綴理「ううん。見てないよ」
慈「あいつ最近付き合い悪いんだから。どこでなにしてるんだか」
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今日も素敵なスクールアイドル応援ライフを。
梢「ふぅ、卒業式が終わったわね」
梢「校長先生の話が長すぎるのだけれど」
梢「誰からかしら？」
梢「急いで行かなくては」
梢「はぁ、はぁ......」
村野「......」
梢「む、村野さん......？」
梢「いえ、いいのよ。別に忙しくないから」
村野「どうしてもあなたに伝えたいことがあって、あんな手紙を出してしまいました。手紙で全てを伝えてもよかったのですが、この想いだけは直接言いたかったので......」
梢「そ、そう......」
そして何事にも頑張って向かっていくその姿にだんだん惹かれて......」
村野「私は悩んだり苦しい時には、いつもあなたのひたむきな頑張りにはげまされて、
どんな時でも切り抜けてこれました」
梢「......」
あなたにとって迷惑かもしれないけど、もうこれ以上自分の心に嘘はつけないから、この場ではっきり言います」
村野「あなたが好きです。ずっと、あなただけを応援していきたい......」
村野「......勇気を出してよかった......
やっぱり頑張ればなんとかなりますね」
来てくれますか？」
梢「もちろん。喜んで」
村野「それじゃ、あなたの好きな料理教えてください。明日たくさん作って待ってますから♡」
梢「ﾑﾊｰ、 村野さんは優しくて頑張り屋さんで、本当に可愛いわね」
梢「でも次こそはあの子を落としてみせるわ」
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今日も素敵なスクールアイドル応援ライフを。
梢「ふぅ、卒業式が終わったわね」
梢「校長先生の話が長すぎるのだけれど」
梢「さて、女の子に告白しに行こうかしら」
梢「この３年間を無駄にしないためにもあの子に告白しなきゃ......」
梢「あ、日野下さん」
日野下「何かご用ですか？」
日野下「なんですか？ 用があるなら早く言ってください」
梢「私と......私とお付き合いしてくれないかしら？」
日野下「嫌です」
梢「そんな......」
梢「そんなぁ〜」
梢「くぅ〜、辛辣ね...... でも諦めないわ。もう一度1年生から......」
綴理「こず、見つけたよ」
梢「つ、綴理？！」
梢「慈まで？！」
綴理「Link! Like! メモリアル？」
梢「ち、ちがうのよこれはっ」
梢「み、見ないでちょうだい！///」
慈「そんな現実逃避してても私たちの高校３年間はもう終わったんだから。 ほら、帰るわよ」
梢「うぅ......」
思えば筋トレばかりしていたような気がするのだけれど。
なにはともあれ、無事卒業できて本当に良かったわ。
一流大学にも合格できたし。何も言うことはないわね。
でも、私の高校生活本当に、これでよかったのかしら......
この学校の伝説も私にとっては無用の長物だったみたい。
なにが永遠の愛よ......
はぁ......
もう一度、やり直したいのだけれど......
BAD END