CEOがお風呂上がったらLiella!に誘うと決めていたきな子避難所★8

219：名無しで叶える物語◆sE2i0DrC★：2025/09/05(金) 23:14:19 ID:???Sd: きな子はレスバ絶対弱い
220：名無しで叶える物語◆d4tAljTj★：2025/09/06(土) 09:45:48 ID:???MM: レスバには弱いが、怒らせると怖いきな子
221：名無しで叶える物語◆Bunneik8★：2025/09/06(土) 16:39:32 ID:???Sa: お買い物中に美味しいものが目白押しの北海道フェアを見かけた夏美ちゃん、不意に「夏美ちゃん、北海道生まれのきな子を召し上がれっす♡」というきな子ちゃんの妄想が頭に流れて一人慌てふためくの巻
222：名無しで叶える物語◆PXN8qns2★：2025/09/06(土) 20:13:00 ID:???Sd: きな子のここ、ジンギスカンキャラメルの味がしますの……
223：名無しで叶える物語◆ZNLgRF65★：2025/09/06(土) 20:46:26 ID:???Sd: 🐻　🔫　🔫
224：名無しで叶える物語◆xUgh2nor★：2025/09/06(土) 21:40:11 ID:???00: 夏美「んん～っ……もう朝？」

きな子「おはよっす、ねぼすけ夏美ちゃん」

夏美「もう、ねぼすけって何…」

きな子「ねぼすけさんだからっす。朝ごはんできてるよ？」

夏美「…食べる」ゴロゴロ

きな子「起きなきゃ食べられないっすー！」

夏美「わかってますの～」

きな子「あ、お目覚めっす！」

夏美「え？なにがですの？」

きな子「寝起きの夏美ちゃんは素の喋り方だから」

夏美「…素のほうが好き？」

きな子「うーん…？どっちも大好き♡」

夏美「もう、ずるいんですの」

きな子「ほら、起きてー」

夏美「はーい」
225：名無しで叶える物語◆ACbxTwfr★：2025/09/06(土) 21:42:23 ID:???Sd: ✨✨
226：名無しで叶える物語◆EOXoTAi3★：2025/09/06(土) 21:43:55 ID:???00: かわいい
227：名無しで叶える物語◆Bunneik8★：2025/09/06(土) 22:08:28 ID:???Sa: そこに気がつくとはさすが義姉者です
228：名無しで叶える物語◆BSC7C0Ty★：2025/09/06(土) 22:27:16 ID:???00: 夏休みが終わってしまった。
なのに気温は高いまま。地球環境の分、休みも延びてくれないかなあと思う。
名前にSummerが入るこの夏美、実は夏は好きな季節なのだ。
夏、良くない？まず休みがあるし。なんか色鮮やかで青春感あって、ドキドキするし。
暑がりのメイにそう力説しても、同意は得られなかったけれど。

秋になれば、ラブライブの予選も近づいてくる。
だんだん私たちはそういうモードになってくるから、無邪気に何かを楽しむことも減ってくる。
だから、この夏は楽しんだ。先輩、後輩、同期を遊びに誘いまくった。宿題？忘れた。
でも、1つ心残りがあって。あの子と2人だけの思い出を作りたかったけど…、それだけは勇気が出なかった。　はぁ、我ながら情けねえと、ため息ひとつ。
「なんか悩みでもあるっすか？」
あんたのことですの、ときな子を横目で見る。いつも爛漫で羨ましい。
「あ、そうだ夏美ちゃん…、今日、ふたりでいっしょに帰らない？」
「いつもみたいに４人じゃなくて？」
「うん」
「？いいけど」

残暑は厳しくとも日の入りは早い。
すっかり暗くなったあと、いつもとは違う方面の電車に数分揺られて、しばし歩いて。
「首都高の間に…空中公園？」
「前ね、ちょっとジョギングで足を伸ばした時に見つけたんだ」
何となく、夏美ちゃんと来たいなあって思って。
きな子はいつもそういうことをさらっと言う。私の心は、いつも振り回されっぱなしだ。

「夏休み、どうだったっすか？」
「…まあ、何だかんだでエンジョイしましたの」
ライトアップされた公園内は、こじんまりしているがなかなか雰囲気がいい。定期街ブラ動画のネタになるかもしれない。
「メイに誘われて４人でライブ遠征して、四季と虫採りして…」
「どれも楽しかったっすね」
間接照明に照らされたきな子の顔は、どこか大人っぽく見える。
「…でも、きな子はわがままだから、夏美ちゃんと２人で何かしたかったなーって思っちゃったっす」
「え…」
ベンチに載せた手と手が、きゅ、と触れ合った。

「えへへ、だから今日もこんなとこ来ちゃったんすけど」
踏み出せなかったのは私だけじゃなくて、向こうも同じ。お互い自分に自信がないと、こんなことも起こる。
「…まだ、遅くありませんの」
隣のきな子に体重を預け、もたれかかる。きな子も肩を寄せる。
「夏はまだ…終わったわけじゃ、ないし…」
夏休みは終わっても、胸のドキドキは終わらない。アディショナルタイムはまだまだある。
「夏美ちゃん…」
近づいたきな子の瞳と視線を合わせる。早まる鼓動を抑えながら目を閉じれば、後は――――。
この公園が穴場でよかった。誰かいたら、大胆にはなれなかったかもしれないから。

「ごめんね夏美ちゃん、けっこう遅くなっちゃったっすね」
確かに今から牛久に帰れば、かなり遅くなる。なら、どうするか。
スマホには、冬毬からのメッセージと着信がびっしり。ごめんね妹よ。
「……、あ、もしもし冬毬？」
『姉者！やっと出た…！いつ頃帰りますか？晩ご飯ももう食べてしまってて…』
「んーとね、ごめん、それは明日食べますの」
『は？』
「今日は急用で友達の家に泊まるって、パパとママに言っといて」
『ちょっとあねじゃ――』
長くなりそうなので、後はLINEと親への電話で済ませよう。

「いいの？夏美ちゃん」
「きな子こそ、いいんですの？急に」
「うちはよく可可先輩とかも来るから、準備はあるっすけど…、でも…」
「…私と泊まりたくて、今日いっしょに帰ったんじゃないの？」
ちょっと意地悪な言い方をすると、きな子は顔を真っ赤にした。
「そういうつもりじゃないっすけど～！」
冬毬からのLINEが止まらない。ごめんね冬毬、今度お姉ちゃんが埋め合わせするからね。
でも、今日くらいは。
きな子の肩に頭を預けながら感じる都会の風の匂いは、まだまだ夏の香りを残していた。
229：名無しで叶える物語◆EOXoTAi3★：2025/09/06(土) 22:29:03 ID:???00: 素晴らしいっすね！✨✨✨
230：名無しで叶える物語◆ACbxTwfr★：2025/09/06(土) 22:31:53 ID:???Sd: 今日はいいきなcの日だたすかる
231：名無しで叶える物語◆Bunneik8★：2025/09/06(土) 23:14:09 ID:???Sa: びゅーてぃふぉーっす！
232：名無しで叶える物語◆d4tAljTj★：2025/09/07(日) 04:58:44 ID:???MM: 奥手同士のピュアきなC良き…
233：名無しで叶える物語◆Bunneik8★：2025/09/07(日) 12:28:43 ID:???Sa: きな子「夏美ちゃんって、ご飯のとき料理とか結構取り分けたりしてくれるじゃないっすか」

メイ「意外とマメだよな」

きな子「今にして思えば、妹ちゃんがいたからなのかなーって思うっす」

メイ「なるほど。そんな不意に見せる優しいところが、きな子は好きになったってわけか」

きな子「そうっす！って、す、好きだなんて、そんな」

メイ「初々しいなぁ」
234：名無しで叶える物語◆BSC7C0Ty★：2025/09/07(日) 12:36:41 ID:???00: 夏美「はいメイ、あーん」

メイ「ん」ﾊﾟｸﾘ

四季「夏美ちゃん、こっちも」

夏美「もう、横着しなさんな…、はいあーん」

四季「おいしい」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

きな子「………」
235：名無しで叶える物語◆6gfwefgK★：2025/09/07(日) 13:31:28 ID:???00: お姉ちゃんしてるナッツすき
236：名無しで叶える物語◆xUgh2nor★：2025/09/07(日) 17:45:55 ID:???00: 夏美「はい、きな子もあーん」

きな子「いいっす！」プイッ

夏美「そう？じゃあ」すーっ

きな子「ああっ…」

夏美「すねないの！ほら、あーん」

きな子「あーん」

きな子「おいひいっす～♡」
237：名無しで叶える物語◆EOXoTAi3★：2025/09/07(日) 22:54:24 ID:???00: かわいい
238：名無しで叶える物語◆vkL693GF★：2025/09/08(月) 12:05:23 ID:???Sp: きな子「……」

きな子「…………」

https://x.com/galore_2c/status/1963941006463688753
https://pbs.twimg.com/media/G0FRhOHbAAAMq17.png
239：名無しで叶える物語◆Bunneik8★：2025/09/08(月) 12:15:19 ID:???Sa: あかん！きな子ちゃんが何かに目覚めてしまう！
240：名無しで叶える物語◆EOXoTAi3★：2025/09/08(月) 12:18:37 ID:???00: きな子「……四季ちゃん、若返りの薬とか作れないっすか？」
241：名無しで叶える物語◆hfvyiM6D★：2025/09/08(月) 12:25:57 ID:???Sd: ふーん…(例の顔)
242：名無しで叶える物語◆ACbxTwfr★：2025/09/08(月) 13:22:01 ID:???Sd: 誘拐案件
243：名無しで叶える物語◆zHm9DQk5★：2025/09/08(月) 13:25:58 ID:???00: （この時代からCEOに粉かけてればさすがのあの人も邪魔できないっすよね…？）
244：名無しで叶える物語◆qTWCyFuh★：2025/09/08(月) 21:59:48 ID:???00: 四季「きな子ちゃんごめん。デロリエランはさっきかのん先輩に貸してしまった」
245：名無しで叶える物語◆xUgh2nor★：2025/09/08(月) 22:32:49 ID:???00: 四季「夏美ちゃん、間違えて若返りの薬を飲んじゃったみたい」

ろりなっつ「冬毬がおっきくなってる！」

冬毬「姉者は戻らないのですか？」

四季「一日経てば戻る…はず」

メイ「はずっておまえなぁ」

きな子「………」

きな子「可愛すぎないっすか」

冬毬「きな子先輩、いけません」

きな子「へ、変なこと考えてないっす！」

ろりなっつ「あのー」

きな子「ん？どうしたっすか？夏美ちゃん」

ろりなっつ「お名前を聞いても？」

きな子「きな子は桜小路きな子っていうっす。よろしくね～」

ろりなっつ「きな子さん…なつみのお嫁さんになってほしいんですの～！」

冬毬「姉者！？」

きな子「いいんすか！？」

ろりなっつ「はい…ひとめぼれですの///」

きな子「もちろんいいっす！大人になったら結婚するっすよ～！」

ろりなっつ「冬毬！これで夢ノートの夢が一つ叶いますの！」

冬毬「姉者！よかったです！」
246：名無しで叶える物語◆ACbxTwfr★：2025/09/08(月) 22:35:06 ID:???Sd: 最高すぎだろ脳が輝く
247：名無しで叶える物語◆JkGAZIl3★：2025/09/08(月) 22:40:48 ID:???Sa: きな子「ちっちゃい夏美ちゃんってなんであんなかわいいんっすか～。思いっきり抱きしめたいっすー！」
248：名無しで叶える物語◆d4tAljTj★：2025/09/09(火) 00:55:08 ID:???00: そのまま薬の効果が切れずに
桜小路きな子 (31)
鬼塚夏美 (18)
という歳の差カップルが生まれる世界線もある…？

CEOがお風呂上がったらLiella!に誘うと決めていたきな子 避難所★8