量は同じになってますし。
これだと、アーマーは本体重量には含まれていないってことですよね。

初代でいうと、本体重量が43.4tで全備重量が60tで、MSG氏の説明で
納得いくのですが。また全備重量に標準装備の武器(盾とかライフルとか)
が含まれるということはあり得るのですか?

どーにもわかんないです。

5MSG:2003/03/29(土) 20:19
F−15戦闘機など乾燥重量約14.5t、最大離陸重量約36.5tです。
MSのスペックは実在の兵器のスペックに倣って制作されているのでまずはこのあたりのことを調べてごらんになってはいかがでしょう。

6だっちん:2003/03/29(土) 21:51
>taiyaさん

Zに出撃時に追加されるものは、大体下記のものと思われます。

1.核融合燃料(重水素、ヘリウム3)
2.推進剤(おそらく水素)
3.弾薬類(バルカン、グレネード)
4.熱伝導体(熱を機体構造材に分散吸収させるのに使用)
5.手持武装(シールド、ライフル)
6.生命維持関係(酸素、窒素等)

この内、「1」及び「6」は全備重量に対して小さいと考えられるので除外して良い
と思います。

全備重量に占める割合が一番多いのは「2」で15t前後積むのではないかと思われま
す(RX-78は10t程度の推進剤を積んだとする文献があります)。

次に多いのは「5」と思われ、合わせて10t前後ではないでしょうか(RX-78のシー
ルドが10tとする文献があり、ガンダリウムがルナチタニウムより軽いと考えると
それ程不自然ではないと思います)。残り「3」「4」を合わせるとプラス30t前後
というのはさほどびっくりする数字ではないと考えますがいかがでしょう。

7まなぶ:2003/03/30(日) 00:32
>MSGさん

 Zガンダムのフライングアーマーはウェイブライダー用やウェイブシューター
用に換装が可能なオプションなので本体には含まれないのではないのではないか
と思われます。

8taiya:2003/03/30(日) 01:15
再びレスありがとうございます。
とりあえず、分かりました。
シールド、ライフルは本体重量に含まれないのですね。

フルアーマーの場合、アーマーの部分を本体重量に含まれないと考えたなら、
チョバムアーマー付アレックスやフルアーマーZZが本体重量が同じって合点が行きます。

そう考えていくと、フライングアーマーに関しては、
まなぶ氏に同意ですね。

9だっちん:2003/04/06(日) 02:52
現在、MS-14Fsが装備していた「MBR-110(?)」について考えています。

この装備は様々な文献では「ビームライフル」とされていますが、「記録フィルム
における発射時の映像」「右側面に存在するボルトらしきもの」「外観図における
注意書き(ケースレス弾内包)」等から考えると実体弾である可能性を否定できま
せん。

そこで考えたのは下記3パターンです。

1.MS-14JG装備のビームライフルと誤認した
2.実態弾とビームのハイブリット型
3.実態弾仕様とビーム仕様に換装できるデタッチャブル型(?)

1.について
全体的に形状が似ている(おそらく同一メーカー)から有り得ないことではないと
思います。手持ちの資料を見ても「ビームライフル」となっているだけで、それを
肯定する映像・記述を見つけることができませんでした。

2.について
実体弾およびビームのメインの機構があの中に同時に納まるとは思えず、また実体
弾用の砲身がビームと共用できるとは考えにくいです。砲身径がかなり大きく、ビ
ームがかなり細ければ砲身の共用は一見可能な様ですが、収束リングは砲身の外側
には配置できないと思われるため無理があります。

3.について
砲身の冷却構造以外は共通にできないと思われるのでメリットが少ないでしょう。
また換装時の調整等の作業や不具合発生の可能性を考えると実用的と思えません。

以上のことから「MS-14JGの装備と誤認した」が(ちょっとくやしいが)私の結論
ですが、皆さんはどうお考えでしょうか。

10与謝野折檻:2003/04/06(日) 22:50
■MRB-110について
 3、4年前にも同じネタが話題になったことがありましたが、これには製作側の都合というものもありますので、つじつま合せの部分で多少の無理は大目に見るくらいの気持ちで臨んだ方が精神衛生上よろしいかと思います。既にご存知かもしれませんが、ざっと商業出版物から読み取れる範囲で「製作側でなにがあったのか」を整理してみたいと思います。

■設定画について……いきなりですが、この装備について一般的に知られている有名な画稿は、おそらく「サンライズ決定稿」ではありません。「ケースレス弾内装」などと注意書きされた細部稿、あれはあくまで作画参考用のもので、決定稿はもっと線を減らしたなんとも味のない無愛想なものだったようです。問題の決定稿については、ブッキング刊『サンライズアートワークス機動戦士ガンダム0083』にそのものズバリが掲載されていますので、もしお持ちであれば確認してみてください。

■名称について……先の決定稿には、この装備の名称として「MNG-110ビームライフル」と書かれています。現在の主流である「MRB-110」ではなく、「MNG」なんですよね。サンライズ決定稿にはちょっとした表記のブレみたいなものがあって、今日RMS-179/RGM-79Rとして知られるジムIIの型式が「RX-79改」となっていたり、製作現場のドタバタした感じが伝わってくるような部分がときどき見られます。MRB-110の場合も、当初スタッフ間ではMNG-110と呼ばれていたが、なんらかの理由により「MNG-110からMRB-110へと名称が変更された」ということが推測されます。なんらかの理由なんてもったいつけていますが、つまるところ「実体弾式のつもりでデザインしたのが、諸般の都合でビーム式ということに変更され、もったいないので絵をそのまま流用した」というのが実状でしょう。

 さて、「MNG」が何を指す略語か、という問題について興味深いのが『ガンダムマガジンNo.6』に掲載された「MS用重機関銃”MNG-110”をかまえるのが,指揮官用(シーマ機)のMS-14FS。」という記述です。この文章を読むかぎり、それがビーム兵器だとは読み取れず、おそらく実体弾式を想定して書かれたものであろうことが推察できます。思うに、この頃までは「”MNG-110” MS用重機関銃」という位置付けであったものが、事情により「”MRB-110”ビーム・ライフル」へとシフトしたのでしょう。その際、「機関銃」を意味する「MNG」では問題があるとして、遅まきながら「MRB」へと名称も変更されたのではないでしょうか。おそらく「Machine Rifle(Beam)-110」(註1)といった意味なのでしょう。

簡単に図示するとこんな感じでしょうか?
MNG-110”重機関銃”→(方式変更)→MNG-110”ビーム・ライフル”→(型式変更)→MRB-110

11与謝野折檻:2003/04/06(日) 22:50
■註1……「MMP-78」「MMP-80」といった、他の銃器のネーミングから察するに、「MMP」のうち、最後のPは「Pistol(Pistole)」の「P」、二つのMのうちどちらかが「Machine(Maschinen)」の「M」だと考えられます。すると、「MNG-110」の「G」は「Gun(Gewehr)」でしょうから、「M」+「G」で「Machinegun(Maschinen gewehr)」というような意味になると思われます。もっとも、こう解釈すると間の「N」が謎となるのですが、これはここ5年くらいずーっと個人的な宿題となっているポイントです。すぐには思いつきません。
 ちなみに、ドイツ語では「いわゆるライフル」を「Rifle」と呼ばず宇宙世紀でも「Gewehr」でしょうから、「R」が入っている時点で(というか「ザク・マシンガン」等と呼んでいる時点でそうなのですが)、銃器の型式は英語系なのでしょう。脱線しますが、よく使われる「ビーム」などはドイツ系にはどう呼ばれていたのでしょうか?個人的には「そのまんま借用語としてBeam」か「Strahl」(英語だと「Ray」で「光線」的意味合いが強いのですが、「噴出するもの」という意味もあり、噴水を「ヴァッサー・シュトラール」と言ったりしますから、「梁」よりはマシなんじゃないかと…)だろうと思っているのですが、これは妄想の範囲なので別にいいです。

12与謝野折檻:2003/04/06(日) 22:52
 さて、そのような製作側の事情を踏まえたうえで論じるならば、「ケースレス弾を内装したドラムマガジン」等というものはサンライズ的に存在せず、扱いとしては「没ネタ」ということになるでしょう。そうなれば、受け手としては、心眼で「E.パック」と読み替えるのが大人の姿勢というものでしょう。実際、「決定稿」には「E.パック」と書かれているのですし。「それでは我慢がならない」という人のみ、自分の心のなかで決着を付ければ良いんじゃないでしょうか? ビーム兵器と実体弾兵器で一部部品を流用するようなことは、(事例として妥当かどうかわかりませんが、ガンダム業界全体として)陸戦用ゲルググの持っていた試作型ビーム・ライフルとか、ペズンドワッジが装備する「ビーム・バズーカらしきもの」など、いくつか先例があります。これらが「あり得る」ならば、「MNG-110重機関銃のレシーバーを流用してMRB-110ビーム・ライフルを急造した…」なんていう無茶な妄想をすることも不可能ではないでしょう。

 ちなみに、MRB-110についての最新資料であると思われる1/144HGUC MS-14Fsキット解説書では「MRB-110ビーム・ライフル 俗に“狙撃型”と呼ばれるゲルググJG型とほぼ同時期に開発されていたビーム・ライフルで、ドラムマガジン型のユニットはエネルギーパックである。強制冷却機構の採用で連射が可能なため、ビーム・マシンガンと呼ばれることもある。」としています。出典は『MS WARS』だと思われますが、ご参考までに。
 今気付きましたが、この解説書、毎度掲載されているカトキ氏のコンセプト・デザインの下に、さりげなく問題のサンライズ決定稿版MRB-110(MNG-110)が載っていますね。(もっというとMMP-80であるべき箇所がすべてMPP-80になってますが、これは何かの間違いですよね? 気付かないうちに訂正されていたりしたらイヤだなぁ)

 MRB-110のトリガー前方にあるマガジン状のものは「復水器」らしく、JG用のビーム・マシンガンにもほぼ同じような位置に装着されています。名前からすると水蒸気を水に還すための機構のようですが、この手の銃の冷却にとっては大切な部品みたいです。一方、JG用ビーム・マシンガンのストック部にある箱状物体を「Eパック」と解釈すると、JG用ビーム・マシンガンには復水器はあっても、MRB-110のような大型の冷却材タンクは存在しないか、してももっと小さなものであることが推察されます。
 マリーネ用MRB-110の特徴はストック内に収められたその「冷却材タンク」であり、HGUCの解説にあるように、利点はその連射性能だそうですから、この際もっと妄想を逞しくすると、急いで海兵隊向けの武装を用意するため、冷却機能の優れたMNG-110のレシーバーとバレル・ジャケット、冷却材タンクを兼ねるストックを流用し、JG用に開発中だったビーム・マシンガンの発振器と収束バレルをほぼそのまま組み込んだのが、問題のMRB-110だった…というのも考えられなくはないかな、とは思います。

13だっちん:2003/04/09(水) 17:46
>与謝野折檻様
丁寧な回答を頂きましてありがとうございます。

>3、4年前にも同じネタが話題になったことがありましたが
うげげっ。既出でしか・・・申し訳ありません。

>心眼で「E.パック」と読み替えるのが大人の姿勢というものでしょう
ううっ(TT)そうかもしれませんね・・・。おそらく私は自分の中で線引きが出来てい
ないからこんなカキコをしてしまうのですね。

事の発端はこの「E.パック」の形状でして、「ドラッツェのビームサーベルの構造」
や「AEから技術提供があったかもしれない」等々考えている内に「E-PAC」ならあの
形にはならんだろうという妄想が頭に住み着いてしまったからでした。まだまた修行
が足りませんです、ハイ。

>急いで海兵隊向けの武装を用意するため〜(中略)〜問題のMRB-110だった
なるほど・・・私にとってはこれが一番精神衛生上良さげです。ご指摘のあったHGUC
解説書を眺めているとボルトらしきものの位置はちょっと下よりでストロークもかな
り長く、冷却材タンクのイジェクトレバーという気もしてきて「実態弾仕様とは言い
切れないなぁ」と思えてきました。

>「MNG-110」の「G」は「Gun(Gewehr)」でしょうから〜(中略)〜もっとも、こう
>解釈すると間の「N」が謎となるのですが

「MMP-78」を例にとると「ZMP-50D」や「M-120A1」と呼び方が色々ある様ですね。頭
の「M」をメーカー記号の様なものと考えると、「MNG」は「Machine なんとか gun」
でない可能性も有りかな。

「N」で始まるそれらしい単語って見つからんですね。こうなったら接頭語と解釈して
「NG」を「Non-discontinuous Gun」とか・・・。

ちょっと支離滅裂になりましたm(__)m。

14与謝野折檻:2003/04/12(土) 22:30
なんだかんだ言って、結局「自給自足スパイク(by大久保ヨリ)」で申し訳ない。

 マスターグレード・ザクF2(連邦カラー)の解説には、MMP-78の説明として以下のような記述があります。

「公国軍のMS用マシンガンは、旧ザクの兵装として開発された横付けドラムマガジン型のZMP-47Dを雛型とし、もっとも有名なトップローディング方式のZMP-50B型およびD型に至り、製品としてほぼ完成された。ところが、開発メーカーの量産体勢がザクほどには整備されていなかったため、善後策としてOEMで量産を請け負っていた企業が主要製造元となった。そのため形式がMMP-78と改められたものも並行して供給されている。」

 これだけ読むと、ZMPの「Z」とMMPの「M」は、それぞれメーカー名の頭文字か何かではないか?と思われますね。
 しかし、それをいうならもっと以前に『B-CLUB』73号にこのような記述があります。(というか、今日偶然に発見しました)

「正式名称MMP-78。MMPとはモビルスーツ・マシンピストルの略。」

 ご覧のとおり「直撃」です。疑いの余地もないほどの豪快な書き方はいっそ爽快ですね。
 とまれ、これらの記述を合せて考えると、「ZMP」が「MMP」に改称されたのはメーカー間のライセンス問題が原因であるものの、その略称自体は別にメーカー名というわけでもなく「Mobilesuit Machine Pistol」の略だった、というオチがつきそうです。
 ちなみに、マスターグレードの解説を読みますと、どうも「ZMP-50とMMP-78は同じものの名称違い」という線で解釈しているようですが、そもそもマスターグレード・ザクが持っているマシンガンは全然「トップローディング方式」じゃないですよね。確かにドラム・マガジンは銃の上部に配置されていますが、マガジンがオフセットされている関係で、実際の弾は一度下に降りた後、銃本体の右側から装填される格好になっています。私は「ZMP-50」という名前は、このマスターグレード用にやや変更されたデザインのザク・マシンガンを肯定するために付けられた新名称だと思っていたのですが、実は違うのでしょうか?

 私の感覚だと、ZMP-50DとM-120A1がそれぞれワルサー社のMKb42(W)とハーネル社のMKb42(H)のような関係で並行して生産されており、そのうち純粋トップローディング方式のM-120A1が制式化され、年号を取ってMMP-78と命名された…という筋書きが好きなのですが。実際にはほとんど同じものでも、名前はMKb42(H)、MP43、MP44、StG44のように色々あって良いわけですし、M-120A1、ASのようにいきなり命名法則が違うものがあっても、ゲレート06(H)みたいなものだと思って納得することもできますし。まあ、今更言っても詮無いことですか。

15与謝野折檻:2003/04/12(土) 22:37
あ、いい忘れましたが

>冷却材タンクのイジェクトレバー

これナイスです。目から少しウロコが落ちました。

それと、上でゴタゴタ言ってるのは、要約すると
大河原オリジナルデザイン=M-120A1系
カトキハジメ・モデル=MMP-78系
大河原90年代リファイン版=ZMP-50系
…と大まかに捉えてはどうか?という妄想です。引用文以外は、あまり本気にしないで下さい。

16ジョナサン・キング:2003/04/13(日) 13:03
まずは御礼を。
管理人様、お気遣いくださいまして、ありがとうございます。そそっかしい未熟者ですが、これからも宜しく御願い致します。
それと『RPGマガジン』『ゲームぎゃざ』の読参ゲーム掲載号は大半持っています(ただしスクラップが多数ありますが)ので上記の雑誌については、ある程度は御答えできるかと思います。

では、「艦艇情報-報告スレッド」で御尋ねになられていた1997年3月号「ザーン宙域〜」の内容を御紹介致します。(艦艇とあまり関係ないのでこちらで書かせて頂きました)
U.C.0079年12月下旬。独立偵察部隊はサイド5の暗礁宙域に潜伏し、グラナダ周辺の偵察を行おうとしますがジオン艦隊(おそらくムサイ級2隻)に発見され、追撃を受けます。ジオン艦隊はリックドムとザクを出して追撃、トロヤとヘリオンはMS隊とセイバーフィッシュ隊で迎撃しつつ逃走し、サイド4方面からソロモンに侵攻する第3艦隊(ワッケイン艦隊)と合流する事で追撃を振り切ります。この回でオットー少尉のジム、セイバーフィッシュが全機大破(パイロットは無事)します。
なお、新たな(名称の判る)艦艇は登場しません。4月号に登場するレパントが名前だけ出てきます。以下抜粋。

「幸い2日後に地球の衛星軌道上で、サラミス級巡洋艦『レパント』から補給を受ける予定になっていますから、〜」

以上がこの回のストーリーです。私が注目した点は、下記の2点です。
「ムサイが1〜2隻。確認されている敵はザクが3機です。ブースターをつけて部隊の頭を抑えようとしているようです。(後略)」
「(略)その先にはサイド4コロニーの暗礁宙域があるばかりだ。(中略)そう、攻略支隊の第3艦隊が、ちょうどこのコロニーのあたりを通りかかるはずだということを聞いていたのさ。(後略)」
(以上原文より抜粋)
補足を。
ブースターをつけたザクは(特に記述はありませんが)文脈から判断すると標準的なF型のようです。もう1つは第3艦隊がサイド4経由でソロモンへ侵攻した事を示す資料になるかと思います。侵攻ルートが確定しているなら話は別になりますが…。

>『一年戦争史』にも登場するのですが、この話(サイド6偵察)の元ネタもあるんですよね?
「元ネタ」が何を指しているのか判り兼ねるところがあるのですが(読解力が無くて申し訳ございません)、上記の通り、3月号の話は「サイド5の暗礁宙域からサイド4方面の宙域」が舞台ですので、一応違う話になります。『一年戦争史』の話の後が、3月号の話という事になりましょうか。ただし敵部隊の構成や戦闘パターンは類似しています(3月号の内容をアレンジ?)ので、その意味では「元ネタ」と言えるかと思います。
なお、御尋ねの「ザーン宙域〜」のリプレイは全3話(1997年2月号〜4月号)です。あと余談ですが、3月号の回はタイトルが「ルウム宙域独立偵察部隊激戦譜」になっています。細かいというか何というか…

17ジョナサン・キング:2003/04/13(日) 13:07
『RPGマガジン』1997年3月号に関するおまけです。
この号の23PにTRPGのシナリオ用メカとして「RB-79M バッカニア」というボールの水中用バリエーション機が掲載されています。
外観はボールからキャノン砲を取り去って代わりにガンダムの頭頂部カメラをつけたようなもので、マニピュレータ付根の少し上にターボファンジェット状の推進器がついています。武装は魚雷2発とペンシル魚雷4発。
特筆すべきはその設定で、製造元、全高、本体/全備重量、ジェネレータ出力、スラスター総推力、開発系譜まで全て設定されているという本格的なものです。開発系譜、性能の部分を抜き出しますと、
「ボールの原型である宇宙用作業ポッドSP-W3のバリエーション、海中作業ポッドMP-W3の上部に魚雷発射装置を装備したもの。(後略)」「(略)間に合わせ兵器の色彩が強いが、球形の外郭は圧力に強く、潜水限界深度はいかなるジオン軍MSよりも深かった。」(以上原文ママ)
個人的には考察に組み入れても良いと思います。もし宜しければ全文掲載しますが、如何致しましょうか?

18与謝野折檻:2003/04/14(月) 22:26
わざわざ調べていただいてありがとうございます。1997年3月号だったんですね。
質問ついでなので無理を承知でもう一つ聞きたいのですが、MS隊を載せていたのは「ヘリオン」なのか「トロヤ」なのかわかりますでしょうか? 解説図だとか登場人物の会話>出撃シークエンスなどから分析できるようでしたらお教えください。
ちなみに、いま段階の情報で書いたのが、下記のデータです。

艦名(英文):ヘリオン(Helion)
由来:ギリシャ神話の太陽神「ヘリオス(Helios)」に因むものであろうことは推測できるが、具体的な由来は不明。ちなみに、太陽スペクトルの分析から存在が確認されたHe元素は、希ガスに分類されるため本来「ヘリオン」と呼ばれるべきであったが、当時は金属元素であると信じられていたため、「ヘリウム」と命名された。
建造:
喪失:
所属:独立偵察部隊
艇長:ガードナー(ガーデナー)大尉
戦歴:U.C.0079年10月下旬、新型MS「RGM-79改(RGM-79(E)改)」の受領のため、サイド1暗礁宙域・17バンチ付近で輸送艇「ラベンダー」と接触を試みたが、同艇は待機中にジオン軍の攻撃を受けて大破、積載されていた試験機も1機が失われたため、やむなく2機を回収して撤収した。12月10日10時26分、サイド6宙域においてムサイ級「ケーニッヒ」「ニーベルング」からなるジオン軍小艦隊を発見。10時32分、カーゴ・ブロックに積載していた「ジム」×4機を射出し、10時40分には進路を変更。同時刻、MS隊が交戦開始。10時51分には迎撃隊の「ジム」×1機が撃破されたが、その間に「ザク」「リックドム」各1機を撃墜し、10時59分には攻撃隊の「ジム」が「ケーニッヒ」に命中弾を与えている。11時00分、出撃していたMS隊を回収し、撤退行動へ。11時14分、被弾した「ケーニッヒ」が退避。11時16分、これを援護していた「ニーベルング」も退避したことで戦闘は終了した。12月下旬、グラナダ周辺空域の偵察のため、サイド5暗礁宙域に進出するが、ムサイ級数隻からなるジオン艦隊に発見・追撃されたため、MS隊及びセイバーフィッシュ隊を展開して迎撃しつつ逃走。サイド4方面からソロモンへ向け侵攻する第3艦隊と合流し、追撃を振り切ることに成功した。なお、この戦闘でジム×1機、セイバーフィッシュ全機が大破する損害を出した。
武装:
搭載機:RGM-79×3(10月時)、「ジム」×4(12月10日時)
全長/全幅/全高/重量:
備考:改装輸送艇。探査距離はムサイ級を上回る。
出典:『一年戦争史』『RPGマガジン』1997年2、3月号

艦名(英文):トロヤ(Troy/Troia)
由来:小アジア北西部、ダーダネルス海峡を臨む古代都市遺跡。1871年、シュリーマンが発掘したことにより、ホメロスの叙事詩『イリアス』に描かれたトロイ戦争が事実に基づくものであったことが判明した。誘拐されたスパルタの王妃ヘレネを奪還するため、アガメムノンの率いるギリシア軍が大きな木馬に兵を潜ませてトロイに侵入し、これを陥落させたという逸話から「トロイの木馬」という故事が生まれた。
建造:
喪失:
所属:宙域独立偵察部隊
艇長:シュダーン大尉
戦歴:
武装:
搭載機:
全長/全幅/全高/重量:
備考:
出典:『RPGマガジン』1997年2月号No.82

ご覧のとおり、「ヘリオン」の由来と「トロヤ」の具体的な行動(戦歴)について困っています。

19与謝野折檻:2003/04/14(月) 22:27
■サイド6偵察の元ネタ
『一年戦争史』で図解されたサイド6での戦闘について、「別冊化に当って新たに作られたエピソードではなく、一度、本誌の方でリプレイされたものがネタになっているのではないか?」=「それを再構成したのが別冊『一年戦争史』掲載の記事なのではないか?」と思ったものですから、あのような書き方になりました。これといって根拠があっていっているわけではありませんので、そういうことでしたら「元ネタ無し」ということで了解です。

■RB-79M「バッカニア」
この機体につきましては、かつて『GUNDAM MILLENNIUM vol.3』のRX-75/76特集で取り上げた経緯がございまして、その後も昨年夏に発行しました『同 vol.8』でなぜか再録していたいりします。というのも、奇特な方から該当するページだけを頂いておりまして、おかげさまでスペックや設定画はなんとかわかったという次第であります。そんなわけで、とりあえず必要な情報は足りておりますので、ご心配は御無用です。


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