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【SS】歩夢「侑ちゃんがスパルタコーチになっちゃった」
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侑「……」スパー
歩夢「おはよう侑ちゃん。って、何でタバコすってるの!?」
侑「昨日昭和のスパルタコーチの動画を見てたんだ。部員をしばいたり恫喝したりキッツイ罰与えたりのやつ」
歩夢「あぁ…なんか昔はそうだったらしいね」
侑「その動画を見て思ったんだ。同好会に足りていないのはそういうスパルタ精神じゃないかって」
歩夢「なんで?」
侑「私は今日からマネージャーを飛び越えて皆のコーチになるよ。皆のために心を鬼にするから頑張って耐えてね」
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歩夢「え〜……」
侑「じゃあ早速だけど歩夢は今日コーチの私より来るのが遅かったね?罰を与えるよ」
歩夢「え」
侑「気をつけェェェェ!!!!!!!!」
歩夢「ひゃっ!!」ビクッ
急の侑の恫喝に体を硬直させる歩夢。
その瞬間侑の平手打ちが歩夢に喰らわせられた。
スパァン!!
侑「終了ォォォォ!!!!登校開始!!!!」
歩夢「」ヒリヒリ
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〜放課後部室〜
かすみ「それでさー」
しずく「あはは、本当?」
ガララ
侑「………」
しずく「侑さん来たよ」
かすみ「侑先輩〜!聞いて下さいよ!さっきね…」
侑「挨拶ッッッ!!!!!!」
かすみ「ひゃっあ!?」ビクッ
しずく「ひぃっ!?」
ビリビリ……
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かすみ「もう!びっくりさせないでくださいよ!」
侑「上級生に敬意のない挨拶!罰則2点!」
しずく「」
侑「ビンタの刑っ!2発ッッッ!!!」
パァン!
パァン!
かすみ「いだぁい!!!」
侑「次はしずく!起立!!!」
しずく「誰か助けてぇ!!!」
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jΣミイ•.•リ
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〜練習時間〜
果林「ハァハァ……今日練習メニューキツくない!?」
エマ「グラウンド20周してからスクワット500。腕立て1000回なんて死んじゃうよ……」
彼方「」
ランジュ「彼方があそこで倒れてるわよ!」
せつ菜「無理もありません。彼方さんは腕立て一回もできないんですから」
侑「私語厳禁ンンンン!!!!!」スパァン
ランジュ「いだぁ!!!ちょ、鞭で叩くのはやめて!!」
愛「ゆうゆに何があったんだ……」
歩夢「……」
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侑「整列ッッッ!!!!」
かすみ「せ、整列?」
侑「……」ツカツカ
かすみ「ひぁ!!み、みなさん早く並びましょう!!!」
エマ「い,急ごう」
栞子「はい!」
ダダダダ
侑「……整列まで7秒」
侑「7秒あれば何ができる?かすみ、言ってみろ」
かすみ「ひぃ!……5.50メートル走とかですか!?」
侑「では何故たかが整列に7秒もかかった?歩夢、言ってみろ」
歩夢「えーと……」
侑「たるんでるからだろうがぁ!!!」ドン
栞子「ひぃ!!」ビクッ
ランジュ「ラァっ!?」ビクッ
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すぐ影響される侑ちゃん
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璃奈「(こ、こわい…)」ガクガク
侑「スクールアイドルに必要なのはスパルタ精神だ」
侑「私にはこの同好会を全国優勝まで持っていく責務がある。そのためには血の涙を流しながらでも皆を鍛え抜く」
せつ菜「ゆ、優勝ですか?」
侑「質問は手をあげてから!!!!」
せつ菜「ふぁ!?し,質問よろしいでしょうか!」
侑「何だ!」
せつ菜「優勝ってなんの優勝ですか?ラブライブに出るのでしょうか?」
侑「そうだ。あのイかれた大会で勝ち抜くにはイかれた指導が必要だ」
侑「実際にμ’sやAqoursのメンバーも地獄のようなトレーニングをしてきたそうだ。今日の20周マラソンなど彼女からしたらババアのジョギングだよ」
愛「(ババアて……)」
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バスターコールに見えた
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それから侑の鬼のトレーニングが始まった。
加えて罰の内容がどんどん過激になっていった。
せつ菜「これ以上は皆死んでしまいます!」
侑「お前は口答えが多いな。今日は口に蓋をしたままトレーニングしろ!」
カポッッッ!!
せつ菜「んーーー!!!もごもご!!!(何を口に入れたんですか!?)」
侑「朝香のストッキングだよ。トレーニング中一度たりとも口から出すことを禁ず」
果林「へ?な、何で私のストッキング……」
侑「今私語したか?」ツカツカ
果林「何でもありましぇん!!!」
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同好会の活動目的を速攻で破った上にそもそも大会にエントリー出来ないしそもそも本人のフィジカルがチンカスだから反撃食らったら一発で瓦解しそうな展開だな……
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〜練習後〜
せつ菜「おえええ!!ぐちゅぐちゅ……ぺっ!」
せつ菜「あー最悪です。口の中気持ち悪い」
せつ菜「がらがらがら……ぺっ!」
果林「あ、あの……大丈夫?」
せつ菜「……ちゃんと洗濯してますか?」
果林「え」
せつ菜「何でもないです。言いすぎました」ツカツカ
果林「」
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😭
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〜三船家〜
栞子「」
薫子「最近毎日居間で倒れてるわね。練習そんなキツいんだ」
栞子「キツいなんてもんじゃないですよ。特殊部隊グリーンベレーの訓練でもやらなさそうなことやらされてます」
薫子「へぇ、どんな事やってるの?」
栞子「サメのいるプールで泳がされたり羞恥心を捨てるため下着姿で夜の歌舞伎町で鬼ごっこしたり」
薫子「なかなかヘビーね!けどあなた達同好会よね?ラブライブ出れるの?」
栞子「私がねじ込みました。ねじ込まない方が良かったのかもしれませんが」
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栞子「けどここまできたら不思議とラブライブ優勝してやるぞという気持ちも芽生えてきてるんです」
薫子「そ、そう。まぁ頑張ってね」
〜次の日〜
彼方「嫌だ〜!学校行きたくないよ〜!!」
遥「どうしたの!?今まで楽しそうに行ってたじゃん!」
彼方「悪魔に会いたくない〜!!!」
遥「悪魔!?」
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ランジュ「おぎゃあおぎゃあ!!」
ランジュ「バブバブ!おっぱい!!」
愛「これは……?」
ミア「ストレスでこうなったんだ。ベイビーちゃんのせいだよ」ポロポロ
ミア「ジャパンがこんなに恐ろしい場所だとは思わなかった。僕はランジュを連れてアメリカに帰るよ」
璃奈「う、うん」
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侑「……」
果林「、という理由で彼方、ランジュ、ミアの三人が脱落しましたぁ!!!」
侑「……」ポロポロ
歩夢「!?」
侑「愛情が足りなかったか……」ポロポロ
璃奈「!?」
侑「私の愛が伝わらなかったか……教育が足りなかった」
侑「けど安心して。皆のことは私が最後まで責任持って見届けるから」
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〜ラブライブ決勝〜
咲夜「クックックッ……遂にここまで私達もこれたわね」
咲良「ニジガクの生徒達も決勝まで上がってきたそう。楽しみ」
咲夜「噂をすればあれはニジガクのメンバー達じゃないかしら。少し戯れてくるわ」
咲良「私も行く」
侑「号令ぇぇぇぇぇ!!!」
歩夢「1!!!」
かすみ「2!!!」
しずく「3!!!」
咲夜「すごい気合いじゃない」
咲良「なんか怖い」
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ふもっふじゃねえか
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侑「元気注入!!!!」
パァン!!
果林「ありがとうございます!」
侑「元気注入!!!!」
パァン!
栞子「ありがとうございます!」
咲夜「ちょ、1人ずつビンタしているわよ!?」
咲良「軍隊みたい」
咲夜「どうやら以前会った彼女達とは変わってしまったらしいわね」
侑「おう!何見てんだコラ!!!」
咲良「み、みつかった」
かすみ「スパイがいますよ!皆でとっ捕まえましょう!!」
咲夜「逃げましょう!!」
その後侑はニジガクのメンバーたちを無事優勝へと導いた。
だがメンバーの顔には喜びの表情など一切浮かんでいなかった。
侑「号令ぇ!!!!」
終わり
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これがスクールアイドル滅亡の契機か…
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滅んでも仕方なし
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なんじゃあこの……この……
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感動した
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優勝おめでとう🎉
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この世界の侑ちゃんはムキムキ系なのかな
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>>10
俺と同じ人いて草
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