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ᶘイ^⇁^ナ川のテスト前夜は危険がいっぱいのようです
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和室には忙しなくペンを走らせる音が響いていた。
ᶘイ^⇁^ナ川 ……
明日から虹ヶ咲の期末テストが始まる。
イナ川にとってこの期末テストはとても重要な意味を持っていた。
ぴっぴさん『イナ川さぁ、最近テストの点落ちてない?』
ᶘイ^⇁^ナ川『そですかぁ? 気のせいではぁー?』ケツポリポリ
ぴっぴさん『舐めてんなぁ。お前今度の期末で全科目平均以上取れなかったらお小遣い無しだからな』
ᶘイ^⇁^ナ川『は?』
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がんばれイナちゃん
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いなぴ!いなぴ!
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イナ川のお小遣いは毎月3000円である。
そして、てめぇらも知るように、イナ川がミイリに見抜きを頼む際払う金額も3000円である。
貯金は0。ぴっぴさんから支給されるお小遣いがなくなれば、イナ川はミイリで見抜きすることも出来なくなるのだ。
ᶘイ^⇁^ナ川 カリカリ
ᶘイ^⇁^ナ川 ふぅ……まだ勉強を始めて30分ですか
時計をチラリと見てイナ川はため息をつく。
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ᶘイ^⇁^ナ川 おかしいですね、体感ではもう2時間は経っていたのですが……
現在時刻は21時半。
イナ川の脳内計画では2時間ほど勉強をしてから休憩、後は朝まで頑張る予定であった。
だが、ひたすらにペンを走らせ脳は疲れきったというのにまだ30分しか経っていない。
ᶘイ^⇁^ナ川 一段落ついたしとりあえずは休憩しましょう!
言って、ごろりと寝転がる。一段落といっても、解いた問題はたったの2問である。
ᶘイ^⇁^ナ川 ……なんだかお腹空きましたね
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ᶘイ^⇁^ナ川 確か冷蔵庫にチーズがあったような……
ᶘイ^⇁^;ナ川 って駄目駄目! あんなの食べたら絶対に寝ちゃいますもん!
イナ川はお腹がいっぱいになると眠くなるたちだった。
大事なテスト前夜に何か食べようものなら、寝落ちしてしまって勉強が出来ない。
張り切って晩御飯を抜いたのだが、逆にそれがアダとなったようだ。
ᶘイ^⇁^ナ川 グゥウウ
ᶘイ^⇁^ナ川 うう……テスト勉強とは苦しいものですね……
起き上がり、イナ川は再度机に向かう。
イナ腹が悲しげにきゅうきゅうと悲鳴をあげていた。
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がんばれ✊😳
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ᶘイ^⇁^ナ川 カリカリ
ᶘイ^⇁^ナ川 カリカリ
ᶘイ^⇁^ナ川 ふぅ……もう3時間くらい経ちましたかね?
時刻は22時ちょうど。
イナ川の勉強開始からはまだ1時間しか経過していない。
ᶘイ^⇁^ナ川 なんでこんなに時間の進みが遅いんですかね? 皆と遊んでいる時は時間が早く過ぎるのに
ᶘイ^⇁^ナ川 ……これはもしや『そーたいせいりろん』というやつなのでは!?
ᶘイ^⇁^ナ川 勉強をすると時間が遅くなり、遊ぶと時間が早く過ぎる。体感速度は…… カリカリ
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ᶘイ^⇁^ナ川 うーむ、つまり楽しいと人間は老いやすく、辛いことが多いほど若いんですね。勉強になりました
ᶘイ^⇁^;ナ川 ……って私は一体何を書いてるんですか!!
時刻は現在23時半。
恐ろしいことに、1時間半も『そーたいせいりろん』の検証にあててしまっていたらしい。
勿論そんなものは明日のテストには出てこない。
ᶘイ^⇁^;ナ川 あわわ……わ、私はなんと無駄な時間を……
ᶘイ^⇁^ナ川 気分を切り替えましょう。次は数学です!!
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ᶘイ^⇁^ナ川 ええと、円の面積を求めよ…… カリカリ
ᶘイ^⇁^ナ川 これはπを使って……パイ……
その瞬間、イナ川の脳裏にフラッシュバックが起こった。
それは今日の昼間のことであった。
ᶘイ^⇁^ナ川『ふんふーん♪ おや?』ポテポテ
しずく『重いなぁ……』ヨロヨロ
ᶘイ^⇁^ナ川『しずくさん、そんな重そうな荷物を持ってどうしたんです?』
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しずく『あ、イナ川ちゃん。演劇部の公演で色々小道具を使ったから……』
ᶘイ^⇁^ナ川『片付けをしてるわけですね。少し持ちましょうか?』
しずく『持てるの? イナ川ちゃん小さいし力もあんまり……』
ᶘム^⇁^キ川『持てますもん! 実はムキ川な私を舐めないでください』
しずく『そう? じゃあ……』
ᶘイ^⇁^;ナ川『はい……って重いですー!』ポテッ
しずく『あー、やっぱり』
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かわいい
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イナちゃんお勉強
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ᶘイ;⇁;ナ川『す、すいません落としてしまって』
しずく『いいのいいの。怪我はない?』
ᶘイ^⇁^ナ川『はい! 元気印のイナ川ちゃんです』
しずく『じゃあ一緒に拾おうか』ヒョイヒョイ
ᶘイ^⇁^ナ川『はい……あっ』
イナ川の目に飛び込んできたのは、前屈みになったしずくの胸元からちらりと見えた水色のブラだった。
ボタンとボタンの間から、可愛らしいオシャレなブラがちらりちらりと顔を覗かせている。
ᶘイ^⇁^ナ川『……』
しずく『どうしたの?』
ᶘイ^⇁^ナ川『ブラチラあざす。夜オカズにさせてもらいますね(いいえ、なんでもありませんよ)』
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ᶘイ^⇁^ナ川 お小遣い無しのショックで日課のオナニーを忘れてましたね……
ᶘイ^⇁^ナ川 同級生のブラチラなんて最高のオカズを手に入れたというのにそれを忘れるなんて、イナ川族として失格ですね
ᶘイ^⇁^ナ川 では早速……
机の上のティッシュに手を伸ばしかけたイナ川の手が、止まる。
オナニーは体力を使うし、したあとは賢者タイムとなって勉強なんてする気はなくなる。なにより眠くなるのだ。
ᶘイ^⇁^;ナ川 う……
テスト前夜にオナニーをするのは、みすみす3000円を逃すようなものである。
そんな単純なことが理解できないイナ川ではない。
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ᶘイ;⇁;ナ川 うぅー、したいですーしたいですー
イナ川の目からポロポロと涙が溢れた。
イナ川族の妖精はオナニーをすることに命を賭けている。
そんなイナ川にとってオナニーを我慢するというのは、呼吸を我慢するようなものであった。
ᶘイ^⇁^♯ナ川 大体なんで数学はπなんてエッチな記号を使うんですか!! これが無ければ忘れていられたのに!!
π ……
πに怒りをぶつけてみたところで、πは答えてくれない。
πとて思春期のクソガキ共にオッパイを想起させる為に生まれたわけではないのだ。
ᶘイ^⇁^ナ川 くぅ……テスト勉強は辛いものですねぇ……
カリカリ
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時刻は午前1時を回った。
ぴっぴさんの部屋からは既に電気は消えている。いつも通り下着1枚でヨダレを垂らして大いびきを掻いているのだろう、とイナ川は想像した。
ᶘイ^⇁^ナ川 ふぅ、ふぅ……数学のテスト範囲はなんとか終わりました……
ᶘイ^⇁^ナ川 これでオッπの誘惑からも解放されます…… ヨロヨロ
ふらつく足取りでイナ川は立ち上がる。
尿意が限界だったのだ。それに喉も乾いている。
排尿と、眠気覚ましのコーヒーを作るべくイナ川は歩き出した。
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ᶘイ^⇁^ナ川 ジョロロロ
貴様らもご存知の通り、イナ川は両性具有である。イナ川種固有の特性として、見抜きの時と排尿の時にのみ生えてくる不思議なちんちんを持っているのだ。
イナ川は立っておしっこをするので、よく誤って便器の外に飛ばしてはぴっぴさんに叱られていた。
ᶘイ^⇁^ナ川 ふぅ……
ᶘイ^⇁^ナ川 なんだかおしっこをしたらちょっと頭がスッキリしましたね。コーヒーかまして完璧に目覚めましょう!
なんだか元気になったイナ川は、意気揚々と台所へと歩いていく。
後はコーヒーを淹れて朝まで頑張るだけである。
しかし。
ᶘイ゜⇁゜ナ川 あっ!!
深夜の台所。そこにはヤツがいた。
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カサカサ
電気をつけた瞬間イナ川の目に飛び込んできたのは、我が物顔で床を走り回る黒光りするアイツであった。
Gである。
ゴキブリである。
ᶘイ;⇁;ナ川 こわいですーこわいですー
イナ川とて年頃の乙女である。
ゴキブリなんか目にした日には怖くて震えて泣くことしかできない。
ましてやそんなものがいる空間に入ることなんて出来る訳がない。
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ᶘイ;⇁;ナ川 でもコーヒーを飲まないと寝ちゃいそうです……
ᶘイ;⇁;ナ川 ぴっぴさん……は多分起きてくれないです。一度寝ると朝まで何されても起きませんし……
助けは呼べない。
孤立無援の状態で、台所への入り口でイナ川は泣くことしかできない。
そうしているうちにゴキブリは何処かの隙間に入り、姿はもう見えなかった。
ᶘイ^⇁^ナ川 い、今なら行けますかね……?
ᶘイ^⇁^ナ川 コップに粉を入れてささっとティ○ァールからお湯を注ぐだけ……急げば鉢合わせせずに済むはずです!!
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ᶘイ^⇁^ナ川 よしっ!! ダダッ
イナ川が意を決して飛び込んだ瞬間!!
G ブゥゥゥゥンwww
別の個体が冷蔵庫の上から宙を舞った!!
ᶘイ゜⇁゜ナ川 ピギャァアアアッ!!!
その場で固まり、叫ぶイナ川に迫りくる黒い影!!
ピトッ。
ᶘイ^⇁^ナ川 ……
ᶘイ;⇁;ナ川 ……
イナ川の強く結ばれた髪飾りに、Gは着地した。
ᶘイ;⇁;ナ川 あぎゃぁああああっ!! ジタバタ
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うわあああああああ
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時刻は午前3時。
ᶘホ^⇁^カ川 ……はぁ
シャワーを終えてホカ川となったイナ川。
テスト範囲はまだまだ終わっていない。なんなら終えた範囲も正直あまり覚えていない。
ᶘイ^⇁^ナ川 ここからは気合を入れていかねば……!!
ᶘイ^⇁^ナ川 私にはテスト勉強の適性があります! カリカリ
それでもイナ川はペンを持ち、教科書に向かう。
童貞さんと同じくらい大事なお小遣いだけは何としても死守しなければならない。
その気持ちだけでイナ川は動いていた。
ᶘイ=⇁=ナ川 ウト……
ᶘイ^⇁^ナ川 はっ!!
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ᶘイ=⇁^ナ川 ね……ねむいですぅ……
普段は21時半にはおねむのイナ川ちゃんにとって、午前3時というのは最早限界を遥かに超えた時刻であった。
コーヒーを飲めなかったこと、温かいシャワーを浴びたことがそれに拍車をかける。
ᶘイ^⇁^ナ川 こんな時間に寝たら、そもそも朝起きれません!
ᶘイ^⇁^ナ川 でも……
ᶘイ=⇁=ナ川 今布団に入ったらとっても気持ちよく眠れそうです……
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Gはエグい
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ᶘイ=⇁=ナ川(……そもそも、必死に勉強しなくても平均点くらいは取れるのでは?)
ᶘイ=⇁=ナ川(アホのかすみさんが平均点を押し下げてくれるかもしれませんし)
从cι˘σ ᴗ σ˘『にひひっ、かすみん0点とっちゃいましたよ〜。あっぽーぺん!』
ᶘイ=⇁=ナ川(それにぴっぴさんも鬼じゃないんですから、平均点を下回ってもお小遣いをくれるかもしれません)
ᶘイ=⇁=ナ川(こんなに頑張ったんですから、むしろ増やしてくれるかも……)
人間は限界を越えて眠い時、全てを自分に都合良く考えることがある。
ラ板妖精であるイナ川にとってもそれは同じであった。
ᶘイ=⇁=ナ川(なら、もういいですよね? もう、ゴールしちゃっても……)
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ᶘイ=⇁=ナ川(……すやぴ) zzz
ᶘイ゜⇁゜ナ川(……はっ!!)
ᶘイ^⇁^ナ川 いやいや!! そんな都合良くいくわけないじゃないですか!!
ᶘイ^⇁^ナ川 何私は夢みたいなことを……しっかりと勉強しなくては!!
しかし、限界眠気による都合のいい妄想は案外簡単に振り切れる。ほんの少し目を閉じるだけでも冷静になれるのだ。
イナ川は再度ペンを握る。
頑張れイナ川。負けるなイナ川。
お小遣いの為に、テスト勉強をするんだ!
ᶘイ^⇁^ナ川 ところで今の時刻は…… チラッ
午前6時
ᶘイ^⇁^ナ川 は?
-
ᶘイ^⇁^;ナ川 ふっ、ふざ……ふざけっ!! さっきまで午前3時だったじゃないですか!!
ᶘイ^⇁^;ナ川 なんでほんのちょっと目を閉じただけで3時間も経ってるんですかぁぁぁっ!!
ᶘイ^⇁^ナ川(学校に行くには、遅くとも7時半にはぴっぴさんの家を出なければならない)
ᶘイ^⇁^ナ川(残された時間は1時間半! テスト範囲は……)
マッシロ
ᶘイ^⇁^ナ川 ……
ᶘイ^⇁^ナ川 …………
ᶘイ^⇁^ナ川 ………………
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あちゃー
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ᶘイ^⇁^ナ川 パクパクwwwmgmgwww
ᶘイ^⇁^ナ川 やっぱりチーズは美味しいですねぇ!!
ᶘイ^⇁^ナ川 よし、しずくさんのブラチラでシコりますか!! シコシコ
ᶘイ^⇁^;ナ川 はぁはぁしずくさんっ!! しずくさんっ!! シコシコ
ᶘイ゜⇁゜ナ川 うっ!!! ドピュガワ
ᶘイ^⇁^ナ川 最低です……私って……
ᶘイ^⇁^ナ川 さーて!! 学校行きますか!!! テスト楽しみだなァァァァっ!!!!
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数日後
ぴっぴさん「……」
ᶘイ^⇁^ナ川 ……
ぴっぴさん「数1が17点、数Aが31点」
ぴっぴさん「英語は2点、現代社会が27点エトセトラエトセトラ……国語の88点以外は全部平均点以下ってお前……」
ᶘイ^⇁^ナ川 ベストは尽くしました
ᶘイ^⇁^ナ川 かわいいイナちゃんに免じて許してにぇ?
ぴっぴさん「イナ川、来月から小遣い無しな」
ᶘイ;⇁;ナ川
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どうして栞子からこんなアホな妖精が生まれてしまったんだ
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ヤケクソで草
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ᶘイ^⇁^ナ川 こうして私はお小遣い0円となりました
ᶘイ^⇁^ナ川 ここまで見ていただいた皆さんに伝えたい事は一つ
ᶘイ^⇁^ナ川 テスト前の一夜漬けはやめましょう。誘惑や危険がいっぱいありますからね
ᶘイ^⇁^ナ川 それはそうとして、なんとか見抜き代だけでも稼ぎたいですね……単発バイトでもしましょうか ポチポチ
ᶘイ^⇁^ナ川 ええと『夜中に散歩するだけで時給7000円』『封筒を道に落とすだけで3万円』『軍手を落とすだけで高収入』『空港の横にある神社までの道案内』……
ᶘイ^⇁^;ナ川 怪しいバイト多くないですか? 単発バイトって闇バイトと裏バイトしかないんですか……
jΣミイ˶º ᴗº˶リ ミイミイ!
ᶘイ^⇁^ナ川 おや、ミイさんどうしました?
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jΣミイ˶^ ᴗ^˶リ ミイ!
ᶘイ^⇁^ナ川 えっ!? 私と遊ぶだけで3000円あげる!?
ᶘイ^⇁^ナ川 そんな、悪いですよ! お金なんて貰わなくてもミイさんとは遊びますし!
jΣミイ٩˶^ ᴗ^˶リ۶ ミミミイミ!
ᶘイ;⇁;ナ川 見抜き出来なくて辛そうな私を見たくない? ミイさん……
jΣミイ˶^ ᴗ^˶リ ンミミ
ᶘイ;⇁;ナ川 特別に勉強も見てあげる……ありがとうございます、ミイさんみたいな友達が持てて私は嬉しいですよぉ!! オーイオイオイ
こうしてイナ川ちゃんは怪しいバイトに手を出すことなく、今もミイちゃんと楽しく遊んでいる。
ミイリに勉強を見てもらい出してから成績は伸び、今では学年トップクラスの学力だ。
よかったねイナ川ちゃん!
ᶘイ^⇁^ナ川v ぶい!
このあとしずくのブラチラでシコったことがバレて、しずくには目を合わせてもらえなくなった。
今ではその蛆虫を見るような目でシコっている。
終わり
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オチがひどい
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栞子「まさかイナ川さんにテストで負けるとは思いませんでしたね」
ᶘイ^⇁^ナ川 これでも頑張りましたからね
ᶘイ^⇁^ナ川 もっと褒めてくれてもいいんですよ?
栞子「ええ、偉いですね」ナデナデ
ᶘイ//⇁//ナ川 褒めてくれるのは嬉しいですけどちょ、ちょっとそれは……恥ずかしいですね
かすみ「かすみんも0点取った記念に褒めてよ」
栞子「ええ、偉いですね」ナデナデ
かすみ「えへへ……」
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ᶘイ^⇁^ナ川 かすみさん本当に0点取ったんですか?
かすみ「うん、0点だよ。紛うことなき0点、永遠の0」
ᶘイ^⇁^ナ川 どれどれ
『中すかすみ 0点』
ᶘイ^⇁^ナ川 須が書けなかったんですか?
かすみ「須とはねぇ、絶縁しちゃったからね」
かすみ「あいつ画数多い割に中身がないから……」
ᶘイ^⇁^ナ川 よく虹ヶ咲入れましたねかすみさん
かすみ「入る時は頭良かったんだよ」
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なんか見たことあるヤバいバイトだなぁ…
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ᶘイ^⇁^ナ川 高校に入ってから成績が下がったんですか
かすみ「虹ヶ咲って校風がそうさせたのかもね」
栞子「かすみさんの頭が悪いだけですよ!」
かすみ「え……しお子、かすみんのことそんな風に思ってたの?」
栞子「あ……」
かすみ「友達だと思ってたのに……しお子のバカ!!」ダッ
ᶘイ^⇁^;ナ川 栞子さん今のは無いですよ
栞子「……」
ᶘイ^⇁^;ナ川 かすみさんだってかすみさんなりに頑張ってるんですよ? 糸で吊るされたバナナだって箱と棒を使って取れましたし
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ᶘイ^⇁^ナ川 謝りにいきましょう? 仲直りするなら早いほうが……
栞子「バカって言われたのは初めてです」
ᶘイ^⇁^ナ川 え?
栞子「かすみさんの方がバカなのに、私に向かってバカと……かすみさんなんてもう知りません!!」
ᶘイ^⇁^;ナ川 うっわややこしいことなった面倒くせぇ(そんなこと言わずに仲直りしましょうよ)
栞子「かすみさんとは絶交です!!」
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ᶘイ^⇁^ナ川 というわけで栞子さんとかすみさんの喧嘩を仲裁してくれませんか?
璃奈「やだ」
しずく「なんで私達に頼むの?」プイッ
ᶘイ^⇁^ナ川 同じ一年生じゃないですか。仲良くしたほうがいいに決まってます
璃奈「本当にそう思う?」
ᶘイ^⇁^ナ川 本気でそう思ってますよ、平和主義者なんでね
璃奈「私は少々仲が悪い方がいいと思う」
ᶘイ^⇁^;ナ川 はぁ!?
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しずく「璃奈さんの言う通りだよ」
ᶘイ^⇁^ナ川 しずくさんまで……
しずく「今までが仲良すぎたんだんよ。かすみさん、夜は栞子さんに添い寝してもらって手を握ってもらわなきゃ眠れないって言ってたし」
ᶘイ^⇁^ナ川 私もぴっぴさんにギュッてしてもらわないと寝れませんけどね
ᶘイ^⇁^ナ川 しかしお二人の協力を得られないとは……どうしましょう
しずく「侑さんに頼んでみたら?」
ᶘイ^⇁^ナ川 侑さんに?
璃奈「侑さん、こういう拗れた関係を何とかするの好きだから」
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かすかす…
-
ᶘイ^⇁^ナ川 というわけでお願いしたいんですが
侑「勿論いいよ! 代わりにイナ川ちゃん抱きしめさせて!」
ᶘイ^⇁^;ナ川 いいですけど……そういう目では見ないでくださいね?
侑「分かってるって。んー……抱き心地いいなぁ♡」ギュッ
ᶘイ^⇁^ナ川 侑さん抱っこ上手いですねぇ
侑「歩夢のことよく抱っこしてるからね。それにしてもイナ川ちゃん可愛いなぁ、ときめいちゃうよ〜」クンクン
ᶘイ^⇁^;ナ川 頭の後ろを嗅がないでくださいよ……それで、仲直りさせる案はあるんですか?
侑「もっちろん! 元々は互いが互いをバカ呼ばわりしたのが原因なんだよね?」
侑「だったら……どっちがバカなのか対決させたらいいんだよ!!」
ᶘイ^⇁^ナ川 しお?
-
数日後
侑「……でね、企画の一環として二人にはクイズで対決してほしいんだ」
栞子「はぁ……」
かすみ「えぇー、しお子とですかぁ?」
侑「うん、そうだよ。これ先輩命令なんだけど何か不満でもある?」
栞子「そういう訳では……」ビクッ
かすみ「あ、いえっ……」ビクッ
侑「うんうん、納得してくれたみたいでよかったよ」
ᶘイ^⇁^ナ川(クイズで対決させて、勝敗を決める……)
ᶘイ^⇁^ナ川(全力で競いあった二人は相手のことを認めて、仲直りする)
ᶘイ^⇁^ナ川(本当に上手く行くんですかね?)
-
侑「じゃあ二人ともボタン持ってね。イナ川ちゃんはカメラお願い」
ᶘイ^⇁^ナ川 あーいいよいいよ二人とも。もっと足開いてみようか
栞子「こ、こうですか……?」チラッ
かすみ「かすみん恥ずかしいよぉ……」チラッ
侑「イナ川ちゃん、そういうのいらない」
ᶘイ^⇁^ナ川 あっ、はい
かすみ「しお子には絶対負けないから!」
栞子「ふん、かすみさんが私に勝てるわけないじゃないですか」
かすみ「ぐぬっ……最初からフルスロットルでいきますよ!!」
-
侑「第一問!! エッチになればなるほど固くなるものは!?」
ᶘイ^⇁^ナ川 ちんぽ?
かすみ「ちんぽ!!!」ピンポーン
栞子「ちんぽです!!!」ピンポーン
侑「ち、違うよ?」
かすみ「ちんぽ以外にエッチな状態で固くなるものなんてこの世に存在しませんよ!」
栞子「私達が一年生だからって舐めてるんですか侑さん!!! ちんぽは舐めてほしいですが!!!」
侑「えっと……その、答えは鉛筆でした……」
侑「はは……ちょっとお色気問題的な……ね? あはは……その……そんな目で見ないでよ」
侑「いや本当に……」
このクイズが原因で、後に総理大臣となった中須かすみは鉛筆のHをこの世から消し去る法案を通すこととなる。
-
かすみ「全く!! 侑先輩ったら!!」プンスカ
栞子「ちんぽを甘く見たら痛い目を見ますよ!!」プンスカ
侑「あ、あはは……第二問いっていい?」
ᶘイ^⇁^ナ川 もうクイズはいりませんよ、侑さん
侑「え?」
ᶘイ^⇁^ナ川 ほら、見てくださいよあの二人
かすみ「かすみん総理大臣になったら鉛筆はBからにするよ、こんな不毛な問題作らせちゃ駄目だもん」
栞子「私も応援しますよ。かすみさんならきっとなれるはずです!」
ᶘイ^⇁^ナ川 喧嘩も忘れて元の鞘に収まったようですね
侑「ちんぽが繋いだ友情か……なんだかときめくなぁ」
ᶘイ^⇁^ナ川 何一つ意味分かんないんですけどね
-
栞子「あ……そうだ、かすみさん。須と絶縁したって言ってましたけど」
かすみ「うん、あいつ画数多い割にチャラいもん」
栞子「私は好きですよ、須」
かすみ「えー、なんでぇ? どこがいいの須の」
栞子「大好きな人の名字に入ってるとこですかね」
かすみ「ふーん、好きな人の……ん?」
栞子「……」
かすみ「……もぉ、しお子ったら! かすみんのことだーいすきなんだよねっ!」ギュッ
栞子「し、知りません!」プイッ
かすみ「素直じゃないなぁ」
ᶘイ^⇁^ナ川 私のスレなのに後半影薄くないですか?
侑「そういうこともあるよ」ナデナデ
ᶘイ^⇁^ナ川 侑さん、もっと下を撫でてください
侑「こ、こう?」シコシコ
٩ ᶘイ^⇁^ナ۶川 キャッキャ
終わり
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イナ川を飼いたい乙
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深夜にふさわしい最低で最高なスレ
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栞子もやべー女だった
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感動した
来年から中学の国語の教科書に乗るらしい
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イナちゃん可愛い
当たり前のようにニジガクに馴染んでて笑った
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まともなのjΣミイ˶^ ᴗ^˶リだけかぁ
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これだけ下ネタまみれなのに結構可愛いのズルい
-
乙
ᶘイ^⇁^ナ川、なんで国語だけは成績いいんだ……
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かわいすぎる👏
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