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【AI】 OL菜々「私が新人指導ですか?」
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以前投稿した没入スイッチと同じ形式で今回は話がメインでいく予定です
菜々「よし、ノルマ終了!今日はWith-MEETSがあるから早く帰りましょう!」
女上司「菜々ちゃん、ちょっとええ?」
菜々「はい!なんでしょうか?」
上司「明日から新人の子がウチに入るんやけど指導お願いできん?オリエンテーションで班が一緒やった子や」
菜々「えっ!?私は去年入ったばかりなのにいいんですか?」
上司「菜々ちゃんは入社1年目から2年目ばりに仕事できる優秀な子やから大丈夫や」
菜々「ありがとうございます!精一杯務めさせ…」
(脳裏によぎるかすみとのいざこざ)
上司「どしたん?」
菜々「…いえ!任せてください!」
菜々の部屋
菜々「あの時のことが胸につっかえる…」
菜々「栞子さん風だと私に指導の適性があるかどうか…」
菜々「ひとりで悩んででても文化祭のときの二の舞だし、こういうときは誰かに相談ですね」
菜々「とりあえず果林さん」
https://i.imgur.com/cFL3Dx0.png
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デカパイ
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この上司めっちゃおっぱいデカそうな喋り方だな?
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何処かで見たことある上司だなぁ
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期待
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入社1年目から2年目ばりに仕事が出来るっての草
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この2年目すげえ乳でけえな
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ニッコニコ上司ちゃんすこ
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果林「もしもし、久しぶりね、せつ菜」
菜々「お久しぶりです果林さん、実は相談したいことがあって……」
果林「なになに? 久々に後輩からのSOS、聞かせてもらうわ」
菜々「明日から新人さんの指導を任されることになったんです。でも……うまくやれる自信がなくて……過去にかすみさんたちとギクシャクしたこともあって……」
果林「なるほど……後輩との距離感、ね。ふふっ」
菜々「はい、どうやって接したらいいか……」
果林(あらあら……せつ菜、これは完全に恋の予感じゃない。年下の後輩に慕われて、ちょっと戸惑ってるってやつね)
果林「ねえせつ菜、その新人って子、可愛い系? クール系? それとも……ちょっと小動物っぽい?」
菜々「えっ? ど、どっちかというとクール寄りですけど……多分」
果林「ふふ、だったらギャップが効くわね。真面目なあなただからこそ、あえてちょっと抜けたところを見せるのよ」
菜々「えっ、ぬ、抜けた……?」
果林「例えば、髪を耳にかける仕草とか、書類を持ちながらふっと微笑むとか。あと、言葉の端々に優しさをにじませて。ね?」
菜々「そ、そういうもので……距離が縮まるんですか?」
果林「ええ。私だってスクールアイドル時代、あなたたちの視線、何度も釘付けにしたわよ? 見せ方ひとつで信頼は得られるのよ」
菜々「(信頼ってそうやって得るのかな……でも果林さん、頼りになるし……)わ、わかりました。やってみます!」
果林「がんばってね。大丈夫、あなたなら後輩、落とせるわ、じゃあね」
菜々「……は、はいっ!ありがとうございます!」
菜々「....落とす?」
https://i.imgur.com/Mrj0pqs.jpeg
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ついでに果林サイド
https://i.imgur.com/XMjQf6Y.jpeg
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>>10
セクシーすぎる
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かわいい人形をお持ちで
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メイ「改めまして、米女メイです!よろしくお願いします中川さん!」
菜々「よろしくお願いします。私のことは気軽に菜々と呼んでください」
メイ「はい!菜々さん!」
メイ(菜々さんって恋先輩みたいな大人っぽい雰囲気の人だな、あとなんか見覚えがあるん...ってうぉおおおおお!?)
メイ(なんか……今日の菜々さんの服装、前よりもラフ……? ノースリーブに、ちょっと短めのスカート……!?)
菜々(果林さんに言われた通り、いつもより露出は……多いけど……は、恥ずかしい……でも笑顔は絶やさず.....)
https://i.imgur.com/aSWzArp.jpeg
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こんなドスケベなOLいてたまるか(歓喜
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数時間後
菜々「ほら...ここ、私がやってみせますね」
メイ「っ……はいっ……!」
メイ(目のやり場に困る……菜々さん、色っぽすぎる!)
菜々(声を少し落として……指を……)
https://i.imgur.com/eVyw26y.jpeg
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続きは明日以降
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メイか
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ななメイだと!?
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ほう、ななメイか……赤系でスクドルオタクにして目が悪い2人か……
意外と仲良くなれそうだな
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新人さんの服もなかなか
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もはやRainbow daysみたいな新時代のSS
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その日の午後──
メイ「あっ……す、すみません!そのチェック間違えてました!」
菜々「え、あ、大丈夫ですよ。次気をつければ──」
メイ「すみません、そっちの方も……」
菜々「……あ、はい…………」
菜々(どうしよう……メイさん、緊張してるのかな……もしかして私のせい……?)
菜々(果林さんのアドバイス、私には向いていないのかな)
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夜 菜々の部屋
菜々「果林さん……今日、うまくいきませんでした。せっかくアドバイスしてもらったのに、面目ないです…」
果林「こっちこそごめんね。段階を踏まずに、ちょっと性急だったかも」
菜々「今思うと、自分の見た目ばかりを気にして、相手に一方的に押しつけてた気がします。彼女をちゃんと理解しようとしていませんでした……」
菜々「スクールアイドルの時みたいに、ライブを通して心を通じ合わせられたらいいんですけど……」
果林「スクールアイドル……うん、やっぱりせつ菜らしく“あなたの大好きを真っ直ぐに伝える”のが一番なのかもね」
菜々「大好きを?」
果林「あなたはかすみちゃんとの一件を気にしてるかも知れないけどそれはお互いの腹の内を明かすきっかけだったじゃない。かすみちゃんだってきっとそう思ってる。」
菜々「......そうですね!私にはそれが合ってるかもしれません!」
果林「昨日は回りくどいアドバイスしちゃってごめんなさい。やっぱりせつ菜は“真っ直ぐに気持ちを伝えるのが一番よ! がんばって」
菜々「ありがとうございます!」
(電話を切る音)
菜々「まずは、相手の“好き”を知るところから、始めてみましょう!」
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次の日の朝
菜々「おはようございますメイさん」
メイ「お、おはようございます…(今日は露出度抑えめだな、安心したようなガックリなような…)」
菜々「昨日は……すみませんでした。ちょっと自分を見失っていたというか……迷走してしまって」
菜々「でも……その分、ちゃんと気づけたんです」
菜々「あなたのことを、ちゃんと見たいです。」
菜々「あなたのこと...ちゃんと知りたいです!!」ペカー!
メイ「…は、はい!」キュン
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こんなん惚れてまうやろ
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https://files.catbox.moe/aae4es.jpg
https://files.catbox.moe/efarjl.jpg
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菜々モードの時にペカられるとトキメいてしまうので良くない(良い)
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菜々(午後の休憩時間、メイさんと社内のカフェテリアでお茶してたんですけど、思ったより話が弾んでびっくりしました)
菜々(最初はちょっとした雑談からのつもりだったのに、気がつけば大好きなスクールアイドルの話に。同世代だったこともあって、誰か一人の名前を出すだけで話題が次々にあふれてきて)
菜々(その流れで空気もぐっと柔らかくなって、今度はゲームの話で盛り上がって。昔、私がすごくやり込んでたゲームを、メイさんも先輩たちと一緒にプレイしてたって知って、テンションがさらに上がっちゃいました)
菜々(そんな感じでいい雰囲気になってきたところで、勢いでお互いスクールアイドルだったことも打ち明け合って)
菜々(そして、私が“優木せつ菜”だと明かしたとき──メイさん、興奮と驚きと感動が全部混ざった、見たことない表情してて)
菜々(あれは、ちょっと忘れられないなぁ)
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2ヶ月後
メイ「うおおっ、ついにミア・テイラーのライブ! やっべー、テンション上がってきた!」
菜々「ふふっ、メイさん、テンション上がってますね。」
メイ「はっ……す、すみませんっ!つい地が出て……」
菜々「大丈夫、プライベートな場ですから。そんなに気にしなくていいですよ」
菜々「そのかわり──」
せつ菜「これから一緒に遊んだりするときは、“せつ菜”って呼んでくれると、嬉しいです!」
おしまい
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乙
仲良くなれたみたいで何よりだ
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お話も挿絵も良かった
未来のSSずらぁ
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果林てゃんのおかげだね
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おまけ
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初日の夜のメイサイド
メイの部屋
メイ(今日はいろいろ疲れた...菜々さん、とっても優しい人だけどアレは刺激が強すぎる...明日から大丈夫かな...) zzz
──夢の中
菜々「……メイさん、今日はがんばりましたね」
メイ「え、いや、そんな……まだまだです……」
(菜々さんが優しく手をとってきた。ふわっといい香りがする。服装も、制服じゃなくて……!?)
菜々「少し、目を閉じてください。ご褒美、ですよ?」
(距離が近い。手はそっと頬に添えられて──)
メイ「えっ、ちょ、ちょっと待って、菜々さ──」
(ふわっと指が髪をなでて……顔が、近づいて……!)
──現実
メイ「はっ!!」
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いいにおい
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前回はネタ優先で起承転結が付かず半端になったけど今回はそれなりに形になったと思います
読んでくれた人たちありがとうございます
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挿絵かわちい
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